JPH117904A - 陰極線管用電子銃構体 - Google Patents
陰極線管用電子銃構体Info
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- JPH117904A JPH117904A JP9159497A JP15949797A JPH117904A JP H117904 A JPH117904 A JP H117904A JP 9159497 A JP9159497 A JP 9159497A JP 15949797 A JP15949797 A JP 15949797A JP H117904 A JPH117904 A JP H117904A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カップ状電極内に板状電極を挿入する電子銃の
組み立て作業性を円滑にすると共に、組み立てた主レン
ズの電極の精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構
体を提供する。 【解決手段】板状電極17aの外径寸法をカップ状電極
17の内径寸法より小とし、板状電極17aを挿入して
溶接するカップ状電極17の内壁内方に突出部17cを
形成して、この突出部17cに板状電極17aを溶接す
ることにより、板状電極17aのカップ状電極17内部
への挿入を容易として当該板状電極17aを高精度に設
置する。
組み立て作業性を円滑にすると共に、組み立てた主レン
ズの電極の精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構
体を提供する。 【解決手段】板状電極17aの外径寸法をカップ状電極
17の内径寸法より小とし、板状電極17aを挿入して
溶接するカップ状電極17の内壁内方に突出部17cを
形成して、この突出部17cに板状電極17aを溶接す
ることにより、板状電極17aのカップ状電極17内部
への挿入を容易として当該板状電極17aを高精度に設
置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陰極線管用電子銃
構体に係り、特にシャドウマスク形カラー陰極線管に装
着されるインライン型電子銃の主レンズ部の電極構造を
改良して精度を向上した陰極線管用電子銃構体に関す
る。
構体に係り、特にシャドウマスク形カラー陰極線管に装
着されるインライン型電子銃の主レンズ部の電極構造を
改良して精度を向上した陰極線管用電子銃構体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー受像管やディスプレイ管等のカラ
ー陰極線管は、その精細な画像再現性から、テレビ放送
の受信あるいは情報処理機器のモニターとして広く用い
られている。
ー陰極線管は、その精細な画像再現性から、テレビ放送
の受信あるいは情報処理機器のモニターとして広く用い
られている。
【0003】この種のカラー陰極線管は、内面に蛍光体
スクリーンを形成したフェースプレートを有するファン
ネルと、上記ファンネルに連接して上記蛍光体スクリー
ンに向けて電子ビームを発射する電子銃構体を収容した
ネックとを少なくとも有する真空外囲器からなる。
スクリーンを形成したフェースプレートを有するファン
ネルと、上記ファンネルに連接して上記蛍光体スクリー
ンに向けて電子ビームを発射する電子銃構体を収容した
ネックとを少なくとも有する真空外囲器からなる。
【0004】図7は本発明を適用するカラー陰極線管の
一例としてのシャドウマスク型カラー陰極線管の構成を
説明する断面模式図であって、20はフェースプレー
ト、21はネック、22はフェースプレートとネックと
を連接するファンネル、23はフェースプレートの内面
に形成して映像表示面を構成する蛍光体スクリーン、2
4は色選択電極であるシャドウマスク、25はシャドウ
マスクを保持してシャドウマスク構体を構成するマスク
フレーム、26は外部磁気を遮蔽するインナーシール
ド、27はシャドウマスク構体をフェースプレートの側
内壁に植立したスタッドに懸架支持する懸架スプリング
機構、28はネック内に収納して3本の電子ビームBs
(×2),Bcを発射する電子銃、29は電子ビームを
水平と垂直に偏向する偏向装置、30は色純度やセンタ
リング補正を行うための磁気装置、31はゲッター、3
2は内部導電膜、33は防爆バンドである。
一例としてのシャドウマスク型カラー陰極線管の構成を
説明する断面模式図であって、20はフェースプレー
ト、21はネック、22はフェースプレートとネックと
を連接するファンネル、23はフェースプレートの内面
に形成して映像表示面を構成する蛍光体スクリーン、2
4は色選択電極であるシャドウマスク、25はシャドウ
マスクを保持してシャドウマスク構体を構成するマスク
フレーム、26は外部磁気を遮蔽するインナーシール
ド、27はシャドウマスク構体をフェースプレートの側
内壁に植立したスタッドに懸架支持する懸架スプリング
機構、28はネック内に収納して3本の電子ビームBs
(×2),Bcを発射する電子銃、29は電子ビームを
水平と垂直に偏向する偏向装置、30は色純度やセンタ
リング補正を行うための磁気装置、31はゲッター、3
2は内部導電膜、33は防爆バンドである。
【0005】同図の構成において、フェースプレート2
0とネック21およびファンネル22とで真空外囲器を
構成し、電子銃28から横一列(インライン)に発射さ
れた3本の電子ビームBc,Bs×2を偏向装置29で
形成される偏向磁界で水平と垂直の2方向に偏向して蛍
光体スクリーン23上を2次元に走査させる。
0とネック21およびファンネル22とで真空外囲器を
構成し、電子銃28から横一列(インライン)に発射さ
れた3本の電子ビームBc,Bs×2を偏向装置29で
形成される偏向磁界で水平と垂直の2方向に偏向して蛍
光体スクリーン23上を2次元に走査させる。
【0006】3本の電子ビームBs,Bc×2はそれぞ
れ赤(サイドビームBs)、緑(センタービームB
c)、青(サイドビームBs)の色信号で変調され、蛍
光体スクリーン23の直前に配置されたシャドウマスク
24のビーム通過孔で色選択を受けて蛍光体スクリーン
23を構成する赤、緑、青の3色の蛍光体モザイクのそ
れぞれに射突することにより、所要のカラー映像を再生
する。
れ赤(サイドビームBs)、緑(センタービームB
c)、青(サイドビームBs)の色信号で変調され、蛍
光体スクリーン23の直前に配置されたシャドウマスク
24のビーム通過孔で色選択を受けて蛍光体スクリーン
23を構成する赤、緑、青の3色の蛍光体モザイクのそ
れぞれに射突することにより、所要のカラー映像を再生
する。
【0007】図8は図7に示したカラー陰極線管に使用
されるインライン型電子銃構体の構成例を説明する要部
側面図であって、10は陰極、11は制御電極である第
1グリッド電極、12は第2グリッド電極、13は第3
グリッド電極、14は第4グリッド電極、15は第5グ
リッド電極、16は第6グリッド電極、16aは第6グ
リッド電極の板状補正電極、 17は陽極、17aは陽
極の板状補正電極、18はシールドカップ、19は絶縁
支持体である。
されるインライン型電子銃構体の構成例を説明する要部
側面図であって、10は陰極、11は制御電極である第
1グリッド電極、12は第2グリッド電極、13は第3
グリッド電極、14は第4グリッド電極、15は第5グ
リッド電極、16は第6グリッド電極、16aは第6グ
リッド電極の板状補正電極、 17は陽極、17aは陽
極の板状補正電極、18はシールドカップ、19は絶縁
支持体である。
【0008】この電子銃において、陰極10と第1グリ
ッド電極11および第2グリッド電極12で構成される
3極部で発生された3本の電子ビームは第3グリッド電
極13、第4グリッド電極14および第5グリッド電極
15で加速および・前段収束されて第6グリッド電極1
6と陽極17の対向面に形成される主レンズで所要の収
束がなされ、図7の蛍光面に指向される。
ッド電極11および第2グリッド電極12で構成される
3極部で発生された3本の電子ビームは第3グリッド電
極13、第4グリッド電極14および第5グリッド電極
15で加速および・前段収束されて第6グリッド電極1
6と陽極17の対向面に形成される主レンズで所要の収
束がなされ、図7の蛍光面に指向される。
【0009】この形式の電子銃では、集束レンズおよび
主レンズを構成する電極(第5グリッド電極、第6グリ
ッド電極16、および陽極17)はカップ状電極であ
り、特に主レンズを構成する第6グリッド電極16と陽
極17とは、その対向する端縁に、内側に折り曲げたリ
ムをもつ単一開口を有すると共に、上記対向端縁から互
いに構体した位置に電子ビームごとの開口をもつ板状の
補正電極16a、17aを備えている。
主レンズを構成する電極(第5グリッド電極、第6グリ
ッド電極16、および陽極17)はカップ状電極であ
り、特に主レンズを構成する第6グリッド電極16と陽
極17とは、その対向する端縁に、内側に折り曲げたリ
ムをもつ単一開口を有すると共に、上記対向端縁から互
いに構体した位置に電子ビームごとの開口をもつ板状の
補正電極16a、17aを備えている。
【0010】図9は上記した形式の電子銃の主レンズ形
成電極を説明するための模式断面図であって、(a)は
インライン方向と平行な方向の断面図、(b)はインラ
イン方向と直角な方向の断面図である。
成電極を説明するための模式断面図であって、(a)は
インライン方向と平行な方向の断面図、(b)はインラ
イン方向と直角な方向の断面図である。
【0011】同図において、第6グリッド電極16の陽
極17と対向する端面には管軸方向にHの距離で内側に
折り曲げたリムをもつ単一開口16−1を有し、この単
一開口から上記陽極17に対して距離d1 だけ後退した
内部位置に電子ビームの数に対応した3個の電子ビーム
通過開口部を有する板状補正電極16aが設置されてい
る。
極17と対向する端面には管軸方向にHの距離で内側に
折り曲げたリムをもつ単一開口16−1を有し、この単
一開口から上記陽極17に対して距離d1 だけ後退した
内部位置に電子ビームの数に対応した3個の電子ビーム
通過開口部を有する板状補正電極16aが設置されてい
る。
【0012】同様に、陽極17の第6グリッド電極16
と間隔gで対向する端面に、内側に折り曲げたリムをも
つ単一開口17−1を有し、この単一開口から上記第6
グリッド電極16に対して距離d2 だけ後退した内部位
置に電子ビームの数に対応した3個の電子ビーム通過開
口部を有する板状補正電極17aが設置されている。な
お、この板状補正電極17aのサイドの電子ビームにつ
いては陽極17のカップ状電極の内壁と共に電子ビーム
通過開口部を形成している。
と間隔gで対向する端面に、内側に折り曲げたリムをも
つ単一開口17−1を有し、この単一開口から上記第6
グリッド電極16に対して距離d2 だけ後退した内部位
置に電子ビームの数に対応した3個の電子ビーム通過開
口部を有する板状補正電極17aが設置されている。な
お、この板状補正電極17aのサイドの電子ビームにつ
いては陽極17のカップ状電極の内壁と共に電子ビーム
通過開口部を形成している。
【0013】この単一開口16−1,17−1と板状補
正電極16a、17aにより、実質的に大口径の主レン
ズが形成される。
正電極16a、17aにより、実質的に大口径の主レン
ズが形成される。
【0014】上記したような、主レンズを構成する一対
の電極の各対向面側に長円状の周辺リムを有し、それぞ
れの電極の内部に対向面から互いに後退させた位置に板
状の補正電極を配置して、実行的の大口径の主レンズを
形成したものが特開平4−43532号公報に開示され
ている。
の電極の各対向面側に長円状の周辺リムを有し、それぞ
れの電極の内部に対向面から互いに後退させた位置に板
状の補正電極を配置して、実行的の大口径の主レンズを
形成したものが特開平4−43532号公報に開示され
ている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】図10は上記従来の電
子銃の主レンズ形成電極の形状を説明する断面模式図で
あって、(a)はカップ状電極である陽極17の前記図
9(b)と同様の断面図、(b)はカップ状電極の内部
に溶接固定される板状電極17aの正面図、(c)は
(b)の要部拡大図である。
子銃の主レンズ形成電極の形状を説明する断面模式図で
あって、(a)はカップ状電極である陽極17の前記図
9(b)と同様の断面図、(b)はカップ状電極の内部
に溶接固定される板状電極17aの正面図、(c)は
(b)の要部拡大図である。
【0016】同図(a)に示したように、板状電極17
aはカップ状の陽極17の開放端A側から内壁Bの沿っ
てリムが形成されている対向端縁方向に挿入され、前記
した後退量d2 の位置に縁辺をレーザー溶接等で固定さ
れる。この板状電極17aは同図(b)に占め下よう
に、中央電子ビームを通過させる電子ビーム通過開口部
17acを有し、その両側にサイドの電子ビーム通過用
の電子ビーム通過開口部17asを有する。このサイド
の電子ビーム通過開口部17asは陽極17の内壁と共
に電子ビーム通過開口を形成する。
aはカップ状の陽極17の開放端A側から内壁Bの沿っ
てリムが形成されている対向端縁方向に挿入され、前記
した後退量d2 の位置に縁辺をレーザー溶接等で固定さ
れる。この板状電極17aは同図(b)に占め下よう
に、中央電子ビームを通過させる電子ビーム通過開口部
17acを有し、その両側にサイドの電子ビーム通過用
の電子ビーム通過開口部17asを有する。このサイド
の電子ビーム通過開口部17asは陽極17の内壁と共
に電子ビーム通過開口を形成する。
【0017】この板状電極17aが陽極17の内壁と当
接する辺縁には、凹陥部17bがプレス加工時に形成さ
れており、陽極17に挿入する際に内壁Bとの間の摺接
量を低減して組み立て作業の容易性を確保している。
接する辺縁には、凹陥部17bがプレス加工時に形成さ
れており、陽極17に挿入する際に内壁Bとの間の摺接
量を低減して組み立て作業の容易性を確保している。
【0018】しかし、板状電極17aに凹陥部17bを
プレス成形する際、同図(c)に示したような所謂バリ
17dが形成される。このバリ17dの突出量L’が陽
極17の対向内壁間に通過できる公差以上であると、陽
極17や板状電極17aに変形をもたらす。また、バリ
のみでなく板状電極17aの外径寸法およびカップ状電
極17の開口部内径寸法のバラツキでカップ状電極17
への板状電極17aの挿入性が変化し、あるいは、レー
ザー溶接の条件により最も重要な組み立て後のカップ状
電極の開口内径、板状電極の孔径が変化する。このた
め、主レンズ電極の精度が低下し非点収差が大きくなる
などの電子銃の特性が低下し所要の性能を持った陰極線
管を得ることができなくなると言う問題があった。
プレス成形する際、同図(c)に示したような所謂バリ
17dが形成される。このバリ17dの突出量L’が陽
極17の対向内壁間に通過できる公差以上であると、陽
極17や板状電極17aに変形をもたらす。また、バリ
のみでなく板状電極17aの外径寸法およびカップ状電
極17の開口部内径寸法のバラツキでカップ状電極17
への板状電極17aの挿入性が変化し、あるいは、レー
ザー溶接の条件により最も重要な組み立て後のカップ状
電極の開口内径、板状電極の孔径が変化する。このた
め、主レンズ電極の精度が低下し非点収差が大きくなる
などの電子銃の特性が低下し所要の性能を持った陰極線
管を得ることができなくなると言う問題があった。
【0019】そして、組み立て溶接後の上記板状補正電
極の設置位置を修正することは極めて困難であるという
問題があった。
極の設置位置を修正することは極めて困難であるという
問題があった。
【0020】なお、第6格子電極16とその板状電極1
6aについても同様であるので、説明は省略する。
6aについても同様であるので、説明は省略する。
【0021】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消し、組み立て作業性を円滑にし、組み立てた主レン
ズの電極の精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構
体を提供することにある。
解消し、組み立て作業性を円滑にし、組み立てた主レン
ズの電極の精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構
体を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、板状電極の外径寸法をカップ状電極の内
径寸法より小とし、板状電極を挿入して溶接するカップ
状電極の内壁内方に突出部を形成して、この突出部に板
状電極を溶接することにより、板状電極のカップ状電極
内部への挿入を容易として当該板状補正電極を高精度に
設置可能としたものである。
に、本発明は、板状電極の外径寸法をカップ状電極の内
径寸法より小とし、板状電極を挿入して溶接するカップ
状電極の内壁内方に突出部を形成して、この突出部に板
状電極を溶接することにより、板状電極のカップ状電極
内部への挿入を容易として当該板状補正電極を高精度に
設置可能としたものである。
【0023】前記突出部は、カップ状電極の壁面の一部
を内方に切り起こした突片、あるいはカップ状電極の壁
面の一部を内方に押出した突起とする。
を内方に切り起こした突片、あるいはカップ状電極の壁
面の一部を内方に押出した突起とする。
【0024】なお、上記突片の切り起こし方向は管軸と
平行な方向、または管軸と直角な方向の何れでもよい。
平行な方向、または管軸と直角な方向の何れでもよい。
【0025】上記構成により、主レンズを形成するカッ
プ状電極の対向面からの板状補正電極の後退量を精密に
設定でき、その設置平面を上記対向面と平行に設置する
ことが可能となり、高品質の画像を表示できる陰極線管
用の電子銃構体を提供することができる。
プ状電極の対向面からの板状補正電極の後退量を精密に
設定でき、その設置平面を上記対向面と平行に設置する
ことが可能となり、高品質の画像を表示できる陰極線管
用の電子銃構体を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、実
施例の図面を参照して詳細に説明する。
施例の図面を参照して詳細に説明する。
【0027】図1は本発明による陰極線管用電子銃構体
の第1実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
の第1実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
【0028】同図において、前記図9と同一符号は同一
機能部分に対応し、17cは突片である。なお、同図で
は陽極17に挿入される板状電極17aの溶接部の構成
を示したが第6格子電極16に挿入される板状電極16
aについてもその形状が3個の電子ビーム通過孔を備え
ている点を除いて陽極17に形成されたものと同様の突
片を備えている。
機能部分に対応し、17cは突片である。なお、同図で
は陽極17に挿入される板状電極17aの溶接部の構成
を示したが第6格子電極16に挿入される板状電極16
aについてもその形状が3個の電子ビーム通過孔を備え
ている点を除いて陽極17に形成されたものと同様の突
片を備えている。
【0029】同図において、第6グリッド電極16の陽
極17との対向面の端面は内側に折り曲げられてリムを
形成し、同様に陽極17の第6グリッド電極16との対
向面の端面にもリムが形成され、両者の単一開口16−
1と17−1とが対向し、この対向部に主レンズが構成
される。
極17との対向面の端面は内側に折り曲げられてリムを
形成し、同様に陽極17の第6グリッド電極16との対
向面の端面にもリムが形成され、両者の単一開口16−
1と17−1とが対向し、この対向部に主レンズが構成
される。
【0030】そして、図9で説明したように、第6グリ
ッド電極16の内部には、陽極17との対向部から所定
の後退量をもって板状電極16aが設置され、陽極17
の内部には、第6電極16との対向部から所定の後退量
をもって板状電極17aが設置される。
ッド電極16の内部には、陽極17との対向部から所定
の後退量をもって板状電極16aが設置され、陽極17
の内部には、第6電極16との対向部から所定の後退量
をもって板状電極17aが設置される。
【0031】カップ状電極である陽極17のインライン
方向の壁面には、プレスにより内方かつ管軸方向に切り
起こした突片17cが形成されている。この突片17c
は後述するように板状電極17aの平行する2辺のそれ
ぞれに各2個ずつ形成されている。
方向の壁面には、プレスにより内方かつ管軸方向に切り
起こした突片17cが形成されている。この突片17c
は後述するように板状電極17aの平行する2辺のそれ
ぞれに各2個ずつ形成されている。
【0032】カップ状電極に設置される板状電極は次の
ような形状を備えている。すなわち、陽極17とその板
状電極17aを例とすると、陽極17内に設置される板
状電極17aは、当該カップ状電極内に容易に挿入でき
るようにするための凹陥部17bを有し、外径寸法が陽
極17の内径よりも若干小さくして組み立て時の装入が
容易となるようにしている。
ような形状を備えている。すなわち、陽極17とその板
状電極17aを例とすると、陽極17内に設置される板
状電極17aは、当該カップ状電極内に容易に挿入でき
るようにするための凹陥部17bを有し、外径寸法が陽
極17の内径よりも若干小さくして組み立て時の装入が
容易となるようにしている。
【0033】この板状電極17aは陽極17の内壁に形
成した突片17cと対向する位置に挿入され、レーザー
等で溶接固定される。
成した突片17cと対向する位置に挿入され、レーザー
等で溶接固定される。
【0034】図2はカップ状電極とその内部に挿入され
た板状電極の構成を示す正面図であって、(a)は第6
格子電極側から見た陽極の構成を示す正面図、(b)は
陽極側から見た第6格子電極の構成を示す正面図であ
る。
た板状電極の構成を示す正面図であって、(a)は第6
格子電極側から見た陽極の構成を示す正面図、(b)は
陽極側から見た第6格子電極の構成を示す正面図であ
る。
【0035】同図(a)において、陽極17に収納され
た板状電極17aはセンターの電子ビーム通過開口部1
7acとサイドの電子ビーム通過開口部17asを有
し、センターの電子ビーム通過開口部17acの上下位
置(当該電極の中央部)に凹陥部17bが形成されてお
り、電子ビームの配列方向(インライン方向)と平行な
辺が陽極17の内壁に形成された突片17cに溶接され
ている。
た板状電極17aはセンターの電子ビーム通過開口部1
7acとサイドの電子ビーム通過開口部17asを有
し、センターの電子ビーム通過開口部17acの上下位
置(当該電極の中央部)に凹陥部17bが形成されてお
り、電子ビームの配列方向(インライン方向)と平行な
辺が陽極17の内壁に形成された突片17cに溶接され
ている。
【0036】同様に、第6格子電極16に収納された板
状電極16aも同図(b)に示したようにセンターの電
子ビーム通過開口部16acとサイドの電子ビーム通過
開口部16asを有し、センターの電子ビーム通過開口
部16acの上下位置(当該電極の中央部)に凹陥部1
6bが形成されていると共に、電子ビームの配列方向
(インライン方向)と平行な辺が第6格子電極16の内
壁に形成された突片16cに溶接されている。
状電極16aも同図(b)に示したようにセンターの電
子ビーム通過開口部16acとサイドの電子ビーム通過
開口部16asを有し、センターの電子ビーム通過開口
部16acの上下位置(当該電極の中央部)に凹陥部1
6bが形成されていると共に、電子ビームの配列方向
(インライン方向)と平行な辺が第6格子電極16の内
壁に形成された突片16cに溶接されている。
【0037】図3はカップ状電極内部に設置される本実
施例の板状電極の形状例を説明する平面図であって、前
記図2の(a)の陽極17に設置される板状電極17a
を例として説明するものである。また、図4は図3の要
部拡大平面図である。
施例の板状電極の形状例を説明する平面図であって、前
記図2の(a)の陽極17に設置される板状電極17a
を例として説明するものである。また、図4は図3の要
部拡大平面図である。
【0038】図3および図4において、板状電極17の
インライン方向と平行な辺縁には前記した凹陥部17b
が形成される。陽極17の内壁に形成された突片17c
の突出量は、図4に拡大して示したように、凹陥部17
bのプレス加工時に形成されるバリ17dの高さL’を
クリアするように凹陥部17bの開口端との距離Lが
L’≦Lとなるように形成される。
インライン方向と平行な辺縁には前記した凹陥部17b
が形成される。陽極17の内壁に形成された突片17c
の突出量は、図4に拡大して示したように、凹陥部17
bのプレス加工時に形成されるバリ17dの高さL’を
クリアするように凹陥部17bの開口端との距離Lが
L’≦Lとなるように形成される。
【0039】これにより、板状電極17aを陽極17の
内壁に沿って挿入する際のバリ17dが当該陽極の内壁
に押接して陽極17の変形あるいは板状電極17aの変
形が防止される。
内壁に沿って挿入する際のバリ17dが当該陽極の内壁
に押接して陽極17の変形あるいは板状電極17aの変
形が防止される。
【0040】第6格子電極16とその板状電極16aに
ついても同様に、第6格子電極16の変形あるいは板状
電極16aの変形が防止される。なお、板状電極16a
のインライン方向と直角な方向の片縁も当該第6格子電
極16の内径より若干小さくなるように成形されてい
る。
ついても同様に、第6格子電極16の変形あるいは板状
電極16aの変形が防止される。なお、板状電極16a
のインライン方向と直角な方向の片縁も当該第6格子電
極16の内径より若干小さくなるように成形されてい
る。
【0041】上記実施例により、主レンズの電極の精度
を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供するこ
とができる。
を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供するこ
とができる。
【0042】図5は本発明による陰極線管用電子銃構体
の第2実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
の第2実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
【0043】同図において、前記図1と同一符号は同一
機能部分に対応し、17c’は突片である。なお、同図
でも同様に陽極17に挿入される板状電極17aの溶接
部の構成を示したが第6格子電極16に挿入される板状
電極16aについてもその形状が3個の電子ビーム通過
孔を備えている点を除いて陽極17に形成されたものと
同様の突片を備えている。
機能部分に対応し、17c’は突片である。なお、同図
でも同様に陽極17に挿入される板状電極17aの溶接
部の構成を示したが第6格子電極16に挿入される板状
電極16aについてもその形状が3個の電子ビーム通過
孔を備えている点を除いて陽極17に形成されたものと
同様の突片を備えている。
【0044】この実施例におけるカップ状電極の内壁に
形成される突出部は、管軸と直角方向に切り起こした突
片17c’であり、この突片17c’に板状電極17a
をレーザー溶接して固定する。その他の構成は第1実施
例と同様である。
形成される突出部は、管軸と直角方向に切り起こした突
片17c’であり、この突片17c’に板状電極17a
をレーザー溶接して固定する。その他の構成は第1実施
例と同様である。
【0045】この実施例によっても、主レンズの電極の
精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供す
ることができる。
精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供す
ることができる。
【0046】図6は本発明による陰極線管用電子銃構体
の第3実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
の第3実施例を説明するための模式断面図であって、
(a)はインライン方向と直角な方向の断面図、(b)
は(a)の要部拡大図である。
【0047】同図において、前記図1と同一符号は同一
機能部分に対応し、17c”は突起である。なお、同図
でも同様に陽極17に挿入される板状電極17aの溶接
部の構成を示したが第6格子電極16に挿入される板状
電極16aについてもその形状が3個の電子ビーム通過
孔を備えている点を除いて陽極17に形成されたものと
同様の突起16c”を備えている。
機能部分に対応し、17c”は突起である。なお、同図
でも同様に陽極17に挿入される板状電極17aの溶接
部の構成を示したが第6格子電極16に挿入される板状
電極16aについてもその形状が3個の電子ビーム通過
孔を備えている点を除いて陽極17に形成されたものと
同様の突起16c”を備えている。
【0048】この実施例におけるカップ状電極の内壁に
形成される突出部は、管軸と直角方向に切り起こした突
起17c”であり、この突起17c”に板状電極17a
をレーザー溶接して固定する。その他の構成は第1、第
2実施例と同様である。
形成される突出部は、管軸と直角方向に切り起こした突
起17c”であり、この突起17c”に板状電極17a
をレーザー溶接して固定する。その他の構成は第1、第
2実施例と同様である。
【0049】この実施例によっても、主レンズの電極の
精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供す
ることができる。
精度を向上した高性能の陰極線管用電子銃構体を提供す
ることができる。
【0050】なお、本発明は上記の主レンズ形成電極の
みならず、他の同様の内部電極を有する各種の電子銃電
極に適用することができる。
みならず、他の同様の内部電極を有する各種の電子銃電
極に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カップ状電極の内部に板状の補正電極(板状電極)を挿
入して固定した形式の電極における上記板状電極の組み
立てが容易となり、かつ当該板状補正電極の設置位置が
高精度で規定可能となり、高画質の陰極線管用電子銃構
体を提供するこができる。
カップ状電極の内部に板状の補正電極(板状電極)を挿
入して固定した形式の電極における上記板状電極の組み
立てが容易となり、かつ当該板状補正電極の設置位置が
高精度で規定可能となり、高画質の陰極線管用電子銃構
体を提供するこができる。
【図1】本発明による陰極線管用電子銃構体の第1実施
例を説明するための模式断面図である。
例を説明するための模式断面図である。
【図2】カップ状電極とその内部に挿入された板状電極
の構成を示す正面図である。
の構成を示す正面図である。
【図3】カップ状電極内部に設置される本実施例の板状
電極の形状を詳細に説明する平面図である。
電極の形状を詳細に説明する平面図である。
【図4】図3の要部拡大平面図である。
【図5】本発明による陰極線管用電子銃構体の第2実施
例を説明するための模式断面図である。
例を説明するための模式断面図である。
【図6】本発明による陰極線管用電子銃構体の第3実施
例を説明するための模式断面図である。
例を説明するための模式断面図である。
【図7】本発明を適用するカラー陰極線管の一例として
のシャドウマスク型カラー陰極線管の構成を説明する断
面模式図である。
のシャドウマスク型カラー陰極線管の構成を説明する断
面模式図である。
【図8】図7に示したカラー陰極線管に使用されるイン
ライン型電子銃構体の構成例を説明する要部側面図であ
る。
ライン型電子銃構体の構成例を説明する要部側面図であ
る。
【図9】図8に示した電子銃の主レンズ形成電極を説明
するための模式断面図である。
するための模式断面図である。
【図10】従来の電子銃の主レンズ形成電極の形状を説
明する断面模式図である。
明する断面模式図である。
16 第6グリッド電極 16a 第6グリッド電極に設置された板状電極 16b 第6グリッド電極の凹陥部 16c,16c’突片 16c” 突起 17 陽極 17a 陽極に設置された板状電極 17b 板状電極17aの凹陥部 17c,17c’ 突片 17c” 突起 17d バリ。
Claims (3)
- 【請求項1】横一列に配した複数の電子ビームを出射す
る複数の陰極と、この陰極に対向して形成された少なく
とも横一列に複数個の電子ビーム通過孔をもつ制御電極
と、上記制御電極側から蛍光面側に順次配列された加速
電極、およびカップ状の集束電極と陽極とを含む複数の
電極を管軸方向に一定の間隔で絶縁支持体に固定してな
る陰極線管用電子銃構体において、 前記複数の電極のうち、主レンズを形成するカップ状の
集束電極と陽極を構成するカップ状の電極の互いに対向
する端面に内側に折り曲げたリムを有する単一開口を有
すると共に上記端面から互いに後退した位置に電子ビー
ムをそれぞれ通過させる電子ビーム通過開口部を有して
上記カップ状の電極内壁に外縁を溶接してなる板状電極
を備え、 前記板状電極の外径寸法を前記カップ状電極の内径寸法
より小として、前記カップ状電極の内方に突出部を有
し、この突出部に前記板状電極を溶接してなることを特
徴とする陰極線管用電子銃構体。 - 【請求項2】前記突出部が前記カップ状電極の壁面の一
部を内方に切り起こした突片であることを特徴とする請
求項1記載の陰極線管用電子銃構体。 - 【請求項3】前記突出部が前記カップ状電極の壁面の一
部を内方に押出した突起であることを特徴とする請求項
1記載の陰極線管用電子銃構体。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159497A JPH117904A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 陰極線管用電子銃構体 |
| US08/916,710 US5886462A (en) | 1996-09-10 | 1997-08-25 | Color cathode ray tube having correction plate electrodes mounted in steps |
| KR1019970046582A KR100243797B1 (ko) | 1996-09-10 | 1997-09-10 | 향상된 주렌즈전극을 갖는 칼라음극선관 |
| US09/247,088 US6081068A (en) | 1996-09-10 | 1999-02-09 | Color cathode ray tube having improved main lens electrodes |
| US09/572,374 US6417610B1 (en) | 1996-09-10 | 2000-05-18 | Color cathode ray tube having improved main lens |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159497A JPH117904A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 陰極線管用電子銃構体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117904A true JPH117904A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15695068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9159497A Pending JPH117904A (ja) | 1996-09-10 | 1997-06-17 | 陰極線管用電子銃構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH117904A (ja) |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9159497A patent/JPH117904A/ja active Pending
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