JPH1178483A - 車両用空気調和装置 - Google Patents
車両用空気調和装置Info
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- JPH1178483A JPH1178483A JP25042997A JP25042997A JPH1178483A JP H1178483 A JPH1178483 A JP H1178483A JP 25042997 A JP25042997 A JP 25042997A JP 25042997 A JP25042997 A JP 25042997A JP H1178483 A JPH1178483 A JP H1178483A
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Abstract
6から吹き出された空調風の影響が第2空調ゾーン内の
中席側の乗員の頭胸部に出難くすることのできる車両用
空気調和装置を提供する。 【解決手段】 前席側の乗員により設定される第1設定
温度Tset(Fr)と中席側、後席側の乗員により設
定される第2設定温度Tset(Fr)との温度差が大
きければ大きい程、第1空調ユニットの前席側FACE
吹出口16から吹き出される空調風の吹出範囲(風速分
布)が広域に渡るようにFrFACEグリルのルーバフ
ィンの左右方向、上下方向のスイング範囲を広げるよう
にする。あるいは第1設定温度Tset(Fr)と第2
設定温度Tset(Fr)とが異なる時、車両幅方向に
渡って開口したワイドフローFACE吹出口の開口面積
を大きくする。
Description
席側の第1空調ゾーンと後席側の第2空調ゾーンとの温
度調節を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調
和装置に関するものである。
ンの快適性を重視するという要望が強く、車室内の前席
側の第1空調ゾーンと車室内の後席側の第2空調ゾーン
とを独立して温度調節するために、前席側と後席側とに
それぞれ別個の空調ユニットを配設することで、一年を
通じて前席側と後席側とを自由自在に温度調節するよう
にした車両用空気調和装置が提案されている。このよう
な車両用空気調和装置の中で、前席側の吹出口モードに
応じて第2空調ユニットから吹き出される空調風の吹出
温度に補正を加えるものがある。この従来の技術は、前
席側の吹出口モードがフェイスモードの時、最も多く後
席側の吹出温度に補正を加えるようにしているので、大
変有効である。
において、前席側フェイス吹出口から第2空調ゾーン内
に温度到達率の良い車両では、前席側フェイス吹出口か
ら吹き出される空調風の吹出範囲(風速分布)が一定で
あると、前席側フェイス吹出口から吹き出された空調風
(主に冷風)が直接後席側の乗員の頭胸部に当たってし
まう。したがって、このような車両においては、前席側
フェイス吹出口から吹き出された空調風の影響が第2空
調ゾーン内の乗員に出てしまうので、車室内の前席側と
後席側との温度調節を独立して行うことができなくなる
という問題が生じている。
口から吹き出された空調風の影響が第2空調ゾーン内の
乗員に出難くすることのできる車両用空気調和装置の提
供を目的とする。
よれば、第1空調ユニット内で温度調節された空調風が
第1吹出口から車室内の一方側の第1空調ゾーン内の乗
員に向けて吹き出されることにより、第1空調ゾーン内
が空調される。また、第1空調ユニット内で温度調節さ
れた空調風が第2吹出口から車室内の他方側の第2空調
ゾーン内の乗員に向けて吹き出されることにより、第2
空調ゾーン内が空調される。
た第1設定温度と第2温度設定手段にて設定された第2
設定温度とが異なる場合には、吹出範囲可変手段を制御
することにより、第1吹出口から吹き出される空調風の
吹出範囲が拡散吹出側に可変する。それによって、第1
吹出口から第1空調ゾーン内に略全体的に空調風が吹き
出されるので、第1吹出口からの空調風の影響が第2空
調ゾーン内の乗員に出るのを抑えることができる。この
結果、車室内の一方側の第1空調ゾーンと他方側の第2
空調ゾーンとの温度調節を独立して行うことができ、第
1、第2空調ゾーン毎の温度独立コントロール性を確保
することができる。
口から吹き出される空調風の吹出範囲を第1、第2設定
温度の温度差に応じて変更する前に、第1吹出口から吹
き出される空調風の吹出範囲を、第1目標吹出温度決定
手段にて決定された第1目標吹出温度または日射量検出
手段にて検出した日射量のうちの何れか一方の値によっ
て決定することにより、第1空調ゾーン内の温度環境状
態に応じた空調風の吹出範囲を選択できるので、第1空
調ゾーン内の乗員の空調感を向上することができる。
設定手段にて設定された第1設定温度と第2温度設定手
段にて設定された第2設定温度との温度差が大きくなれ
ばなる程、吹出範囲可変手段を制御することにより、第
1吹出口から吹き出される空調風の吹出範囲が連続的ま
たは段階的に広くなる。それによって、第1空調ゾーン
内の乗員が略局所的に空調風を得たい時のその乗員の空
調感の低下を抑えることができる。
第1温度設定手段にて設定された第1設定温度と第2温
度設定手段にて設定された第2設定温度との温度差が大
きくなればなる程、吹出方向揺動手段を制御することに
より、吹出方向変更手段の揺動角度が大きくなる。それ
によって、請求項3に記載の発明と同様な効果を達成で
きる。また、請求項5に記載の発明によれば、第1温度
設定手段にて設定された第1設定温度と第2温度設定手
段にて設定された第2設定温度との温度差が大きくなれ
ばなる程、開口面積変更手段を制御することにより、第
1吹出口の開口面積が大きくなる。それによって、請求
項3に記載の発明と同様な効果を達成できる。さらに、
請求項6に記載の発明によれば、第1内気温度検出手段
にて検出した第1内気温度と第1温度設定手段にて設定
された第1設定温度との温度差が所定値以上の時には、
吹出範囲可変手段による吹出範囲の補正を行わないこと
により、第1空調ゾーン内の乗員の快適性を優先する。
1実施形態を示したもので、図1(a)は第1空調ユニ
ットからの空調風の吹出範囲を集中吹出に切り替えた状
態を示した図で、図1(b)は第1空調ユニットからの
空調風の吹出範囲を拡散吹出に切り替えた状態を示した
図で、図2は車両用空気調和装置の全体構成を示した図
で、図3は車両用空気調和装置を搭載した車両の車室内
を示した図である。
して車両100の前部座席側の乗員(運転席の乗員およ
び助手席の乗員:第1の乗員)を空調するための第1空
調ゾーンを温度調節する第1空調ユニット1と、主とし
て車両100の中間座席側、後部座席側の乗員(第2の
乗員、第3の乗員)を空調するための第2空調ゾーンを
温度調節する第2空調ユニット2と、第1、第2空調ユ
ニット1、2の空調機能部品を制御する空調制御装置
(以下エアコンECUと言う)6とを備える。なお、本
実施形態の車両100は、RV車(レジャー用車)で、
前部座席(フロントシート:以下前席と略す)101、
中間座席(セカンドシート:以下中席と略す)102お
よび後部座席(サードシート:以下後席と略す)103
を備えている。
内の最前方に配置されており、車室内に空気を導くため
の第1空調ダクト10を有している。この第1空調ダク
ト10の空気最上流側には、車室内に開口した内気導入
口10aと、車室外と連通した外気導入口10bと、こ
れらの内気導入口10aと外気導入口10bとの開口状
態(所謂内外気モード)を切り替える内外気切替ドア1
1が設けられている。そして、この内外気切替ドア11
は、駆動手段としてのサーボモータ11aによって駆動
される。これによって、第1空調ユニット1は、第1空
調ダクト10内に取り入れられる空気が内気100%で
ある内気循環モードと、外気100%である外気導入モ
ードが切替可能となっている。
内の最後方に配置されており、車室内に空気を導くため
の第2空調ダクト20を有している。この第2空調ダク
ト20の空気最上流側には、車室内に開口した内気導入
口20aが設けられており、上述の第1空調ダクト10
とは異なり第2空調ダクト20内に取り込まれる空気は
内気のみとなり、常に内気循環モードとなる。ここで、
上述の第1空調ユニット1が、外気導入モードである場
合は、図3に示したように、第1空調ダクト10から空
調風が吹き出されると、この空調風の吹出に伴って、例
えば車室内最後方に位置するリヤパッケージトレー(図
示せず)で開口し、車室外と連通した排出孔20bから
車室内の空気が排出されることになる。
との内部にて、それぞれ通過する空気を温度調節するの
であるが内部構成はほぼ同様であるため一緒に説明す
る。第1、第2空調ダクト10、20の内気導入口10
a、20aの空気下流側部位には、各第1、第2空調ダ
クト10、20内に空気流を発生させる空気流発生手段
である第1、第2送風機12、22が配設されている。
これらの第1、第2送風機12、22は、それぞれ駆動
手段としての電動モータ12a、22aにて駆動され
る。
内の、第1、第2送風機12、22の空気下流側には、
通過する空気を冷却する空気冷却手段としての第1、第
2エバポレータ(冷媒蒸発器)13、23が各空気通路
全体を塞ぐように配設されている。これらの第1、第2
エバポレータ13、23は、車両100に搭載された冷
凍サイクル(図示せず)の一構成部品である。
れたエンジンの回転動力を受けて冷媒を高温高圧のガス
冷媒とするコンプレッサ(冷媒圧縮機)と、このコンプ
レッサより吐出されたガス冷媒を凝縮液化させるコンデ
ンサ(冷媒凝縮器)と、このコンデンサより流入した液
冷媒を減圧膨張する第1、第2膨張弁(減圧手段)と、
この膨張弁より流入した冷媒を蒸発気化させる上述の第
1、第2エバポレータ13、23とからなる周知の構成
である。
デンサと膨張弁との間に、並列に第1、第2エバポレー
タ13、23が接続されており、各第1、第2エバポレ
ータ13、23の冷媒上流側には、それぞれの冷媒の流
れを断続する第1、第2電磁弁(図示せず)が設けられ
ており、これらの第1、第2電磁弁の開閉状態によって
第1、第2エバポレータ13、23に冷媒が供給される
か否かが決定される。第1、第2エバポレータ13、2
3と第1、第2電磁弁との間には、上述の第1、第2膨
張弁が接続されている。
内の、第1、第2エバポレータ13、23の空気下流側
には、車室内に吹き出される空気の吹出温度を調節する
第1、第2温度調節手段が配設されている。第1、第2
温度調節手段は、空気加熱手段である第1、第2ヒータ
コア14、24と、第1、第2ヒータコア14、24を
通過する空気量と第1、第2ヒータコア14、24を迂
回する空気量との風量割合を調節することで第1、第2
エバポレータ13、23を通過した空気の加熱量を調節
する加熱量調節手段である第1、第2エアミックスドア
15、25とから構成されている。第1、第2ヒータコ
ア14、24は、エンジンの冷却水を熱源とし、冷却水
温度に応じた加熱能力を得ることができる。また、第
1、第2エアミックスドア15、25は、それぞれ駆動
手段としてのサーボモータ15a、25aによって駆動
される。
空気最下流側には、上述の空調機能部品によって温度調
節された空調風を車室内に吹き出すための吹出口が設け
られている。この吹出口は、第1空調ユニット1と第2
空調ユニット2とでその形成位置が異なることから2つ
に分けて説明する。
には、車室内の最前方のインストルメントパネル104
内で、車室内の異なる位置に向かって空調風を吹き出す
ための前席側吹出口が配設されている。具体的には、車
両100の前席側の乗員の上半身(頭胸部)に向かって
空調風(主に冷風)を吹き出すための4個の前席側フェ
イス(FACE)吹出口16と、車両100のフロント
ウインドガラスの内面に向かって空調風(主に温風)を
吹き出すためのデフロスタ(DEF)吹出口17と、車
両100の前席側の乗員の下半身(足元部)に向かって
空調風(主に温風)を吹き出すための2個の前席側フッ
ト(FOOT)吹出口18とが前席側吹出口の一例とし
て挙げられる。
は、本発明の第1吹出口に相当するもので、インストル
メントパネル104の車両幅方向の中央部で開口した運
転席側、助手席側センタFACE吹出口と、車両幅方向
の最も両端側に配置された運転席側、助手席側サイドF
ACE吹出口とからなる。これらのうち4個の前席側F
ACE吹出口16および2個の前席側FOOT吹出口1
8は、第1吹出口開閉手段として第1吹出口切替ドア1
9によって、その開口状態(所謂吹出口モード)が調節
される。そして、この第1吹出口切替ドア19は、駆動
手段としてのサーボモータ19aによって駆動される。
個の前席側FACE吹出口16のみを開口させるフェイ
ス(FACE)モード、2個の前席側FOOT吹出口1
8のみを開口させるフット(FOOT)モード、および
4個の前席側FACE吹出口16と2個の前席側FOO
T吹出口18の両方を開口させるバイレベル(B/L)
モード等の吹出口モードが切替可能となる。
設置されるスイングルーバ装置を図1、図2、図5ない
し図7に基づいて説明する。ここで、図5はスイングル
ーバ装置の全体構成を示した図である。
可変手段に相当するもので、4個のフロントフェイス
(FrFACE)グリル30内にそれぞれ設けられてい
る。なお、4個のFrFACEグリル30内に形成され
る空気通路は、それぞれ上述の4個の前席側FACE吹
出口16として利用される。そして、4個のFrFAC
Eグリル30内には、左右方向揺動機構(図6参照)お
よび上下方向揺動機構(図7参照)がそれぞれ設けられ
ている。
Eグリル30内において車両100の進行方向に対して
左右方向に複数列設されたルーバフィン31と、このル
ーバフィン31を、支点を中心にして左右方向(水平方
向)に所定の揺動範囲(スイング範囲)にて揺動運動
(スイング)させるリンクレバー32と、アームプレー
ト33を介してリンクレバー32を左右方向に往復運動
させる吹出方向揺動手段(アクチュエータ)としてのル
ーバモータ31aとから構成されている。なお、複数の
ルーバフィン31は、本発明の吹出方向変更手段に相当
するもので、4個の前席側FACE吹出口16から吹き
出される空調風の吹出方向をそれぞれ左右方向に変更す
る。
Eグリル30内において車両100の進行方向に対して
上下方向に複数列設されたルーバフィン34と、このル
ーバフィン34を、支点を中心にして上下方向に所定の
揺動範囲(スイング範囲)にて揺動運動(スイング)さ
せるリンクレバー35と、アームプレート36を介して
リンクレバー35を上下方向に往復運動させる吹出方向
揺動手段(アクチュエータ)としてのルーバモータ34
aとから構成されている。なお、複数のルーバフィン3
4は、本発明の吹出方向変更手段に相当するもので、4
個の前席側FACE吹出口16から吹き出される空調風
の吹出方向を上下方向に変更する。
には、第2吹出口として、車両100の中席側の乗員の
上半身(頭胸部)に向かって空調風(主に冷風)を吹き
出すための2個の中席側フェイス(FACE)吹出口2
6と、車両100の後席側の乗員の上半身(頭胸部)に
向かって空調風(主に冷風)を吹き出すための4個の後
席側フェイス(FACE)吹出口27と、車両100の
中席側、後席側の乗員の下半身(足元部)に向かって空
調風(主に温風)を吹き出すための4個の中席側、後席
側フット(FOOT)吹出口28とが配設されている。
6、27は、例えば車両100の中席102および後席
103に対応した後席側の天井部の、後席側の車両幅方
向の両側に設けられている。また、4個の中席側、後席
側FOOT吹出口28は、例えば車両100の中席10
2の下部で、車両100のフロア近傍で開口するように
設けられており、上述の中席側、後席側FACE吹出口
26、27と同様に車両幅方向の両側に設けられてい
る。
6、27および中席側、後席側FOOT吹出口28は、
第2吹出口開閉手段として第2吹出口切替ドア29によ
って、その開口状態(所謂吹出口モード)が調節され
る。そして、この第2吹出口切替ドア29は、駆動手段
としてのサーボモータ29aによって駆動される。これ
によって、第2空調ユニット2は、4個の中席側、後席
側FACE吹出口26、27のみを開口させるフェイス
(FACE)モード、4個の中席側、後席側FOOT吹
出口28のみを開口させるフット(FOOT)モード、
および4個の中席側、後席側FACE吹出口26、27
と4個の中席側、後席側FOOT吹出口28の両方を開
口させるバイレベル(B/L)モード等の吹出口モード
が切替可能となる。
5ないし図7に基づいて説明する。エアコンECU6
は、本発明の空調制御手段に相当するもので、内部にC
PU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピ
ュータが設けられ、各センサからのセンサ信号が図示し
ない入力回路によってA/D変換された後に、マイクロ
コンピュータに入力されるように構成されている。そし
て、エアコンECU6は、車両100のイングニッショ
ンスイッチ(図示せず)またはアクセサリースイッチ
(図示せず)がONされることにより、車両100に搭
載されたバッテリから給電され、演算処理が可能とな
る。
調ユニット1および第2空調ユニット2の空調制御に必
要であり、第1空調ゾーンおよび第2空調ゾーンの空調
状態に影響を及ぼす空調環境因子を検出する各種センサ
が電気的に接続されている。具体的には、車室外の空気
温度(以下外気温度と言う)を検出する外気温度センサ
61と、エンジンの冷却水の温度(以下冷却水温度と言
う)を検出する冷却水温度センサ62と、主として第1
空調ゾーン内に進入する日射量を検出する日射センサ6
3と、第1、第2空調ゾーン内の空気温度(以下第1、
第2内気温度と言う)を検出する第1、第2内気温度セ
ンサ64、65とが電気的に接続されている。
3を通過した直後の空気温度(以下第1、第2エバ後温
度と言う)を検出する第1、第2エバ後温度センサ6
6、67と、4個の前席側FACE吹出口16から吹き
出される空調風の吹出方向を検出する4個の左右方向風
向センサ68および4個の上下方向風向センサ69と、
第1、第2空調ゾーン内の空気温度を所望の温度(以下
第1、第2設定温度と言う)に設定する第1、第2温度
設定器71、72とが電気的に接続されている。これら
のうち日射センサ63は、本発明の日射量検出手段に相
当するもので、第1内気温度センサ64は、本発明の第
1内気温度検出手段に相当するもので、第2内気温度セ
ンサ65は、本発明の第2内気温度検出手段に相当する
ものである。
フィン31の左右方向の揺動角度(左右方向のルーバ角
度)を検出するルーバ角度検出手段(吹出方向検出手
段)で、左右方向揺動機構近傍にそれぞれ設けられてい
る。具体的には、4個の左右方向風向センサ68は、図
6に示したように、リンクレバー32と一体的に左右方
向に往復移動する可動接点68a、およびこの可動接点
68aの移動により分圧比を変える抵抗素子68b等よ
りなるポテンショメータである。
フィン34の上下方向の揺動角度(上下方向のルーバ角
度)を検出するルーバ角度検出手段(吹出方向検出手
段)で、上下方向揺動機構近傍にそれぞれ設けられてい
る。具体的には、4個の上下方向風向センサ69は、図
7に示したように、リンクレバー35と一体的に上下方
向に往復移動する可動接点69a、およびこの可動接点
69aの移動により分圧比を変える抵抗素子69b等よ
りなるポテンショメータである。
設定手段に相当するもので、上述のインストルメントパ
ネル104上に設置されており、このインストルメント
パネル104上にはその他に吹出口モードを切り替える
吹出口切替スイッチ(図示せず)、内外気モードを切り
替える内外気切替スイッチ(図示せず)、第1空調ゾー
ンを自動的に温度調節するように指令するAUTOスイ
ッチ(図示せず)、および第1空調ユニット1の作動を
停止させるOFFスイッチ(図示せず)等が設置されて
いる。
設定手段に相当するもので、車両100の後席側で、例
えば天井部分に配設されたコントローラ(図示せず)ま
たはリモートコントローラ(図示せず)の操作パネル上
に設置されており、この操作パネル上にはその他に吹出
口モードを切り替える吹出口切替スイッチ(図示せ
ず)、第2空調ゾーンを自動的に温度調節するように指
令するAUTOスイッチ(図示せず)、および第2空調
ユニット2の作動を停止させるOFFスイッチ(図示せ
ず)等が設置されている。
上述のサーボモータ11a、電動モータ12a、22
a、図示しないコンプレッサの電磁クラッチ、冷凍サイ
クルの第1、第2電磁弁、サーボモータ15a、19
a、25a、29a、4個のルーバモータ31aおよび
4個のルーバモータ34aが電気的に接続されている。
つまり、エアコンECU6は、上述の入力端子から取り
入れられた空調情報に基づいて、演算処理を行い、所望
の空調状態となるように出力端子から制御信号を出力
し、上記各空調機能部品を制御する。これによって、こ
の車両用空気調和装置は自動的に車室内の温度、内外気
モードの切り替え、吹出口モードの切り替え、空調風の
吹出方向の変更、空調風の吹出方向の揺動範囲の変更お
よび送風量を自動コントロールする。
実施形態のエアコンECU6による空調制御方法を、図
1ないし図20に基づいて簡単に説明する。ここで、図
8はエアコンECU6の制御プログラムの一例を示した
フローチャートである。
ット)を行う(ステップS1)。次に、第1、第2温度
設定器71、72から空調情報としてそれぞれ第1空調
ゾーンの第1設定温度Tset(Fr)および第2空調
ゾーンの第2設定温度Tset(Rr)を読み込み、一
時的にRAMに記憶する(第1、第2温度設定手段:ス
テップS2)。
調処理に必要な外気温度TAM、第1内気温度TR(F
r)、日射量TS、第1エバ後温度TE(Fr)および
冷却水温度TWと、第2空調ゾーンの空調処理に必要な
第2内気温度TR(Rr)および第2エバ後温度TE
(Rr)とを読み込み、一時的にRAMに記憶する(第
1、第2内気温度検出手段:ステップS3)。なお、外
気温度TAM、日射量TSおよび冷却水温度TWは第2
空調ゾーンの空調処理にも必要である。次に、下記に示
す数1の式に基づいて、第1空調ユニット1の吹出口か
ら吹き出される空調風の第1目標吹出温度TAO(F
r)を算出する(第1目標吹出温度決定手段:ステップ
S4)。
(Fr)−KR(Fr)・TR(Fr)−KAM(F
r)・TAM−KS(Fr)・TS+C(Fr) ここで、Kset(Fr)、KR(Fr)、KAM(F
r)、KS(Fr)はそれぞれ第1設定温度Tset
(Fr)、第1内気温度TR(Fr)、外気温度TAM
および日射量TSの補正ゲインであり、C(Fr)は補
正定数である。
TAO(Fr)に基づいて図9の特性図から第1空調ユ
ニット1の内外気モードを決定する(ステップS5)。
なお、図9中、SW1は内外気切替ドア11の目標開度
であり、本実施形態においては内気導入口10aを全開
し、外気導入口10bを全閉する場合を目標開度SW1
=0%とし、内気導入口10aを全閉し、外気導入口1
0bを全開する場合を目標開度SW1=100%とす
る。
TAO(Fr)に基づいて図10の特性図から第1空調
ユニット1の吹出口モードを決定する(ステップS
6)。次に、第1空調ユニット1の第1送風機12の送
風量を決定する。実際には、上述のステップS4にて算
出されたTAO(Fr)に基づいて図11の特性図から
電動モータ12aに印加されるブロワ電圧(V)を決定
する(ステップS7)。次に、下記に示す数2の式に基
づいて、第2空調ユニット2の吹出口から吹き出される
空調風の第2目標吹出温度TAO(Rr)を算出する
(第2目標吹出温度決定手段:ステップS8)。
(Rr)−KR(Rr)・TR(Rr)−KAM(R
r)・TAM−KS(Rr)・TS+C(Rr) ここで、Kset(Rr)、KR(Rr)、KAM(R
r)、KS(Rr)はそれぞれ第2設定温度Tset
(Rr)、第2内気温度TR(Rr)、外気温度TAM
および日射量TSの補正ゲインであり、C(Rr)は補
正定数である。
TAO(Rr)に基づいて図12の特性図から第2空調
ユニット2の吹出口モードを決定する(ステップS
9)。次に、第2空調ユニット2の第2送風機22の送
風量を決定する。実際には、上述のステップS8にて算
出されたTAO(Rr)に基づいて図13の特性図から
電動モータ22aに印加されるブロワ電圧(V)を決定
する(ステップS10)。
S8にて算出されたTAO(Fr)、TAO(Rr)に
基づいて第1、第2エアミックスドア15、25の各目
標開度θ(Fr)、θ(Rr)を下記の数3の式および
数4の式から算出する(ステップS11)。
r)}/{TW−TE(Fr)}〕×100%
r)}/{TW−TE(Rr)}〕×100%
空調ユニット1の4個の前席側FACE吹出口16、つ
まり4個のFrFACEグリル30からの空調風の吹出
範囲(風速分布)を決定する(吹出範囲決定手段:ステ
ップS12)。次に、上述のステップS4〜ステップS
12にて決定または算出された空調制御状態となるよう
に、上記の各種空調機能部品に制御信号を出力する(ス
テップS13)。次に、所定の制御周期時間(τ)が経
過したか否かを判定する(ステップS14)。この判定
結果がYESの場合には、ステップS2にリターンさ
れ、その判定結果がNOの場合には、制御周期時間
(τ)の経過を待つ。
バ制御(吹出範囲決定ルーチン)を図14ないし図17
に基づいて説明する。ここで、図14はエアコンECU
6による吹出範囲決定ルーチンを示したフローチャート
である。
がFACEモードまたはB/Lモードであるか否かを判
定する(ステップS21)。この判定結果がNOの場合
には、図14のルーチンを抜ける。また、ステップS2
1の判定結果がYESの場合には、前述のステップS4
にて算出したTAO(Fr)に基づいて図15の特性図
から、第1空調ユニット1から第1空調ゾーン内に吹き
出される空調風の基本風速(V1)を算出する(ステッ
プS22)。ここで、図15の風速とは前席側FACE
吹出口16から手前側に50cm離れた部位での風速の
ことである。
量(TS)に基づいて図16の特性図から、第1空調ユ
ニット1から第1空調ゾーン内に吹き出される空調風の
基本風速(V2)を算出する(ステップS23)。ここ
で、図16の風速とは前席側FACE吹出口16から手
前側に50cm離れた部位での風速のことである。次
に、空調風の風速(V1)よりも空調風の風速(V2)
が大きいか否かを判定する(ステップS24)。この判
定結果がNOの場合には、第1設定温度Tset(F
r)と第2設定温度Tset(Rr)とが同じ時の風速
(V)を基本風速(V1)とする(ステップS25)。
また、ステップS24の判定結果がYESの場合には、
第1設定温度Tset(Fr)と第2設定温度Tset
(Rr)とが同じ時の風速(V)を基本風速(V2)と
する(ステップS26)。
2設定温度Tset(Rr)とが異なるか否かを判定す
る(ステップS27)。この判定結果がNOの場合に
は、第1空調ユニット1の4個の前席側FACE吹出口
16、つまり4個のFrFACEグリル30からの空調
風の吹出範囲(風速分布)を狭い範囲内に集中させる集
中吹出(スポット)モードとする。具体的には、基本風
速(V1)または基本風速(V2)に応じたスイング範
囲(ルーバ角度)を決定する。すなわち、基本風速(V
1)または基本風速(V2)が大きければ大きい程、ル
ーバフィン31、34のルーバ角度を狭く(例えば10
°〜40°)設定する(ステップS28)。その後に、
図14のルーチンを抜ける。
の場合には、ステップS25で決定した基本風速(V
1)またはステップS26で決定した基本風速(V2)
に図17の特性図に応じた補正をかける。具体的には、
基本風速から、第1設定温度Tset(Fr)と第2設
定温度Tset(Rr)との温度差に応じた吹出角度補
正量(V)を引いた値を補正風速(V0)とする(ステ
ップS29)。ここで、図16の風速とは前席側FAC
E吹出口16から手前側に50cm離れた部位での風速
のことである。
FACE吹出口16、つまり4個のFrFACEグリル
30からの空調風の吹出範囲(風速分布)を広域に渡ら
せる拡散吹出(ワイドフロー)モードとする。具体的に
は、補正風速(V0)に応じたスイング範囲(ルーバ角
度)を決定する。すなわち、第1設定温度Tset(F
r)と第2設定温度Tset(Fr)との温度差が大き
ければ大きい程、ルーバフィン31、34のルーバ角度
を広く(例えば40°〜80°)設定する(ステップS
30)。その後に、図14のルーチンを抜ける。
の車両用空気調和装置の作用を図1ないし図17に基づ
いて簡単に説明する。
開始するためのスイングスイッチ(図示せず)がONさ
れ、第1空調ユニット1の吹出口モードがFACEモー
ド(B/Lモードでも良い)の場合には、第1送風機1
2の作用によって内気導入口10aから第1空調ダクト
10内に吸い込まれた内気が第1エバポレータ13で例
えば4℃程度まで冷やされた後に、第1エアミックスド
ア15の開度に応じて第1ヒータコア14を通過する空
気量が調節されて、前席側の乗員が設定した第1設定温
度Tset(Fr)に応じた最適な温度の空調風とな
る。その後に、空調風(冷風)は、第1空調ダクト10
の最下流側端で開口した4個の前席側FACE吹出口1
6から、車両100の車室内の前席側の第1空調ゾーン
内に吹き出される。特に冷風は、第1空調ゾーン内の前
席側の乗員の頭胸部に向けて吹き出される。
がFACEモード(B/Lモードでも良い)の場合に
は、第1空調ユニット1と同様にして、第2送風機22
の作用によって内気導入口20aから第2空調ダクト2
0内に吸い込まれた内気が第2エバポレータ23で例え
ば4℃程度まで冷やされた後に、第2エアミックスドア
25の開度に応じて第2ヒータコア24を通過する空気
量が調節されて、中席側、後席側の乗員が設定した第2
設定温度Tset(Rr)に応じた最適な温度の空調風
となる。その後に、空調風(冷風)は、第2空調ダクト
20の最下流側端で開口した4個の中席側、後席側FA
CE吹出口26、27から、車両100の車室内の後席
側の第2空調ゾーン内に吹き出される。特に冷風は、第
2空調ゾーン内の第2の乗員(例えば中席102の乗員
および後席103の乗員)の頭胸部に向けて吹き出され
る。
示したように、前席側の乗員が第1空調ゾーンの第1設
定温度Tset(Fr)を25℃に設定し、中席側、後
席側の乗員が第2空調ゾーンの第2設定温度Tset
(Fr)を25℃に設定している場合には、すなわち、
第1設定温度Tset(Fr)と第2設定温度Tset
(Fr)とが同じ温度に設定されている場合には、4個
のFrFACEグリル30から吹き出される空調風の吹
出範囲を集中吹出(スポット)モードとする。
0にそれぞれ設けられた4個のスイングルーバ装置のル
ーバフィン31のルーバ角度を10°〜40°に設定す
ることにより、第1空調ユニット1の4個の前席側FA
CE吹出口16から第1空調ゾーン内に吹き出される空
調風の吹出範囲が狭くなる。したがって、図1(a)に
示したように、第1空調ユニット1から吹き出す空調風
が第2空調ゾーンの中席側の乗員の頭胸部にも影響する
が、第1設定温度Tset(Fr)と第2設定温度Ts
et(Fr)とが同じ温度に設定されているため、第1
空調ゾーンに対する第2空調ゾーンの独立した温度環境
を阻害するものではない。なお、ルーバフィン34も同
様である。
の乗員が第1空調ゾーンの第1設定温度Tset(F
r)を24℃に設定し、中席側、後席側の乗員が第2空
調ゾーンの第2設定温度Tset(Fr)を26℃に設
定している場合には、すなわち、第1設定温度Tset
(Fr)と第2設定温度Tset(Fr)とが異なる温
度に設定されている場合には、4個のFrFACEグリ
ル30から吹き出される空調風の吹出範囲を拡散吹出
(ワイドフロー)モードとする。
0にそれぞれ設けられた4個のスイングルーバ装置のル
ーバフィン31のルーバ角度を40°〜80°に設定す
ることにより、第1空調ユニット1の4個の前席側FA
CE吹出口16から第1空調ゾーン内に吹き出される空
調風の吹出範囲が広域に行き渡るようにする。なお、こ
のとき第1設定温度Tset(Fr)と第2設定温度T
set(Fr)との温度差が大きくなればなる程、ルー
バフィン31のスイング範囲を広く設定する。したがっ
て、図1(b)に示したように、第1空調ユニット1か
ら吹き出す空調風が第2空調ゾーンの中席側の乗員の頭
胸部への影響がなくなるため、第1空調ゾーンに対する
第2空調ゾーンの独立した温度環境が阻害されない。な
お、ルーバフィン34も同様である。
実施形態の車両用空気調和装置は、第1設定温度Tse
t(Fr)と第2設定温度Tset(Fr)とが異なる
場合に、ルーバフィン31、34のスイング範囲を広く
することにより、第1空調ユニット1の4個の前席側F
ACE吹出口16から吹き出された空調風の吹出範囲
(風速分布)が広域に渡るようにして、各前席側FAC
E吹出口16から吹き出された空調風が第2空調ゾーン
内の中席側の乗員の頭胸部に当たるのを防止している。
16から第2空調ゾーン内への温度到達率の良い車両1
00において、第1設定温度Tset(Fr)と第2設
定温度Tset(Fr)とが異なる場合でも、第1空調
ユニット1の4個の前席側FACE吹出口16からの空
調風が、第2空調ゾーン内の中席側の乗員に影響するこ
とを防止することにより、車室内の前席側の第1空調ゾ
ーンと後席側の第2空調ゾーンとでの温度独立コントロ
ール性を確保することができる。
発明の第2実施形態を示したもので、図18は車両のイ
ンストルメントパネルを示した図で、図19は第1空調
ユニットのフェイスダクロを示した図である。
して、第1空調ダクト10に連結されたフェイスダクト
40の最空気下流側で開口すると共に、車両100の幅
方向の略全域に渡って開口したワイドフローFACE吹
出口(本発明の第1吹出口に相当する)39を採用して
いる。フェイスダクト40の空気下流側には、図19に
示したように、4本のスポット用ダクト41、42と2
本のワイドフロー用ダクト43とが設けられている。
は、インストルメントパネル104前面の中央部で開口
するセンタFACE吹出口44が設けられている。ま
た、スポット用ダクト41の最空気下流側には、インス
トルメントパネル104の車両幅方向の両側、すなわ
ち、車両のサイドガラス近傍で開口するサイドFACE
吹出口45が設けられている。そして、ワイドフロー用
ダクト43の最空気下流側には、センタFACE吹出口
44とサイドFACE吹出口45との間で開口するミド
ルFACE吹出口46が設けられている。
6は、図18に示したように、車両のメータパネル10
5やハンドル106のために助手席側のミドルFACE
吹出口46と同じ開口形状が実現できないために、メー
タパネル105のメータフード107に開口部分が設け
られている。また、各FACE吹出口44〜46には、
乗員の手動操作により空調風の吹出方向を変更するため
の複数のルーバフィンがそれぞれ設けられている。
には、各FACE吹出口44〜46を開閉するための前
席側FACEドア47が回動自在に取り付けられてお
り、ワイドフロー用ダクト43の空気上流側には、2個
のミドルFACE吹出口46をそれぞれ開閉するための
前席側ミドルFACEドア48が回動自在に取り付けら
れている。これらの前席側FACEドア47および前席
側ミドルFACEドア48は、本発明の開口面積変更手
段に相当するもので、ワイドフローFACE吹出口39
の開口面積を変更することにより、ワイドフローFAC
E吹出口39から吹き出される空調風の吹出範囲(風速
分布)を変える吹出範囲可変手段である。
された第1設定温度Tset(Fr)と中席側、後席側
の乗員により設定された第2設定温度Tset(Fr)
とが同じ温度の場合には、エアコンECU6の出力によ
り前席側FACEドア47を開放側に動かし前席側ミド
ルFACEドア48を閉塞側に動かす。それによって、
2個のセンタFACE吹出口44と2個のサイドFAC
E吹出口45を開放し、2個のミドルFACE吹出口4
6を閉塞することにより、ワイドフローFACE吹出口
39の開口面積を小さくすることで、ワイドフローFA
CE吹出口39から吹き出される空調風の吹出範囲(風
速分布)を小さくする(集中吹出モード)。なお、2個
のセンタFACE吹出口44または2個のサイドFAC
E吹出口45を開閉する吹出切替ドアを追加して集中吹
出モード時に閉塞するFACE吹出口を増加しても良
い。
席側、後席側の乗員により設定された第2設定温度Ts
et(Fr)とが異なる温度の場合には、エアコンEC
U6の出力により前席側FACEドア47および前席側
ミドルFACEドア48を開放側に動かす。それによっ
て、各FACE吹出口44〜46全てを開放することに
より、ワイドフローFACE吹出口39の開口面積を大
きくすることで、ワイドフローFACE吹出口39から
吹き出される空調風の吹出範囲(風速分布)を大きくす
る(拡散吹出モード)。
をRV車(レジャー用車)等の車両100に搭載される
車両用空気調和装置に適用した例を説明したが、本発明
をバス車両や鉄道車両等の大型車両に搭載される車両用
空気調和装置に使用しても良い。本実施形態では、集中
吹出(スポット)モードの時のルーバフィン31、34
のルーバ角度を10°〜40°とし、拡散吹出(ワイド
フロー)モードの時のルーバフィン31、34のルーバ
角度を40°〜80°としたが、集中吹出モードの時の
ルーバフィン31、34のルーバ角度が0°〜80°ま
で可変可能な場合には、拡散吹出モードの時にルーバ角
度が集中吹出モードよりも大きければ良い。
席側の第1空調ゾーンと後席側の第2空調ゾーンとの温
度調節(空調制御)を互いに独立して行うことが可能な
車両用空気調和装置に本発明を適用したが、車両100
の車室内の右側(運転席側)の第1空調ゾーンと左側
(助手席側)の第2空調ゾーンとの温度調節(空調制
御)を互いに独立して行うことが可能な車両用空気調和
装置に本発明を適用しても良い。また、スイングルーバ
装置を後席側の中席側、後席側FACE吹出口26、2
7に設置しても良い。さらに、中席側の空調ゾーンと後
席側の空調ゾーンとの温度調節(空調制御)を互いに独
立して行うようにしても良い。
出口モードを内気循環モードに固定したが、第2空調ユ
ニット2の吹出口モードを外気導入モードと内気循環モ
ードとに切替可能に構成しても良い。本実施形態では、
第1空調ユニット1と第2空調ユニット2とを空調制御
するために、共通の日射センサ63を使用したが、第1
空調ゾーンと第2空調ゾーンとのそれぞれに日射センサ
を配置し、これらの日射センサにて検出された日射量に
基づいて、第1空調ユニット1と第2空調ユニット2と
のそれぞれを空調制御しても良い。
定温度Tset(Fr)と、第2空調ゾーンの第2設定
温度Tset(Rr)とに基づいて第1空調ユニット1
から吹き出す空調風の影響を打ち消すようにしたが、第
1空調ユニット1から吹き出される空調風の送風量が大
きければ大きい程、第1空調ゾーンから第2空調ゾーン
に流れ込む空気量が大きくなり、第2空調ゾーンを第1
空調ゾーンに対して独立して空調制御できない。
される空調風の送風量の大きさに基づいて前席側FAC
E吹出口16からの空調風の吹出範囲を補正しても良
い。また、第1空調ユニット1から吹き出される空調風
の風速が第2空調ユニット2から吹き出される空調風の
風速よりも大きければ大きい程、前席側FACE吹出口
16からの空調風の吹出範囲を広くするように補正して
も良い。
ル30をインストルメントパネル104の所定の開口部
に固定して、ルーバフィン31、34を左右方向(左右
方向)および上下方向にスイングさせるようにしたが、
各グリルを左右方向または上下方向に回動自在にインス
トルメントパネル104等の格納部材に取り付けるよう
にして、各グリルを吹出方向変更手段として利用して左
右方向または上下方向にスイングさせるようにしても良
い。
イングするルーバフィン31と、上下方向に一文字状に
スイングするルーバフィン34とを設けたが、何れか一
方でも良い。また、吹出方向変更手段として、8の字
型、∞の字型や×の字型にスイングするルーバフィンを
設けても良い。
可変可能なものにおいては、Tset(Fr)≠Tse
t(Rr)のときに拡散吹出にするようにしても良い。
また、集中吹出として1個または2個の吹出口から吹き
出される空調風が所定の吹出範囲以下の場合を集中吹出
とし、それよりも広い場合を拡散吹出としても良い。例
えば2個の吹出口からこれらの吹出口の内側(2個の吹
出口の中間側)に向かって空調風を吹き出す(例えばル
ーバフィン同士を内側に向ける)場合を集中吹出とし、
2個の吹出口から外側に向かって吹き出す(例えばルー
バフィン同士を外側に向ける)場合を拡散吹出としても
良い。
範囲を集中吹出に切り替えた状態を示した説明図で、
(b)は第1空調ユニットからの空調風の吹出範囲を拡
散吹出に切り替えた状態を示した説明図である(第1実
施形態)。
である(第1実施形態)。
示した概略図である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
(第1実施形態)。
(第1実施形態)。
たフローチャートである(第1実施形態)。
特性図である(第1実施形態)。
す特性図である(第1実施形態)。
特性図である(第1実施形態)。
す特性図である(第1実施形態)。
特性図である(第1実施形態)。
トである(第1実施形態)。
である(第1実施形態)。
(第1実施形態)。
吹出角度補正量との関係を表す特性図である(第1実施
形態)。
図である(第2実施形態)。
概略図である(第2実施形態)。
積変更手段) 48 前席側ミドルFACEドア(吹出範囲可変手段、
開口面積変更手段) 63 日射センサ(日射量検出手段) 64 第1内気温度センサ(第1内気温度検出手段) 65 第2内気温度センサ(第2内気温度検出手段) 71 第1温度設定器(第1温度設定手段) 72 第2温度設定器(第2温度設定手段) 31a ルーバモータ(吹出方向揺動手段) 34a ルーバモータ(吹出方向揺動手段)
Claims (6)
- 【請求項1】車両の車室内の一方側の第1空調ゾーンと
車室内の他方側の第2空調ゾーンとの温度調節を互いに
独立して行うことが可能な車両用空気調和装置におい
て、 (a)前記第1空調ゾーン内の乗員に向けて空調風を吹
き出すための第1吹出口を有する第1空調ユニットと、 (b)前記第2空調ゾーン内の乗員に向けて空調風を吹
き出すための第2吹出口を開口した第2空調ユニット
と、 (c)前記第1吹出口からの空調風の吹出範囲を、前記
第1吹出口から前記第1空調ゾーン内に略局所的に空調
風を吹き出す集中吹出と前記第1吹出口から前記第1空
調ゾーン内に略全体的に空調風を吹き出す拡散吹出とに
連続的に可変する吹出範囲可変手段と、 (d)前記第1空調ゾーン内の温度を所望の温度に設定
する第1温度設定手段と、 (e)前記第2空調ゾーン内の温度を所望の温度に設定
する第2温度設定手段と、 (f)前記第1温度設定手段にて設定された第1設定温
度と前記第2温度設定手段にて設定された第2設定温度
とが異なる時に、前記第1吹出口からの空調風の吹出範
囲を前記拡散吹出側に可変するように前記吹出範囲可変
手段を制御する空調制御手段とを備えたことを特徴とす
る車両用空気調和装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両用空気調和装置にお
いて、 前記第1空調ゾーン内の温度を検出する第1内気温度検
出手段と、 前記第2空調ゾーン内の温度を検出する第2内気温度検
出手段と、 少なくとも前記第1内気温度検出手段にて検出された第
1内気温度および前記第1温度設定手段にて設定された
第1設定温度に基づいて、前記第1吹出口から吹き出さ
れる空気の第1目標吹出温度を決定する第1目標吹出温
度決定手段と、 少なくとも前記第2内気温度検出手段にて検出された第
2内気温度および前記第2温度設定手段にて設定された
第2設定温度に基づいて、前記第2吹出口から吹き出さ
れる空気の第2目標吹出温度を決定する第2目標吹出温
度決定手段と、 前記第1空調ゾーン内に進入する日射量を検出する日射
量検出手段とを備え、 前記空調制御手段は、前記第1吹出口からの空調風の吹
出範囲を変更する前に、前記第1吹出口からの空調風の
吹出範囲を、前記第1目標吹出温度決定手段にて決定さ
れた第1目標吹出温度または前記日射量検出手段にて検
出した日射量のうちの何れか一方の値によって決定する
ことを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の車両用空
気調和装置において、 前記空調制御手段は、前記第1温度設定手段にて設定さ
れた第1設定温度と前記第2温度設定手段にて設定され
た第2設定温度との温度差が大きくなる程、前記第1吹
出口からの空調風の吹出範囲が広くなるように前記吹出
範囲可変手段を制御することを特徴とする車両用空気調
和装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の車両用空気調和装置にお
いて、 前記吹出範囲可変手段は、前記第1吹出口から吹き出さ
れる空調風の吹出方向を変更する吹出方向変更手段、お
よびこの吹出方向変更手段の揺動角度を変更する吹出方
向揺動手段よりなり、 前記空調制御手段は、前記第1温度設定手段にて設定さ
れた第1設定温度と前記第2温度設定手段にて設定され
た第2設定温度との温度差が大きくなる程、前記吹出方
向変更手段の揺動角度が大きくなるように前記吹出方向
揺動手段を制御することを特徴とする車両用空気調和装
置。 - 【請求項5】請求項3に記載の車両用空気調和装置にお
いて、 前記吹出範囲可変手段は、前記第1吹出口の開口面積を
変更する開口面積変更手段よりなり、 前記空調制御手段は、前記第1温度設定手段にて設定さ
れた第1設定温度と前記第2温度設定手段にて設定され
た第2設定温度との温度差が大きくなる程、前記第1吹
出口の開口面積が大きくなるように前記開口面積変更手
段を制御することを特徴とする車両用空気調和装置。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項5のいずれか1つに
記載の車両用空気調和装置において、 前記第1空調ゾーン内の温度を検出する第1内気温度検
出手段を備え、 前記空調制御手段は、前記第1内気温度検出手段にて検
出した第1内気温度と前記第1温度設定手段にて設定さ
れた第1設定温度との温度差が所定値以上の時には、前
記吹出範囲可変手段による吹出範囲の補正を行わないこ
とを特徴とする車両用空気調和装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25042997A JP3812081B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 車両用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25042997A JP3812081B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 車両用空気調和装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1178483A true JPH1178483A (ja) | 1999-03-23 |
| JP3812081B2 JP3812081B2 (ja) | 2006-08-23 |
Family
ID=17207759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25042997A Expired - Fee Related JP3812081B2 (ja) | 1997-09-16 | 1997-09-16 | 車両用空気調和装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3812081B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2666674A1 (fr) * | 1990-09-07 | 1992-03-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Procede de lecture d'information a partir d'un ticket de route a peage. |
| US10538147B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-01-21 | Denso Corporation | Vehicle air condition display device |
| US10576807B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-03-03 | Denso Corporation | Vehicle air conditioning setting device |
-
1997
- 1997-09-16 JP JP25042997A patent/JP3812081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2666674A1 (fr) * | 1990-09-07 | 1992-03-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Procede de lecture d'information a partir d'un ticket de route a peage. |
| US10538147B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-01-21 | Denso Corporation | Vehicle air condition display device |
| US10576807B2 (en) | 2015-04-02 | 2020-03-03 | Denso Corporation | Vehicle air conditioning setting device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3812081B2 (ja) | 2006-08-23 |
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