JPH1175820A - 浮遊菌や粉塵の捕集装置及びノズルの風防 - Google Patents

浮遊菌や粉塵の捕集装置及びノズルの風防

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JPH1175820A
JPH1175820A JP26091897A JP26091897A JPH1175820A JP H1175820 A JPH1175820 A JP H1175820A JP 26091897 A JP26091897 A JP 26091897A JP 26091897 A JP26091897 A JP 26091897A JP H1175820 A JPH1175820 A JP H1175820A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体状のATP(液体培地)を飛散させるこ
となくそのまま浮遊菌や粉塵を吹き付けることが出来る
ような浮遊菌や粉塵の捕集装置、並びに当該装置のノズ
ルに取り付ける風防を提供する。 【構成】 シャーレ等の容器を載置するための受皿を回
転可能にチャンバー内に設け、チャンバーに真空ポンプ
を接続し、チャンバーに外気の吸入口を設け、吸入した
外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズル
をチャンバー内に取り付け、該ノズルに噴射方向に対し
て略直角方向に風を逃がすための開口部を具えた風防を
取り付けて成る浮遊菌や粉塵の捕集装置。またノズルの
噴射方向に対して略直角方向に風を逃がすための開口部
を具えて成る浮遊菌や粉塵の捕集装置のノズルの風防。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中に浮遊する
菌類、アスベスト微粉や家ダニの死骸粉や杉花粉等の粉
塵を液体培地に捕集するための、浮遊菌や粉塵の捕集装
置に関するものであり、及び該捕集装置のノズルに取り
付けるための風防に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、寒天培地内に菌類を植え付ける装
置としては、寒天培地の穿孔手段と該穿孔手段によって
開口された溝に菌類を塗布する手段とを組み合わせて成
るものや、注射針を用いて直接寒天培地に植え付ける構
成のものなどが存在していた。しかしながら前者では寒
天培地への穿孔作業と菌類の塗布作業との2種類の作業
を順に行なわなければならなかった。また両者共に寒天
培地へ菌類を植え付けるためには、穿孔手段や塗布手段
や注射針等の植付手段を何度も上げ下げしなくてはなら
ず作業が非能率的であった。望ましくは植付手段が寒天
培地に触れることなくしかも寒天培地の深部へ菌類を植
え付け得るものでありたい。この一見矛盾した要求を満
足させるために寒天培地に対して菌類を吹き付ける手段
を採用することが考えられる。吹き付け方式であれば寒
天培地に触れることなくその深部へ菌類を植え付けるこ
とが出来るから効率的である。
【0003】この構成例としては、図12で表わされる
ような寒天培地8を入れたシャーレ9を載置するための
受皿を駆動装置により回転可能にチャンバー内に設け、
チャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチャンバ
ーの抜気口に接続し、チャンバーに外気の吸入口を設け
ると共に、吸入口から吸入した外気をシャーレの寒天培
地に向けて噴射するためのノズルをチャンバー内に取り
付けた浮遊菌捕集装置を上げることが出来る。
【0004】さて上記は寒天培地に浮遊菌を植え付ける
タイプの捕集装置であり、このままこの寒天培地上で培
養する場合もあれば、菌を植え付けられた寒天をスポイ
ト等で採り、これを洗浄し、その液体をATPに入れる
という作業を行なう場合もある。後者の場合、作業は手
間と時間の掛かるものであった。他方で蒸留水や特殊洗
浄水に直接菌類を塗布するタイプがあるが、この方式を
浮遊菌捕集装置に適用出来れば、短時間で浮遊菌をAT
Pに捕集して供給することが可能と成る。そもそも浮遊
菌を捕集する目的は、事務所等の一般的な環境やクリー
ンルームに於ける主として空気中の浮遊菌を計数するこ
とにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにATP
に浮遊菌を吹き付けて直接捕集することが可能であれば
これが最も能率が良いのであるが、寒天培地の深部へ浮
遊菌を植え付け得るだけの吹付力をそのまま利用したの
では、寒天の場合と異なり液体状のATPが飛散すると
いう新たな問題を生ずる。即ち空気中の浮遊菌を捕集す
るためにはそれなりの吸引力を必要とするがこれをその
ままATPに向けることは出来ない。またチャンバーに
毎分60リットルの減圧を設定し、ピンホール状のノズ
ル直径φを0.8ミリメートルとして上記減圧を行なう
と、時によっては出口毎秒約100メートルの噴射初期
速度が得られる場合もあり、浮遊菌が液面に衝突して死
んでしまうことが観察されている。何れにせよATPを
飛散させてしまっては具合が悪いのである。
【0006】そこで本発明はこのような問題を解決し、
液体状のATP(液体培地)を飛散させることなくその
まま浮遊菌を吹き付けることが出来るような浮遊菌捕集
装置及びノズルの風防を提供する。尚、単に浮遊菌の捕
集に止まらずアスベスト微粉や家ダニの死骸粉や杉花粉
等の粉塵の計数に対する要望にも応えられるものであれ
ば更によい。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題は、シャーレ等
の容器を載置するための受皿を、駆動装置により回転可
能にチャンバー内に設け、チャンバー内を負圧にするた
めの真空ポンプをチャンバーの抜気口に接続し、チャン
バーに外気の吸入口を設けると共に、吸入口から吸入し
た外気をシャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズ
ルをチャンバー内に取り付け、該ノズルに噴射方向に対
し略直角方向に風を逃がすための開口部を具えた風防を
取り付けて成る浮遊菌や粉塵の捕集装置とすることによ
り達成される。
【0008】また請求項2の発明は、請求項1に関して
前記ノズルが受け皿に対し複数箇所設けられていること
を特徴とするものとした。
【0009】また請求項3の発明は、請求項1に関して
前記ノズルがピンホールの配列から構成されていること
を特徴とするものとした。
【0010】また請求項4の発明は、請求項1に関して
前記風防がノズルに対して着脱自在に設けられているこ
とを特徴とするものとした。
【0011】また上記課題は、請求項5の発明即ち浮遊
菌や粉塵の捕集装置のノズルに取り付ける風防であっ
て、ノズルの噴射方向に対して略直角方向に風を逃がす
ための開口部を具えて成るノズルの風防とすることによ
り達成される。
【0012】また請求項6の発明は、請求項5に関して
開口部が複数箇所形成されていることを特徴とするもの
とした。
【0013】また請求項7の発明は、請求項5に関して
風防の先端部が先細り形状を呈するものであることを特
徴とするものとした。
【0014】
【作用】本浮遊菌や粉塵の捕集装置によれば、真空ポン
プを動作させるとチャンバーの抜気口からチャンバー内
の空気が吸い出されてチャンバー内は負圧と成る。する
と吸入口から外気が吸い込まれてノズルからシャーレ等
の容器に向けて勢いよく噴射される。この時前記ノズル
に噴射方向に対し略直角方向に風を逃がすための開口部
を具えた風防が取り付けられていることにより、開口部
が高過ぎる圧力を抜き適度な空気流を前記容器に向けて
吹き付ける。この結果、容器内の液体培地を飛散させる
ことなく外気に含まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集さ
せることが出来る。また駆動装置は、受皿上のシャーレ
等の容器を回転させるので、外気に含まれる菌類や粉塵
が培地全体に均一に吹き付けられることに成る。尚風を
逃がす方向を略直角方向としているが、前記容器に向け
て吹き付ける本流から逸らすことが出来ればこの角度が
略直角方向である、ということにしたことによる。
【0015】また請求項2の発明では、前記ノズルが受
皿に対し複数箇所設けられているため、より少ない時間
で受皿上の容器内の液体培地全体に行き渡らせることが
出来る。尚ノズルの形状の選択は任意事項であるが、例
えば容器の径方向に細長く、且つ容器の半径分の長さを
有する形状とした場合、受皿を1回転させたところでち
ょうど液体培地の全体に菌類を行き渡らせることが出来
る。而してこのような形状のノズルを受皿の回転に対し
て2回対称に配置すれば、受皿を半回転させるだけで液
体培地の全体に菌類を行き渡らせることが可能であるし
(勿論ノズルを容器の直径分に相当する長さを有する形
状とした場合受皿を半回転させるだけで液体培地の全体
に菌類や粉塵を行き渡らせることが出来る)、ノズルを
3回対称に配置すれば、受皿を1/3回転させるだけで
よいということに成る。
【0016】また請求項3の発明では、前記ノズルがピ
ンホールの配列から構成されているため、各々のピンホ
ールが一定の吹付範囲をカバーし、ピンホール全体でノ
ズルの吹付範囲をカバーすることに成る。尚容器内の円
周長は中心ほど小さいのであるから、均等に吹き付ける
ためにピンホールはその間の距離が容器の中心に向かう
ほど大きく成るように整列配置されることがより望まし
い。
【0010】また請求項4の発明では、前記風防がノズ
ルに対して着脱自在に設けられているため、風防を外し
た場合には、上述した寒天培地に浮遊菌や粉塵を植え付
けるタイプの捕集装置として使用可能と成る。
【0011】次に請求項5の発明、即ちノズルの噴射方
向に対して略直角方向に風を逃がすための開口部を具え
て成る風防では、浮遊菌や粉塵の捕集装置のノズルに本
風防を取り付けることにより、開口部が高過ぎる圧力を
抜き適度な空気流を前記容器に向けて吹き付ける。この
結果容器内の液体培地を飛散させることなく、外気に含
まれる菌類や粉塵を液体培地に捕集させることが出来
る。尚本発明の風防は、上述の寒天培地に浮遊菌や粉塵
を植え付けるタイプの捕集装置にも取り付け得るように
構成することが可能である。
【0012】また請求項6の発明は、請求項5の発明に
付いて開口部が複数箇所形成されているものであるた
め、開口部が高過ぎる圧力を抜く際にただ一方向にだけ
ではなく複数方向に抜くことが出来、菌類や粉塵を液体
培地に略均等な圧力で吹き付けることが可能と成る。
【0013】また請求項7の発明は、請求項5の発明に
付いて風防の先端部が先細り形状を呈するものであるた
め、開口部で高過ぎる圧力を抜いた後、菌類や粉塵を含
んだ空気流を液体培地に集中させることが出来る。
【0014】
【実施例】次に本発明の幾つかの実施例を図面を参照し
ながら説明するが、本発明はこれ等の実施例にのみ限定
されるものではない。尚、請求項の記載順ではなく風防
の発明の方から先に実施例を上げて説明して行く。
【0015】図1は本発明の風防を表わす第1実施例の
斜視図である。縦断面がコ字形状を呈する風防は1、吹
き付け方向が開口されていると共にその両側が開口部1
1,11にて開口された状態にある。また上面部にはノ
ズルに装着するための装着口10が開口されている。
【0016】本実施例の風防は、装着口10を以てノズ
ルに装着して使用する。ノズルから噴射された空気流は
その高過ぎる圧力が両側の開口部11,11で抜かれ、
適度な空気流が容器に向けて吹き付けられる。この結果
容器内の液体培地を飛散させることなく外気に含まれる
菌類や粉塵を液体培地に捕集させることが出来る。
【0017】次に図2は本発明の風防を表わす第2実施
例の斜視図であるが、第1実施例の開口部11,11に
加えこれと略直角方向の壁面にも開口部15,15を開
口して成る。
【0018】次に図3は本発明の風防を表わす第3実施
例の斜視図であるが、第1実施例の開口部の形状を変
え、開口部間の距離が末広がりと成るような開口部1
2,12を開口して成る。更に鎖線で示すように開口部
12,12と略直角方向の壁面に開口部15,15を開
口してもよい。前記開口部12,12の形状は実際の空
気の流れを研究した成果である。
【0019】次に図4は本発明の風防を表わす第4実施
例の側面図であるが、第2実施例の構成に加え風防の先
端部が先細り形状を呈するような先端部13を形成して
成るものである。開口部11,11で高過ぎる圧力を抜
いた後、菌類や粉塵を含んだ空気流を先端部13によっ
て液体培地に集中させることが出来る。
【0020】次に図5は本発明の風防の第5実施例の使
用状態説明図である。図6はこの時風防1が取り付けら
れる、外気の吸入口である吸入ダクト2の底面図である
が、吸入ダクト2の底部のノズル20には噴射口である
7個のピンホール21がその間の距離が容器の中心に向
かうほど大きく成るように整列配置されている。容器内
の円周長は中心ほど小さいので、菌類や粉塵を含んだ空
気流を容器に均等に吹き付けるための構成である。当該
吸入ダクト2の底部に本実施例の風防1が取り付けられ
ている。傾斜した開口部14,14により風防1は台形
を呈しており、これと略直角方向の壁面にも開口部1
5,15が開口されて成る。
【0021】前記吸入ダクト2のノズル20のピンホー
ル21から噴射された空気流はその高過ぎる圧力が両側
の開口部14,14及びこれと略直角方向の壁面にある
開口部15,15で矢線のように抜かれ、適度な空気流
が容器に向けて吹き付けられる。この結果容器内の液体
培地を飛散させることなく外気に含まれる菌類や粉塵を
液体培地に捕集させることが出来る。
【0022】さて図7及び図8は、上述した風防1をダ
クト2に具えた本発明の浮遊菌捕集機3の説明図であ
る。これを便宜上第6実施例とする。アルコール等で殺
菌処理を施してあり、表面に蒸留水、洗浄水を付着させ
たガラス皿5を載置するためのターンテーブル40はキ
ャップ31によって気密が保たれるチャンバー30内に
設けられており、ターンテーブル40は駆動装置を構成
するステッピングモータ33によって回転可能である。
チャンバー30内を負圧にするための真空ポンプ34の
吸気側とチャンバー30とはパイプ35で連結され、ま
た真空ポンプ34の排気側は別のパイプ35を介して捕
集機3の外部へ導かれている。符号36はドライバ回
路、符号37はスイッチング電源回路であり、真空ポン
プ34や回転装置4のターンテーブル40等を駆動し、
符号39はこれ等のON/OFFのためのスイッチであ
る。手動つまみ38と回転装置4のターンテーブル40
の回転軸42との間には図示していないベルトが架け渡
されており、手動つまみ38はモータ33を使用するこ
となくターンテーブル40を回転させる際に利用するも
のである。尚符号32はチャンバー30のキャップ31
を開閉するための回動軸である。
【0023】図8から明かと成るように、前記回転軸4
2と受け41との間にはボール44が挿着されており、
該ボール44は回転軸42周りに設けたバネ43により
上方に付勢されて受け41を押し上げるように働く。円
盤状の受け41の上面外周部にはボール48が回転自在
に取り付けられており、該ボール48を介してターンテ
ーブル40を押し上げている。他方当該ターンテーブル
40の上面外周部にもボール45が回転自在に取り付け
られており、該ボール45はまたバネ46により上方か
ら下方に向けて付勢され、前記バネ43との間で均衡を
保つように調整されている。ボール45はターンテーブ
ル40の上面外周部の3回対称の位置に設けられている
が、これは4回対称の位置等としてもよい。このターン
テーブル40上に上述したガラス皿5が載置されること
に成るが、当該ガラス皿5の下面外周部には溝50が刻
設されており、該溝50に前記ターンテーブル40の上
面外周部に突設したキー47が掛合し得るように構成さ
れている。
【0024】また吸入ダクト2はその上端部が外部へ取
り出されるようにして前記開閉自在のキャップ31に取
り付けられている。吸入ダクト2の底部には本発明の風
防1が取り付けられている。該風防1は傾斜した開口部
14,14により台形を呈しており、これと略直角方向
の壁面にも開口部15,15が開口されている。吸入ダ
クト2と風防1とは図5及び図6で表わされたものと同
一である。
【0025】そこで真空ポンプ34を駆動するとチャン
バー30内は負圧と成り、前記吸入ダクト2から菌類を
含んだ外気が勢い良く吸入されるが、外気は吸入ダクト
2の底部にあるピンホール21から下方に向けて噴出さ
れる。この際の空気流は風防1に於いてその高過ぎる圧
力が両側の開口部14,14及びこれと略直角方向の壁
面にある開口部15,15で抜かれ、適度な空気流がガ
ラス皿5の表面に向けて吹き付けられる。当該ガラス皿
5の表面には蒸留水と洗浄水とが付着しているが、この
液体培地を飛散させることなく外気に含まれる菌類が液
体培地に捕集される。この時ターンテーブル40の回転
に伴なってガラス皿5も回転しており、前記ピンホール
21の列はガラス皿5の半径分の範囲をカバーしてお
り、ガラス皿5を1回転させたところでちょうど液体培
地全体に菌類を行き渡らせることが出来るわけである。
尚チャンバー30を通過した空気流はパイプ35を経由
して真空ポンプ34に至り、更に別のパイプ35を経由
して捕集機3の外へ排気される。この際、浮遊菌捕集機
3の排気口に浮遊菌を濾過し得るフィルターを設けるこ
とも出来る。
【0026】次に図9は本発明の浮遊菌捕集機3の説明
図であり、これを便宜上第7実施例とする。本実施例の
特徴は第6実施例の構成に於いてガラス皿5の半径分の
範囲をカバーする吸入ダクト2が、ガラス皿5の回転に
対して2回対称の位置に配置されている点にある。これ
によってガラス皿5を半回転させるだけで液体培地の全
体に菌類を行き渡らせることが可能と成っている。尚更
に3回対称、4回対称の位置に配置する構成も可能であ
り、浮遊菌捕集に掛かる時間が短縮される効果がある。
【0027】さて図10は前記ガラス皿5の代わりに用
いることが出来るステンレス皿51を平面図で表わした
ものである。当該ステンレス皿51は水溜の部分とその
周囲の縁部とから構成されており、縁部には上方へ引出
自在な取手52が2回対称の位置に設けられている。取
手52は縁部の孔53に挿入されて止められている。水
溜の部分には液体培地が溜められる。
【0028】次に図11は上記ステンレス皿51の別形
態を表わし、ステンレス皿51には金属メッシュや布の
フィルター6が取り付けられ、特殊洗浄液7の飛散を防
止するように成っている。当該フィルター6の周囲には
縁金具60が取り付けられておりステンレス皿51に自
重で止まるように成っている。尚ステンレス皿51にパ
ッチン錠を設けて縁金具60の部位を止めるようにする
構成も可能である。
【0029】尚本発明はこれ等の実施例にのみ限定され
ないから、例えば培地表面とノズルとの間の距離を計測
する手段を設けたり、この計測の結果に基づいて培地表
面とノズルとの間の距離を微調整する手段を取り付ける
ことも出来る。受皿を回転させる駆動装置の種類も従来
の各種技術が利用可能であるから特に限定されない。シ
ャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズルの形状も
自由である。ノズルにはスリット等を利用し得る。制御
装置のマンマシンインターフェイス部の構成も任意であ
る。また風防の全体形状や開口部の形状、風防の素材等
々の選択も任意事項である。
【発明の効果】以上本発明は、シャーレ等の容器を載置
するための受皿を、駆動装置によって回転可能にチャン
バー内に設け、チャンバー内を負圧にするための真空ポ
ンプをチャンバーの抜気口に接続し、チャンバーに外気
の吸入口を設けると共に、吸入口から吸入した外気をシ
ャーレ等の容器に向けて噴射するためのノズルをチャン
バー内に取り付け、ノズルに噴射方向に対し略直角方向
に風を逃がすための開口部を具えた風防を取り付けて成
る浮遊菌や粉塵の捕集装置とした。また浮遊菌や粉塵の
捕集装置のノズルに取り付ける風防に付いて本発明で
は、ノズルの噴射方向に対して略直角方向に風を逃がす
ための開口部を具えて成るものとした。
【0031】この結果、液体状のATP(液体培地)を
飛散させることなくそのまま浮遊菌や粉塵を吹き付ける
ことが出来るように成り、全体の処理が能率的に成るな
どの効果を獲得している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図3】本発明の第3実施例の斜視図である。
【図4】本発明の第4実施例の側面図である。
【図5】本発明の第5実施例の使用状態説明図である。
【図6】吸入ダクトの底面図である。
【図7】本発明の第6実施例の説明図である。
【図8】同実施例の回転装置部分の説明図である。
【図9】本発明の第7実施例の説明図である。
【図10】同実施例に使用するステンレス皿の平面図で
ある。
【図11】同実施例に使用するステンレス皿の平面図で
ある。
【図12】従来例に於ける培養容器の説明図である。
【符号の説明】
1 風防 10 装着口 11 開口部 12 開口部 13 先端部 14 開口部 15 開口部 2 吸入ダクト 20 ノズル 21 ピンホール 3 捕集機 30 チャンバー 31 キャップ 32 回動軸 33 モータ 34 真空ポンプ 35 パイプ 36 ドライバ回路 37 電源回路 38 手動つまみ 39 スイッチ 4 回転装置 40 ターンテーブル 41 受け 42 回転軸 43 バネ 44 ボール 45 ボール 46 バネ 47 キー 48 ボール 5 ガラス皿 50 溝 51 ステンレス皿 52 取手 53 孔 6 フィルター 60 縁金具 7 洗浄液

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーレ等の容器を載置するための受皿
    を、駆動装置により回転可能にチャンバー内に設け、チ
    ャンバー内を負圧にするための真空ポンプをチャンバー
    の抜気口に接続し、チャンバーに外気の吸入口を設ける
    と共に、吸入口から吸入した外気をシャーレ等の容器に
    向けて噴射するためのノズルをチャンバー内に取り付
    け、該ノズルに噴射方向に対して略直角方向に風を逃が
    すための開口部を具えた風防を取り付けて成る浮遊菌や
    粉塵の捕集装置。
  2. 【請求項2】 ノズルが受け皿に対して複数箇所設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の浮遊菌や粉
    塵の捕集装置。
  3. 【請求項3】 ノズルがピンホールの配列から構成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の浮遊菌や粉塵
    の捕集装置。
  4. 【請求項4】 風防がノズルに対して着脱自在に設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の浮遊菌や粉
    塵の捕集装置。
  5. 【請求項5】 浮遊菌や粉塵の捕集装置のノズルに取り
    付ける風防であってノズルの噴射方向に対し略直角方向
    に風を逃がすための開口部を具えて成るノズルの風防。
  6. 【請求項6】 開口部が複数箇所形成されていることを
    特徴とする請求項5に記載のノズルの風防。
  7. 【請求項7】 風防の先端部が先細り形状を呈するもの
    であることを特徴とする請求項5に記載のノズルの風
    防。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2549445A (en) * 2015-11-24 2017-10-25 Pinpoint Scient Ltd Fluid sampling device
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