JPH1174571A - 異常検出装置 - Google Patents
異常検出装置Info
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- JPH1174571A JPH1174571A JP9233171A JP23317197A JPH1174571A JP H1174571 A JPH1174571 A JP H1174571A JP 9233171 A JP9233171 A JP 9233171A JP 23317197 A JP23317197 A JP 23317197A JP H1174571 A JPH1174571 A JP H1174571A
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- quench
- superconducting coil
- detection device
- sampling
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電圧を測定することなく超電導コイルの異常
を高感度で検出する。 【解決手段】 超電導コイル1の機械的振動を検出する
振動センサ11と、振動センサ11の出力信号をある適
当な時間間隔ごとにサンプリングするサンプリング手段
13と、サンプリングした振動センサ11の出力信号か
ら周波数特性を計算する周波数解析手段14と、計算し
た周波数特性によりクエンチ発生か否か判定するクエン
チ判定手段15とにより異常検出装置を構成する。
を高感度で検出する。 【解決手段】 超電導コイル1の機械的振動を検出する
振動センサ11と、振動センサ11の出力信号をある適
当な時間間隔ごとにサンプリングするサンプリング手段
13と、サンプリングした振動センサ11の出力信号か
ら周波数特性を計算する周波数解析手段14と、計算し
た周波数特性によりクエンチ発生か否か判定するクエン
チ判定手段15とにより異常検出装置を構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超電導コイルを利
用したシステムの異常検出装置に関する。
用したシステムの異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超電導コイルは、絶対零度近くの極低温
における導体の超電導現象を利用して電気的損失なしに
強磁場を発生することができ、さまざまな分野への応用
が期待されている。例えば、超電導電力貯蔵装置は、超
電導コイルに電流を供給することにより磁気エネルギー
の形で電力を蓄え、その電力を随時とりだすことができ
るものである。貯蔵可能な電力量を増やすためには必然
的に大規模な超電導コイルを必要となるが、そのために
万一の事故に対する備えも当然重要なものとなる。
における導体の超電導現象を利用して電気的損失なしに
強磁場を発生することができ、さまざまな分野への応用
が期待されている。例えば、超電導電力貯蔵装置は、超
電導コイルに電流を供給することにより磁気エネルギー
の形で電力を蓄え、その電力を随時とりだすことができ
るものである。貯蔵可能な電力量を増やすためには必然
的に大規模な超電導コイルを必要となるが、そのために
万一の事故に対する備えも当然重要なものとなる。
【0003】超電導コイルにおける最も重大でかつ起こ
りやすい事故としてクエンチ現象があることは良く知ら
れているところである。クエンチ現象は、超電導状態の
コイルが局所的に常電導状態に移行することにより発生
する問題であり、このとき発生する熱により急速に事故
が拡大していく性格のものであるから、速やかにコイル
の電流を遮断しなければならないが、その際過大な電圧
の発生も抑制する必要があるなど、高度な保護動作を要
求される。
りやすい事故としてクエンチ現象があることは良く知ら
れているところである。クエンチ現象は、超電導状態の
コイルが局所的に常電導状態に移行することにより発生
する問題であり、このとき発生する熱により急速に事故
が拡大していく性格のものであるから、速やかにコイル
の電流を遮断しなければならないが、その際過大な電圧
の発生も抑制する必要があるなど、高度な保護動作を要
求される。
【0004】従来の超電導コイルの保護システムの一例
を図15に示す。この図において、従来のクエンチ保護
は次のようになっている。超電導コイル1より複数のタ
ップを引き出し、そのタップ間の電圧を絶縁アンプ2に
より絶縁し、その電圧をクエンチ検出器3に入力し、ク
エンチ検出器3において、クエンチによりコイルに発生
する電圧を検出して表示・保護装置4に入力する。表示
・保護装置4においては、コイルの保護のため、投入器
5によりコイル両端を閉回路とした後に遮断器6により
電源回路7から超電導コイル1を切り離す。
を図15に示す。この図において、従来のクエンチ保護
は次のようになっている。超電導コイル1より複数のタ
ップを引き出し、そのタップ間の電圧を絶縁アンプ2に
より絶縁し、その電圧をクエンチ検出器3に入力し、ク
エンチ検出器3において、クエンチによりコイルに発生
する電圧を検出して表示・保護装置4に入力する。表示
・保護装置4においては、コイルの保護のため、投入器
5によりコイル両端を閉回路とした後に遮断器6により
電源回路7から超電導コイル1を切り離す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来のク
エンチ事故に対する保護対策は、以下のような問題を含
んでいる。
エンチ事故に対する保護対策は、以下のような問題を含
んでいる。
【0006】(1)できる限り速やかにクエンチ現象を
検出するため、コイルを複数ブロックに分割して、各ブ
ロックごとに電圧の発生を監視しているが、検出の感度
を上げるとノイズなどにより誤検出することがしばしば
あった。
検出するため、コイルを複数ブロックに分割して、各ブ
ロックごとに電圧の発生を監視しているが、検出の感度
を上げるとノイズなどにより誤検出することがしばしば
あった。
【0007】(2)高電圧を発生する可能性のあるコイ
ル電圧を直接監視するため、高耐圧の検出装置を必要と
するが、規模の大きなコイルに対応する高耐圧検出装置
を作ることが不可能であった。
ル電圧を直接監視するため、高耐圧の検出装置を必要と
するが、規模の大きなコイルに対応する高耐圧検出装置
を作ることが不可能であった。
【0008】(3)超電導コイルの運転モードがさまざ
まあり、その運転モードに応じてクエンチ検出の設定値
をきめこまかく変化させることが望ましいが、それを適
切に実現する手段がなかった。
まあり、その運転モードに応じてクエンチ検出の設定値
をきめこまかく変化させることが望ましいが、それを適
切に実現する手段がなかった。
【0009】本発明は、かかる点に対処してなされたも
ので、超電導コイルの機械的振動を検出することによ
り、高電圧を測定することなく、超電導コイルの異常を
高感度で検出することができる異常検出装置を提供する
ことを目的とする。
ので、超電導コイルの機械的振動を検出することによ
り、高電圧を測定することなく、超電導コイルの異常を
高感度で検出することができる異常検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】また本発明は、運転モードに応じて異常検
出用の設定値を変更することにより、全ての運転モード
においても超電導コイルの異常を高感度で検出すること
ができる異常検出装置を提供することを目的とする。
出用の設定値を変更することにより、全ての運転モード
においても超電導コイルの異常を高感度で検出すること
ができる異常検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】超電導コイルは一般的に
直流で駆動されるが、実際の電流はリップルや冷却水等
の影響で定常的に振動していると考えられる。ところ
が、クエンチが発生すると、振動によりコイルから特殊
な音が発生し、定常状態と異なる振動状態になることが
わかっており、これを検出できれば電圧を検出しなくて
もクエンチを検出することができる。本発明はこの点に
着目してなされたものであり、超電導コイルの機械的な
振動を検出することにより、クエンチ等の異常を検出す
るものである。
直流で駆動されるが、実際の電流はリップルや冷却水等
の影響で定常的に振動していると考えられる。ところ
が、クエンチが発生すると、振動によりコイルから特殊
な音が発生し、定常状態と異なる振動状態になることが
わかっており、これを検出できれば電圧を検出しなくて
もクエンチを検出することができる。本発明はこの点に
着目してなされたものであり、超電導コイルの機械的な
振動を検出することにより、クエンチ等の異常を検出す
るものである。
【0012】すなわち、請求項1の発明の異常検出装置
は、超電導コイルの振動を検出する振動センサと、この
振動センサの出力信号を周期的にサンプリングするサン
プリング手段と、このサンプリング手段によってサンプ
リングされたデータから周波数特性を演算する周波数解
析手段と、この周波数解析手段によって演算された周波
数特性に基づいて超電導コイルに異常が発生したか否か
を判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする。
は、超電導コイルの振動を検出する振動センサと、この
振動センサの出力信号を周期的にサンプリングするサン
プリング手段と、このサンプリング手段によってサンプ
リングされたデータから周波数特性を演算する周波数解
析手段と、この周波数解析手段によって演算された周波
数特性に基づいて超電導コイルに異常が発生したか否か
を判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項1の発明においては、サンプリング
手段が振動センサから超電導コイルの振動値を入力し、
周波数解析手段がサンプリングした振動値から周波数特
性を算出し、異常判定手段がその周波数特性が異常を示
すか否かを判定する。したがって、振動センサを用いて
機械的に超電導コイルの異常兆候を検出するため、高電
圧を発生する可能性のあるコイルでも高耐圧検出装置を
用いる必要がない。
手段が振動センサから超電導コイルの振動値を入力し、
周波数解析手段がサンプリングした振動値から周波数特
性を算出し、異常判定手段がその周波数特性が異常を示
すか否かを判定する。したがって、振動センサを用いて
機械的に超電導コイルの異常兆候を検出するため、高電
圧を発生する可能性のあるコイルでも高耐圧検出装置を
用いる必要がない。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の異常検出装
置において、上記異常判定手段が、周波数解析手段から
の周波数特性をクエンチ時の周波数特性を表す基準パタ
ーンと比較して超電導コイルのクエンチを検出すること
を特徴とする。
置において、上記異常判定手段が、周波数解析手段から
の周波数特性をクエンチ時の周波数特性を表す基準パタ
ーンと比較して超電導コイルのクエンチを検出すること
を特徴とする。
【0015】請求項2の発明においては、超電導コイル
がクエンチを発生したときに示す周波数特性を基準パタ
ーンとすることにより、サンプリングによる周波数特性
のパターンが基準パターンに近似していれば、超電導コ
イルにクエンチが発生したと判断することができる。
がクエンチを発生したときに示す周波数特性を基準パタ
ーンとすることにより、サンプリングによる周波数特性
のパターンが基準パターンに近似していれば、超電導コ
イルにクエンチが発生したと判断することができる。
【0016】請求項3の発明は、請求項1の異常検出装
置において、上記異常判定手段が、周波数解析手段から
の周波数特性を各種異常に対応する基準パターンと比較
して前記超電導コイルの異常を検出するとともに異常の
タイプを判別することを特徴とする。
置において、上記異常判定手段が、周波数解析手段から
の周波数特性を各種異常に対応する基準パターンと比較
して前記超電導コイルの異常を検出するとともに異常の
タイプを判別することを特徴とする。
【0017】請求項3の発明においては、超電導コイル
のクエンチその他の各種異常に対応する基準パターンを
それぞれ設定することにより、サンプリングパターンが
いずれかの基準パターンに近似していれば、異常の発生
とその異常種別を同時に判定することができる。
のクエンチその他の各種異常に対応する基準パターンを
それぞれ設定することにより、サンプリングパターンが
いずれかの基準パターンに近似していれば、異常の発生
とその異常種別を同時に判定することができる。
【0018】請求項4の発明は、請求項1または3の異
常検出装置において、異常発生時にサンプリングしたデ
ータから得られた周波数特性を基準パターンとして記憶
するデータ記憶手段を備えたことを特徴とする。
常検出装置において、異常発生時にサンプリングしたデ
ータから得られた周波数特性を基準パターンとして記憶
するデータ記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0019】請求項4の発明においては、新しいタイプ
の異常が発生したとき、この異常時にサンプリングされ
た周波数特性データを基準パターンとして追加設定する
ことができるため、検出できる異常のタイプを増やすこ
とができ、異常検出感度を高めることができる。
の異常が発生したとき、この異常時にサンプリングされ
た周波数特性データを基準パターンとして追加設定する
ことができるため、検出できる異常のタイプを増やすこ
とができ、異常検出感度を高めることができる。
【0020】請求項5の発明は、請求項2または3の異
常検出装置において、上記異常判定手段が、超電導コイ
ルの運転モードに応じて異常を検出するための基準パタ
ーンを変更することを特徴とする。
常検出装置において、上記異常判定手段が、超電導コイ
ルの運転モードに応じて異常を検出するための基準パタ
ーンを変更することを特徴とする。
【0021】請求項5の発明においては、振動センサの
周波数特性は、各運転モードにて異なるため、運転モー
ドにより基準パターンを変更することでよりきめの細か
い異常検出が可能となる。
周波数特性は、各運転モードにて異なるため、運転モー
ドにより基準パターンを変更することでよりきめの細か
い異常検出が可能となる。
【0022】請求項6の発明は、請求項1の異常検出装
置において、振動センサが超電導コイルの各所に取り付
けられ、振動センサに対応してサンプリング手段、周波
数解析手段および異常判定手段が複数設置され、複数の
異常判定手段から出力される異常判定信号に基づいて最
終的な異常判定を行う総合異常判定手段を備えたことを
特徴とする。
置において、振動センサが超電導コイルの各所に取り付
けられ、振動センサに対応してサンプリング手段、周波
数解析手段および異常判定手段が複数設置され、複数の
異常判定手段から出力される異常判定信号に基づいて最
終的な異常判定を行う総合異常判定手段を備えたことを
特徴とする。
【0023】請求項7の発明は、請求項6の異常検出装
置において、総合異常判定手段が、隣り合う振動センサ
からの異常判定信号がともに異常を示すとき、最終的に
異常と判定することを特徴とする。
置において、総合異常判定手段が、隣り合う振動センサ
からの異常判定信号がともに異常を示すとき、最終的に
異常と判定することを特徴とする。
【0024】クエンチが発生した場合の正常状態からの
振動の変化は、クエンチ現象が超電導状態のコイルが局
所的に常電導状態に移行することにより発生するもので
あるため、クエンチが発生した個所の近傍から徐々に広
範囲に広がっていくものである。請求項6および7の発
明においては、このクエンチ発生による振動の変化の広
がりを複数の振動センサの加速度値について、それぞれ
異常か否かを調べ、隣り合う振動センサによる判定結果
がともに異常であれば異常発生と判定して警報出力する
ようにすることにより、検出遅れなく誤検出を防ぐこと
ができる。
振動の変化は、クエンチ現象が超電導状態のコイルが局
所的に常電導状態に移行することにより発生するもので
あるため、クエンチが発生した個所の近傍から徐々に広
範囲に広がっていくものである。請求項6および7の発
明においては、このクエンチ発生による振動の変化の広
がりを複数の振動センサの加速度値について、それぞれ
異常か否かを調べ、隣り合う振動センサによる判定結果
がともに異常であれば異常発生と判定して警報出力する
ようにすることにより、検出遅れなく誤検出を防ぐこと
ができる。
【0025】請求項8の発明は、請求項1の異常検出装
置において、超電導コイルの各所に取り付けられる複数
の温度センサと、温度センサからの温度信号を入力し当
該温度センサが設置された超電導コイルの部位の温度上
昇を監視する複数の温度上昇監視手段と、異常判定手段
からの判定結果および複数の温度上昇監視手段からの全
ての監視結果に基づいて異常発生時の異常発生位置を判
定する位置判定手段を備えたことを特徴とする。
置において、超電導コイルの各所に取り付けられる複数
の温度センサと、温度センサからの温度信号を入力し当
該温度センサが設置された超電導コイルの部位の温度上
昇を監視する複数の温度上昇監視手段と、異常判定手段
からの判定結果および複数の温度上昇監視手段からの全
ての監視結果に基づいて異常発生時の異常発生位置を判
定する位置判定手段を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項1の構成では、クエンチの発生を判
定することはできるが、クエンチが発生している個所を
断定することはできない。クエンチの発生個所を断定す
ることは、故障要因を調査するデータとしては欠かせな
いものである。
定することはできるが、クエンチが発生している個所を
断定することはできない。クエンチの発生個所を断定す
ることは、故障要因を調査するデータとしては欠かせな
いものである。
【0027】クエンチが発生した場合の正常状態からの
超電導コイルの温度上昇は、クエンチ現象が超電導状態
のコイルが局所的に常電導状態に移行することにより発
生するものであるため、クエンチが発生した個所の近傍
から徐々に広範囲に広がっていくものである。
超電導コイルの温度上昇は、クエンチ現象が超電導状態
のコイルが局所的に常電導状態に移行することにより発
生するものであるため、クエンチが発生した個所の近傍
から徐々に広範囲に広がっていくものである。
【0028】請求項8の発明においては、このクエンチ
発生による温度上昇の個所を判定することにより、クエ
ンチ発生の個所を断定することができる。
発生による温度上昇の個所を判定することにより、クエ
ンチ発生の個所を断定することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。なお、従来例と共通する部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
施の形態を説明する。なお、従来例と共通する部分には
同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0030】図1は、本発明の異常検出装置の第1の実
施の形態を示すもので、超電導コイル1の機械的振動を
検出する振動センサ11と、振動センサ11の出力信号
に基づいて超電導コイル1のクエンチを検出するクエン
チ検出器12とで構成されている。
施の形態を示すもので、超電導コイル1の機械的振動を
検出する振動センサ11と、振動センサ11の出力信号
に基づいて超電導コイル1のクエンチを検出するクエン
チ検出器12とで構成されている。
【0031】さらに、クエンチ検出器12は、振動セン
サ11の出力信号をある適当な時間間隔ごとにサンプリ
ングするサンプリング手段13と、サンプリングした振
動センサ11の出力信号から周波数特性を計算する周波
数解析手段14と、計算した周波数特性によりクエンチ
発生か否か判定するクエンチ判定手段15とから構成さ
れている。
サ11の出力信号をある適当な時間間隔ごとにサンプリ
ングするサンプリング手段13と、サンプリングした振
動センサ11の出力信号から周波数特性を計算する周波
数解析手段14と、計算した周波数特性によりクエンチ
発生か否か判定するクエンチ判定手段15とから構成さ
れている。
【0032】本発明は、超電導コイルの機械的な振動を
例えば加速度センサのような振動センサで検出すること
により、高電圧を測定することなしにクエンチを検出す
ることを特徴としている。しかしながら、単純に加速度
だけを測定しただけではクエンチを検出することができ
ないため、測定した加速度の周波数特性を高周期(数ms
ec周期)で計算し、それが正常な周波数パターンである
か否かを調べクエンチを判定する必要がある。これを実
現するために、クエンチ検出器12は高速演算処理の可
能なDSP(DEGITAL SIGNAL PROCESSOR)と高速サンプ
リング処理が可能なADコンバータとで構成するものと
する。
例えば加速度センサのような振動センサで検出すること
により、高電圧を測定することなしにクエンチを検出す
ることを特徴としている。しかしながら、単純に加速度
だけを測定しただけではクエンチを検出することができ
ないため、測定した加速度の周波数特性を高周期(数ms
ec周期)で計算し、それが正常な周波数パターンである
か否かを調べクエンチを判定する必要がある。これを実
現するために、クエンチ検出器12は高速演算処理の可
能なDSP(DEGITAL SIGNAL PROCESSOR)と高速サンプ
リング処理が可能なADコンバータとで構成するものと
する。
【0033】図2はサンプリング手段13の詳細構成を
示すもので、ADコンバータ13aと、2つのサンプリ
ングバッファ13b1 、13b2 とから構成される。ま
た、図3はサンプリング手段13、周波数解析手段1
4、クエンチ判定手段15の一連の動作のタイムチャー
トを示すものである。
示すもので、ADコンバータ13aと、2つのサンプリ
ングバッファ13b1 、13b2 とから構成される。ま
た、図3はサンプリング手段13、周波数解析手段1
4、クエンチ判定手段15の一連の動作のタイムチャー
トを示すものである。
【0034】次に、図1〜図3に基づいて本実施の形態
の作用を説明する。サンプリング手段13において、A
Dコンバータ13aは、1μsec ごとに振動センサ11
から加速度値を入力し、サンプリングバッファ13b1
の先頭からサンプリングバッファ13b2 の最後尾まで
の方向に書き込んでいき、サンプリングバッファ13b
2 の最後尾に加速度値を書き終えたら、またサンプリン
グバッファ13b1 の先頭から前の加速度の上に新しい
加速度値を書き込むという、書き込み動作を繰り返す。
の作用を説明する。サンプリング手段13において、A
Dコンバータ13aは、1μsec ごとに振動センサ11
から加速度値を入力し、サンプリングバッファ13b1
の先頭からサンプリングバッファ13b2 の最後尾まで
の方向に書き込んでいき、サンプリングバッファ13b
2 の最後尾に加速度値を書き終えたら、またサンプリン
グバッファ13b1 の先頭から前の加速度の上に新しい
加速度値を書き込むという、書き込み動作を繰り返す。
【0035】サンプリングバッフア13b1 、13b2
の大きさはそれぞれ加速度値1024個分(1msec分)の大
きさなので、2.048 msec周期でサンプリングバッファ1
3b(サンプリングバッファ13b1 +サンプリングバ
ッファ13b2 )の上書きを繰り返す。
の大きさはそれぞれ加速度値1024個分(1msec分)の大
きさなので、2.048 msec周期でサンプリングバッファ1
3b(サンプリングバッファ13b1 +サンプリングバ
ッファ13b2 )の上書きを繰り返す。
【0036】ADコンバータ13aは、サンプリングバ
ッフア13b1 またはサンプリングバッファ13b2 の
最後尾に加速度値を書き終えたら、周波数解析手段14
に対して通知を行う。
ッフア13b1 またはサンプリングバッファ13b2 の
最後尾に加速度値を書き終えたら、周波数解析手段14
に対して通知を行う。
【0037】周波数解析手段14は、書き換えが終了し
たばかりのサンプリングバッファ13b1 または13b
2 の加速度値を用いて周波数特性の計算を行い、それが
終了するとクエンチ判定手段15に対して通知を行っ
て、クエンチ判定手段15は計算された周波数特性から
クエンチか否かの判定を行う。
たばかりのサンプリングバッファ13b1 または13b
2 の加速度値を用いて周波数特性の計算を行い、それが
終了するとクエンチ判定手段15に対して通知を行っ
て、クエンチ判定手段15は計算された周波数特性から
クエンチか否かの判定を行う。
【0038】例えば、周波数解析手段14は、サンプリ
ングバッファ13b1 または13b2 上の加速度値デー
タa(0) 、a(1) 、・・・、a(1023)からFFT(高速
フーリエ変換)を行い、周波数特性として以下 g(0) 、g(f) 、g(2f)、・・・、g(1023f) のパワースペクトル密度関数を得る。ただし、f=1/10
24 Kfzである。
ングバッファ13b1 または13b2 上の加速度値デー
タa(0) 、a(1) 、・・・、a(1023)からFFT(高速
フーリエ変換)を行い、周波数特性として以下 g(0) 、g(f) 、g(2f)、・・・、g(1023f) のパワースペクトル密度関数を得る。ただし、f=1/10
24 Kfzである。
【0039】クエンチ判定手段15は、周波数解析手段
14によって得られたパワースペクトル密度関数とあら
かじめ用意されたクエンチ発生時の標準パワースペクト
ル密度関数 go (0) 、go (f) 、go (2f)、・・・、go (1023f) とを比較する。比較は、以下のような差分Δo Δo =(go (0) −g(0))2 +・・・+(go (1023f)
−g(1023f))2 を算出して行い、さらにΔo をしきい値Δs と比較し
て、Δo ≦Δs であればクエンチ発生と判断し警報を出
力する。
14によって得られたパワースペクトル密度関数とあら
かじめ用意されたクエンチ発生時の標準パワースペクト
ル密度関数 go (0) 、go (f) 、go (2f)、・・・、go (1023f) とを比較する。比較は、以下のような差分Δo Δo =(go (0) −g(0))2 +・・・+(go (1023f)
−g(1023f))2 を算出して行い、さらにΔo をしきい値Δs と比較し
て、Δo ≦Δs であればクエンチ発生と判断し警報を出
力する。
【0040】以上のように、本実施の形態によれば、振
動センサを用いて機械的に超電導コイルの異常兆候を検
出するため、高電圧を発生する可能性のあるコイルでも
高耐圧検出装置を用いる必要がない。
動センサを用いて機械的に超電導コイルの異常兆候を検
出するため、高電圧を発生する可能性のあるコイルでも
高耐圧検出装置を用いる必要がない。
【0041】図4は、本発明の異常検出装置の第2の実
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力信号に基づいて超電導コイル1のクエンチお
よびその他の異常を検出する異常検出器21とで構成さ
れている。
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力信号に基づいて超電導コイル1のクエンチお
よびその他の異常を検出する異常検出器21とで構成さ
れている。
【0042】この異常検出器21は、サンプリング手段
13と、周波数解析手段14と、周波数解析手段14の
解析結果に基づいてクエンチその他の異常を判定する異
常判定手段22によって構成されている。
13と、周波数解析手段14と、周波数解析手段14の
解析結果に基づいてクエンチその他の異常を判定する異
常判定手段22によって構成されている。
【0043】また、図5は異常判定手段22の詳細構成
を示すもので、周波数解析手段14によって得られた周
波数特性と各種の異常判定用の標準周波数特性との差分
を計算する差分計算回路22aと、計算された各差分に
より異常を判別する異常判別回路22bとから構成され
る。
を示すもので、周波数解析手段14によって得られた周
波数特性と各種の異常判定用の標準周波数特性との差分
を計算する差分計算回路22aと、計算された各差分に
より異常を判別する異常判別回路22bとから構成され
る。
【0044】次に、本実施の形態における異常判定手段
22の動作を説明する。差分計算回路22aは、周波数
解析手段14からの通知により、データ保存エリアに保
存されているクエンチおよびその他の異常発生時のパワ
ースペクトル密度関数g0 〜gn と周波数解析手段14
からのパワースペクトル密度関数gとの差分Δ0 〜Δn
を算出する。
22の動作を説明する。差分計算回路22aは、周波数
解析手段14からの通知により、データ保存エリアに保
存されているクエンチおよびその他の異常発生時のパワ
ースペクトル密度関数g0 〜gn と周波数解析手段14
からのパワースペクトル密度関数gとの差分Δ0 〜Δn
を算出する。
【0045】異常判別回路22bは、差分計算回路22
aで算出される異常時のデータとの差分Δ0 〜Δn がそ
れぞれの異常判定のしきい値より小さい場合に異常発生
と判断し警報を出力するとともに、該当した異常のタイ
プを出力する。
aで算出される異常時のデータとの差分Δ0 〜Δn がそ
れぞれの異常判定のしきい値より小さい場合に異常発生
と判断し警報を出力するとともに、該当した異常のタイ
プを出力する。
【0046】以上のように、本実施の形態によれば、ク
エンチ時の周波数特性のパターンだけでなく、その他異
常時の周波数特性のパターンとの比較により異常判定を
行うため、クエンチ以外の異常も迅速に発見することが
できるとともに、発生した異常のタイプを判別すること
ができる。
エンチ時の周波数特性のパターンだけでなく、その他異
常時の周波数特性のパターンとの比較により異常判定を
行うため、クエンチ以外の異常も迅速に発見することが
できるとともに、発生した異常のタイプを判別すること
ができる。
【0047】図6は、本発明の異常検出装置の第3の実
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力から超電導コイル1の異常を検出する異常検
出器21′とで構成されている。
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力から超電導コイル1の異常を検出する異常検
出器21′とで構成されている。
【0048】異常検出器21′は、図4に示す第2の実
施の形態における異常検出器21と比較して、操作員か
らのデータ更新信号により新たな異常事象発生時に得ら
れた周波数特性データを異常判定用基準パターンとして
異常判定手段22に設定するデータ更新手段25をさら
に有している。
施の形態における異常検出器21と比較して、操作員か
らのデータ更新信号により新たな異常事象発生時に得ら
れた周波数特性データを異常判定用基準パターンとして
異常判定手段22に設定するデータ更新手段25をさら
に有している。
【0049】次に、本実施の形態におけるデータ更新手
段25の作用を図7に基づいて説明する。データ更新手
段25は、図7に示すように、異常判定手段22で記憶
している周波数特性パターンの個数を表すカウンタ25
aを持ち、カウンタの値を異常判定手段22に通知す
る。
段25の作用を図7に基づいて説明する。データ更新手
段25は、図7に示すように、異常判定手段22で記憶
している周波数特性パターンの個数を表すカウンタ25
aを持ち、カウンタの値を異常判定手段22に通知す
る。
【0050】異常判定手段22は、データ保存エリア2
2cを有し、このデータ保存エリア22cにn個の異常
発生時の基準パターンと1個のサンプリングによる周波
数特性パターンを記憶している。この場合、カウンタ2
5aはn+1をカウントしている。したがって、周波数
解析手段14から通知されるサンプリングごとの周波数
特性パターンは、データ更新手段25のカウンタ25a
によって指定されるn+1番目のエリアに上書きで書き
込まれる。
2cを有し、このデータ保存エリア22cにn個の異常
発生時の基準パターンと1個のサンプリングによる周波
数特性パターンを記憶している。この場合、カウンタ2
5aはn+1をカウントしている。したがって、周波数
解析手段14から通知されるサンプリングごとの周波数
特性パターンは、データ更新手段25のカウンタ25a
によって指定されるn+1番目のエリアに上書きで書き
込まれる。
【0051】ここで、サンプリングされたデータについ
て、データ保存エリア22cにすでに設定されている異
常パターンに該当しないが、例えば操作員が新しいタイ
プの異常と認識した場合に、データ更新信号がデータ更
新手段25に通知される。
て、データ保存エリア22cにすでに設定されている異
常パターンに該当しないが、例えば操作員が新しいタイ
プの異常と認識した場合に、データ更新信号がデータ更
新手段25に通知される。
【0052】データ更新手段25は、この通知を受ける
とカウンタ25aに1を加えてn+2とすることによ
り、異常判定手段22はデータ保存エリア22c内のサ
ンプリングごとの周波数特性データを保存するエリアを
n+1からn+2へ切り替える。これにより、データ保
存エリア22cのn+1のエリアに保存されている新し
い異常発生時のサンプリングデータのパワースペクトル
密度関数gは、次のサンプリングによる周波数特性デー
タによって上書きされることなく、n+1番目の異常タ
イプのパワースペクトル密度関数gn+1 として記憶され
ることになる。
とカウンタ25aに1を加えてn+2とすることによ
り、異常判定手段22はデータ保存エリア22c内のサ
ンプリングごとの周波数特性データを保存するエリアを
n+1からn+2へ切り替える。これにより、データ保
存エリア22cのn+1のエリアに保存されている新し
い異常発生時のサンプリングデータのパワースペクトル
密度関数gは、次のサンプリングによる周波数特性デー
タによって上書きされることなく、n+1番目の異常タ
イプのパワースペクトル密度関数gn+1 として記憶され
ることになる。
【0053】そして異常判定手段22は、その後のサン
プリングにおいて、新しいパワースペクトル密度関数g
n+1 との差分Δn+1 を含めたΔ0 〜Δn+1 のn+2個の
差分データについて異常判定を行う。
プリングにおいて、新しいパワースペクトル密度関数g
n+1 との差分Δn+1 を含めたΔ0 〜Δn+1 のn+2個の
差分データについて異常判定を行う。
【0054】以上のように、本実施の形態によれば、新
規のタイプの異常の基準パターンを追加して行くことに
より、より多くの異常について迅速かつ正確に異常の検
出と異常タイプの判別を行うことができる。
規のタイプの異常の基準パターンを追加して行くことに
より、より多くの異常について迅速かつ正確に異常の検
出と異常タイプの判別を行うことができる。
【0055】図8は、本発明の異常検出装置の第4の実
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力に基づいて超電導コイル1のクエンチを検出
するクエンチ検出器12′と、運転モードに応じてクエ
ンチ検出用の設定値を切換える運転モード判定手段31
とで構成されている。
施の形態を示すもので、振動センサ11と、振動センサ
11の出力に基づいて超電導コイル1のクエンチを検出
するクエンチ検出器12′と、運転モードに応じてクエ
ンチ検出用の設定値を切換える運転モード判定手段31
とで構成されている。
【0056】クエンチ検出器12′は、図1に示す第1
の実施の形態におけるクエンチ検出器12と比較して、
運転モード判定手段31からの運転モード信号によりク
エンチ判定用の基準パターンを変更するクエンチ判定手
段15′を備えている。
の実施の形態におけるクエンチ検出器12と比較して、
運転モード判定手段31からの運転モード信号によりク
エンチ判定用の基準パターンを変更するクエンチ判定手
段15′を備えている。
【0057】次に、本実施の形態の作用を説明する。運
転モード判定手段31は、超電導コイル1の図9に示す
ような運転モードに応じて運転モード信号をクエンチ判
定手段15′に出力する。
転モード判定手段31は、超電導コイル1の図9に示す
ような運転モードに応じて運転モード信号をクエンチ判
定手段15′に出力する。
【0058】クエンチ判定手段15′は、あらかじめ運
転モードごとにクエンチ発生時の標準パワースペクトル
密度関数を記憶し、運転モード判定手段31からの運転
モード信号により、対応する運転モードの標準パワース
ペクトル密度関数go をクエンチ検出の設定値として選
択し、この設定値によりクエンチを判定する。
転モードごとにクエンチ発生時の標準パワースペクトル
密度関数を記憶し、運転モード判定手段31からの運転
モード信号により、対応する運転モードの標準パワース
ペクトル密度関数go をクエンチ検出の設定値として選
択し、この設定値によりクエンチを判定する。
【0059】以上のように、本実施の形態によれば、超
電導コイル1の各運転モードに対してクエンチ検出の設
定値を変更することにより、運転モードに応じて適切な
設定値が定まるため、より細かなクエンチ検出が可能と
なる。
電導コイル1の各運転モードに対してクエンチ検出の設
定値を変更することにより、運転モードに応じて適切な
設定値が定まるため、より細かなクエンチ検出が可能と
なる。
【0060】なお、上記実施の形態では、クエンチ判定
手段15′があらかじめ運転モードごとにクエンチ発生
時の標準パワースペクトル密度関数を記憶する説明した
が、これに限らず運転モード判定手段31がこれらの標
準パワースペクトル密度関数をあらかじめ記憶し、この
中から運転モードに応じて対応する標準パワースペクト
ル密度関数をクエンチ判定手段15′に設定するよう構
成することもできる。図10は、本発明の異常検出装置
の第5の実施の形態を示すもので、超電導コイル1の各
部に取り付けられた複数個の振動センサ11と、各振動
センサ11からの出力に基づいてそれぞれクエンチを検
出する複数個のクエンチ検出器12と、各クエンチ検出
器12からの出力信号を比較してクエンチ発生の最終判
定を行う比較器35とで構成されている。
手段15′があらかじめ運転モードごとにクエンチ発生
時の標準パワースペクトル密度関数を記憶する説明した
が、これに限らず運転モード判定手段31がこれらの標
準パワースペクトル密度関数をあらかじめ記憶し、この
中から運転モードに応じて対応する標準パワースペクト
ル密度関数をクエンチ判定手段15′に設定するよう構
成することもできる。図10は、本発明の異常検出装置
の第5の実施の形態を示すもので、超電導コイル1の各
部に取り付けられた複数個の振動センサ11と、各振動
センサ11からの出力に基づいてそれぞれクエンチを検
出する複数個のクエンチ検出器12と、各クエンチ検出
器12からの出力信号を比較してクエンチ発生の最終判
定を行う比較器35とで構成されている。
【0061】クエンチが発生した場合の正常状態からの
振動の変化は、超電導状態のコイルが局所的に常電導状
態に移行することによりクエンチ現象が発生するもので
あるため、クエンチが発生した個所の近傍から徐々に広
範囲に広がっていくものである。この実施の形態は、こ
のクエンチ発生による振動の変化の広がりを利用し、検
出遅れなく誤検出を防ぐことを目的として構成されたも
のである。
振動の変化は、超電導状態のコイルが局所的に常電導状
態に移行することによりクエンチ現象が発生するもので
あるため、クエンチが発生した個所の近傍から徐々に広
範囲に広がっていくものである。この実施の形態は、こ
のクエンチ発生による振動の変化の広がりを利用し、検
出遅れなく誤検出を防ぐことを目的として構成されたも
のである。
【0062】次に、本実施の形態の作用を説明する。超
電導コイル1上に順番に取り付けられたn個の振動セン
サ11で検出された加速度値はそれぞれの振動センサ1
1が接続されたクエンチ検出器12に入力される。
電導コイル1上に順番に取り付けられたn個の振動セン
サ11で検出された加速度値はそれぞれの振動センサ1
1が接続されたクエンチ検出器12に入力される。
【0063】各クエンチ検出器12は、第1の実施の形
態におけるクエンチ検出器12と同様にサンプリング手
段13と周波数解析手段14とクエンチ判定手段15に
より構成され、対応する振動センサ11からの加速度値
を前述したように処理してクエンチ発生の判断を行い、
それぞれのクエンチ検出信号Qi (i=1〜n)を比較
器35に出力する。
態におけるクエンチ検出器12と同様にサンプリング手
段13と周波数解析手段14とクエンチ判定手段15に
より構成され、対応する振動センサ11からの加速度値
を前述したように処理してクエンチ発生の判断を行い、
それぞれのクエンチ検出信号Qi (i=1〜n)を比較
器35に出力する。
【0064】比較器35は、各クエンチ検出器12から
クエンチ発生信号Q1 〜Qn を入力すると、図11に示
すように、(n/2)個のAND回路36により、それ
ぞれ隣り合うクエンチ検出信号Qi 、Qi+1 の間でAN
Dをとり、それぞれのAND回路36の出力の全てにつ
いてOR回路37によりORをとることによって、警報
出力を行うものである。
クエンチ発生信号Q1 〜Qn を入力すると、図11に示
すように、(n/2)個のAND回路36により、それ
ぞれ隣り合うクエンチ検出信号Qi 、Qi+1 の間でAN
Dをとり、それぞれのAND回路36の出力の全てにつ
いてOR回路37によりORをとることによって、警報
出力を行うものである。
【0065】超電導コイル1にクエンチが発生した場
合、クエンチ発生時の正常状態からの振動の変化はクエ
ンチ発生場所の近傍に設置された振動センサ11の方が
遠方に設置された振動センサ11に比べ顕著である。こ
の特徴から比較器35で隣り合った振動センサ11から
の加速度値を基に、それぞれクエンチ検出器12で検出
されたクエンチ検出信号Qi 、Qi+1 のANDをとるこ
とにより、誤検出の可能性が大幅に抑えられることにな
る。さらに、クエンチ検出信号Qi 、Qi+1 のAND信
号の全てをORで判定することにより、判定までの時間
を短縮させることができ、クエンチ検出の高速化を図る
ことができる。
合、クエンチ発生時の正常状態からの振動の変化はクエ
ンチ発生場所の近傍に設置された振動センサ11の方が
遠方に設置された振動センサ11に比べ顕著である。こ
の特徴から比較器35で隣り合った振動センサ11から
の加速度値を基に、それぞれクエンチ検出器12で検出
されたクエンチ検出信号Qi 、Qi+1 のANDをとるこ
とにより、誤検出の可能性が大幅に抑えられることにな
る。さらに、クエンチ検出信号Qi 、Qi+1 のAND信
号の全てをORで判定することにより、判定までの時間
を短縮させることができ、クエンチ検出の高速化を図る
ことができる。
【0066】以上のように、本実施の形態によれば、ク
エンチ発生による振動の変化の広がりを複数の振動セン
サの加速度値についてそれぞれ異常か否かを調べ、隣り
合う判定結果同士のいずれかひとつが異常であれば警報
出力するため、検出遅れなく誤検出を防ぐことができ
る。
エンチ発生による振動の変化の広がりを複数の振動セン
サの加速度値についてそれぞれ異常か否かを調べ、隣り
合う判定結果同士のいずれかひとつが異常であれば警報
出力するため、検出遅れなく誤検出を防ぐことができ
る。
【0067】図12は、本発明の異常検出装置の第6の
実施の形態を示すもので、図1に示す第1の実施の形態
と比較して、超電導コイル1の各部の温度を検出するn
個の温度センサ40と、温度センサ40による検出温度
から各部の温度上昇を監視するn個の温度上昇監視器4
1と、n個の温度上昇監視器41の出力およびクエンチ
検出器12の出力に基づいてクエンチ発生箇所を判定す
る位置判定器42とが付加されている。
実施の形態を示すもので、図1に示す第1の実施の形態
と比較して、超電導コイル1の各部の温度を検出するn
個の温度センサ40と、温度センサ40による検出温度
から各部の温度上昇を監視するn個の温度上昇監視器4
1と、n個の温度上昇監視器41の出力およびクエンチ
検出器12の出力に基づいてクエンチ発生箇所を判定す
る位置判定器42とが付加されている。
【0068】クエンチが発生した場合の正常状態からの
超電導コイル1の温度上昇は、クエンチ現象が超電導状
態のコイルが局所的に常電導状態に移行することにより
発生するものであるため、クエンチが発生した個所の近
傍から徐々に広範囲に広がっていくものである。本実施
の形態は、このクエンチ発生による温度上昇の広がりを
利用し、クエンチ発生の個所を特定するためのものであ
る。
超電導コイル1の温度上昇は、クエンチ現象が超電導状
態のコイルが局所的に常電導状態に移行することにより
発生するものであるため、クエンチが発生した個所の近
傍から徐々に広範囲に広がっていくものである。本実施
の形態は、このクエンチ発生による温度上昇の広がりを
利用し、クエンチ発生の個所を特定するためのものであ
る。
【0069】次に、本実施の形態の作用を説明する。超
電導コイル1上に順番にn個設置された温度センサ40
は、超電導コイル1上の各設置場所の温度を検出し、温
度信号をそれぞれ温度上昇監視器41に入力する。
電導コイル1上に順番にn個設置された温度センサ40
は、超電導コイル1上の各設置場所の温度を検出し、温
度信号をそれぞれ温度上昇監視器41に入力する。
【0070】各温度上昇監視器41は、図13に示すよ
うに、変化率演算手段41aにより取り込んだ温度信号
から温度変化を算出し、比較手段41bにより温度変化
が正であるか負であるかを判定する。判定の結果正であ
れば、タイマ41cにてタイマカウントし、正の状態が
特定時間継続した場合、温度上昇信号Ti (i=1〜
n)を出力する。この処理により、温度変化が正すなわ
ち温度上昇が特定時間継続した場合に、この温度上昇監
視器41からの温度上昇信号TがONに設定されること
になる。
うに、変化率演算手段41aにより取り込んだ温度信号
から温度変化を算出し、比較手段41bにより温度変化
が正であるか負であるかを判定する。判定の結果正であ
れば、タイマ41cにてタイマカウントし、正の状態が
特定時間継続した場合、温度上昇信号Ti (i=1〜
n)を出力する。この処理により、温度変化が正すなわ
ち温度上昇が特定時間継続した場合に、この温度上昇監
視器41からの温度上昇信号TがONに設定されること
になる。
【0071】位置判定器42は、各温度上昇監視器41
からの温度上昇信号T1 〜Tn により、図14に示す原
理からクエンチ発生個所を断定することができる。
からの温度上昇信号T1 〜Tn により、図14に示す原
理からクエンチ発生個所を断定することができる。
【0072】図14は、n個の温度センサ40と対応す
るi番目(i=1〜n)の温度センサ40からの信号を
基に判定した温度上昇信号Ti の関連を示したものであ
る。この図に示すように、超電導コイル1上でクエンチ
がi番目の温度センサ40とi+1番目の温度センサ4
0の間で発生した場合、クエンチ発生個所の抵抗値が上
昇し、この部分を中心に温度上昇が始まり、範囲は広が
っていく。この結果、対応する温度上昇信号Ti とT
i+1 がONにその他がOFFになることになる。
るi番目(i=1〜n)の温度センサ40からの信号を
基に判定した温度上昇信号Ti の関連を示したものであ
る。この図に示すように、超電導コイル1上でクエンチ
がi番目の温度センサ40とi+1番目の温度センサ4
0の間で発生した場合、クエンチ発生個所の抵抗値が上
昇し、この部分を中心に温度上昇が始まり、範囲は広が
っていく。この結果、対応する温度上昇信号Ti とT
i+1 がONにその他がOFFになることになる。
【0073】このことから、位置判定器42ではクエン
チ検出器12からのクエンチ検出信号によりクエンチの
発生を確認すると、クエンチの発生がi番目の温度セン
サ40とi+1番目の温度センサ40の間で発生したと
判断することができる。
チ検出器12からのクエンチ検出信号によりクエンチの
発生を確認すると、クエンチの発生がi番目の温度セン
サ40とi+1番目の温度センサ40の間で発生したと
判断することができる。
【0074】以上の処理によりクエンチ発生個所を判定
することができる。
することができる。
【0075】以上のように、本実施の形態によれば、ク
エンチ発生による温度上昇の個所を監視することによ
り、クエンチ発生の個所を特定することができる。
エンチ発生による温度上昇の個所を監視することによ
り、クエンチ発生の個所を特定することができる。
【0076】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、振動
センサを用いて機械的に超電導コイルの異常兆候を検出
することにより、高電圧を発生する可能性のあるコイル
でも高耐圧の検出装置を用いる必要がない。
センサを用いて機械的に超電導コイルの異常兆候を検出
することにより、高電圧を発生する可能性のあるコイル
でも高耐圧の検出装置を用いる必要がない。
【0077】また本発明によれば、クエンチのデータだ
けでなくその他の異常時のデータとの比較を行うことに
より、多くの異常を検出することができるとともに、発
生した異常のタイプを判別することができる。
けでなくその他の異常時のデータとの比較を行うことに
より、多くの異常を検出することができるとともに、発
生した異常のタイプを判別することができる。
【0078】また本発明によれば、新しいタイプの異常
が発生したとき、この異常時のサンプリングデータを検
出用データとして格納することにより、検出可能な異常
のパターンを随時追加することができる。
が発生したとき、この異常時のサンプリングデータを検
出用データとして格納することにより、検出可能な異常
のパターンを随時追加することができる。
【0079】また本発明によれば、運転モードにより検
出用データを切換え可能にすることにより、より細かな
クエンチ検出が可能となる。
出用データを切換え可能にすることにより、より細かな
クエンチ検出が可能となる。
【0080】また本発明によれば、超電導コイルに複数
の振動センサを取付け、各振動センサの出力による検出
信号を比較して異常判定を行うことにより、超電導コイ
ルの異常を精度よく検出するとともに検出遅れなく誤検
出を防ぐことができる。
の振動センサを取付け、各振動センサの出力による検出
信号を比較して異常判定を行うことにより、超電導コイ
ルの異常を精度よく検出するとともに検出遅れなく誤検
出を防ぐことができる。
【0081】また本発明によれば、超電導コイルに複数
の温度センサを取付け、異常発生による温度上昇の個所
を判定することにより、異常発生の個所を特定すること
ができる。
の温度センサを取付け、異常発生による温度上昇の個所
を判定することにより、異常発生の個所を特定すること
ができる。
【図1】本発明の異常検出装置の第1の実施の形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1におけるサンプリング手段の詳細構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】図1におけるサンプリング手段、周波数解析手
段およびクエンチ判定手段の処理タイミングを示すタイ
ムチャートである。
段およびクエンチ判定手段の処理タイミングを示すタイ
ムチャートである。
【図4】本発明の異常検出装置の第2の実施の形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】図4における異常判定手段の詳細構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】本発明の異常検出装置の第3の実施の形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図7】図6におけるデータ更新手段の機能を説明する
図である。
図である。
【図8】本発明の異常検出装置の第4の実施の形態を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図9】運転モードの種類を示す図である。
【図10】本発明の異常検出装置の第5の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図11】図10における比較器の内部処理のロジック
を示す図である。
を示す図である。
【図12】本発明の異常検出装置の第6の実施の形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図13】図12における温度上昇判定器の詳細構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図14】温度センサと温度上昇信号の関係を示す図で
ある。
ある。
【図15】従来の超電導コイルのクエンチ検出および保
護システムを示す図である。
護システムを示す図である。
1………超電導コイル 7………電源回路 11………振動センサ 12、12′……クエンチ検出器 13………サンプリング手段 13a……ADコンバータ 13b……サンプリングバッファ 14………周波数解析手段 15、15′……クエンチ判定手段 21、21′……異常検出器 22………異常判定手段 22a……差分計算回路 22b……異常判別回路 22c……データ保存エリア 25………データ更新手段 25a……カウンタ 31………運転モード判定手段 35………比較器 40………温度センサ 41………温度上昇監視器 42………位置判定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑代 智彰 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (8)
- 【請求項1】 超電導コイルの振動を検出する振動セン
サと、 この振動センサの出力信号を周期的にサンプリングする
サンプリング手段と、 このサンプリング手段によってサンプリングされたデー
タから周波数特性を演算する周波数解析手段と、 この周波数解析手段によって演算された周波数特性に基
づいて前記超電導コイルに異常が発生したか否かを判定
する異常判定手段とを備えたことを特徴とする異常検出
装置。 - 【請求項2】 前記異常判定手段は、前記周波数解析手
段からの周波数特性をクエンチ時の周波数特性を表す基
準パターンと比較して前記超電導コイルのクエンチを検
出することを特徴とする請求項1記載の異常検出装置。 - 【請求項3】 前記異常判定手段は、前記周波数解析手
段からの周波数特性を各種異常に対応する基準パターン
と比較して前記超電導コイルの異常を検出するとともに
異常のタイプを判別することを特徴とする請求項1記載
の異常検出装置。 - 【請求項4】 異常発生時にサンプリングしたデータか
ら得られた周波数特性を基準パターンとして記憶するデ
ータ記憶手段を備えたことを特徴とする請求項1または
3記載の異常検出装置。 - 【請求項5】 前記異常判定手段は、前記超電導コイル
の運転モードに応じて異常を検出するための前記基準パ
ターンを変更することを特徴とする請求項2または3記
載の異常検出装置。 - 【請求項6】 前記振動センサが前記超電導コイルの各
所に取り付けられ、前記振動センサに対応して前記サン
プリング手段、周波数解析手段および異常判定手段が複
数設置され、 前記複数の異常判定手段から出力される異常判定信号に
基づいて最終的な異常判定を行う総合異常判定手段を備
えたことを特徴とする請求項1記載の異常検出装置。 - 【請求項7】 前記総合異常判定手段は、隣り合う前記
振動センサからの前記異常判定信号がともに異常を示す
とき、最終的に異常と判定することを特徴とする請求項
6記載の異常検出装置。 - 【請求項8】 前記超電導コイルの各所に取り付けられ
る複数の温度センサと、 前記温度センサからの温度信号を入力し当該温度センサ
が設置された前記超電導コイルの部位の温度上昇を監視
する複数の温度上昇監視手段と、 前記異常判定手段からの判定結果および前記複数の温度
上昇監視手段からの全ての監視結果に基づいて異常発生
時の異常発生位置を判定する位置判定手段を備えたこと
を特徴とする請求項1記載の異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9233171A JPH1174571A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9233171A JPH1174571A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1174571A true JPH1174571A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=16950850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9233171A Withdrawn JPH1174571A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1174571A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005149060A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Nec Fielding Ltd | 監視システム、監視サーバ、監視方法およびプログラム |
| JP2007165384A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | 超電導コイル異常検知装置 |
| JP2009206237A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | クエンチ検出装置 |
| JP2009281880A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Hitachi Ltd | 超電導コイルの監視方法及び監視装置並びに監視センサを備えた超電導コイル |
| WO2017061563A1 (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 古河電気工業株式会社 | 超電導コイル |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP9233171A patent/JPH1174571A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005149060A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Nec Fielding Ltd | 監視システム、監視サーバ、監視方法およびプログラム |
| JP2007165384A (ja) * | 2005-12-09 | 2007-06-28 | Hitachi Ltd | 超電導コイル異常検知装置 |
| JP2009206237A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | クエンチ検出装置 |
| JP2009281880A (ja) * | 2008-05-22 | 2009-12-03 | Hitachi Ltd | 超電導コイルの監視方法及び監視装置並びに監視センサを備えた超電導コイル |
| WO2017061563A1 (ja) * | 2015-10-08 | 2017-04-13 | 古河電気工業株式会社 | 超電導コイル |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060620 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060801 |