JPH1177075A - 流動床式排水処理装置 - Google Patents
流動床式排水処理装置Info
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- JPH1177075A JPH1177075A JP9242762A JP24276297A JPH1177075A JP H1177075 A JPH1177075 A JP H1177075A JP 9242762 A JP9242762 A JP 9242762A JP 24276297 A JP24276297 A JP 24276297A JP H1177075 A JPH1177075 A JP H1177075A
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Abstract
によって効率的な生物処理を行う。 【解決手段】 下部に原水流入部11を、上部に処理水
流出部12をそれぞれ有する処理槽13の底部を漏斗状
に形成し、漏斗状底部に向けて原水を吐出する。処理水
流出部12には担体分離用のウェッジワイヤースクリー
ン14を設け、処理槽13内には担体Cに付着する生物
量を制御するための撹拌翼18を設ける。
Description
装置に関し、詳しくは、生物膜付着担体を用いた流動床
によって下排水の処理を行う流動床式排水処理装置に関
する。
による排水処理法は、生物の保持量が多く、高い撹拌力
が得られることから、処理効率が良好で、コンパクトな
装置で十分な排水処理を行うことが可能である。このた
め、従来から多くの研究が行われているが、産業排水処
理における小規模施設での実用化例はあるものの、公共
の下水処理等の比較的大規模での実用例はほとんど無
い。
動床を示すもので、好気性処理を行う流動床の一例を示
している。この流動床1は、処理槽2の底部に設けられ
た原水流入部3と、槽頂部に設けられた処理水流出部4
と、槽下部に設けられた支持層5及び散気手段6と、槽
上部の大径部2a内に設けられた担体流出防止用の分離
筒7とにより形成されている。処理槽2内に投入された
生物膜付着担体Cは、原水流入部3から処理水流出部4
に向けて上昇する水流によって流動化し、生物反応によ
る浄水処理を行う。
物膜付着担体(以下、単に担体という)として、比重が
1.4〜2.7程度で、直径が0.4〜1mm程度のケ
イ砂,粒状活性炭,アンスラサイト等が用いられてい
る。このような比較的比重が大きい担体を用いる場合、
流動化させるための動力を考慮すると、直径が0.5m
m以下の微細なサイズのものを用いる必要があるが、こ
の場合でも、流動化に必要な流速は、500〜800m
/日程度と比較的高速となり、必ずしも反応速度と合致
するものではなかった。例えば、流動床の有効高さを3
m程度とすると、反応時間が2〜5分程度になってしま
うため、循環処理を行ったり、多段階の処理を行ったり
するなどの工夫が必要であった。さらに、槽内に流入す
る原水の上昇流速のみで比重の大きな担体を流動化させ
るため、スケールアップが難しく、処理規模の大きな下
水処理場への適応が困難であった。
離した生物膜や流入水中の懸濁成分と担体との分離が困
難になるため、下水のように夾雑物を多く含む排水への
適応は困難であり、特に、支持層を用いて担体を支持す
る装置の場合は、支持層の閉塞を招くおそれがあった。
た場合でも、担体の流動化率(膨張率)は、水温や担体
への生物の付着量により大きく影響を受け、流動化率が
低過ぎる場合には処理効率が低下し、高過ぎると担体が
処理水と共に流出することがある。特に、高負荷で運転
される流動床の場合は、生物膜が肥大化し易く、最適な
流速範囲が大幅に変化し、例えば、生物が付着する前と
比較して1/3〜1/10になることもある。
がある程度高くなっても担体が流出しないようにするた
め、処理槽の上部に十分な余裕高を設けておく必要があ
り、しかも、装置上部に、処理水と担体とを分離するた
めの大掛かりな分離装置を設ける必要もあった。特に、
好気性処理を行うものでは、散気した空気等のガスも分
離する必要があるため、上部の水面積を大きくしなけれ
ばならなかった。このようなことから、従来の流動床式
排水処理装置では、その設置面積が大きくなってしまう
という欠点があった。
行うことができ、効率的な生物処理を行うことができる
流動床式排水処理装置を提供することを目的としてい
る。
め、本発明の流動床式排水処理装置は、槽下部に原水流
入部を、槽上部に処理水流出部を、それぞれ有する処理
槽内に生物膜付着担体を投入して下排水の処理を行う流
動床式排水処理装置において、前記処理槽の底部を、上
部が拡開した漏斗状に形成するとともに、前記原水流入
部を、処理槽の底部に向けて原水を吐出するように配置
したことを特徴としている。
は、前記生物膜付着担体の比重が0.9〜1.2であ
り、サイズが3〜20mmであること、前記処理槽の上
部に、処理水流出部から流出する処理水と生物膜付着担
体とを分離するスクリーンを設置したこと、前記処理槽
内に、撹拌手段を設けたこと、また、前記処理槽の上部
に、処理水流出部から流出する処理水と生物膜付着担体
とを分離するスクリーンをリング状に設置し、該リング
状スクリーンの中心に配置した回転軸により回転してス
クリーンに捕捉された生物膜付着担体を取除く担体除去
手段を設けるとともに、前記回転軸に処理槽内の被処理
水を撹拌する撹拌手段を装着したことを特徴とし、前記
撹拌手段を設けた場合は、前記生物膜付着担体の膨張率
を検出する手段を設けるとともに、検出した膨張率によ
って前記撹拌手段の運転を制御する制御手段を設けるこ
と、さらに、前記原水流入部に、原水の逆流防止手段を
備えていることを特徴としている。
式排水処理装置の一形態例を示すもので、図1は流動床
式排水処理装置の模式図、図2は同じく概略平面図、図
3は要部の縦断面図、図4は原水流入部に設けた逆流防
止手段の一例を示す縦断面図である。
下部に原水流入部11を、上部に処理水流出部12をそ
れぞれ有する有底角筒状の処理槽13からなるもので、
該処理槽13の底部は、下部が収斂して上部が拡開した
漏斗状(ホッパー状)に形成されている。原水流入部1
1は、漏斗状底部の下端収斂部に向けて原水を吐出する
ように配置されており、また、処理水流出部12には、
リング状に形成された担体分離用のウェッジワイヤース
クリーン14が設けられている。
ター15により駆動される回転軸16が設けられてお
り、この回転軸16に、前記ウェッジワイヤースクリー
ン14に捕捉された担体Cを取除くための担体除去手段
であるスクレーパ17と、処理槽13内を撹拌して担体
Cに付着する生物量を制御するための撹拌手段である撹
拌翼18とが設けられている。
に示すように、リング状に形成した多数のウェッジ形ワ
イヤー14aを、その外周側に位置する複数本のサポー
トロッド14bにより所定間隔で保持したものであっ
て、処理水や汚泥等は、ウェッジ形ワイヤー14a同士
の間を通過して仕切板12a上に流れた後、処理水流出
部12から流出する。このようなウェッジワイヤースク
リーン14は、ウェッジ形ワイヤー14aの間隔を適当
に設定することにより、目詰まりを抑えながら処理水及
び汚泥を効率よく排出できるとともに、担体Cの流出を
確実に防止することができる。
取付けられたスクレーパ17は、ウェッジワイヤースク
リーン14の内周に沿って回転するものであって、ウェ
ッジワイヤースクリーン14の内周面との間には、担体
Cのサイズに応じた適宜な間隔が設けられており、連続
的あるいは間欠的にスクレーパ17を作動させることに
より、ウェッジワイヤースクリーン14が担体Cによっ
て目詰まりすることを確実に防止できる。
端)には、図4に示すような原水の逆流防止手段が設け
られている。この逆流防止手段は、上部に原水流入口1
9aを有するとともに、弁座19bを有する筒体19
と、該筒体19の弁座19bの下方に上下動可能に収納
されたフロート弁20と、筒体19の下半部外周を覆う
ように設けられたディフューザー21とからなるもの
で、筒体19の中段部には、ディフューザー21内に原
水を噴出する噴出口19cが複数個設けられている。
ように、原水の流入エネルギーによりフロート弁20が
弁座19bから離れて下方に移動し、流入する原水は、
筒体19内から噴出口19cを通ってディフューザー2
1内に噴出し、ディフューザー21にガイドされて槽底
部に吐出する。したがって、噴出口19cの位置や大き
さ、ディフューザー21の形状(拡がり角度等)を適当
に設定することにより、原水を槽底部の任意の位置に、
任意の流速で吐出させることができ、槽底部の形状によ
って図1に矢印Aで示すような、処理槽13の全体に渡
る上昇流を形成することができる。これにより、担体C
を効果的に流動化させることができ、効率的な生物反応
を行わせることができる。しかも、従来のような目詰ま
りが発生するおそれがある支持層を設ける必要がないの
で、下水のように夾雑物を多く含む排水の処理も容易に
行うことができる。
弁20が浮力により上昇し、図4に想像線で示すように
弁座19bに圧着して流路を閉塞するので、処理槽13
内の水が原水流入部11に逆流することがなくなる。こ
のようなフロート弁20による逆流防止手段を用いるこ
とにより、通常の弁体(逆止弁)に比べて簡単な構造で
逆流を防止できるとともに、流入する原水中の夾雑物に
よる目詰まりもなくなり、しかも、流入原水を効果的に
分散させることができる。
スチック、例えば、ポリプロピレン(比重約0.9)や
ポリエチレン(比重約0.92)に、比重調整用のシリ
カやカルシウム等の無機物,金属粉を添加したプラスチ
ック製担体であって、シリカ等の添加量を調節すること
によって比重を任意に調整することが可能なものを用い
ている。この担体Cの形状は、球形,パイプ状等、成形
可能な形状ならば任意であるが、その表面は、生物膜が
付着し易い微細な凹凸を有する、ざらざらしたものが好
ましい。さらに、微生物の生息に適した50〜300μ
m程度の空孔を有するものが特に好ましい。
構成や処理条件に応じて最適な範囲に設定することがで
きるが、比重は0.9〜1.2の範囲、サイズは3〜2
0mmの範囲にすることが好ましい。比重が小さ過ぎる
と、撹拌手段で槽内を撹拌したとしても、そのほとんど
が水面近くに浮上してしまうため、生物膜付着担体とし
て十分に機能せず、一方、比重が大き過ぎると、担体C
を流動化させるために流速を高くしなければならないた
め、流動床内の滞留時間を十分にとることが困難になる
という不都合がある。すなわち、生物反応に必要な処理
時間を考慮して流動床内の滞留時間を設定し、これによ
り処理速度(上昇流速)を求め、この速度域で十分な流
動状態が得られるように担体Cの比重を設定すればよ
い。また、担体の大きさ(サイズ)は、比重や表面積等
に応じて任意に選定することができるので、処理水との
分離性や洗浄性を考慮して従来よりも大きな3〜20m
m程度の大きさにすることができる。さらに、このよう
なプラスチック製担体は、前述のアンスラサイトや粒状
活性炭等と比較して摩耗による損失も少ないという利点
も有している。
び大きさの担体Cを用いることが可能となるため、生物
の保持量や撹拌力を最適な状態に設定することができ、
処理効率を大幅に向上させることができる。さらに、比
較的大きな担体Cを用いるとともに、処理水流出部12
にウェッジワイヤースクリーン14を設けて担体を分離
することにより、従来のように、槽上部の水面積を大き
くしたり、散気に伴うガスの分離手段を設ける必要がな
くなり、装置の簡略化やコンパクト化を図ることができ
る。
と、ウェッジワイヤースクリーン14の目を細かくしな
ければならず、ウェッジワイヤースクリーン自体の製造
コストが上昇し、また、目詰りの可能性も高くなる。逆
に、担体を20mmを超える大きさにすると、担体の比
表面積(有効面積)が減少することになり、処理効率に
悪影響を与えることになる。このように適当な大きさの
担体Cを用いるとともに、ウェッジワイヤースクリーン
14を用いて担体Cを物理的に分離することにより、流
量変動等によって担体Cが流出することがなくなり、安
定した処理を継続することができる。
ることによる水流エネルギーと撹拌翼18自体の機械的
なエネルギーとによって担体Cに付着した生物膜を剥離
し、担体Cの生物膜付着量を最適な状態に制御するもの
である。
担体Cに生物膜が付着していない運転開始時に、20〜
30%程度の流動化率となるように通水速度を設定する
が、生物膜が形成されるのに伴って流動化率は増加して
くる。効率的な処理を行うためには、流動化率を100
〜200%程度に維持することが必要である。
0%程度の流動化率までは、流速の上昇に従って上昇す
るが、その後は略一定であり、流動化率は担体Cへの生
物膜付着量によって左右されることになる。すなわち、
100〜200%の流動化率においては、流速による流
動化エネルギーは一定であり、流動化層の単位容積に対
する投入エネルギーは、流動化率に逆比例するように減
少することを意味している。したがって、原水流入部1
1から流入する原水の流速に伴う撹拌力のみによって生
物膜付着量を制御することは困難であり、流動化率を所
定範囲に維持することはできない。そして、生物膜が肥
大化するのに伴って流動化率は更に増加し、ついには、
処理水と共に担体Cが流出してしまうことになる。
多くなるのに伴って処理槽13の上部にまで上昇するよ
うになるので、処理槽13の適当な位置に撹拌手翼18
を設けて機械的な撹拌力を与えることにより、担体Cに
付着した生物膜を適度に剥離することができ、生物膜を
剥離した担体Cは、浮上力を失い沈降速度が増して流動
床の下層部へ戻ることになる。特に、撹拌翼18を流動
床の上層部に設置することにより、上層部の肥大化した
生物膜のみを効率よく剥離することができる。このと
き、過度の撹拌力を与えて生物膜を剥離し過ぎたとして
も、上層部に上昇したものだけであるため、装置全体の
生物保持量が大きく変化することはなく、処理水質への
影響もほとんどない。また、従来行われていた担体の洗
浄を行う必要がなくなるので、連続運転が可能となり、
処理効率を更に向上させることができる。
撹拌力(回転数や翼の形状等)を適切に設定することに
より、担体Cの生物膜付着量を制御することが可能とな
り、処理槽13内を、最も効果的な流動化率(膨張率)
に管理することができ、例えば、流動化率を常に100
〜200%の範囲に維持して高効率の処理を行うことが
できる。また、汚泥界面計等のように担体の膨張率を検
出する手段を設けて槽内の流動化状態を測定し、検出し
た膨張率によって撹拌翼18の運転状態を制御する制御
手段を設けることにより、更に効果的な運転を自動的に
行うことができる。
囲に制御することにより、担体Cが処理水流出部12ま
で上昇することがほとんどなくなるので、従来のよう
に、槽上部の水面積を大きくしたり、散気に伴うガスの
分離手段を設けたりする必要がなくなり、装置の簡略化
やコンパクト化を図ることができる。
の流動床式排水処理装置で好気性処理を行う場合は、槽
底部の適当な位置に散気装置を設ければよい。さらに、
前記ウェッジワイヤースクリーン14は、部分的、例え
ば適当な高さの仕切壁の一部にウェッジワイヤースクリ
ーンに設けることもでき、回転式のスクレーパ17に代
えて他の担体除去手段、例えば空洗や逆洗等を使用すれ
ば、任意の形状に形成することができる。また、一般的
なスクリーンを使用してもよい。
全体にわたって設け、流動床全体を撹拌するようにして
もよい。この場合、上方の撹拌翼と下方の撹拌翼とにお
ける形状や枚数,上下の配置間隔等を変えることもで
き、撹拌翼の形状としては、図1に示すようなパドルタ
イプの他、ピケットフェンス状のものなど、肥大した生
物膜を剥離できるものならば任意の形状のものを用いる
ことができる。また、撹拌手段としては、撹拌翼以外に
循環ポンプ等を利用することも可能である。
体Cの過度の上昇を確実に防止できれば、前記担体分離
用のウェッジワイヤースクリーン14を省略することも
できる。逆に、曝気による担体Cの洗浄等を行うことに
よって生物膜付着量を適当な範囲に制御するようにした
ときは、撹拌手段を省略するようにしてもよい。
13の容積(底面積)が大きい場合等には、底部を複数
の漏斗状部分13aに分割し、各漏斗状部分13aに原
水流入部11aをそれぞれ設けるようにすることができ
る。これにより、スケールアップを容易に行うことがで
き、処理規模の大きな下水処理場にも適応可能となる。
同様に、処理水流出部12のウェッジワイヤースクリー
ン14や撹拌翼18を複数に分割して設けることもでき
る。なお、前記図1に示した形態例における構成要素と
同一の構成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略
する。
用いた排水処理設備の一例を示すものであって、前記図
1に示した構造を有する処理槽13を脱窒槽(嫌気処理
槽)として用い、その後段に浮遊型硝化槽31と最終沈
殿池32とを設け、BOD,SSの処理に加えて窒素の
処理も行うようにしたものである。
殿処理等の前処理が行われた後、経路33を介して返送
される浮遊型硝化槽31からの硝化液及び経路34を介
して返送される最終沈殿池32からの返送汚泥と混合
し、原水流入部11から処理槽13の底部に流入する。
処理槽13に流入した原水は、担体Cに付着した生物膜
(微生物)によって嫌気的浄化処理、主に脱窒処理され
た後、処理水流出部12から浮遊型硝化槽31に流入す
る。浮遊型硝化槽31には、硝化菌を包括固定化した担
体が投入されており、槽底部に設けられた散気装置35
からの散気により好気的浄化処理、主に硝化反応が行わ
れ、原水中の窒素の硝化が行われる。
液)は、担体分離用スクリーン36を経て経路37に流
出し、その一部(原水量に対して100〜300%)が
ポンプ38,経路33を介して処理槽13に戻され、残
部が最終沈殿池32に流入する。この最終沈殿池32で
汚泥を分離した処理水は、経路39から処理水槽等を経
て河川等に放流される。また、最終沈殿池32で発生し
た汚泥は、一部が返送汚泥としてポンプ40,経路34
を通って処理槽13に戻され、残部が余剰汚泥としてポ
ンプ41,経路42により汚泥貯留槽に送られて処理さ
れる。
は、流入下水の流量変動等によって原水の流量が少なく
なった場合や原水の流入がなくなった場合でも、硝化液
のみの流量で担体Cを流動化できるようにしておくこと
が好ましい。
用いた排水処理設備の他の構成例を示すものであって、
前記図1に示した構造を有する処理槽13を、前記同様
に脱窒槽(嫌気処理槽)として用い、その後段に無薬注
加圧浮上分離装置51と好気性ろ床52とを設けたもの
である。
性ろ床52からの硝化液と混合して原水流入部11から
処理槽13の底部に流入し、担体Cに付着した生物膜に
より嫌気的浄化処理(主に脱窒反応)が行われる。
処理槽13から処理水流出部12を経て経路54から供
給される加圧空気溶解水と混合した後、加圧浮上分離装
置51に流入する。加圧浮上分離装置51では、前記加
圧空気溶解水から発生する微細気泡に前記嫌気処理水中
の懸濁成分を付着させて見掛けの比重を小さくすること
により浮上させるもので、浮上した浮上汚泥(フロス)
は、掻取機55により掻取られて経路56から汚泥貯留
槽に送られる。また、底部に沈殿した汚泥も汚泥貯留槽
に送られる。このときの汚泥濃度は3〜5%であり、従
来の汚泥濃縮槽における重力濃縮に比較して高濃度であ
る。
た水(加圧浮上処理水)の一部は、出口側で経路57に
抜取られて圧縮空気と混合した後、加圧空気溶解水とし
て前記経路54から嫌気処理水に供給混合される。ま
た、加圧浮上処理水の残部は、経路58から好気性ろ床
52に流入する。
る槽上部の接触材充填部59と、ろ材を充填した槽下部
のろ材充填部60と、槽底部の散気装置61等を有する
もので、好気性ろ床52に流入した加圧浮上処理水は、
散気装置61からの散気により好気状態に維持されてい
る接触材充填部59及びろ材充填部60を通過すること
により、好気的浄化処理(主に硝化反応)及びろ過処理
が行われ、槽底部の処理水流出経路62に流出する。こ
の処理水の一部は、ポンプ63,経路53を通り、硝化
液として処理槽13に戻される。また、処理水の残部
は、経路64から処理水槽等を経て河川等に放流され
る。
処理に比べて懸濁成分の除去率が高いため、後段の好気
性ろ床52への流入負荷を少なくでき、その分の容量を
小さくすることが可能になる。また、浮上処理では、髪
の毛、油分、スカム等の浮上し易い成分を、略完全に除
去することができるため、好気性ろ床52の閉塞やスカ
ムの発生が少なくなる。
置と無薬注加圧浮上分離装置とを組合わせることによ
り、排水処理設備の処理効率を大幅に向上させることが
でき、設備の小型化を図ることができる。さらに、好気
性ろ床52の洗浄排水を原水に戻して混合し、再び加圧
浮上分離処理を行うことにより、汚泥発生箇所の一本化
と高濃度化とを図ることができ、汚泥発生量がランニン
グコストに大きく影響する比較的小規模な下排水処理施
設では、そのランニングコストを大幅に低減させること
ができる。
排水処理装置によれば、流入原水による上昇流で効果的
に担体を流動化させることができ、効率的な生物処理を
行うことができる。特に、比較的小さな比重で、比較的
大きなサイズの担体を用いることにより、流動床におけ
る処理効率を向上できるとともに、処理水と担体との分
離を容易に行うことができる。さらに、処理水流出部に
ウェッジワイヤースクリーンを設置することにより、担
体の分離を確実に行うことができる。また、撹拌手段を
設けて担体に付着する生物量を制御することにより、最
も効果的な流動化率で排水処理を行うことができる。
示す模式図である。
す縦断面図である。
式図である。
処理設備の一例を示す系統図である。
図である。
式図である。
槽、14…ウェッジワイヤースクリーン、15…モータ
ー、16…回転軸、17…スクレーパ、18…撹拌翼、
19…筒体、19b…弁座、20…フロート弁、21…
ディフューザー、31…浮遊型硝化槽、32…最終沈殿
池、51…加圧浮上分離装置、52…好気性ろ床
Claims (7)
- 【請求項1】 槽下部に原水流入部を、槽上部に処理水
流出部を、それぞれ有する処理槽内に生物膜付着担体を
投入して下排水の処理を行う流動床式排水処理装置にお
いて、前記処理槽の底部を、上部が拡開した漏斗状に形
成するとともに、前記原水流入部を、処理槽の底部に向
けて原水を吐出するように配置したことを特徴とする流
動床式排水処理装置。 - 【請求項2】 前記生物膜付着担体は、比重が0.9〜
1.2であり、サイズが3〜20mmであることを特徴
とする請求項1記載の流動床式排水処理装置。 - 【請求項3】 前記処理槽の上部に、処理水流出部から
流出する処理水と生物膜付着担体とを分離するスクリー
ンを設置したことを特徴とする請求項1記載の流動床式
排水処理装置。 - 【請求項4】 前記処理槽内に、撹拌手段を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の流動床式排水処理装置。 - 【請求項5】 前記処理槽の上部に、処理水流出部から
流出する処理水と生物膜付着担体とを分離するスクリー
ンをリング状に設置し、該リング状スクリーンの中心に
配置した回転軸により回転してスクリーンに捕捉された
生物膜付着担体を取除く担体除去手段を設けるととも
に、前記回転軸に処理槽内の被処理水を撹拌する撹拌手
段を装着したことを特徴とする請求項1記載の流動床式
排水処理装置。 - 【請求項6】 前記生物膜付着担体の膨張率を検出する
手段を設けるとともに、検出した膨張率によって前記撹
拌手段の運転を制御する制御手段を設けたことを特徴と
する請求項4又は5記載の流動床式排水処理装置。 - 【請求項7】 前記原水流入部は、原水の逆流防止手段
を備えていることを特徴とする請求項1記載の流動床式
排水処理装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP24276297A JP3836576B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 流動床式排水処理装置 |
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| JP24276297A JP3836576B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 流動床式排水処理装置 |
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| JP24276297A Expired - Fee Related JP3836576B2 (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 流動床式排水処理装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3836576B2 (ja) |
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- 1997-09-08 JP JP24276297A patent/JP3836576B2/ja not_active Expired - Fee Related
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