JPH1182312A - 油圧駆動のピストンポンプ - Google Patents

油圧駆動のピストンポンプ

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JPH1182312A
JPH1182312A JP9248085A JP24808597A JPH1182312A JP H1182312 A JPH1182312 A JP H1182312A JP 9248085 A JP9248085 A JP 9248085A JP 24808597 A JP24808597 A JP 24808597A JP H1182312 A JPH1182312 A JP H1182312A
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JP
Japan
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drive
pump
piston
cylinder
suction
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Application number
JP9248085A
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English (en)
Inventor
Kazutomo Hayashimoto
和智 林元
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動シリンダの作動切換え時及びストローク
エンドにおける衝撃を低減する。 【解決手段】 揺動管2と、ポンプシリンダ4L、4R
と、その搬送ピストン7L、7Rを駆動する駆動シリン
ダ6L、6Rと、駆動シリンダ6L、6Rの作動管路2
5L、25Rが接続されてクローズド回路を構成する両
振り油圧ポンプ33とを備えた油圧駆動のピストンポン
プにおいて、駆動シリンダ6L、6Rの駆動ピストン9
L、9Rのストロークエンドより手前の所定の減速位置
と停止位置とに、駆動ピストン9L、9Rの減速位置へ
の到達を検出して両振り油圧ポンプの傾転角を制御し駆
動ピストン9L、9Rの速度を減速させる減速指令用位
置検出器41L、41Rと、駆動ピストン9L、9Rの
停止位置への到達を検出して両振り油圧ポンプ33の傾
転角をゼロとし駆動ピストン9L、9Rを停止させる停
止指令用位置検出器42L、42Rとを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設、土木工事に
おける流動性の乏しい低スランプのコンクリートや土砂
の圧送、あるいは、下水処理場やし尿処理場における低
含水率の脱水汚泥の圧送等に用いられる油圧駆動のピス
トンポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧駆動のピストンポンプは、
図5及び図6に示すように、ホッパー1の背壁1Bの下
部に左右一対の吸込吐出口1L、1Rを設け、ホッパー
1の背部には、吸込吐出口1L、1Rにそれぞれ一端が
開口したポンプシリンダ4L、4Rを取付けている。ポ
ンプシリンダ4L、4R内には、それぞれ搬送ピストン
7を備えており、この搬送ピストン7は、駆動シリンダ
6L、6Rによって交互に往復動されるようになってい
る。4L、4Rと駆動シリンダ6L、6Rとの接合部に
は水封箱5が設けられている。
【0003】ホッパー1内には、揺動管2が設置されて
いる。この揺動管2は、基端部2Bがホッパー1の前壁
1Fに回動可能に支持されており、揺動管2の中間部に
は、ホッパー1の背壁1Bに回動可能に支持された揺動
管軸10の一端が固定されている。揺動管軸10の回動
中心と揺動管2の基端部2Bの回動中心とは同一線上に
ある。ホッパー1の背壁1B外に延出した揺動管軸10
の他端には、切換レバー11が固着され、この切換レバ
ー11とホッパー1との間に切換シリンダ3L、3Rが
取付けられていて、切換シリンダ3L、3Rの一方が伸
長するとき他方が縮小するようになっている。
【0004】切換シリンダ3L、3Rが伸縮すると、揺
動管軸10が回動して、揺動管2は左右に揺動され、揺
動管2の先端部2Tが交互に左右の吸込吐出口1L、1
Rに臨む位置へ移動する。
【0005】ホッパー1の吸込吐出口1L、1Rの周囲
の揺動管2の先端部2Tが摺接する部分には、吸込吐出
口1L、1Rに合わせて開口を設けた交換可能な摺動プ
レート8が取付けられている。また、揺動管2の先端部
2Tは、摺動プレート8に圧接されて摺動するので交換
可能なウェアリング12が取付けられている。この摺動
プレート8とウェアリング12とには、耐磨耗材が使用
される。
【0006】揺動管2の基端部2Bには、輸送管(図示
略)が接続される。土砂等の輸送対象物を輸送するとき
には、ホッパー1内に輸送対象物が投入される。そこ
で、一方(例えば右側)の搬送ピストン7を後退させて
ポンプシリンダ4R内に輸送対象物を吸込んだ後、揺動
管2を揺動させて先端部2Tをそのポンプシリンダ4R
側の吸込吐出口1Rに臨ませ、搬送ピストン7を前進さ
せてポンプシリンダ4R内の輸送対象物を揺動管2から
輸送管へ吐出する。一方のポンプシリンダ4Rが吐出行
程にあるとき、他方のポンプシリンダ4Lでは搬送ピス
トン7を後退させてポンプシリンダ4L内に輸送対象物
を吸込む。
【0007】次に、揺動管2を揺動させて先端部2Tを
他方のポンプシリンダ4L側の吸込吐出口1Lに臨ま
せ、搬送ピストン7を前進させてポンプシリンダ4L内
の輸送対象物を揺動管2から吐出する。この吸込行程と
吐出行程とを左右交互に行うことにより継続的に輸送対
象物を輸送する。
【0008】従来、駆動シリンダ6L、6Rの駆動回路
には、図7、図8に示すように、オープン回路を用いた
ものや、図9に示すように、クローズド回路を用いたも
のがある。
【0009】図7の駆動回路では、駆動シリンダ6L、
6Rのロッド側油室は連通管路21で互いに接続されて
いる。駆動シリンダ6L、6Rのへッド側油室はそれぞ
れ作動管路25L、25Rでポンプ制御弁22のシリン
ダポートに接続され、ポンプ制御弁22を介して油圧ポ
ンプ23とタンク24に接続される。ポンプ制御弁22
は3位置の電磁切換弁であり、このポンプ制御弁22を
切換えることにより、駆動シリンダ6L、6Rが交互に
伸縮し、搬送ピストン7L、7Rが交互に往復動する。
【0010】作動管路25L、25Rには、駆動シリン
ダ6L、6Rの駆動ピストン9L、9Rのストロークエ
ンドを検出するための圧力検出器20L、20Rが設け
られており、この圧力検出器20L、20Rの検出信号
は制御部(図示略)に送られる。
【0011】切換シリンダ3L、3Rのへッド側油室は
左動管路26Lと右動管路26Rでそれぞれ揺動制御弁
27のシリンダポートに接続され、揺動制御弁27を介
して揺動用油圧ポンプ28とタンク24に接続されてい
る。
【0012】揺動制御弁27は3位置の電磁切換弁であ
り、この揺動制御弁27を切換えることにより、切換シ
リンダ3L、3Rは交互に伸縮する。切換シリンダ3
L、3R上方には、切換シリンダ3Lが伸長して揺動管
2の先端部2Tが左の吸込吐出口1Lに臨む位置へ移動
したことを検出する切換位置検出器29Lと、切換シリ
ンダ3Rが伸長して揺動管2の先端部2Tが右の吸込吐
出口1Rに臨む位置へ移動したことを検出する切換位置
検出器29Rとが設けられている。この切換位置検出器
29L、29Rは近接スイッチであり、その検出信号は
制御部に送られる。
【0013】図示のように、一方の駆動ピストン9Lが
吐出行程のストロークエンド、他方の駆動ピストン9R
が吸込行程のストロークエンドに達すると、作動管路2
5Lの圧力が上昇して圧力スイッチ20Lがストローク
エンド到達を検出してその検出信号を制御部に送る。
【0014】すると制御部が揺動制御弁27を切換え、
右側の切換シリンダ3Rを伸長し、左側の切換シリンダ
3L短縮して、揺動管2を右側へ揺動させ、先端部2T
を右側の吸込吐出口1Rに臨ませる。そこで、切換位置
検出器29Rが揺動管2の先端部2Tの吸込吐出口1R
に臨む位置への到達を検出して、その検出信号を制御部
に送る。
【0015】制御部はポンプ制御弁22を切換え、右側
の駆動シリンダ6Rを伸長し、左側の駆動シリンダ6L
を短縮して搬送ピストン7Rを前進、搬送ピストン7L
を後退させ、ポンプシリンダ4Rから輸送対象物を揺動
管2へ吐出、ポンプシリンダ4Lに輸送対象物を吸込
む。
【0016】駆動ピストン9Rが吐出行程のストローク
エンド、駆動ピストン9Lが吸込行程のストロークエン
ドに達すると、作動管路25Rの圧力が上昇して圧力ス
イッチ20Rがストロークエンド到達を検出してその検
出信号を制御部に送る。
【0017】すると制御部が揺動制御弁27を切換え、
右側の切換シリンダ3Rを短縮し、左側の切換シリンダ
3Lを伸長して、揺動管2を左側へ揺動させ、先端部2
Tを左側の吸込吐出口1Lに臨ませる。そこで、切換位
置検出器29Lが揺動管2の先端部2Tの吸込吐出口1
Lに臨む位置への到達を検出して、その検出信号を制御
部に送る。
【0018】制御部はポンプ制御弁22を切換え、左側
の駆動シリンダ6Lを伸長し、右側の駆動シリンダ6R
を短縮して搬送ピストン7Lを前進、搬送ピストン7R
を後退させ、ポンプシリンダ4Lから輸送対象物を揺動
管2へ吐出、ポンプシリンダ4Rに輸送対象物を吸込
む。
【0019】以後、上記の吸込みと吐出の行程が左右交
互に行われるよう切換えが制御される。図8の駆動回路
では、図7における圧力スイッチ20L、20Rに代え
て、駆動ピストン9L、9Rの吐出行程のストロークエ
ンドを検出するために近接スイッチ30L、30Rを駆
動シリンダ6L、6Rに設けている。その他の構成は図
7とのものと同様である。
【0020】図9の駆動回路では、駆動シリンダ6L、
6Rのロッド側油室は連通管路21で互いに接続され、
駆動シリンダ6L、6Rのへッド側油室はそれぞれ作動
管路25L、25Rで両振り油圧ポンプ33に接続され
てクローズド回路を構成している。作動管路25L、2
5Rには、チェック弁31L、31Rを介して補助ポン
プ32が接続されている。また、作動管路25L、25
Rは、チェック弁34L、34R及びリリーフ弁35、
36を介してタンク24に接続されている。
【0021】この駆動回路では、図7のものと同様に、
作動管路25L、25Rには、駆動ピストン9L、9R
の吐出行程のストロークエンドを検出するための圧力検
出器20L、20Rが設けられている。
【0022】図示のように、一方の駆動ピストン9Lが
吐出行程のストロークエンド、他方の駆動ピストン9R
が吸込行程のストロークエンドに達すると、作動管路2
5Lの圧力が上昇して圧力スイッチ20Lがストローク
エンド到達を検出してその検出信号を制御部に送る。
【0023】すると制御部が揺動制御弁27を切換え、
右側の切換シリンダ3Rを伸長し、左側の切換シリンダ
3L短縮して、揺動管2を右側へ揺動させ、先端部2T
を右側の吸込吐出口1Rに臨ませる。そこで、切換位置
検出器29Rが揺動管2の先端部2Tの吸込吐出口1R
に臨む位置への到達を検出して、その検出信号を制御部
に送る。
【0024】制御部は両振り油圧ポンプ33の吐出方向
を切換え、右側の駆動シリンダ6Rを伸長し、左側の駆
動シリンダ6Lを短縮して搬送ピストン7Rを前進、搬
送ピストン7Lを後退させ、ポンプシリンダ4Rから輸
送対象物を揺動管2へ吐出、ポンプシリンダ4Lに輸送
対象物を吸込む。
【0025】駆動ピストン9Rが吐出行程のストローク
エンド、駆動ピストン9Lが吸込行程のストロークエン
ドに達すると、作動管路25Rの圧力が上昇して圧力ス
イッチ20Rがストロークエンド到達を検出してその検
出信号を制御部に送る。
【0026】すると制御部が揺動制御弁27を切換え、
右側の切換シリンダ3Rを短縮し、左側の切換シリンダ
3Lを伸長して、揺動管2を左側へ揺動させ、先端部2
Tを左側の吸込吐出口1Lに臨ませる。そこで、切換位
置検出器29Lが揺動管2の先端部2Tの吸込吐出口1
Lに臨む位置への到達を検出して、その検出信号を制御
部に送る。
【0027】制御部は両振り油圧ポンプ33の吐出方向
を切換え、左側の駆動シリンダ6Lを伸長し、右側の駆
動シリンダ6Rを短縮してポンプピストン7Lを前進、
ポンプピストン7Rを後退させ、ポンプシリンダ4Lか
ら輸送対象物を揺動管2へ吐出、ポンプシリンダ4Rに
輸送対象物を吸込む。
【0028】以後、上記の吸込みと吐出の行程が左右交
互に行われるよう切換えが制御される。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7、図8
の駆動回路では、ポンプ制御弁22の切換えで駆動シリ
ンダ6L、6Rの作動を切換えるとき、作動管路25
L、25R及び駆動シリンダ6L、6Rの各油室では圧
力が急激に変化して衝撃が発生する。
【0030】また、図9の駆動回路でも、駆動シリンダ
6L、6Rの駆動ピストン9L、9Rがストロークエン
ドまで高速で到達して、作動管路25L、25Rの油圧
が高圧となり、この圧力を圧力スイッチ20L、20R
で検出してから次の行程への切換えが行われていたの
で、ストロークエンドでの衝撃が発生していた。
【0031】この発明は、油圧駆動のピストンポンプに
おけるかかる問題を解決するものであって、駆動シリン
ダの作動切換え時及びストロークエンドにおける衝撃を
低減することのできる油圧駆動のピストンポンプを提供
することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明では、吸込吐出口
の吸込吐出切換手段と、吸込吐出口に一端が開口したポ
ンプシリンダと、ポンプシリンダの搬送ピストンを駆動
する駆動シリンダと、駆動シリンダの作動管路が接続さ
れた可変容量形油圧ポンプとを備えた油圧駆動のピスト
ンポンプにおいて、駆動シリンダの駆動ピストンのスト
ロークエンドより手前に減速位置と停止位置とを設定
し、駆動ピストンの減速位置への到達を検出して可変容
量形油圧ポンプの吐出油量を制御し駆動ピストンの速度
を減速させる減速指令用位置検出器と、駆動ピストンの
停止位置への到達を検出して可変容量形油圧ポンプの吐
出油量をゼロとし駆動ピストンを停止させる停止指令用
位置検出器とを設けることにより上記課題を解決してい
る。
【0033】油圧駆動のピストンポンプは、先ず吸込吐
出口を吸込吐出切換手段で吸込側へ切換え、搬送ピスト
ンを後退させてポンプシリンダ内に輸送対象物を吸込
む。次に吸込吐出口を吸込吐出切換手段で吐出側へ切換
え、搬送ピストンを前進させてポンプシリンダ内の輸送
対象物を吸込吐出口から吐出する。この吸込みと吐出の
行程を交互に行うことにより輸送対象物を輸送する。
【0034】この油圧駆動のピストンポンプでは、前記
の如く搬送ピストンを駆動する駆動シリンダに、減速指
令用位置検出器と停止指令用位置検出器とが設けられて
いるので、駆動ピストンが減速位置に到達すると、減速
指令用位置検出器が可変容量形油圧ポンプの吐出油量を
制御し駆動ピストンの速度を減速させ、駆動ピストンが
減速された状態でさらに前進して停止位置に到達する
と、停止指令用位置検出器が可変容量形油圧ポンプの吐
出油量をゼロとし駆動ピストンをストロークエンドへ到
達する前に停止させる。
【0035】従って、駆動シリンダの作動切換え時のス
トロークエンドにおける衝撃を回避することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態であ
る油圧駆動のピストンポンプの構成を示す油圧回路図で
ある。
【0037】ここで、ピストンポンプの基本的構造は、
図5及び図6に示すピストンポンプと同様のダブルシリ
ンダ形ピストンポンプであり、ホッパー1の背壁1Bの
下部に左右一対の吸込吐出口1L、1Rを設け、ホッパ
ー1の背部には、吸込吐出口1L、1Rにそれぞれ一端
が開口したポンプシリンダ4L、4Rを取付けている。
ポンプシリンダ4L、4R内には、それぞれ搬送ピスト
ン7を備えており、この搬送ピストン7は、駆動シリン
ダ6L、6Rによって交互に往復動されるようになって
いる。4L、4Rと駆動シリンダ6L、6Rとの接合部
には水封箱5が設けられている。
【0038】ホッパー1内には、揺動管2が設置されて
いる。この揺動管2は、基端部2Bがホッパー1の前壁
1Fに回動可能に支持されており、揺動管2の中間部に
は、ホッパー1の背壁1Bに回動可能に支持された揺動
管軸10の一端が固定されている。揺動管軸10の回動
中心と揺動管2の基端部2Bの回動中心とは同一線上に
ある。ホッパー1の背壁1B外に延出した揺動管軸10
の他端には、切換レバー11が固着され、この切換レバ
ー11とホッパー1との間に切換シリンダ3L、3Rが
取付けられていて、切換シリンダ3L、3Rの一方が伸
長するとき他方が縮小するようになっている。
【0039】切換シリンダ3L、3Rが伸縮すると、揺
動管軸10が回動して、揺動管2は左右に揺動され、揺
動管2の先端部2Tが交互に左右の吸込吐出口1L、1
Rに臨む位置へ移動する。
【0040】ホッパー1の吸込吐出口1L、1Rの周囲
の揺動管2の先端部2Tが摺接する部分には、吸込吐出
口1L、1Rに合わせて開口を設けた交換可能な摺動プ
レート8が取付けられている。また、揺動管2の先端部
2Tは、摺動プレート8に圧接されて摺動するので交換
可能なウェアリング12が取付けられている。この摺動
プレート8とウェアリング12とには、耐磨耗材が使用
される。
【0041】揺動管2の基端部2Bには、輸送管(図示
略)が接続される。土砂等の輸送対象物を輸送するとき
には、ホッパー1内に輸送対象物が投入される。そこ
で、一方(例えば右側)の搬送ピストン7を後退させて
ポンプシリンダ4R内に輸送対象物を吸込んだ後、揺動
管2を揺動させて先端部2Tをそのポンプシリンダ4R
側の吸込吐出口1Rに臨ませ、搬送ピストン7を前進さ
せてポンプシリンダ4R内の輸送対象物を揺動管2から
輸送管へ吐出する。一方のポンプシリンダ4Rが吐出行
程にあるとき、他方のポンプシリンダ4Lでは搬送ピス
トン7を後退させてポンプシリンダ4L内に輸送対象物
を吸込む。
【0042】次に、揺動管2を揺動させて先端部2Tを
他方のポンプシリンダ4L側の吸込吐出口1Lに臨ま
せ、搬送ピストン7を前進させてポンプシリンダ4L内
の輸送対象物を揺動管2から吐出する。この吸込行程と
吐出行程とを左右交互に行うことにより継続的に輸送対
象物を輸送する。
【0043】図1に示すように、このピストンポンプの
駆動回路は、駆動シリンダ6L、6Rのロッド側油室は
連通管路21で互いに接続され、駆動シリンダ6L、6
Rのへッド側油室はそれぞれ作動管路25L、25Rで
可変容量形の両振り油圧ポンプ33に接続されてクロー
ズド回路を構成している。両振り油圧ポンプ33は、傾
転角を左右に振ることにより左右の作動管路25L、2
5Rへの吐出の方向を切換えることができる。
【0044】作動管路25L、25Rには、チェック弁
31L、31Rを介して補助ポンプ32が接続されてい
る。また、作動管路25L、25Rの高圧側は、チェッ
ク弁34L、34R及びリリーフ弁35、36を介して
タンク24に接続される。作動管路25L、25Rの低
圧側は、リリーフ弁37を介してタンク24に接続され
る。
【0045】駆動シリンダ6L、6Rには、その駆動ピ
ストン9L、9Rの前進側のストロークエンドより手前
に設定された減速位置と停止位置とに、減速指令用位置
検出器41L、41Rと停止指令用位置検出器42L、
42Rとが設けられている。減速指令用位置検出器41
L、41Rと停止指令用位置検出器42L、42Rとは
いずれも駆動ピストン9L、9Rのヘッド部の近接を検
出する近接スイッチであり、減速指令用位置検出器41
L、41Rは駆動ピストンの9L、9Rの減速位置への
到達を検出すると、その検出信号を制御部(図示略)に
送る。制御部は両振り油圧ポンプ33を制御して吐出油
量を減少させ、駆動ピストン9L、9Rの速度を減速さ
せる。停止指令用位置検出器42L、42Rは駆動ピス
トン9L、9Rの停止位置への到達を検出すると、その
検出信号を制御部(図示略)に送る。制御部は両振り油
圧ポンプ33の吐出油量をゼロとしてストロークエンド
到達前に駆動ピストン9L、9Rを停止させる。
【0046】切換シリンダ3L、3Rのへッド側油室は
左動管路26Lと右動管路26Rでそれぞれ揺動制御弁
27のシリンダポートに接続され、揺動制御弁27を介
して揺動用油圧ポンプ28とタンク24に接続されてい
る。
【0047】揺動制御弁27は3位置の電磁切換弁であ
り、この揺動制御弁27を切換えることにより、切換シ
リンダ3L、3Rは交互に伸縮する。切換シリンダ3
L、3R上方には、切換シリンダ3Lが伸長して揺動管
2の先端部2Tが左の吸込吐出口1Lに臨む位置へ移動
したことを検出する切換位置検出器29Lと、切換シリ
ンダ3Rが伸長して揺動管2の先端部2Tが右の吸込吐
出口1Rに臨む位置へ移動したことを検出する切換位置
検出器29Rとが設けられている。この切換位置検出器
29L、29Rは近接スイッチであり、その検出信号を
制御部に送る。制御部はその検出信号により、両振り油
圧ポンプ33の吐出方向を逆方向へ切換えて駆動ピスト
ン9L、9Rを逆方向へ移動させる。
【0048】左側のポンプシリンダ4Lの吐出行程、即
ち左側の駆動シリンダ6Lの前進行程では、駆動ピスト
ン9Lが減速位置へ到達すると、減速指令用位置検出器
41Lが駆動ピストンの9Lの減速位置への到達を検出
し、両振り油圧ポンプ33を制御して駆動ピストン9L
の前進速度、駆動ピストン9Rの後退速度を減速させ
る。駆動ピストン9Lが停止位置への到達すると、停止
指令用位置検出器42Lが駆動ピストンの9Lの停止位
置への到達を検出し、両振り油圧ポンプ33の吐出油量
をゼロとして駆動ピストン9L、9Rを停止させると共
に、揺動制御弁27を切換えて左側の切換シリンダ3L
を短縮し、右側の切換シリンダ3Rを伸長して、揺動管
2を右側へ揺動させ、先端部2Tを右側の吸込吐出口1
Rに臨ませる。
【0049】そこで、切換位置検出器29Rが揺動管2
の先端部2Tの吸込吐出口1Rに臨む位置への到達を検
出して、両振り油圧ポンプ33の吐出方向を逆方向へ切
換えて駆動ピストン9Lを後退させ、駆動ピストン9R
を前進させて、右側のポンプシリンダ4Rの吐出行程、
即ち右側の駆動シリンダ6Rの前進行程に入る。
【0050】右側の駆動ピストン9Rの減速位置への到
達、停止位置への到達の際にも同様の制御か行われ、以
後、吸込みと吐出の行程が左右交互に繰り返される。減
速位置と停止位置は、ピストンポンプの仕様と使用条件
に合わせて、ストロークエンドで衝撃が生じないよう適
切に設定する。
【0051】この油圧駆動のピストンポンプでは、輸送
対象物の吐出量を増減させるためにピストン速度を変化
させるような場合でも、駆動ピストン9L、9Rが減速
位置に達すると所定速度まで減速され、また、ストロー
クエンドの手前の停止位置で停止されるので、駆動ピス
トン9L、9Rがストロークエンドに衝突することなく
確実に行程の切換が行われる。
【0052】従って、駆動ピストン9L、9Rのストロ
ークエンドへの衝突により生ずる急激な圧力上昇と衝撃
が防止される。図2乃至図4は本発明の他の実施の形態
を示す油圧回路図である。
【0053】図2の駆動回路では、減速指令用位置検出
器41L、41Rと停止指令用位置検出器42L、42
Rとは、駆動ピストンの9L、9Rのロッド先端部の近
接を検出するもので、駆動ピストンの9L、9Rの後退
側のストロークエンドの手前の減速位置と停止位置への
到達を検出するよう配置されている。
【0054】図3の駆動回路では、減速指令用位置検出
器41L、41Rは駆動ピストンの9L、9Rのロッド
先端部の近接を検出するもので、駆動ピストンの9L、
9Rの後退側のストロークエンドの手前の減速位置への
到達を検出するように配置されている。
【0055】停止指令用位置検出器42L、42Rは、
駆動ピストンの9L、9Rのヘッド部の近接を検出する
もので、駆動ピストンの9L、9Rの前進側のストロー
クエンドの手前の停止位置への到達を検出するように配
置されている。
【0056】図2及び図3の駆動回路では、減速指令用
位置検出器41L、41Rと停止指令用位置検出器42
L、42Rとの配置が図1のものと異なっているが、作
用は同様である。
【0057】図4のピストンポンプは、1本のポンプシ
リンダ4と駆動シリンダ6とを備えたシングルシリンダ
形のピストンポンプであり、吸込吐出切換手段として、
ホッパー1の下部に吸込吐出切換バルブ50が設けられ
ている。
【0058】ここでは、駆動シリンダ6のロッド側油室
とへッド側油室とがそれぞれ作動管路25L、25Rで
両振り油圧ポンプ33に接続されてクローズド回路を構
成している。その他の回路構成は図1のものと同様であ
る。
【0059】減速指令用位置検出器41Fと停止指令用
位置検出器42Fとは近接スイッチで駆動ピストンの9
のヘッド部の近接を検出するものであり、駆動ピストン
の9の前進側のストロークエンドの手前の減速位置と停
止位置への到達を検出するように配置されている。
【0060】減速指令用位置検出器41Bと停止指令用
位置検出器42Bとは近接スイッチで、駆動ピストンの
9のロッド先端部の近接を検出するようになっており、
駆動ピストン9の後退側のストロークエンドの手前の減
速位置と停止位置への到達を検出するように配置されて
いる。
【0061】吸込吐出切換バルブ50の吸込側と吐出側
との切換えを行うバルブ切換シリンダ51のロッド側油
室とへッド側油室とは、バルブ制御弁52を介してバル
ブ切換用油圧ポンプ53とタンク24とに接続されてい
る。
【0062】従って、ポンプシリンダ4の吐出行程、即
ち駆動シリンダ6の前進行程では、駆動ピストン9が減
速位置へ到達すると、減速指令用位置検出器41Fが駆
動ピストンの9の減速位置への到達を検出し、両振り油
圧ポンプ33の吐出油量を制御して駆動ピストン9の前
進速度を減速させる。駆動ピストン9が停止位置へ到達
すると、停止指令用位置検出器42Fが駆動ピストンの
9の停止位置への到達を検出し、両振り油圧ポンプ33
の吐出油量をゼロとして駆動ピストン9を停止させると
共に、バルブ切換制御弁52を切換えて吸込吐出切換バ
ルブ50を吸込側へ切換える。
【0063】吸込吐出切換バルブ50が吸込側に切換わ
ると、両振り油圧ポンプ33の吐出方向を逆方向へ切換
えて駆動ピストン9を後退させ吸込行程、即ち駆動シリ
ンダ6の後退行程に入る。
【0064】駆動ピストン9が減速位置へ到達すると、
減速指令用位置検出器41Bが駆動ピストンの9の減速
位置への到達を検出し、両振り油圧ポンプ33の吐出油
量を制御して駆動ピストン9の後退速度を減速させる。
駆動ピストン9が停止位置へ到達すると、停止指令用位
置検出器42Bが駆動ピストンの9の停止位置への到達
を検出し、両振り油圧ポンプ33の吐出油量をゼロとし
て駆動ピストン9を停止させると共に、バルブ切換制御
弁52を切換えて吸込吐出切換バルブ50を吐出側へ切
換える。
【0065】吸込吐出切換バルブ50が吐出側に切換わ
ると、両振り油圧ポンプ33の吐出方向を逆方向へ切換
えて駆動ピストン9を前進させ吐出行程、即ち駆動シリ
ンダ6の前進行程に入る。以後、吸込みと吐出の行程が
左右交互に繰り返される。
【0066】上記図1〜図4のピストンポンプでは、両
振り油圧ポンプ33を使用しているが、可変容量ポンプ
であれば両振り油圧ポンプ33以外のものも用いること
ができる。その場合には、作動管路に方向切換弁を設け
て、吐出油の供給方向を切換えるようにする。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の油圧駆動
のピストンポンプは、 駆動ピストンが減速位置に達す
ると所定速度まで減速され、また、ストロークエンド到
達前に停止位置で停止されるので、駆動ピストンがスト
ロークエンドに衝突することなく確実に行程の切換が行
われる。従って、駆動ピストンの作動切換え時及びスト
ロークエンドにおける衝撃を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である油圧駆動のピスト
ンポンプの構成を示す油圧回路図である。
【図2】本発明の他の実施の形態を示す油圧回路図であ
る。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す油圧回路図であ
る。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す油圧回路図であ
る。
【図5】従来のピストンポンプの平面図である。
【図6】従来のピストンポンプのホッパー部の揺動管の
中心に沿った縦断面図である。
【図7】従来の油圧駆動のピストンポンプの油圧回路図
である。
【図8】従来の油圧駆動のピストンポンプの油圧回路図
である。
【図9】従来の油圧駆動のピストンポンプの油圧回路図
である。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 揺動管 1L、1R 吸込吐出口 3L、3R 切換シリンダ 4L、4R ポンプシリンダ 6L、6R 駆動シリンダ 7L、7R 搬送ピストン 8 摺動プレート 9L、9R 駆動ピストン 10 揺動管軸 11 切換レバー 21 連通管路 25L、25R 作動管路 26L 左動管路 26R 右動管路 27 揺動用制御弁 28 揺動用油圧ポンプ 29L、29R 切換位置検出器 33 両振り油圧ポンプ 41L、41R 減速指令用位置検出器 42L、42R 停止指令用位置検出器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸込吐出口の吸込吐出切換手段と、吸込
    吐出口に一端が開口したポンプシリンダと、ポンプシリ
    ンダの搬送ピストンを駆動する駆動シリンダと、駆動シ
    リンダの作動管路が接続された可変容量形油圧ポンプと
    を備えた油圧駆動のピストンポンプであって、 前記駆動シリンダの駆動ピストンのストロークエンドよ
    り手前に減速位置と停止位置とを設定し、駆動ピストン
    の減速位置への到達を検出して可変容量形油圧ポンプの
    吐出油量を制御し駆動ピストンの速度を減速させる減速
    指令用位置検出器と、駆動ピストンの停止位置への到達
    を検出して可変容量形油圧ポンプの吐出油量をゼロとし
    駆動ピストンを停止させる停止指令用位置検出器とを設
    けたことを特徴とする油圧駆動のピストンポンプ。
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