JPH1187268A - 半導体装置、半導体装置の製造方法、および半導体装置の製造装置 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法、および半導体装置の製造装置

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JPH1187268A
JPH1187268A JP24385897A JP24385897A JPH1187268A JP H1187268 A JPH1187268 A JP H1187268A JP 24385897 A JP24385897 A JP 24385897A JP 24385897 A JP24385897 A JP 24385897A JP H1187268 A JPH1187268 A JP H1187268A
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JP
Japan
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tungsten film
semiconductor substrate
wiring layer
semiconductor device
tungsten
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JP24385897A
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English (en)
Inventor
Takashi Harada
剛史 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】選択的タングステン気相成長によりスルーホー
ルを埋め込む場合、配線層間の接触抵抗を実用上十分に
低くできる半導体装置、半導体装置の製造方法、および
半導体装置の製造装置を提供する。 【解決手段】半導体基板101上にアルミニウム合金膜
を用いて下部配線層102を形成する。次に、下部配線
層102上に層間絶縁膜103を堆積し、スルーホール
104を形成する。次に、選択的タングステン気相成長
により、下部配線層102のスルーホール104露出部
に第1タングステン膜105を成長させる。この際、半
導体基板101の温度を200〜260℃とする。次
に、選択的タングステン気相成長により、第1タングス
テン膜105上に第2タングステン膜107を成長さ
せ、スルーホール104を埋め込む。この際、半導体基
板101の温度を280〜340℃とする。最後に、上
部配線層108を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、半導
体装置の製造方法、および半導体装置の製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の高集積化に伴って配線層が
多層(mutilevel)化し、また、配線層間を接続するス
ルーホールのアスペクト比は増大している。そのため、
高アスペクト比のスルーホールを確実に埋め込む技術の
必要性が高まっている。また、製造原価の低減という観
点から、配線工程の単純化が求められている。以上のよ
うな要求に答える技術として、選択的タングステン気相
成長がある。
【0003】図11(d)に選択的タングステン気相成
長を用いて製造した半導体装置の腰部断面図を示す。図
11(d)の半導体装置は、半導体基板1と、半導体基
板1上に形成された下部配線層2と、下部配線層2上に
位置するスルーホール4を有する層間絶縁膜3と、スル
ーホール4内に埋め込まれたタングステン膜5と、タン
グステン膜5を介して下部配線層に電気的に接続されて
いる上部配線層7とを備えている。
【0004】次に、図11(a)〜(d)を参照しなが
ら、上記半導体装置の製造方法を簡単に説明する。
【0005】まず、図11(a)に示すように半導体基
板1上に下部配線層2を形成する。次に、図11(b)
に示すように半導体基板1および下部配線層2上に層間
絶縁膜3を堆積し、下部配線層2上の所定の位置にスル
ーホール4を形成する。次に、図11(c)に示すよう
に、六フッ化タングステンとシランを用いた選択的タン
グステン気相成長により、下部配線層2のうちスルーホ
ール4を介して露出する部分の上に選択的にタングステ
ン膜5を成長させる。最後に、図11(d)に示すよう
に上部配線層7を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】選択的タングステン気
相成長によりスルーホール4の埋め込みを行なう場合、
配線層(2および7)間の接触抵抗(以後スルーホール
抵抗と記す)は、事実上、下部配線層2とタングステン
膜5の界面の抵抗、およびタングステン膜5の比抵抗に
より決まる。上述の従来技術には、スルーホール抵抗が
高く、半導体装置の動作速度の向上を妨げるという大き
な問題がある。
【0007】本発明の主要な目的は、選択的タングステ
ン気相成長を用いた場合でも、スルーホール抵抗を実用
上十分に低下させた半導体装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、そのような半導体装置の製
造方法および半導体装置の製造装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板と、前記半導体基板上に金属膜または金属合
金膜を用いて形成された下部配線層と、前記下部配線層
上に位置するスルーホールを有して前記下部配線層上に
形成された層間絶縁膜と、前記スルーホール中に埋め込
まれたシリコン原子を含むタングステン膜と、前記タン
グステン膜上に形成された上部配線層とを備えた半導体
装置であって、前記下部配線層中において前記タングス
テン膜と接する部分のフッ素原子濃度は5.0×1020
個/cm3以下であり、しかも、前記タングステン膜は
シリコン原子濃度が2.0at%以下となる部分を有し
ている。
【0009】本発明の半導体装置の製造方法は、金属膜
または金属合金膜を用いて半導体基板上に下部配線層を
形成する工程と、前記下部配線層上に層間絶縁膜を堆積
する工程と、前記下部配線層に達するスルーホールを前
記層間絶縁膜中に形成する工程と、前記下部配線層のう
ち前記スルーホールを介して露出する部分の上のみに選
択的に第1タングステン膜を成長させる工程と、前記第
1タングステン膜の上のみに選択的に第2タングステン
膜を成長させる工程と、前記第2タングステン膜上に上
部配線層を形成する工程とを包含し、しかも前記第1タ
ングステン膜を成長させる工程における前記半導体基板
の温度と、前記第2タングステン膜を成長させる工程に
おける前記半導体基板の温度とが異なる。
【0010】前記第1タングステン膜を成長させる工程
における半導体基板の温度を200℃以上260℃以下
とすることが好ましい。
【0011】前記第2タングステン膜を成長させる工程
における半導体基板の温度を280℃以上340℃以下
とすることが好ましい。
【0012】本発明の半導体装置の製造装置は、気相成
長チャンバを備えた半導体装置の製造装置であって、前
記気相成長チャンバは、半導体基板を保持および加熱す
る機能を有するサセプタと、前記半導体基板を加熱する
機能を有する、前記サセプタ以外の加熱器と、前記サセ
プタ上の前記半導体基板を六フッ化タングステンを含む
混合ガスに暴露する機構とを有する。
【0013】前記半導体基板を六フッ化タングステンを
含む混合ガスに暴露する際に、前記半導体基板の温度が
200℃以上260℃以下となるように制御された後、
前記半導体基板の温度が280℃以上340℃以下とな
るように制御されることが好ましい。
【0014】前記半導体基板の温度が280℃以上34
0℃以下となるように制御されるとき、少なくとも前記
加熱器が用いられることが好ましい。
【0015】本発明の他の半導体装置の製造装置は、半
導体基板を保持および加熱する機能を有する第1サセプ
タと、前記第1サセプタ上に置かれた前記半導体基板を
六フッ化タングステンを含む混合ガスに暴露する第1機
構とを有する第1気相成長チャンバと、前記半導体基板
を保持および加熱する機能を有する第2サセプタと、前
記第2サセプタ上に置かれた前記半導体基板を六フッ化
タングステンを含む混合ガスに暴露する第2機構とを有
する第2気相成長チャンバとを備えた半導体装置の製造
装置であって、動作時において、前記第1気相成長チャ
ンバ内の前記サセプタの温度と前記第2気相成長チャン
バ内の前記サセプタの温度とが異なる。
【0016】前記半導体基板を六フッ化タングステンを
含む混合ガスに暴露する際に、前記第1気相成長チャン
バ内の前記半導体基板の温度が200℃以上260℃以
下となるように制御される構成とすることが好ましい。
【0017】前記半導体基板を六フッ化タングステンを
含む混合ガスに暴露する際に、前記第2気相成長チャン
バ内の前記半導体基板の温度が280℃以上340℃以
下となるように制御される構成とすることが好ましい。
本発明の他の半導体装置は、半導体基板と、前記半導体
基板上に金属膜または金属合金膜を用いて形成された下
部配線層と、前記下部配線層上に位置するスルーホール
を有して前記下部配線層上に形成された層間絶縁膜と、
前記スルーホール中に埋め込まれたシリコン原子を含む
タングステン膜と、前記タングステン膜上に形成された
上部配線層とを備えた半導体装置であって、前記タング
ステン膜は、前記下部配線に接する第1タングステン膜
と、前記第1タングステン膜上に設けられた第2タング
ステン膜とを含んでおり、前記第2タングステン膜のシ
リコン濃度は前記第1タングステン膜のシリコン濃度よ
りも小さいことを特徴とする。
【0018】前記第1タングステン膜は、前記第2タン
グステン膜の成長温度よりも低い温度で成長させられた
ものであることが好ましい。
【0019】前記第1タングステン膜の厚さは、前記第
2タングステン膜の厚さよりも小さいことが好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】前述した従来の方法により半導体
装置を製造すると、下部配線層とタングステン膜の界面
に厚さ10nm程度の中間層が生成する。この中間層
は、アルミニウムに六フッ化タングステンの構成元素で
あるフッ素が拡散することによって生成したものであ
る。この層の比抵抗はアルミニウムやタングステンの比
抵抗と比較して著しく高く、下部配線層とタングステン
膜の界面の抵抗を増大させる。下部配線層とタングステ
ン膜の界面の抵抗は、選択的タングステン気相成長の際
の半導体基板の温度が高くなるほど上昇する。これは、
中間層中のフッ素原子濃度が増大するためである。
【0021】また、六フッ化タングステンとシランを用
いた選択的タングステン気相成長により堆積したタング
ステン膜中にはシリコン原子が多く含有される。このシ
リコン原子は、膜中を運動する電子を散乱し、結果とし
てタングステン膜の比抵抗の増大をもたらす。タングス
テン膜の比抵抗は、選択的タングステン気相成長の際の
半導体基板の温度が低くなるほど上昇する。これは、タ
ングステン膜中のシリコン原子濃度が増大するためであ
る。
【0022】本発明では、タングステン膜の選択成長に
際して、下部配線層に接触する下部と接触しない上部と
でタングステン膜の成長条件を変化させることにより、
中間層のフッ素原子濃度を低く抑えながら、タングステ
ン膜中のシリコン原子濃度の増加を抑えた半導体装置を
提供する。具体的には、下部配線層に接触する底部のタ
ングステン膜を形成する時には、シリコン原子濃度の増
加は気にすることなくフッ素の拡散が生じにくい条件で
第1タングステン膜の成長を行う。次に、ある程度の厚
さに第1タングステン膜を成長させた後、今度はシリコ
ン原子濃度が低く抑えられる条件で第2タングステン膜
の成長を行う。この第2タングステン膜の成長時は、そ
の下にすでに第1タングステン膜が存在するため、フッ
素原子の拡散を気にすることなく、シリコン原子濃度を
低下させる最適な条件でタングステン膜の成長行うこと
ができる。
【0023】後に詳しく説明するように、フッ素の拡散
を抑える成長条件と、シリコン原子濃度を低く抑える成
長条件とは両立しない。このため、従来のように一つの
条件(たとえば基板温度を一定にする条件で)でタング
ステン成長膜の形成を行うと、中間層の抵抗またはタン
グステン膜自体の抵抗のいずれか一方が高くなるため、
本発明の半導体装置が示すような低いスルーホール抵抗
は得られない。本発明は、この点に着目してなされたも
のであり、2段階にわけてタングステン膜の成長を行う
ことに大きな特徴を有している。
【0024】以下、添付図面を参照しながら本発明の実
施形態を説明する。
【0025】(第1の実施形態)図1(a)から(e)
を参照する。
【0026】図1(e)に示される半導体装置は、半導
体基板101と、半導体基板101上に形成された下部
配線層102と、下部配線層102上に位置するスルー
ホール104を有する層間絶縁膜103と、スルーホー
ル104内に埋め込まれた第1タングステン膜105
と、スルーホール104内にあって第1タングステン膜
105上に設けられた第2タングステン膜107と、第
2タングステン膜107上に形成された上部配線層10
8とを備えている。
【0027】下部配線層102と第1タングステン膜1
05の界面には中間層106が形成されているが、本実
施形態においては、中間層106中のフッ素原子濃度は
5.0×1020個/cm3以下となるように調整されて
いる。
【0028】また、第2タングステン膜107中のシリ
コン原子濃度は2.0at%以下となるように調整され
ている。
【0029】このような構成とすることにより、従来の
技術と比較してスルーホール抵抗を低下させることが可
能となる。その理由は以下の通りである。
【0030】中間層106中のフッ素原子濃度が5.0
×1020個/cm3以下の場合には、下部配線層102
と第1タングステン膜105の界面の抵抗は十分に小さ
く、スルーホール抵抗は概ねスルーホール104に埋め
込まれる第2タングステン膜107の比抵抗により決ま
る。第2タングステン膜107の比抵抗は、膜中のシリ
コン原子濃度を2.0at%以下としているために、従
来の技術におけるタングステン膜5の比抵抗と比較して
低下する。この比抵抗の低下に相当する分だけスルーホ
ール抵抗を低下させることができる。
【0031】次に、この半導体装置の製造方法を説明す
る。
【0032】まず、図1(a)に示すように、半導体基
板101上に下部配線層102を形成する。下部配線層
102の形成は、アルミニウム合金膜をスパッタリング
法により半導体基板101上の全面に堆積させた後、リ
ソグラフィー法およびドライエッチング法により所定の
形状に加工することにより行なう。本実施形態では、下
部配線層102の厚さを500nmとしている。また、
アルミニウム合金膜の組成はアルミニウムが99.5w
t%、銅が0.5wt%である。
【0033】次に、図1(b)に示すように、プラズマ
励起方式の気相成長法により層間絶縁膜103を堆積し
た後、リソグラフィー法およびドライエッチング法によ
り下部配線層102上の所定の位置にスルーホール10
4を形成する。本実施形態では、下部配線層102上の
層間絶縁膜103の厚さ、すなわちスルーホール104
の深さを1000nmとしている。
【0034】次に、六フッ化タングステンとシランを用
いた選択的タングステン気相成長により、図1(c)に
示すように、下部配線層102のうちスルーホール10
4を介して露出している部分の上に選択的に第1タング
ステン膜105を成長させる。第1タングステン膜10
5の成長時には、半導体基板101の温度を220℃、
六フッ化タングステンの分圧を0.35Pa、シランの
分圧を0.25Paとしている。また、形成する第1タ
ングステン105の厚さは、スルーホールの深さよりも
充分に小さくなるようにする。本実施形態では、第1タ
ングステン膜105の厚さを100nmとしている。第
1タングステン膜105の成長とともに、下部配線層1
02と第1タングステン膜105の界面に厚さ約10n
mの中間層106が形成されるが、上記のような成長条
件の場合には中間層106中のフッ素原子濃度は約2.
0×1020個/cm3に抑えられる。この第1タングス
テン膜105の厚さは約30nm以上に設定することが
好ましい。その理由は、第1タングステン膜105を3
0nmを下回る厚さになるように薄く成長させた場合、
第1タングステン膜105が連続した層に成長しておら
ず、第2タングステン膜107成長時において、六フッ
化タングステンの拡散を充分に阻止することができない
からである。また、第1タングステン膜105の厚さの
上限は、スルーホール抵抗を如何に小さく抑えるかに依
存して決定されるが、第2タングステン膜107の厚さ
よりも薄く設定することが好ましい。比抵抗の相対的に
低い第2タングステン膜107を用いてスルーホール内
を半分以上埋め込むことが、抵抗低減の観点から好まし
いからである。
【0035】次に、図1(d)に示すように、六フッ化
タングステンとシランを用いた選択的タングステン気相
成長により、第1タングステン膜105の上に選択的に
第2タングステン膜107を成長させる。第2タングス
テン膜107の成長時には、半導体基板101の温度を
300℃、六フッ化タングステンの分圧を0.35P
a、シランの分圧を0.25Paとしている。また、本
実施形態では、第2タングステン膜107の厚さを90
0nmとしている。これによりスルーホール104は完
全に埋め込まれる。第2タングステン膜107中にはシ
リコン原子が含まれるが、上記のような成長条件の場合
にはシリコン原子濃度は約1at%となる。
【0036】最後に、図1(e)に示すように、第2タ
ングステン膜107上に上部配線層108を形成する。
上部配線層108の形成は、下部配線層102と同様の
方法で行なうことができる。本実施形態では、上部配線
層108の厚さおよびアルミニウム合金の組成を下部配
線層102と同一としている。
【0037】このような方法により半導体装置を製造す
ると、下部配線層102と第1タングステン膜105の
界面に形成される中間層106中のフッ素原子濃度は約
2.0×1020個/cm3となり、かつ、第2タングス
テン膜107中のシリコン原子濃度は約1at%となる
ので、スルーホール抵抗を従来の技術と比較して低下さ
せることができる。
【0038】図2に第1の実施形態における半導体装置
の製造装置の構成を示す。図2の装置は、導入チャンバ
109と、中間チャンバ110と、気相成長チャンバ1
11とを備えている。導入チャンバ109と中間チャン
バ110の中間にはバルブ112が設置され、中間チャ
ンバ110と気相成長チャンバ111の中間にはバルブ
113が設置されている。
【0039】図3に気相成長チャンバ111の構成を示
す。図3のチャンバ111は、六フッ化タングステン導
入口116とシラン導入口117と排気口118を有し
ており、その内部には半導体基板(ウェハ)を保持する
サセプタ114が設けられている。サセプタ114の内
部には抵抗加熱機構115が設置されており、サセプタ
114を介して半導体基板を加熱することができる。ま
た、抵抗加熱機構115以外の加熱器として、ランプ加
熱機構119が設けられている。
【0040】この半導体装置の製造装置の動作は以下の
通りである。
【0041】まず、導入チャンバ109を大気解放し、
図1(b)までの工程が終了した半導体基板101を導
入チャンバ109内に導入した後に、導入チャンバ10
9内部の大気を排気する。導入チャンバ109の排気は
ロータリーポンプとルーツブロワーポンプを直列に接続
したものによって行なう。導入チャンバ109内部の圧
力が1.0×10-1Pa以下になるまで排気を継続す
る。
【0042】導入チャンバ109の内部の圧力が1.0
×10-1Paに到達したら、バルブ112を通じて半導
体基板101を中間チャンバ110に搬送する。中間チ
ャンバ110の内部ははターボ分子ポンプによって排気
されており、1.0×10-3Pa程度の圧力に維持され
ている。続いて、バルブ113を通じて半導体基板10
1を気相成長チャンバ111に搬送する。気相成長チャ
ンバ111の内部は排気口118を通じてターボ分子ポ
ンプにより排気されており、そのベース圧力は1.0×
10-5Pa程度である。
【0043】気相成長チャンバ111に搬送された半導
体基板101は、図3に示すサセプタ114の上に保持
される。サセプタ114は抵抗加熱機構115により2
40℃に加熱されている。サセプタ114上の半導体基
板101は接触による熱移動により加熱され、やがて定
常温度である220℃に達する。サセプタ114の加熱
温度は、半導体基板101の定常温度が所望の値となる
ように設定する。本実施形態では、サセプタ114の温
度と半導体基板101の定常温度との間の差異は20℃
程度である。
【0044】半導体基板101が定常温度に到達した
ら、六フッ化タングステン導入口116から六フッ化タ
ングステンを、シラン導入口117からシランを導入す
る。この際、六フッ化タングステンの分圧が0.35P
a、シランの分圧が0.25Paとなるよう、六フッ化
タングステン導入口116からの六フッ化タングステン
の導入量、シラン導入口117からのシラン導入量、お
よび排気口118からの排気速度を調節する。導入を開
始してから30秒後に六フッ化タングステンおよびシラ
ンの導入を停止する。以上の動作により、下部配線層1
02のスルーホール104露出部のみに選択的に厚さ1
00nmの第1タングステン膜105が成長する(図1
(c)参照)。これとともに、下部配線層102と第1
タングステン膜105の界面には中間層106が形成さ
れるが、中間層106中のフッ素原子濃度は約2.0×
1020個/cm3となる。
【0045】次に、ランプ加熱機構119を動作させる
ことによって半導体基板101の温度を300℃に上昇
させる。この状態で再度、六フッ化タングステン導入口
116から六フッ化タングステンを、シラン導入口11
7からシランを導入し、六フッ化タングステンの分圧を
0.35Pa、シランの分圧を0.25Paとする。導
入を開始してから180秒後に六フッ化タングステンお
よびシランの導入を停止する。以上の動作により、第1
タングステン膜105上に厚さ900nmの第2タング
ステン膜107が成長する。第2タングステン膜107
中にはシリコンが含まれるが、膜中のシリコン原子濃度
は約1at%となる。
【0046】最後に、バルブ113、中間チャンバ11
0、バルブ112を経由して半導体基板101を導入チ
ャンバ109に搬送し、導入チャンバ109を大気解放
した後に装置外に排出して、動作を終了する。
【0047】このような装置により半導体装置を製造す
ると、下部配線層102と第1タングステン膜105に
界面に形成される中間層106中のフッ素原子濃度は約
2.0×1020個/cm3となり、かつ、第2タングス
テン膜107中のシリコン原子濃度は約1at%とする
ことができるので、スルーホール抵抗を従来の技術と比
較して低下させることができる。
【0048】本実施形態および従来技術について、スル
ーホール抵抗のスルーホール直径依存性を比較した結果
を図4に示す。図4から明らかなように、本実施形態の
場合、従来の技術と比較してスルーホール抵抗が4割程
度低下している。
【0049】ここで、第1タングステン膜105成長の
際の半導体基板101の温度(以後T1と記す)の設定
方法について説明する。図5にT1とスルーホール抵抗
および中間層106中のフッ素原子濃度との関係を示
す。図5から明らかなように、T1が260℃を超える
とスルーホール抵抗は著しく上昇する。これは、中間層
106中のフッ素原子濃度が増大するためである。一
方、T1を200℃以下としてもスルーホール抵抗は上
昇する。これは、第1タングステン膜105の成長が不
均一となり、下部配線層102のスルーホール104露
出部が第1タングステン膜105によって十分に被覆さ
れなくなるためである。以上のことから、T1は200
℃以上260℃以下の温度領域に設定するのが望まし
い。このとき、中間層106中のフッ素原子濃度は5.
0×1020個/cm3以下となる。
【0050】続いて、第2タングステン膜107成長の
際の半導体基板101の温度(以後T2と記す)の設定
方法について説明する。図6にT2とスルーホール抵抗
および第2タングステン膜107中のシリコン原子濃度
との関係を示す。図6から明らかなように、T2が高く
なるほどスルーホール抵抗は低下する。スルーホール抵
抗の低下は、T2が280℃以下の領域で顕著であり、
T2が280℃を超えると飽和傾向を示す。一方、T2
を340℃以上とすると、層間絶縁膜103上にもタン
グステン膜が成長するようになる。層間絶縁膜103上
に成長したタングステン膜は、上部配線層108間のシ
ョートなどの不良を引き起こす。以上のことから、T2
は280℃以上340℃以下の温度領域の設定するのが
望ましい。このとき、第2タングステン膜107中のシ
リコン原子濃度は2.0at%以下となる。
【0051】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。
【0052】図7に第2の実施形態における半導体装置
の製造装置の構成を示す。図7の装置は、導入チャンバ
120と、中間チャンバ121と、第1気相成長チャン
バ123と、第2気相成長チャンバ124とを備えてい
る。導入チャンバ120と中間チャンバ121の間には
バルブ122が設置され、中間チャンバ121と第1気
相成長チャンバ123との中間にはバルブ125が設置
され、中間チャンバ121と第2気相成長チャンバ12
4との間にはバルブ126が設置されている。
【0053】図8に第1気相成長チャンバ123の構成
を示す。図8の第1気相成長チャンバ123は、六フッ
化タングステン導入口129とシラン導入口130と排
気口131とを有しており、その内部には半導体基板
(ウェハ)101を保持するサセプタ127が設けられ
ている。サセプタ127の内部には抵抗加熱機構128
が設置されており、サセプタ127を介して半導体基板
101を加熱することができる。
【0054】また、図9に第2気相成長チャンバ124
の構成を示す。図9の第2気相成長チャンバ124は、
六フッ化タングステン導入口134とシラン導入口13
5と排気口136とを有しており、その内部には半導体
基板(ウェハ)101を保持するサセプタ132が設け
られている。サセプタ132の内部には抵抗加熱機構1
33が設置されており、サセプタ132を介して半導体
基板101を加熱することができる。このチャンバ12
4は、図3のチャンバ123の構成と同一の構成を有し
ている。
【0055】本実施形態が第1の実施形態と異なるの
は、第1タングステン膜105の成長と第2タングステ
ン膜107の成長をそれぞれ別のチャンバで行なってい
るという点である。この半導体装置の製造装置の動作は
以下の通りである。
【0056】まず、導入チャンバ120から半導体基板
101を導入し、バルブ122、中間チャンバ121、
バルブ125を経由して第1気相成長チャンバ123に
搬送する。第1気相成長チャンバ123に搬層された半
導体基板101は、抵抗加熱機構128により240℃
に加熱されたサセプタ127上に保持される。半導体基
板101の温度が定常温度である220℃に到達した
ら、六フッ化タングステン導入口129から六フッ化タ
ングステンを、シラン導入口130からシランを30秒
間導入する。続いて、バルブ125、中間チャンバ12
1、バルブ126を経由して半導体基板101を第2気
相成長チャンバ124に搬送する。第2気相成長チャン
バ124に搬層された半導体基板101は、抵抗加熱機
構133により320℃に加熱されたサセプタ132上
に保持される。この場合半導体基板101の定常温度は
300℃となる。半導体基板101の温度が定常温度に
到達したら、六フッ化タングステン導入口134から六
フッ化タングステンを、シラン導入口135からシラン
を180秒間導入する。最後に、バルブ126、中間チ
ャンバ121、バルブ122を経由して半導体基板10
1を導入チャンバ120に搬送し、導入チャンバ120
を大気解放した後に装置外に排出して、動作を終了す
る。このような装置により半導体装置を製造すると、第
2タングステン膜107成長の際、半導体基板101全
面において良好な温度均一性が得られるために、第1の
実施形態の場合と比較してスルーホール抵抗のばらつき
を低下させることができる。
【0057】本実施形態および第1の実施形態につい
て、スルーホール抵抗のばらつきのスルーホール直径依
存性を比較した結果を図10に示す。図10から明らか
なように、本実施形態の場合、第1の実施形態と比較し
て、スルーホール抵抗のばらつきが約1/2となってい
る。
【0058】以上の実施形態では、多層配線の例として
2層配線の場合を取り上げてきたが、本発明は3層以上
の多層配線にも容易に適用可能である。また、以上の実
施形態では例として配線層の形成にアルミニウム合金膜
を用いる場合を取り上げてきたが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、六フッ化タングステンとの反応によ
りその表面にフッ化物を生成する金属膜または金属合金
膜であれば同様に適用可能である。そのような膜の例と
しては銅膜および銅合金膜などが挙げられる。また、第
1の実施形態の場合には気相成長チャンバが1つの場合
について、第2の実施形態の場合には第1気相成長チャ
ンバと第2気相チャンバがそれぞれ1つの場合について
説明を行なったが、これらのチャンバを複数使用した形
態も当然存在する。その他、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々の形態に変形して実施することが可能であ
る。
【0059】なお、本願明細書で用いる「半導体基板」
の用語は、シリコンや化合物半導体から形成された基板
のみならず、絶縁基板上に半導体領域が設けられた基板
をも広く含むものと定義する。本願発明は半導体領域を
用いて形成した半導体素子を相互接続するための多層配
線構造の改良に係わるため、半導体素子や配線を支持す
るための基板の性質には特に制限されるものでない。そ
の観点から、「半導体装置」の用語も、広く半導体素子
を含む装置、たとえば絶縁基板上に形成された薄膜トラ
ンジスタや、それらを含むフラットパネルディスプレイ
等の装置をもカバーするものとする。
【0060】
【発明の効果】以上のように、請求項1の半導体装置に
よれば、下部配線層とタングステン膜の界面の抵抗は十
分に小さく、また、タングステン膜の比抵抗は従来の技
術と比較して低下する。従って、従来の技術と比較して
スルーホール抵抗を低下した半導体装置が提供され、動
作速度向上を期待できる。
【0061】また、請求項2の半導体装置の製造方法に
よれば、第1タングステン膜を成長させる工程における
半導体基板の温度と第2タングステン膜を成長させる工
程における半導体基板の温度と別々に設定できるため、
下部配線層とタングステン膜の界面の抵抗を小さくする
とともに、スルーホールを埋め込むタングステン膜の比
抵抗を低下させることができるようになる。
【0062】請求項3の半導体装置の製造方法によれ
ば、請求項2の半導体装置の製造方法において、第1タ
ングステン膜を成長させる工程における半導体基板の温
度が最適化される。
【0063】請求項4の半導体装置の製造方法によれ
ば、請求項2の半導体装置の製造方法において、第2タ
ングステン膜を成長させる工程における半導体基板の温
度が最適化される。
【0064】請求項5の半導体装置の製造装置によれ
ば、第1タングステン膜を成長させる工程と、第2タン
グステン膜を成長させる工程とにおいて、それぞれに最
適な温度で六フッ化タングステンを含む混合ガスに暴露
することができる。そのため、下部配線層とタングステ
ン膜の界面の抵抗を十分に小さく、また、タングステン
膜の比抵抗を従来の技術と比較して低下させることが容
易に行える。
【0065】請求項6および7の半導体装置の製造装置
によれば、請求項5の半導体装置の製造装置において、
半導体基板を六フッ化タングステンを含む混合ガスに暴
露する際の半導体基板の温度を最適化できる。
【0066】請求項8の半導体装置の製造装置によれ
ば、第1タングステン膜を成長させる工程と、第2タン
グステン膜を成長させる工程とにおいて、それぞれ最適
な温度で六フッ化タングステンを含む混合ガスに暴露す
ることができる。そのため、下部配線層とタングステン
膜の界面の抵抗を十分に小さく、また、タングステン膜
の比抵抗を従来の技術と比較して低下させることができ
る。また、温度の制御が安定して行えるので、スルーホ
ール抵抗のばらつきも低下させることができる。
【0067】請求項9および10の半導体装置の製造装
置によれば、請求項8の半導体装置の製造装置におい
て、半導体基板を六フッ化タングステンを含む混合ガス
に暴露する際の半導体基板の温度を最適化される。
【0068】請求項11から13の半導体装置によれ
ば、シリコン濃度が低く、従って比抵抗も低いタングス
テン膜が直接に下部配線に接触しておらず、相対的にシ
リコン濃度の高いタングステン膜が下部配線に接触して
いる。この結果、タングステン膜成長に際して生じる中
間層の抵抗増加を抑制しながら、タングステン膜の比抵
抗を全体として低く抑え、スルーホール抵抗の低い半導
体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)から(e)は、本発明における半導体装
置および半導体装置の製造方法の説明する工程断面図。
【図2】本発明の第1の実施形態における半導体装置の
製造装置の構成図。
【図3】本発明の第1の実施形態における半導体装置の
製造装置の気相成長チャンバの構成図。
【図4】本発明と従来技術とで、スルーホール抵抗のス
ルーホール直径依存性を比較して示すグラフ。
【図5】本発明について、第1タングステン膜成長の際
の半導体基板の温度と、スルーホール抵抗および中間層
中のフッ素原子濃度との関係を示すグラフ。
【図6】本発明について、第2タングステン膜成長の際
の半導体基板の温度と、スルーホール抵抗および第2タ
ングステン膜中のシリコン原子濃度との関係を示すグラ
フ。
【図7】本発明の第2の実施形態における半導体装置の
製造装置の構成図。
【図8】本発明の第2の実施形態における半導体装置の
製造装置の第1気相成長チャンバの構成図。
【図9】本発明の第2の実施形態における半導体装置の
製造装置の第2気相成長チャンバの構成図。
【図10】本発明の第1の実施形態と第2の実施形態と
で、スルーホール抵抗のばらつきのスルーホール直径依
存性を比較して示すグラフ。
【図11】(a)から(d)は、従来技術における半導
体装置および半導体装置の製造方法を説明するための工
程断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 下部配線層 3 層間絶縁膜 4 スルーホール 5 タングステン膜 6 中間層 7 上部配線層 101 半導体基板 102 下部配線層 103 層間絶縁膜 104 スルーホール 105 第1タングステン膜 106 中間層 107 第2タングステン膜 108 上部配線層 109 導入チャンバ 110 中間チャンバ 111 気相成長チャンバ 112 バルブ 113 バルブ 114 サセプタ 115 抵抗加熱機構 116 六フッ化タングステン導入口 117 シラン導入口 118 排気口 119 ランプ加熱機構 120 導入チャンバ 121 中間チャンバ 122 バルブ 123 第1気相成長チャンバ 124 第2気相成長チャンバ 125 バルブ 126 バルブ 127 サセプタ 128 抵抗加熱機構 129 六フッ化タングステン導入口 130 シラン導入口 131 排気口 132 サセプタ 133 抵抗加熱機構 134 六フッ化タングステン導入口 135 シラン導入口 136 排気口

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、前記半導体基板上に金属
    膜または金属合金膜を用いて形成された下部配線層と、
    前記下部配線層上に位置するスルーホールを有して前記
    下部配線層上に形成された層間絶縁膜と、前記スルーホ
    ール中に埋め込まれたシリコン原子を含むタングステン
    膜と、前記タングステン膜上に形成された上部配線層と
    を備えた半導体装置であって、 前記下部配線層中において前記タングステン膜と接する
    部分のフッ素原子濃度が5.0×1020個/cm3以下
    であり、 前記タングステン膜はシリコン原子濃度が2.0at%
    以下となる部分を有していることを特徴とする半導体装
    置。
  2. 【請求項2】 金属膜または金属合金膜を用いて半導体
    基板上に下部配線層を形成する工程と、 前記下部配線層上に層間絶縁膜を堆積する工程と、 前記下部配線層に達するスルーホールを前記層間絶縁膜
    中に形成する工程と、 前記下部配線層のうち前記スルーホールを介して露出す
    る部分の上のみに選択的に第1タングステン膜を成長さ
    せる工程と、 前記第1タングステン膜の上のみに選択的に第2タング
    ステン膜を成長させる工程と、 前記第2タングステン膜上に上部配線層を形成する工程
    とを包含し、しかも、 前記第1タングステン膜を成長させる工程における前記
    半導体基板の温度と、前記第2タングステン膜を成長さ
    せる工程における前記半導体基板の温度とが異なること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1タングステン膜を成長させる工
    程における半導体基板の温度を200℃以上260℃以
    下とすることを特徴とする請求項2記載の半導体装置の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第2タングステン膜を成長させる工
    程における半導体基板の温度を280℃以上340℃以
    下とすることを特徴とする請求項2または3記載の半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 気相成長チャンバを備えた半導体装置の
    製造装置であって、 前記気相成長チャンバは、 半導体基板を保持および加熱する機能を有するサセプタ
    と、 前記半導体基板を加熱する機能を有する、前記サセプタ
    以外の加熱器と、 前記サセプタ上の前記半導体基板を六フッ化タングステ
    ンを含む混合ガスに暴露する機構と、を有することを特
    徴とする半導体装置の製造装置。
  6. 【請求項6】 動作時において、前記半導体基板を六フ
    ッ化タングステンを含む混合ガスに暴露する際に、前記
    半導体基板の温度が200℃以上260℃以下となるよ
    うに制御された後、前記半導体基板の温度が280℃以
    上340℃以下となるように制御されることを特徴とす
    る請求項5記載の半導体装置の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記半導体基板の温度が280℃以上3
    40℃以下となるように制御されるとき、少なくとも前
    記加熱器が用いられることを特徴とする請求項5または
    6記載の半導体装置の製造装置。
  8. 【請求項8】 半導体基板を保持および加熱する機能を
    有する第1サセプタと、前記第1サセプタ上に置かれた
    前記半導体基板を六フッ化タングステンを含む混合ガス
    に暴露する第1機構とを有する第1気相成長チャンバ
    と、 前記半導体基板を保持および加熱する機能を有する第2
    サセプタと、前記第2サセプタ上に置かれた前記半導体
    基板を六フッ化タングステンを含む混合ガスに暴露する
    第2機構とを有する第2気相成長チャンバと、 を備えた半導体装置の製造装置であって、 動作時において、前記第1気相成長チャンバ内の前記サ
    セプタの温度と前記第2気相成長チャンバ内の前記サセ
    プタの温度とが異なることを特徴とする半導体装置の製
    造装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体基板を六フッ化タングステン
    を含む混合ガスに暴露する際に、前記第1気相成長チャ
    ンバ内の前記半導体基板の温度が200℃以上260℃
    以下となるように制御されることを特徴とする請求項8
    記載の半導体装置の製造装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体基板を六フッ化タングステ
    ンを含む混合ガスに暴露する際に、前記第2気相成長チ
    ャンバ内の前記半導体基板の温度が280℃以上340
    ℃以下となるように制御されることを特徴とする請求項
    8または9記載の半導体装置の製造装置。
  11. 【請求項11】 半導体基板と、前記半導体基板上に金
    属膜または金属合金膜を用いて形成された下部配線層
    と、前記下部配線層上に位置するスルーホールを有して
    前記下部配線層上に形成された層間絶縁膜と、前記スル
    ーホール中に埋め込まれたシリコン原子を含むタングス
    テン膜と、前記タングステン膜上に形成された上部配線
    層とを備えた半導体装置であって、 前記タングステン膜は、 前記下部配線層に接する第1タングステン膜と、 前記第1タングステン膜上に設けられた第2タングステ
    ン膜とを含んでおり、 前記第2タングステン膜のシリコン濃度は前記第1タン
    グステン膜のシリコン濃度よりも小さいことを特徴とす
    る半導体装置。
  12. 【請求項12】 前記第1タングステン膜は、前記第2
    タングステン膜の成長温度よりも低い温度で成長させら
    れたことを特徴とする請求項11記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 前記第1タングステン膜の厚さは、前
    記第2タングステン膜の厚さよりも小さいことを特徴と
    する請求項12記載の半導体装置。
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