JPH1175538A - 包装済栽培土 - Google Patents
包装済栽培土Info
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- JPH1175538A JPH1175538A JP9243150A JP24315097A JPH1175538A JP H1175538 A JPH1175538 A JP H1175538A JP 9243150 A JP9243150 A JP 9243150A JP 24315097 A JP24315097 A JP 24315097A JP H1175538 A JPH1175538 A JP H1175538A
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Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 包装済栽培土10は、外部からの加熱に
よって収縮する性質を有する熱収縮性樹脂製のシート材
11で、生育状態にある植物12の根14を含有する栽
培土13を被覆し、シート材11に温風を与えて収縮さ
せることによって形成したものである。 【効果】 栽培土を一定状態のまま保持、運搬すること
ができ、軽量で嵩張らず、栽培土の崩壊や漏出あるいは
異常乾燥なども発生しない。
よって収縮する性質を有する熱収縮性樹脂製のシート材
11で、生育状態にある植物12の根14を含有する栽
培土13を被覆し、シート材11に温風を与えて収縮さ
せることによって形成したものである。 【効果】 栽培土を一定状態のまま保持、運搬すること
ができ、軽量で嵩張らず、栽培土の崩壊や漏出あるいは
異常乾燥なども発生しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、植物の栽培土を一
定形状にまま保持、運搬、展示、販売などすることがで
きる包装済栽培土に関する。
定形状にまま保持、運搬、展示、販売などすることがで
きる包装済栽培土に関する。
【0002】
【従来の技術】植物の栽培土を一定形状のまま保持、運
搬、展示などする手段として、従来より、植木鉢、プラ
ンターなどの容器が使用されている。また、本出願人が
実開平6−34437号公報において開示している育苗
用筒など、様々な形態の栽培容器もある。
搬、展示などする手段として、従来より、植木鉢、プラ
ンターなどの容器が使用されている。また、本出願人が
実開平6−34437号公報において開示している育苗
用筒など、様々な形態の栽培容器もある。
【0003】これらの容器は、植物の栽培土を一定形状
で保持することによって栽培土中の植物を生育状態で保
持することができるものであり、水や肥料などを適切に
補給すれば、長期間に渡って植物を生育状態のまま維持
することができる。また、これらの容器は、適切な運搬
手段を用いれば、植物を生育状態のまま運搬することも
できる。
で保持することによって栽培土中の植物を生育状態で保
持することができるものであり、水や肥料などを適切に
補給すれば、長期間に渡って植物を生育状態のまま維持
することができる。また、これらの容器は、適切な運搬
手段を用いれば、植物を生育状態のまま運搬することも
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の植木鉢、プラン
ター、栽培容器などの各種容器は、一定場所に静置して
使用することを主目的として製作されているため、栽培
中の植物を生産地から出荷する場合のように、容器に植
えられた植物を生育状態のまま運搬する場合、嵩張って
不便である。
ター、栽培容器などの各種容器は、一定場所に静置して
使用することを主目的として製作されているため、栽培
中の植物を生産地から出荷する場合のように、容器に植
えられた植物を生育状態のまま運搬する場合、嵩張って
不便である。
【0005】また、容器の材質によっては重量が大きい
ものもあるため、多数の植物を運搬する場合には、容器
の重量も無視できない。さらに、衝撃を受けると破損し
やすい容器もあるため、取扱いに注意が必要である。
ものもあるため、多数の植物を運搬する場合には、容器
の重量も無視できない。さらに、衝撃を受けると破損し
やすい容器もあるため、取扱いに注意が必要である。
【0006】このような場合、植物を栽培土とともに容
器から取り出し、栽培土部分をシート材などで包装した
り、包装袋に挿入して出荷するという方法などが採られ
ているが、流通過程において栽培土が崩壊しやすいので
植物の根を損傷することが多い。また、栽培土が漏出し
て周囲を汚したり、栽培土不足となって植物が衰弱して
いくことがある。
器から取り出し、栽培土部分をシート材などで包装した
り、包装袋に挿入して出荷するという方法などが採られ
ているが、流通過程において栽培土が崩壊しやすいので
植物の根を損傷することが多い。また、栽培土が漏出し
て周囲を汚したり、栽培土不足となって植物が衰弱して
いくことがある。
【0007】さらに、容器から取り出した植物を長距離
運搬するような場合、長い時間が経過するので、栽培土
が乾燥して、植物が枯れてしまうおそれがある。
運搬するような場合、長い時間が経過するので、栽培土
が乾燥して、植物が枯れてしまうおそれがある。
【0008】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、軽量で嵩張らず、栽培土の崩壊や漏出あるいは異常
乾燥が発生せず、栽培土を一定状態のまま保持、運搬で
きる包装済栽培土を提供することにある。
は、軽量で嵩張らず、栽培土の崩壊や漏出あるいは異常
乾燥が発生せず、栽培土を一定状態のまま保持、運搬で
きる包装済栽培土を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の包装済栽培土は、任意の形状に形成された
栽培土を外部からの作用を受けると収縮する性質を有す
るシート材で被覆し、シート材に外部から作用を与えて
収縮させて形成したことを特徴とする。ここで、外部か
らの作用とは、外部から温度、可視光線、紫外線、赤外
線、電磁波、超音波、放射線などを与えることをいう。
め、本発明の包装済栽培土は、任意の形状に形成された
栽培土を外部からの作用を受けると収縮する性質を有す
るシート材で被覆し、シート材に外部から作用を与えて
収縮させて形成したことを特徴とする。ここで、外部か
らの作用とは、外部から温度、可視光線、紫外線、赤外
線、電磁波、超音波、放射線などを与えることをいう。
【0010】このような構成により、植物栽培土は、収
縮したシート材で密着状態に被覆されるため、一定形状
を失うことなく保持することができ、植物栽培土の漏出
や崩壊なども発生しない。また、植物栽培土を被覆する
シート材は薄いため、軽量で、嵩張ることがない。
縮したシート材で密着状態に被覆されるため、一定形状
を失うことなく保持することができ、植物栽培土の漏出
や崩壊なども発生しない。また、植物栽培土を被覆する
シート材は薄いため、軽量で、嵩張ることがない。
【0011】また、本発明では、植物栽培土が生育中の
植物の根または種子を包含した状態にあるものでもよ
い。これによって、生育中の植物または種子を栽培土と
ともに保持することができるようになるため、植物を生
育状態に保ったまま、あるいは栽培土に種子を包含した
状態で、運搬、展示、販売などすることが可能となる。
この場合も、植物栽培土の崩壊や漏出あるいは異常乾燥
が発生しないため、植物や種子を傷めることなく、長期
間保持することができる。
植物の根または種子を包含した状態にあるものでもよ
い。これによって、生育中の植物または種子を栽培土と
ともに保持することができるようになるため、植物を生
育状態に保ったまま、あるいは栽培土に種子を包含した
状態で、運搬、展示、販売などすることが可能となる。
この場合も、植物栽培土の崩壊や漏出あるいは異常乾燥
が発生しないため、植物や種子を傷めることなく、長期
間保持することができる。
【0012】本発明において、植物栽培土は、特に限定
するものではなく、植物を栽培できる自然の土砂、粘土
などは勿論、植物が根を張って生育することのできる岩
石、苔類、合成樹脂発泡体、人工土壌などを広く含んで
いる。
するものではなく、植物を栽培できる自然の土砂、粘土
などは勿論、植物が根を張って生育することのできる岩
石、苔類、合成樹脂発泡体、人工土壌などを広く含んで
いる。
【0013】また、本発明の包装済栽培土では、シート
材に開口部を設けた構造とすることができる。このよう
な構造とすることにより、包装済栽培土は通気性、通水
性を確保することができ、植物の生育に適した状態を長
期間維持することができる。開口部を設ける位置として
は、栽培土の下端部分や上端部分、あるいは栽培土の外
側部分などが望ましい。
材に開口部を設けた構造とすることができる。このよう
な構造とすることにより、包装済栽培土は通気性、通水
性を確保することができ、植物の生育に適した状態を長
期間維持することができる。開口部を設ける位置として
は、栽培土の下端部分や上端部分、あるいは栽培土の外
側部分などが望ましい。
【0014】さらに、本発明の包装済栽培土では、栽培
土の形状を先細りの柱体形状とすることができる。この
ような構成とすることにより、栽培土全体がテーパ状と
なるため、筒状のシート材を用いた場合の被覆作業や、
包装後のシート材の除去作業が容易となり、また、他の
栽培容器や地中などへ植え込む場合の作業性も良好とな
る。
土の形状を先細りの柱体形状とすることができる。この
ような構成とすることにより、栽培土全体がテーパ状と
なるため、筒状のシート材を用いた場合の被覆作業や、
包装後のシート材の除去作業が容易となり、また、他の
栽培容器や地中などへ植え込む場合の作業性も良好とな
る。
【0015】さらに、本発明の包装済栽培土では、シー
ト材として、外部からの加熱によって収縮する性質を有
する熱収縮性樹脂シート材を使用することができる。熱
収縮性樹脂シート材は、温風を与えれば短時間で収縮す
る性質を有するため、被覆した栽培土や植物の根などに
悪影響を及ぼすことなく、包装済栽培土を形成すること
ができる。
ト材として、外部からの加熱によって収縮する性質を有
する熱収縮性樹脂シート材を使用することができる。熱
収縮性樹脂シート材は、温風を与えれば短時間で収縮す
る性質を有するため、被覆した栽培土や植物の根などに
悪影響を及ぼすことなく、包装済栽培土を形成すること
ができる。
【0016】この場合、熱収縮性樹脂シート材の材質と
しては、ポリ塩化ビニルやポリプロピレンなどを採用す
ることができる。このような熱収縮性樹脂シート材は、
60°C〜80°C程度の温風を、10秒〜15秒程度
与えるだけで簡単にに収縮するため、被覆した栽培土な
どを変質させることなく、包装済栽培土を形成すること
ができる。
しては、ポリ塩化ビニルやポリプロピレンなどを採用す
ることができる。このような熱収縮性樹脂シート材は、
60°C〜80°C程度の温風を、10秒〜15秒程度
与えるだけで簡単にに収縮するため、被覆した栽培土な
どを変質させることなく、包装済栽培土を形成すること
ができる。
【0017】さらに、本発明の包装済栽培土では、シー
ト材が土中分解性を備えたものとすることができる。シ
ート材が土中分解性を備えることにより、包装済栽培土
を土中に埋設したときシート材が徐々に分解していくた
め、そのまま土中に植え込むことができるようになる。
したがって、他の容器や栽培地などに植え込む作業をす
る際などに、シート材を取り外す必要がなくなり、作業
全体を省力化することができ、廃棄物の低減にも寄与す
ることができる。
ト材が土中分解性を備えたものとすることができる。シ
ート材が土中分解性を備えることにより、包装済栽培土
を土中に埋設したときシート材が徐々に分解していくた
め、そのまま土中に植え込むことができるようになる。
したがって、他の容器や栽培地などに植え込む作業をす
る際などに、シート材を取り外す必要がなくなり、作業
全体を省力化することができ、廃棄物の低減にも寄与す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施の形態である包装済栽
培土を示す斜視図、図2は前記包装済栽培土を一部省略
して示す平面図である。
に基づいて説明する。図1は実施の形態である包装済栽
培土を示す斜視図、図2は前記包装済栽培土を一部省略
して示す平面図である。
【0019】図1,2に示すように、本実施形態の包装
済栽培土10は、外部からの加熱によって収縮する性質
を有する熱収縮性樹脂製のシート材11で、生育状態に
ある植物12の根14を含有する栽培土13を被覆し、
シート材11に温風を与えて収縮させることによって形
成したものである。また、栽培土13は自然の土に堆肥
などの天然肥料および化学肥料などを混入させたもので
ある。
済栽培土10は、外部からの加熱によって収縮する性質
を有する熱収縮性樹脂製のシート材11で、生育状態に
ある植物12の根14を含有する栽培土13を被覆し、
シート材11に温風を与えて収縮させることによって形
成したものである。また、栽培土13は自然の土に堆肥
などの天然肥料および化学肥料などを混入させたもので
ある。
【0020】このような構成とすることにより、生育状
態にある植物12の根14を含有する栽培土13は、収
縮したシート材11で密着状態に被覆されるので、栽培
土13の漏出や崩壊が発生せず、植物12に損傷を与え
ず、生育状態のまま保持できる。また、包装済栽培土1
0を形成するシート材11は薄いものであるため、軽量
で、嵩張ることもない。
態にある植物12の根14を含有する栽培土13は、収
縮したシート材11で密着状態に被覆されるので、栽培
土13の漏出や崩壊が発生せず、植物12に損傷を与え
ず、生育状態のまま保持できる。また、包装済栽培土1
0を形成するシート材11は薄いものであるため、軽量
で、嵩張ることもない。
【0021】ここで、図3を参照し、包装済栽培土10
を形成する工程について説明する。図3(a)〜(d)
は包装済栽培土の形成工程を示す説明図である。
を形成する工程について説明する。図3(a)〜(d)
は包装済栽培土の形成工程を示す説明図である。
【0022】図3(a)に示すように栽培容器20内で
栽培されている植物12を、図3(b)に示すようにし
て、栽培土13とともに栽培容器20から取り出す。そ
して、図3(c)に示すように、筒状をした熱収縮性樹
脂製のシート材11で栽培土13を被覆する。この場
合、栽培土13は先細りの円柱形状であるため、栽培容
器20からの取り出し、筒状のシート材11への挿入は
楽に行うことができ、被覆作業は容易である。
栽培されている植物12を、図3(b)に示すようにし
て、栽培土13とともに栽培容器20から取り出す。そ
して、図3(c)に示すように、筒状をした熱収縮性樹
脂製のシート材11で栽培土13を被覆する。この場
合、栽培土13は先細りの円柱形状であるため、栽培容
器20からの取り出し、筒状のシート材11への挿入は
楽に行うことができ、被覆作業は容易である。
【0023】このあと、シート材11全体を温風で加熱
してシート材11を収縮させると、シート材11は栽培
土13の周囲に密着した状態となり、図3(d)に示す
ように、包装済栽培土10が形成される。
してシート材11を収縮させると、シート材11は栽培
土13の周囲に密着した状態となり、図3(d)に示す
ように、包装済栽培土10が形成される。
【0024】本実施形態の包装済栽培土10では、熱収
縮性樹脂製のシート材11として、ポリプロピレンを使
用しているため、60°C〜80°C程度の温風により
10秒〜15秒間程度加熱すれば、シート材11は、栽
培土13を崩壊させることなく保持できる程度まで収縮
する。このように、シート材11は温風を短時間与える
だけで収縮するため、栽培土13や根14などに悪影響
を及ぼすことなく、包装済栽培土10を形成することが
できる。なお、シート材11としては、このほか、ポリ
塩化ビニルなどを素材とするものを使用することができ
る。
縮性樹脂製のシート材11として、ポリプロピレンを使
用しているため、60°C〜80°C程度の温風により
10秒〜15秒間程度加熱すれば、シート材11は、栽
培土13を崩壊させることなく保持できる程度まで収縮
する。このように、シート材11は温風を短時間与える
だけで収縮するため、栽培土13や根14などに悪影響
を及ぼすことなく、包装済栽培土10を形成することが
できる。なお、シート材11としては、このほか、ポリ
塩化ビニルなどを素材とするものを使用することができ
る。
【0025】また、包装済栽培土10においては、栽培
土13の上端および下端部分のシート材11に、開口部
11a,11bを設けた構造としているため、栽培土1
3は適度の通気性、通水性を確保することができる。さ
らに、散水などによって、開口部11aから栽培土13
内に給水することができ、過剰な水分は開口部11bか
ら自然に排出されるため、植物12の生育に適した状態
を長期間維持することができる。なお、開口部11a,
11bは必要最小限のサイズであるため、栽培土13が
開口部10a,10bから漏出したり、栽培土13から
の水分蒸発が過剰となることもない。ここで、栽培土1
3は自然の土に堆肥や化学肥料などを混入させたもので
あるが、これに限定するものではなく、植物12の生育
が可能なものであればよい。
土13の上端および下端部分のシート材11に、開口部
11a,11bを設けた構造としているため、栽培土1
3は適度の通気性、通水性を確保することができる。さ
らに、散水などによって、開口部11aから栽培土13
内に給水することができ、過剰な水分は開口部11bか
ら自然に排出されるため、植物12の生育に適した状態
を長期間維持することができる。なお、開口部11a,
11bは必要最小限のサイズであるため、栽培土13が
開口部10a,10bから漏出したり、栽培土13から
の水分蒸発が過剰となることもない。ここで、栽培土1
3は自然の土に堆肥や化学肥料などを混入させたもので
あるが、これに限定するものではなく、植物12の生育
が可能なものであればよい。
【0026】次に、図4を参照して、包装済栽培土10
の使用方法について説明する。図4は包装済栽培土10
の使用状態を示す斜視図である。
の使用方法について説明する。図4は包装済栽培土10
の使用状態を示す斜視図である。
【0027】植物12の根14を含有する栽培土13を
シート材11で被覆して形成した包装済栽培土10の場
合、栽培土13の漏出や崩壊が発生せず、嵩張ることも
ないので、図4に示すように、包装済栽培土10が挿入
可能な格子状保持部材18を備えた収納容器19などを
使用することにより、多数の包装済栽培土10を植物1
2の生育状態を保持したまま運搬することができ、販売
店などにおいては、このまま展示、販売することができ
る。
シート材11で被覆して形成した包装済栽培土10の場
合、栽培土13の漏出や崩壊が発生せず、嵩張ることも
ないので、図4に示すように、包装済栽培土10が挿入
可能な格子状保持部材18を備えた収納容器19などを
使用することにより、多数の包装済栽培土10を植物1
2の生育状態を保持したまま運搬することができ、販売
店などにおいては、このまま展示、販売することができ
る。
【0028】この場合、包装済栽培土10において、栽
培土13中の水分などは植物12の生育に適した状態に
保たれるため、運搬中に植物12が弱ることもない。ま
た、包装済栽培土10の場合、包装後も植物12は成長
を続けるため、生産地においては、流通過程などでの成
長を見込んで、従来より早期出荷を行うことができるよ
うになり、栽培期間の短縮化を図ることが可能である。
また、販売店などでは、植物12の生育状態を保ったま
ま長期間展示することができるようになる。
培土13中の水分などは植物12の生育に適した状態に
保たれるため、運搬中に植物12が弱ることもない。ま
た、包装済栽培土10の場合、包装後も植物12は成長
を続けるため、生産地においては、流通過程などでの成
長を見込んで、従来より早期出荷を行うことができるよ
うになり、栽培期間の短縮化を図ることが可能である。
また、販売店などでは、植物12の生育状態を保ったま
ま長期間展示することができるようになる。
【0029】一方、包装済栽培土10の購入者は、この
ままの状態で植物12を生育させることも可能である
が、シート材11を取り外せば、植物12を栽培土13
と共に植木鉢や庭などに植え込むことができる。この場
合、栽培土13は先細りの円柱形状であるため、シート
材11の除去作業も容易である。
ままの状態で植物12を生育させることも可能である
が、シート材11を取り外せば、植物12を栽培土13
と共に植木鉢や庭などに植え込むことができる。この場
合、栽培土13は先細りの円柱形状であるため、シート
材11の除去作業も容易である。
【0030】次に、図5を参照して、本発明の他の実施
形態について説明する。図5(a)〜(c)は他の実施
形態である包装済栽培土の形成工程を示す説明図であ
る。
形態について説明する。図5(a)〜(c)は他の実施
形態である包装済栽培土の形成工程を示す説明図であ
る。
【0031】本実施形態では、図5(a)に示すような
一定形状に形成した栽培土30のみを熱収縮性樹脂製の
シート材31で被覆し、シート材31を温風で加熱、収
縮させて栽培土30の外周に密着させ、図5(b)に示
すような、包装済栽培土32を形成している。包装済栽
培土32は、図5(b)に示すような状態で運搬、展
示、販売などを行うこともできる。また、図5(c)に
示すように、栽培土30の表面に穴33を形成して、植
物34の苗を植えれば、栽培容器として使用することも
できる。一方、栽培土30内に植物の種子を包含した状
態でシート材31で被覆し、シート材31を温風で加
熱、収縮させたものにして、運搬、展示、販売などを行
うこともできる。
一定形状に形成した栽培土30のみを熱収縮性樹脂製の
シート材31で被覆し、シート材31を温風で加熱、収
縮させて栽培土30の外周に密着させ、図5(b)に示
すような、包装済栽培土32を形成している。包装済栽
培土32は、図5(b)に示すような状態で運搬、展
示、販売などを行うこともできる。また、図5(c)に
示すように、栽培土30の表面に穴33を形成して、植
物34の苗を植えれば、栽培容器として使用することも
できる。一方、栽培土30内に植物の種子を包含した状
態でシート材31で被覆し、シート材31を温風で加
熱、収縮させたものにして、運搬、展示、販売などを行
うこともできる。
【0032】この場合、栽培土30の上端および下端部
分のシート材31には開口部31a,31bが形成され
ているため、散水などによって開口部31aから栽培土
30に給水することができ、過剰な水分は開口部32b
から自然に排出されるため、植物34の生育に適した状
態を長期間維持することができ、例えば、生産地におけ
る長期間使用にも十分耐えることができる。
分のシート材31には開口部31a,31bが形成され
ているため、散水などによって開口部31aから栽培土
30に給水することができ、過剰な水分は開口部32b
から自然に排出されるため、植物34の生育に適した状
態を長期間維持することができ、例えば、生産地におけ
る長期間使用にも十分耐えることができる。
【0033】なお、包装済栽培土32の場合、シート材
31は土中で分解する性質を備えたものであるため、シ
ート材31を取り外さずに他の場所へ植え替えた場合で
も、シート材31は土中で徐々に分解していき、植物3
4は根を伸長させながら生育し続けることが可能であ
る。したがって、植え替え作業時にシート材31を取り
外す必要がなくなり、作業全体を省力化することがで
き、廃棄物の低減にも寄与することができる。
31は土中で分解する性質を備えたものであるため、シ
ート材31を取り外さずに他の場所へ植え替えた場合で
も、シート材31は土中で徐々に分解していき、植物3
4は根を伸長させながら生育し続けることが可能であ
る。したがって、植え替え作業時にシート材31を取り
外す必要がなくなり、作業全体を省力化することがで
き、廃棄物の低減にも寄与することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
ができる。
【0035】(1)任意の形状に形成された栽培土を外
部からの作用を受けると収縮する性質を有するシート材
で被覆し、シート材に外部から作用を与えて収縮させて
形成したことにより、植物栽培土は、収縮したシート材
で密着状態に被覆されるため、一定形状を失うことなく
保持することができ、植物栽培土の漏出や崩壊なども発
生しない。また、植物栽培土を被覆するシート材は薄い
ため、軽量で、嵩張ることがない。
部からの作用を受けると収縮する性質を有するシート材
で被覆し、シート材に外部から作用を与えて収縮させて
形成したことにより、植物栽培土は、収縮したシート材
で密着状態に被覆されるため、一定形状を失うことなく
保持することができ、植物栽培土の漏出や崩壊なども発
生しない。また、植物栽培土を被覆するシート材は薄い
ため、軽量で、嵩張ることがない。
【0036】(2)植物栽培土が生育中の植物の根また
は種子を包含した状態とすることによって、生育中の植
物や種子を栽培土とともに保持することができるように
なるため、植物を生育状態に保ったまま、あるいは栽培
土中に種子を包含した状態で、運搬、展示、販売などす
ることが可能となる。この場合も、植物栽培土の漏出や
崩壊が発生しないため、植物や種子を傷めることなく、
長期間保持することができる。
は種子を包含した状態とすることによって、生育中の植
物や種子を栽培土とともに保持することができるように
なるため、植物を生育状態に保ったまま、あるいは栽培
土中に種子を包含した状態で、運搬、展示、販売などす
ることが可能となる。この場合も、植物栽培土の漏出や
崩壊が発生しないため、植物や種子を傷めることなく、
長期間保持することができる。
【0037】(3)シート材に開口部を設けた構造とす
ることにより、包装済栽培土は通気性、通水性を確保す
ることができるようになるため、植物の生育に適した状
態を長期間維持することができる。
ることにより、包装済栽培土は通気性、通水性を確保す
ることができるようになるため、植物の生育に適した状
態を長期間維持することができる。
【0038】(4)栽培土の形状を先細りの柱体形状と
することにより、栽培土全体がテーパ状となるため、筒
状のシート材を用いた場合の被覆作業や、包装後のシー
ト材の除去作業が容易となり、また、他の栽培容器や地
中などへ植え込む場合の作業性も良好となる。
することにより、栽培土全体がテーパ状となるため、筒
状のシート材を用いた場合の被覆作業や、包装後のシー
ト材の除去作業が容易となり、また、他の栽培容器や地
中などへ植え込む場合の作業性も良好となる。
【0039】(5)外部からの作用を受けると収縮する
性質を有するシート材として、熱収縮性樹脂シート材を
使用することにより、温風を短時間与えるだけで収縮さ
せることができるため、被覆した栽培土や植物の根など
に悪影響を及ぼすことなく、包装済栽培土を形成するこ
とができる。
性質を有するシート材として、熱収縮性樹脂シート材を
使用することにより、温風を短時間与えるだけで収縮さ
せることができるため、被覆した栽培土や植物の根など
に悪影響を及ぼすことなく、包装済栽培土を形成するこ
とができる。
【0040】(6)熱収縮性樹脂シート材の材質とし
て、ポリ塩化ビニルやポリプロピレンなどを採用するこ
とにより、60°C〜80°C程度の温風を、10秒〜
15秒程度与えるだけで収縮させることができるため、
被覆した栽培土などを変質させることなく短時間で包装
済栽培土を形成することができる。
て、ポリ塩化ビニルやポリプロピレンなどを採用するこ
とにより、60°C〜80°C程度の温風を、10秒〜
15秒程度与えるだけで収縮させることができるため、
被覆した栽培土などを変質させることなく短時間で包装
済栽培土を形成することができる。
【0041】(7)シート材が土中分解性を備えたもの
とすることにより、包装済栽培土を土中に植え込めばシ
ート材が徐々に分解していくため、そのままま土中に植
え替えることができるようになる。このため、植え替え
作業時などのシート材の取り外しが不要となり、作業全
体を省力化することができ、廃棄物の低減にも寄与する
ことができる。
とすることにより、包装済栽培土を土中に植え込めばシ
ート材が徐々に分解していくため、そのままま土中に植
え替えることができるようになる。このため、植え替え
作業時などのシート材の取り外しが不要となり、作業全
体を省力化することができ、廃棄物の低減にも寄与する
ことができる。
【図1】実施の形態である包装済栽培土を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す包装済栽培土の一部省略平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す包装済栽培土の形成工程を示す説明
図である。
図である。
【図4】図1に示す包装済栽培土の使用状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】他の実施形態である包装済栽培土を示す説明図
である。
である。
10,32 包装済栽培土 11,31 シート材 12,34 植物 13,30 栽培土 14 根 20 栽培容器 11a,11b,31a,31b 開口部 18 格子状保持部材 19 収納容器 33 穴
Claims (7)
- 【請求項1】 任意の形状に形成された栽培土を外部か
らの作用を受けると収縮する性質を有するシート材で被
覆し、前記シート材に外部から作用を与えて収縮させて
形成したことを特徴とする包装済栽培土。 - 【請求項2】 前記栽培土が、生育中の植物の根または
種子を包含した状態にある請求項1記載の包装済栽培
土。 - 【請求項3】 前記シート材に開口部を設けた請求項
1,2記載の包装済栽培土。 - 【請求項4】 前記栽培土の形状が、先細りの柱体形状
である請求項1〜3記載の包装済栽培土。 - 【請求項5】 前記シート材が、外部からの加熱によっ
て収縮する性質を有する熱収縮性樹脂シート材である請
求項1〜4記載の包装済栽培土。 - 【請求項6】 前記熱収縮性樹脂シート材の材質が、ポ
リ塩化ビニルまたはポリプロピレンである請求項5記載
の包装済栽培土。 - 【請求項7】 前記シート材が、土中分解性を備えたも
のである請求項1〜5記載の包装済栽培土。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9243150A JPH1175538A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装済栽培土 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9243150A JPH1175538A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装済栽培土 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1175538A true JPH1175538A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17099549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9243150A Pending JPH1175538A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 包装済栽培土 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1175538A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019170340A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 昭和電工株式会社 | 育苗用培地、育苗方法および栽培方法 |
-
1997
- 1997-09-08 JP JP9243150A patent/JPH1175538A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019170340A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 昭和電工株式会社 | 育苗用培地、育苗方法および栽培方法 |
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