JPH1186752A - 展張型シャドウグリルを具備したカラー受像管装置 - Google Patents
展張型シャドウグリルを具備したカラー受像管装置Info
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- JPH1186752A JPH1186752A JP23686697A JP23686697A JPH1186752A JP H1186752 A JPH1186752 A JP H1186752A JP 23686697 A JP23686697 A JP 23686697A JP 23686697 A JP23686697 A JP 23686697A JP H1186752 A JPH1186752 A JP H1186752A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スクリーンの見かけ上のフラット性を改善し
た展張型のシャドウグリルを有するカラー受像管を得
る。 【解決手段】 パネルスクリーン3の中心を含み、この
スクリーン3の鉛直方向で観視者側をZ軸とするとき、
パネル1外面断面は、スクリーン3の垂直方向及び水平
方向でともにZ軸方向に凸、パネル1内面断面は、垂直
方向でほぼ直線、水平方向でZ軸に対して凸の形状にす
ることにより見かけ上のスクリーン20をフラットにし
た。
た展張型のシャドウグリルを有するカラー受像管を得
る。 【解決手段】 パネルスクリーン3の中心を含み、この
スクリーン3の鉛直方向で観視者側をZ軸とするとき、
パネル1外面断面は、スクリーン3の垂直方向及び水平
方向でともにZ軸方向に凸、パネル1内面断面は、垂直
方向でほぼ直線、水平方向でZ軸に対して凸の形状にす
ることにより見かけ上のスクリーン20をフラットにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、展張型シャドウ
グリルを具備したカラー受像管装置に関するものであ
る。
グリルを具備したカラー受像管装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の展張型シャドウグリルを
具備したカラー受像管装置を示す一部断面側面図であ
り、図において、1はカラー受像管の外囲器を構成する
パネル、2はパネル1とともにカラー受像管の外囲器を
構成するファンネル、3はパネル内面に赤、青、緑の蛍
光体が順序よく配列され形成された蛍光スクリーン、4
は電子銃、5は電子銃4から出射される電子ビーム、6
は電子ビーム5を電磁的に偏向する偏向ヨーク、7は色
選択電極の働きをする展張型シャドウグリルである。
具備したカラー受像管装置を示す一部断面側面図であ
り、図において、1はカラー受像管の外囲器を構成する
パネル、2はパネル1とともにカラー受像管の外囲器を
構成するファンネル、3はパネル内面に赤、青、緑の蛍
光体が順序よく配列され形成された蛍光スクリーン、4
は電子銃、5は電子銃4から出射される電子ビーム、6
は電子ビーム5を電磁的に偏向する偏向ヨーク、7は色
選択電極の働きをする展張型シャドウグリルである。
【0003】図14は従来から使用されている展張型シ
ャドウグリル7の構造を示す。図において、8は例えば
SUSのような鋼材で作られたフレーム、10は例えば
0.1mmの板厚のリムド鋼でスリット状の開口11と
テープ状の条片9とを形成したアパーチャーグリル10
で、このアパーチャーグリル10は一方向に展張された
状態でフレーム8に溶接で固着し保持されている。な
お、10aはダンパーワイヤ、10bはダンパースプリ
ングである。
ャドウグリル7の構造を示す。図において、8は例えば
SUSのような鋼材で作られたフレーム、10は例えば
0.1mmの板厚のリムド鋼でスリット状の開口11と
テープ状の条片9とを形成したアパーチャーグリル10
で、このアパーチャーグリル10は一方向に展張された
状態でフレーム8に溶接で固着し保持されている。な
お、10aはダンパーワイヤ、10bはダンパースプリ
ングである。
【0004】次に動作を説明する。カラー受像管は、パ
ネル1とファンネル2により構成される外囲器により内
部が高真空に保たれており、電子銃4から出射された電
子ビーム5を、パネル1の内面に形成され、高電圧が印
加された蛍光スクリーン3に射突させることにより発光
させる。また同時に、電子ビーム5は偏向ヨーク6によ
って作られる偏向磁界によって上下左右に偏向されてお
り、蛍光スクリーン3の上にラスタと呼ばれる画像表示
領域を形成する。この画像表示領域において、電子ビー
ム5の射突量に応じた蛍光スクリーン3の赤、青、緑各
色の発光強度の分布をパネル1の外面から観測すること
により画像が認識される。シャドウグリル7には無数の
スリット状の開口11が順序よく配列されており、この
開口11の孔を電子ビーム5が通過することにより、幾
何学的に蛍光スクリーン3上の赤、青、緑の蛍光体スト
ライプの所定の位置に射突し、正確に色選択を行う。シ
ャドウグリル7はテープ状条片9で構成されているため
にフレーム8によって一方向に展張された状態にある。
ネル1とファンネル2により構成される外囲器により内
部が高真空に保たれており、電子銃4から出射された電
子ビーム5を、パネル1の内面に形成され、高電圧が印
加された蛍光スクリーン3に射突させることにより発光
させる。また同時に、電子ビーム5は偏向ヨーク6によ
って作られる偏向磁界によって上下左右に偏向されてお
り、蛍光スクリーン3の上にラスタと呼ばれる画像表示
領域を形成する。この画像表示領域において、電子ビー
ム5の射突量に応じた蛍光スクリーン3の赤、青、緑各
色の発光強度の分布をパネル1の外面から観測すること
により画像が認識される。シャドウグリル7には無数の
スリット状の開口11が順序よく配列されており、この
開口11の孔を電子ビーム5が通過することにより、幾
何学的に蛍光スクリーン3上の赤、青、緑の蛍光体スト
ライプの所定の位置に射突し、正確に色選択を行う。シ
ャドウグリル7はテープ状条片9で構成されているため
にフレーム8によって一方向に展張された状態にある。
【0005】図15は蛍光スクリーン3を観視者側から
見た正面図である。図で蛍光スクリーン3の中心はスク
リーンと鉛直方向にZ軸、垂直方向はV、水平方向はH
で示している。中心のZ軸から垂直軸V端及び水平軸H
端までの距離をそれぞれlv、lhとする。上記のシャ
ドウグリル7の構成と蛍光スクリーン3との関係は、V
方向と、長手のテープ状の条片9とが一致しており、長
手のテープ状の条片9は垂直方向Vに展張せしめてあ
る。
見た正面図である。図で蛍光スクリーン3の中心はスク
リーンと鉛直方向にZ軸、垂直方向はV、水平方向はH
で示している。中心のZ軸から垂直軸V端及び水平軸H
端までの距離をそれぞれlv、lhとする。上記のシャ
ドウグリル7の構成と蛍光スクリーン3との関係は、V
方向と、長手のテープ状の条片9とが一致しており、長
手のテープ状の条片9は垂直方向Vに展張せしめてあ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の従来
のカラー受像管装置での最近の技術動向は、パネル(蛍
光スクリーン)のフラット化である。従来から使用され
ているカラー受像管はガラス真空容器であるがゆえに、
その軽量化を図るためにパネルはフラットなものは使わ
れずにいた。一方、最近の技術の進歩はシミュレーショ
ン技術等の発展もあり、よりフラットに近いパネルの使
用が可能となってきた。しかし、発明者の実験によれ
ば、図16に示すように、パネル1に完全にフラットな
平行平板のガラスを用いて受像管を作って見ると、例え
ば、人の顔をアップで写した画像の場合に、人の顔が真
ん中がへこんだ画像に見える。
のカラー受像管装置での最近の技術動向は、パネル(蛍
光スクリーン)のフラット化である。従来から使用され
ているカラー受像管はガラス真空容器であるがゆえに、
その軽量化を図るためにパネルはフラットなものは使わ
れずにいた。一方、最近の技術の進歩はシミュレーショ
ン技術等の発展もあり、よりフラットに近いパネルの使
用が可能となってきた。しかし、発明者の実験によれ
ば、図16に示すように、パネル1に完全にフラットな
平行平板のガラスを用いて受像管を作って見ると、例え
ば、人の顔をアップで写した画像の場合に、人の顔が真
ん中がへこんだ画像に見える。
【0007】この理由を、パネルガラスに平行平板のガ
ラスを使用した図16のパネル1について説明する。図
16は、上半分(Z軸より上方)は垂直軸V断面、下半
分(Z軸より下方)は水平軸H断面である。この場合、
例えばパネル1から95mm離れて観視者19がパネル
1の蛍光スクリーン3を見た時の見かけ上のスクリーン
20は、図17の一点鎖線に示すようになる。すなわ
ち、スクリーン中心ではパネルガラスの肉厚T0に対し
て約T0/3だけ浮き上がった位置に見えるが、スクリ
ーン周辺に行くに従ってさらにΔTだけ浮き上がる。従
って、見かけ上のスクリーン20は一点鎖線に示したよ
うに観視者19から見て中央がへこんだスクリーンとな
っているわけである。そのため人の顔が真ん中がへこん
だ画像に見えるのである。
ラスを使用した図16のパネル1について説明する。図
16は、上半分(Z軸より上方)は垂直軸V断面、下半
分(Z軸より下方)は水平軸H断面である。この場合、
例えばパネル1から95mm離れて観視者19がパネル
1の蛍光スクリーン3を見た時の見かけ上のスクリーン
20は、図17の一点鎖線に示すようになる。すなわ
ち、スクリーン中心ではパネルガラスの肉厚T0に対し
て約T0/3だけ浮き上がった位置に見えるが、スクリ
ーン周辺に行くに従ってさらにΔTだけ浮き上がる。従
って、見かけ上のスクリーン20は一点鎖線に示したよ
うに観視者19から見て中央がへこんだスクリーンとな
っているわけである。そのため人の顔が真ん中がへこん
だ画像に見えるのである。
【0008】図18はこの不都合を改良した従来例で、
図16と同じく、Z軸より上は垂直軸V断面、Z軸より
下は水平軸H断面を示している。このパネル1は、垂直
方向には平板を用い、水平方向にはスクリーン周辺にウ
ェッジΔTHをもたせている場合である。この場合の見
かけ上のスクリーン20は、図19の一点鎖線20のよ
うになる。すなわち、垂直方向については従来の平板の
場合と同じである。水平方向については見かけ上のスク
リーンをフラットに近づけてあるため、従来の平行平板
のパネル1に比べて格段の改善はされている。しかしな
がら、水平方向でのフラット性の不十分さおよび垂直方
向のフラット性については依然として気になるものであ
る。
図16と同じく、Z軸より上は垂直軸V断面、Z軸より
下は水平軸H断面を示している。このパネル1は、垂直
方向には平板を用い、水平方向にはスクリーン周辺にウ
ェッジΔTHをもたせている場合である。この場合の見
かけ上のスクリーン20は、図19の一点鎖線20のよ
うになる。すなわち、垂直方向については従来の平板の
場合と同じである。水平方向については見かけ上のスク
リーンをフラットに近づけてあるため、従来の平行平板
のパネル1に比べて格段の改善はされている。しかしな
がら、水平方向でのフラット性の不十分さおよび垂直方
向のフラット性については依然として気になるものであ
る。
【0009】この発明は上記のような見かけ上のスクリ
ーンのフラット性からのずれによる画像の不自然さを除
去するためになされたもので、見かけ上のスクリーンを
よりフラットにした、展張型シャドウグリルを備えたカ
ラー受像管装置を提供するものである。
ーンのフラット性からのずれによる画像の不自然さを除
去するためになされたもので、見かけ上のスクリーンを
よりフラットにした、展張型シャドウグリルを備えたカ
ラー受像管装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る展張型シ
ャドウグリルを具備したカラー受像管装置は、外囲器を
構成するパネルと、このパネルの内面に形成されるスク
リーンに対向して設けられた展張型シャドウグリルとを
有し、上記スクリーンの中心を含み、その鉛直方向で観
視者側をZ軸とするとき、パネル外面断面は、スクリー
ンの垂直方向及び水平方向でともにZ軸方向に凸、パネ
ル内面断面は、垂直方向でほぼ直線、水平方向でZ軸に
対して凸の形状になされている。
ャドウグリルを具備したカラー受像管装置は、外囲器を
構成するパネルと、このパネルの内面に形成されるスク
リーンに対向して設けられた展張型シャドウグリルとを
有し、上記スクリーンの中心を含み、その鉛直方向で観
視者側をZ軸とするとき、パネル外面断面は、スクリー
ンの垂直方向及び水平方向でともにZ軸方向に凸、パネ
ル内面断面は、垂直方向でほぼ直線、水平方向でZ軸に
対して凸の形状になされている。
【0011】また、パネルの外面は、垂直方向断面概形
状を曲率半径ROV、水平方向断面概形状を曲率半径R
OHとするとき、ROV<ROHの凸の形状になされて
いるものである。
状を曲率半径ROV、水平方向断面概形状を曲率半径R
OHとするとき、ROV<ROHの凸の形状になされて
いるものである。
【0012】また、パネル外面は、曲率半径がR600
0以上のフラット形状を有し、パネル内面は、垂直方向
断面および水平方向断面がZ軸に対して凸の形状になさ
れているものである。
0以上のフラット形状を有し、パネル内面は、垂直方向
断面および水平方向断面がZ軸に対して凸の形状になさ
れているものである。
【0013】また、パネル外面は、Z軸に対して回転対
称の凸の形状になされているものである。
称の凸の形状になされているものである。
【0014】また、各軸断面の外面概曲率半径をRO、
内面概曲率半径をRIとしたとき、RO>RIとしたも
のである。
内面概曲率半径をRIとしたとき、RO>RIとしたも
のである。
【0015】また、パネルの内面形状は、垂直方向断面
が、偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔS量と偏向
特性を、また、水平方向断面が、見かけ上のフラット性
を重視して設定されているものである。
が、偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔS量と偏向
特性を、また、水平方向断面が、見かけ上のフラット性
を重視して設定されているものである。
【0016】また、電子ビームの偏向時に、垂直方向と
水平方向とで偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔS
の量を異ならしめたものである。
水平方向とで偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔS
の量を異ならしめたものである。
【0017】また、偏向中心面での電子ビーム位置変化
分ΔSの量を、水平偏向時より垂直偏向時に大きくした
ものである。
分ΔSの量を、水平偏向時より垂直偏向時に大きくした
ものである。
【0018】また、偏向中心面での電子ビーム位置変化
分ΔSの生成手段として、偏向ヨーク垂直コイルによる
偏向磁界分布をバレル磁界としたものである。
分ΔSの生成手段として、偏向ヨーク垂直コイルによる
偏向磁界分布をバレル磁界としたものである。
【0019】また、偏向中心面での電子ビーム位置変化
分ΔSの生成手段として、偏向ヨークの電子銃側に電子
ビームに作用する磁界を発生する補助コイルを設けたも
のである。
分ΔSの生成手段として、偏向ヨークの電子銃側に電子
ビームに作用する磁界を発生する補助コイルを設けたも
のである。
【0020】また、パネルの外面に、反射防止膜を設け
たものである。
たものである。
【0021】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を、対角
寸法が51cmの受像管について説明する。図1に示す
実施の形態1の受像管装置は、図13に示す従来の受像
管装置とはパネル1の形状と、偏向ヨーク6および必要
に応じて追加される補助コイル12を除いて同じであ
る。すなわち、図1において、1はカラー受像管の外囲
器を構成するパネル、2はパネル1とともにカラー受像
管の外囲器を構成するファンネル、3はパネル内面に
赤、青、緑の蛍光体が順序よく配列され形成された蛍光
スクリーン、4は電子銃、5は電子銃4から出射される
電子ビーム、6は電子ビーム5を電磁的に偏向する偏向
ヨーク、7は図14に示されたと同様な構造で、同様な
色選択電極の働きをする展張型シャドウグリル、8はそ
のフレームである。
寸法が51cmの受像管について説明する。図1に示す
実施の形態1の受像管装置は、図13に示す従来の受像
管装置とはパネル1の形状と、偏向ヨーク6および必要
に応じて追加される補助コイル12を除いて同じであ
る。すなわち、図1において、1はカラー受像管の外囲
器を構成するパネル、2はパネル1とともにカラー受像
管の外囲器を構成するファンネル、3はパネル内面に
赤、青、緑の蛍光体が順序よく配列され形成された蛍光
スクリーン、4は電子銃、5は電子銃4から出射される
電子ビーム、6は電子ビーム5を電磁的に偏向する偏向
ヨーク、7は図14に示されたと同様な構造で、同様な
色選択電極の働きをする展張型シャドウグリル、8はそ
のフレームである。
【0022】上記パネル1は、外面は垂直方向及び水平
方向ともに凸の形状に、内面は垂直軸方向断面はほぼ直
線、水平側方向断面はZ軸に対して凸な形状になされて
いる。偏向ヨーク6は、外観は従来と同様であるが、偏
向磁界、特に垂直コイルによる磁界が従来と異なってい
る。また、偏向ヨーク6の電子銃側には補助コイル12
が設けられることもある。偏向ヨーク6のほぼ中心に仮
想の偏向中心面13があり、Z軸との交点が偏向中心1
4となる。
方向ともに凸の形状に、内面は垂直軸方向断面はほぼ直
線、水平側方向断面はZ軸に対して凸な形状になされて
いる。偏向ヨーク6は、外観は従来と同様であるが、偏
向磁界、特に垂直コイルによる磁界が従来と異なってい
る。また、偏向ヨーク6の電子銃側には補助コイル12
が設けられることもある。偏向ヨーク6のほぼ中心に仮
想の偏向中心面13があり、Z軸との交点が偏向中心1
4となる。
【0023】図2はこの実施の形態1のパネル1、蛍光
スクリーン3および展張型シャドウグリル7の要部を拡
大して示す断面図である。図の上半分(Z軸より上方)
は垂直軸V断面を、また、下半分(Z軸より下方)は水
平軸H断面をそれぞれ示している。図から明かなよう
に、パネル外面は、垂直軸V断面はZ軸に対して凸で、
その概曲率半径がROV、水平軸H断面はZ軸に対して
凸で、その概曲率半径がROHである。パネル内面は、
垂直軸V断面はほぼ直線で、その概曲率半径がRIV、
水平軸H断面はZ軸に対して凸で、その概曲率半径がR
IHの形状になされている。
スクリーン3および展張型シャドウグリル7の要部を拡
大して示す断面図である。図の上半分(Z軸より上方)
は垂直軸V断面を、また、下半分(Z軸より下方)は水
平軸H断面をそれぞれ示している。図から明かなよう
に、パネル外面は、垂直軸V断面はZ軸に対して凸で、
その概曲率半径がROV、水平軸H断面はZ軸に対して
凸で、その概曲率半径がROHである。パネル内面は、
垂直軸V断面はほぼ直線で、その概曲率半径がRIV、
水平軸H断面はZ軸に対して凸で、その概曲率半径がR
IHの形状になされている。
【0024】ここで、パネル1中心のガラス肉厚をT0
とすると、パネル1の垂直軸V端でのガラス肉厚TV=
T0−ΔTVである。同じように、パネル1の水平軸H
端でのガラス肉厚TH=T0+ΔTHである。ここでΔ
TVおよびΔTHは、図15に示すスクリーン中心Zか
らlvおよびlhの距離における肉厚T0との差で、以
下それぞれウェッジと呼称する。
とすると、パネル1の垂直軸V端でのガラス肉厚TV=
T0−ΔTVである。同じように、パネル1の水平軸H
端でのガラス肉厚TH=T0+ΔTHである。ここでΔ
TVおよびΔTHは、図15に示すスクリーン中心Zか
らlvおよびlhの距離における肉厚T0との差で、以
下それぞれウェッジと呼称する。
【0025】シャドウグリル7の形状は垂直軸V方向に
展張されているから、垂直方向の断面はほぼ直線となっ
ている。水平方向についてのシャドウグリル7の形状
は、スリット状の開口11のピッチaとパネル1の内面
形状および電子ビームの偏向中心面13での両サイド電
子ビームのZ軸からの離軸寸法SBとで決まる曲面とな
っている。
展張されているから、垂直方向の断面はほぼ直線となっ
ている。水平方向についてのシャドウグリル7の形状
は、スリット状の開口11のピッチaとパネル1の内面
形状および電子ビームの偏向中心面13での両サイド電
子ビームのZ軸からの離軸寸法SBとで決まる曲面とな
っている。
【0026】以下、この発明の作用を説明するために、
従来の平行平板のガラスパネルを使用した場合において
は、見かけ上のスクリーンに不都合が発生する理由を図
4、図5により詳述する。図4は、観視者19がパネル
100の外面から95mm離れた位置からフラットなパ
ネル内面に塗布された蛍光スクリーン300を見たとき
に、蛍光スクリーン300がどのように浮き上がって見
えるかを計算するためのパネルのモデルユニットの配置
図である。ここで、観視者19とパネル100外面との
距離を95mmとした理由は、技術的評価の最悪時を想
定して決めた距離である。この場合のパネル100外面
は、この試算ではフラットだけでなく、曲率半径が変え
られる、Z軸に凹の形状のR球としている。
従来の平行平板のガラスパネルを使用した場合において
は、見かけ上のスクリーンに不都合が発生する理由を図
4、図5により詳述する。図4は、観視者19がパネル
100の外面から95mm離れた位置からフラットなパ
ネル内面に塗布された蛍光スクリーン300を見たとき
に、蛍光スクリーン300がどのように浮き上がって見
えるかを計算するためのパネルのモデルユニットの配置
図である。ここで、観視者19とパネル100外面との
距離を95mmとした理由は、技術的評価の最悪時を想
定して決めた距離である。この場合のパネル100外面
は、この試算ではフラットだけでなく、曲率半径が変え
られる、Z軸に凹の形状のR球としている。
【0027】このモデルによる計算結果を図5に示す。
図5は縦軸が見かけ上の浮き上がり量(mm)、横軸が
蛍光スクリーン300の周辺を見る角度αである。図で
は、曲率半径RP(mm)をパラメータにし、周辺の浮
き上がり量をスクリーン中心での浮き上がり量でそれぞ
れノーマライズしてある。図5において、RP=900
00が平行平板に相当する場合と考えてよい。この計算
結果から次のことがいえる。 平行平板のパネルでも、周辺でより浮き上がる。 曲率半径が小さくなるほど周辺での浮き上がりが大き
くなる。 この図5の特性は観視者19とパネルとの距離の関数
である。 負のR球にすると浮き上がりを減らすことができる。 また、この計算では内面をフラットとし、外面をZ軸に
対して凹の形状としたが、ガラスパネル100をひっく
り返しても光学的にはほとんど変わらない。
図5は縦軸が見かけ上の浮き上がり量(mm)、横軸が
蛍光スクリーン300の周辺を見る角度αである。図で
は、曲率半径RP(mm)をパラメータにし、周辺の浮
き上がり量をスクリーン中心での浮き上がり量でそれぞ
れノーマライズしてある。図5において、RP=900
00が平行平板に相当する場合と考えてよい。この計算
結果から次のことがいえる。 平行平板のパネルでも、周辺でより浮き上がる。 曲率半径が小さくなるほど周辺での浮き上がりが大き
くなる。 この図5の特性は観視者19とパネルとの距離の関数
である。 負のR球にすると浮き上がりを減らすことができる。 また、この計算では内面をフラットとし、外面をZ軸に
対して凹の形状としたが、ガラスパネル100をひっく
り返しても光学的にはほとんど変わらない。
【0028】従って、実施の形態1では、図2に示すよ
うに、パネル1外面をZ軸に対して凸の形状とし、パネ
ル内面をZ軸に対して、垂直方向断面は直線形状、水平
方向断面は凸の形状としたものであり、これによりスク
リーン3周辺での浮き上がりの量を減らし、見かけ上の
スクリーン20をよりフラットに近づけるようにしてい
る。すなわち、図5で負のR球にして改良する要素を利
用している。実施の形態1では、パネル1外面をまず凸
の形状にすることにより、この発明の課題である見かけ
上のスクリーン20の周辺の浮き上がりを減らす手段と
し、パネル1内面の垂直方向断面を直線とすることで展
張型のシャドウグリル7が採用し易くしている。水平方
向断面については、シャドウグリル7のピッチ、電子ビ
ームの偏向中心面13での離軸量SBおよび浮き上がり
量を考慮して、Z軸に対し凸とする。
うに、パネル1外面をZ軸に対して凸の形状とし、パネ
ル内面をZ軸に対して、垂直方向断面は直線形状、水平
方向断面は凸の形状としたものであり、これによりスク
リーン3周辺での浮き上がりの量を減らし、見かけ上の
スクリーン20をよりフラットに近づけるようにしてい
る。すなわち、図5で負のR球にして改良する要素を利
用している。実施の形態1では、パネル1外面をまず凸
の形状にすることにより、この発明の課題である見かけ
上のスクリーン20の周辺の浮き上がりを減らす手段と
し、パネル1内面の垂直方向断面を直線とすることで展
張型のシャドウグリル7が採用し易くしている。水平方
向断面については、シャドウグリル7のピッチ、電子ビ
ームの偏向中心面13での離軸量SBおよび浮き上がり
量を考慮して、Z軸に対し凸とする。
【0029】本実施の形態1では、以上述べてきたよう
に、外面形状をZ軸に対して凸としてあるために、見か
け上のスクリーン20をよりフラットにすることができ
る。例えば、図18の従来例に比べて、垂直方向につい
て明らかに改善されている。しかも、パネル内面の垂直
軸V方向は断面が直線であるため、展張型のシャドウグ
リルを従来の考え方の延長で使用できる。
に、外面形状をZ軸に対して凸としてあるために、見か
け上のスクリーン20をよりフラットにすることができ
る。例えば、図18の従来例に比べて、垂直方向につい
て明らかに改善されている。しかも、パネル内面の垂直
軸V方向は断面が直線であるため、展張型のシャドウグ
リルを従来の考え方の延長で使用できる。
【0030】なお、図2に示したように外面が非球面の
形状は、反射光があったときに違和感をもって見えてし
まう。そのためパネル外面に反射防止膜15を設けて余
分な反射光はなくした方が好ましい。
形状は、反射光があったときに違和感をもって見えてし
まう。そのためパネル外面に反射防止膜15を設けて余
分な反射光はなくした方が好ましい。
【0031】以上の説明では、垂直軸V断面および水平
軸H断面の形状でその特徴を説明してきたが、両軸以外
の部分のパネル形状については、例えば連続で滑らかで
あれば、特に制限されるところのものはない。例えば、
図3で、垂直軸V断面の曲率半径をRV、水平軸H断面
の曲率半径をRHとしたときに、垂直軸VからΘ度離れ
た、中心を含む断面形状を概曲率半径Rとすれば、次の
式で表されるように中間部の形状を決めてもよい。 1/R2 =cos2 Θ/RV2 +sin2 Θ/RH2 この式は外面、内面いずれの非球面にも適用可能であ
る。
軸H断面の形状でその特徴を説明してきたが、両軸以外
の部分のパネル形状については、例えば連続で滑らかで
あれば、特に制限されるところのものはない。例えば、
図3で、垂直軸V断面の曲率半径をRV、水平軸H断面
の曲率半径をRHとしたときに、垂直軸VからΘ度離れ
た、中心を含む断面形状を概曲率半径Rとすれば、次の
式で表されるように中間部の形状を決めてもよい。 1/R2 =cos2 Θ/RV2 +sin2 Θ/RH2 この式は外面、内面いずれの非球面にも適用可能であ
る。
【0032】実施の形態2.図6は実施の形態2に係る
カラー受像管装置のパネル部分の要部断面図である。実
施の形態2に係るカラー受像管装置は、パネルの断面形
状を除き図1と同様である。この実施の形態2では、パ
ネル1の外面は実施の形態1の図2と同じである。パネ
ル1の内面は、垂直軸V方向および水平軸H方向ともZ
軸に凸の形状になされている。
カラー受像管装置のパネル部分の要部断面図である。実
施の形態2に係るカラー受像管装置は、パネルの断面形
状を除き図1と同様である。この実施の形態2では、パ
ネル1の外面は実施の形態1の図2と同じである。パネ
ル1の内面は、垂直軸V方向および水平軸H方向ともZ
軸に凸の形状になされている。
【0033】この形状のパネルを有する場合には、図7
に示すように、垂直偏向に関して、両サイド電子ビーム
の偏向中心面13での電子ビーム5のZ軸からの離軸寸
法SBの変化ΔSを利用する。すなわち、垂直偏向の場
合に電子ビーム5の離軸寸法をSBからSB+ΔSにす
るのである。いま、図1で偏向中心14からパネルスク
リーン3周辺までの距離をLとしたときに、シャドウグ
リル7とパネル1内面までの寸法qは q=La/3SB で表される。これは蛍光スクリーン3で3色の蛍光体を
最稠密構造に並べるための式である。ここでaはシャド
ウグリルのピッチである。
に示すように、垂直偏向に関して、両サイド電子ビーム
の偏向中心面13での電子ビーム5のZ軸からの離軸寸
法SBの変化ΔSを利用する。すなわち、垂直偏向の場
合に電子ビーム5の離軸寸法をSBからSB+ΔSにす
るのである。いま、図1で偏向中心14からパネルスク
リーン3周辺までの距離をLとしたときに、シャドウグ
リル7とパネル1内面までの寸法qは q=La/3SB で表される。これは蛍光スクリーン3で3色の蛍光体を
最稠密構造に並べるための式である。ここでaはシャド
ウグリルのピッチである。
【0034】ここで、垂直偏向時にSBを大きくし、q
を小さくするためには、SBをSB+ΔSとする必要が
あるわけである。SBをSB+ΔSに変更する手段とし
ては、例えば、偏向ヨーク6の垂直コイルの磁界をより
バレル磁界の方向とするか、または図1に破線で示した
ように、偏向ヨーク6の背面側に補助コイル12を設け
て、この補助コイル12にΔSを生じさせる磁界成分を
発生させるかする。この補助コイル12の例としては、
図8に示すように、ケイ素鋼板12aに補助コイル12
が巻回され、破線で示した磁界を発生せしめることによ
り、図7に示したΔSの成分を発生させる。
を小さくするためには、SBをSB+ΔSとする必要が
あるわけである。SBをSB+ΔSに変更する手段とし
ては、例えば、偏向ヨーク6の垂直コイルの磁界をより
バレル磁界の方向とするか、または図1に破線で示した
ように、偏向ヨーク6の背面側に補助コイル12を設け
て、この補助コイル12にΔSを生じさせる磁界成分を
発生させるかする。この補助コイル12の例としては、
図8に示すように、ケイ素鋼板12aに補助コイル12
が巻回され、破線で示した磁界を発生せしめることによ
り、図7に示したΔSの成分を発生させる。
【0035】このようにすることにより、垂直方向につ
いてもパネル内面形状をZ軸に対して凸の形状にするこ
とができる。しかもこの場合にはパネル内面形状をZ軸
に対して凸の方向としたために、外面の凸形状による浮
き上がりの成分を減らすことができ、フラットな見かけ
上のスクリーン20が得られ、より好ましい結果が得ら
れる。水平方向については、実施の形態1と同じであ
る。実施の形態2は実施の形態1に比べて、ガラスバル
ブとしての防爆性能の点で有利である。反射光について
は、反射防止膜15を設けるのが好ましい。
いてもパネル内面形状をZ軸に対して凸の形状にするこ
とができる。しかもこの場合にはパネル内面形状をZ軸
に対して凸の方向としたために、外面の凸形状による浮
き上がりの成分を減らすことができ、フラットな見かけ
上のスクリーン20が得られ、より好ましい結果が得ら
れる。水平方向については、実施の形態1と同じであ
る。実施の形態2は実施の形態1に比べて、ガラスバル
ブとしての防爆性能の点で有利である。反射光について
は、反射防止膜15を設けるのが好ましい。
【0036】実施の形態3.図9は実施の形態3に係る
カラー受像管装置のパネル部分の要部断面図である。実
施の形態3に係るカラー受像管装置は、パネルの断面形
状を除き図1と同様である。この実施の形態3では、パ
ネル1外面をZ軸に回転対称の凸形状としている。この
ようにすることで反射光はより素直な感じのものが得ら
れる。この場合でも反射防止膜15を設けるのが好まし
い。パネル1内面については実施の形態2と同じであ
る。
カラー受像管装置のパネル部分の要部断面図である。実
施の形態3に係るカラー受像管装置は、パネルの断面形
状を除き図1と同様である。この実施の形態3では、パ
ネル1外面をZ軸に回転対称の凸形状としている。この
ようにすることで反射光はより素直な感じのものが得ら
れる。この場合でも反射防止膜15を設けるのが好まし
い。パネル1内面については実施の形態2と同じであ
る。
【0037】実施の形態4.パネル内外面の形状を決め
るに当たり、垂直軸V方向はΔSと偏向特性及び見かけ
上のフラット性、水平軸H方向は見かけ上のフラット性
で決めてもよい。従って、この場合の設計残りは、異方
性の成分としてパネル1全面にわたり2mm以内が好ま
しい。設計上は水平方向については浮き上がり量のみを
考えればよいが、垂直方向についてはΔSを偏向ヨーク
6のみ、あるいはさらに補助コイル12も含めて設計す
る必要があり若干設計裕度が少ない。この場合、V軸の
パネル内面を凸の形状とするために、ΔSV>ΔSHの
傾向としいる。
るに当たり、垂直軸V方向はΔSと偏向特性及び見かけ
上のフラット性、水平軸H方向は見かけ上のフラット性
で決めてもよい。従って、この場合の設計残りは、異方
性の成分としてパネル1全面にわたり2mm以内が好ま
しい。設計上は水平方向については浮き上がり量のみを
考えればよいが、垂直方向についてはΔSを偏向ヨーク
6のみ、あるいはさらに補助コイル12も含めて設計す
る必要があり若干設計裕度が少ない。この場合、V軸の
パネル内面を凸の形状とするために、ΔSV>ΔSHの
傾向としいる。
【0038】実施の形態5.図10は実施の形態5に係
るカラー受像管のパネル部の内外面の曲率に対するスク
リーン周辺のウェッジ量を示す図である。また、表1は
対角寸法が27cm受像管の場合における図4、図5で
の具体的な計算例を示している。 表1 スクリーン形状が16:9の場合 a b c RI ei RO eO D 53度 3.1 133.9 8500 1.05 -13000 0.69 H 48度 2.25 112.7 7000 0.91 -1OOOO 0.64 V 29度 0.80 59.3 無限大 0 -6000 0.29 この表1の例は、従来から使用されてきた蛍光スクリー
ン3の横:縦比が16:9の場合で、図4に示す目の位
置19からパネル100ガラスの中心までの距離を95
mmとした時の見かけ上のスクリーン20の浮き上がり
の評価として、最悪のケースと考えられるユニットモデ
ルの例である。
るカラー受像管のパネル部の内外面の曲率に対するスク
リーン周辺のウェッジ量を示す図である。また、表1は
対角寸法が27cm受像管の場合における図4、図5で
の具体的な計算例を示している。 表1 スクリーン形状が16:9の場合 a b c RI ei RO eO D 53度 3.1 133.9 8500 1.05 -13000 0.69 H 48度 2.25 112.7 7000 0.91 -1OOOO 0.64 V 29度 0.80 59.3 無限大 0 -6000 0.29 この表1の例は、従来から使用されてきた蛍光スクリー
ン3の横:縦比が16:9の場合で、図4に示す目の位
置19からパネル100ガラスの中心までの距離を95
mmとした時の見かけ上のスクリーン20の浮き上がり
の評価として、最悪のケースと考えられるユニットモデ
ルの例である。
【0039】表1でD、H、Vはそれぞれスクリーンの
対角軸、水平軸、垂直軸に相当している。aは実際の受
像管の場合の偏向角αに相当し、それぞれの軸に対し
て、53度、48度、29度である。bは図5の横軸の
αに対応した平行平板のパネル1(RP=90,00
0)を使用した場合の浮き上がり量(mm)である。c
は、図15におけるlh、lvおよびZ軸から対角軸端
までの距離に相当する寸法である。パネル内面概曲率半
径RIは、例えばH軸断面で説明すると、R7000で
ある。この時の浮き上がり量bは4.5mmである。こ
こでは、外面、内面の両方の曲率半径RPを考えるた
め、内面の曲率半径をRIと記述し、外面側をROとし
ている。
対角軸、水平軸、垂直軸に相当している。aは実際の受
像管の場合の偏向角αに相当し、それぞれの軸に対し
て、53度、48度、29度である。bは図5の横軸の
αに対応した平行平板のパネル1(RP=90,00
0)を使用した場合の浮き上がり量(mm)である。c
は、図15におけるlh、lvおよびZ軸から対角軸端
までの距離に相当する寸法である。パネル内面概曲率半
径RIは、例えばH軸断面で説明すると、R7000で
ある。この時の浮き上がり量bは4.5mmである。こ
こでは、外面、内面の両方の曲率半径RPを考えるた
め、内面の曲率半径をRIと記述し、外面側をROとし
ている。
【0040】ところで、図4、図5の場合は観視者19
の目の位置から95mm離れた所にパネル100の中心
があり、それから13mm離れた内側のフラット面に蛍
光スクリーン300が配設されていることを考えている
が、ここで逆にフラット面を外側において、Z軸に対し
て(目の方向に対して)凸になるように、図10のよう
にR7000の蛍光スクリーンを設けると、要するに光
学系をひっくり返すと、光学的にはほとんど同じ特性と
みなせるから、周辺で浮き上がっていた量は、H軸を考
えるとパネル1内面中心位置より見かけの位置は、この
場合、2.25mm浮き上がることになる。従って、ス
クリーン中心では内面形状をR7000にしたことによ
る浮き上がり量ΔΔPが約0.7mmであるから、周辺
では1.55mmとなり、パネル中央とパネル周辺の浮
き上がり量の差を小さくすることができる。
の目の位置から95mm離れた所にパネル100の中心
があり、それから13mm離れた内側のフラット面に蛍
光スクリーン300が配設されていることを考えている
が、ここで逆にフラット面を外側において、Z軸に対し
て(目の方向に対して)凸になるように、図10のよう
にR7000の蛍光スクリーンを設けると、要するに光
学系をひっくり返すと、光学的にはほとんど同じ特性と
みなせるから、周辺で浮き上がっていた量は、H軸を考
えるとパネル1内面中心位置より見かけの位置は、この
場合、2.25mm浮き上がることになる。従って、ス
クリーン中心では内面形状をR7000にしたことによ
る浮き上がり量ΔΔPが約0.7mmであるから、周辺
では1.55mmとなり、パネル中央とパネル周辺の浮
き上がり量の差を小さくすることができる。
【0041】表1のeiはパネル内面でのZ軸に対して
どのくらい凸かを示す量であり、H方向については0.
91mmである。各軸について表したものが図10であ
り、3軸を重ねて描いてあり、横軸はスクリーン中心か
らの距離、縦軸はパネルのZ軸座標を示しており、外面
が凸状、内面は図に示すような球面でも円筒面でもな
い、非球面を示している。
どのくらい凸かを示す量であり、H方向については0.
91mmである。各軸について表したものが図10であ
り、3軸を重ねて描いてあり、横軸はスクリーン中心か
らの距離、縦軸はパネルのZ軸座標を示しており、外面
が凸状、内面は図に示すような球面でも円筒面でもな
い、非球面を示している。
【0042】すなわち、表1では、パネル外面だけの形
状を凸の状態にすることにより、平行平板のパネルガラ
スの浮き上がりを補正している。一方そのままでは、周
辺の肉厚が薄くなり、受像管の安全設計の点で不利であ
るから、言わば少しでもウェッジ分を持つ方向に、パネ
ル内面はZ軸に対して凸の状態にする。この例ではパネ
ル外面の傾向を、 ROV=6000<ROH=10,000<ROD=1
3,000 パネル内面の傾向を、 RIH=7000<RIV=∞ としている。また、上記例では27cm受像管の例で示
したが、51cm受像管に拡げても、同じ傾向であり、
曲率半径はここで示した値よりも具体的には大きくな
る。
状を凸の状態にすることにより、平行平板のパネルガラ
スの浮き上がりを補正している。一方そのままでは、周
辺の肉厚が薄くなり、受像管の安全設計の点で不利であ
るから、言わば少しでもウェッジ分を持つ方向に、パネ
ル内面はZ軸に対して凸の状態にする。この例ではパネ
ル外面の傾向を、 ROV=6000<ROH=10,000<ROD=1
3,000 パネル内面の傾向を、 RIH=7000<RIV=∞ としている。また、上記例では27cm受像管の例で示
したが、51cm受像管に拡げても、同じ傾向であり、
曲率半径はここで示した値よりも具体的には大きくな
る。
【0043】表1の例では、数値的には次の点で極端な
例となっている。すなわち、ア)目の位置19とスクリ
ーン中心までの寸法(視距離)95mmは一般的ではな
く、実際にはディスプレイ用途の受像管でも、300m
mから500mmぐらいが適当である。このことは、表
1の例を実際のサイズに展開した場合には、表1に示し
た曲率半径はもっと大きい値が適当であることを示して
いる。イ)パネル内面の例はパネル外面がフラットであ
る場合に、Z側に対して凸の状態にすることにより、平
行平板の場合の周辺での浮き上がり量を補正すべく検討
された値だから、浮き上がり量の点だけからいえば、こ
の量より増やす必要はない。
例となっている。すなわち、ア)目の位置19とスクリ
ーン中心までの寸法(視距離)95mmは一般的ではな
く、実際にはディスプレイ用途の受像管でも、300m
mから500mmぐらいが適当である。このことは、表
1の例を実際のサイズに展開した場合には、表1に示し
た曲率半径はもっと大きい値が適当であることを示して
いる。イ)パネル内面の例はパネル外面がフラットであ
る場合に、Z側に対して凸の状態にすることにより、平
行平板の場合の周辺での浮き上がり量を補正すべく検討
された値だから、浮き上がり量の点だけからいえば、こ
の量より増やす必要はない。
【0044】以上のような構成であるから、従来の図1
8の場合と違って、シャドウグリルを使って垂直軸方向
断面が直線としてあるにもかかわらず、浮き上がり量の
調整が自由に行われ得るために、よりフラット性を改良
した受像管とすることができる。この実施の形態5の場
合もパネル外面が非球面、非フラット面であるため、反
射光の点で難がある場合がある。その対処としてパネル
外面には反射防止膜を設けるのが好ましい。
8の場合と違って、シャドウグリルを使って垂直軸方向
断面が直線としてあるにもかかわらず、浮き上がり量の
調整が自由に行われ得るために、よりフラット性を改良
した受像管とすることができる。この実施の形態5の場
合もパネル外面が非球面、非フラット面であるため、反
射光の点で難がある場合がある。その対処としてパネル
外面には反射防止膜を設けるのが好ましい。
【0045】実施の形態6.図11は実施の形態6を示
すもので、各軸で若干のウェッジをもたせた例である。
この場合、パネル外面が凸であるためにパネル外面の反
射の点でフラット感としては不利な場合があるから、パ
ネル外面の曲率半径をRO、内面の曲率半径をRIとし
たとき、 RO>RI としている。具体的には、 ROV=10,000>RIV=6000 ROH=10,000>RIH=7000 ROD=13,000>RID=8500 としている。このようにしているから、本実施の形態の
場合には図10に比べて特に垂直方向でウェッジを増し
ている分だけ、受像管の安全設計の点で有利である。
すもので、各軸で若干のウェッジをもたせた例である。
この場合、パネル外面が凸であるためにパネル外面の反
射の点でフラット感としては不利な場合があるから、パ
ネル外面の曲率半径をRO、内面の曲率半径をRIとし
たとき、 RO>RI としている。具体的には、 ROV=10,000>RIV=6000 ROH=10,000>RIH=7000 ROD=13,000>RID=8500 としている。このようにしているから、本実施の形態の
場合には図10に比べて特に垂直方向でウェッジを増し
ている分だけ、受像管の安全設計の点で有利である。
【0046】実施の形態7.図12は実施の形態7を示
すもので、これは実施の形態6の場合の水平軸のパネル
外面を回転対称とした例である。図10に示すように最
小の曲率半径としてR6000の場合も考えられる。こ
の場合、図11の場合よりもパネル外面の反射の程度が
より品位として向上する。
すもので、これは実施の形態6の場合の水平軸のパネル
外面を回転対称とした例である。図10に示すように最
小の曲率半径としてR6000の場合も考えられる。こ
の場合、図11の場合よりもパネル外面の反射の程度が
より品位として向上する。
【0047】実施の形態8.本実施の形態8は、図10
でパネル外面形状を図12と同じとした例である。この
場合、見かけ上のフラット性を若干犠牲にし、パネル外
表面の反射の程度がより品位として向上する。もちろ
ん、この場合でも、パネル外面に反射防止膜を設けると
パネル外面を凸の状態にした欠点はカバーされる。
でパネル外面形状を図12と同じとした例である。この
場合、見かけ上のフラット性を若干犠牲にし、パネル外
表面の反射の程度がより品位として向上する。もちろ
ん、この場合でも、パネル外面に反射防止膜を設けると
パネル外面を凸の状態にした欠点はカバーされる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明による展張タイ
プのシャドウグリルを採用したカラー受像管装置では、
従来垂直方向についての見かけ上の浮き上がりの調整が
できなかったために、見かけ上のスクリーンに異方性が
残り、見かけ上のスクリーンのフラット性が良くなかっ
たが、これを改善できる。
プのシャドウグリルを採用したカラー受像管装置では、
従来垂直方向についての見かけ上の浮き上がりの調整が
できなかったために、見かけ上のスクリーンに異方性が
残り、見かけ上のスクリーンのフラット性が良くなかっ
たが、これを改善できる。
【0049】また、従来のカラー受像管パネルはウェッ
ジがついていなかったために静的な受像管としての強度
も若干問題があったが、この発明ではこれらの問題を解
決乃至改善でき、より好ましいフラットなスクリーンの
構成とすることができる。
ジがついていなかったために静的な受像管としての強度
も若干問題があったが、この発明ではこれらの問題を解
決乃至改善でき、より好ましいフラットなスクリーンの
構成とすることができる。
【0050】また、垂直方向に展張されている従来の形
のシャドウグリルをそのまま使用できるため、新たな部
品の開発を必要としない。
のシャドウグリルをそのまま使用できるため、新たな部
品の開発を必要としない。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る展張型シャド
ウグリルを具備したカラー受像管を示す一部断面側面図
である。
ウグリルを具備したカラー受像管を示す一部断面側面図
である。
【図2】 実施の形態1の動作を説明するパネル部の断
面図である。
面図である。
【図3】 実施の形態1の原理を説明するためのスクリ
ーンを示す正面図である。
ーンを示す正面図である。
【図4】 この発明の原理を説明するためのパネル部を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】 この発明の計算例を説明するためのグラフで
ある。
ある。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る展張型シャド
ウグリルを具備したカラー受像管のパネル部を示す断面
図である。
ウグリルを具備したカラー受像管のパネル部を示す断面
図である。
【図7】 実施の形態2の作用を説明するためのスクリ
ーンを示す正面図でる。
ーンを示す正面図でる。
【図8】 実施の形態2で使用される補助コイルを示す
図である。
図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係る展張型シャド
ウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部を示す
断面図である。
ウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部を示す
断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態5に係る展張型シャ
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
【図11】 この発明の実施の形態6に係る展張型シャ
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
【図12】 この発明の実施の形態7に係る展張型シャ
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
ドウグリルを具備したカラー受像管装置のパネル部の内
外面の曲率に対するスクリーン周辺のウェッジ量を示す
図である。
【図13】 従来のカラー受像管装置を示す一部断面側
面図である。
面図である。
【図14】 従来のカラー受像管装置で使用される展張
型シャドウグリルを示す斜視図である。
型シャドウグリルを示す斜視図である。
【図15】 スクリーンの座標系を説明する図である。
【図16】 従来の平行平板のパネルを示す断面図であ
る。
る。
【図17】 図16のパネルの特性を説明する図であ
る。
る。
【図18】 従来の改良型パネルを示す断面図である。
【図19】 図18のパネルの特性を説明する図であ
る。
る。
1 カラー受像管のパネル、2 カラー受像管のファン
ネル、3 蛍光面スクリーン、4 電子銃、5 電子ビ
ーム、6 偏向ヨーク、7 展張型のシヤドウグリル、
8 フレーム、9 テープ状の条片、10 アパーチヤ
ーグリル、11 スリット状の開口、12 補助コイ
ル、13 偏向中心面、14 偏向中心、15 反射防
止膜、19 観視者、20 見かけ上のスクリーン、Z
スクリーン中心軸、V スクリーン垂直軸、H スク
リーン水平軸。
ネル、3 蛍光面スクリーン、4 電子銃、5 電子ビ
ーム、6 偏向ヨーク、7 展張型のシヤドウグリル、
8 フレーム、9 テープ状の条片、10 アパーチヤ
ーグリル、11 スリット状の開口、12 補助コイ
ル、13 偏向中心面、14 偏向中心、15 反射防
止膜、19 観視者、20 見かけ上のスクリーン、Z
スクリーン中心軸、V スクリーン垂直軸、H スク
リーン水平軸。
Claims (11)
- 【請求項1】 外囲器を構成するパネルと、このパネル
の内面に形成されるスクリーンに対向して設けられた展
張型シャドウグリルとを有し、上記スクリーンの中心を
含み、その鉛直方向で観視者側をZ軸とするとき、パネ
ル外面断面は、スクリーンの垂直方向及び水平方向でと
もにZ軸方向に凸、パネル内面断面は、垂直方向でほぼ
直線、水平方向でZ軸に対して凸の形状になされている
ことを特徴とする展張型シャドウグリルを具備したカラ
ー受像管装置。 - 【請求項2】 パネルの外面は、垂直方向断面概形状を
曲率半径ROV、水平方向断面概形状を曲率半径ROH
とするとき、ROV<ROHの凸の形状になされている
ことを特徴とする請求項1記載の展張型シャドウグリル
を具備したカラー受像管装置。 - 【請求項3】 パネル外面は、曲率半径がR6000以
上のフラット形状を有し、パネル内面は、垂直方向断面
および水平方向断面がZ軸に対して凸の形状になされて
いることを特徴とする展張型シャドウグリルを具備した
カラー受像管装置。 - 【請求項4】 パネル外面は、Z軸に回転対称の凸の形
状になされていることを特徴とする請求項1または請求
項3記載の展張型シャドウグリルを具備したカラー受像
管装置。 - 【請求項5】 各軸断面の外面概曲率半径をRO、内面
概曲率半径をRIとしたとき、RO>RIとしたことを
特徴とする請求項3記載の展張型シャドウグリルを具備
したカラー受像管装置。 - 【請求項6】 パネルの内面形状は、垂直方向断面が、
偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔS量と偏向特性
を、また、水平方向断面が、見かけ上のフラット性を重
視して設定されていることを特徴とする請求項3または
請求項5記載の展張型シャドウグリルを具備したカラー
受像管装置。 - 【請求項7】 電子ビームの偏向時に、垂直方向と水平
方向とで偏向中心面での電子ビーム位置変化分ΔSの量
を異ならしめたことを特徴とする請求項6記載の展張型
シャドウグリルを具備したカラー受像管装置。 - 【請求項8】 偏向中心面での電子ビーム位置変化分Δ
Sの量を、水平偏向時より垂直偏向時に大きくしたこと
を特徴とする請求項6または請求項7記載の展張型シャ
ドウグリルを具備したカラー受像管装置。 - 【請求項9】 偏向中心面での電子ビーム位置変化分Δ
Sの生成手段として、偏向ヨーク垂直コイルによる偏向
磁界分布をバレル磁界としたことを特徴とする請求項6
乃至請求項8のいずれか一項記載の展張型シャドウグリ
ルを具備したカラー受像管装置。 - 【請求項10】 偏向中心面での電子ビーム位置変化分
ΔSの生成手段として、偏向ヨークの電子銃側に電子ビ
ームに作用する磁界を発生する補助コイルを設けたこと
を特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項記載
の展張型シャドウグリルを具備したカラー受像管装置。 - 【請求項11】 パネルの外面に反射防止膜が設けられ
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいず
れか一項記載の展張型シャドウグリルを具備したカラー
受像管装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23686697A JP3282553B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 展張型シャドウグリルを具備したカラー受像管装置 |
| TW087108003A TW393661B (en) | 1997-09-02 | 1998-05-22 | Color picture tube device with stretched shadow grille |
| US09/090,085 US6133681A (en) | 1997-09-02 | 1998-06-04 | Color picture tube device having contoured panel and auxiliary coil for reducing apparent screen distortions |
| DE69813973T DE69813973T2 (de) | 1997-09-02 | 1998-06-11 | Farbildröhre mit gespannter Schattenmaske |
| EP98304640A EP0901145B1 (en) | 1997-09-02 | 1998-06-11 | Color picture tube device having tension-type shadow grille |
| KR1019980029071A KR100288030B1 (ko) | 1997-09-02 | 1998-07-20 | 인장형섀도우그릴을구비한컬러수상관장치 |
| CNB981168825A CN1149621C (zh) | 1997-09-02 | 1998-08-04 | 具有压力型荫罩格栅的彩色显像管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23686697A JP3282553B2 (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 展張型シャドウグリルを具備したカラー受像管装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3282553B2 (ja) |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP23686697A patent/JP3282553B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3282553B2 (ja) | 2002-05-13 |
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