JPH1175291A - 電気音響変換器 - Google Patents
電気音響変換器Info
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- JPH1175291A JPH1175291A JP24976297A JP24976297A JPH1175291A JP H1175291 A JPH1175291 A JP H1175291A JP 24976297 A JP24976297 A JP 24976297A JP 24976297 A JP24976297 A JP 24976297A JP H1175291 A JPH1175291 A JP H1175291A
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Landscapes
- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平板振動板の主振動部分における不要な共振
の発生を軽減して音響歪みを抑制した電気音響変換器を
提供する。 【解決手段】 並列配置される複数の突起部7a1〜7
a7を有する平面振動板70を備えた電気音響変換器で
あって、突起部7a1〜7a7の内部に隔壁a11〜a
47を形成することにより、前記突起部の長手方向と直
交する方向の剛性を高めた。
の発生を軽減して音響歪みを抑制した電気音響変換器を
提供する。 【解決手段】 並列配置される複数の突起部7a1〜7
a7を有する平面振動板70を備えた電気音響変換器で
あって、突起部7a1〜7a7の内部に隔壁a11〜a
47を形成することにより、前記突起部の長手方向と直
交する方向の剛性を高めた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型スピーカで
ある電気音響変換器に関するものである。
ある電気音響変換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の電気音響変換器を説明する
ための図であり、同図(A)は電気音響変換器の正面
図,同図(B)は電気音響変換器の右側面断面図、図4
は従来の電気音響変換器を構成する振動板を説明するた
めの図であり、同図(A)は振動板の正面図,同図
(B)は従来の振動板をA−A´線で縦断した縦断断面
図である。
ための図であり、同図(A)は電気音響変換器の正面
図,同図(B)は電気音響変換器の右側面断面図、図4
は従来の電気音響変換器を構成する振動板を説明するた
めの図であり、同図(A)は振動板の正面図,同図
(B)は従来の振動板をA−A´線で縦断した縦断断面
図である。
【0003】電気音響変換器である全面駆動薄型スピー
カユニットAは、図3(A),(B)に示すように、フ
レーム1、リアプレート2、マグネット3、ポールピー
ス4、ガイドピン5、ボイルコイル6、ダイヤフラム
(振動板)7、ダンパー8、エッジ9から大略構成され
る。これらマグネット3、ボイルコイル6、ダイヤフラ
ム(振動板)7の組み合わせ(セグメント)を増やすこ
とにより振動板面積を拡大することが可能となる。この
スピーカユニットAの寸法は、例えば、厚さ25mm、
幅115mm、高さ136mmであり、また、その最大
振幅は10mmp−p(at 600gf)、耐入力は
60Wである。
カユニットAは、図3(A),(B)に示すように、フ
レーム1、リアプレート2、マグネット3、ポールピー
ス4、ガイドピン5、ボイルコイル6、ダイヤフラム
(振動板)7、ダンパー8、エッジ9から大略構成され
る。これらマグネット3、ボイルコイル6、ダイヤフラ
ム(振動板)7の組み合わせ(セグメント)を増やすこ
とにより振動板面積を拡大することが可能となる。この
スピーカユニットAの寸法は、例えば、厚さ25mm、
幅115mm、高さ136mmであり、また、その最大
振幅は10mmp−p(at 600gf)、耐入力は
60Wである。
【0004】フレーム1は、超耐熱ABS樹脂等の耐熱
性樹脂で成型されてなる枠体である。このフレーム1は
その四隅に設けられたねじ穴1A〜1Dを介して図示せ
ぬスピーカキャビネットにねじ留め固定される(スピー
カキャビネットの寸法は、例えば、厚さ60mm、幅1
20mm、高さ500mm)。また、フレーム1の裏側
全面にはリアプレート2が強固にねじ留め固定され、一
方、その表側(振動板7側)の四隅には4つのダンパー
8が接着固定される。この4つのダンパー8で振動板7
の四隅を振動自在に支持するのである。
性樹脂で成型されてなる枠体である。このフレーム1は
その四隅に設けられたねじ穴1A〜1Dを介して図示せ
ぬスピーカキャビネットにねじ留め固定される(スピー
カキャビネットの寸法は、例えば、厚さ60mm、幅1
20mm、高さ500mm)。また、フレーム1の裏側
全面にはリアプレート2が強固にねじ留め固定され、一
方、その表側(振動板7側)の四隅には4つのダンパー
8が接着固定される。この4つのダンパー8で振動板7
の四隅を振動自在に支持するのである。
【0005】リアプレート2は、鉄等の金属板で形成さ
れており、長手状ポールピース4をその上面に接着した
長手状マグネット3をそれぞれ固定するベース板であ
る。このリアプレート2の裏側全面には多数の空気抜き
スリット・穴が設けられると共に、ボイルコイル6の始
端、終端に接続する一対のスピーカ端子が設けられてい
る(いずれも図示せず)。一方、このリアプレート2の
表側(振動板7側)には、前記した如く、長手状マグネ
ット3が接着された長手状ポールピース4の両端がガイ
ドピン5でねじ留め固定される。図示する例では、長手
状マグネット3は7本が互いに平行に併設される。
れており、長手状ポールピース4をその上面に接着した
長手状マグネット3をそれぞれ固定するベース板であ
る。このリアプレート2の裏側全面には多数の空気抜き
スリット・穴が設けられると共に、ボイルコイル6の始
端、終端に接続する一対のスピーカ端子が設けられてい
る(いずれも図示せず)。一方、このリアプレート2の
表側(振動板7側)には、前記した如く、長手状マグネ
ット3が接着された長手状ポールピース4の両端がガイ
ドピン5でねじ留め固定される。図示する例では、長手
状マグネット3は7本が互いに平行に併設される。
【0006】マグネット3は、ストロンチウムフェライ
ト等のフェライトを焼結してなるマグネットである。そ
して、前記したように、このマグネット3をリアプレー
ト2の表側(振動板7側)に固定した場合に、リアプレ
ート2に接するマグネット3の一面がN極となり、一
方、ポールピース4に接するマグネット3の他面(振動
板7側)がS極となるように、このマグネット3は着磁
されている。このマグネット3の寸法は、例えば、長さ
80mm、幅5mm、厚さ8mmである。
ト等のフェライトを焼結してなるマグネットである。そ
して、前記したように、このマグネット3をリアプレー
ト2の表側(振動板7側)に固定した場合に、リアプレ
ート2に接するマグネット3の一面がN極となり、一
方、ポールピース4に接するマグネット3の他面(振動
板7側)がS極となるように、このマグネット3は着磁
されている。このマグネット3の寸法は、例えば、長さ
80mm、幅5mm、厚さ8mmである。
【0007】ポールピース4は、鉄等の金属板で形成さ
れており、マグネット3をリアプレート2に固定するた
めの一対のねじ穴をその両端部に備えている。ボイルコ
イル6は、振動板7を構成する各頂上部7a1〜7a7
の周囲にそれぞれ順次巻回した被覆銅線である。前記し
たように、このボイルコイル6の始端、終端(図示せ
ず)にはリアプレート2上に設けられた一対のスピーカ
端子にそれぞれ接続される。
れており、マグネット3をリアプレート2に固定するた
めの一対のねじ穴をその両端部に備えている。ボイルコ
イル6は、振動板7を構成する各頂上部7a1〜7a7
の周囲にそれぞれ順次巻回した被覆銅線である。前記し
たように、このボイルコイル6の始端、終端(図示せ
ず)にはリアプレート2上に設けられた一対のスピーカ
端子にそれぞれ接続される。
【0008】ダイヤフラム(振動板)7は、ボイルコイ
ル6の発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優れ
たポリイミド(PI)フィルムを用い、これを一体成型
したものである。また、振動板7の軽量化のためには、
振動板自体を極力薄くする必要があるが、ここで用いる
振動板7の厚さは75μmとした。この振動板7は前記
したように、リアプレート2上に固定されたマグネット
3及びポールピース4上に被着され、その周囲をウレタ
ン等からなるエッジ9でフレーム1に位置決め固定され
る。この振動板7の具体的な構成は後述する。
ル6の発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優れ
たポリイミド(PI)フィルムを用い、これを一体成型
したものである。また、振動板7の軽量化のためには、
振動板自体を極力薄くする必要があるが、ここで用いる
振動板7の厚さは75μmとした。この振動板7は前記
したように、リアプレート2上に固定されたマグネット
3及びポールピース4上に被着され、その周囲をウレタ
ン等からなるエッジ9でフレーム1に位置決め固定され
る。この振動板7の具体的な構成は後述する。
【0009】ダンパー8は、振動板7を振動自在に支持
するものであり、バネ性、耐衝撃性耐熱性がそれぞれ高
い物質であるポリカーボネート等の熱可塑性の樹脂から
なる。限られたスペースで最大振幅10mmp−pを得
るために、多段の板バネ構造とする。このダンパー8は
フレーム1の四隅に固定されるので、各ダンパー8当り
150gfで10mmp−pの変位となる。この負荷を
4個の両端支持梁構造で受け持つ。さらに、振動板7の
面方向の引っ張り荷重はダンパー8の中心部の連結部分
で受け持つ構造である。そして梁構造を扇型に配置して
省スペースを図っている。
するものであり、バネ性、耐衝撃性耐熱性がそれぞれ高
い物質であるポリカーボネート等の熱可塑性の樹脂から
なる。限られたスペースで最大振幅10mmp−pを得
るために、多段の板バネ構造とする。このダンパー8は
フレーム1の四隅に固定されるので、各ダンパー8当り
150gfで10mmp−pの変位となる。この負荷を
4個の両端支持梁構造で受け持つ。さらに、振動板7の
面方向の引っ張り荷重はダンパー8の中心部の連結部分
で受け持つ構造である。そして梁構造を扇型に配置して
省スペースを図っている。
【0010】さて、前述した振動板7は、図4(A),
(B)に示すように、複数の頂上部7a1〜7a7、平
面部7b、外周部7cから構成され、これら頂上部7a
1〜7a7、平面部7b、外周部7cは一体に成型され
る。また、頂上部7a1〜7a7は振動版7の裏側(リ
アプレート2側)から表側に向って、曲面凸状(隆起)
に成型されており、これら頂上部7a1〜7a7は主振
動部7Aとして一体成型されている。ここで、振動版7
の表側は全面駆動薄型スピーカユニットAの正面側であ
る。頂上部7a1〜7a7は振動板7の長手方向(図3
(A),図4(A)中、上下方向)に7本並列してな
り、また、各頂上部7a1〜7a7の断面形状は、その
両端部を除き、図4(B)中、A−A´線で縦断した凸
状(蒲鉾状,半円柱形状)である。この主振動部7Aの
周囲は外周部7cが形成されている。
(B)に示すように、複数の頂上部7a1〜7a7、平
面部7b、外周部7cから構成され、これら頂上部7a
1〜7a7、平面部7b、外周部7cは一体に成型され
る。また、頂上部7a1〜7a7は振動版7の裏側(リ
アプレート2側)から表側に向って、曲面凸状(隆起)
に成型されており、これら頂上部7a1〜7a7は主振
動部7Aとして一体成型されている。ここで、振動版7
の表側は全面駆動薄型スピーカユニットAの正面側であ
る。頂上部7a1〜7a7は振動板7の長手方向(図3
(A),図4(A)中、上下方向)に7本並列してな
り、また、各頂上部7a1〜7a7の断面形状は、その
両端部を除き、図4(B)中、A−A´線で縦断した凸
状(蒲鉾状,半円柱形状)である。この主振動部7Aの
周囲は外周部7cが形成されている。
【0011】こうして、上述した構成の全面駆動薄型ス
ピーカユニットAの一対のスピーカ端子間に、音声信号
(駆動電流)を供給することによって、振動板7の各頂
上部7a1〜7a7は紙面に対して前後に均一に全面振
動することになる。
ピーカユニットAの一対のスピーカ端子間に、音声信号
(駆動電流)を供給することによって、振動板7の各頂
上部7a1〜7a7は紙面に対して前後に均一に全面振
動することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
に、ダイヤフラム(振動板)7は、軽量化のために振動
板自体を極力薄くしてポリイミドフィルムで一体成型し
たものであるから、成型後の振動板7の各部の厚さを均
一に保つことは極めて難しい。特に、7本の頂上部7a
1〜7a7の長手方向(図3(A),図4(A)中、上
下方向)の厚さよりもこの長手方向と直角を成す頂上部
7a1〜7a7の短手方向(図3(A),図4(A)
中、左右方向)の厚さが薄いものとなる欠点が生じてい
た。このため、各頂上部7a1〜7a7の短手方向にお
ける機械的強度が劣っていた。この結果、全面駆動薄型
スピーカユニットAを駆動するために、比較的レベルが
大きい音声信号(駆動電流)をこれに供給すると、主振
動部7Aとして頂上部7a1〜7a7は一体に振動せず
に、各頂上部7a1〜7a7が均一に振動せずにばらば
らに振動してしまい、隣り同士の頂上部がぶつかりあっ
て、分割振動による異常音を発生する恐れがあった(い
わゆる「ビリツキ音」)。
に、ダイヤフラム(振動板)7は、軽量化のために振動
板自体を極力薄くしてポリイミドフィルムで一体成型し
たものであるから、成型後の振動板7の各部の厚さを均
一に保つことは極めて難しい。特に、7本の頂上部7a
1〜7a7の長手方向(図3(A),図4(A)中、上
下方向)の厚さよりもこの長手方向と直角を成す頂上部
7a1〜7a7の短手方向(図3(A),図4(A)
中、左右方向)の厚さが薄いものとなる欠点が生じてい
た。このため、各頂上部7a1〜7a7の短手方向にお
ける機械的強度が劣っていた。この結果、全面駆動薄型
スピーカユニットAを駆動するために、比較的レベルが
大きい音声信号(駆動電流)をこれに供給すると、主振
動部7Aとして頂上部7a1〜7a7は一体に振動せず
に、各頂上部7a1〜7a7が均一に振動せずにばらば
らに振動してしまい、隣り同士の頂上部がぶつかりあっ
て、分割振動による異常音を発生する恐れがあった(い
わゆる「ビリツキ音」)。
【0013】この結果、前述した従来の全面駆動薄型ス
ピーカユニットAでは、特に中域(約800Hz〜約4
kHz)においては音圧が最大で40dBのディップが
生じており、これ以外の他の音域よりも格段にレベル変
動が大きい。このために、中域においてフラットな音圧
周波数特性を得ることができなかった。
ピーカユニットAでは、特に中域(約800Hz〜約4
kHz)においては音圧が最大で40dBのディップが
生じており、これ以外の他の音域よりも格段にレベル変
動が大きい。このために、中域においてフラットな音圧
周波数特性を得ることができなかった。
【0014】本発明は、全周波数帯域においてフラット
な音圧を得ることができないという課題を解決するため
に、特に、振動板の各頂上部7a1〜7a7の内部に複
数の隔壁a11〜a47を形成することにより、頂上部
の長手方向に対して直角をなす方向の剛性を高めること
により、主振動部7Aとして頂上部7a1〜7a7を一
体に振動させても、主振動部7Aにおける不要な共振の
発生を軽減して音響歪みを抑制した電気音響変換器を提
供することを目的とする。
な音圧を得ることができないという課題を解決するため
に、特に、振動板の各頂上部7a1〜7a7の内部に複
数の隔壁a11〜a47を形成することにより、頂上部
の長手方向に対して直角をなす方向の剛性を高めること
により、主振動部7Aとして頂上部7a1〜7a7を一
体に振動させても、主振動部7Aにおける不要な共振の
発生を軽減して音響歪みを抑制した電気音響変換器を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、下記(1),(2)の構成になる電
気音響変換器を提供する。
ために、本発明は、下記(1),(2)の構成になる電
気音響変換器を提供する。
【0016】(1) 図1,図2に示すように、長手状
の複数の突起部(頂上部)7a1〜7a7が並列して形
成される平面状の振動板70を備えた電気音響変換器
(全面駆動薄型スピーカユニット)AAであって、前記
突起部(頂上部)7a1〜7a7の内方でかつ突起方向
とは反対の方向(図1(A)に示す振動板70の背面
側)に隔壁(リブ)a11〜a47をそれぞれ形成する
ことにより、前記突起部(頂上部)7a1〜7a7の長
手方向と直交する方向(図1(A)に示す左右方向)の
剛性を高めたことを特徴とする電気音響変換器。
の複数の突起部(頂上部)7a1〜7a7が並列して形
成される平面状の振動板70を備えた電気音響変換器
(全面駆動薄型スピーカユニット)AAであって、前記
突起部(頂上部)7a1〜7a7の内方でかつ突起方向
とは反対の方向(図1(A)に示す振動板70の背面
側)に隔壁(リブ)a11〜a47をそれぞれ形成する
ことにより、前記突起部(頂上部)7a1〜7a7の長
手方向と直交する方向(図1(A)に示す左右方向)の
剛性を高めたことを特徴とする電気音響変換器。
【0017】(2) 上記(1)記載の電気音響変換器
であって、前記隔壁(リブ)a11〜a47を、前記突
起部(頂上部)7a1〜7a7の長手方向と直交する方
向(図1(A),図2(A)中、左右方向)に、所定の
間隔をもって複数形成したことを特徴とする電気音響変
換器。
であって、前記隔壁(リブ)a11〜a47を、前記突
起部(頂上部)7a1〜7a7の長手方向と直交する方
向(図1(A),図2(A)中、左右方向)に、所定の
間隔をもって複数形成したことを特徴とする電気音響変
換器。
【0018】
【発明の実施の態様】以下、本発明の電気音響変換器に
ついて、図面に沿って説明する。図1は本発明の電気音
響変換器の一実施例を説明するための図であり、同図
(A)は電気音響変換器の正面図,同図(B)は電気音
響変換器の右側面断面図、図2は本発明の電気音響変換
器を構成する振動板を説明するための図であり、同図
(A)は振動板の正面図,同図(B),(C)はそれぞ
れ振動板をA−A´線,B−B´線で縦断した縦断面図
である。前述したものと同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
ついて、図面に沿って説明する。図1は本発明の電気音
響変換器の一実施例を説明するための図であり、同図
(A)は電気音響変換器の正面図,同図(B)は電気音
響変換器の右側面断面図、図2は本発明の電気音響変換
器を構成する振動板を説明するための図であり、同図
(A)は振動板の正面図,同図(B),(C)はそれぞ
れ振動板をA−A´線,B−B´線で縦断した縦断面図
である。前述したものと同一構成部分には同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0019】本発明の電気音響変換器(全面駆動薄型ス
ピーカユニット)AAは、図1,図2に示すように、各
頂上部7a1〜7a7の長手方向に対して直角をなす方
向の剛性を一段と高くした振動板70を用いたものであ
る。具体的には、各頂上部7a1〜7a7の内側(内
方)には部材が全く設けられてはいない従来のものに対
して、その内方でかつ突起方向とは反対の方向(図1,
図2が記載された紙面の裏側)にはそれぞれ、一定の間
隔でリブa11〜a47が設けられており、また、各リ
ブa11〜a47は各頂上部7a1〜7a7の長手方向
と直交する方向に設けられている振動板70を用いたも
のである。
ピーカユニット)AAは、図1,図2に示すように、各
頂上部7a1〜7a7の長手方向に対して直角をなす方
向の剛性を一段と高くした振動板70を用いたものであ
る。具体的には、各頂上部7a1〜7a7の内側(内
方)には部材が全く設けられてはいない従来のものに対
して、その内方でかつ突起方向とは反対の方向(図1,
図2が記載された紙面の裏側)にはそれぞれ、一定の間
隔でリブa11〜a47が設けられており、また、各リ
ブa11〜a47は各頂上部7a1〜7a7の長手方向
と直交する方向に設けられている振動板70を用いたも
のである。
【0020】本発明の電気音響変換器である全面駆動薄
型スピーカユニットAAは、図1(A),(B)に示す
ように、フレーム1、リアプレート2、マグネット3、
ポールピース4、ガイドピン5、ボイルコイル6、ダイ
ヤフラム(振動板)70、ダンパー8、エッジ9から大
略構成される。
型スピーカユニットAAは、図1(A),(B)に示す
ように、フレーム1、リアプレート2、マグネット3、
ポールピース4、ガイドピン5、ボイルコイル6、ダイ
ヤフラム(振動板)70、ダンパー8、エッジ9から大
略構成される。
【0021】ダイヤフラム(振動板)70は、ボイルコ
イル6の発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優
れたポリイミド(PI)フィルムを用い、これを一体成
型したものである。この振動板70は前記したように、
リアプレート2上に固定されたマグネット3及びポール
ピース4上に被着され、その周囲をウレタン等からなる
エッジ9でフレーム1に位置決め固定される。
イル6の発熱に耐えかつ振動板としての機械的特性に優
れたポリイミド(PI)フィルムを用い、これを一体成
型したものである。この振動板70は前記したように、
リアプレート2上に固定されたマグネット3及びポール
ピース4上に被着され、その周囲をウレタン等からなる
エッジ9でフレーム1に位置決め固定される。
【0022】振動板70は、図1,図2に示すように、
複数の頂上部7a1〜7a7、平面部7b、外周部7c
から構成される。そして、各頂上部7a1〜7a7の剛
性を高めるために、各頂上部7a1〜7a7の内側には
それぞれリブa11〜a47が設けられる。即ち、頂上
部7a1は4つのリブa11〜a41を備え、以下同様
に、頂上部7a2は4つのリブa12〜a42、頂上部
7a3は4つのリブa13〜a43、頂上部7a4は4
つのリブa14〜a44、頂上部7a5は4つのリブa
15〜a45、頂上部7a6は4つのリブa16〜a4
6、頂上部7a7は4つのリブa17〜a47をそれぞ
れ備えている。これらのリブa11〜a47は振動板7
0の一体成型時に形成されることは言うまでもない。リ
ブa11〜a47の厚さは、頂上部7a1〜7a7の厚
さ(75μm)と同一である。
複数の頂上部7a1〜7a7、平面部7b、外周部7c
から構成される。そして、各頂上部7a1〜7a7の剛
性を高めるために、各頂上部7a1〜7a7の内側には
それぞれリブa11〜a47が設けられる。即ち、頂上
部7a1は4つのリブa11〜a41を備え、以下同様
に、頂上部7a2は4つのリブa12〜a42、頂上部
7a3は4つのリブa13〜a43、頂上部7a4は4
つのリブa14〜a44、頂上部7a5は4つのリブa
15〜a45、頂上部7a6は4つのリブa16〜a4
6、頂上部7a7は4つのリブa17〜a47をそれぞ
れ備えている。これらのリブa11〜a47は振動板7
0の一体成型時に形成されることは言うまでもない。リ
ブa11〜a47の厚さは、頂上部7a1〜7a7の厚
さ(75μm)と同一である。
【0023】図2(B)に示すのは、その内側にリブa
11〜a47が設けられていない頂上部7a1〜7a7
の縦断断面図であり、一方、同図(C)に示すのは、そ
の内側にリブa31〜a37が設けられている頂上部7
a1〜7a7の縦断断面図ある。
11〜a47が設けられていない頂上部7a1〜7a7
の縦断断面図であり、一方、同図(C)に示すのは、そ
の内側にリブa31〜a37が設けられている頂上部7
a1〜7a7の縦断断面図ある。
【0024】前記したリブa31〜a37(リブa11
〜a47)の先端部は、同図(C)に示すように、平面
部7bに接してはいないが、求める剛性を得るために、
その先端部を平面部7bに接するようにこれを成型する
もであっても良い。また、1頂上部当り4枚のリブが形
成されてあるが(例えば、頂上部7a1は4つのリブa
11〜a41を備えているが)、この数に限定する必要
はなく、求める剛性を得るために、さらに、その数を増
加しても良い。
〜a47)の先端部は、同図(C)に示すように、平面
部7bに接してはいないが、求める剛性を得るために、
その先端部を平面部7bに接するようにこれを成型する
もであっても良い。また、1頂上部当り4枚のリブが形
成されてあるが(例えば、頂上部7a1は4つのリブa
11〜a41を備えているが)、この数に限定する必要
はなく、求める剛性を得るために、さらに、その数を増
加しても良い。
【0025】さらに、リブa11〜a47の厚さは、全
て同一であるが、これに限定する必要はなく、求める剛
性を得るために、頂上部7a1〜7a7の両端部付近に
設けられるリブの厚さを、頂上部7a1〜7a7の中央
部分に設けられるリブの厚さよりも薄くしても良い。例
えば、頂上部7a1の両端部付近のリブa11,a41
の厚さを、その中央部分のリブa21,a31の厚さよ
りも薄くしても良い。さらに、これらのリブa11〜a
47は全ての頂上部7a1〜7a7にそれぞれ設けられ
てあるが、これら頂上部7a1〜7a7を搭載する主振
動部7Aの中央付近の頂上部の剛性を、周囲の頂上部の
剛性よりも高めるために、この中央付近の頂上部にのみ
リブを設けても良い。例えば、主振動部7Aの中央付近
の頂上部7a3〜7a5にのみリブa13〜a43,a
14〜a44,a15〜a45をそれぞれ設けても良
い。
て同一であるが、これに限定する必要はなく、求める剛
性を得るために、頂上部7a1〜7a7の両端部付近に
設けられるリブの厚さを、頂上部7a1〜7a7の中央
部分に設けられるリブの厚さよりも薄くしても良い。例
えば、頂上部7a1の両端部付近のリブa11,a41
の厚さを、その中央部分のリブa21,a31の厚さよ
りも薄くしても良い。さらに、これらのリブa11〜a
47は全ての頂上部7a1〜7a7にそれぞれ設けられ
てあるが、これら頂上部7a1〜7a7を搭載する主振
動部7Aの中央付近の頂上部の剛性を、周囲の頂上部の
剛性よりも高めるために、この中央付近の頂上部にのみ
リブを設けても良い。例えば、主振動部7Aの中央付近
の頂上部7a3〜7a5にのみリブa13〜a43,a
14〜a44,a15〜a45をそれぞれ設けても良
い。
【0026】こうして、振動板70の頂上部7a1〜7
a7の内部に複数のリブa11〜a47を形成すること
により、頂上部7a1〜7a7の剛性を高めたから、上
述した構成の全面駆動薄型スピーカユニットAAの一対
のスピーカ端子間に、音声信号(駆動電流)を供給する
ことによって、これら頂上部7a1〜7a7を搭載する
主振動部7Aが紙面に対して前後に均一に全面振動する
場合に発生する、主振動部7Aにおける不要な共振(分
割振動)の発生を軽減して音響歪みを抑制することがで
きる。
a7の内部に複数のリブa11〜a47を形成すること
により、頂上部7a1〜7a7の剛性を高めたから、上
述した構成の全面駆動薄型スピーカユニットAAの一対
のスピーカ端子間に、音声信号(駆動電流)を供給する
ことによって、これら頂上部7a1〜7a7を搭載する
主振動部7Aが紙面に対して前後に均一に全面振動する
場合に発生する、主振動部7Aにおける不要な共振(分
割振動)の発生を軽減して音響歪みを抑制することがで
きる。
【0027】
【発明の効果】上述した構成の本発明の電気音響変換器
は、特に、振動板の複数の突起部の内方でかつ突起方向
とは反対の方向に複数の隔壁を形成することにより、突
起部の長手方向と直交する方向の剛性を一段と高くする
ことにより、突起部を一体に振動させても、主振動部に
おける不要な共振の発生(分割振動)を軽減して音響歪
みを抑制した電気音響変換器を提供することができる。
は、特に、振動板の複数の突起部の内方でかつ突起方向
とは反対の方向に複数の隔壁を形成することにより、突
起部の長手方向と直交する方向の剛性を一段と高くする
ことにより、突起部を一体に振動させても、主振動部に
おける不要な共振の発生(分割振動)を軽減して音響歪
みを抑制した電気音響変換器を提供することができる。
【図1】本発明の電気音響変換器の一実施例を説明する
ための図である。
ための図である。
【図2】本発明の電気音響変換器を構成する振動板を説
明するための図である。
明するための図である。
【図3】従来の電気音響変換器を説明するための図であ
る。
る。
【図4】従来の電気音響変換器を構成する振動板を説明
するための図である。
するための図である。
7,70 振動板 7a1〜7a7 頂上部(突起部) a11〜a47 リブ(隔壁) A,AA 全面駆動薄型スピーカユニット(電気音響変
換器)
換器)
Claims (2)
- 【請求項1】長手状の複数の突起部が並列して形成され
る平面状の振動板を備えた電気音響変換器であって、 前記突起部の内方でかつ突起方向とは反対の方向に隔壁
をそれぞれ形成することにより、前記突起部の長手方向
と直交する方向の剛性を高めたことを特徴とする電気音
響変換器。 - 【請求項2】請求項1記載の電気音響変換器であって、 前記隔壁を、前記突起部の長手方向と直交する方向に、
所定の間隔をもって複数形成したことを特徴とする電気
音響変換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24976297A JPH1175291A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24976297A JPH1175291A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気音響変換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1175291A true JPH1175291A (ja) | 1999-03-16 |
Family
ID=17197861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24976297A Pending JPH1175291A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 電気音響変換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1175291A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007251281A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ |
| KR100997039B1 (ko) * | 2002-06-24 | 2010-11-26 | 파나소닉 주식회사 | 전기 음향 변환기용 다이어프램 |
| CN110958546A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 苹果公司 | 具有无迹线辐射区域的平面磁性驱动器 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP24976297A patent/JPH1175291A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100997039B1 (ko) * | 2002-06-24 | 2010-11-26 | 파나소닉 주식회사 | 전기 음향 변환기용 다이어프램 |
| JP2007251281A (ja) * | 2006-03-13 | 2007-09-27 | Pioneer Electronic Corp | スピーカ |
| CN110958546A (zh) * | 2018-09-27 | 2020-04-03 | 苹果公司 | 具有无迹线辐射区域的平面磁性驱动器 |
| US10959024B2 (en) | 2018-09-27 | 2021-03-23 | Apple Inc. | Planar magnetic driver having trace-free radiating region |
| CN110958546B (zh) * | 2018-09-27 | 2021-10-08 | 苹果公司 | 具有无迹线辐射区域的平面磁性驱动器 |
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