JPH117749A - 単リール型の磁気テープカートリッジ - Google Patents

単リール型の磁気テープカートリッジ

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JPH117749A
JPH117749A JP17763697A JP17763697A JPH117749A JP H117749 A JPH117749 A JP H117749A JP 17763697 A JP17763697 A JP 17763697A JP 17763697 A JP17763697 A JP 17763697A JP H117749 A JPH117749 A JP H117749A
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光 水谷
Takashi Sumida
孝志 隅田
Nobutaka Miyazaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ端にテープ引き出し用のリーダーブロ
ックが固定してある単リール型の磁気テープカートリッ
ジにおいて、リーダーブロックのローディング操作を容
易化し、リーダーブロックへの塵埃の付着を防止する。 【解決手段】 ケース本体1の周側面に面して、内凹み
状のローディング開口5を設ける。ローディング開口5
の内部開口縁に一対の突片6を設け、両突片6でリーダ
ーブロック4を片持ち状に待機保持する。リーダーブロ
ック4よりケース外面側に位置する蓋7で、ローディン
グ開口5を覆って、不使用時のリーダーブロック4に塵
埃等が付着するのを防ぐ。蓋7を開放すると、リーダー
ブロック4が露出し、リーダーブロック4の掛止部26
をローディング機構で支障なく捕捉できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープを巻き取る
リールがケース本体の内部に一個だけ収容してある単リ
ール型の磁気テープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープカートリッジにおいて、
テープの繰り出し端に、プラスチック成形品からなるリ
ーダーブロックを連結したものがある(特開昭62−6
6486号公報)。不使用時のリーダーブロックは、ロ
ーディング開口に臨む浅いポケットに圧嵌装填されて待
機保持されている。こうしたテープカートリッジでは、
リーダーブロックの大半がローディング用のポケットに
突出しているので、その待機姿勢に多少のばらつきがあ
っても、リーダーブロックを確実に捕捉してケース外へ
引き出し操作できる。その反面、ローディング開口が常
に開放しているので、ローディング開口を介して塵埃等
がケース内へ侵入しやすい。
【0003】そこで、図6に示すようにローディング開
口40を狭め、その開口縁にリーダーブロック41を圧
嵌装着して、ローディング開口40をリーダーブロック
41で閉止できるようした磁気テープカートリッジがあ
る(文献不詳)。図中符号42はリール、43はテー
プ、44はテープ43をリーダーブロック41に連結す
るクランプピンである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにリーダーブ
ロック41でローディング開口40を塞ぐと、ローディ
ング開口40からの塵埃の侵入は防止できるが、リーダ
ーブロック41自体がケース外面に露出するので、この
露出面に塵埃が付着しやすい。リーダーブロック41に
付着した塵埃は、テープローディング時にテープドライ
ブの内部へ引き込まれて磁気ヘッドに付着し、エラーを
増加するおそれがある。また、リーダーブロック41
は、ケース本体45の弾性を利用して比較的弱い力で係
合保持してあるに過ぎず、そのため、テープカートリッ
ジの取り扱い時等に、誤ってリーダーブロック41をケ
ース内方へ押し込み操作することがある。このように位
置ずれした状態のリーダーブロック41では、ローディ
ング機構による捕捉を適正に行えないことがある。
【0005】テープ端にリーダーブロックを備えた従来
のテープカートリッジにおいては、リーダーブロックの
ローディング操作のしやすさと、防塵性とを同時に満足
できない点に改良の余地があった。そこで、本発明の目
的は、リーダーブロックのローディング操作のしやすさ
を維持しながら、同時にリーダーブロックへの塵埃付着
を極力避けられる、単リール型の磁気テープカートリッ
ジを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気テープカー
トリッジは、箱状のケース本体1の内部に、テープ3を
巻装した一個のリール2が配置され、テープ3の繰り出
し端にリーダーブロック4が連結してある。リーダーブ
ロック4は、テープ端に連結される基部25と、テーブ
ドライブのローディング機構で捕捉される掛止部26と
を一体にプラスチック成形してなる。ケース本体1の周
側面に面して、ローディング機構の進入を許すローディ
ング開口5が内凹み状に設けられている。ローディング
開口5の内部開口縁には、前記基部25を挟み保持し
て、リーダーブロック4を片持ち状の待機姿勢に固定支
持する突片6を設ける。リーダーブロック4よりケース
外面側においてローディング開口5を閉止する蓋7を設
け、この蓋7をケース本体1に開閉可能に支持してあ
る。
【0007】具体的には、ケース本体1の前隅におい
て、ケース底壁20とケース前壁21とケース側壁22
とを切り欠いてローディング開口5を形成する。ケース
底壁20の切欠縁にリーダーブロック4を挟み保持する
一対の突片6を突設する。蓋7は、ケース側壁22およ
びケース前壁21に連続してローディング開口5を覆
う、蓋側壁7aと蓋前壁7bとで断面L字状に形成す
る。蓋側壁7aの後端をピン32で軸支することによ
り、蓋7をケース本体1に揺動開閉可能に支持する。そ
して、蓋7とケース本体1との間に、蓋7を閉じ位置に
保持する蓋ロック33を設ける。
【0008】
【作用】ローディング開口5の内部開口縁に設けた突片
6でリーダーブロック4を固定支持したうえで、その外
面側においてローディング開口5を蓋7で覆うので、不
使用時にリーダーブロック4がケース外面に露出するの
を防止し、リーダーブロック4に塵埃等が付着するのを
阻止できる。誤ってリーダーブロック4に触れることも
ない。突片6で待機姿勢に固定保持したリーダーブロッ
ク4は、片持ち状に支持されていて、その掛止部26が
ローディング開口5内に突き出ているので、蓋7を開き
操作してローディング開口5を開放すると、ローディン
グ機構で掛止部26を確実かつ容易に捕捉できる。
【0009】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る単リール型の
磁気テープカートリッジの実施例を示す。図2において
磁気テープカートリッジは、上下ケース1a・1bを接
合してなる角箱状のケース本体1を有し、ケース本体1
の内部に一個のリール2を収容してあり、このリール2
にテープ3が巻装されている。テープ3の繰り出し端に
は、テープ3を引き出し操作するリーダーブロック4が
固定してある。リーダーブロック4はケース本体1の前
部左隅に開口したローディング開口5に臨むよう配置さ
れており、ローディング開口5は揺動自在な蓋7で開閉
できる。
【0010】図3に示すように、リール2のボス9は上
向きに開口しており、その内部にテープドライブの駆動
体の回転力をリール2に伝える駆動リング10と、リー
ル押え11と、リール押え11を押し下げ付勢するばね
12とが収容してある。駆動リング10はボス9の内底
に設けた座部13で受け止められていて、座部13に対
して上下スライドは可能であるが、相対回転は不能に支
持されている。座部13の下面には、前記駆動体で磁気
吸着される、鉄板製の吸着板14が固定してある。先の
駆動体は駆動リング10の底端の接合面に面接合状に圧
接されて、駆動リング10を回転駆動する。
【0011】不使用時のテープ弛みを防ぐために、図2
に示すようにケース本体1の前部右隅のスペースを利用
してリールロック機構が配置されている。このリールロ
ック機構は、ピン15を中心にして揺動するロック爪1
6と、ロック爪16をリール2側へ向かって揺動付勢す
る捻じりコイル形のばね17と、リール2の下フランジ
の周縁に設けたギヤ歯状のロック歯18とからなる。ロ
ック爪16の中途部下面には解除片19が突設してあ
る。図4に示すように解除片19に設けた溝19aを下
ケース1bの下面側から差し込まれる解除ピンPで操作
することにより、ロック爪16の全体をばね17の付勢
力に抗して反時計回転方向に揺動してロック状態を解除
できる。
【0012】図1においてローディング開口5は、ケー
ス本体1のケース底壁20の前部左隅を斜めに切り欠
き、更に切り欠き端間のケース前壁21とケース側壁2
2とを切り欠いて形成してある。ケース上壁23は切り
欠かずに、ローディング開口5の上面側を覆っている。
ケース底壁20の中途部上面に、リーダーブロック4を
保持する前後一対の突片6・6を設ける。突片6はその
大半がケース底壁20から突出していて、互いに接近あ
るいは離れる向きに弾性変形できる。
【0013】図5においてリーダーブロック4は、台形
状の基部25と、鈎形フック状の掛止部26とを一体に
形成した、上下面が平坦なプラスチック成形品からな
り、基部25に設けたC字状の溝27にクランプピン2
8とテープ3とを圧嵌して、テープ3を連結する。溝2
7側の周面には、前方の突片6の先端と係合する凹部2
9が設けてある。後方の突片6は基部25の後面側の平
坦面を受け止める。つまり、不使用時のリーダーブロッ
ク4は前後一対の突片6・6で挟み保持されて、掛止部
26がローディング開口5のほぼ中央に突出する、片持
ち状の待機姿勢に固定支持されている。
【0014】ローディング開口5に臨む、リーダーブロ
ック4やテープ3等を保護するために、リーダーブロッ
ク4よりケース外面側においてローディング開口5を閉
止する蓋7を設ける。図5において、蓋7はL字状に折
れ曲がる蓋側壁7aと、蓋前壁7bとを有し、蓋側壁7
aの後端に設けた円筒状のボス31をピン32で軸支す
ることにより、ケース本体1に対してローディング開口
5を閉止する位置(図2の状態)と、この位置から時計
回転方向へ揺動してローディング開口5を開放する位置
(図1の状態)との間を往復揺動できる。ピン32は下
ケース1bから一体に立設してあって前記ボス31に挿
通され、上ケース1aで受け止められている。
【0015】蓋7を閉じ位置においてロック保持するた
めに、蓋7とケース本体1との間に蓋ロック33を有す
る。この蓋ロック33は、蓋前壁7bの先端内面の下端
寄りに突設してあり、その突端の爪部34がケース前壁
21の内面に設けた浅い係合凹部35と係合して、蓋7
を閉止保持できる。蓋ロック33の弾性に抗して蓋7を
開き揺動操作すると、爪部34と係合凹部35との係合
状態を解除できる。必要があれば、係合凹部35をケー
ス前壁21を貫通する孔に形成して、ケース外面から係
合凹部35に進入する解除ピンで、爪部34の係合状態
を解除操作することができる。
【0016】不使用時の磁気テープカートリッジは、リ
ーダーブロック4が一対の突片6に挟み保持されて、図
5に示すように待機姿勢を維持している。さらに、ロー
ディング開口5は蓋7で閉止されて、その下面側のみが
開口しているに過ぎない。そのため、テープカートリッ
ジの取り扱い時や収納等に、塵埃がリーダーブロック4
に付着するのをよく防止できる。さらに、誤ってリーダ
ーブロック4に触れて、突片6による保持姿勢が変わる
こともない。テープドライブへの装填動作によって蓋7
を開放操作すると、リーダーブロック4の掛止部26を
ローディング開口5のほぼ中央に露出させることができ
るので、ローディング機構による掛止部26の捕捉を確
実にしかも容易に行える。
【0017】上記の実施例以外に、ローディング開口5
はケース本体1のケース前壁21やケース側壁22のい
ずれかに臨む状態で形成できる。この場合には、蓋7を
平板状に形成できる。さらに、平板状に形成した蓋7は
ケース本体1でスライド開閉自在に支持してもよい。ケ
ース側壁22やケース前壁21を位置決め壁に利用し
て、リーダーブロック4を待機姿勢に挟み保持すること
ができ、この場合には突片6を一個設けるだけでよい。
【0018】
【発明の効果】本発明では、ローディング開口5をケー
ス本体1の周側面に面して内凹み状に設け、その内部開
口縁に設けた突片6でリーダーブロック4を待機保持し
た。さらに、リーダーブロック4よりケース外面側に位
置する蓋7でローディング開口5を覆って、不使用時に
リーダーブロック4がケース表面に露出するのを避ける
ようにしたので、不使用時のリーダーブロック4に塵埃
等が付着するのを解消できる。従って、リーダーブロッ
ク4に付着した塵埃が磁気ヘッドに転位することに起因
する信号読み書き時のエラー発生度合を低下できる。使
用時には、蓋7を開き操作することによりローディング
開口5を開放して、リーダーブロック4の掛止部26を
ケース外面に臨んで十分に露出できるので、ローディン
グ機構による掛止部26の捕捉を支障なく行え、全体と
して防塵性とリーダーブロック4のローディング操作の
しやすさとを同時に満足できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローディング開口の周辺構造を示す斜視図であ
る。
【図2】全体の内部の平面図である。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】図2におけるB−B線断面図である。
【図5】ローディング開口の周辺構造を示す内部平面図
である。
【図6】従来のリーダーブロックの待機状態を示す内部
平面図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 リール 3 テープ 4 リーダーブロック 5 ローディング開口 6 突片 7 蓋 25 基部 26 掛止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状のケース本体1の内部に、テープ3
    を巻装した一個のリール2が配置され、テープ3の繰り
    出し端にリーダーブロック4が連結してある磁気テープ
    カートリッジであって、 リーダーブロック4は、テープ端に連結される基部25
    と、テーブドライブのローディング機構で捕捉される掛
    止部26とを一体にプラスチック成形してなり、 ケース本体1の周側面に面して、ローディング機構の進
    入を許すローディング開口5が内凹み状に設けられてお
    り、 ローディング開口5の内部開口縁に、前記基部25を挟
    み保持して、リーダーブロック4を片持ち状の待機姿勢
    に固定支持する突片6が設けられており、 リーダーブロック4よりケース外面側においてローディ
    ング開口5を閉止する蓋7が、ケース本体1に開閉可能
    に支持されている単リール型の磁気テープカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 ケース本体1の前隅において、ケース底
    壁20とケース前壁21とケース側壁22とを切り欠い
    てローディング開口5が形成されており、 ケース底壁20の切欠縁にリーダーブロック4を挟み保
    持する一対の突片6が突設されており、 蓋7は、ケース側壁22およびケース前壁21に連続し
    てローディング開口5を覆う、蓋側壁7aと蓋前壁7b
    とで断面L字状に形成されており、 蓋側壁7aの後端をピン32で軸支することにより、蓋
    7がケース本体1に揺動開閉可能に支持されており、 蓋7とケース本体1との間に、蓋7を閉じ位置に保持す
    る蓋ロック33が設けてある請求項1記載の単リール型
    の磁気テープカートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490133B1 (en) * 1999-09-09 2002-12-03 Tdk Corporation Tape cartridge with a cell for a leader hook member and a cell for a leader
US7317593B1 (en) * 2003-11-05 2008-01-08 Storage Technology Corporation Tape cartridge with pivotable access door

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490133B1 (en) * 1999-09-09 2002-12-03 Tdk Corporation Tape cartridge with a cell for a leader hook member and a cell for a leader
US7317593B1 (en) * 2003-11-05 2008-01-08 Storage Technology Corporation Tape cartridge with pivotable access door

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