JPH1178559A - 車両用動力伝達装置 - Google Patents

車両用動力伝達装置

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JPH1178559A
JPH1178559A JP24802097A JP24802097A JPH1178559A JP H1178559 A JPH1178559 A JP H1178559A JP 24802097 A JP24802097 A JP 24802097A JP 24802097 A JP24802097 A JP 24802097A JP H1178559 A JPH1178559 A JP H1178559A
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JP
Japan
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vehicle
gear
power unit
input shaft
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP24802097A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Ozaki
隆二 尾崎
Takeshi Hori
剛 堀
Hiroshi Masumoto
浩 増元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーユニットの駆動力を無端チェーンを介
して変速機に伝達する車両において、変速比の変更を簡
単に行えるようにする。 【解決手段】 エンジンEおよび主変速機Tmを備えた
パワーユニットPの出力軸25に設けた駆動スプロケッ
ト27と、前後進切換機構Cおよびディファレンシャル
Dを備えた副変速機Tsの入力軸45に設けた従動スプ
ロケット28とが無端チェーン29で接続される。前記
従動スプロケット28は、副変速機Tsのケーシングか
ら車体外側に突出する入力軸45の軸端部に設けられて
おり、かつ側面視でパワーユニットPとオーバーラップ
しない位置にあるので、パワーユニットPに邪魔される
ことなく、前記従動スプロケット28を異なる歯数のも
のと交換して変速比を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーユニットの
駆動力を無端チェーンを介して変速機に伝達する車両の
動力伝達装置に関する。
【0002】
【従来の技術】競技用車両等において、動力伝達系の変
速比を変更して走行性能を調整する場合に、従来は変速
機を再設計してギヤ比を変更していた。しかしながら変
速機のギヤ比を変更するには多くの時間とコストが必要
になるため、動力伝達系に無端チェーンを介装した車両
では、その無端チェーンが巻き掛けられたスプロケット
を異なる歯数のものと交換して変速比を変更することが
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
無端チェーンが巻き掛けられるスプロケットは、両端を
ケーシングに支持した回転軸の中間部に設けられている
ため、そのスプロケットを交換するにはケーシングを分
解する必要があり、そのためにかなりの作業時間を必要
とする問題がある。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、パワーユニットの駆動力を無端チェーンを介して変
速機に伝達する車両において、変速比の変更を簡単に行
えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車体中心線に向かっ
て内向きに突出する出力軸を有するパワーユニットと、
車体中心線から離反するように外向きに突出する入力軸
を有する変速機とを相互に独立して設けるとともに、前
記出力軸の突出端に設けた駆動スプロケットと前記入力
軸の突出端に設けた従動スプロケットとを車体前後方向
に延びる無端チェーンで連結してなり、前記従動スプロ
ケットを側面視で前記パワーユニットとオーバーラップ
しない位置に配置したことを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、車体中心線から離反す
るように外向きに突出する変速機の入力軸の突出端に従
動スプロケットが設けられており、かつこの従動スプロ
ケットが側面視でパワーユニットとオーバーラップしな
い位置に配置されるので、車体外側からパワーユニット
に邪魔されることなく従動スプロケットを交換すること
が可能となり、従動スプロケットの歯数の変更によりパ
ワーユニットから変速機に入力される駆動力の変速比を
簡単に調整することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図6は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は競技用車両の全体側面図、図2は図1の2方
向矢視図、図3は図1の3方向矢視図、図4は図2の要
部拡大断面図、図5は副変速機の縦断面図、図6は従動
スプロケットの着脱を示す図である。
【0009】図1〜図3に示すように、一人乗りの競技
用車両Vは、ダブルウイッシュボーン式のサスペンショ
ン1,1により懸架された従動輪である左右の前輪W
f,Wfと、ダブルウイッシュボーン式のサスペンショ
ン2,2により懸架された駆動輪である左右の後輪W
r,Wrとを備える。車体前後方向の略中央部には、車
体中心線Lに対して僅かに左側に偏倚した状態で運転席
を構成するシート3が配置されるとともに、車体中心線
Lの右側にパワーユニットPが配置される。シート3お
よびパワーユニットPは車体左右方向に併置されてお
り、従って側面視でオーバーラップしている(図1参
照)。
【0010】ボディBの上面開口部4内に設けられたシ
ート3の前方にはステアリングホイール5およびキャノ
ピー6が配置され、後方にはロールバー7および燃料タ
ンク8が配置される。ボディBの左右両側面にはエアー
インテーク9,9が開口しており、右側のエアーインテ
ーク9から導入された走行風によりパワーユニットPが
冷却されるとともに、左側のエアーインテーク9から導
入された走行風によりシート3の左側に配置したラジエ
ータ10が冷却される。パワーユニットPの上面はボデ
ィBに装着された透明なキャノピー11によって覆われ
る。
【0011】図4を併せて参照すると明らかなように、
パワーユニットPはクランク軸21を車体左右方向に配
置したV型2気筒エンジンEと、このエンジンEの後部
に一体に設けられた主変速機Tmとを備えるもので、自
動二輪車用のものを僅かに改造して転用したものであ
る。
【0012】クランク軸21の右端(即ち、車体左右方
向外端)には、発進用のクラッチ22が設けられる。主
変速機Tmはクランク軸21と平行に配置された入力軸
24および出力軸25を備えており、入力軸24および
出力軸25間に複数の変速段を選択的に確立するための
ギヤ列26が介装される。主変速機Tmの出力軸25の
左端(即ち、車体左右方向内端)に設けた駆動スプロケ
ット27と、車体後部右側に配置した副変速機Tsの前
部右側面に設けた従動スプロケット28とが、車体前後
方向に延びる無端チェーン29を介して接続される。
【0013】自動二輪車用のものを転用したパワーユニ
ットPは、その主変速機Tmの左側面に突出するシフト
軸(図示せず)を備える。自動二輪車の場合には前記シ
フト軸はライダーの左足で操作されるペダルに連動して
往復回動するが、この車両Vでは、シート3およびパワ
ーユニットP間に設けたシーケンシャルシフトレバー3
0をリンク機構を介して前記シフト軸に連結に連結する
ことによりシフトチェンジを行うようになっている。
【0014】次に、図4および図5に基づいて副変速機
Tsの構造を説明する。
【0015】副変速機Tsは車体前後方向に延びる割り
面において結合された左ケーシング41および右ケーシ
ング42を備えており、その内部に前後進切換機構Cお
よびディファレンシャルDが収納される。
【0016】前後進切換機構Cは、左ケーシング41に
設けたボールベアリング43と右ケーシング42に設け
た2個のボールベアリング44,44とに支持されて車
体左右方向に延びる入力軸45を備えており、右ケーシ
ング42から右側に突出する入力軸45の先端に、前記
従動スプロケット28が位置決めプレート46およびボ
ルト47…によって着脱自在に固定さる。また左ケーシ
ング41に設けたボールベアリング48と右ケーシング
42に設けたボールベアリング49とに、車体左右方向
に延びる中間軸50が前記入力軸45と平行に支持され
る。
【0017】入力軸45には第1フォワードギヤ51お
よびリバースギヤ52が相対回転自在に支持されるとと
もに、中間軸50には第2フォワードギヤ53および第
3フォワードギヤ54が一体に形成される。左ケーシン
グ41に形成した円形の開口411 にカバー部材55が
着脱自在に固定される。カバー部材55に中央に設けた
ボールベアリング56と、右ケーシング42に設けたボ
ールベアリング57とに、ディファレンシャルギヤボッ
クス58が回転自在に支持される。
【0018】第1フォワードギヤ51は第2フォワード
ギヤ53に常時噛合し、ファイナルドライブギヤとして
の第3フォワードギヤ54はディファレンシャルギヤボ
ックス58の外周に固定したファイナルドリブンギヤ5
9に常時噛合する。またファイナルドライブギヤとして
のリバースギヤ52は前記ファイナルドリブンギヤ59
に常時噛合する。尚、図5は展開図であるため、リバー
スギヤ52およびファイナルドリブンギヤ59は離れた
状態で描かれている。ファイナルドリブンギヤ59の直
径は、左ケーシング41の開口411 の直径よりも僅か
に小さく設定されており、従って組立時や分解時にファ
イナルドリブンギヤ59は前記開口41 1 を通過可能で
ある。
【0019】ディファレンシャルDの本体部を構成する
ディファレンシャルギヤボックス58には左出力軸60
および右出力軸61が回転自在に嵌合しており、それら
の対向端にそれぞれディファレンシャルサイドギヤ6
2,62が固定される。ディファレンシャルギヤボック
ス58に固定したピニオンシャフト63に一対のディフ
ァレンシャルピニオン64,64が回転自在に支持され
ており、これらディファレンシャルピニオン64,64
は前記ディファレンシャルサイドギヤ62,62に噛合
する。左出力軸60は左車軸65を介して左後輪Wrに
接続され、右出力軸61は右車軸66を介して右後輪W
rに接続される。
【0020】ディファレンシャルギヤボックス58をカ
バー部材55に支持するボールベアリング56は、その
インナーレースがディファレンシャルギヤボックス58
に圧入されるとともに、そのアウターレースがサークリ
ップ67を介してカバー部材55に係止される。またデ
ィファレンシャルギヤボックス58を右ケーシング42
に支持するボールベアリング57は、そのインナーレー
スがディファレンシャルギヤボックス58に圧入される
とともに、そのアウターレースが右ケーシング42に摺
動自在に支持される。
【0021】更に前後進切換機構Cは、運転席に設けた
図示せぬ前後進切換レバーに連動して回転する回転軸7
1と、回転軸71と一体のアーム72に接続されて左右
に摺動するシフト軸73と、シフト軸73をニュートラ
ル位置、前進位置および後進位置に位置決めするディテ
ント機構74と、シフト軸73に固定したシフトフォー
ク75と、入力軸45に固定したハブ76に左右摺動自
在に支持されて前記シフトフォーク75により駆動され
るスリーブ77とを備える。スリーブ77が図示したニ
ュートラル位置にあるとき、第1フォワードギヤ51お
よびリバースギヤ52は入力軸45から切り離されて動
力伝達が遮断される。スリーブ77を右側の前進位置に
駆動すると第1フォワードギヤ51がスリーブ77およ
びハブ76を介して入力軸45に結合され、前進変速段
が確立する。またスリーブ77を左側の後進位置に駆動
するとリバースギヤ52がスリーブ77およびハブ76
を介して入力軸45に結合され、後進変速段が確立す
る。
【0022】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0023】車両Vを前進走行させるには、図5におい
て、前後進切換機構Cのスリーブ77を右側の前進位置
に駆動し、第1フォワードギヤ51を入力軸45に結合
して前進変速段を確立する。パワーユニットPは出力軸
25の回転方向が一定である自動二輪車のものを転用し
ており、かつ自動二輪車に搭載する場合と同じ姿勢で搭
載しているため、このパワーユニットPに無端チェーン
29で連結された入力軸45は常時前進回転する。ここ
でいう前進回転とは車両Vの前進走行時に車輪が回転す
る方向として定義され、また後進回転とは車両Vの後進
走行時に車輪が回転する方向として定義される。
【0024】而して、入力軸45が前進回転すると、こ
の入力軸45にハブ76およびスリーブ77を介して結
合された第1フォワードギヤ51が前進回転し、この第
1フォワードギヤ51に噛合する第2フォワードギヤ5
3と、それと一体の中間軸50および第3フォワードギ
ヤ54とが後進回転する。そして後進回転する第3フォ
ワードギヤ54に噛合するファイナルドリブンギヤ59
が前進回転することにより、左右の後輪Wr,Wrが前
進回転して車両Vは前進する。このようにして前進変速
段が確立された状態で、シーケンシャルシフトレバー3
0を前後に倒して主変速機Tmを任意の変速段にシフト
アップおよびシフトダウンすることにより、車両Vは前
進走行することができる。
【0025】また車両Vを後進走行させるには、図5に
おいて、前後進切換機構Cのスリーブ77を左側の後進
位置に駆動し、リバースギヤ52を入力軸45に結合し
て後進変速段を確立する。この状態で入力軸45が前進
回転すると、この入力軸45にハブ76およびスリーブ
77を介して結合されたリバースギヤ52が前進回転
し、このリバースギヤ52に直接噛合するファイナルド
リブンギヤ59が後進回転することにより、左右の後輪
Wr,Wrが後進回転して車両Vは後進走行することが
できる。
【0026】以上のように、自動二輪車用のパワーユニ
ットPを転用し、かつそのパワーユニットPを自動二輪
車に搭載する場合と同じ姿勢で搭載したので、入力軸4
5は必然的に前進回転することになる。しかしながら、
前進走行時に入力軸45の回転を中間軸50を介してフ
ァイナルドリブンギヤ59に伝達することにより、ファ
イナルドリブンギヤ59を前進回転させて車両Vを前進
走行させることができる。そして、後進走行時には入力
軸45の前進回転を直接ファイナルドリブンギヤ59に
伝達することにより、該ファイナルドリブンギヤ59を
後進回転させて車両Vを後進走行させることができる。
【0027】さて、エンジンEから後輪Wr,Wrに伝
達される駆動力の変速比を変化させて車両Vの走行性能
を調整する必要があるとき、副変速機Tsの入力軸45
の軸端部に設けた従動スプロケット28を取り外して異
なる歯数の従動スプロケット28と交換すれば良い。図
6に示すように、ボルト47…を緩めて位置決めプレー
ト46を入力軸45の軸端部に形成した円周溝451
ら取り外せば、入力軸45にスプライン結合された従動
スプロケット28を容易に取り外すことができる。そし
て異なる歯数の従動スプロケット28は、前述と逆の手
順で入力軸45の軸端部に取り付けることができる。
【0028】副変速機Tsの入力軸45は右ケーシング
42から車体外側に突出しており、しかもパワーユニッ
トPは側面視で入力軸45とオーバーラップしない位置
に偏倚して配置されているので、作業者はパワーユニッ
トPを含む他部材に遮られることなく、前記従動スプロ
ケット28の交換作業を容易に行うことができる。
【0029】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0030】例えば、実施例のパワーユニットPはエン
ジンEおよび主変速機Tmを備えているが、エンジンE
だけを備えるものでも良い。また実施例の副変速機Ts
はディファレンシャルDおよび前後進切換機構Cを備え
ているが、主変速機Tmを更に備えるものでも、ディフ
ァレンシャルDだけを備えるものでも良い。また実施例
では競技用車両Vを例示したが、本発明は競技用車両V
以外の車両に対しても適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、車体中心線から離反するように外向きに突出
する変速機の入力軸の突出端に従動スプロケットが設け
られており、かつこの従動スプロケットが側面視でパワ
ーユニットとオーバーラップしない位置に配置されるの
で、車体外側からパワーユニットに邪魔されることなく
従動スプロケットを交換することが可能となり、従動ス
プロケットの歯数の変更によりパワーユニットから変速
機に入力される駆動力の変速比を簡単に調整することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】競技用車両の全体側面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の3方向矢視図
【図4】図2の要部拡大断面図
【図5】副変速機の縦断面図
【図6】従動スプロケットの着脱を示す図
【符号の説明】
Ts 副変速機(変速機) 25 出力軸 27 駆動スプロケット 28 従動スプロケット 29 無端チェーン 45 入力軸 L 車体中心線 P パワーユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体中心線(L)に向かって内向きに突
    出する出力軸(25)を有するパワーユニット(P)
    と、車体中心線(L)から離反するように外向きに突出
    する入力軸(45)を有する変速機(Ts)とを相互に
    独立して設けるとともに、前記出力軸(25)の突出端
    に設けた駆動スプロケット(27)と前記入力軸(4
    5)の突出端に設けた従動スプロケット(28)とを車
    体前後方向に延びる無端チェーン(29)で連結してな
    り、前記従動スプロケット(28)を側面視で前記パワ
    ーユニット(P)とオーバーラップしない位置に配置し
    たことを特徴とする車両用動力伝達装置。
JP24802097A 1997-09-12 1997-09-12 車両用動力伝達装置 Pending JPH1178559A (ja)

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