JPH1172369A - ボトルの液切れ検出装置及びその液切れ検出方法 - Google Patents

ボトルの液切れ検出装置及びその液切れ検出方法

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JPH1172369A
JPH1172369A JP23317997A JP23317997A JPH1172369A JP H1172369 A JPH1172369 A JP H1172369A JP 23317997 A JP23317997 A JP 23317997A JP 23317997 A JP23317997 A JP 23317997A JP H1172369 A JPH1172369 A JP H1172369A
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JP
Japan
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bottle
light
liquid
receiving unit
emitting unit
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Pending
Application number
JP23317997A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Uematsu
宏彰 植松
Takashi Nakajima
中島  隆
Shinkichi Oishi
伸吉 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 正確にボトル内の液量を確認することの可能
な液切れ検出装置及びその液切れ検出方法を提供するこ
と。 【解決手段】 透明若しくは半透明な部分を有するボト
ル1と、所定の液切れ警報レベルの高さHで前記ボトル
1の透明若しくは半透明な部分を挟んで対峙するように
配置された発光部2と受光部3とを備え、前記受光部2
に相対するボトルの面5は、前記ボトル内の屈折率nの
液体中を進行する発光部2からの光が入射角θ≧Sin
-1(1/n)で入射する面であり、前記ボトル内の液面
が前記液切れ警報レベルの高さHより高い時は、前記発
光部2からの光は前記液体内で全反射されて前記受光部
3は受光せず、前記ボトル1内の液面が前記液切れ警報
レベルの高さHより低い時は、前記発光部2からの光は
ボトル1内を通過し、前記受光部3が受光して液切れを
検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、核酸や血液等の自
動検査装置に使用され、試薬等の液体が充填されるボト
ルの液切れ検出装置及びその液切れ検出方法に係わり、
特に、光学的原理を利用して液切れを検出する検出装置
及びその液切れ検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】核酸や血液等の検査を行う自動検査装置
による自動検査においては、試薬等の液体が収容されて
いるボトルから試薬液等を吸引し、検査プレート等へ運
搬排出する。従って、自動検査中に、検査に要する試薬
や希釈液が切れて一連の検査作業が中断することの無い
ように、自動検査の開始前に、試薬や希釈液等を収容し
ているボトル内の液量を確認する必要がある。例えば、
図9に示すようなボトル50に試薬等の液体が収容され
ている場合を例にとり説明する。ボトル50は、水平方
向に長い直方体状であり、その上面の一端側にボトル口
50aを有する。ボトル50において、0はボトル底レ
ベルを、h(t)は液体の残量レベルを、h0は液の充
填レベルをそれぞれ示している。
【0003】このような、ボトル50にディスポチップ
51を先端に装着したノズル52をボトル50内へ下降
させて試薬液等を吸引する。この時、ノズル52の下降
可能なレベルは、hN迄であり、液面がそれ以下になる
と試薬液等を吸引することができない。このボトル50
内の液体について、吸引できない液体の体積(デッドボ
リューム)Vdは、底面積をSとするとS×hNであ
る。そこで、この液体の残量確認方法として、従来から
種々の方法が取られていた。その方法の一つとして、第
1に使用者の目測による液面検出方法、第2に演算ソフ
トによる液面検出方法、第3に電極の接触による液面検
出方法、第4に超音波による液面検出方法等がある。
【0004】第2の演算ソフトによる液面検出方法は、
使用者はボトルを設置する際に、充填された液量を自動
検査装置に入力する。自動検査装置は、一連の検査作業
の終了後、検査作業に使用した液量を現在残っている液
量から減算する。この差から次に行う一連の検査作業に
必要な液量が残って要るかどうかを判断し、不足してい
る場合は、次に行う一連の検査作業開始前に警告を発す
る方式である。第3の電極の接触による液面検出方法
は、電極対付きノズルをボトル内に下降させて電気絶縁
の消失により液面を検知し、ノズルの下降量から液体の
残量を測定する方式である。第4の超音波による液面検
出方法は、ノズルの先端と液面との間の超音波の往復時
間から液体の残量を測定する方式である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記残
量確認方法は、それぞれ次のような問題点を有してい
る。第1の使用者の目測による液面検出方法は、目測を
するのを忘れたり、目測量を誤ったりする等の人為的問
題を有している。第2の演算ソフトによる液面検出方法
は、充填量を入力するのを忘れたり、充填量の入力を誤
ったりするという人為的問題を有している。更に、これ
に加え、液体の性質による問題をも有している。例え
ば、演算によって正確に液体の残量を計算しようとすれ
ば、液体の揮発による誤差を修正するために、液体が不
揮発性であるかどうかといった液体の種類別性質を記憶
する機能が自動検査装置に必要となる。第3の電極の接
触による液面検出方法は、接触したノズルによる液体の
汚染という問題を有している。第4の超音波による液面
検出方法は、超音波センサやその駆動電気回路、更に超
音波の往復時間を測定する測定電気回路や、その超音波
の往復時間から液体の残量を演算する演算回路といった
機器が安価でないという問題を有している。
【0006】本発明は、上記問題を鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、上記のような人為
的問題や液体の性質による問題、更に、液体の汚染の問
題、加えて製造費用が高くなるという問題が生じず、正
確にボトル内の液量を確認することの可能な液切れ検出
装置及びその液切れ検出方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の本発明のボトルの液切れ検出装置
は、少なくとも一部に透明若しくは半透明な部分を有す
るボトルと、所定レベルの高さで前記ボトルの透明若し
くは半透明な部分を挟んで対峙するように配置された発
光部と受光部とを備え、前記受光部に相対するボトルの
面は、前記ボトル内の屈折率nの液体中を進行する発光
部からの光が入射角θ≧Sin-1(1/n)で入射する
面であり、前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより
高い時は、前記発光部からの光は前記液体内で全反射さ
れて前記受光部は受光せず、前記ボトル内の液面が前記
所定のレベルより低い時は、前記発光部からの光はボト
ル内を通過し、前記受光部が受光して液切れを検出する
ボトルの液切れ検出装置である。
【0008】更に、請求項2に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、請求項1に記載の構成に加え、前記
ボトルに水平方向の幅が狭い少なくとも一部に透明若し
くは半透明である部分を有する突起部又は角部が形成さ
れており、この突起部又は角部の透明若しくは半透明部
分を挟んで前記発光部と受光部とが対峙していることを
特徴とするボトルの液切れ検出装置である。
【0009】また、請求項3に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、直方体の一部が水平方向に対して垂
直に切断され、水平方向の幅が狭い少なくとも一部に透
明若しくは半透明な部分を有する突起部又は角部が形成
されたボトルと、該ボトルを収納する直方体状の収納ケ
ースと、所定レベルの高さで該収納ケースの内側の側面
から、前記突起部又は角部の透明若しくは半透明な部分
を挟んで対峙するように、水平に突出している発光部と
受光部とを備え、前記受光部に相対するボトルの面は、
前記ボトル内の屈折率nの液体中を進行する発光部から
の光が入射角θ≧Sin-1(1/n)で入射する面であ
り、前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより高い時
は、前記発光部からの光は前記液体内で全反射されて前
記受光部は受光せず、前記ボトル内の液面が前記所定の
レベルより低い時は、前記発光部からの光はボトル内を
通過し、前記受光部が受光して液切れを検出するボトル
の液切れ検出装置である。
【0010】更に、請求項4に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、請求項3に記載の構成に加え、前記
突起部又は角部はボトルの一端側に形成されており、前
記発光部と受光部は、その間に前記突起部又は角部を収
納することが可能な距離だけ隔てて一枚の基板に立設す
るように実装され、該基板は前記発光部と受光部との間
に前記突起部又は角部を収納するようにして前記収納ケ
ースの内側の側面に装着されていることを特徴とする液
切れ検出装置である。
【0011】また、請求項5に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、請求項3に記載の構成に加え、前記
突起部又は角部は、切断面を直角に交差させて前記ボト
ルの一端側で水平方向に突出するように形成されている
ボトルの液切れ検出装置である。
【0012】加えて、請求項6に記載の本発明のボトル
の液切れ検出装置は、請求項1又は3に記載の構成に加
え、前記ボトルが、その上面のいずれか一方の端側にボ
トル口を有し、該ボトル口と反対側である他方の端側か
ら該ボトル口側へ向けボトルの底が所定角度傾斜してい
ることを特徴とするボトルの液切れ検出装置である。
【0013】また、請求項7に記載の本発明のボトルの
液切れ検出方法は、少なくとも一部に透明若しくは半透
明な部分を有するボトルと、所定レベルの高さに該ボト
ルの透明若しくは半透明な部分を挟んで対峙するように
配置された発光部と受光部とを用いて、前記ボトル内の
屈折率nの液体中を進行する発光部からの光が入射角θ
≧Sin-1(1/n)で入射可能な面によって前記受光
部に相対するボトルの面を構成し、前記ボトル内の液面
が前記所定のレベルより高い時は、前記発光部からの光
を前記液体内で全反射して前記受光部は受光せず、前記
ボトル内の液面が前記所定のレベルより低い時は、前記
発光部からの光はボトル内を通過し、前記受光部が受光
して液切れを検出するボトルの液切れ検出方法である。
【0014】また、請求項8に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、試薬等の液体が充填されるボトルの
液切れ検出装置であって、液体が光路に存在しないとき
は少なくともその一部に光を透過する部分を有するボト
ルと、前記ボトルの光を透過する部分を挟んで発せられ
た光を受光するように配置された発光部と受光部とを備
え、前記受光部に相対するボトルの面は、前記液体が存
在するときは、受光部に相対するボトルの内面で全反射
されて前記受光部が受光しないようにボトルが形成され
ていることを特徴とするボトルの液切れ検出装置であ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明のボトルの液切れ検出装置
の主要部位の斜視図であり、図2はボトルの突起部又は
角部を上面から見た図であり、本発明の作用を説明する
図でもあり、図3は機器接続を説明するブロック図であ
る。図1において、1は試薬等の液体が充填されるボト
ル、2は発光部、3は受光部である。
【0016】ボトル1は、略直方体をしており、一端側
に水平方向の幅が狭い突起部又は角部1bを有してい
る。また、ボトル1の上面の一端側には、ボトル口1a
が設けられている。前記突起部又は角部1bは、略直方
体をしたボトルの一端側を水平方向に対して垂直に切断
して形成したものである。その切断面4、5は図2に示
すように、直角に交差しており、発光部2からの受光部
3への光の進行を妨げ無いように、光路となる部分は透
明若しくは半透明であり、且つ、平らな面である。尚、
試薬等の液体に影響が無ければ、突起部又は角部1b及
びボトル1全体を透明若しくは半透明としても良い。発
光部2は発光ダイオード等の発光素子、受光部3はフォ
トダイオード等の受光素子から形成されている。光とし
ては、検査室内の蛍光灯等によって誤動作しないように
赤外線を使用している。
【0017】また、発光部2及び受光部3は所定の液切
れ警報レベルの高さHに、前記突起部又は角部1bを挟
んで対峙して設けられている。前記所定の液切れ警報レ
ベルの高さHは、例えば、次のような式によって定め
る。H=(Vd+R)/S。これは、自動検査装置のノ
ズルが吸引できないデッドボリュームVdに一連の検査
作業に要する液体の量Rを加算し、底面積Sで割った値
である。更に、前記ボトル1は、前記ボトル口側1aに
液体を集中するように、前記ボトルのボトル口1aと反
対側である他方の端側1cが所定角度Ψだけ持ち上げら
れて固定されている。こうすれば、実際のデッドボリュ
ームVdが少なくなる。この所定角度Ψだけ持ち上げて
固定する代わりに、ボトル1の底の内面を予めボトル口
1aと反対側である他方の端側1cから前記ボトル口1
a側へ向け傾斜させておいてもよい。更に、前記ボトル
口1a側への傾斜の代わりに、ボトル口1a側をボトル
口と反対側である他方の端側1cよりも深めにして前記
ボトル口1aの真下に液溜まりを形成するようにしても
同様の効果がある。
【0018】また、図1に示す実施例では、ボトル口1
a側に発光部2及び受光部3を設けて前記ボトル1を前
記ボトル口1a側へ傾斜させているので、前記所定の液
切れ警報レベルの高さHは、(Vd+R)/Sに近似し
た比較的少なめな値に設定できる。逆に、ボトル口と反
対側である他方の端側に発光部及び受光部を設けて前記
ボトルを前記ボトル口側へ傾斜させる場合は、所定の液
切れ警報レベルの高さHは、(Vd+R)/Sに近似し
た比較的多めな値に設定できる。
【0019】次に、受光部3に相対するボトル1の面5
について図2を参照しつつ説明する。図2において、切
断面5が受光部3に相対する面であり、屈折率nの液体
中を進行する発光部2からの光が、この切断面5の部分
で全反射されるように形成されている。屈折率nの液体
中を進行する発光部2からの光が、この切断面5の部分
で全反射される条件は、ボトル1の外側の媒質、即ち、
空気の屈折率をn0 =1とし、切断面5への入射角θと
すると、θ≧Sin-1(1/n)である。この条件を満
たすように、前記切断面5は形成されている。
【0020】ところで、上記全反射の条件からすると、
試薬等の液体は種類によって異なる屈折率を有するた
め、この受光部3に相対するボトルの面5の形成は、液
体の種類毎に異なって加工されなければならないことに
なる。一方、自動検査装置に使用される試薬等の種々の
液体の屈折率は、所定の範囲内にあることが確認されて
いる。そこで、本実施例では、この所定の範囲内にある
屈折率を有する液体に対しては、同一のボトルを使用で
きるように、受光部3に相対するボトルの面5の形成を
工夫している。それが、切断面4及び5を直角に交差さ
せたことである。切断面4及び5が直角に交差し、発光
部2からの光が入射角θ1 =π/4で、屈折率n0 =1
の空気中からボトル1内の屈折率nの液体に入射する
と、ボトル1内の液体中を進行する発光部2からの光
は、切断面5の部分で入射角θ=(π/2−θ2 )で入
射する。
【0021】 切断面4において、 Sinθ1 /Sinθ2 =n/n0 √2 /Sinθ2 =n/1 Sinθ2 =√2/n (1) 切断面5において、 Sinθ3 /Sinθ =n/n0 Sinθ3 /Sin(π/2−θ2 )=n/1 Sinθ3 /Cosθ2 =n Sinθ3 =n×Cosθ2 (2) 式(1)及び(2)より Sinθ3 =√(n2 −2) 理想的な光軸のとき、全反射条件を満たすには、π/2<θ3 から Sinθ3 =√(n2 −2)>1 √3<n (3)
【0022】以上から屈折率nが√3<nの範囲の液体
であれば、本実施例のボトル1によって液切れの検出が
行えることになる。自動検査装置に使用される試薬等の
種々の液体の屈折率は、この範囲内にあるので、本実施
例のように切断面4及び5を直角に交差させたボトル1
を使用すると、一々、液体の種類に合わせて受光部3に
相対するボトル1の面5の加工を変える必要がないこと
が判る。
【0023】次に、本発明のボトルの液切れ装置の主な
部位の接続を図3によって説明する。受光部3は、CP
U等の制御ブロック6に接続され、この制御ブロック6
は、CRT等の表示装置7に接続されている。ボトル1
内の液面が所定の液切れ警報レベルの高さHより低い場
合、発光部2からの光はボトル内の空気中を進行するこ
ととなり、ボトル1の切断面5の部分で反射されず受光
部3へと届く。前記発光部2からの光を受光した受光部
3は、受光信号を制御ブロック6に送信する。受光信号
を受け取った制御ブロック6では、表示装置7に“液切
れアラーム”を表示させる。
【0024】上記構造のボトルの液切れ検出装置による
液切れ検出方法を図2及び図3を参照しつつ説明する。
所定の液切れ警報レベルの高さHで前記ボトル1の突起
部又は角部1bの透明若しくは半透明な部分を挟んで対
峙するように発光部2と受光部3とを配置することによ
り、ボトル1内の液面が所定の液切れ警報レベルの高さ
Hより高い場合には、発光部2からの光を、切断面4に
おいて空気から屈折率nの液体に移動する際の屈折によ
って光軸からずれた状態で進入させる。そして、更に、
前記受光部3に相対するボトルの面5を、前記ボトル
1内の液体中を進行する発光部2からの光が入射角θ≧
Sin-1(1/n)で入射する面5とすることにより、
ボトル1内の液体中を進行してきた発光部2からの光を
切断面5において全反射する。このようにボトル1内の
液面が所定の液切れ警報レベルの高さHより高い場合に
は、発光部2からの光を受光部3へと届かないようにし
て制御ブロック6へは受光信号を送らず、表示装置7に
は“液切れアラーム”の表示をさせない。
【0025】ボトル1内の液面が所定の液切れ警報レベ
ルの高さHより低い場合は、発光部2からの光にボトル
1内の空気中を進行させ、切断面4及び切断面5におい
て、全反射すること無く、二点鎖線で示された光軸の通
りボトル1内を直進させ、受光部3へと届くようにす
る。そして、前記発光部2からの光を受光した受光部3
に、受光信号を制御ブロック6に送信させ、受光信号を
受け取った制御ブロック6によって、表示装置7に“液
切れアラーム”を表示させる。このようにして、ボトル
1内の液面が所定の液切れ警報レベルの高さHより低い
場合は、ボトル1内の液切れを検出する。
【0026】上記のように本発明のボトルの液切れ検出
装置及び液切れ検出方法は、所定の形状にボトル1を形
成し、発光部2と受光部3を所定の位置に配置するだけ
でよく、液面の目測や充填量の入力といった人為的操作
が必要とされないので人為的操作による誤りがない。ま
た、液が切れたか否かの判断は、受光部3が光を受領し
たかどうかの信号の有無によって行うので、液体の残量
を計算するために液体の揮発性等の性質を考慮する必要
がなく、液体の性質による問題が生じ無い。更に、高価
な回路を必要としない。加えて、液体には非接触である
ので、液体を汚染するという問題が生じない。
【0027】更に、ボトル1の突起部又は角部1bの周
囲に発光部2及び受光部3を近接して配置しているの
で、ボトル1の周囲に発光部2及び受光部3を配設した
ことによる余計な出っ張り等が少なくなり、ボトルと発
光部2及び受光部3との一体感が増す。そのため、ボト
ルと発光部2及び受光部3とが占める空間の形が複雑な
らず、ボトル1と発光部2及び受光部3とを自動検査装
置に配設する際の配設空間が確保し易くなる。
【0028】次に、図4及び図5に本発明の他の実施例
を示す。図4はボトル10の突起部又は角部を上面から
見た図であり、直方体の一部を水平方向に対して垂直に
切断してボトルの突起部又は角部を形成したのは、図1
に示す実施例と同じである。しかし、切断断面14と切
断断面15が直角に交わっていないところが、図1に示
す実施例と異なる。この場合も、受光部3に相対するボ
トルの面、即ち、切断面15は、前記ボトル10内の屈
折率nの液体中を進行する発光部2からの光が入射角θ
≧Sin-1(1/n)で入射するように形成されてい
る。そして、前記ボトル10内の液面が所定の液切れ警
報レベルの高さより高い時は、前記発光部2からの光は
前記液体内で全反射されて前記受光部3は受光せず、前
記ボトル10内の液面が前記所定の液切れ警報レベルの
高さより低い時は、前記発光部2からの光はボトル10
内を通過し、前記受光部3が受光して液切れを検出す
る。
【0029】図5はボトル20の一端側を上面から見た
図であり、ボトル20に特別な突起部又は角部を形成し
ないで、直方体状のボトルの角部をそのまま利用した例
である。所定の液切れ警報レベルの高さHで、前記直方
体状のボトル20の一端側の角を挟んで対峙するように
発光部2と受光部3を配置した。この場合にも、少なく
とも発光部2と受光部3に挟まれたボトルの部分は透明
若しくは半透明となっており、前記発光部2からの光が
ボトル20内の空気中を通過し、受光部3に届くことが
可能となっている。そして、発光部2と受光部3とで挟
んでいるボトルの面24及び25は互いに直交してお
り、受光部3に相対するボトルの面25は、前記ボトル
20内の屈折率nの液体中を進行する発光部2からの光
が入射角θ≧Sin-1(1/n)で入射するように形成
されている。従って、図1に示したボトルの液切れ検出
装置と同様の作用及び効果を奏する。それに加えて、図
5に示したボトルの液切れ装置は、従来から使用されて
いる直方体状のボトルをそのまま利用できるという利便
がある。
【0030】更に、本発明の他の実施例を図6及び図7
を参照しつつ説明する。図6は本発明の他の実施例の斜
視図であり、図7(a)は図6の突起部又は角部分の上
面図であり、図7(a)は図6の突起部又は角部分の側
面図である。図7において、符号30はボトル、31は
収納ケース、32はスペーサ、33は基板である。図6
において、図1に示された実施例と同様の働きをするも
のについては、同様の符号付し説明を省略する。図6に
おいて、図1に示された実施例と異なるところは、ボト
ル30のボトル口が発光/受光素子と反対側に付いてお
り、更に、ボトル30が直方体状の収納ケース31に入
れられていることである。
【0031】ボトル30は、略直方体をしており、一端
側に水平方向の幅が狭い突起部又は角部30bを有して
いる。また、ボトル30の上面の他端側には、ボトル口
30aが設けられている。前記突起部又は角部30b
は、図1に示したボトル1と同様に、略直方体をしたボ
トルの一端側を水平方向に対して垂直に切断して形成し
たものである。その切断面4、5は図7(a)に示すよ
うに、直角に交差しており、発光部2からの受光部3へ
の光の進行を妨げ無いように、光路となる部分は透明若
しくは半透明であり、且つ、平らな面である。そして、
受光部3に相対する面である切断面5は、屈折率nの液
体中を進行する発光部2からの光が、この切断面5の部
分で全反射されるように形成されている。
【0032】収納ケース31は、前記ボトル30を収納
可能な容積を有する直方体状の収納ケースである。収納
ケース31に前記ボトル30を収納すると、突起部又は
角部30bの切断面4及び5と収納ケース31の内壁と
の間に2つの三角柱状の空間が形成される。この2つの
空間にそれぞれ発光部2と受光部3が配設されている。
発光部2と受光部3は、所定の液切れ警報レベルの高さ
Hで収納ケース31の内側の側面から、前記突起部又は
角部30bの透明若しくは半透明な部分を挟んで対峙す
るように、水平に突出している。更に、前記収納ケース
31は、収納しているボトル30のボトル口側30aに
液体を集中させるために、前記ボトル口30aと反対側
の一端31aが所定角度Ψだけ持ち上げられて固定され
ている。こうすれば、実際のデッドボリュームVdが少
なくなる。この所定角度Ψだけ持ち上げて固定する代わ
りに、収納ケース31の底の内面を予めボトル口30a
と反対側の一端側31aから前記ボトル口30a側へ向
け傾斜させておいてもよい。
【0033】更に、前記発光部2と受光部3は、図7に
示すように、前記切断面4及び5によって構成される突
起部又は角部30bをその間に収納することが可能な距
離だけ隔てられ、一枚の基板33に立設するように実装
されている。そして、前記基板33は前記発光部2と受
光部3との間に前記突起部又は角部30bを収納するよ
うにして前記収納ケース31の内側の側面に装着されて
いる。前記発光部2と受光部3が収納ケース31の内側
の側面からボトル30の切断面4及び5側へ水平に突出
する距離は、スペーサ32によって調整され、前記発光
部2と受光部3との距離は、ボトル30の前記突起部又
は角部30bを構成している切断面4及び5にそれぞれ
が軽く当接する位の距離である。
【0034】発光部2と受光部3が配設される所定の液
切れ警報レベルの高さHは、発光部2と受光部3が実装
される基板33上の位置によって定められる。従って、
基板33が収納ケース31に装着された時の発光部2と
受光部3が配設される液切れ警報レベルの高さHを変え
たい時は、発光部2と受光部3の高さを変えるとよい。
【0035】上記構造の本発明のボトルの液切れ検出装
置によれば、直方体の一部を水平方向に対して垂直に切
断して突起部又は角部30bをボトル30に形成し、こ
のボトル30を直方体状の収納ケース31に収納し、こ
の収納ケース31の内側の側面とボトルの突起部又は角
部30bとの間に形成される空間に収容されるように収
納ケース31の内側の側面に発光部2及び受光部3を設
けているので、ボトルの液切れ検出装置の外観は一つの
直方体となり、簡素な形状となっている。また、収納ケ
ース31内にボトル30を置くだけで発光部2及び受光
部3は、ボトルの所定の液切れ警報レベルの高さHに配
置されることになるので、ボトルの交換を行っても発光
部2及び受光部3のボトルへ30の設置が容易にでき
る。更に、発光部2と受光部3を一枚の基板33に実装
すると、基板33を前記収納ケースの内側の側面に装着
するだけで、発光部2と受光部3を前記収納ケース31
の所定位置へ配設できる。そのため、発光部2及び受光
部3のボトル30への設置が容易となる。
【0036】尚、収納ケース31に収納されるボトル
は、切断面4及び5が直角に交差するものに限らない。
図4に示したボトル10や図8に示すようなボトル40
であってもよい。前記発光部2と受光部3の間に収納可
能な突起部又は角部が形成され、且つ、前記受光部3に
相対するボトルの面が、前記ボトル内の屈折率nの液体
中を進行する発光部2からの光が入射角θ≧Sin
-1(1/n)で入射する面で構成されたボトルであれば
よい。
【0037】
【発明の効果】請求項1と8及び7に記載の本発明のボ
トルの液切れ検出装置及び液切れ検出方法は、所定の形
状にボトルを形成し、発光部と受光部を所定の位置に配
置するだけでよく、液面の目測や充填量の入力といった
人為的操作が必要とされないので人為的操作による誤り
がないという効果を奏する。また、液が切れたか否かの
判断は、受光部が光を受領したかどうかの信号の有無に
よって行うので、液体の残量を計算するために液体の揮
発性等の性質を考慮する必要がなく、液体の性質による
問題が生じ無いという効果を奏する。更に、液体の残量
を計算するための演算ソフトや回路を必要としない分、
安価であるという効果を奏する。加えて、液体には非接
触であるので、液体を汚染するという問題が生じないと
いう効果を奏する。
【0038】更に、請求項2に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置によれば、請求項1に記載の効果に加え
て、ボトルの突起部又は角部の周囲に発光部及び受光部
を近接して配置しているので、ボトルの周囲に発光部及
び受光部を配設したことによる余計な出っ張り等が少な
くなり、ボトルと発光部及び受光部との一体感が増す。
そのため、ボトルと発光部及び受光部とが占める空間の
形が複雑ならず、ボトルと発光部及び受光部とを自動検
査装置に配設する際の配設空間が確保し易くなる。
【0039】請求項3に記載の本発明のボトルの液切れ
検出装置は、請求項1に記載の効果に加え、その外観が
一つの直方体と簡素な形状であるので、自動検査装置に
配設する際の配設空間が確保し易くなるという効果を奏
する。また、発光部及び受光部のボトルへの設置が収納
ケース内にボトルを置くだけと容易であるので、ボトル
の交換がし易いという効果を奏する。
【0040】更に、請求項4に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、請求項3に記載の効果に加え、前記
発光部と受光部が実装された一枚の基板を前記収納ケー
スの内側の側面に装着するだけで、発光部と受光部を前
記収納ケースの所定位置への配設できるので、発光部及
び受光部のボトルへの設置が更に容易となる。
【0041】また、請求項5に記載の本発明のボトルの
液切れ検出装置は、請求項3に記載の効果に加え、前記
突起部又は角部が、前記ボトルの一端側で水平方向に突
出するように切断面を直角に交差させて形成されている
ので、所定の屈折率の範囲内にある液体であれば、屈折
率の異なる試薬等であっても前記発光部からの光を前記
液体内で全反射する。その結果、屈折率の異なる試薬等
であっても所定の屈折率の範囲内にある液体であれば、
ボトルの形状を変えずにボトルの液切れ検査が行えると
いう効果を奏する。
【0042】加えて、請求項6に記載の本発明のボトル
の液切れ検出装置によれば、請求項1又は3に記載の効
果に加え、前記ボトルが、その上面のいずれか一方の端
側にボトル口を有し、該ボトル口と反対側である他方の
端側から該ボトル口側へ向けボトルの底が所定角度傾斜
しているので、ボトル口側へ液体が集中し易い。その結
果、液体の残量が少なくなった場合に自動検査装置のノ
ズルが吸引できないデッドボリュームが減少し、試薬等
の液体を無駄無く使用できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施のボトルの液切れ検出装置の主要部
位の斜視図である。
【図2】図1に記載のボトルの突起部又は角部を上面か
ら見た図である。
【図3】図1に記載のボトルの液切れ検出装置の機器接
続を説明するブロック図である。
【図4】本発明実施の他のボトルの液切れ検出装置の突
起部又は角部を示す上面図である。
【図5】本発明実施の他のボトルの液切れ検出装置を示
す上面図である。
【図6】本発明実施の更に他のボトルの液切れ検出装置
の斜視図である。
【図7】図6に記載の突起部又は角部分の上面図及び側
面図である。
【図8】本発明実施の他のボトルの液切れ検出装置の突
起部又は角部を示す上面図である。
【図9】自動検査装置に使用されボトルを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】 1 ボトル 1a ボトル口 1b 突起部又は角部 1c ボトル口と反対側 2 発光部 3 受光部 4 切断面 5 切断面 H 液切れ警報レベルの高さ Ψ ボトルの傾斜角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大石 伸吉 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試薬等の液体が充填されるボトルの液切
    れ検出装置であって、少なくとも一部に透明若しくは半
    透明な部分を有するボトルと、 所定レベルの高さで前記ボトルの透明若しくは半透明な
    部分を挟んで対峙するように配置された発光部と受光部
    とを備え、 前記受光部に相対するボトルの面は、前記ボトル内の屈
    折率nの液体中を進行する発光部からの光が入射角θ≧
    Sin-1(1/n)で入射する面であり、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより高い時は、
    前記発光部からの光は前記液体内で全反射されて前記受
    光部は受光せず、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより低い時は、
    前記発光部からの光はボトル内を通過し、前記受光部が
    受光して液切れを検出するボトルの液切れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記ボトルに水平方向の幅が狭い少なく
    とも一部に透明若しくは半透明である部分を有する突起
    部又は角部が形成されており、この突起部又は角部の透
    明若しくは半透明部分を挟んで前記発光部と受光部とが
    対峙していることを特徴とする請求項1に記載のボトル
    の液切れ検出装置。
  3. 【請求項3】 試薬等の液体が充填されるボトルの液切
    れ検出装置であって、直方体の一部が水平方向に対して
    垂直に切断され、水平方向の幅が狭い少なくとも一部に
    透明若しくは半透明な部分を有する突起部又は角部が形
    成されたボトルと、 該ボトルを収納する直方体状の収納ケースと、 所定レベルの高さで該収納ケースの内側の側面から、前
    記突起部又は角部の透明若しくは半透明な部分を挟んで
    対峙するように、水平に突出している発光部と受光部と
    を備え、 前記受光部に相対するボトルの面は、前記ボトル内の屈
    折率nの液体中を進行する発光部からの光が入射角θ≧
    Sin-1(1/n)で入射する面であり、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより高い時は、
    前記発光部からの光は前記液体内で全反射されて前記受
    光部は受光せず、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより低い時は、
    前記発光部からの光はボトル内を通過し、前記受光部が
    受光して液切れを検出するボトルの液切れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記突起部又は角部はボトルの一端側に
    形成されており、前記発光部と受光部は、その間に前記
    突起部又は角部を収納することが可能な距離だけ隔てて
    一枚の基板に立設するように実装され、該基板は前記発
    光部と受光部との間に前記突起部又は角部を収納するよ
    うにして前記収納ケースの内側の側面に装着されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のボトルの液切れ検出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記突起部又は角部は、切断面を直角に
    交差させて前記ボトルの一端側で水平方向に突出するよ
    うに形成されていることを特徴とする請求項3に記載の
    ボトルの液切れ検出装置。
  6. 【請求項6】 前記ボトルは、その上面のいずれか一方
    の端側にボトル口を有し、該ボトル口と反対側である他
    方の端側から該ボトル口側へ向けボトルの底が所定角度
    傾斜していることを特徴とする請求項1又は3に記載の
    ボトルの液切れ検出装置。
  7. 【請求項7】 試薬等の液体が充填されるボトルの液切
    れ検出方法であって、少なくとも一部に透明若しくは半
    透明な部分を有するボトルと、 所定レベルの高さに該ボトルの透明若しくは半透明な部
    分を挟んで対峙するように配置された発光部と受光部と
    を用いて、 前記ボトル内の屈折率nの液体中を進行する発光部から
    の光が入射角θ≧Sin-1(1/n)で入射可能な面に
    よって前記受光部に相対するボトルの面を構成し、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより高い時は、
    前記発光部からの光を前記液体内で全反射して前記受光
    部は受光せず、 前記ボトル内の液面が前記所定のレベルより低い時は、
    前記発光部からの光はボトル内を通過し、前記受光部が
    受光して液切れを検出するボトルの液切れ検出方法。
  8. 【請求項8】 試薬等の液体が充填されるボトルの液切
    れ検出装置であって、液体が光路に存在しないときは少
    なくともその一部に光を透過する部分を有するボトル
    と、 前記ボトルの光を透過する部分を挟んで発せられた光を
    受光するように配置された発光部と受光部とを備え、 前記受光部に相対するボトルの面は、前記液体が存在す
    るときは、受光部に相対するボトルの内面で全反射され
    て前記受光部が受光しないようにボトルが形成されてい
    ることを特徴とするボトルの液切れ検出装置。
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