JPH1177226A - ヘリカル歯車の製造方法及びその製造装置 - Google Patents

ヘリカル歯車の製造方法及びその製造装置

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JPH1177226A
JPH1177226A JP23748897A JP23748897A JPH1177226A JP H1177226 A JPH1177226 A JP H1177226A JP 23748897 A JP23748897 A JP 23748897A JP 23748897 A JP23748897 A JP 23748897A JP H1177226 A JPH1177226 A JP H1177226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイスの軸孔に配置した被加工材をヘリカル
歯車に鍛造する場合に、軸孔の内周面における歯形型面
に均一に被加工材が流れるようにする。 【解決手段】 内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成さ
れた軸孔8aを持つダイス8の該軸孔8a内に被加工材
9を配置し、該被加工材9が配置された該軸孔8aに、
外周面に該ヘリカル歯と同じ歯形面が形成されたポンチ
6と該ダイス8とを該ポンチ6が該ダイス8の該軸孔8
aに螺合するように該ポンチ6と該ダイス8とを同軸的
に近づけつつ同軸的に回転して該ポンチ6を該ダイス8
の該軸孔8aに螺合させながら該被加工材9を軸方向に
押し付けるとともに該被加工材9の中心軸を中心にして
ねじるように該被加工材9をヘリカル歯車に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリカル歯車を冷
間鍛造により形成するヘリカル歯車の製造方法およびそ
の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ダイスとポンチによって歯車を鍛造によ
り成形する製造方法が知られている。例えば特公昭59
−30499号公報には、製造しようとする平歯車の歯
の歯形型面が形成された軸孔を持つダイスと、外周面に
該平歯車の歯と同じ歯形面が形成されたポンチとマンド
レルとを用い、被加工材をダイスの軸孔内に配置すると
共にポンチを軸孔に挿入してポンチとダイス及びマンド
レルにより被加工材を鍛造してダイスとポンチで形成さ
れるキャビティー形状に塑性加工するものである。
【0003】被加工材としては中心孔を持たない円柱粗
材を用い、この円柱粗材をポンチで軸方向に加圧した
り、また、この円柱粗材の中心部にマンドレルを打込
み、円柱粗材の中心部を押圧して外方に粗材の流れを創
って円柱粗材が軸孔の歯形型面に流れ込むようにしてい
る。また、特開平8−206772号公報には、ヘリカ
ル歯車の粗形材を内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成
された軸孔を持つダイス内にダイスと粗形材とを相対回
転させつつポンチで押し込み、ヘリカル歯を精度良く加
工する方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特公昭59−3049
9号公報は平歯車の鍛造方法が開示されているがヘリカ
ル歯車については具体的にその鍛造方法が示されていな
い。また、特開平8−206772号公報は、ヘリカル
歯車の粗形材の歯部のみを仕上げるものであり、ビレッ
ト状の粗材からヘリカル歯車を鍛造により製造するもの
ではない。
【0005】本発明は、ビレット状粗材から直接ヘリカ
ル歯車を製造するヘリカル歯車の製造方法およびその製
造装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者はヘリカル歯車
を鍛造する場合、被加工材を軸方向に押し潰して歯部を
形成すると共に同時に被加工材をねじり、押し潰すこと
により形成される歯部がダイスのヘリカル溝に沿って流
れることが必要であることに思い至り、ダイスとポンチ
で被加工材をねじりつつ押し潰してヘリカル歯車に塑性
加工する方法を完成したものである。
【0007】すなわち、本発明のヘリカル歯車の製造方
法は、内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成された軸孔
を持つダイスの該軸孔内に被加工材を配置する配置工程
と、外周面に該ヘリカル歯と同じ歯形面が形成され該ダ
イスの該軸孔に螺合するポンチと該ダイスとを該ポンチ
が該ダイスの該軸孔に螺合するように該ポンチと該ダイ
スとを同軸的に近づけつつ同軸的に回転して該ポンチを
該ダイスの該軸孔に螺合させながら該被加工材を軸方向
に押し付けるとともに該被加工材の中心軸を中心にして
ねじり該被加工材をヘリカル歯車に成形する成形工程
と、を含むことを特徴とする。
【0008】また、本発明のヘリカル歯車の製造装置
は、本発明のヘリカル歯車の製造方法に使用されるもの
で、内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成された軸孔を
持つダイスと、外周面に該ヘリカル歯と同じ歯形面が形
成され該ダイスの該軸孔に螺合するポンチと、該ダイス
の該軸孔内に配置された被加工材を軸方向に押し付ける
とともに該被加工材の中心軸を中心にしてねじり該被加
工材をヘリカル歯車に成形する回転押圧手段と、を含
む。
【0009】本発明のヘリカル歯車の製造方法及び製造
装置では、被加工材がダイスの軸孔内で軸方向に押し潰
され、これにより形成される歯部がねじりによりダイス
の軸孔のヘリカル溝に沿って流れる。このため、形成さ
れる歯部そのものもヘリカル溝内で溝に沿って押され、
ヘリカル溝内で移動しつつ歯部が膨大してヘリカル歯に
形成される。形成される歯部がヘリカル溝に沿って移動
するため抵抗も少なく容易にヘリカル歯車が成形でき
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のヘリカル歯車の製造方法
及び製造装置において、内周面にヘリカル歯の歯形型面
が形成された軸孔を持つダイスと、外周面に該ヘリカル
歯と同じ歯形面が形成され該ダイスの該軸孔に螺合する
ポンチと、該ダイスの該軸孔内に配置された被加工材を
軸方向に押し付けるとともに該被加工材の中心軸を中心
にしてねじり該被加工材をヘリカル歯車に成形する回転
押圧手段と、を用いる。
【0011】ダイスはその軸孔内で被加工材が塑性加工
されるもので、得られるヘリカル歯車の軸方向長さより
十分に軸方向長さの長い軸孔を持つものである必要があ
る。軸孔の内周面に形成されるヘリカル歯の歯形型面
は、得られるヘリカル歯車の外周面と型対象のものとな
る。しかし型面はその軸方向に長く、ヘリカル状に延び
ている必要がある。
【0012】本発明のヘリカル歯車の製造方法及び製造
装置においては、中心孔をもつリング状のヘリカル歯車
を製造することができる。この中心孔をもつヘリカル歯
車の場合、前記回転押圧手段にダイスの軸孔の中心に配
置されるマンドレルを設け、被加工材をダイスの軸孔に
配置する際に、マンドレルを中心孔に挿通する。そし
て、ポンチがダイスの軸孔に螺合するようにポンチを回
転させつつポンチとダイスを近づけ、ポンチで被加工材
をねじりつつ軸孔内で軸方向に押し潰す。このねじりに
より、被加工材の外周部は、ダイスの軸孔のヘリカル溝
に沿って流れ、ヘリカル溝内で移動しつつ膨大してヘリ
カル状の歯部に形成される。このときマンドレルは押圧
される被加工材と共に軸方向に押される(請求項2、
7)。
【0013】成形工程の終期にはマンドレルを後退させ
て被加工材の中心孔の一部を空隙として残した状態で被
加工材を軸方向にねじりつつ押圧すると、被加工材の内
側部が該空隙に膨大し、被加工材の材料流動が全体的に
促進され、ダイスの軸孔のヘリカル溝に沿ったより精度
の高いヘリカル状の歯部を形成することができる。(請
求項3)。
【0014】本発明において、被加工材を軸方向に押圧
するポンチの押圧面に、該被加工材の被加工面との間で
の回り方向の滑りを阻止する中心部より放射状に延びる
突条をもつことが好ましい。この突条は被加工材の端面
にくい込み突条と被加工材との相対回転を阻止する。な
お、ポンチの押圧面と被加工材の端面との滑りは放射方
向には好ましい。被加工材が押し潰され、ポンチの押圧
面と接している被加工材の端面部が放射方向に滑って被
加工材の径が増大するのは好ましいことである。(請求
項4、9)。
【0015】また、前記回転押圧手段は前記ダイスと前
記ポンチとの相対移動を回転に変換するラック−ピニオ
ン装置と変換された回転を該ダイスと該ポンチとの相対
回転に変換するウオームギヤー装置とを具備するものと
するのが好ましい。これにより確実にダイスとポンチと
が螺合するとともにウオームギヤー装置で確実にダイス
とポンチとを相対回転させることができる。なお、大き
な回転力が必要な場合には適当な増力装置を組み込んで
も良い(請求項8)。
【0016】前記ポンチは同軸的に互いに対向する2個
のポンチで構成し、被加工材を軸方向の両方から互いに
逆方向にねじりつつ押圧してもよい。この場合、二つの
ポンチの回転方向を違えることにより、被加工材が軸方
向に半分づつねじられ、各ポンチの加圧力を低減できる
(請求項5、10)。また、この方法を採用することに
より幅の厚いヘリカル歯車、歯車の傾きが大きいヘリカ
ル歯車の製造が容易になる。
【0017】
【実施例】本発明のヘリカル歯車の製造方法及びその製
造装置の実施例を示す図面に基づいて説明する。本発明
のヘリカル歯車の製造方法は、図1〜図3に示す製造装
置によって達成される。図1〜図3に示す本発明のヘリ
カル歯車の製造装置は、機台1と、該機台1に固設され
た下ダイ2と、該下ダイ2から上方に延びた支柱3と、
該支柱3に支持された上ダイ4と、該上ダイ4に設置さ
れた加圧ロッド5と、該加圧ロッド5の先端に配設され
る上ポンチ6と、該加圧ロッド5の下降に伴って該上ポ
ンチ6を回転させる回転機構7と、該下ダイ2に固定さ
れたダイス8と、該ダイス8側に設けられ、該上ポンチ
6と協動して被加工材9(図4〜図7)を成形する下ポ
ンチ10およびマンドレル11とを具備する。
【0018】前記ダイス8は内周面にヘリカル歯の歯形
型面が形成された軸孔8aを持つ。該軸孔8aは被加工
材9の軸方向長さより大きいものとする。前記下ポンチ
10は、マンドレル11とは別の昇降ラム19上にベア
リング12を介して回転自在に支持され、該昇降ラム1
9の上昇に伴って前記上ポンチ6に対向した押上げを行
うことができ、その外周には前記軸孔8aに螺合する歯
形10aを持つ。該下ポンチ10は該軸孔8aの底部を
形成することになる。該下ポンチ10にはマンドレル1
1が中心軸状に貫通している。該下ポンチ10を貫通す
る該マンドレル11は、図示しない昇降手段によって軸
孔8aに突出した状態と下ポンチ10内に没した状態と
に上下動可能に構成されている。
【0019】一方、前記回転機構7は、前記支柱3の一
つに形成されたラック3aと、該ラック3aに噛合した
平歯車13と、該平歯車13の軸部を構成するシャフト
部材であって、軸回りに回転自在に前記加圧ロッド5に
両端が支持され、その中間部分にウォーム14をもつ回
転軸部材15と、該ウォーム14に噛合したウォームホ
イール16とから構成され、該ウォームホイール16は
前記加圧ロッド5に取付けられたブラケット17に保持
されている。該ウォームホイール16は加圧ロッド5と
の間に介装されたベアリング18によって回転可能にな
っている。
【0020】前記上ポンチ6は、外周面に製品のヘリカ
ル歯と同じ歯形面6aが形成されていて、前記ダイス8
の軸孔8aに嵌合可能な筒体で、前記ウォームホイール
16の同軸位置に保持されている。また、上ポンチ6は
前記被加工材9を軸方向に押圧する該上ポンチ6の押圧
面には、凸部6bが形成されている。ここで、被加工材
9は、製品の歯底円直径と等しいか少し小さい外径をも
ち、マンドレル11の外径と等しいか少し大きい内径の
中心孔9aを持つ円筒粗材であり、該凸部6bは、マン
ドレル11の外径と等しい外径をもつ。
【0021】上記構成からなる製造装置を用いてヘリカ
ル歯車を製造する方法は、図4〜図7に示すように行
う。第1の工程では、図4に示すように、前記ダイス8
の軸孔8a内に被加工材9を配置する(配置工程)。こ
のとき、マンドレル11は先端が軸孔8aに突出した状
態に設定される。被加工材9は、該マンドレル11に該
中心孔9aを挿通しつつ該軸孔8a内に配置される。
【0022】第2の工程では、前記加圧ロッド5を下降
し前記軸孔8aに螺合するように前記ポンチ6を前記ダ
イス8に同軸的に近づける。このとき、回転軸部材15
は平歯車13がラック3a上を下方に移動するのに伴っ
て回転し、ウォーム14と噛合したウォームホイール1
6を回転させる。該ウォームホイール16の回転により
前記上ポンチ6は該軸孔8aに同軸的に回転して該軸孔
8aに螺合する。この螺合は、前記加圧ロッド5が所定
位置のときの前記上ポンチ6の外周面歯形の位相と軸孔
8aの内周面歯形の位相とを所定の関係に設定しておく
ことにより、前記下ポンチ6が前記ダイス8に当接する
位置で確実に行われる。このためには、ウォーム14と
ウォームホイール16とのギヤ比と、平歯車15の歯数
とを決定することにより、加圧ロッド5の下降と上ポン
チ6の回転を同期させればよい。
【0023】第3の工程は、図5に示すように、螺合し
た上ポンチ6を加圧ロッド5を更に下降させて被加工材
9を加圧し、該被加工材9を該軸孔8a内で密閉鍛造す
る。このとき下ポンチ10は昇降ラム19を上昇させて
上ポンチ6に対向して被加工材9を下側から押し上げ
る。マンドレル11は上ポンチ6に押されるまま下降す
る。これにより、被加工材9は、上ポンチ6と下ポンチ
10の間にすべりなく挟持される。これにより、被加工
材9は上ポンチ6と下ポンチ10との間に狭圧された状
態でねじられつつ上ポンチ6と下ポンチ10によって軸
方向に両打ちされる。被加工材9の外周部は全体がねじ
られつつ外方へ押しのけられるが、押しのけられた部分
は、軸孔8aのヘリカル溝に沿って流れ、隣の溝に乗越
えることはない。この流れ込みがある程度進んだら、上
ポンチ6と下ポンチ10の加圧を止める。
【0024】第4の工程は、上ポンチ6と下ポンチ10
の加圧を止めた状態で、マンドレル11を所定量下降し
て、図6に示すように被加工材9の中心孔9aに空間2
0を創る。図では、空間20が被加工材9の中間部分に
生じるようにしている。この空間20は、被加工材9の
逃げ場となる。第5の工程では、加圧ロッド5を更に押
下げる。これにより、被加工材9の内側部が空間20に
逃れることで、被加工材9の材料流動を全体的に促進
し、加圧ロッド5を更に押下げたときの上ポンチ6およ
び下ポンチ10の被加工材9との加工面圧を下げること
ができ、急激な加工面圧の増加を回避しつつ、ダイスの
軸孔のヘリカル溝に沿ったより精度の高いヘリカル状の
歯部を形成することができる。
【0025】第6の工程では、図7に示すようにマンド
レル11を押上げると共に加圧ロッド5を上げる。該マ
ンドレル11が押し上がるとき、空間20に膨らんだ被
加工材9が除去される。中心孔21が形成された製品に
鍛造することができる。このように本実施例は、中心孔
21をもつヘリカル歯車の製造方法において、(1)被
加工材9の中心孔20にマンドレル11が挿入された状
態で該被加工材9を軸回りにねじりつつ軸方向に加圧
し、(2)ある程度被加工材9が外方に押しのけられた
段階でマンドレル11を退避して中心孔20に被加工材
9の逃げ場としての空間20を形成し、(3)かつ再度
の加圧の後に空間20に膨出した被加工材9をマンドレ
ル11で除去している。従って、被加工材9は軸まわり
にねじられつつ軸方向に押されて外方に流れ、外方に逃
れた被加工材部分は軸孔8aの溝に沿って流れる。この
流れは隣の溝に乗越えることがなく、加圧力を省力化で
きて、軸孔8aの歯形型面へ均一に粗材を流し込み精密
な型鍛造が可能となる。
【0026】また、本実施例のヘリカル歯車の製造方法
では、ポンチ(上ポンチ)の回転を、加圧ロッド5の降
下に伴って回転するウォーム14とウォームホイール1
5との噛合によって該ポンチを回転させているため、ヘ
リカル歯車のねじれ角の影響を受けず、比較的大きなね
じれ角のヘリカル歯車でも容易に製造することができ
る。
【0027】なお、図8に示すように、ダイス8を機台
1に固定し、ダイス8の上下に2個一対のポンチ6をそ
れぞれ上側加圧ロッド5、下側加圧ロッド5に取り付
け、さらに上下の回転機構7を設け、被加工材を上下の
ポンチで押し潰しつつ互いに逆方向にねじるようにして
もよい。この場合、被加工材の軸方向の中心はポンチに
対して不同とすることができ、より小さい力でヘリカル
歯車を製造できる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ダイ
スの軸孔に配置された被加工材が全体的にその中心軸を
中心にねじられつつ該軸方向に押され、該被加工材を軸
孔の歯形型面に均一に流し込んで、精密なヘリカル歯型
鍛造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置を示す
正断面図である。
【図2】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置を図1
の一側から見た側断面図である。
【図3】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置の平面
図である。
【図4】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置に被加
工材を配置した工程を示す工程図である。
【図5】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置におい
て、ポンチをダイスの軸孔に螺合させた状態を示す工程
図である。
【図6】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置におい
て、被加工材を密閉鍛造している様子を示す工程図であ
る。
【図7】 本発明に係るヘリカル歯車の製造装置におい
て、中心孔に膨らんだ粗材を除去する工程を示す工程図
である。
【図8】 本発明に係る他のヘリカル歯車の製造装置を
示す正断面図である。
【符号の説明】
1…機台、2…下ダイ、3…支柱、4…上ダイ、5…加
圧ロッド、6…上ポンチ、6a…歯形面、7…回転機
構、8…ダイス、8a…軸孔、9…被加工材、10…下
ポンチ。
フロントページの続き (72)発明者 近藤 一義 静岡県浜松市冨塚3638−25

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成さ
    れた軸孔を持つダイスの該軸孔内に被加工材を配置する
    配置工程と、 外周面に該ヘリカル歯と同じ歯形面が形成され該ダイス
    の該軸孔に螺合するポンチと該ダイスとを該ポンチが該
    ダイスの該軸孔に螺合するように該ポンチと該ダイスと
    を同軸的に近づけつつ同軸的に回転して該ポンチを該ダ
    イスの該軸孔に螺合させながら該被加工材を軸方向に押
    し付けるとともに該被加工材の中心軸を中心にしてねじ
    り該被加工材をヘリカル歯車に成形する成形工程と、 を含むことを特徴とするヘリカル歯車の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記ダイスの前記軸孔の中心にはマンド
    レルが配置されており、前記被加工材は中心孔を有する
    リング形状であり、前記配置工程は該マンドレルに該中
    心孔を挿通しつつ該被加工材を該ダイス内に配置する工
    程である請求項1記載のヘリカル歯車の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記成形工程の終期に前記マンドレルを
    後退させて前記被加工材の中心孔の一部を空隙として残
    した状態で該被加工材を軸方向にねじり押圧する請求項
    2記載のヘリカル歯車の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記被加工材を軸方向に押圧する前記ポ
    ンチの押圧面は該被加工材の被押圧面との間での回り方
    向の滑りを阻止する中心部より放射状に延びる突条を持
    つ請求項1記載のヘリカル歯車の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記ポンチは同軸的に互いに対向する2
    個のポンチで構成され、前記ダイスの前記軸孔内に配置
    された前記被加工材は、前記成形工程で2個の該ポンチ
    で押圧されつつねじられる請求項1記載のヘリカル歯車
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 内周面にヘリカル歯の歯形型面が形成さ
    れた軸孔を持つダイスと、 外周面に該ヘリカル歯と同じ歯形面が形成され該ダイス
    の該軸孔に螺合するポンチと該ポンチと該ダイスとを該
    ポンチが該ダイスの該軸孔に螺合するように該ポンチと
    該ダイスとを同軸的に近づけつつ同軸的に回転して該ポ
    ンチを該ダイスの該軸孔に螺合させながら該ダイスの該
    軸孔内に配置された被加工材を軸方向に押し付けるとと
    もに該被加工材の中心軸を中心にしてねじり該被加工材
    をヘリカル歯車に成形する回転押圧手段と、 を含むことを特徴とするヘリカル歯車の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記回転押圧手段は前記ダイスの前記軸
    孔の中心に配置されたマンドレルを持ち、前記被加工材
    は中心孔を有するリング形状であり、該マンドレルに該
    中心孔を挿通された状態で該被加工材は該ダイス内に配
    置される請求項6記載のヘリカル歯車の製造装置。
  8. 【請求項8】 前記回転押圧手段は前記ダイスと前記ポ
    ンチとの相対移動を回転に変換するラック−ピニオン装
    置と変換された回転を該ダイスと該ポンチとの相対回転
    に変換するウオームギヤー装置とを具備する請求項6記
    載のヘリカル歯車の製造装置。
  9. 【請求項9】 前記被加工材を軸方向に押圧する前記ポ
    ンチの押圧面は該被加工材の被押圧面との間での回り方
    向の滑りを阻止する中心部より放射状に延びる突条を持
    つ請求項6記載のヘリカル歯車の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記ポンチは同軸的に互いに対向する
    2個のポンチで構成され、前記ダイスの前記軸孔内に配
    置された前記被加工材は、2個の該ポンチで押圧されつ
    つねじられる請求項6記載のヘリカル歯車の製造装置。
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Cited By (4)

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