JPH1176213A - 微量血液採取キット - Google Patents
微量血液採取キットInfo
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- JPH1176213A JPH1176213A JP9252817A JP25281797A JPH1176213A JP H1176213 A JPH1176213 A JP H1176213A JP 9252817 A JP9252817 A JP 9252817A JP 25281797 A JP25281797 A JP 25281797A JP H1176213 A JPH1176213 A JP H1176213A
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Abstract
ような不都合がなく、手軽に複数回に分けて血液を滴下
でき、血液採取量と滴下量の定量性を確保し、かつ衛生
的に採取滴下できるようにした微量血液採取キットを提
供する。 【解決手段】 先端に多孔質高分子材料製の吸液体2を
備えた採取棒1と、溶解液が収容されており、先端に滴
下孔7を有するスポイト筒6と、スポイト筒6の基端に
着脱自在に取り付けられる可撓性のキャップ10とから
なるスポイト5と、スポイト5のスポイト筒6を入れて
立てておくスポイトスタンド20とからなり、スポイト
5は採取棒1を内部に保持でき、血液を吸収した吸液体
2を溶解液に漬けるようにしている。用時には、スポイ
ト5をスポイトスタンド20から取り出して、指でつま
んで、滴下させる。
Description
トに関する。さらに詳しくは、感染症診断の際に血液を
採取し、判定用診断キットのサンプルウェルに滴下する
までの操作を行う微量血液採取キットに関する。
用キットはなく、つぎのようにして行われていた。ま
ず、脱脂綿をピンセットでつまんで、人体のわずかに出
血させた部位に押し当てて血液を脱脂綿に吸収させ、そ
の脱脂綿を溶解液に入れて血液を溶解する。ついで、溶
解された血液検体をピペットまたはスポイトで分取し、
B、C型肝炎、HIVなど、それぞれの判定用診断キッ
トのサンプルウェルに滴下して、判定する。
つの感染症を診断する場合は、とくに問題がないが、複
数の感染症を診断する場合、または必要検体液量を確保
する場合等では、何度か検体液を滴下する間に、検体液
を漏らす心配がある。
滴下判定する間に血液を漏らすような不都合がなく、手
軽に複数回に分けて血液を滴下できるようにした操作性
の良好な微量血液採取キットを提供することを目的とす
る。また、本発明は、判定精度を向上させるため、検体
採取量と滴下量の定量性を確保し、かつ衛生的に採取滴
下できるようにした微量血液採取キットを提供すること
を目的とする。
キットは、先端に吸液体を備えた採取棒と、溶解液が収
容されており、先端に滴下孔を有するスポイト筒と、該
スポイト筒の基端に着脱自在に取り付けられる可撓性の
キャップとからなるスポイトと、前記スポイトのスポイ
ト筒を収容して立てておくスポイトスタンドとからな
り、前記スポイトは前記採取棒を内部に保持できるよう
にしたことを特徴とする。請求項2の微量血液採取キッ
トは、前記採取棒が、棒体の中間部にフランジを備えて
おり、前記スポイトが、スポイト筒とスポイトキャップ
の間に前記採取棒のフランジを挾持し、かつその状態で
採取棒の吸液体がスポイト筒内の溶解液に漬けられるよ
うになっていることを特徴とする。請求項3の微量血液
採取キットは、前記採取棒の吸液体が、多孔質高分子材
料製であることを特徴とする。請求項4の微量血液採取
キットは、前記多孔質高分子材料が親水化されたポリエ
チレンの焼結体であることを特徴とする。
おりである。まず、採取棒の吸液体を人体のわずかに出
血させた部位に押し当てて吸液体に血液を吸収し、その
採取棒をスポイトの内部に入れて溶解液に血液を溶解さ
せる。ついで、種々の診断の度に、スポイトをスポイト
スタンドから取り出し、キャップをつまんでスポイト筒
内の溶解された検体血液を検査器具等に滴下させる。そ
して、複数種の検査をするときは、スポイトスタンドに
立てているスポイトをそのつど取り出し、キャップをつ
まんで検体血液を滴下させる操作を、必要回数だけ繰り
返せばよい。また、滴下しないときは、スポイトをスポ
イトスタンドに立てておけば、検体血液がスポイトから
漏れ出すことはない。よって、操作性が向上する。そし
て、雑菌がスポイト中に入らないので衛生的である。請
求項2の発明によれば、採取棒のフランジをスポイト筒
とキャップで挟んでおくと、スポイト筒内で採取棒を固
定できるので、使用中安定して置いておけ、その間に採
取血液を溶解液で溶解できるので、操作性が良い。請求
項3の発明によれば、多孔質高分子材料の孔の容積によ
って、液体吸収量が決まるので、血液検体の定量性が向
上する 請求項4の発明によれば、親水化されたポリエチレンの
焼結体の多孔質材料の孔の容積が極めて均一であるの
で、液体吸収量の定量性がより向上する。
に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る微
量血液採取キットの断面図、図2は微量血液採取キット
の診断中における保管状態を示す断面図、図3は微量血
液採取キットの診断中における滴下操作の説明図であ
る。
棒体の先端(図中下端)に吸液体2が取り付けられ、中
間部にフランジ3が形成され、基端部(図中上端部)が
つまみ4となっている。前記吸液体2は、毛細管現象で
血液を吸引するもので、親水性のある多孔質高分子材料
が用いられる。この多孔質高分子材料としては、ポリエ
チレンの焼結体を親水性処理したものや親水性ポリエス
テル、ポリアシドの焼結体が好適である。
直径1μ〜 100μ程度の空洞が選択的に形成され、その
気孔率は、 0.2〜 0.7程度に調節可能であり、毛細管現
象により血液を吸収保持する。気孔率は次式で定義さ
れ、吸液体の空隙率に相当するものであり、血液保持能
力と関係する。 気孔率=(d−d′)/d d =吸液体を構成する高分子密度 d′=吸液体の見掛密度 本発明で好適に用いられる親水化処理されたポリエチレ
ン製吸液体2では、気孔率約40%で約60%前後の血
液保持能力を示す。一定の気孔率を有する吸液体2の体
積を適当に選定すること、体積一定の吸液体2の気孔率
を適当に選定することで、吸液量を一定にコントロール
することができる。通常、吸液量は、10〜 100μlで
良いので、気孔率40%の吸液体2を用いた場合の吸液
体2の体積は、0.03〜0.30cm3 位である。
して下記が例示できる。 気孔率:40%、吸水量:60%、 1cm3 の吸液体2の重さ=0.95× 0.8=0.57g 1cm3 の吸液体2の吸収量重さ=0.57× 0.6= 0.342g
≒ 350μl
されないが、例えばポリエチレンやポリプロピレン、A
BS樹脂などの合成樹脂が用いられる。前記フランジ3
には、後述するスポイトを機能させるため、通気孔3a
が形成されている。
スタンド20を示している。スポイト5は、スポイト筒
6とキャップ10とから構成されている。前記スポイト
筒6は、円筒形の筒体の先端部がしだいに細くなり、先
端に滴下孔7が形成されており、筒体の基端部外周には
雄ネジ8が形成されている。そして、このスポイト筒6
内には、生理食塩水、電解液、蒸留水など(防腐剤や、
凝固防止剤を含んでいてもよい)の溶解液Qが20μl
〜3cc位入れられている。なお、前記滴下孔7は、内径
が 0.1〜3mm位で、内部の溶解液Qが自然に漏れ出すこ
とはない。溶解液Qの容量からいって、スポイト筒6の
大きさは、長さが5〜10cm、直径が5〜20mm程度で
よい。また、スポイト筒6の材質は透明性を有するもの
であればよく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエステルなどが採用される。
ゴム製のキャップ部11とそれに連なる嵌合部12とか
らなり、嵌合部12の内周には雌ネジ13が形成されて
いる。したがって、キャップ10の雌ネジ13をスポイ
ト筒6の雄ネジ8に螺合させると、キャップ10をスポ
イト筒6に着脱自在に取り付けることができる。キャッ
プ10のキャップ部11は可撓性を有しているので、指
でつまむと撓んで、内部の空気を押し出すことができ
る。このため、スポイト筒6にキャップ10を取り付け
ると、公知のスポイトとして使用することができる。
のスポイト筒6を緩く挿入して立てておく器具である。
図示の例では、円筒状のスタンド20の内壁にリブ21
が形成されているが、これは、スポイト5を挿入抜去自
在に保持できれば、どのようなものでもよい。底部には
突起22が形成されているが、これはスポイト筒6の滴
下孔7に挿入され、これを閉鎖するために設けられてい
る。前記スポイトスタンド20の材質は、とくに限定す
るものでないが、例えば、ポリエチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ABS樹脂、ポリ塩化ビニルなど
が用いられる。
の使用方法を説明する。使用前の状態では、図1のよう
に採取棒1とスポイト5は別々に保管しておかれ、スポ
イト5には溶解液が注入され、スポイトスタンド20に
収容されている。用時には、人体の出血させた部位(耳
たぶ、歯ぐき、など)に採取棒1の吸液体2を押し当て
て、血液を吸収する。この場合、吸液体2全体が血液色
に染まるか、あるいは、所定の部位(例えば、先端から
2mmの所までなど)まで染まると、採取を止めれば、正
確に所望の血液量を採取できる。
取棒1をスポイト5の中に保管する。つまり、スポイト
5のキャップ10をスポイト筒6から外し、採取棒1
を、その先端を下にしてスポイト筒6に収容した後、キ
ャップ10を再びスポイト筒6に螺合する。こうする
と、吸液体2は溶解液Qに漬けられて、血液は溶解し、
溶解血液となって保存される。そして、保存中、外部か
ら細菌などが入らないので、衛生的である。
5をスポイトスタンド20から取り出し、スポイト5の
キャップ10を指でつまんで、溶解血液をスポイト筒6
の滴下孔7から滴下させる。なお、30はエイズや肝炎
などの診断に使用する判定用診断キットのサンプルウェ
ルである。
に示すようにスポイト5をスポイトスタンド20に立て
ておけば、内部の溶解血液が外部に漏れ出ることもな
く、溶解血液中に細菌が入ることもないので、衛生的で
ある。そして、次の種類の診断に使用するときは、再度
図3に示すように、スポイト5を取り出し、キャップ1
0を指でつまんで溶解血液を滴下させればよい。この場
合、キャップ10をつまんで押し出す溶解血液の量は一
定であるので、判定用診断キット、例えばクロマトグラ
フィー法による簡便迅速診断キットによる判定が高精度
に行え、かつ操作に気を使わなくてもよいので、便利で
ある。
査をするとき、スポイトスタンドに立てているスポイト
をそのつど取り出し、キャップをつまんで検体血液を滴
下させる操作を、必要回数だけ繰り返せばよい。また、
滴下しないときは、スポイトをスポイトスタンドに立て
ておけば、検体血液がスポイトから漏れ出すことはな
い。よって、操作性が向上する。また、スポイト内に雑
菌が入らないので衛生的である。請求項2の発明によれ
ば、採取棒のフランジをスポイト筒とキャップで挟んで
おくと、スポイト筒内で採取棒を固定できるので、使用
中安定して置いておけ、その間に採取血液を溶解液で溶
解できるので、操作性が良い。請求項3の発明によれ
ば、多孔質高分子の体積によって、液体吸収量が決まる
ので、血液検体の定量性が向上する請求項4の発明によ
れば、ポリエチレンの焼結体の多孔質の体積が極めて均
一であるので、液体吸収量の定量性がより向上する。
の断面図である。
を示す断面図である。
の説明図である。
して下記が例示できる。 気孔率:40%、吸水量:60%、 1cm3の吸液体2の重さ=0.95×0.6=0.5
7g 1cm3の吸液体2の吸収量重さ=0.57×0.6=
0.342g≒350μl
Claims (4)
- 【請求項1】先端に吸液体を備えた採取棒と、溶解液が
収容されており、先端に滴下孔を有するスポイト筒と、
該スポイト筒の基端に着脱自在に取り付けられる可撓性
のキャップとからなるスポイトと、前記スポイトのスポ
イト筒を収容して立てておくスポイトスタンドとからな
り、前記スポイトは前記採取棒を内部に保持できるよう
にしたことを特徴とする微量血液採取キット。 - 【請求項2】前記採取棒が、棒体の中間部にフランジを
備えており、前記スポイトが、スポイト筒とスポイトキ
ャップの間に前記採取棒のフランジを挾持し、かつその
状態で採取棒の吸液体がスポイト筒内の溶解液に漬けら
れるようになっていることを特徴とする請求項1記載の
微量血液採取キット。 - 【請求項3】前記採取棒の吸液体が、多孔質高分子材料
製であることを特徴とする請求項1または2記載の微量
血液採取キット。 - 【請求項4】前記多孔質高分子材料が親水化されたポリ
エチレンの焼結体であることを特徴とする請求項3記載
の微量血液採取キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25281797A JP3620236B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 微量血液採取キット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25281797A JP3620236B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 微量血液採取キット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176213A true JPH1176213A (ja) | 1999-03-23 |
| JP3620236B2 JP3620236B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=17242628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25281797A Expired - Fee Related JP3620236B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 微量血液採取キット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3620236B2 (ja) |
Cited By (10)
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| US10531821B2 (en) | 2011-11-04 | 2020-01-14 | Neoteryx, Llc. | Method and apparatus for acquiring blood for testing |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP25281797A patent/JP3620236B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| US8920339B2 (en) | 2011-04-19 | 2014-12-30 | Porex Corporation | Liquid sampling, storage, transfer and delivery device |
| JP2015158502A (ja) * | 2011-04-19 | 2015-09-03 | ポーレックス コーポレイション | 液体試料の採取、保存、輸送および送達用器具 |
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| US10531821B2 (en) | 2011-11-04 | 2020-01-14 | Neoteryx, Llc. | Method and apparatus for acquiring blood for testing |
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| US10071381B2 (en) | 2015-04-17 | 2018-09-11 | Neoteryx, Llc. | Method and apparatus for handling blood for testing |
| US10894257B2 (en) | 2015-04-17 | 2021-01-19 | Neoteryx, Llc | Method and apparatus for handling blood for testing |
| CN109044371A (zh) * | 2018-09-21 | 2018-12-21 | 郑州大学第附属医院 | 防护式传染病血样采集装置 |
| CN109044371B (zh) * | 2018-09-21 | 2021-07-02 | 郑州大学第一附属医院 | 防护式传染病血样采集装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3620236B2 (ja) | 2005-02-16 |
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