JPH1178651A - 車両用カップホルダー装置 - Google Patents

車両用カップホルダー装置

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JPH1178651A
JPH1178651A JP9245801A JP24580197A JPH1178651A JP H1178651 A JPH1178651 A JP H1178651A JP 9245801 A JP9245801 A JP 9245801A JP 24580197 A JP24580197 A JP 24580197A JP H1178651 A JPH1178651 A JP H1178651A
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JP
Japan
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cover
arm
base plate
holder
cup holder
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JP9245801A
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English (en)
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Ryuhei Nishida
隆平 西田
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Nifco Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/10Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated
    • B60N3/102Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of receptacles for food or beverages, e.g. refrigerated storable or foldable in a non-use position

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数をより少なくし、外観及び機構的に
優れた装置構造を実現する。 【解決手段】 アーム13は上端部側をベースプレート
11の対応部に形成されているガイド溝17にロッド2
4を介してスライド自在にかん合しする。下端部側をカ
バー12の回動用軸支と僅かにずれた位置で枢軸23を
介してカバー側に軸支することにより、カバーの閉位置
から開位置への回動に連動して上方に移動し、逆にカバ
ーの開位置から閉位置への回動に連動して下方へ移動す
る。ホルダー14は長穴25を有し、これにロッド24
の片端をスライド自在にかん合し、このかん合を介して
アームの上方移動に連動して使用位置に、アームの下方
移動に連動して格納位置に、それぞれ回動し切り換えら
れるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両内
に設置されて、カップや缶(以下、これを総称して「カ
ップ類」と言う)を保持できる開閉式の車両用カップホ
ルダー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のカップホルダー装置のうち、被
取付部に対し立て掛け式のカップホルダー装置も数多く
提案されており、本発明との関係では特開平8−318
775号公報のものを挙げることができる。同公報のカ
ップホルダー装置は、被取付面に縦方向に固定されるベ
ースプレートと、前記ベースプレートに対して閉位置と
水平な開位置とに回動し切り換え配置されるようにして
ベースプレートの下端部に軸支されたカップ底受板を兼
ねるカバーと、一端部が前記ベースプレートに対して回
動可能に軸支されたアームと、一端部が前記ベースプレ
ートに形成された上下方向のガイド溝にスライド自在に
係合し、他端部が前記アームの他端部に回動可能に軸支
され、カバー上に載置されるカップ類を保持するホルダ
ーと、アームとホルダーとを開き方向に付勢する第1の
バネと、前記カバーを開位置方向に付勢する第2のバネ
とを備えている。そして、前記カバーを閉位置での係止
状態を解放し、第2のバネの付勢力によりカバーを開位
置にして、カバー上に載せられるカップ類を前記ホルダ
ーでその側部を保持する構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したカップホルダ
ー装置は、次のような点等で未だ充分に満足できないも
のとなっている。先ず、使用状態において、カバーとホ
ルダーに加えてアームも前方に突出するため外観が煩雑
となる。また、カバーを開けて自動的に使用できる状態
にする構造として、カバーを開き方向に付勢するカバー
回動用のバネ手段とアームとホルダーとを開き方向に付
勢しておくバネ手段の2つのバネを使用していることか
ら、部品点数が多く、組み付け作業性が悪い。しかも、
アームとホルダーとが専用のバネ手段の付勢力により開
くことから、付勢力の大きなバネ手段を用いると動きが
急速となり、逆に付勢力の小さなものを用いるとバネ作
用を長期に維持できない。等の問題がある。
【0004】本発明は上記した問題等を解消したもので
あり、第1の目的は部品点数をより少なくし、外観及び
機構的に優れた装置構造を達成することにある。第2の
目的はバネ手段が単一であっても、ホルダーの回動をよ
りスムースに得ることにある。第3の目的は被取付部へ
の取り付け・取り外し作業を簡単に行えるようにするこ
とである。更に他の目的は、以下に説明する内容の中で
順次明らかにして行く。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図面に例示される如く、被取付部2に対し縦
方向に設置されるベースプレート11と、ベースプレー
ト11に対し閉位置及び水平な開位置とに切り換え可能
な状態でベースプレート11の下端部に軸支されたカッ
プ底受板を兼ねるカバー12と、カバー12を開き方向
に付勢しているバネ手段32と、ベースプレート11に
対し一端側を軸支してベースプレート側に引き込まれる
格納位置から略水平に配置される使用位置まで回動可能
なホルダー14と、カバー12と連動して動くアーム1
3とを備え、カバー12を閉位置での係止状態を解放し
てバネ手段32の付勢力により開位置にし、そのカバー
12上に載せられるカップ類Cをホルダー14にてその
側部を保持する車両用カップホルダー装置1であって、
前記アーム13が、上端部側をベースプレート11の対
応部に形成されているガイド溝17にロッド24を介し
てスライド自在に嵌合していると共に、下端部側をカバ
ー12の回動用軸支と僅かにずれた位置で枢軸23を介
してカバー12側に軸支することにより、カバー12の
閉位置から開位置への回動に連動して上方に移動し、逆
にカバーの開位置から閉位置への回動に連動して下方へ
移動される一方、前記ホルダー14が、側部長手方向に
沿って形成された長穴25を有し、長穴25にロッド2
4の片端をスライド自在に嵌合し、この嵌合を介してア
ーム13の上方移動に連動して前記使用位置に、アーム
13の下方移動に連動して前記格納位置にそれぞれ回動
し切り換えられる、ように構成したものである。
【0006】この構造によれば、この装置を使用する場
合はカバー12の閉位置での係止状態を解放する。する
と、カバー12は、ベースプレート11との軸支20を
中心としてバネ手段32の付勢力により開位置側へ回動
される。すると、先ず、アーム13は、カバー12の回
動用軸支20とずれた位置で枢軸23にてカバー12側
に軸支されているため、カバー12の回動と連動して上
方へ移動つまりロッド24がガイド溝17に沿ってスラ
イドしつつ上方へ動かされる。同時に、ホルダー14
は、一端側の軸支27を中心として長穴25に嵌合して
いるロッド24の動きに連動して使用位置つまりベース
プレート11に対し略水平に配置される。また、装置を
使用しない場合は、カバー12をバネ手段32の付勢力
に抗して軸支20を中心に閉位置側へ回動操作する。す
ると、前記とは逆に、アーム13は、軸支20とずれた
位置で枢軸23にてカバー12側に軸支されていること
から、カバー12の回動と連動して、下方へ移動つまり
ロッド24がガイド溝17に沿ってスライドしつつ下方
へ動かされる。同時に、ホルダー14は、一端側の軸支
部27を中心として長穴25に嵌合しているロッド24
の動き連動して格納位置つまりベースプレート11側に
引き込まれる。したがって、この構造にあっては、先
ず、アーム13がその上端と下端側共にベースプレート
11に対し接近される配置となり、その動きも略上下方
向である。このため、この装置では、使用状態でカバー
12とホルダー14とが前方に配置されるだけで、アー
ム13が前方へ突出しないことからスッキリとした外観
が得られ、アーム13の動きが安定し、かつ違和感を与
えない。また、部材要素的には、バネ手段32が1つと
少なく、カバー12の閉から開にする切り換えに用いら
れて、アーム13及びホルダー14の位置切り換えはそ
のカバー12の開閉切り換えに連動して自動的に動くた
め、簡素化が図られる。加えて、このバネ手段32は特
開平8−318775号記載の如くアームとホルダー間
に直に作用させず、カバー12にその付勢力を作用され
ることから、付勢圧の大きなものを使用しても、ホルダ
ー14を急速回動することがなく、機構的な信頼性も得
られる。
【0007】以上の本発明は次の如く更に具体化される
ことがより好ましい。第1に、ガイド溝17は、ベース
プレート11の側壁部11cに設けられると共に、略く
字形に形成さている構成である。この構造では、ベース
プレート11のメイン部である本体部11aを平面にし
て外観上の見栄えを良好にし、また平面の本体部11a
にホルダー14を引き込むことが可能となることから、
ホルダー14の格納スペースを構造的に確保し、ホルダ
ー14の形状ないしは形態的な自由度も得られる。第2
に、ベースプレート11は、背面側に突設された複数の
フック状の掛止め片部18A,18Bを有し、これに対
応して被取付部2に設けられた係止用窓穴4aに掛止め
片部18A,18Bを差し込み、かつ下方向にスライド
することにより着脱可能に係合して設置される構成であ
る。この構造では、ネジや止めビス等の設置用部材が不
要となり、また被取付部2に対し必要に応じ取り付けた
り、外すこともできることから、使用者の選択を可能に
する。第3に、被取付部2は、壁掛け専用の設置板3、
又は、車室装備品の側部を形成する部材であってもよ
い。これは、本発明装置の提供態様として、被取付部2
を壁掛け用として構成し、装置と対に提供したり、コン
ソールボックスやドアトリム等の車室装備品を構成して
いる側面部材として直接、間接的に組み付け可能なこと
を保障するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。この形態は、本発明の
具体例であるから技術的に好ましい種々の限定が付され
ている。しかし、本発明の範囲は、以下の説明において
特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形
態に何ら限定されるものではない。
【0009】図1から図9は本発明に係る車両用カップ
ホルダー装置の形態例を示している。このうち、図1は
同装置の一部を破断して使用可能な状態で示す概略正面
図、図2は使用可能な状態で図1のA−A線に沿って示
す装置の概略縦断側面図、図3は使用可能な状態で図1
のB−B線に沿って示す同装置の概略縦断側面図、図4
は非使用状態で図1のB−B線に沿って示す同装置の概
略縦断側面図、図5は使用可能な状態で示す同装置の上
面図、図6は同装置の背面図、図7は使用可能状態で示
す同装置の概略斜視図、図8と図9は同装置を設置する
被取付部例を示している。
【0010】図1から図9において、カップホルダー装
置1は、車両室内側の被取付部2((図7参照)に立て
掛け方式で用いられる着脱タイプであり、主構成部材と
して、被取付部2に対し設置されるベースプレート11
と、ベースプレート11に対し閉位置及び水平な開位置
とに切り換え可能なカバー12と、ベースプレート11
に一端側を軸支してベースプレート側に引き込まれる格
納位置から略水平に配置される使用位置まで回動可能な
ホルダー14と、ホルダー14の一端側(基端又は取付
端側)とカバー12の下端側との間に配置されてカバー
12と連動して動くアーム13とを備えている。
【0011】(被取付部)被取付部2は、本形態の装置
を着脱可能に取り付ける部位であり、例えば、車室内を
構成しているドアトリム、座席背面、室内装備品側等に
組み付けられる。この例では、コンソールを想定してお
り、その側面に設定された箇所に対し被取付部2を一体
的に装着する構造となっている。すなわち、この被取付
部2は、図8と図9に示す如く樹脂成形体であり、装置
1側の構造に対応して、係合用窓4aと係合凹部4bの
他に、これをコンソール側にビス等で固定するための取
付穴4cが形成されている。このうち、係合用窓4aは
上下左右の4箇所に分かれて、合計4つ設けられてい
る。係合凹部4bは4つの係合用窓4aで囲まれた略中
心に1つだけ設けられている。取付穴4cは下側で、左
右の略中間の位置に設けられている。この被取付部2は
コンソール側の対応部に配置され、取付穴4cを介して
ビスで固定操作される。なお、この被取付部2は、本形
態の装置と対で提供する壁掛け専用の取付部材3として
構成してもよい。そのような取付部材3の場合は、例え
ば、図8の二点斜線よりも一回り大きな板状に形成し、
ドアトリム等の室内壁側に取り付け易い形状に形成され
る。
【0012】(装置構成部材)以下の部材説明では組み
付け要領も含め詳述する。ベースプレート11と、カバ
ー12と、アーム13と、ホルダー14は何れもが樹脂
成形体である。このうち、ベースプレート11は平板状
の本体部11aと、本体部11aの左右両側端より前方
向に突出する状態で立設されている側壁部11b,11
cと、本体部11aの上端より側壁部11b,11cと
同じ前方向に突出する状態で立設されている天壁部11
dと、本体部11aの下端にあって、側壁部11b側に
突設されたバネ用係止部11e及びストッパー片部11
f、側壁部11c側に突設された略L形のストッパー片
部兼用支持部11gとを一体に有している。ここで、本
体部11aは、図6の如く被取付部2の4つの係合用窓
4aに対応して4個の掛止め片部18A,18B、及び
係合凹部4bに対応した抜け止め用爪部19を背面から
突出した状態に一体に形成している。掛止め片部18
A,18Bは、何れも断面略逆L字状をしているが、掛
止め片部18Aの方が貫通穴18aを介在した状態で設
けられている。同様に、爪部19も略逆U形の貫通穴1
9aを介在した状態で設けられている。
【0013】そして、本体部11aは、各掛止め片部1
8A,18Bを被取付部2の各係合用窓4aを通して全
体が背面側から突出するまで差し込み、その後、略直角
に下方向にスライドさせることにより、各掛止め片部1
8A,18Bが被取付部2に掛け止め係合されて着脱可
能に取り付けられる。爪部19は、掛止め片部18A,
18Bが定位置に係合されるまでは本体部11a表面側
に逃がされていて、定位置に係合されると、係合凹部4
b内に弾性的に落ち込む。この爪部19の係合により、
ベースプレート11は掛止め片部18A,18Bの係合
が外れる方向へ移動されないよう阻止される。
【0014】両側壁部11b,11cは下部側が異形状
になっている。側壁部11bの下部側は図1,図2の如
く所定幅だけ内側に位置した垂直壁に形成されており、
その内面に突設されたバネ装着用軸部11hと、軸穴1
1iとを有している。なお、本体部11aには軸部11
hを形成するための型抜き穴が開口されている。側壁部
11cの下部側は欠如されており、その欠如部分に対応
して内側に前記支持部11gが突出している。支持部1
1gの垂直部分には軸穴11iと対向した軸穴11iが
設けられている。また、側壁部11cの上面側にはガイ
ド溝17が設けられている。このガイド溝17は、図3
の如く前面側に向かって開く略「く」の字状に形成され
ている。つまり、上側に向かうに従って徐々に本体部1
1a側に傾く状態にして形成されている第1のガイド溝
部17aと、第1のガイド溝部17aから上側に向かう
に従って序々に前側に傾く状態にして形成されている第
2のガイド溝部17bと、第2のガイド溝部17bの上
側から略上方に向かって僅かに延ばされている第3のガ
イド溝部17cとを連続して有した形状である。天壁部
11dには、カップ類Cとの当接を逃げるための円弧状
の切り欠き15が中間部分に形成されていると共に、図
1の左側に位置した上面に突出して上下方向に弾性変位
可能な操作ボタン16が一体形成されている。操作ボタ
ン16は背面が開口した内部空洞であり、一側から水平
に突設して後述するカバー12の係合爪28と係合し、
カバー12を閉位置に保持する係止爪16aを有してい
る。
【0015】カバー12は、本体部12aと、両側壁部
12b,12cと、前壁部12dとで輪郭を形成してい
ると共に、両側壁部12b,12cの後側に位置して側
壁部11bの軸穴11i及び支持部11gの軸穴11i
に対応して設けられた立壁部12e,12fを有し、全
体がベースプレート11の外形よりも一回り大きくなっ
ている。ここで、前壁部12dには、操作ボタン16と
対応した一側に逃げ部21が切り欠かれていると共に、
係合爪28と対応した逃げ部21の内縁に係止爪16a
が突設されている。逃げ部21は閉位置において操作ボ
タン16との干渉を防止する。係合爪28は係止爪16
aと係合して閉状態を解除可能に保持する構成である。
立壁部12d,12eには軸部20がそれぞれ突設され
ている。
【0016】そして、以上のカバー部材12は、各軸部
20を対応した軸穴11iに嵌合した状態でベースプレ
ート11に組み付けられて、ベースプレート11に対し
枢軸20を支点とした回動によりベースプレート11の
前面側を覆う閉位置(図4参照)と水平な開位置(図1
〜図3,図5,図7)とに切り換え可能となっている。
なお、開位置では、前記したストッパー片部11fと支
持部11gの水平部に当接してそれ以上に下へ回動され
ないよう阻止される。また、カバー12は、ベースプレ
ート11との間に配置されるバネ手段としてのコイルバ
ネ32により、コイルバネ32の付勢力にて、常に、開
位置(開き方向)の方向へ付勢された状態になってい
る。このコイルバネ32は、軸部11hに嵌装した状態
で保持されて、その一端がバネ用係止部11eに回動係
止され、他端が本体部12a内面側に回動係止されてい
る。
【0017】アーム13は細長い板状の部材であり、側
壁部11cに沿って上下に配置されている。アーム13
の下端側は、立壁部12fに対し、枢軸20と僅かにず
らされた位置、厳密には図3において枢軸20よりも上
方で、かつ本体部11aに近い位置に枢軸23を介して
回動可能に軸支されている。上端側は、ロッド24を介
してガイド溝17内にスライド可能に嵌合している。な
お、枢軸23はアーム13側に一体に形成して、立壁部
12fに設けられた軸穴に嵌合しているが、枢軸23を
立壁部12f側に設けたり、別品にて構成してもよい。
また、ロッド24はアーム13の両側に軸部として突出
しておればよく、例えば、アーム13と一体に形成する
以外に、別品にて構成することも可能である。したがっ
て、このアーム13は、カバー12が枢軸20を支点と
して回動すると、このカバー12の回動に連動して図3
及び図4に示すように、上下方向に移動する。
【0018】ホルダー14は、カバー12上に載置され
るカップ類の転倒を防止するものであり、ベースプレー
ト11の内側に引き込み可能に設けられている。この形
態のホルダー14は、中央にカップ類Cを受け入れて保
持する環状開口部26を有し、内側を略リングで、外側
を半円筒でその一端側(基端又は取付端側)を略矩形に
形成されている。ホルダー14の一端側(基端又は取付
端側)は、両側面にそれぞれ開口し、前後方向に細長く
延びるよう形成されたガイド孔(長孔)25を有してい
る。各ガイド孔25はガイド溝17の上下寸法よりも少
しだけ短くなっている。また、各ガイド孔25よりも後
端側にはピン27がそれぞれ一体に突設されている。な
お、両側壁部11b,11cにはピン27に対応して不
図示のピン穴が設けられている。以上のホルダー14を
組み付ける場合は、ホルダー14の一端側(基端又は取
付端側)において、図2及び図3の如く両側のピン27
を両側壁部11b,11cのピン穴に嵌合する。この嵌
合に際してはガイド孔(長孔)25にロッド24の内側
軸部を嵌合しておく。したがって、組み付け状態におい
て、ホルダー14は、軸支部であるピン27を介して回
動されるが、ガイド孔(長孔)25に嵌合しているロッ
ド24のスライドに応じ、つまりカバー12の開閉によ
り上下方向へ動くアーム13に連動して移動される。例
えば、アーム13と一体にロッド24が上方向に移動さ
れると、ホルダー14がピン27を支点として上方向つ
まり使用位置へ回動される。
【0019】(装置作動)次に、以上の車両用カップホ
ルダ装置1の開閉動作を概説する。図1〜図3,図5,
図7はカバー12を開いた状態である。この状態では、
カバー12がコイルバネ32の付勢力を受けており、後
端部をベースプレート11のストッパー片部11fと支
持部11gの水平部に当接して略水平な状態で停止し、
カバー12にカップ類Cの重量が作用しても、これを確
実に受けることができる。この状態において、アーム1
3は図3に示す如く上方に移動されていて、ホルダー1
4がロッド24を介して水平に近い状態まで前方に突き
出している。したがって、開口部26を通してカップ類
Cをカバー12上に乗せると、カップ類Cの下側をカバ
ー12で保持し、側面を開口部26で受けて規制した状
態にカップ類Cを保持することができる。なお、カップ
類Cの外径が通常よりも大きい場合は、ホルダー14を
上側に持ち上げると、ロッド24が第3のガイド溝部1
7c内まで入り込み、図3中に実線で示す位置から一点
鎖線で示す水平位置まで回転させることができる。この
ように水平位置まで回転されたときは、開口部26が実
効的に拡げられた状態になり、これにより大径のカップ
類も開口部26内に通して保持することができる。
【0020】次に、カップホルダーを使用しない場合
は、カップ類Cを取り除いた後、コイルバネ32の付勢
力に抗してカバー12を閉位置方向に回動させると、こ
れに連動してアーム13が下方に移動し、かつロッド2
4もガイド溝17内を下側(第2のガイド溝部17bか
ら第1のガイド溝部17aに向かって)へ移動する。す
ると、ロッド24が下側へ移動するのに連動し、ホルダ
ー14もガイド孔(長孔)25に嵌合しているロッド2
4の軸部の押し作動によりピン27を支点として下側に
回動し、ベースプレート11内に引き込まれて行く。そ
して、カバー12が全閉位置まで到達すると、カバー1
2の係合爪28が操作ボタン16の係止爪16aと係合
し、カバー12は閉位置で係止される。したがって、こ
の全閉位置では、ホルダー14がベースプレート11の
内側へ完全に引き込まれて、ベースプレート11とカバ
ー12との間にコンパクトに格納される。図4はこの状
態を示している。
【0021】一方、全閉位置にあるカバー12を開く場
合には、カバー12の上面に露出している操作ボタン1
6を押し下げる。すると、操作ボタン16の前端側が下
方へ変位し、係止爪16aがカバー12の係止爪28か
ら外れる。同時に、コイルバネ32の付勢力によりカバ
ー12が開き方向へ押されているのでその方向へ回動す
る。すると、アーム13も追随して上方へ移動し、ロッ
ド24もガイド溝17内を上方へスライドすると共に、
ホルダー14も水平位置の方向に向かって回動する。そ
して、カバー13がほぼ水平位置まで回動した時点で、
ホルダー14も略水平の位置、すなわち図1に実線で示
している位置に配置される。
【0022】したがって、この車両用カップホルダー装
置1では、操作ボタン16(カバー係止手段)の係止を
解除すると、コイルバネ32(バネ手段)の付勢力によ
りカバー12が開位置へ回動され、これに連動してアー
ム13及びホルダー14も使用位置に切り換え配置され
る。逆に、コイルバネ32(バネ手段)の付勢力に抗し
てカバー12が閉位置側へ回動操作されると、これに連
動してアーム13及びホルダー14も格納位置に切り換
え配置される。すなわち、この装置1では、1つのコイ
ルバネ32(バネ手段)がカバー12の開閉切り換えと
アーム13及びホルダー14の位置切り換えに作用する
ようにして、従来装置に対し、部品点数を減らしてコス
トを下げることができる。また、アーム13はその上端
と下端側共にベースプレート11に対し接近される配置
となり、その動きも略上下方向でとなる。このため、使
用状態ではカバー12とホルダー14とが前方に配置さ
れるだけであり、従来装置に対し外観がスッキリとし、
見栄えも良好となる。しかも、アーム13の動きが安定
し、見え難いことから違和感を与えることもない。
【0023】なお、本発明は請求項1に記載した構成要
素を除いてはこれをベースにして種々変形することがで
きる。一例としては、ホルダー14について、この形態
以外に特開平8一318775号の如く略C形に形成す
ることも可能である。また、軸部20と軸穴やピン27
とピン穴等はそれぞれ対応する部材に逆に設けたり、単
品のものを使用するようにしたもよいものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る車両
用カップホルダー装置にあっては、従来装置に対し、1
つのバネ手段がカバーの開閉切り換えとアーム及びホル
ダーの位置切り換えに作用するようにして、個々にバネ
手段を設ける必要を無くしているので、部品点数を減ら
してコストを下げることができる。同時に、アームがベ
ース内に配置され、その移動も略上下方向であることか
ら、外観及び機構的に優れた装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置形態の一部を破断して使用可能な状
態で示す概略正面図である。
【図2】図1のA−A線に沿って示す装置の概略縦断側
面図である。
【図3】図1のB−B線に沿って示す装置の概略縦断側
面図である。
【図4】非使用状態で図1のB−B線に沿って示す装置
の概略縦断側面図である。
【図5】使用可能な状態で示す装置の上面図である。
【図6】装置を背面側から見た図である。
【図7】上記装置を使用状態で示す概略斜視図である。
【図8】上記装置を設置する被取付部の構造例を示す正
面図である。
【図9】図8のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 カップホルダー装置 2,3 被取付部 4a,4b 係合用窓 11 ベースプレート 12 カバー 13 アーム 14 ホルダー 16 操作ボタン 17 ガイド溝 18A,18B 掛止め片部 19 爪部 23 軸部(枢軸) 25 ガイド孔(長孔) 27 ピン(軸部) 32 コイルバネ(バネ手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被取付部に対し縦方向に設置されるベー
    スプレートと、前記ベースプレートに対し閉位置及び水
    平な開位置とに切り換え可能な状態でベースプレートの
    下端部に軸支されたカップ底受板を兼ねるカバーと、前
    記カバーを開き方向に付勢しているバネ手段と、前記ベ
    ースプレートに対し一端側を軸支してベースプレート側
    に引き込まれる格納位置から略水平に配置される使用位
    置まで回動可能なホルダーと、前記カバーと連動して動
    くアームとを備え、前記カバーを閉位置での係止状態を
    解放して前記バネ手段の付勢力により開位置にし、その
    カバー上に載せられるカップ類を前記ホルダーにてその
    側部を保持する車両用カップホルダー装置であって、 前記アームが、上端部側を前記ベースプレートの対応部
    に形成されているガイド溝にロッドを介してスライド自
    在に嵌合していると共に、下端部側を前記カバーの回動
    用軸支と僅かにずれた位置で枢軸を介して前記カバー側
    に軸支することにより、前記カバーの閉位置から開位置
    への回動に連動して上方に移動し、逆にカバーの開位置
    から閉位置への回動に連動して下方へ移動される一方、 前記ホルダーが、側部長手方向に沿って形成された長穴
    を有し、該長穴に前記ロッドの片端をスライド自在に嵌
    合し、この嵌合を介して前記アームの上方移動に連動し
    て前記使用位置に、前記アームの下方移動に連動して前
    記格納位置にそれぞれ回動し切り換えられる、ことを特
    徴とする車両用カップホルダー装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイド溝が、前記ベースプレートの
    側壁部に設けられると共に、略く字形に形成さている請
    求項1に記載の車両用カップホルダー装置。
  3. 【請求項3】 前記ベースプレートは、背面側に突設さ
    れた複数のフック状の掛止め片部を有し、前記掛止め片
    部と対応して前記被取付部に設けられた係止用窓穴に前
    記掛止め片部を差し込み、かつ下方向にスライドするこ
    とにより着脱可能に係合して設置される請求項1又は2
    に記載の車両用カップホルダー装置。
  4. 【請求項4】 前記被取付部が、壁掛け用設置板又は室
    内装備品の側部を構成する部材である請求項1から3の
    何れかに記載の車両用カップホルダー装置。
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