JPH1179012A - 移動農機のクローラ走行装置 - Google Patents
移動農機のクローラ走行装置Info
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- JPH1179012A JPH1179012A JP24974297A JP24974297A JPH1179012A JP H1179012 A JPH1179012 A JP H1179012A JP 24974297 A JP24974297 A JP 24974297A JP 24974297 A JP24974297 A JP 24974297A JP H1179012 A JPH1179012 A JP H1179012A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行部フレームに巻装した弾性体クローラを
圃場条件に応じて最適の接地長に変更することが移動農
機のクローラ走行装置を提供する。 【解決手段】 走行部フレーム13の前後端に軸支した
駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪12a、12b
を、それぞれ空気封入タイヤで構成した。上記各輪12
a、12bの空気圧の高低調整に連繋する輪径の大小変
化で、巻装される弾性体クローラ15の接地長を変更す
るようにした。
圃場条件に応じて最適の接地長に変更することが移動農
機のクローラ走行装置を提供する。 【解決手段】 走行部フレーム13の前後端に軸支した
駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪12a、12b
を、それぞれ空気封入タイヤで構成した。上記各輪12
a、12bの空気圧の高低調整に連繋する輪径の大小変
化で、巻装される弾性体クローラ15の接地長を変更す
るようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバイン等の移
動農機のクローラ走行装置に係り、特に走行部フレーム
に巻装した弾性体クローラを圃場条件に応じて最適の走
行状態に変更することができる移動農機のクローラ走行
装置に関するものである。
動農機のクローラ走行装置に係り、特に走行部フレーム
に巻装した弾性体クローラを圃場条件に応じて最適の走
行状態に変更することができる移動農機のクローラ走行
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、機体の前部に刈取搬送部、その後
方に脱穀部、該脱穀部の下方に選別部を備えたコンバイ
ン等の移動農機では、走行部フレームの前後部にそれぞ
れ軸支した駆動輪と遊動輪との間に弾性体クローラを巻
装してなるクローラ走行装置により圃場走行を行うよう
に構成されているが、通年雨量の多少によって圃場状態
が湿田あるいは乾田となるため、圃場面の軟らかい湿田
での走行を行う場合は、クローラ走行装置の接地長を長
くすることにより広い接地面積を確保して機体の沈み込
みを抑え、また圃場面の硬い乾田では、接地長を短くす
ることにより弾性体クローラによる接地抵抗を小さくし
て、圃場面の荒れや機体の回行性能の低下を抑えるよう
にすることが、各圃場条件に適した移動農機の走行を行
う上で重要となっている。
方に脱穀部、該脱穀部の下方に選別部を備えたコンバイ
ン等の移動農機では、走行部フレームの前後部にそれぞ
れ軸支した駆動輪と遊動輪との間に弾性体クローラを巻
装してなるクローラ走行装置により圃場走行を行うよう
に構成されているが、通年雨量の多少によって圃場状態
が湿田あるいは乾田となるため、圃場面の軟らかい湿田
での走行を行う場合は、クローラ走行装置の接地長を長
くすることにより広い接地面積を確保して機体の沈み込
みを抑え、また圃場面の硬い乾田では、接地長を短くす
ることにより弾性体クローラによる接地抵抗を小さくし
て、圃場面の荒れや機体の回行性能の低下を抑えるよう
にすることが、各圃場条件に適した移動農機の走行を行
う上で重要となっている。
【0003】そして従来は、湿田用クローラ走行装置お
よび乾田用クローラ走行装置をそれぞれ備えた2種類の
移動農機を、圃場条件に応じて使用することが一般に行
われているが、需要者にとっては同一用途の移動農機を
2台所有することはコスト的に不経済であった。
よび乾田用クローラ走行装置をそれぞれ備えた2種類の
移動農機を、圃場条件に応じて使用することが一般に行
われているが、需要者にとっては同一用途の移動農機を
2台所有することはコスト的に不経済であった。
【0004】そこで、同一の弾性体クローラに対してそ
の接地長を湿田用と乾田用に切換え可能とするクローラ
走行装置の構成が提案されているが、このものは、弾性
体クローラを巻装する走行部フレーム自体を油圧機構に
より上下動させる構造、あるいは駆動輪から遊動輪に至
る間に設けた複数の転輪をリンク機構等を介して上下動
させる構造であるため、クローラ走行装置の構成が複雑
になるばかりでなく、該装置の重量の増加を余儀なくさ
れて、実作業時の調整および点検保守作業において高度
の技術を要するものであった。
の接地長を湿田用と乾田用に切換え可能とするクローラ
走行装置の構成が提案されているが、このものは、弾性
体クローラを巻装する走行部フレーム自体を油圧機構に
より上下動させる構造、あるいは駆動輪から遊動輪に至
る間に設けた複数の転輪をリンク機構等を介して上下動
させる構造であるため、クローラ走行装置の構成が複雑
になるばかりでなく、該装置の重量の増加を余儀なくさ
れて、実作業時の調整および点検保守作業において高度
の技術を要するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の如き
実状に鑑み弾性体クローラの接地長の変更に伴う作業者
の負担を軽減すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、駆動輪から遊動輪に至る間に設けた複
数の転輪のうち、駆動輪および遊動輪に最近接する遊転
輪を空気封入タイヤで構成することにより、クローラ走
行装置自体に適宜の緩衝機能を保持させ、かつその輪径
の大小変化で弾性体クローラの接地長を簡単に変更する
ことができる移動農機のクローラ走行装置を提供しよう
とするもである。
実状に鑑み弾性体クローラの接地長の変更に伴う作業者
の負担を軽減すべく創案されたものであって、その目的
とするところは、駆動輪から遊動輪に至る間に設けた複
数の転輪のうち、駆動輪および遊動輪に最近接する遊転
輪を空気封入タイヤで構成することにより、クローラ走
行装置自体に適宜の緩衝機能を保持させ、かつその輪径
の大小変化で弾性体クローラの接地長を簡単に変更する
ことができる移動農機のクローラ走行装置を提供しよう
とするもである。
【0006】
【課題を解決するための手段】課題を解決するため、本
発明が採用した第1の技術的手段は、走行部フレームの
前後端に軸支した駆動輪から遊動輪に至る間に複数の遊
転輪を軸架し、上記各輪間に亘って弾性体クローラを巻
装してなる移動農機のクローラ走行装置において、上記
駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を、それぞれ空
気封入タイヤで構成したことを特徴とし、第2の技術的
手段として、上記空気封入タイヤで構成される各遊転輪
は調圧可能に構成され、該各輪の空気圧の高低調整に連
繋する輪径の大小変化で、巻装される弾性体クローラの
接地長を変更するようにしたことを特徴とするものであ
る。
発明が採用した第1の技術的手段は、走行部フレームの
前後端に軸支した駆動輪から遊動輪に至る間に複数の遊
転輪を軸架し、上記各輪間に亘って弾性体クローラを巻
装してなる移動農機のクローラ走行装置において、上記
駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を、それぞれ空
気封入タイヤで構成したことを特徴とし、第2の技術的
手段として、上記空気封入タイヤで構成される各遊転輪
は調圧可能に構成され、該各輪の空気圧の高低調整に連
繋する輪径の大小変化で、巻装される弾性体クローラの
接地長を変更するようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本考案の構成を、図面に示した第
1実施例ついて詳細に説明する。図1において、1はホ
ッパー型のコンバインであって、該コンバイン1はクロ
ーラ走行装置2を備えた機体フレーム3の前部に、穀稈
梳起し体4、分草体5等からなる前処理部6が昇降自在
に装着されており、その後方には運転席7が配設されて
いると共に、上記運転席7の後部には図示しないホッパ
ータンクがされ、穀稈搬送装置8を介して前処理部6か
ら搬送された刈取穀稈を脱穀部9を経てホッパータンク
内で所定量堆積した穀粒を、その下方の収納袋に流下す
るようにコンバイン1が構成されている。
1実施例ついて詳細に説明する。図1において、1はホ
ッパー型のコンバインであって、該コンバイン1はクロ
ーラ走行装置2を備えた機体フレーム3の前部に、穀稈
梳起し体4、分草体5等からなる前処理部6が昇降自在
に装着されており、その後方には運転席7が配設されて
いると共に、上記運転席7の後部には図示しないホッパ
ータンクがされ、穀稈搬送装置8を介して前処理部6か
ら搬送された刈取穀稈を脱穀部9を経てホッパータンク
内で所定量堆積した穀粒を、その下方の収納袋に流下す
るようにコンバイン1が構成されている。
【0008】上記クローラ走行装置2は、図2(a)に
示すように、駆動輪10を機体フレーム3の前部に軸支
し、かつ該機体フレーム3の下面から突出する支持フレ
ーム11、11に、複数の遊転輪12、12…および1
2a、12bを軸支した走行部フレーム13を水平状に
設けると共に、上記走行部フレーム13の後端には遊動
輪14が軸支されており、前記駆動輪10から当該遊動
輪14に至る間に弾性体クローラ15を巻装してクロー
ラ走行装置2が構成されている。16は上転輪である。
示すように、駆動輪10を機体フレーム3の前部に軸支
し、かつ該機体フレーム3の下面から突出する支持フレ
ーム11、11に、複数の遊転輪12、12…および1
2a、12bを軸支した走行部フレーム13を水平状に
設けると共に、上記走行部フレーム13の後端には遊動
輪14が軸支されており、前記駆動輪10から当該遊動
輪14に至る間に弾性体クローラ15を巻装してクロー
ラ走行装置2が構成されている。16は上転輪である。
【0009】上記クローラ走行装置2の駆動輪10は、
図2(a)に示すように、駆動シャフト10aに嵌着軸
支されており、該駆動輪10の巻装歯面10bを支持す
るリブ円板10cは、同図(b)に示すように、巻装歯
面10bから外側方に偏位した位置で一面状に一体形成
されており、従来構成として同図(c)に示すリブ円板
10dのような凹部10eを形成しないため、圃場走行
時に弾性体クローラ15で掻き上げられた泥土、小石等
の飛散物の駆動輪10内への侵入が一掃されて、当該飛
散物の持ち周りを防止することができ、走行時の泥跳ね
および走行後の圃場面の荒れを抑制することが可能とな
る。なお上記駆動輪10の構成は遊動輪14に適用して
も同様の効果を得ることができる。
図2(a)に示すように、駆動シャフト10aに嵌着軸
支されており、該駆動輪10の巻装歯面10bを支持す
るリブ円板10cは、同図(b)に示すように、巻装歯
面10bから外側方に偏位した位置で一面状に一体形成
されており、従来構成として同図(c)に示すリブ円板
10dのような凹部10eを形成しないため、圃場走行
時に弾性体クローラ15で掻き上げられた泥土、小石等
の飛散物の駆動輪10内への侵入が一掃されて、当該飛
散物の持ち周りを防止することができ、走行時の泥跳ね
および走行後の圃場面の荒れを抑制することが可能とな
る。なお上記駆動輪10の構成は遊動輪14に適用して
も同様の効果を得ることができる。
【0010】また上記クローラ走行装置2の遊転輪1
2、12…は、図3(a)(b)に示すように、走行部
フレーム13に一端を枢結したアーム17、17の他端
に軸支されており、かつ該アーム17、17の各中途部
間には棒状弾性体18が跨設されて、走行部フレーム1
3の下面に形成した湾曲部13aに当接する上記棒状弾
性体18で、弾性体クローラ15の上下変動を拘束する
ようになっている。したがって、金属バネを用いること
なく簡易な構成で弾性体クローラ15の動きに遊転輪1
2、12…を追従させることができる。
2、12…は、図3(a)(b)に示すように、走行部
フレーム13に一端を枢結したアーム17、17の他端
に軸支されており、かつ該アーム17、17の各中途部
間には棒状弾性体18が跨設されて、走行部フレーム1
3の下面に形成した湾曲部13aに当接する上記棒状弾
性体18で、弾性体クローラ15の上下変動を拘束する
ようになっている。したがって、金属バネを用いること
なく簡易な構成で弾性体クローラ15の動きに遊転輪1
2、12…を追従させることができる。
【0011】図4(a)(b)は、遊転輪12、12…
に緩衝機能を積極的に付加した場合の構成を示すもので
あって、この構成では、走行部フレーム13に貫通固定
した固定シャフト19の突出部に受けプレート20を両
翼状に固定し、かつ遊転輪12、12…を垂下状に支持
する揺動プレート21には、上記固定シャフト19の突
出部に案内されて当該揺動プレート21を上下方向に誘
導案内する案内溝22が形成されていると共に、上記揺
動プレート21の上端には受けプレート20の上面と離
間対向するクッションプレート23が一体に曲成され
て、当該各プレート20、23間に介装したコイル弾機
24、24により遊転輪12、12…を遊嵌状に弾持す
るようになっている。したがって、受けプレート20と
揺動プレート21との間に形成される隙間kの範囲内
で、上記遊転輪12、12…を上下動のみならず水平方
向にも遊動させることができ、弾性体クローラ15がス
ラスト荷重を受けて水平方向に偏移する場合にも遊転輪
12、12…の追従性を良好に保持することができる。
に緩衝機能を積極的に付加した場合の構成を示すもので
あって、この構成では、走行部フレーム13に貫通固定
した固定シャフト19の突出部に受けプレート20を両
翼状に固定し、かつ遊転輪12、12…を垂下状に支持
する揺動プレート21には、上記固定シャフト19の突
出部に案内されて当該揺動プレート21を上下方向に誘
導案内する案内溝22が形成されていると共に、上記揺
動プレート21の上端には受けプレート20の上面と離
間対向するクッションプレート23が一体に曲成され
て、当該各プレート20、23間に介装したコイル弾機
24、24により遊転輪12、12…を遊嵌状に弾持す
るようになっている。したがって、受けプレート20と
揺動プレート21との間に形成される隙間kの範囲内
で、上記遊転輪12、12…を上下動のみならず水平方
向にも遊動させることができ、弾性体クローラ15がス
ラスト荷重を受けて水平方向に偏移する場合にも遊転輪
12、12…の追従性を良好に保持することができる。
【0012】更に図5(a)(b)に示すように、遊転
輪12、12…を垂下状に支持する揺動プレート21´
を、走行部フレーム13の外側面に水平状に固定した受
けプレート20´に遊嵌し、上記揺動プレート21´の
上端に設けたクッションプレート23´と受けプレート
20´との間にコイル弾機24、24を介装する構成と
してもよい。この構成の場合でも、受けプレート20´
と揺動プレート21´との間に形成される隙間kの範囲
内で、上下方向に弾持遊動する遊転輪12、12…を水
平方向にも遊動させることができ、前記図4に示す実施
例と同様の効果を得ることができる。
輪12、12…を垂下状に支持する揺動プレート21´
を、走行部フレーム13の外側面に水平状に固定した受
けプレート20´に遊嵌し、上記揺動プレート21´の
上端に設けたクッションプレート23´と受けプレート
20´との間にコイル弾機24、24を介装する構成と
してもよい。この構成の場合でも、受けプレート20´
と揺動プレート21´との間に形成される隙間kの範囲
内で、上下方向に弾持遊動する遊転輪12、12…を水
平方向にも遊動させることができ、前記図4に示す実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0013】一方、前記駆動輪10および遊動輪14に
最近接する遊転輪12a、12bは、図6および図7に
示すように、それぞれ空気封入タイヤで構成されてお
り、この遊転輪12a、12bの空気圧を高低調整する
ことで、その輪径の大小変化により巻装されている弾性
体クローラ15の接地長を変更する構成となっている。
すなわち、図6(a)における上記遊転輪12a、12
bには、高圧空気が封入されてその輪径が他の遊転輪1
2、12…と同一径のD1となっており、駆動輪10と
遊動輪14との間で巻装される弾性体クローラ15の接
地長がL1となると共に、上記遊転輪12a、12bの
封入空気を低圧に調整すれば、その輪径が他の遊転輪1
2、12…よりも小径のD2となり、これに伴って弾性
体クローラ15の巻装状態が変化して接地長がL2(<
L1)となるように構成されている。
最近接する遊転輪12a、12bは、図6および図7に
示すように、それぞれ空気封入タイヤで構成されてお
り、この遊転輪12a、12bの空気圧を高低調整する
ことで、その輪径の大小変化により巻装されている弾性
体クローラ15の接地長を変更する構成となっている。
すなわち、図6(a)における上記遊転輪12a、12
bには、高圧空気が封入されてその輪径が他の遊転輪1
2、12…と同一径のD1となっており、駆動輪10と
遊動輪14との間で巻装される弾性体クローラ15の接
地長がL1となると共に、上記遊転輪12a、12bの
封入空気を低圧に調整すれば、その輪径が他の遊転輪1
2、12…よりも小径のD2となり、これに伴って弾性
体クローラ15の巻装状態が変化して接地長がL2(<
L1)となるように構成されている。
【0014】本発明は、叙上の如く構成されているか
ら、コンバイン1による圃場走行作業を行う際して当該
圃場が湿田である場合には、遊転輪12a、12bに高
圧空気を封入してその輪径を他の遊転輪12、12…と
同一径のD1とすれば、駆動輪10と遊動輪14との間
で巻装される弾性体クローラ15の接地長がL1とな
り、この接地長L1と該弾性体クローラ15の横幅とで
算出される接地面積が大となる。したがって、湿田走行
中の機体の沈み込みが抑制されて圃場を円滑に走行する
ことができる。
ら、コンバイン1による圃場走行作業を行う際して当該
圃場が湿田である場合には、遊転輪12a、12bに高
圧空気を封入してその輪径を他の遊転輪12、12…と
同一径のD1とすれば、駆動輪10と遊動輪14との間
で巻装される弾性体クローラ15の接地長がL1とな
り、この接地長L1と該弾性体クローラ15の横幅とで
算出される接地面積が大となる。したがって、湿田走行
中の機体の沈み込みが抑制されて圃場を円滑に走行する
ことができる。
【0015】また圃場が乾田である場合には、遊転輪1
2a、12bに封入する空気圧を低圧に調整して輪径を
他の遊転輪12、12…より小径のD2とすることによ
り、弾性体クローラ15の接地長がL2(<L1)とな
り、短い接地長で接地抵抗を小さくすることができ、乾
田走行中の機体の走行抵抗を抑えて回行走行を容易に行
うことができる。
2a、12bに封入する空気圧を低圧に調整して輪径を
他の遊転輪12、12…より小径のD2とすることによ
り、弾性体クローラ15の接地長がL2(<L1)とな
り、短い接地長で接地抵抗を小さくすることができ、乾
田走行中の機体の走行抵抗を抑えて回行走行を容易に行
うことができる。
【0016】このような遊転輪12a、12bの空気圧
の高低調整に連繋する輪径D1、D2の大小変化で、弾
性体クローラ15の接地長を変更するに際しては、特に
輪径を小径のD2とした場合に弾性体クローラ15の緊
張状態が緩む方向に変化するが、図8(a)(b)に示
すように、走行部フレーム13の後端に設ける遊動輪1
4をオートテンショナ機構25、26を介して装着する
ことにより、上記弾性体クローラ15を常に一定の緊張
状態とすることができるようになる。
の高低調整に連繋する輪径D1、D2の大小変化で、弾
性体クローラ15の接地長を変更するに際しては、特に
輪径を小径のD2とした場合に弾性体クローラ15の緊
張状態が緩む方向に変化するが、図8(a)(b)に示
すように、走行部フレーム13の後端に設ける遊動輪1
4をオートテンショナ機構25、26を介して装着する
ことにより、上記弾性体クローラ15を常に一定の緊張
状態とすることができるようになる。
【0017】すなわち、同図(a)では、遊動輪14と
遊転輪12bを一体に取付けたスイングプレート27の
揺動支点Xを遊転輪12bの図示しない取付シャフトに
据え、かつ上記スイングプレート27の上縁側に固定し
たオートテンショナ機構25を、走行部フレーム13側
の当接軸25aに圧接して矢印方向のテンション効果を
持たせる構成とし、また同図(b)では、走行部フレー
ム13の後端に支点軸28を軸支し、この支点軸28に
遊動輪14を取付けたスイングプレート27´を上下回
動自在に枢結して、オートテンショナ機構26を走行部
フレーム13側の当接軸26aに圧接して矢印方向のテ
ンション効果を持たせる構成としている。
遊転輪12bを一体に取付けたスイングプレート27の
揺動支点Xを遊転輪12bの図示しない取付シャフトに
据え、かつ上記スイングプレート27の上縁側に固定し
たオートテンショナ機構25を、走行部フレーム13側
の当接軸25aに圧接して矢印方向のテンション効果を
持たせる構成とし、また同図(b)では、走行部フレー
ム13の後端に支点軸28を軸支し、この支点軸28に
遊動輪14を取付けたスイングプレート27´を上下回
動自在に枢結して、オートテンショナ機構26を走行部
フレーム13側の当接軸26aに圧接して矢印方向のテ
ンション効果を持たせる構成としている。
【0018】
【発明の効果】これを要するに本発明は、走行部フレー
ムの前後端に軸支した駆動輪から遊動輪に至る間に複数
の遊転輪を軸架し、上記各輪間に亘って弾性体クローラ
を巻装してなる移動農機のクローラ走行装置において、
上記駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を、それぞ
れ空気封入タイヤで構成したから、 駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を空気封入タ
イヤで構成したことにより、圃場の凹凸、畦の乗り越え
等においても機体進行時の衝撃を吸収することができ、
また上記遊転輪以外の遊転輪は従来の遊転輪構成と同一
なので、機体の走行性能自体には何ら影響を与えること
がなく、スムーズな圃場走行作業を遂行できる。また、
上記空気封入タイヤで構成される各遊転輪は調圧可能に
構成され、該各輪の空気圧の高低調整に連繋する輪径の
大小変化で、巻装される弾性体クローラの接地長を変更
するようにしたから、 空気封入タイヤで構成した遊転輪の空気圧調整で、移
動農機のクローラ接地長を容易かつ柔軟に設定すること
ができ、従来のように湿田、乾田等の圃場状況に対応し
て2台の移動農機を使い分ける、あるいは1台の移動農
機を双方に共用する場合の接地抵抗、回行性能等の不要
な妥協を一掃して、最適なクローラ走行形態で圃場作業
を速やかに行うことができる。という極めて有用な新規
的効果を奏するものである。
ムの前後端に軸支した駆動輪から遊動輪に至る間に複数
の遊転輪を軸架し、上記各輪間に亘って弾性体クローラ
を巻装してなる移動農機のクローラ走行装置において、
上記駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を、それぞ
れ空気封入タイヤで構成したから、 駆動輪および遊動輪に最近接する遊転輪を空気封入タ
イヤで構成したことにより、圃場の凹凸、畦の乗り越え
等においても機体進行時の衝撃を吸収することができ、
また上記遊転輪以外の遊転輪は従来の遊転輪構成と同一
なので、機体の走行性能自体には何ら影響を与えること
がなく、スムーズな圃場走行作業を遂行できる。また、
上記空気封入タイヤで構成される各遊転輪は調圧可能に
構成され、該各輪の空気圧の高低調整に連繋する輪径の
大小変化で、巻装される弾性体クローラの接地長を変更
するようにしたから、 空気封入タイヤで構成した遊転輪の空気圧調整で、移
動農機のクローラ接地長を容易かつ柔軟に設定すること
ができ、従来のように湿田、乾田等の圃場状況に対応し
て2台の移動農機を使い分ける、あるいは1台の移動農
機を双方に共用する場合の接地抵抗、回行性能等の不要
な妥協を一掃して、最適なクローラ走行形態で圃場作業
を速やかに行うことができる。という極めて有用な新規
的効果を奏するものである。
【図1】コンバインの全体側面図である。
【図2】(a)は駆動輪の拡大側面図である。(b)は
同上側断面図である。(c)は従来の駆動輪の側断面図
である。
同上側断面図である。(c)は従来の駆動輪の側断面図
である。
【図3】(a)は遊転輪の取付構造を示す一部切欠側面
図である。(b)は同上一部断面図である。
図である。(b)は同上一部断面図である。
【図4】(a)は遊転輪の他の取付構造を示す一部切欠
側面図である。(b)は同上一部断面図である。
側面図である。(b)は同上一部断面図である。
【図5】(a)は遊転輪の他の取付構造を示す一部切欠
側面図である。(b)は同上一部断面図である。
側面図である。(b)は同上一部断面図である。
【図6】(a)は駆動輪および遊動輪に最近接する遊転
輪に高圧空気を封入して輪径を大とした場合を示す作用
説明図である。(b)は同上遊転輪の封入空気を低圧に
調整して輪径を小とした場合を示す作用説明図である。
輪に高圧空気を封入して輪径を大とした場合を示す作用
説明図である。(b)は同上遊転輪の封入空気を低圧に
調整して輪径を小とした場合を示す作用説明図である。
【図7】クローラ走行装置の断面図である。
【図8】(a)はオートテンショナ機構を介した遊動輪
の取付構造を示す要部拡大側面図である。(b)はオー
トテンショナ機構を介した遊動輪の他の取付構造を示す
要部拡大側面図である。
の取付構造を示す要部拡大側面図である。(b)はオー
トテンショナ機構を介した遊動輪の他の取付構造を示す
要部拡大側面図である。
2 クローラ走行装置 10 駆動輪 12 遊転輪 12a 遊転輪 12b 遊転輪 13 走行部フレーム 14 遊動輪 15 弾性体クローラ D1 輪径 D2 輪径 L1 接地長 L2 接地長
Claims (2)
- 【請求項1】 走行部フレームの前後端に軸支した駆動
輪から遊動輪に至る間に複数の遊転輪を軸架し、上記各
輪間に亘って弾性体クローラを巻装してなる移動農機の
クローラ走行装置において、上記駆動輪および遊動輪に
最近接する遊転輪を、それぞれ空気封入タイヤで構成し
たことを特徴とする移動農機のクローラ走行装置。 - 【請求項2】 上記空気封入タイヤで構成される各遊転
輪は調圧可能に構成され、該各輪の空気圧の高低調整に
連繋する輪径の大小変化で、巻装される弾性体クローラ
の接地長を変更するようにしたことを特徴とする請求項
1記載の移動農機のクローラ走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24974297A JPH1179012A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 移動農機のクローラ走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24974297A JPH1179012A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 移動農機のクローラ走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1179012A true JPH1179012A (ja) | 1999-03-23 |
Family
ID=17197544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24974297A Pending JPH1179012A (ja) | 1997-08-29 | 1997-08-29 | 移動農機のクローラ走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1179012A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101659042B1 (ko) * | 2016-02-19 | 2016-09-23 | 국방과학연구소 | 궤도형 이동 장치 |
-
1997
- 1997-08-29 JP JP24974297A patent/JPH1179012A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101659042B1 (ko) * | 2016-02-19 | 2016-09-23 | 국방과학연구소 | 궤도형 이동 장치 |
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