JPH1172584A - 機器モジュールおよび電子機器 - Google Patents

機器モジュールおよび電子機器

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JPH1172584A
JPH1172584A JP9247617A JP24761797A JPH1172584A JP H1172584 A JPH1172584 A JP H1172584A JP 9247617 A JP9247617 A JP 9247617A JP 24761797 A JP24761797 A JP 24761797A JP H1172584 A JPH1172584 A JP H1172584A
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JP
Japan
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screw
upper housing
housing
module
circuit board
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Application number
JP9247617A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Matsunaga
光夫 松永
Tadashi Sakurazawa
正 桜沢
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示部の設置スペースおよび表示領域を広く
できるとともに、ねじ止め個所を最小限に抑え、部品点
数を大幅に削減し、取付作業性の向上を図る。 【解決手段】 地板の係合フック27aを上部ハウジン
グ11の外周面の係止突起31に係脱可能に係合させ
て、回路基板を挟んだ状態で上部ハウジング11と下部
ハウジングとを固定するとともに、周縁部における係合
フック27aと異なる2か所にねじ部材37を取り付
け、ねじ部材37によって液晶表示パネル14を除い
て、上部ハウジング11から地板までを締め付け固定す
るので、耐衝撃性を確保した状態で時計モジュール10
を一体化でき、かつねじ止め個所を2か所にでき、この
ためねじ部材37の取付スペースを狭くでき、これによ
り液晶表示パネル14の設置スペースおよびその表示領
域を広くでき、ねじ止め個所を最小限でにでき、部品点
数を削減でき、取付作業性の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機器モジュール
および電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器である電子腕時計の時計
モジュールには、図20〜図22に示すように構成され
たものがある。すなわち、この時計モジュールは、上部
ハウジング1と下部ハウジング2とを備えている。上部
ハウジング1と下部ハウジング2との間には回路基板3
が配置されており、上部ハウジング1内には液晶表示パ
ネル4が上方に露出した状態で収納されている。この液
晶表示パネル4は、その下面がインターコネクタ5によ
って回路基板3に電気的に接続された状態で保持され、
かつ上面の端部が表示押え板6によって上方に抜けない
ように押えられている。さらに、下部ハウジング2の下
面には地板7が配置されている。この地板7の周縁部に
おける所定個所には、回路基板3の外周面に接離可能に
接触する接点ばね7aが設けられている。
【0003】そして、この時計モジュールは、確実かつ
強固に一体化を図って耐衝撃性を確保するために、図2
0に示すように、「12時」付近の2か所および「6
時」付近の2か所の合計4か所がねじ部材8によって締
め付け固定されている。このねじ部材8は、図22に示
すように、液晶表示パネル4を除いて、上部ハウジング
1から回路基板3を介して下部ハウジング2に貫通して
パイプ状の雌ねじ8aが埋め込まれ、このパイプ状の雌
ねじ8aの上部側に表示押え板6を通して上側ねじ8b
が螺合し、パイプ状の雌ねじ8aの下部側に地板7を通
して下側ねじ8cが螺合し、これら上側ねじ8bおよび
下側ねじ8cを適宜締め付けることにより、上部ハウジ
ング1と下部ハウジング2とをその間に回路基板3を挟
んで固定するとともに、表示押え板6および地板7をも
一体的に固定するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな時計モジュールでは、確実かつ強固に一体化を図っ
て耐衝撃性を確保するために、「12時」付近および
「6時」付近の合計4か所をねじ部材8によって締め付
け固定しているため、ねじ部材8の取付スペースが大き
くなり、これに伴って液晶表示パネル4の設置スペース
が制約されて狭くなり、液晶表示パネル4の表示領域が
狭くなるという問題がある。また、この時計モジュール
では、ねじ部材8がパイプ状の雌ねじ8a、上側ねじ8
b、下側ねじ8cで構成され、しかもこのねじ部材8を
4か所に設置しなければならないため、部品点数がきわ
めて多く、取付作業も煩雑になり、組立作業性がきわめ
て悪いという問題もある。
【0005】この発明の課題は、表示部の設置スペース
および表示領域を広くできるとともに、ねじ止め個所を
最小限に抑え、部品点数を大幅に削減し、取付作業性の
向上を図ることである。また、この発明の他の課題は、
耐衝撃性を確保し、かつ機器モジュールの設置スペース
および機器モジュール自体を大きくできるようにするこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上部ハウジングと下部ハウジングとを備え、上部ハウジ
ングに表示部を上方に露出した状態で収納し、かつ上部
ハウジングと下部ハウジングとの間に回路基板を配置し
た機器モジュールにおいて、下部ハウジングの下側に配
置され、その周縁部の対向個所にそれぞれ設けられた係
合部がこれと対応する上部ハウジングの外周面に設けら
れた係止部にそれぞれ係脱可能に係合する押え板と、こ
の押え板の係合部と異なる位置における周縁部の対向個
所に、表示部を除いて上部ハウジングから押え板に貫通
して取り付けられ、上部ハウジング、回路基板、下部ハ
ウジング、および押え板までを締め付け固定するねじ部
材とを備えたことを特徴とする。
【0007】したがって、この発明によれば、下部ハウ
ジングの下側に配置された押え板の係合部が上部ハウジ
ングの外周面に設けられた係止部に係合することによ
り、回路基板を挟んだ状態で上部ハウジングと下部ハウ
ジングとを固定することができるとともに、押え板の係
合部と異なる位置における周縁部の対向個所にねじ部材
を取り付け、このねじ部材によって表示部を除く上部ハ
ウジング、回路基板、下部ハウジング、および押え板を
締め付け固定するので、耐衝撃性を確保した状態で一体
化できるとともに、ねじ止め個所を2か所にすることが
でき、このためねじ部材の取付スペースを狭くすること
ができ、これにより表示部の設置スペースおよび表示領
域を広くすることができるとともに、ねじ止め個所を最
小限に抑えることができ、部品点数を大幅に削減でき、
取付作業性の向上を図ることができる。
【0008】この場合、請求項2に記載のごとく、ねじ
部材が、雌ねじ部を有する中空状の第1ねじと、この第
1ねじの雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有する第2ねじ
とを備え、表示部を除いて上部ハウジングから押え板に
貫通する取付孔の一方より第1ねじを挿入し、取付孔の
他方より第2ねじを挿入し、この第2ねじの雄ねじ部を
第1ねじの雌ねじ部に螺合させて締め付け固定する構成
であれば、ねじ部材自体の部品点数を従来のものよりも
削減でき、しかも部品点数が少なくても、従来のものと
同程度の取付強度を確保することができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、機器ケース
内に機器モジュールを組み込んだ電子機器において、機
器モジュールの上面における少なくとも周縁部に配置さ
れた第1緩衝部材と、機器モジュールの下部に設けられ
た第2緩衝部材とを備え、第1緩衝部材と第2緩衝部材
とを介在させて機器モジュールを機器ケース内に組み込
んだことを特徴とする。したがって、この発明によれ
ば、機器モジュールの上面における少なくとも周縁部に
配置された第1緩衝部材と、機器モジュールの下部に設
けられた第2緩衝部材とによって、機器ケース内に組み
込まれた機器モジュールの耐衝撃性を確保することがで
き、このため機器モジュールの外周面に緩衝部材を設け
る必要がないので、その分、機器ケースを小さくでき、
電子機器の小型化を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]以下、図1〜図11を参照して、この
発明を時計モジュールに適用した第1実施形態について
説明する。図1は時計モジュールの上面図、図2はその
右側面図、図3はその下面図である。この時計モジュー
ル10は、上部ハウジング11と下部ハウジング12を
備えている。上部ハウジング11と下部ハウジング12
との間には回路基板13が配置されており、上部ハウジ
ング11内には液晶表示パネル14が上方に露出した状
態で収納されている。さらに、下部ハウジング12内に
は釦型の電池15が下側から収納されており、下部ハウ
ジング12の下面には地板(押え板)16が配置されて
いる。
【0011】回路基板13の上面には、図4および図5
に示すように、そのほぼ中央にLSIチップ17が設け
られ、このLSIチップ17の上辺側および下辺側に表
示用の接続電極18が左右方向に配列形成され、さらに
周縁部に抵抗やコンデンサなどのチップ部品19が設け
られている。また、回路基板13の外周面における「3
時」側および「9時」側の4か所には、図4〜図6に示
すように、スイッチ用の接点電極20がそれぞれ設けら
れている。さらに、回路基板13の下面には、図5およ
び図6に示すように、水晶振動子21、トリマーコンデ
ンサ22、ICチップ23、トランジスタ24などの各
種の電子部品が設けられている。
【0012】この場合、水晶振動子21は、図7(a)
および(b)に示すように、その外周面に円筒状の緩衝
ゴム25が装着され、この状態で回路基板13の下面に
取り付けられている。そして、この水晶振動子21は、
図7(c)に示すように、下部ハウジング12に設けら
れた部品収納凹部12a内に配置されている。緩衝ゴム
25は、ポリウレタン、ウレタン、シリコーンなどから
なり、硬度が50°〜90°程度で、スポンジなどに比
べて塑性変形しにくいものである。また、水晶振動子2
1は、緩衝ゴム25の厚さだけ部品全体が厚くなるた
め、部品収納凹部12aの底部およびその下側の地板1
6に開口部16aを形成し、この開口部16a内に緩衝
ゴム25の下部が外部に突出することなく配置されてい
る。
【0013】液晶表示パネル14は、時刻などの情報を
電気光学的に表示するものであり、図8および図9に示
すように、両側下面が回路基板13の接続電極18上に
それぞれ立設されたインターコネクタ26によって回路
基板13と電気的に接続された状態で支持されていると
ともに、その両側の上端面がそれぞれ表示押え板27に
上方に抜けないように押えられている。この場合、液晶
表示パネル14の下には、半透過反射板71と、EL素
子(エレクトロルミネッセンス素子)70とが配置され
ている。これにより、暗い所では、EL素子70を発光
させて、液晶表示パネル14を照明する。
【0014】表示押え板27は、図1に示すように、上
部ハウジング11の「12時」側と「6時」側との2か
所に設けられている。すなわち、表示押え板27は、図
8および図9に示すように、ステンレスなどの薄い金属
を上部ハウジング11の上面の段差形状に応じてほぼ
「Z]字状に折り曲げたものであり、一端部が液晶表示
パネル14の上端面に位置し、中間部が上部ハウジング
11の段差面に位置し、他端部が上部ハウジング11の
外周側の受け面11a上に位置した状態で配置される。
そして、各表示押え板27は、一端部から中間部に亘っ
て複数の係合フック27aが設けられ、これら係合フッ
ク27aが図9に示すように上部ハウジング11の段差
部に形成された係止突起11bに係止されることによ
り、一端部が液晶表示パネル14の上端面を押え付けた
状態で、上部ハウジング11に取り付けられている。こ
の場合、表示押え板27の一端部と液晶表示パネル14
の上端面との間には、緩衝ゴム28が介在されている。
【0015】地板16は、図3に示すように、ステンレ
スなどのほぼ円形状の薄い金属板であり、その周縁部に
おける「3時」と「9時」の2か所には、図2および図
3に示すように、下部ハウジング12、回路基板13、
および上部ハウジング11の各外周面に沿って上方に延
びる係合フック(係合部)30が形成されている。各係
合フック30は、これに対応する上部ハウジング11の
外周面に設けられた係止突起(係止部)31に係脱可能
に係止されることにより、上部ハウジング11と下部ハ
ウジング12とをその間に回路基板13を挟んだ状態で
地板16によって一体的に取り付ける。この場合、係合
フック30の両側には、回路基板13の外周面に設けら
れたスイッチ用の接点電極20に接離可能に接触する接
点ばね32がそれぞれ回路基板13の外周に沿って延設
されている。また、係合フック30には、その上端部か
ら斜め下方に向けて一対のばね片33がそれぞれ設けら
れている。
【0016】また、地板16には、図3に示すように、
下部ハウジング12に収納された電池15を押える電池
押え部34が設けられている。この電池押え部34は、
その一端部に設けられた係止フック34aが下部ハウジ
ング12の電池収納部12bの近傍に設けられた係止部
35に係脱可能に係止されることにより、電池15を押
えている。この場合、電池15は、図10に示すよう
に、下部ハウジング12に設けられた電池収納部12b
内に図11に示すドーナツ状の緩衝ゴム36を介して収
納され、回路基板13に設けられた電極板37の先端が
緩衝ゴム36の中央孔36aを通して電池15の負極
(−極)に接触している。この緩衝ゴム36は、ネオプ
レン、ポリウレタン、シリコーンなどからなり、硬度が
50°〜90°程度のものである。なお、地板16の所
定個所には、接続片16bが斜め下方に向けて設けられ
ている。
【0017】そして、この時計モジュール10では、図
1および図3に示すように、「12時」と「6時」とに
対応する周縁部付近の2か所が、ねじ部材37によって
締め付け固定されている。すなわち、このねじ部材37
は、第1ねじ38と第2ねじ39とを備えている。第1
ねじ38は、ほぼパイプ状に形成され、その一端側の内
周面に雌ねじ部38aが形成され、他端部の外周面に鍔
部38bが設けられた構成になっている。第2ねじ39
は、普通のビスであり、第1ねじ38の雌ねじ部38a
に螺合する雄ねじ部39aを有している。そして、この
ねじ部材37は、液晶表示パネル14を除いて、上部ハ
ウジング11から地板16に貫通する取付孔40にその
上方より第1ねじ38を挿入し、取付孔40の下方より
第2ねじ39を挿入し、この第2ねじ39の雄ねじ部3
9aを第1ねじ38の雌ねじ部38aに螺合させて締め
付けることにより、上部ハウジング11から地板16ま
でを一体的に固定するように構成されている。
【0018】このような時計モジュール10では、下部
ハウジング12の下側に配置された地板16の係合フッ
ク30を上部ハウジング11の外周面に設けられた係止
突起31に係脱可能に係合することにより、回路基板1
3を挟んだ状態で上部ハウジング11と下部ハウジング
12とを固定するとともに、地板16の係合フック30
と異なる「12時」と「6時」の個所付近における周縁
部の2か所にねじ部材37を取り付け、このねじ部材3
7によって液晶表示パネル14を除く上部ハウジング1
1から地板16までを締め付け固定するので、耐衝撃性
を確保した状態で時計モジュール10を一体化できると
ともに、ねじ止め個所を2か所にすることができるた
め、ねじ部材37の取付スペースを狭くすることがで
き、これにより液晶表示パネル14の設置スペースおよ
びその表示領域を広くすることができるとともに、ねじ
止め個所を最小限に抑えることができ、部品点数を大幅
に削減でき、取付作業性の向上を図ることができる。
【0019】この場合、ねじ部材37は、雌ねじ部38
aを有するパイプ状の第1ねじ38と、雄ねじ部39a
を有する第2ねじ39とからなり、液晶表示パネル14
を除いて、上部ハウジング11から地板16に貫通する
取付孔40の上方より第1ねじ38を挿入し、取付孔4
0の下方より第2ねじ39を挿入し、この第2ねじ39
の雄ねじ部39aを第1ねじ38の雌ねじ部38aに螺
合させて締め付けることにより、上部ハウジング11か
ら地板16までを一体的に固定するので、ねじ部材37
自体の部品点数を従来のものよりも削減でき、しかも部
品点数が少なくても、従来のものと同程度の取付強度を
確保することができる。また、表示押え板27は、係合
フック27aが図9に示すように上部ハウジング11の
係止突起11bに係脱可能に係止されることにより、一
端部が液晶表示パネル14の上端面を押え付けた状態
で、上部ハウジング11に取り付けられるので、従来の
ようにねじ部材8によって取り付ける場合に比べて取付
作業が容易にできる。
【0020】また、この時計モジュール10では、水晶
振動子21の外周面に筒状の緩衝ゴム25を装着して、
水晶振動子21を回路基板13に取り付けられるととも
に、下部ハウジング12の部品収納部12a内に配置
し、この部品収納部12aの内面に緩衝ゴム25を弾接
させているので、時計モジュール10が衝撃を受けて
も、水晶振動子21を確実かつ良好に保護することがで
きる。特に、緩衝ゴム25は、ポリウレタン、ウレタ
ン、シリコーンなどからなり、硬度が50°〜90°程
度で、スポンジなどに比べて塑性変形しにくいものであ
るから、長期間に亘って緩衝効果を維持することができ
るとともに、均一な寸法で形成できるので、精度良く組
み込むことができる。さらに、電池15はドーナツ状の
緩衝ゴム36を介して下部ハウジング12の電池収納部
12b内に収納されているので、時計モジュール10が
衝撃を受けた際、電池15の衝撃を緩和し、電池15に
よる衝撃から回路基板13およびこれに搭載されたLS
Iチップ17などの電子部品を保護することができると
ともに、電池15と回路基板13との電気的絶縁をも図
ることができる。
【0021】なお、上記第1実施形態では、水晶振動子
21の外周に円筒状の緩衝ゴム25を装着したが、これ
に限らず、例えば図12に示すように、円筒状の緩衝ゴ
ム25に切欠部25aを軸方向に沿って形成しても良
い。このようにすれば、水晶振動子21の外径および緩
衝ゴム25の内径に寸法誤差があっても、切欠部25a
によって寸法誤差を吸収できるので、容易にかつ良好に
緩衝ゴム25を水晶振動子21に装着することができ
る。
【0022】また、上記第1実施形態では、下部ハウジ
ング12に形成された電池収納部12bが下部ハウジン
グ12の下面から回路基板13に亘って同じ内径で貫通
して形成されているが、これに限らず、例えば図13に
示すように、下部ハウジング12に形成される電池収納
部12cを凹部形状に形成し、その底部(同図では上
部)に電極板37が挿入する開口部12dを形成し、こ
の電池収納部12c内にドーナツ状の緩衝ゴム36を介
して電池15を収納し、電極板37を開口部12dおよ
び緩衝ゴム36の中央孔36aを通して電池15の負極
に接触させる構造でも良い。さらに、上記第1実施形態
では、時計モジュール10に適用した場合について述べ
たが、これに限らず、例えば携帯電話、ページャ、携帯
型パーソナルコンピュータなどの電子機器に組み込まれ
る機器モジュールにも広く適用することができる。
【0023】[第2実施形態]次に、図14〜図19を
参照して、この発明を電子腕時計に適用した第2実施形
態について説明する。なお、図1〜図11に示された第
1実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。図14は電子腕時計の正面図、図15はその
C−C拡大断面図である。この電子腕時計は、腕時計ケ
ース45を備えている。この腕時計ケース45の内壁に
は、図15に示すように、鍔部46が内側に突出して形
成されている。そして、腕時計ケース45内における鍔
部46上には、見切り部材47が配置されており、この
見切り部材47上には、時計ガラス48がパッキン49
を介して装着されている。
【0024】また、腕時計ケース45の上部の外周部に
は、図14および図15に示すように、時計ガラス48
の上端部を覆うベゼル50がゴムパッキン51を介して
装着された状態でビス52によって取り付けられてい
る。一方、腕時計ケース45内の鍔部46の下側には、
時計モジュール10が装着されており、腕時計ケース4
5の下面には、裏蓋53が防水パッキン54を介して取
り付けられている。なお、この裏蓋53の外周部には、
保護部材55が取り付けられている。また、腕時計ケー
ス45の側面における「3時」側および「9時」側の4
か所には、図14に示すように、押釦56がそれぞれ設
けられている。
【0025】この場合、時計モジュール10は、第1実
施形態とまったく同じ構成になっており、その外周部に
は、図15に示すように、内装カバー57が装着されて
いる。この内装カバー57は、図16(a)および
(b)に示すように、ステンレスなどの薄い金属板から
なり、ほぼ円筒状に形成され、その所定個所に押釦56
が挿入する切欠部57aが設けられ、上端部に鍔部57
bが内側に突出して設けられ、この鍔部57bが上部ハ
ウジング11の受け面11aに配置された状態で時計モ
ジュール10の外周面に装着されている。また、時計モ
ジュール10の上面における外周部には、上部緩衝ゴム
(第1緩衝部材)58が配置されている。この上部緩衝
ゴム58は、図17(a)および(b)に示すように、
ほぼリング状に形成され、内装カバー57の鍔部57b
上に配置され、その上面が腕時計ケース45内の鍔部4
6に当接する構成になっている。
【0026】さらに、時計モジュール10の下面には、
下部緩衝ゴム(第2緩衝部材)59が押え板60によっ
て脱落しないように押えられている。押え板60は、図
18(a)および(b)に示すように、ステンレス等の
金属板からなり、リング状の円板であり、その内周縁の
所定個所に下部ハウジング12に取り付けられる取付部
60aが上方に向けて折曲形成されている。下部緩衝ゴ
ム59は、図19(a)および(b)に示すように、ほ
ぼ円板状に形成されており、その所定個所には、押え板
60の取付部60aおよび地板16の接続片16bが挿
入する貫通孔59aが設けられている。また、下部緩衝
部材59の上面には、地板16に当接する弾性突起59
bが設けられており、その下面には、押え板60に当接
する弾性突起59cが設けられている。
【0027】このような電子腕時計では、時計モジュー
ル10の上面における周縁部に上部緩衝ゴム58を配置
し、時計モジュール10の下面に下部緩衝ゴム59を押
え板60によって取り付けた状態で、腕時計モジュール
10を腕時計ケース45内に収納し、腕時計ケース45
の下面に裏蓋53を取り付けることにより、この裏蓋5
3で時計モジュール10を上方に押し付け、上部緩衝ゴ
ム58を腕時計ケース45内の鍔部46に押し当てると
ともに、押え板60を課して下部緩衝ゴム59を時計モ
ジュール10の下面に押し当て、これにより時計モジュ
ール10を固定しているので、上部緩衝ゴム58および
下部緩衝ゴム59によって腕時計ケース45内に組み込
まれた時計モジュール10の耐衝撃性を確保することが
できる。
【0028】特に、下部緩衝ゴム59は、その上下両面
に設けられた弾性突起59b、59cによって時計モジ
ュール10の下面および押え板60に点接触しているの
で、裏蓋53の衝撃が時計モジュール10に伝わりにく
くなり、より一層、良好に時計モジュール10を保護す
ることができる。また、上部緩衝ゴム58および下部緩
衝ゴム59によって時計モジュール10の耐衝撃性を確
保できるので、時計モジュール10の外周面に緩衝部材
を設ける必要がなく、その分、腕時計ケースを小さくで
き、電子腕時計の小型化を図ることができる。
【0029】なお、上記第2実施形態では、電子腕時計
に適用した場合について述べたが、これに限らず、例え
ば携帯電話、ページャ、携帯型パーソナルコンピュータ
などの電子機器にも広く適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、下部ハウジングの下側に配置された押え板
の係合部が上部ハウジングの外周面に設けられた係止部
に係合することにより、回路基板を挟んだ状態で上部ハ
ウジングと下部ハウジングとを固定することができると
ともに、押え板の係合部と異なる位置における周縁部の
対向個所にねじ部材を取り付け、このねじ部材によって
表示部を除く上部ハウジングから押え板までを締め付け
固定するので、耐衝撃性を確保した状態で一体化できる
とともに、ねじ止め個所を2か所にすることができるた
め、ねじ部材の取付スペースを狭くすることができ、こ
れにより表示部の設置スペースおよび表示領域を広くす
ることができるとともに、ねじ止め個所を最小限に抑え
ることができ、部品点数を大幅に削減でき、取付作業性
の向上を図ることができる。
【0031】また、請求項3記載の発明によれば、機器
ケース内に機器モジュールを組み込んだ電子機器におい
て、機器モジュールの上面における少なくとも周縁部に
配置された第1緩衝部材と、機器モジュールの下部に設
けられた第2緩衝部材とを介在させて機器モジュールを
機器ケース内に組み込んだので、第1緩衝部材と第2緩
衝部材とによって、機器ケース内に組み込まれた機器モ
ジュールの耐衝撃性を確保することができ、このため機
器モジュールの外周面に緩衝部材を設ける必要がなく、
その分、機器ケースを小さくでき、電子機器の小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を時計モジュールに適用した第1実施
形態の上面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の下面図。
【図4】図2の回路基板の上面図。
【図5】図4の右側面図。
【図6】図4の下面図。
【図7】図5の水晶振動子を示し、(a)は水晶振動子
に円筒状の緩衝ゴムを取り付ける状態を示した斜視図、
(b)は水晶振動子に緩衝ゴムを取り付けた状態の斜視
図、(c)は水晶振動子を回路基板に取り付けて下部ハ
ウジングに組み込んだ状態を示した要部断面図。
【図8】図1のA−A拡大断面図。
【図9】下部ハウジングを取り除いた状態での図1のB
−B拡大断面図。
【図10】電池収納部に収納された電池の収納状態を示
した要部拡大断面図。
【図11】図10のドーナツ状の緩衝ゴムを示した図。
【図12】水晶振動子に装着される緩衝ゴムの変形例を
示し、(a)はその緩衝ゴムの斜視図、(b)はその緩
衝ゴムが装着された水晶振動子を回路基板に取り付けて
下部ハウジングに組み込んだ状態を示した要部断面図。
【図13】電池を収納する電池収納部の収納構造の変形
例を示した要部拡大断面図。
【図14】この発明を電子腕時計に適用した第2実施形
態の正面図。
【図15】図14のC−C拡大断面図。
【図16】図15の内装カバーを示し、(a)はその上
面図、(b)はそのD−D断面図。
【図17】図15の上部緩衝ゴムを示し、(a)はその
上面図、(b)はそのE−E断面図。
【図18】図15の押え板を示し、(a)はその下面
図、(b)はそのF−F断面図。
【図19】図15の下部緩衝ゴムを示し、(a)はその
下面図、(b)はそのG−G断面図。
【図20】従来の時計モジュールの上面図。
【図21】図20の右側面図。
【図22】図20のH−H拡大断面図。
【符号の説明】
10 時計モジュール 11 上部ハウジング 12 下部ハウジング 13 回路基板 14 液晶表示パネル 16 地板 30 係合フック 31 係止突起 37 ねじ部材 38 第1ねじ 38a 雌ねじ部 39 第2ねじ 39a 雄ねじ部 40 取付孔 45 腕時計ケース 58 上部緩衝ゴム 59 下部緩衝ゴム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部ハウジングと下部ハウジングとを備
    え、前記上部ハウジングに表示部を上方に露出した状態
    で収納し、かつ前記上部ハウジングと前記下部ハウジン
    グとの間に回路基板を配置した機器モジュールにおい
    て、 前記下部ハウジングの下側に配置され、その周縁部の対
    向個所にそれぞれ設けられた係合部がこれに対応する上
    部ハウジングの外周面に設けられた係止部にそれぞれ係
    脱可能に係合して、前記下部ハウジングの下側を押える
    押え板と、 前記押え板の前記係合部と異なる位置における周縁部の
    対向個所に、前記表示部を除いて前記上部ハウジングか
    ら前記押え板に貫通して取り付けられ、前記上部ハウジ
    ング、前記回路基板、前記下部ハウジング、および前記
    押え板を締め付け固定するねじ部材とを備えたことを特
    徴とする機器モジュール。
  2. 【請求項2】前記ねじ部材は、雌ねじ部を有する中空状
    の第1ねじと、この第1ねじの前記雌ねじ部に螺合する
    雄ねじ部を有する第2ねじとを備え、前記表示部を除い
    て前記上部ハウジングから前記押え板に貫通する取付孔
    の一方より第1ねじを挿入し、前記取付孔の他方より前
    記第2ねじを挿入し、この第2ねじの前記雄ねじ部を前
    記第1ねじの前記雌ねじ部に螺合させて締め付け固定す
    る構成であることを特徴とする請求項1記載の機器モジ
    ュール。
  3. 【請求項3】機器ケース内に機器モジュールを組み込ん
    だ電子機器において、 前記機器モジュールの上面における少なくとも周縁部に
    配置された第1緩衝部材と、前記機器モジュールの下部
    に設けられた第2緩衝部材とを備え、 前記第1緩衝部材と前記第2緩衝部材とを介在させて前
    記機器モジュールを前記機器ケース内に組み込んだこと
    を特徴とする電子機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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