JPH1177544A - ジェットホーニング装置 - Google Patents

ジェットホーニング装置

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JPH1177544A
JPH1177544A JP23979997A JP23979997A JPH1177544A JP H1177544 A JPH1177544 A JP H1177544A JP 23979997 A JP23979997 A JP 23979997A JP 23979997 A JP23979997 A JP 23979997A JP H1177544 A JPH1177544 A JP H1177544A
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Kazuo Mihara
一夫 三原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジェットホーニング装置において、特別に複雑
な検知機構をもつことなく僅かな目詰まりをも検知し直
ちに修復できるようにする。 【解決手段】ノズル3に供給される水4の流量を測定す
る流量計7を設け、測定される流量が基準の流量より低
くければ、圧力調整弁2により水圧を上げてノズル3か
ら水を噴射させノズル3内の堆積物を剥離除去し、流量
計7により再測定し基準流量以上あることを確認し運転
を継続する。もし、基準の流量以上に戻らないときは、
運転を停止しノズル3を修復する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧の水を被加工
物に噴射し表面のばりや汚れを除去するジェットホーニ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のジェットホーニング装置の
一例を説明するための図である。従来、この種のジェッ
トホーニング装置は、例えば、図5に示すように、搬送
制御部6の制御により一方向に送られる被加工物である
リードフレーム5に水4を噴射するノズル3と、水4を
ノズル3に供給するポンプ1と、水の圧力を調節する圧
力調整弁2とを備えている。
【0003】そして、実際のばり取り運転では、搬送制
御部6によりリードフレーム5を一定速度で搬送し、表
面のばりや汚れを水の衝突力で除去する。そして、リー
ドフレーム5が水の噴射領域を通過してから目視により
ばりが除去されているか否かを検査していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のジェッ
トホーニング装置では、ノズルに僅かな目詰まりが起き
ても、十分な水量が噴射されず、目視で見極めることの
できない汚れがリードフレームに残り、そのままの状態
で次工程に送られることになる。このため、次工程がメ
ッツ工程である場合は、メッキが全面に被着されず不良
品を発生させるという問題があつた。
【0005】また、水の噴射状況から目視で目詰まり状
況を観察しても、品質を損なうような僅かな目詰まりを
見つけることは困難てあつた。さらに、目視で確認でき
るまでに目詰まりが進むときまでには、多くのリードフ
レームが次工程に送られ多大な不良品を発生させること
になる。この問題を起こさないように頻繁にノズルを交
換することが考えられるが、ノズルの交換時間に多大な
時間を浪費するとともに装置の稼働率を低下させるとい
う問題がある。しかも、高価なノズルを多く準備しなけ
ればならず運用コストが高くなる。
【0006】このようなノズルの目詰まりを検知する方
法として、例えば、特開昭59−126932号公報に
開示されている。この検知方法は、塗料吹き付け用のエ
アスプレーノズルに塗料を供給する流体圧送配管途中に
流量に応じて移動する浮動片を設け、この浮動片の移動
によつてマイクロスイッチを作動させ目詰まりの発生を
検知している。しかしながら、このような複雑な機構を
高圧水流下に設けることは検知機構に故障を起こさせる
もとになる。また、マイクロスイッチ自体に動作する範
囲が広く検出精度が悪くジエットホーニングのような僅
かな目詰まりを検知するこが困難である。
【0007】従って、発明の目的は、特別に複雑な検知
機構を必要とすることなく僅かな目詰まりを検知し直ち
に修復できるジエットホーニング装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、一方向
から送られる被加工物に水を噴射するノズルと、このノ
ズルに前記水を供給するポンプと、供給される前記水の
圧力を調節する圧力調整弁と、前記ノズルに供給される
前記水の流量を測定する流量計と、前記流量計の流量値
が低下したとき前記被加工物の送りを停止しかつ前記圧
力調整弁を調整し前記水の圧力を上昇させ該水を前記ノ
ズルに所定時間供給ししかる後に前記水の圧力に戻し前
記水の流量が正常か否かを判定するとともに正常であれ
ば運転を継続し、正常でなければ装置の動作を停止する
制御部とを備えるジエットホーニング装置である。ま
た、複数の前記ノズルのそれぞれに独立して前記流量計
が設けらていることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施の形態におけるジエ
ットホーニング装置を説明するための構成を示す図であ
る。このジエットホーニング装置は、図1に示すよう
に、二つのノズル3に水を供給する配管途中に設けられ
る流量計7と、この流量計7からの流量値信号を入力し
基準流量値信号と比較しその流量値が低くければ圧力調
整弁2の開度を調節し圧力を上昇させノズル3に水4を
所定時間流し、しかる後圧力調整弁2の開度を元に戻し
流量値が基準流量値以上あれば運転を続行するとともに
基準流量値よりひくければ運転を停止させる制御部8を
備えている。
【0011】また、ノズル3、搬送制御部6およびポン
プ1は、従来例と同じように備えられている。なお、流
量計7は、水流によって回転する羽や移動するフロート
などをもつ流量計でなく機構部を持たない超音波流量計
を使用することが望ましい。圧力調整弁2は、ニードル
弁構造の弁であって、ニードル弁の開度はスッテプモー
タにより精密に制御される。制御部8は、搬送制御部6
の制御及び流量計7の入力による圧力調整弁2の制御並
びにポンプ1の始動停止を含むシーケンス制御を行う。
【0012】図2はノズル孔径と流量との相関を示すグ
ラフであるノズル孔径と流量との相関を示すグラフであ
る。。この発明に至るまでに、予めノズル3の孔径との
相関を求めてみた。その結果、図2に示すように、ノズ
ル3の孔径と流量とはほぼ比例することが判明した。
【0013】そこで、通常、使用している0.15mm
のノズル3を用いて、圧力を1平方センチ当たり700
キログラムから少しづつ減らし流量を低くし、どの程度
減らしても、リードフレーム5のばりや汚れが除去でき
るか実険を行ってみた。その結果、毎分0.4リットル
から毎分0.35リットルにへらしても除去できた。こ
のことは、図2から孔径が0.15mmから0.14m
mになってもノズル3を交換しないでも済むと言える。
【0014】このノズル3の孔径が小さくなることは、
ノズル3内にスケールが堆積したことと同じである。そ
こで、このスケールが水圧がどの程度上昇させたら、取
り除くことができるか実険を行ってみた。その結果、定
常圧力の2倍から3倍の圧力で数秒間流せば除去できる
ことが判明した。
【0015】図3は図1のジエットホーニング装置の動
作を説明するためのフローチャートである。次に、この
ジエットホーニング装置の動作を図1および図3を参照
して説明する。まず、図3のステップAで、図1のリー
ドフレーム5が矢印の方向に送られ、ノズル3より水4
が噴射される。そして、図3のステップBで、図1の流
量計7の流量信号値が制御部8に入力される。そして、
制御部8で入力された流量信号値と基準流量信号値と比
較され、基準流量信号値より流量信号値がよr低いか否
か判定される。
【0016】もし、低くなければ、ステップAに戻り運
転を続行する。また、流量信号値が低ければ、ステップ
Cに移行し制御部8から搬送制御部6に指令信号を転送
しリードフレーム5の移動を停止する。そして、ステッ
プDで、制御部8より圧力調整弁2のステップモータに
所定数のパルス電流を供給し、圧力調整弁2の開度を大
きく、例えば、通常の3倍にする。このことにより、ノ
ズル3に急激に増加した水4が流れノズル3内に堆積し
たスケールを剥離しようとする作用が生ずる。そして、
数秒経過後、制御部8の指令により圧力調整弁2の開度
を元の状態にもどす。
【0017】そして、ステップFで、流量計7から流量
信号値を制御部8に入力し基準流量信号値と比較する。
もし、流量信号値が基準流量信号値以上であれば、ノズ
ル3の堆積物が除去されたとし、ステップHに移行し、
リードフレーム5の搬送を開始し、ステップAの運転を
続行する。もし、流量信号値が基準流量信号値より低い
ときは、ステップGに移行し、アラームを発生するとと
もに装置の運転を停止する。そして、ノズルを交換する
なり清掃するなりして修復する。
【0018】図4は図1のジエットホーニング装置の変
形例を示す図である。このジエットホーニング装置は、
図4に示すように、個々のノズル3のそれぞれに流量計
7を取り付け、目詰まりの検知と補修を特定したことで
ある。このことにより、万が一水圧を上げても、堆積物
が除去できないノズル3が発生しても、全てのノズル3
を清掃あるいは交換をする必要はなく、目詰まりが修復
できなかったノズルのみおこなえば良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ノズルに
供給される水の流量を測定し流量が基準より低下した
ら、水圧を急上昇させることによりノズル内の堆積物を
剥離する作用を生みだし、ばりや汚れの除去能力低下を
もたらす目詰まりの発生を事前に漏らす水圧防止できる
から、上流工程より送られてくるリードフレームのばり
や汚れが完全に除去され次工程における不良品の発生を
防止することができ、歩留まりが向上するという効果が
ある。
【0020】また、ほとんどのノズルは、目詰まりが自
動的に起きないように制御され運転されるので、ノズル
の修復や交換などによる装置の停止が少なくなり、装置
の稼働率が上昇しかつ運用コストの低減が図れるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるジエットホーニ
ング装置を説明するための構成を示す図である。
【図2】ノズルの孔径と流量との相関を示すグラフであ
る。
【図3】図1のジエットホーニング装置の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】図1のジエットホーニング装置の変形例を示す
図である。
【図5】従来のジェットホーニング装置の一例の構成を
示す図である。
【符号の説明】
1 ポンプ 2 圧力調整弁 3 ノズル 4 水 5 リードフレーム 6 搬送制御部 7 流量計 8 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向から送られる被加工物に水を噴射
    するノズルと、このノズルに前記水を供給するポンプ
    と、供給される前記水の圧力を調節する圧力調整弁と、
    前記ノズルに供給される前記水の流量を測定する流量計
    と、前記流量計の流量値が低下したとき前記被加工物の
    送りを停止しかつ前記圧力調整弁を調整し前記水の圧力
    を上昇させ該水を前記ノズルに所定時間供給ししかる後
    に前記水の圧力に戻し前記水の流量が正常か否かを判定
    するとともに正常であれば運転を継続し、正常でなけれ
    ば装置の動作を停止する制御部とを備えることを特徴と
    するジェットホーニング装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記ノズルのそれぞれに独立して
    前記流量計が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載のジェットホーニング装置。
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