JPH1175568A - 植栽マット及びその敷設方法 - Google Patents

植栽マット及びその敷設方法

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JPH1175568A
JPH1175568A JP9250023A JP25002397A JPH1175568A JP H1175568 A JPH1175568 A JP H1175568A JP 9250023 A JP9250023 A JP 9250023A JP 25002397 A JP25002397 A JP 25002397A JP H1175568 A JPH1175568 A JP H1175568A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人工地盤上での植栽を可能にするため、軽量
で既存の建築物にも適用でき、土壌や水分の管理が容易
であり、更に敷設、撤去に多大な労力、時間、コストを
要さない植栽マット及びその敷設方法を提供する。 【解決手段】 本発明の植栽マットは、底部近傍に開口
部を有する凹型のセルが設けられ、該セルを互いにリブ
で連設してなるマットフレームと、該セル内に敷設され
たフィルターと、該セル内で該フィルター上に形設され
た植物育成材とからなることを特徴とする。また、本発
明の植栽マットの敷設方法は、保水層、貯水槽トレー、
貯水樋などを該植栽マットと組み合わせて用いることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビルの屋上等の人
工地盤上に設けて、植物、特に地被植物を育成する植栽
マット及びその敷設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビルの屋上、テラス、ベランダの
ように平面的な敷設面を有する箇所に植物を植栽する場
合には、防水層及び防根層を形成し又はシートを敷き、
その上に土壌を盛って、芝生等の地被植物、草木、野菜
などを植栽していた。
【0003】しかし、上記のように土壌を敷設すると、
敷設面にかかる荷重は多大なものとなり、防水層等の設
備も必要となる。そのため、既存の建築物には適用し難
く、新建築物にはコスト負担が大きくなる。
【0004】また、上記の植栽設備では、敷設された土
壌が雨水等で流出したり、乾燥して風で飛散したりする
ことから、土壌が減少して植物の育成が阻害されるおそ
れがあり、さらには水分の補給管理も面倒である。
【0005】さらには、上記の土壌の敷設は大がかりな
作業となり、非常な時間と労力を要する。そして、一般
に防水層の寿命は10年〜15年と言われており、ま
た、寿命以外にも植栽工事などにより、不慮にして敷設
面、防水層に損傷を生じた場合には、漏水防止のために
植栽植物や土壌を撤去し、防水層を補修する必要があ
る。この撤去作業にも、非常な時間と労力を要する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みて提案されたもので、人工地盤上での植栽を可能
にするため、軽量で既存の建築物にも適用でき、土壌や
水分の管理が容易であり、さらには敷設、撤去に多大な
労力、時間やコストを要さない植栽マット及びその敷設
方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明による植栽マット及びその敷設方法は、以下
の構成としたものである。
【0008】本発明の植栽マットは、底部近傍に開口部
を有する凹型のセルが設けられ、該セルを互いにリブで
連設してなるマットフレームと、該セル内に敷設された
フィルターと、該セル内で該フィルター上に形設された
植物育成材からなることを特徴とする。
【0009】また、上記植栽マットにおいて、植物又は
種子を予め植え込まれた植物育成材からなることを特徴
とする。
【0010】また、上記植栽マットにおいて、適宜箇所
のリブを幅広に形成したマットフレームからなるとを特
徴とする。
【0011】また、上記植栽マットにおいて、セル内に
補強的に仕切部材を配設したマットフレームからなるこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の植栽マットの敷設方法は、上記植
栽マットの敷設面上に平面状の保水層を形成し、該保水
層上に該植栽マットを所要数敷き詰めることを特徴とす
る。
【0013】また、上記敷設方法において、上記植栽マ
ットを敷き詰める際に、上記植栽マットの隣接相互間に
所用経路の給水管配設用空間部を形成するように敷き詰
め、該空間部に給水管を配設し、該空間部にマットフレ
ームのリブと略同一平面を形成するカバー部材を設ける
ことを特徴とする。
【0014】また、上記敷設方法において、適宜箇所の
リブを幅広に形成したマットフレームからなる植栽マッ
トを用い、該幅広リブとセル側面と保水層に囲まれた空
間で所要経路の給水管配設用空間部を形成するように、
該植栽マットを連続して敷設するとともに、該空間部に
給水管を配設することを特徴とする。
【0015】そして、本発明の植栽マットの敷設方法
は、植栽マットの敷設面上に、該植栽マットが収納可能
な凹型の貯水槽トレーを敷き詰め、該貯水槽トレー内に
上記植栽マットを敷設したことを特徴とする。
【0016】また、上記敷設方法において、内側を複数
の貯水槽に分割した貯水槽トレーを用いたことを特徴と
する。
【0017】また、上記敷設方法において、貯水槽トレ
ー相互の側面上部を連結部材で連結したことを特徴とす
る。
【0018】また、上記敷設方法において、側面上部に
切り欠き凹部を形成した貯水槽トレーを用い、該貯水槽
トレー相互の該切り欠き凹部が隣接するように該貯水槽
トレーを敷き詰めるとともに、貯水槽トレーの側面上部
を相互に連結部材で嵌着したことを特徴とする。
【0019】また、上記敷設方法において、植栽マット
を敷き詰める際に、該植栽マットの隣接相互間に所用経
路の給水管配設用空間部を形成するように敷き詰め、該
空間部に貯水槽トレーの側面上端部又は切り欠き凹部で
保持して給水管を配設し、該空間部にマットフレームの
リブと略同一平面を形成するカバー部材を設けることを
特徴とする。
【0020】また、上記敷設方法において、適宜箇所の
リブを幅広に形成したマットフレームからなる植栽マッ
トを用い、該幅広リブとセル側面と貯水槽トレー底面に
囲まれた空間で所要経路の給水管配設用空間部を形成す
るように該植栽マットを連続して敷設するとともに、該
空間部に貯水槽トレーの側面上端部又は切り欠き凹部で
保持して給水管を配設することを特徴とする。
【0021】また、上記敷設方法において、所要経路の
給水管配設用空間部を形成するように貯水槽トレーを敷
き詰め、該空間部に該貯水槽トレーと同一高さの凹型の
貯水樋を配設し、該貯水槽トレーの側面上端部と該貯水
樋の側面上端部を連結し、該空間部に貯水樋の側面上端
部で保持して給水管を配設し、その上方にマットフレー
ムのリブと略同一平面を形成するカバー部材を該リブに
嵌合することを特徴とする。
【0022】さらに、これら敷設方法において、マット
フレームの所要箇所のセルを除去し、該除去箇所に蓋を
設けたことを特徴とする。
【0023】また、これら敷設方法において、マットフ
レームの一部を除去し、該除去箇所に植桝を配置するこ
とを特徴とする。
【0024】また、これら敷設方法において、敷き詰め
た植栽マットの全周の内、植栽マットと建物の側壁との
空間部分にマットフレームのリブと略同一高さの位置ず
れ防止部材を配設し、該空間部分以外の植栽マット側端
部には、マットフレームの上部から敷設面に亘って一端
を敷設面に固定するスロープ又は框を配設したことを特
徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施形態に基づい
て説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるも
のではない。
【0026】まず、本発明による植栽マットについて説
明する。図1は本発明による植栽マットの斜視図、図2
(a)はその平面図、同図(b)はその断面図である。
植栽マット1は、底面側部から側面下部にかけて開口部
6を有する略方形のセル7を互いにリブ5で連設してな
るマットフレーム2と、該セル7の底面に敷設されたフ
ィルター3(図示せず)と、該セル7内のフィルター3
上に形設された植物育成材4とから構成される。
【0027】植栽マット1に用いるマットフレーム2に
ついて、図3(a)にその平面図、同図(b)は正面
図、同図(c)は断面図を、、図4(a)にマットフレ
ーム2の部分平面図、同図(b)はその部分正面図、同
図(c)はA−A線断面図である。
【0028】マットフレーム2には複数個の略方形のセ
ル7が凹設され、隣接するセル7相互は、その上端部を
連結リブ5bによって連設されている。マットフレーム
2の外周部分には、セル7の上端部に連結リブ5bと略
同一高さの周縁リブ5aが設けられている。そして、各
セル7底面の各辺の中心付近には、底面側部から側面下
部にかけて、4箇所の開口部6が設けられている。
【0029】リブ5(周縁リブ5a、連結リブ5b)の
厚さは、可撓性を持たせて敷設面の凹凸等(スラブ)の
不陸によく追従させると同時に、マットフレーム2に直
接又は歩行板を敷いて人が乗っても、つぶれない程度の
強度を有すること厚さとすることが必要であり、例えば
0.4〜2.0mmとするのが良好である。これによ
り、マットフレーム2は、複数のセル7底面で支持され
て屈曲により安定感を有するとともに、屋上等のスラブ
面に敷き詰め可能な形状となる。また、セル7の厚さに
ついても、リブ5の厚さと同様の配慮が必要となる。
【0030】マットフレーム2の材質としては合成樹脂
製のものが良好であり、塩化ビニル、ポリプロピレン、
ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン等が用いら
れ、真空成型、ブロー成型、射出成型、押し出し型等の
成型方法で形成される。尚、マットフレーム2の大きさ
は適宜であり、実施例では500×500×100mm
とした。
【0031】開口部6の大きさは適宜であるが、植栽マ
ット1への潅水に対応できる大きさとしなければならな
い。即ち、じょうろ等による植栽マット1への潅水の余
剰水の排出や後述する保水層からの水の吸水に適したも
のとするとよい。尚、排出された水は、排水のために傾
斜勾配を有するスラブ面上を流れて排水ドレインにより
排水される。
【0032】植栽マット1のフィルター3と植物育成材
4の配置について明らかにするために、本発明による植
栽マットの構成図を図5に示す。マットフレーム2の各
セル7の底面にフィルター3を敷設し、その上に植物育
成材4を形設する。植物育成材4の各セル7内への形設
は、敷設面にフレームマット2を敷設する前、後のどち
らでもよい。
【0033】フィルター3は、土壌流出を防止するため
に、セル7内の開口部6をふさぐように敷設される。フ
ィルター3には不織布、ネット、チュール等を用いる。
【0034】植物育成材4は植物生育の培地となるもの
であり、本実施形態では予め種子を埋設することができ
る軽量ブロック資材を使用した。軽量ブロック資材と
は、例えば、培養土をでんぷん糊などのバインダと共に
型枠に入れ、プレス機によって厚みが約半分になるよう
にプレスし、熱風を通過させて硬化させたものである。
これにより、所望のブロック状の培養土が得られる。
【0035】また、植物育成材4として、マットフレー
ム2上に客土を山積みし、刷毛でならして各セル7内に
平らに土詰めしてもよい。この場合客土としては、パー
ライト、バーミキュウライト、ピートモス、肥土などを
混合した、保水性が良く排水が良好な軽量土壌が好まし
い。
【0036】本実施形態で植物育成材4に植える植物
は、芝、アイビー類、フッキソウ類等の地被植物である
が、これに限定されることなく低木等でもよい。これら
の植物は、苗又は成育植物の状態で植物育成材4に植え
らる。植物育成材4が軽量のブロック材の場合には、該
ブロック状の植物育成材4に苗又は成育植物を事前に繁
茂させて、セル7内に詰めることもできる。
【0037】また、苗等の替わりに種子を使用すること
もできる。種子は植物育成材4に蒔くことを基本とする
が、植物育成材4が軽量ブロック資材の場合には、予め
ブロックの中に埋め込んでおいてもよい。さらには、一
般的なバラバラの種子の他、有機質又は、無機質のシー
トに種子を付着させた種子シート17を用いることもで
きる(図17参照)。種子シート17を使用する場合に
は、植物育成材4の表面にでんぷん質などの溶液を散布
し、その上面に種子シート17を貼付しておく。
【0038】次に、本発明による植栽マットの他の実施
形態について説明する。図6(a)は他の実施形態のマ
ットフレームの部分平面図、同図(b)はその部分正面
図、同図(c)はB−B線断面図、図7は当該実施形態
の構成図である。
【0039】本実施形態では、セル7の底面に十字型の
凸状の底部リブ5cが形設されており、底部リブ5cの
内部は、セル7の底部中心から側面下部にかけて連なる
空間状態になっている。底部リブ5cには、4箇所の底
部リブ開口部6aが設けられている。セル7とフィルタ
ー3と植物育成材4の組み合わせは、図7に示す如く、
上記実施形態と同様である。従って、潅水された余剰水
は、底部リブ開口部6aから底部リブ5c内部の空間を
通って、セル7の側面下端部に導かれ排出される。
【0040】さらに、マットフレーム2の周縁リブ5a
と連結リブ5bの高さが異なる実施形態について示す。
図8(a)は本発明による他の実施形態の植栽マットの
斜視図、同図(b)はその周縁リブの部分断面図であ
る。
【0041】本実施形態では、周縁リブ5aと連結リブ
5bの高さを同じにせず、周縁リブ5aの高さよりも連
結リブ5bの高さを低く形成してある。周縁リブ5aと
連結リブ5bの高さの相違については特に限定するもの
ではないが、例えば10〜20mm低く形成すると良好
である。尚、本実施形態では、周縁リブ5aは外側に折
れ曲がる鍵上のものとした。
【0042】かかる構成により、客土を周縁リブ5aの
高さまで詰めて植物を育成するにあたり、潅水により客
土が沈下した際に、該客土の上面と連結リブ5bとの高
さが略同一平面になる、また、客土を連結リブ5bの高
さまで詰めた後に、切芝をその上面に並べて目土仕上げ
した際に、周縁リブ5aと略同一平面になるので、仕上
がりの状態がよくなる作用がある。また、植栽マット1
相互間の根の絡み合いが防止できるので、植栽マット1
の移設のとき便利である。
【0043】ここで、図9に周縁リブ5aの連設状態を
例を示す。敷設によるマットフレーム2の側面上端部に
ある周縁リブ5aは、上記実施形態では全周に設けてい
るが、所要辺にのみ設ける、全く設けない等でもよい。
【0044】そして、隣接するマットフレーム2の周縁
リブ5a相互の連設手段も適宜で、図9(a)は外向き
の水平な周縁リブ5aを有し、隣接するマットフレーム
2の周縁リブ5a相互を重ね合わせたもの、同図(b)
は外向きに垂下げた構造の周縁リブ5aを有し、隣接す
るマットフレーム2の該周縁リブ5a相互を重ね合わせ
係合させたもの、同図(c)は外向きの水平な周縁リブ
5aを有し、隣接するマットフレーム2の周縁リブ5a
相互を突き合わせたもの、図7(d)は周縁リブ5aを
形成せず、隣接するマットフレーム2の側面上端の周縁
部相互を突き合わせたもの等がある。
【0045】次に、植栽マット1に用いるマットフレー
ム2の適宜箇所のリブ5を幅広にした実施形態について
説明する。図10(a)は幅広リブを有する実施形態の
マットフレームの平面図、同図(b)はその正面図、同
図(c)はその断面図であり、図11(a)は該幅広リ
ブを有する実施形態の植栽マットの平面図、同図(b)
はその正面図、同図(c)はその断面図である。
【0046】本実施形態では、マットフレーム2の縦横
中心で、連結リブ5bが十字型に幅広に形成されている
が、これに限定されるものではない。即ち、適宜箇所の
縦方向や横方向の周縁リブ5a、連結リブ5bを幅広に
形成することが可能であり、縦方向のみ、横方向のみ、
又は縦横方向など適宜にリブ5を幅広にして良い。ま
た、リブ5の幅は、必要に応じて適宜決定される。
【0047】そして、幅広にしたリブ5を有する植栽マ
ット1のみを組み合わせて使用しても、幅広にしたリブ
5を有しない植栽マット1と組み合わせて使用してもよ
い。
【0048】幅広にしたリブ5を有する植栽マット1
は、後述の潅水装置の配設において、給水管の設置を容
易にすることができる作用がある。
【0049】次に、植栽マット1に用いるマットフレー
ム2のセル7に、仕切部材8を形成する実施形態につい
て説明する。図12は仕切部材8を一体成形したマット
フレームの斜視図であり、各セル7は壁型の仕切部材8
によって画成部7aに分けられている。
【0050】本実施形態では、壁型の仕切部材8はマッ
トフレーム2の製造時に一体成型される。仕切部材8の
形状はクロス状としたが、これに限定されるものではな
く、格子状等、形状は適宜である。仕切部材8の高さ
は、セル7を連結するリブ5の高さとほぼ同一の高さと
した。
【0051】また、セル7内にある仕切部材8の中央部
及び端部4箇所の上部に肉厚部9が形成され、その頂面
に小穴10を設けてある。この小穴10は種子シート1
7を使用する場合に、種子シート17を固定する役割を
果たす。
【0052】壁型の仕切部材8によりセル7を画成部7
aに分ける場合には、通水のために画成部7aごとに開
口部6をセル7の底面付近に設けることが好ましいが、
画成部7aごとには設けず、仕切部材8の下部に画成部
7a相互の連通用切り欠きを形成して、セル7の一箇所
等の開口部6で通水を行ってもよい。
【0053】上記の仕切部材8はマットフレーム2と一
体成型したが、仕切部材8とマットフレーム2は別体で
もよく、その例として、図13(a)に別体の仕切部材
を配置したマットフレームの拡大平面図、同図(b)に
C−C線断面図を示す。
【0054】本実施形態では、セル7内に別部材として
クロス状の仕切部材8を配設し、仕切部材8の中央部及
び端部4箇所の上部には、上記と同様に肉厚部9が形成
され、その頂面に小穴10を設けてある。仕切部材8の
高さは、セル7のリブ5の高さと略同一であるが、これ
に限定されるものではない。
【0055】そして、セル7の側面下部から底面中心に
向かって隆起部11が形成され、該隆起部11のセル7
中心方向への端部の上面には、通水のための開口部6が
設けられている。隆起部11の内側は逆U字型の空間で
ある凹溝11aになっており、開口部6を通った余剰水
は凹溝11aから排出される。
【0056】別体の仕切部材8の例を図14乃至16に
示す。図14(a)は上下に一体に嵌合する仕切部材8
の斜視図、同図(b)は嵌合状態にある上記仕切部材の
斜視図である。2枚の平板8aを切り欠き12で上下に
一体に嵌合させて、仕切部材8とする。図15は凹凸に
嵌合する仕切部材8の斜視図であり、2枚の略直角板8
の中央部平面において、凸部13と凹部14で凹凸に嵌
合させて、仕切部材8とする。図16は円弧部を凹凸に
係合する仕切部材8の斜視図であり、2枚の湾曲板8b
の中央部において、円弧凸部15と円弧凹部16で凹凸
に係合させて仕切部材8とする。
【0057】これらの仕切部材8は、いずれも分離可能
であることから、保管・搬入時に場所をとらず、さら
に、図14の仕切部材8は、嵌合状態で矢印の方向に回
転させて折りたたむことが可能であり、分離せずともあ
る程度上記と同様の作用がある。
【0058】実際に仕切部材8を植栽マット1の例を図
17に示す。マットフレーム2の各セル7内にフィルタ
ー3(図示せず)を敷設し、フィルター3の上に別体の
クロス状の仕切部材8を配設する。仕切部材8の配設で
セル7は画成部7aに分割されている。各画成部7aに
は、植物育成材4がリブ5の上端部まで詰められてい
る。
【0059】そして、マットフレーム2の上部開口19
に種子シート17が載置され、種子シート17は、ピン
・釘等の止め具18と、仕切部材8の中央部・各端部に
設けられた小穴10によってマットフレーム2に止めら
れる。
【0060】種子シート17の固定により、種子シート
17は植物育成材4に面接触し、浮き上がったり、飛ぶ
ことなく、水分を吸収して発芽することができる。
【0061】仕切部材8を用いた場合には、マットフレ
ーム2の上部からの圧力に対する強度を上げて補強する
ので、マットフレーム2の敷き詰め時、植栽マット1の
敷き詰め時、又は敷設完了後の保守、点検時等におい
て、その上部を歩行した際に、マットフレーム2の破損
を防止し、植栽マット1の芝等の植物の根へのダメージ
を和らげる作用がある。
【0062】また、各セル7内の植物育成材4につき、
客土の場合は長期間における中央部の沈下を防止し、軽
量土壌・軽量ブロック資材の場合はその移動を防止する
ので、植物育成材4を植物の育成に対し常に好条件に保
つ作用がある。
【0063】尚、仕切部材8は図8の連結リブ5bが周
縁リブ5aより低いマットフレーム2にも適用できるも
ので、植物育成材4を連結リブ5bの高さまで詰めた後
に、切り芝をその上面に並べて目土仕上げした際に、周
縁リブ5aと略同一平面とすることもできる。
【0064】次に、保水層21を用いて、本発明による
植栽マット1を敷設する方法について説明する。
【0065】図18(a)は保水層の上部に植栽マット
を敷設した場合の平面図、同図(b)はD−D線断面図
である。本敷設方法は、敷設面20にスクリーン状(平
面状)の保水層21を形成し、保水層21の上に植裁マ
ット1の所要数を敷き詰めるものである。保水層21に
は、化学繊維や天然繊維を使用した織布・不織布、フェ
ルト、吸水ポリマーをシートに加工したもの、或いはそ
れらの複合物等を用いる。
【0066】上記敷設方法を採用することにより、ジョ
ウロ等による上部からの潅水、降雨などの余剰水の一部
は、排水ドレインに排水されることなく、保水層21に
貯水され、セル7内の植物育成材4が水不足となった場
合に保水層21の水分は底部の開口部6から毛細管現象
によって吸水される。従って、保水層21は植物育成材
4への水分補給源となって水枯れの心配がなく、植物の
育成に大きく貢献し、管理も容易になる。
【0067】そして、保水層21の存在により、植物の
生育の培地となる植物育成材4を少なくしても、植物の
水分の育成条件を好適に保持することができるので、ビ
ル屋上等の敷設面への荷重負担を軽減できる作用があ
る。
【0068】そして、植裁マット1の底部にある開口部
6から出た植物の根張りは、保水層21上又は保水層2
1内に位置して、敷設面20を劣化させることがなく、
防根の作用を果たす。
【0069】さらに、上記保水層21上に給水管を配設
する実施形態について説明する。図19(a)は保水層
上に植栽マットを敷設して給水管を配設する場合の平面
図、同図(b)は上記実施形態のE−E線断面図であ
る。
【0070】本敷設方法では、敷設面20に平面状の保
水層21を形成した後、植栽マット1を敷き詰める際
に、隣接する植栽マット1の相互間に所用経路の給水管
配設用空間部22を形成するように敷き詰める。そし
て、該空間部22の保水層21上に該空間部22に沿う
ように給水管24を配設し、該空間部22にマットフレ
ーム2のリブ5、即ち、植栽マット1の上端部と同一平
面を形成する逆U字型のカバー部材25を給水管24を
覆うように設ける。
【0071】給水管24は潅水用加圧装置等に接続さ
れ、全体として潅水装置を構成する。潅水の種類には、
保水層21の乾燥状況に合わせて潅水装置のセット及び
作動を人が行う手動潅水、或いは、保水層21内に湿気
センサーを設置した(完全)自動潅水があるが、そのど
ちらでも構わない。また、給水管24による潅水用装置
としては、散水方式、ドリッパー方式及び浸み出し方式
があるが、カバー部材25により水の飛散を防止できる
ので、いずれでもよい。
【0072】図20は給水管を配設する場合の施工概念
図の一例であり、保水層上に設ける所要経路の給水管配
設用空間を形成する場合を示す。図20の如く、給水管
配設用空間部22に曲がり部22aを有する場合、所定
の大きさである1種類の植裁マット1により敷設してい
くと、曲がり部22aにおいて、給水管配設用空間22
幅分の空隙23が形成される。この空隙23には、図2
1に示す細長のセル7をリブ5により連設した細長のマ
ットフレーム2aを敷設し、又は後述の図22(b)の
カバー部材25を配設する。尚、図20の施工概念図の
別の例として、1種類の植栽マット1を相互間に空隙2
3を設けることなく並設しても差し支えない。
【0073】図22(a)は給水管の部分拡大図であ
る。給水管24は円筒形であるが、かかる形状に限定さ
れるものではない。給水管24の周囲には、潅水時に水
を流出させるための小孔26が適宜箇所に多数設けられ
ている。
【0074】図22(b)はカバー部材の部分拡大図で
ある。カバー部材25の形状は、逆U字型の溝(チャン
ネル状)であるが、かかる形状に限定されるものではな
く、後述する係合平板上のカバー部材25aでもよい
(図38(a)参照)。カバー部材25の側面下部に
は、給水管24から保水層21へ通水するための略逆U
字形の通水孔27が適宜箇所に設けられている。
【0075】本実施形態では給水管24による潅水装置
により、上述の水分補給、敷設面への荷重負担軽減、防
根に加えて、給水を均一に、さらには自動化して行うと
ともに、外部への水の飛散がなく有効な水資源の利用に
資することが可能になる。
【0076】また、植裁マット1の上端部と略同一平面
を形成するカバー部材25により、植栽マット1による
設備が全体として平面的に形成され、見栄えが非常に良
くなる。
【0077】上記実施形態ではカバー部材25により給
水管24を配設しているが、幅広リブ24により、給水
管24を配設する実施形態について説明する。図23
(a)は保水層上に幅広リブを有する植栽マットを敷設
して給水管を配設した場合の平面図、同図(b)は上記
実施形態のF−F線断面図、図24は保水層上に幅広リ
ブを有する植栽マットを敷設して給水管を配設する場合
の施工概念図である。
【0078】本敷設方法は、敷設面20に平面状の保水
層21を形成した後、植栽マット1を敷き詰める際に、
幅広のリブ5を有する植栽マット1を用い、幅広リブ5
とセル7側面と保水層21に囲まれた空間で所要経路の
給水管配設用空間部22を形成するように、植栽マット
1を連続して敷設するとともに、該空間部22に沿うよ
うに給水管24を配設する。
【0079】図23では、マットフレーム2の連結リブ
5bが幅広になっているが、これに限定されるものでは
なく、周縁リブ5aでもよく、又その両方でもよい。
【0080】本敷設方法により、1種類のマットフレー
ム2で給水管を用いた潅水装置を配設でき、さらに、潅
水装置配設用空間部22に曲がり部22aを有する場合
でも、給水管24は植裁マット1の幅広リブ5内に位置
しているので、1種類のマットフレームで足りる作用が
ある。
【0081】次に、貯水槽トレー28を用いて、本発明
による植栽マット1を敷設する方法について説明する。
【0082】図25は貯水槽トレー、マットフレーム、
フィルター層及び植物育成材の構成図である。本実施形
態による植栽マット1の敷設方法は、植栽マット1の敷
設面上20に、植栽マット1が収納可能な凹型の貯水槽
トレー28を所要数敷き詰め、その貯水槽トレー28内
に植栽マット1を敷設するものである。
【0083】図26(a)は貯水槽トレーを使用する実
施形態のマットフレームの部分平面図、同図(b)はそ
の断面図、同図(c)は上記実施形態の貯水槽トレーの
断面図である。図26(c)の貯水槽トレー28は、1
つの凹型の貯水槽29からなるが、複数の貯水槽29に
区画されたものであってもよい。そして、マットフレー
ム2を1個又は複数を収納する、或いは1つのマットフ
レーム2を複数の貯水槽トレー28で受ける大きさの方
形の形状である。
【0084】貯水槽トレー28の材質、成型方法は特に
限定するものではなく、合成樹脂製成型品やマットフレ
ーム2と同一の材質のものを使用できる。厚さは、貯水
槽トレー28が敷設面20の不陸に適応する程度のもの
とすると良好である。貯水槽トレー28の大きさは適宜
であるが、マットフレーム2の高さの1/2〜1/10
の高さ程度のものがよく、実験例として1000×10
00×10〜50mmの大きさの貯水槽トレー28を使
用した。
【0085】貯水槽トレー28を用いた実施形態では、
潅水による余剰水は貯水槽トレー28に貯水されて底面
から潅水される、即ち、植物育成材4に毛細管現象によ
って水分を供給することが可能であり、水枯れの心配が
なく、管理が容易になる。
【0086】以下、貯水槽トレー28の例を示す。
【0087】図27はマットフレーム及び貯水槽トレー
の斜視図、図28はマットフレームを貯水槽トレーに敷
設した状態の斜視図である。マットフレーム2と貯水槽
トレー28の組み合わせの一例であり、16個のセルを
有するマットフレーム2を4個収納できる貯水槽トレー
28に敷設したものである。尚、マットフレーム2の敷
き詰めた時の、隣接する周縁リブ5aの連接手段は、図
9(a)〜(d)に示したものと同様である。
【0088】図29は、16個のセル7を有するマット
フレーム2と、それを4枚収容できる貯水槽トレー28
の斜視図であり、説明の便宜上、貯水槽トレー28は4
つのブロック30に分けて、各々異なる大きさの貯水槽
29を画成してある。
【0089】ブロック30aは、16個のセル7を有す
るマットフレーム2の1つに対し、1つの貯水槽29で
収容する。ブロック30bは、8個のセル7を1つの貯
水槽29に収容するもので、16個のセルを有するマッ
トフレーム2の1つを、2つの貯水槽29で収容する。
ブロック30cは、4個のセル7を1つの貯水槽29で
収容するもので、16個のセル7を有するマットフレー
ム2の1つに対し、4つの貯水槽29で収容する。ブロ
ック30dは、1個のセル7を1つの貯水槽29で収容
するもので、16個のセル7を有するマットフレーム2
の1つに対し、16個の貯水槽29で収容する。
【0090】ブロック30aとブロック30c間の貯水
槽画成部29aの上部には、各貯水槽29ごとに連通す
るように、1部を切り欠いた通水孔27aを形成してあ
る。他の部分においても、鎖線のごとく通水孔27aを
形成することにより、各貯水槽29への通水を容易にす
ることができる。
【0091】図30は複数の貯水槽が設けられた貯水槽
トレーの斜視図である。この貯水槽トレー28は複数の
貯水槽29に区画され、1つの貯水槽29に1つのセル
7を対応させることが可能である。
【0092】貯水槽291つに対し割り当てられるセル
7の数を少なくすれば、各セル7内の植物育成材4に対
する水分補給が確実になり、本実施形態で、貯水槽29
とセル7を1対1で対応させるとより良好になる。この
場合に、上述の貯水槽29の画成部29a上端部に通水
凹部27aを形成して、各貯水槽29への通水を容易に
すれば、一層水分補給が確実になる。さらに、植栽マッ
ト1の敷設面20の排水用傾斜勾配を利用すれば、より
有効で効率的な水分補給が実現できる。
【0093】次に、隣接する貯水槽トレー28同士を連
結する例を示す。
【0094】図31は貯水槽トレー相互の連結状態を示
す斜視図である。本実施形態による植栽マット1の敷設
方法は、植栽マット1の敷設面上20に、植栽マット1
が収納可能な凹型の貯水槽トレー28を所要数敷き詰
め、その貯水槽トレー28内に植栽マット1を敷設し、
貯水槽トレー28相互の側面上端部28aを連結部材3
1で連結する。
【0095】各貯水槽トレー28は、隣接する側面上端
部28aの全長に亘り、合成樹脂製等の連結部材31、
具体的には略逆U字状の直線連結部材31a、略十字型
の連結部材31b、略T字型の連結部材31cを嵌合さ
れ、相互を嵌着される。
【0096】貯水槽トレー28同士を連結する場合は、
隣接する貯水槽トレー28相互で、貯水された余剰水の
交換が可能であり、この点から、貯水槽トレー28の側
面上端部28aに通水孔27aを設けると、より有利に
なる。
【0097】ここで、貯水槽トレー28に切り欠け凹部
34を形成した例について示す。図32は貯水槽トレー
相互の連結状態の変更例を示す斜視図である。
【0098】本実施形態による植栽マット1の敷設方法
は、側面上端部28aに切り欠き凹部32を形成した貯
水槽トレー28を用い、敷設面上20に貯水槽トレー2
8相互の切り欠き凹部32が隣接するように貯水槽トレ
ー28を敷き詰めるとともに、切り欠き凹部32同士に
連結部材31dを嵌合し、貯水槽トレー28を嵌着す
る。そして、貯水槽トレー28内に植栽マット1を敷設
する。
【0099】切り欠き凹部32の大きさ、形状は、適宜
である。そして、隣接する切り欠き凹部32に嵌合する
連結部材31dは、該凹部32の形状に合致する形状で
あり、該凹部32に凹凸係合等して部分連結する。ま
た、連結部材31dは切り欠き凹部32以外の部分で、
隣接する貯水槽トレー28を連結するものであってもよ
い。
【0100】切り欠き凹部32を有する貯水槽トレー2
8を用いた場合は、切り欠き凹部32の高さが貯水槽ト
レー28の側面より低いことから、貯水槽トレー28同
士の水分交換がより有効に行われる。
【0101】これら貯水槽トレー28を用いた植栽マッ
ト1の敷設では、ジョウロ等による上部からの潅水、降
雨などの余剰水は、マットフレーム2の各セル7の開口
6から流出して、貯水槽トレー28に貯水される。その
貯水高さは、貯水槽トレー28の側面上端部28a、通
水孔27a或いは連結部材31dを嵌合された切り欠き
凹部32の位置までである。これ以上の余剰水は、隣接
貯水槽トレー28に流入し、最終的には貯水槽トレー2
8からあふれ、敷設面20上を流れて排水ドレインより
排出される。
【0102】次に、貯水槽トレー28を用い、給水管2
4による潅水装置を設ける植栽マット1の敷設方法につ
いて説明する。
【0103】図33は3種類のマットフレームを敷設し
て給水管配設空間を形成した概念図の一例、図34
(a)は3種類のマットフレームを敷設して給水管配設
空間を形成した実施形態の平面図、同図(b)はその断
面図である。
【0104】本敷設方法は、敷設面20に貯水槽トレー
28を敷設した後、植栽マット1を貯水槽トレー28内
に敷き詰める際に、植栽マット1の隣接相互間に所用経
路の給水管配設用空間部22を形成するように敷き詰
め、該空間部22に貯水槽トレー28の側面上端部28
a又は切り欠き凹部32(図示せず)で保持して給水管
24を配設し、該空間部22の給水管24の上方から、
マットフレーム2のリブ5と略同一平面を形成するカバ
ー部材25を設けるものである。給水管24による潅水
装置は、上述のものと同様であり、給水方式は問わな
い。
【0105】カバー部材25は、上述したチャンネル状
のカバー部材25であり、該カバー部材25の下側に
は、略U字状の通水孔27が設けられ、通水孔27を通
して給水管24から貯水槽トレー28へ通水が行われる
(図22参照)。かかるカバー部材25は、後述する係
合部を有する平板状カバー部材25aでもよい。
【0106】図33の如く、給水管配設用空間部22を
形成したときに曲がり部22aを有する場合、所定の大
きさである1種類の貯水槽トレー28を敷き詰めた後、
その貯水槽トレー28内に給水管配設用空間部22を形
成し得る3種類の大きさのA、B、Cのマットフレーム
2を組み合わせて敷設することにより、潅水装置配設用
空間22以外の空隙を生ずることなく、マットを敷き詰
めることができる。
【0107】また、図19の如く基本的に1種類のマッ
トフレーム2を敷設する場合は、所定の大きさの貯水槽
トレー28を敷設し(図示せず)、貯水槽トレー28内
に所定大きさであるマットフレーム2を図示の如く敷設
すると、空隙23が形成される。この空隙23には、上
記と同様に図21の細長のマットフレーム2aを用いた
植裁マット1や図22(b)のチャンネル状のカバー部
材25を配設する。
【0108】尚、上記の敷設方法の別の例として、空隙
23を設けることなく、1種類の貯水槽トレー28内に
1種類のマットフレーム2を並設しても差し支えない。
【0109】本実施形態では、給水管による潅水装置を
用いて、有効な水資源の利用が図られる。即ち、給水す
ると通水孔27から水が流出し、貯水槽トレー28の側
面上端部28aまで貯水され、その貯水レベルを超える
と上端連結部28aを乗り越えて隣接する貯水槽トレー
28に流入し、順次各貯水槽トレー28の貯水レベルま
で貯水される。
【0110】図35は幅広リブを有する1種類のマット
フレームを敷設して給水管配設空間を形成した概念図、
図36(a)は幅広リブを有する1種類のマットフレー
ムを敷設して給水管配設空間を形成した実施形態の平面
図、同図(b)はその断面図である。
【0111】本敷設方法は、敷設面20に貯水槽トレー
28を敷設した後、植栽マット1を貯水槽トレー28内
に敷き詰める際に、幅広リブ5を有する植栽マット1を
用い、幅広リブ5とセル7側面と貯水槽トレー28の底
面に囲まれた空間で所要経路の給水管配設用空間部22
を形成するように、植栽マット1を連続して敷設すると
ともに、該空間部22に貯水槽トレー28の側面上端部
28a又は切り欠き凹部32(図示せず)で保持して給
水管24を所要経路に配設するものである。給水管24
による潅水装置は、上述のものと同様であり、給水方式
は問わない。
【0112】この場合は、、潅水装置に曲がり部22a
を有する場合でも、給水管24は植裁マット1の幅広リ
ブ5内に位置しているので、マットフレーム2は1種類
の大きさで足りる。
【0113】次に、貯水槽トレー28と貯水樋33を用
いて、本発明による植栽マット1を敷設する方法につい
て説明する。
【0114】図37は2種類の貯水槽トレーを敷設して
給水管配設空間を形成した概念図の一例、図38(a)
は2種類の貯水槽トレーを敷設して給水管配設空間を形
成した実施形態の斜視図、同図(b)は上記実施形態の
貯水樋の斜視図、図39は2種類の貯水槽トレーを敷設
して潅水装置配設空間を形成した実施形態の部分断面図
である。
【0115】本敷設方法は、貯水槽トレー28の間に所
要経路の給水管配設用空間部22を形成するように貯水
槽トレー28を敷設面20に敷き詰め、該空間部22に
貯水槽トレー28と同一高さの貯水樋33を配設し、貯
水槽トレー28の側面上端部28aと貯水樋33の側面
上端部33cを連結部材31で連結し、該空間部22に
貯水樋33の側面上端部33cの給水管位置決め凹部3
4で保持して給水管24を配設し、その上方にマットフ
レーム2のリブ5と略同一平面を形成するカバー部材2
5をリブ5に嵌合する。そして、貯水槽トレー28内に
植栽マット1を載置するものである。尚、給水管24を
貯水槽トレー28内に設ける上記に実施形態との併用も
可能であり、また、潅水方式は問わない。
【0116】形成した給水管配設用空間22に曲がり部
22aを有する場合、所定の大きさ2種類のD、Eの貯
水槽トレー28を敷き詰めて給水管配設用空間22を形
成した後、そのD、E内に、所定大きさの2種類の植裁
マット1を敷設する。そして、該空間部22には、直線
33aと曲がり部33bの貯水樋33を配設する。
【0117】また、1種類の貯水槽トレー28を用い
て、給水管配設用空間22を形成した結果できた空隙に
は、図20の細長のマットフレーム2a又は図22
(b)のチャンネル状カバー部材25と、これを受ける
貯水槽トレー28を準備して対処してもよい。また、空
隙を設けることなく、1種類の貯水槽トレー28を並設
しても差し支えない。
【0118】貯水樋33は、貯水槽トレー28相互間に
形成される給水管配設用空間22に適合する大きさ、形
状のものであり、また、該空間部22に適応して、直線
33aや曲がり部33bの貯水樋33を用いる。貯水樋
33の側面上端部33cのうち、給水管24を配設する
部分には、給水管の位置決め凹部34が形成してあり、
その内部は貯水用に凹型の空間になっている。
【0119】貯水樋33の両側に位置する貯水槽トレー
28の側面上端部28aと、貯水樋33の側面上端部3
3cは、図31又は図32の連結部材31で連結され
る。
【0120】カバー部材25には、両側の植裁マット1
の上端部への係合する平板状のカバー部材25aを用い
るが(図38(a)参照)、図22のチャンネル状のカ
バー部材25を用いて、カバー部材25の下端部を貯水
樋33の上端部33cに載置してもよい。
【0121】本敷設方法により、貯水樋を介して隣接す
る貯水槽トレー28に順次通水され、各貯水槽トレー2
8の貯水レベルまで貯水される。
【0122】上記の各施工方法は具体例にして、図面及
び説明文に限定されるものではなく、その他、請求の範
囲内における種々の施工方法を含むものである。
【0123】次に、マットフレーム2に給水口(K)と
点検口(T)を設けて、植栽マット1を敷設する方法に
ついて説明する。
【0124】図40は傾斜勾配を有するスラブ面上に植
栽マットを敷設して給水口(K)及び点検口(T)を設
けた場合の概念図である。同図の植栽マット1は、中心
付近の高さが最も高く、周辺に行くに従って低くなる傾
斜勾配を有する。
【0125】本敷設方法は、植栽マット1を敷設する際
に、植物育成材4を形設しないマットフレーム2の所要
箇所のセル7を切除し、その部分に開閉又は着脱可能な
蓋(図示せず)を設け、水量の点検口T又は給水口Kと
するものである。
【0126】ホース、自動潅水装置等による潅水を、合
成樹脂製等のマットフレーム2の下に敷設されている保
水層21又は貯水槽トレー28から行う場合に、排水の
ための傾斜勾配を有する敷設面20の高所・低所等、所
要箇所でマットフレーム2のセル7を切除し給水口Kや
貯水量の点検口Tとする。セル7の切除は、植栽マット
1の敷設時、敷設後はもとより、製造工場で事前に処理
をしてもよい。そして、該セル7の切除部分35の上面
には、開閉又は着脱可能な蓋を設けて、異物の侵入を防
止する。
【0127】さらに、点検口T内の適宜箇所に、水又は
湿気を感知するセンサを設置し、これを自動潅水装置に
連動させ、感知センサの作動により、給水口からの潅水
作業を自動的に始動させる装置とすることもできる。
【0128】本敷設方法により、点検口Tを目視確認し
又はセンサが自動的に水又は湿気の不足を感知すること
により、貯水量が不足の場合は、給水口Kによりホース
又は自動潅水装置等で、望ましい水位レベル等まで給水
する。従って、水位レベル等の管理が容易になる。
【0129】また、植栽マット1の一部に植桝36を配
置して、植栽マット1を敷設する方法について説明す
る。
【0130】図41はマットフレームのセルの適宜箇所
を切除した実施形態の概念図、図42は植桝に低木を植
栽した場合の斜視図である。
【0131】本敷設方法は、植栽マット1を敷設面20
に敷設するに際し、少なくともマットフレーム2の一部
を除去し、その箇所に植桝36を配置するものである。
即ち、マットフレーム2の適宜箇所を除去してセル切除
空間35を形成し、その空間35に、低木37などを植
えた植桝36を配設する。
【0132】この植桝36の下部には開口6が設けら
れ、その上部には土壌流出防止用フィルター3を介して
植物育成材4が配設され、植栽が行われる。
【0133】マットフレーム2のみを切除する場合は、
セル切除空間35の下部は実施形態に応じて、敷設面2
0、保水層21又は貯水槽トレー28となる。また、マ
ットフレーム2の下に保水層21又は貯水槽トレー28
を敷設して、両者を除去してセル切除空間35を形成し
てもよい。この場合、該空間35に設置された植桝36
の下部は敷設面20となる。
【0134】尚、貯水槽トレー28の中に植桝36を配
置する場合に、植桝36の高さに対して貯水槽トレー2
8の貯水レベルが低くなるときには、その分、毛細管現
象による吸水の良好な植物育成材4を選定使用するとよ
い。
【0135】本敷設方法を採用することにより、、低木
用の植桝等を配置することが可能になるので、景観をよ
り自然な状態とすることができる。
【0136】また、位置ずれ防止部材40を用いて、植
栽マット1を敷設する方法について説明する。
【0137】図43は敷設した植栽マットと建築物の側
壁、ボーダー、スロープ(又は框)との位置関係を示す
概念図である。
【0138】本敷設方法は、植栽マット1を敷設面20
に敷設する際に、敷き詰めた植栽マット1の全周の内、
植栽マット1と建物の側壁38の間の空間部39にマッ
トフレーム2のリブ5と略同一高さの位置ずれ防止部材
40を配設し、該空間部39以外の植栽マット1の側端
部には、マットフレーム2の上部から敷設面20に亘っ
て一端を敷設面20に固定するスロープ41または框4
2を配設するものである。
【0139】側壁38と植栽マット1、保水層21若し
くは貯水槽トレー28との間の空間部39には、植栽マ
ットの位置ずれ防止部材40が配置される。この位置ず
れ防止部材40の高さは、植栽マット1の上端部にある
リブ5等と略同一平面を形成する。図44(a)は空間
部39に位置ずれ防止部材40としてボーダー40aを
配置した例を示す。
【0140】また、図44(b)の如く、該空間部39
に位置決め用のコンクリートブロック40bを配設し、
このコンクリートブロック40bと植栽マット1、保水
層21若しくは貯水槽トレー28との間に、所要幅、所
要長さのフレキシブルコンクリートマット40cを配置
し、寸法調整を行ってもよい。
【0141】ここで、位置決め部材40の材質は、木
材、プラスチック製・コンクリート製等のブロック、フ
レキシブルコンクリートマット、発泡スチロール、コン
クリート、又はそれらの組み合わせなど適宜である。
【0142】上記の空間部39は、屋上の側壁38付近
にある排水用の凹溝を考慮して、あえて設けてもよい。
即ち、該排水溝の部分には、植栽マット1による人工地
盤の形成が困難であり、側壁38からある程度離れた位
置から人工地盤を形成するのが安全かつ有効である。一
例として、側壁38から20cm〜60cm離れた位置
に植栽マット1を敷設したものが良好であった。
【0143】植栽マット1の全周の内、側壁39と植栽
マット1の間以外の場所においては、マットフレーム2
の上端部付近から敷設面20に亘るスロープ41又は框
42を配設して、スロープ41や框42の少なくとも一
端を止め具18で敷設面20に固定する(図44
(c)、同図(d))。
【0144】ここで、スロープ41、框42の材質は適
宜であるが、スロープ41の材質の例として、アルミニ
ウム、木材などが、框42の材質の例としてアルミニウ
ム、ステンレスなどがある。
【0145】植栽マット1を本実施形態で敷設すること
により、植栽マット1の全周のうち、建物の側壁38付
近やそれ以外の場所での位置ずれを防止でき、かつ、植
栽マット1による人工地盤の見栄えを向上させることが
できる。
【0146】
【発明の効果】以上の構成により本発明の植栽マット
は、軽量で防根や防水の機能があることから、既存のビ
ルの屋上やベランダ等に特別な設備を要せず敷設でき、
新建築物に敷設する場合にも特別なコストを必要としな
い効果を有する。
【0147】また、本発明の植栽マットを用いること
で、土壌が減少せず、かつ水分の管理が容易な人工植栽
地盤を提供できる効果がある。
【0148】さらに、本件発明による人工植栽地盤は、
分解可能な軽量資材により組み立てられるので、その敷
設や撤去時には、極めて容易かつ短時間にコストをかけ
ず敷設や撤去が可能であり、不使用時の管理も容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による植栽マットの斜視図。
【図2】(a)は本発明による植栽マットの平面図。
(b)は本発明による植栽マットの断面図。
【図3】(a)は植栽マットのマットフレームの平面
図。(b)は植栽マットのマットフレームの正面図。
(c)は植栽マットのマットフレームの断面図。
【図4】(a)は本発明の一実施形態のマットフレーム
の部分平面図。(b)は本発明の一実施形態のマットフ
レームの部分正面図。(c)は本発明の一実施形態のマ
ットフレームのA−A線断面図。
【図5】本発明による植栽マットの一実施形態の構成
図。
【図6】(a)は他の実施形態のマットフレームの部分
平面図。(b)は他の実施形態のマットフレームの部分
正面図。(c)は他の実施形態のマットフレームのB−
B線断面図。
【図7】本発明による植栽マットの他の実施形態の構成
図。
【図8】(a)は本発明による他の実施形態の植栽マッ
トの斜視図。(b)は上記実施形態の周縁部リブの部分
断面図。
【図9】(a)〜(d)は隣接する周縁部リブの連接状
態を示す部分断面図。
【図10】(a)は幅広リブを有する実施形態のマット
フレームの平面図。(b)は上記実施形態のマットフレ
ームの正面図。(c)は上記実施形態のマットフレーム
の断面図。
【図11】(a)は幅広リブを有する実施形態の植栽マ
ットの平面図。(b)は上記実施形態の植栽マットの正
面図。(c)は上記実施形態の植栽マットの断面図。
【図12】仕切部材を一体成形したマットフレームの斜
視図。
【図13】(a)は別体の仕切部材を配置したマットフ
レームのの拡大平面図。(b)はC−C線断面図。
【図14】(a)は上下に一体に嵌合する仕切部材の斜
視図。(b)は嵌合状態にある上記仕切部材の斜視図。
【図15】凹凸に嵌合する仕切部材の斜視図。
【図16】円弧部を凹凸に係合する仕切部材の斜視図。
【図17】仕切部材を有する植栽マットの斜視図。
【図18】(a)は保水層上に植栽マットを敷設した実
施形態の平面図。(b)は上記実施形態のD−D線断面
図。
【図19】(a)は保水層上に植栽マットを敷設して給
水管を配設する場合の平面図。(b)は上記実施形態の
E−E線断面図。
【図20】給水管を配設する場合の施工概念図。
【図21】細幅のマットフレームの斜視図。
【図22】(a)は給水管の部分拡大図。(b)はカバ
ー部材の部分拡大図。
【図23】(a)は保水層上に幅広リブを有する植栽マ
ットを敷設して給水管を配設した場合の平面図。(b)
は上記実施形態のF−F線断面図。
【図24】保水層上に幅広リブを有する植栽マットを敷
設して給水管を配設する場合の施工概念図。
【図25】貯水槽トレー、マットフレーム、フィルター
層及び植物育成材の構成図。
【図26】(a)は貯水槽トレーを使用する実施形態の
マットフレームの部分平面図。(b)は上記実施形態の
断面図(c)は上記実施形態の貯水槽トレーの断面図。
【図27】マットフレーム及び貯水槽トレーの斜視図。
【図28】マットフレームを貯水槽トレーに敷設した状
態の斜視図。
【図29】他の実施形態のマットフレーム及び貯水槽ト
レーの斜視図。
【図30】複数の貯水槽が設けられた貯水槽トレーの斜
視図。
【図31】貯水槽トレー相互の連結状態を示す斜視図。
【図32】貯水槽トレー相互の連結状態の変更例を示す
斜視図。
【図33】3種類のマットフレームを敷設して給水管配
設空間を形成した概念図。
【図34】(a)は3種類のマットフレームを敷設して
給水管配設空間を形成した実施形態の平面図。(b)は
上記実施形態の断面図。
【図35】幅広リブを有する1種類のマットフレームを
敷設して給水管配設空間を形成した概念図。
【図36】(a)は幅広リブを有する1種類のマットフ
レームを敷設して給水管配設空間を形成した実施形態の
平面図。(b)は上記実施形態の断面図。
【図37】2種類の貯水槽トレーを敷設して給水管配設
空間を形成した概念図。
【図38】(a)は2種類の貯水槽トレーを敷設して給
水管配設空間を形成した実施形態の斜視図。(b)は上
記実施形態の貯水樋の斜視図。
【図39】2種類の貯水槽トレーを敷設して給水管配設
空間を形成した実施形態の部分断面図。
【図40】傾斜勾配を有するスラブ面上に植栽マットを
敷設して給水口(K)及び点検口(T)を設けた場合の
概念図。
【図41】マットフレームのセルの適宜箇所を切除した
実施形態の概念図。
【図42】植桝に低木を植栽した場合の斜視図。
【図43】敷設した植栽マットと建築物の側壁、ボーダ
ー、スロープ(又は框)との位置関係を示す概念図。
【図44】(a)は植栽マットと側壁、ボーダーの配置
を示す断面図。(b)は植栽マットと側壁、フレキシブ
ルコンクリートブロック、コンクリートブロックの配置
を示す断面図。(c)は植栽マットとスロープの配置を
示す断面図。(d)は植栽マットと框の配置を示す断面
図。
【符号の説明】
1 植栽マット 2 マットフレーム 3 フィルター 4 植物育成材 8 仕切部材 21 保水層 24 給水管 25 カバー部材 28 貯水槽トレー 31 連結部材 33 貯水樋

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部近傍に開口部を有する凹型のセル
    が設けられ、該セルを互いにリブで連設してなるマット
    フレームと、該セル内に敷設されたフィルターと、該セ
    ル内で該フィルター上に形設された植物育成材からなる
    ことを特徴とする植栽マット。
  2. 【請求項2】 植物又は種子を予め植え込まれた植物
    育成材からなることを特徴とする請求項1記載の植栽マ
    ット。
  3. 【請求項3】 適宜箇所のリブを幅広に形成したマッ
    トフレームからなるとを特徴とする請求項1記載の植栽
    マット。
  4. 【請求項4】 セル内に補強的に仕切部材を配設した
    マットフレームからなることを特徴とする請求項1記載
    の植栽マット。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の植栽マットの敷設面上
    に平面状の保水層を形成し、該保水層上に該植栽マット
    を所要数敷き詰めることを特徴とする植栽マットの敷設
    方法。
  6. 【請求項6】 上記植栽マットを敷き詰める際に、上
    記植栽マットの隣接相互間に所用経路の給水管配設用空
    間部を形成するように敷き詰め、該空間部に給水管を配
    設し、該空間部にマットフレームのリブと略同一平面を
    形成するカバー部材を設けることを特徴とする請求項5
    記載の植栽マットの敷設方法。
  7. 【請求項7】 適宜箇所のリブを幅広に形成したマッ
    トフレームからなる植栽マットを用い、該幅広リブとセ
    ル側面と保水層に囲まれた空間で所要経路の給水管配設
    用空間部を形成するように該植栽マットを連続して敷設
    するとともに、該空間部に給水管を配設することを特徴
    とする請求項5記載の植栽マットの敷設方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の植栽マットの敷設面上
    に、該植栽マットが収納可能な凹型の貯水槽トレーを敷
    き詰め、該貯水槽トレー内に上記植栽マットを敷設した
    ことを特徴とする植栽マットの敷設方法。
  9. 【請求項9】 内側を複数の貯水槽に分割した貯水槽
    トレーを用いた請求項8記載の植栽マットの敷設方法。
  10. 【請求項10】 貯水槽トレー相互の側面上部を連結部
    材で連結したことを特徴とする請求項8記載の植栽マッ
    トの敷設方法。
  11. 【請求項11】 側面上部に切り欠き凹部を形成した貯
    水槽トレーを用い、該貯水槽トレー相互の該切り欠き凹
    部が隣接するように該貯水槽トレーを敷き詰めるととも
    に、貯水槽トレーの側面上部を相互に連結部材で嵌着し
    たことを特徴とする請求項8記載の植栽マットの敷設方
    法。
  12. 【請求項12】 植栽マットを敷き詰める際に、該植栽
    マットの隣接相互間に所用経路の給水管配設用空間部を
    形成するように敷き詰め、該空間部に貯水槽トレーの側
    面上端部又は切り欠き凹部で保持して給水管を配設し、
    該空間部にマットフレームのリブと略同一平面を形成す
    るカバー部材を設けることを特徴とする請求項8記載の
    植栽マットの敷設方法。
  13. 【請求項13】 適宜箇所のリブを幅広に形成したマッ
    トフレームからなる植栽マットを用い、該幅広リブとセ
    ル側面と貯水槽トレー底面に囲まれた空間で所要経路の
    給水管配設用空間部を形成するように、該植栽マットを
    連続して敷設するとともに、該空間部に貯水槽トレーの
    側面上端部又は切り欠き凹部で保持して給水管を配設す
    ることを特徴とする請求項8記載の植栽マットの敷設方
    法。
  14. 【請求項14】 所要経路の給水管配設用空間部を形成
    するように貯水槽トレーを敷き詰め、該空間部に該貯水
    槽トレーと同一高さの凹型の貯水樋を配設し、該貯水槽
    トレーの側面上端部と該貯水樋の側面上端部を連結し、
    該空間部に貯水樋の側面上端部で保持して給水管を配設
    し、その上方にマットフレームのリブと略同一平面を形
    成するカバー部材を設けることを特徴とする請求項8記
    載の植栽マットの敷設方法。
  15. 【請求項15】 マットフレームの所要箇所のセルを除
    去し、該除去箇所に蓋を設けたことを特徴とする請求項
    5又は8記載の植栽マットの敷設方法。
  16. 【請求項16】 マットフレームの一部を除去し、該除
    去箇所に植桝を配置することを特徴とする請求項5又は
    8記載の植栽マットの敷設方法。
  17. 【請求項17】 敷き詰めた植栽マットの全周の内、植
    栽マットと建物の側壁との空間部にマットフレームのリ
    ブと略同一高さの位置ずれ防止部材を配設し、該空間部
    分以外の植栽マット側端部には、マットフレームの上部
    から敷設面に亘って一端を敷設面に固定するスロープ又
    は框を配設したことを特徴とする請求項5又は8記載の
    植栽マットの敷設方法。
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