JPH1174802A - 送信機の自動出力調整システム - Google Patents

送信機の自動出力調整システム

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JPH1174802A
JPH1174802A JP23284297A JP23284297A JPH1174802A JP H1174802 A JPH1174802 A JP H1174802A JP 23284297 A JP23284297 A JP 23284297A JP 23284297 A JP23284297 A JP 23284297A JP H1174802 A JPH1174802 A JP H1174802A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信機の送信する電波の任意位置における電
界強度が規定値を越えないよう当該送信機の送信出力レ
ベルを調整する作業に要する時間を短縮する。 【解決手段】 調整対象の送信機10は、記憶ブロック
11に記憶された送信出力レベルに基づき電波を送信す
るよう構成されている。この電波の受信電界強度が受信
機20の受信電界強度測定ブロック22で測定されて、
変換器30の測定値記憶ブロック33にデータとして記
憶される。変換器30の基準値記憶ブロック32には調
整の基準となる受信電界強度がデータとして予め記憶さ
れており、変換器30の補正値算出ブロック34は、基
準値記憶ブロック32と測定値記憶ブロック33に記憶
された2つのデータを比較して送信出力レベルの補正値
を算出する。この算出された補正値に基づき、データ変
換出力ブロック35が送信機10の記憶ブロック11に
記憶された送信出力レベルを変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信機から出力さ
れる電波の任意位置における電界強度が規定値を越えな
いよう送信機の送信出力レベルを調整する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアの施錠・解錠を行う
のにドアに直接キーを差し込む必要をなくしたいわゆる
ワイヤレスドアロックのシステムが知られている。この
システムでは、例えば自動車のキーに送信機が内蔵され
ており、車両に内蔵された受信機がこの送信機からの電
波を受信することによって施錠・解錠を可能とする。
【0003】ところで、このようなシステムを提供する
場合、送信機から送信される電波の電界強度をどの位置
で測定した場合であっても、その電界強度が電波法に規
定される規定値を越えないように送信出力レベルを調整
する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、この送信出力
レベルの調整を受信電界強度測定装置を用い、この受信
電界強度測定装置のレベルメータを見ながら、送信機の
送信出力レベルを変更するための可変抵抗器を手作業で
調整することが一般的であった。例えば図3に示すよう
に、従来の送信機100は、送信出力レベルを調整する
ための電圧可変ブロック17にボリューム、トリマコン
デンサ等の調整器17aが設けられていた。そして、送
信機100の送信出力レベルを調整する場合、受信電界
強度測定装置を用い、この受信電界強度測定装置のレベ
ルメータを見ながら、手作業で調整器17aによって送
信出力レベルを調整するという具合であった。従って、
この送信出力レベルの調整作業に要する時間は大きくな
り、その結果、例えば調整作業に要する人件費を考慮し
た場合には調整作業に要するコストも大きくなってい
た。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、送信機の送信出力レベルの調整
作業に要する時間を短縮することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
目的を達成するためになされた請求項1に記載の送信機
の自動出力調整システムは、送信機から出力される電波
の任意位置における電界強度が規定値を越えないよう当
該送信機の送信出力レベルを受信機を介して調整するシ
ステムである。電界強度には送信機からの距離に基づく
規定値が定められており、「任意位置における電界強度
が規定値を越えない」というのは、送信機からの電波の
電界強度をどの位置で測定してもその規定値を越えない
という意味である。
【0007】本自動出力調整システムでは、電波の送信
出力レベルの調整対象となる送信機が、少なくとも、送
信手段、送信出力レベル記憶手段及び送信制御手段の3
つの手段を有している。ここで送信出力レベル記憶手段
には、送信する電波の送信出力レベルが記憶され、送信
制御手段が、電波を送信するための送信手段を介し、送
信出力レベル記憶手段に記憶された送信出力レベルで電
波を送信する。
【0008】そして、受信機は、少なくとも受信手段を
有しており、この受信手段が送信手段より送信された電
波を受信する。また、本システムは、受信電界強度測定
手段、補正値算出手段及びデータ変更手段の3つの手段
を有している。ここで受信電界強度測定手段が、受信機
の受信手段によって受信された電波の受信電界強度を測
定する。例えば、受信電界強度測定手段は、受信電界強
度を電圧として算出する。補正値算出手段は、測定され
た受信電界強度に基づき、任意位置における電界強度が
規定値を越えないように送信機の送信出力レベル記憶手
段に記憶された送信出力レベルの補正値を算出する。こ
の補正値に基づいて、データ変更手段は、送信機の送信
出力レベル記憶手段に記憶された送信出力レベルを書き
替える。
【0009】このように送信機の送信出力レベル記憶手
段に記憶された送信出力レベルで電波を送信してから送
信出力レベル記憶手段に記憶された送信出力レベルを書
き替えるまでの一連の調整処理が繰り返されることによ
って、送信出力レベルは適当な値の範囲内に、自動的
に、かつ、高速に調整される。これによって、送信出力
レベルの調整作業に要する時間を短縮することができ
る。
【0010】なお、ここで送信機は、送信手段、送信出
力レベル記憶手段及び送信制御手段の3つの手段を少な
くとも有しており、受信機は、受信手段を少なくとも有
しているとしたのは、システム内にあるとした上述の3
つの手段、すなわち、受信電界強度測定手段、補正値算
出手段及びデータ変更手段のうちのいくつかを送信機が
有していることも考えられるし、いくつかを受信機が有
していることも考えられるし、あるいは、一部を送信機
が有し、他の一部を受信機が有していることも考えられ
るからである。つまり、送信機、受信機という基本的な
構成をなす手段である送信手段、送信出力レベル記憶手
段、送信制御手段及び受信手段以外の手段、すなわち、
受信電界強度測定手段、補正値算出手段及びデータ変更
手段の3つの手段は、本自動調整システムのどこにあっ
ても構わない。
【0011】ところで、測定される受信電界強度は、調
整対象となる送信機の指向性、測定環境によって変わっ
てくるため、従来より、任意位置の電界強度が規定値を
越えないことが保障されているマスタ送信機を用い、こ
のマスタ送信機からの電波を受信して受信電界強度を測
定し、この測定値に基づいて調整対象の送信機の送信出
力レベルを調整するのが一般的である。
【0012】そこで、請求項2に示すように、さらに、
任意位置での電界強度が規定値を越えないことが保障さ
れているマスタ送信機から送信された電波の受信電界強
度を基準値として記憶する基準値記憶手段を備え、補正
値算出手段は、基準値記憶手段に記憶された基準値に基
づき、送信出力レベルの補正値を算出するよう構成する
ことが望ましい。
【0013】この場合は、まず調整対象の送信機に代え
て、マスタ送信機からの電波の受信電界強度を測定す
る。マスタ送信機は、送信する電波の任意位置での電界
強度が規定値を越えないことの保障された送信機であ
る。基準値記憶手段は、マスタ送信機からの電波の受信
電界強度を基準値として記憶する。そして、補正値算出
手段は、受信電界強度測定手段によって測定された調整
対象の送信機からの電波の受信電界強度の測定値と、基
準値記憶手段に記憶された基準値を比較して補正値を算
出する。
【0014】このようにマスタ送信機を用いることによ
って、指向性の異なる別の送信機であっても、同じシス
テムを用いて調整を行うことができる。すなわち、送信
機の種類に合わせてシステムを構築する必要がない。ま
た、測定環境に影響されることなく送信機の調整を行う
ことができる。
【0015】このとき、基準値記憶手段は、調整対象と
なる送信機が有することも考えられるが、その場合には
1つの送信機を調整する度に基準値を記憶することが必
要となる。従って、基準値記憶手段は、調整対象となる
送信機以外に設けることが好ましい。その結果、例えば
一度マスタ送信機からの電波の受信電界強度を測定して
基準値記憶手段に記憶しておけば、その後は、調整対象
の送信機を次々に取り替えて送信出力を調整することが
できる。
【0016】なお、送信出力レベルの調整時における電
波の送信という点では、調整対象の送信機は常に電波を
送信しているわけではなく、例えば利用者が送信機に取
り付けられた送信スイッチを押下することによって電波
を送信するような仕組みになっているのが一般的であ
る。従って、送信出力レベル記憶手段に記憶された送信
出力レベルで電波を送信してから送信出力レベル記憶手
段に記憶された送信出力レベルを書き替えるまでの一連
の調整処理を繰り返す送信機の調整時には、例えば人間
が送信スイッチを押下することが考えられる。この点を
考慮すると、請求項3に示す構成を採用するとよい。す
なわち、送信制御手段は、電波の送信を指示する送信指
示があった場合に電波を送信するよう構成されており、
さらに、送信機の調整時には送信指示を出力する送信指
示出力手段を備える構成とするとよい。
【0017】この場合、送信制御手段は、外部からの電
波の送信指示があった場合に電波を送信する。送信指示
出力手段は、上述した一連の調整処理時に、この送信指
示を出力する。その結果、送信機の調整時に例えば人間
が上述のような送信スイッチを押下する手間がなくな
り、出力調整作業に要する時間をより短縮することがで
きる。
【0018】ところで、本自動出力調整システムで調整
対象となる送信機は、例えば請求項4に示すように、キ
ーを使用せず自動車のドアの施錠・解錠を行うワイヤレ
スドアロックのシステムに用いられるものとすることが
考えられる。ここでワイヤレスドアロックのシステムに
おける送信機は、施錠・解錠を行うためのコード信号に
より、上述した電波の搬送波を変調して送信する。この
ため、このコードを記憶するコード用記憶手段を備えて
いるのが一般的である。そこで、請求項5に示すよう
に、送信機が、施錠・解錠を行うためのコード信号によ
り、電波の搬送波を変調して送信するよう構成されてい
る場合、当該コードを記憶するコード用記憶手段が送信
出力レベル記憶手段としても利用されるよう構成すると
よい。
【0019】この場合、調整対象の送信機は、施錠・解
錠のためのコード信号により電波の搬送波を変調して送
信するために、そのコードを記憶するコード用記憶手段
を備えている。従って、このコード用記憶手段を、送信
出力レベルを記憶する送信出力レベル記憶手段として利
用するのである。その結果、送信機の生産を考えた場
合、送信機に送信出力レベル記憶手段を新たに設ける必
要がなくなる。
【0020】なお、本自動出力調整システムは、電波を
利用した送信機ならば応用できるため、上述したワイヤ
レスドアロックのシステムにおける送信機の調整には限
定されず、例えば携帯電話やトランシーバ等の送信出力
レベルを調整することも考えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の
出力調整システム1の概略構成を示す機能ブロック図で
ある。
【0022】出力調整システム1は、送信機10と、受
信機20と、調整器30とから構成されている。出力調
整システム1は、送信機10から送信される電波の任意
位置における電界強度が規定値を越えないように、送信
機10の送信出力レベルを受信機20及び調整器30を
介して自動調整するものである。調整対象となる送信機
10は、調整器30と接続されて自動調整される。な
お、本実施形態の出力調整システム1は、いわゆるワイ
ヤレスドアロックのシステムにおける送信機10の調整
を行うものである。なお、送信機10は、キー一体型と
して構成されていることも考えられるし、あるいは、キ
ーとは別体として構成されていることも考えられる。
【0023】送信機10は、送信出力レベルを記憶する
「送信出力レベル記憶手段」としての記憶ブロック11
と、記憶ブロック11に記憶された送信出力レベルに基
づき電圧を変える電圧可変ブロック12と、この電圧可
変ブロック12からの電圧によって電波の振幅を変え、
「送信手段」としての送信用アンテナ15を介して電波
を送信する発振送信ブロック14と、利用者等が電波の
送信を指示するためのスイッチ16と、このスイッチ1
6が押下されると、発振送信ブロック14を介して電波
を送信するデジタル制御ブロック13とから構成されて
いる。ここで、電圧可変ブロック12、デジタル制御ブ
ロック13及び発振送信ブロック14が「送信制御手
段」に相当する。また、記憶ブロック11は、例えばE
EPROMのような電気的に書き替え可能な記憶媒体と
して具体化することが考えられる。
【0024】受信機20は、送信機10の送信用アンテ
ナ15から送信された電波を受信する「受信手段」とし
ての受信用アンテナ21と、この受信用アンテナ21に
よって受信された電波の受信電界強度を電圧値に変換す
る「受信電界強度測定手段」としての受信電界強度測定
ブロック22とを備えている。
【0025】調整器30は、受信機20の受信電界測定
ブロック22からのアナログの電圧値をデジタルに変換
するアナログ/デジタル変換ブロック(以下「A/D変
換ブロック」という。)31と、後述するマスタ送信機
からの電波の受信電界強度に基づく電圧値を基準値とし
て記憶する「基準値記憶手段」としての基準値記憶ブロ
ック32と、調整対象の送信機10からの電波の受信電
界強度に基づく電圧値を記憶する測定値記憶ブロック3
3と、基準値記憶ブロック32と測定値記憶ブロック3
3に記憶された電圧値を比較して送信機10の記憶ブロ
ック11に記憶された送信出力レベルの補正値を算出す
る「補正値算出手段」としての補正値算出ブロック34
と、補正値算出ブロック34で算出された補正値を送信
機10の記憶ブロック11を書き替えるためのデータに
変換して記憶ブロック11に記憶された送信出力レベル
を変更する「データ変更手段」としてのデータ変換出力
ブロック35と、送信機10が接続されるとスイッチ1
6と同様の電波の送信指示を自動で出力する送信指示出
力ブロック36とを備えている。
【0026】次に、上述した各ブロック間のデータの流
れを説明することによって、本実施形態の出力調整シス
テム1の動作を説明する。まず調整対象の送信機10を
セットする前に、送信する電波の任意位置における電界
強度が規定値を越えないことの保障されたマスタ送信機
を図1に示した送信機10と同様にセットする。そし
て、このマスタ送信機に電波を送信させ、受信機20の
受信用アンテナ21で受信し、受信電界強度測定ブロッ
ク22で電圧値に変換して、さらに、調整器30のA/
D変換ブロック31でデジタル化を行い基準値記憶ブロ
ック32に記憶する。ここで、マスタ送信機は、調整対
象の送信機10と同種のものであり、送信される電波の
指向性も同様とする。
【0027】続いて、調整対象の送信機10をセットす
る。送信機10が調整器30に接続されると、送信指示
出力ブロック36は電波の送信指示を出力し続ける。こ
の電波の送信指示は、送信機10の記憶ブロック11を
介してデジタル制御ブロック13に入力される。その結
果、デジタル制御ブロック13は、発振送信ブロック1
4を介して電波を送信する。このとき、送信される電波
の送信出力レベルは、送信機10の記憶ブロック11に
記憶された送信出力レベルに基づくものである。すなわ
ち、記憶ブロック11に記憶された送信出力レベルが電
圧可変ブロック12で電圧値に変換され、この電圧値に
基づき発振送信ブロック14は電波を送信するのであ
る。
【0028】送信された電波は、受信機20の受信用ア
ンテナ21で受信される。受信電界強度測定ブロック2
2は、受信用アンテナ21で受信された電波の受信電界
強度を電圧値に変換し調整器30のA/D変換ブロック
31へ出力する。調整器30のA/D変換ブロック31
は、受信機20より出力された電圧値をデジタルデータ
に変換する。この電圧値は調整器30の測定値記憶ブロ
ック33に記憶される。続いて補正値算出ブロック34
は、基準値記憶ブロック32に記憶された電圧値と測定
値記憶ブロック33に記憶された電圧値とを比較して補
正値を算出する。そして、データ変換出力ブロック35
が、算出された補正値を送信機10の記憶ブロック11
に記憶するためのデータに変換し出力する。その結果、
送信機10の記憶ブロック11の送信出力レベルが変更
される。なお、送信機10の内部クロックと調整器30
の内部クロックが同期していないことが考えられるた
め、調整器30のデータ変換出力ブロック35には、送
信機10からのクロック信号が入力されるようになって
おり、データ変換出力ブロック35は、このクロック信
号に合わせて送信機10の記憶ブロック11へデータを
出力するようになっている。
【0029】なお、送信指示出力ブロック36は電波の
送信指示を出力し続けるため、上述したような送信機1
0の記憶ブロック11に記憶された送信出力レベルに基
づく電波の送信から、この記憶ブロック11に記憶され
た送信出力レベルの変更という一連の調整処理が繰り返
されることになる。このような一連の調整処理を繰り返
すことによって、送信機10の送信出力レベルは規定値
を越えないようなある範囲内に自動的に収束する。
【0030】次に、本実施形態の出力調整システム1の
発揮する効果を説明する。上述したように、図3に示す
従来の送信機100には、送信出力レベルを調整するた
めの調整器17aが設けられ、調整器17aによって手
作業で送信出力レベルを調整するのが一般的であった。
従って、送信出力レベルの調整作業に多くの時間を要す
ることになっていた。
【0031】それに対して、本実施形態の出力調整シス
テム1の送信機10では、記憶ブロック11に記憶され
た送信出力レベルで電波が出力されるようになってい
る。従って、この記憶ブロック11に記憶された送信出
力レベルを変更することによって送信機10の送信出力
レベルを調整することができる。この記憶ブロック11
に記憶された送信出力レベルは、受信機20での受信電
界強度に基づく送信出力レベルの補正値を調整器30が
算出することによって自動的に変更される。これによっ
て、送信機10の送信出力レベルの調整作業を自動的
に、かつ、高速に行うことができる。その結果、例えば
人件費を考慮した場合には調整作業にかかるコストを抑
えることも可能となる。
【0032】また、本実施形態の出力調整システム1で
は、予めマスタ送信機からの電波を受信し、その電波の
受信電界強度を電圧値に変換して調整器30の基準値記
憶ブロック32に記憶しておき、調整対象の送信機10
から送信された電波の受信電界強度を電圧値に変換し、
基準値記憶ブロック32に記憶された電圧値と比較する
ことによって補正値算出ブロック34が補正値を算出す
るようにした。このため、指向性の異なる送信機10で
あっても、同じ指向性のマスタ送信機を利用することで
送信出力レベルを簡単に調整することができる。
【0033】ここで、図2の説明図に基づき電波の指向
性について説明する。図2は、本実施形態の送信機10
及び受信機20と、送信機10から送信される電波の平
面指向性を示したものである。なお、平面指向性を示す
図2中の楕円は、所定の電界強度となる地点を結んだも
のである。また、このとき送信機10は所定の方向にセ
ットされているものとする。
【0034】図2(a)では、送信機10から受信機2
0へ向かう方向の電波が強く、一方、図2(b)では、
送信機10から受信機20へ向かう方向に垂直な方向の
電波が強くなっている様子を示している。送信機10か
らの電波の任意位置における電界強度が規定値を越えな
いようにする場合、電波の最も強くなる方向にある位
置、例えば図2(a)中の位置A,図2(b)中の位置
Bにおける電界強度が規定値を越えないようにすれば十
分である。このとき、受信機20において受信される電
波の受信電界強度に基づいて送信機10の送信出力レベ
ルを調整するのであるが、送信機10の指向性が変われ
ば、調整の基準となる受信電界強度も変わることにな
る。つまり、図2(a)中の位置Aの電界強度が規定値
を越えないような図2(a)における受信機20の受信
電界強度と、図2(b)中の位置Bの電界強度が規定値
を越えないような図2(b)における受信機20の受信
電界強度は全く別の値となってしまう。そこで、調整対
象となる送信機10と同じ指向性を持つマスタ送信機を
利用し、受信機20における受信電界強度を予め測定し
基準値として記憶しておくことによって、指向性の異な
る送信機10も問題なく調整することができるのであ
る。
【0035】また、送信機10からの距離が一定であ
り、送信機10から一定の送信出力レベルで電波を送信
する場合であっても、気温、湿度等の環境によって受信
機20の受信電界強度は変わってくる。このため、最初
にマスタ送信機を用いて基準値を記憶することはこの意
味でも有効である。
【0036】さらにまた、本実施形態の出力調整システ
ム1では、調整器30の送信指示出力ブロック36が送
信機10が調整器30に接続されたことを判断し、電波
の送信指示を自動的に出力するように構成されている。
これによって、例えば人間が送信出力レベルの調整時に
送信機10のスイッチ16を押下して電波の送信を指示
する手間もなくなるため、送信出力レベルの調整に要す
る時間をより短縮することができる。
【0037】また、本実施形態の出力調整システム1
は、上述したように、ワイヤレスドアロックのシステム
に用いられる送信機10を調整するものであった。この
ような送信機10は、車両側の受信機と一対となってそ
の車両のドアの施錠・解錠を行うため、専用のコード信
号を送信するようになっているのが一般的である。従っ
て、図3に示した従来の送信機100は、このコードを
記憶する「コード用記憶手段」としての記憶ブロック1
1を備えていた。そこで、本実施形態の送信機10は、
コードを記憶する記憶ブロック11を送信出力レベルの
記憶にも利用している。これによって、送信機10に送
信出力レベルを記憶するための記憶ブロック11を新た
に設ける必要がないため、送信機10の生産コストを抑
えることができる点で有利である。
【0038】以上、本発明はこのような実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範
囲において種々なる形態で実施し得る。上記実施形態で
は、送信機10に対して受信機20と調整器30を備え
た構成であったが、送信機10からの電波を受信して送
信機10の記憶ブロック11に記憶された送信出力レベ
ルを適値に変更するような構成であればよい。例えば受
信機20が調整器30の各ブロックを備えるような構成
であってもよいし、あるいは、送信機10が調整器30
の各ブロックを備えるような構成であってもよい。但
し、調整対象となる送信機10は、なるべく簡単な構成
として安価に製造できるものとすることが望ましい。ま
た、送信出力レベルの調整に要する時間を短縮するとい
う観点からは、調整器30の基準値記憶ブロック32
は、送信機10とは別に構成することが好ましい。この
場合、例えば一度マスタ送信機からの電波の受信電界強
度を測定して基準値記憶ブロック32に記憶しておけ
ば、その後は、調整対象の送信機10を次々に取り替え
て送信出力レベルの調整を行うことができるからであ
る。
【0039】また、上記実施形態では、ワイヤレスドア
ロックのシステムにおける送信機10を前提としていた
が、電波を送信するような送信機10であれば同様の構
成で調整することができる。例えば携帯電話やトランシ
ーバの送信出力調整を行うことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態の出力調整システムの概略構成を示
す機能ブロック図である。
【図2】 送信機からの電波の指向性と受信機における
受信電界強度との関係を説明する説明図である。
【図3】 従来の送信機の概略構成を示す機能ブロック
図である。
【符号の説明】
1…出力調整システム 10…送信機 11…記憶ブロック 12…電圧可変
ブロック 13…デジタル制御ブロック 14…発振送信
ブロック 15…送信用アンテナ 16…スイッチ 20…受信機 21…受信用アンテナ 22…受信電界
強度測定ブロック 30…調整器 31…A/D変換ブロック 32…基準値記
憶ブロック 33…測定値記憶ブロック 34…補正値算
出ブロック 35…データ変換出力ブロック 36…送信指示
出力ブロック

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機から出力される電波の任意位置に
    おける電界強度が規定値を越えないよう当該送信機の送
    信出力レベルを受信機を介して調整する送信機の自動出
    力調整システムであって、 前記送信機は、前記電波を送信するための送信手段と、
    前記電波を送信する際の送信出力レベルを記憶する送信
    出力レベル記憶手段と、前記送信手段を介して、前記送
    信出力レベル記憶手段に記憶された送信出力レベルで電
    波を送信する送信制御手段とを少なくとも有しており、 前記受信機は、前記送信手段からの電波を受信する受信
    手段を少なくとも有しており、 システム内に、前記受信手段によって受信した電波の受
    信電界強度を測定する受信電界強度測定手段と、該受信
    電界強度測定手段によって測定された受信電界強度に基
    づいて前記送信出力レベルの補正値を算出する補正値算
    出手段と、該補正値算出手段によって算出された前記補
    正値に基づいて前記送信出力レベル記憶手段に記憶され
    た送信出力レベルを変更するデータ変更手段とを備えて
    いることを特徴とする送信機の自動出力調整システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の送信機の自動出力調整
    システムにおいて、 さらに、任意位置での電界強度が規定値を越えないこと
    が保障されているマスタ送信機から受信した電波の受信
    電界強度を基準値として記憶する基準値記憶手段を備
    え、 前記補正値算出手段は、前記基準値記憶手段に記憶され
    た前記基準値に基づき、前記送信出力レベルの補正値を
    算出するよう構成されていることを特徴とする送信機の
    自動出力調整システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の送信機の自動出
    力調整システムにおいて、 前記送信制御手段は、前記電波の送信を指示する送信指
    示があった場合に前記電波を送信するよう構成されてお
    り、 さらに、前記送信機の調整時に前記送信指示を出力する
    送信指示出力手段を備えることを特徴とする送信機の自
    動出力調整システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の送信機
    の自動出力調整システムにおいて、 前記送信機は、キーを使用せず自動車のドアの施錠・解
    錠を行うワイヤレスドアロックのシステムに用いられる
    ものであることを特徴とする送信機の自動出力調整シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の送信機の自動出力調整
    システムにおいて、 前記送信機が、前記施錠・解錠を行うためのコード信号
    により前記電波の搬送波を変調して送信するよう構成さ
    れている場合、当該コードを記憶するコード用記憶手段
    が前記送信出力レベル記憶手段としても利用されるよう
    構成されていることを特徴とする送信機の自動出力調整
    システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008263382A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Sharp Corp 送信装置、送信装置の制御方法、送信装置の制御プログラム、および送信装置の制御プログラムを記録した記録媒体
JP2016184860A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信機器、無線送受信システム及び無線送受信方法
JP2017130830A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 株式会社デンソー アンテナ出力調整装置
US10160420B2 (en) 2015-04-15 2018-12-25 Omron Automotive Electronics Co., Ltd. Vehicle control apparatus

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