JPH1183342A - 電気炉の発熱体支持構造 - Google Patents
電気炉の発熱体支持構造Info
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- JPH1183342A JPH1183342A JP28105397A JP28105397A JPH1183342A JP H1183342 A JPH1183342 A JP H1183342A JP 28105397 A JP28105397 A JP 28105397A JP 28105397 A JP28105397 A JP 28105397A JP H1183342 A JPH1183342 A JP H1183342A
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Landscapes
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐火材断熱ブロックが本来有する作業時間短
縮等の利点を発揮すると共に、発熱体支持金具の構造及
びその取り付けを簡便化し、炉壁構築時の作業工数と経
済性に優れた電気炉の発熱体支持構造を提供する。 【構成】 炉体外壁の内側に無機質耐火材繊維からなる
断熱ブロックを内張りし、その断熱ブロックの内面に、
一方の頭部に発熱体支持部を有し他方が尖端となる発熱
体支持金具を断熱ブロックの厚み未満の深さに刺し込ん
でなる電気炉の発熱体支持構造である。また、別の態様
として、頭部と尖端との間の棒状部に、水平方向の金属
板を取り付けた発熱体支持金具を用いる。
縮等の利点を発揮すると共に、発熱体支持金具の構造及
びその取り付けを簡便化し、炉壁構築時の作業工数と経
済性に優れた電気炉の発熱体支持構造を提供する。 【構成】 炉体外壁の内側に無機質耐火材繊維からなる
断熱ブロックを内張りし、その断熱ブロックの内面に、
一方の頭部に発熱体支持部を有し他方が尖端となる発熱
体支持金具を断熱ブロックの厚み未満の深さに刺し込ん
でなる電気炉の発熱体支持構造である。また、別の態様
として、頭部と尖端との間の棒状部に、水平方向の金属
板を取り付けた発熱体支持金具を用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属材料の熱処理等
に用いる電気抵抗発熱体を用いた電気炉の発熱体支持構
造に関する。
に用いる電気抵抗発熱体を用いた電気炉の発熱体支持構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、金属材料の熱処理等に用いる電
気炉の発熱体は、例えば図4の炉壁内側の正面説明図で
示すように、炉壁内面11に配置された発熱体支持用の
鍔付き碍子10にニクロム合金等からなるリボン状の電
気抵抗発熱体12がジグザグ状に架設されている。
気炉の発熱体は、例えば図4の炉壁内側の正面説明図で
示すように、炉壁内面11に配置された発熱体支持用の
鍔付き碍子10にニクロム合金等からなるリボン状の電
気抵抗発熱体12がジグザグ状に架設されている。
【0003】発熱体を架設するには種々の構造がある。
例えば、特公昭56−8943号公報では、側面概略が
図3(同公報第3図の正面図参照)のように、先ず、炉
壁外殻8の内側にジョイント6dを取付ナット6aによ
り固定する。その後、セラミックファイバー等無機質耐
火材繊維からなる厚み概略6〜50mmの任意厚み断熱
材シートを、ジョイント6dを突き通しながら、その先
端が覆われない程度にまで順次積層7aする。次に、ス
タッドボルト6をジョイント6d内に捩じ込んで固定す
る。ジョイント6dの内部は絶縁碍子を用いた電気絶縁
機構になっており、スタッドボルト6と炉壁外殻8とは
電気絶縁されている。次いで、さらに断熱材シートを、
所定の厚みになるまでスタッドボルト6を突き通しなが
ら積層7bし、頭部6bに両鍔付き碍子6cを取り付け
の後、ボルト・ナットにて固定する。その後、電気抵抗
発熱体9を両鍔付き碍子6cに架設する。ここで、ジョ
イント6dの炉壁外殻8への固定は溶接等他の手段を用
いてもよい。
例えば、特公昭56−8943号公報では、側面概略が
図3(同公報第3図の正面図参照)のように、先ず、炉
壁外殻8の内側にジョイント6dを取付ナット6aによ
り固定する。その後、セラミックファイバー等無機質耐
火材繊維からなる厚み概略6〜50mmの任意厚み断熱
材シートを、ジョイント6dを突き通しながら、その先
端が覆われない程度にまで順次積層7aする。次に、ス
タッドボルト6をジョイント6d内に捩じ込んで固定す
る。ジョイント6dの内部は絶縁碍子を用いた電気絶縁
機構になっており、スタッドボルト6と炉壁外殻8とは
電気絶縁されている。次いで、さらに断熱材シートを、
所定の厚みになるまでスタッドボルト6を突き通しなが
ら積層7bし、頭部6bに両鍔付き碍子6cを取り付け
の後、ボルト・ナットにて固定する。その後、電気抵抗
発熱体9を両鍔付き碍子6cに架設する。ここで、ジョ
イント6dの炉壁外殻8への固定は溶接等他の手段を用
いてもよい。
【0004】一方、近年は、断熱炉壁に無機質耐火材繊
維シートを積層して用いる代わりに、特公平5−799
08号公報に示されるような、例えば寸法が400mm
×400mm×300mmの無機質耐火材繊維からなる
断熱ブロックが用いられるようになってきた。無機質耐
火材繊維はセラミックファイバー、アルミナ繊維、ムラ
イト繊維、ジルコニア繊維から選ばれた一種または二種
以上の混合物である。この断熱ブロックを炉壁外殻の内
側に直接又は間接的に取り付ける。例えば特公平6−3
1684号公報では、予め断熱ブロックに設けた金具を
炉壁外殻の内側に配置した金具と連結して取り付ける。
維シートを積層して用いる代わりに、特公平5−799
08号公報に示されるような、例えば寸法が400mm
×400mm×300mmの無機質耐火材繊維からなる
断熱ブロックが用いられるようになってきた。無機質耐
火材繊維はセラミックファイバー、アルミナ繊維、ムラ
イト繊維、ジルコニア繊維から選ばれた一種または二種
以上の混合物である。この断熱ブロックを炉壁外殻の内
側に直接又は間接的に取り付ける。例えば特公平6−3
1684号公報では、予め断熱ブロックに設けた金具を
炉壁外殻の内側に配置した金具と連結して取り付ける。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記断熱ブロックを用
いると、無機質耐火材繊維シートのように積層しながら
構築する手間が省けるので、炉壁構築作業が迅速化され
る。また、電気炉操業により炉壁が部分的に損傷したと
きは、損傷部の断熱ブロックのみを取替えるだけで済
み、しかも迅速に作業が完了する。したがって、補修に
用いる点でも好都合である。
いると、無機質耐火材繊維シートのように積層しながら
構築する手間が省けるので、炉壁構築作業が迅速化され
る。また、電気炉操業により炉壁が部分的に損傷したと
きは、損傷部の断熱ブロックのみを取替えるだけで済
み、しかも迅速に作業が完了する。したがって、補修に
用いる点でも好都合である。
【0006】しかし、断熱ブロックは発熱体を架設しな
い場所にしか適用できないという欠点があった。発熱体
を架設しようとすると、発熱体支持金具を取り付ける必
要がある。仮に、前記0003段落のような、炉壁と間
接的に連結した従来の金具を取り付けようとするとき
は、断熱ブロックに多数の貫通穴をあける必要がある。
さらに金具を挿入した後は、金具との間に生じた隙間を
耐火材ペースト等で塞ぐ必要がある。このため、大変煩
雑な作業となり、折角用いる断熱ブロックの利点が失せ
て、逆に作業工数と経費が増大する結果となる。本発明
は、この問題点を解消し、断熱ブロックを用いて発熱体
が架設できる炉壁構築法の提供を目的とする。
い場所にしか適用できないという欠点があった。発熱体
を架設しようとすると、発熱体支持金具を取り付ける必
要がある。仮に、前記0003段落のような、炉壁と間
接的に連結した従来の金具を取り付けようとするとき
は、断熱ブロックに多数の貫通穴をあける必要がある。
さらに金具を挿入した後は、金具との間に生じた隙間を
耐火材ペースト等で塞ぐ必要がある。このため、大変煩
雑な作業となり、折角用いる断熱ブロックの利点が失せ
て、逆に作業工数と経費が増大する結果となる。本発明
は、この問題点を解消し、断熱ブロックを用いて発熱体
が架設できる炉壁構築法の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1発明は、炉体外壁の内側に無機質耐火
材繊維からなる断熱ブロックを内張りし、前記断熱ブロ
ックの内面に、一方の頭部に発熱体支持部を有し他方が
尖端となる発熱体支持金具を前記断熱ブロックの厚み未
満の深さに刺し込んでなる電気炉の発熱体支持構造であ
る。本発明の発熱体支持金具の構造はきわめて簡単であ
る。また、断熱ブロックに発熱体支持金具用の穴をわざ
わざあける必要がない。さらに、発熱体支持金具の尖端
は炉壁外殻の金属部分に到達していないため、電気的に
絶縁されるとともに、熱的にも外部と遮断される。これ
らにより、炉壁を構築する作業工数と経費が大幅に節減
された構造となる。
め、本発明の第1発明は、炉体外壁の内側に無機質耐火
材繊維からなる断熱ブロックを内張りし、前記断熱ブロ
ックの内面に、一方の頭部に発熱体支持部を有し他方が
尖端となる発熱体支持金具を前記断熱ブロックの厚み未
満の深さに刺し込んでなる電気炉の発熱体支持構造であ
る。本発明の発熱体支持金具の構造はきわめて簡単であ
る。また、断熱ブロックに発熱体支持金具用の穴をわざ
わざあける必要がない。さらに、発熱体支持金具の尖端
は炉壁外殻の金属部分に到達していないため、電気的に
絶縁されるとともに、熱的にも外部と遮断される。これ
らにより、炉壁を構築する作業工数と経費が大幅に節減
された構造となる。
【0008】第2発明は、第1発明の発熱体支持金具の
頭部と尖端との間の棒状部に、水平方向の金属板を取り
付けた電気炉の発熱体支持構造である。電気炉操業中
は、発熱体支持金具は高温に上昇した状態にあり、架設
された電気抵抗発熱体の重量が大きい場合、発熱体支持
金具は発熱体の重量により下方へ曲がりやすくなる。こ
の発熱体支持金具の曲がりを防止するため、金属板を水
平方向に取り付ける。金属板の取り付けにより、発熱体
支持金具を支えている断熱ブロックへの下方押圧面積が
増えるので、発熱体支持金具の曲がりが防止される。金
属板を取り付けると、その分だけ第1発明の支持金具よ
り構造が少し複雑になるが、それでもなお、炉壁を構築
する際は断熱ブロックに刺し込むだけで済むので、作業
工数の大幅増加ということにはならない。
頭部と尖端との間の棒状部に、水平方向の金属板を取り
付けた電気炉の発熱体支持構造である。電気炉操業中
は、発熱体支持金具は高温に上昇した状態にあり、架設
された電気抵抗発熱体の重量が大きい場合、発熱体支持
金具は発熱体の重量により下方へ曲がりやすくなる。こ
の発熱体支持金具の曲がりを防止するため、金属板を水
平方向に取り付ける。金属板の取り付けにより、発熱体
支持金具を支えている断熱ブロックへの下方押圧面積が
増えるので、発熱体支持金具の曲がりが防止される。金
属板を取り付けると、その分だけ第1発明の支持金具よ
り構造が少し複雑になるが、それでもなお、炉壁を構築
する際は断熱ブロックに刺し込むだけで済むので、作業
工数の大幅増加ということにはならない。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、断熱ブロックは
特定するものでなく、例えば前記特公平5−79908
号公報に示されるような、市販の無機質耐火材繊維から
なるものを用いる。発熱体支持金具も市販のステンレス
鋼や耐熱性合金を用い、その材質を特定しない。一方の
頭部の発熱体支持部には、セラミックスからなる鍔付き
等の碍子を一般的周知構造で装着する。或いは、碍子の
装着なしに、例えば支持金具の頭部をL字状に単に曲げ
ただけで、電気抵抗発熱体が支持金具と直接接触するよ
うになっていてもよい。要するに、発熱体支持部は用途
に応じて任意の形状、構造、材質にて構成され、電気抵
抗発熱体が架設できればよい。他方を尖端とするのは、
断熱ブロックに刺し込むためである。刺し込みは、頭部
を押圧若しくは叩打して行う。刺し込み深さは、深いほ
うが安定して固定できるが、断熱ブロックの厚み以上に
なると炉壁外殻と電気的に短絡するので、断熱ブロック
の厚み未満の深さとする。
特定するものでなく、例えば前記特公平5−79908
号公報に示されるような、市販の無機質耐火材繊維から
なるものを用いる。発熱体支持金具も市販のステンレス
鋼や耐熱性合金を用い、その材質を特定しない。一方の
頭部の発熱体支持部には、セラミックスからなる鍔付き
等の碍子を一般的周知構造で装着する。或いは、碍子の
装着なしに、例えば支持金具の頭部をL字状に単に曲げ
ただけで、電気抵抗発熱体が支持金具と直接接触するよ
うになっていてもよい。要するに、発熱体支持部は用途
に応じて任意の形状、構造、材質にて構成され、電気抵
抗発熱体が架設できればよい。他方を尖端とするのは、
断熱ブロックに刺し込むためである。刺し込みは、頭部
を押圧若しくは叩打して行う。刺し込み深さは、深いほ
うが安定して固定できるが、断熱ブロックの厚み以上に
なると炉壁外殻と電気的に短絡するので、断熱ブロック
の厚み未満の深さとする。
【0010】次に、第2発明において、水平方向に取り
付ける金属板は、溶接により取り付けるが、他の手段で
取り付けてもよい。金属板の形状は特定しないが、断熱
ブロックに刺し込みやすくするため、刺し込み側を尖端
状とするのが好ましい。金属板の材質は、市販のステン
レス鋼や耐熱性合金とするが、経済性の点からステンレ
ス鋼が好ましい。
付ける金属板は、溶接により取り付けるが、他の手段で
取り付けてもよい。金属板の形状は特定しないが、断熱
ブロックに刺し込みやすくするため、刺し込み側を尖端
状とするのが好ましい。金属板の材質は、市販のステン
レス鋼や耐熱性合金とするが、経済性の点からステンレ
ス鋼が好ましい。
【0011】
【実施例】実施例1 図1は本発明の第1発明実施例の側面視断面の説明図で
ある。直径8mm、長さ250mmのSUS304ステ
ンレス鋼丸棒からなる発熱体支持金具1の頭部1bに
は、セラミックス製の両鍔付き碍子1cが装着してあ
る。一方、鉄板製の炉壁外殻3の内側には、縦270m
m×横300mm×厚み300mmの断熱ブロック2
(商品名:東芝モノフラックス[株]製Zジュラブロッ
ク)が内張りしてある(内張り詳細は図示せず)。断熱
ブロック2の内面2aに発熱体支持金具1の尖端1aを
押し当て、200mmの深さまで突き刺して、本発明の
第1発明の構造とした。碍子1cにリボン状のニクロム
線発熱体4を架設して使用に供した。
ある。直径8mm、長さ250mmのSUS304ステ
ンレス鋼丸棒からなる発熱体支持金具1の頭部1bに
は、セラミックス製の両鍔付き碍子1cが装着してあ
る。一方、鉄板製の炉壁外殻3の内側には、縦270m
m×横300mm×厚み300mmの断熱ブロック2
(商品名:東芝モノフラックス[株]製Zジュラブロッ
ク)が内張りしてある(内張り詳細は図示せず)。断熱
ブロック2の内面2aに発熱体支持金具1の尖端1aを
押し当て、200mmの深さまで突き刺して、本発明の
第1発明の構造とした。碍子1cにリボン状のニクロム
線発熱体4を架設して使用に供した。
【0012】実施例2 図2は本発明の第2発明実施例の平面視断面の説明図で
ある。直径8mm、長さ250mmの耐熱性合金(材質
名:インコネル)丸棒からなる発熱体支持金具5の頭部
5bには、セラミックス製の両鍔付き碍子1cが装着し
てある。頭部5bと尖端5aとの間の棒状部には、棒状
部の下側に1枚の金属板5cが水平方向に取り付けてあ
る。金属板5cはSUS310Sステンレス鋼の薄板か
らなる。幅30mm×長手方向全長110mm×厚み2
mmで、尖端5a側に尖った五角形状をしており、幅方
向中央部が棒状部の下側と4箇所の点溶接により固定し
てある。鉄板製の炉壁外殻3に内張りした断熱ブロック
2は上記実施例1と同一である。断熱ブロック2の内面
2aに発熱体支持金具5の尖端5aを当て、頭部5bを
叩打し、200mmの深さまで突き刺して、本発明の第
2発明の構造とした。金属板5cは1枚の板としたが、
片側づつ作成して、それぞれを棒状部の左右に取り付け
てもよい。実施例1と同様、碍子1cにリボン状のニク
ロム線発熱体4を架設して使用に供した。
ある。直径8mm、長さ250mmの耐熱性合金(材質
名:インコネル)丸棒からなる発熱体支持金具5の頭部
5bには、セラミックス製の両鍔付き碍子1cが装着し
てある。頭部5bと尖端5aとの間の棒状部には、棒状
部の下側に1枚の金属板5cが水平方向に取り付けてあ
る。金属板5cはSUS310Sステンレス鋼の薄板か
らなる。幅30mm×長手方向全長110mm×厚み2
mmで、尖端5a側に尖った五角形状をしており、幅方
向中央部が棒状部の下側と4箇所の点溶接により固定し
てある。鉄板製の炉壁外殻3に内張りした断熱ブロック
2は上記実施例1と同一である。断熱ブロック2の内面
2aに発熱体支持金具5の尖端5aを当て、頭部5bを
叩打し、200mmの深さまで突き刺して、本発明の第
2発明の構造とした。金属板5cは1枚の板としたが、
片側づつ作成して、それぞれを棒状部の左右に取り付け
てもよい。実施例1と同様、碍子1cにリボン状のニク
ロム線発熱体4を架設して使用に供した。
【0013】実施例3 幅25mm×厚み2mmのリボン状ニクロム線発熱体を
用いた間口縦2m×間口横2.5m×奥行6mの内容積
の電気炉の、一方の奥行方向中央部側壁の縦600mm
×横900mmの範囲を実施例1の構造とし、他方の奥
行方向中央部側壁の縦600mm×横900mmの範囲
を実施例2の構造とした。その他の部分はセラミックフ
ァイバーシートを用いた前記0003段落の参考例と類
似の積層構造とした。各構造とも、発熱体支持金具1又
は5、又はスタッドボルト6の左右の間隔は80mm、
上列と下列の間隔は200mmである。この電気炉を最
高加熱温度1150℃の熱処理に10回、試験的に使用
した。各回の熱処理サイクル時間に長短はあるが、期間
的に約1.5か月の試験使用である。実施例1及び実施
例2構造部分の、支持金具の抜け、曲がり、脱落、及び
断熱ブロックの痛みは殆どなく、使用による痛み程度は
周囲のセラミックファイバーシート積層構造部分よりも
軽微であった。これにより、本発明の電気炉の発熱体支
持構造は実用に供せられること、並びに部分的な補修に
適していることが明らかとなった。
用いた間口縦2m×間口横2.5m×奥行6mの内容積
の電気炉の、一方の奥行方向中央部側壁の縦600mm
×横900mmの範囲を実施例1の構造とし、他方の奥
行方向中央部側壁の縦600mm×横900mmの範囲
を実施例2の構造とした。その他の部分はセラミックフ
ァイバーシートを用いた前記0003段落の参考例と類
似の積層構造とした。各構造とも、発熱体支持金具1又
は5、又はスタッドボルト6の左右の間隔は80mm、
上列と下列の間隔は200mmである。この電気炉を最
高加熱温度1150℃の熱処理に10回、試験的に使用
した。各回の熱処理サイクル時間に長短はあるが、期間
的に約1.5か月の試験使用である。実施例1及び実施
例2構造部分の、支持金具の抜け、曲がり、脱落、及び
断熱ブロックの痛みは殆どなく、使用による痛み程度は
周囲のセラミックファイバーシート積層構造部分よりも
軽微であった。これにより、本発明の電気炉の発熱体支
持構造は実用に供せられること、並びに部分的な補修に
適していることが明らかとなった。
【0014】実施例4 実施例3と同じ炉内容積寸法の電気炉の炉壁全部を実施
例2の構造で構築した。用いたリボン状ニクロム線発熱
体及びその架設仕様も実施例3と同じである。この電気
炉を最高加熱温度1150℃の熱処理に50回、期間的
に約6か月使用したが、支持金具の抜け、曲がり、脱落
が殆どなく、さらに断熱ブロックの著しい痛みもなく、
健全であった。この結果により、本発明の電気炉の発熱
体支持構造は、十分実用性及び耐久性のあることが明ら
かである。
例2の構造で構築した。用いたリボン状ニクロム線発熱
体及びその架設仕様も実施例3と同じである。この電気
炉を最高加熱温度1150℃の熱処理に50回、期間的
に約6か月使用したが、支持金具の抜け、曲がり、脱落
が殆どなく、さらに断熱ブロックの著しい痛みもなく、
健全であった。この結果により、本発明の電気炉の発熱
体支持構造は、十分実用性及び耐久性のあることが明ら
かである。
【発明の効果】本発明の電気炉の発熱体支持構造は、耐
火材断熱ブロックが本来有する作業時間短縮等の利点を
発揮すると共に、発熱体支持金具の構造及びその取り付
けが簡便である。これらの結果、電気炉構築時における
作業性の向上及び経費の節減、使用したときの耐久性の
向上及び電気絶縁性の向上等に効果がある。さらに、炉
壁を部分的に補修する作業の容易化、迅速化に効果があ
る。
火材断熱ブロックが本来有する作業時間短縮等の利点を
発揮すると共に、発熱体支持金具の構造及びその取り付
けが簡便である。これらの結果、電気炉構築時における
作業性の向上及び経費の節減、使用したときの耐久性の
向上及び電気絶縁性の向上等に効果がある。さらに、炉
壁を部分的に補修する作業の容易化、迅速化に効果があ
る。
【図1】本発明の第1発明実施例の側面視断面の説明図
である。
である。
【図2】本発明の第2発明実施例の平面視断面の説明図
である。
である。
【図3】断熱材シート積層の従来の電気炉の発熱体支持
構造の参考例側面図である。
構造の参考例側面図である。
【図4】電気抵抗発熱体を架設した一般的電気炉の炉壁
内側正面の説明図である。
内側正面の説明図である。
1 ;発熱体支持金具 1a;尖端 1
b;頭部 1c;両鍔付き碍子 2 ;断熱ブロック 2
a;内面 3 ;炉壁外殻 4 ;ニクロム線発熱体 5
;発熱体支持金具 5a;尖端 5b;頭部 5
c;金属板 6 ;スタッドボルト 6a;取付ナット 6
b;頭部 6c;両鍔付き碍子 6d;ジョイント 7
a;積層断熱材 7b;積層断熱材 8 ;炉壁外殻 9
;電気抵抗発熱体 10;鍔付き碍子 11;炉壁内面 1
2;電気抵抗発熱体
b;頭部 1c;両鍔付き碍子 2 ;断熱ブロック 2
a;内面 3 ;炉壁外殻 4 ;ニクロム線発熱体 5
;発熱体支持金具 5a;尖端 5b;頭部 5
c;金属板 6 ;スタッドボルト 6a;取付ナット 6
b;頭部 6c;両鍔付き碍子 6d;ジョイント 7
a;積層断熱材 7b;積層断熱材 8 ;炉壁外殻 9
;電気抵抗発熱体 10;鍔付き碍子 11;炉壁内面 1
2;電気抵抗発熱体
Claims (2)
- 【請求項1】 炉体外壁の内側に無機質耐火材繊維から
なる断熱ブロックを内張りし、前記断熱ブロックの内面
に、一方の頭部に発熱体支持部を有し他方が尖端となる
発熱体支持金具を前記断熱ブロックの厚み未満の深さに
刺し込んでなることを特徴とする電気炉の発熱体支持構
造。 - 【請求項2】 発熱体支持金具の頭部と尖端との間の棒
状部に、水平方向の金属板を取り付けたことを特徴とす
る請求項1記載の電気炉の発熱体支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28105397A JPH1183342A (ja) | 1997-09-06 | 1997-09-06 | 電気炉の発熱体支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28105397A JPH1183342A (ja) | 1997-09-06 | 1997-09-06 | 電気炉の発熱体支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1183342A true JPH1183342A (ja) | 1999-03-26 |
Family
ID=17633659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28105397A Pending JPH1183342A (ja) | 1997-09-06 | 1997-09-06 | 電気炉の発熱体支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1183342A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313153A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Nikko Materials Co Ltd | MoSi2を主成分とするヒーターの取付け方法 |
| JP2005282928A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nippon Steel Corp | 連続焼鈍炉用繊維質耐火材ブロック |
| KR20240173129A (ko) * | 2023-06-03 | 2024-12-10 | 주식회사 솔렉스 | 반도체용 초고온 히터 |
-
1997
- 1997-09-06 JP JP28105397A patent/JPH1183342A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313153A (ja) * | 2000-04-27 | 2001-11-09 | Nikko Materials Co Ltd | MoSi2を主成分とするヒーターの取付け方法 |
| JP2005282928A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Nippon Steel Corp | 連続焼鈍炉用繊維質耐火材ブロック |
| KR20240173129A (ko) * | 2023-06-03 | 2024-12-10 | 주식회사 솔렉스 | 반도체용 초고온 히터 |
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