JPH117960A - アルカリ二次電池用電極及びその製造方法 - Google Patents
アルカリ二次電池用電極及びその製造方法Info
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Abstract
することを主な目的とする。 【解決手段】1.電極用粉末として、電池活物質を含む
粉末100重量部に対して鱗片状ニッケル合金粉末5〜
30重量部を含有する混合粉末を用いることを特徴とす
るアルカリ二次電池用電極。 2.電池活物質を含む粉末100重量部に鱗片状ニッケ
ル合金粉末5〜30重量部を混合し、この混合粉末を集
電体に固着して、次いで加圧成型することを特徴とする
アルカリ二次電池用電極の製造方法。
Description
i−Cd蓄電池、Ni−Zn蓄電池、Ni−金属水素化
物蓄電池等)の正極、負極或いは集電体に用いられる電
極及びその製造方法に関する。
携帯電話、PHS、VTRカメラ等の大々的な普及に伴
い、これらの機器に使われる電源として高性能で環境に
優しい二次電池が求められている。これに関連し、安全
で公害物質を含まない電気自動車用二次電池も地球規模
で必要とされている。そして、このような要求に適合す
る電池として、アルカリ二次電池に属するNi−金属水
素化物電池が注目を集めている。
酸化ニッケル極、負極としては可逆的に水素を吸蔵・放
出する水素吸蔵合金粉末を充填した水素極を用い、電解
液としてはアルカリ水溶液を用い、液を保持しかつ通液
性のある電気絶縁性の不織布からなるセパレータを介し
て両極をサンドイッチ状に重ね合わせた構造を有する。
は、従来より次のようにして作製されている。まず各々
の電池活物質(以下、単に「活物質」ともいう)粉末に
ニッケル粉末、コバルト粉末等の導電性粉末を混合した
後、カルボキシメチルセルロース樹脂(CMC樹脂)及
び水を配合し、これらを混練して水溶性活物質塗料を調
製する。次いで、四フッ化エチレン樹脂(PTFE樹
脂)等の結着剤とともに上記活物質塗料を三次元多孔質
の発泡ニッケルシート集電体に充填する。最後に、これ
らを充填した集電体において、大気中又は真空中で水分
を除去した後、圧延処理して所定の厚みに制御したもの
を最終的に電極として得る。
金属水素化物電池は、電極に用いる電極用粉末によって
放電容量がある程度決まる。そして、それらを組み合わ
せて作製された電池において、その本来の特性を発揮さ
せるためには、電極の内部抵抗をできるだけ低くするこ
とが望ましいとされている。
金属と異なり導電性がほとんどない。このため、正極の
内部抵抗を低くするために、一般的には水酸化ニッケル
粉末に導電性粉末としてカルボニルニッケル粉末とコバ
ルト粉末を所定量混合し、この混合粉末を発泡ニッケル
シート集電体に充填して作製されている。負極において
も同様に導電性粉末を用いて作製されている。
程数が多く、また品質管理も煩雑である。そればかりで
なく、このように導電性粉末を多く使用すればそれだけ
電極中の活物質含有割合が相対的に減少し、その電極を
用いて作製された電池においては満足のいく容量密度を
確保することができなくなる。
活物質をより多く充填できる電極の開発が求められてい
る。また、その一方では、機器類の軽量化・小型化に伴
って、薄いタイプの電極が必要とされている。
素吸蔵合金粉末と片状Cu粉末を混合し、その混合粉末
をプレス成型することによって、電極の断面構造におい
て片状Cu粉末を電極面に平行又はほぼ平行に連続的に
配向させ、マイクロ集電体を形成させる方法がある(特
開平7−307154号)。この方法によれば、水素吸
蔵合金からなる電極の内部抵抗を低くでき、電池の放電
容量を向上させることができる。
容量の高い電池を簡単にかつ安価で製造するという点で
は未だ改善する余地がある。
容量を与える電極を提供することを主な目的とする。
問題に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、特定の合金粉末を
電池活物質と併用して電極を作製することにより、上記
目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至
った。
電池用電極及びその製造方法に係るものである。
粉末100重量部に対して鱗片状ニッケル合金粉末5〜
30重量部を含有する混合粉末を用いることを特徴とす
るアルカリ二次電池用電極。
鱗片状ニッケル合金粉末5〜30重量部を混合し、この
混合粉末を集電体に固着して、次いで加圧成型すること
を特徴とするアルカリ二次電池用電極の製造方法。
は、電極用粉末として、電池活物質を含む粉末100重
量部に対して鱗片状ニッケル合金粉末10〜30重量部
を含有する混合粉末を用いることを特徴とする。
鱗片状、片状、偏平状等の形状、すなわち長径(粒径)
が長く、厚みが薄いものであれば特に制限されない。本
発明では、特に平均粒径が通常5〜20μm程度であっ
て、厚さの平均が通常0.9μm以下であることが好ま
しい。鱗片状ニッケル合金粉末は、大きなアスペクト比
(長径/厚み)を有する特異形状のゆえに大きな配向性
をもって配列する。すなわち、鱗片状ニッケル合金粉末
は、これを加圧成型した場合、加圧方向に対して垂直に
かつ層状に配向する。
て電極内において形状異方性をより容易に付与できるの
で、連続的な面又は点接触が可能となる。すなわち、鱗
片状ニッケル合金粉末において、連続的な接触配向を確
保することができる。その結果、同じ配合率であって
も、鱗片状粉末の方が接触配向がより良好となり、導電
性に優れたネットワークが形成されて放電容量等の向上
を図ることができる。
ケル合金粉末が活物質である水素吸蔵合金粉末、水酸化
ニッケル粉末等より小さくなることがある。この場合に
は、鱗片状ニッケル合金粉末の一つの粒子が複数の活物
質粉末粒子にまたがって接触できなくなり、またがって
接触するためには多くの鱗片状ニッケル合金粉末粒子が
必要となる。その結果として、接点数の増加により接触
抵抗が大きくなり、それに伴い電極の内部抵抗の増加を
招くおそれがある。一方、平均粒径が20μmを上回る
場合には、混合時に活物質粉末との形状又はサイズの違
いによって偏析したり、或いは折れ曲がったものが丸く
凝集することにより、連続的な接触配向を十分に確保で
きなくなる。
ては、所望の導電性等が確保できる限りは特に制限され
ず、例えば公知のニッケル合金を用いることができる。
この中でも、第二成分としてニッケルの展延性を改善す
る元素を含むニッケル合金を用いることが好ましい。こ
のような成分としては、例えばCo、Cu、Al、B、
P等が挙げられる。これらは1種又は2種以上で用いる
ことができる。このようなニッケル合金としては、例え
ばNi−Co系、Ni−Cu系、Ni−Al系、Ni−
B系等の2元合金、Ni−Cu−P系等の3元合金が挙
げられ、これらも単独又は2種以上の混合粉末として使
用できる。これらの中でも、特にNi−Co系、Ni−
Cu系等を用いることが望ましい。
は、第二成分の種類等に応じて適宜変更すれば良く、一
般には50重量%以下、特に2〜20重量%の範囲内と
することが好ましい。
である場合には、Co成分は通常2〜50重量%程度、
特に3〜20重量%とすることが好ましい。また、Ni
−Cu系である場合には、Cu成分は通常2〜50重量
%程度、特に5〜20重量%とすることが好ましい。い
ずれの場合も2重量%未満では、その添加効果が少なく
なるおそれがある。正極においては、Co成分は、充放
電した時に一部溶解析出してCo(OH)2を経て導電
性のβ−CoOOHに変化し、これが正極活物質の周囲
を被覆して微視的な導電性ネットワークを形成する結
果、ニッケル正極の放電容量の向上に寄与する。一方、
負極においては、CoやCuは、充放電に際して溶出し
て、電極内に金属状として析出し、微視的な導電性ネッ
トワークを形成して、合金負極の放電容量の向上に寄与
する。すなわち、上記範囲の含有量では、特に連続的な
接触配向が良好となり、大きな放電容量が得られるの
で、特性的にも経済的にも有利である。同様に、Ni−
Al系の場合には、Al成分は通常2〜50重量%程
度、特に5〜20重量%とすることが好ましい。
する活物質・ニッケル合金の種類等に応じて適宜決定で
き、通常は電池活物質を含む粉末100重量部に対して
5〜30重量部程度とすれば良い。
は、通常5〜30重量部、好ましくは5〜15重量部と
すれば良い。5重量部未満の場合は、鱗片状ニッケル合
金粉末の連続的な接触配向の形成が不十分となり、電極
の内部抵抗の改善が期待できない。従って、このような
場合には、放電容量とサイクル特性の向上も少なく、特
性もバラつくおそれがある。30重量部を超えて添加し
た場合には、添加に伴う顕著な接触抵抗の改善が認めら
れないばかりか、かえって活物質の周囲を鱗片状ニッケ
ル合金粉末が取りまくことにより水素ガスの円滑な吸蔵
・放出が妨げられるため、最大放電容量の増大及び最大
放電容量に到達するまでのサイクル数の減少効果も達成
できない。しかも、電極中の活物質の相対量が減少し、
十分な電池の容量、密度等を確保できなくなる。
粉末を用いる場合、水酸化ニッケル粉末自体には導電性
がないに等しいため、より多くの鱗片状ニッケル合金粉
末の添加が必要となる。従って、この場合にも通常10
〜30重量部程度の範囲とすることが特性的も経済的に
も適当である。
物質粉末の他に、本発明の効果を損なわない範囲内で公
知のアルカリ二次電池用電極で用いられている成分等を
含有していても良い。電池活物質としては、特に制限さ
れず、作製する電池の種類等に応じて適宜選択すれば良
い。すなわち、本発明では、鱗片状ニッケル合金粉末を
いずれの電池活物質とも組み合わせて用いることが可能
である。例えば、Ni−金属水素化物電池を作製する場
合は、正極として水酸化ニッケル粉末、負極として水素
吸蔵合金粉末をそのまま電池活物質として用いることが
できる。
る場合は、例えば平均粒径10〜40μmで組成式Ni
(OH)2で示される粉末、Zn、Co等を含有するN
i(OH)2粉末等が使用できる。この場合、Zn、C
o等を含有するNi(OH)2粉末においては、Zn、
Co等がNi(OH)2中に固溶しているもの、或いは
その表面に付着しているもの等をすべて包含する。Z
n、Co等の含有量は、通常2〜10重量%程度とすれ
ば良い。
用いる場合は、水素の吸蔵・放出が行えるものであれば
合金の種類は特に限定されない。例えば、LaNi5
系合金、MmNi5(Mmは、希土類元素の混合物であ
るミッシュメタルを意味する)系合金等のAB5型の組
成式で示される合金、Ti−Mn−Ni系合金、Ti
−Cr−Ni系合金、Zr−Mn−Ni系合金、Ti−
Fe−Ni系合金、Ti−Ni系合金等のAB型合金、
Zr(Mn,Ni)2系合金、Zr(V,Ni)2系合
金、Ti(Mn,Ni)2系合金等のAB2型の組成式で
示されるラーベス相合金、Mg2Ni系合金、Ti2N
i系合金等のA2Bの組成式で示される合金、V−T
i−Ni系合金等のNiを含有するbcc型V基合金等
が挙げられる。さらには、これらの合金の改良型、或い
は水素と接触して金属水素化合物を形成するものであれ
ば良い。これらの水素吸蔵合金の中では、ニッケルのほ
かに、さらに希土類元素、チタン、ジルコニウム、マグ
ネシウム、コバルト、銅、マンガン、鉄、アルミニウ
ム、バナジウム及びクロムの少なくとも1種を含むもの
が好ましい。
常は平均粒径5〜70μm程度、好ましくは10〜30
μmに調整して用いる。上記範囲内であれば、それを電
池に組み込んだ場合、十分な電池特性が得られ、しかも
鱗片状ニッケル合金粉末を効率良く分散させることがで
きる。
の一部又は全部に、必要に応じて熱処理を施しても良
い。熱処理温度は、通常300〜900℃程度、好まし
くは400〜700℃とすれば良い。この熱処理によっ
て特に鱗片状ニッケル合金粉末の低歪み化を図ることが
できる。低歪み化された鱗片状ニッケル合金粉末におけ
るダイナミック硬度は通常300DH以下、好ましくは
250DH以下となる。熱処理する時間は熱処理温度等
に応じて適宜設定すれば良い。熱処理雰囲気はアルゴン
ガス、窒素ガス、ヘリウムガス等の不活性ガス雰囲気と
することが好ましい。
必要に応じてCMC樹脂、PTFE樹脂等の樹脂成分、
或いは公知の導電助剤、酸化防止剤、防錆剤等を配合す
ることもできる。配合量は、鱗片状ニッケル合金粉末の
種類等に応じて適宜設定すれば良い。
方法は、公知の方法に従えば良く、一般に粉末冶金の分
野で用いられる混合機、例えばライカイ機、ボールミ
ル、振動ミル、アトライター等を使用して混合すること
ができる。脆くて硬い水素吸蔵合金粉末とこれよりは軟
らかい他の成分とをライカイ機等を用いて混合すれば水
素吸蔵合金粉末をさらに微細に粉砕することができる。
特に、前記の導電性ネットワークを効率良く形成させる
ためには、混合粉末に剪断応力を与えることができるメ
カノフュージョンタイプの混合機を用いることが好まし
い。これにより、重なりあったり、凝集した粉末を一個
一個に効率良く分散させることができる結果、活物質粉
末等の積み重なりの数を少なくすることができる。メカ
ノフュージョンタイプの混合機の操作条件は、特に限定
されるものではないが、通常は回転数300〜900r
pm程度で混合時間120〜5分程度とすれば良い。
ニッケル合金粉末に加えてさらに樹脂成分を配合する場
合には、一般に塗料分野で使われる混合機を用いること
ができる。このような混合機としては、例えば双腕ニー
ダ、湿式ボールミル、湿式アトライター等を挙げること
ができる。混合操作中においては、特に重なり合った
り、凝集する活物質粉末、鱗片状ニッケル合金粉末、樹
脂成分等を1個ずつの粒子に効率良く分散させる必要が
あるが、これらの混合機を用いることにより効果的に分
散させることができる。特に、PTFE樹脂を用いる場
合は、圧力と剪断応力を加えるとガム状になり、活物質
と鱗片状ニッケル合金粉末とを強固に保持できることか
ら、比較的容易に薄いシート状の電極を得ることができ
る。このため、PTFE樹脂を配合する場合には、高粘
度タイプの混合物を混練できる2本ロールミル(例え
ば、(株)井上製作所製の市販品を用いることができ
る)が特に好ましい。2本ロールミルは、互いに反対方
向に異なる周速で回転する2つのロール面の間隙を原材
料が通過する際に粒子及び流体に強力な圧力と剪断応力
を加え、分散と混合を効率良く行うことができる。2本
ロールミルにおける回転数は、特に限定されるものでは
ないが、通常は1〜100rpm程度、混合は二つのロ
ール面の間隙を通過する回数で表して100〜10回程
度通過すれば良い。
防止する必要がある場合はアルゴンガス、窒素ガス等の
非酸化性雰囲気中で混合することが好ましい。但し、酸
化防止剤、防錆剤等を使用する場合は、空気中(大気
中)で混合することもできる。
縮しながら集電体に固着した後、集電体とともに加圧成
型して一体化したシート状の電極とする。この過程にお
いて、鱗片状ニッケル合金粉末と活物質粉末は加圧によ
って集電体に強固に接合する。なお、集電体としては、
公知のものが使用でき、例えば2次元構造のニッケル、
銅等のエキスパンドメタル、穿孔鋼板にニッケルメッキ
を施したもの、ニッケル金網等を用いることができる。
また、上記のローラ圧縮に際しては、必要であれば所定
の電極形状に対応する形状をした金型内に必要量の一部
の混合粉末をローラ圧縮しながら充填した後、集電体を
載せ、さらに残りの混合粉末をローラ圧縮しながら充填
することも可能である。
ート状に加圧成型する。加圧成型における圧力は、電極
用粉末の組成等に応じて適宜変更すれば良い。例えば、
水素吸蔵合金粉末からなる負極を作製する場合は、通常
1000〜5000kgf/cm2程度とすれば良い。一般
に、鱗片状粉末は、成型による圧力依存性が少ないので
5000kgf/cm2を超える加圧による効果は比較的少な
い。一方、水酸化ニッケルからなる正極を作製する場合
は、水酸化ニッケル粉末自身での結着性が乏しいため、
通常2000〜8000kgf/cm2程度とすれば良い。但
し、PTFE樹脂等の結着剤を添加した場合は、ローラ
圧縮による剪断応力で樹脂が繊維化するため、比較的低
い圧力でも柔軟性のある薄い電極シートが得られる。従
って、このような場合は、200〜1000kgf/cm2と
すれば良い。加圧成型により、鱗片状ニッケル合金粉末
が連続的に接触配向し、活物質から効率良く集電できる
状態となる。その結果、内部抵抗が低減化された電極を
得ることができる。
ために電極の内部抵抗の改善を図ることを目的として、
導電性粉末としてのニッケル粉末その他の金属粉末等と
混合した粉末或いはニッケルを主体とする合金粉末を加
圧して簡単に電極を作製する方法を種々検討している過
程において、ニッケルの展延性を改善する金属又は電池
に組み込み充放電するとイオンが溶け出す金属とニッケ
ルとからなる鱗片状ニッケル合金粉末を電池活物質に配
合して用いる場合には、粉末の偏析もなく、加圧成型し
たときに活物質と強固に接合して接触抵抗が改善される
こと、また溶け出したイオンによりさらに微視的な導電
性ネットワークが形成されることを知見した。その結果
として、電池の内部抵抗が改善でき、放電容量が大きく
なり、また最大放電容量に達するサイクル数が少なく、
しかも加工し易い等の効果があることも見出し、本発明
を完成した。
ッケル合金粉末を添加し、得られた混合粉末を加圧成型
するので、粉末の偏析もなく、比較的簡単に電極を作製
できる。そして、この電極を組み込んだ電池において
は、電池の放電容量が著しく向上し、また最大放電容量
に達するサイクル数の低減化を図ることができる。
特徴とするところをより詳細に説明する。
00gに鱗片状Ni−5重量%Co合金粉末(平均粒径
10μm、厚さ0.5μm)を表1に示すように10重
量%から30重量%まで変化させてメカノフュージョン
装置で400rpmの条件下10分間混合し、混合粉末
をそれぞれ得た。
ローラ圧縮しながら充填し、続いて集電体であるニッケ
ルエキスパンドメタルを載せ、最後に残りの混合粉末
1.0gをローラ圧縮しながら充填した。
×40mm(厚さ0.9mm)のシートを作成した。得ら
れたシートにニッケルのリード板を接合し、セパレータ
として親水化処理ポリプロピレン製の不織布で包んだ。
このシートを正極とした(実施例1及び2)。また、P
TFE樹脂を3重量%加え、加圧力1000kgf/cm2と
した以外は、実施例2と同様にして正極を作製した(実
施例3)。
量%Co合金粉末の代わりに鱗片状Ni粉末(平均粒径
10μm、厚さ0.5μm)を用いた以外は実施例2と
同様にして正極を作製した(比較例1)。
製 37μm以下に粉砕した水素吸蔵合金粉末(LaNi
3.4Co1.2Al0.4)100gに鱗片状Ni−5重量%
Co合金粉末(平均粒径12μm、厚さ0.8μm)を
表2〜表4に示すように5重量%から15重量%まで変
化させてメカノフュージョン装置で500rpmの条件
下10分間混合した。
ーラ圧縮しながら充填して、続いて集電体である銅メッ
キしたニッケルエキスパンドメタルを載せ、最後に残り
の混合粉末1.0gをローラ圧縮しながら充填した。
×40mm(厚さ0.6mm)のシートを作成した。得ら
れたシートにニッケルのリード板を接合し、セパレータ
として親水化処理ポリプロピレン製の不織布で包んだ。
このシートを負極とした(実施例4〜6及び実施例8〜
11)。また、PTFE樹脂を3重量%加え、加圧力1
000kgf/cm2とした以外は、実施例6と同様にして負
極を作製した(実施例7)。さらに、鱗片状Ni−5重
量%Co合金粉末をアルゴン中600℃で30分間熱処
理したものを用いて実施例6と同様にして負極を作製し
た(実施例12)。
量%Co合金粉末の代わりに鱗片状Ni粉末(平均粒径
10μm、厚さ0.8μm)を用いた以外は実施例6と
同様にして負極を作製した(比較例2)。同様に、上記
鱗片状Ni−5重量%Co合金粉末の代わりに粒状Ni
粉末(平均粒径10μm)を用いた以外は実施例8と同
様にして負極を作製した(比較例3)。
組み立てた。
電極に対して十分に容量の大きい既製の対極を用いてサ
ンドイッチ状に挟み、6Mの水酸化カリウム溶液を電解
液とする開放型電池を組み立てた。この開放型電池を2
0℃の恒温槽に設置した。
時間充電し、0.5時間休止した後、放電電流58mA
/gで電圧が0.8Vに低下するまで行い、また負極を
テストする場合は、充電電流100mA/gで4時間充
電し、0.5時間休止した後、放電電流100mA/g
で電圧が0.8Vに低下するまで放電するというサイク
ルで充放電を繰り返す実験を行い、それぞれの最大放電
容量と最大放電容量に達するまでのサイクル数を測定し
た。その結果を表1〜4に示す。
に鱗片状Ni−5重量%Co合金粉末を添加した場合
(実施例2)の方が、鱗片状Ni粉末を添加した場合
(比較例1)に比べて、最大放電容量に達するサイクル
数が少なく、また最大放電容量も大きいことがわかる。
吸蔵合金粉末に鱗片状Ni−5重量%Co合金粉末を添
加した場合(実施例6)の方が、鱗片状Ni粉末を添加
した場合(比較例2)に比べて、最大放電容量に達する
サイクル数が少なく、また最大放電容量も大きいことが
わかる。
蔵合金粉末に対して添加した種々の鱗片状ニッケル合金
粉末においては、その粒子形状が粒状のもの(比較例
3)に比較して、最大放電容量に達するまでのサイクル
数が少なく、最大放電容量も大きい。
状ニッケル合金粉末を用いる場合(実施例12)は、熱
処理しない場合(実施例6)に比べてさらに大きな最大
放電容量を示すことがわかる。
Claims (8)
- 【請求項1】電極用粉末として、電池活物質を含む粉末
100重量部に対して鱗片状ニッケル合金粉末5〜30
重量部を含有する混合粉末を用いることを特徴とするア
ルカリ二次電池用電極。 - 【請求項2】鱗片状ニッケル合金粉末が、平均粒径5〜
20μmであって、厚さの平均が0.9μm以下である
請求項1記載のアルカリ二次電池用電極。 - 【請求項3】鱗片状ニッケル合金粉末が、Co、Cu、
Al、B及びPの少なくとも1種を50重量%以下の範
囲で含有するニッケル合金の粉末である請求項1記載の
アルカリ二次電池用電極。 - 【請求項4】鱗片状ニッケル合金粉末の一部又は全部
が、300〜900℃で熱処理されたものである請求項
1乃至3のいずれかに記載のアルカリ二次電池用電極。 - 【請求項5】電池活物質が、コバルト及び亜鉛の少なく
とも1種を2〜10重量%含有する水酸化ニッケルであ
る請求項1乃至4のいずれかに記載のアルカリ二次電池
用電極。 - 【請求項6】電池活物質が、ニッケルを含有する水素吸
蔵合金であって、さらに当該水素吸蔵合金が希土類元
素、チタン、ジルコニウム、マグネシウム、コバルト、
銅、マンガン、鉄、アルミニウム、バナジウム及びクロ
ムの少なくとも1種を含む請求項1乃至4のいずれかに
記載のアルカリ二次電池用電極。 - 【請求項7】電池活物質を含む粉末100重量部に鱗片
状ニッケル合金粉末5〜30重量部を混合し、この混合
粉末を集電体に固着して、次いで加圧成型することを特
徴とするアルカリ二次電池用電極の製造方法。 - 【請求項8】請求項1乃至6のいずれかに記載の電極の
うち、電池活物質として少なくとも水酸化ニッケルを用
いたものを正極とし、電池活物質として少なくとも水素
吸蔵合金を用いたものを負極としたニッケル−金属水素
化物電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15713297A JP4025863B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アルカリ二次電池用電極及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15713297A JP4025863B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アルカリ二次電池用電極及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH117960A true JPH117960A (ja) | 1999-01-12 |
| JP4025863B2 JP4025863B2 (ja) | 2007-12-26 |
Family
ID=15642911
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15713297A Expired - Lifetime JP4025863B2 (ja) | 1997-06-13 | 1997-06-13 | アルカリ二次電池用電極及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4025863B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002260647A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Toshiba Battery Co Ltd | ニッケル・水素二次電池用の正極、それを用いたニッケル・水素二次電池 |
| WO2003026046A1 (en) * | 2001-09-17 | 2003-03-27 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Active material for cell and its manufacturing method |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP15713297A patent/JP4025863B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002260647A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-13 | Toshiba Battery Co Ltd | ニッケル・水素二次電池用の正極、それを用いたニッケル・水素二次電池 |
| WO2003026046A1 (en) * | 2001-09-17 | 2003-03-27 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Active material for cell and its manufacturing method |
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| JP4025863B2 (ja) | 2007-12-26 |
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