JPH1183646A - 光ファイバ形荷重計 - Google Patents

光ファイバ形荷重計

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Publication number
JPH1183646A
JPH1183646A JP23600697A JP23600697A JPH1183646A JP H1183646 A JPH1183646 A JP H1183646A JP 23600697 A JP23600697 A JP 23600697A JP 23600697 A JP23600697 A JP 23600697A JP H1183646 A JPH1183646 A JP H1183646A
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JP
Japan
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optical fiber
elastic body
regions
load cell
fiber grating
Prior art date
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Pending
Application number
JP23600697A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Sasaki
一正 佐々木
Yumi Ariga
由美 有賀
Yuichi Morishita
裕一 森下
Kenichi Muta
健一 牟田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度補償された荷重、歪み量を測定する。 【解決手段】光ファイバグレーティングをストレインゲ
ージ3として弾性体2に貼着し、弾性体に負荷される荷
重による弾性体の歪み量を光ファイバグレーティングか
らの反射スペクトル波長によって計測することにより負
荷荷重を測定するものである。光ファイバグレーティン
グがストレインゲージとして貼着される弾性体には、温
度特性は同等で、2つの弾性率の異なる領域2a、2b
が設けられ、光ファイバグレーティングは弾性率の異な
る2つの領域に跨って貼着される。この場合、弾性体
は、2つの弾性率の異なる領域の境界が連続的に変化す
るように作成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ファイバ形荷重計
に係わり、特に熱膨張による影響を取り除き、容易に温
度補償された高精度な測定を可能ならしめ構成を簡素化
した光ファイバ形荷重計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、積雪寒冷地においては、懸架
された電力線が着氷雪により切断されることがあるた
め、冬季間は碍子に荷重計を取付け、電線に負荷される
荷重の監視が必要である。通常の一般的な荷重計におい
ては、負荷荷重に対してその歪み量が比例する弾性体を
用い、これに荷重を負荷して歪を発生させ、その弾性体
に貼り付けた電気的歪み素子(ストレインゲージ)によ
り歪み量を測定し、荷重を計算する。このとき、4個の
ストレインゲージをフリッジ構造に組むことにより温度
の影響を相殺するような温度補償がなされる。
【0003】しかしながら、電気的ストレインゲージに
よる荷重計では、1個のストレインゲージに対し電源線
及び信号線の計4本のリード線を必要とするため、多点
計測では配線が極めて煩雑となるに加えて、立地条件が
苛酷なため、電源の供給方法に問題があるとともに、強
電界による誘導雑音により、計測に困難があった。スト
レインゲージとして、短周期光フアイバ回折格子(グレ
ーティング)を用いることができることは既に周知の事
実である。この素子は短周期グレーティング(格子)の
間隔によって決まる特定の波長の光のみを反射する機能
を有しているため、歪みにより間隔が変化すると反射光
波長も変化することから、これを上記の弾性体に貼り付
けて用いれば、電気的ストレインゲージと同様に歪みが
測定できるため、これを荷重計に利用している。
【0004】しかしながら、ファイバストレインゲージ
による荷重計では、温度が変化すると、弾性体および光
ファイバの熱膨張により荷重による歪みがなくとも格子
間隔が変化し、誤差の要因となる。このため、従来の光
ファイバ回折格子を用いた光ファイバストレインゲージ
の温度補償として、図4に示すように弾性体32に2つ
の個別の光ファイバストレインゲージ33、34を貼り
付けたものが知られている。なお、同図において31、
35は光ファイバ、36は弾性体32の保持具、37は
荷重方向をそれぞれ示す。
【0005】2つの個別の光ファイバストレインゲージ
33、34のうち一方33は歪み量測定用として、弾性
体2の歪み方向に固定し、他方34は、それと垂直方向
に固定し、歪みには不感応もしくは反対の極性を持たせ
ることにより、共通に作用する温度の影響を相殺しよう
とする方法がとられる。このように従来の温度補償法で
は、2つの光ファイバストレインゲージを十字形に組み
合わせて弾性体に貼り付け、歪み量測定と温度による誤
差の検出に用いて温度補償を行なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この温
度補償方式では、実質的に2つの測定系が必要となり、
費用の負担が大きくなり、しかも2つの個別のストレイ
ンゲージを用いるため、2つの波長を十分に分離して割
り当てる必要があり、波長走査範囲が広がること、また
2つの波長を使うため、多点計測の場合には1本の光フ
ァイバでカバーできる測定点がその能力の半分になって
しまうという難点があった。また、ストレインゲージを
歪み方向に垂直に固定する必要があり、作成上も工程数
が多く、コスト低減が困難であった。さらに、光部品類
および光計測機器はコストが高いため、光ファイバ方式
が広く利用されるには至っていない。そのため、コスト
の低減は重要な課題であり、構成を簡素化することが枢
要といえる。
【0007】
【発明の目的】本発明は上述した難点に鑑みなされたも
ので、熱膨張による影響を取り除き、容易に温度補償さ
れた高精度な測定を可能ならしめ構成を簡素化した光フ
ァイバ形荷重計を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の光ファイバ形荷重計は、光ファイバグレーテ
ィングをストレインゲージとして弾性体に貼着し、弾性
体に負荷される荷重による弾性体の歪み量を光ファイバ
グレーティングからの反射スペクトル波長によって計測
することにより負荷荷重を測定するものである。
【0009】光ファイバグレーティングがストレインゲ
ージとして貼着される弾性体には温度特性は同等で、弾
性率の異なる少なくとも2つの領域が設けられ、光ファ
イバグレーティングは弾性率の異なる少なくとも2つの
領域に跨って貼着される。この場合、弾性体は、弾性率
の異なる少なくとも2つの領域の境界が連続的に変化す
るように作成してもよい。
【0010】
【作用】このように構成された光ファイバ形荷重計にお
いて、光源から光ファイバを介して光ファイバグレーテ
ィングストレインゲージに光を入射すると、グレーティ
ング(格子)の間隔によって決まる特定の波長の光のみ
を反射し、反射光スペクトルに少なくとも2つのピーク
が現われるので、この間隔をスペクトラムアナライザで
検知し、この値から歪み量及び荷重が求められる。
【0011】弾性体を弾性係数の異なる少なくとも2つ
の領域の境界の弾性係数が連続的に分布する構造にした
場合には、スペクトルの幅を測定して歪み量及び荷重が
求められる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ファイバ形荷重
計における実施の形態を説明する。本発明の光ファイバ
形荷重計は、弾性体に弾性率がk1、k2と異なる2つの
弾性体の組み合わせ、もしくは2つの領域をもたせるこ
とが特徴である。光ファイバグレーティングを用いた光
ファイバストレインゲージは2つの弾性体あるいは領域
に跨って貼り付けられる。
【0013】弾性体の温度特性は均一、即ち線膨張率は
一様としたとき、これに貼り付けられている光ファイバ
グレーティングストレインゲージは、一様に温度変動の
影響を受け、 λt=λ0+△λt という波長の光を反射する。ここに、λ0は基準となる
条件下での反射光波長、△λtは温度変化による反射光
波長の偏倚量である。
【0014】いま、ある荷重が負荷されたとき、弾性率
k1の弾性体部分に着いている光ファイバグレーティン
グストレインゲージ部分からの反射光波長を λ1(=λ0+△λt+△λ1) とし、弾性率k2の弾性体部分に着いている光ファイバ
グレーティングストレインゲージ部分からの反射光波長
を λ2(=λ0+△λt+△λ2) とすると、k1≠k2であるから、同じ荷重Wが負荷され
ても弾性体のそれぞれの部分での歪み量はσ1=Wk1、
σ2=Wk2となり、一致しないから、 △λ1≠△λ2 である。つまり、反射光は2つの波長成分をもつことに
なる。
【0015】これをスペクトラムアナライザにより観測
し、波長の差を測定すれば、次式 λ2−λ1=(λ0+△λt+△λ2)−(λ0+△λt+△λ1) =△λ2−△λ1 より、温度変化による波長偏倚は相殺される。上述した
ように、反射光波長の偏倚と歪み量及び負荷荷重Wは比
例関係にあるから、比例定数をρとして、改めて波長偏
倚の差△λwを定義すれば、 △λw=(△λ2一△λ1)=Wρ(k2−k1) であり、ρ及びk1、k2が既知であれば、△λwの値か
らWを求めることができる。
【0016】このように1本の光ファイバグレーティン
グストレインゲージで温度補償ができることとなり、従
来の温度補償のために2個の光ファイバストレインゲー
ジを必要としていた場合に比較し、構造は極めて簡易な
ものとなる。また、2つの弾性体の境界があいまいで歪
みが連続的に変化するような場合には、反射スペクトル
は通続的なものとなる。この場合には、スペクトル幅の
広がり量が上記の△λwに対応する量である。従って、
これをスペクトラムアナライザによって測定すれば負荷
荷重を計算できる。この場合も温度変化はスペクトル全
体に共通に作用し、スペクトルを平行移動させるが、ス
ペクトル広がりには影響しないので、スペクトル広がり
に基づく計測は温度補償されたものとなる。本発明の光
ファイバストレインゲージによる荷重計では、反射光を
利用するため、光ファイバの1端から光を入射すれば、
同じ端から反射光が得られるので、1本の光ファイバを
ストレインゲージに接続すればよい。さらに、反射スペ
クトル以外の波長の光は透過するため、反射波長の異な
るものであれば、他のストレインゲージを直列に接続し
て用いることも可能である。もし、波長間隔をλs、計
測範囲をλwとすれば、n=λw/λsだけの個数を接
続できることになる。そのため、光ファイバ方式では極
めて配線が簡素なものとなるという利点がある。
【0017】なお、以上の例では光ファイバグレーティ
ングがストレインゲージとして貼着される弾性体には温
度特性は同等で、弾性率の異なる2つの領域が設けら
れ、光ファイバグレーティングは弾性率の異なる2つの
領域に跨って貼着される場合について説明したが、光フ
ァイバグレーティングがストレインゲージとして貼着さ
れる弾性体には温度特性は同等で、弾性率の異なる3つ
以上の領域が設けられ、光ファイバグレーティングは弾
性率の異なる3つ以上の領域に跨って貼着されるように
してもよい。この場合、光源から光ファイバを介して光
ファイバグレーティングストレインゲージに光を入射す
ると、グレーティング(格子)の間隔によって決まる特
定の波長の光のみを反射し、反射光スペクトルに3つ以
上のピークが現われるので、この間隔をスペクトラムア
ナライザで検知し、この値から歪み量及び荷重が求めら
れる。また、弾性体を弾性係数の異なる3つ以上の領域
の境界の弾性係数が連続的に分布する構造にした場合に
は、スペクトルの幅を測定して歪み量及び荷重が求めら
れる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の光ファイバ形荷重計における
好ましい実施例を図面にしたがって説明する。図1に本
発明の第1の実施例による光ファイバ形荷重計を示す。
この光ファイバ形荷重計は、弾性体2をT字形に加工し
て弾性係数の異なる2つの領域2a、2bをもたせたも
ので、これらの領域にまたがるように光ファイバグレー
ティング(回折格子)を用いた光ファイバストレインゲ
ージ3が貼着される。光ファイバグレーティングストレ
インゲージ3はコネクタ4を介して光ファイバ1に接続
され、光ファイバ1には光ファイバ方向性分岐結合器
8、光源9が順に接続され、光ファイバ方向性分岐結合
器8にはスペクトラムアナライザ10が接続されてい
る。なお、同図において6は弾性体2の保持具、7は荷
重方向をそれぞれ示す。
【0019】光ファイバグレーティングからの反射光波
長をλとし、温度変化t、荷重Wによる歪みなどによる波
長の最大の変動量を+△λ(λt、λw)としたとき、λ
+△λの領域をカバーするブロードなスペクトル幅を有
するLEDもしくは放電ランプ、白色ランプが光源9と
して使用される。この光ファイバ形荷重計では、光源9
から光ファイバ1を介して光ファイバグレーティングス
トレインゲージ3に光を入射すると、グレーティング
(格子)の間隔によって決まる特定の波長の光のみを反
射し、反射光スペクトルに2つのピークが現われるの
で、この間隔λwをスペクトラムアナライザ10で検知
し、この値から上述したように歪み量及び荷重が求めら
れる。
【0020】図2に本発明の第2の実施例による光ファ
イバ形荷重計を示す。この光ファイバ形荷重計は、弾性
体13を弾性係数の異なる2つの領域13a、13bの
境界の弾性係数が連続的に分布する構造にしたものであ
る。実際の作成では図1の弾性体より容易である。光フ
ァイバグレーティング(回折格子)を用いた光ファイバ
ストレインゲージ3は、これらの領域13a、13bに
またがるように貼着される。この光ファイバ形荷重計の
構成は、弾性体13の形態を除き図1に示す光ファイバ
形荷重計と同様である。
【0021】この光ファイバ形荷重計では、反射光スペ
クトルの2つのピークは分離しないので、スペクトルの
幅λwを測定して歪み量及び荷重が求められる。図3に
本発明の第3の実施例による光ファイバ形荷重計を示
す。この光ファイバ形荷重計は、弾性体14を馬蹄形の
弾性体形状とし、弾性体14の厚さを連続的に変化する
ように加工して弾性係数の異なる2つの領域14a、1
4bの境界の弾性係数(弾性率)が連続的に分布する構
造にしたものである。光ファイバグレーティング(回折
格子)を用いた光ファイバストレインゲージ3は、これ
らの領域14a、14bにまたがるように馬蹄形の曲面
部に貼着される。
【0022】この光ファイバ形荷重計の構成は、弾性体
14の形態を除き図1に示す光ファイバ形荷重計と同様
であり、その作用効果は図2に示す光ファイバ形荷重計
と同様である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の光ファイバ形荷重計によれば、弾性体に弾性率の分布
を持たせることにより、1本の光ファイバグレーティン
グストレインゲージで歪み量の測定と温度補償が同時に
なされるため、従来の温度補償用の光ファイバグレーテ
ィングストレインゲージが省略でき、自動的に温度補償
された荷重、歪み量が測定できる。そのため、構成が簡
素化されて大幅なコスト低減が可能となる。また、多点
計測系では、1本の光ファイバでカバーできる計測点数
が従来の光ファイバ形荷重計に比べて2倍となり、計測
システムとして有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバ形荷重計の第1の実施例を
示す説明図。
【図2】本発明の光ファイバ形荷重計の第2の実施例を
示す説明図。
【図3】本発明の光ファイバ形荷重計の第3の実施例を
示す説明図。
【図4】従来の光ファイバ形荷重計を示す説明図。
【符号の説明】
2・・・・・弾性体 2a、2b・・・・・弾性率の異なる2つの領域 13、14・・・・・弾性体 13a、13b、14a、14b・・・・・境界が連続的に
変化する弾性率の異なる2つの領域 3・・・・・光ファイバグレーティングストレインゲージ 7・・・・・荷重方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有賀 由美 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 森下 裕一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 牟田 健一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバグレーティングをストレインゲ
    ージとして弾性体に貼着し、前記弾性体に負荷される荷
    重による前記弾性体の歪み量を前記光ファイバグレーテ
    ィングからの反射スペクトル波長によって計測すること
    により前記負荷荷重を測定する光ファイバ形荷重計にお
    いて、 前記弾性体には温度特性は同等で、弾性率の異なる少な
    くとも2つの領域を設け、前記光ファイバグレーティン
    グを前記弾性率の異なる少なくとも2つの領域に跨って
    貼着したことを特徴とする光ファイバ形荷重計。
  2. 【請求項2】前記弾性率の異なる少なくとも2つの領域
    の境界が連続的に変化するように作成されていることを
    特徴とする請求項1記載の光ファイバ形荷重計。
JP23600697A 1997-09-01 1997-09-01 光ファイバ形荷重計 Pending JPH1183646A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002367457A (ja) * 2001-05-22 2002-12-20 Sediver Soc Europ Isolateurs En Verre & Composite 一体型光ファイバセンサを有する複合電気碍子
JP2009537843A (ja) * 2006-05-24 2009-10-29 レマンテック インテルナシオナル 荷重及び/又は応力測定手段を備える持上げ部材
CN102072787A (zh) * 2010-10-29 2011-05-25 中国科学院上海光学精密机械研究所 温度自补偿光纤光栅拉力传感器

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