JPH1174591A - パルスガスレーザ発振装置およびそれを用いたレーザアニール装置 - Google Patents
パルスガスレーザ発振装置およびそれを用いたレーザアニール装置Info
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- JPH1174591A JPH1174591A JP18490198A JP18490198A JPH1174591A JP H1174591 A JPH1174591 A JP H1174591A JP 18490198 A JP18490198 A JP 18490198A JP 18490198 A JP18490198 A JP 18490198A JP H1174591 A JPH1174591 A JP H1174591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】パルスガスレーザ発振装置で、特にパルスごと
のレーザエネルギーの安定性を高める。 【解決手段】励起ガスを封入する容器と、この容器内に
対向して設けられた主放電電極11と、この主放電電極
11との間で放電し予備電離させる予備電離電極9と、
各電極間に供給する電力を充放電する主コンデンサ3を
備えた充放電回路と、この充放電回路に電力を供給する
電源と、主コンデンサ3からの電力を蓄電する一対の主
放電電極11に並列に接続されたピーキングコンデンサ
7と、主放電電極で発生した光を増幅する光共振器とを
備えたパルスガスレーザ発振装置において、主コンデン
サ11とピーキングコンデンサ7を接続する回路が、上
記予備電離電極を介するものと介さないものとに分岐さ
せ、少なくとも一方の回路に過飽和リアクトル12a,
12bを接続させてレーザエネルギーの安定性を高め
る。
のレーザエネルギーの安定性を高める。 【解決手段】励起ガスを封入する容器と、この容器内に
対向して設けられた主放電電極11と、この主放電電極
11との間で放電し予備電離させる予備電離電極9と、
各電極間に供給する電力を充放電する主コンデンサ3を
備えた充放電回路と、この充放電回路に電力を供給する
電源と、主コンデンサ3からの電力を蓄電する一対の主
放電電極11に並列に接続されたピーキングコンデンサ
7と、主放電電極で発生した光を増幅する光共振器とを
備えたパルスガスレーザ発振装置において、主コンデン
サ11とピーキングコンデンサ7を接続する回路が、上
記予備電離電極を介するものと介さないものとに分岐さ
せ、少なくとも一方の回路に過飽和リアクトル12a,
12bを接続させてレーザエネルギーの安定性を高め
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパルスガスレーザ発
振装置に関し、特にパルスごとのレーザエネルギーの安
定性を高めるとともに、装置の寿命を延ばすための技術
及びそれを用いたレーザアニール装置に関する。
振装置に関し、特にパルスごとのレーザエネルギーの安
定性を高めるとともに、装置の寿命を延ばすための技術
及びそれを用いたレーザアニール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エキシマレーザ等のパルスガスレーザ発
振装置は、従来では図21に等価回路を示すような、紫
外線自動予備電離方式を用いる場合が多い。これらの回
路は一般に、直流電源1に直列に充電用抵抗2と主コン
デンサ3、更に浮遊インダクタンス4が接続されてい
る。また、直流電源1には並列に高電圧スイッチング素
子(サイラトロン)5と、充電用リアクトル6と、ピー
キングコンデンサ7とが接続された、予備電離電極9及
び主放電電極11が接続されている。この主放電電極1
1は、主放電電極間ギヤップ10を有して対向してい
る。
振装置は、従来では図21に等価回路を示すような、紫
外線自動予備電離方式を用いる場合が多い。これらの回
路は一般に、直流電源1に直列に充電用抵抗2と主コン
デンサ3、更に浮遊インダクタンス4が接続されてい
る。また、直流電源1には並列に高電圧スイッチング素
子(サイラトロン)5と、充電用リアクトル6と、ピー
キングコンデンサ7とが接続された、予備電離電極9及
び主放電電極11が接続されている。この主放電電極1
1は、主放電電極間ギヤップ10を有して対向してい
る。
【0003】この状態で、紫外線を用いた予備電離電極
9の間で点弧してから主放電電極間ギャップ10で点弧
するまでの時間(以後、遅延時間Td という)は、放電
回路定数(ピーキングコンデンサ7→予備電離電極9→
主放電電極間ギャップ10→ピーキングコンデンサ7の
回路で考える)で決まる。遅延時間とレーザ出力エネル
ギーとの関係は図4に実線で示すように、ある範囲内
(図4では200〜400ns)で最大となる。これ
は、紫外線による光電離で初期電子が形成され、拡散に
よって均一分布になる時間とハロゲンガス(ガスレーザ
媒質)の電子付着による初期電子の減少時間とのバラン
スが要因と考えられている。
9の間で点弧してから主放電電極間ギャップ10で点弧
するまでの時間(以後、遅延時間Td という)は、放電
回路定数(ピーキングコンデンサ7→予備電離電極9→
主放電電極間ギャップ10→ピーキングコンデンサ7の
回路で考える)で決まる。遅延時間とレーザ出力エネル
ギーとの関係は図4に実線で示すように、ある範囲内
(図4では200〜400ns)で最大となる。これ
は、紫外線による光電離で初期電子が形成され、拡散に
よって均一分布になる時間とハロゲンガス(ガスレーザ
媒質)の電子付着による初期電子の減少時間とのバラン
スが要因と考えられている。
【0004】このような従来のパルスガスレーザ発振装
置では、図16(a)に示すようにレーザ発振dの後も
主放電電極11の間に残留電流(アフターカレント)が
流れてしまうが、この電流のエネルギーは小さいもので
グロー放電を形成することができないので、主放電電極
11の間におけるハロゲンガスが励起されることはな
い。代わりに局所的なアーク放電が生じ、その結果、電
流密度が高くなったり、温度上昇による蒸発やイオン衝
突によるスパッタにより主放電電極11が損傷してしま
う。
置では、図16(a)に示すようにレーザ発振dの後も
主放電電極11の間に残留電流(アフターカレント)が
流れてしまうが、この電流のエネルギーは小さいもので
グロー放電を形成することができないので、主放電電極
11の間におけるハロゲンガスが励起されることはな
い。代わりに局所的なアーク放電が生じ、その結果、電
流密度が高くなったり、温度上昇による蒸発やイオン衝
突によるスパッタにより主放電電極11が損傷してしま
う。
【0005】そして、紫外線予備電離方式では長時間
(109 〜1010パルス)の動作で予備電離電極9が消
耗し、各予備電離電極9,9の間のギャップ間隔が大き
くなったり不揃いになることで、予備電離の均一性や強
度が低下してしまう。その結果、パルスガスレーザ発振
装置自体の平均出力が低下するとともに、パルス間の出
力変動が大きくなるなどによって、パルスガスレーザ発
振装置自体の出力特性も悪化する。
(109 〜1010パルス)の動作で予備電離電極9が消
耗し、各予備電離電極9,9の間のギャップ間隔が大き
くなったり不揃いになることで、予備電離の均一性や強
度が低下してしまう。その結果、パルスガスレーザ発振
装置自体の平均出力が低下するとともに、パルス間の出
力変動が大きくなるなどによって、パルスガスレーザ発
振装置自体の出力特性も悪化する。
【0006】更には、予備電離電極9の消耗は、主放電
電極11の間で起こるハロゲンガスの励起を不安定にし
て、主放電電極11を消耗させる原因にもなる。加え
て、消耗した予備電離電極9からのダストによって、レ
ーザチャンバの内部を汚染するだけでなく、励起に用い
るハロゲンガスも劣化してしまう。これらを防ぐため
に、定期的に主放電電極11や予備電離電極9を交換し
ているが、交換にかかる費用や時間が多くなり装置の稼
働率が低下する。
電極11の間で起こるハロゲンガスの励起を不安定にし
て、主放電電極11を消耗させる原因にもなる。加え
て、消耗した予備電離電極9からのダストによって、レ
ーザチャンバの内部を汚染するだけでなく、励起に用い
るハロゲンガスも劣化してしまう。これらを防ぐため
に、定期的に主放電電極11や予備電離電極9を交換し
ているが、交換にかかる費用や時間が多くなり装置の稼
働率が低下する。
【0007】また、予備電離にX線やコロナ放電を用い
る場合には、予備電離専用のスイッチング回路を持つ場
合がある。その場合には、遅延時間は遅延回路の挿入で
制御可能となるが、パルスガスレーザ発振装置としては
回路が複雑になる為に、現在は殆ど実用化されていな
い。
る場合には、予備電離専用のスイッチング回路を持つ場
合がある。その場合には、遅延時間は遅延回路の挿入で
制御可能となるが、パルスガスレーザ発振装置としては
回路が複雑になる為に、現在は殆ど実用化されていな
い。
【0008】紫外線予備電離方式では、予備電離回路を
設けて回路時定数で遅延時間を調整可能とした公知例と
して、特公平7―8386号公報が存在し、また、コロ
ナ予備電離方式では、予備電離回路を遅延回路による遅
延時間を調整可能にした公知例として、特公平7―78
57号公報が存在する。
設けて回路時定数で遅延時間を調整可能とした公知例と
して、特公平7―8386号公報が存在し、また、コロ
ナ予備電離方式では、予備電離回路を遅延回路による遅
延時間を調整可能にした公知例として、特公平7―78
57号公報が存在する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
技術では、予備電離電極9や主放電電極11が消耗して
しまい、パルスガスレーザ発振装置を構成する各部品の
寿命が短く、またその結果、ハロゲンガスの劣化も早か
った。
技術では、予備電離電極9や主放電電極11が消耗して
しまい、パルスガスレーザ発振装置を構成する各部品の
寿命が短く、またその結果、ハロゲンガスの劣化も早か
った。
【0010】そして、以上の様に遅延回路を設けて紫外
線による予備電離電極9の点弧から主放電電極11が点
弧するまでの遅延時間を固定する方法も行われてはいた
が、レーザ出力が最大になる範囲は、動作条件(ガス混
合比,全ガス圧力,充電電圧,ガスの使用時間,予備電
離電極間のギャップ間隔等)で変化するため、それに伴
うレーザ出力の変動、特にパルスごとの変動は避けるこ
とは出来なかった。
線による予備電離電極9の点弧から主放電電極11が点
弧するまでの遅延時間を固定する方法も行われてはいた
が、レーザ出力が最大になる範囲は、動作条件(ガス混
合比,全ガス圧力,充電電圧,ガスの使用時間,予備電
離電極間のギャップ間隔等)で変化するため、それに伴
うレーザ出力の変動、特にパルスごとの変動は避けるこ
とは出来なかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、励起
ガスを封入する容器と、この容器内に対向して設けられ
た主放電電極と、この主放電電極間の上記励起ガスを予
備電離させる予備電離電極と、上記主放電電極及び上記
予備電離電極間に供給する電力を充放電する主コンデン
サを備えた充放電回路と、この充放電回路に電力を供給
する電源と、上記主コンデンサからの電力を蓄電する上
記一対の主放電電極に電気的に並列に接続されたピーキ
ングコンデンサと、上記主放電電極間で発生した光を増
幅する光共振器とを具備するパルスガスレーザ発振装置
において、上記主コンデンサと上記ピーキングコンデン
サを接続する回路が、上記予備電離電極を介するものと
介さないものとに分岐しており、少なくとも一方の分岐
した回路に過飽和リアクトルが接続されていることを特
徴とするパルスガスレーザ発振装置である。
ガスを封入する容器と、この容器内に対向して設けられ
た主放電電極と、この主放電電極間の上記励起ガスを予
備電離させる予備電離電極と、上記主放電電極及び上記
予備電離電極間に供給する電力を充放電する主コンデン
サを備えた充放電回路と、この充放電回路に電力を供給
する電源と、上記主コンデンサからの電力を蓄電する上
記一対の主放電電極に電気的に並列に接続されたピーキ
ングコンデンサと、上記主放電電極間で発生した光を増
幅する光共振器とを具備するパルスガスレーザ発振装置
において、上記主コンデンサと上記ピーキングコンデン
サを接続する回路が、上記予備電離電極を介するものと
介さないものとに分岐しており、少なくとも一方の分岐
した回路に過飽和リアクトルが接続されていることを特
徴とするパルスガスレーザ発振装置である。
【0012】請求項2によれば、上記過飽和リアクトル
の飽和時間を変化させて、上記予備電離電極を流れるパ
ルス電流とそれ以外のパルス電流のタイミングを上記過
飽和リアクトルを接続していない場合のパルス電流の流
れるタイミングを基準にしてプラス,マイナス300n
s以内で調整することを特徴とする請求項1に記載のパ
ルスガスレーザ発振装置である。
の飽和時間を変化させて、上記予備電離電極を流れるパ
ルス電流とそれ以外のパルス電流のタイミングを上記過
飽和リアクトルを接続していない場合のパルス電流の流
れるタイミングを基準にしてプラス,マイナス300n
s以内で調整することを特徴とする請求項1に記載のパ
ルスガスレーザ発振装置である。
【0013】請求項3によれば、上記予備電離電極を流
れる電流は総電流の30%以下であることを特徴とする
請求項1に記載のパルスガスレーザ発振装置である。請
求項4によれば、上記予備電離電極を介する回路と介さ
ない回路との双方に取り付けられた上記過飽和リアクト
ルの飽和時間は、異なることを特徴とする請求項1に記
載のパルスガスレーザ発振装置である。
れる電流は総電流の30%以下であることを特徴とする
請求項1に記載のパルスガスレーザ発振装置である。請
求項4によれば、上記予備電離電極を介する回路と介さ
ない回路との双方に取り付けられた上記過飽和リアクト
ルの飽和時間は、異なることを特徴とする請求項1に記
載のパルスガスレーザ発振装置である。
【0014】請求項5によれば、上記予備電離電極と上
記主放電電極との電離方式は、自動予備電離方式である
ことを特徴とする請求項1に記載のパルスガスレーザ発
振装置である。
記主放電電極との電離方式は、自動予備電離方式である
ことを特徴とする請求項1に記載のパルスガスレーザ発
振装置である。
【0015】請求項6によれば、励起ガスを封入する容
器と、この容器内に対向して設けられた主放電電極と、
この主放電電極間の上記励起ガスを予備電離させる予備
電離電極と、上記主放電電極及び上記予備電離電極間に
供給する電力を充放電する主コンデンサを備えた充放電
回路と、この充放電回路に電力を供給する電源と、上記
主コンデンサからの電力を蓄電する上記一対の主放電電
極に電気的に並列に接続されたピーキングコンデンサ
と、上記主放電電極間で発生した光を増幅する光共振器
とを具備するパルスガスレーザ発振装置において、上記
主コンデンサと上記ピーキングコンデンサを接続する回
路が、上記予備電離電極を介するものと介さないものと
に分岐しており、上記予備電離電極を介しない回路の方
が上記予備電離電極を介する回路の方よりも低いインピ
ーダンスを有することを特徴とするパルスガスレーザ発
振装置である。
器と、この容器内に対向して設けられた主放電電極と、
この主放電電極間の上記励起ガスを予備電離させる予備
電離電極と、上記主放電電極及び上記予備電離電極間に
供給する電力を充放電する主コンデンサを備えた充放電
回路と、この充放電回路に電力を供給する電源と、上記
主コンデンサからの電力を蓄電する上記一対の主放電電
極に電気的に並列に接続されたピーキングコンデンサ
と、上記主放電電極間で発生した光を増幅する光共振器
とを具備するパルスガスレーザ発振装置において、上記
主コンデンサと上記ピーキングコンデンサを接続する回
路が、上記予備電離電極を介するものと介さないものと
に分岐しており、上記予備電離電極を介しない回路の方
が上記予備電離電極を介する回路の方よりも低いインピ
ーダンスを有することを特徴とするパルスガスレーザ発
振装置である。
【0016】請求項7によれば、レーザ光を出射するパ
ルスガスレーザ発振装置と、このパルスガスレーサ発振
装置から出射したレーザ光を整形する光学系と、この光
学系により整形されたレーザビームが照射される被処理
物を設置するチャンバとを備えたレーザアニール装置に
おいて、上記パルスガスレーザ発振装置は、請求項1乃
至請求項6のうちのいずれか1項に記載のパルスガスレ
ーザ発振装置であることを特徴とするレーザアニール装
置である。
ルスガスレーザ発振装置と、このパルスガスレーサ発振
装置から出射したレーザ光を整形する光学系と、この光
学系により整形されたレーザビームが照射される被処理
物を設置するチャンバとを備えたレーザアニール装置に
おいて、上記パルスガスレーザ発振装置は、請求項1乃
至請求項6のうちのいずれか1項に記載のパルスガスレ
ーザ発振装置であることを特徴とするレーザアニール装
置である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。図1は、等価回路を
示すもので、符号に関して従来例を示す図21と同一符
号のものは、従来例と同一又は従来例に相当する部分を
示す。
について図面を参照して説明する。図1は、等価回路を
示すもので、符号に関して従来例を示す図21と同一符
号のものは、従来例と同一又は従来例に相当する部分を
示す。
【0018】直流電源1には、直列に充電用抵抗2と主
コンデンサ3更に浮遊インダクタンス4が接続されてい
る。直流電源1によって、直流電源1→充電用抵抗2→
主コンデンサ3→充電リアクトル6→直流電源1の回路
で主コンデンサ3は充電される。サイラトロン5(高電
圧スイッチング素子)にトリガーパルスを入力すること
により作動させると、充電された電荷は主コンデンサ3
→浮遊インダクタンス4→ピーキングコンデンサ7a→
サイラトロン5で構成された回路と、主コンデンサ3→
浮遊インダクタンス4→予備電離電極9→ピーキングコ
ンデンサ7a→サイラトロン5とで構成された回路との
両方でピーキングコンデンサ7a,7bに移行する自動
予備電離方式を形成している。
コンデンサ3更に浮遊インダクタンス4が接続されてい
る。直流電源1によって、直流電源1→充電用抵抗2→
主コンデンサ3→充電リアクトル6→直流電源1の回路
で主コンデンサ3は充電される。サイラトロン5(高電
圧スイッチング素子)にトリガーパルスを入力すること
により作動させると、充電された電荷は主コンデンサ3
→浮遊インダクタンス4→ピーキングコンデンサ7a→
サイラトロン5で構成された回路と、主コンデンサ3→
浮遊インダクタンス4→予備電離電極9→ピーキングコ
ンデンサ7a→サイラトロン5とで構成された回路との
両方でピーキングコンデンサ7a,7bに移行する自動
予備電離方式を形成している。
【0019】このとき、予備電離電極(ピン電極)9の
間に予備電離放電が点弧する。主放電電極11及び予備
電離電極9はガスレーザ媒質が封入されたレーザチャン
バ(気密容器)内に設置されている。図3(a)に主放
電電極11,11間の電圧波形を、図3(b)に予備電
離電極9,9と主放電電極11,11を流れる電流波形
を示す。図3(a)及び(b)で、過飽和リアクトル
(過飽和インダクタンス)12aを回路中に挿入しない
ときは、実線で示した波形となり、予備電離電流が流れ
始める時間(予備電離放電の点弧)に対する主放電電流
が流れ始める時間(主放電の点弧)の遅延時間が400
nsであった。
間に予備電離放電が点弧する。主放電電極11及び予備
電離電極9はガスレーザ媒質が封入されたレーザチャン
バ(気密容器)内に設置されている。図3(a)に主放
電電極11,11間の電圧波形を、図3(b)に予備電
離電極9,9と主放電電極11,11を流れる電流波形
を示す。図3(a)及び(b)で、過飽和リアクトル
(過飽和インダクタンス)12aを回路中に挿入しない
ときは、実線で示した波形となり、予備電離電流が流れ
始める時間(予備電離放電の点弧)に対する主放電電流
が流れ始める時間(主放電の点弧)の遅延時間が400
nsであった。
【0020】このときには、図5に示すようにレーザ出
力のパルス毎のエネルギー変動率(σ)が2.8%であ
った。過飽和リアクトル12aを挿入することで、予備
電離電極9に流れる電流が過飽和リアクトル12aの飽
和時間分だけ遅れて(約100ns)点線で示すような
波形となった。この結果、遅延時間は400nsから3
00nsとなり、エネルギー変動率(σ)は2.0%に
低減された。
力のパルス毎のエネルギー変動率(σ)が2.8%であ
った。過飽和リアクトル12aを挿入することで、予備
電離電極9に流れる電流が過飽和リアクトル12aの飽
和時間分だけ遅れて(約100ns)点線で示すような
波形となった。この結果、遅延時間は400nsから3
00nsとなり、エネルギー変動率(σ)は2.0%に
低減された。
【0021】このときの出力エネルギーは、図4に実線
で示すように変化していないが、ガス混合比等の動作条
件を変化させることによって遅延時間に対する出力特性
は点線のようになり、出力増加とエネルギー変動率低減
との両方に効果がある場合もある。
で示すように変化していないが、ガス混合比等の動作条
件を変化させることによって遅延時間に対する出力特性
は点線のようになり、出力増加とエネルギー変動率低減
との両方に効果がある場合もある。
【0022】なお、この第1の実施の形態で用いたサイ
ラトロン5の代わりに、作用が同じで高周波を得られる
半導体スイッチとパルス圧縮回路を用いた場合にも、同
様な効果があることは言うまでもない。
ラトロン5の代わりに、作用が同じで高周波を得られる
半導体スイッチとパルス圧縮回路を用いた場合にも、同
様な効果があることは言うまでもない。
【0023】例えば、図6に示すようにパルス圧縮の効
果で主放電電極11対間の電圧波形のパルス幅が短い場
合がある。この場合には、過飽和リアクトル12bを回
路中に挿入しないときは実線で示した波形となる。この
場合、予備電離電流が流れ始める時間(予備電離放電の
点弧)に対する主放電電流が流れはじめる時間(主放電
の点弧)の遅延時間が200nsであった。
果で主放電電極11対間の電圧波形のパルス幅が短い場
合がある。この場合には、過飽和リアクトル12bを回
路中に挿入しないときは実線で示した波形となる。この
場合、予備電離電流が流れ始める時間(予備電離放電の
点弧)に対する主放電電流が流れはじめる時間(主放電
の点弧)の遅延時間が200nsであった。
【0024】また、このときは図5に示すように、レー
ザ出力のパルスごとのエネルギー変動率(σ)が3.0
%であった。過飽和リアクトル12bを挿入すること
で、ピーキングコンデンサ7bに流れる電流が過飽和リ
アクトル12bの飽和時間分だけ遅れて(約100n
s)、図6に点線で示すような電圧波形となった。この
結果、遅延時間は200nsから300nsとなり、エ
ネルギー変動率(σ)は2.0%に低減された。このと
きの出力エネルギーは、図4において実線で示すように
変化していない。
ザ出力のパルスごとのエネルギー変動率(σ)が3.0
%であった。過飽和リアクトル12bを挿入すること
で、ピーキングコンデンサ7bに流れる電流が過飽和リ
アクトル12bの飽和時間分だけ遅れて(約100n
s)、図6に点線で示すような電圧波形となった。この
結果、遅延時間は200nsから300nsとなり、エ
ネルギー変動率(σ)は2.0%に低減された。このと
きの出力エネルギーは、図4において実線で示すように
変化していない。
【0025】つまり、ピーキングコンデンサ7a,7b
と主放電電極11を接続する導体に過飽和リアクトル1
2a,12bのコアを付けることで遅延時間を調整する
ことができる。過飽和リアクトル12a,12bのコア
は一般に半割れタイプであるため簡単に着脱が可能であ
る。過飽和リアクトル12a,12bのコアの取付位置
や段数を調整することでで遅延時間が、プラス方向及び
マイナス方向の両方向に調整可能である。もちろん、ピ
ーキングコンデンサ7a,7bの両方に過飽和リアクト
ル12a,12bのコアを付けその飽和時間の差によっ
て調整してもよい。
と主放電電極11を接続する導体に過飽和リアクトル1
2a,12bのコアを付けることで遅延時間を調整する
ことができる。過飽和リアクトル12a,12bのコア
は一般に半割れタイプであるため簡単に着脱が可能であ
る。過飽和リアクトル12a,12bのコアの取付位置
や段数を調整することでで遅延時間が、プラス方向及び
マイナス方向の両方向に調整可能である。もちろん、ピ
ーキングコンデンサ7a,7bの両方に過飽和リアクト
ル12a,12bのコアを付けその飽和時間の差によっ
て調整してもよい。
【0026】ピーキングコンデンサ7a,7b間の容量
比を変化させて、予備電離電極9に流れる電流を調整す
ることが可能であり、ピーキングコンデンサ7aの容量
を小さくすることで主コンデンサ3→浮遊インダクタン
ス4→過飽和リアクトル7b→ピーキングコンデンサ7
b→サイラトロン5とで構成された回路に大部分の電流
が流れる。即ち、予備電離電極9に対するバイパス回路
となっている。
比を変化させて、予備電離電極9に流れる電流を調整す
ることが可能であり、ピーキングコンデンサ7aの容量
を小さくすることで主コンデンサ3→浮遊インダクタン
ス4→過飽和リアクトル7b→ピーキングコンデンサ7
b→サイラトロン5とで構成された回路に大部分の電流
が流れる。即ち、予備電離電極9に対するバイパス回路
となっている。
【0027】これにより、予備電離電極9の消耗を防
ぎ、予備電離電極9の部品やガス媒質を長寿命化するこ
とが可能になった。本実施例においては、予備電離電極
9に流れる電流は、ピーキングコンデンサ7aを総容量
の30%以下にした際に良好な結果が得られた。
ぎ、予備電離電極9の部品やガス媒質を長寿命化するこ
とが可能になった。本実施例においては、予備電離電極
9に流れる電流は、ピーキングコンデンサ7aを総容量
の30%以下にした際に良好な結果が得られた。
【0028】図7は、本発明の第1の実施の形態に関す
る変形例の等価回路を示したものである。作用は同じで
あるが予備電離電極9の位置が異なる(第1の実施の形
態が主放電電極11に並列に接続されているのに対し
て、この変形例では主放電電極11に直列に接続されて
いる)回路を示したもので、符号の同じ構成がもつ作用
は、図1と同様である。これらの回路構成については、
これ以外にも本発明の趣旨に沿って種々可能であること
は言うまでもない。
る変形例の等価回路を示したものである。作用は同じで
あるが予備電離電極9の位置が異なる(第1の実施の形
態が主放電電極11に並列に接続されているのに対し
て、この変形例では主放電電極11に直列に接続されて
いる)回路を示したもので、符号の同じ構成がもつ作用
は、図1と同様である。これらの回路構成については、
これ以外にも本発明の趣旨に沿って種々可能であること
は言うまでもない。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
の概略構成図を図8に示す。レーザチャンバ13の中に
ガスレーザ媒質が封入されており、直流電源1によって
主放電電極11の間、つまり主放電電極間ギャップ10
で主放電が発生する。主放電で発振した光は、図示しな
いレーザ共振器によって増幅されて、レーザ光として出
力される。
の概略構成図を図8に示す。レーザチャンバ13の中に
ガスレーザ媒質が封入されており、直流電源1によって
主放電電極11の間、つまり主放電電極間ギャップ10
で主放電が発生する。主放電で発振した光は、図示しな
いレーザ共振器によって増幅されて、レーザ光として出
力される。
【0030】この第2の実施の形態では、主放電電極間
ギャップ10に主放電を点弧させるに先立って、主放電
電極11の間の放電空間部(主放電電極間ギャップ10
と重なる)を予備電離するためにバラストコイル14と
予備電離電極(ピン電極)9とから構成される複数の予
備電離手段を有する。このバラストコイル14は、複数
の予備電離電極9の間に均一に電流(主コンデンサ3か
らピーキングコンデンサ7へと流れる電流)が流れるよ
うにするために設けられている。上記の予備電離手段と
は、並列に過飽和リアクトル12が接続されており、こ
の予備電離手段に対するバイパス回路を構成している。
ギャップ10に主放電を点弧させるに先立って、主放電
電極11の間の放電空間部(主放電電極間ギャップ10
と重なる)を予備電離するためにバラストコイル14と
予備電離電極(ピン電極)9とから構成される複数の予
備電離手段を有する。このバラストコイル14は、複数
の予備電離電極9の間に均一に電流(主コンデンサ3か
らピーキングコンデンサ7へと流れる電流)が流れるよ
うにするために設けられている。上記の予備電離手段と
は、並列に過飽和リアクトル12が接続されており、こ
の予備電離手段に対するバイパス回路を構成している。
【0031】図9に、第2の実施の形態についての等価
回路を示す。直流電源1には、直列に充電用抵抗2と主
コンデンサ3、更には浮遊インダクタンス4が接続され
ている。主コンデンサ3は、直流電源1によって、直流
電源1→主コンデンサ3→過飽和リアクトル12→充電
用リアクトル6→直流電源1の回路で充電される。ここ
で、充電用リアクトル6は、過飽和リアクトル12の飽
和を解除する作用をももつ。この時には、予備電離電極
9の間の電圧は上昇しないので、予備電離放電は点弧し
ない。
回路を示す。直流電源1には、直列に充電用抵抗2と主
コンデンサ3、更には浮遊インダクタンス4が接続され
ている。主コンデンサ3は、直流電源1によって、直流
電源1→主コンデンサ3→過飽和リアクトル12→充電
用リアクトル6→直流電源1の回路で充電される。ここ
で、充電用リアクトル6は、過飽和リアクトル12の飽
和を解除する作用をももつ。この時には、予備電離電極
9の間の電圧は上昇しないので、予備電離放電は点弧し
ない。
【0032】そして、サイラトロン5にトリガーパルス
を入力することによって作動させると、主コンデンサ3
に充電された電荷は、主コンデンサ3→サイラトロン5
→ピーキングコンデンサ7→予備電離電極9→バラスト
コイル14→主コンデンサ3で構成された回路によっ
て、ピーキングコンデンサ7へ移行する。このときに予
備電離電極9の間に予備電離放電が点弧する。過飽和リ
アクトル12は、印加電圧と電圧時間との積、つまり流
れる電流が所定値(予備電離放電の点弧直後)になる
と、飽和してインダクタンスが低下し、導通状態になる
ように設計されている。
を入力することによって作動させると、主コンデンサ3
に充電された電荷は、主コンデンサ3→サイラトロン5
→ピーキングコンデンサ7→予備電離電極9→バラスト
コイル14→主コンデンサ3で構成された回路によっ
て、ピーキングコンデンサ7へ移行する。このときに予
備電離電極9の間に予備電離放電が点弧する。過飽和リ
アクトル12は、印加電圧と電圧時間との積、つまり流
れる電流が所定値(予備電離放電の点弧直後)になる
と、飽和してインダクタンスが低下し、導通状態になる
ように設計されている。
【0033】よって、導通状態のときではバラストコイ
ル14及び予備電離電極9から構成される回路よりもイ
ンピーダンスが小さいために、予備電離放電の直後から
は、主コンデンサ3に充電された電荷は、主コンデンサ
3→サイラトロン5→ピーキングコンデンサ7→過飽和
リアクトル12→主コンデンサ3で構成された回路でピ
ーキングコンデンサ7へ移行するので、上述したように
予備電離手段に対するバイパス回路となっている。な
お、図10に予備電離電極9を流れる電流及び過飽和リ
アクトル12(バイパス回路)を流れる電流を示す。
ル14及び予備電離電極9から構成される回路よりもイ
ンピーダンスが小さいために、予備電離放電の直後から
は、主コンデンサ3に充電された電荷は、主コンデンサ
3→サイラトロン5→ピーキングコンデンサ7→過飽和
リアクトル12→主コンデンサ3で構成された回路でピ
ーキングコンデンサ7へ移行するので、上述したように
予備電離手段に対するバイパス回路となっている。な
お、図10に予備電離電極9を流れる電流及び過飽和リ
アクトル12(バイパス回路)を流れる電流を示す。
【0034】ここまでは、過飽和リアクトル12を用い
た回路を示したが、サイラトロンやギャップスイッチを
用いても同様の効果が得られる。図11にサイラトロン
15を用いた上記バイパス回路から構成される、本発明
の第3の実施の形態についての等価回路を示す。図9に
示す第2の実施の形態とは、サイラトロン15を用いて
上記バイパス回路を構成したことが異なるだけで、他の
構成は同様である。
た回路を示したが、サイラトロンやギャップスイッチを
用いても同様の効果が得られる。図11にサイラトロン
15を用いた上記バイパス回路から構成される、本発明
の第3の実施の形態についての等価回路を示す。図9に
示す第2の実施の形態とは、サイラトロン15を用いて
上記バイパス回路を構成したことが異なるだけで、他の
構成は同様である。
【0035】図10には、予備電離電極9に流れる電流
と上記バイパス回路に流れる電流を示しているが、図1
1と併せて説明する。この図10における時間t1 でト
リガパルスを入力し、図11のサイラトロン5が作動し
始め、予備電離に必要な時間をディレイ回路16で遅ら
せた後に、この図における時間t2 でサイラトロン15
が作動し始める。このような構成によって、第2の実施
の形態と同様の効果を得ている。
と上記バイパス回路に流れる電流を示しているが、図1
1と併せて説明する。この図10における時間t1 でト
リガパルスを入力し、図11のサイラトロン5が作動し
始め、予備電離に必要な時間をディレイ回路16で遅ら
せた後に、この図における時間t2 でサイラトロン15
が作動し始める。このような構成によって、第2の実施
の形態と同様の効果を得ている。
【0036】図12には、本発明の第2の実施の形態に
おける過飽和リアクトル12の代わりに、インダクタン
ス値が1μH以下のバイパス用リアクトル17(ここで
は1μH)を接続したもの第4の実施の形態についての
等価回路を示す。ここでは、主コンデンサ3の充電後に
サイラトロン5が作動し始めても、バイパス用リアクト
ル17の値を予備電離放電が点弧するのに可能な限り小
さくすることによって、上記バイパス回路に電流が流れ
るようにしたものである。なお、ここでは充電用リアク
トル6のインダクタンス値を50μH、バラストコイル
14のインダクタンス値を10μH、主コンデンサ3の
容量を20nF、ピーキングコンデンサの容量を20n
Fと設定している。
おける過飽和リアクトル12の代わりに、インダクタン
ス値が1μH以下のバイパス用リアクトル17(ここで
は1μH)を接続したもの第4の実施の形態についての
等価回路を示す。ここでは、主コンデンサ3の充電後に
サイラトロン5が作動し始めても、バイパス用リアクト
ル17の値を予備電離放電が点弧するのに可能な限り小
さくすることによって、上記バイパス回路に電流が流れ
るようにしたものである。なお、ここでは充電用リアク
トル6のインダクタンス値を50μH、バラストコイル
14のインダクタンス値を10μH、主コンデンサ3の
容量を20nF、ピーキングコンデンサの容量を20n
Fと設定している。
【0037】また、バイパス用リアクトル17の逆起電
力によって、予備電離電極9の間に予備電離放電が点弧
されるようになっている。この実施の形態は、上記の実
施の形態に比べて上記バイパス回路を流れる電流は小さ
くなるが、簡単に回路を構成できるという利点がある。
力によって、予備電離電極9の間に予備電離放電が点弧
されるようになっている。この実施の形態は、上記の実
施の形態に比べて上記バイパス回路を流れる電流は小さ
くなるが、簡単に回路を構成できるという利点がある。
【0038】図13に本発明の第5の実施の形態につい
ての等価回路を示す。この第5の実施の形態は、主コン
デンサ3を予備電離放電に寄与する主コンデンサ3a
(バラストコイル14に直列接続)と、上記バイパス回
路に寄与する主コンデンサ3b(バイパス用リアクトル
17に直列接続)とに分割したものである。この第4の
実施の形態によると、第4の実施の形態よりも回路が複
雑になるものの、上記バイパス回路のインダクタンス値
を小さくすることができ(数十μH以下)、このバイパ
ス回路に流れる電流を増加させることができる。
ての等価回路を示す。この第5の実施の形態は、主コン
デンサ3を予備電離放電に寄与する主コンデンサ3a
(バラストコイル14に直列接続)と、上記バイパス回
路に寄与する主コンデンサ3b(バイパス用リアクトル
17に直列接続)とに分割したものである。この第4の
実施の形態によると、第4の実施の形態よりも回路が複
雑になるものの、上記バイパス回路のインダクタンス値
を小さくすることができ(数十μH以下)、このバイパ
ス回路に流れる電流を増加させることができる。
【0039】また、図14に本発明の第6の実施の形態
についての等価回路を示す。主コンデンサ3は、直流電
源1によって直流電源1→充電用抵抗2→主コンデンサ
3→過飽和リアクトル12c→減衰用抵抗18→可変リ
アクトル19→直流電源1の回路で充電される。主コン
デンサ3を充電する回路に流れる電流によって、過飽和
リアクトル12cは導通状態を解除される。
についての等価回路を示す。主コンデンサ3は、直流電
源1によって直流電源1→充電用抵抗2→主コンデンサ
3→過飽和リアクトル12c→減衰用抵抗18→可変リ
アクトル19→直流電源1の回路で充電される。主コン
デンサ3を充電する回路に流れる電流によって、過飽和
リアクトル12cは導通状態を解除される。
【0040】次に、サイラトロン5にトリガーパルスを
入力して作動させると、主コンデンサ3に充電された電
荷は、主コンデンサ3→サイラトロン5→ピーキングコ
ンデンサ7→予備電離電極9→主コンデンサ3の回路で
ピーキングコンデンサ7に移行し、予備電離電極9の間
に予備電離放電が点弧する。
入力して作動させると、主コンデンサ3に充電された電
荷は、主コンデンサ3→サイラトロン5→ピーキングコ
ンデンサ7→予備電離電極9→主コンデンサ3の回路で
ピーキングコンデンサ7に移行し、予備電離電極9の間
に予備電離放電が点弧する。
【0041】過飽和リアクトル12cは、印加電圧と電
圧印加時間との積、つまり流れる電流が所定値(予備電
離放電の点弧直後)になると、飽和してインダクタンス
値が低下し、導通状態になるようになっている。過飽和
リアクトル12cが予備電離放電の点弧直後に飽和する
ように、減衰用抵抗18及び可変リアクトル19は設計
されている。
圧印加時間との積、つまり流れる電流が所定値(予備電
離放電の点弧直後)になると、飽和してインダクタンス
値が低下し、導通状態になるようになっている。過飽和
リアクトル12cが予備電離放電の点弧直後に飽和する
ように、減衰用抵抗18及び可変リアクトル19は設計
されている。
【0042】この導通状態のときでは、バラストコイル
14及び予備電離電極9から構成されるよりもインピー
ダンスが小さいために、予備電離放電の直後からは、主
コンデンサ3に充電された電荷は、主コンデンサ3→過
飽和リアクトル12c→減衰用抵抗18→可変リアクト
ル19→主コンデンサ3で構成された回路で減衰用抵抗
18へ移行する。そして、この減衰用抵抗18で電気エ
ネルギーの大部分が消費されるので、上述したように予
備電離手段に対するバイパス回路となっている。
14及び予備電離電極9から構成されるよりもインピー
ダンスが小さいために、予備電離放電の直後からは、主
コンデンサ3に充電された電荷は、主コンデンサ3→過
飽和リアクトル12c→減衰用抵抗18→可変リアクト
ル19→主コンデンサ3で構成された回路で減衰用抵抗
18へ移行する。そして、この減衰用抵抗18で電気エ
ネルギーの大部分が消費されるので、上述したように予
備電離手段に対するバイパス回路となっている。
【0043】図15において、(a)には[従来の技
術]の項に記載した回路の主放電電極11の間に流れる
電流Iを示し、(b)には主放電電極9を流れる電流I
1 を示し、(c)には上記バイパス回路を流れる電流I
2 を示し、(d)にはレーザパルス波形Wを示す。過飽
和リアクトル12cについて、導通(飽和)のタイミン
グを「過飽和インダクタンスの導通」(過飽和リアクト
ルのON状態)で示したように、レーザの発振直後であ
ればレーザ出力が低下することはない。
術]の項に記載した回路の主放電電極11の間に流れる
電流Iを示し、(b)には主放電電極9を流れる電流I
1 を示し、(c)には上記バイパス回路を流れる電流I
2 を示し、(d)にはレーザパルス波形Wを示す。過飽
和リアクトル12cについて、導通(飽和)のタイミン
グを「過飽和インダクタンスの導通」(過飽和リアクト
ルのON状態)で示したように、レーザの発振直後であ
ればレーザ出力が低下することはない。
【0044】しかし、導通のタイミングは図16(a)
で示した主放電電極間ギャップ10の電圧波形Vの斜線
部の面積(印加電圧と電圧印加時間との積)で決まるの
で、Vの値が変化するに従って、同図(b)のように導
通のタイミングも変化する。そこで、この実施の形態に
おいてはVの値の変化に対して、過飽和リアクトル12
cの導通のタイミングを補償するため、可変リアクトル
19が過飽和リアクトル12cに対して直列に挿入され
ている。例えば、Vは出力一定の制御を充電電圧で行な
う場合や、ガス劣化又はガス混合条件の変化などで変わ
ってしまう。
で示した主放電電極間ギャップ10の電圧波形Vの斜線
部の面積(印加電圧と電圧印加時間との積)で決まるの
で、Vの値が変化するに従って、同図(b)のように導
通のタイミングも変化する。そこで、この実施の形態に
おいてはVの値の変化に対して、過飽和リアクトル12
cの導通のタイミングを補償するため、可変リアクトル
19が過飽和リアクトル12cに対して直列に挿入され
ている。例えば、Vは出力一定の制御を充電電圧で行な
う場合や、ガス劣化又はガス混合条件の変化などで変わ
ってしまう。
【0045】そこで、充電電圧が低い場合には、図17
(a)に示すように導通のタイミングが早まり、同図
(b)に示すようにレーザ発振に必要な電流を上記バイ
パス回路に流すことになる。その結果、電流I1 が減少
するのに対して電流I2 が増加し、レーザ出力が低下し
てしまう。
(a)に示すように導通のタイミングが早まり、同図
(b)に示すようにレーザ発振に必要な電流を上記バイ
パス回路に流すことになる。その結果、電流I1 が減少
するのに対して電流I2 が増加し、レーザ出力が低下し
てしまう。
【0046】その一方、同図(c)に示すように導通の
タイミングが遅くなればなるほど電流I2 が減少して、
[従来の技術]の項で問題にした主放電電極間ギャップ
10での残留電流(アフターカレント)を低減させる効
果が減少する。
タイミングが遅くなればなるほど電流I2 が減少して、
[従来の技術]の項で問題にした主放電電極間ギャップ
10での残留電流(アフターカレント)を低減させる効
果が減少する。
【0047】そこで、可変リアクトル19の値を調整す
ることにより、過飽和リアクトル12cに印加される電
圧波形を変化させて、過飽和リアクトル12cの導通タ
イミングを常にレーザ発振直後(最適値)に保つように
した。例えば、レーザ発振器の出力を一定に制御してい
る際に、ガスレーザ媒質が劣化し緩やかに充電電圧が上
昇した場合には、図14において可変リアクトル19の
値をコントローラ20で徐々に減少させることによって
対応できる。一方、ガスレーザ媒質の注入時に充電電圧
の急激な減少が起こった場合には、可変リアクトル19
の値をコントローラ20で急激に増加させることによっ
て対応できる。
ることにより、過飽和リアクトル12cに印加される電
圧波形を変化させて、過飽和リアクトル12cの導通タ
イミングを常にレーザ発振直後(最適値)に保つように
した。例えば、レーザ発振器の出力を一定に制御してい
る際に、ガスレーザ媒質が劣化し緩やかに充電電圧が上
昇した場合には、図14において可変リアクトル19の
値をコントローラ20で徐々に減少させることによって
対応できる。一方、ガスレーザ媒質の注入時に充電電圧
の急激な減少が起こった場合には、可変リアクトル19
の値をコントローラ20で急激に増加させることによっ
て対応できる。
【0048】図18には、この第6の実施の形態に関す
る変形例の等価回路を示す。この変形例は、サイラトロ
ン5の保護を考慮したものである。サイラトロン5の消
費電力を減少させるために、主コンデンサ3に直列接続
され磁気アシスト法を用いた過飽和リアクトル12dを
有している。そして、サイラトロン5に逆向きの電流が
流れるのを防ぐために、ダイオード21も有している。
さらに、充電用抵抗2で大部分を消費させて、上述した
予備電離手段に対するバイパス回路としている。
る変形例の等価回路を示す。この変形例は、サイラトロ
ン5の保護を考慮したものである。サイラトロン5の消
費電力を減少させるために、主コンデンサ3に直列接続
され磁気アシスト法を用いた過飽和リアクトル12dを
有している。そして、サイラトロン5に逆向きの電流が
流れるのを防ぐために、ダイオード21も有している。
さらに、充電用抵抗2で大部分を消費させて、上述した
予備電離手段に対するバイパス回路としている。
【0049】なお、以上の各実施の形態において図19
に示すように予備電離電極9に誘電体22を取り付け、
この誘電体22の沿面放電を利用することで、放電開始
電圧を低下させることも有効である。予備電離電極9の
間のギャップ間隔を1〜2mm程度に狭く保つことでも
放電開始電圧を低下させることができるが、この間隔が
狭すぎると、予備電離の能力が低下することから、上述
のような誘電体22の使用が望ましい。
に示すように予備電離電極9に誘電体22を取り付け、
この誘電体22の沿面放電を利用することで、放電開始
電圧を低下させることも有効である。予備電離電極9の
間のギャップ間隔を1〜2mm程度に狭く保つことでも
放電開始電圧を低下させることができるが、この間隔が
狭すぎると、予備電離の能力が低下することから、上述
のような誘電体22の使用が望ましい。
【0050】次に、本発明の第7の実施の形態について
説明する。図20は、本発明の第1〜第6の実施の形態
に係るパルスガスレーザ発振装置を用いたレーザアニー
ル装置である。近年の、半導体装置や液晶表示装置の分
野では、シランガス(SiH4 )を用いたプラズマCV
D(Chemical Vapor Deposition )法(約300℃のプ
ロセス)等により基板上に成膜された非晶質シリコン
(アモルファスシリコン:a−Si)膜にレーザ光等を
照射し、多結晶シリコン(ポリシリコン:p−Si)膜
にすることで、電子移動度(electron mobility )の高
い多結晶半導体膜を形成するためや、半導体膜にトラン
ジスタとしての動作をさせる不純物(ドナー/アクセプ
タ)の活性化をさせるためのエキシマレーザアニール
(ELA:Excimer Laser Anneal)技術が開発されてい
る。
説明する。図20は、本発明の第1〜第6の実施の形態
に係るパルスガスレーザ発振装置を用いたレーザアニー
ル装置である。近年の、半導体装置や液晶表示装置の分
野では、シランガス(SiH4 )を用いたプラズマCV
D(Chemical Vapor Deposition )法(約300℃のプ
ロセス)等により基板上に成膜された非晶質シリコン
(アモルファスシリコン:a−Si)膜にレーザ光等を
照射し、多結晶シリコン(ポリシリコン:p−Si)膜
にすることで、電子移動度(electron mobility )の高
い多結晶半導体膜を形成するためや、半導体膜にトラン
ジスタとしての動作をさせる不純物(ドナー/アクセプ
タ)の活性化をさせるためのエキシマレーザアニール
(ELA:Excimer Laser Anneal)技術が開発されてい
る。
【0051】上述の多結晶化されたシリコン膜を用いた
液晶表示装置を製造する際に用いる、図20に示された
レーザアニール装置に関して詳解する。このレーザアニ
ール装置は、XeClレーザ光をa−Si:H膜(水素を含
有しているa−Si膜)の成膜された基板101(被処
理物)に照射するものである。
液晶表示装置を製造する際に用いる、図20に示された
レーザアニール装置に関して詳解する。このレーザアニ
ール装置は、XeClレーザ光をa−Si:H膜(水素を含
有しているa−Si膜)の成膜された基板101(被処
理物)に照射するものである。
【0052】本発明の第1〜第6の実施の形態で示され
たパルスガスレーザ発振装置102から出射されたレー
ザ光は、コリメータ103を介してシリンドリカルレン
ズ等の集光レンズ104によって集光され、ホモジナイ
ザを含む光学系としてのカライドスコープ105の入射
端面から内部へ入射される。このカライドスコープ10
5は、高反射性を有する研磨されたアルミニウム板を四
枚組み合わせた筒状の構成を採っている。そして、直方
体の形状であり内部に四角形の中空部を持っている。こ
のカライドスコープ105の出射端面では、カライドス
コープ105の中空部での光の多重反射によってレーザ
光の照射面でのエネルギー強度分布が平坦化された光が
ライン状に出射される。
たパルスガスレーザ発振装置102から出射されたレー
ザ光は、コリメータ103を介してシリンドリカルレン
ズ等の集光レンズ104によって集光され、ホモジナイ
ザを含む光学系としてのカライドスコープ105の入射
端面から内部へ入射される。このカライドスコープ10
5は、高反射性を有する研磨されたアルミニウム板を四
枚組み合わせた筒状の構成を採っている。そして、直方
体の形状であり内部に四角形の中空部を持っている。こ
のカライドスコープ105の出射端面では、カライドス
コープ105の中空部での光の多重反射によってレーザ
光の照射面でのエネルギー強度分布が平坦化された光が
ライン状に出射される。
【0053】さて、カライドスコープ105の出射端面
から出射されたレーザ光は、ミラー106にて下方へ反
射され、結像レンズ107により窓108を通して処理
チャンバ109内のa−Si:H膜の成膜された基板1
01上に結像される。即ちこのときレーザ光の結像面は
基板101上にある。基板101はXYテーブル110
上に載置されており、これによりレーザ光と基板101
とは相対的に走査される。なお、この処理チャンバ10
9はゲートバルブGによって外界とは処断されており、
その内部は真空ポンプによってバルブを介して真空とさ
れているか、又はN2 ボンベからバルブを介して供給さ
れた、N2 に代表される不活性な気体で満たされてお
り、これらの設定条件によって最適なアニール処理が行
うことのできる状態とされている。
から出射されたレーザ光は、ミラー106にて下方へ反
射され、結像レンズ107により窓108を通して処理
チャンバ109内のa−Si:H膜の成膜された基板1
01上に結像される。即ちこのときレーザ光の結像面は
基板101上にある。基板101はXYテーブル110
上に載置されており、これによりレーザ光と基板101
とは相対的に走査される。なお、この処理チャンバ10
9はゲートバルブGによって外界とは処断されており、
その内部は真空ポンプによってバルブを介して真空とさ
れているか、又はN2 ボンベからバルブを介して供給さ
れた、N2 に代表される不活性な気体で満たされてお
り、これらの設定条件によって最適なアニール処理が行
うことのできる状態とされている。
【0054】ここで、本発明の第1〜第6の実施の形態
に係るパルスガスレーザ発振装置を用いることによっ
て、パルス毎のレーザエネルギーの変動が小さい、高安
定なパルスガスレーザ発振装置を得ることが可能にな
り、良好なアニール処理ができるようになった。また、
定期的な主放電電極や予備電離電極の交換サイクルが伸
びて、交換にかかる費用や時間が少なくなり、稼働率が
向上するとともに、レーザアニール装置の長寿命化が実
現できるようになった。
に係るパルスガスレーザ発振装置を用いることによっ
て、パルス毎のレーザエネルギーの変動が小さい、高安
定なパルスガスレーザ発振装置を得ることが可能にな
り、良好なアニール処理ができるようになった。また、
定期的な主放電電極や予備電離電極の交換サイクルが伸
びて、交換にかかる費用や時間が少なくなり、稼働率が
向上するとともに、レーザアニール装置の長寿命化が実
現できるようになった。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のパルス
ガスレーザ発振装置は、請求項1から請求項7の発明に
よると、従来では、予備電離放電に対する主放電の遅延
時間の調整が困難であった紫外線励起自動予備電離方式
において、主コンデンサとピーキングコンデンサを接続
する回路を、予備電離電極を介するものと介さないもの
とに分岐して、少なくとも一方の回路に過飽和リアクト
ルを接続させて遅延時間の調整を可能にしたため、パル
ス毎のレーザエネルギーの変動が小さい高安定なレーザ
発振装置が可能になり、予備電離電極への入力を低下さ
せることができた。
ガスレーザ発振装置は、請求項1から請求項7の発明に
よると、従来では、予備電離放電に対する主放電の遅延
時間の調整が困難であった紫外線励起自動予備電離方式
において、主コンデンサとピーキングコンデンサを接続
する回路を、予備電離電極を介するものと介さないもの
とに分岐して、少なくとも一方の回路に過飽和リアクト
ルを接続させて遅延時間の調整を可能にしたため、パル
ス毎のレーザエネルギーの変動が小さい高安定なレーザ
発振装置が可能になり、予備電離電極への入力を低下さ
せることができた。
【0056】また、回路を予備電離電極を介するものと
介さないものとに分岐する際に、予備電離電極を介さな
いもののインピーダンスを介するもののインピーダンス
よりも低くしたので装置の長寿命化が実現できるように
なった。更に、このパルスガスレーザ発振装置を用いる
ことで、レーザアニール装置の稼働率が向上するととも
に、レーザアニール装置の長寿命化が実現できるように
なった。
介さないものとに分岐する際に、予備電離電極を介さな
いもののインピーダンスを介するもののインピーダンス
よりも低くしたので装置の長寿命化が実現できるように
なった。更に、このパルスガスレーザ発振装置を用いる
ことで、レーザアニール装置の稼働率が向上するととも
に、レーザアニール装置の長寿命化が実現できるように
なった。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るパルスガスレ
ーザ発振装置の等価回路図。
ーザ発振装置の等価回路図。
【図2】図1のパルスガスレーザ発振装置に係る要部の
接続構造を示す断面模式図。
接続構造を示す断面模式図。
【図3】図1のパルスガスレーザ発振装置に係る主放電
電極間の電圧波形と電流波形を示すグラフ。
電極間の電圧波形と電流波形を示すグラフ。
【図4】図1のパルスガスレーザ発振装置に係るレーザ
出力エネルギーと遅延時間とのグラフ。
出力エネルギーと遅延時間とのグラフ。
【図5】図1のパルスガスレーザ発振装置に係るレーザ
出力エネルギー変動率と遅延時間とのグラフ。
出力エネルギー変動率と遅延時間とのグラフ。
【図6】図1のパルスガスレーザ発振装置に係る主放電
電極間の電圧波形を示すグラフ。
電極間の電圧波形を示すグラフ。
【図7】本発明第1の実施の形態に関する他の実施例に
係るパルスガスレーザ発振装置の等価回路図。
係るパルスガスレーザ発振装置の等価回路図。
【図8】本発明の第2の実施の形態のパルスガスレーザ
発振装置に係る断面構成図。
発振装置に係る断面構成図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るパルスガスレ
ーザ発振装置の等価回路図。
ーザ発振装置の等価回路図。
【図10】図9のパルスガスレーザ発振装置に係る予備
電離電極間及びバイパス回路での電流波形を示すグラ
フ。
電離電極間及びバイパス回路での電流波形を示すグラ
フ。
【図11】本発明の第3の実施の形態に係るパルスガス
レーザ発振装置の等価回路図。
レーザ発振装置の等価回路図。
【図12】本発明の第4の実施の形態に係るパルスガス
レーザ発振装置の等価回路図。
レーザ発振装置の等価回路図。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係るパルスガス
レーザ発振装置の等価回路図。
レーザ発振装置の等価回路図。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係るパルスガス
レーザ発振装置の等価回路図。
レーザ発振装置の等価回路図。
【図15】従来のパルスガスレーザ発振装置及び図14
のパルスガスレーザ発振装置に係る主放電電極間及びバ
イパス回路での電流波形並びにレーザパルス波形を示す
グラフ。
のパルスガスレーザ発振装置に係る主放電電極間及びバ
イパス回路での電流波形並びにレーザパルス波形を示す
グラフ。
【図16】図15のパルスガスレーザ発振装置に係る主
放電電極間の電圧波形及び電流波形並びにバイパス回路
の電流波形を示すグラフ。
放電電極間の電圧波形及び電流波形並びにバイパス回路
の電流波形を示すグラフ。
【図17】図16のグラフにおいて過飽和リアクトルの
導通タイミングを変化させた場合を示すグラフ。
導通タイミングを変化させた場合を示すグラフ。
【図18】本発明の第6の実施の形態に関する他の実施
例に係るパルスガスレーザ発振装置の等価回路図。
例に係るパルスガスレーザ発振装置の等価回路図。
【図19】本発明に係るパルスガスレーザ発振装置の予
備電離電極の拡大構成図。
備電離電極の拡大構成図。
【図20】本発明の第7の実施の形態に係るレーザアニ
ール装置の概略構成図。
ール装置の概略構成図。
【図21】本発明の従来例に係るパルスガスレーザ発振
装置の等価回路図。
装置の等価回路図。
1…直流電源,2…充電用抵抗,3・3a・3b…主コ
ンデンサ 4…浮遊インダクタンス,5・15…サイラトロン,6
…充電リアクトル 7・7a・7b…ピーキングコンデンサ,9…予備電離
電極 10…主放電電極間ギヤップ,11…主放電電極 12a・12b・12c・12d…過飽和リアクトル,
13…レーザチャンバ 14…バラストコイル,16…ディレイ回路,17…バ
イパス用リアクトル 18…減衰用抵抗,19…可変リアクトル,20…コン
トローラ 21…ダイオード,22…誘電体,101…基板 102…パルスガスレーザ発振装置,103…コリメー
タ,104…集光レンズ 105…カライドスコープ,106…ミラー,107…
結像レンズ 108…窓,109…処理チャンバ,110…XYテー
ブル
ンデンサ 4…浮遊インダクタンス,5・15…サイラトロン,6
…充電リアクトル 7・7a・7b…ピーキングコンデンサ,9…予備電離
電極 10…主放電電極間ギヤップ,11…主放電電極 12a・12b・12c・12d…過飽和リアクトル,
13…レーザチャンバ 14…バラストコイル,16…ディレイ回路,17…バ
イパス用リアクトル 18…減衰用抵抗,19…可変リアクトル,20…コン
トローラ 21…ダイオード,22…誘電体,101…基板 102…パルスガスレーザ発振装置,103…コリメー
タ,104…集光レンズ 105…カライドスコープ,106…ミラー,107…
結像レンズ 108…窓,109…処理チャンバ,110…XYテー
ブル
Claims (7)
- 【請求項1】 励起ガスを封入する容器と、この容器内
に対向して設けられた主放電電極と、この主放電電極間
の上記励起ガスを予備電離させる予備電離電極と、上記
主放電電極及び上記予備電離電極間に供給する電力を充
放電する主コンデンサを備えた充放電回路と、この充放
電回路に電力を供給する電源と、上記主コンデンサから
の電力を蓄電する上記一対の主放電電極に電気的に並列
に接続されたピーキングコンデンサと、上記主放電電極
間で発生した光を増幅する光共振器とを具備するパルス
ガスレーザ発振装置において、 上記主コンデンサと上記ピーキングコンデンサを接続す
る回路が、上記予備電離電極を介するものと介さないも
のとに分岐しており、少なくとも一方の分岐した回路に
過飽和リアクトルが接続されていることを特徴とするパ
ルスガスレーザ発振装置。 - 【請求項2】 上記過飽和リアクトルの飽和時間を変化
させて、上記予備電離電極を流れるパルス電流とそれ以
外のパルス電流のタイミングとを、上記過飽和リアクト
ルを接続していない場合のパルス電流の流れるタイミン
グを基準にしてプラス,マイナス300ns以内で調整
することを特徴とする請求項1に記載のパルスガスレー
ザ発振装置。 - 【請求項3】 上記予備電離電極を流れる電流は総電流
の30%以下であることを特徴とする請求項1に記載の
パルスガスレーザ発振装置。 - 【請求項4】 上記予備電離電極を介する回路と介さな
い回路との双方に取り付けられた上記過飽和リアクトル
の飽和時間は、異なることを特徴とする請求項1に記載
のパルスガスレーザ発振装置。 - 【請求項5】 上記予備電離電極と上記主放電電極との
電離方式は、自動予備電離方式であることを特徴とする
請求項1に記載のパルスガスレーザ発振装置。 - 【請求項6】 励起ガスを封入する容器と、この容器内
に対向して設けられた主放電電極と、この主放電電極間
の上記励起ガスを予備電離させる予備電離電極と、上記
主放電電極及び上記予備電離電極間に供給する電力を充
放電する主コンデンサを備えた充放電回路と、この充放
電回路に電力を供給する電源と、上記主コンデンサから
の電力を蓄電する上記一対の主放電電極に電気的に並列
に接続されたピーキングコンデンサと、上記主放電電極
間で発生した光を増幅する光共振器とを具備するパルス
ガスレーザ発振装置において、 上記主コンデンサと上記ピーキングコンデンサを接続す
る回路が、上記予備電離電極を介するものと介さないも
のとに分岐しており、上記予備電離電極を介しない回路
の方が上記予備電離電極を介する回路の方よりも低いイ
ンピーダンスを有することを特徴とするパルスガスレー
ザ発振装置。 - 【請求項7】 レーザ光を出射するパルスガスレーザ発
振装置と、このパルスガスレーサ発振装置から出射した
レーザ光を整形する光学系と、この光学系により整形さ
れたレーザビームが照射される被処理物を設置するチャ
ンバとを備えたレーザアニール装置において、 上記パルスガスレーザ発振装置は、請求項1乃至請求項
6のうちのいずれか1項に記載のパルスガスレーザ発振
装置であることを特徴とするレーザアニール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18490198A JPH1174591A (ja) | 1997-06-30 | 1998-06-30 | パルスガスレーザ発振装置およびそれを用いたレーザアニール装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-173648 | 1997-06-30 | ||
| JP17364897 | 1997-06-30 | ||
| JP18490198A JPH1174591A (ja) | 1997-06-30 | 1998-06-30 | パルスガスレーザ発振装置およびそれを用いたレーザアニール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1174591A true JPH1174591A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=26495552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18490198A Pending JPH1174591A (ja) | 1997-06-30 | 1998-06-30 | パルスガスレーザ発振装置およびそれを用いたレーザアニール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1174591A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240006985A (ko) * | 2022-07-07 | 2024-01-16 | (주)선재하이테크 | 프리 방전 기능이 구비된 엑시머 램프 어셈블리 |
-
1998
- 1998-06-30 JP JP18490198A patent/JPH1174591A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20240006985A (ko) * | 2022-07-07 | 2024-01-16 | (주)선재하이테크 | 프리 방전 기능이 구비된 엑시머 램프 어셈블리 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20050606 |