JPH1183146A - 換気口及びそれを使用したセントラル換気装置 - Google Patents
換気口及びそれを使用したセントラル換気装置Info
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- JPH1183146A JPH1183146A JP9246264A JP24626497A JPH1183146A JP H1183146 A JPH1183146 A JP H1183146A JP 9246264 A JP9246264 A JP 9246264A JP 24626497 A JP24626497 A JP 24626497A JP H1183146 A JPH1183146 A JP H1183146A
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Abstract
ことができて、延焼を抑えるために室内の遮断性や気密
性を向上させることができるセントラル換気装置を提供
する。 【解決手段】 建物における複数の室内(11)を換気可能
なセントラル換気装置(10)であって、各室内(11)に開口
する換気口(20)と、各室内(11)の換気口(20)に連結され
るとともに一本に収束して室外と連通する筒状の配管(3
0)と、この配管(30)の内部における強制的な空気の流れ
を形成する換気ユニット本体(40)とを備え、前記換気口
(20)は、その内部に熱膨張材(50)を備え、その熱膨張材
(50)は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると
体積が膨張して換気口(20)を閉塞可能に形成されてい
る。
Description
塞可能な換気口及びそれを使用したセントラル換気装置
に関するものである。
気装置であって、図10は、その概略模式図、図11
は、換気口の縦断面図をそれぞれ示すものである。従来
のセントラル換気装置100は、一階の天井190の裏側に、
強制的に空気の流れを形成する大型の換気ユニット本体
110を一台設置して、建物内の複数の室内の空気を換気
するものであった。具体的には、一階の天井190の裏側
に位置して強制的に空気の流れを形成する1台の大型の
換気ユニット本体110が形成されている。そして、この
セントラル換気装置100は、建物の外部の新鮮な空気を
室内に取り入れるために建物の外部から換気ユニット本
体110に連通する外部吸入口120と、この外部吸入口120
から吸入された空気を換気ユニット本体110を介して建
物の室内に供給する室内供給配管130とを備えている。
室内の空気を換気ユニット本体110に吸入するために一
階の室内天井190から換気ユニット本体110に向かって通
ずる室内排気配管160と、この室内排気配管160により室
内から吸入された空気を室外に排出するために室外と換
気ユニット本体110との間に通ずる外部排気口170とを備
えている。
管160の先端は、室内の天井190の開口する部分に取り付
けられた換気口180に接続されていた。この換気口180
は、一端に室内供給配管130や室内排気配管160が取り付
けられ、他端が天井側に固定されるとともに室内に向か
って開口し、配管の先端と室内とが連通するような構造
に形成されていた。そして、この換気口180は、室内供
給配管130の先端に取り付けられて、室外の新鮮な空気
を室内に供給するために室外の新鮮な空気を室内に吹き
出す換気吹出口181と、室内排気配管160の先端に取り付
けられて、室内の空気を室外に排出するために室内の空
気を吸い込む換気吸気口182とから形成されていた。
のセントラル換気装置において、建物内の複数の室内の
いずれか一つの室内で火災が発生した場合に、各室内の
換気口に配管が延びており、配管により各室内が連通し
ているため、延焼を抑えるための各部屋の遮断性や気密
性を保つことが容易ではないという第一の問題点があっ
た。
り遮断させる機構のものを温度センサー等を組み合わせ
て形成することも考えられるが、機構が複雑で高価とな
り、また、実際の火災時には熱による変形等により作動
しないおそれもあるという第二の問題点があった。そこ
で、請求項1記載の発明は、上記した従来の技術の有す
る第一および第二の問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、容易な構造で、火災時、
確実に換気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために
室内の遮断性や気密性を向上させることができるセント
ラル換気装置を提供しようとするものである。
から熱膨張材が見えず、換気口の外観が良好なセントラ
ル換気装置を提供しようとするものである。これに加
え、請求項3記載の発明は、常時は、熱膨張材が換気口
の内部の空気の流れを邪魔することがなく、良好な換気
性能を得ることができるセントラル換気装置を提供しよ
うとするものである。
な構造の熱膨張材を容易に取り付けることができるセン
トラル換気装置を提供しようとするものである。これに
加え、請求項5記載の発明は、簡単な構造の熱膨張材を
容易に取り付けることができる上に、室内から熱膨張材
が見えず、換気口の外観が良好なセントラル換気装置を
提供しようとするものである。
バーとして使用することができる上に、熱膨張材が換気
口の内部の空気の流れを邪魔することがなく、良好な換
気性能を得ることができるセントラル換気装置を提供し
ようとするものである。請求項7記載の発明は、容易な
構造で、火災時、確実に塞ぐことができて、延焼を抑え
るために室内の遮断性や気密性を向上させることができ
る換気口を提供しようとするものである。
を達成するためのものである。請求項1記載の発明は、
建物における複数の室内(11)を換気可能なセントラル換
気装置(10)であって、各室内(11)に開口する換気口(20)
と、各室内(11)の換気口(20)に連結されるとともに一本
に収束して室外と連通する筒状の配管(30)と、この配管
(30)の内部における強制的な空気の流れを形成する換気
ユニット本体(40)とを備え、前記換気口(20)は、その内
部に熱膨張材(50)を備え、その熱膨張材(50)は、その周
囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体積が膨張して
換気口(20)を閉塞可能に形成されていることを特徴とす
る。
の周囲の雰囲気温度が、所定温度以上になると「熱膨張
材(50)」の体積が膨張して、換気口(20)を閉塞するよう
なものであれば良いものである。例えば、膨張性グラフ
ァイト系の防炎、防煙用シール材であって、その周囲の
雰囲気温度が150度乃至170度で元の体積の約10
倍に膨張する性質を有するものを含むものである。また
は、オーストリアケミー・リンツ社製の「インツメック
ス」や、特公昭63−132968号公報(発明の名
称:防火組成物)、特公平3−235号公報(発明の名
称:防火・耐火被覆マット)等に示す商品や技術を含む
ものである。これらの「熱膨張材(50)」は、例えば、所
定温度で10倍に膨張する性質を有するものが、換気口
(20)の内部に載置され、換気口(20)の内部の空気が流れ
る通路となる空間が、この熱膨張材(50)の3乃至4倍程
度である場合には、「熱膨張材(50)」が10倍に膨張す
ることにより、高密度の状態で換気口(20)の内部の空気
が流れる通路を閉鎖することができるものである。
「換気口(20)」を介して、室内に新鮮な空気を吹き出す
換気吹出口(85)と、この「換気口(20)」を介して、室内
の空気を室外に排出するために室内の空気を吸い込む換
気吸気口(83)とのいずれも含むものである。また、これ
らの「換気口(20)」は、通常は、天井(12)に取り付けら
れるものであるが、取付位置は、特に、天井(12)に限定
されるものではなく、室内(11)の壁面や、床面に形成し
ても良いものである。
口(20)の内部に熱膨張材(50)を備えている。このため、
火災時に熱膨張材(50)の周囲の雰囲気温度が所定温度以
上になると、熱膨張材(50)の体積が急激に膨張して換気
口(20)を閉塞することができる。すなわち、換気口(20)
の内部に熱膨張材(50)を配置するだけの簡単な構造で、
確実に、火災時に換気口(20)を閉塞することができ、各
室内の遮断性や気密性を向上させることができる。これ
により、セントラル換気装置(10)の建物内の各室内に延
びる配管(30)や換気ユニット本体(40)を介して、火災時
の煙等が、他の室内に拡がることを抑えることができ、
建物内の他の室内への延焼を抑えることができる。
記載の特徴点に加え、換気口(20)は、その内部に位置し
て、換気口(20)の断面と平行に配置して換気口(20)断面
の一部を塞ぐ一部閉塞板(60)と、この一部閉塞板(60)の
端縁と換気口(20)内面との間に開口する隙間であって空
気の通路となる開口通路(61)(図2)とを備え、前記一
部閉塞板(60)の反室内(11)側には熱膨張材(50)が固定さ
れ、この熱膨張材(50)が膨張する際には、前記開口通路
(61)を閉塞可能に形成されていることを特徴とする。
膨張材(50)が形成され、この一部閉塞板(60)の端縁と換
気口(20)内面との間に空気の通路となる開口通路(61)が
形成されている。このため、火災時に熱膨張材(50)付近
の雰囲気温度が所定の温度以上になると、一部閉塞板(6
0)に形成された熱膨張材(50)が膨張して、開口通路(61)
を塞ぐ。これにより、換気口(20)を閉塞することができ
て、火災時の室内の遮断性や気密性を向上させることが
でき、他の室内への延焼を抑えることができる。
塞板(60)の反室内側に形成されているため、室内から見
て、熱膨張材(50)が一部閉塞板(60)に隠れて見えない。
これにより、換気口(20)の室内(11)側からの外観を良好
なものにすることができる。請求項3記載の発明は、上
記した請求項1または請求項2記載の特徴点に加え、換
気口(20)は、その外周に熱膨張材(50)を収納する収納部
(62)を備え、この収納部(62)には、熱膨張材(50)が膨張
する際、熱膨張材(50)を換気口(20)内に飛び出させるた
めに換気口(20)の内側に向かって開口する穴(63)を形成
し、この穴(63)から飛び出した熱膨張材(50)が換気口(2
0)を閉塞可能に形成されていることを特徴とする。
0)を収納する収納部(62)を形成し、この収納部(62)に熱
膨張材(50)が収納されている。このため、火災が発生し
ていない状態においては、換気口(20)の途中に熱膨張材
(50)を載置したり、熱膨張材(50)を換気口(20)の内部に
突出させることなく、空気の通路となる換気口(20)の開
口面積を確保することができる。すなわち、通常の換気
において、換気口(20)の内部の空気の流れを熱膨張材(5
0)により、邪魔されることが無く、良好な換気性能を得
ることができる。
1、請求項2または請求項3記載の特徴点に加え、換気
口(20)の内面に沿って、枠状の熱膨張材(50)を形成した
ことを特徴とする。なお、ここで、「換気口(20)の内面
に沿って、枠状の熱膨張材(50)を形成」とは、換気口(2
0)の内面の周囲に沿って、熱膨張材(50)を枠状に配置す
ることを意味するものである。例えば、換気口(20)の断
面形状が円形であって、全体形状が円筒形状であれば、
熱膨張材(50)はその円筒形状の内面に沿って内部にはめ
込み可能なリング状のリング状熱膨張材(51)を形成する
ことを含むものである。また、換気口(20)の断面形状が
四角形であって、その全体形状が四角筒状であれば、熱
膨張材(50)はその四角筒状の内面に沿って内部にはめ込
み可能な四角枠状の熱膨張材(50)を形成することを含む
ものである。
状の熱膨張材(50)を形成している。すなわち、熱膨張材
(50)が換気口(20)の内面に沿う枠状に形成されているた
め、熱膨張材(50)を換気口(20)の内部に挿入し、換気口
(20)の内面に沿って簡単に取り付けることができる。こ
れにより、熱膨張材(50)の取付作業を容易にすることが
できる。
1、請求項2、請求項3または請求項4記載の特徴点に
加え、配管(30)の途中の内部には、配管(30)の内面に沿
って枠状の熱膨張材(50)が形成されていることを特徴と
する。本発明において、熱膨張材(50)は、配管(30)の内
面に沿う枠状に形成されているため、熱膨張材(50)を配
管(30)の内部に挿入して、配管(30)の内面に沿って載置
するだけで、簡単に熱膨張材(50)を取り付けることがで
きる。これにより、熱膨張材(50)の取付作業を容易なも
のにすることができる。
く、配管(30)の途中の内部に位置して、配管(30)の内面
に沿って形成している。このため、換気口(20)よりも奥
に配置されることとなり、室内(11)から換気口(20)を見
ても、熱膨張材(50)が見えず、換気口(20)の外観を良好
なものにすることができる。請求項6記載の発明は、上
記した請求項1、請求項2、請求項3、請求項4または
請求項5記載の特徴点に加え、換気口(20)の室内(11)側
には、複数の羽板(71)を換気口(20)の断面に沿って並列
に並べたルーバー(70)が形成され、各羽板(71)は、隣接
する羽板(71)側に面する表面の一方に位置して、凹状に
凹んで熱膨張材(50)を収納可能な凹状収納部(62)を備
え、この凹状収納部(62)の内部には、熱膨張材(50)が埋
め込まれていることを特徴とする。
0)の羽板(71)の隣接する羽板(71)に面する表面の一方に
位置している。このため、火災時に、凹状収納部(72)に
埋め込まれた熱膨張材(50)の周囲の雰囲気温度が所定温
度以上になると、熱膨張材(50)が膨張して、隣接する羽
板(71)間の隙間を熱膨張材(50)が閉塞してしまう。これ
により、ルーバー(70)の全ての羽板(71)間の隙間が熱膨
張材(50)により、閉塞され、結果として、この羽板(71)
からなるルーバー(70)を使用した換気口(20)の空気の流
れを遮断することができ、換気口(20)を閉塞させること
ができる。すなわち、火災時、確実に換気口(20)を閉塞
することができ、各室内の遮断性や気密性を向上させる
ことができる。これにより、セントラル換気装置(10)の
建物内の各室内に延びる配管(30)を介して、火災時の煙
等が、他の室内に拡がることを抑えることができ、建物
内の他の室内への延焼を抑えることができる。
は、ルーバー(70)の羽板(71)の表面から凹状に凹んだ凹
状収納部(72)に埋め込まれている。すなわち、熱膨張材
(50)が、換気口(20)の内部にむき出しの状態のままで載
置されたり、換気口(20)の内部に向かって突出するよう
な状態ではなく、熱膨張材(50)が羽板(71)の部材形状の
一部となっている。このため、非火災時には、通常のル
ーバー(70)として使用することができ、熱膨張材(50)が
換気口(20)の内部の空気の流れを邪魔することがなく、
良好な換気性能を得ることができる。
開口して室内(11)の空気を換気する換気口(20)であっ
て、その内部に熱膨張材(50)を備え、その熱膨張材(50)
は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体積
が膨張して換気口(20)内部の空気の通路を閉塞可能に形
成されていることを特徴とする。また、ここで、「換気
口(20)」とは、請求項1で説明したと同様に、換気吹出
口(85)及び換気吸気口(83)との両方を含むものであっ
て、その取付位置も特に、天井(12)に限定されるもので
はないものである。
0)を備えている。このため、火災時に熱膨張材(50)の周
囲の雰囲気温度が所定温度以上になると、熱膨張材(50)
の体積が急激に膨張して換気口(20)を閉塞することがで
きる。すなわち、換気口(20)の内部に熱膨張材(50)を配
置するだけの簡単な構造で、確実に、火災時に換気口(2
0)を閉塞することができ、各室内の遮断性や気密性を向
上させることができる。これにより、換気口(20)を介し
て、火災時の煙等が、拡がることを抑えることができ、
延焼を抑えることができる。
に基づいて、更に詳しく説明する。図1乃至図4は、本
発明の第一の実施の形態を示すものであり、図1は換気
吹出口の縦断面図、図2は換気吹出口の底面図、図3は
換気吹出口の外観斜視図、図4はセントラル換気装置の
概略模式図をそれぞれ示すものである。
る。本実施の形態に係るセントラル換気装置10は、建物
における複数の室内11を換気可能なものである。このセ
ントラル換気装置10は、建物内の各室内11に開口する換
気口20と、各室内11の換気口20に連結されるとともに一
本に収束して室外と連通する筒状の配管30と、この配管
30の内部における強制的な空気の流れを形成する換気ユ
ニット本体40とを備えている。
の外部からの空気を換気ユニット本体40に入れる外部吸
入口81と、換気ユニット本体40から建物の外部に向かっ
て排気する外部排気口84とを備えている。そして、配管
30は、各フロアの換気ユニット本体40から建物の同一フ
ロアの各室内11に分岐して配設された室内供給配管82を
備えている。そして、換気口20は、換気ユニット本体40
の下方に形成されて室内11の空気を吸い込む換気吸気口
83と、外部の新鮮な空気を室内に供給するために室内供
給配管82の先端に取り付けられて新鮮な空気を室内11に
吹き出す換気吹出口85とを備えている。
天井12に固定されるとともに、全体形状が略円筒状であ
って、二つの円筒状のものが重ねられた二重構造となっ
ている。具体的には、換気吹出口85は、天井12に固定さ
れる円筒状の外筒21と、この外筒21より僅かに小さな径
を有して、外筒21の内面側に回転可能にはめ込まれてい
る内筒22とから形成されている。前記外筒21は、その側
面に室内供給配管82の先端がはめ込まれる配管連結孔23
が開口されている。そして、内筒22は、内筒22が回転す
ることにより前記配管連結孔23と整合するとともに、回
転角度を変更することにより空気の通路の断面積を可変
可能な絞り孔24と、この絞り孔24と連通するとともに室
内側に向かって開口する室内側開口部25とを備えてい
る。
と室内側開口部25との間の空気の通路の途中には、換気
吹出口85の断面と平行に配置して換気吹出口85の断面の
一部を塞ぐ一部閉塞板60と、この一部閉塞板60の端縁と
換気吹出口85の内面との間に開口する隙間であって空気
の通路となる開口通路61(図3)とを備えている。具体
的には、一部閉塞板60は、全体形状が略円板状であっ
て、内筒22の下部に水平に配置されている。この一部閉
塞板60は、その円周周囲に90度間隔で内筒22の内面に
延びる略平板状の支持部64を介して内筒22の内面に固定
されている。すなわち、一部閉塞板60は、四個の支持部
64により内筒22の下部に水平に吊り下げられているよう
な状態に形成されている。そして、開口通路61は、図2
に示すように、一部閉塞板60の周囲であって、四個の支
持部64の間に四カ所形成された開口する隙間である。こ
の開口通路61から新鮮な空気を室内の四方に拡散するこ
とができるように形成されている。すなわち、この一部
閉塞板60は、外部からの新鮮な空気が換気吹出口85の真
下に集中して降り注ぐのを抑えて、外部からの空気をこ
の一部閉塞板60により、四方周囲に拡散することができ
るように形成されているものである。
面側には円板状の熱膨張材50が固定されている。この熱
膨張材50は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上にな
ると体積が膨張して換気口20を閉塞可能に形成されてい
るものである。具体的には、熱膨張材50は、その雰囲気
温度が150度乃至170度で元の体積の約10倍に膨
張する性質を有し、この膨張した熱膨張材50が、開口通
路61を閉塞することにより、絞り孔24と室内側開口部25
との間の空気の通路を閉ざし、換気吹出口85を閉塞でき
るように形成されているものである。
について説明する。本実施の形態は、セントラル換気装
置10の換気吹出口85の内部に熱膨張材50を備えている。
このため、火災時に熱膨張材50の周囲の雰囲気温度が所
定温度以上になると、熱膨張材50の体積が急激に膨張し
て開口通路61を閉塞する。これにより、熱膨張材50が図
2に示すような二点鎖線で示した状態となり、換気吹出
口85を閉塞することができる。すなわち、換気吹出口85
の内部に熱膨張材50を配置するだけの簡単な構造で、確
実に、火災時に換気吹出口85を閉塞することができ、各
室内の遮断性や気密性を向上させることができる。これ
により、セントラル換気装置10の建物内の各室内に延び
る配管30や換気ユニット本体40を介して、火災時の煙等
が、他の室内に拡がることを抑えることができ、建物内
の他の室内への延焼を抑えることができる。
50が一部閉塞板60の上面であって、反室内側に形成され
ている。このため、室内側から換気吸気口83を見ても、
熱膨張材50は一部閉塞板60に隠れて見えない。これによ
り、換気口20の室内11側からの外観を良好なものにする
ことができる。次に、第二の実施の形態について説明す
る。
て、換気吸気口の縦断面図を示すものである。本実施の
形態は、熱膨張材50を一部閉塞板60の上面に載置せず
に、換気吸気口83の内筒22の内面に沿って、枠状の熱膨
張材50を形成したことを特徴とするものである。具体的
には、内筒22の絞り孔24と室内側開口部25との間の空気
の通路の途中の内面に沿って、リング状のリング状熱膨
張材51を固定しているものである。その他の構成は、第
一の実施の形態と略同様であって、同様の部分には同一
の部品番号を付与して説明を省略する。
により、第一の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。これに加えて、熱膨張材50は、換気吸気口83であ
る円筒状の内筒22の内面に沿って、はめ込み可能なリン
グ状に形成されている。このため、熱膨張材50を換気口
20の内部に挿入し、換気口20の内面に沿って簡単に取り
付けることができる。これにより、熱膨張材50の取付作
業を容易にすることができる。
る。図6は、本発明の第三の実施の形態であって、換気
吸気口の縦断面図を示すものである。本実施の形態は、
熱膨張材50を一部閉塞板60の上面に載置せずに、配管連
結孔23の内側の配管30の内面に位置して、その配管30の
内面に沿うような枠状に、具体的には、配管30の内面に
はめ込み可能なリング状のリング状熱膨張材51を形成し
たことを特徴とするものである。その他の構成は、第一
の実施の形態と略同様であって、同様の部分には同一の
部品番号を付与して説明を省略する。
内面にはめ込まれた配管30の内側にはめ込まれている
が、取付位置は、特にこれに限定されるものではなく、
配管30の強度や、剛性が、熱膨張材50の膨張に対して、
拡径しない程度のものであれば、換気吸気口83と換気ユ
ニット本体40との間の配管30の途中の任意の位置に取り
付けても良いものである。
により、第一の実施の形態と同様の効果を得ることがで
きる。これに加えて、熱膨張材50は、配管連結孔23の内
側の配管30の内面に沿って、はめ込み可能なリング状に
形成されている。このため、熱膨張材50を配管30の内部
に挿入し、換気口20の内面に沿って簡単に取り付けるこ
とができる。これにより、熱膨張材50の取付作業を容易
にすることができる。
配管30の途中の内部にはめ込まれて配管30の内面に沿っ
て形成されている。このため、換気口20よりも奥に配置
されることとなり、室内11から換気口20を見て、熱膨張
材50が見えず、換気口20の外観を良好なものにすること
ができる。次に、第四の実施の形態について説明する。
て、換気吹出口の縦断面図を示すものである。本実施の
形態は、換気吹出口85が、その外周に熱膨張材50を収納
する収納部62を備えているものである。この収納部62に
は、熱膨張材50が膨張する際、熱膨張材50を換気吹出口
85内に飛び出させるために換気吹出口85の内側に向かっ
て開口する穴63を形成している。そして、この換気吹出
口85の内面周囲の穴63から飛び出した熱膨張材50が換気
吹出口85を閉塞可能に形成されているものである。その
他の構成は、第一の実施の形態と略同様であって、同様
の部分には同一の部品番号を付与して説明を省略する。
膨張材50を収納する収納部62を形成し、この収納部62に
熱膨張材50が収納されている。このため、火災が発生し
ていない状態においては、換気吹出口85の途中に熱膨張
材50を載置したり、熱膨張材50を換気吹出口85の内部に
突出させることなく、空気の通路となる換気吹出口85の
開口面積を確保することができる。すなわち、通常の換
気において、換気吹出口85の内部の空気の流れを熱膨張
材50により、邪魔されることが無くて、良好な換気性能
を得ることができる。
る。図8及び図9は、本発明の第五の実施の形態であっ
て、図8は換気吹出口の縦断面図、図9は羽板の外観斜
視図をそれぞれ示すものである。本実施の形態におい
て、換気吹出口85は、その全体形状が略箱状であって、
室内11側に向かって開口するとともに、反室内側には、
室内供給配管82の先端が連結されている箱体26を備えて
いる。この箱体26の室内11側には、複数の羽板71を換気
口20の断面に沿って並列に並べたルーバー70が形成され
ている。この羽板71は、その縦断面形状が、空気の流れ
に対して抵抗を少なくするために略船形状に形成されて
いる。そして、各羽板71は、隣接する羽板71側に面する
表面の一方に位置して、凹状に凹んで熱膨張材50を収納
可能な凹状収納部62を備えている。この凹状収納部62の
内部には、凹状収納部72の表面と略面一となるように熱
膨張材50が埋め込まれている。その他の構成は、第一の
実施の形態と略同様であって、同様の部分には同一の部
品番号を付与して説明を省略する。
ー70の羽板71の隣接する羽板71側に面する表面の一方に
位置している。このため、火災時に、凹状収納部72に埋
め込まれた熱膨張材50の周囲の雰囲気温度が所定温度以
上になると、熱膨張材50が膨張して、隣接する羽板71間
の隙間を各熱膨張材50が閉塞してしまう。これにより、
ルーバー70の全ての羽板71間の隙間が熱膨張材50によ
り、閉塞され、結果として、この羽板71からなるルーバ
ー70を使用した換気吹出口85の空気の流れを遮断するこ
とができ、換気吹出口85を閉塞させることができる。す
なわち、火災時、確実に換気吹出口85を閉塞することが
でき、各室内の遮断性や気密性を向上させることができ
る。これにより、セントラル換気装置10の建物内の各室
内に延びる配管30を介して、火災時の煙等が、他の室内
に拡がることを抑えることができ、建物内の他の室内へ
の延焼を抑えることができる。
50は、ルーバー70の羽板71の表面から凹状に凹んだ凹状
収納部72に羽板71の表面と略面一となるように埋め込ま
れている。すなわち、熱膨張材50が、換気吹出口85の内
部にむき出しの状態のままで載置されたり、換気吹出口
85の内部に向かって突出するような状態ではなく、熱膨
張材50が羽板71の部材形状の一部となるような状態で埋
め込まれている。このため、非火災時には、通常のルー
バー70として使用することができ、熱膨張材50が換気吹
出口85の内部の空気の流れを邪魔することがなく、良好
な換気性能を得ることができる。
において、換気口20は、換気吹出口85として使用してい
るが、これらの同一構造のものを換気吸気口83として使
用しても良いものである。これによっても、上述した換
気吹出口85と略同様の効果を得ることができる。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、容易な構造で、火災時、確実に換
気口を塞ぐことができて、延焼を抑えるために室内の遮
断性や気密性を向上させることができるセントラル換気
装置を提供することができる。
膨張材が見えず、換気口の外観が良好なセントラル換気
装置を提供することができる。請求項3記載の発明によ
れば、常時は、熱膨張材が換気口の内部の空気の流れを
邪魔することがなく、良好な換気性能を得ることができ
るセントラル換気装置を提供することができる。
の熱膨張材を容易に取り付けることができるセントラル
換気装置を提供することができる。請求項5記載の発明
によれば、簡単な構造の熱膨張材を容易に取り付けるこ
とができる上に、室内から熱膨張材が見えず、換気口の
外観が良好なセントラル換気装置を提供することができ
る。
して使用することができる上に、熱膨張材が換気口の内
部の空気の流れを邪魔することがなく、良好な換気性能
を得ることができるセントラル換気装置を提供すること
ができる。請求項7記載の発明によれば、容易な構造
で、火災時、確実に塞ぐことができて、延焼を抑えるた
めに室内の遮断性や気密性を向上させることができる換
気口を提供することができる。
口を示す縦断面図である。
口を示す底面図である。
口を示す外観斜視図である。
ル換気装置を示す概略模式図である。
口を示す縦断面図である。
口を示す縦断面図である。
口を示す縦断面図である。
口を示す縦断面図である。
す外観斜視図である。
である。
断面図である。
本体 50 熱膨張材 51 リング状熱膨
張材 60 一部閉塞板 61 開口通路 62 収納部 63 穴 64 支持部 70 ルーバー 71 羽板 72 凹状収納部 81 外部吸入口 82 室内供給配管 83 換気吸気口 84 外部排気口 85 換気吹出口 100 セントラル換気装置 110 換気ユニット
本体 120 外部吸入口 130 室内供給配管 160 室内排気配管 170 外部排気口 180 換気口 181 換気吹出口 182 換気吸気口 190 天井
Claims (7)
- 【請求項1】 建物における複数の室内を換気可能なセ
ントラル換気装置であって、 各室内に開口する換気口と、 各室内の換気口に連結されるとともに一本に収束して室
外と連通する筒状の配管と、 この配管の内部における強制的な空気の流れを形成する
換気ユニット本体とを備え、 前記換気口は、その内部に熱膨張材を備え、その熱膨張
材は、その周囲の雰囲気温度が所定温度以上になると体
積が膨張して換気口を閉塞可能に形成されていることを
特徴とするセントラル換気装置。 - 【請求項2】 換気口は、その内部に位置して、換気口
の断面と平行に配置して換気口断面の一部を塞ぐ一部閉
塞板と、 この一部閉塞板の端縁と換気口内面との間に開口する隙
間であって空気の通路となる開口通路とを備え、 前記一部閉塞板の反室内側には熱膨張材が固定され、こ
の熱膨張材が膨張する際には、前記開口通路を閉塞可能
に形成されていることを特徴とする請求項1記載のセン
トラル換気装置。 - 【請求項3】 換気口は、その外周に熱膨張材を収納す
る収納部を備え、 この収納部には、熱膨張材が膨張する際、熱膨張材を換
気口内に飛び出させるために換気口の内側に向かって開
口する穴を形成し、 この穴から飛び出した熱膨張材が換気口を閉塞可能に形
成されていることを特徴とする請求項1または請求項2
記載のセントラル換気装置。 - 【請求項4】 換気口の内面に沿って、枠状の熱膨張材
を形成したことを特徴とする請求項1、請求項2または
請求項3記載のセントラル換気装置。 - 【請求項5】 配管の途中の内部には、配管の内面に沿
って枠状の熱膨張材が形成されていることを特徴とする
請求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のセ
ントラル換気装置。 - 【請求項6】 換気口の室内側には、複数の羽板を換気
口の断面に沿って並列に並べたルーバーが形成され、 各羽板は、隣接する羽板側に面する表面の一方に位置し
て、凹状に凹んで熱膨張材を収納可能な凹状収納部を備
え、 この凹状収納部の内部には、熱膨張材が埋め込まれてい
ることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請
求項4または請求項5記載のセントラル換気装置。 - 【請求項7】 建物の室内に開口して室内の空気を換気
する換気口であって、 その内部に熱膨張材を備え、その熱膨張材は、その周囲
の雰囲気温度が所定温度以上になると体積が膨張して換
気口内部の空気の通路を閉塞可能に形成されていること
を特徴とする換気口。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24626497A JP3892544B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | セントラル換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24626497A JP3892544B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | セントラル換気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183146A true JPH1183146A (ja) | 1999-03-26 |
| JP3892544B2 JP3892544B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=17145944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24626497A Expired - Fee Related JP3892544B2 (ja) | 1997-09-11 | 1997-09-11 | セントラル換気装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3892544B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002147835A (ja) * | 2000-11-06 | 2002-05-22 | Joto Techno Co Ltd | 換気口用縁材 |
| JP2002276992A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 天井埋込形空気調和機 |
| JP2015033705A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社アマダ | レーザノズル及びレーザ加工ヘッド |
| JP2016070641A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 株式会社新昭和 | 換気システム |
| CN110715434A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-21 | 靖江市金舟船舶器材有限公司 | 一种便于安装的用于风管的防火堵料板 |
-
1997
- 1997-09-11 JP JP24626497A patent/JP3892544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JP2015033705A (ja) * | 2013-08-08 | 2015-02-19 | 株式会社アマダ | レーザノズル及びレーザ加工ヘッド |
| JP2016070641A (ja) * | 2014-10-01 | 2016-05-09 | 株式会社新昭和 | 換気システム |
| CN110715434A (zh) * | 2019-09-25 | 2020-01-21 | 靖江市金舟船舶器材有限公司 | 一种便于安装的用于风管的防火堵料板 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3892544B2 (ja) | 2007-03-14 |
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