JPH1177422A - 圧造成形機における素材切断装置 - Google Patents
圧造成形機における素材切断装置Info
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- JPH1177422A JPH1177422A JP27790097A JP27790097A JPH1177422A JP H1177422 A JPH1177422 A JP H1177422A JP 27790097 A JP27790097 A JP 27790097A JP 27790097 A JP27790097 A JP 27790097A JP H1177422 A JPH1177422 A JP H1177422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 棒状素材の切断が簡単な構造で精度よく行え
るとともに、美麗な切断面が得られる圧造機における素
材切断装置を提供する。 【解決手段】 棒状素材Aの供給方向に対し直交方向に
往復動する駆動体4に取り付けるための取付部材11
と、相対向する2個一対の抱持部材12,13とにより
切断ナイフ3が構成されるもので、両部材12,13を
取付部材11に保持するとともに、抱持部材13を抱持
部材12に対し近接離間自在として、両部材間に弾性部
材20,21を介装し、かつ、抱持部材13の背面側に
作動用斜面23を形成して、該斜面23に対接する対接
面をもつた摺動部材25を、取付部材11に対し出退自
在に設け、摺動部材25の進出動により抱持部材13を
斜面23を介して抱持部材12に近接させて、両部材1
2,13間で棒材Aを抱持するように構成する。
るとともに、美麗な切断面が得られる圧造機における素
材切断装置を提供する。 【解決手段】 棒状素材Aの供給方向に対し直交方向に
往復動する駆動体4に取り付けるための取付部材11
と、相対向する2個一対の抱持部材12,13とにより
切断ナイフ3が構成されるもので、両部材12,13を
取付部材11に保持するとともに、抱持部材13を抱持
部材12に対し近接離間自在として、両部材間に弾性部
材20,21を介装し、かつ、抱持部材13の背面側に
作動用斜面23を形成して、該斜面23に対接する対接
面をもつた摺動部材25を、取付部材11に対し出退自
在に設け、摺動部材25の進出動により抱持部材13を
斜面23を介して抱持部材12に近接させて、両部材1
2,13間で棒材Aを抱持するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、適当長さの棒状
素材を連続的に切断し所望のブランクを形成するごとく
した圧造成形機における素材切断装置に関する。
素材を連続的に切断し所望のブランクを形成するごとく
した圧造成形機における素材切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の素材切断装置としては特
公昭57−14932号公報のものがある。この従来装
置は、棒状の素材を挟持可能とした円筒状のクイルと、
素材を抱持して往復動するカッターとにより素材切断を
行うもので、上記クイルは素材をクイル内壁に押付ける
押圧体を備え、素材をクイル端面から所定量突出させた
状態でクイル内壁に押圧体をして押付けることにより挟
持するように構成されており、上記カッターは往復駆動
する切断ロッドに取り付けるためのカッター基板と、該
基板に固定保持される可動カッターと、基板側に一端部
が枢着保持されて可動カッターと協同して棒状素材を抱
持するグリッパーとから構成されている。このグリッパ
ーは枢着部とは反対側に作動用カム面を備え、該カム面
に揺動可能なロックアームに支承されたローラーを押圧
当接することにより、可動カッターとグリッパーとが協
同して棒状素材を抱持する。なお、通常はグリッパーが
可動カッターに対し開くように両者間にスプリングが介
装され、ロックアームは常時別のスプリング(拘束用ば
ね)によって上記ローラーを押圧する方向に附勢され、
しかも、グリッパーを開く力よりもローラーの押圧力が
大きくなるように各スプリングを設定している。
公昭57−14932号公報のものがある。この従来装
置は、棒状の素材を挟持可能とした円筒状のクイルと、
素材を抱持して往復動するカッターとにより素材切断を
行うもので、上記クイルは素材をクイル内壁に押付ける
押圧体を備え、素材をクイル端面から所定量突出させた
状態でクイル内壁に押圧体をして押付けることにより挟
持するように構成されており、上記カッターは往復駆動
する切断ロッドに取り付けるためのカッター基板と、該
基板に固定保持される可動カッターと、基板側に一端部
が枢着保持されて可動カッターと協同して棒状素材を抱
持するグリッパーとから構成されている。このグリッパ
ーは枢着部とは反対側に作動用カム面を備え、該カム面
に揺動可能なロックアームに支承されたローラーを押圧
当接することにより、可動カッターとグリッパーとが協
同して棒状素材を抱持する。なお、通常はグリッパーが
可動カッターに対し開くように両者間にスプリングが介
装され、ロックアームは常時別のスプリング(拘束用ば
ね)によって上記ローラーを押圧する方向に附勢され、
しかも、グリッパーを開く力よりもローラーの押圧力が
大きくなるように各スプリングを設定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来構造の素材切断装置にあっては、その切断作用は材料
剪断によるもので、可動カッターとグリッパーとの間に
強大な剪断荷重が作用し、この荷重でグリッパーが可動
カッターから押し広げられないように、強大な力で上記
グリッパーを可動カッター側に押し付ける必要があるた
め、ロックアームのローラーを強くカム面に押圧当接さ
せている。このとき、カム面とローラーとは線接触であ
るためカム面の磨耗変形が甚だしく、可動カッターとグ
リッパーとによる棒状素材の適正位置での抱持が行え
ず、正確な切断が行えないものであり、しかも、材料剪
断時におけるだれやバリなどの悪影響が発生する。
来構造の素材切断装置にあっては、その切断作用は材料
剪断によるもので、可動カッターとグリッパーとの間に
強大な剪断荷重が作用し、この荷重でグリッパーが可動
カッターから押し広げられないように、強大な力で上記
グリッパーを可動カッター側に押し付ける必要があるた
め、ロックアームのローラーを強くカム面に押圧当接さ
せている。このとき、カム面とローラーとは線接触であ
るためカム面の磨耗変形が甚だしく、可動カッターとグ
リッパーとによる棒状素材の適正位置での抱持が行え
ず、正確な切断が行えないものであり、しかも、材料剪
断時におけるだれやバリなどの悪影響が発生する。
【0004】また、上記した切断は可動カッターとグリ
ッパーとによる素材の抱持が完全に終わってから開始さ
れ、つまり、静状態にある可動カッターが往動を開始す
ると同時に素材の切断も開始されるもので、その切断に
大きな剪断力が必要となり、正確で美麗な切断面を得る
ことができない。
ッパーとによる素材の抱持が完全に終わってから開始さ
れ、つまり、静状態にある可動カッターが往動を開始す
ると同時に素材の切断も開始されるもので、その切断に
大きな剪断力が必要となり、正確で美麗な切断面を得る
ことができない。
【0005】そこで、本発明は上記した問題点の解決を
図るべくなされたもので、簡単な構造で正確な材料剪断
が行えるとともに、美麗な切断面が得られる圧造成形機
における素材切断装置を提供することを課題とする。
図るべくなされたもので、簡単な構造で正確な材料剪断
が行えるとともに、美麗な切断面が得られる圧造成形機
における素材切断装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、この発明は次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、本願の請求項1に係る発明(以下、第1発明
という。)は、機体横方から供給の棒状素材を挟持する
グリップクイルと、棒状素材の供給方向に対し直交方向
に往復動する切断ナイフとにより、素材切断を行うよう
に構成した素材切断装置であって、上記切断ナイフは往
復動する駆動体に取り付けるための取付部材と、該取付
部材に対向状に保持される2個一対の抱持部材とから構
成され、両抱持部材は互いに相対向する凹部を有し、両
凹部間で棒状素材を抱持可能とし、かつ、上記抱持部材
間で対向凹部の両側における機体上下方二つの弾性部材
を介装して、常時は両抱持部材が相対的に離間するよう
に附勢するとともに、少なくとも一方の抱持部材で他方
の抱持部材とは反対側面に機体上下方に延びる作動用斜
面を形成する一方、この作動用斜面に対接する対接面を
有し、かつ、上記取付部材に出退自在とした摺動部材を
設け、両抱持部材が摺動部材の進出により相対的に近接
するように構成したことを特徴とする。
め、この発明は次のように構成したことを特徴とする。
すなわち、本願の請求項1に係る発明(以下、第1発明
という。)は、機体横方から供給の棒状素材を挟持する
グリップクイルと、棒状素材の供給方向に対し直交方向
に往復動する切断ナイフとにより、素材切断を行うよう
に構成した素材切断装置であって、上記切断ナイフは往
復動する駆動体に取り付けるための取付部材と、該取付
部材に対向状に保持される2個一対の抱持部材とから構
成され、両抱持部材は互いに相対向する凹部を有し、両
凹部間で棒状素材を抱持可能とし、かつ、上記抱持部材
間で対向凹部の両側における機体上下方二つの弾性部材
を介装して、常時は両抱持部材が相対的に離間するよう
に附勢するとともに、少なくとも一方の抱持部材で他方
の抱持部材とは反対側面に機体上下方に延びる作動用斜
面を形成する一方、この作動用斜面に対接する対接面を
有し、かつ、上記取付部材に出退自在とした摺動部材を
設け、両抱持部材が摺動部材の進出により相対的に近接
するように構成したことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という。)は、第1発明における両抱持部材間に介装
する機体上下方二つの弾性部材のうち、少なくとも機体
下方の弾性部材を板ばねとしたことを特徴とする。
明という。)は、第1発明における両抱持部材間に介装
する機体上下方二つの弾性部材のうち、少なくとも機体
下方の弾性部材を板ばねとしたことを特徴とする。
【0008】また、請求項3に係る発明(以下、第3発
明という。)は、第1発明における抱持部材による素材
の抱持動作に先行して切断ナイフの往復動が開始される
ように構成したことを特徴とする。
明という。)は、第1発明における抱持部材による素材
の抱持動作に先行して切断ナイフの往復動が開始される
ように構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記したような構成の第1発明によれば、切断
ナイフにおける抱持部材の背面側に出退自在な摺動部材
を設けるだけの簡単な構造により、該抱持部材が背面側
全域で安定よく確実に摺動部材をして保持され、抱持部
材における作動用斜面の偏磨耗を無くすことができ、両
抱持部材による棒状素材の適正位置での抱持が確実に行
え、材料剪断時におけるだれやバリなどの悪影響をなく
し得る。
ナイフにおける抱持部材の背面側に出退自在な摺動部材
を設けるだけの簡単な構造により、該抱持部材が背面側
全域で安定よく確実に摺動部材をして保持され、抱持部
材における作動用斜面の偏磨耗を無くすことができ、両
抱持部材による棒状素材の適正位置での抱持が確実に行
え、材料剪断時におけるだれやバリなどの悪影響をなく
し得る。
【0010】また、上記第2発明によれば、製作コスト
の削減を図りながら、材料剪断時におけるバリなどの剪
断屑が抱持部材間に滞留することが防止できる。すなわ
ち、両部材間に介装される二つの弾性部材としてコイル
スプリングと板ばねを用い、機上方では直接的に介装可
能なコイルスプリングを用いてコストの削減を図り、機
下方では板ばねを用いてバリなどの断屑が両抱持部材間
に滞留するようなことを防止する。
の削減を図りながら、材料剪断時におけるバリなどの剪
断屑が抱持部材間に滞留することが防止できる。すなわ
ち、両部材間に介装される二つの弾性部材としてコイル
スプリングと板ばねを用い、機上方では直接的に介装可
能なコイルスプリングを用いてコストの削減を図り、機
下方では板ばねを用いてバリなどの断屑が両抱持部材間
に滞留するようなことを防止する。
【0011】また、上記第3発明によれば、切断ナイフ
の往動が進んだ地点から素材の剪断が始まるもので、切
断ナイフによる剪断が勢いを付けた状態で行われ、つま
り、切断ナイフによる剪断を動状態の下に行うことがで
き、小さな剪断力で素材を切断できる。
の往動が進んだ地点から素材の剪断が始まるもので、切
断ナイフによる剪断が勢いを付けた状態で行われ、つま
り、切断ナイフによる剪断を動状態の下に行うことがで
き、小さな剪断力で素材を切断できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、この実施の形態に係る圧
造成形機における素材切断装置の使用状況を示すもの
で、機体横方から供給の棒状素材Aを案内するガイド孔
2に続き棒状素材Aを挟持すべく設けられたグリップク
イル1と、棒状素材Aの供給方向に対し直交方向に往復
動する切断ナイフ3とにより、棒状素材Aの切断を行う
ように構成される。なお、上記切断ナイフ3は往復動す
る駆動体4に取り付けられ、該駆動体4は圧造成形機側
の主駆動源に同期して往復駆動される。また、上記グリ
ップクイル1は往復動する押し部材5と筒状の受け部材
6とから構成され、棒状素材Aのグリップクイル1から
の突出量はストッパー7で任意に規制される。
に基づいて説明する。図1は、この実施の形態に係る圧
造成形機における素材切断装置の使用状況を示すもの
で、機体横方から供給の棒状素材Aを案内するガイド孔
2に続き棒状素材Aを挟持すべく設けられたグリップク
イル1と、棒状素材Aの供給方向に対し直交方向に往復
動する切断ナイフ3とにより、棒状素材Aの切断を行う
ように構成される。なお、上記切断ナイフ3は往復動す
る駆動体4に取り付けられ、該駆動体4は圧造成形機側
の主駆動源に同期して往復駆動される。また、上記グリ
ップクイル1は往復動する押し部材5と筒状の受け部材
6とから構成され、棒状素材Aのグリップクイル1から
の突出量はストッパー7で任意に規制される。
【0013】しかして、上記した本案の切断ナイフ3は
図2〜4に示すように、駆動体4に取り付けるための取
付部材11と、該取付部材11に保持される2個一対の
抱持部材12,13とにより構成される。
図2〜4に示すように、駆動体4に取り付けるための取
付部材11と、該取付部材11に保持される2個一対の
抱持部材12,13とにより構成される。
【0014】上記取付部材11は締付けボルト14で駆
動体4の先端部所定位置に固定するのであり、上記抱持
部材12,13は互いに相対向する半円状の凹部15,
16を備え、上記取付部材11に形成した段18付き孔
部17内に嵌め込まれた状態で、一方の抱持部材(以下
固定)12が止め螺子19で孔部17の段18に固定保
持され、他方の抱持部材(以下可動)13が固定抱持部
材12に対し離接自在に保持されるとともに、両抱持部
材12,13間で各凹部15,16の上下方両側に二つ
の弾性部材を介装して、常時可動抱持部材13が固定抱
持部材12から離間するように附勢されるものである。
このとき、機体上方の弾性部材としてコイルスプリング
20を用いて、両抱持部材12,13間に直接回想し、
機体下方の弾性部材として板ばね21を用いて、その一
端側を取付部材11に固定し、他端側を可動抱持部材1
3に対接させる。
動体4の先端部所定位置に固定するのであり、上記抱持
部材12,13は互いに相対向する半円状の凹部15,
16を備え、上記取付部材11に形成した段18付き孔
部17内に嵌め込まれた状態で、一方の抱持部材(以下
固定)12が止め螺子19で孔部17の段18に固定保
持され、他方の抱持部材(以下可動)13が固定抱持部
材12に対し離接自在に保持されるとともに、両抱持部
材12,13間で各凹部15,16の上下方両側に二つ
の弾性部材を介装して、常時可動抱持部材13が固定抱
持部材12から離間するように附勢されるものである。
このとき、機体上方の弾性部材としてコイルスプリング
20を用いて、両抱持部材12,13間に直接回想し、
機体下方の弾性部材として板ばね21を用いて、その一
端側を取付部材11に固定し、他端側を可動抱持部材1
3に対接させる。
【0015】上記可動抱持部材13の固定抱持部材12
とは反対側、すなわち、可動抱持部材13の背面側に
は、作動用斜面23を有する切溝22が形成されるとと
もに、上記取付部材11に形成した貫通孔24に摺動部
材25が出退自在に挿通されるもので、これにより摺動
部材25が切溝22内に臨み、可動抱持部材13の作動
用斜面23に当接している。また、この摺動部材25は
駆動体4の駆動に同期して出退動するもので、摺動部材
25に形成した受け部26と、取付部材11から延びる
支持杆27の先端頭部との間にスプリング28が介装さ
れ、常時は摺動部材25が進出方に、換言すれば、可動
抱持部材13を固定抱持部材12側に押し付ける方向に
附勢するように構成される。
とは反対側、すなわち、可動抱持部材13の背面側に
は、作動用斜面23を有する切溝22が形成されるとと
もに、上記取付部材11に形成した貫通孔24に摺動部
材25が出退自在に挿通されるもので、これにより摺動
部材25が切溝22内に臨み、可動抱持部材13の作動
用斜面23に当接している。また、この摺動部材25は
駆動体4の駆動に同期して出退動するもので、摺動部材
25に形成した受け部26と、取付部材11から延びる
支持杆27の先端頭部との間にスプリング28が介装さ
れ、常時は摺動部材25が進出方に、換言すれば、可動
抱持部材13を固定抱持部材12側に押し付ける方向に
附勢するように構成される。
【0016】一方、上記駆動体4に同期して反復回動す
る作動軸29を用い、該軸29上に固定した受け金具3
0に、作動軸29と同方向の軸31上に固定した揺動ア
ーム32の一端部が連係されるとともに、揺動アーム3
2の他端部に、取付部材11の往復動方向に延びる押動
杆33が取り付けられ、該押動杆33を摺動部材25に
支承した転動ローラー34に当接させており、したがっ
て、作動軸29の反復回動に基づく揺動アーム32の矢
印X方向への揺動により、摺動部材25がスプリング2
8に抗して後退動するように構成されている。なお、上
記受け金具30は二部品30a,30bからなるもの
で、スプリング30cを介して揺動アーム32に隙間な
く連係し、組み立て時スプリング30cの弾性力を解除
することにより二部品30a,30b間を広げて、組み
立て易くしている。
る作動軸29を用い、該軸29上に固定した受け金具3
0に、作動軸29と同方向の軸31上に固定した揺動ア
ーム32の一端部が連係されるとともに、揺動アーム3
2の他端部に、取付部材11の往復動方向に延びる押動
杆33が取り付けられ、該押動杆33を摺動部材25に
支承した転動ローラー34に当接させており、したがっ
て、作動軸29の反復回動に基づく揺動アーム32の矢
印X方向への揺動により、摺動部材25がスプリング2
8に抗して後退動するように構成されている。なお、上
記受け金具30は二部品30a,30bからなるもの
で、スプリング30cを介して揺動アーム32に隙間な
く連係し、組み立て時スプリング30cの弾性力を解除
することにより二部品30a,30b間を広げて、組み
立て易くしている。
【0017】次に、上記した構成の動作について説明す
る。まず、適当長さの棒状素材Aが機体横方からガイド
孔2を介してグリップクイル1に供給される。このと
き、グリップクイル1の押し部材5は退避(復動端)位
置に、また、切断ナイフ3が棒状素材Aの受け入れ(復
動端)位置に、さらに、可動抱持部材13が開(摺動部
材25が後退)位置にあって、棒状素材Aの供給を許容
し、棒状素材Aがストッパー7に当接すると、ただちに
押し部材5の往動が開始され、棒状素材Aを押し部材5
と受け部材6とにより、グリップクイル1から所定量突
出させた状熊に挟持するのであり、また、この挟持動作
と関連して、棒状素材Aの突出部分を両抱持部材12,
13で抱持した状態で往動させることにより、グリップ
クイル1との間で棒状素材Aの突出部分を切断してブラ
ンクを形成する。
る。まず、適当長さの棒状素材Aが機体横方からガイド
孔2を介してグリップクイル1に供給される。このと
き、グリップクイル1の押し部材5は退避(復動端)位
置に、また、切断ナイフ3が棒状素材Aの受け入れ(復
動端)位置に、さらに、可動抱持部材13が開(摺動部
材25が後退)位置にあって、棒状素材Aの供給を許容
し、棒状素材Aがストッパー7に当接すると、ただちに
押し部材5の往動が開始され、棒状素材Aを押し部材5
と受け部材6とにより、グリップクイル1から所定量突
出させた状熊に挟持するのであり、また、この挟持動作
と関連して、棒状素材Aの突出部分を両抱持部材12,
13で抱持した状態で往動させることにより、グリップ
クイル1との間で棒状素材Aの突出部分を切断してブラ
ンクを形成する。
【0018】詳しくは、圧造成形機の主駆動源に同期し
て駆動体4を往復動するとともに、作動軸29を反復回
動するもので、上記のように切断ナイフ3が復動端で、
可動抱持部材13が開位置の始動状態から、作動軸29
の反復回動で揺動アーム32が矢印Xとは反対方向に揺
動して、揺動アーム32の押動杆33による摺動部材2
5の転動ローラー34の押動が解放される。これによ
り、摺動部材25がスプリング28の弾力により進出動
して、可動抱持部材13がコイルスプリング20と板ば
ね21との弾力に抗して固定抱持部材12側に押動さ
れ、つまり、両抱持部材12,13間を閉じて、上記し
た棒状素材Aの抱持が行われ、この抱持動作と同時もし
くはやや先行して切断ナイフ3が往動し、グリップクイ
ル1との間で棒状素材Aの切断が行われる。ここで、上
記切断ナイフ3を抱持部材よりも早く往復動させるよう
に構成した場合には、始動時における固定抱持部材12
を棒状素材Aに対し間隔を置いた状態で待機させておく
ことができるので、棒状素材Aの両抱持部材12,13
への供給を、素材Aの固定抱持部材12に対する干渉の
恐れなくスムースに行わせることができ、しかも、この
間隔に相当する距離だけ切断ナイフ3の往動が進んだ地
点から剪断が始まることになり、換言すれば、従来では
素材の抱持動作が完全に終わってから剪断を行うもの
で、可動カッターは静状態から素材の剪断を開始するこ
とになって、切断スピードを上げることができないた
め、大きな剪断力を必要とし切断面も悪いものである
が、上記のように間隔を置くことにより、切断ナイフ3
による剪断が勢いを付けた状態で行うこととなって、従
来に比べ剪断力が小さくてよく、切断面も美麗である。
そして、棒状素材Aの切断が完了して切断ナイフ3が往
動端に至ると、作動軸29が反復回動することで揺動ア
ーム32が矢印X方向に揺動し、押動杆33が転動ロー
ラー34を押動して、摺動部材25をスプリング28の
弾力に抗して後退動させる。これにより、可動抱持部材
13をコイルスプリング20と板ばね21との弾力で固
定抱持部材12から離間するように開き、切断された棒
状素材A(ブランク)の抱持を解放して適宜プッシャの
突き出し動作により排出させた後、切断ナイフ3が復動
端に戻り、以下同様の動作を繰り返す。
て駆動体4を往復動するとともに、作動軸29を反復回
動するもので、上記のように切断ナイフ3が復動端で、
可動抱持部材13が開位置の始動状態から、作動軸29
の反復回動で揺動アーム32が矢印Xとは反対方向に揺
動して、揺動アーム32の押動杆33による摺動部材2
5の転動ローラー34の押動が解放される。これによ
り、摺動部材25がスプリング28の弾力により進出動
して、可動抱持部材13がコイルスプリング20と板ば
ね21との弾力に抗して固定抱持部材12側に押動さ
れ、つまり、両抱持部材12,13間を閉じて、上記し
た棒状素材Aの抱持が行われ、この抱持動作と同時もし
くはやや先行して切断ナイフ3が往動し、グリップクイ
ル1との間で棒状素材Aの切断が行われる。ここで、上
記切断ナイフ3を抱持部材よりも早く往復動させるよう
に構成した場合には、始動時における固定抱持部材12
を棒状素材Aに対し間隔を置いた状態で待機させておく
ことができるので、棒状素材Aの両抱持部材12,13
への供給を、素材Aの固定抱持部材12に対する干渉の
恐れなくスムースに行わせることができ、しかも、この
間隔に相当する距離だけ切断ナイフ3の往動が進んだ地
点から剪断が始まることになり、換言すれば、従来では
素材の抱持動作が完全に終わってから剪断を行うもの
で、可動カッターは静状態から素材の剪断を開始するこ
とになって、切断スピードを上げることができないた
め、大きな剪断力を必要とし切断面も悪いものである
が、上記のように間隔を置くことにより、切断ナイフ3
による剪断が勢いを付けた状態で行うこととなって、従
来に比べ剪断力が小さくてよく、切断面も美麗である。
そして、棒状素材Aの切断が完了して切断ナイフ3が往
動端に至ると、作動軸29が反復回動することで揺動ア
ーム32が矢印X方向に揺動し、押動杆33が転動ロー
ラー34を押動して、摺動部材25をスプリング28の
弾力に抗して後退動させる。これにより、可動抱持部材
13をコイルスプリング20と板ばね21との弾力で固
定抱持部材12から離間するように開き、切断された棒
状素材A(ブランク)の抱持を解放して適宜プッシャの
突き出し動作により排出させた後、切断ナイフ3が復動
端に戻り、以下同様の動作を繰り返す。
【0019】なお、上記した実施の形態では一方の抱持
部材13を可動としたが、図7,8で示されるように両
方の抱持部材12,13を可動としてもよい。すなわ
ち、両抱持部材12,13の背面側にそれぞれ作動用斜
面35,36が形成されるもので、これに伴って二枚の
板ばね37,38を図例のごとく取付部材11に固定保
持するとともに、摺動部材25の先端部を二叉状に分岐
させて各斜面35,36に対接するごとく形成し、摺動
部材25の出退動により両抱持部材12,13を近接離
間(開閉)させるように構成すればよい。
部材13を可動としたが、図7,8で示されるように両
方の抱持部材12,13を可動としてもよい。すなわ
ち、両抱持部材12,13の背面側にそれぞれ作動用斜
面35,36が形成されるもので、これに伴って二枚の
板ばね37,38を図例のごとく取付部材11に固定保
持するとともに、摺動部材25の先端部を二叉状に分岐
させて各斜面35,36に対接するごとく形成し、摺動
部材25の出退動により両抱持部材12,13を近接離
間(開閉)させるように構成すればよい。
【0020】また、上記した実施の形態では摺動部材2
5の出退を反復回動する作動軸29と、別に支承した揺
動アーム32とを介して行うように構成したが、これは
揺動アーム32を作動軸29に直接固定した構造として
もよく、さらに、機体上方に配設した揺動アーム32は
機体上方など任意の配置構造とすることができる。
5の出退を反復回動する作動軸29と、別に支承した揺
動アーム32とを介して行うように構成したが、これは
揺動アーム32を作動軸29に直接固定した構造として
もよく、さらに、機体上方に配設した揺動アーム32は
機体上方など任意の配置構造とすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
切断ナイフが取付部材と2個一対の抱持部材とで構成さ
れるもので、抱持部材の背面側に出退自在な摺動部材を
設けるだけの簡単な構造で、摺動部材により抱持部材を
背面側全域で安定よく確実に受け止め保持することがで
き、抱持部材における作動用斜面の偏磨耗を無くすこと
ができるのであり、また、これにより両抱持による棒状
素材の適正位置での抱持を確実に行って、材料剪断時に
おけるだれやバリなどの悪影響を無くし、材料剪断面を
精度よく美麗に仕上げることができる。
切断ナイフが取付部材と2個一対の抱持部材とで構成さ
れるもので、抱持部材の背面側に出退自在な摺動部材を
設けるだけの簡単な構造で、摺動部材により抱持部材を
背面側全域で安定よく確実に受け止め保持することがで
き、抱持部材における作動用斜面の偏磨耗を無くすこと
ができるのであり、また、これにより両抱持による棒状
素材の適正位置での抱持を確実に行って、材料剪断時に
おけるだれやバリなどの悪影響を無くし、材料剪断面を
精度よく美麗に仕上げることができる。
【0022】また、両抱持部材間に介装される弾性部材
のうち、機体上方の弾性部材としてコイルスプリングを
用い、機体下方の弾性部材として板ばねを用いた場合、
コイルスプリングは両部材間に直接的に介装が可能とな
るので、製作コストの削減を図ることができ、板ばねは
素材切断時における剪断屑などの抱持部材間での滞留を
防止できる。
のうち、機体上方の弾性部材としてコイルスプリングを
用い、機体下方の弾性部材として板ばねを用いた場合、
コイルスプリングは両部材間に直接的に介装が可能とな
るので、製作コストの削減を図ることができ、板ばねは
素材切断時における剪断屑などの抱持部材間での滞留を
防止できる。
【0023】また、抱持部材による素材の抱持動作に先
行して切断ナイフの往復動が開始されるように構成する
ことにより、素材の切断に大きな剪断力を必要とせず、
正確な切断を行わせ得るとともに、美麗な切断面が得ら
れる。
行して切断ナイフの往復動が開始されるように構成する
ことにより、素材の切断に大きな剪断力を必要とせず、
正確な切断を行わせ得るとともに、美麗な切断面が得ら
れる。
【図1】本発明の実施の形態に係る素材切断装置を用い
た圧造成形機の部分横断面図である。
た圧造成形機の部分横断面図である。
【図2】要部の拡大した縦断正面図である。
【図3】図2の動作状態を示す縦断正面図である。
【図4】図2の動作状態を示す縦断正面図である。
【図5】同要部の拡大した縦断正面図である。
【図6】同一部を省略した横断面図である。
【図7】別の実施の形態を示す要部の一部縦断正面図で
ある。
ある。
【図8】同一部を省略した横断面図である。
A 棒状素材 1 グリップクイル 3 切断ナイフ 4 駆動体 11 取付部材 12 固定抱持部材 13 可動抱持部材 15 凹部 16 凹部 20 コイルスプリング 21 板ばね 23 作動用斜面 25 摺動部材
Claims (3)
- 【請求項1】 機体横方から供給の棒状素材を挟持する
グリップクイルと、棒状素材の供給方向に対し直交方向
に往復動する切断ナイフとにより、素材切断を行うよう
に構成した素材切断装置であって、上記切断ナイフは往
復動する駆動体に取り付けるための取付部材と、該取付
部材に対向状に保持される2個一対の抱持部材とから構
成され、両抱持部材は互いに相対向する凹部を有し、両
凹部間で棒状素材を抱持可能とし、かつ、上記抱持部材
間で対向凹部の両側における機体上下方二つの弾性部材
を介装して、常時は両抱持部材が相対的に離間するよう
に附勢するとともに、少なくとも一方の抱持部材で他方
の抱持部材とは反対側面に機体上下方に延びる作動用斜
面を形成する一方、この作動用斜面に対接する対接面を
有し、かつ、上記取付部材に出退自在とした摺動部材を
設け、両抱持部材が摺動部材の進出により相対的に近接
するように構成したことを特徴とする圧造成形機におけ
る素材切断装置。 - 【請求項2】 両抱持部材間に介装する機体上下方二つ
の弾性部材のうち、少なくとも機体下方の弾性部材を板
ばねとしたことを特徴とする請求項1に記載の圧造成形
機における素材切断装置。 - 【請求項3】 抱持部材による素材の抱持動作に先行し
て切断ナイフの往復動が開始されるように構成したこと
を特徴とする請求項1に記載の圧造成形機における素材
切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27790097A JPH1177422A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 圧造成形機における素材切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27790097A JPH1177422A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 圧造成形機における素材切断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1177422A true JPH1177422A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17589866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27790097A Pending JPH1177422A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 圧造成形機における素材切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1177422A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121756617A (zh) * | 2026-02-28 | 2026-03-31 | 上海郑璞金属材料有限公司 | 一种镜面铝箔覆膜设备及覆膜方法 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP27790097A patent/JPH1177422A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN121756617A (zh) * | 2026-02-28 | 2026-03-31 | 上海郑璞金属材料有限公司 | 一种镜面铝箔覆膜设备及覆膜方法 |
| CN121756617B (zh) * | 2026-02-28 | 2026-05-08 | 上海郑璞金属材料有限公司 | 一种镜面铝箔覆膜设备及覆膜方法 |
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