JPH1175343A - 小型モータ - Google Patents

小型モータ

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JPH1175343A
JPH1175343A JP23297297A JP23297297A JPH1175343A JP H1175343 A JPH1175343 A JP H1175343A JP 23297297 A JP23297297 A JP 23297297A JP 23297297 A JP23297297 A JP 23297297A JP H1175343 A JPH1175343 A JP H1175343A
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motor
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gear case
case
brush
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Kazuyoshi Katono
和 喜 上遠野
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Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ねじ等を用いることなく、ホルダベースの固
定を極めて容易に行う。 【解決手段】 ギヤケース3の挿入凹部3b,3cに嵌
入され、モータケース2の端部が圧接されることによっ
て、ホルダベース7をギヤケース3とモータケース2と
の間に固定可能なホルダベース固定手段8を備えている
小型モータ1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車のシート
リフタ装置に用いられる小型モータに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のシートリフタ装置の小型モータ
としては、アーマチュアを収容したモータケースの開放
側端部がギヤケースにねじ止められ、アーマチュアに備
えたアーマチュアシャフトの端部がギヤケース内に突出
し、アーマチュアシャフトがギヤケース内で出力ギヤに
噛合しているものが知られている。このような小型モー
タでは、モータケース内に配置されたホルダベースがギ
ヤケースにねじ止められ、このホルダベースに支持され
たブラシがアーマチュアに備えたコンミュテータに対し
て電気的に接続可能に圧接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した小型モータで
は、ホルダベースがギヤケースにねじ止められているた
め、ギヤケース側にねじ止め用のスペースを確保しなけ
ればならず、ギヤケース側にねじ止め用のスペースを確
保でき難いものの場合、ホルダベースの固定が困難にな
りうるという問題点があった。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わる小型モータは、ねじ止
め等を用いずにホルダベースの固定が極めて簡単に行え
る小型モータを提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる小型モータでは、モータケースと、モータケースの
端部に固定されるギヤケースと、モータケースの内側に
配置されるマグネットと、負荷に結合されるアーマチュ
アシャフトをもち、通電によりマグネットの内周側で回
転するアーマチュアと、アーマチュアに備えたコンミュ
テータの外周側に配置されるブラシと、ブラシが取付け
られ、ブラシをコンミュテータに対して電気的に接続可
能に支持するブラシホルダが固定されたホルダベース
と、ギヤケースのモータケース側の端部に形成された挿
入凹部と、ギヤケースの挿入凹部に嵌入され、モータケ
ースの端部が圧接されることによって、ホルダベースを
ギヤケースとモータケースとの間に固定可能なホルダベ
ース固定手段を備えている構成としたことを特徴として
いる。
【0007】この発明の請求項2に係わる小型モータで
は、ホルダベース固定手段には、ホルダベースに備えた
ホルダベース本体の側部に、ホルダベースに一体に形成
され、ギヤケースの挿入凹部に嵌入される一対のギヤケ
ース固定部が備えられている構成としたことを特徴とし
ている。
【0008】この発明の請求項3に係わる小型モータで
は、ホルダベース固定手段のギヤケース固定部には、モ
ータヨークの端部に備えたフランジの端面が圧接される
モータヨーク当接部と、モータヨーク当接部にモータヨ
ークのフランジの端面が圧接されることにより、ギヤケ
ースの挿入凹部の底壁に圧接して潰成可能な小突起が形
成されている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項4に係わる小型モータで
は、ホルダベース固定手段のギヤケース固定部には、ブ
ラシの外側に該ブラシに衝突可能に配置され、ブラシホ
ルダの拡がりを防止する拡がり防止用板部が形成されて
いる構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項5に係わる小型モータで
は、ホルダベース固定手段のギヤケース固定部には、拡
がり防止用板部の外縁部に、モータヨークの内壁に摺接
可能なモータケース支持部が形成されている構成とした
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる小型モータ
において、ホルダベースは、ホルダベース固定手段がギ
ヤケースの挿入凹部に嵌入されることによって、ギヤケ
ースとモータケースとの間に固定される。それ故、ホル
ダベースの固定にねじ等を用いる必要がなくなる。
【0012】この発明の請求項2に係わる小型モータに
おいて、ホルダベースは、ホルダベースのホルダベース
本体の側部に一体に形成された一対のギヤケース固定部
がギヤケースの挿入凹部に嵌入されることによって、ギ
ヤケースとモータケースとの間に固定される。それ故、
請求項1の作用に加え、ホルダベース固定手段はホルダ
ベースの成形の際に同時に形成される。
【0013】この発明の請求項3に係わる小型モータに
おいて、ホルダベースは、ギヤケース固定部がギヤケー
スの挿入凹部に嵌入され、モータヨーク当接部にモータ
ヨークのフランジの端面が圧接されることにより、ギヤ
ケースの挿入凹部の底壁に小突起が圧接して潰成され
る。それ故、請求項2の作用に加え、ホルダベースは、
浮きや傾斜が防止されてギヤケースとモータケースとの
間に固定される。
【0014】この発明の請求項4に係わる小型モータに
おいて、ホルダベースは、コンミュテータをブラシの間
に配置するのにブラシホルダが拡げられる際、拡がり防
止用板部にブラシが衝突することによってブラシホルダ
の拡がりが防止される。それ故、請求項2または3の作
用に加え、ブラシホルダが必要以上に拡げられないか
ら、ブラシホルダが変形したりしない。
【0015】この発明の請求項5に係わる小型モータに
おいて、モータヨークがギヤケースに取付けられる際、
ギヤケース固定部のモータケース支持部がモータヨーク
の内壁に摺接する。それ故、請求項3または4の作用に
加え、モータケースはギヤケースに対して容易に位置決
めされて取付けが行われる。
【0016】
【実施例】図1ないし図5には、この発明に係わる小型
モータの一実施例が示され、図6に示されるシートリフ
タ装置に用いられる。
【0017】図示する小型モータ1は、主として、モー
タケース2、ギヤケース3、第1のマグネット4、第2
のマグネット5、アーマチュア6、ホルダベース7、ホ
ルダベース固定手段8、第1のブラシホルダ9、第2の
ブラシホルダ10、第1のブラシ11、第2のブラシ1
2から構成されている。
【0018】モータケース2には、円筒形状をなすモー
タケース本体2aの一端部に閉塞状のケースエンド2b
が形成されており、このケースエンド2bの内側に第1
の軸受13が固定されている。
【0019】モータケース2には、モータケース本体2
aの他端部が開放されていてフランジ2cが形成されて
おり、このフランジ2cがギヤケース3にビス14によ
ってねじ止められている。フランジ2cの端面2c1は
平面になっている。
【0020】モータケース2は、モータケース本体2a
の内側に、第1のマグネット4、第2のマグネット5が
対向して取付けられている。第1、第2のマグネット
4、5は内周側にそれぞれ相反する磁力を発生してい
る。
【0021】第1、第2のマグネット4、5の内側に
は、アーマチュア6が配置されている。アーマチュア6
には、アーマチュアシャフト15、アーマチュアコア1
6、コンミュテータ17、アーマチュアコイル18が備
えられている。
【0022】アーマチュアシャフト15は、シャフト本
体15aの一端側が第1の軸受13内に挿通され、シャ
フト本体15aの他端側が後述するギヤケース3に取付
けた第2の軸受19に挿通されており、ギヤケース3内
に突出した他端部にウオーム15bが形成されている。
【0023】アーマチュアシャフト15には、シャフト
本体15aのほぼ中央にアーマチュアコア16が固定さ
れている。アーマチュアコア16には、スロット数に対
応した数の巻回部16aが形成されている。
【0024】アーマチュアコア16の近傍には、コンミ
ュテータ17が固定されている。コンミュテータ17の
外周部には、アーマチュアコア16の巻回部16aと同
数のコンミュテータ片17aがそれぞれ設けられてい
る。そして、アーマチュアコイル18は、コンミュテー
タ17のコンミュテータ片17aにそれぞれ電気的に接
続されたうえで、アーマチュアコア16の巻回部16a
にそれぞれ巻回されている。アーマチュア6のコンミュ
テータ16の外周にはホルダベース7が配置されてい
る。
【0025】ホルダベース7には、図3に示されるよう
に、小判形に形成されたホルダベース本体7aの中央に
コンミュテータ17の外径寸法よりも大きい内径寸法の
丸孔7bが形成されており、この丸孔7b内にアーマチ
ュアシャフト15が挿通される。ホルダベース本体7a
の外形の大きさは、後述するギヤケース3の一端部に形
成されたホルダベース収容部3aよりもわずかに小さ
い。
【0026】ホルダベース7のホルダベース本体7aの
上面7a1には、第1のターミナル20、第2のターミ
ナル21、第3のターミナル22がそれぞれ取付けられ
ている。ホルダベース7のホルダベース本体7aの下面
7a2には、サーキットブレーカ23が取付けられてい
る。
【0027】第1のターミナル20は、板状をなすター
ミナル本体20aの一端部がホルダベース本体7aの図
3中下方側に形成された第1の固定孔7a3に嵌入さ
れ、ターミナル本体20aの他端部がホルダベース本体
7aの図3中上方側に形成された第2の固定孔7a4に
嵌入されることによって、ホルダベース本体7aの上面
7a1上に固定されている。また、第1のターミナル2
0には、ターミナル本体20aの他端側に、ターミナル
本体20aに対し直交するように立上ったブラシホルダ
結合部20bが形成されており、このブラシホルダ結合
部20bに第1のブラシホルダ9の基部が加締めにより
固定されている。第1のターミナル20の一端部は図示
しないコネクタを介して外部の回路に電気的に接続され
る。
【0028】第2のターミナル21は、板状をなすター
ミナル本体21aの一端部がホルダベース本体7aの図
3中下方側においてホルダベース本体7aを貫通して上
面7a1上に突出したサーキットブレーカ23の第1の
端子23aに電気的に接続され、ターミナル本体21a
の他端部がホルダベース本体7aの図3中上方側に形成
された第3の固定孔7a5に嵌入されることによって、
ホルダベース本体7aの上面7a1上に固定されてい
る。また、第2のターミナル21には、ターミナル本体
21aの他端側に、ターミナル本体21aに対し直交す
るように立上ったブラシホルダ結合部21bが形成され
ており、このブラシホルダ結合部21bに第2のブラシ
ホルダ10の基部が加締めにより固定されている。
【0029】第3のターミナル22は、板状をなすター
ミナル本体22aの一端部がホルダベース本体7aの図
3中下方側においてホルダベース本体7aを貫通して上
面7a1上に突出したサーキットブレーカ23の第2の
端子23bに電気的に接続され、ターミナル本体22a
の他端部がホルダベース本体7aの図3中下方側に形成
された第4の固定孔7a6に嵌入されることによって、
ホルダベース本体7aの上面7a1上に固定されてい
る。第3のターミナル22の一端部は図示しないコネク
タを介して外部の回路に電気的に接続される。
【0030】第1のターミナル20のブラシホルダ結合
部20bに基部が固定された第1のブラシホルダ9は、
板状をなすブラシホルダ本体9aがホルダベース本体7
aの丸孔7bの側部に配置されており、第1のブラシホ
ルダ9のブラシホルダ本体9aの先端寄りに第1のブラ
シ11が取付けられている。ブラシホルダ本体9aは基
部からホルダベース本体7aの丸孔7bの中心に向け付
勢されているため、第1のブラシ11がコンミュテータ
17のコンミュテータ片17aに電気的に接続可能に圧
接する。
【0031】第2のターミナル21のブラシホルダ結合
部21bに基部が固定された第2のブラシホルダ10
は、板状をなすブラシホルダ本体10aがホルダベース
本体7aの丸孔7bの側部に配置されており、第2のブ
ラシホルダ10のブラシホルダ本体10aの先端寄りに
第2のブラシ12が取付けられている。ブラシホルダ本
体10aは基部からホルダベース本体7aの丸孔7bの
中心に向け付勢されているため、第2のブラシ12がコ
ンミュテータ17のコンミュテータ片17aに電気的に
接続可能に圧接する。
【0032】ホルダベース7では、第1のターミナル2
0の一端部、第3のターミナルの他端部が外部の回路に
接続され、第1のターミナル20に電源の電位が与えら
れ、第3のターミナル22が接地されると、電源の電流
が第1のターミナル20、第1のブラシホルダ9、第1
のブラシ11、第1のブラシ11に電気的に接続されて
いるコンミュテータ片17a、アーマチュアコイル1
8、第2のブラシ12に電気的に接続されているコンミ
ュテータ片17a、第2のブラシ12、第2のブラシホ
ルダ10、第2のターミナル21、サーキットブレーカ
23の第1の端子23a、サーキットブレーカ23の第
2の端子23b、第3のターミナル22に流れることに
よって、アーマチュア6を正回転させるための磁力をア
ーマチュアコイル18に発生させる。これとは逆に、第
3のターミナル22に電源の電位が与えられ、第1のタ
ーミナル20が接地されると、電源の電流が第3のター
ミナル22、サーキットブレーカ23の第2の端子23
b、サーキットブレーカ23の第1の端子23a、第2
のターミナル21、第2のブラシホルダ10、第2のブ
ラシ12、第2のブラシ12に電気的に接続されている
コンミュテータ片17a、アーマチュアコイル18、第
1のブラシ11に電気的に接続されているコンミュテー
タ片17a、第1のブラシ11、第1のブラシホルダ
9、第1のターミナル20に流れることによって、アー
マチュア6を逆回転させるための磁力をアーマチュアコ
イル18に発生させる。
【0033】ホルダベース固定手段8は、ホルダベース
7に一体にして設けられている。ホルダベース固定手段
8は、主として、第1のギヤケース固定部8a、第2の
ギヤケース固定部8bから構成されている。第1、第2
のギヤケース固定部8a、8bはホルダベース本体7a
の丸孔7bを中心にして一対に配置されている。
【0034】第1のギヤケース固定部8aには、図5に
示されるように、ホルダベース本体7aの一端面7a7
から矩形に突出した第1の固定部本体8a1が形成され
ている。この第1の固定部本体8a1は、図2に示され
るように、幅寸法L1が後述するギヤケース3に形成さ
れた第1の挿入凹部3bの幅寸法L2よりもわずかに小
さくなっているため、ギヤケース3の第1の挿入凹部3
b内に嵌入されることによってホルダベース本体7aが
ギヤケース3に対して位置決めされる。
【0035】第1の固定部本体8a1の上面には、ホル
ダベース本体7aの上面7a1と平行なモータケース当
接部8a2が形成されている。このモータケース当接部
8a2は、モータケース2に形成されたフランジ2cの
端面2c1に当接する。
【0036】第1の固定部本体8a1の下面には、図5
に示されるように、3個の小突起8a3、8a3、8a
3が形成されている。このとき、図2に示されるよう
に、第1の固定部本体8a1の高さ寸法L3がギヤケー
ス3の第1の挿入凹部3bの高さ寸法L4よりも小さく
なっているが、図4に示されるように、第1の固定部本
体8a1に小突起8a3、8a3、8a3を加算した高
さ寸法L5がギヤケース3の第1の挿入凹部3bの高さ
寸法L4よりもわずかに大きくなっているため、第1の
固定部本体8a1がギヤケース3の第1の挿入凹部3b
に嵌入されてから、第1の固定部本体8a1のモータケ
ース当接部8a2に、モータケース2に形成されたフラ
ンジ2cの端面2c1が当接した際に、小突起8a3、
8a3、8a3が第1の挿入凹部3bの底壁3b1に圧
接することによって潰れる。
【0037】第1の固定部本体8a1の丸孔7b側に
は、第1の固定部本体8a1の上面から上方に向け板状
に突出した拡がり防止用板部8a4が形成されている。
拡がり防止用板部8a4は、図2に示されるように、第
1のブラシ11の移動軌跡上に配置されており、図3に
示されるように、第1、第2のブラシホルダ9、10を
付勢力に抗して外側に拡げることによって第1、第2の
ブラシ11、12の間にコンミュテータ17を挿入する
際に、第1のブラシ11が当接することにより、第1の
ブラシホルダ9が拡がり過ぎないようにする。
【0038】第1の固定部本体8a1の拡がり防止用板
部8a4の外縁部には、モータケース支持部8a5が形
成されている。モータケース支持部8a5は、モータケ
ース当接部8a2に当接するモータケース2の他端部の
内壁2dが摺接することによって、モータケース2をホ
ルダベース本体7aに対して位置決めする機能をもつ。
【0039】第2のギヤケース固定部8bは、第1のギ
ヤケース固定部8aと同一に形成されている。この第2
のギヤケース固定部8bには、図3に示されるように、
ホルダベース本体7aの他端面7a8から矩形に突出し
た第2の固定部本体8b1が形成されている。この第2
の固定部本体8b1は、図2に示されるように、幅寸法
L1がギヤケース3に形成された第2の挿入凹部3cの
幅寸法L2よりもわずかに小さくなっているため、ギヤ
ケース3の第2の挿入凹部3cに嵌入されることによっ
てホルダベース本体7aがギヤケース3に対して位置決
めされる。
【0040】第2の固定部本体8b1の上面には、ホル
ダベース本体7aの上面7a1と平行なモータケース当
接部8b2が形成されている。このモータケース当接部
8b2は、モータケース2に形成されたフランジ2cの
端面2c1に当接する。
【0041】第2の固定部本体8b1の下面には、図3
に示されるように、3個の小突起8b3、8b3、8b
3が形成されている。このとき、図2に示されるよう
に、第1の固定部本体8b1の高さ寸法L3がギヤケー
ス3の第2の挿入凹部3cの高さ寸法L4よりも小さく
なっているが、図4に示されるように、第2の固定部本
体8b1に小突起8b3、8b3、8b3を加算した高
さ寸法L5がギヤケース3の第2の挿入凹部3cの高さ
寸法L4よりもわずかに大きくなっているため、第2の
固定部本体8b1がギヤケース3の第2の挿入凹部3c
に嵌入されてから、第2の固定部本体8b1のモータケ
ース当接部8b2に、モータケース2に形成されたフラ
ンジ2cの端面2c1が当接した際に、小突起8b3、
8b3、8b3が第2の挿入凹部3cの底壁3c1に圧
接することによって潰れる。
【0042】第2の固定部本体8b1の丸孔7b側に
は、第2の固定部本体8b1の上面から上方に向け板状
に突出した拡がり防止用板部8b4が形成されている。
拡がり防止用板部8b4は、図2に示されるように、第
2のブラシ12の移動軌跡上に配置されており、図3に
示されるように、第1、第2のブラシホルダ9、10を
付勢力に抗して外側に拡げることによって第1、第2の
ブラシ11、12の間にコンミュテータ17を挿入する
際に、第2のブラシ12が当接することにより、第2の
ブラシホルダ10が拡がり過ぎないようにする。
【0043】第2の固定部本体8b1の拡がり防止用板
部8b4の外縁部には、モータケース支持部8b5が形
成されている。モータケース支持部8b5は、モータケ
ース当接部8b2に当接するモータケース2の他端部の
内壁2dが摺接することによって、モータケース2をホ
ルダベース本体7aに対して位置決めする機能をもつ。
【0044】一方、ギヤケース3は、一端側から他端側
に向けて丸孔状にシャフト孔3dが形成されており、こ
のシャフト孔3d内に第2の軸受19が取付けられてい
る。第2の軸受19にアーマチュアシャフト15が挿通
されている。
【0045】ギヤケース3の他端側には、ギヤ収容部3
eが形成されており、このギヤ収容部3e内にリードス
クリュー24が回転可能に支持されている。また、この
リードスクリュー24にはヘリカルギヤ25が結合され
ており、ヘリカルギヤ25がアーマチュアシャフト15
のウオーム15bに噛合している。リードスクリュー2
4は、図6に示されるシートリフト装置50のシート後
部リフト機構51に備えたナット体52が噛合され、こ
のナット体52がシート後部リフト機構52のリンク5
3に結合されているため、アーマチュア6が正回転する
ことによってリードスクリュー24が正回転すると、図
示しないシートの後部を上昇駆動させ、これとは逆に、
アーマチュア6が逆回転することによってリードスクリ
ュー24が逆回転すると、シートの後部を下降駆動させ
る。シートリフト装置50には、シート前部リフト機構
54も備えられており、シート後部リフト機構51用の
小型モータ1とは別の小型モータ55によってシートの
前部が上昇駆動される一方、シートの前部が下降駆動さ
れるようになっている。
【0046】ギヤケース3の一端側には、円環形のモー
タヨーク結合部3fが形成されており、このモータヨー
ク結合部3fの内側にホルダベース収容部3aが形成さ
れている。そして、モータヨーク結合部3f上の対向位
置に第1の挿入凹部3b、第2の挿入凹部3cが形成さ
れている。
【0047】第1、第2の挿入凹部3b、3cは、モー
タヨーク結合部3fの端面3f1からギヤケース3の他
端側に向け、前述したように、幅寸法L2でもって、高
さ寸法L4に矩形に切除されている。
【0048】上述したホルダベース7、モータケース
2、ギヤケース3は、以下のように組付けられる。
【0049】ギヤケース3のホルダベース収容部3a内
にホルダベース7のホルダベース本体7aが挿入され、
第1のギヤケース固定部8aの第1の固定部本体8a1
がギヤケース3の第1の挿入凹部3b内に、第2のギヤ
ケース固定部8bの第2の固定部本体8b1がギヤケー
ス3の第2の挿入凹部3c内にそれぞれ嵌入される。こ
のとき、第1の固定部本体8a1の小突起8a3、8a
3、8a3および第2の固定部本体8b1の小突起8b
3、8b3、8b3は潰れず、第1の固定部本体8a1
のモータケース当接部8a2および第2の固定部本体8
b1のモータケース当接部8b2はギヤケース3のモー
タヨーク結合部3fの端面3f1からわずかに突出し
て、ホルダベース7がギヤケース3上で仮止めされる。
【0050】この状態で、第1、第2のブラシホルダ
9、10が外側に拡げられて第1、第2のブラシ11、
12の間にアーマチュア6とともにコンミュテータ17
が挿入され、アーマチュアシャフト15の他端側が第2
の軸受19内に挿入される。
【0051】次に、モータケース2に固定された第1の
軸受13にアーマチュアシャフト15の一端部が挿入さ
れ、アーマチュア6の外側にモータケース2が被され、
モータケース2に備えたフランジ2cの端面2c1が第
1の固定部本体8a1のモータケース当接部8a2およ
び第2の固定部本体8b1のモータケース当接部8b2
に当接される。このとき、モータケース支持部8a5、
8b5がモータケース2の他端部の内壁2dに摺接する
ことによって、モータケース2がホルダベース本体7a
に対して位置決めされる。
【0052】そして、モータケース2がギヤケース3側
に押圧され、モータケース2を介してビス14がギヤケ
ース3にねじ止められる。すると、モータケース2に備
えたフランジ2cの端面2c1を基準として第1の固定
部本体8a1のモータケース当接部8a2および第2の
固定部本体8b1のモータケース当接部8b2がアーマ
チュアシャフト15の軸方向に押圧されるから、第1の
固定部本体8a1の小突起8a3、8a3、8a3が第
1の挿入凹部3bの底壁3b1に、第2の固定部本体8
b1の小突起8b3、8b3、8b3が第2の挿入凹部
3cの底壁3c1にそれぞれ圧接することによって潰れ
る。このとき、ホルダベース7のホルダベース本体7a
がモータケース2とギヤケース3との間で傾斜していた
り、ギヤケース3に対して浮いていたりした場合、第1
の固定部本体8a1の小突起8a3、8a3、8a3お
よび第2の固定部本体8b1の小突起8b3、8b3、
8b3が傾斜や浮きに応じて適宜潰れることによって、
モータケース2に備えたフランジ2cの端面2c1を基
準としてホルダベース本体7aの傾斜や浮きが解消さ
れ、ホルダベース本体7aがモータケース2とギヤケー
ス3との間の所定位置に固定される。
【0053】このような構造をなす小型モータ1は、図
6に示されるシートリフト装置50に取付けられる。そ
して、図示しないコネクタを介してシートスライド用の
回路が第1のターミナル20の一端および第3のターミ
ナル22の他端に電気的に接続される。
【0054】シートハイトスイッチが上昇側にオン切換
えされることによって、第1のターミナル20に電源の
電位が与えられ、第3のターミナル22が接地される
と、電源の電流が第1のターミナル20、第1のブラシ
ホルダ9、第1のブラシ11、第1のブラシ11に電気
的に接続されているコンミュテータ片17a、アーマチ
ュアコイル18、第2のブラシ12に電気的に接続され
ているコンミュテータ片17a、第2のブラシ12、第
2のブラシホルダ10、第2のターミナル21、サーキ
ットブレーカ23の第1の端子23a、サーキットブレ
ーカ23の第2の端子23b、第3のターミナル22に
流れることによって、アーマチュア6が正回転し、アー
マチュア6が正回転することによってリードスクリュー
24が正回転して、シートが上昇駆動される。
【0055】シートハイトスイッチが下降側にオン切換
えされることによって、第3のターミナル22に電源の
電位が与えられ、第1のターミナル20が接地される
と、電源の電流が第3のターミナル22、サーキットブ
レーカ23の第2の端子23b、サーキットブレーカ2
3の第1の端子23a、第2のターミナル21、第2の
ブラシホルダ10、第2のブラシ12、第2のブラシ1
2に電気的に接続されているコンミュテータ片17a、
アーマチュアコイル18、第1のブラシ11に電気的に
接続されているコンミュテータ片17a、第1のブラシ
11、第1のブラシホルダ9、第1のターミナル20に
流れることによって、アーマチュア6が逆回転し、アー
マチュア6が逆回転することによってリードスクリュー
24が逆回転して、シートが下降駆動される。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる小型モータによれば、ホルダベースは、
ホルダベース固定手段がギヤケースの挿入凹部に嵌入さ
れることによって、ギヤケースとモータケースとの間に
固定される。それ故、ホルダベースの固定にねじ等を用
いる必要がなくなるから、ホルダベースの固定が極めて
簡単に行えるという優れた効果を奏する。
【0057】この発明の請求項2に係わる小型モータに
よれば、ホルダベースは、ホルダベースのホルダベース
本体の側部に一体に形成された一対のギヤケース固定部
がギヤケースの挿入凹部に嵌入されることによって、ギ
ヤケースとモータケースとの間に固定される。それ故、
請求項1の効果に加え、ホルダベース固定手段はホルダ
ベースの成形の際に同時に形成されるから、工数の減少
が図れるという優れた効果を奏する。
【0058】この発明の請求項3に係わる小型モータに
よれば、ホルダベースは、ギヤケース固定部がギヤケー
スの挿入凹部に嵌入され、モータヨーク当接部にモータ
ヨークのフランジの端面が圧接されることにより、ギヤ
ケースの挿入凹部の底壁に小突起が圧接して潰成され
る。それ故、請求項2の効果に加え、ホルダベースは、
浮きや傾斜が防止されてギヤケースとモータケースとの
間に固定されるから、ホルダベースの固定作業を行う際
の位置決め点検を行う必要がなくなるという優れた効果
を奏する。
【0059】この発明の請求項4に係わる小型モータに
よれば、ホルダベースは、コンミュテータをブラシの間
に配置するのにブラシホルダが拡げられる際、拡がり防
止用板部にブラシが衝突することによってブラシホルダ
の拡がりが防止される。それ故、請求項2または3の効
果に加え、ブラシホルダが必要以上に拡げられないか
ら、ブラシホルダの変形を防止することができるという
優れた効果を奏する。
【0060】この発明の請求項5に係わる小型モータに
よれば、モータヨークがギヤケースに取付けられる際、
ギヤケース固定部のモータケース支持部がモータヨーク
の内壁に摺接する。それ故、請求項3または4の効果に
加え、モータケースはギヤケースに対して容易に位置決
めされて取付けが行われるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる小型モータの一実施例の縦断
正面図である。
【図2】図1に示した小型モータの横断平面図である。
【図3】図1に示した小型モータに用いられるホルダベ
ース単体の正面図である。
【図4】図3に示したホルダベースの平面図である。
【図5】図3に示したホルダベースとギヤケースとの組
付け関係を示す外観斜視図である。
【図6】図1に示した小型モータを用いたシートリフト
装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 小型モータ 2 モータケース 2c フランジ 2c1 端面 3 ギヤケース 3b (挿入凹部)第1の挿入凹部 3b1 底壁 3c (挿入凹部)第2の挿入凹部 3c1 底壁 4 (マグネット)第1のマグネット 5 (マグネット)第2のマグネット 6 アーマチュア 7 ホルダベース 8 ホルダベース固定手段 8a (ギヤケース固定部)第1のギヤケース固定部 8a2 モータヨーク当接部 8a3 小突起 8a4 拡がり防止用板部 8a5 モータケース支持部 8b (ギヤケース固定部)第2のギヤケース固定部 8b2 モータヨーク当接部 8b3 小突起 8b4 拡がり防止用板部 8b5 モータケース支持部 9 (ブラシホルダ)第1のブラシホルダ 10 (ブラシホルダ)第2のブラシホルダ 11 (ブラシ)第1のブラシ 12 (ブラシ)第2のブラシ 15 アーマチュアシャフト 17 コンミュテータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータケースと、 上記モータケースの端部に固定されるギヤケースと、 上記モータケースの内側に配置されるマグネットと、 負荷に結合されるアーマチュアシャフトをもち、通電に
    より上記マグネットの内周側で回転するアーマチュア
    と、 上記アーマチュアに備えたコンミュテータの外周側に配
    置されるブラシと、 上記ブラシが取付けられ、該ブラシを上記コンミュテー
    タに対して電気的に接続可能に支持するブラシホルダが
    固定されたホルダベースと、 上記ギヤケースのモータケース側の端部に形成された挿
    入凹部と、 上記ギヤケースの挿入凹部に嵌入され、モータケースの
    端部が圧接されることによって、上記ホルダベースをギ
    ヤケースとモータケースとの間に固定可能なホルダベー
    ス固定手段を備えていることを特徴とする小型モータ。
  2. 【請求項2】 ホルダベース固定手段には、ホルダベー
    スに備えたホルダベース本体の側部に、ホルダベースに
    一体に形成され、ギヤケースの挿入凹部に嵌入される一
    対のギヤケース固定部が備えられていることを特徴とす
    る請求項1に記載の小型モータ。
  3. 【請求項3】 ホルダベース固定手段のギヤケース固定
    部には、モータヨークの端部に備えたフランジの端面が
    圧接されるモータヨーク当接部と、該モータヨーク当接
    部にモータヨークのフランジの端面が圧接されることに
    より、ギヤケースの挿入凹部の底壁に圧接して潰成可能
    な小突起が形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載の小型モータ。
  4. 【請求項4】 ホルダベース固定手段のギヤケース固定
    部には、ブラシの外側に該ブラシに衝突可能に配置さ
    れ、ブラシホルダの拡がりを防止する拡がり防止用板部
    が形成されていることを特徴とする請求項2または3に
    記載の小型モータ。
  5. 【請求項5】 ホルダベース固定手段のギヤケース固定
    部には、拡がり防止用板部の外縁部に、モータヨークの
    内壁に摺接可能なモータケース支持部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の小型モー
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000019583A1 (de) * 1998-09-29 2000-04-06 Robert Bosch Gmbh Elektromotorische antriebsvorrichtung
KR100704753B1 (ko) * 2001-04-25 2007-04-06 아스모 가부시키가이샤 워엄축과 결합된 회전축을 갖는 모터
KR100947918B1 (ko) 2007-02-28 2010-03-17 아스모 가부시키가이샤 직류 모터
KR20180128861A (ko) * 2017-05-24 2018-12-04 이엠에스 기어 에스에 운트 코. 카케아아 차량용 모터 변속기 연결장치

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