JPH1181877A - シールド掘進機の余堀り装置 - Google Patents
シールド掘進機の余堀り装置Info
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- JPH1181877A JPH1181877A JP24688897A JP24688897A JPH1181877A JP H1181877 A JPH1181877 A JP H1181877A JP 24688897 A JP24688897 A JP 24688897A JP 24688897 A JP24688897 A JP 24688897A JP H1181877 A JPH1181877 A JP H1181877A
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- outer peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シールド掘進機が発進立坑を通過した後、地
山を掘進するときに、ノモスト壁用の余掘り装置の切削
ビットが地山に埋まった硬い障害物のために損傷・欠損
し、到達立坑のノモスト壁に余掘りすることが困難とな
る場合がある。 【解決手段】 突起部5、8よりも前方においてシール
ドフレーム2外周面からカッター刃3aを突出した状態
で、このカッター刃3aを回転駆動装置によって回転駆
動させることができる回転カッター装置3を備えてい
る。また、シールドフレーム2外周面から突出して前後
方向に並設された複数の切削ビット4からなる第一の切
削ビット列4Aと、シールドフレーム2外周面から突出
して前後方向に並設された複数の切削ビット4からなる
第二の切削ビット列4Bとを、さらに備えている。そし
て、第一の切削ビット列4Aと第二の切削ビット列4B
とは、回転カッター装置3と突起部5、8の中間に配設
されており、また、前方から後方に行くに従って両者の
間隔が大きくなるように配設されている。
山を掘進するときに、ノモスト壁用の余掘り装置の切削
ビットが地山に埋まった硬い障害物のために損傷・欠損
し、到達立坑のノモスト壁に余掘りすることが困難とな
る場合がある。 【解決手段】 突起部5、8よりも前方においてシール
ドフレーム2外周面からカッター刃3aを突出した状態
で、このカッター刃3aを回転駆動装置によって回転駆
動させることができる回転カッター装置3を備えてい
る。また、シールドフレーム2外周面から突出して前後
方向に並設された複数の切削ビット4からなる第一の切
削ビット列4Aと、シールドフレーム2外周面から突出
して前後方向に並設された複数の切削ビット4からなる
第二の切削ビット列4Bとを、さらに備えている。そし
て、第一の切削ビット列4Aと第二の切削ビット列4B
とは、回転カッター装置3と突起部5、8の中間に配設
されており、また、前方から後方に行くに従って両者の
間隔が大きくなるように配設されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、トン
ネル施工工事に使用されるシールド掘進機の余掘り装置
に関し、特に、シールド掘進機の円筒状のシールドフレ
ーム外周面から突出して設けられた突起部を通過させる
ための通過溝を余堀りするためのものに関する。
ネル施工工事に使用されるシールド掘進機の余掘り装置
に関し、特に、シールド掘進機の円筒状のシールドフレ
ーム外周面から突出して設けられた突起部を通過させる
ための通過溝を余堀りするためのものに関する。
【0002】
【従来の技術】トンネル施工工事に使用されるシールド
掘進機は、通常、その先端に回転するカッターディスク
を備えており、このカッターディスクの前面には複数の
カッタービットが配設されている。また、シールド掘進
機の側面は円筒状のシールドフレームによって構成され
ているが、このシールドフレーム外周面から突出して突
起部が設けられる場合がある。
掘進機は、通常、その先端に回転するカッターディスク
を備えており、このカッターディスクの前面には複数の
カッタービットが配設されている。また、シールド掘進
機の側面は円筒状のシールドフレームによって構成され
ているが、このシールドフレーム外周面から突出して突
起部が設けられる場合がある。
【0003】一方、近年、発進立杭や到達立杭の封止壁
のうちのシールド掘進機が通過する通過開口の部分を、
カッターディスクで切削可能なノムスト壁で構成し、そ
のノムスト壁部分をカッターディスクで切削して通過開
口を形成してシールド掘進機の発進・到達を行うノムス
ト工法が実用化されている。ノムスト壁は、炭素繊維に
樹脂を含浸、硬化等させたCFRP(Carbon Fiber Rei
nforced Plastic)からなる素線をよりあわせて形成さ
れたCFRPストランドをモルタルで固めた新素材コン
クリートであり、その一軸圧縮強度は、例えば850kg
/cm2にもなり、非常に硬い素材である。従って、シール
ドフレームから突出した突起部を通過させる通過溝をノ
ムスト壁に設けるには、ノムスト壁の切削に耐えるよう
な余掘り装置が必要となる。この余掘り装置の構造とし
ては、例えば、特開平9−100696号公報に開示さ
れたものがある。図10は、この公報に記載された余掘
り装置を示すものである図10において、107はカッ
ターディスク、107aはカッタービット、102はシ
ールドフレーム、108は同時裏込注入管である。同時
裏込注入管108は、シールドフレーム102の外周面
から突出して設けられている。この同時裏込注入管10
8は、シールド掘進機101のテールプレート(図示せ
ず)内周部にセグメントを組み立てた際にその裏側に裏
込め材を即時に注入できるようにするために付設された
注入管であり、通常、シールドフレーム102の外周に
おいて、円周方向に所定間隔をあけて複数付設される。
そして、104は、この同時裏込注入管108を通過さ
せる通過溝を切削するための余掘り装置を構成する切削
ビットである。このように、この余掘り装置は、シール
ド掘進機101本体の軸方向に向けて複数段配列して固
定した多数の切削ビット104から構成されている。こ
れらの切削ビット104の高さは、前段から後段に行く
に従って逐次高くなっており、突起部たる同時裏込注入
管108を通過させることのできる通過溝を段階的に形
成するようにしている。
のうちのシールド掘進機が通過する通過開口の部分を、
カッターディスクで切削可能なノムスト壁で構成し、そ
のノムスト壁部分をカッターディスクで切削して通過開
口を形成してシールド掘進機の発進・到達を行うノムス
ト工法が実用化されている。ノムスト壁は、炭素繊維に
樹脂を含浸、硬化等させたCFRP(Carbon Fiber Rei
nforced Plastic)からなる素線をよりあわせて形成さ
れたCFRPストランドをモルタルで固めた新素材コン
クリートであり、その一軸圧縮強度は、例えば850kg
/cm2にもなり、非常に硬い素材である。従って、シール
ドフレームから突出した突起部を通過させる通過溝をノ
ムスト壁に設けるには、ノムスト壁の切削に耐えるよう
な余掘り装置が必要となる。この余掘り装置の構造とし
ては、例えば、特開平9−100696号公報に開示さ
れたものがある。図10は、この公報に記載された余掘
り装置を示すものである図10において、107はカッ
ターディスク、107aはカッタービット、102はシ
ールドフレーム、108は同時裏込注入管である。同時
裏込注入管108は、シールドフレーム102の外周面
から突出して設けられている。この同時裏込注入管10
8は、シールド掘進機101のテールプレート(図示せ
ず)内周部にセグメントを組み立てた際にその裏側に裏
込め材を即時に注入できるようにするために付設された
注入管であり、通常、シールドフレーム102の外周に
おいて、円周方向に所定間隔をあけて複数付設される。
そして、104は、この同時裏込注入管108を通過さ
せる通過溝を切削するための余掘り装置を構成する切削
ビットである。このように、この余掘り装置は、シール
ド掘進機101本体の軸方向に向けて複数段配列して固
定した多数の切削ビット104から構成されている。こ
れらの切削ビット104の高さは、前段から後段に行く
に従って逐次高くなっており、突起部たる同時裏込注入
管108を通過させることのできる通過溝を段階的に形
成するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図10に示した構成の
余掘り装置を備えたシールド掘進機101では、発進立
坑を通過した後、地山を掘進するときも切削ビット10
4が地山を切削し続ける。地山には途中に硬い障害物、
例えば、H型鋼などが埋まっていることもある。よっ
て、地山を掘進する途中で、切削ビット104が損傷と
受けたり、または、欠損したりすることがある。そし
て、シールド掘進機が到達立坑にまで達したときに、切
削ビット104が損傷したり欠損したりしていると、到
達立坑のノモスト壁に突起部を通過させる通過溝を余掘
りすることが困難となる。
余掘り装置を備えたシールド掘進機101では、発進立
坑を通過した後、地山を掘進するときも切削ビット10
4が地山を切削し続ける。地山には途中に硬い障害物、
例えば、H型鋼などが埋まっていることもある。よっ
て、地山を掘進する途中で、切削ビット104が損傷と
受けたり、または、欠損したりすることがある。そし
て、シールド掘進機が到達立坑にまで達したときに、切
削ビット104が損傷したり欠損したりしていると、到
達立坑のノモスト壁に突起部を通過させる通過溝を余掘
りすることが困難となる。
【0005】本願の発明は、ノムスト壁のような硬質の
素材の余掘りに適し、かつ、発進立坑と到達立坑の中間
の地山を掘進する途中で損傷・欠損が生じにくく、従っ
て、シールド掘進機が到達立坑にまで達したときにも、
到達立坑のノモスト壁に突起部を通過させる通過溝を問
題なく形成することができるようなシールド掘進機の余
掘り装置を提供することを目的とする。
素材の余掘りに適し、かつ、発進立坑と到達立坑の中間
の地山を掘進する途中で損傷・欠損が生じにくく、従っ
て、シールド掘進機が到達立坑にまで達したときにも、
到達立坑のノモスト壁に突起部を通過させる通過溝を問
題なく形成することができるようなシールド掘進機の余
掘り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この出願に係るシールド掘進機の余堀り装置は、突
起部よりも前方においてシールドフレーム外周面からカ
ッター刃を突出した状態で、このカッター刃を回転駆動
装置によって回転駆動させることができる回転カッター
装置を備えている。また、シールドフレーム外周面から
突出して前後方向に並設された複数の切削ビットからな
る第一の切削ビット列と、シールドフレーム外周面から
突出して前後方向に並設された複数の切削ビットからな
る第二の切削ビット列とを、さらに備えている。そし
て、第一の切削ビット列と第二の切削ビット列とは、回
転カッター装置と突起部の中間に配設されており、ま
た、前方から後方に行くに従って両者の間隔が大きくな
るように配設されている。
に、この出願に係るシールド掘進機の余堀り装置は、突
起部よりも前方においてシールドフレーム外周面からカ
ッター刃を突出した状態で、このカッター刃を回転駆動
装置によって回転駆動させることができる回転カッター
装置を備えている。また、シールドフレーム外周面から
突出して前後方向に並設された複数の切削ビットからな
る第一の切削ビット列と、シールドフレーム外周面から
突出して前後方向に並設された複数の切削ビットからな
る第二の切削ビット列とを、さらに備えている。そし
て、第一の切削ビット列と第二の切削ビット列とは、回
転カッター装置と突起部の中間に配設されており、ま
た、前方から後方に行くに従って両者の間隔が大きくな
るように配設されている。
【0007】回転カッター装置が切削ビットに先行して
一次余掘りを行うので、発進立坑を通過した後、途中の
地山を切削するときにH型鋼などの硬い障害物があって
も、切削ビットは損傷・欠損しにくい。
一次余掘りを行うので、発進立坑を通過した後、途中の
地山を切削するときにH型鋼などの硬い障害物があって
も、切削ビットは損傷・欠損しにくい。
【0008】上記シールド掘進機の余掘り装置に、突起
部を通過させるための通過溝を余堀りするためのコピー
カッター装置を前記回転カッター装置よりも前方に設
け、コピーカッター装置により掘削される通過溝の横断
面が、突起部の横断面を包含するようにしておくと、途
中の地山を掘進するときにはコピーカッター装置によっ
て通過溝を切削できるので、途中の地山で回転カッター
装置や切削ビットが損傷・欠損することを防止するのに
さらに効果的である。
部を通過させるための通過溝を余堀りするためのコピー
カッター装置を前記回転カッター装置よりも前方に設
け、コピーカッター装置により掘削される通過溝の横断
面が、突起部の横断面を包含するようにしておくと、途
中の地山を掘進するときにはコピーカッター装置によっ
て通過溝を切削できるので、途中の地山で回転カッター
装置や切削ビットが損傷・欠損することを防止するのに
さらに効果的である。
【0009】また、上記シールド掘進機の余掘り装置
に、回転カッター装置を、カッター刃の少なくとも一部
がシールドフレーム外周面から突出する突出位置と、カ
ッター刃がシールドフレーム外周面から突出しない退入
位置とに切替換える切換え手段を設けるようにすると、
途中の地山を掘進するときには回転カッター装置を退入
位置にしておくことができ、途中の地山で回転カッター
装置が損傷・欠損することを防止するのにさらに効果的
である。
に、回転カッター装置を、カッター刃の少なくとも一部
がシールドフレーム外周面から突出する突出位置と、カ
ッター刃がシールドフレーム外周面から突出しない退入
位置とに切替換える切換え手段を設けるようにすると、
途中の地山を掘進するときには回転カッター装置を退入
位置にしておくことができ、途中の地山で回転カッター
装置が損傷・欠損することを防止するのにさらに効果的
である。
【0010】
【発明の実施の形態】この出願発明のシールド掘進機の
余掘り装置は、シールド掘進機の円筒状のシールドフレ
ーム外周面から突出して設けられた突起部を通過させる
ための通過溝を余堀りするための、シールド掘進機の余
堀り装置であって、前記突起部よりも前方において前記
シールドフレーム外周面からカッター刃を突出した状態
で、このカッター刃を回転駆動装置によって回転駆動さ
せることができる回転カッター装置と、シールドフレー
ム外周面から突出して前後方向に並設された複数の切削
ビットからなる第一の切削ビット列と、シールドフレー
ム外周面から突出して前後方向に並設された複数の切削
ビットからなる第二の切削ビット列と、を具備し、前記
第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列とは、前
記回転カッター装置と前記突起部の中間に配設され、前
記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列とは、
前方から後方に行くに従って両者の間隔が大きくなるよ
うに配設されている。このように構成されているので、
回転カッター装置が切削ビットに先行して一次余掘りを
行う。よって、発進立坑を通過した後、途中の地山を切
削するときにH型鋼などの硬い障害物があっても、切削
ビットは損傷・欠損しにくく、シールド掘進機が到達立
坑にまで達したときにも、到達立坑のノモスト壁に突起
部を通過させる通過溝を問題なく形成することができ
る。
余掘り装置は、シールド掘進機の円筒状のシールドフレ
ーム外周面から突出して設けられた突起部を通過させる
ための通過溝を余堀りするための、シールド掘進機の余
堀り装置であって、前記突起部よりも前方において前記
シールドフレーム外周面からカッター刃を突出した状態
で、このカッター刃を回転駆動装置によって回転駆動さ
せることができる回転カッター装置と、シールドフレー
ム外周面から突出して前後方向に並設された複数の切削
ビットからなる第一の切削ビット列と、シールドフレー
ム外周面から突出して前後方向に並設された複数の切削
ビットからなる第二の切削ビット列と、を具備し、前記
第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列とは、前
記回転カッター装置と前記突起部の中間に配設され、前
記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列とは、
前方から後方に行くに従って両者の間隔が大きくなるよ
うに配設されている。このように構成されているので、
回転カッター装置が切削ビットに先行して一次余掘りを
行う。よって、発進立坑を通過した後、途中の地山を切
削するときにH型鋼などの硬い障害物があっても、切削
ビットは損傷・欠損しにくく、シールド掘進機が到達立
坑にまで達したときにも、到達立坑のノモスト壁に突起
部を通過させる通過溝を問題なく形成することができ
る。
【0011】上記シールド掘進機の余掘り装置におい
て、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列
との間隔は、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削
ビット列の先端において前記カッター刃の幅寸法に略一
致し、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット
列の後端において前記突起部の幅寸法に略一致するよう
に構成してもよい。このように構成すると、突起部を通
過させるに十分な大きさの通過溝をスムーズに切削でき
る。
て、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列
との間隔は、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削
ビット列の先端において前記カッター刃の幅寸法に略一
致し、前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット
列の後端において前記突起部の幅寸法に略一致するよう
に構成してもよい。このように構成すると、突起部を通
過させるに十分な大きさの通過溝をスムーズに切削でき
る。
【0012】また、上記シールド掘進機の余掘り装置に
おいて、前記第一の切削ビット列を構成する複数の切削
ビットは前方から後方に行くに従ってシールドフレーム
外周面からの突出寸法が小さくなるように配設され、前
記第二の切削ビット列を構成する複数の切削ビットは前
方から後方に行くに従ってシールドフレーム外周面から
の突出寸法が小さくなるように配設されるように構成し
てもよい。このように構成すると、側方ほど突出高さが
小さくなるような横断面、例えば、略円弧状横断面を有
する突起部を通過させるための通過溝を切削するのに、
特に都合がよい。
おいて、前記第一の切削ビット列を構成する複数の切削
ビットは前方から後方に行くに従ってシールドフレーム
外周面からの突出寸法が小さくなるように配設され、前
記第二の切削ビット列を構成する複数の切削ビットは前
方から後方に行くに従ってシールドフレーム外周面から
の突出寸法が小さくなるように配設されるように構成し
てもよい。このように構成すると、側方ほど突出高さが
小さくなるような横断面、例えば、略円弧状横断面を有
する突起部を通過させるための通過溝を切削するのに、
特に都合がよい。
【0013】また、上記シールド掘進機の余掘り装置に
おいて、前記回転カッター装置と前記第一の切削ビット
列と前記第二の切削ビット列とにより掘削される通過溝
の横断面形状が、前記突起部の横断面形状を概略包含す
るように構成すると、突起部が地山で損傷することを防
止するのに効果的である。
おいて、前記回転カッター装置と前記第一の切削ビット
列と前記第二の切削ビット列とにより掘削される通過溝
の横断面形状が、前記突起部の横断面形状を概略包含す
るように構成すると、突起部が地山で損傷することを防
止するのに効果的である。
【0014】また、上記シールド掘進機の余掘り装置に
おいて、前記突起部を通過させるための通過溝を余堀り
するためのコピーカッター装置を前記回転カッター装置
よりも前方に備え、コピーカッター装置により掘削され
る通過溝の横断面形状が、前記突起部の横断面形状を概
略包含するように構成することもできる。このように構
成して、途中の地山を掘進するときにはコピーカッター
装置によって通過溝を切削するようにすると、途中の地
山で回転カッター装置や切削ビットが損傷・欠損するこ
とを防止するのに効果がある。
おいて、前記突起部を通過させるための通過溝を余堀り
するためのコピーカッター装置を前記回転カッター装置
よりも前方に備え、コピーカッター装置により掘削され
る通過溝の横断面形状が、前記突起部の横断面形状を概
略包含するように構成することもできる。このように構
成して、途中の地山を掘進するときにはコピーカッター
装置によって通過溝を切削するようにすると、途中の地
山で回転カッター装置や切削ビットが損傷・欠損するこ
とを防止するのに効果がある。
【0015】また、上記シールド掘進機の余掘り装置に
おいて、前記回転カッター装置を、前記カッター刃の少
なくとも一部が前記シールドフレーム外周面から突出す
る突出位置と、前記カッター刃が前記シールドフレーム
外周面から突出しない退入位置とに切換える切換え手段
を備えるように構成してもよい。このように構成して、
途中の地山を掘進するときには回転カッター装置を退入
位置にしておくようにすると、途中の地山で回転カッタ
ー装置が損傷・欠損することを防止するのに効果的であ
る。
おいて、前記回転カッター装置を、前記カッター刃の少
なくとも一部が前記シールドフレーム外周面から突出す
る突出位置と、前記カッター刃が前記シールドフレーム
外周面から突出しない退入位置とに切換える切換え手段
を備えるように構成してもよい。このように構成して、
途中の地山を掘進するときには回転カッター装置を退入
位置にしておくようにすると、途中の地山で回転カッタ
ー装置が損傷・欠損することを防止するのに効果的であ
る。
【0016】
【実施例】この出願発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0017】図1は、本願発明に係るシールド掘進機の
余掘り装置を採用したシールド掘進機1の、主に先端部
側の一部断面図である。図1において、2はシールドフ
レーム、3は回転カッター装置、4は切削ビット、5は
エントランスプレート、6はコピーカッター装置、7は
カッターディスク、7aはカッタービット、8は同時裏
込注入装置の配管である。シールドフレーム2は円筒状
をしており、突起部たる同時裏込注入装置の配管8と、
その周囲を覆う突起部たるエントランスプレート5は、
シールドフレーム2の外周面から突出するように設けら
れている。このエントランスプレート5は、発進立坑の
ノムスト壁に設けられた止水用のパッキンがシールド掘
進機1の外周に密着できるようにするために設けられた
ものである。回転カッター装置3は、エントランスプレ
ート5よりも前方に設けられ、さらに前方にコピーカッ
ター装置6が設けられている。図1では、回転カッター
装置3の状態は、カッター刃3aがシールドフレーム2
の外周面から突出する突出位置にある。この回転カッタ
ー装置3の状態は、後述する切換え装置によって、カッ
ター刃3aがシールドフレーム2の外周面から突出しな
い退入位置に切換えることができる。コピーカッター装
置7は、カッターディスク7の回転の位相に応じてカッ
ターディスク7の外周からの突出状態を変化させること
ができる装置である。切削ビット4は、シールドフレー
ム2の外周面から突出して前後方向に並設され、切削ビ
ット列をなしている。これらの複数の切削ビット4は前
方から後方に行くに従って、シールドフレーム2の外周
面からの突出寸法が小さくなるように配設されている。
図1からは明らかにされないが、回転カッター装置3と
エントランスプレート5の間にはこのような切削ビット
列が2列に設けられている。
余掘り装置を採用したシールド掘進機1の、主に先端部
側の一部断面図である。図1において、2はシールドフ
レーム、3は回転カッター装置、4は切削ビット、5は
エントランスプレート、6はコピーカッター装置、7は
カッターディスク、7aはカッタービット、8は同時裏
込注入装置の配管である。シールドフレーム2は円筒状
をしており、突起部たる同時裏込注入装置の配管8と、
その周囲を覆う突起部たるエントランスプレート5は、
シールドフレーム2の外周面から突出するように設けら
れている。このエントランスプレート5は、発進立坑の
ノムスト壁に設けられた止水用のパッキンがシールド掘
進機1の外周に密着できるようにするために設けられた
ものである。回転カッター装置3は、エントランスプレ
ート5よりも前方に設けられ、さらに前方にコピーカッ
ター装置6が設けられている。図1では、回転カッター
装置3の状態は、カッター刃3aがシールドフレーム2
の外周面から突出する突出位置にある。この回転カッタ
ー装置3の状態は、後述する切換え装置によって、カッ
ター刃3aがシールドフレーム2の外周面から突出しな
い退入位置に切換えることができる。コピーカッター装
置7は、カッターディスク7の回転の位相に応じてカッ
ターディスク7の外周からの突出状態を変化させること
ができる装置である。切削ビット4は、シールドフレー
ム2の外周面から突出して前後方向に並設され、切削ビ
ット列をなしている。これらの複数の切削ビット4は前
方から後方に行くに従って、シールドフレーム2の外周
面からの突出寸法が小さくなるように配設されている。
図1からは明らかにされないが、回転カッター装置3と
エントランスプレート5の間にはこのような切削ビット
列が2列に設けられている。
【0018】図2は、回転カッター装置3からエントラ
ンスプレート5までの部分を上方から見た図である。回
転カッター装置3とエントランスプレート5の中間に
は、11個の切削ビット4から成る第一の切削ビット列
4Aと、同じく11個の切削ビット4から成る第二の切
削ビット列4Bとが配設されている。第一の切削ビット
列4Aと第二の切削ビット列4Bとの間隔は、前方から
後方に行くに従って大きくなっている。また、その間隔
は、両切削ビット列4A、4Bの先端において、カッタ
ー刃3aの幅寸法に略一致し、両切削ビット列4A、4
Bの後端において、エントランスプレート5の幅寸法に
略一致している。
ンスプレート5までの部分を上方から見た図である。回
転カッター装置3とエントランスプレート5の中間に
は、11個の切削ビット4から成る第一の切削ビット列
4Aと、同じく11個の切削ビット4から成る第二の切
削ビット列4Bとが配設されている。第一の切削ビット
列4Aと第二の切削ビット列4Bとの間隔は、前方から
後方に行くに従って大きくなっている。また、その間隔
は、両切削ビット列4A、4Bの先端において、カッタ
ー刃3aの幅寸法に略一致し、両切削ビット列4A、4
Bの後端において、エントランスプレート5の幅寸法に
略一致している。
【0019】図3は、回転カッター装置3の断面図であ
り、回転カッター装置3をより詳細に説明するための図
である。3aはカッター刃、3bはカッター刃3aを回
転駆動させる回転駆動装置たるモータ、3cはモータ3
bの回転軸とカッター刃3aを連結する軸であり、3d
はこれらを組み込むためのフレームである。回転カッタ
ー装置3はこれらの部材(図中、斜線が記された部材)
で構成されている。そして、フレーム3dを油圧シリン
ダー3eによって上下させることにより、カッター刃3
をシールドフレーム外周面から突出させるか、または、
カッター刃3をシールドフレーム外周面から突出させな
いかを切換えることができる。すなわち、油圧シリンダ
ー3eが、カッター刃3がシールドフレーム外周面から
突出した突出位置と、カッター刃3がシールドフレーム
外周面から突出しない退入位置とを切換えるための切換
え装置として機能する。
り、回転カッター装置3をより詳細に説明するための図
である。3aはカッター刃、3bはカッター刃3aを回
転駆動させる回転駆動装置たるモータ、3cはモータ3
bの回転軸とカッター刃3aを連結する軸であり、3d
はこれらを組み込むためのフレームである。回転カッタ
ー装置3はこれらの部材(図中、斜線が記された部材)
で構成されている。そして、フレーム3dを油圧シリン
ダー3eによって上下させることにより、カッター刃3
をシールドフレーム外周面から突出させるか、または、
カッター刃3をシールドフレーム外周面から突出させな
いかを切換えることができる。すなわち、油圧シリンダ
ー3eが、カッター刃3がシールドフレーム外周面から
突出した突出位置と、カッター刃3がシールドフレーム
外周面から突出しない退入位置とを切換えるための切換
え装置として機能する。
【0020】図4は、シールドフレーム外周面のうちの
切削ビット4が配設された箇所の近傍を正面から見た図
である。第二の切削ビット列4Bに属する切削ビット4
のみを表し、第一の切削ビット列4Aに属する切削ビッ
ト4は省略している。切削ビット4の後方には略円弧状
の横断面形状をしたエントランスプレート5が表れてい
る。また、2点鎖線によって、突出位置にあるときのカ
ッター刃3bの断面形状を表している。この図からわか
るように、回転カッター装置3と両切削ビット列4A、
4Bによる掘削がなされると、掘削された溝の横断面形
状はエントランスプレート5の横断面形状をほぼ包含す
ることになるので、エントランスプレート5が障害なく
通過することができるような通過溝が余掘りされる。さ
らに詳細に説明すると、回転カッター装置3によってノ
ムスト壁に一次余掘りがされた後、切削ビット列4A、
4Bが一次余掘り溝の側面に食い込み、側面を徐々に切
り崩すようにして溝の幅を広げ、最終的にはエントラン
スプレート5を通過させることができるような通過溝が
ノムスト壁に形成される。
切削ビット4が配設された箇所の近傍を正面から見た図
である。第二の切削ビット列4Bに属する切削ビット4
のみを表し、第一の切削ビット列4Aに属する切削ビッ
ト4は省略している。切削ビット4の後方には略円弧状
の横断面形状をしたエントランスプレート5が表れてい
る。また、2点鎖線によって、突出位置にあるときのカ
ッター刃3bの断面形状を表している。この図からわか
るように、回転カッター装置3と両切削ビット列4A、
4Bによる掘削がなされると、掘削された溝の横断面形
状はエントランスプレート5の横断面形状をほぼ包含す
ることになるので、エントランスプレート5が障害なく
通過することができるような通過溝が余掘りされる。さ
らに詳細に説明すると、回転カッター装置3によってノ
ムスト壁に一次余掘りがされた後、切削ビット列4A、
4Bが一次余掘り溝の側面に食い込み、側面を徐々に切
り崩すようにして溝の幅を広げ、最終的にはエントラン
スプレート5を通過させることができるような通過溝が
ノムスト壁に形成される。
【0021】エントランスプレート5を設けず、同時裏
込注入装置の配管8をむき出しにしたようなシールド掘
進機であれば、同時裏込注入装置の配管8を通過させる
ことができるような通過溝を余掘りすれば足るので、切
削ビット4を設けなくても、回転カッター装置3のみを
設けるようにすればよい。しかし、回転カッター装置3
のみでは、エントランスプレート5を通過させることが
できる通過溝を形成することは困難であるところ、切削
ビット列4A、4Bを設けることによって、エントラン
スプレート5を通過させるに十分な通過溝を形成できる
ようになる。
込注入装置の配管8をむき出しにしたようなシールド掘
進機であれば、同時裏込注入装置の配管8を通過させる
ことができるような通過溝を余掘りすれば足るので、切
削ビット4を設けなくても、回転カッター装置3のみを
設けるようにすればよい。しかし、回転カッター装置3
のみでは、エントランスプレート5を通過させることが
できる通過溝を形成することは困難であるところ、切削
ビット列4A、4Bを設けることによって、エントラン
スプレート5を通過させるに十分な通過溝を形成できる
ようになる。
【0022】図5は、シールドフレーム外周面のうちの
切削ビット4が配設された箇所の近傍を正面から見た図
である。この図でも、第二の切削ビット列4Bに属する
切削ビット4のみを表し、第一の切削ビット列4Aに属
する切削ビット4は省略している。また、図4と同様に
切削ビット4の後方にはエントランスプレート5が表れ
ている。2点鎖線によって示されているのは、コピーカ
ッター装置6を作動させたときのカッター先端の軌跡で
ある。この図からわかるように、コピーカッター装置6
は、エントランスプレート5の横断面形状を包含するよ
うな横断面形状の通過溝を、若干のオーバーカットによ
り掘削する。つまり、コピーカッター装置5によっても
エントランスプレート5が障害なく通過することができ
るような通過溝が地山に余掘りされる。
切削ビット4が配設された箇所の近傍を正面から見た図
である。この図でも、第二の切削ビット列4Bに属する
切削ビット4のみを表し、第一の切削ビット列4Aに属
する切削ビット4は省略している。また、図4と同様に
切削ビット4の後方にはエントランスプレート5が表れ
ている。2点鎖線によって示されているのは、コピーカ
ッター装置6を作動させたときのカッター先端の軌跡で
ある。この図からわかるように、コピーカッター装置6
は、エントランスプレート5の横断面形状を包含するよ
うな横断面形状の通過溝を、若干のオーバーカットによ
り掘削する。つまり、コピーカッター装置5によっても
エントランスプレート5が障害なく通過することができ
るような通過溝が地山に余掘りされる。
【0023】次に、図6〜9に従い、シールド掘進機1
がノムスト壁10aを採用した発進立坑10から地山1
1に掘進する様子を示す。
がノムスト壁10aを採用した発進立坑10から地山1
1に掘進する様子を示す。
【0024】図6は、シールド掘進機1がノムスト壁1
0aを掘進する前の状態を示している。シールド掘進機
1は発進立坑10内に設けられた基台10dに載置され
ている。そして、既にカッターディスク7を止水用のパ
ッキン10c内に侵入させている。パッキン10cは支
持部材10bによってノムスト壁10aに支持されてい
る。このパッキン10cはパッキン10cの内側に作用
する水圧が外部に解放されることを防止するためのもの
である。この図6の状態では、コピーカッター装置6は
作動せず、また、回転カッター装置3は退入位置にあ
る。
0aを掘進する前の状態を示している。シールド掘進機
1は発進立坑10内に設けられた基台10dに載置され
ている。そして、既にカッターディスク7を止水用のパ
ッキン10c内に侵入させている。パッキン10cは支
持部材10bによってノムスト壁10aに支持されてい
る。このパッキン10cはパッキン10cの内側に作用
する水圧が外部に解放されることを防止するためのもの
である。この図6の状態では、コピーカッター装置6は
作動せず、また、回転カッター装置3は退入位置にあ
る。
【0025】図7は、シールド掘進機1が、図6の状態
から進行し、カッターディスク7によってノムスト壁1
0aに通過開口が掘削されていく状態を示している。カ
ッターディスク7がノムスト壁10aを掘進する間は、
コピーカッタ装置6は非作動状態にある。また、回転カ
ッター装置3は、パッキン10cを通過する間は退入位
置に保たれる。
から進行し、カッターディスク7によってノムスト壁1
0aに通過開口が掘削されていく状態を示している。カ
ッターディスク7がノムスト壁10aを掘進する間は、
コピーカッタ装置6は非作動状態にある。また、回転カ
ッター装置3は、パッキン10cを通過する間は退入位
置に保たれる。
【0026】図8は、シールド掘進機1が、図7の状態
から進行し、コピーカッター装置6によって地山11に
余掘りがされ、回転カッター装置3と切削ビット列4
A、4Bによってノムスト壁10aに余掘りがされてい
く状態を示してる。コピーカッター装置6はノムスト壁
10aを通過して地山11に到達した時点で作動を開始
し、地山11を掘削しエントランスプレート5が通過で
きるような通過溝を形成する。また、回転カッター装置
3はパッキン10cを通過後、ノムスト壁10aに到達
するまでの間に退入位置から突出位置に切換わりカッタ
ー刃3aの回転駆動を開始する。そして、回転カッター
装置3と切削ビット列4A、4Bによってノムスト壁1
0aにエントランスプレート5が通過できるような通過
溝が形成される。
から進行し、コピーカッター装置6によって地山11に
余掘りがされ、回転カッター装置3と切削ビット列4
A、4Bによってノムスト壁10aに余掘りがされてい
く状態を示してる。コピーカッター装置6はノムスト壁
10aを通過して地山11に到達した時点で作動を開始
し、地山11を掘削しエントランスプレート5が通過で
きるような通過溝を形成する。また、回転カッター装置
3はパッキン10cを通過後、ノムスト壁10aに到達
するまでの間に退入位置から突出位置に切換わりカッタ
ー刃3aの回転駆動を開始する。そして、回転カッター
装置3と切削ビット列4A、4Bによってノムスト壁1
0aにエントランスプレート5が通過できるような通過
溝が形成される。
【0027】図9は、シールド掘進機1が、図8の状態
から進行し、コピーカッター装置6によって地山11に
余掘りがされていく状態を示してる。図9の状態では、
回転カッター装置3はノムスト壁10aを既に通過して
おり、突出位置から退入位置に切換えられている。
から進行し、コピーカッター装置6によって地山11に
余掘りがされていく状態を示してる。図9の状態では、
回転カッター装置3はノムスト壁10aを既に通過して
おり、突出位置から退入位置に切換えられている。
【0028】シールド掘進機1は図9の状態からさらに
地山11の掘進を続ける。発進立坑から到達立坑までの
間の地山11を掘進するときは、コピーカッター装置6
で余掘りを行い、回転カッター装置3を退入位置にして
いるので、地山11に硬い障害物が埋まっていても、回
転カッター装置3や切削ビット4が、損傷・欠損を受け
ることが防止される。
地山11の掘進を続ける。発進立坑から到達立坑までの
間の地山11を掘進するときは、コピーカッター装置6
で余掘りを行い、回転カッター装置3を退入位置にして
いるので、地山11に硬い障害物が埋まっていても、回
転カッター装置3や切削ビット4が、損傷・欠損を受け
ることが防止される。
【0029】そして、カッターディスク7が到達立坑に
到達するとコピーカッター装置6を非作動状態にし、回
転カッター装置3を突出位置に切換える。そして、回転
カッター装置3と切削ビット列4A、4Bによって到達
立坑のノムスト壁に対して余掘りを行う。
到達するとコピーカッター装置6を非作動状態にし、回
転カッター装置3を突出位置に切換える。そして、回転
カッター装置3と切削ビット列4A、4Bによって到達
立坑のノムスト壁に対して余掘りを行う。
【0030】図6〜9を参照した上記掘進状態の説明に
おいては、地山11を掘進するときにはコピーカッター
装置6によって余掘りを行うようにしたが、地山11を
掘進するときにも回転カッター装置3を突出位置に保
ち、コピーカッター装置6を作動させつつカッター刃3
aを回転させて余掘りをしてもよい。また、コピーカッ
ター装置6を非作動状態にして、回転カッター装置3を
突出位置に保ったままカッター刃3aを回転駆動させて
余掘りを行ってもよい。この場合でも、先行する回転カ
ッター装置3が一次余掘りを行うので、切削ビット4に
作用する負荷は小さく、よって、切削ビット4の損傷・
欠損を防止する効果がある。
おいては、地山11を掘進するときにはコピーカッター
装置6によって余掘りを行うようにしたが、地山11を
掘進するときにも回転カッター装置3を突出位置に保
ち、コピーカッター装置6を作動させつつカッター刃3
aを回転させて余掘りをしてもよい。また、コピーカッ
ター装置6を非作動状態にして、回転カッター装置3を
突出位置に保ったままカッター刃3aを回転駆動させて
余掘りを行ってもよい。この場合でも、先行する回転カ
ッター装置3が一次余掘りを行うので、切削ビット4に
作用する負荷は小さく、よって、切削ビット4の損傷・
欠損を防止する効果がある。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】(1) この出願発明のシールド掘進機の余掘
り装置によれば、発進立坑を通過した後、到達立坑に達
するまでの途中の地山で切削ビットが損傷・欠損するこ
とが防止され、到達立坑のノモスト壁に突起部を通過さ
せる通過溝を問題なく形成することができる。
り装置によれば、発進立坑を通過した後、到達立坑に達
するまでの途中の地山で切削ビットが損傷・欠損するこ
とが防止され、到達立坑のノモスト壁に突起部を通過さ
せる通過溝を問題なく形成することができる。
【0033】(2) また、途中の地山を掘進するときには
コピーカッター装置によって通過溝を切削するようにす
ると、途中の地山で回転カッター装置や切削ビットが損
傷・欠損することを防止することができる。
コピーカッター装置によって通過溝を切削するようにす
ると、途中の地山で回転カッター装置や切削ビットが損
傷・欠損することを防止することができる。
【0034】(3) また、途中の地山を掘進するときには
回転カッター装置を退入位置にしておくようにすると、
途中の地山で回転カッター装置が損傷・欠損することを
防止することができる。
回転カッター装置を退入位置にしておくようにすると、
途中の地山で回転カッター装置が損傷・欠損することを
防止することができる。
【図1】本願発明を採用したシールド掘進機の、主に先
端部側の一部断面図である。
端部側の一部断面図である。
【図2】回転カッター装置からエントランスプレートま
での部分を上方から見た図である。
での部分を上方から見た図である。
【図3】回転カッター装置の断面図である。
【図4】シールドフレーム外周面のうちの切削ビットが
配設された箇所の近傍を正面から見た図である。
配設された箇所の近傍を正面から見た図である。
【図5】シールドフレーム外周面のうちの切削ビットが
配設された箇所の近傍を正面から見た図である。
配設された箇所の近傍を正面から見た図である。
【図6】シールド掘進機がノムスト壁を掘進する前の状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図7】シールド掘進機が、図6の状態から進行し、カ
ッターディスクによってノムスト壁に通過開口が掘削さ
れていく状態を示す図である。
ッターディスクによってノムスト壁に通過開口が掘削さ
れていく状態を示す図である。
【図8】シールド掘進機が、図7の状態から進行し、コ
ピーカッター装置によって地山に余掘りがされ、回転カ
ッター装置と切削ビット列によってノムスト壁に余掘り
がされていく状態を示す図である。
ピーカッター装置によって地山に余掘りがされ、回転カ
ッター装置と切削ビット列によってノムスト壁に余掘り
がされていく状態を示す図である。
【図9】シールド掘進機が、図8の状態から進行し、コ
ピーカッター装置によって地山に余掘りがされていく状
態を示す図である。
ピーカッター装置によって地山に余掘りがされていく状
態を示す図である。
【図10】従来の余掘り装置を示す図である。
1…シールド掘進機 2…シールドフレーム 3…回転カッター装置 3a…カッター刃 3b…モータ 3c…軸 3d…フレーム 3e…油圧シリンダー 4…切削ビット 4A…第一の切削ビット列 4B…第二の切削ビット列 5…エントランスプレート 6…コピーカッター装置 7…カッターディスク 7a…カッタービット 8…同時裏込注入装置の配管 10…発進立坑 10a…ノムスト壁 10b…支持部材 10c…パッキン 10d…基台 11…地山
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本多 信広 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番3 号 川崎重工業株式会社神戸本社内 (72)発明者 森尾 三郎 兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目1番3 号 川崎重工業株式会社神戸本社内
Claims (6)
- 【請求項1】 シールド掘進機の円筒状のシールドフレ
ーム外周面から突出して設けられた突起部を通過させる
ための通過溝を余堀りするための、シールド掘進機の余
堀り装置であって、 前記突起部よりも前方において前記シールドフレーム外
周面からカッター刃を突出した状態で、このカッター刃
を回転駆動装置によって回転駆動させることができる回
転カッター装置と、 シールドフレーム外周面から突出して前後方向に並設さ
れた複数の切削ビットからなる第一の切削ビット列と、 シールドフレーム外周面から突出して前後方向に並設さ
れた複数の切削ビットからなる第二の切削ビット列と、
を具備し、 前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列と
は、前記回転カッター装置と前記突起部の中間に配設さ
れ、 前記第一の切削ビット列と前記第二の切削ビット列と
は、前方から後方に行くに従って両者の間隔が大きくな
るように配設された、シールド掘進機の余堀り装置。 - 【請求項2】 前記第一の切削ビット列と前記第二の切
削ビット列との間隔は、前記第一の切削ビット列と前記
第二の切削ビット列の先端において前記カッター刃の幅
寸法に略一致し、前記第一の切削ビット列と前記第二の
切削ビット列の後端において前記突起部の幅寸法に略一
致する、請求項1記載のシールド掘進機の余掘り装置。 - 【請求項3】 前記第一の切削ビット列を構成する複数
の切削ビットは前方から後方に行くに従ってシールドフ
レーム外周面からの突出寸法が小さくなるように配設さ
れ、 前記第二の切削ビット列を構成する複数の切削ビットは
前方から後方に行くに従ってシールドフレーム外周面か
らの突出寸法が小さくなるように配設された、請求項1
又は2記載のシールド掘進機の余掘り装置。 - 【請求項4】 前記回転カッター装置と前記第一の切削
ビット列と前記第二の切削ビット列とにより掘削される
通過溝の横断面形状が、前記突起部の横断面形状を概略
包含する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシール
ド掘進機の余掘り装置。 - 【請求項5】 前記突起部を通過させるための通過溝を
余堀りするためのコピーカッター装置を前記回転カッタ
ー装置よりも前方に備え、 コピーカッター装置により掘削される通過溝の横断面形
状が、前記突起部の横断面形状を概略包含する、請求項
1〜4のいずれか1項に記載のシールド掘進機の余掘り
装置。 - 【請求項6】 前記回転カッター装置を、前記カッター
刃の少なくとも一部が前記シールドフレーム外周面から
突出する突出位置と、前記カッター刃が前記シールドフ
レーム外周面から突出しない退入位置とに切換える切換
え手段を備えた、請求項1〜5のいずれか1項に記載の
シールド掘進機の余掘り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24688897A JP3019207B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | シールド掘進機の余堀り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24688897A JP3019207B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | シールド掘進機の余堀り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1181877A true JPH1181877A (ja) | 1999-03-26 |
| JP3019207B2 JP3019207B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=17155248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24688897A Expired - Fee Related JP3019207B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | シールド掘進機の余堀り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3019207B2 (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2393491A1 (fr) * | 1978-05-11 | 1978-12-29 | Rca Corp | Systeme de commande operationnel |
| FR2393490A1 (fr) * | 1978-05-11 | 1978-12-29 | Rca Corp | Systeme de commande a distance |
| US6416329B1 (en) | 1999-08-13 | 2002-07-09 | Kyowa Electric And Chemical Co., Ltd. | Writing device for practice in writing characters |
| US7763016B2 (en) | 1997-05-15 | 2010-07-27 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Light energy delivery head |
| US7935107B2 (en) | 1997-05-15 | 2011-05-03 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Heads for dermatology treatment |
| US7942915B2 (en) | 2002-05-23 | 2011-05-17 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Phototreatment device for use with coolants |
| US8182473B2 (en) | 1999-01-08 | 2012-05-22 | Palomar Medical Technologies | Cooling system for a photocosmetic device |
| US8328794B2 (en) | 1996-12-02 | 2012-12-11 | Palomar Medical Technologies, Inc. | System for electromagnetic radiation dermatology and head for use therewith |
| JP2014181490A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Ohbayashi Corp | 大断面トンネルの構築方法及びそれに用いるトンネル掘進機 |
| US8915948B2 (en) | 2002-06-19 | 2014-12-23 | Palomar Medical Technologies, Llc | Method and apparatus for photothermal treatment of tissue at depth |
| CN116084968A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-05-09 | 中煤科工集团上海有限公司 | 盾构机支护限位结构及盾构机 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24688897A patent/JP3019207B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2393490A1 (fr) * | 1978-05-11 | 1978-12-29 | Rca Corp | Systeme de commande a distance |
| FR2393491A1 (fr) * | 1978-05-11 | 1978-12-29 | Rca Corp | Systeme de commande operationnel |
| US8328794B2 (en) | 1996-12-02 | 2012-12-11 | Palomar Medical Technologies, Inc. | System for electromagnetic radiation dermatology and head for use therewith |
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| US7763016B2 (en) | 1997-05-15 | 2010-07-27 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Light energy delivery head |
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| US8109924B2 (en) | 1997-05-15 | 2012-02-07 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Heads for dermatology treatment |
| US8182473B2 (en) | 1999-01-08 | 2012-05-22 | Palomar Medical Technologies | Cooling system for a photocosmetic device |
| US6416329B1 (en) | 1999-08-13 | 2002-07-09 | Kyowa Electric And Chemical Co., Ltd. | Writing device for practice in writing characters |
| US7942916B2 (en) | 2002-05-23 | 2011-05-17 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Phototreatment device for use with coolants and topical substances |
| US7942915B2 (en) | 2002-05-23 | 2011-05-17 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Phototreatment device for use with coolants |
| US8915948B2 (en) | 2002-06-19 | 2014-12-23 | Palomar Medical Technologies, Llc | Method and apparatus for photothermal treatment of tissue at depth |
| JP2014181490A (ja) * | 2013-03-19 | 2014-09-29 | Ohbayashi Corp | 大断面トンネルの構築方法及びそれに用いるトンネル掘進機 |
| CN116084968A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-05-09 | 中煤科工集团上海有限公司 | 盾构机支护限位结构及盾构机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3019207B2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991214 |
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