JPH1176646A - 吸塵式電気かみそり - Google Patents

吸塵式電気かみそり

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JPH1176646A
JPH1176646A JP28594397A JP28594397A JPH1176646A JP H1176646 A JPH1176646 A JP H1176646A JP 28594397 A JP28594397 A JP 28594397A JP 28594397 A JP28594397 A JP 28594397A JP H1176646 A JPH1176646 A JP H1176646A
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Hisakazu Tsuji
久和 辻
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この吸塵式の電気かみそりではひげの、あるい
はもみあげの切断片を電動モーターによる吸引力により
集塵袋に吸塵し外部に飛散するのを阻止する。同時に流
入する空気により切断片が内刃に付着するのを阻止す
る。ここで集塵袋はカートリッジ式とされ適宜交換され
る。このようにしてひげの、あるいはもみあげの切断片
の簡便にして清潔な処理方法を確立する。 【構成】従来の電気かみそりでは飛散されるままであっ
たもみあげの切断片を吸塵するために箱型の外刃と内刃
を組み合わせた新型のきわぞり刃及びきわぞり刃近傍漏
斗等の集塵機構が投入される。またひげの切断片も同様
の機構で処理される。切断片は漏斗から吸塵され、さら
にその下部のチュウブを経由し集塵袋にたどりつく。こ
こでは段階的に強さを選択できる電動モーターが働いて
ファンを回転させる。この吸引力により切断片が集塵袋
に集塵される。

Description

【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
【0001】
【産業上の利用分野】は日常家庭用電気用品産業であ
る。
【0002】この発明は 電気かみそりの中に残留する
ひげの切断片の簡便なる取りまとめとしての集塵、およ
び その除去を可能ならしめる装置に関する。同時に、
また 電気かみそりの使用中における ひげの切断片の
飛散を未然に防止することを可能ならしめる装置に関す
る。
【0003】
【従来の技術】として使用されてきた電気かみそりにお
いてはひげの切断片は、その受け皿としての集塵皿に
ひとまず収容される。そして通常ひげそり後において
外刃をはずし除去される。この場合 切断片の除去はブ
ラシを使用しての掃除、あるいは 水を利用しての洗い
流し(水洗)等が有るようであるが いずれも簡便さを
欠く。また 加うるに 電気かみそりの使用中には内刃
の回転、あるいは 往復等による振動のために 電気か
みそりの外部にひげの切断片が飛散して そのまま電気
かみそりの使用者が着用している衣類、あるいは まわ
りの物に付着するのを免れえない。こうしてみると 切
断片除去における簡便な切断片の取りまとめとしての集
塵機能(あるいは吸塵機能)の欠落、及び電気かみそり
使用中における切断片の飛散防止機能の欠落という二つ
の欠点の存在が指摘される。それ故に 当発明において
はこれら二つの欠点の克服が目的とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】としては上述のような
従来技術の内包する欠点を克服することである。つまり
当発明においては 以下の二つの課題が解決された吸
塵式電気かみそりを提供することである。それらは (イ) ひげの切断片の除去操作において 簡便なる切
断片の取りまとめとしての集塵機能を確立すること。 (ロ) 電気かみそりの使用中において ひげの切断片
の外部への飛散防止機能を確立すること。 「発明の構成」
【0005】
【課題を解決するための手段】としては まず 従来技
術による電気かみそりの中の ひげの切断片の受け皿
(集塵皿)が吸塵のための漏斗(吸塵用漏斗)にかえら
れる。このことについて 以下において述べてみよう。
【0006】この吸塵用漏斗は 内刃が振動する振動式
の、あるいは回転する回転式の電気かみそりの内刃のす
ぐ下に口を開いている 吸塵のための漏斗である。ここ
に 電動モーターのパワーで回転するファンにより吸塵
されるひげの切断片が吸いこまれて行くのである。
【0007】振動式の電気かみそりの場合には 一列に
並んだ内刃の両側に細長い二つの口が開いている二連漏
斗になるであろう。ひげの切断片は これらの二つの開
口に落ち込んだ後、それらに続くそれぞれの漏斗の中を
通過して行く。二本の漏斗は 内刃を振動させる電磁石
としてのコイルの外側を一本ずつが走り、その下に回り
こんだところで合流する。ここで、もし これらの漏斗
の断面が偏平になっていれば、電気かみそりの外形に変
化をきたすことは 少ない筈である。ここでは 吸塵用
漏斗として これを振動式電気かみそりのための二連偏
平漏斗と呼ぶことにしよう。そして 各々の偏平漏斗に
続くチュウブは合流されて合流チュウブとなり一つの密
室に導かれる。ここでの合流チュウブの終点に集塵袋が
取り付けられる。(
【図1】,
【図2】を参照)
【0008】集塵袋は取り外し交換可能なものとし、電
気掃除機の対応するものを参考にすることが肝要であ
る。そして この密室の空気は 電動モーターにより回
転するファンを以って排気され、切断片が集塵されるこ
とになる。従ってこの密室には 排気窓が用意される。
この密室における集塵袋の集塵の状態はこの吸塵式電気
かみそりの使用中に その外部から確認される必要があ
る。従って透明のプラスチックにより覗き窓が用意され
る。そして 電動モーターによるファンの吸塵力の強度
は 集塵状態に応じて適宜選択される様にしておく必要
がある。他方、回転式の電気かみそりの場合には 内刃
のすぐ下に開いている漏斗の口は 一から三個程度にな
るかもしれない。従って、ここでは 吸塵用漏斗として
これを回転式電気かみそりのための三連漏斗と呼ぶこ
とにしよう。それらには それぞれ チュウブが連な
り、下部において合流し さらに 密室へと導かれ、そ
こで 電動モーターのファンを以ってひげの切断片が集
塵されることになる。以下は 振動式電気かみそりの様
式を参考にしていただきたい。
【0009】ところで この新しい吸塵式電気かみそり
のスイッチがスイッチ・オンされた時点では 電動モー
ターにより駆動されるファンの回転翼により空気の流れ
が次のように引き起こされる。つまり 外気→外刃→内
刃→吸塵用漏斗→チュウブ→集塵袋→回転翼→排気窓
である。この時 外刃の内面に密着して駆動される内刃
により切断された ひげの切断片は 外刃の小孔または
溝から流入する空気と共に ひげの切断片と空気との混
合気体の流れ、つまり ひげの切断片の紛体流となって
吸塵用漏斗やチュウブ等を経由し 集塵袋に集塵され
る。集塵袋ではひげの切断片だけがこし取られ 空気は
それを通過した後に排気窓より排気される。結果的にひ
げの切断片の外部への飛散は阻止されるはずである。こ
の様にして上述の(イ)及び(ロ)の課題が解決される
ことになる。 「発明の効果」
【0010】
【発明の効果】従来の電気かみそりを使用中に その外
部に飛散していたひげの切断片が 飛散することもな
く、その使用者の衣類等に付着するという心配をする必
要が 無くなるという効果がある。また、ひげの切断片
の取りまとめが集塵袋になされ その取り外しにより切
断片の除去がなされるという簡便性のために 電気かみ
そりを清潔に維持することが容易になる という効果が
ある。さらに 覗き窓を通して 切断片の集塵量の増加
が 電気かみそりの使用中に把握されるために 電動モ
ーターの吸塵力を その量に応じて強められる。これが
切断片の外部への飛散をより一層効果的に阻止するこ
とになる という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図 は振動式電気かみそりのための二連偏
平漏斗の例を示している。これが 吸塵式である振動式
電気かみそりのどの部分に相当するかは
【図 【図2】の概念図を参照していただきたい。
【図2】は 概念図として 吸塵式の振動式電気かみそ
りの内部を示す。ただし、当発明が関わる機構以外の部
分は 省略してある。
【符号の説明】
1 二連偏平漏斗 2 漏斗の開口 3 内刃の駆動軸のためのスカート 4 偏平漏斗 5 チュウブ 6 合流チュウブ 7 集塵袋 8 密室 9 電動モーター 10 ファン 11 回転軸 12 排気窓 13 外刃
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年12月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】 吸塵式電気かみそり
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」
【0001】
【産業上の利用分野】は日常家庭用電気用品産業であ
る。
【0002】この発明の目的は 電気かみそりの中に残
留するひげの切断片の簡便なる取りまとめとしての集
塵、および その電気かみそりへの付着を阻止すること
を可能ならしめる装置を提供することに関する。同時
に、また 電気かみそりの使用中における ひげの切断
片の飛散を未然に防止することを可能ならしめる装置を
提供することに関する。
【0003】
【従来の技術】として使用されてきた電気かみそりにお
いてはひげの切断片は、その受け皿としての集塵皿に
ひとまず収容される。そして通常ひげそり後において
外刃をはずし除去される。この場合 切断片の除去はブ
ラシを使用しての掃除、あるいは 水を利用しての洗い
流し(水洗)等が有るようであるが いずれも簡便さを
欠く。また 加うるに 電気かみそりの使用中には内刃
の回転、あるいは 往復等による振動のために 集塵皿
に収容されたひげの切断片が電気かみそりの外部に飛散
して そのまま 電気かみそりの使用者の着衣、あるい
は まわりの物に付着してしまう。この切断片の外部飛
散は 電気かみそりが水洗い式であるか否かに関らず
ひとえに 集塵皿に切断片を収容する方式の電気かみそ
りに共通しているといえる。しかも 微細なひげ屑が内
刃の各部に付着するのを免れえない。こうしてみると
切断片除去における簡便な切断片の取りまとめとしての
集塵機能(あるいは吸塵機能)の欠落、内刃等へのひげ
屑の付着防止機能の欠落 及び電気かみそり使用中にお
ける切断片の飛散防止機能の欠落という三つの欠点の存
在が指摘される。それ故に 当発明においてはこれら三
つの欠点の克服が目的とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】としては上述のような
従来技術の内包する欠点を克服することである。つまり
当発明においては 以下の三つの課題が解決された吸
塵式電気かみそりを提供することである。それらは (イ) ひげの切断片の除去操作において 簡便なる切
断片の取りまとめとしての集塵機能を確立すること。 (ロ) ひげの切断片が電気かみそりの機器に付着する
ことを阻止する付着防止機能を確立すること。 (ハ) 電気かみそりの使用中において ひげの切断片
の外部への飛散防止機能を確立すること。 「発明の構成」
【0005】
【課題を解決するための手段】としては まず 従来技
術による電気かみそりの中の ひげの切断片の受け皿
(集塵皿)が吸塵のための漏斗(吸塵用漏斗)にかえら
れる。これらの吸塵用漏斗は 内刃が振動する振動式
の、あるいは回転する回転式の電気かみそりの内刃のす
ぐ下に口を開いている 吸塵のための内刃用漏斗であ
る。また きわぞり刃の近傍に開口することになる き
わぞり刃近傍漏斗も用意される。これらに 電動モータ
ーのパワーで回転するファンにより吸塵されるひげの切
断片が吸いこまれて行くのである。
【0006】例えば 振動式の電気かみそりの場合には
内刃用漏斗は次の二種類の二連漏斗に大別されるであ
ろう。ここで二連漏斗と言うのは 一枚の板に二個の漏
斗を打ち出したものとする。つまり 一から三列に並ん
だ内刃の振動方向に沿って 細長い二個の偏平な漏斗を
駆動軸の外側に配するもの、あるいは内刃の振動方向の
延長上で 駆動軸を除いた二個のスペースに一個ずつの
漏斗を配するもの等がある。前者を 第一種二連漏斗、
後者を 第二種二連漏斗と呼ぶことにしよう。第一種二
連漏斗は 二連偏平漏斗とも呼ばれる。これらに きわ
ぞり刃の駆動軸が割って入る場合には 多少の変形が導
入されるであろう。また内刃の駆動軸のための穴 およ
び、その周りを密閉するためのスカートは 二連漏斗の
中央に設けられる。ひげの切断片は これらの二つの開
口に落ち込んだ後、それらに続くそれぞれの漏斗の中を
通過して行く。二本の漏斗は 内刃を振動させる電磁石
としてのコイルの外側を一本ずつが走り、その下に回り
こんだところで合流する。ここで、もし これらの漏斗
の断面に対して 充分に配慮されていれば、電気かみそ
りの外形に変化をきたすことは 少ない筈である。そし
て各々の漏斗にはチュウブが続き、合流されて 合流チ
ュウブとなり一つの密室に導かれる。ここでの合流チュ
ウブの終点に 集塵袋が取り付けられる。この時、いわ
ゆる フロート効果 あるいは フレックス効果等に対
応するために 必要に応じてチュウブの一部に 蛇腹が
導入される。また 内刃の駆動軸のためのスカートには
対応する柔軟性が要求される。(
【図1】,
【図2】を参照)
【0007】また きわぞり刃近傍漏斗はきわぞり刃が
使用可能となるべくセットされる場合を除いて、完全に
閉ざされている必要がある。ここで きわぞり刃のセッ
トとして 電気かみそりに沿ったきわぞり刃のずれ、あ
るいは それに対する垂直方向への回転の二種類の動作
に注目しよう。つまり、これらの動作が完了された時点
ではじめてその開口部が現れるように きわぞり刃近傍
漏斗が設置されるはずである。セットがされない場合に
は もちろん それは完全に閉ざされているのである。
この状態で 外刃および内刃の協業たるひげの切断、及
びその切断片の吸塵は支障なく行われる。他方 セット
がされた場合には きわぞり刃による切断、および そ
の切断片の吸塵が行われる。この時、外刃を通過する空
気の流入の制限のために 外刃へのキャップが利用され
れば きわぞり刃近傍漏斗からの吸塵は効果的である。
【0008】集塵袋は 取り外し交換可能なものとし、
電気掃除機の対応するものを参考にすることが肝要であ
る。ここには たしかに 集塵された切断片の逆流を防
止する弁が設けられている。そして その脱着は簡便を
期しカートリッジ式となるようにする。こうして この
密室の空気は 電動モーターにより回転するファンを以
って排気され、切断片が集塵されることになる。従って
この密室には排気窓が用意される。この密室における
集塵袋の集塵の状態は この吸塵式電気かみそりの使用
中に その外部から確認される必要がある。従って透明
のプラスチックにより覗き窓が用意される。そして 電
動モーターによるファンの吸塵力の強度は 集塵状態に
応じて適宜選択される様にしておく必要がある。こうし
てみると 従来の電気かみそりの機構に加えられた新機
構のためにきたした容積の増大は 漏斗などを上手にや
りくりし、さらに電気かみそりの握りの部分を下方に延
長させることにより解決をはかることが期待される。他
方、回転式の電気かみそりの場合には 内刃のすぐ下に
開いている漏斗の口は 一から三個程度になるかもしれ
ない。ここでは 吸塵用漏斗の一例として 凹転式電気
かみそりのための三連漏斗と呼ばれるものを考えよう。
各漏斗には それぞれ チュウブが連なり、下部におい
て合流し さらに 密室へと導かれ、そこで 電動モー
ターのファンを以ってひげの切断片が集塵されることに
なる。以下は きわぞり刃近傍漏斗の場合も含め 振動
式電気かみそりの様式を参考にしていただきたい。
【0009】ところで この新しい吸塵式電気かみそり
のスイッチがスイッチ・オンされた時点では 電動モー
ターにより駆動されるファンの回転翼により空気の流れ
が次のように引き起こされる。つまり 外気→外刃→内
刃→吸塵用漏斗→チュウブ→集塵袋→凹転翼→排気窓
である。この時 外刃の内面に密着して駆動される内刃
により切断された ひげの切断片は 外刃の小孔または
溝から流入する空気と共に ひげの切断片と空気との混
合気体の流れ、つまり ひげの切断片の紛体流となって
吸塵用漏斗やチュウブ等を経由し 集塵袋に集塵され
る。集塵袋ではひげの切断片だけがこし取られ 空気は
それを通過した後に排気窓より排気される。結果的にひ
げの切断片の外部への飛散は阻止されるはずである。同
時に 流入する空気によりひげ屑が 電気かみそりの内
刃、外刃 その他の表面に付着することが阻止されるこ
とになる。この様にして上述の(イ)、(ロ)、および
(ハ)の課題が解決されることになる。「発明の効果」
【0010】
【発明の効果】従来の電気かみそりを使用中に その外
部に飛散していたひげの切断片が 飛散することもな
く、その使用者の衣類等に付着するという心配をする必
要が 無くなるという効果がある。また、ひげの切断片
の取りまとめが集塵袋になされ その取り外しにより切
断片の除去がなされるという簡便性が得られるという効
果がある。そして 吸塵のための流入空気により、ひげ
の切断片の機器への付着が阻止され 電気かみそりを清
潔に維持することが容易になるという効果がある。さら
に 覗き窓を通して 切断片の集塵量の増加が電気かみ
そりの使用中に把握されるために 電動モーターの吸塵
力を その量に応じて強められる。これで 切断片の外
部への飛散をより一層効果的に阻止することになる と
いう効果がある。また これらの効果のために その使
用中に水や石鹸を必要としないという電気かみそりの特
徴がより一層明確化されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図 は振動式電気かみそりのための内刃用
漏斗としての二連偏平漏斗の例を示している。これが
吸塵式である振動式電気かみそりのどの部分に相当する
かは
【図2】の概念図を参照していただきたい。
【図2】は 概念図として 吸塵式の振動式電気かみそ
りの内部を示す。ただし、当発明が関わる二連偏平漏斗
に関する機構以外の部分は 省略してある。
【符号の説明】 1 二連偏平漏斗 2 漏斗の開口 3 内刃の駆動軸のためのスカート 4 偏平漏斗 5 チュウブ 6 合流チュウブ 7 集塵袋 8 密室 9 電動モーター 10 ファン 11 回転軸 12 排気窓 13 外刃 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】明細書
【発明の名称】 吸塵式電気かみそり
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」
【0001】
【産業上の利用分野】は日常家庭用電気用品産業であ
る。
【0002】当発明の目的は 電気かみそりの中に残留
するひげの、あるいはもみあげの切断片の 簡便なる取
りまとめとしての集塵、および その電気かみそりへの
付着を阻止することを可能ならしめる装置を提供するこ
とに関する。同時に、また 電気かみそりの使用中にお
ける ひげの、あるいは もみあげの切断片の飛散を未
然に防止することを可能ならしめる装置を提供すること
に関する。
【0003】
【従来の技術】として使用されてきた電気かみそりにお
いてはひげの切断片は、その受け皿としての集塵皿に
ひとまず収容される。そしてもみあげに至っては きわ
ぞり刃でただ切断するだけで 飛散するにまかせるとい
う有様である。実際 これではたまったものではない。
ところで ひげの切断片の方は 通常 ひげそり後にお
いて ひげそり刃の外刃をはずし除去される。この場合
切断片の除去はブラシを使用しての掃除、あるいは
水を利用しての洗い流し(水洗)等が有るようであるが
いずれも簡便さを欠く。そのうえ 電気かみそりの使
用中には 内刃の回転、あるいは 往復等による振動の
ために集塵皿に収容されたひげの切断片が電気かみそり
の外部に飛散して そのまま電気かみそりの使用者の着
衣、あるいは まわりの物に付着してしまう。この切断
片の外部飛散は 電気かみそりが水洗い式であるか否か
に関らず ひとえに集塵皿に切断片を収容する方式の電
気かみそりに共通しているといえる。しかも微細なひげ
屑が内刃の各部に付着するのを免れえない。こうしてみ
ると ひげ、あるいは もみあげの切断片除去における
簡便な切断片の取りまとめとしての集塵機能(あるいは
吸塵機能)の欠落、内刃等へのひげ屑の付着防止機能の
欠落及び電気かみそり使用中における切断片の飛散防止
機能の欠落という三つの欠点の存在が指摘される。それ
故に 当発明においては これら三つの欠点の克服が目
的とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】としては上述のような
従来技術の内包する欠点を克服することである。つまり
当発明においては 以下の三つの課題が解決された吸
塵式電気かみそりを提供することである。それらは (イ) ひげの、あるいは もみあげの切断片の除去操
作において 簡便なる切断片の取りまとめとしての集塵
機能を確立すること。 (ロ) ひげの、あるいは もみあげの切断片が電気か
みそりの機器に付着することを阻止する付着防止機能を
確立すること。 (ハ) 電気かみそりの使用中において ひげの、ある
いは もみあげの切断片の外部への飛散防止機能を確立
すること。 「発明の構成」
【0005】
【課題を解決するための手段】としては 上記の三課題
についてひとえに 流入する空気流による ひげの、あ
るいは もみあげの切断片のための集塵機構を確立する
ことが求められる筈である。まず 従来技術による電気
かみそりの中の ひげの切断片の受け皿(集塵皿)が吸
塵のための漏斗(吸塵用漏斗)にかえられる。この吸塵
用漏斗は 内刃が振動する振動式の、あるいは回転する
回転式の電気かみそりのひげそり刃の内刃のすぐ下に口
を開いている 吸塵のための ひげそり刃近傍漏斗であ
る。また もみあげのためのきわぞり刃の近傍に開口す
ることになる きわぞり刃近傍漏斗も用意される。これ
らに 電動モーターのパワーで回転するファンにより吸
塵されるひげの、あるいは もみあげの切断片が吸いこ
まれて行くのである。
【0006】例えば 振動式の電気かみそりの場合には
ひげそり刃近傍漏斗は次の二種類の二連漏斗に大別さ
れるであろう。ここで二連漏斗と言うのは 一枚の板に
二個の漏斗を打ち出したものとする。つまり 一から三
列、あるいは四列に並んだ内刃の振動方向に沿って 細
長い二個の偏平な漏斗を駆動軸の外側に配するもの、あ
るいは 内刃の振動方向の延長上で 駆動軸を除いた二
個のスペースに一個ずつの漏斗を配するもの等がある。
前者を 第一種二連漏斗、後者を第二種二連漏斗と呼ぶ
ことにしよう。第一種二連漏斗は 二連偏平漏斗とも呼
ばれる。これらに きわぞり刃の駆動軸が割って入る場
合には 多少の変形が導入されるであろう。また 内刃
の駆動軸のための穴 および、その周りを密閉するため
のスカートは 二連漏斗の中央に設けられる。かくなる
うえは 二連漏斗は別々の二個の漏斗におきかえられて
もよい。ひげの切断片は これらの二つの開口に落ち込
んだ後、それらに続くそれぞれの漏斗の中を通過して行
く。二本の漏斗は 内刃を振動させる電磁石としてのコ
イルの外側を一本ずつが走り、その下に回りこんだとこ
ろで合流する。ここで、もし これらの漏斗の断面に対
して充分に配慮されていれば、電気かみそりの外形に変
化をきたすことは 少ない筈である。そして 各々の漏
斗にはチュウブが続き、合流されて 合流チュウブとな
り一つの密室に導かれる。ここでの合流チュウブの終点
に 集塵袋が取り付けられる。この時、いわゆる フロ
ート効果 あるいは フレックス効果等に対応するため
に 必要に応じてチュウブの一部に 蛇腹が導入され
る。また 内刃の駆動軸のためのスカートには 対応す
る柔軟性が要求される。(
【図1】,
【図2】を参照)
【0007】また きわぞり刃近傍漏斗は きわぞり刃
外部近傍漏斗ときわぞり刃内部近傍漏斗に大別される。
この きわぞり刃近傍漏斗は きわぞり刃が使用可能と
なるべくセットされる場合を除いて、完全に閉ざされて
いる必要がある。ここで きわぞり刃のセットの方式と
して 例えば 電気かみそりに沿ったきわぞり刃のずれ
によるセット、あるいは それに対する垂直方向への回
転によるセットの二種類の動作に注目しよう。つまり、
これらの動作が完了された時点ではじめてその開口部が
現れるように きわぞり刃近傍漏斗が設置されるはずで
ある。セットがされない場合には もちろん それは完
全に閉ざされているのである。この状態で ひげそり刃
によるひげの切断、及び その切断片の吸塵は支障なく
行われる。他方 セットがされた場合には きわぞり刃
によるもみあげの切断、および その切断片の吸塵が行
われる。この時、ひげそり刃を通過する空気の流入の制
限のために ひげそり刃へのキャップが利用されれば
きわぞり刃近傍漏斗からの吸塵は効果的である。
【0008】次に きわぞり刃近傍漏斗について述べよ
う。この漏斗はきわぞり刃の内部に開口するものであ
る。ただし この場合には きわぞり刃は外刃と内刃よ
り構成される新型である。従来のきわぞり刃は コーム
として上側で働く固定刃と そのすぐ下に出てくるもみ
あげを切断する振動刃の二枚の刃が合わされて協業する
トリマーであった。このきわぞり刃は もみあげの生え
ている肌に対して ほぼ垂直に押しあてられて もみあ
げの切断に使用される。そして この作業におけるもみ
あげの切断片は 飛散するにまかされていた。そこで
その飛散を防止するための手段として 上述の集塵機構
を用意するのである。きわぞり刃の振動刃は従来のもの
をそのまま使うとしておこう。そして 固定刃はそのコ
ームの各歯をその方向にそのまま延長させる。ただし
接触されている振動刃を超えるところで 振動刃の側に
直角に折り曲げられる。各歯は さらに そのまま肌の
方向に程良い距離だけ延長されたところで 再び振動刃
のある側に直角に折り曲げられ 外刃としての固定刃と
されるに至る。この固定刃は基本的には片仮名のコの字
型の断面をもち 内には その上辺に接触する振動刃を
取り込むことになる。ここにおいて きわぞり刃はコー
ムとして働く飛散防止のための外刃、および 切断のた
めの内刃とから構成されることになるのである。そして
その内側には きわぞり刃内部近傍漏斗が開口して 全
体として集塵機構の一部を構成することになる。固定刃
は出発の時点ではプリミティブなコームであったが、当
発明においては それに加えて 各歯は切断片の飛散防
止柵として働き、その間のスリットから空気を流入させ
切断片をきわぞり刃内部近傍漏斗へと運び去らせるの
である。従って 各歯の肌に接する部分は 充分に研ぎ
出し、あるいは図形を整えて もみあげのより分けに役
立つ物にする必要があるかもしれない。これは 固定刃
の断面の図形の選択の問題とされる。それは 基本的に
はコの字型であった。つまり コの字型のコームの歯が
ひと続きに並んで外刃を構成しているのであった。これ
は 大雑把に言えば 断面の基本的な図形が 溝を示し
ているとも言える。ところでコの字の上下の二辺は肌に
対して垂直、そして柱となる一辺が肌に対して平行とな
るのである。ここで 下側の一辺については隣り合った
各歯が相互にひと続きになり 全体で一枚の板を形成す
るとする。そこで集塵のための空気流は 主として柱と
なる一辺の間のスリットを通過して流入し、もみあげの
切断片を運び去ることになる。その他 振動刃と接触し
ている上側の一辺からの寄与も少なくない。また この
固定刃としての外刃の両端は密閉されていてもよい。結
局 きわぞり刃の固定刃としての外刃は 当発明におい
ては この箱型の固定刃の採用が提唱されることになる
のである。
【0009】集塵袋は 取り外し交換可能なものとし、
電気掃除機の対応するものを参考にすることが肝要であ
る。ここには たしかに 集塵された切断片の逆流を防
止する弁が設けられている。そして その脱着は簡便を
期しカートリッジ式となるようにする。こうして この
集塵袋の取りつけられる密室の空気は電動モーターによ
り回転するファンを以って排気され、切断片が集塵され
ることになる。従って この密室には排気窓が用意され
る。この密室における集塵袋の集塵の状態は この吸塵
式電気かみそりの使用中に その外部から確認される必
要がある。従って透明のプラスチックにより覗き窓が用
意される。そして 電動モーターによるファンの吸塵力
の強度は 集塵状態に応じて適宜選択される様にしてお
く必要がある。こうしてみると 従来の電気かみそりの
機構に加えられた新機構のためにきたした容積の増大は
漏斗などを上手にやりくりし、さらに電気かみそりの
握りの部分を下方に延長させることにより解決をはかる
ことが期待される。他方、回転式の電気かみそりの場合
には ひげそり刃の内刃のすぐ下に開いている漏斗の口
は 一から三個程度になるかもしれない。ここでは ひ
げそり刃近傍漏斗の一例として 回転式電気かみそりの
ための三連漏斗と呼ばれるものを考えよう。各漏斗には
それぞれ チュウブが連なり、下部において合流しさ
らに 密室へと導かれ、そこで 電動モーターのファン
を以ってひげの切断片が集塵されることになる。以下は
きわぞり刃近傍漏斗の場合も含め 振動式電気かみそ
りの様式を参考にしていただきたい。
【0010】ところで この新しい吸塵式電気かみそり
のスイッチがスイッチ・オンされた時点では 電動モー
ターにより駆動されるファンの回転翼により空気の流れ
が次のように引き起こされる。つまり 外気→外刃→内
刃→吸塵用漏斗→チュウブ→集塵袋→回転翼→排気窓→
外気 である。この時 外刃の内面に密着して 駆動さ
れる内刃により切断された ひげの、あるいは もみあ
げの切断片は 外刃の小孔またはスリットから流入する
空気と共に ひげの、あるいはもみあげの切断片と空気
との混合気体の流れ、つまり 切断片の紛体流となって
吸塵用漏斗やチュウブ等を経由し 集塵袋に集塵され
る。集塵袋では切断片だけがこし取られ 空気はそれを
通過した後に排気窓より排気される。結果的にひげの、
あるいは もみあげの切断片の外部への飛散は阻止され
るはずである。同時に 流入する空気によりひげ屑が
電気かみそりの内刃、外刃 その他の表面に付着するこ
とが阻止されることになる。この様にして上述の
(イ)、(ロ)、および(ハ)の課題が解決されること
になる。 「発明の効果」
【0011】
【発明の効果】従来の電気かみそりを使用中に その外
部に飛散していたひげの、あるいは もみあげの切断片
が 飛散することもなく、その使用者の衣類等に付着す
るという心配をする必要が無くなるという効果がある。
また、ひげの、あるいは もみあげの切断片の取りまと
めが集塵袋になされ その取り外しにより切断片の除去
がなされるという簡便性が得られるという効果がある。
そして 吸塵のための流入空気により、ひげの、あるい
は もみあげの切断片の機器への付着が阻止され 電気
かみそりを清潔に維持することが容易になるという効果
がある。さらに 覗き窓を通して 切断片の集塵量の増
加が 電気かみそりの使用中に把握されるために 電動
モーターの吸塵力を その量に応じて強められる。これ
で 切断片の外部への飛散をより一層効果的に阻止する
ことになるという効果がある。また これらの効果のた
めに その使用中に水や石鹸を必要としないという電気
かみそりの特徴がより一層明確化されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図 は振動式電気かみそりのための ひげ
そり刃近傍漏斗としての二連偏平漏斗の例を示してい
る。これが 吸塵式である振動式電気かみそりのどの部
分に相当するかは
【図2】の概念図を参照していただきたい。
【図2】は 概念図として 吸塵式の振動式電気かみそ
りの内部を示す。ただし、当発明が関わる二連偏平漏斗
に関する機構以外の部分は 省略してある。
【符号の説明】 1 二連偏平漏斗 2 漏斗の開口 3 ひげそり刃の内刃の駆動軸のためのスカート 4 偏平漏斗 5 チュウブ 6 合流チュウブ 7 集塵袋 8 密室 9 電動モーター 10 ファン 11 回転軸 12 排気窓 13 ひげそり刃の
外刃 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 吸塵式電気かみそり
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】 「発明の目的」
【0001】
【産業上の利用分野】は日常家庭用電気用品産業であ
る。
【0002】当発明の目的は電気かみそりの中に残留す
るひげの、あるいはもみあげの切断片の簡便なる取りま
とめとしての集塵、およびその電気かみそりへの付着を
阻止することを可能ならしめる装置を提供することに関
する。同時に、また電気かみそりの使用中におけるひげ
の、あるいはもみあげの切断片の飛散を未然に防止する
ことを可能ならしめる装置を提供することに関する。
【0003】
【従来の技術】として使用されてきた電気かみそりにお
いてはひげの切断片は、その受け皿としての集塵皿にひ
とまず収容される。そしてもみあげに至ってはきわぞり
刃でただ切断するだけで飛散するにまかせるという有様
である。実際これではたまったものではない。ところで
ひげの切断片の方は通常ひげそり後においてひげそり刃
の外刃をはずし除去される。この場合切断片の除去はブ
ラシを使用しての掃除、あるいは水を利用しての洗い流
し(水洗)等が有るようであるがいずれも簡便さを欠
く。そのうえ電気かみそりの使用中には内刃の回転、あ
るいは往復等による振動のために集塵皿に収容されたひ
げの切断片が電気かみそりの外部に飛散してそのまま電
気かみそりの使用者の着衣、あるいはまわりの物に付着
してしまう。この切断片の外部飛散は電気かみそりが水
洗い式であるか否かに関らずひとえに集塵皿に切断片を
収容する方式の電気かみそりに共通しているといえる。
しかも微細なひげ屑が内刃の各部に付着するのを免れえ
ない。こうしてみるとひげ、あるいはもみあげの切断片
除去における簡便な切断片の取りまとめとしての集塵機
能(あるいは吸塵機能)の欠落、内刃等へのひげ屑の付
着防止機能の欠落及び電気かみそり使用中における切断
片の飛散防止機能の欠落という三つの欠点の存在が指摘
される。それ故に当発明においてはこれら三つの欠点の
克服が目的とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】としては上述のような
従来技術の内包する欠点を克服することである。つまり
当発明においては以下の三つの課題が解決された吸塵式
電気かみそりを提供することである。それらは (イ) ひげの、あるいはもみあげの切断片の除去操作
において簡便なる切断片の取りまとめとしての集塵機能
を確立すること。 (ロ) ひげの、あるいはもみあげの切断片が電気かみ
そりの機器に付着することを阻止する付着防止機能を確
立すること。 (ハ) 電気かみそりの使用中においてひげの、あるい
はもみあげの切断片の外部への飛散防止機能を確立する
こと。 「発明の構成」
【0005】
【課題を解決するための手段】としては上記の三課題に
ついてひとえに流入する空気流によるひげの、あるいは
もみあげの切断片のための集塵機構を確立することが求
められる筈である。まず従来技術による電気かみそりの
中のひげの切断片の受け皿(集塵皿)が吸塵のための漏
斗(吸塵用漏斗)にかえられる。この吸塵用漏斗は内刃
が振動する振動式の、あるいは回転する回転式の電気か
みそりのひげそり刃の内刃のすぐ下に口を開いている吸
塵のためのひげそり刃近傍漏斗である。またもみあげの
ためのきわぞり刃の近傍に開口することになるきわぞり
刃近傍漏斗も用意される。これらに電動モーターのパワ
ーで回転するファンにより吸塵されるひげの、あるいは
もみあげの切断片が吸いこまれて行くのである。
【0006】例えば振動式の電気かみそりの場合にはひ
げそり刃近傍漏斗は次の二種類の二連漏斗に大別される
であろう。ここで二連漏斗と言うのは一枚の板に二個の
漏斗を打ち出したものとする。つまり一から三列、ある
いは四列に並んだ内刃の振動方向に沿って細長い二個の
偏平な漏斗を駆動軸の外側に配するもの、あるいは内刃
の振動方向の延長上で駆動軸を除いた二個のスペースに
一個ずつの漏斗を配するもの等がある。前者を第一種二
連漏斗、後者を第二種二連漏斗と呼ぶことにしよう。第
一種二連漏斗は二連偏平漏斗とも呼ばれる。これらにき
わぞり刃の駆動軸が割って入る場合には多少の変形が導
入されるであろう。また内刃の駆動軸のための穴およ
び、その周りを密閉するためのスカートは二連漏斗の中
央に設けられる。かくなるうえは二連漏斗は別々の二個
の漏斗におきかえられてもよい。ひげの切断片はこれら
の二つの開口に落ち込んだ後、それらに続くそれぞれの
漏斗の中を通過して行く。二本の漏斗は内刃を振動させ
る電磁石としてのコイルの外側を一本ずつが走り、その
下に回りこんだところで合流する。ここで、もしこれら
の漏斗の断面に対して充分に配慮されていれば、電気か
みそりの外形に変化をきたすことは少ない筈である。そ
して各々の漏斗にはチュウブが続き、合流されて合流チ
ュウブとなり一つの密室に導かれる。ここでの合流チュ
ウブの終点に集塵袋が取り付けられる。この時、いわゆ
るフロート効果あるいはフレックス効果等に対応するた
めに必要に応じてチュウブの一部に蛇腹が導入される。
また内刃の駆動軸のためのスカートには対応する柔軟性
が要求される。(
【図1】,
【図2】を参照)
【0007】またきわぞり刃近傍漏斗はきわぞり刃外部
近傍漏斗ときわぞり刃内部近傍漏斗に大別される。この
きわぞり刃近傍漏斗はきわぞり刃が使用可能となるべく
セットされる場合を除いて、完全に閉ざされている必要
がある。ここできわぞり刃のセットの方式として例えば
電気かみそりに沿ったきわぞり刃のずれによるセット、
あるいはそれに対する垂直方向への回転によるセットの
二種類の動作に注目しよう。つまり、これらの動作が完
了された時点ではじめてその開口部が現れるようにきわ
ぞり刃近傍漏斗が設置されるはずである。セットがされ
ない場合にはもちろんそれは完全に閉ざされているので
ある。この状態でひげそり刃によるひげの切断、及びそ
の切断片の吸塵は支障なく行われる。他方セットがされ
た場合にはきわぞり刃によるもみあげの切断、およびそ
の切断片の吸塵が行われる。この時、ひげそり刃を通過
する空気の流入の制限のためにひげそり刃へのキャップ
が利用されればきわぞり刃近傍漏斗からの吸塵は効果的
である。
【0008】次にきわぞり刃近傍漏斗について述べよ
う。この漏斗はきわぞり刃の内部に開口するものであ
る。ただしこの場合にはきわぞり刃は外刃と内刃より構
成される新型である。従来のきわぞり刃はコームとして
上側で働く固定刃とそのすぐ下に出てくるもみあげを切
断する振動刃の二枚の刃が合わされて協業するトリマー
であった。このきわぞり刃はもみあげの生えている肌に
対してほぼ垂直に押しあてられてもみあげの切断に使用
される。そしてこの作業におけるもみあげの切断片は飛
散するにまかされていた。そこでその飛散を防止するた
めの手段として上述の集塵機構を用意するのである。き
わぞり刃の振動刃は従来のものをそのまま使うとしてお
こう。そして固定刃はそのコームの各歯をその方向にそ
のまま延長させる。ただし接触されている振動刃を超え
るところで振動刃の側に直角に折り曲げられる。各歯は
さらにそのまま肌の方向に程良い距離だけ延長されたと
ころで再び振動刃のある側に直角に折り曲げられ外刃と
しての固定刃とされるに至る。この固定刃は基本的には
片仮名のコの字型の断面をもち内にはその上辺に接触す
る振動刃を取り込むことになる。ここにおいてきわぞり
刃はコームとして働く飛散防止のための外刃、および切
断のための内刃とから横成されることになるのである。
そしてその内側にはきわぞり刃内部近傍漏斗が開口して
全体として集塵機構の一部を構成することになる。固定
刃は出発の時点ではプリミティブなコームであったが、
当発明においてはそれに加えて各歯は切断片の飛散防止
柵として働き、その間のスリットから空気を流入させ切
断片をきわぞり刃内部近傍漏斗へと運び去らせるのであ
る。従って各歯の肌に接する部分は充分に研ぎ出し、あ
るいは図形を整えてもみあげのより分けに役立つ物にす
る必要があるかもしれない。これは固定刃の断面の図形
の選択の問題とされる。それは基本的にはコの字型であ
った。つまりコの字型のコームの歯がひと続きに並んで
外刃を構成しているのであった。これは大雑把に言えば
断面の基本的な図形が溝を示しているとも言える。とこ
ろでコの字の上下の二辺は肌に対して垂直、そして柱と
なる一辺が肌に対して平行となるのである。ここで下側
の一辺については隣り合った各歯が相互にひと続きにな
り全体で一枚の板を形成するとする。そこで集塵のため
の空気流は主として柱となる一辺の間のスリットを通過
して流入し、もみあげの切断片を運び去ることになる。
その他振動刃と接触している上側の一辺からの寄与も少
なくない。またこの固定刃としての外刃の両端は密閉さ
れていてもよい。結局きわぞり刃の固定刃としての外刃
は当発明においてはこの箱型の固定刃の採用が提唱され
ることになるのである。
【0009】集塵袋は取り外し交換可能なものとし、電
気掃除機の対応するものを参考にすることが肝要であ
る。ここにはたしかに集塵された切断片の逆流を防止す
る弁が設けられている。そしてその脱着は簡便を期しカ
ートリッジ式となるようにする。こうしてこの集塵袋の
取りつけられる密室の空気は電動モーターにより回転す
るファンを以って排気され、切断片が集塵されることに
なる。従ってこの密室には排気窓が用意される。この密
室における集塵袋の集塵の状態はこの吸塵式電気かみそ
りの使用中にその外部から確認される必要がある。従っ
て透明のプラスチックにより覗き窓が用意される。そし
て電動モーターによるファンの吸塵力の強度は集塵状態
に応じて適宜選択される様にしておく必要がある。こう
してみると従来の電気かみそりの機構に加えられた新機
構のためにきたした容積の増大は漏斗などを上手にやり
くりし、さらに電気かみそりの握りの部分を下方に延長
させることにより解決をはかることが期待される。他
方、回転式の電気かみそりの場合にはひげそり刃の内刃
のすぐ下に開いている漏斗の口は一から三個程度になる
かもしれない。ここではひげそり刃近傍漏斗の一例とし
て回転式電気かみそりのための三連漏斗と呼ばれるもの
を考えよう。各漏斗にはそれぞれチュウブが連なり、下
部において合流しさらに密室へと導かれ、そこで電動モ
ーターのファンを以ってひげの切断片が集塵されること
になる。以下はきわぞり刃近傍漏斗の場合も含め振動式
電気かみそりの様式を参考にしていただきたい。
【0010】ところでこの新しい吸塵式電気かみそりの
スイッチがスイッチ・オンされた時点では電動モーター
により駆動されるファンの回転翼により空気の流れが次
のように引き起こされる。つまり外気→外刃→内刃→吸
塵用漏斗→チュウブ→集塵袋→回転翼→排気窓→外気で
ある。この時外刃の内面に密着して駆動される内刃によ
り切断されたひげの、あるいはもみあげの切断片は外刃
の小孔またはスリットから流入する空気と共にひげの、
あるいはもみあげの切断片と空気との混合気体の流れ、
つまり切断片の紛体流となって吸塵用漏斗やチュウブ等
を経由し集塵袋に集塵される。集塵袋では切断片だけが
こし取られ空気はそれを通過した後に排気窓より排気さ
れる。結果的にひげの、あるいはもみあげの切断片の外
部への飛散は阻止されるはずである。同時に流入する空
気によりひげ屑が電気かみそりの内刃、外刃その他の表
面に付着することが阻止されることになる。この様にし
て上述の(イ)、(ロ)、および(ハ)の課題が解決さ
れることになる。 「発明の効果」
【0011】
【発明の効果】従来の電気かみそりを使用中にその外部
に飛散していたひげの、あるいはもみあげの切断片が飛
散することもなく、その使用者の衣類等に付着するとい
う心配をする必要が無くなるという効果がある。また、
ひげの、あるいはもみあげの切断片の取りまとめが集塵
袋になされその取り外しにより切断片の除去がなされる
という簡便性が得られるという効果がある。そして吸塵
のための流入空気により、ひげの、あるいはもみあげの
切断片の機器への付着が阻止され電気かみそりを清潔に
維持することが容易になるという効果がある。さらに覗
き窓を通して切断片の集塵量の増加が電気かみそりの使
用中に把握されるために電動モーターの吸塵力をその量
に応じて強められる。これで切断片の外部への飛散をよ
り一層効果的に阻止することになるという効果がある。
またこれらの効果のためにその使用中に水や石鹸を必要
としないという電気かみそりの特徴がより一層明確化さ
れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図は振動式電気かみそりのためのひげそり
刃近傍漏斗としての二連偏平漏斗の例を示している。こ
れが吸塵式である振動式電気かみそりのどの部分に相当
するかは
【図2】の概念図を参照していただきたい。
【図2】は概念図として吸塵式の振動式電気かみそりの
内部を示す。ただし、当発明が関わる二連偏平漏斗に関
する機構以外の部分は省略してある。
【符号の説明】 1 二連偏平漏斗 2 漏斗の開口 3 ひげそり刃の内刃の駆動軸のためのスカート 4 偏平漏斗 5 チュウブ 6 合流チュウブ 7 集塵袋 8 密室 9 電動モーター 10 ファン 11 回転軸 12 排気窓 13 ひげそり刃の
外刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひげの切断片を吸塵するための漏斗(吸
    塵用漏斗)を設置された電気かみそり
  2. 【請求項2】 ひげの切断片を 請求項1の漏斗を経由
    して 吸塵の後に集塵するための集塵袋を設置された請
    求項1の電気かみそり
JP28594397A 1997-09-10 1997-09-10 吸塵式電気かみそり Pending JPH1176646A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305391B1 (en) * 1997-02-17 2001-10-23 Braun Gmbh Cleaning device for a dry shaver
US6371136B1 (en) * 1997-02-17 2002-04-16 Braun Gmbh Cleaning device for a dry shaver
US10279493B2 (en) 2017-03-30 2019-05-07 Wahl Clipper Corporation Vacuum systems for hair clippers

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6305391B1 (en) * 1997-02-17 2001-10-23 Braun Gmbh Cleaning device for a dry shaver
US6371136B1 (en) * 1997-02-17 2002-04-16 Braun Gmbh Cleaning device for a dry shaver
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