JPH1172931A - 感光体の製造装置 - Google Patents
感光体の製造装置Info
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- JPH1172931A JPH1172931A JP23222697A JP23222697A JPH1172931A JP H1172931 A JPH1172931 A JP H1172931A JP 23222697 A JP23222697 A JP 23222697A JP 23222697 A JP23222697 A JP 23222697A JP H1172931 A JPH1172931 A JP H1172931A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- coating liquid
- tank
- solvent
- stirring
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- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 導電性の支持体上に感光層を塗布する時に、
塗布槽へと供給される塗布液中への気泡の混入を阻止
し、塗布欠陥を防止する。 【解決手段】 結着樹脂及び感光材料を溶剤にて混合し
て得られた感光材料である塗布液2が満たされた塗布槽
1内に、導電性の支持体4を浸漬させる。この時、塗布
液2は塗布槽1の上部よりオーバーフローし、それがオ
ーバーフロー受け槽3に受けられ、溶剤又は塗布液が追
加補給される撹拌槽5に戻され、該撹拌槽5から塗布槽
1へと循環供給される。この時、撹拌槽5に追加補給さ
れる塗布液又は溶剤は、撹拌槽5と区分して設けられた
筒形状の補給部14の投入口14aに対応して金属メッ
シュ18が設けられ、該金属メッシュ18を介して溶剤
や塗布液が追加補給させる。この補給時に、気泡の混入
が抑制され同時に、不溶物やダウトが合わせて除去さ
れ、気泡等による塗布欠陥を阻止できる。
塗布槽へと供給される塗布液中への気泡の混入を阻止
し、塗布欠陥を防止する。 【解決手段】 結着樹脂及び感光材料を溶剤にて混合し
て得られた感光材料である塗布液2が満たされた塗布槽
1内に、導電性の支持体4を浸漬させる。この時、塗布
液2は塗布槽1の上部よりオーバーフローし、それがオ
ーバーフロー受け槽3に受けられ、溶剤又は塗布液が追
加補給される撹拌槽5に戻され、該撹拌槽5から塗布槽
1へと循環供給される。この時、撹拌槽5に追加補給さ
れる塗布液又は溶剤は、撹拌槽5と区分して設けられた
筒形状の補給部14の投入口14aに対応して金属メッ
シュ18が設けられ、該金属メッシュ18を介して溶剤
や塗布液が追加補給させる。この補給時に、気泡の混入
が抑制され同時に、不溶物やダウトが合わせて除去さ
れ、気泡等による塗布欠陥を阻止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顔料分散系塗布液
を支持体表面に塗布し、電子写真感光体を作製する製造
装置に関し、さらに詳しくは電子写真感光体に使用され
る光導電性の支持体を塗布液にて塗膜を形成し、電子写
真用の感光体を製造するための装置に関する。
を支持体表面に塗布し、電子写真感光体を作製する製造
装置に関し、さらに詳しくは電子写真感光体に使用され
る光導電性の支持体を塗布液にて塗膜を形成し、電子写
真用の感光体を製造するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置、例えば電子写真方式を利
用した画像形成装置においては、記録媒体である電子写
真用感光体上にトナー像を形成し、これを普通紙等のシ
ート上に転写し、このシート上のトナー像を永久像とし
てシート上に保持させるために、例えば加熱定着装置を
通過させることでトナーを加熱定着したのち、装置本体
外へと排出するようにしている。
用した画像形成装置においては、記録媒体である電子写
真用感光体上にトナー像を形成し、これを普通紙等のシ
ート上に転写し、このシート上のトナー像を永久像とし
てシート上に保持させるために、例えば加熱定着装置を
通過させることでトナーを加熱定着したのち、装置本体
外へと排出するようにしている。
【0003】このような画像形成装置に使用される電子
写真感光体は、特に導電性基体として金属、例えばアル
ミ等からなる円筒体、エンドレスベルト等の表面に光導
電層を形成している。この光導電層の材料としては、最
近有機半導体(OPC)が主流になってきている。その
ため、有機半導体の感光性材料を導電性基体に塗布して
電子写真感光体を製造している。
写真感光体は、特に導電性基体として金属、例えばアル
ミ等からなる円筒体、エンドレスベルト等の表面に光導
電層を形成している。この光導電層の材料としては、最
近有機半導体(OPC)が主流になってきている。その
ため、有機半導体の感光性材料を導電性基体に塗布して
電子写真感光体を製造している。
【0004】この電子写真用の感光体を製造する時に感
光層を形成するために浸漬塗布法を利用するものが一般
的である。この浸漬塗布法による感光体の製造装置とし
ては、感光層を形成するための塗布液を循環させる循環
系と感光体の基体の昇降装置から構成されている。
光層を形成するために浸漬塗布法を利用するものが一般
的である。この浸漬塗布法による感光体の製造装置とし
ては、感光層を形成するための塗布液を循環させる循環
系と感光体の基体の昇降装置から構成されている。
【0005】上記塗布液の循環系は、塗布液を満たした
塗布槽と、該塗布槽へと塗布液を供給するために塗布液
を所定量貯蔵した撹拌槽と、該撹拌槽からの塗布液を塗
布槽へと供給する循環用のポンプ等を備えて構成されて
いる。また、塗布槽の容量以上の塗布液は、塗布槽から
オーバフローし、オーバフローした塗布液が上記撹拌槽
へと戻され、塗膜の形成により塗布液の減少により新た
な塗布液が補給され、これと共に十分に撹拌された後
に、塗布槽へと送られるように循環される。
塗布槽と、該塗布槽へと塗布液を供給するために塗布液
を所定量貯蔵した撹拌槽と、該撹拌槽からの塗布液を塗
布槽へと供給する循環用のポンプ等を備えて構成されて
いる。また、塗布槽の容量以上の塗布液は、塗布槽から
オーバフローし、オーバフローした塗布液が上記撹拌槽
へと戻され、塗膜の形成により塗布液の減少により新た
な塗布液が補給され、これと共に十分に撹拌された後
に、塗布槽へと送られるように循環される。
【0006】以上のようにして塗布槽には一定量の塗布
液で満たされ、この塗布槽の塗布液に電子写真用の導電
性の支持体(基体)を昇降装置を用いて浸し、一定速度
で基体を引き上げるようにする。これにより、基体表面
には、塗布液が塗布され、所定の厚さの感光層が形成さ
れる。このような浸漬塗布方式による感光体の製造装置
においては、塗布液を均一にして、塗膜に欠陥が生じな
いようにするために、塗布液を循環させるようにしてい
る。
液で満たされ、この塗布槽の塗布液に電子写真用の導電
性の支持体(基体)を昇降装置を用いて浸し、一定速度
で基体を引き上げるようにする。これにより、基体表面
には、塗布液が塗布され、所定の厚さの感光層が形成さ
れる。このような浸漬塗布方式による感光体の製造装置
においては、塗布液を均一にして、塗膜に欠陥が生じな
いようにするために、塗布液を循環させるようにしてい
る。
【0007】一方、電子写真用の感光体に使用される塗
布液としては、例えば電荷発生層には、電荷発生材料を
バインダ樹脂とテトラヒドロフラン等の揮発性の有機溶
剤と混合し、分散したものが用いられる。こられの分散
液を塗布液として用いる場合、上記従来の浸漬塗布方式
に製造装置においては、塗布液を循環させると顔料等の
粒子が凝集したり、塗布液の均一性が低下し、樹脂成分
と顔料成分の分離が発生する等の現象が生じる。
布液としては、例えば電荷発生層には、電荷発生材料を
バインダ樹脂とテトラヒドロフラン等の揮発性の有機溶
剤と混合し、分散したものが用いられる。こられの分散
液を塗布液として用いる場合、上記従来の浸漬塗布方式
に製造装置においては、塗布液を循環させると顔料等の
粒子が凝集したり、塗布液の均一性が低下し、樹脂成分
と顔料成分の分離が発生する等の現象が生じる。
【0008】また、電荷輸送層には、電荷輸送材料とバ
インダ樹脂をジクロルメタン等の揮発性の有機溶剤に溶
解、あるいは分散したもの等が使用されるが、これらの
分散液を塗布液として浸漬塗布方式の装置において使用
する場合、塗布液を循環、塗布を行うことにより溶剤の
揮発による塗布液の粘度と固形分の変化が起こる。その
ため、長時間連続して塗布を行うことにより、基体上の
塗布層が増大する。すなわち、一定の速度で引き上げて
も均一塗布が行えなくなる。
インダ樹脂をジクロルメタン等の揮発性の有機溶剤に溶
解、あるいは分散したもの等が使用されるが、これらの
分散液を塗布液として浸漬塗布方式の装置において使用
する場合、塗布液を循環、塗布を行うことにより溶剤の
揮発による塗布液の粘度と固形分の変化が起こる。その
ため、長時間連続して塗布を行うことにより、基体上の
塗布層が増大する。すなわち、一定の速度で引き上げて
も均一塗布が行えなくなる。
【0009】そこで、従来では、撹拌槽にて粘度調整を
行うために、例えば特開平2−131241号公報に開
示されているように、塗布液の粘度を随時測定し、塗布
液の粘度測定値と設定値(基準値)との偏差値に応じて
溶剤等を追加補給し、塗布液の粘度を一定状態に制御す
ることで、塗布層つまり塗膜を均一にするようにしてい
る。
行うために、例えば特開平2−131241号公報に開
示されているように、塗布液の粘度を随時測定し、塗布
液の粘度測定値と設定値(基準値)との偏差値に応じて
溶剤等を追加補給し、塗布液の粘度を一定状態に制御す
ることで、塗布層つまり塗膜を均一にするようにしてい
る。
【0010】また、連続で電子写真用の感光体を製造す
ることにより、塗布液の減少が生じる。この減少した塗
布液を追加補給することで、塗布液を安定させるように
しいる。これにより、常に同一条件で塗布液による塗布
を行い、均一な塗膜を形成するようにしている。
ることにより、塗布液の減少が生じる。この減少した塗
布液を追加補給することで、塗布液を安定させるように
しいる。これにより、常に同一条件で塗布液による塗布
を行い、均一な塗膜を形成するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浸漬塗布装置によれば、塗布液を循環させるとなると、
上述した均一な分散状態に維持することが非常に困難に
なり、凝集物等により黒ポチや白ポチが発生し、均一な
画像が得られないといった問題があった。
浸漬塗布装置によれば、塗布液を循環させるとなると、
上述した均一な分散状態に維持することが非常に困難に
なり、凝集物等により黒ポチや白ポチが発生し、均一な
画像が得られないといった問題があった。
【0012】また、塗布液の追加や、粘度調整のために
溶剤を追加する場合に、その追加補給時に気泡が混入す
る問題が生じ、この気泡が塗布槽へと送られる。この気
泡が基体に付着すると、その気泡部分には塗布液が塗布
されず、あるいは塗布層が薄くなる。また、溶剤と塗布
液の混合が不均一となることがあれば、筋状等の濃度ム
ラよる塗布欠陥が発生し、良好なる感光体を製造するこ
とができなくなる問題があった。
溶剤を追加する場合に、その追加補給時に気泡が混入す
る問題が生じ、この気泡が塗布槽へと送られる。この気
泡が基体に付着すると、その気泡部分には塗布液が塗布
されず、あるいは塗布層が薄くなる。また、溶剤と塗布
液の混合が不均一となることがあれば、筋状等の濃度ム
ラよる塗布欠陥が発生し、良好なる感光体を製造するこ
とができなくなる問題があった。
【0013】本発明は、上述のような問題点に鑑み、塗
布液量が不足した場合や、塗布液の粘度変化に応じて溶
剤や塗布液を追加する場合の気泡の混入をなくし、均一
な分散性を得、よって安定した塗布を行える感光体の製
造装置を提供することを目的とする。
布液量が不足した場合や、塗布液の粘度変化に応じて溶
剤や塗布液を追加する場合の気泡の混入をなくし、均一
な分散性を得、よって安定した塗布を行える感光体の製
造装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による上述した目
的を達成するための感光体の製造装置は、結着樹脂及び
感光材料を溶剤で混合させて得られた塗布液を収容し、
該収容した塗布液を導電性の支持体表面に塗布して所定
厚の感光層を形成することで電子写真用の感光体を製造
する感光体の製造装置において、上記塗布槽へと塗布液
を供給するために上記塗布液を収容し、該塗布液を撹拌
する撹拌槽を備え、該撹拌槽へと塗布液又は塗布液の粘
度調整を行うための溶剤を投入する部分にメッシュを設
けたことを特徴とする。
的を達成するための感光体の製造装置は、結着樹脂及び
感光材料を溶剤で混合させて得られた塗布液を収容し、
該収容した塗布液を導電性の支持体表面に塗布して所定
厚の感光層を形成することで電子写真用の感光体を製造
する感光体の製造装置において、上記塗布槽へと塗布液
を供給するために上記塗布液を収容し、該塗布液を撹拌
する撹拌槽を備え、該撹拌槽へと塗布液又は塗布液の粘
度調整を行うための溶剤を投入する部分にメッシュを設
けたことを特徴とする。
【0015】このような構成によれば、撹拌槽への塗布
液又は溶剤の追加補給時には、メッシュを介して塗布液
又は溶剤が追加補給される。この時、不溶物やダストが
メッシュに捕獲される一方、気泡の混入が抑制されて補
給されることになる。これにより、塗布槽へと撹拌槽か
ら塗布液が供給されても、気泡による塗布欠陥が解消さ
れ、また分散性が阻害されることもなく、良好なる塗布
を行える。
液又は溶剤の追加補給時には、メッシュを介して塗布液
又は溶剤が追加補給される。この時、不溶物やダストが
メッシュに捕獲される一方、気泡の混入が抑制されて補
給されることになる。これにより、塗布槽へと撹拌槽か
ら塗布液が供給されても、気泡による塗布欠陥が解消さ
れ、また分散性が阻害されることもなく、良好なる塗布
を行える。
【0016】ここで、感光層として少なくとも電荷発生
層と電荷輸送層から構成されるような場合、電荷輸送層
を形成するための塗布液の粘度が通常、電荷発生層の粘
度より高粘度であり、高粘度の塗布液の追加補給を行う
場合に、気泡を取り込みやすくなる。そのため、上述し
たように追加補給を行う部分にメッシュを設けること
で、気泡の混入を阻止でき、よって高粘度の塗布液によ
り塗布を行う場合に、気泡による塗布欠陥を合わせて解
消できる。また、溶剤の追加補給時には、特に撹拌槽の
塗布液との衝突により空気を取り込み気泡が混入される
が、これもメッシュを設けることで気泡が塗布液中に混
入することが抑制され、これにより気泡の混入による塗
布欠陥を解消できる。
層と電荷輸送層から構成されるような場合、電荷輸送層
を形成するための塗布液の粘度が通常、電荷発生層の粘
度より高粘度であり、高粘度の塗布液の追加補給を行う
場合に、気泡を取り込みやすくなる。そのため、上述し
たように追加補給を行う部分にメッシュを設けること
で、気泡の混入を阻止でき、よって高粘度の塗布液によ
り塗布を行う場合に、気泡による塗布欠陥を合わせて解
消できる。また、溶剤の追加補給時には、特に撹拌槽の
塗布液との衝突により空気を取り込み気泡が混入される
が、これもメッシュを設けることで気泡が塗布液中に混
入することが抑制され、これにより気泡の混入による塗
布欠陥を解消できる。
【0017】上述した構成による感光体の製造装置にお
いて、上記投入部分に設けられるメッシュとしては、1
00メッシュ以上、500メッシュ以下に設定すること
で、気泡の混入を抑制する効果を助長できる。特に、1
00メッシュ以上にすることで、確実に気泡の混入を防
止でき、500メッシュ以下にすることで、不溶物やダ
ストを除去する一方、メッシュの目詰まりより補給不良
が生じることなく良好なる補給を行える。特にメッシュ
を設けることで、溶剤を追加補給する場合には、塗布液
との融和を良好にできる。
いて、上記投入部分に設けられるメッシュとしては、1
00メッシュ以上、500メッシュ以下に設定すること
で、気泡の混入を抑制する効果を助長できる。特に、1
00メッシュ以上にすることで、確実に気泡の混入を防
止でき、500メッシュ以下にすることで、不溶物やダ
ストを除去する一方、メッシュの目詰まりより補給不良
が生じることなく良好なる補給を行える。特にメッシュ
を設けることで、溶剤を追加補給する場合には、塗布液
との融和を良好にできる。
【0018】また、上述した構成による感光体の製造装
置において、上記撹拌槽に追加補給する液が溶剤であ
り、該溶剤の追加補給速度を1cc/sec以下に設定
すれば、塗布液との融和がさらに良好になり、凝集物等
の発生を抑え、良好なる塗布を行え、生産性の向上が可
能となる。
置において、上記撹拌槽に追加補給する液が溶剤であ
り、該溶剤の追加補給速度を1cc/sec以下に設定
すれば、塗布液との融和がさらに良好になり、凝集物等
の発生を抑え、良好なる塗布を行え、生産性の向上が可
能となる。
【0019】さらに、上述した構成の感光体の製造装置
において、上記投入部分に、撹拌槽と区分されてなる補
給部を設け、該補給部に補給される塗布液又は溶剤を撹
拌する撹拌部材を設けるようにしておけば、塗布液又は
溶剤が追加される時に、事前に塗布液との撹拌が行わ
れ、メッシュを介して撹拌槽に追加補給されることにな
る。そのため、塗布液が不均一であるために生じるスジ
状のタレムラ等の塗布欠陥を解消できる。また、溶剤の
追加時には、塗布液との融和が良好となり、撹拌槽に補
給されることになる。
において、上記投入部分に、撹拌槽と区分されてなる補
給部を設け、該補給部に補給される塗布液又は溶剤を撹
拌する撹拌部材を設けるようにしておけば、塗布液又は
溶剤が追加される時に、事前に塗布液との撹拌が行わ
れ、メッシュを介して撹拌槽に追加補給されることにな
る。そのため、塗布液が不均一であるために生じるスジ
状のタレムラ等の塗布欠陥を解消できる。また、溶剤の
追加時には、塗布液との融和が良好となり、撹拌槽に補
給されることになる。
【0020】さらに、上述した構成の感光体の製造装置
において、上記撹拌槽に設けられ塗布液を撹拌する撹拌
部材に、塗布液の量に応じて浮揚する浮揚機構を設ける
ようにしておけば、撹拌槽内の塗布液の量に応じて撹拌
部材の位置が上下動される。そのため、塗布液の量に応
じた撹拌を可能にできる。例えば、撹拌部材が塗布液面
から露出し、撹拌駆動される時に、塗布液の跳ね返りに
よる気泡の混入を防止できる。そこで、塗布液の量に応
じて撹拌部材の撹拌速度を制御することで、上述した跳
ね返りによる気泡の混入を防止する効果が助長されるだ
けでなく、塗布液の量に応じて良好なる撹拌が可能にな
る。
において、上記撹拌槽に設けられ塗布液を撹拌する撹拌
部材に、塗布液の量に応じて浮揚する浮揚機構を設ける
ようにしておけば、撹拌槽内の塗布液の量に応じて撹拌
部材の位置が上下動される。そのため、塗布液の量に応
じた撹拌を可能にできる。例えば、撹拌部材が塗布液面
から露出し、撹拌駆動される時に、塗布液の跳ね返りに
よる気泡の混入を防止できる。そこで、塗布液の量に応
じて撹拌部材の撹拌速度を制御することで、上述した跳
ね返りによる気泡の混入を防止する効果が助長されるだ
けでなく、塗布液の量に応じて良好なる撹拌が可能にな
る。
【0021】一方、本発明の目的を達成するための他の
感光体の製造装置は、結着樹脂及び感光材料を溶剤で混
合させて得られた塗布液を収容し、該収容した塗布液を
導電性の支持体表面に塗布して所定厚の感光層を形成す
ることで電子写真用の感光体を製造する感光体の製造装
置において、上記塗布槽へと塗布液を供給するために上
記塗布液を収容し、該塗布液を撹拌する撹拌槽を備え、
該撹拌槽へと塗布液の粘度調整を行うための溶剤を投入
する際に、該溶剤を霧状にして補給する噴霧手段を設け
たことを特徴とする。
感光体の製造装置は、結着樹脂及び感光材料を溶剤で混
合させて得られた塗布液を収容し、該収容した塗布液を
導電性の支持体表面に塗布して所定厚の感光層を形成す
ることで電子写真用の感光体を製造する感光体の製造装
置において、上記塗布槽へと塗布液を供給するために上
記塗布液を収容し、該塗布液を撹拌する撹拌槽を備え、
該撹拌槽へと塗布液の粘度調整を行うための溶剤を投入
する際に、該溶剤を霧状にして補給する噴霧手段を設け
たことを特徴とする。
【0022】このような構成により、撹拌槽内の塗布液
との融和を良好にすると同時に、気泡の混入を確実に阻
止できる。つまり噴霧手段を介して霧状にして追加補給
するため、気泡が混入する要因、つまり追加するときに
塗布液との衝突等にて生じる気泡の混入が解消される。
特に、塗布液と溶剤の融和が良好でないため、追加補給
時に衝突にて気泡が多発しているが、これを解消でき
る。
との融和を良好にすると同時に、気泡の混入を確実に阻
止できる。つまり噴霧手段を介して霧状にして追加補給
するため、気泡が混入する要因、つまり追加するときに
塗布液との衝突等にて生じる気泡の混入が解消される。
特に、塗布液と溶剤の融和が良好でないため、追加補給
時に衝突にて気泡が多発しているが、これを解消でき
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明による実施形態を図
面等を参照して詳細に説明する。
面等を参照して詳細に説明する。
【0024】本発明による感光体の製造装置の全体構造
については、図2にその一例を示している。また、図1
は図2に示す製造装置による本発明の第1の実施形態を
説明するための撹拌槽の詳細を示す構成図である。
については、図2にその一例を示している。また、図1
は図2に示す製造装置による本発明の第1の実施形態を
説明するための撹拌槽の詳細を示す構成図である。
【0025】まず、図2において本発明における感光体
の製造装置の構造について説明する。図中1は塗布槽、
2は塗布槽に蓄えられる感光層を形成するための塗布
液、3は塗布槽1よりオーバーフローした塗布液を受け
るオーバーフロー受け槽、4は導電性の円筒状支持体
(基体)、5はオーバーフローした塗布液を回収し再度
塗布槽へと送り込むための本発明にかかる撹拌槽であっ
て、必要に応じて新しい塗布液や溶剤が補給されるよう
になっている。
の製造装置の構造について説明する。図中1は塗布槽、
2は塗布槽に蓄えられる感光層を形成するための塗布
液、3は塗布槽1よりオーバーフローした塗布液を受け
るオーバーフロー受け槽、4は導電性の円筒状支持体
(基体)、5はオーバーフローした塗布液を回収し再度
塗布槽へと送り込むための本発明にかかる撹拌槽であっ
て、必要に応じて新しい塗布液や溶剤が補給されるよう
になっている。
【0026】また、撹拌槽5内の塗布液2を上記塗布槽
1へと送り込むために、撹拌槽5と塗布槽1との間には
供給パイプ6が連通されており、途中に配置されている
循環ポンプ7を介して塗布液2が塗布槽1へと供給され
る。また、上記オーバフローした塗布液を受ける受け槽
3からの塗布液を撹拌槽5へと回収するために回収パイ
プ8が受け槽3と撹拌槽5との間に連通されている。
1へと送り込むために、撹拌槽5と塗布槽1との間には
供給パイプ6が連通されており、途中に配置されている
循環ポンプ7を介して塗布液2が塗布槽1へと供給され
る。また、上記オーバフローした塗布液を受ける受け槽
3からの塗布液を撹拌槽5へと回収するために回収パイ
プ8が受け槽3と撹拌槽5との間に連通されている。
【0027】そして、電子写真用の感光体を構成するた
めの基体4を昇降する昇降装置10が塗布槽1に対応す
るように設けられている。この昇降装置10は、円筒状
の上記基体である導電性の支持体4を保持し塗布槽1内
の塗布液2に浸漬し、浸漬後に引き上げるための支持体
保持部11、支持体保持部11を昇降させるための昇降
用ボールネジ12、ボールネジ駆動用のモータ13等か
ら構成されている。
めの基体4を昇降する昇降装置10が塗布槽1に対応す
るように設けられている。この昇降装置10は、円筒状
の上記基体である導電性の支持体4を保持し塗布槽1内
の塗布液2に浸漬し、浸漬後に引き上げるための支持体
保持部11、支持体保持部11を昇降させるための昇降
用ボールネジ12、ボールネジ駆動用のモータ13等か
ら構成されている。
【0028】図2に示す感光体の製造装置において、速
度制御装置等により、速度制御(回転速度制御)された
ボールネジ駆動用モータ13を介して、昇降用ボールネ
ジ12が回転し、その上部の支持体保持部11に取り付
けられた支持体4が、塗布槽1内に下降することで、塗
布液2中に浸漬される。そこで、支持体4が塗布液2に
浸漬された時に、塗布槽1内の塗布液2の一部(上部)
がオーバーフローし、これがオーバーフロー受け槽3に
集まり、回収パイプ8を介して撹拌槽5に回収される。
度制御装置等により、速度制御(回転速度制御)された
ボールネジ駆動用モータ13を介して、昇降用ボールネ
ジ12が回転し、その上部の支持体保持部11に取り付
けられた支持体4が、塗布槽1内に下降することで、塗
布液2中に浸漬される。そこで、支持体4が塗布液2に
浸漬された時に、塗布槽1内の塗布液2の一部(上部)
がオーバーフローし、これがオーバーフロー受け槽3に
集まり、回収パイプ8を介して撹拌槽5に回収される。
【0029】以上のようにして塗布液2は、撹拌槽5か
ら供給パイプ6を介して循環ポンプ7の作用により塗布
槽1へと供給され、浸漬塗布において塗布槽1からオー
バーフローし、このオーバーフローした塗布液が撹拌槽
5へと回収パイプ8を介して循環される。
ら供給パイプ6を介して循環ポンプ7の作用により塗布
槽1へと供給され、浸漬塗布において塗布槽1からオー
バーフローし、このオーバーフローした塗布液が撹拌槽
5へと回収パイプ8を介して循環される。
【0030】ここで、支持体4に感光層を形成するため
の塗布液2及び支持体4について説明する。本発明によ
る感光層を形成するための製造装置、つまり図2に示す
製造装置は単層型や積層型の電子写真感光体のいずれに
も適用することができる。
の塗布液2及び支持体4について説明する。本発明によ
る感光層を形成するための製造装置、つまり図2に示す
製造装置は単層型や積層型の電子写真感光体のいずれに
も適用することができる。
【0031】ここで、単層型とは、一層により感光層を
形成するものである。また、積層型とは機能を分離した
層を積層したもので、電荷発生層と電荷輸送層とを積層
し感光層を構成するものである。
形成するものである。また、積層型とは機能を分離した
層を積層したもので、電荷発生層と電荷輸送層とを積層
し感光層を構成するものである。
【0032】まず、本発明に用いられる導電性の支持体
4の材料としては、基体自体が導電性を持つもの、例え
ばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステン
レス、ニッケル、チタン等を用いことができる。その
他、アルミニウム、金、銀、銅、亜鉛、ニッケル、チタ
ン、酸化インジュウム、酸化スズ等を蒸着したプラスチ
ックや紙、さらに導電性粒子を含有したプラスチックや
紙、導電性ポリマーを含有するプラスチック等を用いる
ことができる。
4の材料としては、基体自体が導電性を持つもの、例え
ばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステン
レス、ニッケル、チタン等を用いことができる。その
他、アルミニウム、金、銀、銅、亜鉛、ニッケル、チタ
ン、酸化インジュウム、酸化スズ等を蒸着したプラスチ
ックや紙、さらに導電性粒子を含有したプラスチックや
紙、導電性ポリマーを含有するプラスチック等を用いる
ことができる。
【0033】上記導電性支持体4と感光層との間には通
常使用される公知のバリアー層(下た引き層)を設ける
こともある。バリアー層としては、例えばアルミニウム
陽極酸化皮膜、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム
等の無機層、ポリビニルアルコール、エゼイン、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸、セルロース類、ゼラ
チン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミド、等の有機
層が使用できる。
常使用される公知のバリアー層(下た引き層)を設ける
こともある。バリアー層としては、例えばアルミニウム
陽極酸化皮膜、酸化アルミニウム、水酸化アルミニウム
等の無機層、ポリビニルアルコール、エゼイン、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリル酸、セルロース類、ゼラ
チン、デンプン、ポリウレタン、ポリイミド、等の有機
層が使用できる。
【0034】また、感光層を構成する積層型の電荷発生
層に使用される電荷発生材料としては、クロルダイアン
ブルー等のビスアゾ系化合物、ジブロモアンサンスロン
等の多環キノン系化合物、ペリレン系化合物、キナクリ
ドン系化合物、フタロシアニン系化合物、アズレニュウ
ム塩系化合物等が知られており、1種もしくは2種以上
を併用することも可能である。
層に使用される電荷発生材料としては、クロルダイアン
ブルー等のビスアゾ系化合物、ジブロモアンサンスロン
等の多環キノン系化合物、ペリレン系化合物、キナクリ
ドン系化合物、フタロシアニン系化合物、アズレニュウ
ム塩系化合物等が知られており、1種もしくは2種以上
を併用することも可能である。
【0035】この電荷発生層には、化学増感剤として電
子受容性材料、例えばテトラシアノエチレン、7,7,
8,8−テトラシアノキノジメンタ等のシアの化合物、
アントラキノン、p−ベンゾキノン等のキノン類、2,
4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7−テ
トラニトロフルオレノン等のニトロ化合物、または光学
増感剤として、キサンテン系色素、チアジン色素、トリ
フェニルメタ系色素等の色素を添加してもよい。
子受容性材料、例えばテトラシアノエチレン、7,7,
8,8−テトラシアノキノジメンタ等のシアの化合物、
アントラキノン、p−ベンゾキノン等のキノン類、2,
4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7−テ
トラニトロフルオレノン等のニトロ化合物、または光学
増感剤として、キサンテン系色素、チアジン色素、トリ
フェニルメタ系色素等の色素を添加してもよい。
【0036】また、電荷発生層の膜厚としては、0.0
5〜5μmであり、好ましくは0.1〜1μmである。
5〜5μmであり、好ましくは0.1〜1μmである。
【0037】そして、電荷発生材料のバインダ樹脂溶液
用の樹脂としては、周知のもの、例えばポリビニルブチ
ラール、ポリカーボネイト、ポリエステル、ポリアリレ
ート、フェノキシ、エポキシ、ポリスチレン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂等
が用いられる。これらの樹脂を溶解させる溶剤として
は、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒等を用いることができる。
用の樹脂としては、周知のもの、例えばポリビニルブチ
ラール、ポリカーボネイト、ポリエステル、ポリアリレ
ート、フェノキシ、エポキシ、ポリスチレン、ポリメチ
ルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂等
が用いられる。これらの樹脂を溶解させる溶剤として
は、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒等を用いることができる。
【0038】最後に、積層型の感光層を構成するもう一
つの電荷輸送層は、基本的に電荷輸送材料、バインダ樹
脂から構成される。
つの電荷輸送層は、基本的に電荷輸送材料、バインダ樹
脂から構成される。
【0039】上記電荷輸送層中の電荷輸送材料として
は、従来公知の材料を用いることができ、具体的には、
ポリビニルカルバゾール、ポリシラン等の高分子化合
物、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合物、オキサジア
ゾール化合物、スチルベン化合物、トリフェニルメタン
化合物、トリフェニルアミン化合物等の低分子化合物等
が挙げられる。
は、従来公知の材料を用いることができ、具体的には、
ポリビニルカルバゾール、ポリシラン等の高分子化合
物、ヒドラゾン化合物、ピラゾリン化合物、オキサジア
ゾール化合物、スチルベン化合物、トリフェニルメタン
化合物、トリフェニルアミン化合物等の低分子化合物等
が挙げられる。
【0040】この電荷輸送層に使用されるバインダ樹脂
としては、ポリカーボネート、ポリエステル、フェノキ
シ、エポキシ、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂等が用いられる。
溶剤としては具体的には、ジクロロメタン、1,2ジク
ロロエタン等のハロゲン系溶剤、アセトン等のエステル
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒等を用いることができる。
としては、ポリカーボネート、ポリエステル、フェノキ
シ、エポキシ、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、シリコーン樹脂等が用いられる。
溶剤としては具体的には、ジクロロメタン、1,2ジク
ロロエタン等のハロゲン系溶剤、アセトン等のエステル
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、
N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド
等の非プロトン性極性溶媒等を用いることができる。
【0041】上記電荷輸送層の膜厚としては、5〜50
μmで、好ましくは10〜40μm程度である。
μmで、好ましくは10〜40μm程度である。
【0042】また、電荷発生層および電荷輸送層に添加
する添加剤としては、酸化防止剤を加えてもよい。この
酸化防止剤としては、ビタミンE、ハイドロキノン、ヒ
ンダードアミン、ヒンダードフェノール、パラフェニレ
ンジアミン、アリールアルカンおよびそれらの誘導体、
有機硫黄化合物などを用いることができる。
する添加剤としては、酸化防止剤を加えてもよい。この
酸化防止剤としては、ビタミンE、ハイドロキノン、ヒ
ンダードアミン、ヒンダードフェノール、パラフェニレ
ンジアミン、アリールアルカンおよびそれらの誘導体、
有機硫黄化合物などを用いることができる。
【0043】以上のように電子写真感光体を形成するた
めに、感光層を形成すべく、上述したように支持体4に
バリアー層、電荷発生層、電荷輸送層等を形成するため
の塗布液2が、図1に示す製造装置の各槽1,5等に貯
蔵された状態で循環供給され、塗布に寄与されることに
なる。
めに、感光層を形成すべく、上述したように支持体4に
バリアー層、電荷発生層、電荷輸送層等を形成するため
の塗布液2が、図1に示す製造装置の各槽1,5等に貯
蔵された状態で循環供給され、塗布に寄与されることに
なる。
【0044】そして、塗布液2としては、上述した材料
等が適宜選ばれた、溶剤と結着樹脂、感光性材料とが混
合、分散されて用いられる。
等が適宜選ばれた、溶剤と結着樹脂、感光性材料とが混
合、分散されて用いられる。
【0045】本発明においては、塗布液2の補給や塗布
液2の粘度を一定にするために溶剤の補給を行う時の投
入時の気泡等を防止することで、塗布ムラ等の発生を防
止するようにしている。
液2の粘度を一定にするために溶剤の補給を行う時の投
入時の気泡等を防止することで、塗布ムラ等の発生を防
止するようにしている。
【0046】その防止を行うための各種実施形態、各種
実施形態における効果を検証するための各種実施例を以
下に明記する。
実施形態における効果を検証するための各種実施例を以
下に明記する。
【0047】(第1の実施形態)図2に示す電子写真用
の感光体を製造するための製造装置において、図1の撹
拌槽の詳細な構成を参照して説明すれば、撹拌槽5に
は、塗布槽1よりオーバーフローし回収された塗布液
と、適宜塗布液補給部又は溶剤の補給部14を介して補
給装置(補給パイプ)15から補給される塗布液や溶剤
等とを撹拌する撹拌部材16及びこの撹拌部材16を駆
動する駆動装置17が設けられている。
の感光体を製造するための製造装置において、図1の撹
拌槽の詳細な構成を参照して説明すれば、撹拌槽5に
は、塗布槽1よりオーバーフローし回収された塗布液
と、適宜塗布液補給部又は溶剤の補給部14を介して補
給装置(補給パイプ)15から補給される塗布液や溶剤
等とを撹拌する撹拌部材16及びこの撹拌部材16を駆
動する駆動装置17が設けられている。
【0048】この撹拌槽5には、上述したよに溶剤また
は塗布液を追加補給するために仕切り用の中空状の筒構
造からなる補給部14の一部が撹拌槽5の塗布液2に浸
るように設けられている。この補給部14の筒構造の開
口となした投入口14aにはには、メッシュ形状の金属
メッシュ18が設けられている。そして、撹拌槽5内の
塗布液2の不足を検出し、塗布液の追加補給を行わせる
ための検出装置、あるいは塗布液2の粘度状態を検出す
るための検出装置19が備えられている。
は塗布液を追加補給するために仕切り用の中空状の筒構
造からなる補給部14の一部が撹拌槽5の塗布液2に浸
るように設けられている。この補給部14の筒構造の開
口となした投入口14aにはには、メッシュ形状の金属
メッシュ18が設けられている。そして、撹拌槽5内の
塗布液2の不足を検出し、塗布液の追加補給を行わせる
ための検出装置、あるいは塗布液2の粘度状態を検出す
るための検出装置19が備えられている。
【0049】上記検出装置19は、撹拌槽5の塗布液2
の量を検出する場合には、撹拌槽5内に貯蔵されている
塗布液2の液面等を検出するものであって、また塗布液
2の特性、例えば粘度状態を検出する場合には、粘度検
出を行うものである。
の量を検出する場合には、撹拌槽5内に貯蔵されている
塗布液2の液面等を検出するものであって、また塗布液
2の特性、例えば粘度状態を検出する場合には、粘度検
出を行うものである。
【0050】この検出装置19は、検出値を基準値と比
較し、検出値が基準値より大きくずれた時に信号を出力
し、溶剤又は塗布液を撹拌槽5へと追加補給するために
補給装置45を動作させ、補給部14を経由して補給制
御を行わせる。これにより、検出装置19による検出結
果に応答して、撹拌槽5内の塗布液2の量、または塗布
液2の粘度を常に一定状態に維持するように制御でき
る。
較し、検出値が基準値より大きくずれた時に信号を出力
し、溶剤又は塗布液を撹拌槽5へと追加補給するために
補給装置45を動作させ、補給部14を経由して補給制
御を行わせる。これにより、検出装置19による検出結
果に応答して、撹拌槽5内の塗布液2の量、または塗布
液2の粘度を常に一定状態に維持するように制御でき
る。
【0051】以上のように、溶剤又は新しい塗布液を撹
拌槽5へと補給する時には、撹拌槽5から仕切られた
筒、つまり補給部14を介して投入口14aより撹拌槽
5内の塗布液2に追加補給されることになる。この時、
金属メッシュ18により液中に含まれる不溶物やダスト
等が合わせて除去され、該液が撹拌槽5内の塗布液2に
投入される際に発生する気泡の混入が抑制される。
拌槽5へと補給する時には、撹拌槽5から仕切られた
筒、つまり補給部14を介して投入口14aより撹拌槽
5内の塗布液2に追加補給されることになる。この時、
金属メッシュ18により液中に含まれる不溶物やダスト
等が合わせて除去され、該液が撹拌槽5内の塗布液2に
投入される際に発生する気泡の混入が抑制される。
【0052】これにより、塗布槽1へと撹拌槽5内の塗
布液2が循環ポンプ7の作用により送り込まれても、気
泡による影響が解消され、塗布欠陥が防止される。
布液2が循環ポンプ7の作用により送り込まれても、気
泡による影響が解消され、塗布欠陥が防止される。
【0053】以下に本発明の第1の実施形態における感
光体の製造装置装置により感光体を作製する各実施例及
び、該実施例との比較のために各比較例を例示する。こ
れらの実施例および比較例により、上述した本発明の第
1の実施形態にて説明した作用及び効果の点がより明確
になるであろう。
光体の製造装置装置により感光体を作製する各実施例及
び、該実施例との比較のために各比較例を例示する。こ
れらの実施例および比較例により、上述した本発明の第
1の実施形態にて説明した作用及び効果の点がより明確
になるであろう。
【0054】(実施例1)まず、導電性の支持体(4)
としては、厚さ1mm、直径65mm、軸方向の長さ3
48mmのアルミニウム製の円筒状の導電性支持体を用
いた。
としては、厚さ1mm、直径65mm、軸方向の長さ3
48mmのアルミニウム製の円筒状の導電性支持体を用
いた。
【0055】また上記支持体(4)に感光層を構成する
電荷発生層を形成するために、電荷発生材料である下記
構造式(化1)に示すビスアゾ顔料(クロルダイアンブ
ルー)1.5重量部、結着樹脂であるフェノキシ樹脂
(ユニオンカーバイド社製:PKHH)1.5重量部、
溶剤として1,2−ジメトキエタン97重量部を、混合
したものをペイントシェーカーで8時間分散して作成し
た電荷発生用の塗布液(2)を調整し、図2に示した製
造装置の塗布槽(1)に満たした。
電荷発生層を形成するために、電荷発生材料である下記
構造式(化1)に示すビスアゾ顔料(クロルダイアンブ
ルー)1.5重量部、結着樹脂であるフェノキシ樹脂
(ユニオンカーバイド社製:PKHH)1.5重量部、
溶剤として1,2−ジメトキエタン97重量部を、混合
したものをペイントシェーカーで8時間分散して作成し
た電荷発生用の塗布液(2)を調整し、図2に示した製
造装置の塗布槽(1)に満たした。
【0056】
【化1】
【0057】図2に示すような製造装置によりアルミニ
ウム製の円筒状の導電性支持体(4)を昇降装置(1
0)にて塗布槽(1)の塗布液(2)に浸漬し、所定速
度で引き上げ、支持体表面の乾燥後膜厚が0.8μm程
度になるように塗布して電荷発生層を形成した。この場
合、図1に示すように塗布液(2)を循環供給するため
の撹拌槽(5)へと塗布液(2)を補給するために補給
部(14)の投入口(14a)に設けられる金属メッシ
ュ(17)としては、500メッシュのものを用いた。
この500メッシュとは、1インチ中に500本のワイ
ヤ(線)を縦及び横に編んだ状態である。
ウム製の円筒状の導電性支持体(4)を昇降装置(1
0)にて塗布槽(1)の塗布液(2)に浸漬し、所定速
度で引き上げ、支持体表面の乾燥後膜厚が0.8μm程
度になるように塗布して電荷発生層を形成した。この場
合、図1に示すように塗布液(2)を循環供給するため
の撹拌槽(5)へと塗布液(2)を補給するために補給
部(14)の投入口(14a)に設けられる金属メッシ
ュ(17)としては、500メッシュのものを用いた。
この500メッシュとは、1インチ中に500本のワイ
ヤ(線)を縦及び横に編んだ状態である。
【0058】上述のようにして電荷発生層を形成した
後、該電荷発生層の上部よりもう一つの感光層を構成す
る電荷輸送層を形成する。そのために、電荷輸送材料で
ある下記構造式(化2)に示すヒドラゾン系化合物1重
量部と、結着樹脂であるポリカーボネート樹脂(三菱ガ
ス化学社製:ユーピロン)1重量部と、溶剤としてジク
ロルメタン8重量部とを混合したものを撹拌溶解して作
成した電荷輸送層の塗布液(2)を調整し、図2に示す
ような感光体の製造装置の塗布槽(1)に満たした。こ
の塗布槽(1)に上述したように電荷発生層を形成した
支持体(4)に、電荷発生層の形成と同様に、浸漬し、
引き上げ、乾燥後の膜厚が20μm程度になるように電
荷輸送層を形成した。
後、該電荷発生層の上部よりもう一つの感光層を構成す
る電荷輸送層を形成する。そのために、電荷輸送材料で
ある下記構造式(化2)に示すヒドラゾン系化合物1重
量部と、結着樹脂であるポリカーボネート樹脂(三菱ガ
ス化学社製:ユーピロン)1重量部と、溶剤としてジク
ロルメタン8重量部とを混合したものを撹拌溶解して作
成した電荷輸送層の塗布液(2)を調整し、図2に示す
ような感光体の製造装置の塗布槽(1)に満たした。こ
の塗布槽(1)に上述したように電荷発生層を形成した
支持体(4)に、電荷発生層の形成と同様に、浸漬し、
引き上げ、乾燥後の膜厚が20μm程度になるように電
荷輸送層を形成した。
【0059】
【化2】
【0060】このようにして電子写真用のドラム形状の
感光体を連続して20本作製した。作製した感光体を目
視にて欠陥の有無を調べた。その結果、不溶物やダス
ト、気泡の混入による塗布欠陥が発生することなく、全
てについて良好な感光体を得ることができた。
感光体を連続して20本作製した。作製した感光体を目
視にて欠陥の有無を調べた。その結果、不溶物やダス
ト、気泡の混入による塗布欠陥が発生することなく、全
てについて良好な感光体を得ることができた。
【0061】(実施例2)この実施例2は、電荷発生層
を形成する場合においてのみ、図1に示す撹拌槽(5)
に設けられる金属メッシュ(18)を実施例1の金属メ
ッシュの500メッシュとは異なり100メッシュのも
のを用いた。その他は、実施例1と同一として、連続し
て100本のドラム状の感光体を作製した。
を形成する場合においてのみ、図1に示す撹拌槽(5)
に設けられる金属メッシュ(18)を実施例1の金属メ
ッシュの500メッシュとは異なり100メッシュのも
のを用いた。その他は、実施例1と同一として、連続し
て100本のドラム状の感光体を作製した。
【0062】以上のように作製した感光体を目視にて欠
陥を調べた結果、100本中95本が良好な感光体であ
った。
陥を調べた結果、100本中95本が良好な感光体であ
った。
【0063】(実施例3)電荷発生層及び電荷輸送層を
作製する際に、図1に示すように塗布液(2)の補給に
おいて同様に金属メッシュ(18)を設け、この金属メ
ッシュを100メッシュにする以外は、上記実施例2と
同様に感光体を作製した。
作製する際に、図1に示すように塗布液(2)の補給に
おいて同様に金属メッシュ(18)を設け、この金属メ
ッシュを100メッシュにする以外は、上記実施例2と
同様に感光体を作製した。
【0064】作製した感光体は実施例2同様に連続して
100本作製し、それを目視により欠陥を調べた結果、
100本中93本が良好なもであった。
100本作製し、それを目視により欠陥を調べた結果、
100本中93本が良好なもであった。
【0065】(実施例4)上記実施例3において、撹拌
槽(5)の塗布液(2)に追加する液としては、溶剤を
追加補給し、その追加補給する速度を1cc/secに
した以外を、実施例3と同様に100本の感光体を連続
して作製した。
槽(5)の塗布液(2)に追加する液としては、溶剤を
追加補給し、その追加補給する速度を1cc/secに
した以外を、実施例3と同様に100本の感光体を連続
して作製した。
【0066】塗布液(2)の粘度を調整するために溶剤
を上述したように補給し、一定粘度に制御する時にメッ
シュ(18)を介して補給することで良好な結果が得ら
れた。特に、塗布液との融和が良くなり、また気泡の混
入を抑制でき100本中97本の良品を得ることができ
た。
を上述したように補給し、一定粘度に制御する時にメッ
シュ(18)を介して補給することで良好な結果が得ら
れた。特に、塗布液との融和が良くなり、また気泡の混
入を抑制でき100本中97本の良品を得ることができ
た。
【0067】そのため、粘度制御を行うために溶剤を追
加補給制御する場合、1cc/sec程度の速度で追加
補給を行い、この時にメッシュを介して行うことで効果
が助長された。
加補給制御する場合、1cc/sec程度の速度で追加
補給を行い、この時にメッシュを介して行うことで効果
が助長された。
【0068】(実施例5)上記実施例2において、電荷
輸送層を形成するための塗布液を撹拌槽(5)に補給す
る場合、その補給のための筒形状の補給部(14)内に
図3に示すように撹拌部材(20)を設ける。撹拌部材
(20)は駆動装置(21)に連結され、回転駆動され
る。このようにして、塗布液(2)の補給時に同時に撹
拌しらながら補給を行うことになる。また、補給を行う
時の金属メッシュ(18)としては、250メッシュを
用いた以外は、実施例2と同様にし、連続して100本
の感光体を作製した。
輸送層を形成するための塗布液を撹拌槽(5)に補給す
る場合、その補給のための筒形状の補給部(14)内に
図3に示すように撹拌部材(20)を設ける。撹拌部材
(20)は駆動装置(21)に連結され、回転駆動され
る。このようにして、塗布液(2)の補給時に同時に撹
拌しらながら補給を行うことになる。また、補給を行う
時の金属メッシュ(18)としては、250メッシュを
用いた以外は、実施例2と同様にし、連続して100本
の感光体を作製した。
【0069】この結果、99本の良好なる感光体を得る
ことができた。つまり、塗布液や溶剤の追加補給におい
ては、撹拌槽(5)内に補給する前に同時に撹拌しなが
ら補給することが良好であり、しかも撹拌による気泡の
混入を抑制するためにメッシュ(18)を設けることが
最良である結果が得られた。
ことができた。つまり、塗布液や溶剤の追加補給におい
ては、撹拌槽(5)内に補給する前に同時に撹拌しなが
ら補給することが良好であり、しかも撹拌による気泡の
混入を抑制するためにメッシュ(18)を設けることが
最良である結果が得られた。
【0070】一方、上述した各実施例1〜5との比較を
行うために以下に各種比較例を記載する。
行うために以下に各種比較例を記載する。
【0071】(比較例1,2)実施例2及び3に対し、
塗布液(2)等を追加補給するために金属メッシュ(1
7)を設けずに、実施例2及び3と同様の方法により感
光体を100本連続して作製した。
塗布液(2)等を追加補給するために金属メッシュ(1
7)を設けずに、実施例2及び3と同様の方法により感
光体を100本連続して作製した。
【0072】このようにして作製された感光体に対し
て、目視にて欠陥の有無を調べた結果、気泡の混入によ
る塗膜の不均一欠陥や、スジ状のタレムラ等が多く発生
した。
て、目視にて欠陥の有無を調べた結果、気泡の混入によ
る塗膜の不均一欠陥や、スジ状のタレムラ等が多く発生
した。
【0073】従って、塗布液(2)を追加補給する時に
補給部(14)の投入口(14a)に対応する部分にメ
ッシュ(18)を設けることで、気泡の混入を抑制で
き、よって塗布欠陥を防止する効果が確認できたことに
なる。
補給部(14)の投入口(14a)に対応する部分にメ
ッシュ(18)を設けることで、気泡の混入を抑制で
き、よって塗布欠陥を防止する効果が確認できたことに
なる。
【0074】(比較例3)実施例4において、電荷輸送
層による塗布液(2)に対して、粘度調整制御を行うた
めに溶剤を追加補給する時の補給速度を、5cc/se
cとした以外は、実施例4と同様に連続して100本の
感光体を作製した。
層による塗布液(2)に対して、粘度調整制御を行うた
めに溶剤を追加補給する時の補給速度を、5cc/se
cとした以外は、実施例4と同様に連続して100本の
感光体を作製した。
【0075】この作製された感光体を目視により欠陥を
有無を調べた結果、上記比較例1,2同様に、多数の塗
布欠陥が生じたことを観察した。
有無を調べた結果、上記比較例1,2同様に、多数の塗
布欠陥が生じたことを観察した。
【0076】(比較例4)実施例2において、撹拌槽
(5)の補給部(14)の投入口(14a)に設けるメ
ッシュ(18)として、50メッシュのものを用いた以
外は、実施例2と同様に連続して100本の感光体を作
製した。
(5)の補給部(14)の投入口(14a)に設けるメ
ッシュ(18)として、50メッシュのものを用いた以
外は、実施例2と同様に連続して100本の感光体を作
製した。
【0077】この作製された感光体を目視により、欠陥
の有無を調べた結果、気泡の混入による塗膜の不均一欠
陥が生じた。
の有無を調べた結果、気泡の混入による塗膜の不均一欠
陥が生じた。
【0078】(比較例5)実施例3において、撹拌槽
(5)に設けられるメッシュ(18)を600メッシュ
にした以外は、実施例3と同様の方法により感光体を作
製した。
(5)に設けられるメッシュ(18)を600メッシュ
にした以外は、実施例3と同様の方法により感光体を作
製した。
【0079】この時、塗布液(2)を追加補給する時、
追加補給される塗布液(2)がかなりの時間を経て撹拌
槽(5)内に入り込む。そのため、塗布作業の時間が長
くなり製造コストが上昇した。
追加補給される塗布液(2)がかなりの時間を経て撹拌
槽(5)内に入り込む。そのため、塗布作業の時間が長
くなり製造コストが上昇した。
【0080】つまり、塗布液(2)の撹拌槽(5)への
追加補給においては、補給が完了し、撹拌槽(5)内の
塗布液(2)と十分に混合撹拌された後に塗布槽(1)
へと循環供給される。そのため、追加補給を行っている
時には感光体の作製が行われなくなるためである。
追加補給においては、補給が完了し、撹拌槽(5)内の
塗布液(2)と十分に混合撹拌された後に塗布槽(1)
へと循環供給される。そのため、追加補給を行っている
時には感光体の作製が行われなくなるためである。
【0081】以上の実施例1〜5、さらに比較例1〜4
の結果を表1に示した。
の結果を表1に示した。
【0082】
【表1】
【0083】上記表1から理解できるように、塗布液2
の粘度調整のために溶剤の追加補給、及び塗布液の追加
補給については、撹拌槽5へと補給する時に補給部14
の投入口14aに金属メッシュ18を設けることで気泡
の混入を抑制し、合わせて不溶物やダストを阻止し、塗
布欠陥等を大幅に削減できる。
の粘度調整のために溶剤の追加補給、及び塗布液の追加
補給については、撹拌槽5へと補給する時に補給部14
の投入口14aに金属メッシュ18を設けることで気泡
の混入を抑制し、合わせて不溶物やダストを阻止し、塗
布欠陥等を大幅に削減できる。
【0084】この場合、メッシュ18としては、100
メッシュ以上で、塗布液2の追加補給をスムースに行う
ためにも500メッシュ以下とすることが最適であっ
て、本発明の目的を達成できる。
メッシュ以上で、塗布液2の追加補給をスムースに行う
ためにも500メッシュ以下とすることが最適であっ
て、本発明の目的を達成できる。
【0085】また、金属メッシュ18を設ける場合、塗
布液2の粘度が高いもの、特に電荷輸送層を形成する場
合において、撹拌槽5に設けることで、その効果が増
す。つまり、塗布液2の粘度が高いため、補給時に気泡
が混入しやすくなるが、金属メッシュ18を設けて塗布
液2の追加補給を行うようにすれば、塗布欠陥が軽減さ
れることになる。
布液2の粘度が高いもの、特に電荷輸送層を形成する場
合において、撹拌槽5に設けることで、その効果が増
す。つまり、塗布液2の粘度が高いため、補給時に気泡
が混入しやすくなるが、金属メッシュ18を設けて塗布
液2の追加補給を行うようにすれば、塗布欠陥が軽減さ
れることになる。
【0086】さらに、塗布液2を追加補給する時に、撹
拌槽5と区分して設けられた筒形状の補給部14内にも
撹拌部材20を設けることで、追加補給される塗布液や
溶剤との混合状態が良好になり、塗布不均一をより一層
軽減できることにもなる。特に、塗膜にスジ状のタレム
ラ等を防止できる。
拌槽5と区分して設けられた筒形状の補給部14内にも
撹拌部材20を設けることで、追加補給される塗布液や
溶剤との混合状態が良好になり、塗布不均一をより一層
軽減できることにもなる。特に、塗膜にスジ状のタレム
ラ等を防止できる。
【0087】また、撹拌槽5の塗布液2の粘度変化によ
り溶剤を追加補給する場合、その追加補給する補給速度
を1cc/sec程度とすることで、気泡の混入が軽減
される。特に、5cc/secにすれば、塗布欠陥が多
発することが比較例4から理解できる。
り溶剤を追加補給する場合、その追加補給する補給速度
を1cc/sec程度とすることで、気泡の混入が軽減
される。特に、5cc/secにすれば、塗布欠陥が多
発することが比較例4から理解できる。
【0088】なお、追加補給を行うための補給部14
は、下部か開口された筒形状の部材を塗布液2に浸漬さ
れように設け、塗布液2や溶剤の補給においては補給部
14内の塗布液内に補給パイプ15が浸たるようにした
ことで、補給液が塗布液2に衝突する時に取り込む気泡
の混入を阻止できる。
は、下部か開口された筒形状の部材を塗布液2に浸漬さ
れように設け、塗布液2や溶剤の補給においては補給部
14内の塗布液内に補給パイプ15が浸たるようにした
ことで、補給液が塗布液2に衝突する時に取り込む気泡
の混入を阻止できる。
【0089】(第2の実施形態)上述した第1の実施形
態における塗布液2の追加補給等においては、撹拌槽5
の塗布液2内に補給部14を浸し下部の開口を投入口1
4aとし、その投入口14aに金属メッシュを設け、追
加補給された塗布液2等と撹拌部材16にて撹拌混合さ
せるようにしたものである。特に撹拌部材16について
は、撹拌槽5の底部に固定配置されたもので、その撹拌
速度、特に回転速度においても一定に固定されている。
態における塗布液2の追加補給等においては、撹拌槽5
の塗布液2内に補給部14を浸し下部の開口を投入口1
4aとし、その投入口14aに金属メッシュを設け、追
加補給された塗布液2等と撹拌部材16にて撹拌混合さ
せるようにしたものである。特に撹拌部材16について
は、撹拌槽5の底部に固定配置されたもので、その撹拌
速度、特に回転速度においても一定に固定されている。
【0090】この第2の実施形態においては、撹拌槽5
の塗布液2の量に応じて撹拌部材である撹拌羽根22が
昇降するように構成されている。この撹拌羽根22は、
駆動装置23に連結されており、該駆動装置23により
回転駆動され、撹拌槽5内の塗布液2を撹拌混合する。
駆動装置23は、例えば塗布液2の液量に応じて、撹拌
羽根22の回転速度を制御し、撹拌羽根22を上下移動
させる。その他の構成については、図1に示す構造と同
一である。
の塗布液2の量に応じて撹拌部材である撹拌羽根22が
昇降するように構成されている。この撹拌羽根22は、
駆動装置23に連結されており、該駆動装置23により
回転駆動され、撹拌槽5内の塗布液2を撹拌混合する。
駆動装置23は、例えば塗布液2の液量に応じて、撹拌
羽根22の回転速度を制御し、撹拌羽根22を上下移動
させる。その他の構成については、図1に示す構造と同
一である。
【0091】このような構成において、上記撹拌羽根2
2は、撹拌槽5内の塗布液2の量に応じて、その位置を
調整制御される。例えば、撹拌槽5の塗布液2が少なく
なると、それに合わせて下位置に下降し、塗布液2が多
い場合には上位置に上昇される。そして、その塗布液2
の量に応じて撹拌のための回転速度が制御される。つま
り、塗布液2が少ない場合には、撹拌速度、即ち回転速
度を遅くし、塗布液2が多い場合には、撹拌羽根22の
回転速度を早くなるように制御する。
2は、撹拌槽5内の塗布液2の量に応じて、その位置を
調整制御される。例えば、撹拌槽5の塗布液2が少なく
なると、それに合わせて下位置に下降し、塗布液2が多
い場合には上位置に上昇される。そして、その塗布液2
の量に応じて撹拌のための回転速度が制御される。つま
り、塗布液2が少ない場合には、撹拌速度、即ち回転速
度を遅くし、塗布液2が多い場合には、撹拌羽根22の
回転速度を早くなるように制御する。
【0092】このような構成とすることで、塗布液2の
減少と撹拌羽根22により発生する塗布液2の跳ね返り
を抑制でき、これによる気泡の発生及び混入を防止で
き、安定した効率のよい撹拌を行える。
減少と撹拌羽根22により発生する塗布液2の跳ね返り
を抑制でき、これによる気泡の発生及び混入を防止で
き、安定した効率のよい撹拌を行える。
【0093】また、上述した撹拌は、塗布液2を補給す
ることで積極的に行われ、補給時に気泡が混入されるの
を阻止するために、図4に示すように投入口14aに対
応して金属メッシュ18が設けられている。この金属メ
ッシュ18については、第1の実施形態においても説明
した通りであり、補給時の気泡の混入を阻止し、これに
よる塗布欠陥を防止できる。
ることで積極的に行われ、補給時に気泡が混入されるの
を阻止するために、図4に示すように投入口14aに対
応して金属メッシュ18が設けられている。この金属メ
ッシュ18については、第1の実施形態においても説明
した通りであり、補給時の気泡の混入を阻止し、これに
よる塗布欠陥を防止できる。
【0094】さらに、図5に示すような装置において
は、上下移動可能な撹拌羽根22に浮揚機構24を別途
連結させたものである。つまり、撹拌羽根22は駆動装
置23に機構的に連結され上下移動可能であって、該撹
拌羽根22が上記浮揚機構24に連結され、浮揚機構2
4の浮揚状態に連動して上下移動するようになている。
は、上下移動可能な撹拌羽根22に浮揚機構24を別途
連結させたものである。つまり、撹拌羽根22は駆動装
置23に機構的に連結され上下移動可能であって、該撹
拌羽根22が上記浮揚機構24に連結され、浮揚機構2
4の浮揚状態に連動して上下移動するようになている。
【0095】つまり、上記浮揚機構24は、塗布液2中
に浮揚し、その液面に応じて上下移動するような構成で
ある。
に浮揚し、その液面に応じて上下移動するような構成で
ある。
【0096】従って、塗布液2の液面の高さに応じて撹
拌羽根22が上下移動され、その液面を検出して上下移
動させる必要がなくなる。この撹拌羽根22の上下移動
させる駆動装置23による制御が必要なくなり、その上
下移動させる機構が非常に簡単になる。
拌羽根22が上下移動され、その液面を検出して上下移
動させる必要がなくなる。この撹拌羽根22の上下移動
させる駆動装置23による制御が必要なくなり、その上
下移動させる機構が非常に簡単になる。
【0097】そこで、図5(a)においては、撹拌槽5
内の塗布液2の量が多い場合であり、その量に応じて浮
揚機構24が上昇し、これに連動して撹拌羽根、つまり
撹拌部材22も上位置に上昇される。
内の塗布液2の量が多い場合であり、その量に応じて浮
揚機構24が上昇し、これに連動して撹拌羽根、つまり
撹拌部材22も上位置に上昇される。
【0098】そして、塗布液2が感光体を作製すること
で徐々に減少し、撹拌槽5内の塗布液2も減少する。そ
のため、撹拌槽5内の塗布液2の液面が下がる。この
時、図5(b)に示すように浮揚機構24が液面の下降
により同時に下降するため、撹拌羽根22も下位置に下
降する。
で徐々に減少し、撹拌槽5内の塗布液2も減少する。そ
のため、撹拌槽5内の塗布液2の液面が下がる。この
時、図5(b)に示すように浮揚機構24が液面の下降
により同時に下降するため、撹拌羽根22も下位置に下
降する。
【0099】このような構成とすることで、図4におい
て説明したように、塗布液2を撹拌する時に、撹拌羽根
22による跳ね返りによる気泡の混入が防止され、これ
による塗布欠陥を防止できる。
て説明したように、塗布液2を撹拌する時に、撹拌羽根
22による跳ね返りによる気泡の混入が防止され、これ
による塗布欠陥を防止できる。
【0100】さらに、撹拌槽5には、塗布液2の粘度を
調整するために検出装置が設けられており、この粘度調
整のために溶剤が必要に応じて追加供給される。この場
合、本発明の実施形態においては、補給を行う補給部1
4の投入口14aに金属メッシュ18を設けているが、
これ以外に噴霧手段を設けて霧状態で供給することで気
泡の混入等を阻止することができる。
調整するために検出装置が設けられており、この粘度調
整のために溶剤が必要に応じて追加供給される。この場
合、本発明の実施形態においては、補給を行う補給部1
4の投入口14aに金属メッシュ18を設けているが、
これ以外に噴霧手段を設けて霧状態で供給することで気
泡の混入等を阻止することができる。
【0101】その例を図6に示している。この図6にお
いては、溶剤を追加補給する機構が先に説明した金属メ
ッシュを設ける機構と異なるだけで、その他の機構につ
いては全く同一である。
いては、溶剤を追加補給する機構が先に説明した金属メ
ッシュを設ける機構と異なるだけで、その他の機構につ
いては全く同一である。
【0102】図6において、溶剤を供給する構成として
は、溶剤の噴霧補給を行う補給用の噴霧手段を構成する
スプレーノズル25を設けている。このスプレーノズル
25からは、検出装置19からの粘度検出信号に応じて
補給装置15を経由して補給制御が行われる。
は、溶剤の噴霧補給を行う補給用の噴霧手段を構成する
スプレーノズル25を設けている。このスプレーノズル
25からは、検出装置19からの粘度検出信号に応じて
補給装置15を経由して補給制御が行われる。
【0103】このスプレーノズル25による噴霧補給に
よれば、撹拌槽5内の塗布液2との融和をさらに良好に
でき、撹拌部材16により塗布液2と均一に混合できる
一方、気泡の混入を完全に押さえることができる。
よれば、撹拌槽5内の塗布液2との融和をさらに良好に
でき、撹拌部材16により塗布液2と均一に混合できる
一方、気泡の混入を完全に押さえることができる。
【0104】この第2の実施形態により効果を確認する
ためにも、以下に上述した図4乃至図6における撹拌槽
5を用いた場合の実施例を以下に示す。
ためにも、以下に上述した図4乃至図6における撹拌槽
5を用いた場合の実施例を以下に示す。
【0105】(実施例6)まず、導電性の支持体(4)
としては、厚さ1mm、直径30mm、回転軸方向の長
さ245mmのアルミニウム製の円筒状の導電性支持体
を用いた。
としては、厚さ1mm、直径30mm、回転軸方向の長
さ245mmのアルミニウム製の円筒状の導電性支持体
を用いた。
【0106】また上記支持体(4)に感光層を構成する
電荷発生層を形成するために、電荷発生材料である下記
構造式(化3)に示すX型無機金属フタロシアニン顔料
2重量部、結着樹脂であるポリビチラール樹脂(積水化
学社製:エスレックBMS)1重量部、溶剤としてテト
ラヒドロフラン100重量部を、混合したものをボール
ミルで8時間分散して作成した電荷発生用の塗布液
(2)を調整した。この塗布液(2)を、図2に示した
製造装置の塗布槽(1)に満たした。そして、図4に示
すような構造の撹拌槽5から塗布液2を循環供給するよ
うにした。特に、撹拌羽根(22)を塗布液(2)の液
量に応じて上下移動させ撹拌を行った。
電荷発生層を形成するために、電荷発生材料である下記
構造式(化3)に示すX型無機金属フタロシアニン顔料
2重量部、結着樹脂であるポリビチラール樹脂(積水化
学社製:エスレックBMS)1重量部、溶剤としてテト
ラヒドロフラン100重量部を、混合したものをボール
ミルで8時間分散して作成した電荷発生用の塗布液
(2)を調整した。この塗布液(2)を、図2に示した
製造装置の塗布槽(1)に満たした。そして、図4に示
すような構造の撹拌槽5から塗布液2を循環供給するよ
うにした。特に、撹拌羽根(22)を塗布液(2)の液
量に応じて上下移動させ撹拌を行った。
【0107】
【化3】
【0108】図2に示すような感光体の製造装置により
アルミニウム製の円筒状の導電性支持体(4)を昇降装
置(10)にて塗布槽(1)の塗布液(2)に浸漬し、
乾燥後膜厚が0.4μm程度になるように塗布して表面
上に電荷発生層を形成した。
アルミニウム製の円筒状の導電性支持体(4)を昇降装
置(10)にて塗布槽(1)の塗布液(2)に浸漬し、
乾燥後膜厚が0.4μm程度になるように塗布して表面
上に電荷発生層を形成した。
【0109】上述のようにして電荷発生層を形成した
後、該電荷発生層の上部よりもう一つの感光層を構成す
る電荷輸送層を形成する。そのために、電荷輸送材料で
ある下記構造式(化4)に示すスチルル系化合物1重量
部と、結着樹脂であるポリカーボネート樹脂(三菱ガス
化学社製:ユーピロン)1重量部と、溶剤としてジクロ
ルメタン8重量部とを混合したものをマグネティックス
ターラにて撹拌溶解して電荷輸送層の塗布液(2)を調
整した。この塗布液(2)を、図2に示すような製造装
置の塗布槽(1)に満たし、この塗布槽(1)に上述し
たように電荷発生層を形成した支持体(4)に、電荷発
生層の形成と同様に、浸漬し、引き上げ、乾燥後の膜厚
が25μm程度になるように電荷輸送層を形成した。こ
の場合、図4に示すような撹拌槽(5)の構造のものを
利用し、塗布槽(1)へと塗布液(2)を供給するよう
にした。
後、該電荷発生層の上部よりもう一つの感光層を構成す
る電荷輸送層を形成する。そのために、電荷輸送材料で
ある下記構造式(化4)に示すスチルル系化合物1重量
部と、結着樹脂であるポリカーボネート樹脂(三菱ガス
化学社製:ユーピロン)1重量部と、溶剤としてジクロ
ルメタン8重量部とを混合したものをマグネティックス
ターラにて撹拌溶解して電荷輸送層の塗布液(2)を調
整した。この塗布液(2)を、図2に示すような製造装
置の塗布槽(1)に満たし、この塗布槽(1)に上述し
たように電荷発生層を形成した支持体(4)に、電荷発
生層の形成と同様に、浸漬し、引き上げ、乾燥後の膜厚
が25μm程度になるように電荷輸送層を形成した。こ
の場合、図4に示すような撹拌槽(5)の構造のものを
利用し、塗布槽(1)へと塗布液(2)を供給するよう
にした。
【0110】
【化4】
【0111】このようにして電子写真用のドラム形状の
感光体を連続して100本作製した。作製した感光体を
目視にて欠陥の有無を調べた。その結果、気泡の混入に
よる塗布欠陥が発生することなく、97本の良好な感光
体を得ることができた。
感光体を連続して100本作製した。作製した感光体を
目視にて欠陥の有無を調べた。その結果、気泡の混入に
よる塗布欠陥が発生することなく、97本の良好な感光
体を得ることができた。
【0112】(実施例7)特に電荷輸送層を作製する場
合にのみ、図5に示すような構造の撹拌槽5を用い、塗
布液(2)を塗布槽(1)へと供給するようにした以外
は、実施例6に記載のものと同様にしいて感光体を連続
して100本作製した。
合にのみ、図5に示すような構造の撹拌槽5を用い、塗
布液(2)を塗布槽(1)へと供給するようにした以外
は、実施例6に記載のものと同様にしいて感光体を連続
して100本作製した。
【0113】また、図5に示すように、塗布液(2)の
液量に応じて撹拌部材である撹拌羽根(22)の高さが
浮揚機構(24)にて塗布液面に応じて調整され、これ
に応じて撹拌速度、つまり撹拌羽根(22)の回転速度
を液量が多い場合には速く、少ない場合には遅く駆動し
た。
液量に応じて撹拌部材である撹拌羽根(22)の高さが
浮揚機構(24)にて塗布液面に応じて調整され、これ
に応じて撹拌速度、つまり撹拌羽根(22)の回転速度
を液量が多い場合には速く、少ない場合には遅く駆動し
た。
【0114】このようにして作製された100本の感光
体を、目視にて欠陥を調べた結果、100本中96本の
良品を得ることができた。このように、塗布液(2)の
減少によりそれに応じて撹拌部材(22)の位置、及び
その撹拌能力(回転速度)を浮揚機構(24)にて調整
することによって、塗布液が減少しても安定した塗布液
の供給を行え、この時に気泡の混入を抑制し、これによ
る塗布欠陥を防止できることになる。
体を、目視にて欠陥を調べた結果、100本中96本の
良品を得ることができた。このように、塗布液(2)の
減少によりそれに応じて撹拌部材(22)の位置、及び
その撹拌能力(回転速度)を浮揚機構(24)にて調整
することによって、塗布液が減少しても安定した塗布液
の供給を行え、この時に気泡の混入を抑制し、これによ
る塗布欠陥を防止できることになる。
【0115】(実施例8)電荷発生層及び電荷輸送層を
形成する時に、図6に示すように撹拌槽(5)内の塗布
液(2)の粘度を一定に制御するために、溶剤を必要に
応じて追加補給する。その補給をスプレーノズル(2
5)を介して噴霧補給するようにした以外は、実施例6
記載のものと同一として、感光体を連続して100本作
製した。
形成する時に、図6に示すように撹拌槽(5)内の塗布
液(2)の粘度を一定に制御するために、溶剤を必要に
応じて追加補給する。その補給をスプレーノズル(2
5)を介して噴霧補給するようにした以外は、実施例6
記載のものと同一として、感光体を連続して100本作
製した。
【0116】この結果、作製された感光体を目視して欠
陥を調べたが、99本の良品を得ることができた。つま
り、溶剤を噴霧補給し、粘度調整制御するようにするこ
とで、気泡の混入を防止でき、よってこれによる塗布欠
陥を極力抑制できることが解った。
陥を調べたが、99本の良品を得ることができた。つま
り、溶剤を噴霧補給し、粘度調整制御するようにするこ
とで、気泡の混入を防止でき、よってこれによる塗布欠
陥を極力抑制できることが解った。
【0117】上述した実施例7乃至9の結果を表2に示
した。
した。
【0118】
【表2】
【0119】上記表2に示すように、いずれのものにお
いて、かなり高い率で良品の感光体を作製できた。特
に、気泡の混入を阻止し、塗布欠陥のない感光体を得る
ことができる。また、溶剤を追加補給する場合について
は、霧状で撹拌槽5の塗布液2に補給することで、塗布
液2との融和性を良好にでき、気泡の混入を極力なくす
ことが可能となる。
いて、かなり高い率で良品の感光体を作製できた。特
に、気泡の混入を阻止し、塗布欠陥のない感光体を得る
ことができる。また、溶剤を追加補給する場合について
は、霧状で撹拌槽5の塗布液2に補給することで、塗布
液2との融和性を良好にでき、気泡の混入を極力なくす
ことが可能となる。
【0120】
【発明の効果】本発明の浸漬塗装装置によれば、溶剤の
追加補給や、塗布液の追加補給において、気泡の混入を
抑制でき、これによる塗布欠陥を抑えることができ、よ
って製造コストの安価な感光体を容易に得ることができ
る。
追加補給や、塗布液の追加補給において、気泡の混入を
抑制でき、これによる塗布欠陥を抑えることができ、よ
って製造コストの安価な感光体を容易に得ることができ
る。
【0121】特に、溶剤等を追加補充する場合、メッシ
ュを設け、該メッシュを特定のものに限定することでよ
り効果がさらに助長される。この場合、溶剤を追加補給
するとき、補給速度をさらに限定することで塗布液との
融和を良好に行え、気泡の混入が解消され、さらに効果
が助長されることになる。
ュを設け、該メッシュを特定のものに限定することでよ
り効果がさらに助長される。この場合、溶剤を追加補給
するとき、補給速度をさらに限定することで塗布液との
融和を良好に行え、気泡の混入が解消され、さらに効果
が助長されることになる。
【0122】また溶剤又は塗布液を追加補給するため
に、撹拌槽内に補給部を設け、該補給部に補給される塗
布液等を撹拌する撹拌部材を設けることで、塗布液との
融和をさらに良好にでき、よって塗布欠陥のない良品率
の高い感光体を容易に得ることができる。
に、撹拌槽内に補給部を設け、該補給部に補給される塗
布液等を撹拌する撹拌部材を設けることで、塗布液との
融和をさらに良好にでき、よって塗布欠陥のない良品率
の高い感光体を容易に得ることができる。
【0123】さらに、撹拌槽内の撹拌部材を塗布液面の
状態に応じて上下移動させるようにすることで、撹拌効
果が上がると同時に、撹拌時の塗布液の跳ね返りによる
気泡の混入が阻止できる。
状態に応じて上下移動させるようにすることで、撹拌効
果が上がると同時に、撹拌時の塗布液の跳ね返りによる
気泡の混入が阻止できる。
【0124】一方、溶剤の追加補充を行う場合には、霧
状にて行うことで、塗布液との融和がさらに良好にな
り、気泡の混入の阻止効果がさらに増す。
状にて行うことで、塗布液との融和がさらに良好にな
り、気泡の混入の阻止効果がさらに増す。
【図1】本発明の第1の実施形態を説明するためのもの
で、感光体の製造装置の一部を構成する撹拌槽の構造を
示す構成図である。
で、感光体の製造装置の一部を構成する撹拌槽の構造を
示す構成図である。
【図2】本発明における感光体の製造装置の構造を示す
構成図である。
構成図である。
【図3】本発明の第1の実施形態における別の形態を示
す撹拌槽の構成図である。
す撹拌槽の構成図である。
【図4】本発明の第2の実施形態を説明するためのもの
で、感光体の製造装置の一部を構成する撹拌槽の構造を
示す構成図である。
で、感光体の製造装置の一部を構成する撹拌槽の構造を
示す構成図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を説明するための撹拌
槽の別の構造を示す構成図である。
槽の別の構造を示す構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を説明するための撹拌
槽のその他の構造を示す構成図である。
槽のその他の構造を示す構成図である。
1 塗布槽 2 塗布液 3 オーバーフロー受け槽 4 導電性の支持体(基体) 5 撹拌槽 6 供給パイプ 7 循環用のポンプ 8 回収パイプ 10 昇降装置 14 補給部 14a 投入口 15 補給装置 16 撹拌部材 18 金属メッシュ 19 検出装置 20 撹拌部材 22 撹拌羽根(撹拌部材) 23 駆動装置 24 浮揚機構 25 スプレーノズル(噴霧手段)
フロントページの続き (72)発明者 山口 淳 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 ▲高▼谷 敏彦 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 結着樹脂及び感光材料を溶剤で混合させ
て得られた塗布液を収容し、該収容した塗布液を導電性
の支持体表面に塗布して所定厚の感光層を形成すること
で電子写真用の感光体を製造する感光体の製造装置にお
いて、 上記塗布槽へと塗布液を供給するために上記塗布液を収
容し、該塗布液を撹拌する撹拌槽を備え、該撹拌槽へと
塗布液又は塗布液の粘度調整を行うための溶剤を投入す
る部分にメッシュを設けたことを特徴とする感光体の製
造装置。 - 【請求項2】 上記投入部分に設けられるメッシュとし
ては、100メッシュ以上、500メッシュ以下に設定
したことを特徴とする請求項1記載の感光体の製造装
置。 - 【請求項3】 上記撹拌槽に追加補給する液が溶剤であ
り、該溶剤の追加補給速度を1cc/sec以下に設定
したことを特徴とする請求項1記載の感光体の製造装
置。 - 【請求項4】 上記投入部分に、撹拌槽と区分されてな
る補給部を設け、該補給部に補給される塗布液又は溶剤
を撹拌する撹拌部材を設けたことを特徴とする請求項1
記載の感光体の製造装置。 - 【請求項5】 上記撹拌槽に設けられ塗布液を撹拌する
撹拌部材に、塗布液の量に応じて浮揚する浮揚機構を設
けたことを特徴とする請求項1記載の感光体の製造装
置。 - 【請求項6】 結着樹脂及び感光材料を溶剤で混合させ
て得られた塗布液を収容し、該収容した塗布液を導電性
の支持体表面に塗布して所定厚の感光層を形成すること
で電子写真用の感光体を製造する感光体の製造装置にお
いて、 上記塗布槽へと塗布液を供給するために上記塗布液を収
容し、該塗布液を撹拌する撹拌槽を備え、該撹拌槽へと
塗布液の粘度調整を行うための溶剤を投入する際に、該
溶剤を霧状にして補給する噴霧手段を設けたことを特徴
とする感光体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23222697A JPH1172931A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 感光体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23222697A JPH1172931A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 感光体の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1172931A true JPH1172931A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16935961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23222697A Pending JPH1172931A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 感光体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1172931A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020171908A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 大阪サニタリー株式会社 | 高粘度液自動調製装置および調製方法 |
-
1997
- 1997-08-28 JP JP23222697A patent/JPH1172931A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020171908A (ja) * | 2019-04-10 | 2020-10-22 | 大阪サニタリー株式会社 | 高粘度液自動調製装置および調製方法 |
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