JPH1178330A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH1178330A
JPH1178330A JP27491297A JP27491297A JPH1178330A JP H1178330 A JPH1178330 A JP H1178330A JP 27491297 A JP27491297 A JP 27491297A JP 27491297 A JP27491297 A JP 27491297A JP H1178330 A JPH1178330 A JP H1178330A
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JP27491297A
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Kaoru Sato
薫 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強い挟持力を有しながらも、上端部を小さな
力で摘むだけで、挟持片の先端部を簡単に拡開でき、被
挟持物の挿入を容易にしたクリップを提供する。 【解決手段】 2つの翼部を備えた挟持片の適宜な位置
に、曲折部または凹部を設け、該翼部同士の間隔を外力
によって狭めた際に、挟持片が拡開するように構成した
クリップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書類や毛髪等の収束
に用いるクリップに関するものであり、とくに簡単な操
作で被挟持物を挟み易くしたクリップに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクリップの代表的なものとして
は、図14に示す「ダブルクリップ」の名で知られるも
のと、図15に示す「ゼムクリップ」と称するものが広
く一般的に使用されている。またダブルクリップの変形
体としては、実開昭50−97518号公報に提案され
たものがある。またこれらを改良したものとして、前者
の例としては、特開昭56−154093号公報、後者
の例としては図16に示した「スーパークリップ」の呼
称で知られるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前者のク
リップ(特開昭56−154093号公報)は、強い挟
持力を持っているが、ダブルクリップから摘みを取り外
した形状をしているため、素手で開くことは極めて困難
で、付属具のクリップドライバーを、必須用具として用
いねばならない煩わしさがある。また後者の「スーパー
クリップ」では、挟持片を前片と後片で長さを変え、ま
た夫々の挟持片の先端部を外側に湾曲させて、挟持操作
を援助する構造を有しているが、書類を重ねたり、揃え
たりする時に、この湾曲部が書類の綴じ面に出っ張り、
却って引っ掛かりを生じさせたり、また書類を積み重ね
た際に、クリップの位置を必要以上に嵩張らせるもので
あった。そこで本発明の目的は、程よい挟持力をもちな
がら、付属具を使用したり嵩張ったりすることなく、小
さな力で簡単に、書類や毛髪、あるいは繊維製品の様な
腰が弱く柔軟性のある被挟持物でも、挟んだり取り外し
たりできるクリップを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のクリップは、上
記課題を解決するために提案されたものであって、下記
の構成から成ることを特長とする。すなわち本発明で
は、弾性を有する板状体から構成された一対の挟持片を
備えたクリップにおいて、該一対の挟持片の片方または
両方に、2つの翼端部を備えて成り、挟持片の先端部を
反り上げて、拡開を可能にしたクリップを提供する。
【0005】また本発明では、挟持片の先端部が反り上
がって拡開したとき、挿入誘導部が形成される上記クリ
ップを提供する。
【0006】また本発明では、一枚の板状体の上端部
で、一対の挟持片を夫々内片及び外片として、平行的に
連結して形成された上記クリップを提供する。
【0007】また本発明では、一枚の板状体の中ほど
で、適宜な折り代を有する連結部を介して折り曲げられ
た一対の挟持片を、夫々前片及び後片として対向的に連
結して形成された上記クリップを提供する。
【0008】また本発明では、2つの翼端部を、平行移
動させるための、捻じれ防止用のガイド部を、挟持片の
適宜の位置に設けた上記クリップを提供する。
【0009】また本発明では、挟持片を形成する内片ま
たは外片、及び前片または後片の片方又は両方に、被挟
持物の保持性を向上させるための、波形形状のような滑
り止め部を設けた上記クリップを提供する。
【0010】また本発明では、一対の挟持片の適宜な位
置に、挟持片の先端部を意図する方向に反り上げるため
の、曲折部または凹部を設けた上記クリップを提供す
る。
【0011】また本発明では、上記挟持片が金属板、プ
ラスチック板またはセラミック板からなる群より選ばれ
た、少なくとも1種の弾性素材より形成された、上記記
載のクリップを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のクリップの基本構成は、
2つの翼端部を備えた挟持片から成り、単板式のものと
複板式のものがある。単板式のクリップは、一対の挟持
片が板状体の平面上に、内片と外片として形成されたも
のであり、どちらかと言えば厚みの小さな被挟持物を挟
むのに適しており、図1、図2、図3、図4、図9、図
10が、これに該当する。また複板式のクリップとは、
一対の挟持片が板状体の中ほどで、対向的に前後に折り
曲げられて、前片と後片として形成されたものであり、
これは比較的厚みのある被挟持物を挟むのに適してお
り、図5、図6、図7、図8、図11、図12、図13
が、これに該当するものである。すなわち、本発明のク
リップでは、挟持片に備えた2つの翼端部を、指先また
は器具などで摘まんで、接近させてやると、挟持片の先
端部が反り上がって拡開する。そして被挟持物を挿入し
易くする挿入誘導部を形成する。
【0013】従って書類や毛髪、あるいは繊維製品のよ
うな柔軟な物でも差し込み易くなるので、そのまま押し
込んで指を離せばよい。これは適度の弾性を有する素材
から形成されているため、反り上がった挟持片は元の形
状に戻ろうと作用するので、指を離したとき、押し込ん
だ書類や毛髪、あるいは繊維製品を挟み付けて、クリッ
プとして機能する。またこのクリップは、適度の弾性を
有する素材から形成されているから、クリップを外す時
も弾力が作用し、クリップの適当な箇所を手で持って引
っ張れば、大きな抵抗がなく、簡単に抜き取ることがで
きる。また挟んだものの保持性を向上させるためには、
挟持片の片方又は両方に、波形などの滑り止め部を設け
ると、脱落し難いクリップが形成される。
【0014】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を説明する
が、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、これらの例
に限定されるものではない。図中、符号1は、本発明た
るクリップ本体であって、形状の異なるものにおいて
も、いずれも2つの翼端部2a、2bと、曲折部または
凹部8、8′または8を備える基本形を有している。各
挟持片は単板式クリップにおいては、内片6及び外片7
としたものであり、複板式クリップにおいては、前片1
3及び後片14として構成したものである。そして2つ
の翼部2′a、2′bまたは各挟持片6、7、及び1
3、14の適宜な位置に、曲折部または凹部8、8′を
設けてある。そして2つの翼端部2a、2bを互いに接
近させるとき、各挟持片6、7及び13、14の各先端
部6′、7′及び13′、14′が、夫々意図する方向
に反り上がって、挿入誘導部を形成するように構成した
ものである。
【0015】以下本発明のクリップについて、順を追っ
て説明する。図1に示す基本形は、本体がU字形状をし
た、一枚の平面板状体から成る単板式であり、2つの翼
端部2a、2bを備えた挟持片は、連結部3a、3b近
傍に穿設された孔5a、5bを結ぶ切込み部4により、
内片6と外片7に分割して形成されている。孔5a、5
bは単なる切込み部の端部としてではなく、応力集中防
止部としても機能する。
【0016】内片6には挟持片を前方向に反り上げるた
めの曲折部または凹部8を設け、外片7には挟持片を後
方向に反り上げるための曲折部または凹部8′を設けて
ある。そして2つの翼端部2a、2bを、指先などで摘
んで接近させると、内片6の内縁部6″に応力が働くた
め、その反対側にあたる先端部6′に反り上げる力が作
用して、内片6は曲折部または凹部8の近辺から反り上
がる。外片7は連結部3a,3bで内片6と連結して一
体化されているため、内片6と同様の現象が同時に発生
する。すなわち、外片7の内縁部7″にも応力が働き、
外片7の先端部7′も、曲折部または凹部8′の近辺か
ら反り上がる。
【0017】但し内片6に設けた曲折部または凹部8
と、外片7に設けた曲折部または凹部8′とは、互いに
反対方向に反り上げるように、逆向きに設けられている
ため、内片と外片が、夫々逆方向に反り上がって、同一
平面上にあるにも拘わらず、大きく拡開できるものであ
る。また切込み部4の幅は、被挟持物の厚みに合わせ
て、大小可変に形成することができる。
【0018】ここで重要なことは、本体が一枚の平面板
状体から形成された単板式であるため、2つの翼端部2
a,2bを、指先などで摘まんで接近させるときに、本
体が撓んで捻じれを引き起こして、正常な反り上がり作
用を実現出来ないことがある。この捻じれ現象を防止す
るために、2つの翼端部2a,2bを、水平に移動させ
るための、ガイド部9を設けることが必要であり、これ
を図2,図3,図4に示して説明する。
【0019】図2は本体がV字形状をした平面板状体か
ら成る単板式クリップであり、両翼端部2a,2bを形
成する連結部3a、3bに架けるガイド部9を、ここで
は一例としてコの字形のガイド部を取付けたもので示し
ている。すなわち、図2において、片方の連結部3a
は、コの字形ガイド部9に嵌合固定し、もう一方の連結
部3bは固定しないので、両翼端部2a、2bを、指先
で摘まんで接近させたとき、翼端部2bは、コの字形ガ
イド部9に沿って、翼端部2aの方向に水平に移動でき
るから、撓んだり捻じれたりすることはない。従って2
つの翼端部2a,2bを支障なく接近させることがで
き、内片先端部6′及び外片先端部7′が、夫々意図す
る方向に反り上がって、拡開するのである。この状態の
実施形態を図9に示している。
【0020】図3(A)は、図2の変形型として、外片
に波形を設けたものの一例と、図2の切断面A側より見
た斜視図の併用図である。図3(B)は、図2の切断面
A側より見た斜視図の部分拡大図であり、コの字形ガイ
ド部9と、その中に摺動可能な内片6の連結部3bの一
部を示している。図3(C)は、同じく図2の切断面A
側より見た斜視図の部分拡大図であり、曲折部または凹
部を示している。
【0021】ここにも重要なことがある。すなわち、挟
持片6、7、13の先端部6′、7′、13′を意図す
る方向へ反り上げるためには、挟持片6、7、13の反
り上げる方向の面上に、曲折部または凹部8、8′を設
けることが必要である。これを施すことにより、反り上
がる方向と、反り上がりの起点が確定されるものであ
る。曲折部または凹部8、8′を設ける位置は、各挟持
片の翼端部2a、2bと内縁部6″、7″、13″、1
4″との中間位置が好ましく、拡開を大きく取るために
は、やや翼端部2a、2b寄りがよい。曲折部または凹
部を設ける角度及び凹部の深さは、作用を逸脱しない限
りにおいて適宜に決めればよい。
【0022】図4は、単板式のU字形クリップに、ガイ
ド部9とガイドピン10を一体的に設けたクリップの一
例を示す斜視図である。これはクリップ本体が、ガイド
部9とガイドピン10を一体化して形成されているの
で、両翼端部2a、2bを接近させるとき、上述の図1
または図2に述べたと同様の作用効果を示すものである
から、ここでは詳しい説明を省略する。
【0023】図5は、複板式V字形状のクリップを示す
正面図であり、図6(A)は、図5の切断面B側より見
た斜視図であり、図6(B)は、その実施形態を示す側
断面図である。これらは一対の挟持片13、14が一枚
の板状体の中ほどで、適宜な折り代を有する連結部3
a,3bの折り曲げ部12を介して、夫々前片13及び
後片14として対向的に連結して形成されていることを
示している。そしてこのクリップにおいても、前片と後
片に設けた曲折部または凹部の作用により、夫々の方向
に反り上がって、拡開しているのが解る。
【0024】図6(B)においては、前片先端部13′
と前片の曲折部または凹部8を結ぶ辺、後片先端部1
4′と後片の曲折部または凹部8′を結ぶ辺、及び前片
先端部13′と後片先端部14′を結ぶ辺の、以上3辺
によって囲まれた略三角形状の空間が形成されているの
が解る。この略三角形状の空間部分が挿入誘導部とな
り、被挟持物を挿入する際の操作を援助する部分である
ことを示している。
【0025】この形状のクリップも、前述の図1ないし
図3の説明と同様に、捻じれ現象を防止するためのガイ
ド部が必要である。ここでは一例としてガイド板11
を、くの字形状板として示している。すなわち、前片1
3と後片14を連結する連結部3a、3bに見合った幅
の、ガイド板11を連結部3a側で固定し、同3b側は
固定せずに摺動可能にして備え付ければよい。その他の
作用と効果は前述のものと同様なので、ここでは説明を
省略する。
【0026】図7は複板式円弧形状のクリップで、2つ
の翼端部2a,2bを備えた翼部2′a,2′bを、前
片先端に円弧状にして形成したクリップの斜視図であ
り、図8はその正背面図である。図11は、図7のクリ
ップに補強クリップ15を組み合わせて、挟持力を強化
したクリップの例を示す斜視図であり、図12は、図1
1のクリップの前片を、楕円形状型にして反り上がり部
分Cを大きく形成した例を示す実施形態の見取り図であ
る。
【0027】ここで補強クリップとは、クリップ本体の
挟持力を補うために付加的に用いる、外付けのクリップ
を指すものである。すなわち、クリップ本体を形成する
素材の種類と板状体の厚さにより、剛性と弾力性が異な
るため、挟持力に差が生ずる。従って用途によって形状
と大きさを決める時に、挟持力を補わねばならない必要
度に応じて使用すればよい。この補強クリップ15の形
状と材質は適宜に選択すればよい。
【0028】図7または、図11のような形状のクリッ
プは、2つの翼端部2a,2bを、前片先端に円弧状に
張り出して形成した翼部2′a、2′bにだけ設けたの
で、両翼端部2a,2bを接近しても、前片の先端部1
3′だけが反り上がるクリップとしたものである。
【0029】図9は、図2のクリップの実施形態を示す
見取り図であり、クリップの両翼端部2a,2bを指先
で摘まんで、内片と外片の両先端部が拡開されて、いま
正に何かを挟もうとしている状態を示す図である。そし
て図10は、何枚かの書類を挟み込んだ使用例を示す正
面図である。
【0030】図12及び図13は、前片13に設けた曲
折部または凹部8と、その先端部13′との距離Cを変
化させて、拡開高サを変えることができることを示した
ものである。すなわち、三角関数式:[sinψ=y/
r]に従えば、r=C、y=拡開高さ、と読み替えるこ
とができるので、先端部の立ち上がり角度が一定なら
ば、図13に示す通り、Cを大きくすると、拡開高サも
比例して大きくすることができることを示している。
【0031】またこの形状即ち図7、図8、図11、図
12及び図13のクリップにおいては、図7、図8に示
す通り、両翼端部2a、2bと、前片13と後片14を
結ぶ連結部3a,3bとを、至近距離に配置することが
可能であること、及び構造的には前片13と後片14
が、しっかりと連結部3a,3bで固定できるから、撓
みや捻じれが生じ難いクリップに形成することができ
る。従ってガイド部を設けなくても、十分に拡開の機能
を損なわないクリップとすることが可能である。
【0032】前述したように、クリップ本体を形成する
板状体の素材の種類と厚さによって、クリップの挟持力
と操作性を決める重要な要素となるが、適宜な剛性と弾
力性を有する素材として、ポリカーボネート、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリエステ
ル等の汎用プラスチック板、またはステンレス、ばね鋼
等の金属板、及びカーボン繊維強化プラスチック板等が
汎用性の材料として使用できる。これらの中から、クリ
ップの用途とサイズに適した材料を選択するとよい。
【0033】また本発明のクリップ本体は、各種の素材
から成形することができることは前述のとおりである
が、中でも透明プラスチックを用いたものは、クリップ
を挟んだ侭の状態で被挟持物を見透すことができるた
め、大きな形状のクリップにしても使用が可能である。
【0034】また本発明のクリップ本体を形成する板状
体の素材として、各種プラスチックのリサイクル材料を
用いることもできるので、環境保護と資源保護を同時に
実現することができるものである。
【0035】
【発明の効果】以上の如く構成したので、本発明によれ
ば、単純な構造でありながら、用途に応じて多種類の被
挟持物を、簡単に挟み込めるクリップを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本形を示す単板式U字形状クリップ
の平面図である。
【図2】ガイド部を備えた単板式V字形状のクリップを
示す平面図である。
【図3】(A)は図2のクリップを切断面Aの側より見
た斜視図と、外片に波形を設けたものの一例として示す
図、(B)は図2のコの字形ガイド部を示す部分拡大断
面図、(C)は図2の曲折部または凹部を示す部分拡大
断面図である。
【図4】ガイド部及びガイドピンを一体的に設けた単板
式U字形状のクリップを示す斜視図である。
【図5】複板式V字形状のクリップを示す正面図であ
る。
【図6】(A)は図5のクリップを切断面Bの側より見
た斜視図、(B)は図5のクリップの実施形態を示す側
断面図である。
【図7】複板式C字形翼部取付け型のクリップの斜視図
である。
【図8】図7の正背面図である。
【図9】図2のクリップの実施形態を示す見取り図であ
る。
【図10】図9によって書類を挟み込んだ実施形態の使
用例を示す平面図である。
【図11】図7のクリップに補強クリップを組み合わせ
たクリップの斜視図である。
【図12】図11のクリップを指先で摘んで、挟持片を
拡開させた実施形態を示す見取図である。
【図13】図12の側断面図である。
【図14】従来例の斜視図である。
【図15】従来例の平面図である。
【図16】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 クリップ本体 2a、2b 翼端部 2′a、2′b 翼部 3a、3b 連結部 4 切り込み部 5a、5b 孔 6 内片 6′ 内片先端部 6″ 内片内縁部 7 外片 7′ 外片先端部 7″ 外片内縁部 8 内片及び前片の曲折部または凹部 8′ 外片及び後片の曲折部または凹部 9 ガイド部 10 ガイドピン 11 ガイド板 12 折り曲げ部 13 前片 13′ 前片先端部 13″ 前片内縁部 14 後片 14′ 後片先端部 14″ 後片内縁部 15 補強クリップ 16 書類 17 波形 A 図2の切断面 B 図5の切断面 C 前片先端部と曲折部または凹部との
距離 y 拡開高サ sinφ 曲折部または凹部を交点としたとき
の前片先端部と後片先端部との交差角度
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年3月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】従って書類や毛髪、あるいは繊維製品のよ
うな柔軟な物でも差し込み易くなるので、そのまま押し
込んで指を離せばよい。これは適度の弾性を有する素材
から形成されているため、反り上がった挟持片は元の形
状に戻ろうと作用するので、指を離したとき、押し込ん
だ書類や毛髪、あるいは繊維製品を挟み付けて、クリッ
プとして機能する。またこのクリップは、適度の弾性を
有する素材から形成されているから、クリップを外す時
も弾力が作用し、クリップの適当な箇所を手で持って引
っ張れば、大きな抵抗がなく、簡単に抜き取ることがで
きる。また挟んだものの保持性を向上させるためには、
挟持片の片方又は両方の挟持面に、不織布又は植毛シー
トを貼り付けたり、或いは波形などの滑り止め部を設け
ると、脱落し難いクリップが形成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】ここにも重要なことがある。すなわち、挟
持片6、7、13の先端部6′、7′、13′を意図す
る方向へ反り上げるためには、挟持片6、7、13の反
り上げる方向の面上に、曲折部または凹部8、8′を設
けることが必要である。これを施すことにより、反り上
がる方向と、反り上がりの起点が確定されるものであ
る。曲折部または凹部8、8′を設ける位置は、各挟持
片の翼端部2a、2bと内縁部6″、7″、13″、1
4″との中間位置が好ましく、拡開を大きく取るために
は、やや翼端部2a、2b寄りがよい。曲折部または凹
部を設ける角度及び凹部の深さは、作用を損なわない範
囲において、適宜に決めればよい。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有する板状体から構成された一対
    の挟持片を備えたクリップにおいて、該一対の挟持片の
    片方または両方に、2つの翼端部を備えて成り、挟持片
    の先端部が反り上がる作用を持たせたことを特徴とす
    る、挟持片の先端部が拡開可能なクリップ。
  2. 【請求項2】 挟持片の先端部が反り上がって拡開した
    とき、挿入誘導部が形成されることを特徴とする、請求
    項1記載のクリップ。
  3. 【請求項3】 一枚の板状体の上端部で、一対の挟持片
    を夫々内片及び外片として、平行的に連結して形成する
    ことを特徴とする、請求項1または2記載のクリップ。
  4. 【請求項4】 一枚の板状体の中ほどで、適宜な折り代
    を有する連結部を介して折り曲げられた一対の挟持片
    を、夫々前片及び後片として対向的に連結して形成され
    ることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1記
    載のクリップ。
  5. 【請求項5】 2つの翼端部を平行移動させるための、
    捻じれ防止用のガイド部を、挟持片の適宜な位置に設け
    ることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1記
    載のクリップ。
  6. 【請求項6】 一対の挟持片を形成する内片または外
    片、及び前片または後片の片方又は両方に、被挟持物の
    保持性を向上させるための、波形形状のような滑り止め
    部を設けることを特徴とする、請求項1ないし5のいず
    れか1記載のクリップ。
  7. 【請求項7】 一対の挟持片の適宜な位置に、挟持片の
    先端部を意図する方向に反り上げるための、曲折部また
    は凹部を設けることを特徴とする、請求項1ないし6の
    いずれか1記載のクリップ。
  8. 【請求項8】 挟持片が金属板、プラスチック板または
    セラミック板からなる群より選ばれた、少なくとも1種
    の弾性素材より形成されることを特徴とする、請求項1
    ないし7のいずれか1記載のクリップ。
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