JPH1172844A - 液晶プロジェクタ、投写型液晶表示装置、之に用いられるランプユニット、ランプ構成体及びランプ、ランプユニットの組立方法、ランプユニットの光軸調整用治具、並びにコネクタ装置 - Google Patents

液晶プロジェクタ、投写型液晶表示装置、之に用いられるランプユニット、ランプ構成体及びランプ、ランプユニットの組立方法、ランプユニットの光軸調整用治具、並びにコネクタ装置

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JPH1172844A
JPH1172844A JP9232653A JP23265397A JPH1172844A JP H1172844 A JPH1172844 A JP H1172844A JP 9232653 A JP9232653 A JP 9232653A JP 23265397 A JP23265397 A JP 23265397A JP H1172844 A JPH1172844 A JP H1172844A
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liquid crystal
unit
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crystal display
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JP9232653A
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Kotaro Hotta
孝太郎 堀田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ユニットに対してランプユニットを着脱
可能とした投写型液晶表示装置を備えた液晶プロジェク
タの高信頼性化を図る。 【解決手段】 液晶パネルを内蔵した光学ユニット12
と、之に装着された光学ユニット内の所定位置に集光す
る光源となるランプ13を配したランプユニット14と
からなり、ランプユニット14に光学ユニット12に対
するランプ13の位置決め手段(22,23,25)が
設けられて成る投写型液晶表示装置3を備え、この投写
型液晶表示装置3の画像をスクリーン上に投写するよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶プロジェク
タ、投写型液晶表示装置、之に用いるランプユニット、
ランプ構成体、ランプに関する。
【0002】本発明は、ランプユニットの組立方法、之
に用いるランプユニットの光軸調整用治具に関する。
【0003】更に、本発明は、液晶プロジェクタ等に用
いて好適なコネクタ装置に関する。
【0004】
【従来の技術】従来、キャビネット内に投写型液晶表示
装置を配置し、この投写型液晶表示装置のカラー画像を
投写レンズを通してキャビネット前面のスクリーン上に
拡大投写させるようにした一体型のカラー液晶プロジェ
クタが知られている。投写型液晶表示装置は、赤
(R)、緑(G)、青(B)に対応した光シャッタ機能
をもつ3枚の液晶パネルを内蔵し、各液晶パネルで分解
生成したR画像、G画像及びB画像を合成してカラー画
像を得、之を一体に有した投写レンズを通して投写させ
る光学ユニットと、その光源となるランプとから構成さ
れる。ランプからの光(いわゆる照明光)は、平行光と
して光学ユニット内に照射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、本出願人は、従
来の3枚の液晶パネルを用いたカラー液晶プロジェクタ
に代えて、1枚の液晶パネルを用いてカラー画像を得る
ようにした単板式のカラー液晶プロジェクタを開発し
た。この場合、ランプからの光は光学ユニット内の光軸
上の一点に集光されるようになされる。かかるカラー液
晶プロジェクタにおいては、その投写型液晶表示装置を
光学ユニットと光源となるランプを配したランプユニッ
トによって形成し、ランプユニットを光学ユニットに対
して着脱できるような構成としたとき、ランプユニット
側の構成部品の寸法公差による製造バラツキがあって
も、ランプからの光の集光点が光学ユニットの光軸上の
所定位置に正確に合致するようにランプユニットが光学
ユニットに対して装着されねばらない。
【0006】本発明は、上述の点に鑑み、ランプユニッ
トを光学ユニットに装着したとき、光学ユニットに対し
てランプユニットのランプが位置ずれすることなく正確
に配置できるようにして、信頼性の向上を図った液晶プ
ロジェクタ及びその投写型液晶表示装置を提供するもの
である。
【0007】本発明は、上記投写型液晶表示装置に用い
られるランプユニット、ランプユニットを構成するラン
プ構成体及びランプを提供するものである。
【0008】本発明は、上記ランプユニットの組立方法
を提供するものである。
【0009】本発明は、上記ランプユニットの組立の際
に、その光軸調整を可能にしたランプユニットの光軸調
整用治具を提供するものである。
【0010】更に、本発明は、上記ランプユニット側の
コネクタと電源供給用のコネクタとの接続等に適用して
好適なコネクタ装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る投写型液晶
表示装置は、液晶パネルを内蔵した光学ユニットと、光
学ユニット内の所定位置に集光する光源となるランプを
有するランプユニットからなり、ランプユニットに光学
ユニットに対するランプの位置決め手段を設けた構成と
する。
【0012】この構成においては、ランプユニットに設
けられた位置決め手段によってランプが位置決めされる
ので、光学ユニットにランプユニットを装着した際に、
ランプからの光を光学ユニット内の所定位置に正しく集
光させることができる。
【0013】本発明に係る液晶プロジェクタは、上記投
写型液晶表示装置を備え、この投写型液晶表示装置の画
像をスクリーン上に投写するようにした構成とする。
【0014】この構成においては、ランプユニットから
の光を光学ユニット内の所定位置に正しく集光させるこ
とができ、スクリーン上において良好な画像を投写する
ことができる。
【0015】本発明に係るランプは、出射光が集光され
るランプであって、ランプのフランジ部外周縁の2つの
基準点からランプ中心点までの夫々の距離の寸法をフラ
ンジ部外周縁の他の点からランプ中心までの距離の寸法
より高精度に設定した構成とする。
【0016】この構成においては、ランプ中心点からフ
ランジ部外周縁の2つの基準点までの距離の寸法を他よ
り高精度に設定することにより、この2つの基準点を基
準にしてランプホルダに保持させれば、ランプに寸法の
バラツキがあっても、ランプホルダに対してランプ中心
を安定に設定できる。
【0017】本発明に係るランプ構成体は、上記構成の
ランプを夫々リング状をなす下ランプホルダと上ランプ
ホルダにより挟持的に保持した構成とする。
【0018】この構成においては、ランプをリング状の
下ランプホルダ及び上ランプホルダで挟持的に保持する
ことにより、ランプの保持が確実になると共に、ベース
部材へのランプの取付けが容易となり、ランプユニット
を精度よく構成できる。
【0019】本発明に係るランプユニットは、上記構成
のランプ構成体が光学ユニットへの装着手段を有するベ
ース部材に固着された構成とする。
【0020】このランプユニットにおいては、光学ユニ
ットへの装着手段を有するベース部材にランプ構成体を
固着して構成するので、ランプユニットの光学ユニット
への着脱を可能にする。
【0021】本発明に係るランプユニットの組立方法
は、ランプ構成体とベース部材との位置を調整しながら
ランプ構成体のランプからの光の集光点を検出して光軸
を決定した後、ランプ構成体とベース部材を一体化す
る。
【0022】このランプユニットの組立方法において
は、ランプ構成体とベース部材の相対位置を調整してラ
ンプ構成体のランプからの光の集光点を検出することに
より、ベース部材に対するランプの光軸が決定される。
そして、この位置関係でランプ構成体とベース部材を一
体化することにより、ベース部材に対してランプが高精
度に位置決めされたランプユニットを組立てることがで
きる。
【0023】本発明に係るランプユニットの光軸調整用
治具は、ランプユニットのベース部材を載置固定する載
置台と、ランプ構成体を載置台上のベース部材に対して
移動調整する可動テーブルと、ランプ構成体のランプか
らの光の集光点を検出する検出手段を有した構成とす
る。
【0024】この治具においては、載置台にベース部材
を載置固定し、ランプ構成体を可動テーブルに連結させ
てベース部材に対してランプ構成体を移動調整させなが
ら、検出手段にてランプからの光の集光点を検出するこ
とにより、ベース部材に対してランプ光軸の位置調整が
できる。この光軸調整位置でベース部材とランプ構成体
を一体化すれば、ランプユニットを光学ユニットに装着
した際、ランプ光を光学ユニットの所定位置に集光させ
ることができる。
【0025】本発明に係るコネクタ装置は、夫々取付部
材に設けられて互に接続される第1及び第2のコネクタ
のいずれか一方が取付部材に対して揺動自在とされ、他
方が取付部材に固定された構成とする。
【0026】このコネクタ装置においては、いずれか一
方のコネクタが他方の固定のコネクタに対して揺動自在
に取付けられているので、余裕をもって両コネクタの接
続ができ、コネクタ取付部材に対して無理なストレスを
与えることがない。
【0027】
【発明の実施の形態】第1の本発明に係る投写型液晶表
示装置は、液晶パネルを内蔵した光学ユニットと、この
光学ユニットに装着され光学ユニットの所定位置に集光
するランプを有するランプユニットとからなり、ランプ
ユニットに光学ユニットに対するランプの位置決め手段
が設けられた構成とする。
【0028】第2の本発明に係る投写型液晶表示装置
は、第1の発明の投写型液晶表示装置において、ランプ
ユニットが、ランプをリング状の下ランプホルダ及びリ
ング状の上ランプホルダで挟持的に保持してなるランプ
構成体と、ランプ構成体を固着するベース部材とで形成
された構成とする。
【0029】第3の本発明に係る投写型液晶表示装置
は、第2の発明の投写型液晶表示装置において、ランプ
の光学ユニットに対する位置決め手段が、下ランプホル
ダに設けられランプ外周縁の2つの基準点が当接する平
坦な2つの基準面と、上ランプホルダに設けられランプ
外周縁の2つの基準点を下ランプホルダの2つの基準面
に押し付ける押し付部材とで構成されるランプ位置決め
機構を有した構成とする。
【0030】第4の本発明に係る投写型液晶表示装置
は、第3の発明の投写型液晶表示装置において、ランプ
の光学ユニットに対する位置決め手段が、ベース部材及
び下ランプホルダによって構成されるランプ構成体の位
置調整機構を有した構成とする。
【0031】第5の本発明に係る液晶プロジェクタは、
第1の発明の投写型液晶表示装置を備え、この投写型液
晶表示装置の画像をスクリーン上に投写するようにした
構成とする。
【0032】第6の本発明に係る液晶プロジェクタは、
第2の発明の投写型液晶表示装置を備え、この投写型液
晶表示装置の画像をスクリーン上に投写するようにした
構成とする。
【0033】第7の本発明に係る液晶プロジェクタは、
第3の発明の投写型液晶表示装置を備え、この投写型液
晶表示装置の画像をスクリーン上に投写するようにした
構成とする。
【0034】第8の本発明に係る液晶プロジェクタは、
第4の発明の投写型液晶表示装置を備え、この投写型液
晶表示装置の画像をスクリーン上に投写するようにした
構成とする。
【0035】第9の本発明に係る液晶プロジェクタは、
第5の発明の液晶プロジェクタにおいて、光学ユニット
にランプユニットが着脱可能に装着され、ランプユニッ
ト側の第1のコネクタ又は第1のコネクタに接続される
キャビネット側の第2のコネクタのいずれか一方が揺動
可能に取付けられた構成とする。
【0036】第10の本発明に係るランプは、出射光が
集光されるランプであって、円形のフランジ部を有し、
フランジ部外周縁の互に90°離れた2つの基準点から
ランプ中心点までの夫々の距離の寸法が、フランジ部外
周縁の他の点からランプ中心点までの距離の寸法より高
精度に設定された構成とする。
【0037】第11の本発明に係るランプ構成体は、第
10の発明のランプと、このランプのフランジ部を受け
るリング状の下ランプホルダと、下ランプホルダに嵌着
される上ランプホルダとからなり、ランプがフランジ部
において、下ランプホルダと上ランプホルダにより挟持
的に保持された構成とする。
【0038】第12の本発明に係るランプ構成体は、第
11の発明のランプ構成体において、下ランプホルダに
ランプのフランジ部の2つの基準点を当接する平坦な2
つの基準面が形成され、上ランプホルダに押し付部材が
形成され、上ランプホルダの押し付部材により、ランプ
のフランジ部の2つの基準点が下ランプホルダの2つの
基準面に押し付けられて下ランプホルダに対してランプ
が位置決めされる構成とする。
【0039】第13の本発明に係るランプユニットは、
第12の発明のランプ構成体が光学ユニットへの装着手
段を有するベース部材に固着された構成とする。
【0040】第14の本発明に係るランプユニットは、
第13の発明のランプユニットにおいて、ランプ構成体
の下ランプホルダに取付ネジの径より大きい径のネジ挿
通孔を有する取付部が一体に設けられ、取付ネジが挿通
孔を通してベース部材に取付けられ、取付ネジに介装し
たワッシャとベース部材との間で取付部が挟持されて、
ランプ構成体がベース部材に固着された構成とする。
【0041】第15の本発明に係るランプユニットの組
立方法は、ランプ構成体をベース部材上に配置し、ラン
プ構成体とベース部材との位置調整を行いながら、ラン
プ構成体のランプからの光の集光点を検出して光軸を決
定した後、ランプ構成体とベース部材を一体化する。
【0042】第16の本発明に係るランプユニットの光
軸調整用治具は、ランプユニットのベース部材を載置固
定する載置台と、ランプユニットのランプ構成体を載置
台上のベース部材に対して移動調整する可動テーブル
と、ランプ構成体のランプからの光の集光点を検出する
検出手段とを備えた構成とする。
【0043】第17の本発明に係るコネクタ装置は、第
1の取付部材に設けられた第1のコネクタと、第2の取
付部材に設けられた第1のコネクタに接続される第2の
コネクタとからなるコネクタ装置において、第1及び第
2のコネクタのいずれか一方が取付部材に対して揺動自
在に取付けられ、他方が取付部材に固定して取付けられ
た構成とする。
【0044】以下、図面を参照して本発明の一実施の形
態について説明する。
【0045】本実施の形態に係る液晶プロジェクタ1
は、図1の概略構成図で示すように、キャビネット2内
に投写型液晶表示装置3を配置し、投写型液晶表示装置
3からのカラー画像を投写レンズ4を通し反射ミラー5
で反射させてキャビネット前面のスクリーン6上に拡大
投写するように構成される。投写型液晶表示装置3は、
図2(概略図)及び図3(分解斜視図)に示すように、
投写レンズ鏡筒部15を一体に有した光学ユニット12
と、光源となるランプ13を有したランプユニット14
からなり、光学ユニット12内に1枚の液晶パネル1
6、夫々青(B)用、赤(R)用及び緑(G)用のカラ
ーフィルタの役割を果たす3つのダイクロイックミラー
17B,17R,17Gからなるダイクロイックミラー
群17、コリメータレンズ、第1、第2のフライアイレ
ンズなどからなるレンズ系18、及び光路変更用の反射
ミラー19が内蔵されて成る。
【0046】この投写型液晶表示装置3では、光源のラ
ンプ13の光が光学ユニット12内において集点Fに集
光される。この集点F即ち集光点は、光学ユニット12
内のレンズ系18の光軸上の一点(例えばコリメータレ
ンズの集点)に合致する。光Lは、レンズ系18を通
り、反射ミラー19で光路変更された後、ダイクロイッ
クミラー群17によりほぼ90°反射されて液晶パネル
16に達する。各ダイクロイックミラー17B,17
R,17Gから照射される各光は液晶パネル16を通る
ことにより、液晶パネルに表示される画像をカラー化し
て投写レンズ鏡筒部13の投写レンズ群を通して投写光
として図1の反射ミラー5を介してスクリーン6に投写
される。
【0047】この投写型液晶表示装置3において、ラン
プユニット14は、図3に示すように、光学ユニット1
2の側面に固着されたガイド機能を有する固着板(いわ
ゆるステー)21に着脱可能に配される。ここで、ラン
プユニット14は、後述するように、ランプ13を含め
て複数の構成部品から成り、夫々製造時の寸法公差の範
囲内で各構成部品に寸法バラツキが生じるも、それにも
拘らず、ランプユニット14を光学ユニット12の固着
板21に装着したとき、ランプ13からの光の集光点が
正確に光学ユニット12内の光軸上の一点に合致するよ
うに構成する必要がある。
【0048】このため、本実施の形態におけるランプユ
ニット14は、ランプ13を1対のリング状のランプホ
ルダ、即ち下ランプホルダ22及び上ランプホルダ23
にて保持したランプ構成体24と、光学ユニット12側
の固着板21に装着されるベース部材25とを一体化し
て構成される。
【0049】ランプ13は、内面が例えば楕円形状の反
射鏡となったガラス管球27内に例えばメタルハライド
ランプ本体が封入され、この楕円形状の反射鏡によりラ
ンプ本体の光がランプ光軸上の1点に集光されるように
構成される。そして、ランプ13は、図7A,Bに示す
ように、そのガラス管球27の外郭形状として前面に円
形のフランジ部28を一体に有し、フランジ部28の外
周縁の2点、例えば90°離れた2点を夫々基準点P1
及びP2 にして、ランプ中心点Oと第1の基準点P1
の距離aの寸法、及びランプ中心点Oと第2の基準点P
2 間の距離bの寸法が、外周縁のその他の点とランプ中
心点O間の距離の寸法に比べて、最も高精度に設定され
るようにして作られる。フランジ部28の前面には、ラ
ンプ13を下ランプホルダ22に配するときの位置合わ
せ用の複数、この例では3つの突起29が等角間隔を置
いて一体に設けられる。突起29の1つは例えば基準点
2 に対応した位置に設けられる。
【0050】ランプホルダを構成する一方の下ランプホ
ルダ22は、図8〜図10に示すように、ランプ13の
前面が臨む円形の開口部31を有し、ランプ13のフラ
ンジ部28の前面及び外周縁を夫々受ける下面部32及
び側面部33からなる断面略L字状をなす円形リング形
状に形成される。側面部33には、互に離れた2つの個
所に平坦な基準面34,35が形成される。この2つの
基準面34,35は、ランプ13を配したときに、ラン
プ13のフランジ部28の2つの基準点P1 ,P2 が当
接する面であり、この例では2つの基準面34,35が
互に直交するような関係で形成される。
【0051】下ランプホルダ22の側面部33の外周に
は、等角間隔を置いて複数、例えば3つの柱状の第1の
取付部材36と、180゜の間隔を置いて相対向する2
つの筒状の第2の取付部材37が一体に形成される。第
1の取付部材36は、ランプ13を保持するときに用い
られ、側面部33の上端及び下端より夫々突出して形成
され、その上面に雌ネジ38が切られ、その下面に後述
する治具側の係止部が嵌合する係合凹部39が形成され
る。筒状の第2の取付部材37は、ランプ構成体24を
組立てた後、之をベース部材25へ取付ける際に用いら
れ、側面部33の高さと同じ高さに形成されると共に、
その中心孔、即ち取付ネジを挿通する挿通孔41の直径
1 を後述するベース部材25に取付けるときに挿通す
る取付ネジ88(図19参照)の直径D2 より十分大き
く設定して形成される。
【0052】下ランプホルダ22の下面部32上には、
ランプ13を配したときにランプ13のフランジ部28
の前面に形成されている突起29が係合する切欠部42
を有した段差部43が形成される。また、側面部33に
おいて、基準面34,35と対向するように、上ランプ
ホルダ23側の押し付部材55の一部が入り込む2つの
切欠部44が形成される。さらに、側面部33の外周に
は、ベース部材25側の係止部67(図16参照)に係
合する複数、例えば3つの係止片45が等角間隔を置い
て一体に設けられる。46は下ランプホルダ22にラン
プ13を配したときのランプ13のガタを少なくするた
めの筋状突起を示す。
【0053】ランプホルダを構成する他方の上ランプホ
ルダ23は、図11〜図14に示すように、ランプ13
の前面が臨む円形の開口部51を有して、下ランプホル
ダ22に上方から被さるような断面略階段状をなす円形
リング形状に形成される。上ランプホルダ23には、下
ランプホルダ22側の柱状の第1の取付部材36に対向
又は対接する位置の上面部に夫々雌ネジ52が切られた
3つの取付部53が形成され、この取付部53より延長
するように第1の取付部材36をガイドする半円筒状の
ガイド部54が形成される。
【0054】上ランプホルダ23のリング形状の内側に
は、ランプ13を下ランプホルダ22の2つの基準面3
4,35に押し付けるための1対の押し付部材55が形
成される。押し付部材55は、上ランプホルダ23の下
ランプホルダ22への嵌着方向に関して傾斜して形成さ
れる。また、このリング形状の内側には、ランプ13の
フランジ部28の背面に当接する複数の爪部56が一体
に設けられる。この爪部56は、上ランプホルダ23の
段差面、即ちランプ13のフランジ部28の背面に対向
する段差面57より突出して形成される。
【0055】さらに、上ランプホルダ23には、之を下
ランプホルダ22に嵌着したとき、下ランプホルダ22
の第2の取付部材37を上ランプホルダ23より外方に
突出させるため第1の切除部58と、下ランプホルダ2
2の係止片45を上ランプホルダ23より外方に突出さ
せるための第2の切除部59とが形成される。60は第
1の切除部58による強度劣化を補うために形成した補
強部である。
【0056】そして、上述のランプ13と上下ランプホ
ルダ23,22で構成されるランプ構成体24は、図4
〜図6に示すようにして組立てられる。まず、ランプ1
3をその前面が下向きとなるように下ランプホルダ22
内に載置する。このとき、ランプ13のフランジ部28
に形成されている突起29を下ランプホルダ22側の切
欠部42にゆるく係合するように載置することによっ
て、ランプ13のフランジ部28外周縁の2つの基準点
1 及びP2 が夫々下ランプホルダ22の平坦な2つの
基準面34及び35に対向し、ランプ13は下ランプホ
ルダ22に対して概略の位置決めがなされる。
【0057】次に、上方から上ランプホルダ23を下ラ
ンプホルダ22に被せるように、即ち、上ランプホルダ
23の半円筒状のガイド部54を下ランプホルダ22の
夫々対応する柱状の第1の取付部材36に沿わせながら
嵌着する。この上ランプホルダ23の嵌着時、上ランプ
ホルダ23側の傾斜した押し付部材55によってランプ
13のフランジ部28の外周縁に当接しながらランプ1
3が図4の矢印e方向に押され、ランプ13のフランジ
部28の外周縁の2つの基準点P1 及びP2 が下ランプ
ホルダ22の2つの平坦な基準面34及び35に押し付
けられて下ランプホルダ22に対してランプ13が位置
決めされる。この状態で上ランプホルダ23の取付部5
3と下ランプホルダ22の第1の取付部材36を取付ネ
ジ61により締付け、ランプ13が下ランプホルダ22
と上ランプホルダ23で挟持的に保持され、ランプ構成
体24が組立てられる。
【0058】このランプ構成体24においては、予めラ
ンプ中心点Oと外周縁の2つの基準点P1 及びP2 との
間の距離が高精度に寸法出しされたランプ13を用い、
このランプ13がその基準点P1 及びP2 を下ランプホ
ルダ22の2つの基準面34及び35に当接して位置決
めされ、その状態で上下ランプホルダ22,23によっ
て保持されるので、ランプ13の基準点P1 ,P2 以外
の外部寸法に多少のバラツキがあっても、ランプ構成体
24におけるランプ中心点、従って光軸は精度よく位置
決めされる。
【0059】また、プロジェクタ用のランプ13は、高
輝度で発熱も大きい。ランプ構成体24では、図5及び
図6に示すように、上ランプホルダ23を嵌着したと
き、爪部56がランプ13のフランジ部28の裏面に当
接し、フランジ部28と上ランプホルダ23の段差面5
7との間に間隙62が形成されるので、この間隙62を
通してランプ13の熱120が放熱される。
【0060】図15〜図17は、ランプ構成体24が取
付けられるベース部材25の構成図である。このベース
部材25は、略L字状に形成され、その水平面板63の
内面63Aにランプ構成体24を取付けるための取付手
段が設けられ、裏面63Bに光学ユニット12への装着
手段が設けられ、垂直面板64の外面に把手65が形成
されて成る。
【0061】即ち、水平面板63には、ランプ13の前
面が臨む円形開口部66が形成され、その内面63Aに
図15,図16に示すように下ランプホルダ22側の各
係止片45が係合し得る逆L字状の係止部67が形成さ
れると共に、下ランプホルダ22側の第2の取付部材3
7の挿通孔41に対応する位置に雌ネジが形成された1
対の取付部69が形成される。この取付部69は、水平
面板63の内面63Aより所定高さ、即ち下ランプホル
ダ22の柱状の第1の取付部材37の突出量t1 (図1
0参照)と同程度の高さt2 (=t1 )だけ突出して形
成され、この場合、開口部66の外側に同心円状に形成
した略リング状突起70と面一に形成される。
【0062】水平面板63には、リング状突起70の外
側に位置して下ランプホルダ22の柱状の第1の取付部
材36の下面に対応する3箇所に第1の取付部材36の
径より十分大きな径の透孔71が形成される。さらに、
水平面板63より垂直面板64に平行に延長する延長部
材73に、ランプ13から導出された接続線74の先端
に取着された第1のコネクタ、例えばオスコネクタ75
(図3参照)を取付けるための取付部76が設けられ
る。
【0063】水平面板63の裏面63Bには図17によ
り示すように、之より突出するように光学ユニット12
の固着板21と係合する1対の第1係合爪77及び平面
的にみて台形状で断面逆L字状の1対の第2係合爪78
が形成される。
【0064】垂直面板64の水平面板63側の下部には
光学ユニット12への取付ネジが挿通する挿通孔79が
設けられる。
【0065】このようなベース部材25にランプ構成体
24を位置調整(即ち光軸調整)して取付けてランプユ
ニット14が形成される。ベース部材25とランプ構成
体24とを一体化したランプユニット14の組立ては、
図18に示すように、光軸調整用治具81を用いて行わ
れる。
【0066】光軸調整用治具81は、ベース部材25を
載置固定する載置台82と、ランプ構成体24側の下ラ
ンプホルダ22に形成された係合凹部、即ち、柱状の第
1の取付部材36の突出した下面に形成された係合凹部
39に嵌合される複数、この例では3本の位置決めピン
83を植立したX−Yテーブル84と、ランプ13から
の光の集光点、つまり光軸を検出する検出手段、例えば
フォトセンサ84とを備えて成る。フォトセンサ84に
おいては、例えば最大の光量を検出した位置を光軸とし
て検出するようになされる。
【0067】まず、ベース部材25上にランプ構成体2
4を載せ相対的に回転させて下ランプホルダ22の係止
爪45をベース部材25の逆L字状の係止部67に係合
させて、ランプ構成体24をベース部材25に対して仮
の位置決めを行う。この状態においては、下ランプホル
ダ22の裏面がベース部材25のリング状突起70上に
接して、下ランプホルダ22側の第1の取付部材36の
下面がベース部材25の透孔71に臨み、下ランプホル
ダ22側の筒状の第2の取付部材37の挿入孔41内に
ベース部材25側の取付部69の雌ネジが位置してお
り、ランプ構成体24はベース部材25に対して、第1
の取付部材36及び第2の取付部材37の挿入孔41が
夫々ベース部材25の透孔71及び取付部69の雌ネジ
から外れない範囲内で調整移動できる状態となってい
る。
【0068】即ち、下ランプホルダ22の第1の取付部
材36及び径の大きい挿通孔41を有した第2の取付部
材37と、ベース部材25側の径の大きい透孔71及び
雌ネジを有する取付部69とによる構成によって、いわ
ゆるランプ構成体24のベース部材25に対する位置調
整機構が構成される。
【0069】そして、上記治具81の載置台82上に、
ランプ構成体24を配したベース部材25を載置固定す
ると共に、ベース部材25の透孔71を挿通してランプ
構成体24側の係合凹部39に治具81側の位置決めピ
ン83を嵌合してランプ構成体24とX−Yテーブル8
4とを連結する。
【0070】次に、X方向及びY方向に関する夫々のつ
まみ(図18は一方のつまみのみ図示)86を操作して
X−Yテーブル84と共に之に連結されているランプ構
成体24をベース部材25に対して移動調整(即ち光軸
調整)しながら、フォトセンサ85によりランプ13か
らの出射光の集光点、即ちベース部材25に対する光軸
の位置を検出する。光軸の位置を検出したならば、その
位置でランプ構成体24とベース部材25とを固着し、
一体化する。即ち、図18に示すように、締付ネジ88
をワッシャ87を介して下ランプホルダ22の第2の取
付部材37の挿通孔41内を通してベース部材25側の
取付部69の雌ネジに螺入し、第2の取付部材37をワ
ッシャ87と取付部69とによって挟持してランプ構成
体24とベース部材25を一体化する。これによってラ
ンプユニット14が構成される。
【0071】尚、上記の治具81によってランプ構成体
24のベース部材25に対する位置が決定したならば、
この治具81をマスタ治具として用いて、X−Yテーブ
ル84のX,Y位置の目盛値を読み出し、予め作成して
置いた同様の構成の複数の組立治具に対してマスタ治具
の上記目盛値に合わせてX−Yテーブルの位置を設定し
固定する。これ以後、単にX−Yテーブルの位置が固定
された複数の組立治具にランプ構成体24及びベース部
材25をセットすれば、自動的にランプ構成体24のベ
ース部材25に対する位置が調整でき、ランプユニット
14の量産化を可能にする。
【0072】ランプユニット14においては、ランプ1
3に接続線74を介して第1のコネクタ、例えばオスコ
ネクタ75が取付けられており、このオスコネクタ75
がベース部材25の後方の取付部76に揺動可能に取付
けられる。
【0073】即ち、図20に示すように、オスコネクタ
75のフランジ部75Aに、締付ネジ91の径より大き
な径のネジ挿通孔92を設け、一方、オスコネクタ75
の面積より大きく且つオスコネクタ75の接続側を突出
させる開口93を有し、脚部94の高さhがオスコネク
タ75のフランジ部75Aの厚さt3 より大きいキャッ
プ95を設け(図21参照)、このキャップ95とベー
ス部材25側の取付部76との間にオスコネクタ75を
配置し、フランジ部75Aのネジ挿通孔92を貫通する
締付ネジ91によってキャップ95とベース部材25の
取付部76とを締付合体する。この構成によれば、オス
コネクタ75はキャップ95と取付部76間でX,Y及
びZ方向に自由に揺動可能となる。
【0074】このオスコネクタ75に接続される電源側
の第2のコネクタ、例えばメスコネクタ97(図20参
照)は、キャビネット側の取付部に固定して取付られ
る。従って、ランプユニット14をキャビネット内の光
学ユニット12に装着したとき、ランプユニット14側
のオスコネクタ75は、揺動可能な範囲で無理なくキャ
ビネット側の電源供給用のメスコネクタ97に接続され
ることになり、光学ユニット12に装着されたランプユ
ニット14には無理なストレスがかからない。このた
め、光学ユニットに対してランプユニット14のランプ
光軸がずれる等の影響が回避される。
【0075】上例では、ランプユニット側のコネクタ7
5を揺動可能にし、キャビネット側のコネクタ97を固
定したが、逆にキャビネット側のコネクタ97を揺動可
能にし、ランプユニット側のコネクタ75を固定するよ
うに構成することもできる。
【0076】一方、光学ユニット12に固着される固着
板21は、図3及び図22A,B,Cに示すように、中
央にランプユニット14からのランプ光を透過する円形
の開口101が形成されると共に、両側にガイド溝10
2,103が形成されて夫々のガイド溝102,103
にランプユニット14側、従ってそのベース部材25に
一体の第1係合爪77及び第2係合爪78と係合するそ
断面逆L字状の第1係合部104及び第2係合部105
が形成されて成る。107は固着板21を光学ユニット
12に固着するための取付孔、108はランプユニット
14をネジ止めするためのネジ孔を示す。この固着板2
1は、図3に示すように、その取付孔107を通じてネ
ジ止め(110)して光学ユニット12に固着される。
【0077】この光学ユニット12の固着板21のガイ
ド溝102,103に、ランプユニット14側のベース
部材25の第1係合爪77及び第2結合爪78をガイド
させて、固着板21側の第1係合部104及び第2係合
部105に夫々ランプユニット14側の第1係合爪77
及び第2係合爪78を係合させ、ランプユニット14を
光学ユニット12の固着板21に装着する。そして、固
着板21の前端段差面109にランプユニット14側の
ベース部材25の垂直面板64下端面が当接した位置
で、ベース部材25の挿通孔79を通して締付ネジ10
9をネジ孔108に螺入してランプユニット14を固着
板21に固定することによって、投写型液晶表示装置3
が完成する。
【0078】ここで、固着板21においては、その取付
孔107の穿設位置によって、光学ユニット12に固着
した後のガイド溝102,103のガイド方向の角度θ
(図3参照)が決定され、投写型液晶表示装置3の設置
角度との関係でランプユニット14の光学ユニット12
に対する着脱方向が設定される。
【0079】なお、図1に示すように、投写型液晶表示
装置3をキャビネット2内に所要の角度で傾けて配置
し、カラー液晶プロジェクタ1を構成するが、その後、
ランプ13の修理、交換に際し、ランプユニット14の
みを取り出し易くするために、固着板21は、図3に示
すように光学ユニット12に対して、そのガイド溝10
2,103が取り出し易い方向に沿って傾斜するように
取付けられる。
【0080】ところで、カラー液晶プロジェクタ1にお
いては、機種に応じてキャビネット2内に配置される投
写型液晶表示装置3の傾き角を異ならす場合がある。投
写型液晶表示装置3のキャビネット2内での設置角度
(傾き角)が異なっても、ランプ13の修理、交換の際
にランプユニット14を着脱し易くするために、ランプ
ユニット14は外部より着脱し易い方向で光学ユニット
12に対して装着できることが望まれる。
【0081】このため、他の実施の形態においては、図
23に示すように、夫々全く同じ構造で単に取付孔10
7の位置を異にした、即ち光学ユニット12に対して取
付け後のガイド溝102,103のガイド方向の角度θ
が、角度θ1 ,θ2 ‥‥‥と異なるように取付孔12の
位置を異ならした複数の固着板21〔21A,21B,
‥‥‥〕を用意する。そして、用意された複数の固着板
21〔21A,21B,‥‥‥〕の中から投写型液晶表
示装置3のキャビネット2内での設置角度に応じてラン
プユニット14の着脱し易い方向となるような所要の固
着板21を選択して之を光学ユニット12に取付ける。
【0082】このように構成することによってカラー液
晶プロジェクタの機種に応じてキャビネット2内の投写
型液晶表示装置3の設置角度が異なっていても、ランプ
ユニット14の脱着を容易に行うことができ、ランプ1
3の修理、交換等の際の作業性を向上することができ
る。
【0083】更に、固着板21を光学ユニット12に対
してランプ光軸を中心にクリックモーション的に回動可
能に取付けて構成することもできる。この構成では、機
種に応じて固定板21を回動させて、固定板21の取付
け角度をランプユニット14が脱着しやすい方向に調整
することにより、ランプユニット14の脱着作業を容易
にすることができる。
【0084】上述した本実施の形態によれば、ランプ中
心Oと夫々90°離れたランプ外周縁の2つの基準点P
1 ,P2 との間の距離a,bのみを他よりも高精度に寸
法出しした光源となるランプ13を設け、このランプ1
3を、その2点(基準点)P1 ,P2 が2つの基準面3
4,35に当接するようにして上下ランプホルダ22,
23で挟持的に保持してランプ構成体24を形成するこ
とにより、公差の範囲でランプに寸法バラツキがあって
も、ランプ13の中心は高精度に位置出しされる。
【0085】そして、このランプ構成体24を、ベース
部材25に対してランプ光軸が所定位置に来るように位
置調整機構を介して位置調整して一体化し、ランプユニ
ット14を構成することにより、各構成部品に多少の寸
法バラツキがあってもランプユニット14におけるラン
プ光軸は高精度に位置出しされる。従って、ランプユニ
ット14は、光学ユニット12に対して光軸がずれるこ
となく正確に装着することができ、信頼性の高い投写型
液晶表示装置3が得られ、これによって、信頼性の高い
単板式のカラー液晶プロジェクタ1を構成することがで
きる。
【0086】ランプホルダ(22,23)においては、
下ランプホルダ22に互に直交するような2つの平坦な
基準面34,35を設け、上ランプホルダ23に上ラン
プホルダ23の嵌着方向に傾斜した押し付部材55を設
けることにより、下ランプホルダ22にランプ13を仮
り位置決めした状態で上ランプホルダ23を下ランプホ
ルダ22に被せるように嵌着するだけで、押し付部材5
5がランプ13のフランジ部28の外周縁に当接しなが
ら、ランプ13自体を基準面34,35側に押し付け、
ランプホルダ(22,23)に対してランプ中心を精度
よく位置出しすることができる。
【0087】また、ランプ構成体24をベース部材25
に取付ける際に、ベース部材25の透孔71と下ランプ
ホルダ22の第1の取付部材36との構成、及びベース
部材25の取付部69と下ランプホルダ22の第2の取
付部材37の挿通孔41との構成等によって構成され
る、いわゆる位置調整機構を介して両者間の相対的な位
置決めを行い一体化することにより、光学ユニット12
に対してランプユニット14のランプ光軸を高精度に設
定することができる。
【0088】また、本発明では、光軸調整用治具81を
用い、ランプ構成体24とベース部材25との位置調整
を行いながら、ランプ構成体24のランプ13からの光
の集光点をフォトセンサ85で検出し、光軸を決定した
のち、ランプ構成体24とベース部材25を一体化する
ので、ランプユニット14を精度よく組立てることがで
きる。
【0089】また、ランプユニット14側のコネクタ7
5又はキャビネット側のコネクタ97のいずれか一方、
本実施の形態ではコネクタ75を揺動可能に取り付ける
ことにより、このコネクタ75とキャビネット側の電源
供給用のコネクタ97が多少位置ずれしても、光学ユニ
ット12に装着されたランプユニット14に無理なスト
レスを与えることなく、ランプユニット14側のコネク
タ75とキャビネット側のコネクタ97とをスムーズに
接続することができる。従って、高精度に位置出しされ
たランプ13からの光の集光点がずれる等の悪影響を回
避することができる。
【0090】尚、上述の実施の形態では、ランプユニッ
ト14側のコネクタ75と、キャビネット側の電源供給
用のコネクタ97からなるコネクタ装置において、その
いずれか一方のコネクタを揺動可能としたが、その他の
機器に用いられるコネクタ装置にも本発明を適用するこ
とができる。
【0091】また、本発明は、カラー液晶プロジェクタ
に限らず、白黒用液晶プロジェクタにも適用できる。
【0092】
【発明の効果】本発明に係る投写型液晶表示装置によれ
ば、光源となるランプを一体に有するランプユニットを
液晶パネルを内蔵した光学ユニットに装着した際に、ラ
ンプユニット側のランプを光学ユニットに対して正しく
配置することができ、ランプからの光の集光点を光学ユ
ニット内の光軸上の一点に合致させることができ、信頼
性の高い投写型液晶表示装置を提供できる。
【0093】ランプをリング状の下ランプホルダ及び上
ランプホルダで挟持的に保持したランプ構成体を設け、
このランプ構成体をベース部材に固着してランプユニッ
トを構成することにより、ランプ光軸の位置決めを確実
にすると共に、より確実なランプの保持が可能となる。
【0094】ランプユニットにおけるランプの位置決め
手段として、下ランプホルダに設けられたランプ外周縁
の2つの基準点が当接する平坦な2つの基準面と、上ラ
ンプホルダに設けられたランプ外周縁の2つの基準点を
下ランプホルダの2つの基準面に押し付ける押し付部材
とで構成されるランプ位置決め機構を有することによ
り、ランプ構成体におけるランプ中心をバラツキなく安
定して位置決めすることができる。
【0095】ランプユニットにおけるランプの位置決め
手段として、ベース部材及び下ランプホルダによって構
成されるランプ構成体の位置調整機構を有することによ
り、ベース部材とランプ構成体との相対的な位置調整が
可能となり、ランプユニットにおけるランプ中心をバラ
ツキなく安定して位置決めすることができる。
【0096】本発明に係る液晶プロジェクタによれば、
液晶パネルを内蔵した光学ユニットにこの光学ユニット
に対してランプを正しく配置できるようにしたランプユ
ニットを装着して成る上記投写型液晶表示装置を備える
ことにより、信頼性の高い液晶プロジェクタを提供でき
る。
【0097】液晶プロジェクタにおいて、その投写型液
晶表示装置を構成する光学ユニットに対してランプユニ
ットを着脱可能とすることにより、ランプの修理、交換
等を容易に行うことができる。そして、この場合、ラン
プユニット側とキャビネット側のいずれか一方のコネク
タを揺動可能とすることにより、光学ユニットにランプ
ユニットを装着した際、コネクタの取付位置が多少ずれ
ていても、ランプユニットに無理なストレスを与えるこ
となくランプユニットのコネクタをキャビネット側の電
源供給用のコネクタにスムーズに接続することができ
る。従って高精度に位置決めされたランプの集光点がず
れる等の悪影響は回避される。
【0098】本発明に係るランプによれば、円形のフラ
ンジ部を有し、フランジ部外周縁の互に90°離れた2
つの基準点からランプ中心点までの夫々の距離の寸法
を、フランジ部外周縁の他の点からランプ中心までの距
離の寸法より高精度に、即ち、ランプ中心から2つの基
準点までの寸法だけを高精度に設定することにより、こ
の2つの基準点を基準にしてランプを保持すれば、ラン
プのガラス管球に多少の製造バラツキがあっても、ラン
プ中心の位置ずれがないランプユニットの組立てを可能
にする。
【0099】本発明に係るランプ構成体によれば、ラン
プをそのフランジ部において、リング状の下ランプホル
ダと上ランプホルダにより挟持的に保持した構成とする
ことにより、ランプの保持を確実にし、精度のよいラン
プユニットを構成できる。
【0100】下ランプホルダにランプ側の2つの基準点
に当接する2つの基準面を形成し、上ランプホルダにラ
ンプを下ランプホルダの2つの基準面に押し付ける押し
付部材を形成することにより、ランプを下ランプホルダ
上に載せ、上から上ランプホルダを被せてランプを保持
したとき、ランプの基準点が下ランプホルダの基準面に
当接し、ランプ中心が自動的に位置決めされたランプ構
成体を構成することができる。
【0101】本発明に係るランプユニットによれば、上
記のランプ構成体を光学ユニットへの装着手段を有する
ベース部材に固着して構成することにより、ランプユニ
ットの光学ユニットへの着脱を可能にし、投写型液晶表
示装置におけるランプの修理、交換を容易にする。
【0102】下ランプホルダに取付ネジの径より大きい
径のネジ挿通孔を有する取付部を設け、このネジ挿通孔
を通して取付ネジをベース部材に取付け、取付ネジに介
装したワッシャとベース部材との間で取付部を挟持して
ランプ構成体をベース部材に固着するときは、ベース部
材に対するランプ構成体の位置調整が可能となり、光学
ユニットに対してランプが正しい位置に配されたランプ
ユニットを構成することができる。
【0103】本発明に係るランプユニットの組立方法に
よれば、ランプ光軸が光学ユニットの光軸に合致するよ
うにランプが正しく位置決めされたランプユニットを組
立てることができる。
【0104】本発明に係るランプユニットの光軸調整用
治具によれば、ランプユニットの組立てに際して、ベー
ス部材に対するランプ光軸を正しく位置調整することが
でき、精度良くランプユニットを組立てることができ
る。
【0105】本発明に係るコネクタ装置によれば、互に
接続されるコネクタのいずれか一方を取付部材に対して
揺動自在に取付けることにより、互いのコネクタ位置に
多少の位置ずれがあっても、取付部材側に無理なストレ
スを与えることなく、スムーズにコネクタ接続ができ
る。従って、例えば液晶プロジェクタにおいて光学ユニ
ットの装着されるランプユニットとキャビネット側の電
源との接続に適用して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶プロジェクタの概略的構成図
である。
【図2】本発明に係る投写型液晶表示装置の概略的構成
図である。
【図3】本発明に係る投写型液晶表示装置の分解斜視図
である。
【図4】本発明に係るランプ構成体の平面図である。
【図5】図4のA−A線上の断面図である。
【図6】図4のB−B線上の断面図である。
【図7】A 本発明に係るランプの平面図である。 B 本発明に係るランプの側面図である。
【図8】本発明に係るランプ構成体の下ランプホルダの
平面図である。
【図9】図8の下ランプホルダの上面からみた斜視図で
ある。
【図10】図8の下ランプホルダの底面からみた斜視図
である。
【図11】本発明に係るランプ構成体の上ランプホルダ
の平面図である。
【図12】図11の上ランプホルダの上面側から見た斜
視図である。
【図13】上ランプホルダの底面図である。
【図14】図13の上ランプホルダの底面から見た斜視
図である。
【図15】本発明に係るランプユニットのベース部材の
平面図である。
【図16】図15のベース部材の上面から見た斜視図で
ある。
【図17】図15のベース部材の底面から見た斜視図で
ある。
【図18】本発明に係るランプユニットの組立て及び之
に用いる治具を示す構成図である。
【図19】本発明に係るランプユニットの組立てを示す
要部の断面図である。
【図20】本発明に係るコネクタ装置を示す構成図であ
る。
【図21】コネクタ装置に用いるキャップの側を示す平
面図である。
【図22】A 本発明に係る光学ユニットの固着板の例
を示す平面図である。 B そのC−C線上の断面図である。 C そのD−D線上の断面図である。
【図23】本発明に係る液晶プロジェクタの他の実施の
形態を示す投写型液晶表示装置の側面図である。
【符号の説明】
1‥‥液晶プロジェクタ、2‥‥キャビネット、3‥‥
投写型液晶表示装置、5‥‥反射ミラー、6‥‥スクリ
ーン、12‥‥光学ユニット、13‥‥ランプ、14‥
‥ランプユニット、16‥‥液晶パネル、17‥‥ダイ
クロイックミラー群、18‥‥レンズ系、21‥‥固着
板、22‥‥下ランプホルダ、23‥‥上ランプホル
ダ、25‥‥ベース部材、27‥‥ガラス管球、28‥
‥フランジ部、P1 ,P2 ‥‥基準点、34,35‥‥
基準面、36‥‥第1の取付部材、37‥‥第2の取付
部材、53‥‥取付部、55‥‥押し付部材、56‥‥
爪部、69‥‥取付部、71‥‥透孔、81‥‥光軸調
整用治具、82‥‥載置台、83‥‥位置決めピン、8
4‥‥X−Yテーブル、85‥‥ワッシャ、88‥‥締
付ネジ、75‥‥コネクタ、95‥‥キャップ、10
2,103‥‥ガイド溝

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶パネルを内蔵した光学ユニットと、 前記光学ユニットに装着され、光学ユニット内の所定位
    置に集光する光源となるランプを配したランプユニット
    とからなり、 前記ランプユニットに、前記光学ユニットに対する前記
    ランプの位置決め手段が設けられて成ることを特徴とす
    る投写型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ランプユニットが、 前記ランプをリング状の下ランプホルダ及びリング状の
    上ランプホルダで挟持的に保持してなるランプ構成体
    と、 前記ランプ構成体を固着するベース部材とから成ること
    を特徴とする請求項1に記載の投写型液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ランプの光学ユニットに対する位置
    決め手段は、 前記下ランプホルダに設けられ、ランプ外周縁の2つの
    基準点が当接する平坦な2つの基準面と、 前記上ランプホルダに設けられ、前記ランプ外周縁の2
    つの基準点を前記2つの基準面に押し付ける押付け部材
    とで構成されるランプ位置決め機構を有して成ることを
    特徴とする請求項2に記載の投写型液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記ランプの光学ユニットに対する位置
    決め手段は、 前記ベース部材及び下ランプホルダによって構成される
    ランプ構成体の位置調整機構を有して成ることを特徴と
    する請求項3に記載の投写型液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の投写型液晶表示装置を
    備え、 該投写型液晶表示装置の画像をスクリーン上に投写して
    成ることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載の投写型液晶表示装置を
    備え、 該投写型液晶表示装置の画像をスクリーン上に投写して
    成ることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の投写型液晶表示装置を
    備え、 該投写型液晶表示装置の画像をスクリーン上に投写して
    成ることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の投写型液晶表示装置を
    備え、 該投写型液晶表示装置の画像をスクリーン上に投写して
    成ることを特徴とする液晶プロジェクタ。
  9. 【請求項9】 前記光学ユニットに前記ランプユニット
    が着脱可能に装着され、 前記ランプユニット側の第1のコネクタ又は第1のコネ
    クタに接続されるキャビネット側の第2のコネクタのい
    ずれか一方が揺動可能に取付けられて成ることを特徴と
    する請求項5に記載の液晶プロジェクタ。
  10. 【請求項10】 出射光が集光されるランプであって、
    円形のフランジ部を有し、 該フランジ部外周縁の互に90°離れた2つの基準点か
    らランプ中心点までの夫々の距離の寸法が、前記フラン
    ジ部外周縁の他の点からランプ中心点までの距離の寸法
    より高精度に設定されて成ることを特徴とするランプ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のランプと、 該ランプのフランジ部を受けるリング状の下ランプホル
    ダと、 前記下ランプホルダに嵌着されるリング状の上ランプホ
    ルダとからなり、 前記ランプがフランジ部において、前記下ランプホルダ
    と前記上ランプホルダにより挟持的に保持されて成るこ
    とを特徴とするランプ構成体。
  12. 【請求項12】 前記下ランプホルダに前記ランプのフ
    ランジ部の2つの基準点を当接する平坦な2つの基準面
    が形成され、 前記上ランプホルダに押し付部材が形成され、 前記上ランプホルダの押し付部材により、前記ランプの
    フランジ部の2つの基準点が前記下ランプホルダの2つ
    の基準面に押し付けられて前記下ランプホルダに対して
    前記ランプが位置決めされて成ることを特徴とする請求
    項11に記載のランプ構成体。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載のランプ構成体が光
    学ユニットへの装着手段を有するベース部材に固着され
    て成ることを特徴とするランプユニット。
  14. 【請求項14】 前記ランプ構成体の下ランプホルダに
    取付けネジの径より大きい径のネジ挿通孔を有する取付
    部が一体に設けられ、 前記取付ネジが前記ネジ挿通孔を通じてベース部材に取
    付けられ、 前記取付ネジに介装したワッシャと前記ベース部材との
    間で前記取付部が挟持されて、前記ランプ構成体が前記
    ベース部材に固着されて成ることを特徴とする請求項1
    3に記載のランプユニット。
  15. 【請求項15】 ランプ構成体をベース部材上に配置
    し、 前記ランプ構成体と前記ベース部材との位置調整を行い
    ながら、前記ランプ構成体のランプからの光の集光点を
    検出して光軸を決定した後、 前記ランプ構成体との前記ベース部材を一体化すること
    を特徴とするランプユニットの組立方法。
  16. 【請求項16】 ランプユニットのベース部材を載置固
    定する載置台と、 ランプ構成体を前記載置台上のベース部材に対して移動
    調整する可動テーブルと、 前記ランプ構成体のランプからの光の集光点を検出する
    検出手段とを備えて成ることを特徴とするランプユニッ
    トの光軸調整用治具。
  17. 【請求項17】 第1の取付部材に設けられた第1のコ
    ネクタと、 第2の取付部材に設けられた前記第1のコネクタに接続
    される第2のコネクタとからなるコネクタ装置におい
    て、 前記第1及び第2のコネクタのいずれか一方が前記取付
    部材に対して揺動自在に取付けられ、 他方が前記取付部材に固定して取付けられて成ることを
    特徴とするコネクタ装置。
JP9232653A 1997-08-28 1997-08-28 液晶プロジェクタ、投写型液晶表示装置、之に用いられるランプユニット、ランプ構成体及びランプ、ランプユニットの組立方法、ランプユニットの光軸調整用治具、並びにコネクタ装置 Pending JPH1172844A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084587A (ja) * 2004-09-14 2006-03-30 Sony Corp 光源ランプ装置及びプロジェクタ装置
KR100813733B1 (ko) 2006-06-28 2008-03-13 엘지전자 주식회사 프로젝션 시스템의 램프 어셈블리 및 램프 위치 조정 방법
CN100501560C (zh) 2005-07-18 2009-06-17 台达电子工业股份有限公司 投影系统的光源调整装置
US8757815B2 (en) 2011-06-01 2014-06-24 Panasonic Corporation Lamp unit
JP2015210394A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 株式会社リコー 画像投射装置及び光源ランプユニット

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