JPH1176358A - スチーム浴装置 - Google Patents

スチーム浴装置

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Publication number
JPH1176358A
JPH1176358A JP23865397A JP23865397A JPH1176358A JP H1176358 A JPH1176358 A JP H1176358A JP 23865397 A JP23865397 A JP 23865397A JP 23865397 A JP23865397 A JP 23865397A JP H1176358 A JPH1176358 A JP H1176358A
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JP
Japan
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steam
bathtub
bather
steam bath
case
Prior art date
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JP23865397A
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English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
橋 賢 高
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ASUPU KK
Original Assignee
ASUPU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スチーム発生装置で生成されたスチームを、
入浴者の身体全体に行き渡らせることができるようにす
る。 【解決手段】 本体2上に、入浴者4が横たわって入浴
できる大きさの浅底容器状の浴槽部5を取付ける。浴槽
部5の上面を、開閉可能な蓋体6で覆い、その内部に浴
槽空間7を形成する。浴槽部5の底面中央に中央溝13
を設け、その上端開口部を上面カバー15で塞ぐ。中央
溝13の両側に複数の枝溝14を設ける。浴槽部5の下
方に配設されたスチーム発生装置16からのスチームを
中央溝13に供給し、各枝溝14を介して浴槽空間7に
供給する。これにより、スチームを入浴者4の身体全体
に行き渡らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴者が横たわっ
た状態でスチーム浴ができるスチーム浴装置に係り、特
に生成したスチームを入浴者の身体全体に行き渡らせる
ことができるスチーム浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入浴者が横たわって入浴可能な大
きさの浴槽部を有する本体と、この本体に開閉可能に取
付けられた前記浴槽部の上部を覆う蓋体とを備えたスチ
ーム浴装置は一般に知られている。
【0003】ところで、従来のスチーム浴装置において
は、スチーム発生器からのスチームを、水が半分入った
パイプの上部空間に送って湿った空気を生成し、この湿
った空気を、浴槽部と蓋体とで形成される空間内に供給
するとともに、この空間内の空気を吸引して前記パイプ
に戻す、いわゆる空気循環方式を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスチーム浴
装置においては、循環する湿った空気を入浴者の身体に
当てて発汗させる方式を採っているが、この方式の場合
には、湿った空気が入浴者の身体全体に均一に当たりに
くく、スチームの利用効率が低いという問題がある。
【0005】また、空気の循環機構とは別にスチーム発
生器が必要となり、装置構成が複雑、大型化するととも
に、スチーム発生器からのスチームを空気の循環機構に
導く間に湿度ロスが生じるという問題もある。
【0006】本発明は、かかる現況に鑑みなれさたもの
で、スチームを入浴者の身体全体に行き渡らせ、入浴効
果を向上させることができるスチーム浴装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】本発明の他の目的は、簡単な構造でスチー
ムを入浴者の身体全体に行き渡らせることができるスチ
ーム浴装置を提供するにある。
【0008】本発明の他の目的は、枝溝の構造を単純化
して汚れにくくすることができ、しかも清掃も容易なス
チーム浴装置を提供するにある。
【0009】本発明の他の目的は、スチームを入浴者の
身体に沿って流し、入浴者の身体の各部とスチームとの
接触距離をより一定にすることができるスチーム浴装置
を提供するにある。
【0010】本発明の他の目的は、スチーム発生装置の
構造を簡素化することができるとともに、外気を効率よ
く加温することができるスチーム浴装置を提供するにあ
る。
【0011】本発明の他の目的は、パック材や汗を短時
間で洗い流すことができるスチーム浴装置を提供するに
ある。
【0012】本発明のさらに他の目的は、浴槽部と蓋体
とで形成される空間内の温度を、入浴者の体感最適温度
まで迅速に降下させることができるスチーム浴装置を提
供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、浅底容器状をなし入浴者が横たわって入浴可
能な大きさの浴槽部を有する本体と、この本体に開閉可
能に取付けられ前記浴槽部の上部を覆う蓋体と、前記浴
槽部の内面に設けられたスチーム通路と、前記本体内部
に設けられ生成したスチームを前記スチーム通路に供給
するスチーム発生装置と、前記浴槽部と蓋体とで形成さ
れる空間内に設けられ入浴者に向けて水を噴射させるシ
ャワー装置とを設けるようにしたことを特徴とする。そ
して、浴槽部の内面にスチーム通路を設けることによ
り、スチームを入浴者の身体全体に行き渡らせ、入浴効
果を向上させることが可能となる。
【0014】本発明はまた、スチーム通路を、浴槽部の
底面中央に長手方向に延設されてスチームが供給され上
面がカバーで覆われた中央溝と、中央溝から浴槽部の内
面に沿って両側に延びる複数の枝溝とで構成するように
したことを特徴とする。そしてこれにより、スチーム通
路の構造が簡素化され、しかもスチームを入浴者の身体
全体に行き渡らせることが可能となる。
【0015】本発明はまた、枝溝を平面形状がほぼ直線
状になるようにしたことを特徴とする。そしてこれによ
り、枝溝の構造を単純化して汚れにくくすることがで
き、しかも清掃も容易である。
【0016】本発明はまた、枝溝を、中央溝側の端部よ
りも先端側の端部の方が浅底となるようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、枝溝の長手方向各所から
スチームがより均一に供給され、スチームを入浴者の身
体全体により均一に行き渡らせることが可能となる。
【0017】本発明はまた、浴槽部の両側内面を湾曲さ
せるようにしたことを特徴とする。そしてこれにより、
スチームを入浴者の身体に沿って流すことができ、入浴
者の身体の各部とスチームの接触距離をより一定にする
ことが可能となる。
【0018】本発明はまた、蓋体を概略蒲鉾形のドーム
状に形成し、その入浴者頭部側の端部には、浴槽部に横
たわった状態の入浴者の頭部を蓋体外に露出させるため
の開口を設けるようにしたことを特徴とする。そしてこ
れにより、入浴中に入浴者の頭部が蓋体外に露出するこ
とになり、入浴中に頭皮ケアや洗髪を行なうことが可能
となる。
【0019】本発明はまた、スチーム発生装置を、水を
収容する内ケースと、内ケースの底部に配設された発熱
体と、内ケースの外側に二重容器状に配設された外ケー
スと、両ケースの上端間を連通させる連通部と、外ケー
ス内に外気を供給する送風機とで構成し、外気を外ケー
ス内および連通部を介して内ケース内に導き、内ケース
内で生成された蒸気とともにスチーム通路に供給するよ
うにしたことを特徴とする。そしてこれにより、スチー
ム発生装置の構造を簡素化することが可能となるととも
に、内ケースからの熱により外ケース内の外気を加温
し、外気を効率よく加温することが可能となる。
【0020】本発明はまた、発熱体を板状発熱体で構成
して内ケースの底部に配設するようにしたことを特徴と
する。そしてこれにより、発熱体を小型化することが可
能となり、また内ケース内に水以外のパック材等の物質
が混入しても発熱体を損傷させるおそれがない。
【0021】本発明はまたスチームを、中央溝における
入浴者の腰部から足元に対応する位置に供給するように
したことを特徴とする。そしてこれにより、温度に対し
て敏感な入浴者の背中を避けてスチームを供給すること
が可能となる。
【0022】本発明はまた、シャワー装置を、浴槽部の
両側部にそれぞれ配設された側部ノズルと、蓋体の内面
に配された上部ノズルとで構成するようにしたことを特
徴とする。そしてこれにより、パック材や汗を短時間で
洗い流すことが可能となる。
【0023】本発明はまた、各ノズルを浴槽部の長手方
向に複数配設するようにしたことを特徴とする。そして
これにより、パック材や汗を完全に洗い流すことが可能
となる。
【0024】本発明はまた、シャワー装置に、両側の各
側部ノズルおよび上部ノズルの噴射タイミングを制御す
る噴射制御装置を設けるようにしたことを特徴とする。
そしてこれにより、パック材や汗を短時間でより完全に
洗い流すことが可能となる。
【0025】本発明はさらに、本体に、スチーム通路に
涼風を供給する涼風送風装置を設けるようにしたことを
特徴とする。そしてこれにより、浴槽部と蓋体とで形成
される空間内の温度を、入浴者の体感最適温度まで迅速
に降下させることが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1ないし図3は、本発明の実施
の一形態に係るスチーム浴装置を示すもので、このスチ
ーム浴装置1は下端四隅部にアジャスタ付きのキャスタ
3を有する本体2を備えている。この本体2の上端部に
は、浅底容器状をなし入浴者4が横たわって入浴可能な
大きさの浴槽部5が一体に設けられ、この浴槽部5の上
面側は、本体2に対し開閉可能な蓋体6により覆われて
内部に浴槽空間7が形成されている。そして蓋体6は、
図3に示すように、ほぼ90度開いた位置でストッパ8
に当接し、この位置で安定保持可能とされている。
【0027】浴槽部5は、図4および図6に示すよう
に、両側部が湾曲する船底状をなしており、その内面に
は、スチーム通路9が設けられている。また浴槽部5の
前端部には、頭皮ケアおよび洗髪用のピット10が設け
られ、このピット10の底部には、フィルタ11を有す
る排水口12が設けられている。
【0028】スチーム通路9は、浴槽部5の底面中央に
長手方向に延設された角溝状の中央溝13と、中央溝1
3から浴槽部5の内面に沿って両側に延びる複数本の枝
溝14とで構成されており、中央溝13は、図1および
図2に示すように、その上面が着脱可能な上面カバー1
5により塞がれている。
【0029】また各枝溝14は、図4に示すように、平
面形状がほぼ直線状をなしているとともに、図2に示す
ように、中央溝13側の端部から先端側の端部に向かっ
て深さが次第に浅底となる形状をなしている。
【0030】本体2内の浴槽部5下方位置には、図1お
よび図2に示すように、スチーム発生装置16が配設さ
れており、このスチーム発生装置16では生成されたス
チームは、前記中央溝13に供給されるようになってい
る。
【0031】すなわち、このスチーム発生装置16は、
図7ないし図9に示すように、水17を収容する角筒容
器状の内ケース18と、内ケース18の中央部外側に二
重容器状に配設された角筒容器状の外ケース19とを備
えている。内ケース18の底部には、そのほぼ全長に亘
って板状発熱体20が配設され、内ケース18内の水1
7を加熱するとともに、外ケース19内に導かれる外気
も加熱可能となっている。この板状発熱体20は、金属
プレート上に絶縁皮膜を形成するとともに、その上に発
熱体を形成し、この発熱体から端子を引出すとともに、
発熱体の上面をさらに絶縁皮膜で覆って形成されてい
る。この板状発熱体20は、大きさの制約や形状の制限
がなく、しかも低電圧の電源で200〜500℃で安定
して使用できる特徴を有している。
【0032】内ケース18の両側面上端の外ケース19
に対応する位置には、図7および図9に示すように連通
口21がそれぞれ設けられ、一方外ケース19の下面に
は、モータ22で駆動されるシロッコファン23が設置
され、外気を外ケース19内に供給するようになってい
る。そして外ケース19内に導かれた外気は、板状発熱
体20で加熱されるとともに、加熱された外気は、前記
連通口21を介し内ケース18内に導かれ、内ケース1
8内で生成された蒸気とともに中央溝13内に供給され
る。
【0033】すなわち、内ケース18の上端部には、図
1および図2に示すように、中央溝13に立上がって上
端開口部からスチームを放出する放出筒24が連設され
ており、この放出筒24からのスチーム放出位置は、入
浴者4の腰部から足元に対応する位置に設定され、温度
に敏感な背中部分を避けることができるようになってい
る。
【0034】内ケース18の前端部には、図1、図7お
よび図8に示すように、下半部に内ケース18内の水1
7が導かれる連通管25が接続されており、その先端部
は、アロマ(香り)材等を収容した芳香ケース26を介
し中央溝13の前端底部に接続されている。そしてこの
連通管25からのスチームにより、入浴者との肩、首す
じ部分が積極的に加温され、血行の促進を図って肩こり
を緩和することができるとともに、頭への血流を促進す
ることができるようになっている。
【0035】中央溝13の放出筒24と芳香ケース26
との中間位置には、図1に示すように、フィルタ27を
有する排水口28が設けられ、また中央溝13の後端部
には、中央溝13内に涼風を供給する涼風送風装置29
が設置されている。そして、この涼風送風装置29から
の涼風により浴槽空間7内が積極的に冷却され、浴槽空
間7内の温度を入浴者の体感最適温度に迅速かつ容易に
調整することができる。
【0036】一方、浴槽部5上面の入浴者4の脚部に対
応する両側位置には、図1,図4ないし図6に示すよう
に、たとえば丸棒状の一対のガイドレール30が設置さ
れ、これら両ガイドレール30の間には、入浴者4の両
脚を乗せるための脚置き部材31が前後動自在に配設さ
れている。
【0037】この脚置き部材31は、図4ないし図6お
よび図10に示すように、転動軸32と、この転動軸3
2の両側部に固設され各ガイドレール30上を転動する
ガイドローラ33と、前記転動軸32に回転かつスライ
ド自在に装着された2個の脚置きローラ34とで構成さ
れている。これにより、入浴者4は、両脚を各脚置きロ
ーラ34上に乗せることにより、脚部が心臓の位置より
も高所となって脚部の血行を促進させることができる。
また入浴者4が、両脚を各脚置きローラ34上に乗せた
状態で膝を屈伸させることにより、脚置き部材31がガ
イドレール30に沿って前後に転動し、また入浴者4が
股を開閉させることにより、各脚置きローラ34が転動
軸32に沿ってスライドする。
【0038】また、浴槽部5の両側上端縁部には、図
1,図2および図11に示すように、浴槽部5の長手方
向に間隔を置いて、例えば5個の側部ノズル35がそれ
ぞれ設けられ、また蓋体6の天井中央部には、浴槽部5
の長手方向に間隔を置いて例えば5個の上部ノズル36
が設けられている。そして、これら各ノズル35,36
は図12に示すように、ボイラ等の温水源37に接続さ
れてシャワー装置38を構成している。
【0039】すなわち、温水源37からの温水は、主管
39を介して供給され、前記各ノズル35,36は、各
別の電動弁40,41,42を有する分岐管43,4
4,45を介し、この主管39にそれぞれ接続されてい
る。
【0040】また、主管39の各分岐管43,44,4
5よりも上流側には、起動当初の主管39内の低温水を
排水するための捨水用配管46が接続されており、この
捨水用配管46には電動弁47が設けられている。
【0041】また、主管39の捨水用配管46よりも上
流側には、電動弁48を有する薬液配管49が接続され
ており、この薬液配管49は、注入ポンプ50を介し化
粧水や香り水等の薬液を収容する薬液タンク51に接続
されている。
【0042】各電動弁40,41,42,47,48お
よび注入ポンプ50は、図12に示す制御装置52から
の制御信号により制御されるようになっており、この制
御により、各ノズル35,36は、例えば上部ノズル3
6が16秒間、右側の側部ノズル35が16秒間、左側
の側部ノズル35が16秒間のローテーションで温水シ
ャワーが3〜4回繰返されるとともに、シャワーの最終
段階で薬液タンク51からの薬液がシャワー水中に流入
され、全身美肌コンディショニングが行なわれるように
なっている。
【0043】また、主管39の薬液配管49よりも上流
側には、温水源37からの温水中に含まれているトリハ
ロメタン等の不純物を除去する清水装置53が設置され
ている。
【0044】一方、蓋体6は、図1ないし図3および図
13に示すように、概略蒲鉾形のドーム状をなしてお
り、その入浴者4の頭部側の端部中央には、入浴者4の
頭部を避けるための凹部54が設けられ、この凹部54
の底部下端には、浴槽部5に横たわった状態の入浴者4
の頭部を、蓋体6の外部に露出させるための開口55が
設けられている。そしてこれにより、入浴中に入浴者4
の頭部が外部に露出することになり、入浴中に頭はケア
および洗髪を行なうことができる。
【0045】凹部54の両側面部には、図1および図3
に示すように、音楽療法用および非常放送用として用い
られるスピーカ56が埋設されている。また凹部54の
入浴者4が目視可能な位置には、図3に示すように、例
えば3個のサインランプ57が設けられている。これら
各サインランプ57は、例えば15分コースを選択した
場合には、まず3個のサインランプ57がすべて点灯
し、5分経過する毎に1灯ずつ消灯して入浴者4が容易
に時間経過を知ることかできるようになっている。
【0046】また、浴槽部5前端の蓋体6の外部位置に
は、図1および図13に示すように、温水吐出手段など
を備えた頭髪洗浄装置58が設置されており、入浴者4
は、入浴中にこの頭髪洗浄装置58を用いて、頭皮ケア
および洗髪を行なうことができるようになっている。
【0047】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0048】入浴に際しては、まず図3に示すように蓋
体6をストッパ8に当接する位置まで開放し、この状態
で入浴者4が浴槽部5上に乗り、さらに身体を浴槽部5
上に横たえた後に、開状態の蓋体6を閉じる。
【0049】一方、スチーム発生装置16の板状発熱体
20には予め通電しておき、入浴時には内ケース18内
の水17が充分に加熱された状態にしておく。そして、
入浴者4が浴槽部5上に横たわったならば、モータ22
を起動してシロッコファン23を回転駆動する。これに
より、外気が外ケース19内に導かれ、この外気は外ケ
ース19内で板状発熱体20からの熱により加熱され
る。この加熱により昇温した外気は、その後連通口21
を介して内ケース18内に導かれ、内ケース18内で生
成された蒸気とともにスチーム状態となって、放出筒2
4から中央溝13内に供給される。
【0050】中央溝13内に供給されたスチームは、中
央溝13の上面が上面カバー15で塞がれているので各
枝溝14に分散され、各枝溝14から浴槽空間7内に供
給される。このスチームの供給により、浴槽空間7内が
外部よりも高圧となり、外気が浴槽部5と蓋体6との間
隙などから浴槽空間7内に流入せずに充分な入浴効果が
得られる。
【0051】ところで、各枝溝14は、上部が開放され
ているので、通常であれば中央溝13に近い基端側か
ら、より多くのスチームが浴槽空間7内に供給されるこ
とになるが、図2に示すように、各枝溝14は基端側か
ら先端側に向かって次第に浅底になっているので、スチ
ームは枝溝14の長手方向各所からほぼ均一に浴槽空間
7内に供給される。しかも浴槽部5の両側部は、入浴者
4の身体の外形に倣って湾曲しているので、スチームが
入浴者4の身体に沿って流れることになり、入浴者4の
身体の各部とスチームとの接触距離をほぼ一定にするこ
とができる。
【0052】このようにして、スチームは各枝溝14か
らほぼ均等に浴槽空間7内に供給されることになるが、
入浴者4の首部側の枝溝14は放出筒24から離れてお
り、しかも蓋体6には頭部を外部に露出させるための開
口55が設けられているので、入浴者4の首部付近のス
チームがどうしても不足しがちとなる。
【0053】そこで、本実施の形態においては、内ケー
ス18内のスチームの一部を、連通管25を介して中央
溝13の先端部に導き、入浴者4の首部付近により多く
のスチームが供給されるようにしている。そしてこれに
より、入浴者4の首部付近のスチームの不足を補い、か
つ温度に敏感な背中部分を避け、肩、首すじ部分を効率
よく加温し、蓋体6の開口55付近の温度低下を防ぐと
ともに、頭部への血行を促進することができる。また、
連通管25の先端には芳香ケース26が配されているの
で、アロマ(香料)材等によるアロマテラビーが可能と
なる。
【0054】また、入浴状態において、入浴者4の脚部
は脚置き部材31上に載置され、心臓よりも高所位置に
保たれるので、横たわった状態での入浴であることと相
俟って、脚部の血行を促進することができるとともに、
脚置き部材31が可動式であることにより、入浴中にい
わゆる尾ヒレ運動を行なうことができる。
【0055】ところで、スチーム発生装置16からのス
チームの温度は、予め定められた最適温度に設定され、
この最適温度に合わせて板状発熱体20がON/OFF
制御されるが、入浴者4の体感最適温度は人によって異
なり、予め設定された最適温度が入浴者4によっては高
過ぎると感じる場合もある。そこでこの場合には、板状
発熱体20をOFFにすることになるが、板状発熱体2
0をOFFにしても、直ちに浴槽空間7内の温度が降下
するわけではない。
【0056】そこでこのような場合には、図1に示す涼
風送風装置29を起動し、涼風を積極的に中央溝13内
に送り込む。これにより、浴槽空間7内の温度を入浴者
4の最適体感温度まで迅速に降下調整することができ
る。
【0057】このようにして、スチームによる入浴が終
了したならば、モータ22を停止するとともに板状発熱
体20がOFFとなり、同時にシャワー装置38による
温水シャワーが開始される。そして、この温水シャワー
により、入浴者4の身体に施されたパック材や汗が洗い
流される。
【0058】この温水シャワーは、例えば上部ノズル3
6からの温水シャワーが16秒間、右側の側部ノズル3
5からの温水シャワーが16秒間、左側の側部ノズル3
5からの温水シャワーが16秒間のローテーションで3
〜4回繰返される。そして、温水シャワーの噴射方向の
変化により、入浴者4の全身のパック材および汗を完全
に洗い流すことができる。
【0059】なお、温水シャワーの最終段階において
は、図12に示す注入ポンプ50の起動によりシャワー
水中に化粧水や香り水等の薬液を注入し、全身美肌コン
ディショニングを行なうことができる。
【0060】しかして、スチーム発生装置16からのス
チームが浴槽部5内面のスチーム通路を介して浴槽空間
7内に供給されるので、入浴者4の身体全体にスチーム
を均一に行き渡らせることができ、入浴効果を向上させ
ることができる。
【0061】また、温水シャワーは、両側部ノズル35
および上部ノズル36から順次噴射されるので、パック
材や汗を完全に洗い流すことができる。
【0062】また、入浴中に入浴者4の頭部は蓋体6外
に露出しているので、入浴中に頭髪洗浄装置58を用い
て頭皮ケアおよび洗髪を行なうことができる。洗髪終了
後の液は、ピット10に集められ、排水口12から排出
される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、浴槽部を
有する本体と、蓋体と、スチーム通路と、スチーム発生
装置と、シャワー装置とを備え、スチーム通路は浴槽部
の内面に設けられているので、スチームを入浴者の身体
全体に行き渡らせ、入浴効果を向上させることができ
る。
【0064】本発明はまた、スチーム通路を、中央溝と
複数の枝溝とで構成するようにしているので、スチーム
通路の構造が簡素化され、しかもスチームを入浴者の身
体全体に均一に行き渡らせることができる。
【0065】本発明はまた、枝溝を平面形状がほぼ直線
状になるようにしているので、枝溝の構造を単純化して
汚れにくくすることができ、しかも清掃も容易である。
【0066】本発明はまた、枝溝を中央溝側の端部より
も先端側の端部の方が浅底となるようにしているので、
枝溝の長手方向各所からスチームがより均一に供給さ
れ、スチームを入浴者の身体全体により均一に行き渡ら
せることができる。
【0067】本発明はまた、浴槽部の両側内面を湾曲さ
せるようにしているので、スチームを入浴者の身体に沿
って流すことができ、入浴者の身体の各所とスチームと
の接触距離をより一定にすることができ、また浴槽部の
清掃後の水切りをよくすることができる。
【0068】本発明はまた蓋体を概略蒲鉾形のドーム状
に形成し、その入浴者頭部側の端部に、浴槽部に横たわ
った状態の入浴者の頭部を蓋体外に露出させるための開
口を設けるようにしているので、入浴中に入浴者の頭部
が蓋体外に露出することになり、入浴中に頭皮ケアや洗
髪を行なうことができる。
【0069】本発明はまた、スチーム発生装置を、内ケ
ースと、発熱体と、連通部と、送風機とで構成し、外気
を外ケース内および連通部を介して内ケース内に導き、
内ケース内で生成された蒸気とともにスチーム通路に供
給するようにしているので、スチーム発生装置の構造を
簡素化することができるとともに、内ケースからの熱に
より外ケース内の外気を昇温させ、外気を効率よく加温
することができる。
【0070】本発明はまた、発熱体を板状発熱体で構成
して内ケースの底部に配設するようにしているので、発
熱体を小形化することができるとともに、内ケース内に
水以外のパック材等の物質が混入しても発熱体を損傷さ
せるおそれがなく、また外ケース内の外気の加熱も容易
である。
【0071】本発明はまた、スチームを中央溝における
入浴者の腰部から足元に対応する位置に供給するように
しているので、温度に対して敏感な入浴者の背中を避け
てスチームを供給することができる。
【0072】本発明はまた、シャワー装置を、浴槽部の
両側部に長手方向に沿ってそれぞれ配設された側部ノズ
ルと、蓋体の内面に配設された上部ノズルとで構成する
ようにしているので、パック材や汗を完全に洗い流すこ
とができる。
【0073】本発明はまた、シャワー装置に両側の各側
部ノズルおよび上部ノズルの噴射タイミングを制御する
噴射制御装置を設けるようにしているので、パック材や
汗を短時間でより完全に洗い流すことができる。
【0074】本発明はさらに、本体に、スチーム通路に
涼風を供給する涼風送風装置を設けるようにしているの
で、浴槽部と蓋体とで形成される空間内の温度を、入浴
者の体感最適温度に容易かつ迅速に調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るスチーム浴装置を
示す断面構成図。
【図2】図1を側方から見た断面構成図。
【図3】図1を右方から見た部分断面図。
【図4】図1の浴槽部を中央溝の上面カバーを取外して
上方から見た構成図。
【図5】図4のV−V線断面図。
【図6】図4のVI−VI線断面図。
【図7】図1のスチーム発生装置の構成図。
【図8】図7の平面図。
【図9】図7のIX−IX線拡大断面図。
【図10】図4の要部拡大図。
【図11】図1の側部ノズルの拡大断面図。
【図12】シャワー装置を示す全体構成図。
【図13】図1の平面図。
【符号の説明】
1 スチーム浴装置 2 本体 5 浴槽部 6 蓋体 7 浴槽空間 9 スチーム通路 13 中央溝 14 枝溝 15 上面カバー 16 スチーム発生装置 17 水 18 内ケース 19 外ケース 20 板状発熱体 21 連通口 22 モータ 23 シロッコファン 24 放出筒 29 涼風送風装置 35 側部ノズル 36 上部ノズル 37 温水源 38 シャワー装置 52 制御装置 54 凹部 55 開口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浅底容器状をなし入浴者が横たわって入浴
    可能な大きさの浴槽部を有する本体と、この本体に開閉
    可能に取付けられ前記浴槽部の上部を覆う蓋体と、前記
    浴槽部の内面に設けられたスチーム通路と、前記本体内
    部に設けられ生成したスチームを前記スチーム通路に供
    給するスチーム発生装置と、前記浴槽部と蓋体とで形成
    される空間内に設けられ入浴者に向けて水を噴射させる
    シャワー装置とを具備することを特徴とするスチーム浴
    装置。
  2. 【請求項2】スチーム通路は、浴槽部の底面中央に長手
    方向に延設されてスチームが供給され上面がカバーで覆
    われた中央溝と、中央溝から浴槽部の内面に沿って両側
    に延びる複数の枝溝とを備えていることを特徴とする請
    求項1記載のスチーム浴装置。
  3. 【請求項3】枝溝は、平面形状がほぼ直線状をなしてい
    ることを特徴とする請求項2記載のスチーム浴装置。
  4. 【請求項4】枝溝は、中央溝側の端部よりも先端側の端
    部の方が浅底となっていることを特徴とする請求項2ま
    たは3記載のスチーム浴装置。
  5. 【請求項5】浴槽部は、その両側内面が湾曲しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のスチ
    ーム浴装置。
  6. 【請求項6】蓋体は、概略蒲鉾形のドーム状をなし、そ
    の入浴者頭部側の端部には、浴槽部に横たわった状態の
    入浴者の頭部を蓋体外に露出させるための開口が設けら
    れていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載のスチーム浴装置。
  7. 【請求項7】スチーム発生装置は、水を収容する内ケー
    スと、内ケースの底部に配設された発熱体と、内ケース
    の外側に二重容器状に配設された外ケースと、両ケース
    の上端間を連通させる連通部と、外ケース内に外気を供
    給する送風機とを備え、外気は、外ケース内および連通
    部を介して内ケース内に導かれ、内ケース内で生成され
    た蒸気とともにスチーム通路に供給されることを特徴と
    する請求項1乃至6のいずれかに記載のスチーム浴装
    置。
  8. 【請求項8】発熱体は、板状発熱体で構成されて内ケー
    スの底部に配設されていることを特徴とする請求項7記
    載のスチーム浴装置。
  9. 【請求項9】スチームは、中央溝における入浴者の腰部
    から足元に対応する位置に供給されることを特徴とする
    請求項2記載のスチーム浴装置。
  10. 【請求項10】シャワー装置は、浴槽部の両側部にそれ
    ぞれ配設された側部ノズルと、蓋体の内面に配設された
    上部ノズルとを備えていることを特徴とする請求項1乃
    至9のいずれかに記載のスチーム浴装置。
  11. 【請求項11】各ノズルは、浴槽部の長手方向に複数配
    されていることを特徴とする請求項10記載のスチーム
    浴装置。
  12. 【請求項12】シャワー装置は、両側の各側部ノズルよ
    おび上部ノズルの噴射タイミングを制御する噴射制御装
    置を備えていることを特徴とする請求項10または11
    記載のスチーム浴装置。
  13. 【請求項13】本体は、スチーム通路に涼風を供給する
    涼風送風装置を備えていることを特徴とする1乃至12
    のいずれかに記載のスチーム浴装置。
JP23865397A 1997-09-03 1997-09-03 スチーム浴装置 Pending JPH1176358A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289566A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Masayuki Sakuta カプセル型入浴装置
CN102402234A (zh) * 2010-09-07 2012-04-04 上海理工大学 中药熏蒸治疗仪智能体表温度控制系统

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JP2007289566A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Masayuki Sakuta カプセル型入浴装置
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