JPH1177347A - アルミニウム薄板のレーザ溶接方法と密閉電池の製造方法及び密閉電池 - Google Patents
アルミニウム薄板のレーザ溶接方法と密閉電池の製造方法及び密閉電池Info
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- JPH1177347A JPH1177347A JP10197169A JP19716998A JPH1177347A JP H1177347 A JPH1177347 A JP H1177347A JP 10197169 A JP10197169 A JP 10197169A JP 19716998 A JP19716998 A JP 19716998A JP H1177347 A JPH1177347 A JP H1177347A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミニウム薄板やアルミニウム合金薄板同
士のレーザ溶接方法であって、特に密閉電池外装缶筐体
の開口部に蓋体を挿入後、溶接して密閉容器を製造する
のに好適な、レーザ溶接方法とその溶接方法を用いた密
閉電池外装缶の製造方法及び密閉電池を提供する必要が
あった。 【解決手段】 一方のアルミニウム薄板の外面と他方の
アルミニウム薄板の端面部とを面一に合わせ、レーザビ
ーム集束径D,端面部の厚さt,溶融部溶融径dとの間
で、D/2<t<d/2の関係が成立する範囲でレーザ
光を照射して溶接する。
士のレーザ溶接方法であって、特に密閉電池外装缶筐体
の開口部に蓋体を挿入後、溶接して密閉容器を製造する
のに好適な、レーザ溶接方法とその溶接方法を用いた密
閉電池外装缶の製造方法及び密閉電池を提供する必要が
あった。 【解決手段】 一方のアルミニウム薄板の外面と他方の
アルミニウム薄板の端面部とを面一に合わせ、レーザビ
ーム集束径D,端面部の厚さt,溶融部溶融径dとの間
で、D/2<t<d/2の関係が成立する範囲でレーザ
光を照射して溶接する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミニウム薄板
やアルミニウム合金薄板同士のレーザ溶接に関し、特
に、密閉電池外装缶の開口部にキヤップ体(蓋体)を挿
入後に、キヤップ体と開口部とを溶接して密閉容器を製
造するのに好適なレーザ溶接方法及びこの溶接方法を用
いた密閉電池の製造方法に関する。
やアルミニウム合金薄板同士のレーザ溶接に関し、特
に、密閉電池外装缶の開口部にキヤップ体(蓋体)を挿
入後に、キヤップ体と開口部とを溶接して密閉容器を製
造するのに好適なレーザ溶接方法及びこの溶接方法を用
いた密閉電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ポータブルOA機器や通信機器の
需要が高まるにつれ、その電源となるニッケル水素二次
電池やリチウムイオン二次電池の中でも、特に小型化が
可能でしかも上記各機器における実装効率の高い角型の
密閉電池外装缶を有する角型電池の要求が高まってい
る。
需要が高まるにつれ、その電源となるニッケル水素二次
電池やリチウムイオン二次電池の中でも、特に小型化が
可能でしかも上記各機器における実装効率の高い角型の
密閉電池外装缶を有する角型電池の要求が高まってい
る。
【0003】密閉電池は、一般に、外装缶筐体の開口部
をキヤップ体(蓋体)で気密に閉塞して製造される。蓋
体は、その際、レーザ溶接を用いて外装缶筐体の開口部
に気密に溶接される。蓋体をレーザ溶接して外装缶筐体
に固定する方法は、容積効率を低下させることなく、外
装缶筐体の開口部を閉塞できるため実用化が進んでい
る。
をキヤップ体(蓋体)で気密に閉塞して製造される。蓋
体は、その際、レーザ溶接を用いて外装缶筐体の開口部
に気密に溶接される。蓋体をレーザ溶接して外装缶筐体
に固定する方法は、容積効率を低下させることなく、外
装缶筐体の開口部を閉塞できるため実用化が進んでい
る。
【0004】この電池では、図6に示すような構造を採
っている。金属で構成され有底矩形形状をなす外装缶筐
体101は、正極端子を兼ねている底部の内面に絶縁フ
ィルム106が配置されている。発電要素である電極体
107は、外装缶筐体101内に収納されている。電極
体107は、リチウムイオン二次電池の場合には、炭素
質物質を含有する活性物質が表裏両面に塗布されたアル
ミニウム薄膜である負極108と、多孔性のポリプロピ
レンシートであるセパレータ109と、リチウムニッケ
ル酸化物やリチウムコバルト酸化物などを含有する活性
物質が表裏両面に塗布された銅薄膜である正極110と
を、正極110が最外周に配置されるようにして渦巻状
に倦回した後に、偏平状(非真円形)に整形する工程を
経て作成したものである。
っている。金属で構成され有底矩形形状をなす外装缶筐
体101は、正極端子を兼ねている底部の内面に絶縁フ
ィルム106が配置されている。発電要素である電極体
107は、外装缶筐体101内に収納されている。電極
体107は、リチウムイオン二次電池の場合には、炭素
質物質を含有する活性物質が表裏両面に塗布されたアル
ミニウム薄膜である負極108と、多孔性のポリプロピ
レンシートであるセパレータ109と、リチウムニッケ
ル酸化物やリチウムコバルト酸化物などを含有する活性
物質が表裏両面に塗布された銅薄膜である正極110と
を、正極110が最外周に配置されるようにして渦巻状
に倦回した後に、偏平状(非真円形)に整形する工程を
経て作成したものである。
【0005】また、蓋体102を介して電気的に外装缶
筐体101と電極体107とを接合するために、正極1
10から正極リード111が延出されることによって、
蓋体102での電極体107側の面に接合されている。
自身の中心付近に負極端子112の貫通穴を有し、合成
樹脂からなるスペーサ113は、外装缶筐体101内の
電極体107上に設けられている。
筐体101と電極体107とを接合するために、正極1
10から正極リード111が延出されることによって、
蓋体102での電極体107側の面に接合されている。
自身の中心付近に負極端子112の貫通穴を有し、合成
樹脂からなるスペーサ113は、外装缶筐体101内の
電極体107上に設けられている。
【0006】そして蓋体102は、外装缶筐体101の
上端の開口部103に溶接などで接合されている。蓋体
102の中心付近には、負極端子112の取出穴が開口
されており、この取出穴から離れた箇所には電解液の注
液孔114が設けられている。負極端子112は、取出
穴にガラス製又は樹脂製の絶縁材115を介してハーメ
ティックシールされている。負極端子112の下端面に
は負極リード116が接続され、この負極リード116
の他端は負極119に接続されている。
上端の開口部103に溶接などで接合されている。蓋体
102の中心付近には、負極端子112の取出穴が開口
されており、この取出穴から離れた箇所には電解液の注
液孔114が設けられている。負極端子112は、取出
穴にガラス製又は樹脂製の絶縁材115を介してハーメ
ティックシールされている。負極端子112の下端面に
は負極リード116が接続され、この負極リード116
の他端は負極119に接続されている。
【0007】金属板材からなる注液封止板117は、電
解液を外装缶筐体101内へ注入して内部を満たした後
に注液孔114を含む蓋体102の外表面に対してシー
ム接合される。なお、この注液封止板117を有しなく
ても、電解液を外装缶筐体101内に注入した後に蓋体
102を封止する方法によっても、同様な作用が得られ
るので差し支えない。
解液を外装缶筐体101内へ注入して内部を満たした後
に注液孔114を含む蓋体102の外表面に対してシー
ム接合される。なお、この注液封止板117を有しなく
ても、電解液を外装缶筐体101内に注入した後に蓋体
102を封止する方法によっても、同様な作用が得られ
るので差し支えない。
【0008】ここで、電解液はリチウムイオン二次電池
の場合には過塩素酸リチウム,ホウフッ化リチウム,六
フッ化リチウム、六フッ化燐リチウムなどの電解質を含
有する、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
トなどの有機溶媒である。また上部絶縁紙118によっ
て、注液封止板117を含む蓋体102の外表面全体は
被覆されている。
の場合には過塩素酸リチウム,ホウフッ化リチウム,六
フッ化リチウム、六フッ化燐リチウムなどの電解質を含
有する、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネー
トなどの有機溶媒である。また上部絶縁紙118によっ
て、注液封止板117を含む蓋体102の外表面全体は
被覆されている。
【0009】スリット119を有する下部絶縁紙120
は、外装缶筐体1の底面に配置されている。二つ折りに
されたPTC(Positive Thermal Coefficient)素子12
1は、一方の面が外装缶筐体101の底面と下部絶縁紙
120との間に介挿されており、かつ他方の面がスリッ
ト119を通して下部絶縁紙120の外側に延出されて
いる。
は、外装缶筐体1の底面に配置されている。二つ折りに
されたPTC(Positive Thermal Coefficient)素子12
1は、一方の面が外装缶筐体101の底面と下部絶縁紙
120との間に介挿されており、かつ他方の面がスリッ
ト119を通して下部絶縁紙120の外側に延出されて
いる。
【0010】外装チューブ122は、外装缶筐体111
の側面から上部絶縁紙118と下部絶縁紙120の周辺
まで延出するように配置され、上部絶縁紙118及び下
部絶縁紙120を外装缶筐体111に固定している。こ
のような外装チューブ122の配置により、外部に延出
されたPTC素子121の上記した他方の面が下部絶縁
紙120の底面に向けて折り曲げられる。
の側面から上部絶縁紙118と下部絶縁紙120の周辺
まで延出するように配置され、上部絶縁紙118及び下
部絶縁紙120を外装缶筐体111に固定している。こ
のような外装チューブ122の配置により、外部に延出
されたPTC素子121の上記した他方の面が下部絶縁
紙120の底面に向けて折り曲げられる。
【0011】このような密閉電池において、従来では、
蓋体はレーザ溶接を用いて外装缶筐体の開口部に気密に
溶接される方法がある。蓋体をレーザ溶接して外装缶筐
体に固定する方法は、容積効率を低下させることなく、
金属製の外装缶筐体の開口部を閉塞できるために既に実
用化がなされている。
蓋体はレーザ溶接を用いて外装缶筐体の開口部に気密に
溶接される方法がある。蓋体をレーザ溶接して外装缶筐
体に固定する方法は、容積効率を低下させることなく、
金属製の外装缶筐体の開口部を閉塞できるために既に実
用化がなされている。
【0012】しかしながら、一般に、レーザ光の照射に
より金属材料、例えばJIS規格A3003(Mn含
有)やA3004(Mg含有)のごとき、アルミニウム
合金材料からなる被溶接部材(アルミニウム薄板の一
種)に対する溶接を行なう場合には、レーザ光の照射に
よる溶融された部分が凝固する際に、クラックが発生し
やすいので、レーザ溶接がなされた部分に凝固割れによ
る溶接不良が発生しやすい問題がある。
より金属材料、例えばJIS規格A3003(Mn含
有)やA3004(Mg含有)のごとき、アルミニウム
合金材料からなる被溶接部材(アルミニウム薄板の一
種)に対する溶接を行なう場合には、レーザ光の照射に
よる溶融された部分が凝固する際に、クラックが発生し
やすいので、レーザ溶接がなされた部分に凝固割れによ
る溶接不良が発生しやすい問題がある。
【0013】これについては、レーザ溶接時にレーザ溶
接部分の凝固割れを防止するために、レーザ光の照射に
よって溶融された被溶接部材の溶融部の冷却速度を遅く
することが効果的であることが既に知られている。
接部分の凝固割れを防止するために、レーザ光の照射に
よって溶融された被溶接部材の溶融部の冷却速度を遅く
することが効果的であることが既に知られている。
【0014】蓋体と外装缶筐体をレーザ溶接して密閉電
池を製造する方法でも、溶接部分に生じるクラックが生
じると製品の歩留まりを低下させる。特に、軽量化を図
る為に外装材にアルミニウムまたはアルミニウム合金を
使用した場合には、クラックが生じ易いために、製品の
製造における歩留まりが著しく低下する。
池を製造する方法でも、溶接部分に生じるクラックが生
じると製品の歩留まりを低下させる。特に、軽量化を図
る為に外装材にアルミニウムまたはアルミニウム合金を
使用した場合には、クラックが生じ易いために、製品の
製造における歩留まりが著しく低下する。
【0015】溶接時に発生するクラックの発生を防ぐ具
体的な技術としては、例えば、特開平8―77983号
公報に開示されている。それによると、外装缶筐体の開
口端に放熱除去部(切欠部)を設けると共に、レーザ光
の走査位置の中心を蓋体と外装缶筐体の境界から外側に
偏在させることによって、溶接時でのクラックの発生を
防ぐものである。
体的な技術としては、例えば、特開平8―77983号
公報に開示されている。それによると、外装缶筐体の開
口端に放熱除去部(切欠部)を設けると共に、レーザ光
の走査位置の中心を蓋体と外装缶筐体の境界から外側に
偏在させることによって、溶接時でのクラックの発生を
防ぐものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のような、外装缶
筐体の開口部に放熱除去部を設ける方法は、切欠部の加
工が必要になるため、外装缶筐体のコストアップにつな
がる。また、レーザ光の走査位置の中心を偏在させる方
法では、蓋体と外装缶筐体との溶接部分での溶融深さが
浅くなり、接合強度が低下してしまうという不具合が生
じる。
筐体の開口部に放熱除去部を設ける方法は、切欠部の加
工が必要になるため、外装缶筐体のコストアップにつな
がる。また、レーザ光の走査位置の中心を偏在させる方
法では、蓋体と外装缶筐体との溶接部分での溶融深さが
浅くなり、接合強度が低下してしまうという不具合が生
じる。
【0017】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的は、レーザ溶接時において、被溶接部
材の端部の厚さと溶融部の溶融径との相関関係を規定す
ることによって、良好な溶接状態を得ることができるア
ルミニウム薄板のレーザ溶接方法と、この溶接方法を用
いた密閉電池の製造方法及びその結果製造された密閉電
池を提供することにある。
であり、その目的は、レーザ溶接時において、被溶接部
材の端部の厚さと溶融部の溶融径との相関関係を規定す
ることによって、良好な溶接状態を得ることができるア
ルミニウム薄板のレーザ溶接方法と、この溶接方法を用
いた密閉電池の製造方法及びその結果製造された密閉電
池を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は請求項1によれ
ば、一方のアルミニウム薄板の外面と他方のアルミニウ
ム薄板の端面部とを面一に合わせ、これらの薄板同士の
接合部にレーザ光を照射して、この接合部を溶接するレ
ーザ溶接方法において、この薄板の端面部の厚さt,溶
融部溶融径dとの間で、0<t<d/2の関係が成立す
るような、前記接合部に対する照射工程を有することを
特徴とする。
ば、一方のアルミニウム薄板の外面と他方のアルミニウ
ム薄板の端面部とを面一に合わせ、これらの薄板同士の
接合部にレーザ光を照射して、この接合部を溶接するレ
ーザ溶接方法において、この薄板の端面部の厚さt,溶
融部溶融径dとの間で、0<t<d/2の関係が成立す
るような、前記接合部に対する照射工程を有することを
特徴とする。
【0019】請求項2によれば、請求項1に記載のアル
ミニウム薄板のレーザ溶接方法において、前記端面部の
厚さtは、レーザビーム収束径D,溶接部溶融径dとの
間でD/2<t<d/2の関係が成立することを特徴と
する。
ミニウム薄板のレーザ溶接方法において、前記端面部の
厚さtは、レーザビーム収束径D,溶接部溶融径dとの
間でD/2<t<d/2の関係が成立することを特徴と
する。
【0020】請求項3によれば、請求項1に記載のアル
ミニウム薄板のレーザ溶接方法において、前記アルミニ
ウム薄板は、マンガン、マグネシウムのうちの少なくと
も1種類の元素をも含有していることを特徴とする。
ミニウム薄板のレーザ溶接方法において、前記アルミニ
ウム薄板は、マンガン、マグネシウムのうちの少なくと
も1種類の元素をも含有していることを特徴とする。
【0021】請求項4によれば、請求項1又は請求項2
に記載のアルミニウム薄板のレーザ溶接方法において、
前記アルミニウム薄板は、密閉電池の外装缶筐体と蓋体
とを構成する部材であることを特徴とする。
に記載のアルミニウム薄板のレーザ溶接方法において、
前記アルミニウム薄板は、密閉電池の外装缶筐体と蓋体
とを構成する部材であることを特徴とする。
【0022】請求項5によれば、開口部を有する金属製
の外装缶筐体の内部に、セパレータを挟んで対向した正
極及び負極を有する発電要素を収納する工程と、前記発
電要素と電気的に接続された電極端子を形成する工程
と、前記開口部に対して金属製の蓋体をレーザ溶接によ
り接合する工程と、前記蓋体を接合する前又は後に電解
液を前記外装缶筐体の内部に注入する工程とを具備する
密閉電池の製造方法において、前記外装缶筐体の前記開
口部に対して、蓋体を挿入する工程と、この挿入する工
程によって形成された前記開口部と前記蓋体との接合部
について、前記開口部又は前記蓋体のうちの前記レーザ
光が照射される端面部の厚さt,溶融部溶融径dとの間
で、0<t<d/2の関係が成立するように、前記接合
部に対してレーザ光を照射し溶接する工程とを有するこ
とを特徴とする。
の外装缶筐体の内部に、セパレータを挟んで対向した正
極及び負極を有する発電要素を収納する工程と、前記発
電要素と電気的に接続された電極端子を形成する工程
と、前記開口部に対して金属製の蓋体をレーザ溶接によ
り接合する工程と、前記蓋体を接合する前又は後に電解
液を前記外装缶筐体の内部に注入する工程とを具備する
密閉電池の製造方法において、前記外装缶筐体の前記開
口部に対して、蓋体を挿入する工程と、この挿入する工
程によって形成された前記開口部と前記蓋体との接合部
について、前記開口部又は前記蓋体のうちの前記レーザ
光が照射される端面部の厚さt,溶融部溶融径dとの間
で、0<t<d/2の関係が成立するように、前記接合
部に対してレーザ光を照射し溶接する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項6によれば、請求項5に記載の密閉
電池の製造方法において、前記端面部の厚さtは、レー
ザビーム収束径D溶接部溶融径dとの間でD/2<t<
d/2の関係が成立することを特徴とする。
電池の製造方法において、前記端面部の厚さtは、レー
ザビーム収束径D溶接部溶融径dとの間でD/2<t<
d/2の関係が成立することを特徴とする。
【0024】請求項7によれば、開口部を有する金属製
の外装缶筐体と、この外装缶筐体内に収納され、セパレ
ータを挟んで対向した正極及び負極を有する発電要素
と、前記開口部に溶接によって接合された金属製の蓋体
と、前記発電要素に電気的に接続された電極素子とを具
備する密閉電池において、前記開口部と前記蓋体との接
合部について、前記開口部又は前記蓋体のうちの前記レ
ーザ光が照射される端面部の厚さt溶融部溶融径dとの
間で、0<t<d/2の関係が成立するように、前記接
合部が形成されていることを特徴とする。
の外装缶筐体と、この外装缶筐体内に収納され、セパレ
ータを挟んで対向した正極及び負極を有する発電要素
と、前記開口部に溶接によって接合された金属製の蓋体
と、前記発電要素に電気的に接続された電極素子とを具
備する密閉電池において、前記開口部と前記蓋体との接
合部について、前記開口部又は前記蓋体のうちの前記レ
ーザ光が照射される端面部の厚さt溶融部溶融径dとの
間で、0<t<d/2の関係が成立するように、前記接
合部が形成されていることを特徴とする。
【0025】請求項8によれば、請求項7に記載の密閉
電池において、前記端面部の厚さtは、レーザビーム収
束径D溶接部溶融径dとの間でD/2<t<d/2の関
係が成立することを特徴とする。
電池において、前記端面部の厚さtは、レーザビーム収
束径D溶接部溶融径dとの間でD/2<t<d/2の関
係が成立することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施の形
態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実
施の形態において、第1の実施の形態と符号が同じもの
は、同一構成もしくは機能的に同一なものを表している
ものとする。
態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実
施の形態において、第1の実施の形態と符号が同じもの
は、同一構成もしくは機能的に同一なものを表している
ものとする。
【0027】図1は本発明の概要を示す要部断面図であ
り、密閉角型電池の溶接部を示す断面図である。外装缶
筐体1は板厚が0.6mmで、開口端部には板厚が1m
mの蓋体2が蓋をするように挿入されて係合している。
蓋体2は角型の薄板状で周辺部に板厚が0.3mmとな
る段差が設けられ、外装缶筐体1との係合部では外側の
段差は厚さ方向の端面が外装缶筐体1の外面と面一にな
るように設定されている。
り、密閉角型電池の溶接部を示す断面図である。外装缶
筐体1は板厚が0.6mmで、開口端部には板厚が1m
mの蓋体2が蓋をするように挿入されて係合している。
蓋体2は角型の薄板状で周辺部に板厚が0.3mmとな
る段差が設けられ、外装缶筐体1との係合部では外側の
段差は厚さ方向の端面が外装缶筐体1の外面と面一にな
るように設定されている。
【0028】また一般には、密閉角形電池は図2に示す
ように、外装缶筐体1と蓋体2との密閉容器構造で形成
されている。蓋体2には、負極電極10と注液孔封止板
11が設けられている。電解液の注液孔12は、注液孔
封止板11によって溶接により封止されている。そし
て、負極電極10は、絶縁材(ハーメティックシール)
13によって絶縁されている。
ように、外装缶筐体1と蓋体2との密閉容器構造で形成
されている。蓋体2には、負極電極10と注液孔封止板
11が設けられている。電解液の注液孔12は、注液孔
封止板11によって溶接により封止されている。そし
て、負極電極10は、絶縁材(ハーメティックシール)
13によって絶縁されている。
【0029】さて、図1の状態にて図2のように外装缶
筐体1の側面の方向から、外装缶筐体1と蓋体2との接
合部5に向けて、レーザビーム集束径(D)が0.45
mmである、YAGレーザ発振器からのレーザ光3を照
射しながら走査する。それにより、接合部5に溶融径
(d)が0.8mmの溶融部4を連続的に形成するシー
ム溶接を行なうことによって、外装缶筐体1を蓋体2で
密閉する。その際に、YAGレーザ発振器の設定条件
は、繰返し周期が20〜30Hz、パルス幅が3〜5m
s、移動速度を5〜10mm/sとした。また、溶接部
4には窒素ガスを吹き付けて、溶接の際の酸化による気
泡の発生を防止している。
筐体1の側面の方向から、外装缶筐体1と蓋体2との接
合部5に向けて、レーザビーム集束径(D)が0.45
mmである、YAGレーザ発振器からのレーザ光3を照
射しながら走査する。それにより、接合部5に溶融径
(d)が0.8mmの溶融部4を連続的に形成するシー
ム溶接を行なうことによって、外装缶筐体1を蓋体2で
密閉する。その際に、YAGレーザ発振器の設定条件
は、繰返し周期が20〜30Hz、パルス幅が3〜5m
s、移動速度を5〜10mm/sとした。また、溶接部
4には窒素ガスを吹き付けて、溶接の際の酸化による気
泡の発生を防止している。
【0030】すなわち、溶接時に発生するクラックを防
止するために、レーザ光3が照射される蓋体2の端面部
の厚さ、即ち蓋体2の外縁からの厚さ(t)は0.3m
mとしたので、t<d/2となる。従って、低い溶融エ
ネルギーでも、エッジ部まで溶融部4が形成されるの
で、溶融部4にクラックが発生しにくくなる。
止するために、レーザ光3が照射される蓋体2の端面部
の厚さ、即ち蓋体2の外縁からの厚さ(t)は0.3m
mとしたので、t<d/2となる。従って、低い溶融エ
ネルギーでも、エッジ部まで溶融部4が形成されるの
で、溶融部4にクラックが発生しにくくなる。
【0031】また、外装缶筐体1と蓋体2との接合関係
を種々任意に選択することによって、それに応じて接合
面は種々の方向になる。図3は第2の実施の形態を示す
ものであり、図3の状態にて図4のように蓋体2の上面
の方向から、外装缶筐体1と蓋体2との接合部5に向け
て、レーザビーム集束径(D)が0.45mmである、
YAGレーザ発振器からのレーザ光3を照射しながら走
査する。それによって、接合部5に溶融径(d)が0.
8mmの溶融部4を連続的に形成するシーム溶接を行な
うことで、外装缶筐体1を蓋体2で密閉する。
を種々任意に選択することによって、それに応じて接合
面は種々の方向になる。図3は第2の実施の形態を示す
ものであり、図3の状態にて図4のように蓋体2の上面
の方向から、外装缶筐体1と蓋体2との接合部5に向け
て、レーザビーム集束径(D)が0.45mmである、
YAGレーザ発振器からのレーザ光3を照射しながら走
査する。それによって、接合部5に溶融径(d)が0.
8mmの溶融部4を連続的に形成するシーム溶接を行な
うことで、外装缶筐体1を蓋体2で密閉する。
【0032】その際にも、上述した第1の実施の態様と
同様に、YAGレーザ発振器の設定条件は、繰返し周期
が20〜30Hzパルス幅が3〜5ms移動速度を5〜
10mm/sとした。また、溶接部4には窒素ガスを吹
き付けて、溶接の際の酸化による気泡の発生を防止して
いる。
同様に、YAGレーザ発振器の設定条件は、繰返し周期
が20〜30Hzパルス幅が3〜5ms移動速度を5〜
10mm/sとした。また、溶接部4には窒素ガスを吹
き付けて、溶接の際の酸化による気泡の発生を防止して
いる。
【0033】すなわち、溶接時に発生するクラックを防
止するために、レーザ光3が照射される外装缶筐体1の
端面部の厚さ、即ち外装缶筐体1の外縁からの厚さ
(t)は0.3mmとしたので、t<d/2となる。従
って、低い溶融エネルギーであっても、エッジ部まで溶
融部4が形成されるので、溶融部4にクラックが発生し
にくくなる。
止するために、レーザ光3が照射される外装缶筐体1の
端面部の厚さ、即ち外装缶筐体1の外縁からの厚さ
(t)は0.3mmとしたので、t<d/2となる。従
って、低い溶融エネルギーであっても、エッジ部まで溶
融部4が形成されるので、溶融部4にクラックが発生し
にくくなる。
【0034】図1で示す第1の実施の形態では、外装缶
筐体1と蓋体2の接合面を外装缶筐体1の開口方向と直
角方向に設けたのに対し、この第2の実施の形態では接
合面を外装缶筐体1の開口方向に設けた。つまり接合面
の方向が異なるだけであるので、図1に示す第1の実施
の形態と符号が同じものは、同一構成もしくは機能的に
同一なものを表している。従って、第1の実施の形態と
同様の効果が得られるのである。
筐体1と蓋体2の接合面を外装缶筐体1の開口方向と直
角方向に設けたのに対し、この第2の実施の形態では接
合面を外装缶筐体1の開口方向に設けた。つまり接合面
の方向が異なるだけであるので、図1に示す第1の実施
の形態と符号が同じものは、同一構成もしくは機能的に
同一なものを表している。従って、第1の実施の形態と
同様の効果が得られるのである。
【0035】この溶接の際に起こる現象を第2の実施の
形態と同じく、蓋体2の上面からレーザ光3を照射する
場合を例にして、図5(a)、(b)を用いて説明す
る。図5(a)に示すように、溶接部のクラックは溶融
部4が凝固する際の体積収縮による溶接境界部(溶融部
4と外装缶筐体1や蓋体2との境界部)への応力集中に
よって生じる。つまり、通常の溶接での溶融状態は、図
5(a)のように、溶融部4は両側とも外縁部まで溶融
しないが、凝固時には溶融部4の左右両側が拘束される
ため、溶接境界部に矢印A1 及びA2 で示す方向に応力
が発生し、クラックが起こるのである。
形態と同じく、蓋体2の上面からレーザ光3を照射する
場合を例にして、図5(a)、(b)を用いて説明す
る。図5(a)に示すように、溶接部のクラックは溶融
部4が凝固する際の体積収縮による溶接境界部(溶融部
4と外装缶筐体1や蓋体2との境界部)への応力集中に
よって生じる。つまり、通常の溶接での溶融状態は、図
5(a)のように、溶融部4は両側とも外縁部まで溶融
しないが、凝固時には溶融部4の左右両側が拘束される
ため、溶接境界部に矢印A1 及びA2 で示す方向に応力
が発生し、クラックが起こるのである。
【0036】その一方、図5(b)に示すように、溶融
部4の片側が板の外縁まで達すると、溶接境界部に矢印
A1 で示す応力が発生し、凝固時には片側が拘束されず
自由になる。その結果、溶融部4の両側が拘束されてい
る場合に比べ、溶接境界部に生じる応力は小さくなるの
で、クラックが発生しにくいことになる。
部4の片側が板の外縁まで達すると、溶接境界部に矢印
A1 で示す応力が発生し、凝固時には片側が拘束されず
自由になる。その結果、溶融部4の両側が拘束されてい
る場合に比べ、溶接境界部に生じる応力は小さくなるの
で、クラックが発生しにくいことになる。
【0037】これらの第1の実施の形態及び第2の実施
の形態では、溶融半径(d/2)をレーザ光3が照射さ
れる蓋体2の外縁からの板厚(t)又は外装缶筐体1の
板厚(t)よりも大きくすることによって、板の外縁ま
でを溶融させ、溶融部4の片側が拘束されない状態に保
ち、凝固時の溶接境界部に生じる応力を緩和した。
の形態では、溶融半径(d/2)をレーザ光3が照射さ
れる蓋体2の外縁からの板厚(t)又は外装缶筐体1の
板厚(t)よりも大きくすることによって、板の外縁ま
でを溶融させ、溶融部4の片側が拘束されない状態に保
ち、凝固時の溶接境界部に生じる応力を緩和した。
【0038】また、レーザ光3の走査位置中心を蓋体2
と外装缶筐体1の接合部5に一致させたとき、蓋体2と
外装缶筐体1にレーザ光3がすべて照射される為に、レ
ーザビーム収束径(D)は、D/2<tが最も望まし
い。しかし、この場合にはレーザ光3の全体が溶融部4
に照射されずとも(D/2>tであっても)、溶融部4
は形成が可能であるので0<tであれば足りる。本発明
の重要な点は、溶融部4を板の外縁にまで拡大させるこ
とだからである。
と外装缶筐体1の接合部5に一致させたとき、蓋体2と
外装缶筐体1にレーザ光3がすべて照射される為に、レ
ーザビーム収束径(D)は、D/2<tが最も望まし
い。しかし、この場合にはレーザ光3の全体が溶融部4
に照射されずとも(D/2>tであっても)、溶融部4
は形成が可能であるので0<tであれば足りる。本発明
の重要な点は、溶融部4を板の外縁にまで拡大させるこ
とだからである。
【0039】以上のように本発明によれば、適正な溶接
エネルギー範囲が広くなるとともに、レーザ光3の照射
エネルギーに変動が生じても、安定した溶接を行なうこ
とができる。従って、品質の優れた密閉電池を製造する
ことができる。
エネルギー範囲が広くなるとともに、レーザ光3の照射
エネルギーに変動が生じても、安定した溶接を行なうこ
とができる。従って、品質の優れた密閉電池を製造する
ことができる。
【0040】なお、レーザ光3の発振源としてYAGレ
ーザ発振器を用いたのは、波長が炭酸ガスレーザよりも
短波長であるため、アルミニウムやその合金に対する反
射率が炭酸ガスレーザに比べて小さく、より効率のよい
溶接が可能な為である。
ーザ発振器を用いたのは、波長が炭酸ガスレーザよりも
短波長であるため、アルミニウムやその合金に対する反
射率が炭酸ガスレーザに比べて小さく、より効率のよい
溶接が可能な為である。
【0041】また、下記の[表1]は蓋体2の外縁から
の溶接部位の厚さと、それに対応する適正な溶接エネル
ギーの範囲と、レーザ溶接部のクラック不良率との関係
を測定した結果を示したものである。
の溶接部位の厚さと、それに対応する適正な溶接エネル
ギーの範囲と、レーザ溶接部のクラック不良率との関係
を測定した結果を示したものである。
【0042】
【表1】
【0043】蓋体2の外縁からの溶接部位厚さ(t)が
0.5mmのときでは、クラックの発生が無しに溶接で
きる範囲は、5.3〜5.8J(±5%)である。5.
8Jを超えるパルスエネルギーは、図6における電極体
107等に熱による損傷を与えるため不適当である。一
方、蓋体2の外縁からの溶接部位厚さ(t)が0.3m
mのときでは、クラックの発生無しに溶接できる範囲
は、4.8〜5.8J(±10%)となり、レーザ光3
の照射エネルギーの変動が多少あっても、安定性の高い
溶接が可能になった。溶融部4の溶融径(d)が0.8
mmで、レーザ光3の収束径(D)が0.45mmであ
るため、蓋体2の外縁からの溶接部位の厚さ(t)が
0.3mmのときには、 D/2<t<d/2 の関係を満たし、溶融部4が蓋体2の外縁にかかること
になる。
0.5mmのときでは、クラックの発生が無しに溶接で
きる範囲は、5.3〜5.8J(±5%)である。5.
8Jを超えるパルスエネルギーは、図6における電極体
107等に熱による損傷を与えるため不適当である。一
方、蓋体2の外縁からの溶接部位厚さ(t)が0.3m
mのときでは、クラックの発生無しに溶接できる範囲
は、4.8〜5.8J(±10%)となり、レーザ光3
の照射エネルギーの変動が多少あっても、安定性の高い
溶接が可能になった。溶融部4の溶融径(d)が0.8
mmで、レーザ光3の収束径(D)が0.45mmであ
るため、蓋体2の外縁からの溶接部位の厚さ(t)が
0.3mmのときには、 D/2<t<d/2 の関係を満たし、溶融部4が蓋体2の外縁にかかること
になる。
【0044】それに対し蓋体2の外縁からの溶接部位厚
さが0.5mmのときでは、 d/2<t の関係となるため、溶融部4が蓋体2の外縁にかからず
クラックが発生しやすくなる。
さが0.5mmのときでは、 d/2<t の関係となるため、溶融部4が蓋体2の外縁にかからず
クラックが発生しやすくなる。
【0045】なお、本発明ではレーザ光3については、
パルスレーザ光を用いたが、連続発振(Continuous Wav
e) レーザ光を用いても、照射エネルギーを加工に適当
な値に設定すれば同様な効果が得られる。
パルスレーザ光を用いたが、連続発振(Continuous Wav
e) レーザ光を用いても、照射エネルギーを加工に適当
な値に設定すれば同様な効果が得られる。
【0046】また、第1の実施の形態及び第2の実施の
形態では、リチウムイオン電池等の角型二次電池用の外
装缶筐体1に適用した場合を示したが、丸型等の電池の
外装缶や一般家電製品や車両等のアルミニウム合金材料
製の部品のレーザ溶接に適用してもよい。さらに、その
他にも、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは言うまでもない。
形態では、リチウムイオン電池等の角型二次電池用の外
装缶筐体1に適用した場合を示したが、丸型等の電池の
外装缶や一般家電製品や車両等のアルミニウム合金材料
製の部品のレーザ溶接に適用してもよい。さらに、その
他にも、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、2個のアルミニウム部
材を面一に合わせてその接合部に端面部の厚さと溶融部
溶融径との関係を所定条件の範囲内に設定して、レーザ
光を照射するため、従来技術では溶融部の凝固の際の収
縮によって発生した、クラックが防止することができ、
安定したレーザ溶接加工を行なうことができる。
材を面一に合わせてその接合部に端面部の厚さと溶融部
溶融径との関係を所定条件の範囲内に設定して、レーザ
光を照射するため、従来技術では溶融部の凝固の際の収
縮によって発生した、クラックが防止することができ、
安定したレーザ溶接加工を行なうことができる。
【0048】その結果、密閉電池の外装缶筐体の開口部
に、蓋体を挿入後に接合部に対してレーザ光を照射する
ので、自動化工程においても迅速で安定したレーザ溶接
加工を用いた密閉電池の製造を行なうことができるとと
もに品質の高い密閉電池を供給できる。
に、蓋体を挿入後に接合部に対してレーザ光を照射する
ので、自動化工程においても迅速で安定したレーザ溶接
加工を用いた密閉電池の製造を行なうことができるとと
もに品質の高い密閉電池を供給できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における溶接状態を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における溶接状態を
示す全体斜視図。
示す全体斜視図。
【図3】本発明の第2の実施の形態における溶接状態を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態における溶接状態を
示す全体斜視図。
示す全体斜視図。
【図5】本発明の溶接時に発生する応力を説明する断面
図。
図。
【図6】密閉電池としてのリチウムイオン二次電池を示
す部分切欠斜視図。
す部分切欠斜視図。
1・101…外装缶筐体,2・102…蓋体,3…レー
ザ光,4…溶融部 5…接合部,10・112…負極端子,11・117…
注液封止板 12・114…注液孔,13・115…絶縁材,103
…開口部 106…絶縁フィルム,107…電極体,108…負
極,109…セパレータ 110…正極,111…正極リード,113…スペー
サ,116…負極リード 118…上部絶縁紙,119…スリット,120…下部
絶縁紙 121…PCT素子,122…外装チューブ D…レーザ光収束径(スポット径) d…溶融径 t…蓋体の外縁からの溶接部位の厚さ
ザ光,4…溶融部 5…接合部,10・112…負極端子,11・117…
注液封止板 12・114…注液孔,13・115…絶縁材,103
…開口部 106…絶縁フィルム,107…電極体,108…負
極,109…セパレータ 110…正極,111…正極リード,113…スペー
サ,116…負極リード 118…上部絶縁紙,119…スリット,120…下部
絶縁紙 121…PCT素子,122…外装チューブ D…レーザ光収束径(スポット径) d…溶融径 t…蓋体の外縁からの溶接部位の厚さ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B23K 103:10
Claims (8)
- 【請求項1】 一方のアルミニウム薄板の外面と他方の
アルミニウム薄板の端面部とを面一に合わせ、これらの
薄板同士の接合部にレーザ光を照射して、この接合部を
溶接するレーザ溶接方法において、 この薄板の端面部の厚さt溶融部溶融径dとの間で、0
<t<d/2の関係が成立するような、前記接合部に対
する照射工程を有することを特徴とするアルミニウム薄
板のレーザ溶接方法。 - 【請求項2】 前記端面部の厚さtは、レーザビーム収
束径D,溶接部溶融径dとの間でD/2<t<d/2の
関係が成立することを特徴とする請求項1に記載のアル
ミニウム薄板のレーザ溶接方法。 - 【請求項3】 前記アルミニウム薄板は、マンガン、マ
グネシウムのうちの少なくとも1種類の元素をも含有し
ていることを特徴とする請求項1に記載のアルミニウム
薄板のレーザ溶接方法。 - 【請求項4】 前記アルミニウム薄板は、密閉電池の外
装缶筐体と蓋体とを構成する部材であることを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載のアルミニウム薄板のレ
ーザ溶接方法。 - 【請求項5】 開口部を有する金属製の外装缶筐体の内
部に、セパレータを挟んで対向した正極及び負極を有す
る発電要素を収納する工程と、 前記発電要素と電気的に接続された電極端子を形成する
工程と、 前記開口部に対して金属製の蓋体をレーザ溶接により接
合する工程と、 前記蓋体を接合する前又は後に電解液を前記外装缶筐体
の内部に注入する工程とを具備する密閉電池の製造方法
において、 前記レーザ溶接により接合する工程により形成される前
記開口部と前記蓋体との接合部について、前記開口部又
は前記蓋体のうちのレーザ光が照射される側の端面部の
厚さt溶融部溶融径dとの間で、0<t<d/2の関係
が成立するように、前記接合部に対して前記レーザ光を
照射し溶接する工程とを有することを特徴とする密閉電
池の製造方法。 - 【請求項6】 前記端面部の厚さtは、レーザビーム収
束径D,溶接部溶融径dとの間でD/2<t<d/2の
関係が成立することを特徴とする請求項5に記載の密閉
電池の製造方法。 - 【請求項7】 開口部を有する金属製の外装缶筐体と、 この外装缶筐体内に収納され、セパレータを挟んで対向
した正極及び負極を有する発電要素と、 前記開口部にレーザ光による溶接によって接合された金
属製の蓋体と、 前記発電要素に電気的に接続された電極素子とを具備す
る密閉電池において、 前記開口部と前記蓋体との接合部について、前記開口部
又は前記蓋体のうちの前記レーザ光が照射される側の端
面部の厚さt溶融部溶融径dとの間で、0<t<d/2
の関係が成立するように、前記接合部が形成されている
ことを特徴とする密閉電池。 - 【請求項8】 前記端面部の厚さtは、レーザビーム収
束径D溶接部溶融径dとの間でD/2<t<d/2の関
係が成立することを特徴とする請求項7に記載の密閉電
池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10197169A JPH1177347A (ja) | 1997-07-14 | 1998-07-13 | アルミニウム薄板のレーザ溶接方法と密閉電池の製造方法及び密閉電池 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18798997 | 1997-07-14 | ||
| JP9-187989 | 1997-07-14 | ||
| JP10197169A JPH1177347A (ja) | 1997-07-14 | 1998-07-13 | アルミニウム薄板のレーザ溶接方法と密閉電池の製造方法及び密閉電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177347A true JPH1177347A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=26504687
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10197169A Pending JPH1177347A (ja) | 1997-07-14 | 1998-07-13 | アルミニウム薄板のレーザ溶接方法と密閉電池の製造方法及び密閉電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177347A (ja) |
Cited By (21)
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-
1998
- 1998-07-13 JP JP10197169A patent/JPH1177347A/ja active Pending
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