JPH118526A - 圧電共振子およびそれを用いた電子部品 - Google Patents

圧電共振子およびそれを用いた電子部品

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JPH118526A
JPH118526A JP9287669A JP28766997A JPH118526A JP H118526 A JPH118526 A JP H118526A JP 9287669 A JP9287669 A JP 9287669A JP 28766997 A JP28766997 A JP 28766997A JP H118526 A JPH118526 A JP H118526A
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piezoelectric
resin material
piezoelectric resonator
resonance element
electronic component
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Mamoru Ogawa
川 守 小
Toshio Nishimura
村 俊 雄 西
Toshiyuki Baba
場 俊 行 馬
Jiro Inoue
上 二 郎 井
Shigemasa Kusakai
開 重 雅 草
Tetsuo Takeshima
島 哲 夫 竹
Takeshi Yamazaki
崎 武 志 山
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板などに実装しても特性の変化が小さい圧
電共振子、および簡単に製造することができ、しかも安
定した特性を有する小型の電子部品を得る。 【解決手段】 電子部品30は、長さ振動する圧電共振
子10を含む。圧電共振子10は、圧電体14とその両
面の外部電極16,18とを含む。圧電共振子10の外
部電極16,18が形成されていない側面に、樹脂材2
0と導電性樹脂材22とを形成する。圧電共振子10
は、パターン電極36,38の形成された支持基板32
に取り付けられる。このとき、導電性樹脂材22を介し
て外部電極16とパターン電極36とを接続し、別の導
電性樹脂材22を介して外部電極18とパターン電極3
8とを接続する。樹脂材20としては、JIS規格A硬
度0度〜50度の硬度および/または0.1〜10MP
aの弾性率を有するものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は圧電共振子および
それを用いた電子部品に関し、特にたとえば、長さ振動
を励振する圧電共振子およびそれを用いた発振子,ディ
スクリミネータ,フィルタなどの電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図34は従来の圧電共振子の一例を示す
斜視図である。圧電共振子1は、直方体状の圧電体2を
含み、圧電体2の対向する側面に電極3a,3bが形成
されている。圧電体2は、図34の矢印に示すように、
2つの電極3a,3b間において、電極3a,3bの主
面に直交する向きに分極される。この圧電共振子1で
は、2つの電極3a,3b間に信号を与えることによっ
て、長さ振動が励振される。
【0003】この圧電共振子1を用いた電子部品の例
が、図35に示される。この電子部品4は、支持基板5
を含む。支持基板5は絶縁材料で形成される。支持基板
5上には、取り付け電極6a,6bが形成される。一方
の取り付け電極6a上には、たとえば導電材料で形成さ
れた支持部材7が載置される。支持部材7としては、た
とえばJIS規格A硬度50度以上の硬度を有し、弾性
率10MPa以上のエポキシ系導電性樹脂が用いられ
る。支持部材7上には、圧電共振子1が取り付けられ
る。このとき、一方の電極3aが支持部材7に接続さ
れ、他方の電極3bは、リード線8を介してパターン電
極6bに接続される。
【0004】このような電子部品4は、たとえば発振子
などとして用いられ、電極3a,3bに信号を入力する
ことにより、圧電共振子1に長さ振動が励振される。こ
のような振動を利用することにより、電子部品1は、発
振子やディスクリミネータなどとして用いることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支持部
材を用いて圧電共振子を支持する場合、支持部材から圧
電共振子の振動が漏れて、リップルなどの特性異常が発
生しやすいという問題がある。また、圧電共振子を載置
する支持部材の面を正確に形成しないと、圧電共振子が
傾き、支持基板と接触し、共振子の振動を阻害する恐れ
がある。その場合、圧電共振子の両端部を樹脂などで支
持基板に接着するなどの方法によって安定した支持を得
る必要がある。さらに、圧電共振子を支持部材などに接
着すると、接着剤や支持部材が振動に対する負荷とな
り、支持部材に取り付ける前後において、機械的品質係
数Qmや共振周波数などの特性が変わる。そのため、圧
電共振子を支持基板上に実装したのちに、特性の調整を
行う必要がある。このように、圧電共振子の安定した支
持のため、また特性の調整を行う必要があるため、電子
部品の製造が複雑となる。
【0006】それゆえに、この発明の主たる目的は、基
板などに実装しても特性の変化が小さい圧電共振子を簡
単に製造することができ、しかも安定した特性を有する
小型の電子部品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、長さ振動を
励振する圧電共振素子と、圧電共振素子の実装面に形成
されるJIS規格A硬度0度〜50度の硬度を有する樹
脂材および/または弾性率0.1〜10MPaの樹脂材
とを含む、圧電共振子である。このような圧電共振子に
おいて、樹脂材は、圧電共振素子の実装面の少なくとも
長手方向中央部に形成される。また、圧電共振素子は、
2つの外部電極を含み、圧電共振素子の長手方向中央部
において外部電極のそれぞれに接続される1対の導電性
樹脂材を形成することができる。さらに、圧電共振素子
は、外部電極と、外部電極間に形成される圧電体とで形
成することができ、この場合、圧電体は電極面と直交す
る向きに分極される。また、圧電共振素子は、長手方向
を有する基体を含み、基体は、その長手方向に直交する
面を有する2つ以上の内部電極と、内部電極間に形成さ
れる圧電体とで形成することができ、この場合、圧電体
は基体の長手方向に分極されるとともに、内部電極が外
部電極に接続される。さらに、樹脂材と導電性樹脂材と
は、ほぼ同一の熱膨張係数を有することが好ましい。ま
た、圧電共振素子は、長手方向を有する基体と、基体の
実装面に形成されるかまたは実装面において露出する1
対の外部電極とを含み、樹脂材は、1対の外部電極の各
々に電気的に接続するように、基体の実装面に配置され
た導電性の樹脂材とすることができる。このような圧電
共振子において、圧電共振素子は、2つの外部電極を含
み、導電性の樹脂材は、圧電共振素子の長手方向中央部
において実装面に配置されたものとすることができる。
また、圧電共振素子は、外部電極と、外部電極間に形成
される圧電体とで形成することができ、この場合、圧電
体は外部電極面と直交する向きに分極される。さらに、
圧電共振素子の基体は、その長手方向に直交する面を有
する2つ以上の電極と、電極間に形成される圧電体とで
形成することができ、この場合、圧電体は基体の長手方
向に分極されるとともに、電極が外部電極に接続され
る。また、この発明は、樹脂材を形成した圧電共振子を
用いた電子部品であって、樹脂材を介して支持基板上に
圧電共振子が支持された、電子部品である。さらに、こ
の発明は、樹脂材と導電性樹脂材とを有する圧電共振子
を用いた電子部品であって、樹脂材を介して支持基板上
に圧電共振子が支持され、かつ導電性樹脂材を介して前
記支持基板上に形成された取り付け電極と外部電極とが
接続される、電子部品である。この場合、圧電共振子の
導電性樹脂材と支持基板上に形成された取り付け電極と
は、たとえば導電性接着剤を介して接続される。また、
この発明は、導電性の樹脂材を形成した圧電共振子を用
いた電子部品であって、導電性の樹脂材を介して支持基
板上に圧電共振子が支持された、電子部品である。この
場合、導電性の樹脂材を介して支持基板上に形成された
取り付け電極と外部電極とが電気的に接続される。ま
た、導電性の樹脂材と取り付け電極とは、導電性接着剤
によって固着することができる。上述のような電子部品
において、複数の圧電共振子を支持基板上で接続するこ
とによってラダーフィルタとすることができる。
【0008】長さ振動を励振する圧電共振素子の実装面
に樹脂材を形成することにより、樹脂材が圧電共振素子
の長さ振動に対する負荷として働く。このように、あら
かじめ負荷となる樹脂材が圧電共振素子の実装面に形成
されているため、この樹脂材部分で圧電共振子を支持基
板などに支持しても、長さ振動に対する新たな負荷とな
らない。長さ振動をする圧電共振素子は、そのノード点
が長手方向中央部にあるため、圧電共振素子の実装面の
中央部に樹脂材を形成することにより、圧電共振子のノ
ード点付近で支持基板などに支持することができる。さ
らに、圧電共振子のノード点付近において、圧電共振素
子の外部電極に接続される導電性樹脂材を形成すること
により、支持基板に形成された取り付け電極と圧電共振
素子の外部電極とを電気的に接続することができる。な
お、圧電共振素子は、その外部電極に接続される導電性
の樹脂材のみによって、支持基板上の取り付け電極に支
持されてもよい。この場合も、導電性の樹脂材が圧電共
振素子の長さ振動に対する負荷として働くとともに、外
部電極と取り付け電極を電気的に接続することができ
る。圧電共振素子の構造としては、前記圧電体の両面に
電極を形成したものでもよいし、圧電体と電極とを積層
した基体を用いたものでもよい。なお、樹脂材と導電性
樹脂材とを形成する場合には、導電性樹脂材と樹脂材と
の熱膨張係数がほぼ同一であれば、雰囲気温度の変化に
よる導電性樹脂材の剥離などを防ぐことができる。この
ような圧電共振子を支持基板上に支持することにより、
電子部品が形成されるが、比較的硬度の低い、あるいは
弾性率の低い樹脂材を用いることによって、共振子と支
持基板の間の機械的結合が疎になり、圧電共振子の振動
が支持基板に漏れにくくなる。しかも、あらかじめ振動
に対する負荷となる樹脂材が形成されることにより、圧
電共振子を実装する前後において、圧電共振子の特性の
変化が少なくなる。さらに、導電性接着剤などを用いて
圧電共振子と支持基板上に形成された取り付け電極との
間に電気的結合をとることができ、従来の電子部品のよ
うなリード線などが不要となる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施例を示す
斜視図であり、図2はその断面図である。圧電共振子1
0は、圧電共振素子12を含む。圧電共振素子12は、
直方体状の圧電体14と、その対向側面に形成される外
部電極16,18によって形成される。圧電体14は、
図1の矢印に示すように、外部電極16,18の主面に
直交する向きに分極される。さらに、圧電共振素子12
の外部電極16,18が形成されていない1つの側面に
は、樹脂材20が形成される。樹脂材20としては、た
とえばシリコン系樹脂、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹
脂などで形成され、JIS規格A硬度0度〜50度の硬
度を有するものが用いられる。ここでは、樹脂材20と
して、JIS規格A硬度0度の硬度を有し、弾性率0.
1〜10MPaのウレタン樹脂を用いた。そして、樹脂
材20の厚みは、50μm〜100μmとした。この圧
電共振子10では、外部電極16,18に信号を入力す
ることにより、圧電共振素子12に長さ振動が励振され
る。
【0011】このような圧電共振子10では、樹脂材2
0が形成されているため、圧電共振素子12が長さ振動
するときに、樹脂材20が負荷として働く。この樹脂材
20があることによって、圧電共振素子12のみの場合
に比べて、機械的品質係数Qmや共振周波数などの特性
が変わる。しかしながら、この圧電共振子10を樹脂材
20の形成面で接着剤や両面テープなどを用いて支持基
板などに取り付けたときに、この接着剤などが圧電共振
子10の振動に対する新たな負荷とならず、支持基板へ
の取り付けの前後で特性の変化が少ない。圧電共振素子
12の特性は、主としてその長さ寸法で決まる。また、
圧電共振素子12の長さ振動に対する負荷は、ほぼ樹脂
材20の硬度あるいは弾性率によって決まる。したがっ
て、圧電共振素子12の寸法と樹脂材20の硬度あるい
は弾性率を決定すれば、所望の特性を有する圧電共振子
10を得ることができる。なお、圧電共振子10を取り
付ける支持基板としては、ガラスエポキシ基板、アルミ
ナ基板、多層基板、誘電体基板などの周知の基板が用い
られる。
【0012】なお、樹脂材20は、圧電共振素子12の
外部電極が形成されていない側面の全面に形成する必要
はなく、図3に示すように、圧電共振素子12の側面の
長手方向に対する中央部のみに形成してもよい。また、
図4に示すように、圧電共振素子12の側面の中央部お
よび両端部に形成してもよい。このように、樹脂材20
の形成位置は変更可能であるが、圧電共振素子12の実
装面の中央部に形成するのが好ましい。これは、圧電共
振子10が長さ振動をするため、圧電共振素子12の中
央部がノード点となり、支持基板などに圧電共振子10
を実装する際には、ノード点である圧電共振子10の中
央部をもって支持するのが最も好ましいからである。
【0013】また、この圧電共振子10において、図5
および図6に示すように、圧電共振素子12の長手方向
の中央部付近において、圧電共振素子12側面の幅方向
の両側に、1対の導電性樹脂材22が形成されてもよ
い。これらの導電性樹脂材22は、外部電極16,18
の端部から樹脂材20の形成面に回り込むように形成さ
れる。このとき、導電性樹脂材22は、図7に示すよう
に、圧電共振素子12の長手方向の中央部に形成しても
よいし、図8に示すように、長手方向に互いの位置をず
らして形成してもよい。もちろん、図9に示すように、
圧電共振素子12の長手方向の中央部のみに樹脂材20
を形成した圧電共振子10や、図10に示すように、圧
電共振素子12の長手方向の中央部および両端部に樹脂
材20を形成した圧電共振子10においても、導電性樹
脂材22を形成することができる。
【0014】なお、樹脂材20と導電性樹脂材22と
は、ほぼ等しい熱膨張係数を有するものが好ましい。両
方の熱膨張係数がほぼ同じであれば、雰囲気温度の変化
によって、導電性樹脂材22が樹脂材20から剥離する
ことを防ぐことができる。たとえば、樹脂材20として
シリコン樹脂材を用いた場合、シリコン樹脂を含む導電
性樹脂材22が用いられ、樹脂材20としてウレタン樹
脂材を用いた場合、ウレタン樹脂を含む導電性樹脂材2
2が用いられる。
【0015】このような圧電共振子10を用いて、発振
子やディスクリミネータなどの電子部品を作製すること
ができる。この電子部品30は、図11に示すように、
アルミナなどの絶縁材料で形成された支持基板32を含
む。支持基板32の対向する端部には、たとえば、それ
ぞれ2つずつ凹部34が形成される。支持基板32の一
方面上には、2つの取り付け電極36,38が形成され
る。一方の取り付け電極36は、対向する凹部34間に
形成され、その一端側から支持基板32の中央部に向か
って、L字状に延びるように形成される。また、他方の
取り付け電極38は、別の対向する凹部34間に形成さ
れ、その他端側から支持基板32の中央部に向かって、
L字状に延びるように形成される。
【0016】支持基板32上には、圧電共振子10の樹
脂材20の形成面が取り付けられる。このとき、支持基
板32の中央部における取り付け電極36および取り付
け電極38の端部には、導電性接着剤などによって、圧
電共振子10の導電性樹脂材22が取り付けられる。さ
らに、圧電共振子10の長手方向の少なくとも一部にお
いて、絶縁性の接着剤で支持基板32と圧電共振子10
の樹脂材20とが接着される。そして、導電性樹脂材2
2を取り付け電極36,38に接着することにより、外
部電極16,18と取り付け電極36,38とが、電気
的に接続される。さらに、支持基板32上には、たとえ
ば、金属キャップ40がかぶせられる。このとき、金属
キャップ40と取り付け電極36,38とが導通しない
ように、支持基板32および取り付け電極36,38上
に絶縁性樹脂(図示せず)が塗布される。そして、金属
キャップ40がかぶせられることによって、電子部品3
0が作製される。この電子部品30では、支持基板32
の凹部34から裏面に回り込むように形成された取り付
け電極36,38が、外部回路と接続するための入出力
端子として用いられる。
【0017】この電子部品30では、取り付け電極3
6,38の一方から導電性樹脂材22を介して信号が入
力されることによって、圧電共振素子12の中心部をノ
ード点とした長さ振動の基本モードが励振される。この
電子部品30では、硬度がJIS規格A硬度0度〜50
度という柔らかい樹脂材20が形成されているため、従
来の電子部品のように、硬度の高い支持部材を用いた場
合、振動漏れを防ぐためにその厚みを厚くする必要がな
く、圧電共振素子12と支持基板32との間の間隔を小
さくすることができる。そして、このように薄い樹脂材
20を介して圧電共振子10を支持した場合でも、この
樹脂材20があることによって、圧電共振子10の振動
が支持基板32に漏れたりせず、リップルの発生などを
抑えることができる。また、図32に示す厚みのある支
持部材7を形成する必要がないため、電子部品の高さを
低くすることができる。
【0018】さらに、この電子部品30では、図5ある
いは図10のように絶縁樹脂を形成した場合、従来の支
持部材を用いたもののように、支持部材の面の精度に気
をつかう必要がなく、樹脂材20によって、圧電共振素
子12が支持基板32に接触しないように、圧電共振子
10を容易に支持することができる。しかも、あらかじ
め樹脂材20が形成されていることにより、圧電共振子
10の特性がほぼ決定されており、支持基板32に取り
付ける前後において、圧電共振子10の特性の変化が少
ない。したがって、圧電共振子10を実装したのち、特
性の調整が不要である。このように、精密な加工や特性
の調整を省略することができるため、電子部品30の製
造が容易である。
【0019】また、圧電共振素子12としては、図12
および図13に示すように、積層型のものを用いてもよ
い。この圧電共振素子12は、直方体状の基体42を含
む。基体42は、複数の圧電体44と内部電極46とを
交互に積層することによって形成される。したがって、
各圧電体44および各内部電極46の面は、基体42の
長手方向に対して直交している。なお、隣接する内部電
極46としては、たとえば図14(a)に示すように、
圧電体44の一方側の端部を除く部分に形成された内部
電極46と、図14(b)に示すように、圧電体44の
他方側の端部を除く部分に形成された内部電極46とが
用いられる。これらの内部電極46が交互に積層される
ことにより、基体42の対向する側面には、それぞれ隣
接する内部電極46が交互に露出している。
【0020】そして、圧電体44は、図13の矢印に示
すように、1つの内部電極46の両側において、互いに
逆向きとなるように基体42の長手方向に分極される。
ただし、基体42の両端部42bは分極されていない。
内部電極46が交互に露出した基体42の2つの側面に
は、それぞれ外部電極52,54が形成される。したが
って、外部電極52,54には、それぞれ内部電極46
の隣合うものが接続される。
【0021】この圧電共振子10では、外部電極52,
54が入出力電極として使用される。このとき、基体4
2の両端部を除く部分では、隣合う内部電極46間に電
界が印加されるため、圧電的に活性となる。しかしなが
ら、基体42の両端部においては、基体42が分極され
ず、しかも基体42の両端面に電極が形成されていない
ために電界が印加されず、圧電的に不活性となる。した
がって、基体42の中央部には、図13に斜線で示すよ
うに、入力信号に対する活性部42aが形成される。ま
た、基体42の両端部には、入力信号に対する不活性部
42bが形成される。なお、不活性部42bは、入力信
号によって駆動力を発生しない部分を示している。した
がって、内部電極間に電界がかかっても、それらの内部
電極間が分極されていなければよい。また、分極された
圧電体層に電界がかからない構造であってもよい。この
ような不活性部42bは必須のものではなく、基体42
全体が活性部であってもよい。
【0022】外部電極52,54の形成されていない基
体42の1つの側面には、図5および図6と同様に、樹
脂材20および導電性樹脂材22が形成される。そし
て、図15に示すように、支持基板32上に圧電共振子
10が取り付けられる。このとき、図16に示すよう
に、導電性接着剤56などによって、導電性樹脂材22
が、支持基板32上の取り付け電極36,38に接続さ
れる。さらに、圧電共振子10の長手方向の両端側が、
絶縁性接着剤58を用いて、支持基板32に接着され
る。また、図17(a)および(b)に示すように、取
り付け電極36,38上の導電性接着剤56の間に絶縁
性接着剤58を塗布し、それによって圧電共振子10を
支持基板32に接着してもよい。このように、支持基板
32上の取り付け電極36,38と、圧電共振素子12
の外部電極52,54とは、導電性樹脂材22を介して
電気的に接続される。そして、支持基板32上に金属キ
ャップ40がかぶせられ、電子部品30が作製される。
【0023】この電子部品30では、図15に示す取り
付け電極36,38から導電性樹脂材22を介して信号
が入力されることによって、基体42の互いに逆向きに
分極した圧電体44に、互いに逆向きの電圧が印加され
るため、圧電体44は全体として同じ向きに伸縮しよう
とする。そのため、圧電共振子10全体としては、基体
42の中心部をノード点とした長さ振動モードが励振さ
れる。なお、ここでは、1つの内部電極46の両側の分
極方向は互いに逆向きになっているが、圧電共振子10
に長さ振動を励振できる構造であれば、必ずしもこのよ
うに分極する必要はない。
【0024】この電子部品30では、圧電共振子10の
圧電体44の分極方向,信号による電界方向および圧電
体44の振動方向が一致する。つまり、この圧電共振子
10は、圧電縦効果を利用した共振子となる。このよう
な圧電縦効果を利用した圧電共振子10は、分極方向お
よび電界方向と振動方向とが異なる圧電横効果を利用し
た圧電共振子に比べて、電気機械結合係数が大きい。そ
のため、共振周波数と反共振周波数との差ΔFが大き
い。したがって、この圧電共振子10を用いれば、帯域
幅の大きい特性を得ることができる。
【0025】また、このような圧電共振子10におい
て、活性部42aと不活性部42bの形成位置との割合
や、不活性部42bの形成位置などを調整することによ
り、ΔFを調整することができる。さらに、活性部42
aの層数を調整することにより、圧電共振子10の容量
を調整することができる。そのため、電子部品30と外
部回路とのインピーダンスマッチングをとることが容易
である。
【0026】このような積層型の圧電共振子10を用い
た場合でも、樹脂材20をあらかじめ形成しておくこと
により、圧電共振子10の特性を決定することができ、
支持基板32に取り付ける前後において、特性の変化を
少なくすることができる。さらに、柔らかい樹脂材20
を用いることによって、圧電共振子10と支持基板32
との間の間隔を小さくすることができ、しかも振動漏れ
やリップルなどを抑えることができる。したがって、電
子部品30を小型化することができるとともに、寸法精
度や取り付け後の特性の調整などに気を使う必要がな
く、電子部品30の製造が容易である。
【0027】また、図18および図19に示すように、
基体42の1つの側面に、2つの外部電極52,54を
形成してもよい。図18および図19においては、それ
ぞれの内部電極46は、基体42の長手方向に直交する
面の全面に形成される。そして、図20に示すように、
基体42の一側面には、絶縁膜48,50が形成され
る。絶縁膜48,50は、内部電極46の露出部を覆う
ように形成される。一方の絶縁膜48は、基体42の幅
方向の一方側において、1つおきに内部電極46を覆う
ように形成される。また、他方の絶縁膜50は、基体4
2の幅方向の他方側において、絶縁膜48で覆われてい
ない内部電極46を覆うように形成される。つまり、内
部電極46の露出部は、基体42の側面において、交互
に2つの絶縁膜48,50で覆われる。したがって、絶
縁膜48は、基体42の幅方向の一方側において、基体
42の長手方向に並ぶように形成される。また、絶縁膜
50は、基体42の幅方向の他方側において、基体42
の長手方向に並ぶように形成される。
【0028】基体42の一側面上には、幅方向の両側に
おいて、基体42の長手方向に延びる2つの外部電極5
2,54が形成される。外部電極52は、基体42上に
おいて、絶縁膜48が形成された部分に直線状に形成さ
れる。また、外部電極54は、基体42上において、絶
縁膜50が形成された部分に直線状に形成される。した
がって、外部電極52は、絶縁膜48で覆われていない
内部電極46に接続される。また、外部電極54は、絶
縁膜50で覆われていない内部電極46に接続される。
つまり、内部電極46の隣合うものが、それぞれ外部電
極52,54に接続される。
【0029】外部電極52,54が形成された基体42
の側面には、図21に示すように、樹脂材20が形成さ
れる。樹脂材20は、外部電極52,54間に形成され
る。さらに、導電性樹脂材22が、圧電共振素子12の
長手方向の中央部において、圧電共振素子12の幅方向
の両側に形成される。これらの導電性樹脂材22は、外
部電極52,54に接続される。この圧電共振子10が
支持基板32上に取り付けられる。このとき、支持基板
32上の取り付け電極36,38と、外部電極52,5
4とは、導電性樹脂材22を介して電気的に接続され
る。そして、支持基板32上に金属キャップ(図示せ
ず)がかぶせられ、電子部品30が作製される。
【0030】図22は複数の圧電共振子を用いてラダー
フィルタとした電子部品30の一例を示す要部平面図で
あり、図23はその要部斜視図である。この電子部品3
0では、支持基板32上に、4つの取り付け電極60,
62,64,66が形成される。これらの取り付け電極
60〜66には、間隔を隔てて1列に配置される5つの
ランドが形成される。この場合、支持基板32の一端か
ら1番目のランドは取り付け電極60に形成され、2番
目のランドおよび5番目のランドは取り付け電極62に
形成され、3番目のランドは取り付け電極64に形成さ
れ、4番目のランドは取り付け電極66に形成される。
【0031】これらのランドに、図12および図13に
示す圧電共振子と同様の構成からなる圧電共振子10
a,10b,10c,10dの外部電極52,54が取
り付けられる。この場合、図24に示す梯子型の回路が
得られるように、圧電共振子10a〜10dが取り付け
られる。そして、図11に示す実施例と同様にして、支
持基板32上に、金属キャップ(図示せず)がかぶせら
れる。
【0032】この電子部品30は、図24に示すような
梯子型の回路を有するラダーフィルタとして用いられ
る。このとき、たとえば2つの圧電共振子10a,10
cは直列共振子として用いられ、別の2つの圧電共振子
10b,10dは並列共振子として用いられる。このよ
うなラダーフィルタにおいて、並列の圧電共振子10
b,10dの容量が、直列の圧電共振子10a,10c
の容量よりも格段に大きくなるように設計されている。
もちろん、このようなラダーフィルタを形成する場合、
図18および図19に示すような、基体42の一側面に
外部電極52,54を形成した圧電共振子10を用いて
もよいことは言うまでもない。
【0033】このように、複数の圧電共振子10を用い
た電子部品30においても、樹脂材20が形成されてい
ることによって、特性の安定化、電子部品の小型化、電
子部品の製造の容易化などの効果を得ることができる。
ここで、樹脂材20の硬度をJIS規格A硬度0度〜5
0度に限定した理由は、この発明の範囲内の硬度を有す
る樹脂材20を用いた場合には、圧電共振素子12に樹
脂材20を形成したのち、支持基板32などに支持して
も、支持の前後での特性の変化が少ないからである。そ
れを示す実験の結果が、図25および図26に示されて
いる。
【0034】図25は、圧電共振素子12,樹脂材20
を形成した圧電共振子10および圧電共振子10を支持
基板32上に実装した電子部品30について、機械的品
質係数Qmを示したグラフである。また、図26は、圧
電共振子10の樹脂材20の厚みを変えたときのQmを
示すグラフである。なお、JIS規格A硬度の上限は9
9度であるが、ここでは、比較しやすくするために、A
硬度相当のものとして換算した数値を示してある。
【0035】図25からわかるように、A硬度0度およ
び50度の樹脂材を用いた場合、支持基板32上に圧電
共振子10を実装する前後で、Qmの変化がほとんどな
い。それに対して、A硬度100度相当および150度
相当の樹脂材を用いた場合、支持基板上に圧電共振子を
実装する前後でQmが大きく変化している。また、図2
6からわかるように、樹脂材20の厚みを変えた場合、
A硬度0度および50度の樹脂材を用いたものはQmの
変化が少なく、A硬度100度相当および150度相当
の樹脂材を用いたものはQmの変化が大きい。特に、A
硬度0度および50度の樹脂材を用いた場合、その厚み
が50μmを超えると、特性が安定している。
【0036】このように、JIS規格A硬度0度〜50
度の樹脂材を用いることにより、圧電共振子10の特性
を安定させることができ、支持基板上に実装したときに
も、特性の調整を省略することができる。
【0037】なお、上述の圧電共振子や圧電部品におい
ては、圧電共振素子12に樹脂材を形成したが、図27
に示すように、弾性率0.1〜10MPaの導電性樹脂
で支持部材70を形成してもよい。ここでは、図18に
示す圧電共振素子12の外部電極52,54の長手方向
の中央部に、支持部材70が形成されている。支持部材
70は、外部電極52,54の幅とほぼ同じ幅を有する
直方体状に形成される。このような導電性樹脂として
は、たとえばシリコン樹脂やウレタン樹脂または柔らか
いエポキシ樹脂などがある。そして、これらの支持部材
70が、接合用接着剤によって、支持基板32の取り付
け電極36,38に接着される。このような接合用接着
剤としては、たとえば導電性エポキシ接着剤などが用い
られる。この圧電共振子10では、取り付け電極36,
38から支持部材70を介して、外部電極52,54に
信号が与えられる。
【0038】このような圧電共振子10においても、弾
性率0.1〜10MPaの導電性樹脂を用いて支持部材
70を形成することによって、圧電共振子10から支持
基板32への振動漏れを少なくすることができ、リップ
ルの発生などを抑えることができる。また、予め支持部
材70を形成しておくことにより、支持基板32上に圧
電共振子10を支持したときに、長さ振動に対する新た
な負荷とならない。そのため、圧電共振子10を支持基
板32上に実装する前後において、特性の変化を少なく
することができる。
【0039】このような圧電共振子10では、0.1〜
10MPaの弾性率を有する支持部材70を形成するこ
とにより、支持部材70の大きさに関係なく、振動漏れ
を抑えることができる。したがって、図28に示すよう
に、支持部材70の長さLや厚みtに関係なく、圧電共
振子10の振動漏れを抑えることができる。しかしなが
ら、圧電共振子10を基板32上に実装するときに、図
29に示すように、接合用接着剤72が支持部材70の
側面に這い上がるため、接着強度の大きい硬いエポキシ
系の接着剤などを用いる場合、接合用接着剤72の這い
上がり量よりも支持部材70の厚みtを大きくする必要
がある。なぜならば、接合用接着剤72が圧電共振素子
12に付着すると、接合用接着剤72を介して振動漏れ
が発生する恐れがあるからである。
【0040】また、支持部材70の形成位置は、圧電共
振素子12の長手方向の中央部に限らず、図30に示す
ように、中央部からずれた位置に形成しても、振動漏れ
を抑えることができる。このように、支持部材70の長
さL、厚みt、および圧電共振素子12の中央部からの
ずれの量Xに関係なく、圧電共振子10の振動漏れを抑
えることができる。ただし、L,t,Xなどが大きくな
ると、圧電共振子10の機械的品質係数Qmが下がるの
で、所望のQmが得られるように、支持部材70の寸法
を決定すればよい。
【0041】なお、圧電共振素子12としては、図1に
示すのと同様に、直方体状の圧電体14の対向側面に外
部電極16,18を形成し、外部電極16,18に直交
する向きに圧電体14を分極したものを用いることがで
きる。この場合、図31に示すように、2つの外部電極
16,18の両方が露出した圧電体14の側面に、2つ
の支持部材70が形成される。これらの支持部材70
は、圧電共振素子12の長手方向の中央部において、圧
電共振素子12の幅方向の両端部で外部電極16,18
に電気的に接続されるように形成される。このような圧
電共振子10においても、支持部材70によって圧電共
振素子12の振動漏れを防ぐことができるとともに、圧
電共振素子12の外部電極16,18と支持基板の取り
付け電極とを電気的に接続することができる。そして、
支持部材70の寸法を調整することにより、圧電共振子
10のQmを調整することができる。
【0042】このように、弾性率0.1〜10MPaの
樹脂で支持部材を形成しても、圧電共振子10の特性を
安定させることができ、図32に示すように、支持基板
32上に実装して電子部品30としたときにも、特性の
調整を省略することができる。もちろん、このような支
持部材70を形成した圧電共振子10を用いて、図33
に示すように、図24に示すような回路を有するラダー
フィルタを形成することができることは言うまでもな
い。これらの図32や図33に示す電子部品30におい
て、図27に示す圧電共振子10に限らず、図31に示
す圧電共振子10を用いてもよいことは当然のことであ
る。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、圧電共振子が圧電共
振素子と樹脂材、または圧電共振素子と柔らかい導電性
の樹脂材で形成された支持部材とで形成されているた
め、圧電共振子を支持基板などに実装した時に、特性の
変化が少ない。したがって、圧電共振子を実装したとき
に、特性の調整をする必要がない。また、従来の支持部
材を用いた電子部品のように、圧電共振子との接着面の
精度に気を使う必要がなく、電子部品の製造が容易であ
る。さらに、従来のような支持部材を用いる場合に比べ
て、圧電共振子の樹脂材や支持部材を薄くすることがで
き、電子部品を小型化することができる。しかも、柔ら
かい材料を用いることにより、樹脂材や支持部材を薄く
しても、圧電共振子の振動が支持基板に漏れたりせず、
リップルの発生などを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の圧電共振子の一例を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す圧電共振子の断面図である。
【図3】図1に示す圧電共振子の変形例を示す斜視図で
ある。
【図4】図1に示す圧電共振子の他の変形例を示す斜視
図である。
【図5】この発明の圧電共振子の他の例を示す斜視図で
ある。
【図6】図5に示す圧電共振子の断面図である。
【図7】図5に示す圧電共振子の導電性樹脂材の形成位
置の一例を示す平面図である。
【図8】図5に示す圧電共振子の導電性樹脂材の形成位
置の他の例を示す平面図である。
【図9】図5に示す圧電共振子の変形例を示す斜視図で
ある。
【図10】図5に示す圧電共振子の他の変形例を示す斜
視図である。
【図11】図5に示す圧電共振子を用いた電子部品の一
例を示す斜視図である。
【図12】この発明の圧電共振子に用いられる圧電共振
素子の他の例を示す斜視図である。
【図13】図12に示す圧電共振素子の構造を示す図解
図である。
【図14】(a)および(b)は、図12に示す圧電共
振素子に用いられる圧電体と内部電極との関係を示す図
解図である。
【図15】図12に示す圧電共振素子を有する圧電共振
子を用いた電子部品の一例を示す斜視図である。
【図16】図15に示す電子部品の支持基板と圧電共振
子とを接着するための接着剤の形成位置を示す図解図で
ある。
【図17】(a)および(b)は、図15に示す電子部
品の支持基板と圧電共振子とを接着するための接着剤の
形成位置の他の例を示す図解図である。
【図18】この発明の圧電共振子に用いられる圧電共振
素子のさらに他の例を示す斜視図である。
【図19】図18に示す圧電共振素子の構造を示す図解
図である。
【図20】図18に示す圧電共振素子の構造を示す平面
図解図である。
【図21】図18に示す圧電共振素子を有する圧電共振
子を用いた電子部品の圧電共振子と支持基板上の取り付
け電極との関係を示す図解図である。
【図22】複数の圧電共振子を用いてラダーフィルタと
した電子部品の一例を示す要部平面図である。
【図23】図22に示すラダーフィルタの要部分解斜視
図である。
【図24】図22に示すラダーフィルタの等価回路図で
ある。
【図25】圧電共振素子、樹脂材を形成した圧電共振子
および圧電共振子を支持基板上に実装した電子部品につ
いてのQmを示したグラフである。
【図26】圧電共振子の樹脂材の厚みを変えたときのQ
mを示すグラフである。
【図27】この発明の圧電共振子の別の例を示す斜視図
である。
【図28】図27に示す圧電共振子に形成される支持部
材の寸法を説明するための図解図である。
【図29】図27に示す圧電共振子を支持基板に搭載し
た状態を示す図解図である。
【図30】図27に示す圧電共振子における圧電共振素
子と支持部材との位置関係を示す図解図である。
【図31】この発明のさらに別の例を示す斜視図であ
る。
【図32】支持部材を形成した圧電共振子を用いた電子
部品の一例を示す分解斜視図である。
【図33】支持部材を形成した圧電共振子を用いてラダ
ーフィルタとした電子部品の一例を示す分解斜視図であ
る。
【図34】従来の圧電共振子の一例を示す斜視図であ
る。
【図35】図34に示す圧電共振子を用いた電子部品の
一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 圧電共振子 12 圧電共振素子 14 圧電体 16,18 外部電極 20 樹脂材 22 導電性樹脂材 30 電子部品 32 支持基板 36,38 取り付け電極 42 基体 44 圧電体 46 内部電極 48,50 絶縁膜 52,54 外部電極 60,62,64,66 取り付け電極 70 支持部材
フロントページの続き (72)発明者 井 上 二 郎 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 草 開 重 雅 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 竹 島 哲 夫 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 山 崎 武 志 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ振動を励振する圧電共振素子、およ
    び前記圧電共振素子の実装面に形成されるJIS規格A
    硬度0度〜50度の硬度を有する樹脂材を含む、圧電共
    振子。
  2. 【請求項2】 長さ振動を励振する圧電共振素子、およ
    び前記圧電共振素子の実装面に形成される弾性率0.1
    〜10MPaの樹脂材を含む、圧電共振子。
  3. 【請求項3】 前記樹脂材は、さらに、弾性率0.1〜
    10MPaを有するものである、請求項1に記載の圧電
    共振子。
  4. 【請求項4】 前記樹脂材は、前記圧電共振素子の実装
    面の少なくとも長手方向中央部に形成される、請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の圧電共振子。
  5. 【請求項5】 前記圧電共振素子は、2つの外部電極を
    含み、前記圧電共振素子の長手方向中央部において前記
    外部電極のそれぞれに接続される1対の導電性樹脂材を
    含む、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の圧電
    共振子。
  6. 【請求項6】 前記圧電共振素子は、前記外部電極と、
    前記外部電極間に形成される圧電体とで形成され、前記
    圧電体は前記電極面と直交する向きに分極される、請求
    項5に記載の圧電共振子。
  7. 【請求項7】 前記圧電共振素子は、長手方向を有する
    基体を含み、前記基体は、その長手方向に直交する面を
    有する2つ以上の内部電極と、前記内部電極間に形成さ
    れる圧電体とを含み、前記圧電体は前記基体の長手方向
    に分極されるとともに、前記内部電極が前記外部電極に
    接続される、請求項5に記載の圧電共振子。
  8. 【請求項8】 前記樹脂材と前記導電性樹脂材とは、ほ
    ぼ同一の熱膨張係数を有する、請求項5ないし請求項7
    のいずれかに記載の圧電共振子。
  9. 【請求項9】 前記圧電共振素子は、長手方向を有する
    基体、および前記基体の実装面に形成されるかまたは実
    装面において露出する1対の外部電極を含み、前記樹脂
    材は、前記1対の外部電極の各々に電気的に接続するよ
    うに、前記基体の実装面に配置された導電性の樹脂材で
    ある、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の圧電
    共振子。
  10. 【請求項10】 前記圧電共振素子は、2つの外部電極
    を含み、前記導電性の樹脂材は、前記圧電共振素子の長
    手方向中央部において前記実装面に配置されたものであ
    る、請求項9に記載の圧電共振子。
  11. 【請求項11】 前記圧電共振素子は、前記外部電極
    と、前記外部電極間に形成される圧電体とで形成され、
    前記圧電体は前記外部電極面と直交する向きに分極され
    たものである、請求項9に記載の圧電共振子。
  12. 【請求項12】 前記圧電共振素子の基体は、その長手
    方向に直交する面を有する2つ以上の電極と、前記電極
    間に形成される圧電体とを含み、前記圧電体は前記基体
    の長手方向に分極されるとともに、前記電極が前記外部
    電極に接続されるものである、請求項9に記載の圧電共
    振子。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし請求項8のいずれかに
    記載の圧電共振子を用いた電子部品であって、前記樹脂
    材を介して支持基板上に前記圧電共振子が支持された、
    電子部品。
  14. 【請求項14】 請求項5ないし請求項8のいずれかに
    記載の圧電共振子を用いた電子部品であって、前記樹脂
    材を介して支持基板上に前記圧電共振子が支持され、か
    つ前記導電性樹脂材を介して前記支持基板上に形成され
    た取り付け電極と前記外部電極とが接続される、電子部
    品。
  15. 【請求項15】 前記圧電共振子の前記導電性樹脂材と
    前記取り付け電極とは、導電性接着剤によって接続され
    る、請求項14に記載の電子部品。
  16. 【請求項16】 請求項9ないし請求項12のいずれか
    に記載の圧電共振子を用いた電子部品であって、前記導
    電性の樹脂材を介して支持基板上に前記圧電共振子が支
    持された、電子部品。
  17. 【請求項17】 前記導電性の樹脂材を介して支持基板
    上に形成された取り付け電極と前記外部電極とが電気的
    に接続された、請求項16に記載の電子部品。
  18. 【請求項18】 前記導電性の樹脂材と前記取り付け電
    極とは、導電性接着剤によって固着される、請求項17
    に記載の電子部品。
  19. 【請求項19】 複数の前記圧電共振子を前記支持基板
    上で接続することによってラダーフィルタとした、請求
    項9ないし請求項18のいずれかに記載の電子部品。
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