JPH1186110A - 自動販売機のディスプレイ装置 - Google Patents

自動販売機のディスプレイ装置

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JPH1186110A
JPH1186110A JP25936997A JP25936997A JPH1186110A JP H1186110 A JPH1186110 A JP H1186110A JP 25936997 A JP25936997 A JP 25936997A JP 25936997 A JP25936997 A JP 25936997A JP H1186110 A JPH1186110 A JP H1186110A
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cover plate
display device
vending machine
opening
display
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Kouji Yatsui
弘二 八井
Hiroshi Inoue
浩志 井上
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイを容易に交換でき、製造コスト
を削減することができ、かつディスプレイの汚損や盗難
を防止できる自動販売機のディスプレイ装置を提供する
こと。 【解決手段】 自動販売機2の前面を開閉する前面扉3
に設けられる自動販売機2のディスプレイ装置1は、前
面扉3の前面に沿って設けられ、開口44を有する取付
枠4と、この取付枠4の開口44を塞ぐ透明なカバー5
と、このカバー5と前面扉3の間に着脱可能に設けられ
たディスプレイ7と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機におい
て、販売商品に関連する情報を表示するポスターなどの
ディスプレイを外部から視認可能に取り付けるための自
動販売機のディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機のディスプレ
イ装置として、図13および図14に示すものが知られ
ている。両図に示すように、このディスプレイ装置90
では、自動販売機91のメインドア92の前面下部に、
透明で大きなアクリル板93が配置されている。アクリ
ル板93の内側には、図示しない大きなポスターが設け
られており、アクリル板93を介して視認できるように
なっている。このポスターは、図示しない両面テープに
よって、メインドア92の背面92aに貼り付けられた
り、または、この背面92aに設けられた図示しない取
付枠に上方から差し込まれたりすることによって、メイ
ンドア92に取り付けられている。また、ドアベース9
4が、メインドア92の背面92a側に開閉可能に取り
付けられており、ドアベース94の背面には、図示しな
いコインメカニズムや電気回路などが取り付けられてい
る。このドアベース94は、メインドア92の背面92
aに大きなポスターを取り付けたことによって、この背
面92aに取り付け不可能になったコインメカニズムや
電気回路などの取付場所を確保するために設けられてい
る。
【0003】このディスプレイ装置90において、メン
テナンス時などにポスターを交換する場合には、図14
に示すように、まず、メインドア92を矢印Gで示す方
向に開く。さらに、ドアベース94をメインドア92に
対して矢印Hで示す方向に開くことにより、メインドア
92の背面92aを、ポスターの交換作業を行えるよう
に開放する。次に、古いポスターを背面92aから取り
外した後、交換用の新しいポスターを背面92aに取り
付ける。この後、ドアベース94を閉じ、さらにメイン
ドア92を閉じることにより、作業を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のディスプレ
イ装置90によれば、ポスターの交換作業時に、メイン
ドア92およびドアベース94を開かなければならず、
この作業は、ユーザーにとって、手間暇がかかり、煩わ
しいものになっている。また、ポスターを取り付けるた
めの大きなスペースをメインドア3に確保した関係上、
コインメカニズムなどを取り付けるために、メインドア
92とは別個にドアベース94を付加しなければなら
ず、製造コストの上昇を招いている。
【0005】このため、ドアベース94などを不要にす
る方法として、ポスターをメインドア92の前面に接着
剤で貼り付け、ポスター交換時には、これを剥がすよう
にすることが考えられる。しかし、この方法では、自動
販売機を屋外に設置した場合に、ポスターが、降雨など
により破損したり、汚れたりしてしまうという問題があ
る。また、屋内に設置した場合でも、イタズラなどによ
る盗難などのおそれがある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、ディスプレイを容易に交換でき、製造コス
トを削減することができ、かつディスプレイの汚損や盗
難を防止できる自動販売機のディスプレイ装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機の
ディスプレイ装置は、自動販売機の前面を開閉する前面
扉に設けられる自動販売機のディスプレイ装置であっ
て、前面扉の前面に沿って設けられ、開口を有する取付
枠と、この取付枠の開口を塞ぐ透明なカバーと、このカ
バーと前面扉の間に着脱自在に設けられたディスプレイ
と、を備えることを特徴とする。
【0008】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、カバーが前面扉の前面に沿って設けられた取付枠の
開口を塞いでおり、このカバーと前面扉の間にディスプ
レイが着脱自在に設けられているので、前面扉を開ける
ことなく、閉じたままでディスプレイを交換することが
でき、その交換作業が容易になる。また、自動販売機が
屋外に設置されている場合でも、カバーは、ディスプレ
イよりも前方に位置し、開口を塞いでいるので、降雨な
どによるディスプレイの汚損を防止することができる。
さらに、ディスプレイ装置を前面扉の前面に設けたの
で、従来と異なり、前面扉の背面にドアベースを設ける
必要がなくなることによって、製造コストを削減するこ
とができる。同様の理由により、前面扉の背面にコイン
メカニズムなどを配置することが可能になり、前面扉を
設計する際の自由度が向上する。
【0009】上記において、取付枠は、開口を間にして
互いに平行に形成された2つの溝と、これらの2つの溝
の両端の間に延びるように形成され、取付枠の端部に開
口するスリットと、を備え、カバーは、2つの溝に沿っ
てそれぞれスライド可能で、かつスリットから引出し自
在に設けられ、取付枠の開口を開閉可能なカバー板であ
ることが好ましい。
【0010】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、ディスプレイを交換する場合には、カバー板を2つ
の溝に沿ってスライドさせ、スリットを介して取付枠の
外側に引き出す。これにより、取付枠の開口が開かれ、
ディスプレイを交換することができる。このように、カ
バー板をスライドさせることにより、ディスプレイを交
換することができ、その交換作業がさらに容易になる。
また、取付枠、ディスプレイおよびカバー板という比較
的、単純な部品により、ディスプレイ装置を構成するこ
とができ、ディスプレイ装置の製造コストをさらに削減
することができる。
【0011】また、上記において、取付枠は、矩形で上
下2つの横枠部と左右2つの縦枠部を有し、2つの溝
は、上下2つの横枠部にそれぞれ形成され、スリット
は、左右2つの縦枠部の一方に設けられており、カバー
板には、スリットから引き出す側と反対側の端部に、一
方の縦枠部により係止されるストッパが設けられている
ことが好ましい。
【0012】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、カバー板をスリット側にスライドさせ、取付枠の開
口を開いた場合に、カバー板のストッパが一方の縦枠部
により係止される。これにより、ディスプレイの交換時
に、カバー板を手で保持しなくても、開口を開いた状態
に保持でき、ディスプレイの交換作業がより一層、容易
になる。また、イタズラなどによりカバー板が引き出さ
れた場合でも、カバー板が取付枠から外れないので、カ
バー板の盗難を防止できる。
【0013】さらに、上記において、前面にディスプレ
イが取り付けられた平板部とこの平板部の上端から前方
に折り返した折返部とを有するパネルをさらに備えてお
り、このパネルは、一方の縦枠部から他方の縦枠部まで
前面扉の前面に沿って延び、パネルの折返部は、カバー
板の上端部を平板部との間に挟み込むように、上側の横
枠部の溝内に配置されていることが好ましい。
【0014】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、カバー板が取付枠の開口を閉じている場合に、パネ
ルの折返部が、カバー板の上端部を平板部との間に挟み
込んでいることにより、ディスプレイは、カバー板とパ
ネルにより上方向と前後方向を覆われる。これにより、
例えば、雨水が前面扉を伝ってディスプレイの上方から
流れ落ちてきた場合でも、ディスプレイが濡れることを
確実に防止でき、雨水によるディスプレイの汚損を確実
に防止できる。
【0015】また、上記において、カバー板を、開口を
閉じた閉位置に固定するロック機構をさらに備えること
が好ましい。
【0016】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、ロック機構とカバー板によって、ディスプレイを外
部から遮断された状態に保持することができ、イタズラ
などによるディスプレイの汚損や盗難などを確実に防止
できる。
【0017】さらに上記において、ロック機構は、前面
扉の閉操作に連動してカバー板を閉位置に固定すること
が好ましい。
【0018】この自動販売機のディスプレイ装置によれ
ば、前面扉を閉じる操作に伴って、自動的にカバー板を
閉位置に固定することができ、これとは別にカバー板の
ロック操作を行う必要がないので、カバー板のロック操
作を忘れる心配がなくなり、かつロック操作自体も容易
になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の一実施形態に係る自動販売機のディスプレイ装
置について説明する。図1は、本発明のディスプレイ装
置1を備えた自動販売機2の外観を示している。同図に
示すように、自動販売機2は、販売機本体20の前面を
開閉するメインドア(前面扉)3を有しており、このメ
インドア3の前面下部には、ディスプレイ装置1が設け
られている。このディスプレイ装置1は、販売商品に関
連する情報を表示するディスプレイとしてのポスターな
どを外部から視認可能に取り付けるためのものであり、
図1および図2に示すように、メインドア3の前面に固
定された取付枠4を備えている。
【0020】取付枠4は、図2に示すように、正面から
見て矩形の合成樹脂製(例えば、ポリプロピレン製)の
ものであり、上下2つの横枠部40,41および左右2
つの縦枠部42,43とを備え、これらの各枠部40〜
43に囲まれた空間が、開口44になっている。図3に
示すように、上横枠部40は中空で、上壁40aと、こ
の上壁40aの前端から下方に延びた底壁40bと、底
壁40bの下端から後方に延びた下壁40cとを備えて
おり、上壁40aの後端は、メインドア3の前面に固定
されている。底壁40bの背面には、後方に突出する2
つのリブ40d,40eが形成されており、リブ40d
は、リブ40eよりも長い奥行長さを有している。これ
らのリブ40d,40eはそれぞれ、上横枠部40の内
部空間を左右方向に延びている。下壁40cは、上壁4
0aよりも短い奥行長さを有しており、メインドア3と
の間に所定寸法の空間を形成している。これにより、上
横枠部40の内部には、メインドア3と、上記リブ40
d,40eおよび下壁40cとの間に、下方に向かって
幅が一旦、広くなってから狭くなる形状の横溝45が形
成されており、この横溝45は、左右方向に延びてい
る。
【0021】また、下横枠部41は中空で、上記上横枠
部40とほぼ対称の形状を有しており、上壁41aと、
この上壁41aの前端から下方に延びた底壁41bと、
底壁41bの下端から後方に延びた下壁41cとを備え
ており、下壁41cの後端は、メインドア3の前面に固
定されている。底壁41bの背面には、後方に突出する
2つのリブ41d,41eが形成されており、リブ41
dは、リブ41eよりも長い奥行長さを有している。こ
れらのリブ41d,41eはそれぞれ、下横枠部41の
内部空間を左右方向に延びている。上壁41aは、下壁
41cより短い奥行長さを有しており、メインドア3と
の間に所定寸法の空間を形成している。これにより、下
横枠部41の内部には、メインドア3と、上記リブ41
d,41eおよび上壁41aとの間に、上方に向かって
幅が一旦、広くなってから狭くなる形状の横溝46が形
成されており、この横溝46は、左右方向に延びてい
る。この横溝45と上記横溝46は、左縦枠部42内か
ら右縦枠部43内まで左右方向に互いに平行に延びてい
る。また、下横枠部41には、複数のリブ41f(1個
のみ図示)がリブ41d,41eとそれぞれ直交するよ
うに形成されている。このリブ41fの後端部は、切り
欠かれており、この切欠き部に後述するカバー板5の下
端が当接するようになっている。また、下壁41cに
は、横溝46内に侵入した雨水を排出するための図示し
ない水抜き孔が形成されている。
【0022】図2および図4に示すように、右縦枠部4
3内には、メインドア3との間に、スリット47が2つ
の横溝45,46の間に延びるように形成されており、
このスリット47は、右縦枠部43の右端部に開口して
いる。また、右縦枠部43内には、断面コの字形の金具
8が配置されており、この金具8は、上下方向に延び
(図9および図10参照)、その底壁とメインドア3と
の間に、スリット47を形成している。一方、図4に示
すように、左縦枠部42内には、2つの横溝45,46
の間に上下方向に延びる縦溝48が形成されており、こ
の縦溝48は、左方向に向かってメインドア3との間隔
が漸減する形状を有している。
【0023】図3乃至図5に示すように、ディスプレイ
装置1には、取付枠4の内部には、カバー板5およびパ
ネル6が設けられており、カバー板5およびパネル6
は、上記横溝45,46内に配置されると共に、これら
の間を延びている。パネル6は、メインドア3に接着さ
れた金属製(例えば鋼製)の板であり、平板部60と、
平板部60の上端から手前側に折り返された折返部61
と、を備えている(図8参照)。平板部60の前面に
は、図示しない両面テープを介してポスター(ディスプ
レイ)7が着脱自在に貼り付けられている。図4に示す
ように、平板部60の左端部は、メインドア3の前面に
取り付けられたスペーサ62により、前方に少し押し出
されており、それにより、カバー板5の左端部との密着
性が高められている。
【0024】カバー板5は、透明な合成樹脂製(例え
ば、ポリカーボネート製)の薄板であり、図6に示すよ
うに取付枠4の開口44を開閉できると共に、開口44
を閉じたときには、ポスター7の前面を覆うようになっ
ている。図5に示すように、カバー板5は、平板部50
と、平板部50の右端から背面側に折り返された折返部
51と、平板部50の左端部の上下端から折り返され、
前方にそれぞれ突出する2つのストッパ52,52と、
を備えている。図3に示すように、カバー板5は、その
下端がリブ41fの切欠き部に支持され、上端がパネル
6の平板部60と折返部61の間に挟み込まれている。
折返部51の先端と平板部50の間の距離は、図4に示
すように、スリット47の幅とほぼ同一寸法に設定され
ており、スリット47内を左右方向に移動可能になって
いる。
【0025】ストッパ52,52はそれぞれ、リブ40
eと下壁40cの間の空間、および上壁41aとリブ4
1eの間の空間に配置され、カバー板5が左右方向に移
動する際、これらの空間内を左右方向に移動する。これ
により、カバー板5は、横溝45,46に沿いスリット
47を通って、図6(a)に示す閉位置から図6(b)
に示す開位置までスライド可能であり、スリット47を
介して右方向に引き出すことができるようになってい
る。また、カバー板5を開位置に引き出した場合、図7
に示すように、各ストッパ52が金具8の左側壁に係止
され、カバー板5が右縦枠部43から抜けないようにな
っている。
【0026】図3に示すように、パネル6の前面の下端
部には、スペーサ9が設けられており、スペーサ9は、
パネル6とカバー板5とが、それらの下端部において互
いに密着するのを防止している。また、左縦枠部42の
縦溝48では、メインドア3との間の間隔が左方向に向
かって漸減していることにより、カバー板5が閉位置に
ある場合、図4に示すように、カバー板5の左端部は、
パネル6の左端部と当接している。この場合、上述した
ように、パネル6の左端部が、スペーサ62により前方
に少し押し出されていることにより、カバー板5および
パネル6のそれぞれの左端部は、互いにしっかりと密着
すると共に、カバー板5は、左右方向にずれたりしない
ように取付枠4内に係止される。
【0027】また、ディスプレイ装置1は、図6、図8
および図9に示すように、カバー板5を上記閉位置に固
定するためのロック機構10を備えている。ロック機構
10は、右縦枠部43に沿った状態で右縦枠部43の背
面側に配置されている。ロック機構10は、図8乃至図
12に示すように、縦長のロック板11と、このロック
板11をスライド可能に保持するベース12と、ロック
板11の背面に取り付けられたクッション13と、を備
えている。ロック機構10の各構成部品は、クッション
13を除いて全て金属板(例えば、鋼板)で製作されて
おり、クッション13は、弾性を有する合成ゴムで製作
されている。ベース12は、図示しないステーを介して
メインドア3に固定されており、このベース12には、
保持板14が取り付けられている。図12に示すよう
に、保持板14の中央部には、上方から見てクランク状
に折れ曲がったクランク部14aが形成されており、後
端部には、左方向に突出するように折れ曲がった屈曲部
14bが形成されている。屈曲部14bは、弾性を有
し、左右方向に弾性変形可能になっている。
【0028】ロック板11は、ベース12により、図1
0に示す解除位置と図11に示すロック位置との間で前
後方向にスライド可能に保持されており、中央部に3つ
の矩形の開口11a,11b,11cを有している。保
持板14は、開口11cを通り抜けてロック板11の左
右両側に位置し、前後方向に延びている。保持板14
は、ロック板11が解除位置にあるとき、屈曲部14b
が開口11bに嵌合すると共に、クランク部14aが開
口11cの前縁に係止される。また、ロック板11がロ
ック位置にあるとき、屈曲部14bは、開口11aに嵌
合すると共に、クランク部14aが開口11cの後縁に
係止される。これにより、ロック板11は、保持板14
により解除位置とロック位置の間でのみスライドするよ
うに規制され、かつそれぞれの位置でロックされる。
【0029】また、ロック板11の前縁の上下端部には
それぞれ、前方に突出する2つの突起11d,11dが
形成されており、図10および図11に示すように、メ
インドア3および金具8には、各突起11dに臨む位置
に開口30,80がそれぞれ形成されている。図11に
示すように、カバー板5が閉位置にあり、かつロック板
11がロック位置にある場合には、各突起11dが開口
80の位置まで突出している。これにより、カバー板5
を取付枠4のスリット47から引き出そうとした際、カ
バー板5が各突起11dに当接し、引き出せなくなる
(以下、ロック状態という)。また、図10に示すよう
に、ロック板11が解除位置にある場合には、各突起1
1dが開口30の位置まで退避しており、カバー板5を
スリット4から引き出すことができる(以下、解除状態
という)。このようにロック機構10は、ロック板11
を前後方向にスライドさせることにより、カバー板5を
ロックまたは解除する。
【0030】一方、ロック機構10では、図8および図
9に示すように、メインドア3を閉じる際に、ロック機
構10が解除状態にあれば、クッション13が断熱ドア
21と当接するようになっている。このため、カバー板
5が閉位置にある状態で、メインドア3を閉じれば、ロ
ック板11がクッション13により前方に押され、解除
位置からロック位置まで移動し、ロック機構10がロッ
ク状態になる。このように、メインドア3を閉じる動作
に伴って、ロック機構10が自動的にロック状態にな
り、カバー板5が閉位置に固定され、スリット47から
引き出せなくなる。
【0031】以上のように構成されたディスプレイ装置
1において、ポスター7を交換する場合の動作について
説明する。上述したように、ディスプレイ装置1では、
メインドア3が閉じているときに、カバー板5がロック
機構10により閉位置に固定されているので、まず、メ
インドア3を開き、ロック装置10のロック板11をロ
ック位置から解除位置まで移動させることによって、ロ
ック機構10を解除する。これにより、図6(b)に示
すように、カバー板5をスリット47を介して右方向に
引き出し、開口44を開くことができる。カバー板5
は、開位置まで引き出された場合に、図7に示すよう
に、そのストッパ52が縦枠部43内の金具8に係止さ
れることより、取付枠4から抜けることなく開位置に保
持される。次に、古いポスター7をパネル6の平板部6
0から剥がし、新しいポスター7を両面テープを介して
平板部60に貼り付けた後、図6(a)に示すように、
カバー板5を閉じる。この後、メインドア3を閉じるこ
とにより、これに伴って、ロック機構10が自動的にロ
ック状態になり、カバー板5が閉位置に固定される。
【0032】以上、詳述したように、本発明の自動販売
機のディスプレイ装置1では、装置自体がメインドア3
の前面に取り付けられているので、従来のディスプレイ
装置とは異なり、高価なドアベースが不要になることに
よって、製造コストを削減することができる。また、デ
ィスプレイ装置1を取付枠4、カバー板5およびパネル
6という比較的簡単な部品により構成することができる
ので、製造コストをさらに削減することができる。さら
に、メインドア3の背面側にディスプレイ装置やドアベ
ースを設ける必要がなくなるので、メインドア3の設計
時の自由度が向上する。また、カバー板5を左右方向に
スライドさせるだけで取付枠4の開口44を開閉でき、
かつカバー板5を開いた状態で保持できるので、ポスタ
ー7の交換作業が容易になる。さらに、ロック機構10
により、カバー板5がロックされることにより、ポスタ
ー7が外部から遮断され、イタズラによる盗難や汚損を
確実に防止できる。また、メインドア3を閉じる操作に
伴って、カバー板5を自動的に閉位置にロック(固定)
することができ、これとは別にロック操作を行う必要が
ないので、カバー板5のロック操作を忘れる心配がなく
なり、かつロック操作自体も容易になる。
【0033】次に、自動販売機2が屋外に設置されてい
て、雨が降った場合のディスプレイ装置1による防水機
能について説明する。上記のように構成されたディスプ
レイ装置1では、通常、カバー板5は、取付枠4の開口
44を閉じる閉位置にあり、図3に示すように、カバー
板5の上端部は、パネル6の折返部61と平板部60の
間に挟まれた状態にある。このため、取付枠4の上横枠
部40がメインドア3に取り付けられている箇所から横
溝45内に侵入した雨水は、折返部61の前面および平
板部60の背面に分かれて流れ落ち、平板部60の前面
には、到達しない。また、図3に示すように、カバー板
5の下端部とパネル6の下端部は、スペーサ9により、
密着しないようになっている。これにより、降雨量が多
く、カバー板5と下横枠部41の隙間やスリット47か
ら横溝46内に侵入した雨水が、水抜き孔からうまく排
水されずに溜まった場合でも、カバー板5とパネル6の
間を毛細管現象のように上昇することはない。
【0034】また、図4に示すように、カバー板5は、
その右端部に折返部51を有しているので、スリット4
7を介して右方向から侵入した雨水は、折返部51の表
面を流れ落ち、パネル6まで到達しない。さらに、図4
に示すように、左縦枠部42内の縦溝48は、左方向に
向かって隙間が漸減しており、かつ平板部60がスペー
サ62により前方に少し押し出されていることにより、
カバー板5の左端部と平板部60の左端部は、互いにし
っかりと密着している。これにより、カバー板5の前面
と左縦枠部42との隙間から侵入した雨水は、カバー板
5の前面を流れ落ち、カバー板5の左端部から回り込ん
で、パネル6の前面まで到達することがない。
【0035】以上のように、本発明のディスプレイ装置
1では、自動販売機2が屋外に設置された場合でも、パ
ネル6の前面に貼り付けられたポスター7が降雨により
濡れることがなく、しっかりと防水することができる。
これにより、降雨によるポスターの汚損を防止すること
ができる。
【0036】なお、上記実施形態においては、自動販売
機2にロック機構10を設け、メインドア3が閉じられ
ている場合には、カバー板5が自動的に閉位置に固定さ
れる構成としたが、自動販売機2をイタズラなどのおそ
れがない安全な場所に設置した場合には、ロック機構1
0自体や、ロック機構10のクッション13を省略して
もよい。このようにすれば、メインドア3を開かなくて
もカバー板5を開け、ポスター7を交換することがで
き、その交換作業がさらに容易になる。この場合、万が
一、カバー板5がイタズラにより開けられたときでも、
カバー板5は、ストッパ52が右縦枠部43に当接し、
取付枠4から外れることがないので、盗難に遭うことは
ない。
【0037】また、上記実施形態においては、パネル6
にポスター7に貼り付けるようにしたが、パネル6を省
略して、メインドア3の前面に直接、ポスター7を貼り
付けるようにしてもよい。さらに、ディスプレイ装置1
に表示するディスプレイは、ポスターに限らず、看板や
板状のものなど、商品に関連する情報を表示するもので
あればよい。また、カバー板5を右方向に引き出す構成
としたが、これに限らず、左方向や上下方向に引き出す
構成としてもよいし、カバー板5は、ディスプレイを交
換できるように、取付枠4の開口44を開閉する構成で
あればよい。さらに、カバー板5が取付枠4に固定され
ており、取付枠4自体がメインドア3に対して開閉自在
であり、取付枠4を開けることにより、ポスター7を交
換する構成としてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の自動販売機のデ
ィスプレイ装置によれば、ディスプレイの交換作業が容
易になる。また、ディスプレイ装置の製造コストを削減
することができる。さらに、イタズラや降雨などによる
ディスプレイの汚損を確実に防止することができる。ま
た、前面扉を設計する際の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置を
備えた自動販売機の(a)正面図および(b)側面図で
ある。
【図2】ディスプレイ装置の(a)正面図および(b)
側面図である。
【図3】図2のA−A矢視図である。
【図4】図2のB−B矢視図である。
【図5】カバー板、ポスターおよびパネルの構成を示す
斜視図である。
【図6】カバー板を取付枠に収めた状態(a)と、カバ
ー板を取付枠から引き出した状態(b)をそれぞれ示す
透視図である。
【図7】図6のC−C矢視図である。
【図8】自動販売機のメインドアを開き、ロック機構を
示した斜視図である。
【図9】メインドアが閉まる際のロック機構を示す側断
面図である。
【図10】解除状態のロック機構を示す(a)側断面図
と、要部を拡大した(b)斜視図である。
【図11】ロック状態のロック機構を示す(a)側断面
図と、要部を拡大した(b)斜視図である。
【図12】図10のD−D矢視図である。
【図13】従来のディスプレイ装置を備えた自動販売機
の正面図である。
【図14】従来の自動販売機のメインドアおよびドアベ
ースを開いた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 2 自動販売機 3 メインドア(前面扉) 4 取付枠 40 上横枠部 41 下横枠部 42 左縦枠部 43 右縦枠部 44 開口 45 横溝(溝) 46 横溝(溝) 47 スリット 5 カバー板(カバー) 52 ストッパ 6 パネル 60 平板部 61 折返部 10 ロック機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の前面を開閉する前面扉に設
    けられる自動販売機のディスプレイ装置であって、 前記前面扉の前面に沿って設けられ、開口を有する取付
    枠と、 この取付枠の前記開口を塞ぐ透明なカバーと、 このカバーと前記前面扉の間に着脱自在に設けられたデ
    ィスプレイと、 を備えることを特徴とする自動販売機のディスプレイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記取付枠は、前記開口を間にして互い
    に平行に形成された2つの溝と、これらの2つの溝の両
    端の間に延びるように形成され、当該取付枠の端部に開
    口するスリットと、を備え、 前記カバーは、前記2つの溝に沿ってそれぞれスライド
    可能で、かつ前記スリットから引出し自在に設けられ、
    前記取付枠の前記開口を開閉可能なカバー板であること
    を特徴とする請求項1に記載の自動販売機のディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 前記取付枠は、矩形で上下2つの横枠部
    と左右2つの縦枠部を有し、前記2つの溝は、前記上下
    2つの横枠部にそれぞれ形成され、前記スリットは、前
    記左右2つの縦枠部の一方に設けられており、前記カバ
    ー板には、前記スリットから引き出す側と反対側の端部
    に、前記一方の縦枠部により係止されるストッパが設け
    られていることを特徴とする請求項2に記載の自動販売
    機のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前面に前記ディスプレイが取り付けられ
    た平板部とこの平板部の上端から前方に折り返した折返
    部とを有するパネルをさらに備えており、このパネル
    は、前記一方の縦枠部から前記他方の縦枠部まで前記前
    面扉の前面に沿って延び、前記パネルの前記折返部は、
    前記カバー板の上端部を前記平板部との間に挟み込むよ
    うに、上側の前記横枠部の前記溝内に配置されているこ
    とを特徴とする請求項3に記載の自動販売機のディスプ
    レイ装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー板を、前記開口を閉じる閉位
    置に固定するロック機構をさらに備えることを特徴とす
    る請求項2、3または4に記載の自動販売機のディスプ
    レイ装置。
  6. 【請求項6】 前記ロック機構は、前記前面扉の閉操作
    に連動して前記カバー板を前記閉位置に固定することを
    特徴とする請求項5に記載の自動販売機のディスプレイ
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052888A (ja) 2001-08-15 2003-02-25 Sankyo Kk スロットマシン
JP2005141135A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Plenty:Kk 便所内広告装置
JP2008310494A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Sanden Corp 自動販売機

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