JPH11783A - インデックス装置等およびその制御方法 - Google Patents
インデックス装置等およびその制御方法Info
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- JPH11783A JPH11783A JP9322817A JP32281797A JPH11783A JP H11783 A JPH11783 A JP H11783A JP 9322817 A JP9322817 A JP 9322817A JP 32281797 A JP32281797 A JP 32281797A JP H11783 A JPH11783 A JP H11783A
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Abstract
ダウンとを図る。 【解決手段】 架台10にX軸ガイドレール20を固定す
る。X軸ガイドレール20に対し移動自在なX軸スライダ
22に、Y軸ガイドレール12を固定する。Y軸ガイドレー
ルに対し移動自在なY軸スライダ14に、架台3を取付け
る。そして、架台3にテーブル28を設ける。テーブル28
はX軸、Y軸双方に直交するθ軸回りに回転自在であ
る。さらに、テーブル28上には、揺動機構30を介してヘ
ッド保持治具32を設けている。X軸ガイドレール20およ
びX軸スライダ22は、X軸駆動手段である。また、Y軸
ガイドレール12およびY軸スライダ14は、Y軸駆動手段
である。このように、X軸駆動手段上にY軸駆動手段を
設けることにより、Y軸駆動手段の動力性能を小さく設
定することができる。よって小型軽量化、作動精度の向
上、コストダウンを図ることができる。
Description
をさせる為のインデックス装置とそれを用いたレーザク
ラッド加工装置に関する。また、インデックス装置の改
善された制御方法に関する。
件、加工環境等によって、ワークを固定して工具のみを
移動させる場合、工具を固定し又は工具と共にワークを
移動させる場合等を適宜選択する。そして後者を選択す
る場合に、ワークの移動手段として後述するインデック
ス装置を用いることがある。以下に、このインデックス
装置を用いる装置として、レーザクラッド加工装置を例
に挙げて説明する。
ダヘッドのバルブシート部の表面処理に用いられる。シ
リンダヘッドの地金にはアルミ合金がよく用いられる
が、アルミ合金はバルブシート部に要求される耐熱性、
耐久性等の条件を十分に満足しない場合が多い。そこ
で、バルブシート部の表面に銅系材料からなる粉末を供
給し、該粉末にレーザビームを照射することにより、バ
ルブシート部の表面に粉末を溶着する。この加工方法が
いわゆるレーザクラッド加工法である。同様の目的で、
アルミニウム青銅等の銅系焼結合金をバルブシート部に
圧入する等の対策を施すこともあったが、レーザクラッ
ド加工法によると、銅系焼結合金の圧入代が不要とな
り、シリンダヘッドの設計の自由度が広がるという利点
がある。本発明者らは、レーザクラッド加工法に係る装
置の一例を、特開平7-185866号公報等に開示している。
ーザビーム1の断面形状は、ビームの軸に対して軸対象
とならず、図20(a)のごとく楕円形をなしている。こ
のことが、下記のごとくレーザ照射による加工を困難に
している。
たまま移動させるためには、レーザ発振器自体を固定
し、ここから発射されたレーザビームを複数のミラーで
構成される反射経路に導いて、該反射経路のミラーを回
転させることにより行う手法を取ることが一般的であ
る。そして、図20(b)に示すように、バルブシート2
に対するレーザビームの照射位置を、矢印Aで示す方向
に周回させつつ矢印Bで示す方向に走査させることによ
り、バルブシート2の全周に渡って所望の照射幅を確保
する。ところがこの手法によると、例えば矢印Cで示す
走査位置と矢印Dで示す走査位置とで、図20(c)、
(d)に示すような照射条件の違いが生じてしまう。
示すように走査方向と楕円の長径が一致するが、矢印D
で示す照射位置では、図20(d)に示すように走査方向
と楕円の長径が交差する。このため、図20(c)の場合
には入射エネルギが走査範囲の中心付近に集中してしま
うが、図20(d)の場合には入射エネルギが比較的均一
となる。このように、バルブシート2の位置によって入
射エネルギが不均一となり、バルブシート2の全周に対
して均一な加工を行うことが困難であった。
の照射位置は固定とし、図21に示すインデックス装置で
シリンダヘッドを回転させる逆転の発想が生まれた。こ
こで用いられるインデックス装置は、X軸、Y軸、θ軸
の各軸方向に関する駆動手段を有している。ところで、
X軸は水平方向の軸である。また、Y軸はX軸と直交す
る軸である。また、θ軸はX軸およびY軸の各々に直交
する軸である。
水平面に対し45°の傾斜角度をなすよう支持されてい
る。このY軸ガイドレール12上には、これに沿って摺動
可能なY軸スライダ14が配置されている。Y軸スライダ
14は、Y軸駆動モータ16によって回転駆動されるY軸ボ
ールねじ18に案内され、Y軸ガイドレール12上を昇降す
ることができる。以上説明したY軸ガイドレール12ない
しY軸ボールねじ18の構成により、Y軸駆動手段が構成
されている。
る方向にX軸ガイドレール20が設けられている。このX
軸ガイドレール20上に、これに沿って摺動可能なX軸ス
ライダ22が配置されている。X軸スライダ22は、X軸駆
動モータ24に回転駆動されるX軸ボールねじ26に案内さ
れ、X軸ガイドレール20上を移動することができる。以
上説明したX軸ガイドレール20ないしX軸ボールねじ26
の構成により、X軸駆動手段が構成されている。
回転可能に、テーブル28が設けられている。また、X軸
スライダ22には、テーブル28の動力源としてθ軸駆動モ
ータ42が設けられている。そして、θ軸駆動モータ28の
駆動力を、減速機40、ギア38,36を介してテーブル28に
伝達している。このギア36ないしθ軸駆動モータ42の構
成により、θ軸駆動手段が構成されている。
ってヘッド保持治具32を支持している。揺動機構30はヘ
ッド保持治具32をθ軸に対して揺動させるものである。
したがって、ヘッド保持治具32に保持されるシリンダヘ
ッド34は、テーブル28上でθ軸に対し揺動自在となる。
ル28の揺動機構30とを各々制御することにより、シリン
ダヘッド34の所定のポートの中心軸を回転中心として、
回転させることができる。そして、図21の真上方向から
所定のポートのバルブシート部に対してレーザビームを
照射することにより、レーザクラッド加工を行う。以上
の構成をなすインデックス装置を有するレーザクラッド
加工装置については、本出願人により特開平9-155583号
公報にその詳細が開示されている。
Y軸、θ軸の各軸方向に関する駆動手段を備える従来の
インデックス装置は、ワークを自在に移動させ、かつ位
置決めすることができるものであったが、本発明は該イ
ンデックス装置の更なる作動精度の向上とコストダウン
とを図ることを課題とする。
軸を同時制御することにより、ワークに所望の運動軌跡
を描かせるインデックス装置においては、その作動精度
をフィードバック制御によって確保しているが、作動指
令に対する実際の装置の作動に反応遅れが生じていた。
そこで、この反応遅れを解消し、さらに高精度な制御を
可能とするための作動制御方法を提供することを、本発
明の課題とする。さらに、機構上の運動軌跡の中心点と
制御装置上の運動軌跡の中心点とに誤差を生じた場合
に、制御装置上の運動軌跡の中心点を移動することによ
って前記誤差を解消し、作動精度を向上させることを本
発明の課題とする。
の、本発明の請求項1に係るインデックス装置は、ワー
クを保持するテーブルの駆動手段として、水平方向に直
線移動するX軸駆動手段と、該X軸と直交する方向に直
線移動するY軸駆動手段と、前記X軸およびY軸の各々
に直交する軸回りに回転駆動するθ軸駆動手段とを有
し、前記X軸駆動手段上に前記Y軸駆動手段を傾倒配置
し、該Y軸駆動手段上に前記θ軸駆動手段を固定し、さ
らに、該θ軸駆動手段上に前記テーブルを固定してなる
ことを特徴とする。
るX軸駆動手段は、その移動方向に鉛直方向成分を含ま
ない。これに対し、Y軸駆動手段はX軸駆動手段上に傾
倒配置されているので、その移動方向には鉛直方向成分
が含まれる。Y軸駆動手段のように、その移動方向に鉛
直方向成分を含む場合、負担する荷重の大きさが駆動手
段の動力性能の決定に大きく影響する。本発明において
は、Y軸駆動手段にはX軸駆動手段の荷重はかからず、
テーブルおよびθ軸駆動手段の合計荷重のみを負担す
る。したがって、X軸駆動手段の重量を考慮しないでY
軸駆動手段の動力性能を決めることができる。X軸駆動
手段にはテーブル、θ軸駆動手段およびY軸駆動手段の
合計荷重がかかるが、その移動方向に鉛直方向成分を含
まないので、負担する荷重の大きさが動力性能の決定に
大きな影響を及ぼすことがない。
ス装置によると、前記テーブルは、θ軸に対してワーク
の保持角度を変更可能であることから、前記X軸、Y
軸、θ軸の各駆動手段の動作と合わせて、ワークを支持
する角度の選択幅をより広げる。
ラッド加工装置は、請求項1または2記載のインデック
ス装置と、前記テーブルに保持されたワークの所定位置
にレーザを照射するレーザ照射装置と、前記テーブルに
特定運動をさせるべく、前記X軸、Y軸、θ軸駆動手段
を各々制御する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によると、制御手段によってワークを支持するテ
ーブルに特定運動をさせ、かつ、ワークの所定位置にレ
ーザを照射することにより、ワークにレーザクラッド加
工を施す。
の請求項4に係るインデックス装置の制御方法は、テー
ブルの駆動軸として、X軸、Y軸およびθ軸を有し、各
軸同期制御によって前記テーブルに所望の運動軌跡を描
かせるインデックス装置の作動制御方法であって、各軸
の駆動手段の制御データを作成する際に、現在のθ値を
共通のパラメータとして用いることを特徴とする。
作動制御の基準となるパラメータを共通化することによ
って、各軸駆動手段の制御データ間の同期状態の把握を
容易とし、作動精度を高める。また、パラメータの共通
化により、同期制御を行うために必要となる演算量を減
少させる。
ス装置の制御方法において、θ軸の電子カムデータに基
づき駆動されるθ軸駆動モータの実際のθ値をPI制御
手段にフィードバックし、該PI制御手段で作動遅延を
解消するための補足指令を作成してθ軸駆動モータを制
御し、かつ、前記θ軸の電子カムデータに沿ってX,Y
軸の制御データを演算し、該制御データに基づき駆動さ
れるX、Y軸駆動モータの実際のX、Y値を予測制御手
段にフィードバックし、該予測制御手段で作動遅延を解
消するための補足指令を作成してX、Y軸駆動モータを
制御することにより、各軸同期制御を行うことが望まし
い。
のθ値に基づき、PI(比例積分)制御手段で作動遅延
を解消するための補足指令を作成してθ軸駆動モータを
制御することにより、θ軸駆動モータの動作の遅延を解
消する。また、X、Y軸駆動モータの実際のX、Y値に
基づき、予測制御手段で作動遅延を解消するための補足
指令を作成してX、Y軸駆動モータを制御することによ
り、遅延が解消されたθ軸駆動モータの動作に、X、Y
軸駆動モータの動作を同期させる。
クス装置の制御方法において、θ軸駆動モータからフィ
ードバックした実際のθ値および該θ値から演算した
X、Y値と、X、Y軸駆動モータからフィードバックし
た実際のX、Y値および該X、Y値から演算したθ値と
を各軸毎に比較し、その差を解消する補足指令を、X、
Y軸駆動モータの制御データに反映させることにより、
各軸同期制御を行うことが望ましい。
ックした実際のθ値と、X、Y軸駆動モータからフィー
ドバックした実際のX、Y値より演算したθ値とを比較
することにより、現在のθ軸の作動状態を基準とした現
在のX、Y軸駆動モータの遅延状態を把握する。また、
X、Y軸駆動モータからフィードバックした実際のX、
Y値と、実際のθ値から演算したX、Y値とを比較する
ことによっても、現在のθ軸の作動状態を基準とした現
在のX、Y軸駆動モータの遅延状態を把握する。そし
て、上記手法により各軸の同期状態を把握し、これを解
消する補足指令を、X、Y軸駆動モータの制御データに
反映させることにより、各軸同期制御を行う。
の請求項7に係るインデックス装置の制御方法は、テー
ブルの駆動軸として、X軸、Y軸およびθ軸を有し、各
軸同期制御によって前記テーブルに所望の運動軌跡を描
かせるインデックス装置の作動制御方法であって、機構
上の前記運動軌跡の中心点と、制御装置上の前記運動軌
跡の中心点との差を検出し、該差を解消するように、制
御装置上の運動軌跡の中心点を再設定することを特徴と
する。
の駆動手段の部品精度および組立精度の影響により、機
構上の運動軌跡の中心点と制御装置上の運動軌跡の中心
点に誤差を生じた場合に、制御装置上の運動軌跡の中心
点を移動することによって、前記誤差を解消し、前記両
運動軌跡の中心点を一致させる。
図面に基づいて説明する。ここで、従来例と同一部分若
しくは相当する部分については同一符号で示し、詳しい
説明を省略する。
レーザクラッド装置のインデックス装置を示している。
本実施の形態に係るインデックス装置は、水平面に対し
45°に傾斜したベース10に、図21に示す従来例と同様の
構成を有するX軸駆動手段を直接的に設けている。した
がって、X軸駆動手段のX軸ガイドレール20およびX軸
スライダ22は、その前端部が後端部よりも低い状態でベ
ース10に固定されている。そして、X軸スライダ22の上
に、図21に示す従来例と同様の構成を有するY軸駆動手
段を設けている。よって、Y軸の移動方向は水平面に対
して45°の角度をなす。
台3にθ軸駆動モータ42を取付けている。θ軸はX軸お
よびY軸の各々に直交する軸であり、水平面に対し45°
の角度をなしている。θ軸駆動モータ42の駆動力は、減
速機40を介してテーブル28に伝達される。減速機40は作
動歯車減速機であり、例えば図2に示すようにθ軸駆動
モータ42の駆動軸42aに太陽歯車4を設け、減速機40に
支持された遊星歯車5を駆動するいわゆる遊星歯車機構
を有している。テーブル28とθ軸駆動モータ42との間に
介在する減速手段は、この減速機40のみである。そし
て、テーブル28上には、図1に示すように、揺動機構30
によってヘッド保持治具32を支持している。
は、後述する制御装置(図11参照)により統一的に制御
することが可能であり、よってテーブル28(すなわちシ
リンダヘッド34)をXY平面内で任意の位置に、また、
任意の向きに移動させることができる。
具32と、これらに保持されるシリンダヘッド34を示して
いる。図示の状態では、排気バルブ軸EA とθ軸θA と
が平行となっているが、揺動機構30を作動させることに
より、吸気バルブ軸IA がθ軸θA に対して平行となる
よう調節することも可能である。
部に対しクラッド加工を行っているときの様子が示され
ている。この場合には、吸気バルブ軸IA がθ軸θA と
平行(水平面に対し45°の角度をなす)となるよう位置
決めされている。燃焼室48に開口する吸気ポート44の入
口部分には、吸気バルブ軸IA と約45°の角度をなすよ
うに、環状のバルブシート面50が形成されている。言い
換えれば、吸気バルブ軸IA を中心軸とする頂角90°の
円錐の一部がバルブシート面50である。バルブシート面
50の最下端部はほぼ水平となっており、この上にクラッ
ド材料の粉末52が供給される。
ビーム1の照射位置は、バルブシート面50の回転方向を
考慮に入れて、粉末52の供給位置の後方に位置するよう
に設定されている。よって、粉末52が供給済となった部
分にレーザービーム1を照射することができる。さら
に、レーザービーム1の照射位置には、シールドガスノ
ズル7を向け、シールドガスの供給を行っている。そし
てレーザビーム1が照射されると、粉末52およびシリン
ダヘッド34の一部が溶け、粉末52がバルブシート面50に
溶着される。さらに、吸気バルブ軸IA を回転中心とし
て、シリンダヘッド34を回転させることにより、バルブ
シート面50の全周に渡って粉末52を溶着することができ
る。
行うにあたり、シリンダヘッド34、テーブル28等および
θ軸駆動手段によって駆動される部材の慣性重量や、θ
軸駆動モータ40の時定数等の影響で、回転を開始してか
らの一定時間と停止するまでの一定時間は、正確な回転
制御が困難である。また、粉末52の供給開始、終了時点
における粉末供給量を正確に制御することも困難であ
る。この対策として、吸気バルブ軸IA 回りのバルブシ
ート面50の回転角度を 360°よりも大きく、例えば 490
°に設定し、回転制御および粉末供給量が安定する期間
に、レーザークラッド加工を行うようにしている。
給排気ポート44,46(4バルブ4気筒ヘッドの場合には
各8個づづ存在する)の、各中心軸を回転中心としてシ
リンダヘッド34を回転させるために、X軸、Y軸、θ軸
駆動手段を制御する手法を、図6〜図8に基づいて説明
する。尚、図6〜図8には、テーブル28のヘッド保持治
具32によって保持されたシリンダヘッド34を、θ軸θA
の上方から下方に向けて見た状態を示している。また、
ここでは、1番シリンダの吸気バルブ48aの、バルブシ
ートに対して加工を行う場合についてを説明する。
運動)は、図8に示すように、吸気バルブ48aの中心軸
IA を中心として、シリンダヘッド34を回転させるもの
である。この運動を生み出す際に、θ軸駆動手段には図
6に示す運動を、X軸、Y軸駆動手段には図7に示す運
動をさせ、双方の運動を合成させる。
は、θ軸θA を中心として、テーブル28(図1)を角速
度ωで回転させるものである。このとき、吸気バルブ48
aの軸IA とθ軸θA との距離をRとすると、θ軸θA
は、吸気バルブ48aの軸IAを回転中心として半径Rの
円弧を描きつつ、角速度ωで周回する。
動は以下の通りである。X軸、Y軸駆動手段は夫々直線
移動するものであり、双方を連動させることにより、シ
リンダヘッド34が図示の状態を保ったまま図7の上下左
右方向に移動させることができる。そこで、吸気バルブ
48aの加工開始位置における軸IA を中心として、θ軸
θA が半径Rの円弧を角速度ωで描くように、X軸、Y
軸駆動手段を制御する。このとき、θ軸θA 、吸気バル
ブ48aの軸IA は、各々半径Rの円弧T1 ,T 2 を描
く。
トに対して加工を行う場合には、まず最初に各軸駆動手
段を制御して、加工対象となるバルブシート面がレーザ
ビーム1の照射位置となるように位置合わせを行う。続
いて図6〜図8で説明した制御を行うことにより、全て
のバルブにおいて、その中心軸IA を中心としてシリン
ダヘッド34を回転させることができる。このとき、バル
ブシート部の加工開始位置は、シリンダヘッド34の加工
部分の肉厚等を考慮し、かつ、移動に要する作動量を最
小にすることが可能となる、最も好ましい位置に設定す
る。したがって、加工開始時のシリンダヘッド34の向き
は、図6の状態(シリンダ並列方向とX軸方向とが一致
する状態)に限定されるものではない。この、加工開始
時のシリンダヘッド34の向きの設定と、レーザビームの
照射位置に加工対象となるバルブシート面を位置合わせ
する作業とを同時に行うことにより、各加工開始位置の
割り出しを迅速に行うことができる。
により得られる作用効果は、以下の通りである。水平方
向に直線移動するX軸駆動手段は、その移動方向に鉛直
方向成分を含まない。これに対し、Y軸駆動手段はX軸
駆動手段上に傾倒配置され、その移動方向は水平面に対
し45°をなす。よって、Y軸駆動手段の移動方向には鉛
直方向成分が含まれる。このように、移動方向に鉛直方
向成分を含む場合、負担する荷重の大きさがその駆動モ
ータの動力性能の決定に大きく影響する。
段を直接的に設け、該X軸駆動手段のX軸スライダ22の
上に、Y軸駆動手段を設けている。さらに、Y軸駆動手
段のY軸スライダ14の上に、θ軸駆動手段を設けてい
る。したがって、Y軸駆動手段はX軸駆動手段の荷重は
負担せず、テーブル28およびθ軸駆動手段の合計荷重を
負担する。すなわち、移動方向に鉛直方向成分を含むY
軸駆動手段において、X軸駆動手段の重量を考慮しない
でY軸駆動モータ16の動力性能を決定することができ
る。よって、図21に示す従来例に比べ、Y軸駆動モータ
16の設定容量を小さくすることができる。同時にY軸駆
動手段の小型軽量化を図ることが可能となり、制御系に
対するメカ系の追従性を向上させることができるので、
X軸、Y軸駆動手段による円弧補間精度(円弧状の動作
を行う精度)も向上させることができる。
た分、X軸駆動手段にはテーブル28、θ軸駆動手段およ
びY軸駆動手段の合計荷重がかかる。しかし、X軸駆動
手段の移動方向には鉛直方向成分を含まないので、負担
する荷重の大きさが動力性能の決定に大きな影響を及ぼ
すことがない。よって、X軸駆動モータ16の設定容量
は、図21に示す従来例と同等とすることが可能である。
さらに、テーブル28とθ軸駆動モータ42との間を減速機
40のみで接続していることから、図21に示す従来例に存
在した2つのギア36,38間のバックラッシを無くすこと
が可能となる。したがって、テーブル28をθ軸回りに正
逆転させる際の回転精度は、前記バックラッシを無くし
た分だけ向上する。以上のごとく、本発明の実施の形態
に係るインデックス装置によると、作動精度の向上とコ
ストダウンとを両立させることが可能となる。
の実施の形態に係るインデックス装置の応用例を示して
いる。ここで、図1の例と同一部分若しくは相当する部
分については同一符号で示し、詳しい説明を省略する。
図1の例と異なる部分は、テーブル28とθ軸駆動モータ
42との間を減速機40で接続する手法に変えて、テーブル
28をダイレクトドライブモータ6で直接的に駆動する点
にある。この例によると、θ軸駆動手段の構造を簡素化
することが可能となり、更なるコストダウンを図ること
ができる。また、θ軸駆動手段におけるメカ系の作動誤
差が無くなり、更なる作動精度の向上を図ることができ
る。
面に基づいて説明する。ここで、第1の実施の形態と同
一部分若しくは相当する部分については同一符号で示
し、詳しい説明を省略する。
駆動軸として、X軸、Y軸およびθ軸を有し、各軸同期
制御によって前記テーブルに所望の運動軌跡を描かせる
インデックス装置において、作動精度の更なる向上を目
的とするものである。図10には、本実施の形態に適した
レーザクラッド装置のインデックス装置を示している。
図示のごとく、Y軸駆動手段およびX軸駆動手段は、夫
々蛇腹8,9で覆われている。また、蛇腹8,9内にエ
アパージ穴8a,9aからエアを送り込み、内部圧力を
高めている。レーザクラッド加工時には、 100%の粉体
が溶着されるわけではなく、一部がヘッド保持治具32か
らこぼれ落ちる。この粉体のX軸、Y軸駆動手段への侵
入を、加圧された蛇腹8,9によって防止することがで
きる。よって、各駆動手段の寿命の向上を図ることがで
きる。さらに、X軸駆動手段にのみ図示しているが、各
駆動手段を構成するボールねじやガイドレール等にも、
蛇腹9’,9”を設けることにより、更に密閉性を高
め、該駆動手段の寿命向上を図ることができる。また、
このインデックス装置には、後述する理由から、Y軸駆
動手段に、エアシリンダー等を用いたY軸バランサー82
を設けている。図中、符号82aで示す部分は、エアシリ
ンダーへのエア供給口である。なお、特に説明しない部
分については、図1に示すインデックステーブルと同様
の構造をなしている。
ス装置において、各軸同期制御を行うための構成を摸式
的に示している。制御装置60のθ軸制御手段61では、θ
軸駆動手段に関する電子カムデータ(所望のカム動作を
カムの幾何学的形状によらず、電子制御により行うため
の指令データ)に基づき、所望の回転数を実現するため
の時間軸に対する速度および角度(現在のθ値)を演算
し、θ軸サーボアンプ62へと作動指令を出力する。そし
て、θ軸サーボアンプ62によりθ軸駆動モータ42(θ軸
ACサーボモータ)を駆動することにより、θ軸駆動手
段は所望の作動をする。
動モータ42に振動(いわゆるハンチング音)が発生しな
い限りにおいて内部パラメータ(速度ループゲイン)を
増加させ、電子カムデータに基づく指令に対する応答性
を高めている。さらに、θ軸駆動モータ42におけるθ値
を検出し、制御装置60のPI制御手段63(比例積分制御
手段)にフィードバックする。そして、PI制御手段63
において、電子カムデータに基づく指令に対するθ軸駆
動モータ42の作動遅延を解消するための、補足指令を作
成する。そして、該補足指令に基づきθ軸駆動モータ42
を制御する。このようにして、θ軸駆動モータ42の応答
性を向上させている。
は、θ軸制御手段61から現在のθ値に関する情報を受け
取る。そして、現在のθ値に基づいてX,Y軸の位置を
幾何学的に演算し、制御装置60の予測制御手段65(後述
する)を介して、X軸サーボアンプ66、Y軸サーボアン
プ67へと作動指令を出力する。そしてX軸サーボアンプ
66によりX軸駆動モータ24(X軸ACサーボモータ)
を、Y軸サーボアンプ67(Y軸ACサーボモータ)によ
りY軸駆動モータ16を駆動する。さらに、X,Y軸駆動
モータ24,16におけるX,Y値を検出し、予測制御手段
65において、θ値に対するX,Y軸駆動モータ24,16の
作動遅延を解消するための、補足指令を作成する。そし
て、該補足指令に基づきX,Y軸駆動モータ24,16を制
御する。以上の手法により、各軸同期制御を行う。
プ67においても、θ軸サーボアンプ62と同様に、X軸駆
動モータ24、Y軸駆動モータ16に振動が発生しない限り
において内部パラメータを増加させ、電子カムデータに
基づく指令に対する応答性を高めている。(参考まで
に、制御装置60および予測制御手段65におけるデータス
キャンタイムは、4msec程度に設定し、3スキャンタイ
ム先までの位置を予測して、補足指令を作成する。)
手段の制御データを作成する際に、現在のθ値を共通パ
ラメータとして用いている。ここで、各軸同期制御手段
について、さらに詳しく説明する。図12には、テーブル
28によって回転駆動されるシリンダヘッド34の被加工面
を、摸式的に示している。なお、第1の実施の形態で説
明したように、吸気バルブ軸IA は、θ軸θA と平行と
なるように、揺動機構30(図10)による角度調節がなさ
れている。
aのバルブシート面にレーザークラッド加工を行う場合
には、吸気バルブ軸IA 回りにシリンダヘッド34を回転
させる必要がある。そして、この回転動作は、各軸同期
制御によって実現されるものである。本実施の形態で
は、この各軸同期制御を行うにあたり、θ軸θA を原点
とするXY座標系とは別に、吸気バルブ軸IA を原点と
するX1 Y1 座標系(X 1 およびY1 は直交する)を設
定している。このX1 Y1 座標系でθ軸θA の位置を考
えると、θ軸θA は、各軸同期制御によって半径Rの円
弧軌跡LA 上を移動する。尚、図12に示されるθ軸θA
の位置(加工開始位置)では、X1 軸に対するθ軸θA
のオフセット角度はθ1 で表される。
弧軌跡LA 上を移動しているときに、図13に示すように
各軸の駆動モータ42,24,16から実際のθ値、X値、Y
値を制御装置60にフィードバックする。この際、データ
収集装置68によって、例えば2msec程度のスキャンタイ
ムでθ値、X値、Y値を収集する。そして、これらの値
をパソコン等のデータ解析手段69に読み込む。データ解
析手段69では、解析手順70に基づき解析を行う。ここ
で、解析手順70でなされる演算手順を、図14、図15、図
16に基づいて説明する。
たθ値に関する解析手順を示している。ところで、デー
タ収集装置68において収集される実際のθ値は、実際に
はエンコーダ等から読み取られるパルスのカウント数で
ある。そこで、このパルスのカウント数として読み込ま
れたθ値を、ブロック71において、角度としての値(図
12に示すθ軸θA の加工開始位置からの、回転運動角
度)に変換する。
れれる。 θ=〔パルスのカウント数/(8192×53)〕× 360 ……(1) なお、数式(1)に用いられている定数(8192及び53)
は一例であり、採用されるエンコーダや減速機の減速比
によって変わる値である。参考までに、「定数8192」は
エンコーダの1回転当りのパルス発生数を示し、「定数
53」は、減速比53:1の減速機を用いていることを示し
ている。
系でのθ軸θA の位置する角度θ2を求める。θ2 を求
める数式(2)は、以下の通りである。 θ2 =(θ1 +θ)− 360 ……(2) ここで、θ1 は、図12で説明したように、X1 軸に対す
るθ軸θA の加工開始位置のオフセット角度を示してい
る。
(4)を用いて、X1 Y1 座標系におけるθ軸θA の座
標(x1 ,y1 )を演算する。 x1 =R×COS θ2 ……(3) y1 =R×SIN θ2 ……(4) 数式(3)、(4)中のRは、図12で説明したように、
吸気バルブ48aの軸IAを中心とし、θ軸θA が描く円
弧の半径を示している。以上の手順によりデータ解析手
段69に読み込まれたθ値に関する解析が終了し、後述す
るブロック73へと移行する。
X,Y値に関する解析手順を、図15を参照しながら説明
する。さて、データ収集装置68において収集される実際
のX,Y値もθ値と同様に、エンコーダ等から読み取ら
れるパルスのカウント数である。そこで、このパルスの
カウント数として読み込まれたX,Y値を、ブロック74
において、長さの値(θ軸θA の、原位置からの距離
x,y)に変換する。
れれる。 x,y=〔パルスのカウント数/(8192/10)〕 ……(5) なお、数式(5)に用いられている定数(8192及び10)
もあくまでも一例である。参考までに「定数10」は、X
軸、Y軸駆動手段に用いられるボールねじピッチを示し
ている。
でのθ軸θA の座標(x2 ,y2 )を求める。x2 ,y
2 を求める数式(6)及び数式(7)は、以下の通りで
ある。 x2 =x−α ……(6) y2 =y−β ……(7) ここで、αはX軸方向の原位置から軸IA (同期回転中
心)までの距離を示し、βはY軸方向の原位置から軸I
A までの距離を示している。
(8)を用いて、X1 Y1 座標系でのθ軸θA の位置す
る角度θ3 を演算する。 θ3 =TAN-1 (x2 /y2 ) ……(8) 以上の手順によりデータ解析手段69に読み込まれたX,
Y値に関する解析が終了し、後述するブロック73へと移
行する。
駆動モータからフィードバックした実際のθ値であるθ
2 と、現在のX、Y軸駆動モータからフィードバックし
たX、Y値より演算したθ3 とを、下記の数式(9)の
ごとく比較する。 θ4 =θ2 −θ3 ……(9) こうして求めたθ4 の値が、θ軸駆動手段に対するX、
Y軸駆手段の遅延量(誤差)である。また、同様にし
て、X、Y軸駆動モータからフィードバックした現在の
X、Y値x2 ,y2 と、実際のθ値から演算したX、Y
値x1 ,y1 とを、下記の数式(10),(11)のごとく
比較する。 x3 =x1 −x2 ……(10) y3 =y1 −y2 ……(11) このように、XY座標上からも、θ軸駆動手段に対する
X、Y軸駆手段の遅延量(誤差)を把握することが可能
となる。
明した手順で誤差を求め、該誤差を解消するべく、図11
で説明したX,Y軸制御手段64における幾何学的演算式
を、図17に示すように誤差θ4 を考慮した式に改める。
この図17に示す演算式に基づきX軸サーボアンプ66、Y
軸サーボアンプ67へと作動指令を出力する。そしてX軸
駆動モータ24、Y軸駆動モータ16を夫々駆動することに
より、各軸同期制御を行う。
から得られる作用効果は、以下の通りである。本実施の
形態ではX軸駆動手段、Y軸駆動手段、θ軸駆動手段の
各々を同期制御するにあたり、各駆動手段の制御データ
を作成する際に、電子カムデータに基づく現在のθ値を
共通パラメータとして用いることから、各軸駆動手段の
制御データ間の同期状態を、θ値で比較検討することが
できる。したがって、同期状態の把握が容易となり、か
つ、同期制御を行うために必要となる演算量を減少させ
ることにもつながる。よって、X軸駆動手段、Y軸駆動
手段、θ軸駆動手段を備えるインデックス装置の作動精
度を高めることが容易となる。
した実際のθ値であるθ2 と、現在のX、Y軸駆動モー
タからフィードバックしたX、Y値より演算したθ値で
あるθ3 とを数式(9)のごとく比較することにより、
θ軸駆動手段に対するX、Y軸駆手段の遅延量(誤差)
であるθ4 を容易に求めることが可能となる。そして、
このθ4 を考慮に入れてX軸駆動手段、Y軸駆動手段の
制御データを作成することにより、各軸の動作を高精度
に同期させることが可能となる。
の制御方法は、従来のインデックス装置(図21参照)に
採用することも可能であるが、前述のごとく図10に示す
インデックス装置により適したものである。この図10に
示すインデックス装置は、前述のごとくθ軸サーボアン
プ62、X軸サーボアンプ66、Y軸サーボアンプ67におい
て、X軸駆動モータ24、Y軸駆動モータ16に振動が発生
しない限りにおいて内部パラメータを増加させ、電子カ
ムデータに基づく指令に対する応答性を高めている。ま
た、応答性向上に伴うX軸、Y軸の各駆動手段にかかる
負荷変動の増加に対応するため、各構成部材に十分な補
強を施し、剛性の向上を図っている。また、X軸駆動手
段およびY軸駆動手段の各々に、エアシリンダー等を用
いたY軸バランサー82を設けている。さらに、各軸の駆
動モータの容量増加を図り、応答性の向上に適切に対応
している。したがって、本実施の形態に係る制御方法の
効果をより大きなものとすることができる。
図面に基づいて説明する。ここで、第1、第2の実施の
形態と同一部分若しくは相当する部分については同一符
号で示し、詳しい説明を省略する。
駆動軸として、X軸、Y軸およびθ軸を有し、各軸同期
制御によって前記テーブルに所望の運動軌跡を描かせる
インデックス装置において、作動精度の更なる向上を目
的とするものである。
の運動軌跡の中心点(装置に保持されたワークの実際の
運動軌跡の中心点)と、制御装置上の運動軌跡の中心点
(制御装置上で認識されている運動軌跡の中心点)との
間に差が生じた場合には、所望の作動精度を得ることが
できない。当然ながら、インデックス装置には前記ずれ
が生じないように設計されているが、実際には、テーブ
ルおよび前記各軸の駆動手段の部品精度および組立精度
等の影響を受けて、ずれの防止は困難である。以下に、
この前記ずれによる影響とその解消方法について説明を
する。なお、以下の説明でも、本発明の第2の実施の形
態と同様に、シリンダヘッド34の吸気バルブ48aのバル
ブシート面にレーザークラッド加工を行う場合を例に挙
げて説明する。
点IA (=吸気バルブ軸IA )と、制御装置上の運動軌
跡の中心点C1 との間に差が生じた状態を示している。
各軸同期制御による運動軌跡の中心点は、制御装置上の
運動軌跡の中心点C1 であることから、この状態で回転
を行うと、吸気バルブ48aおよび吸気バルブ軸IA は、
軌跡Sを描くことになる。
制御による運動軌跡の中心点が、メカニズム上の運動軌
跡の中心点IA と一致しているという前提の基に、IA
を基準にその焦点を合わせている。よって、吸気バルブ
48aが軌跡S上を移動すると、レーザービーム1の焦点
はバルブシート面から外れ、レーザークラッド加工が不
可能となる。
1 のずれ量を正確に把握し、これを解消する必要があ
る。そこで、当該インデックス装置を設置する際に、も
しくは製品に不良が発生した際に、図19に示す中心点I
A ,C1 のずれ量を把握する手段を用い、前記ずれ量の
測定を行う。
に、マスターピン76(断面が真円をなす円柱である)を
吸気バルブ48aに挿入する。このマスターピン76の挿入
を容易かつ正確に行うために、シリンダーヘッドの吸気
バルブ48aの穴を加工する場合もある。また、マスター
ピン76の中心に検出方向の軸を一致させて、X軸方向の
(隙間の)変化量を検出する変位センサ77と,Y軸方向
の(隙間の)変化量を検出する変位センサ78とを設置す
る。各変位センサ77,78の検出信号は、アンプユニット
79で増幅され、データ収集手段80および多機能デジタル
メータリレー81に送られる。データ収集手段80からは、
パソコン等のデータ解析手段にその検出信号が送られ、
変化量のデータとして蓄積される。また、多機能デジタ
ルメータリレー81では検出信号をデジタル表示する。
A ,C1 のずれ量を把握する際に、次のような手順で作
業を行う。 (1) まず、図19に示す多機能デジタルメータリレー81の
表示値を零にリセットする。 (2) 図18に示すように、中心点IA ,C1 のずれ量がx
3 ,y3 であった場合に、各軸同期制御を行いθ軸θA
を回転させると、θ軸θA はC1 を中心とした半径Rの
円弧軌跡LA 上を移動する。このとき、吸気バルブ48a
すなわちマスターピン76は軌跡S上を移動する。 (3) そして、回転角度が 180°の位置(図中θA'で示さ
れる位置)では、吸気バルブ48aすなわちマスターピン
76は点線で示す位置に移動する。このとき、変位センサ
77,78には、夫々変化量の最大値として2x3 ,2y3
が検出される。すなわち、変位センサ77,78によって検
出される変化量の最大値の1/2の値が、中心点IA ,
C1 のずれ量である。
C1 までの距離x4 ,y4 に2x3/2=x3 ,2y3
/2=y3 の値を加え、新たな中心点IA =C1 とする
ための距離x5 ,y5 を求める. x5 =x3 +x4 y5 =y3 +y4 そして、θ軸θA の加工開始位置からC1 までの距離を
x5 ,y5 に再設定する。 (5) ここで、再設定された距離x5 ,y5 に基づき幾何
学的計算を行い、θ軸θ A の円弧軌跡の半径R’を算出
する。同様に、オフセット角度θ1 'を算出する。
びオフセット角度θ1 'を、図17に示す予測制御手段65の
演算式に当てはめる。 (7) そして、ステップ(1) 〜(6) を数回繰り返す。(こ
の繰り返し工程においては、ステップ(3) の回転角度が
180°のときのθ軸θA は、図18中θA"で示される位置
となる。) (8) そして、多機能デジタルメータリレー81の表示値が
所望の値(例えば、0.005mm )を下回った時点で、作業
を終了する。なお、レーザクラッド加工を行う際のθ軸
θA の回転角度を 490°とする場合には、ステップ(3)
における回転動作も 490°とし(図18中θA"' で示され
る位置まで回転させる)、この間で検出される最大変化
量の1/2の値を、中心点IA,C1 のずれ量として判
断する。
によって、機構上の運動軌跡の中心点IA と、制御装置
上の運動軌跡の中心点Cのずれ量を把握し、これを、補
正して新たな制御データを作成することにより、インデ
ックス装置の作動精度の更なる向上を図ることができ
る。
のような効果を有する。本発明の請求項1に係るインデ
ックス装置によると、移動方向に鉛直方向成分を含むY
軸駆動手段をX軸駆動手段の上に設けることにより、Y
軸駆動手段の動力性能を小さく設定することができる。
よって、従来のインデックス装置に比べ、小型軽量化、
作動精度の向上およびコストダウンを図ることが可能と
なる。
ス装置によると、ワークを支持する角度の選択幅がより
広がり、さまざまな加工条件に対応することが可能とな
る。
ラッド加工装置によると、作動精度の向上により、高精
度にクラッド加工を行うことが可能となる。また、装置
のコストダウンにより、製品単価の低減を図ることがで
きる。
ッド加工方法によると、X軸駆動手段、Y軸駆動手段、
θ軸駆動手段を備えるインデックス装置の同期制御をよ
り高精度に行うことが可能となる。
に係るレーザクラッド加工方法によると、各軸の同期状
態の把握が容易となり、高精度な作動制御を行うことが
できる。
ラッド加工方法によると、テーブルおよび前記各軸の駆
動手段の部品精度および組立精度の影響により、機構上
の運動軌跡の中心点と制御装置上の運動軌跡の中心点に
誤差が生じた場合でもこれを解消し、インデックス装置
の作動精度の更なる向上を図ることができる。
ド装置に用いられるインデックス装置を示す側面図であ
る。
の要部断面図である。
ラッド加工を行う際の、シリンダヘッドおよびその保持
手段を示す示す拡大図である。
ラッド加工を行う際の、バルブシート部の拡大断面図で
ある。
ラッド加工を行う際の、バルブシート部の拡大平面図で
ある。
りの作動説明に関する図である。
Y軸に係る作動説明に関する図である。
ダヘッドの実際の動きを説明する図である。
面図である。
ス装置を示す斜視図である。
ス装置の各軸同期制御手段を示すブロック図である。
リンダヘッドの被加工面を示す摸式図である。
御手段において、各軸の駆動モータから実際のθ値、X
値、Y値をフィードバックするための構成を示すブロッ
ク図である。
手順を示すブロック図である。
析する手順を示すブロック図である。
ック図である。
御手段の、予測制御手段においてなされる演算式を示す
摸式図である。
ス装置の制御方法において、メカニズム上の前記運動軌
跡の中心点と、制御装置上の前記運動軌跡の中心点との
差を解消するための手順を示す説明図である。
ス装置の制御方法において、メカニズム上の前記運動軌
跡の中心点と、制御装置上の前記運動軌跡の中心点との
差を解消するために、ずれ量を把握する手段を示すブロ
ック図である。
デックス装置を示す斜視図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ワークを保持するテーブルの駆動手段と
して、水平方向に直線移動するX軸駆動手段と、該X軸
と直交する方向に直線移動するY軸駆動手段と、前記X
軸およびY軸の各々に直交する軸回りに回転駆動するθ
軸駆動手段とを有し、前記X軸駆動手段上に前記Y軸駆
動手段を傾倒配置し、該Y軸駆動手段上に前記θ軸駆動
手段を固定し、さらに、該θ軸駆動手段上に前記テーブ
ルを固定してなることを特徴とするインデックス装置。 - 【請求項2】 前記テーブルは、θ軸に対してワークの
保持角度を変更可能である請求項1記載のインデックス
装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のインデックス装
置と、前記テーブルに保持されたワークの所定位置にレ
ーザを照射するレーザ照射装置と、前記テーブルに特定
運動をさせるべく、前記X軸、Y軸、θ軸駆動手段を各
々制御する制御手段とを有するレーザクラッド加工装
置。 - 【請求項4】 テーブルの駆動軸として、X軸、Y軸お
よびθ軸を有し、各軸同期制御によって前記テーブルに
所望の運動軌跡を描かせるインデックス装置の作動制御
方法であって、各軸の駆動手段の制御データを作成する
際に、現在のθ値を共通のパラメータとして用いること
を特徴とするインデックス装置の制御方法。 - 【請求項5】 θ軸の電子カムデータに基づき駆動され
るθ軸駆動モータの実際のθ値をPI制御手段にフィー
ドバックし、該PI制御手段で作動遅延を解消するため
の補足指令を作成してθ軸駆動モータを制御し、かつ、
前記θ軸の電子カムデータに沿ってX,Y軸の制御デー
タを演算し、該制御データに基づき駆動されるX、Y軸
駆動モータの実際のX、Y値を予測制御手段にフィード
バックし、該予測制御手段で作動遅延を解消するための
補足指令を作成してX、Y軸駆動モータを制御すること
により、各軸同期制御を行うことを特徴とする請求項4
記載のインデックス装置の制御方法。 - 【請求項6】 θ軸駆動モータからフィードバックした
実際のθ値および該θ値から演算したX、Y値と、X、
Y軸駆動モータからフィードバックした実際のX、Y値
および該X、Y値から演算したθ値とを各軸毎に比較
し、その差を解消する補足指令を、X、Y軸駆動モータ
の制御データに反映させることにより、各軸同期制御を
行うことを特徴とする請求項4記載のインデックス装置
の制御方法。 - 【請求項7】 テーブルの駆動軸として、X軸、Y軸お
よびθ軸を有し、各軸同期制御によって前記テーブルに
所望の運動軌跡を描かせるインデックス装置の作動制御
方法であって、メカニズム上の前記運動軌跡の中心点
と、制御装置上の前記運動軌跡の中心点との差を検出
し、該差を解消するように、制御装置上の運動軌跡の中
心点を再設定することを特徴とするインデックス装置の
制御方法。
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