JPH1173826A - Ofケーブルの製造方法及び油浸紙ソリッドケーブルの製造方法 - Google Patents

Ofケーブルの製造方法及び油浸紙ソリッドケーブルの製造方法

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JPH1173826A
JPH1173826A JP9114398A JP9114398A JPH1173826A JP H1173826 A JPH1173826 A JP H1173826A JP 9114398 A JP9114398 A JP 9114398A JP 9114398 A JP9114398 A JP 9114398A JP H1173826 A JPH1173826 A JP H1173826A
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tape
cable
temperature
insulating layer
drying
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JP9114398A
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Shinichi Suzuki
晋一 鈴木
Nobuo Takeuchi
暢夫 竹内
Osamu Sato
佐藤  修
Yoshisuke Iwata
善輔 岩田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ巻き絶縁層の膨潤率が位置により相違
せず、性能がよいOFケーブルを能率よく製造できるO
Fケーブルの製造方法を得る。 【解決手段】 乾燥含浸釜5内でのケーブルコア3の加
熱乾燥をケーブル使用最高温度以上の温度で行う。この
加熱乾燥工程の完了後に、乾燥含浸釜6内の温度をケー
ブル使用最高温度以上に保持した状態で、ケーブルコア
3のテープ巻き絶縁層に絶縁油6を含浸させ、テープ巻
き絶縁層を膨潤させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、OFケーブルの製
造方法及び及び油浸紙ソリッドケーブルの製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一部または全部がプラスチックからなる
テープ巻き絶縁層をもつOFケーブルの製造方法とし
て、導体の外周を覆うテープ巻き絶縁層に絶縁油を含浸
させ、該テープ巻き絶縁層を膨潤させた状態でその外周
に金属シースを被覆するマス含浸方法と呼ばれる製造方
法が提案されている(特開昭63−64219号)。
【0003】このOFケーブルの製造方法は、図4に示
すように一部または全部がプラスチックからなるテープ
巻き絶縁層1で導体2が被覆されて形成されたケーブル
コア3を別工程で製造する。テープ巻き絶縁層1は、図
5に示すように厚さ90μm程度のポリプロピレンの如き
プラスチックィルム4aの両面に厚さ30〜100 μm程度
のクラフト紙の如き絶縁紙4bをラミネートして一体化
したプラスチックラミネート絶縁紙テープ4を巻回する
か、プラスチックテープと絶縁紙テープとを交合に巻回
するか、プラスチックテープだけを巻回するかして形成
されている。
【0004】このようなケーブルコア3を乾燥含浸釜内
に収容し、80〜135 ℃の温度で真空中でケーブルコア3
を加熱乾燥させ、次に乾燥含浸釜内の温度を一旦下げて
から、この乾燥含浸釜内でケーブルコア3のテープ巻き
絶縁層1に絶縁油を含浸させ、次いで、乾燥含浸釜内の
温度を60〜80℃に上げ、8〜48時間その状態を保って、
テープ巻き絶縁層1のプラスチックを40〜100 %の範囲
で所定の量に膨潤させ、しかる後、釜から引き出したケ
ーブルコア3に金属シースを被覆し、OFケーブルを得
る。
【0005】このようなマス含浸方法によるOFケーブ
ルの製造方法によれば、(イ)含浸,膨潤の時間を短縮
できる、(ロ)金属シースの被覆時にケーブルコア3が
所要の膨潤量に到達しているため、ケーブル布設に至る
までの機械的特性を従来よりも向上させることができ
る、等の効果を得ることができる。
【0006】次に、油浸紙ソリッドケーブルについて説
明する。この油浸紙ソリッドケーブルでは、OFケーブ
ルと違って油の流通を行わせる油通路を持たないため、
OFケーブルで用いている絶縁油より高粘度の絶縁油を
用いている。
【0007】この油浸紙ソリッドケーブルの構造の一例
を図6にて説明する。この油浸紙ソリッドケーブル11
は、導体12の外周に図5に示すようなプラスチックラ
ミネート絶縁紙テープ4の巻回によりプラスチックラミ
ネート絶縁紙テープ絶縁層13が設けられ、このプラス
チックラミネート絶縁紙テープ絶縁層13の外周にクラ
フト紙等の絶縁紙テープの巻回により絶縁紙テープ絶縁
層14が設けられてケーブルコア15が構成され、この
ケーブルコア15の絶縁層13,14には高粘度絶縁油
が含浸され、ケーブルコア15の外周には鉛被等の金属
シース16が被覆された構造になっている。
【0008】このような油浸紙ソリッドケーブル11で
用いられている高粘度絶縁油は、ケーブル使用温度(60
℃程度以下)での動粘度が400 〜2000cst 、120 ℃にお
ける動粘度が25〜120 cst 程度が一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のOFケーブルの製造方法では、テープ巻き絶
縁層1の80〜135 ℃での加熱乾燥後に、次工程での膨潤
時にケーブルコア3が硬くなり過ぎないように乾燥含浸
釜内の温度を一旦下げてから絶縁油を供給して該乾燥含
浸釜内で60〜80℃の温度にて膨潤を行っているので、次
のような問題点がある。
【0010】(A)ケーブルコア3の加熱乾燥を乾燥含
浸釜内で真空中で行っているので、該乾燥含浸釜内のケ
ーブルコア3の温度は真空中ゆえ下がりにくく、乾燥含
浸釜の表面側から徐々に熱伝導で冷えてゆくことにな
り、このためケーブルコア3の温度も乾燥含浸釜内の位
置により温度が異なり、さらにケーブルコア3の温度も
表面側と内部とでは温度が異なるので、テープ巻き絶縁
層1の膨潤率が乾燥含浸釜内に収容されているケーブル
コア3の位置の相違やケーブルコア3の表面側と内部と
の位置の相違により異なってしまう。
【0011】(B)テープ巻き絶縁層1の膨潤率が位置
により異なると、ケーブルコア3の硬さが異なり、製造
から布設までの間に機械履歴を受ける際に、テープ巻き
絶縁層1を構成しているテープが移動して絶縁破壊の原
因になる、ギャップ巻きされた一層におけるギャップが
直上及び直下のギャップと重なるような不整が発生し易
くなる。
【0012】(C)絶縁油を入れる前に乾燥含浸釜内の
温度を一旦下げるのに時間を要し、OFケーブルの製造
能率が低下する。
【0013】一方、油浸紙ソリッドケーブル11にあっ
ては、上記(A)〜(C)までの問題点を有するほか、
さらに高粘度絶縁油を用いているので、次のような問題
点もある。
【0014】(A´)ケーブルコア15の乾燥後に該ケ
ーブルコア15の温度を降下させて該高粘度絶縁油を含
浸させる時、絶縁油の粘度が高いために絶縁油の含浸に
時間がかかる。
【0015】(B´)絶縁油の粘度が高いことで、含浸
圧力を高くしなければならず、乾燥含浸釜の耐圧強度を
高めなければならない。
【0016】(C´)高粘度絶縁油を入れる前に乾燥含
浸釜内の温度を一旦下げるのに時間を要し、油浸紙ソリ
ッドケーブル11の製造能率が低下する。
【0017】本発明の目的は、テープ巻き絶縁層の膨潤
率が位置により相違してしまうのを回避しつつ、性能が
よいOFケーブルを能率よく製造できるOFケーブルの
製造方法を提供することにある。
【0018】本発明の他の目的は、ケーブルコアの加熱
乾燥後、膨潤工程までの間に温度を下げる必要がないO
Fケーブルの製造方法を提供することにある。
【0019】本発明の他の目的は、電気的特性のよいO
Fケーブルを能率よく製造できるOFケーブルの製造方
法を提供することにある。
【0020】本発明の目的は、絶縁油の含浸時間を短縮
できる油浸紙ソリッドケーブルの製造方法を提供するこ
とにある。
【0021】本発明の他の目的は、ケーブルコアの加熱
乾燥後、膨潤工程までの間に温度を下げる必要がない油
浸紙ソリッドケーブルの製造方法を提供することにあ
る。
【0022】本発明の他の目的は、乾燥含浸釜の耐圧強
度を高める必要のない油浸紙ソリッドケーブルの製造方
法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、一部または全
部がプラスチックからなるテープ巻き絶縁層で導体が被
覆されて形成されたケーブルコアを加熱乾燥した後、絶
縁層に絶縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を膨潤さ
せ、しかる後、該ケーブルコアの外周に金属シースを被
覆させるOFケーブルの製造方法を改良するものであ
る。
【0024】本発明では、乾燥含浸釜内でのケーブルコ
アの加熱乾燥をケーブル使用最高温度以上の温度で行
う。この加熱乾燥工程の完了後に、乾燥含浸釜内の温度
をケーブル使用最高温度以上に保持した状態で、テープ
巻き絶縁層に絶縁油を含浸させ膨潤させる。
【0025】このようにケーブルコアの加熱乾燥工程の
完了後に、乾燥含浸釜内の温度をケーブル使用最高温度
以上に保持した状態で、テープ巻き絶縁層に絶縁油を含
浸させ膨潤させると、テープ巻き絶縁層の膨潤工程まで
の間に乾燥含浸釜内の温度を、従来のように積極的に下
げる工程がなくなる。このため、次のような利点を得る
ことができる。
【0026】(a)乾燥含浸釜内に巻かれて収容されて
いるケーブルコアの温度が該乾燥含浸釜内のいずれの位
置でもほぼ一定になり、またケーブルコアの温度も表面
側と内部とで変わらなくなり、テープ巻き絶縁層の膨潤
率を乾燥含浸釜内に収容されているケーブルコアの位置
の相違やケーブルコアの表面側と内部との位置の相違に
拘らず略一定にすることができる。
【0027】(b)テープ巻き絶縁層の膨潤率が前述し
た各位置の相違に拘らずほぼ一定なる結果、ケーブルコ
アの硬さが前述した位置の相違に拘らず略一定になり、
製造から布設までの間に機械履歴を受ける際に、テープ
巻き絶縁層を構成しているテープが移動して絶縁破壊の
原因になる前述した不整が発生する事態の発生を回避す
ることができる。
【0028】(c)絶縁油を入れる前に乾燥含浸釜内の
温度を一旦下げるに要する時間がなくなり、OFケーブ
ルの製造能率を向上させることができる。
【0029】このような本発明のOFケーブルの製造方
法で、テープ巻き絶縁層の膨潤後のケーブルコアの硬さ
を適度な硬さにするには、導体に対するテープ巻き絶縁
層の形成を、該テープ巻き絶縁層の膨潤時の膨潤率ヒー
トサイクル特性における製造から布設に至る機械履歴時
の周囲温度での膨潤率を考慮して該周囲温度で所望の硬
さになるようなテープ巻回張力で行えばよい。この後の
各工程は、前述したと同様である。
【0030】このようにテープ巻回張力を調整してテー
プ巻き絶縁層の形成を行っておくと、膨潤後にテープ巻
き絶縁層が硬くなり過ぎたりして布設までの各工程で、
取扱上或いは電気的特性上不都合が生ずるのを回避する
ことができる。
【0031】また本発明は、プラスチックラミネート絶
縁紙テープを用いたテープ巻き絶縁層で導体が被覆され
て形成されたケーブルコアを加熱乾燥させた後、テープ
巻き絶縁層に絶縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を
膨潤させ、しかる後、該ケーブルコアの外周に金属シー
スを被覆させる油浸紙ソリッドケーブルの製造方法を改
良するものである。
【0032】本発明では、乾燥含浸釜内でのケーブルコ
アの加熱乾燥をケーブル使用最高温度より高い温度で行
う。この加熱乾燥工程の完了後に、乾燥含浸釜内の温度
をほぼ加熱乾燥温度に保持した状態で、テープ巻き絶縁
層に絶縁油を含浸させ膨潤させることを特徴とする。
【0033】このようにケーブルコアのケーブル使用最
高温度より高い温度での加熱乾燥工程の完了後に、乾燥
含浸釜内の温度をほぼ加熱乾燥温度に保持した状態で、
テープ巻き絶縁層に絶縁油を含浸させ膨潤させると、テ
ープ巻き絶縁層の膨潤工程までの間に乾燥含浸釜内の温
度を、従来のように積極的に下げる工程がなくなる。こ
のため、次のような利点を得ることができる。
【0034】(a´)乾燥含浸釜内に巻かれて収容され
ているケーブルコアの温度が該乾燥含浸釜内のいずれの
位置でもほぼ一定になり、またケーブルコアの温度も表
面側と内部とで変わらなくなり、テープ巻き絶縁層の膨
潤率を乾燥含浸釜内に収容されているケーブルコアの位
置の相違やケーブルコアの表面側と内部との位置の相違
に拘らず略一定にすることができる。
【0035】(b´)テープ巻き絶縁層の膨潤率が前述
した各位置の相違に拘らずほぼ一定なる結果、ケーブル
コアの硬さが前述した位置の相違に拘らず略一定にな
り、製造から布設までの間に機械履歴を受ける際に、テ
ープ巻き絶縁層を構成しているテープが移動して絶縁破
壊の原因になる前述した不整が発生する事態の発生を回
避することができる。
【0036】(c´)絶縁油を入れる前に乾燥含浸釜内
の温度を一旦下げるに要する時間がなくなり、油浸紙ソ
リッドケーブルの製造能率を向上させることができる。
【0037】(d´)含浸時の温度が従来より高いため
絶縁油の粘度が下がり、このため含浸圧力を高める必要
がなくなる。
【0038】このような本発明の油浸紙ソリッドケーブ
ルの製造方法で、テープ巻き絶縁層の膨潤後のケーブル
コアの硬さを適度な硬さにするには、導体に対するテー
プ巻き絶縁層の形成を、該テープ巻き絶縁層の膨潤時の
膨潤率ヒートサイクル特性における製造から布設に至る
機械履歴時の周囲温度での膨潤率を考慮して該周囲温度
で所望の硬さになるようなテープ巻回張力で行えばよ
い。この後の各工程は、前述したと同様である。
【0039】このようにテープ巻回張力を調整してテー
プ巻き絶縁層の形成を行っておくと、膨潤後にテープ巻
き絶縁層が硬くなり過ぎたりして布設までの各工程で、
取扱上或いは電気的特性上不都合が生ずるのを回避する
ことができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るOFケーブル
の製造方法における実施の形態の一例を、図1(A)〜
(C)と前述した図4及び図5を参照して詳細に説明す
る。
【0041】図4に示すようなケーブルコア3を製造す
るに際し、導体2に対するテープ巻き絶縁層1の形成
を、該テープ巻き絶縁層1の膨潤時の膨潤率ヒートサイ
クル特性における製造から布設に至る機械履歴時の周囲
温度での膨潤率を考慮して該周囲温度で所望の硬さにな
るように、図5に示すようなテープ4の巻回張力を調整
して行う。この膨潤率ヒートサイクル特性については、
後で図面を参照して説明する。
【0042】このようにして製造されたケーブルコア3
を、図1(A)に示すように乾燥含浸釜5内に巻いて入
れ、この乾燥含浸釜5内で真空中で、従来と同様に80〜
135℃でテープ巻き絶縁層1を加熱乾燥させる。
【0043】次に、このようなケーブルコア3の加熱乾
燥工程の完了後に、図1(B)に示すように乾燥含浸釜
5内に絶縁油6を入れ、乾燥含浸釜5内の温度をケーブ
ル使用最高温度(85℃)以上に保持、例えば95〜120
℃、好ましくは100 〜115 ℃に保持した状態で、テープ
巻き絶縁層1に絶縁油6を含浸させ、テープ巻き絶縁層
1のプラスチックを膨潤させる。このとき乾燥含浸釜5
内に入れる絶縁油6の温度は、乾燥含浸釜5内の温度を
ケーブル使用最高温度(85℃)以上に保持していれば適
宜な温度でよいが、予め乾燥含浸釜5内の温度と同程度
の温度に加熱しておくことが好ましい。
【0044】次に、図1(C)に示すように乾燥含浸釜
5の蓋5aを外し、該乾燥含浸釜5内のケーブルコア3
を絶縁油6中からガイドパイプ7を経て空気に触れない
ようにして引き出して金属シース機8で金属シース9を
被覆し、OFケーブル10を得る。
【0045】このようにケーブルコア3の加熱乾燥工程
の完了後に、乾燥含浸釜5内の温度をケーブル使用最高
温度以上に保持した状態で、テープ巻き絶縁層1に絶縁
油6を含浸させ膨潤させると、テープ巻き絶縁層1の膨
潤工程までの間に乾燥含浸釜5内の温度を従来のように
積極的に下げる工程がなくなる。このため、乾燥含浸釜
5内に巻かれて収容されているケーブルコア3の温度が
乾燥含浸釜5内のいずれの位置でもほぼ一定になり、ま
たケーブルコア3の温度も表面側と内部とで変わらなく
なり、テープ巻き絶縁層1の膨潤率を乾燥含浸釜5内に
収容されているケーブルコア3の位置の相違やケーブル
コア3の表面側と内部との位置の相違に拘らず略一定に
することができる。このようにテープ巻き絶縁層1の膨
潤率が前述した各位置の相違に拘らずほぼ一定なる結
果、ケーブルコア3の硬さが前述した位置の相違に拘ら
ず略一定になり、製造から布設までの間に機械履歴を受
ける際に、テープ巻き絶縁層1を構成しているテープが
移動して絶縁破壊の原因になる前述した不整が発生する
事態の発生を回避することができる。また、絶縁油6を
入れる前に乾燥含浸釜5内の温度を下げるに要する時間
がなくなり、OFケーブル10の製造能率を向上させる
ことができる。
【0046】次に、テープ巻き絶縁層1の膨潤率ヒート
サイクル特性について説明する。プラスチックテープの
膨潤の程度は、プラスチックの種類、プラスチック
の分子結晶化度、膨潤時の温度、膨潤時間、プラ
スチックの処理状態、等により変化する。テープ巻き絶
縁層1を形成するプラスチック材料としては、一般にポ
リオレフィン系プラスチック材料(ポリプロピレン,ポ
リメチルペンテン,ポリエチレン等)が用いられてい
る。
【0047】図2は、プラスチックテープの飽和膨潤率
と加熱時間との関係を示したものである。プラスチック
テープの飽和膨潤率は、aをスタートとしてある温度ま
でほぼ一定の増加率で上昇し、ある温度より急に増加す
る傾向を示す。
【0048】図3は、一定温度で飽和したプラスチック
テープの飽和膨潤率と温度との膨潤率ヒートサイクル特
性を示したものである。
【0049】この図においてカーブa〜bは、図2と同
じ飽和膨潤率のカーブである。このカーブ上の任意の温
度、例えばTA ℃での飽和膨潤率をA%とし、常温TR
℃での膨潤率をA´%として、TA ℃より常温TR ℃ま
での間でヒートサイクルを行うと、膨潤率はA%〜A´
%の変化を示し、常温TR ℃での膨潤率はTA ℃での膨
潤率とは異なった膨潤率を示す。同様に、TB ℃での飽
和膨潤率をB%とし、常温TR ℃での膨潤率をB´%と
し、TC ℃での飽和膨潤率をC%とし、常温TR ℃での
膨潤率をC´%として、TB ℃,TC ℃より常温TR ℃
までの間でヒートサイクルを行うと、膨潤率はB%〜B
´%,C%〜C´%となる。
【0050】温度がTR <TA <TB <TC の時、ヒー
トサイクル後、常温TR ℃での膨潤率はa<A´<B´
<C´<bの関係が存在する。なお、図において、TA
℃より低いTE ℃はケーブル使用最高温度であり、この
TE ℃より低く常温TR ℃より高いTD ℃は従来例での
膨潤温度である。
【0051】膨潤率が飽和するまでの時間は、プラスチ
ックテープにより異なるがだいたい8〜48時間である。
【0052】前述した従来例のように、ケーブルコアを
ケーブル使用最高温度(TE ℃)以上で加熱乾燥後に冷
却し、このケーブル使用最高温度(TE ℃)より低い温
度で絶縁油を含浸し、TD ℃の温度で加熱膨潤処理を行
った場合(TD <TE )、膨潤率はカーブa〜bに沿い
D%→E%となる。ケーブルコアの冷却で温度分布が不
均一で、TA ℃とTD ℃との温度が存在すると、TA ℃
からTE ℃まで下がったときの膨潤率はA%〜A´%の
ヒートサイクル特性に沿ったAE %であるが、最初から
TE ℃であった所の膨潤率はE%であるため、従来例の
場合ではケーブル使用最高温度(TE ℃)では膨潤率が
ケーブルコアの位置等により不均一となっている。
【0053】しかるに、本発明のようにケーブル使用最
高温度(TE ℃)以上で膨潤させると、ケーブルコアの
各部には温度変化がないため、上記のような膨潤率の変
化がなくなる。
【0054】ところで、ケーブルコア3の硬さはテープ
巻き絶縁層1の内部応力φで決まる。内部応力φは、 φ=(Zsin 2 α/SL)[1/(n1/2 −1)] ここで、Z;テープの巻き付け張力 α;テープの巻き付け角度 S;テープの厚さ L;テープの幅 n;物理定数 で表すことができる。
【0055】テープの膨潤率は、テープの厚さSの変化
ゆえ、膨潤率を一定にし、テープの巻き付け張力Zを決
めれば、内部応力φが一定となり、均一硬さのケーブル
コア3が得られる。
【0056】ケーブルコア3のテープ巻き絶縁層1が曲
げや捩じり等の機械履歴を受けるのは、ケーブルコア3
の製造から布設までの常温TR ℃での周囲温度の時で、
その時の膨潤率よりテープの厚さSを求めておけば、テ
ープ巻き絶縁層1に不整を与えない応力φに対し、テー
プの巻き付け張力Zを決めることができる。
【0057】ゆえに、均一な硬さのテープ巻き絶縁層1
を得るには、予め絶縁油6の含浸,膨潤を行う温度で乾
燥含浸釜5内で真空中でケーブルコア3の加熱乾燥を行
い、乾燥の終了後に乾燥含浸釜5内の温度をその温度を
保持して積極的に冷却させることなく絶縁油6の含浸,
膨潤を行い、そのままの温度を保持し、含浸,膨潤後に
ケーブルコア3の冷却を行えばよい。
【0058】例えば、ケーブルコア3の真空中での加熱
乾燥をTA 〜TB ℃の温度で行い、この温度を維持しつ
つ絶縁油6の含浸,膨潤を行い、含浸,膨潤後にケーブ
ルコア3の温度を常温TR ℃まで下げればよい。ケーブ
ル使用最高温度(TE ℃)に対しても適度な硬さになる
条件でテープを巻回してテープ巻き絶縁層1を形成する
と、該テープ巻き絶縁層1の内部応力φが一定になり、
各部で硬さが均一なテープ巻き絶縁層1を得ることがで
きる。
【0059】絶縁油6の含浸,膨潤後のケーブルコア3
の冷却は、絶縁油6が介在しているため、乾燥含浸釜5
の壁面の冷却や、乾燥含浸釜5内の絶縁油6を強制的に
循環させることにより、効率よく冷却することができ
る。
【0060】次に、本発明に係る油浸紙ソリッドケーブ
ルの製造方法における実施の形態の一例を、図7(A)
〜(C)と前述した図6を参照して詳細に説明する。
【0061】図6に示すようなケーブルコア15を製造
するに際し、導体12の外周に対するプラスチックラミ
ネート絶縁紙テープ絶縁層13及び絶縁紙テープ絶縁層
14の形成を、これら絶縁層13,14の膨潤時の膨潤
率ヒートサイクル特性における製造から布設に至る機械
履歴時の周囲温度での膨潤率を考慮して該周囲温度で所
望の硬さになるように各テープの巻回張力を調整して行
う。この膨潤率ヒートサイクル特性については、前述し
たOFケーブル10の場合と同様である。
【0062】このようにして製造されたケーブルコア1
5を、図7(A)に示すように乾燥含浸釜5内に巻いて
入れ、この乾燥含浸釜5内で真空中(10-2mmHg以下)
で、ケーブル使用最高温度より高い温度である100 〜11
0 ℃にて絶縁層13,14を加熱乾燥させる。
【0063】次に、このようなケーブルコア15の加熱
乾燥工程の完了後に、図7(B)に示すように乾燥含浸
釜5内にナフテン系油にポリイソブチレンを添加した高
粘度絶縁油6´を入れ、乾燥含浸釜5内の温度をほぼ加
熱乾燥温度(100 〜110 ℃)に保持した状態で、絶縁層
13,14に高粘度絶縁油6´を含浸させ膨潤させる。
この場合の高粘度絶縁油6´の動粘度は、60℃で1200cs
t 、120 ℃で120 cstである。
【0064】このとき乾燥含浸釜5内に入れる絶縁油6
´の温度は、乾燥含浸釜5内の温度をケーブル使用最高
温度より高い温度に保持していれば適宜な温度でよい
が、絶縁油6´の粘度は含浸時には低い方がよいので、
予め乾燥含浸釜5内の温度と同程度の温度に加熱してお
くことが好ましい。
【0065】次に、図7(C)に示すように乾燥含浸釜
5の蓋5aを外し、該乾燥含浸釜5内のケーブルコア1
5を絶縁油6中からガイド7´を経て金属シース機に導
いて金属シース16を被覆し、油浸紙ソリッドケーブル
11を得る。
【0066】このようにケーブルコア15の加熱乾燥工
程の完了後に、乾燥含浸釜5内の温度をケーブル使用最
高温度より高い温度に保持した状態で、絶縁層13,1
4に高粘度絶縁油6´を含浸させ膨潤させると、絶縁層
13,14の膨潤工程までの間に乾燥含浸釜5内の温度
を従来のように積極的に下げる工程がなくなる。このた
め、乾燥含浸釜5内に巻かれて収容されているケーブル
コア15の温度が乾燥含浸釜5内のいずれの位置でもほ
ぼ一定になり、またケーブルコア15の温度も表面側と
内部とで変わらなくなり、絶縁層13,14の膨潤率を
乾燥含浸釜5内に収容されているケーブルコア15の位
置の相違やケーブルコア15の表面側と内部との位置の
相違に拘らず略一定にすることができる。このように絶
縁層13,14の膨潤率が前述した各位置の相違に拘ら
ずほぼ一定なる結果、ケーブルコア15の硬さが前述し
た位置の相違に拘らず略一定になり、製造から布設まで
の間に機械履歴を受ける際に、絶縁層13,14を構成
しているテープが移動して絶縁破壊の原因になる前述し
た不整が発生する事態の発生を回避することができる。
また、高粘度絶縁油6´を入れる前に乾燥含浸釜5内の
温度を下げるに要する時間がなくなり、油浸紙ソリッド
ケーブル11の製造能率を向上させることができる。
【0067】次に、絶縁層13,14の膨潤率ヒートサ
イクル特性の説明については、前述したOFケーブル1
0の場合の図2及び図3を用いた説明と同様である。
【0068】また、ケーブル使用最高温度(TE ℃)に
対しても適度な硬さになる条件でテープを巻回して絶縁
層13,14を形成すると、該絶縁層13,14の内部
応力φが一定になり、各部で硬さが均一な絶縁層13,
14を得ることができる。
【0069】
【実施例】次に、OFケーブルの製造方法についての実
施例について説明する。
【0070】クラフト紙の両面にポリオレフィン系プラ
スチック材料としてのポリプロピレンフィルムを積層し
て一体化した複合絶縁紙(PPLP紙)のテープを用い
てテープ巻き絶縁層1を形成したケーブルコア3の場
合、該テープ巻き絶縁層1の膨潤率はほぼ110 ℃まで一
定の増加であったが、115 ℃付近より急激に増加した。
【0071】テープ巻き絶縁層1の含浸,膨潤を行う場
合、110 ℃以下なら膨潤率の変化も小さく、ほぼ均一な
厚さの変化となる。
【0072】一方、テープ巻き絶縁層1の真空中での加
熱乾燥は80〜135 ℃で行われるが、乾燥効率の面からは
高温側がよいが、含浸,膨潤の面からも考慮し、含浸,
膨潤温度は100 〜110 ℃に設定した。
【0073】この場合のOFケーブルの製造工程を示す
と、下記の通りである。
【0074】(i) 設定した膨潤率基づくテープ巻き張力
でテープ巻き絶縁層1を形成し、ケーブルコア3を製造
した。
【0075】(ii)ケーブルコア3を乾燥含浸釜5内に巻
いて収容し、100 〜110 ℃でケーブルコア3の加熱乾燥
を真空中で行った。
【0076】(iii) 加熱乾燥の後、100 〜110 ℃の温度
を維持したまま乾燥含浸釜5内に50℃の絶縁油6を入
れ、テープ巻き絶縁層1の含浸,膨潤を行った。この状
態で、含浸,膨潤処理を完了させた。(加熱乾燥温度が
110 ℃の場合、テープ巻き絶縁層1の膨潤率は3.5 〜4.
0 %程度である。) (iv)含浸,膨潤処理の完了後、ケーブルコア3を冷却す
る。
【0077】(v) ケーブルコア3の冷却後、該ケーブル
コア3を切り出し、曲げ試験,捩り試験を実施し、テー
プ巻き絶縁層1に不整がないことを確認した。
【0078】含浸,膨潤時に乾燥含浸釜5内に注入する
絶縁油6の温度は50℃としたが、加熱乾燥時と同じ温度
100 〜110 ℃に加熱した絶縁油6を乾燥含浸釜5内に注
入することで、更にケーブルコア3の温度の均一性を図
ることができる。また、乾燥含浸釜5内に注入する絶縁
油6の温度を高くすると、絶縁油6の粘性が下がり、絶
縁油6の含浸効率を上げることができる。
【0079】含浸,膨潤処理の後のケーブルコア3の冷
却は、乾燥含浸釜5内に絶縁油6を入れたまま放置冷却
でもよいが、絶縁油6を強制循環させて冷却を行えば、
更に冷却時間を短縮することができる。
【0080】
【発明の効果】本発明に係るOFケーブルの製造方法で
は、乾燥含浸釜内でのケーブルコアの加熱乾燥工程の完
了後に、該乾燥含浸釜内の温度をケーブル使用最高温度
以上に保持した状態で、テープ巻き絶縁層に絶縁油を含
浸させ膨潤させるので、テープ巻き絶縁層の径方向,長
手方向に温度むらが発生せず、径方向,長手方向にほぼ
均一な膨潤を施した、径方向,長手方向にほぼ均一な硬
さのケーブルコアを容易に製造することができる。ま
た、この製造方法によれば、絶縁油を入れる前に乾燥含
浸釜内の温度を下げるに要する時間がなくなり、OFケ
ーブルの製造能率を向上させることができる。
【0081】また本発明に係る油浸紙ソリッドケーブル
の製造方法によれば、上記のようなOFケーブルの製造
方法で得られる効果のほかに、次のような効果を得るこ
とができる。即ち、この製造方法によれば、絶縁油を入
れる前に乾燥含浸釜内の温度を下げるに要する時間がな
くなり、OFケーブルの製造能率を向上させることがで
きる。また、この製造方法によれば、含浸時の温度が従
来より高いために、高粘度絶縁油の粘度が下がり、この
ため含浸圧力を高める必要がなくなり、それゆえ乾燥含
浸釜の耐圧強度を高め必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は本発明に係るOFケーブルの
製造方法における実施の形態の一例の各工程を示す縦断
面図である。
【図2】プラスチックテープの飽和膨潤率と加熱時間と
の関係の一例を示した特性図である。
【図3】一定温度で飽和したプラスチックテープの飽和
膨潤率と温度との膨潤率ヒートサイクル特性図である。
【図4】OFケーブルのケーブルコアの一例を示す横断
面図である。
【図5】ケーブルコアのテープ巻き絶縁層を構成する複
合絶縁紙テープの一例を示す横断面図である。
【図6】油浸紙ソリッドケーブルの一例を示す横断面図
である。
【図7】(A)〜(C)は本発明に係る油浸紙ソリッド
ケーブルの製造方法における実施の形態の一例の各工程
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 テープ巻き絶縁層 2 導体 3 ケーブルコア 4 複合絶縁紙テープ 4a プラスチックィルム 4b 絶縁紙 5 乾燥含浸釜 5a 蓋 6 絶縁油 6´ 高粘度絶縁油 7 ガイドパイプ 7´ ガイド 8 金属シース機 9 金属シース 10 OFケーブル 11 油浸紙ソリッドケーブル 12 導体 13 プラスチックラミネート絶縁紙テープ絶縁層 14 絶縁紙テープ絶縁層 15 ケーブルコア 16 金属シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 善輔 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部または全部がプラスチックからなる
    テープ巻き絶縁層で導体が被覆されて形成されたケーブ
    ルコアを加熱乾燥させた後、前記テープ巻き絶縁層に絶
    縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を膨潤させ、しか
    る後、該ケーブルコアの外周に金属シースを被覆させる
    OFケーブルの製造方法において、 乾燥含浸釜内での前記ケーブルコアの加熱乾燥をケーブ
    ル使用最高温度以上の温度で行い、 この加熱乾燥工程の完了後に、前記乾燥含浸釜内の温度
    を前記ケーブル使用最高温度以上に保持した状態で、前
    記テープ巻き絶縁層に前記絶縁油を含浸させ膨潤させる
    ことを特徴とするOFケーブルの製造方法。
  2. 【請求項2】 一部または全部がプラスチックからなる
    テープ巻き絶縁層で導体が被覆されて形成されたケーブ
    ルコアを加熱乾燥させた後、前記テープ巻き絶縁層に絶
    縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を膨潤させ、しか
    る後、該ケーブルコアの外周に金属シースを被覆させる
    OFケーブルの製造方法において、 前記導体に対する前記テープ巻き絶縁層の形成を、前記
    テープ巻き絶縁層の膨潤時の膨潤率ヒートサイクル特性
    における製造から布設に至る機械履歴時の周囲温度での
    膨潤率を考慮して該周囲温度で所望の硬さになるような
    テープ巻回張力で行い、 乾燥含浸釜内での前記ケーブルコアの加熱乾燥をケーブ
    ル使用最高温度以上の温度で行い、 この加熱乾燥工程の完了後に、前記乾燥含浸釜内の温度
    を前記ケーブル使用最高温度以上に保持した状態で、前
    記テープ巻き絶縁層に前記絶縁油を含浸させ膨潤させる
    ことを特徴とするOFケーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】 プラスチックラミネート絶縁紙テープを
    用いたテープ巻き絶縁層で導体が被覆されて形成された
    ケーブルコアを加熱乾燥させた後、前記テープ巻き絶縁
    層に絶縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を膨潤さ
    せ、しかる後、該ケーブルコアの外周に金属シースを被
    覆させる油浸紙ソリッドケーブルの製造方法において、 乾燥含浸釜内での前記ケーブルコアの加熱乾燥をケーブ
    ル使用最高温度より高い温度で行い、 この加熱乾燥工程の完了後に、前記乾燥含浸釜内の温度
    をほぼ前記加熱乾燥温度に保持した状態で、前記テープ
    巻き絶縁層に前記絶縁油を含浸させ膨潤させることを特
    徴とする油浸紙ソリッドケーブルの製造方法。
  4. 【請求項4】 プラスチックラミネート絶縁紙テープを
    用いたテープ巻き絶縁層で導体が被覆されて形成された
    ケーブルコアを加熱乾燥させた後、前記テープ巻き絶縁
    層に絶縁油を含浸させて該テープ巻き絶縁層を膨潤さ
    せ、しかる後、該ケーブルコアの外周に金属シースを被
    覆させる油浸紙ソリッドケーブルの製造方法において、 前記導体に対する前記テープ巻き絶縁層の形成を、前記
    テープ巻き絶縁層の膨潤時の膨潤率ヒートサイクル特性
    における製造から布設に至る機械履歴時の周囲温度での
    膨潤率を考慮して該周囲温度で所望の硬さになるような
    テープ巻回張力で行い、 乾燥含浸釜内での前記ケーブルコアの加熱乾燥をケーブ
    ル使用最高温度より高い温度で行い、 この加熱乾燥工程の完了後に、前記乾燥含浸釜内の温度
    をほぼ前記加熱乾燥温度に保持した状態で、前記テープ
    巻き絶縁層に前記絶縁油を含浸させ膨潤させることを特
    徴とする油浸紙ソリッドケーブルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009076441A (ja) * 2007-08-27 2009-04-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 海底ソリッドケーブルの製造方法及び海底ソリッドケーブル
JP2013098136A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Sumitomo Electric Ind Ltd 直流用複合紙ソリッドケーブル

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