JPH1176878A - 気液噴射装置 - Google Patents
気液噴射装置Info
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- JPH1176878A JPH1176878A JP24656797A JP24656797A JPH1176878A JP H1176878 A JPH1176878 A JP H1176878A JP 24656797 A JP24656797 A JP 24656797A JP 24656797 A JP24656797 A JP 24656797A JP H1176878 A JPH1176878 A JP H1176878A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の大型化を伴うことなく、高い運動エネ
ルギーを保持した拡がりのある気液混合噴流を生成でき
る気液噴射装置を得る。 【解決手段】 送風装置から送られる高速の気流に液体
を注入し、その高速の気流によって注入される液体を液
滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を
生成し外部に噴射する気液噴射装置に対し、その気液混
合噴流の噴出口3までの流路を、気液混合噴流の流れに
対して直角方向に拡大する曲面15aと、一定の縮小率
で縮小する面15bとにより、気液混合噴流の流れ方向
位置について内部圧力の変化率がほぼ一定となる矩形断
面に構成する。
ルギーを保持した拡がりのある気液混合噴流を生成でき
る気液噴射装置を得る。 【解決手段】 送風装置から送られる高速の気流に液体
を注入し、その高速の気流によって注入される液体を液
滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を
生成し外部に噴射する気液噴射装置に対し、その気液混
合噴流の噴出口3までの流路を、気液混合噴流の流れに
対して直角方向に拡大する曲面15aと、一定の縮小率
で縮小する面15bとにより、気液混合噴流の流れ方向
位置について内部圧力の変化率がほぼ一定となる矩形断
面に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気流に液滴が混合
した高速の気液混合噴流を生成し噴射する気液噴射装置
に関するものである。
した高速の気液混合噴流を生成し噴射する気液噴射装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】気流に液滴が混合した気液混合噴流は、
圧延加工の際の鋼材の冷却や薬剤の散布に使われたり、
物品の洗浄等に使われたりしている。冷却や薬剤の散布
に使われる気液混合噴流は、高い運動エネルギーを持つ
必要はなく、例えば実開昭63―13262号公報に示
されているような噴霧用ノズル装置により生成される。
これに対して洗浄等に使われる気液混合噴流は、高い運
動エネルギーを持つ必要があり、例えば特公平5―86
274号公報に示されているような気液噴射装置によっ
て生成される。
圧延加工の際の鋼材の冷却や薬剤の散布に使われたり、
物品の洗浄等に使われたりしている。冷却や薬剤の散布
に使われる気液混合噴流は、高い運動エネルギーを持つ
必要はなく、例えば実開昭63―13262号公報に示
されているような噴霧用ノズル装置により生成される。
これに対して洗浄等に使われる気液混合噴流は、高い運
動エネルギーを持つ必要があり、例えば特公平5―86
274号公報に示されているような気液噴射装置によっ
て生成される。
【0003】即ち、後者は液滴状または霧状の液体洗浄
媒体を洗浄ノズルから極めて高速の気流にのせて噴射す
るようにしたものである。この種の洗浄装置の気液噴射
装置は、ルーツブロアーで構成される低圧気体供給源に
気体搬送路によって接続されている。気体搬送路を介し
て送られる低圧気体は、気液噴射装置から高速大流量で
噴射される。気液噴射装置には洗浄媒体供給手段から液
体洗浄媒体が供給され、気液噴射装置のノズルヘッド内
で高速の液滴流と高速の気流からなる気液混合噴流が生
成される。この種の洗浄装置では、最大200m/s程
度の高速の気流速も実現可能であり、この程度の空気流
速によって、液滴状で混入された液体洗浄媒体での20
0m/s程度の液滴速度を有した洗浄が可能であり、電
子部品や精密機械の製造工程で製品に付着した汚れも、
フロン等を使わずに除去することができる。
媒体を洗浄ノズルから極めて高速の気流にのせて噴射す
るようにしたものである。この種の洗浄装置の気液噴射
装置は、ルーツブロアーで構成される低圧気体供給源に
気体搬送路によって接続されている。気体搬送路を介し
て送られる低圧気体は、気液噴射装置から高速大流量で
噴射される。気液噴射装置には洗浄媒体供給手段から液
体洗浄媒体が供給され、気液噴射装置のノズルヘッド内
で高速の液滴流と高速の気流からなる気液混合噴流が生
成される。この種の洗浄装置では、最大200m/s程
度の高速の気流速も実現可能であり、この程度の空気流
速によって、液滴状で混入された液体洗浄媒体での20
0m/s程度の液滴速度を有した洗浄が可能であり、電
子部品や精密機械の製造工程で製品に付着した汚れも、
フロン等を使わずに除去することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の気
液噴射装置においても、より有効性の高い気液混合噴流
を生成するには克服すべき問題がある。即ち、装置の大
型化を伴うことなく、高い運動エネルギーを保持した拡
がりのある気液混合噴流が得難いことであり、低圧気体
供給源等の能力アップによらずに気液混合噴流の流速を
高めることが難しいことである。
液噴射装置においても、より有効性の高い気液混合噴流
を生成するには克服すべき問題がある。即ち、装置の大
型化を伴うことなく、高い運動エネルギーを保持した拡
がりのある気液混合噴流が得難いことであり、低圧気体
供給源等の能力アップによらずに気液混合噴流の流速を
高めることが難しいことである。
【0005】本発明は上記した従来の問題点を解消する
ためになされたもので、その課題とするところは、装置
の大型化を伴うことなく、高い運動エネルギーを保持し
た拡がりのある気液混合噴流を生成できる気液噴射装置
を得ることであり、洗浄効果の高い気液噴射装置を開発
することである。
ためになされたもので、その課題とするところは、装置
の大型化を伴うことなく、高い運動エネルギーを保持し
た拡がりのある気液混合噴流を生成できる気液噴射装置
を得ることであり、洗浄効果の高い気液噴射装置を開発
することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、送風装置から送られる高速の気流
に液体を注入し、その高速の気流によって注入される液
体を液滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合
噴流を生成し外部に噴射する気液噴射装置について、そ
の気液混合噴流の噴出口までの流路を、気液混合噴流の
流れに対して直角方向に拡大する曲面と、一定の縮小率
で縮小する面とにより、気液混合噴流の流れ方向位置に
ついて内部圧力の変化率がほぼ一定となる矩形断面に構
成する手段を採用する。
に請求項1の発明は、送風装置から送られる高速の気流
に液体を注入し、その高速の気流によって注入される液
体を液滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合
噴流を生成し外部に噴射する気液噴射装置について、そ
の気液混合噴流の噴出口までの流路を、気液混合噴流の
流れに対して直角方向に拡大する曲面と、一定の縮小率
で縮小する面とにより、気液混合噴流の流れ方向位置に
ついて内部圧力の変化率がほぼ一定となる矩形断面に構
成する手段を採用する。
【0007】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、送風装置から送られる高速の気流に液体を注入し、
その高速の気流によって注入される液体を液滴とし加速
して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を生成し外部
に噴射する気液噴射装置について、その気液混合噴流の
噴出口に至る流路を、矩形断面にして所望の特性を得た
気液噴射装置を、1/n倍に縮小して1/n倍の気液噴
射装置を構成し、これをn個並べて一つの機能体として
構成する手段を採用する。
は、送風装置から送られる高速の気流に液体を注入し、
その高速の気流によって注入される液体を液滴とし加速
して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を生成し外部
に噴射する気液噴射装置について、その気液混合噴流の
噴出口に至る流路を、矩形断面にして所望の特性を得た
気液噴射装置を、1/n倍に縮小して1/n倍の気液噴
射装置を構成し、これをn個並べて一つの機能体として
構成する手段を採用する。
【0008】
実施の形態1.始めに、図1によりこの実施の形態1の
気液噴射装置を適用して構成した洗浄装置全体について
説明する。この洗浄装置は、主として調理用具や食器類
などを洗浄するためのものである。洗浄装置の洗浄機能
を果たす中核部分は、高速の気流を生成し送風する送風
系1と、この送風系1による高速の気流に洗浄液を供給
する洗浄液供給系2と、高速の気流に洗浄液供給系2か
ら供給される洗浄液の液滴が混在する気液混合噴流を生
成し、噴出口3から噴出するノズル状の気液噴射装置4
により構成されている。
気液噴射装置を適用して構成した洗浄装置全体について
説明する。この洗浄装置は、主として調理用具や食器類
などを洗浄するためのものである。洗浄装置の洗浄機能
を果たす中核部分は、高速の気流を生成し送風する送風
系1と、この送風系1による高速の気流に洗浄液を供給
する洗浄液供給系2と、高速の気流に洗浄液供給系2か
ら供給される洗浄液の液滴が混在する気液混合噴流を生
成し、噴出口3から噴出するノズル状の気液噴射装置4
により構成されている。
【0009】送風系1は、送風機5の送風を気体流路を
介して気液噴射装置4に送り、高速の気流を生成し外部
へ噴出するための構成であり、送風機5の吸込み側には
フィルタが装着されている。気体流路は送風機5の吹出
側と気液噴射装置4間を連絡する送気管で構成されてい
る。洗浄液供給系2は、洗浄液を気液噴射装置4に送り
込む管路として構成され液量調節手段6が設けられてい
る。
介して気液噴射装置4に送り、高速の気流を生成し外部
へ噴出するための構成であり、送風機5の吸込み側には
フィルタが装着されている。気体流路は送風機5の吹出
側と気液噴射装置4間を連絡する送気管で構成されてい
る。洗浄液供給系2は、洗浄液を気液噴射装置4に送り
込む管路として構成され液量調節手段6が設けられてい
る。
【0010】上記した送風系1と洗浄液供給系2と気液
噴射装置4とは、図1に示すように洗浄物として、例え
ば皿やフライパンなどを出し入れできる開口部7を上部
に有する洗浄槽8を設けたキャビネット本体9に組付け
られている。気液噴射装置4はその噴出口3を除きキャ
ビネット本体9内に構成された防音空間に組込まれ、噴
出口3のみが洗浄空間に臨んで斜め下向きの横方向に開
口している。洗浄槽8は、底部に排水用の凹部があり、
この凹部の下端には排水管が下水道等への排水を可能に
接続されている。
噴射装置4とは、図1に示すように洗浄物として、例え
ば皿やフライパンなどを出し入れできる開口部7を上部
に有する洗浄槽8を設けたキャビネット本体9に組付け
られている。気液噴射装置4はその噴出口3を除きキャ
ビネット本体9内に構成された防音空間に組込まれ、噴
出口3のみが洗浄空間に臨んで斜め下向きの横方向に開
口している。洗浄槽8は、底部に排水用の凹部があり、
この凹部の下端には排水管が下水道等への排水を可能に
接続されている。
【0011】上記のように構成された洗浄装置は、洗浄
物を手で保持して洗浄槽8の洗浄空間に、開口部7から
洗浄する面を気液噴射装置4の噴出口3に対向させるこ
とにより洗浄動作が行なわれる。即ち、使用者が手にし
た洗浄物を開口部7から洗浄空間内に差し出すと、送風
機5が駆動され気液噴射装置4に送風が行なわれ同時
に、遮断されていた洗浄液が気液噴射装置4に一定の流
量で供給される。気液噴射装置4に供給された洗浄液
は、気液噴射装置4の内部において高速の気流により液
滴化され加速されて高速の液滴流となり、気流と混ざっ
た高い運動エネルギーを持つ気液混合噴流となって噴出
口3から洗浄空間に保持された洗浄物に噴射される。
物を手で保持して洗浄槽8の洗浄空間に、開口部7から
洗浄する面を気液噴射装置4の噴出口3に対向させるこ
とにより洗浄動作が行なわれる。即ち、使用者が手にし
た洗浄物を開口部7から洗浄空間内に差し出すと、送風
機5が駆動され気液噴射装置4に送風が行なわれ同時
に、遮断されていた洗浄液が気液噴射装置4に一定の流
量で供給される。気液噴射装置4に供給された洗浄液
は、気液噴射装置4の内部において高速の気流により液
滴化され加速されて高速の液滴流となり、気流と混ざっ
た高い運動エネルギーを持つ気液混合噴流となって噴出
口3から洗浄空間に保持された洗浄物に噴射される。
【0012】洗浄空間に向かって噴出した気液混合噴流
は洗浄物に衝突し、高速の液滴流の衝撃力と水の流れ落
ちる作用と、さらに高速の気流の衝突による払拭作用を
同時的に発揮し、これにより洗浄物に付着していた汚れ
は、極短時間で剥離され押し流され吹飛ばされて除去さ
れる。汚れを含んだ液滴は洗浄物の表面に沿ってその端
部まで気流により速やかに押しやられ、洗浄物から剥離
されて洗浄槽8の底側に流下して、排水管から下水道等
に排水される。
は洗浄物に衝突し、高速の液滴流の衝撃力と水の流れ落
ちる作用と、さらに高速の気流の衝突による払拭作用を
同時的に発揮し、これにより洗浄物に付着していた汚れ
は、極短時間で剥離され押し流され吹飛ばされて除去さ
れる。汚れを含んだ液滴は洗浄物の表面に沿ってその端
部まで気流により速やかに押しやられ、洗浄物から剥離
されて洗浄槽8の底側に流下して、排水管から下水道等
に排水される。
【0013】洗浄物が食器類の場合では、気液噴射装置
4から噴射する気流の速度は、洗浄性能の観点からは4
0m/s程度以上が望ましいが、人体の皮膚への衝突圧
力を考慮し、80m/s程度以下として設定される。こ
の値は洗浄効果が十分に得られ、かつ気液混合噴流が手
に当たっても痛みを感じさせない程度である。洗浄液供
給系2から供給される洗浄液の流量は、10リットル/
分以下である。この実施の形態の洗浄装置では、1立方
m/分程度の空気と5リットル/分程度の洗浄液によっ
て、流速80m/s程度以下の気液混合噴流が生成され
噴出される。
4から噴射する気流の速度は、洗浄性能の観点からは4
0m/s程度以上が望ましいが、人体の皮膚への衝突圧
力を考慮し、80m/s程度以下として設定される。こ
の値は洗浄効果が十分に得られ、かつ気液混合噴流が手
に当たっても痛みを感じさせない程度である。洗浄液供
給系2から供給される洗浄液の流量は、10リットル/
分以下である。この実施の形態の洗浄装置では、1立方
m/分程度の空気と5リットル/分程度の洗浄液によっ
て、流速80m/s程度以下の気液混合噴流が生成され
噴出される。
【0014】次に、上記構成の洗浄装置に適用した気液
噴射装置4について図2,3に基づいてより詳細に説明
する。気液噴射装置4は、一端側に形成された高速の気
流を導入する気流導入部10と、対向する他端側に形成
された噴出口3を内部の流路で連絡させたノズル状に構
成されている。中央部は図3における上下方向にそれぞ
れ円弧状の段差11により繋った二段の段差部12を持
った膨出部13として形成され、高さの低い方の段差部
12は円弧状の段差14によって噴出口3に続く矩形断
面形状の加速部15に連続し、高い方の段差部12は気
流導入部10に連続している。加速部15は、気液混合
噴流の流れに対して直角方向に拡大する曲面15aと、
一定の縮小率で縮小する面15bとにより、気液混合噴
流の流れ方向位置について内部圧力(動圧)pの変化率
dp/dxがほぼ一定となる矩形断面に構成されてい
る。従って、加速部15の開口端でもある噴出口3は、
図2に示すように矩形の開口部となっている。膨出部1
3の内部には液体注入部16が幅方向に組込まれてい
る。
噴射装置4について図2,3に基づいてより詳細に説明
する。気液噴射装置4は、一端側に形成された高速の気
流を導入する気流導入部10と、対向する他端側に形成
された噴出口3を内部の流路で連絡させたノズル状に構
成されている。中央部は図3における上下方向にそれぞ
れ円弧状の段差11により繋った二段の段差部12を持
った膨出部13として形成され、高さの低い方の段差部
12は円弧状の段差14によって噴出口3に続く矩形断
面形状の加速部15に連続し、高い方の段差部12は気
流導入部10に連続している。加速部15は、気液混合
噴流の流れに対して直角方向に拡大する曲面15aと、
一定の縮小率で縮小する面15bとにより、気液混合噴
流の流れ方向位置について内部圧力(動圧)pの変化率
dp/dxがほぼ一定となる矩形断面に構成されてい
る。従って、加速部15の開口端でもある噴出口3は、
図2に示すように矩形の開口部となっている。膨出部1
3の内部には液体注入部16が幅方向に組込まれてい
る。
【0015】液体注入部16は膨出部13の高さの低い
噴出口3側の段差部12により形成される通路中に、通
路の当該部を図3における上下方向に分岐させる形態に
組込まれている。液体注入部16の上流側端は高さの高
い段差部12と低い段差部12との段差11付近から先
細になって気流導入部10側に入り込んでいる。また、
その下流側端は高さの低い段差部12と加速部15との
段差14の若干上流側に位置し、中央は円弧状の凹部が
幅方向に形成されている。液体注入部16の段差部12
に面する外殻の両面17は流線形の面に形成され、これ
らの面17と通路の内壁18とによる隙間が気液混合流
路19として構成されている。その各気液混合流路19
の上流部となる液体注入部16の上記各面17に、各気
液混合流路19を横断する方向に各気液混合流路19に
液体(洗浄液)を注入する液体吐出口20が設けられて
いる。
噴出口3側の段差部12により形成される通路中に、通
路の当該部を図3における上下方向に分岐させる形態に
組込まれている。液体注入部16の上流側端は高さの高
い段差部12と低い段差部12との段差11付近から先
細になって気流導入部10側に入り込んでいる。また、
その下流側端は高さの低い段差部12と加速部15との
段差14の若干上流側に位置し、中央は円弧状の凹部が
幅方向に形成されている。液体注入部16の段差部12
に面する外殻の両面17は流線形の面に形成され、これ
らの面17と通路の内壁18とによる隙間が気液混合流
路19として構成されている。その各気液混合流路19
の上流部となる液体注入部16の上記各面17に、各気
液混合流路19を横断する方向に各気液混合流路19に
液体(洗浄液)を注入する液体吐出口20が設けられて
いる。
【0016】液体吐出口20には、液体注入部16の一
側から外部に引き出された液体供給管21から液体(洗
浄液)が供給される。各液体吐出口20は気流にほぼ直
角の向きに開口し、高い段差部12と低い段差部12の
段差11にほぼ向き合う位置に合わせられている。この
液体吐出口20は小孔の列として構成してもよいが、ス
リット状に構成する方が液滴形成に対する気流の無効成
分が少なくなり液滴の形成が良好になる。これらの気液
混合流路19は、上記液体注入部16より下流側の合流
部22において0度以上、90度未満の角度をもって交
錯し合流して加速部15を経て、噴出口3に連絡してい
る。
側から外部に引き出された液体供給管21から液体(洗
浄液)が供給される。各液体吐出口20は気流にほぼ直
角の向きに開口し、高い段差部12と低い段差部12の
段差11にほぼ向き合う位置に合わせられている。この
液体吐出口20は小孔の列として構成してもよいが、ス
リット状に構成する方が液滴形成に対する気流の無効成
分が少なくなり液滴の形成が良好になる。これらの気液
混合流路19は、上記液体注入部16より下流側の合流
部22において0度以上、90度未満の角度をもって交
錯し合流して加速部15を経て、噴出口3に連絡してい
る。
【0017】上記構成の気液噴射装置4の気流導入部1
0に送風系1の末端を接続し、液体注入部16の液体供
給管21に洗浄液供給系2の末端を接続して高速の気流
と液体(洗浄液)を供給することにより、噴出口3から
高い運動エネルギーを持った気液混合噴流を噴出させる
ことができる。気流導入部10から導入された気流は、
液体注入部16の上流側端において分流し、それぞれ各
気液混合流路19側に流れ込み流速を増して気液混合流
路19の内壁18に沿って流れていく。
0に送風系1の末端を接続し、液体注入部16の液体供
給管21に洗浄液供給系2の末端を接続して高速の気流
と液体(洗浄液)を供給することにより、噴出口3から
高い運動エネルギーを持った気液混合噴流を噴出させる
ことができる。気流導入部10から導入された気流は、
液体注入部16の上流側端において分流し、それぞれ各
気液混合流路19側に流れ込み流速を増して気液混合流
路19の内壁18に沿って流れていく。
【0018】一方で、液体注入部16の外殻に沿って流
れる気流は、その直後において各液体吐出口20から注
入される液体(洗浄液)を面17に沿って薄膜化し、エ
ッヂ状の端部において面17から剥離させ微粒化して液
滴とする。液滴は気流に加速され、液滴流となって気流
とともに各気液混合流路19の出口へ流れていく。この
時、内壁18側を流れる流速の速い気流が形成されてい
るので、液滴流は内壁18側へは流れにくい。従って、
液滴の内壁18への付着による抵抗は少なく気液混合流
路19での気液混合流の流れは円滑であり、運動エネル
ギーの消耗も少ない。液体注入部16の端部は円弧状の
凹部によりエッジ状になっているので、液滴流は円滑に
切り離されて流れていく。
れる気流は、その直後において各液体吐出口20から注
入される液体(洗浄液)を面17に沿って薄膜化し、エ
ッヂ状の端部において面17から剥離させ微粒化して液
滴とする。液滴は気流に加速され、液滴流となって気流
とともに各気液混合流路19の出口へ流れていく。この
時、内壁18側を流れる流速の速い気流が形成されてい
るので、液滴流は内壁18側へは流れにくい。従って、
液滴の内壁18への付着による抵抗は少なく気液混合流
路19での気液混合流の流れは円滑であり、運動エネル
ギーの消耗も少ない。液体注入部16の端部は円弧状の
凹部によりエッジ状になっているので、液滴流は円滑に
切り離されて流れていく。
【0019】各気液混合流路19を流れ出た気液混合流
は、液体注入部16の下流端近傍の合流部22において
角度をもって交錯し合流する。ここで二つの気液混合流
は強く衝突し、液滴流の液滴が衝突の繰り返しにより微
粒化される。微粒化された液滴は気流により加速性を増
し、合流部22から加速部15に流れ出す。加速部15
は、一定の縮小率でストレートに噴出口3に向って縮小
する面15bと、動圧変化の一定の曲線で噴出口3に向
って拡開する曲面15aで構成された矩形断面形状に形
成された通路であるので、気液混合噴流は乱れの少ない
状態で絞られ、拡がりながら撹拌され加速されて噴出口
3から勢いよく斜め下向きに噴出され、幅の広い流速の
速い気液混合噴流となり広域な洗浄機能を果たす。な
お、気液噴射装置4自体は、食器等の洗浄装置に限ら
ず、例えば車両の洗浄装置等に対しても適用できる。
は、液体注入部16の下流端近傍の合流部22において
角度をもって交錯し合流する。ここで二つの気液混合流
は強く衝突し、液滴流の液滴が衝突の繰り返しにより微
粒化される。微粒化された液滴は気流により加速性を増
し、合流部22から加速部15に流れ出す。加速部15
は、一定の縮小率でストレートに噴出口3に向って縮小
する面15bと、動圧変化の一定の曲線で噴出口3に向
って拡開する曲面15aで構成された矩形断面形状に形
成された通路であるので、気液混合噴流は乱れの少ない
状態で絞られ、拡がりながら撹拌され加速されて噴出口
3から勢いよく斜め下向きに噴出され、幅の広い流速の
速い気液混合噴流となり広域な洗浄機能を果たす。な
お、気液噴射装置4自体は、食器等の洗浄装置に限ら
ず、例えば車両の洗浄装置等に対しても適用できる。
【0020】実施の形態2.図4はこの実施の形態2の
気液噴射装置を示したものである。この気液噴射装置も
その基本的な構成は実施の形態1で示したものと同じで
ある。従って、実施の形態1のものと同じ部分について
は同一の符号を用いそれらについての説明は省略する。
気液噴射装置を示したものである。この気液噴射装置も
その基本的な構成は実施の形態1で示したものと同じで
ある。従って、実施の形態1のものと同じ部分について
は同一の符号を用いそれらについての説明は省略する。
【0021】この実施の形態2は、実施の形態1で示し
たような所望の特性の得られた気液噴射装置4を、1/
n倍に縮小して1/n倍の気液噴射装置4aを構成し、
これをn個並べて一つの機能体として図4に示すように
構成したものである。例えば、1/2の気液噴射装置4
aでは、気液噴射装置4の流路面積に関する全ての寸法
を1/√2にすることにより構成する。この気液噴射装
置4aの流路面積は、(1/√2)×(1/√2)で1
/2となる。これを図4に示すように二個並べると、気
液噴射装置4と同一静圧、同一風量で気液混合噴流の幅
は、2×(1/√2)となり気液噴射装置4の1.4倍
に拡大することができ、洗浄装置に適用した場合の使い
勝手が向上する。気液噴射装置4aは図4のように近接
して並べても、離して並べても構わない。
たような所望の特性の得られた気液噴射装置4を、1/
n倍に縮小して1/n倍の気液噴射装置4aを構成し、
これをn個並べて一つの機能体として図4に示すように
構成したものである。例えば、1/2の気液噴射装置4
aでは、気液噴射装置4の流路面積に関する全ての寸法
を1/√2にすることにより構成する。この気液噴射装
置4aの流路面積は、(1/√2)×(1/√2)で1
/2となる。これを図4に示すように二個並べると、気
液噴射装置4と同一静圧、同一風量で気液混合噴流の幅
は、2×(1/√2)となり気液噴射装置4の1.4倍
に拡大することができ、洗浄装置に適用した場合の使い
勝手が向上する。気液噴射装置4aは図4のように近接
して並べても、離して並べても構わない。
【0022】また、液体注入部16から例えば気液噴射
装置4について4l/min流すものとすると、各液体
吐出口20はそれぞれ2l/minを受け持つことにな
る。気液噴射装置4aを二つ並べたものでは、同様に4
l/min流すものとすると、各液体吐出口20はそれ
ぞれl/minを受け持つことになる。即ち、単位流量
あたりの洗浄液の液膜長さが√2倍になるため液膜の厚
みは1/√2倍となり、液体吐出口20からの初期液膜
厚さが薄くなるため、微粒化が促進され気流による加速
効率も向上し、液滴速度の速い気液混合噴流が生成でき
る。
装置4について4l/min流すものとすると、各液体
吐出口20はそれぞれ2l/minを受け持つことにな
る。気液噴射装置4aを二つ並べたものでは、同様に4
l/min流すものとすると、各液体吐出口20はそれ
ぞれl/minを受け持つことになる。即ち、単位流量
あたりの洗浄液の液膜長さが√2倍になるため液膜の厚
みは1/√2倍となり、液体吐出口20からの初期液膜
厚さが薄くなるため、微粒化が促進され気流による加速
効率も向上し、液滴速度の速い気液混合噴流が生成でき
る。
【0023】
【発明の効果】以上実施の形態での説明からも明らかな
ように、請求項1の発明によれば装置の大型化を伴うこ
となく、高い運動エネルギーを保持した拡がりのある気
液混合噴流を生成できる洗浄効果の高い気液噴射装置を
得ることができる。
ように、請求項1の発明によれば装置の大型化を伴うこ
となく、高い運動エネルギーを保持した拡がりのある気
液混合噴流を生成できる洗浄効果の高い気液噴射装置を
得ることができる。
【0024】請求項2の発明によれば、装置の大型化を
伴うことなく、高い運動エネルギーを保持した拡がりの
ある気液混合噴流を生成できる洗浄効果の高い気液噴射
装置を得ることができる。
伴うことなく、高い運動エネルギーを保持した拡がりの
ある気液混合噴流を生成できる洗浄効果の高い気液噴射
装置を得ることができる。
【図1】 実施の形態1の気液噴射装置を適用した洗浄
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
【図2】 実施の形態1の気液噴射装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】 実施の形態1の気液噴射装置の断面図であ
る。
る。
【図4】 実施の形態2の気液噴射装置を示す断面図で
ある。
ある。
1 送風系、 2 洗浄液供給系、 3 噴出口、 4
気液噴射装置、 4a 気液噴射装置、 15a 曲
面、 15b 面。
気液噴射装置、 4a 気液噴射装置、 15a 曲
面、 15b 面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉橋 安則 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 送風装置から送られる高速の気流に液体
を注入し、その高速の気流によって注入される液体を液
滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を
生成し外部に噴射する気液噴射装置であって、その気液
混合噴流の噴出口までの流路を、気液混合噴流の流れに
対して直角方向に拡大する曲面と、一定の縮小率で縮小
する面とにより、気液混合噴流の流れ方向位置について
内部圧力の変化率がほぼ一定となる矩形断面に構成した
気液噴射装置。 - 【請求項2】 送風装置から送られる高速の気流に液体
を注入し、その高速の気流によって注入される液体を液
滴とし加速して液滴流と気流の混合した気液混合噴流を
生成し外部に噴射する気液噴射装置であって、その気液
混合噴流の噴出口に至る流路を矩形断面にして所望の特
性を得た気液噴射装置を、1/n倍に縮小して1/n倍
の気液噴射装置を構成し、これをn個並べて一つの機能
体として構成した気液噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24656797A JPH1176878A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気液噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24656797A JPH1176878A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気液噴射装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1176878A true JPH1176878A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17150344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24656797A Pending JPH1176878A (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | 気液噴射装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1176878A (ja) |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24656797A patent/JPH1176878A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050719 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050726 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051122 |