JPH1187448A - 光学的評価装置,光学的評価方法,半導体装置の製造装置,半導体装置の製造方法,半導体装置の製造装置の管理方法及び半導体装置 - Google Patents
光学的評価装置,光学的評価方法,半導体装置の製造装置,半導体装置の製造方法,半導体装置の製造装置の管理方法及び半導体装置Info
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- JPH1187448A JPH1187448A JP9303808A JP30380897A JPH1187448A JP H1187448 A JPH1187448 A JP H1187448A JP 9303808 A JP9303808 A JP 9303808A JP 30380897 A JP30380897 A JP 30380897A JP H1187448 A JPH1187448 A JP H1187448A
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Abstract
度よくかつ均一にすることができる半導体装置の製造方
法及びその製造装置を提供する。 【解決手段】 ウエハ103上に、n型ソース領域10
8,n型ドレイン領域109,n型半導体領域101を
設ける。ウエハ103上に堆積された層間絶縁膜104
にプラズマを利用したドライエッチングを施して、各領
域108,109,101にそれぞれ到達する開口11
0a〜110cを形成した後、ダメージ層を除去するた
めのライトエッチングを行う。その際、n型半導体領域
101に励起光402を間欠的に照射し、励起光402
の照射の有無によるプローブ光403の反射強度の変化
割合を監視することで、ダメージ層の除去の進行や新た
なダメージ層の発生度合いを検知し、小さくかつ均一な
コンタクト抵抗を有する半導体装置を形成する。
Description
工程におけるインラインでの特性の評価に適した光学的
評価装置,光学的評価方法,光学的評価を利用した半導
体装置の製造方法,半導体装置の製造装置,半導体装置
の製造装置の管理方法,光学的評価に供するための半導
体装置に関する。
く進展してきており、MOS型半導体装置においても、
トランジスタ素子の微細化・高性能化が図られている
が、特にトランジスタ素子の微細化に伴って、信頼性の
高いMOSデバイスの実現が必要となってきた。MOS
デバイスの信頼性の向上のためには、MOSデバイスを
構成する各部が高い信頼性を有することが必要である。
重要な部分として、例えばコンタクト窓の形成方法によ
って影響を受けるコンタクト部の信頼性が挙げられる。
コンタクト窓の形成に使用されるドライエッチングによ
って生じる半導体基板のダメージ層は、ドライエッチン
グ後のウエットエッチングによって除去されるが、その
除去量を適正に判断するために、従来は、製品にはなら
ないモニターウエハ等を用いてその電気的特性を測定す
ることにより、当該ドライエッチング条件下で生じるダ
メージ層の深さ等を把握したり、この電気的特性の測定
結果からダメージ層を除去するためのウエットエッチン
グの時間や温度等の条件を設定している。このようにし
て、従来の半導体装置の製造方法では、モニターウエハ
を用いて得られた電気的特性に基づいて、半導体装置の
製造工程中の加工条件が適正になるように制御してい
る。
ためのプロセスの中でも、例えば不純物導入技術は半導
体デバイスの動作特性を決定する重要な工程である。不
純物導入は、イオン注入法つまりイオンを電界により加
速して半導体基板や電極等の中に不純物イオンを入り込
ませる方法が主流である。その際、通常、数10keV
のエネルギーで不純物イオンを加速して半導体基板等の
中にイオンを注入する。しかし、この不純物イオンの注
入の結果、半導体基板等の表面層には結晶性の崩れたダ
メージ層が生じており、また、不純物がキャリアとして
活性化されておらず、かつ不純物の濃度分布も所望の分
布状態にはなっていない。そこで、不純物の活性化,ダ
メージの回復,プロファイルの最適化のために、イオン
注入後に熱処理(アニール)を行っている。従来、この
アニールプロセス時間、温度などは、設計(デバイスシ
ミュレーション)や条件の最適化により決定されてお
り、基本的には、経験に基づいたアニール条件設定がな
されていた。特に、半導体基板の表面欠陥層の回復のた
めのアニール処理は、経験に基づいていた。
絶縁膜に関しては、その薄膜化が急速に進み、21世紀
には4nm以下の非常に薄い絶縁膜が用いられることが
予想されている。このような極薄の絶縁膜を有するMO
Sデバイスにおいては、絶縁膜の特性がMOSデバイス
全体の特性さらには半導体集積回路全体の電気特性を決
定するといわれるほどであり、絶縁膜の特性がとりわけ
重要視されている。
SキャパシタあるいはMOSトランジスタを形成し、電
気的特性の評価により管理されていた。かかる電気的特
性の評価は、MOSデバイスの製造途中あるいはMOS
デバイスの製造後に、MOSデバイスを搭載したウエハ
をチャンバから取り出して行われる。
なMOSデバイスの微細化等に伴い、以上のエッチング
工程,不純物導入工程、ゲート絶縁膜形成工程におい
て、上記従来のような評価方法では、以下のような問題
があった。
問題がある。コンタクト窓の平面サイズ(横方向のサイ
ズ)が縮小する一方、コンタクト窓の深さは浅くはなら
ず、結果として、アスペクト比(=深さ/横方向のサイ
ズ)は増大している。そして、このような高いアスペク
ト比を有するコンタクト窓を形成するために、例えばド
ライエッチング工程では、高真空・高密度プラズマが利
用されている。高真空・高密度プラズマプロセスでは、
高いエネルギーを有し方向性の揃ったイオンを利用し
て、深いコンタクト窓の形成を実現している。しかる
に、高いエネルギーを有するイオンの衝撃により、従来
のような比較的低真空・低密度プラズマによるドライエ
ッチングによって生じる欠陥のレベルとは異なり、コン
タクトの底において半導体結晶に生じるダメージ層の深
さやダメージの度合いが大きくなってきている。また、
マイクロ波領域の光(赤外線等)を使いダメージ層を評
価する場合には、光自身がSi基板から1μm以上の深
さまで進入するため、実際のプラズマによる数10nm
レベルのSi基板へのダメージを正確に評価することは
できなかった。すなわち、今後のLSIの微細化に伴い
薄く表層付近に形成されるダメージ層や極微小化された
領域の評価に対して、正確な結果を与えることができな
くなってきている。
では、ダメージ層を確実に除去したり、ダメージ層を制
御よく除去することが困難となっている。
いては、以下の問題がある。半導体デバイス中の各要素
が微細化され、微少領域での不純物導入とプロファイル
制御の重要性が増す中で、上記従来のような経験に基づ
いたアニール条件設定では、しばしば、最適なプロファ
イルが得られない結果や、半導体基板内に欠陥が残留し
た状態で処理を終えるトラブルが発生していた。また、
所望の半導体デバイス開発期間の短縮が切望される中
で、従来のような処理→解析→処理→解析の手順による
アニール条件の最適化を行っているのでは、開発効率が
著しく低下してしまう。そこで、最近になって、アニー
ル処理プロセスのその場観察技術によるプロセス制御技
術が切望されてきた。また、枚葉式の熱処理装置を用い
て熱処理を行う際には、従来のバッチ式とは異なり、熱
処理装置の特性のバラツキや経時変化により、ウエハ間
における熱処理量の微妙なバラツキが発生してきた。さ
らに、不純物導入時の実際のドーズ量と、熱処理後に基
板内に導入されている実効的な不純物濃度を正確に把握
することが困難であった。
の問題がある。上記従来のような電気的特性の評価によ
ってゲート絶縁膜の特性を管理する場合、MOSデバイ
スの製造中に、かりに絶縁膜形成プロセスでなんらかの
不具合が発生した場合であっても、プロセスが終了して
からウエハをチャンバから取りだし、電気的特性の評価
を行って初めて不具合が発見されるだけである。したが
って、それまでの間、不具合のあるゲート絶縁膜が形成
され続けることになり、生産性(効率)の低下を招いて
いた。
工程中における半導体装置の特性に影響与える要因をイ
ンラインで確実に把握し、良好かつ均一な特性を実現し
うる光学的評価装置及びその方法を提供することにあ
る。
的特性と半導体領域の状態との間に相関関係があること
に着目して、光学的特性の評価を利用して半導体装置に
対する各種処理をインラインで制御する半導体装置の製
造方法及びその製造装置を提供することにある。
精度の変化を利用して半導体装置の製造装置のチャンバ
ーのメンテナンスを行う半導体装置の製造装置の管理方
法を提供することにある。
に適した構造を有する半導体装置の提供を図ることにあ
る。
るために、本発明では、請求項1〜11に記載されてい
る第1の光学的評価装置に関する手段と、請求項12〜
22に記載されている第2の光学的評価装置に関する手
段と、請求項34〜43に記載されている光学的評価方
法に関する手段とを講じている。
では、請求項23〜33に記載されている半導体装置の
製造装置に関する手段と、請求項44〜61、請求項6
2〜73、請求項74〜84、請求項85〜98、請求
項99〜111にそれぞれ記載されている第1,第2,
第3,第4及び第5の半導体装置の製造方法に関する手
段とを講じている。
では、請求項113〜123に記載されている半導体装
置の製造装置の管理方法に関する手段を講じている。
では、請求項124〜128に記載されている半導体装
置に関する手段を講じている。
1に記載されているように、チャンバー内で半導体領域
を有する基板に処理を施す際に使用される光学的評価装
置であって、励起光を生成する第1の光源と、測定光を
生成する第2の光源と、上記第1の光源で生成された励
起光を、上記チャンバー内の半導体基板の半導体領域に
間欠的に照射させるための第1の光案内部材と、上記第
2の光源で生成された測定光を上記半導体領域に照射さ
せるための第2の光案内部材と、上記半導体領域に照射
された測定光の反射率を検出するための反射率検出手段
と、上記半導体領域から反射された測定光を上記反射率
検出手段に入射させるための第3の光案内部材と、上記
反射率検出手段の出力を受け、上記半導体領域に励起光
が照射されているときと励起光が照射されていないとき
との測定光の反射率の差を上記励起光が照射されていな
いときの測定光の反射率で除した値を測定光の反射率の
変化割合として演算する変化演算手段とを備えている。
以下の作用が得られる。第1の光案内部材により導かれ
る励起光が半導体領域に照射されると半導体領域のキャ
リアが励起され、キャリアによって電界が生じる。この
電界のために、第2の光案内部材によって半導体領域に
導かれる測定光の反射率は、励起光の照射があるときと
ないときとでは変化し、この変化割合は電界強度の大小
及び測定光の波長に依存して変化する。一方、半導体領
域にキャリアの再結合中心となる欠陥などがあると、励
起されたキャリアの寿命が短くなるので、キャリアが形
成する電界強度が小さくなる。つまり、励起光の照射が
あるときとないときにおける反射率の変化割合が半導体
領域内の欠陥などの数に依存して変化するので、変化演
算手段により、反射率検出手段の検出値から半導体領域
における測定光の反射率の変化割合が演算されると、こ
の反射率の変化割合は、半導体領域の結晶状態などを反
映したものとなる。したがって、チャンバー内で行われ
る加工処理の条件をインラインでの半導体領域の評価に
基づいて制御することが可能になる。
1において、上記第2の光案内部材は、上記測定光を上
記基板の表面にほぼ垂直な方向から入射させるように構
成されていることが好ましい。
ほぼ垂直な方向から照射するように構成されているの
で、微少な半導体領域に対して迅速かつ正確に反射率の
変化を評価できる。すなわち、微細化される半導体装置
の製造工程における光学的評価を行うことが可能な光学
的評価装置が得られる。
2において、上記第1の光案内部材は、上記励起光を上
記基板の表面にほぼ垂直な方向から入射させるように構
成されていることが好ましい。
3において、上記励起光と上記測定光とを同一の光軸上
に誘導して上記半導体領域に送るように構成された光軸
調整手段をさらに設け、上記第2の光案内部材を、上記
光軸調整手段で同一の光軸上に誘導された測定光及び励
起光を上記基板の表面にほぼ垂直な方向から照射し、か
つ上記半導体領域から反射される測定光と励起光とを上
方に透過させるミラーにより構成することができる。
光が半導体領域の表面にほぼ垂直な方向から照射される
ので、半導体領域が極めて狭い場合でも、測定光の反射
率の変化割合を利用した光学的評価を行うことが可能に
なる。したがって、半導体領域における加工処理の状態
をリアルタイムで検出するのに特に適した光学的評価装
置が得られることになる。
1〜4のうちいずれか1つにおいて、上記半導体領域か
ら反射される測定光を受けて、上記測定光を分光した後
上記反射率検出手段に送る分光手段をさらに備えること
ができる。
って情報が得られるとともに、チャンバー内での加工処
理の種類に応じて適切な波長領域における測定光の反射
率の変化割合を利用することも可能になる。
1〜3のうちいずれか1つにおいて、上記第1の光源と
第2の光源とを、上記励起光の波長と測定光との波長を
含む波長の広スペクトル光を生成する単一の共通光源に
より構成し、上記共通光源で生成された広スペクトル光
を励起光と測定光とに分離するビームスプリッターと、
上記半導体領域から反射される測定光を受けて、上記測
定光を分光した後上記反射率検出手段に送る分光手段を
さらに設け、上記第1及び第2の光案内部材を上記スプ
リッターからの光を受ける位置に配置することができ
る。
学的評価装置の構造が極めて簡素化される。
1において、上記変化演算手段は、上記測定光の反射率
の変化割合のスペクトルにおいてほぼ極値を与える測定
光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化割
合のみ演算するものとできる。
波長を有する測定光の反射率の変化のみを検知すること
ができる。したがって、雑音のないかつ感度の高い光学
的評価が可能になる。
1〜4のうちいずれか1つにおいて、上記半導体領域か
ら反射される測定光を受けて、そのうちの特定の波長範
囲のみを透過させて上記反射率検出手段に送るためのフ
ィルターをさらに備えることができる。
ましい波長範囲の光の反射率の変化を検知できるので、
光学的評価装置の構造が簡素化され、しかも雑音の少な
い感度の高い光学的評価が可能になる。
7または8において、上記測定光の特定のエネルギー値
を、3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値
とすることが好ましい。
項1において、上記反射率検出手段は、600nm以下
の波長範囲の光の反射率を検出することが好ましい。
項10において、上記反射率検出手段は、300〜60
0nmの波長範囲の光の反射率を検出することがさらに
好ましい。
項1〜11のうちいずれか1つにおいて、上記第1の光
案内部材は、上記励起光を1kHz以下の周波数で間欠
的に照射するように構成されていることが好ましい。
項1〜12のうちいずれか1つにおいて、光学的評価装
置をエリプソメトリ分光器を利用して構成することがで
きる。
ンバーに付設されることが多いエリプソメトリ分光器の
部材を利用できるので、光学的評価装置を低コストで得
ることができる。
14に記載されているように、基板の半導体領域上に形
成された絶縁膜の電気的特性を評価するための光学的評
価装置であって、励起光を生成する第1の光源と、測定
光を生成する第2の光源と、上記第1の光源で生成され
た励起光を、上記絶縁膜を通過させてその直下の半導体
領域に間欠的に照射させるための第1の光案内部材と、
上記第2の光源で生成された測定光を、上記絶縁膜を通
過させて上記励起光が間欠的に照射されている半導体領
域に照射させるための第2の光案内部材と、上記半導体
領域に照射された測定光の反射率を検出する反射率検出
手段と、上記半導体領域から反射された測定光を上記反
射率検出手段に入射させるための第3の光案内部材と、
上記反射率検出手段の出力を受け、上記半導体領域に励
起光が照射されているときと励起光が照射されていない
ときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射されて
いないときの測定光の反射率で除することにより、測定
光の反射率の変化割合を演算する変化演算手段と、上記
測定光の反射率の変化割合の大小に基づき上記絶縁膜の
電気的特性を評価する評価手段とを備えている。
の電気的な欠陥についての情報が得られる。すなわち、
半導体領域に励起光が照射されるとキャリアが励起さ
れ、このキャリア数の変化に伴い電界強度が変化するの
で、半導体領域からのある波長領域における測定光の反
射率が変化する。そのとき、半導体領域の上に絶縁膜が
形成されていると、半導体領域の表面層にキャリアのト
ラップとなる欠陥サイトが存在するので、測定光の反射
率の変化割合が小さくなる。ところが、絶縁膜中の欠陥
(トラップ電子)の数が多いと、隣接する半導体領域の
電界強度の増大量が大きくなるので、測定光の反射率の
変化割合が大きくなる。したがって、評価手段により、
測定光の反射率が所定範囲外にあるのについては不良と
判定することで、迅速かつ確実に絶縁膜の電気的特性を
管理できることになる。
項14において、上記評価手段を、上記測定光の反射率
の変化割合のスペクトルにおいてほぼ極値を与える測定
光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化割
合が、絶縁膜の適正な容量値に対応する値のときのみ良
品と判定するものとできる。
項15において、上記測定光の特定のエネルギー値を、
3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値とす
ることができる。
状を示す反射率の変化割合のスペクトル中において、絶
縁膜の電気的特性の相違を検知するための感度がもっと
もよい箇所で、光学的評価が行われることになる。
項14〜16のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域から反射される測定光を受けて、上記測定光を分光
した後上記反射率検出手段に送る分光手段をさらに備え
ることができる。
スペクトルが検出されるので、スペクトル形状全体の情
報に基づいて高精度の光学的評価を行うことが可能にな
る。
項14〜16のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域から反射される測定光を受けて、上記測定光の特定
のエネルギー値に相当する波長範囲の測定光のみを透過
させて上記反射率検出手段に送るためのフィルターをさ
らに備えることができる。
ましい波長範囲の反射率の変化を検知できるので、光学
的評価装置の構造が簡素化され、かつ迅速な光学的評価
が可能になる。
項14において、上記反射率検出手段は、600nm以
下の波長範囲の測定光の反射率を検出することが好まし
い。
項19において、上記反射率検出手段は、300〜60
0nmの波長範囲の測定光の反射率を検出することがさ
らに好ましい。
領域及びそれ以下の波長領域の測定光は半導体領域の数
100nm以上の深さには達しないことを利用して、半
導体領域内で絶縁膜内のトラップ電子の影響を受ける領
域のみからの反射率の変化割合に基づいて光学的評価を
行うことができる。
項14〜21のうちいずれか1つにおいて、光学的評価
装置をエリプソメトリ分光器を利用して構成することが
できる。
に用いられているエリプソメトリ分光器を利用して、安
価に光学的評価装置を構成することが可能になる。
項14〜21のうちいずれか1つにおいて、光学的評価
装置を半導体装置の酸化膜の形成に使用されるチャンバ
に取り付けることが好ましい。
り出すことなく絶縁膜の品質を評価できるので、インラ
インでの特性評価に適した評価装置となる。
項14において、上記第2の光源をXeランプとするこ
とができる。
項14において、上記第1の光源をArイオンレーザあ
るいはHe−Neレーザとすることができる。
項14〜24のうちいずれか1つにおいて、上記第1の
光案内部材は、上記励起光を1kHz以下の周波数で間
欠的に照射するように構成されていることが好ましい。
23に記載されているように、半導体領域を有する基板
を収納するためのチャンバーと、上記チャンバー内で上
記基板に加工処理を施すための加工処理手段と、上記チ
ャンバー内に設置された上記基板の半導体領域に間欠的
に励起光を照射するための第1の光供給手段と、上記半
導体領域に測定光を照射するための第2の光供給手段
と、上記半導体領域に照射された測定光の反射率を検出
する反射率検出手段と、上記反射率検出手段の出力を受
け、上記半導体領域に励起光が照射されているときと励
起光が照射されていないときとの測定光の反射率の差を
上記励起光が照射されていないときの測定光の反射率で
除した値を測定光の反射率の変化割合として演算する変
化演算手段と、上記加工処理手段による加工処理の進行
中に、上記変化演算手段の出力を受け、上記反射率の変
化割合に基づき上記加工処理条件を制御する加工処理制
御手段とを備えている。
より、以下の作用が得られる。第1の光供給手段により
半導体領域に励起光が照射されるとキャリアが励起さ
れ、キャリアによって電界が生じる。この電界のため
に、第2の光供給手段によって供給される測定光の反射
率は、励起光の照射があるときとないときとでは変化
し、この変化割合は電界強度の大小及び測定光の波長に
依存して変化する。一方、半導体領域にキャリアの再結
合中心となる欠陥などがあると、励起されたキャリアの
寿命が短くなるので、キャリアが形成する電界強度が小
さくなる。つまり、励起光の照射があるときとないとき
における反射率の変化割合が半導体領域内の欠陥などの
数に依存して変化するので、変化演算手段により、反射
率検出手段の検出値から半導体領域における測定光の反
射率の変化割合が演算されると、この反射率の変化割合
は、半導体領域の結晶状態などを反映したものとなる。
そして、加工処理制御手段により、チャンバー内で行わ
れる加工処理の条件がインラインでの半導体領域の評価
に基づいて制御されるので、所望の特性を有する半導体
装置が再現性よく形成されることになる。
項26において、上記加工処理手段を、上記チャンバー
内にプラズマを発生させて上記半導体領域のエッチング
を行うものとすることができる。
メージ層の深さやダメージの程度を制御することが可能
となるので、後のダメージ層の除去を円滑に行うことが
可能になる。
項26において、上記加工処理手段を、上記チャンバー
内にプラズマを発生させて上記半導体領域のエッチング
により生じたダメージ層を除去するためのライトドライ
エッチングを行うものとすることができる。
メージ層の深さやダメージの程度を把握した上で、ダメ
ージ層除去のためのライトドライエッチングを行うこと
が可能になる。
項26において、上記加工処理手段を、上記半導体領域
に不純物を導入するものとすることができる。
欠陥の数や欠陥の程度などを制御することが可能にな
る。
項26において、上記加工処理手段を、上記半導体領域
に不純物イオンの注入を行った後のアニールを行うもの
とすることができる。
生じた構造の乱れを効率よくかつ確実に解消するための
アニールを行うことが可能になる。
項26において、上記加工処理手段を、上記半導体領域
の上に薄い絶縁膜を形成するものとすることができる。
えばゲート酸化膜を形成することが可能となる。
項26において、上記半導体領域の上に薄い絶縁膜が形
成されている場合には、上記加工処理手段を、上記半導
体領域上の上記絶縁膜を除去するためのドライエッチン
グを行うものとすることができる。
射率の変化割合が絶縁膜の厚みによる影響を受けること
を利用して、インラインでの光学的評価によって絶縁膜
の除去の進行を制御することが可能となる。
項26〜32のうちいずれか1つにおいて、上記第1及
び第2の光供給手段を、上記基板の表面と上記測定光と
の間の角が、上記基板の表面と上記励起光との間の角よ
りも大きいように構成することが好ましい。
ことが可能になり、測定光の反射率の測定のために必要
な半導体領域の面積を低減できる。
項26〜32のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
光供給手段を、上記基板の表面にほぼ垂直な方向から測
定光を照射するものとすることができる。
てほぼ垂直な方向から入射させるようにしているので、
半導体領域が微少領域であっても容易に光学的測定を行
うことが可能になり、光学的モニターのための無駄なス
ペースを節減できるとともに、検出感度も向上するの
で、光学的特性の評価に要する時間を大幅に低減するこ
とが可能になる。
項34において、上記第1の光供給手段を、上記基板の
表面にほぼ垂直な方向から励起光を照射するものとする
ことが好ましい。
項27〜35のうちいずれか1つにおいて、上記第1の
光供給手段は、上記励起光を1kHz以下の周波数で間
欠的に照射することが好ましい。
項26〜36のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
光供給手段及び反射率検出手段をエリプソメトリ分光器
を利用して構成することができる。
ンバーに付設されていることが多いエリプソメトリ分光
器の部材を利用することができるので、コストの増大を
抑制しながら、インラインでの光学的評価に基づく加工
処理制御が可能となる。
記載されているように、チャンバー内で半導体領域を有
する基板に加工処理を施す際に加工処理の状態を評価す
るための光学的評価方法であって、上記チャンバー内の
上記基板の半導体領域に測定光を照射するステップと、
上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、上記半導体領域に励起光が照射されているときと励
起光が照射されていないときとの測定光の反射率の差を
上記励起光が照射されていないときの測定光の反射率で
除した値を反射率の変化割合として演算するステップと
を備えている。
射されると半導体領域のキャリアが励起され、キャリア
によって電界が生じる。この電界のために、半導体領域
に導かれる測定光の反射率は、励起光の照射があるとき
とないときとでは変化し、この変化割合は電界強度の大
小及び測定光の波長に依存して変化する。一方、半導体
領域にキャリアの再結合中心となる欠陥などがあると、
励起されたキャリアの寿命が短くなるので、キャリアが
形成する電界強度が小さくなる。つまり、励起光の照射
があるときとないときにおける反射率の変化割合が半導
体領域内の欠陥などの数に依存して変化するので、半導
体領域における測定光の反射率の変化割合が演算される
と、この反射率の変化割合は、半導体領域の結晶状態な
どを反映したものとなる。したがって、チャンバー内で
行われる加工処理の条件をインラインでの光変調反射率
測定に基づいて制御することが可能になる。
項38において、上記測定光を照射するステップでは、
上記測定光を上記基板の表面にほぼ垂直な方向から照射
することが好ましい。
対しても光変調反射率測定を行うことが可能になる。
項38において、上記励起光を照射するステップでは、
上記励起光を上記基板の表面にほぼ垂直な方向から照射
することが好ましい。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域のプラズマエッチング加工である
ことができる。
メージ層の深さやダメージの程度を制御することが可能
となるので、後のダメージ層の除去を円滑に行うことが
可能になる。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域のプラズマエッチングにより生じ
たダメージ層を除去するためのライトドライエッチング
とすることができる。
メージ層の深さやダメージの程度を把握した上で、ダメ
ージ層除去のためのライトドライエッチングを行うこと
が可能になる。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域に不純物を導入する処理とするこ
とができる。
欠陥の数や欠陥の程度などを制御することが可能にな
る。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域に不純物イオンを注入した後のア
ニールとすることができる。
生じた構造の乱れを効率よくかつ確実に解消するための
アニールを行うことが可能になる。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域の上における絶縁膜の形成とする
ことができる。
えばゲート酸化膜を形成することが可能となる。
項38〜40のうちいずれか1つにおいて、上記加工処
理を、上記半導体領域上の絶縁膜の除去するためのドラ
イエッチングとすることができる。
射率の変化割合が絶縁膜の厚みによる影響を受けること
を利用して、インラインでの光変調反射率測定によって
絶縁膜の除去の進行を制御することが可能となる。
項38〜46のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域を、n型シリコンにより構成しておくことが好まし
い。
項38〜47のうちいずれか1つにおいて、上記励起光
を照射するステップでは、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射することが好ましい。
請求項49に記載されているように、半導体領域を有す
る基板を形成する第1のステップと、上記半導体領域の
光学的特性を評価する第2のステップと、上記半導体領
域をエッチング加工する第3のステップと、上記第2の
ステップで評価された上記半導体領域の光学的特性に基
づいて上記エッチング加工の条件を制御する第4のステ
ップとを備えている。
込む深さが浅いことを利用して、半導体領域の表面付近
における構造の乱れに関する情報が得られ、この情報を
利用して、半導体装置のエッチング工程中に、エッチン
グによって半導体領域に生じるダメージ層の深さやダメ
ージの度合いなどを検知することができる。したがっ
て、エッチング工程の終了後に電気的特性を検知してエ
ッチング条件にフィードバックしていた従来の製造方法
に比べ、半導体装置の特性を正確にかつ小さなばらつき
で所望の値に制御することができる。
項49において、上記第2のステップに、上記半導体領
域に測定光を照射するステップと、上記半導体領域に励
起光を間欠的に照射するステップと、上記半導体領域に
励起光が照射されているときと励起光が照射されていな
いときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射され
ていないときの測定光の反射率で除した値を測定光の反
射率の変化割合として演算するステップとを設けること
ができる。
半導体領域に励起光が照射されるとキャリアが励起さ
れ、キャリアによって電界が生じる。この電界のため
に、測定光の反射率は、励起光の照射があるときとない
ときとでは変化し、この変化割合は電界強度の大小及び
測定光の波長に依存して変化する。一方、半導体領域に
キャリアの再結合中心となる欠陥などがあると、励起さ
れたキャリアの寿命が短くなるので、キャリアが形成す
る電界強度が小さくなる。つまり、励起光の照射がある
ときとないときにおける反射率の変化割合が半導体領域
内の欠陥などの数に依存して変化するので、測定光の反
射率の変化割合は、半導体領域の結晶状態などを反映し
たものとなる。したがって、エッチングによって生じた
ダメージ層があると、測定光の反射率の変化割合からダ
メージ層の深さやダメージの度合いがわかるので、適正
なエッチング条件の制御が可能となる。
項50において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、600nm以下の波長範囲の測定光の反射率
の変化割合を演算することが好ましい。
項51において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、300〜600nmの波長範囲の測定光の反
射率の変化割合を演算することが好ましい。
光領域の測定光が半導体の数100nmの深さまで侵入
する性質を有する点を利用して、半導体デバイスで問題
となる領域の情報に基づいて、半導体領域のダメージ層
を除去することができる。
項50において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、測定光の反射率の変化割合のスペクトルのほ
ぼ極値を与える測定光の特定エネルギー値における測定
光の反射率の変化割合を演算することが好ましい。
項53において、上記測定光の特定エネルギー値は、
3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値であ
ることが好ましい。
項50〜54のうちいずれか1つにおいて、上記励起光
を照射するステップでは、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射することが好ましい。
項49〜55のうちいずれか1つにおいて、上記第3の
ステップでは、プラズマを用いたドライエッチングを行
うことができる。
の衝撃で半導体領域に生じるダメージの度合いを半導体
領域の光学的評価から検知することができるので、半導
体装置の製造工程において汎用されるプラズマを利用し
た加工により特性のよい半導体装置が形成される。
項56において、上記第2のステップの前に、上記基板
の上記半導体領域の上に層間絶縁膜を堆積するステップ
と、上記層間絶縁膜をプラズマエッチングにより選択的
に除去して、上記半導体領域に到達する開口を形成する
ステップとをさらに備え、上記第2のステップでは、上
記開口の底面に露出している半導体領域における光学的
特性を評価し、上記第3のステップでは、上記開口の底
面に露出している半導体領域に上記プラズマエッチング
によって生じたダメージ層を除去するためのライトドラ
イエッチングを行い、上記第4のステップでは、上記半
導体領域における光学的特性の評価結果に基づいて、エ
ッチング加工の条件を制御することができる。
を形成する際に、半導体領域に生じるダメージ層を確実
に除去しながら、過度のライトドライエッチングによる
新たなダメージの発生を抑制することができる。
項57において、上記半導体領域のうち素子が形成され
る領域がFETのソース・ドレイン領域である場合に
は、上記開口を、上記ソース・ドレインに到達するコン
タクトホールとすることができる。
構造の乱れをできるだけなくすようにできるので、特性
のよいFETを形成することが可能となる。
項58において、予め半導体領域の光学的特性とダメー
ジ層の深さとの関係を実験により求めておき、上記第4
のステップでは、上記第2のステップで評価された半導
体領域の光学的特性からダメージ層の深さを求め、この
深さ分の半導体領域を除去するようにライトドライエッ
チングを行うことができる。
て簡易かつ迅速に半導体領域のダメージ層を除去するこ
とが可能となる。
項57において、上記第4のステップでは、ライトドラ
イエッチングの進行に応じて変化する上記半導体領域の
光学的特性を再評価して、この再評価結果と上記第2の
ステップにおける評価結果とを比較して、エッチング加
工の条件を制御することができる。
ホールである開口を形成する際に、半導体領域に生じる
ダメージ層を確実に除去しながら、過度のライトドライ
エッチングによる新たなダメージの発生を抑制すること
ができる。
項60において、上記半導体領域のうち素子が形成され
る領域がFETのソース・ドレイン領域である場合に
は、上記開口を、上記ソース・ドレイン領域に到達する
コンタクトホールとすることができる。
項50〜55のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
ステップの前に、上記基板の上記半導体領域に高濃度の
不純物を導入した後半導体領域の上に層間絶縁膜を堆積
するステップと、上記層間絶縁膜をプラズマエッチング
により選択的に除去して、上記半導体領域に到達する開
口を形成するステップとをさらに備え、上記第3のステ
ップでは、上記開口の底面に露出している半導体領域に
上記プラズマエッチングによって生じたダメージ層を除
去するためのライトドライエッチングを行い、半導体領
域の電気的特性が適正となるときの上記測定光の反射率
の変化割合の適正範囲を予め求めておき、上記第4のス
テップでは、上記反射率の変化割合が上記適正範囲に入
るように上記ライトドライエッチングを行うことができ
る。
て生じたダメージ層を確実に除去することが可能とな
る。
項49〜62のうちいずれか1つにおいて、上記第1の
ステップでは、上記半導体領域として、半導体素子の一
部となる第1の半導体領域と光学的評価を行うための第
2の半導体領域とを形成し、上記第2のステップでは、
上記第2の半導体領域の光学的特性を評価し、上記第3
のステップでは、上記第1及び第2の半導体領域を同時
にエッチング加工し、上記第4のステップでは、上記第
2の半導体領域における光学的特性の評価結果に基づい
て上記エッチング加工の条件を制御することができる。
する第1の半導体領域の特性に影響を与えることなく、
光学的評価を行うための第2の半導体領域の広さや不純
物濃度などを光学的評価に適した状態とすることができ
るので、より正確な光学的評価を行うことが可能とな
る。
項63において、上記第1のステップでは、上記第2の
半導体領域における不純物の濃度を上記第1の半導体領
域における不純物の濃度よりも高くすることができる。
感度を高くすることができるので、光学的評価を高精度
でかつ迅速に行うことが可能となる。
項63において、上記第2のステップの前に、上記基板
の上記第2の半導体領域に高濃度の不純物を導入した
後、上記第1及び第2の半導体領域の上にゲート絶縁膜
及びゲート電極用導体膜を堆積するステップをさらに備
え、上記第3のステップでは、上記ゲート電極用導体膜
及びゲート絶縁膜をプラズマエッチングによりパターニ
ングするとともに、半導体領域の電気的特性が適正とな
るときの上記測定光の反射率の変化割合の適正範囲を予
め求めておき、上記第4のステップでは、上記反射率の
変化割合が上記適正範囲に入るように上記ライトドライ
エッチングを行うことができる。
時におけるソース・ドレイン領域へのダメージを解消し
ながらFETの特性を高く維持することが可能となる。
項65において、上記ゲート絶縁膜としてシリコン酸化
膜を形成することができる。
項49〜66のうちいずれか1つにおいて、上記第1の
ステップでは、上記半導体領域のうち光学的評価を行う
ための部分をn型シリコンにより構成することが好まし
い。
項50〜55のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
ステップでは、エリプソメトリ分光器を利用して測定光
の反射率の変化割合を評価することができる。
のために半導体装置の製造装置に付設されることが多い
エリプソメトリ分光器を利用して、インラインでの光学
的評価に基づくエッチング加工の制御が可能となる。
請求項69に記載されているように、構造の乱れが生じ
た半導体領域を有する半導体装置の製造方法であって、
上記半導体領域の光学的特性を評価するステップと、上
記ステップで評価された上記半導体領域の光学的特性に
基づいて条件を制御しながら上記半導体領域の構造の乱
れを回復させるための熱処理を行うステップとを備えて
いる。
込む深さが浅いことを利用して、半導体領域の表面付近
における構造の乱れに関する情報が得られ、この情報を
利用した熱処理工程の制御が可能となる。したがって、
半導体領域の内部からの情報による感度の低下や雑音の
増大を招くことなく、熱処理工程における半導体領域内
の結晶学的欠陥や電子構造の正常状態からのずれ等の構
造の乱れを正確に把握しながら、半導体装置の特性に悪
影響を与えることのない適正な処理条件で半導体領域の
正常な特性を回復させることができる。
項69において、上記光学特性を評価するステップに、
上記半導体領域に測定光を照射するステップと、上記半
導体領域に励起光を間欠的に照射するステップと、上記
半導体領域に励起光が照射されているときと励起光が照
射されていないときとの測定光の反射率の差を上記励起
光が照射されていないときの測定光の反射率で除した値
を測定光の反射率の変化割合として演算するステップと
を設けることができる。
半導体領域に励起光が照射されるとキャリアが励起さ
れ、キャリアによって電界が生じる。この電界のため
に、測定光の反射率は、励起光の照射があるときとない
ときとでは変化し、この変化割合は電界強度の大小及び
測定光の波長に依存して変化する。一方、半導体領域に
キャリアの再結合中心となる欠陥などがあると、励起さ
れたキャリアの寿命が短くなるので、キャリアが形成す
る電界強度が小さくなる。つまり、励起光の照射がある
ときとないときにおける反射率の変化割合が半導体領域
内の欠陥などの数に依存して変化するので、測定光の反
射率の変化割合は、半導体領域の結晶状態などを反映し
たものとなる。したがって、測定光の反射率の変化割合
から半導体領域における構造の乱れの範囲やその度合い
がわかるので、適正な熱処理条件の制御が可能となる。
項70において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、600nm以下の波長範囲の測定光の反射率
の変化割合を演算することが好ましい。
項71において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、300〜600nmの波長範囲の測定光の反
射率の変化割合を演算することがさらに好ましい。
光領域の測定光が半導体の数100nmの深さまで侵入
する性質を有する点を利用して、半導体デバイスで問題
となる領域の情報に基づいて、半導体領域の回復状態を
制御することができる。
項70において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、測定光の反射率の変化割合のスペクトルのほ
ぼ極値を与える測定光の特定エネルギー値における測定
光の反射率の変化割合を演算することが好ましい。
反射率の変化割合の増減程度を示すスペクトルの特徴的
な形状を利用しながら、簡易,迅速かつ正確に半導体領
域の回復状態を制御することができる。
項71において、上記測定光の特定エネルギー値は、
3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値であ
ることが好ましい。
項70〜74のうちいずれか1つにおいて、上記励起光
を照射するステップでは、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射することが好ましい。
項70〜75のうちいずれか1つにおいて、半導体領域
の電気的特性が適正となるときの上記測定光の反射率の
変化割合の適正範囲を予め求めておき、上記半導体領域
の熱処理を行うステップでは、上記測定光の反射率の変
化割合が上記適正範囲に入るように上記熱処理を行うこ
とができる。
理後の半導体領域の特性のバラツキをできるだけ低減す
ることができる。
〜75のうちいずれか1つにおいて、上記半導体領域に
おける測定光の反射率の変化割合と上記半導体領域中の
不純物濃度との関係を予め求めておき、上記熱処理を行
うステップでは、上記半導体領域における測定光の反射
率の変化割合が所望の不純物濃度に相当する変化割合に
なるまで上記半導体装置の熱処理を行うことが好まし
い。
体領域の不純物濃度や不純物の拡散状態のバラツキをで
きるだけ低減することができる。したがって、不純物の
濃度分布状態が良好で、かつ各ウエハ間の特性のバラツ
キの少ない半導体装置を形成することができる。
項69〜77のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域として、予め半導体素子の一部となる第1の半導体
領域と光学的評価を行うための第2の半導体領域とを形
成しておき、上記光学的特性を評価するステップでは、
上記第2の半導体領域の光学的特性を評価し、上記熱処
理を行うステップでは、上記第1及び第2の半導体領域
を同時に熱処理しながら、上記第2の半導体領域におけ
る光学的特性の評価結果に基づいて上記熱処理の条件を
制御することができる。
する第1の半導体領域の特性に影響を与えることなく、
光学的評価を行うための第2の半導体領域の広さや不純
物濃度などを光学的評価に適した状態とすることができ
るので、より正確な光学的評価を行うことが可能とな
る。
項78において、上記第1のステップでは、上記第2の
半導体領域における不純物の濃度を上記第1の半導体領
域における不純物の濃度よりも高くすることができる。
感度を高くすることができるので、光学的評価を高精度
でかつ迅速に行うことが可能となる。
項69〜79のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域のうち光学的評価を行うための部分をn型シリコン
により構成することが好ましい。
項69〜80のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域のうち半導体素子を形成する領域をソース・ドレイ
ン領域とすることができる。
ン領域の構造の乱れを解消するための熱処理を行って特
性のよいFETを形成することが可能となる。
項70〜77のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
ステップでは、エリプソメトリ分光器を利用して測定光
の反射率の変化割合を評価することができる。
のために半導体装置の製造装置に付設されることが多い
エリプソメトリ分光器を利用して、インラインでの光学
的評価に基づくエッチング加工の制御が可能となる。
請求項83に記載されているように、半導体領域を有す
る半導体装置の製造方法であって、上記半導体領域の光
学的特性を評価するステップと、上記ステップで評価さ
れた上記半導体領域の光学的特性に基づいて条件を制御
しながら上記半導体領域に不純物を導入するステップと
を備えている。
込む深さが浅いことを利用して、半導体領域の表面付近
における構造の乱れに関する情報が得られ、この情報を
利用した不純物導入工程の制御が可能となる。すなわ
ち、半導体領域の内部からの情報による感度の低下や雑
音の増大を招くことなく、不純物導入によって生じる半
導体領域内の結晶学的欠陥や電子構造の正常状態からの
ずれ等の構造の乱れを正確に把握しあるいは予想するこ
とができる。
項83において、上記光学特性を評価するステップに、
上記半導体領域に測定光を照射するステップと、上記半
導体領域に励起光を間欠的に照射するステップと、上記
半導体領域に励起光が照射されているときと励起光が照
射されていないときとの測定光の反射率の差を上記励起
光が照射されていないときの測定光の反射率で除した値
を測定光の反射率の変化割合として演算するステップと
を設けることができる。
半導体領域に励起光が照射されるとキャリアが励起さ
れ、キャリアによって電界が生じる。この電界のため
に、測定光の反射率は、励起光の照射があるときとない
ときとでは変化し、この変化割合は電界強度の大小及び
測定光の波長に依存して変化する。一方、半導体領域に
キャリアの再結合中心となる欠陥などがあると、励起さ
れたキャリアの寿命が短くなるので、キャリアが形成す
る電界強度が小さくなる。つまり、励起光の照射がある
ときとないときにおける反射率の変化割合が半導体領域
内の欠陥などの数に依存して変化するので、測定光の反
射率の変化割合は、半導体領域の結晶状態などを反映し
たものとなる。したがって、測定光の反射率の変化割合
から半導体領域における構造の乱れの範囲やその度合い
がわかるので、適正な不純物導入条件の制御が可能とな
る。
項84において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、600nm以下の波長範囲の測定光の反射率
の変化割合を演算することが好ましい。
項85において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、300〜600nmの波長範囲の測定光の反
射率の変化割合を演算することがさらに好ましい。
光領域の測定光が半導体の数100nmの深さまで侵入
する性質を有する点を利用して、半導体デバイスで問題
となる領域の情報に基づいて、半導体領域への不純物の
導入を制御することができる。
項84において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、測定光の反射率の変化割合のスペクトルのほ
ぼ極値を与える測定光の特定エネルギー値における測定
光の反射率の変化割合を演算することができる。
反射率の変化割合の増減程度を示すスペクトルの特徴的
な形状を利用しながら、簡易,迅速かつ正確に半導体領
域の回復状態を制御することができる。
項87において、上記測定光の特定エネルギー値は、
3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値であ
ることが好ましい。
項84〜88のうちいずれか1つにおいて、上記励起光
を照射するステップでは、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射することが好ましい。
項84〜89のうちいずれか1つにおいて、予め実験に
より不純物の導入量と上記測定光の反射率の変化割合と
の関係を求めておき、上記半導体領域の不純物の導入を
行うステップでは、上記測定光の反射率の変化割合が所
望の不純物の導入量に相当する値になるように上記不純
物の導入を行うことができる。
体領域の不純物濃度や不純物の拡散状態のバラツキをで
きるだけ低減することができる。したがって、不純物の
濃度分布状態が良好で、かつ各ウエハ間の特性のバラツ
キの少ない半導体装置を形成することができる。
項83〜90のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域として、予め半導体素子の一部となる第1の半導体
領域と光学的評価を行うための第2の半導体領域とを形
成しておき、上記光学的特性を評価するステップでは、
上記第2の半導体領域の光学的特性を評価し、上記不純
物の導入を行うステップでは、上記第1及び第2の半導
体領域に同時に不純物を導入しながら、上記第2の半導
体領域における光学的特性の評価結果に基づいて上記不
純物の導入の条件を制御することができる。
する第1の半導体領域の特性に影響を与えることなく、
光学的評価を行うための第2の半導体領域の広さや不純
物濃度などを光学的評価に適した状態とすることができ
るので、より正確な光学的評価を行うことが可能とな
る。
項83〜91のうちいずれか1つにおいて、上記第3の
ステップでは、上記不純物の導入をプラズマドーピング
により行うことができる。
合には、不純物の導入量の増加に応じて徐々に反射率の
変化割合が増減していくなどの光学的特性の変化を利用
できるので、特に、不純物導入工程の制御性が向上す
る。
項83〜92のうちいずれか1つにおいて、上記不純物
をn型不純物とすることが好ましい。
項83〜93のうちいずれか1つにおいて、上記半導体
領域のうち半導体素子を形成する領域をソース・ドレイ
ン領域とすることができる。
ン領域の不純物濃度を精度よく制御できるので、特性の
よいFETを形成することが可能となる。
項84〜90のうちいずれか1つにおいて、上記第2の
ステップでは、エリプソメトリ分光器を利用して測定光
の反射率の変化割合を評価することができる。
のために半導体装置の製造装置に付設されることが多い
エリプソメトリ分光器を利用して、インラインでの光学
的評価に基づく不純物導入の制御が可能となる。
請求項96に記載されているように、半導体領域を有す
る基板を形成する第1のステップと、上記半導体領域の
光学的特性を評価する第2のステップと、上記半導体領
域の上に薄い絶縁膜を形成する第3のステップと、上記
第2のステップで評価された上記半導体領域の光学的特
性に基づいて上記絶縁膜の形成条件を制御する第4のス
テップとを備えている。
込む深さが浅いことを利用して、半導体領域上の絶縁膜
の特性に関する情報が得られ、この情報を利用した絶縁
膜形成工程の制御が可能となる。したがって、半導体領
域の内部からの情報による感度の低下や雑音の増大を招
くことなく、絶縁膜形成工程における絶縁膜の特性の良
否を正確に把握しながら、適正条件で絶縁膜の形成を行
うことができる。
項96において、上記第2のステップに、上記半導体領
域に測定光を照射するステップと、上記半導体領域に励
起光を間欠的に照射するステップと、上記半導体領域に
励起光が照射されているときと励起光が照射されていな
いときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射され
ていないときの測定光の反射率で除した値を測定光の反
射率の変化割合として演算するステップとを設けること
ができる。
についての情報が得られる。すなわち、半導体領域に励
起光が照射されるとキャリアが励起され、このキャリア
数の変化に伴い電界強度が変化するので、半導体領域か
らのある波長領域における測定光の反射率が変化する。
そのとき、半導体領域の上に絶縁膜が形成されている
と、半導体領域の表面層にキャリアのトラップとなる欠
陥サイトが存在するので、測定光の反射率の変化割合が
小さくなる。ところが、絶縁膜中の欠陥(トラップ電
子)の数が多いと、隣接する半導体領域の電界強度の増
大量が大きくなるので、測定光の反射率の変化割合が大
きくなる。したがって、この測定光の反射率の変化割合
の大小によって、迅速かつ確実に絶縁膜の良否がわかる
ことになる。
項97において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、600nm以下の波長範囲の測定光の反射率
の変化割合を演算することが好ましい。
項98において、上記反射率の変化割合を演算するステ
ップでは、300nm〜600nmの波長範囲の測定光
の反射率の変化割合を演算することがさらに好ましい。
光よりも短い波長領域の測定光が使用されるので、特
に、半導体領域内への光の侵入領域を浅くでき、内部の
情報による感度の劣化を回避することが可能となる。
求項97において、上記反射率の変化割合を演算するス
テップでは、測定光の反射率の変化割合のスペクトルの
ほぼ極値を与える測定光の特定エネルギー値における測
定光の反射率の変化割合を演算することができる。
反射率の変化割合の増減程度を示すスペクトルの特徴的
な形状を利用しながら、簡易,迅速かつ正確に絶縁膜の
形成状態を制御することができる。
求項100において、上記測定光の特定エネルギー値
は、3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値
であることが好ましい。
求項97〜101のうちいずれか1つにおいて、上記励
起光を照射するステップでは、上記励起光を1kHz以
下の周波数で間欠的に照射することが好ましい。
求項97〜102のうちいずれか1つにおいて、予め実
験により絶縁膜の電気的特性の適正範囲に相当する測定
光の反射率の変化割合の適正範囲を求めておき、上記第
4のステップでは、上記第2のステップで評価された測
定光の反射率の変化割合が上記適正範囲に入るように絶
縁膜の形成を行うことができる。
膜の電気的特性のバラツキをできるだけ低減することが
できる。
求項97〜103のうちいずれか1つにおいて、上記第
2のステップでは、上記絶縁膜が形成される前の半導体
領域における測定光の反射率の変化割合を評価してお
き、上記第4のステップでは、絶縁膜形成の進行に応じ
て変化する上記半導体領域における測定光の反射率の変
化割合を再評価して、この再評価結果と上記第2のステ
ップにおける評価結果とを比較して、絶縁膜の形成条件
を制御することができる。
る絶縁膜を形成することが容易となる。
求項96〜104のうちいずれか1つにおいて、上記第
1のステップでは、上記半導体領域として、半導体素子
の一部となる第1の半導体領域と光学的評価を行うため
の第2の半導体領域とを形成し、上記第2のステップで
は、上記第2の半導体領域の光学的特性を評価し、上記
第3のステップでは、上記第1及び第2の半導体領域の
上に同時に絶縁膜を形成し、上記第4のステップでは、
上記第2の半導体領域における光学的特性の評価結果に
基づいて上記絶縁膜の形成条件を制御することができ
る。
する第1の半導体領域の特性に影響を与えることなく、
光学的評価を行うための第2の半導体領域の広さや不純
物濃度などを光学的評価に適した状態とすることができ
るので、より正確な光学的評価を行うことが可能とな
る。
求項105において、上記第1のステップでは、上記第
2の半導体領域における不純物の濃度を上記第1の半導
体領域における不純物の濃度よりも高くすることができ
る。
感度を高くすることができるので、光学的評価を高精度
でかつ迅速に行うことが可能となる。
求項96〜106のうちいずれか1つにおいて、上記第
1のステップでは、上記半導体領域のうち光学的評価を
行うための部分をn型シリコンにより構成することが好
ましい。
求項97〜104のうちいずれか1つにおいて、上記第
4のステップの後に、予め実験により求めた上記測定光
の反射率の変化割合と絶縁膜の電気的特性との関係に基
づき、形成された絶縁膜の良否を判定するステップをさ
らに備えることができる。
た基板について、絶縁膜の形成をやり直し、あるいはそ
の後の工程を中止するなどの措置が可能となる。
求項96〜108のうちいずれか1つにおいて、上記第
3のステップでは、上記絶縁膜としてシリコン酸化膜を
形成することが好ましい。
求項96〜109のうちいずれか1つにおいて、上記第
3のステップでは、上記絶縁膜としてゲート絶縁膜を形
成することができる。
右するゲート絶縁膜の電気的特性を向上させるための制
御が可能となる。
求項97〜104のうちいずれか1つにおいて、上記第
2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用して測
定光の反射率の変化割合を評価することができる。
のために半導体装置の製造装置に付設されることが多い
エリプソメトリ分光器を利用して、インラインでの光学
的評価に基づく絶縁膜形成の制御が可能となる。
請求項112に記載されているように、半導体領域とそ
の上の薄い絶縁膜とを有する基板を形成する第1のステ
ップと、上記半導体領域の光学的特性を評価する第2の
ステップと、上記絶縁膜をドライエッチングにより除去
する第3のステップと、上記第2のステップで評価され
た上記半導体領域の光学的特性に基づいて上記絶縁膜の
除去条件を制御する第4のステップとを備えている。
込む深さが浅いことを利用して、半導体領域上の絶縁膜
の存否に関する情報が得られ、この情報を利用した絶縁
膜除去工程の制御が可能となる。したがって、半導体領
域の内部からの情報による感度の低下や雑音の増大を招
くことなく、半導体領域に大きなダメージを与えない適
正なタイミングで絶縁膜除去のためのエッチングを終了
することができる。
求項112において、上記第2のステップは、上記半導
体領域に上記絶縁膜を通過させた測定光を照射するステ
ップと、上記半導体領域に上記絶縁膜を通過させた励起
光を間欠的に照射するステップと、上記半導体領域に励
起光が照射されているときと励起光が照射されていない
ときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射されて
いないときの測定光の反射率で除した値を測定光の反射
率の変化割合として演算するステップとを備えている。
射されるとキャリアが励起され、このキャリア数の変化
に伴い電界強度が変化するので、半導体領域からのある
波長領域における測定光の反射率が変化する。そのと
き、半導体領域の上に絶縁膜が形成されていると、半導
体領域の表面層にキャリアのトラップとなる欠陥サイト
が存在するので、測定光の反射率の変化割合が小さくな
る。したがって、この測定光の反射率の変化割合の大小
によって、迅速かつ確実にエッチングの進行状態がわか
ることになる。
求項113において、上記反射率の変化割合を演算する
ステップでは、600nm以下の波長範囲の測定光の反
射率の変化割合を演算することが好ましい。
求項114において、上記反射率の変化割合を演算する
ステップでは、300〜600nmの波長範囲の測定光
の反射率の変化割合を演算することがさらに好ましい。
域の測定光が使用されるので、特に、半導体領域内への
光の侵入領域を浅くでき、内部の情報による感度の劣化
を回避することが可能となる。
求項113において、上記反射率の変化割合を演算する
ステップでは、測定光の反射率の変化割合のスペクトル
のほぼ極値を与える測定光の特定エネルギー値における
測定光の反射率の変化割合を演算することができる。
反射率の変化割合の増減程度を示すスペクトルの特徴的
な形状を利用しながら、簡易,迅速かつ正確に絶縁膜の
形成状態を制御することができる。
求項116において、上記測定光の特定エネルギー値
を、3.2〜3.6eVの範囲に含まれるいずれかの値
とすることが好ましい。
求項113〜117のうちいずれか1つにおいて、上記
励起光を照射するステップでは、上記励起光を1kHz
以下の周波数で間欠的に照射することが好ましい。
求項113〜118のうちいずれか1つにおいて、予め
上記絶縁膜の除去が適正に完了したときの測定光の反射
率の変化割合の適正範囲を求めておき、上記第4のステ
ップでは、上記第2のステップで評価された測定光の反
射率の変化割合が上記適正範囲に入るように絶縁膜のド
ライエッチングを行うことができる。
体領域のダメージ層の形成状態のバラツキをできるだけ
低減することができる。
求項113〜118のうちいずれか1つにおいて、上記
第2のステップでは、上記絶縁膜が形成されたときの半
導体領域における測定光の反射率の変化割合を評価して
おき、上記第4のステップでは、絶縁膜の除去の進行に
応じて変化する上記半導体領域における測定光の反射率
の変化割合を再評価して、この再評価結果と上記第2の
ステップにおける評価結果とを比較して、絶縁膜の除去
条件を制御することができる。
をできるだけ小さく抑制することが容易となる。
求項112〜120のうちいずれか1つにおいて、上記
第1のステップでは、上記半導体領域として、半導体素
子の一部となる第1の半導体領域と光学的評価を行うた
めの第2の半導体領域とを形成し、上記第2のステップ
では、上記第2の半導体領域の光学的特性を評価し、上
記第3のステップでは、上記第1及び第2の半導体領域
を同時にエッチング加工し、上記第4のステップでは、
上記第2の半導体領域における光学的特性の評価結果に
基づいて上記エッチング加工の条件を制御することがで
きる。
する第1の半導体領域の特性に影響を与えることなく、
光学的評価を行うための第2の半導体領域の広さや不純
物濃度などを光学的評価に適した状態とすることができ
るので、より正確な光学的評価を行うことが可能とな
る。
求項121において、上記第1のステップでは、上記第
2の半導体領域における不純物の濃度を上記第1の半導
体領域における不純物の濃度よりも高くすることができ
る。
求項112〜122のうちいずれか1つにおいて、上記
第1のステップでは、上記半導体領域のうち光学的評価
を行うための部分をn型シリコンにより構成することが
好ましい。
求項112〜123のうちいずれか1つにおいて、上記
第1のステップでは、上記絶縁膜としてシリコン酸化膜
を形成することが好ましい。
求項112〜124のうちいずれか1つにおいて、上記
第1のステップでは、上記絶縁膜としてゲート絶縁膜を
形成することができる。
右するソース・ドレイン領域となる半導体領域のダメー
ジ層をできるだけ小さくするための制御が可能となる。
求項125において、上記第1のステップでは、上記ゲ
ート絶縁膜の上にゲート電極用導体膜を形成し、上記第
3のステップでは、上記ゲート電極用導体膜をパターニ
ングし、続いて上記ゲート絶縁膜をパターニングするこ
とができる。
FETの性能を大きく左右するソース・ドレイン領域と
なる半導体領域のダメージ層をできるだけ小さくするた
めの絶縁膜除去制御が可能となる。
求項113〜120のうちいずれか1つにおいて、上記
第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用して
測定光の反射率の変化割合を評価することができる。
のために半導体装置の製造装置に付設されることが多い
エリプソメトリ分光器を利用して、インラインでの光学
的評価に基づく絶縁膜除去の制御が可能となる。
は、請求項128に記載されているように、半導体領域
を有する基板を収納するためのチャンバーと、上記チャ
ンバー内で上記基板に加工処理を施すための加工処理手
段と、上記チャンバー内に設置された上記基板の半導体
領域に間欠的に励起光を照射するための第1の光供給手
段と、上記半導体領域に測定光を照射するための第2の
光供給手段と、上記半導体領域に照射された測定光の反
射率を検出する反射率検出手段とを備えた半導体装置の
製造装置の管理方法であって、上記半導体領域に測定光
を照射する第1のステップと、上記半導体領域に励起光
を間欠的に照射する第2のステップと、上記半導体領域
に励起光が照射されているときと励起光が照射されてい
ないときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射さ
れていないときの測定光の反射率で除した値を測定光の
反射率の変化割合として演算する第3のステップと、上
記第3のステップで演算された反射率の変化割合が所定
値に達するまでの所定時間の間上記加工処理手段を作動
させるように制御する第4のステップと、上記第4のス
テップにおける上記所定時間を監視して、上記所定時間
が限界値を超えると上記半導体装置の製造装置のメンテ
ナンスを行うための信号を出力する第5のステップとを
備えている。
使用していくにつれて、チャンバー内の構成部材の劣化
によって反射率の変化割合が所定値に達するまでの加工
処理時間が増大するのを監視することができる。したが
って、チャンバー内の構成部材の劣化が生じたときに
は、適正なタイミングでかつ無駄のないメンテナンスを
行うことができる。そして、メンテナンスの実施によっ
て、適正な加工処理時間を確保することができ、加工処
理時間の過大に起因する半導体領域の不良の発生を回避
することができる。請求項129に記載されているよう
に、請求項128において、上記加工処理手段は、上記
チャンバー内にプラズマを発生させて上記半導体領域の
エッチングを行うことができる。
エッチングを行いながら、例えばプラズマ加工の際に生
じるチャンバーの壁面等へのデポ物によって測定光の反
射率の変化割合の検知感度の劣化が生じたときなどに
は、チャンバー等のメンテナンスを行って、適正な制御
を維持することができる。
求項128において、上記加工処理手段を、上記チャン
バー内にプラズマを発生させて上記半導体領域のエッチ
ングにより生じたダメージ層を除去するためのドライエ
ッチングを行うものとすることができる。
たダメージ層を除去するドライエッチングを行いなが
ら、例えばプラズマ加工の際に生じるチャンバーの壁面
等へのデポ物によって測定光の反射率の変化割合の検知
感度の劣化が生じたときなどには、チャンバー等のメン
テナンスを行って、適正な制御を維持することができ
る。
求項128において、上記加工処理手段を、上記半導体
領域に不純物を導入するものとすることができる。
がら、例えば不純物導入の際に生じるチャンバーの壁面
等へのデポ物によって測定光の反射率の変化割合の検知
感度の劣化が生じたときなどには、チャンバー等のメン
テナンスを行って、適正な制御を維持することができ
る。
求項128において、上記加工処理手段は、上記半導体
領域にイオン注入を行った後のアニールを行うものとす
ることができる。
た構造の乱れを回復させるためのアニールを行いなが
ら、高温状態で行われるアニール処理のためにチャンバ
ーの部材が劣化したときなどには、チャンバー等のメン
テナンスを行って、適正な制御を維持することができ
る。
求項128において、上記加工処理手段は、上記半導体
領域の上に薄い絶縁膜を形成するものとすることができ
る。
る絶縁膜の形成を行いながら、例えば熱酸化の際に生じ
るチャンバー内の部材の劣化によって測定光の反射率の
変化割合の検知感度の劣化が生じたときなどには、チャ
ンバー等のメンテナンスを行って、適正な制御を維持す
ることができる。
求項128において、上記半導体領域上に薄い絶縁膜が
形成されている場合には、上記加工処理手段を、上記半
導体領域上の薄い絶縁膜を除去するためのドライエッチ
ングを行うものとすることができる。
たダメージ層を除去するドライエッチングを行いなが
ら、例えばプラズマ加工の際に生じるチャンバーの壁面
等へのデポ物によって測定光の反射率の変化割合の検知
感度の劣化が生じたときなどには、チャンバー等のメン
テナンスを行って、適正な制御を維持することができ
る。
求項128〜134のうちいずれか1つにおいて、上記
反射率検出手段は、600nm以下の波長範囲の測定光
の反射率を検出することが好ましい。
求項135において、上記反射率検出手段は、300〜
600nmの波長範囲の測定光の反射率を検出すること
がさらに好ましい。
求項128〜136のうちいずれか1つにおいて、上記
反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光の反
射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測定光
の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化割合
を演算することができる。
求項128〜137のうちいずれか1つにおいて、上記
反射率検出手段を、光フィルターを用いて特定の波長の
反射光の反射率を検出するように構成することが好まし
い。
求項128〜138のうちいずれか1つにおいて、上記
半導体領域は、n型シリコンにより構成されていること
が好ましい。
求項128〜139のうちいずれか1つにおいて、上記
励起光を照射するステップでは、上記励起光を1kHz
以下の周波数で間欠的に照射することが好ましい。
載されているように、基板と、上記基板上に設けられ、
基板に形成される半導体素子の一部となる第1の半導体
領域と、上記第1の半導体領域における加工途中におけ
る光学的特性をモニターするための第2の半導体領域と
を備えている。
施す際に第1の半導体領域における加工の進行状態に応
じて変化する第1の半導体領域の状態を第2の半導体領
域における光学的特性を利用して監視することができ、
広い分野の加工において加工条件や加工時間等を適正に
判断することが可能な構成を有する半導体装置が得られ
る。
は、請求項142に記載されているように、上記半導体
素子を含む半導体チップが形成される領域とは異なる領
域に設けてもよいし、請求項143に記載されているよ
うに、上記半導体素子を含む半導体チップが形成される
領域内に設けてもよい。
求項141〜143のうちいずれか1つにおいて、上記
第2の半導体領域を、半導体材料で構成され光変調反射
率分光法によるモニターのための領域とすることができ
る。
求項141〜144のうちいずれか1つにおいて、上記
第2の半導体領域をn型シリコンで構成することが好ま
しい。
いて説明する。
の観測手段を備えたエッチング装置の構成を概略的に示
す断面図である。同図に示すように、反応処理室200
内には、下部電極であるアノード電極213と、上部電
極であるカソード電極214とが配設されていて、アノ
ード電極213の上に被加工物であるp型シリコンから
なるウエハ103が設置されている。そして、高周波電
源211からカップリングコンデンサ212を介して高
周波電力が各電極213,214間に供給されると、反
応処理室200内にプラズマ401が生成されるように
構成されている。また、反応処理室200の壁面には、
終点検出用窓215と、プローブ光入射用窓218と、
反射光観測用窓219とが設けられている。
検出システム216が設けられているとともに、反射強
度Rの観測のための部材が配設されている。まず、n型
半導体領域101に照射するプローブ光を発生するXe
ランプ302が設けられており、Xeランプ302で生
成されたプローブ光403はミラー217により反射さ
れた後、プローブ光入射用窓218を介して反応処理室
200内に設置されたウエハ103のn型半導体領域1
01に送られる。そして、n型半導体領域101で反射
された反射プローブ光404は、反射光観測用窓219
から反応処理室200の外に取り出され、反射強度観測
システム220によりその強度(特に、波長376n
m,エネルギー3.3eVの付近)が検出される。そし
て、反射強度観測システム220で計測された反射強度
に関するデータは、信号経路221を経てエッチング制
御システム222に送られる。また、n型半導体領域1
01に照射する励起光を発生するArイオンレーザー3
01が設けられており、このArイオンレーザー301
で発生された励起光402はチョッパ223によって周
波数200Hzでチョッピングされて、間欠的に送られ
る。この励起光402は、終点検出用窓215を介して
反応処理室200内に送られ、n型半導体領域101に
間欠的に照射される。そして、上述のように、励起光4
02が照射されているときと照射されていないときのプ
ローブ光403の反射強度(つまり反射プローブ光40
4の強度)の差ΔRを励起光402の照射がないときの
反射強度Rで割った値(ΔR/R)が反射強度の変化割
合として反射強度観測システム220で検知される。以
上の構成により、反射強度の変化割合の変動がモニター
される。 なお、一般的には、本実施形態及び後述の各
実施形態における光学システムにおいて、プローブ光の
入射側には偏光子を反射側には検光子が配置されること
が多い。
(ΔR/R)は、以下の作用によって生じると考えられ
る。一般的に、半導体に光を照射すると、光によって励
起されてキャリア数が増大し、その後、キャリアが元の
エネルギー準位に戻る際には光を放出して消滅する。こ
のキャリア数の変化に伴い電界強度が変化する。したが
って、励起光が照射されているときと、励起光が照射さ
れていないときとでは、反射強度が異なる。ところが、
半導体内に欠陥が多く存在すると、その欠陥によってエ
ネルギー準位の低い界面準位が存在することになる。そ
して、このような界面準位を有する欠陥がキャリアの捕
獲層として機能するために、光が照射されてもキャリア
が欠陥に捕獲されて十分に高いエネルギー準位まで励起
されなかったり、高いエネルギー準位まで励起されたキ
ャリアが欠陥に捕獲されたりすると、励起されてキャリ
アが低いエネルギー準位に戻る際に発生する光の強度が
低下し、電界強度も変化することになる。したがって、
ダメージ層の深さやダメージの程度が大きいほど反射強
度の変化割合(ΔR/R)が小さくなる。したがって、
この反射強度の変化割合をモニターすることにより、ダ
メージ層に関する情報が得られる。
リアが再結合して電界強度が変化する時間と関係がある
ものと思われ、実験から1kHz以下が好ましく、より
好ましくは500Hz以下が好ましいことがわかってい
る。また、励起光のフォトンのエネルギーが半導体領域
のバンドギャップよりも大きいことが好ましい。シリコ
ン基板を使用する場合には、フォトンのエネルギーが
1.1eV以上の波長の励起光を使用することが好まし
い。以上のことは、後述の各実施形態においても同様で
ある。
長域における)を一定と仮定しているので、反射強度を
検出することで反射率の検出に置き換えている。すなわ
ち、反射強度の変化割合の測定は、n型半導体領域10
1にArイオンレーザー光である励起光402を間欠的
に照射しながら、別の方向からXeランプ光であるプロ
ーブ光403を連続的に照射して、このプローブ光40
3の反射強度の変化の検出により行われる。つまり、n
型半導体領域101に励起光402が照射されていると
きの反射強度と励起光402が照射されていないときの
反射強度との差ΔRを、n型半導体領域101に励起光
402が照射されていないときの反射強度Rで割った値
(ΔR/R)を反射強度の差つまり反射率としている。
ながらプローブ光の波長を変化させて、その波長(光の
エネルギー値)ごとに反射率の変化割合を測定して、そ
のスペクトル形状を調べることは光変調反射率分光と呼
ばれている。例えば図22は、半導体領域である単結晶
シリコン層に入射したプローブ光の波長λの逆数に比例
するエネルギーの値と反射率の変化割合(ΔR/R)と
の関係を示すスペクトル線図である。ただし、同図の反
射率の変化割合(ΔR/R)の値は、初期の状態を0と
する相対値である。本実施形態では、反射率の変化割合
(ΔR/R)が変動する感度のもっとも高いエネルギー
値3.30eV(ほぼ極値を示すエネルギー値)に相当
するプローブ光の波長376nmを使用するようにして
いる。
概略的に示す上面図である。図3に示すように、p型シ
リコンからなるウエハ103の上に、最終的にウエハか
ら切り出されて半導体チップとなるチップ領域Rtp
と、光学的評価のためのモニター領域Rmnとが設けら
れている。
の進行と反射強度の変化割合(ΔR/R)の測定との関
係を、ウエハの断面構造を参照しながら説明する。図2
(a)〜(c)は、本実施形態に係る半導体装置の製造
工程を示すウエハの断面図である。図2(a)に示す工
程の前に、ウエハ103上のモニター領域Rmnにおい
て、広さが例えば13×13μm2 のn型半導体領域
(比抵抗値が約0.02Ωcm)101が形成されてい
る。一方、チップ領域Rtpには各種の半導体素子が形
成されており、図2(a)には、その例として、ポリシ
リコンからなるゲート電極106と、厚みが例えば6n
mのゲート酸化膜107と、n型ソース領域108及び
n型ドレイン領域109とを有するMOSトランジスタ
が示されている。そして、ウエハの全面上に層間絶縁膜
104が堆積されている。なお、本実施形態では、n型
半導体領域101は、n型ソース領域108及びn型ド
レイン領域109と同じ導電型かつ同じ濃度の不純物が
ドープされているが、後述のように、モニター用領域R
mn内の半導体領域には、モニターされる半導体素子内
のソース・ドレイン領域とは異なる導電型,異なる濃度
を有する不純物をドープしておいてもよい。特に、モニ
ター領域Rmn内における不純物濃度を高くすること
で、エッチングダメージの除去状態の検出感度をより高
めることができる。
間絶縁膜104上にコンタクトホール形成用フォトレジ
ストマスク105が形成され、このフォトレジストマス
ク105を用いて、層間絶縁膜104を選択的に除去す
るためのドライエッチングが行われる。このドライエッ
チングは、後述するようにプラズマを利用した加工であ
り、エッチング条件は、例えば以下の通りである。Ar
ガス、CHF3 ガス及びCF4 ガスの混合ガスを用い、
ガス流量は、Arガスが80sccm、CHF3 ガスが
45sccm、CF4 ガスが20sccmで、全体のガ
ス圧力を80mTorrとして、パワー400Wで高周
波放電させる。このドライエッチング工程により、MO
Sトランジスタのn型ソース領域108,n型ドレイン
領域109にそれぞれ到達するコンタクトホールである
開口110a,110bが形成されると同時に、n型半
導体領域101に到達するモニター用の開口110cが
形成される。そして、プラズマ発光法による各開口11
0a〜110cの形成の完了が検知された時点では、ウ
エハ上のn型ソース領域108,n型ドレイン領域10
9,n型半導体領域101には、ダメージ層Rdm1,
Rdm2,Rdm3がそれぞれ形成されている。
ッチングにより生じたダメージ層Rdm1〜Rdm3を
取り除くためのライトエッチング(ドライエッチング)
を行う。このとき、本実施形態では、ガス流量・圧力は
変化させず、パワーを200Wに下げた条件を適用して
いる。
ーの一般的な手順を示すフローチャートである。
ングを行い、メインエッチングが終了すると、ステップ
ST101で、n型半導体領域101の初期の反射強度
の変化割合(ΔR/R)を測定する。本実施形態では、
メインエッチング終了後におけるn型半導体領域101
についての測定値を初期の反射強度の変化割合(ΔR/
R)とする。
を行い、ステップST103で、プラズマ処理中におけ
る反射強度の変化割合(ΔR/R)をモニターする。本
実施形態では、プラズマ処理としてライトエッチングを
行い、ライトエッチング中における反射強度の変化割合
(ΔR/R)をモニターする。
処理(本実施形態ではライトエッチング)中における反
射強度の変化割合(ΔR/R)を初期の反射強度の変化
割合(ΔR/R)と比較し、予め実験により得られたプ
ラズマ処理が完了したことを判定する基準値に達したと
判定されるまでは、ステップST102〜ST104の
処理を行い、プラズマ処理が終了したと判定すると、ス
テップST105でプラズマ処理を終了する。本実施形
態では、ダメージ層の除去が完了したと判定すると、ス
テップST105でライトエッチングを終了することに
なる。
化割合とダメージ層の状態との関係について説明する。
図5は、波長376nm(エネルギー3.3eV)にお
ける反射強度の変化割合(ΔR/R)の初期値に対する
比の時間的変化を示す図である。図5に示すように、ラ
イトエッチングの開始直後(0〜20sec間での間)
は、メインステップのドライエッチングが終了したとき
よりも反射強度の変化割合(ΔR/R)が大きくなって
初期値に近づいており、ダメージ層が除去されているこ
とがわかる。しかし、ライトエッチング時間の増大とと
もに(20sec経過後)、反射強度の変化割合(ΔR
/R)の初期値に対する比がライトエッチング開始時の
値(図5に示す例では約0.6)よりも小さくなり、過
度のライトエッチングによってSi結晶(基板)への損
傷が大きくなることが分かる。
グ時間とコンタクト部の抵抗値(コンタクト抵抗)との
相関は、あらかじめ実験を行うことにより得ておくこと
ができる。図6に示すように、ライトエッチング初期の
段階では、コンタクト抵抗が大きいが、これは、メイン
エッチング発生した有機系のポリマーがコンタクトホー
ルの底面付近に堆積しているためであり、その後のライ
トエッチングによりしだいに除去されているのがわか
る。そして、図6と図5とを比べるとわかるように、コ
ンタクト抵抗と反射強度の変化割合(ΔR/R)との間
には相関がある。そして、この相関関係から、コンタク
ト抵抗の規格値(コンタクト窓の断面寸法が0.6μm
のときに50±5Ω)にするためには、反射強度の変化
割合(ΔR/R)が初期値より60%の値以上でなけれ
ばならないことがわかる。したがって、反射強度の変化
割合(ΔR/R)が60%になった時点でライトエッチ
ングステップを終了することで、メインエッチングで生
じたダメージ層をほぼ除去しながらその後ライトエッチ
ングにより生じる新たなダメージの発生を抑制すること
ができ、良好な接合を有する半導体デバイスを実現する
ことができる。
めの光学的監視を伴って行われる本実施形態のライトエ
ッチングによって形成されたMOSトランジスタのコン
タクト抵抗と、そのような光学的監視を伴わない従来の
ライトエッチングによって形成されたMOSトランジス
タのコンタクト抵抗とを比較するデータである。同図に
示されるように、本実施形態の半導体製造装置の製造方
法を用いることで、従来方法にくらべ、コンタクト抵抗
バラツキを抑えることができ、品質・信頼性の高い半導
体装置を製造することができる。
光によりダメージ層をモニターすることにより得られる
利点について説明する。一般に、プラズマ処理を行った
際のイオンの進入深さは数10nm程度である。ここ
で、赤外線等のマイクロ波の半導体基板内への進入深さ
は1μm以上であるので、反射率から得られる情報には
ダメージ層からの情報だけでなくダメージ層以外の領域
からの情報が多量に混在していて、ダメージ層のみに関
する情報を正確に取り出すことは困難である。したがっ
て、これらの方法はエッチングダメージのような微少な
領域に対する検知方法としては適当でない。それに対
し、可視光以下の領域の光を利用した光学的モニターを
行う場合、半導体基板内への進入深さはたかだか数10
0nm程度であるので、深さが数10nmのダメージ層
に関する検知感度が極めて高くなる。しかも、エッチン
グされている半導体ウエハの表面に光を照射することに
より、直接ダメージ層に関する情報を得ることができる
ので、このような可視光以下の領域の光を利用した光学
的モニターを行うことにより、インラインでの評価及び
プロセス制御に極めて有用な情報を提供することができ
る。かかる観点から、本実施形態及び後述の各実施形態
における光変調反射率測定法においては、測定光の光源
の選定により、あるいはフィルターの取り付けにより、
600nm以下の波長範囲の測定光を検出することが好
ましく、300〜600nmの波長範囲の測定光を検出
することがより好ましい。
に、チップ領域Rtpとは別にモニター用領域Rmnを
設けたが、本発明は、斯かる実施形態に限定されるもの
ではなく、チップ領域Rtp内に光学的評価パターンを
設けても本実施形態と同様の効果が得られる。
理による反射強度の変化割合(ΔR/R)の変動量を管
理することで、装置の異常を迅速に把握し、装置トラブ
ルが防止できる。
ズマを用いたドライエッチングとしたが、本発明は斯か
る実施形態に限定されるものではなく、例えばスパッタ
リング等によるプラズマを利用しないドライエッチング
や、ウエットエッチング等に対しても適用することがで
きる。
体領域に対してそのダメージ層を除去するためのエッチ
ングだけでなく、ダメージ層がほとんどない半導体領域
をエッチングしていく際のエッチングに対しても適用で
きる。
tp内の第1の半導体領域であるソース・ドレイン領域
108,109と第2の半導体領域であるモニター用領
域Rmn内のn型半導体領域101との不純物濃度や深
さを同じとしているが、本発明は斯かる実施形態に限定
されるものではなく、第1の半導体領域と第2の半導体
領域の不純物濃度や不純物の導電型が異なっていてもよ
いものとする。あらかじめ実験を行っておけば、第1の
半導体領域における適正なコンタクト抵抗を得るための
第2の半導体領域における光学的特性(上記実施形態で
はコンタクト抵抗)がわかるからである。たとえば、モ
ニター領域Rmnにおける不純物濃度を特別に濃くして
おいて、反射強度の変化割合の検知感度を高くしておく
ことも可能である。
に、基板表面に対するプローブ光403の角度が励起光
402の角度よりも小さくなっているが、反射強度の測
定が必要なプローブ光403の角度を大きくすること
が、モニターされる第2の半導体領域の面積を低減する
ためには好ましい。
おける光学的モニターシステムを示したものである。同
図に示すように、n型半導体領域101に照射する測定
光であるプローブ光を発生するXeランプ502が設け
られており、Xeランプ502で生成されたプローブ光
507はミラー506により反射された後、ウエハステ
ージ504上に設置されたウエハ103上のn型半導体
領域101に送られる。そして、n型半導体領域101
で反射された反射プローブ光508は、ミラー506を
通過して顕微鏡システム505に送られ、観測システム
兼解析システム509によりその強度(特に、波長37
6nmの付近)が検出される。本実施形態では、プロー
ブ光507の観測領域への照射及びその反射プローブ光
508の取り出しは、顕微鏡システム505とミラー5
06との併用により、試料の表面に対して垂直な方向か
ら行うことができる。この点が上記第1の実施形態と異
なる主要な点である。また、プローブ光507の径は、
レンズ510により10μmφまで絞ることができる。
なお、この観測システム兼解析システム509で計測さ
れた反射強度に関するデータは、信号線を介してエッチ
ング制御システム(図示せず)に送られる。
起光を発生する強度5WのArイオンレーザー503が
設けられており、このArイオンレーザー503で生成
された励起光511はチョッパ510によって周波数1
00Hzでチョッピングされて、n型半導体領域101
に間欠的に照射される。そして、上述のように、励起光
511が照射されているときと照射されていないときの
プローブ光507の反射強度(つまり反射プローブ光5
08の強度)の差ΔRを励起光511の照射がないとき
の反射強度Rで割った値(ΔR/R)が反射強度の変化
割合として観測システム兼解析システム509で検知さ
れる。以上の構成により、プローブ光の反射強度の変化
割合の変動がモニターされる。なお、半導体領域101
からの反射励起光512の強度を検出する反射励起光観
測システム513も設けられており、この反射励起光5
12の強度に関する情報は、信号線を介して観測システ
ム兼解析システム509に送られる。なお、チョッパ5
10と、反射光の強度を検出する検出器とは同期して動
作するように構成されている。
の実施形態と同様に、図3に示すように、p型シリコン
からなるウエハ103の上に、最終的にウエハから切り
出されて半導体チップとなるチップ領域Rtpと、光学
的評価のためのモニター領域Rmnとが設けられてい
る。
ング方法について、図9(a)〜(c)を参照しながら
説明する。
3上のモニター領域Rmnにおいて、広さが例えば13
×13μm2 のn型半導体領域(比抵抗値が約0.02
Ωcm)101が形成されている。一方、チップ領域R
tpには各種の半導体素子が形成されており、図9
(a)には、その例として、ポリシリコンからなるゲー
ト電極106と、厚みが例えば6nmのゲート酸化膜1
07と、n型ソース領域108及びn型ドレイン領域1
09とを有するMOSトランジスタが示されている。そ
して、ウエハのほぼ全面上に層間絶縁膜104が堆積さ
れている。なお、本実施形態では、n型半導体領域10
1は、n型ソース領域108及びn型ドレイン領域10
9と同じ導電型かつ同じ濃度の不純物がドープされてい
るが、後述のように、モニター用領域Rmn内の半導体
領域には、モニターされる半導体素子内のソース・ドレ
イン領域とは異なる導電型,異なる濃度を有する不純物
をドープしておいてもよい。
間絶縁膜104上にコンタクトホール形成用フォトレジ
ストマスク105が形成され、このフォトレジストマス
ク105を用いて、層間絶縁膜104を選択的に除去す
るためのドライエッチングが行われる。このドライエッ
チングは、プラズマを利用したエッチングであり、エッ
チング条件は、例えば、チャンバ(図示せず)内に、A
rガス、CHF3 ガス及びCF4 ガスの混合ガスを、A
rガスの流量が80sccm、CHF3 ガスの流量が4
5sccm、CF4 ガスの流量が20sccmで、全体
のガス圧力を80mTorrとして、パワー400Wで
高周波放電させる。このドライエッチング工程により、
MOSトランジスタのn型ソース領域108,n型ドレ
イン領域109にそれぞれ到達するコンタクトホールで
ある開口110a,110bが形成されると同時に、n
型半導体領域101に到達するモニター用の開口110
cが形成される。そして、プラズマ発光法による各開口
110a〜110cの形成の完了が検知された時点で
は、ウエハ103上のn型ソース領域108,n型ドレ
イン領域109,n型半導体領域101には、ダメージ
層Rdm1,Rdm2,Rdm3がそれぞれ形成されて
いる。
ッチングにより生じたダメージ層Rdm1〜Rdm3を
取り除くためのライトエッチング(ドライエッチング)
を行う。このとき、本実施形態では、ガス流量・圧力は
変化させず、パワーを200Wに下げた条件を適用して
いる。
とプラズマ処理を行っていないサンプルとについて、照
射励起光の強度を変えたときのプローブ光の反射強度の
変化割合を測定したデータである。同図に示されるデー
タからわかるように、プラズマ処理を行ったサンプルの
プローブ光の反射強度の変化(ΔR/R)の値は、プラ
ズマ処理を行わないサンプルに比較して小さくなってい
る。
第1の実施形態と同様に、光変調反射率分光を利用し
て、所望の量だけライトエッチングを行い、低抵抗の半
導体領域からなるソース・ドレイン領域の形成などを行
うことができる。
07をウエハの表面に対して垂直方向から入射させてそ
の反射強度を検出するようにした場合、プローブ光を基
板の表面に対して傾いた方向から入射させるのに比べ
て、微小領域でのSiダメージ層の評価が容易に行うこ
とができるので、モニター領域Rmnという無駄なスペ
ースを低減できる利点がある。
射させた場合には、反射強度も大きくなるつまり検知感
度が高くなる。つまり、現実に高精度の測定を行うため
には、S/N比を上げるために1カ所の測定点について
何回もチョッピングを行って得たデータを積算する必要
がある。ところが、プローブ光507を垂直方向から入
射させた場合には、1回のチョッピングあたりの測定で
高いS/N比が得られるので、チョッピング回数が低減
され評価時間が短縮される。具体的には、例えばウエハ
の表面に対して垂直方向から入射させた場合には、45
°傾いた方向から入射させた場合に比べ、評価時間が1
枚あたり、15分から3分で済み評価時間を大幅に低減
することができる。インラインでエッチングのダメージ
層を評価する際には、この評価時間の短縮によるメリッ
トは極めて大きいといえる。
に、チップ領域Rtpとは別にモニター用領域Rmnを
設けたが、本発明は、斯かる実施形態に限定されるもの
ではなく、チップ領域Rtp内に光学的評価パターンを
設けても本実施形態と同様の効果が得られる。さらに、
基板の表面に対して垂直方向からプローブ光を照射する
場合、光学的評価パターンを別途設けなくても、コンタ
クト窓を直接観察することも可能である。
による反射強度の変化割合(ΔR/R)の変動量を管理
することで、装置の異常を迅速に把握し、装置トラブル
が防止できる。
グ加工をプラズマを用いたドライエッチングとしたが、
本発明は斯かる実施形態に限定されるものではなく、例
えばスパッタリング等によるプラズマを利用しないドラ
イエッチングや、ウエットエッチング等に対しても適用
することができる。
きなダメージ層がある半導体領域に対してそのダメージ
層を除去するためのエッチングだけでなく、ダメージ層
がほとんどない半導体領域をエッチングしていく際のエ
ッチングに対しても適用できる。さらに、シリコン酸化
膜の形成あるは除去時における膜厚の検出や、半導体基
板のアニール処理の際の結晶性の回復程度の検出など、
広く半導体領域の構造に関する情報を得るために本発明
の光学的評価方法を利用することもできる。
プ領域Rtp内の第1の半導体領域であるソース・ドレ
イン領域108,109と第2の半導体領域であるモニ
ター用領域Rmn内のn型半導体領域101との不純物
濃度や深さを同じとしているが、本発明は斯かる実施形
態に限定されるものではなく、第1の半導体領域と第2
の半導体領域の不純物濃度や不純物の導電型が異なって
いてもよいものとする。あらかじめ実験を行っておけ
ば、第1の半導体領域における適正なコンタクト抵抗を
得るための第2の半導体領域における光学的特性(上記
実施形態ではコンタクト抵抗)がわかるからである。た
とえば、モニター領域Rmnにおける不純物濃度を特別
に濃くしておいて、反射強度の変化割合の検知感度を高
くしておくことも可能である。
的モニターシステムの実施形態について説明する。な
お、半導体装置の加工方法は、上記第1,第2の実施形
態や注記した変形可能な形態と同様に行うことができ
る。
装置を示す斜視図である。同図において、図8に示す構
成部品と同じ構成部品には同じ符号を付している。すな
わち、上記第2の実施形態と同様に、ウエハステージ5
04と、Xeランプ502と、ミラー506と、Arイ
オンレーザー503と、チョッパ510と、観測システ
ム兼解析システム509とが設けられている。そして、
本実施形態の特徴は、励起光511とプローブ光507
とを同軸上に誘導するためのミラー523と、ウエハ1
03のn型半導体領域から反射される励起光及びプロー
ブ光が混在した反射光518を分光するための分光器5
21と、該分光器521で分光された各波長における光
の強度を検出するための検出器522とを備えている点
である。上記Xeランプ502、ミラー506及び52
3、Arイオンレーザー503、チョッパ510、及び
分光器521により光学システム530が構成されてい
る。
Xeランプ502で生成されたプローブ光507と、A
rイオンレーザー503で生成された励起光511と
は、ミラー523により同軸上に誘導され、ミラー50
6によって共に反射された後、ウエハステージ504上
に設置されたウエハ103上のn型半導体領域101に
送られる。そして、n型半導体領域で反射された反射プ
ローブ光と反射励起光とが混在した反射光518は、ミ
ラー506を通過して分光器521に送られ、検出器5
22によりその強度が検出された後、観測システム兼解
析システム509によりその強度の変化が解析される。
を利用して、第2の実施形態で示した方法と同様の方法
により、プラズマ処理を施したサンプルを評価すること
ができる。加えて、本実施形態では、プローブ光と励起
光とを共通の光軸に誘導してから、観測点であるウエハ
103上のn型半導体領域に入射させるように構成され
ているので、観測点へのアライメントが非常に簡便に行
うことができ、また、装置の構成が簡素になる。
実施形態で示している方法に比べて、より微小な半導体
領域でのSiダメージ層の評価が容易に行うことができ
る。また、励起光も鉛直方向から入射するため、ビーム
径を約30μmまで絞ることができ、45°傾いた方向
から励起光を入射させる場合に比べ、さらに微少な観測
点でのサンプル評価を行うことができる。また、評価時
間も、第2の実施形態の約20%まで短縮することがで
きる。
途設けなくても、ウエハのLSI内に広めの半導体領域
があればそれを利用してプラズマ加工のダメージ等を測
定することが可能になる。
形態における光学的評価装置を示す斜視図である。同図
において、図11に示す構成部品と同じ構成部品には同
じ符号を付している。すなわち、上記第3の実施形態と
同様に、ウエハステージ504と、Xeランプ502
と、ミラー506及び523と、Arイオンレーザー5
03と、チョッパ510と、観測システム兼解析システ
ム509とが設けられている。そして、本実施形態の特
徴は、ウエハ103のn型半導体領域から反射されるプ
ローブ光と励起光とが混在した反射光518のうち特定
の波長範囲の光を通過させるためのフィルター525
(ピーク波長が350nm)と、このフィルター525
を通過した光の強度を検出するための検出器524とを
備えている点である。上記Xeランプ502、ミラー5
06及び523、Arイオンレーザー503、チョッパ
510、及びフィルター525により光学システム53
0が構成されている。
実施形態の方法とは異なり、プローブ光の特定の波長範
囲における反射強度の変化割合を分光せずに観測するこ
とができる。この方法により、評価に要する時間を数秒
のオーダにまで短縮することができる。
用いて、ライトエッチングを20秒間行った後における
プローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)を、RF
バイアスパワーを変化させて、測定した結果を示す図で
ある。この場合、反射プローブ光を分光してスペクトル
解析するのではなく、検出器524によりフィルター5
25を透過した光を観測しているので、同図に示す結果
は、フィルター特性から波長範囲350nmから390
nmの光の強度を積分して検出していることと考えられ
る。図13をみると、プラズマ強度を大きくするほどプ
ローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)が低下して
いるので、加工領域におけるダメージが大きくなってい
ることがわかる。すなわち、本実施形態の方法において
も、プラズマ処理の加工程度の相違による測定光の反射
率の変化割合の相違を明確に検出することができた。本
実施形態では、前述したように、スペクトル解析が必要
でないため、評価時間は、数秒のオーダまで短縮するこ
とができた。
形態における光学的評価装置を示す斜視図である。同図
において、図11と同じ構成部品には同じ符号を記して
いる。すなわち、上記第3の実施形態と同様に、ウエハ
ステージ504と、Xeランプ502と、チョッパ51
0と、分光器521と、検出器522とが設けられてい
る。そして、本実施形態の特徴は、光学システム530
内に、Xeランプ502で生成された光をプローブ50
7と励起光511とに分離するビームスプリッター52
6と、励起光511を反射させるためのミラー527
と、プローブ光507を反射させ、ウエハ103からの
反射光518を透過させるミラー528と、プローブ光
507を透過させかつ励起光511を反射させて両者を
共にウエハに導くとともに、反射光を透過させる組合せ
ミラー529とを備えている点である。上記Xeランプ
502、チョッパ521、ビームスプリッター526、
ミラー527及び528、組合せミラー529、及び分
光器521により光学システム530が構成されてい
る。
態とは異なり、1つの光源であるXeランプ502から
の光をプローブ光507と励起光511とに分離させて
から、上記各実施形態におけると同様の光変調反射率分
光測定を行う。したがって、本実施形態によれば、光源
が1つで済むことから光学システム530が図14に示
すようにコンパクト化することができ、またレーザを用
いる必要がないために低コスト、メンテナンス効率の向
上を図ることができる。
用いて、ライトエッチングを20秒間行った後における
プローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)を、RF
バイアスパワーを変化させて、測定した結果を示す図で
ある。図15をみると、プラズマ強度を大きくするほど
プローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)が低下し
ているので、加工領域におけるダメージが大きくなって
いることがわかる。すなわち、本実施形態の方法におい
ても、プラズマ処理の加工程度の相違による測定光の反
射率の変化の相違を明確に検出することができる。
用いて、波長376nm(エネルギー3.3eV)にお
けるプローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)の初
期値に対する比の時間的変化を測定した結果を示す図で
ある。同図に示すように、ライトエッチングの進行に伴
うプローブ光の反射強度の変化割合(ΔR/R)の変化
は、基本的に図5に示す変化とほとんど同じである。た
だし、本実施形態では、反射強度の変化割合(ΔR/
R)の値そのものが図5に示す値よりも大きい。これ
は、励起光も上方から入力させたことで、感度が高くな
ったことを意味している。
処理装置)図17は、上記第2〜第5の実施形態におい
て共通に使用されるプラズマ処理装置の構造を概略的に
示す断面図である。同図に示すように、プラズマ処理装
置は、チャンバ200と、プラズマ発生用の高周波電力
を供給するためのRF電源211と、カップリングコン
デンサ212と、チャンバ200内の底部に設置された
下部電極213と、チャンバ200内の天井部に設置さ
れた上部電極214と、チャンバ200の側壁に設けら
れた覗き窓218,219と、チャンバ200の天井部
中央付近に設けられた観測用窓220とを備えている。
ただし、同図においてウエハステージは図示を省略され
ている。そして、RF電源211から供給される高周波
電力により上部電極214と下部電極213との間にプ
ラズマ領域401を生ぜしめて、下部電極213の上に
設置されたウエハ103内のn型半導体領域101を加
工するように構成されている。
ては、図17に示すように、光学システム530をチャ
ンバ200の観測用窓220の上方にまとめて配置する
ことができる。ただし、第2の実施形態では、プローブ
光用の光学システムのみを観測用窓220の上方に配置
し、励起光用の光学的システムは覗き窓218,219
の側方に配置することになる。
り、ウエハ面に垂直な方向から少なくともプローブ光を
入射することが可能になり、プローブ光の反射率の変化
を観測することで、リアルタイムにプロセス観測を実現
することができるのである。また、光学的システムから
の信号531を利用して、加工条件へのフィードバック
等を行うことができる。
形態における半導体装置の熱処理装置(アニール処理装
置)の構成を概略的に示す断面図である。図18示すよ
うに、反応容器607内には、石英チューブ603が取
り付けられており、石英チューブ603の内側面上には
ウエハサセプタ602を介してウエハ103が設置され
ている。石英チューブ603の外側面の上には赤外線を
用いたヒーター604が取り付けられており、このヒー
ター604によって石英チューブ603内のウエハ10
3を加熱するようにしている。また、反応容器607に
は反応ガスの導入口609と、反応ガスの排出口610
とが設けられており、反応ガスの流量は流量制御計60
8によって適宜調整できるようになされている。また、
反応容器607の側部には、2つの観測用石英窓60
5,606が互いに相対向して設けられている。ウエハ
103の一部にはn型半導体領域101(比抵抗値約
0.02Ωcm)が設けられており、一方の観測用石英
窓605からウエハ103上のn型半導体領域101に
入射させた光を他方の観測用石英窓606から取り出せ
るように構成されている。このウエハ103のn型半導
体領域101には図示しないが、光学的評価のためのパ
ターン(大きさは13×13μm2 )が設けられてい
る。
607内に入射する測定光であるプローブ光618を発
生するXeランプ611と、反応容器607内に励起光
620を発生するArイオンレーザー612(出力1
W)と、この励起光620を周波数200Hzでチョッ
ピングするチョッパー614と、ウエハ103上のn型
半導体領域101から反射される反射プローブ光619
を受けてその強度を検出する検出器613とが配設され
ている。すなわち、Xeランプ611で発生したプロー
ブ光618を評価パターンであるウエハ103上のn型
半導体領域101に照射する一方、Arイオンレーザー
612で発生した励起光620も周波数200Hzでチ
ョッパー614によりチョッピングしながらウエハ10
3上のn型半導体領域101に照射し、励起光620の
照射・非照射によるn型半導体領域101からの反射プ
ローブ光619の強度の変化から、反射率の変動をモニ
ターするように構成されている。そして、制御系コンピ
ュータ615により、ヒーター604,チョッパー61
4及び流量制御計608の動作を制御する一方、検出器
613の検出信号を取り込んでn型半導体領域101の
光学的特性を監視するように構成されている。なお、チ
ョッパ614と、反射光の強度を検出する検出器613
とは同期して動作するように構成されている。
方法の原理について説明する。
である半導体領域に励起光が照射されているときの測定
光の反射率と励起光が照射されていないときの反射率と
の差ΔRを、半導体領域に励起光が照射されていないと
きの反射率Rで割った値(ΔR/R)である。このよう
な測定光の反射率の変化は、以下の作用によって生じる
と考えられる。一般的に、半導体に光を照射すると、光
によって励起されてキャリア数が増大し、その後、キャ
リアが元のエネルギー準位に戻る際には光を放出して消
滅する。このキャリア数の変化に伴い電界強度が強くな
ったり弱くなったり変化する。したがって、励起光が照
射されているときと、励起光が照射されていないときと
では、測定光の反射強度が異なる。そして、半導体領域
の構造が完全な結晶状態である場合には、反射率の変化
割合は、測定光の波長に依存して変化する。つまり、測
定光の反射率の変化割合を測定光の各波長についてプロ
ットしたスペクトルは、半導体領域を構成する半導体の
伝導帯の底と価電子帯の頂上との差であるエネルギーギ
ャップに応じた特徴的な変化特性を示す。
ルギーが約3.3eVに相当する波長の領域では反射率
の変化割合(ΔR/R)が極小値(極値)を示し、エネ
ルギーが3.5eVに相当する波長の領域では反射率の
変化割合(ΔR/R)が極大値(極値)を示す。反射率
の変化割合(ΔR/R)の極値のうち極小値の方が極大
値よりも絶対値が大きい。
子構造の正常状態からのずれなどの構造的な乱れが多く
存在すると、その領域にはエネルギー準位の低い捕獲準
位が存在することになる。そして、このような構造の乱
れによって生じたエネルギー準位の低い領域がキャリア
の捕獲層として機能するために、キャリア数の増加量が
減少し、電界強度の差が少なくなる。したがって、不純
物イオンの注入によって生じた半導体領域内の構造が乱
れた領域の深さや乱れの程度が大きいほど測定光の反射
率の変化割合(ΔR/R)が小さくなり、構造の乱れが
大きい場合には励起光の照射による測定光の反射率の変
化がほとんどなくなる。つまり、このような場合には、
測定光の反射率の変化割合を測定光の各波長についてプ
ロットしたスペクトルは、ほぼ一定の小さな値を示すだ
けとなる。
化割合をモニターすることにより、不純物イオンの注入
後のアニールプロセスにおける半導体領域の回復の程度
に関する情報を得ることができるのである。
イオン注入後のアニールプロセスにおけるプローブ光の
反射率の変化割合のスペクトルの経時変化について説明
する。
例するエネルギーの値と反射率の変化割合(ΔR/R)
との関係を示すスペクトル線図である。ただし、図19
の横軸は実質的には測定光の波長を連続的に変化させた
ものにほかならないので、結局、図19は波長の変化に
対する反射率の変化割合(ΔR/R)のスペクトルを示
している。また、本実施形態では、照射するプローブ光
618の強度は一定であるので、励起光620の照射・
非照射時における反射プローブ光619の強度差ΔRを
励起光620の非照射時における強度Rで割ることで、
反射率の変化割合(ΔR/R)を算出している。なお、
図19の反射率の変化割合(ΔR/R)の値は、初期の
状態を0とする相対値である。
容器607内に収納されているウエハ103上のn型半
導体領域101には、すでに不純物イオン注入プロセス
において、ドーズ量が約1×1015cm-2、注入エネル
ギーが約35keVの条件で、ヒ素(As)が導入され
ている。図19中のスペクトル線S0 は、不純物イオン
の注入直後における反射率の変化割合(ΔR/R)のス
ペクトルである。
のウエハ103を図18で示す装置によりN2 ガス雰囲
気中で900℃、10秒間アニール処理したときの反射
率の変化割合(ΔR/R)のスペクトルであり、図19
中のスペクトル線S25は同じ条件で25秒間アニールし
たときの反射率の変化割合(ΔR/R)のスペクトルで
ある。同図に示すように、アニール処理が進行するにつ
れて、反射率の変化割合(ΔR/R)のスペクトルの形
状が大きく変化していることがわかる。つまり、このス
ペクトル形状は、アニール処理によるSi結晶性の回復
を示すものであり、回復が進むにつれて反射率の変化割
合(ΔR/R)のスペクトル線の極大側のピーク値が上
方に、極小側のピーク値が下方に移動していることがわ
かる。
でより変化幅の大きい極小ピーク値に着目し、不純物イ
オンの注入後のアニールプロセスにおける回復程度をス
ペクトル線の極小ピーク値によって監視するようにして
いる。ただし、図19に示すように、スペクトル線には
エネルギーが約3.3eV(波長376nm)の点で極
小ピーク値があるので、反射プローブ光619のエネル
ギー3.3eVに相当する波長における反射率の変化割
合をスペクトル線の極小ピーク値と仮定する。
プローブ光619のエネルギー3.3eVに相当する波
長における反射率の変化割合をスペクトル線の極小ピー
ク値と仮定して、ウエハ103のアニールプロセスにお
けるスペクトル線の極小ピーク値の経時変化を示す図で
ある。同図に示すように、アニールプロセスの時間の経
過とともに半導体領域の結晶性の回復が進行するので、
極小ピーク値は時間とともに増大する。極小ピーク値が
−12.0になった時点(35秒)でアニール処理を終
了しても、半導体領域(本実施形態ではSi結晶)の結
晶性が十分回復していることがラマン分光により確認で
きた。
余裕をもって定められたアニール処理の時間ではなく、
あらかじめモニターウエハーについて行った実験等よ
り、現実のアニールプロセスにおけるスペクトル線中の
極小ピーク値の変化によりアニール処理プロセスを制御
することで、安定した結晶性とともに安定した不純物プ
ロファイルを有したデバイス製造が実現できる。すなわ
ち、アニール処理中において、特定波長(エネルギー領
域)での反射率の変化割合(ΔR/R)をモニターする
ことにより、安定したアニール処理プロセス及び良好な
特性を有するデバイス製造を実現できる。
−12.0になるまでに要する時間を管理し、その時間
が、40秒を超えた時点で、本熱処理装置の定期メンテ
ナンスを行った。図23は、ウエハの処理枚数に対する
スペクトル線の極小ピーク値が−12.0になるまでの
アニール時間の変化を示す。このように、ウエハの処理
枚数に応じて極小ピーク値が−12.0に達するまでの
時間が長くなるのは、装置構成部品の劣化によるものと
考えられる。従来の管理方法では、40秒を越えるアニ
ールを行った場合には、半導体領域におけるコンタクト
抵抗不良などのトラブルが発生していたが、本発明の管
理手法によれば、そのようなトラブルの発生を抑制する
ことができる。すなわち、本実施形態の光学的な管理手
法とプロセス時間管理手法の融合により、従来の方法で
は困難であった熱処理工程のプロセス管理をも実現する
ことができ、よって、安定した稼動を達成することがで
きる。
示す光学的モニターシステムに代えて、第2の実施形態
における図8に示す光学的モニターシステムや、第3の
実施形態における図9に示す光学的モニターシステム、
第4の実施形態における図12に示す光学的モニターシ
ステム、第5の実施形態における図14に示す光学的モ
ニターシステムなどを使用することができる。
測方法に関する第2の実施形態について説明する。
用した図8に示す光学的モニターシステムを用いる。
チョッパ510によって周波数100Hzでチョッピン
グされて、ウエハ103のn型半導体領域103aに間
欠的に照射される。そして、この観測システム兼解析シ
ステム509で計測された反射強度に関するデータは、
信号線を介して熱処理制御システム(図示せず)に送ら
れる。また、チョッパ510と、反射プローブ光の強度
を検出する検出器とは同期して動作するように構成され
ている。
の変化割合のスペクトル線における極小ピーク値と不純
物導入の際の不純物のドーズ量との関係を示す。不純物
はヒ素(As)であり、実験を行ったドーズ量は1.0
×1015cm-2、5.0×1015cm-2、5.0×10
14cm-2、1.0×1014cm-2であり、いずれの場合
にもイオンの加速エネルギーは150keVである。ま
た、熱処理は、N2 ガス雰囲気中で、850C、1時間
行っている。図22には、ドーズ量が1.0×1015c
m-2の場合の反射率の変化割合(ΔR/R)のスペクト
ルを示す。
れたサンプルの反射率の変化割合(ΔR/R)の極小ピ
ーク値は、ドーズ量の増加とともに負の側に大きくなっ
ていくことがわかる。すなわち、反射率の変化割合(Δ
R/R)が不純物濃度を反映したものであり、反射率の
変化割合(ΔR/R)をモニターすることにより、熱処
理後の最終的な基板内の不純物濃度を知ることができる
ことを意味している。したがって、この極小ピーク値が
ある値になるまで不純物のイオン注入と拡散用の熱処理
とを行うことにより、n型半導体領域101における所
望の不純物濃度に正確に制御することが可能になる。
純物イオンの注入により生じた欠陥等に起因する構造の
乱れを回復させるための熱処理工程について説明した
が、本発明の熱処理はかかる実施形態に限定されるもの
ではなく、エッチングによって生じた欠陥などに起因す
る構造の乱れを回復させるための熱処理工程についても
適用されるものである。
す光学的モニターシステムに代えて、第3の実施形態に
おける図9に示す光学的モニターシステムや、第4の実
施形態における図12に示す光学的モニターシステム、
第5の実施形態における図14に示す光学的モニターシ
ステムなどを使用することができる。
を参照しながら、第8の実施形態に係る半導体装置(絶
縁膜)の光学的評価装置及び評価方法について説明す
る。
的モニターシステムの構成を概略的に示す斜視図であ
る。図24において、701はシリコン酸化膜が形成さ
れたウエハ状態の半導体基板、702はウエハステー
ジ、703は出力150Wの第2の光源であるXeラン
プ、704は偏光子、705は検光子を備えた検出器、
706はXeランプ光であるプローブ光(測定光)、7
07は反射プローブ光、708は検出器705からの信
号を伝達するための信号線、709は出力が5Wの第1
の光源であるArイオンレーザ、710は励起光を変調
するためのチョッパー、711はチョッパー710によ
り変調された励起光である励起光、712は励起光の変
調との同期信号を伝達するための信号線、713は制御
システムをそれぞれ示す。そして、検出器705は、反
射プローブ光707の強度を各波長について連続的なス
ペクトルを測定するように構成されている。また、励起
光711は、チョッパー710によって周波数500H
zでチョッピングされて、半導体基板701の表面に対
して垂直な方向から半導体基板701の被測定領域に間
欠的に照射されるように構成されている。さらに、チョ
ッパ710と、反射光の強度を検出する検出器705と
は同期して動作するように構成されている。
ある半導体基板701のn型半導体領域701b上に
は、たとえば温度850℃下の熱酸化法によりシリコン
酸化膜701cが形成されている。プローブ光706は
このシリコン酸化膜701cを通過してその直下のn型
半導体領域701bに入射され、n形半導体領域701
bの表面で反射される。そして、この反射プローブ光7
07は、シリコン酸化膜701cを通過して外方に出射
される。
が、例えば図18に示すような構造と類似した熱酸化を
行うためのチャンバーが配置されており、ウエハステー
ジ702はこのチャンバー内に設置され、チャンバーに
はプローブ光706、反射プローブ光707及び励起光
711を通過させるための窓が設けられている。
理と、本実施形態に係る反射プローブ光707の反射強
度の変化割合(ΔR/R)の測定方法とについて説明す
る。
よって励起されてキャリア数が増大し、その後、キャリ
アが元のエネルギー準位に戻る際には光を放出して消滅
する。このキャリア数の変化に伴い半導体領域の表面電
界強度が変化する。したがって、励起光が照射されてい
るときと励起光が照射されていないときとでは、測定光
が半導体領域の表面で反射される割合つまり測定光の反
射率が異なる。すなわち、励起光の照射によって生じる
べき電界強度の変化の大きさが被測定領域の何らかの特
性に依存して変わるのであれば、測定光の反射率の変化
割合を測定することにより、被測定領域の特性を評価で
きるはずである。本発明は、このような光変調反射率分
光の技術を前提としている。
域である半導体基板701のシリコン酸化膜701cを
通過させてその直下のn型半導体領域701bに励起光
711を間欠的に照射しながら、別の方向からプローブ
光706を連続的にシリコン酸化膜701cを通過させ
てその直下のn型半導体領域701bに照射して、反射
プローブ光707の反射強度の変化を検出する。そし
て、励起光711が照射されているときと照射されてい
ないときの反射プローブ光707の反射強度の差ΔR
を、励起光711が照射されていないときの反射強度R
で割った値(ΔR/R)が反射強度の変化割合として解
析システム713で検知される。ここで、反射強度の変
化割合(ΔR/R)は、照射されるプローブ光706の
強度が一定であることを前提として、反射率の代わりに
使用されているものであり、技術的に意味があるのは反
射率の変化割合である。以上の構成により、プローブ光
の反射強度の変化割合の変動がモニターされる。そし
て、図24に示す解析システム713のディスプレイ上
には、図示するような測定光の反射強度の変化割合(Δ
R/R)のスペクトルが表示される。
された反射強度の変化割合(ΔR/R)のスペクトルを
示す。同図において、曲線Spaは正常なシリコン酸化膜
を有する半導体基板からの反射強度の変化割合(ΔR/
R)のスペクトルを示し、曲線Spb,Spcは不良のシリ
コン酸化膜を有する半導体基板からの反射強度の変化割
合(ΔR/R)のスペクトルを示す。これらの反射強度
の変化割合(ΔR/R)のスペクトルの形状の相違か
ら、良品の半導体基板の反射強度の変化割合(ΔR/
R)はある一定の範囲(同図の斜線で示す領域)に収ま
るのに対し、不良のシリコン酸化膜を有する半導体基板
からの反射強度の変化割合(ΔR/R)はこの範囲から
はみ出るほど大きいということがわかった。このような
相違が生じる原因については、以下の作用によるものと
考えられる。
膜を通過させてその直下のn型半導体領域に励起光71
1を照射するとn型半導体領域にキャリアが発生し、こ
のキャリア数の変化に伴い表面電界強度がΔΦだけ増大
する。この表面電界強度の変化ΔΦが生じることで、励
起光が照射されているときと照射されていないときとで
反射強度が異なることは、既に説明したとおりである。
ここで、n型半導体領域の上にシリコン酸化膜が形成さ
れていると、n型半導体領域の表面層にキャリアのトラ
ップとなる欠陥サイトが発生するので、測定光の反射率
の変化分は小さくなるはずである。
リコン酸化膜中にトラップ電子が存在していると、この
電子によってn型半導体領域にはより大きな表面電界強
度の変化ΔΦ’が生じることになる。このために、トラ
ップ電子が多く存在するシリコン酸化膜の直下のn型半
導体領域から反射強度の変化割合(ΔR/R)は、トラ
ップ電子が少ないシリコン酸化膜の直下のn型半導体領
域からの反射強度の変化割合(ΔR/R)よりも大きく
なると考えられる。つまり、図26に示すような反射強
度の変化割合(ΔR/R)の大きいスペクトルSpb,S
pcを与える半導体基板のシリコン酸化膜には多くのトラ
ップ電子が存在していることになる。このようなトラッ
プ電子は、シリコン酸化膜の欠陥が多いほど多く存在す
ることは知られている。なお、トラップ電子が多く存在
していると、絶縁破壊によるキャリアパスが発生しやす
くなり、絶縁膜の寿命が短いこともわかっている。
めに、厚みが2〜4nm程度のシリコン酸化膜に電気的
ストレスをその大きさを種々に変えて印加する実験を行
って、図28に示すデータを得た。図28は、反射強度
の変化割合(ΔR/R)のスペクトル中のピーク強度
と、水銀プローバによる容量の測定より得られたおのお
のの酸化膜中のトラップ電子密度との関係を示す図であ
る。同図において、縦軸はトラップ電子密度(×1011
cm2 )を示し、横軸は反射強度の変化割合(ΔR/
R)のスペクトル中の3.35eV付近の極小ピーク値
(波長375nm付近に対応する)を与えるピーク信号
強度の相対値をとっている。図28に示すように、ピー
ク信号強度の絶対値が増大するほどトラップ電子密度も
増大しているので、反射強度の変化割合(ΔR/R)の
絶対値がある範囲よりも大きいときにはシリコン酸化膜
の品質がよくない(つまりトラップ電子が多く存在して
いる)と評価することができる。
R)(絶対値)が所定値以上であればゲート酸化膜を不
良と判定することは、上述のような推論が理論的に正し
いかどうかは別にして、経験的に得られる因果関係に合
致している。したがって、反射強度の変化割合(ΔR/
R)をモニターすることにより、絶縁膜中の電子トラッ
プ量を特定できるため、絶縁膜の電気的特性の管理を光
学的に行うことができる。
デバイスの製造における工程管理を行った実施例につい
て説明する。
(ΔR/R)のスペクトル中のピーク値が−0.25〜
0.25×10-3の範囲に収まるのであれば良品とし、
逆にこの範囲に収まらないのであれば不良と設定して、
半導体基板(ウエハ)の上に熱酸化によりシリコン酸化
膜を試作する際の工程管理を行った。図29において、
横軸は処理枚数を示し、縦軸は3.35eV付近におけ
る反射強度の変化割合(ΔR/R)(ピーク値)であ
る。125枚ごとに1回の割合でモニターした結果、7
50枚目のところで突如信号が大きく変化した。これ
は、突発的なトラブルであり、このときのゲート酸化膜
の特性は、ゲートへの印加電圧Vgが−6.6Vのとき
に、信頼性を示す破壊までの時間tbd(寿命値)が10
0sec程度であった。通常の寿命値tbdは104 se
c以上であるから、この寿命値は異常に低い値であるこ
とがわかる。この場合、迅速なトラブルへの対応によっ
てトラブルの原因を取り除くことができ、その後の不良
の発生を防止することができた。このように、本発明で
は、光学的な特性評価による製造工程の管理を行うこと
により、従来の電気的特性の評価による管理よりも迅速
な対応ができ、サンプルの試作工程や、MOSデバイス
の製造工程における歩留まりの悪化を確実に防止するこ
とができる。
ップ密度に対応する容量(電気的特性)の適正範囲と、
この適正範囲に相当する反射強度の変化割合(ΔR/
R)の適正範囲との関係を求めておけば、反射強度の変
化割合(ΔR/R)が適正範囲に入るように製造条件を
制御することができる。
光学的モニターシステムに代えて、第2の実施形態にお
ける図8に示す光学的モニターシステムや、第3の実施
形態における図9に示す光学的モニターシステム、第4
の実施形態における図12に示す光学的モニターシステ
ム、第5の実施形態における図14に示す光学的モニタ
ーシステムなどを使用することができる。
システムにおいて、測定光の光源の選定により、あるい
はフィルターの取り付けにより、600nm以下、より
好ましくは300〜600nmの波長範囲の測定光を半
導体領域に照射するようにすることが好ましい。かかる
波長範囲の光は、半導体領域への侵入深さが数10nm
以上にならないので、シリコン酸化膜等の絶縁膜内のト
ラップ電子の影響を受けやすい表面領域からの反射光の
強度の差に基づき感度の高い光学的評価を行うことがで
きる。
について説明する。図30(a)〜(c)は、ゲート電
極及びゲート酸化膜のパターニング工程を示すウエハの
断面図である。ただし、本実施形態では、第1の実施形
態における図4に示すエッチング装置を使用して、ゲー
ト電極及びゲート酸化膜のパターニングを行うものとす
る。
エハ803上のチップ領域Rtpの基板領域には、しき
い値制御用の低濃度の不純物が導入された第1半導体領
域800が設けられており、この第1半導体領域800
に半導体素子であるMOSトランジスタが形成される。
一方、ウエハ803上のモニター領域Rmnには、広さ
が例えば13×13μm2 のn型不純物が導入された第
2半導体領域801(比抵抗値が約0.02Ωcm)が
形成されている。そして、基板の全面上には、厚みが例
えば6nmのゲート酸化膜807と、ポリシリコンから
なるゲート電極膜806とが堆積されている。さらに、
ゲート電極膜806の上には、ゲート電極形成用のパタ
ーン形状を有するフォトレジストマスク809が形成さ
れている。ただし、このフォトレジストマスク809
は、第2半導体領域801の上方にも開口領域を有して
いる。
フォトレジストマスク809を用いたドライエッチング
(プラズマエッチング)により、ゲート電極膜806が
除去され、ゲート電極806aが形成される。このと
き、第2半導体領域801のゲート電極膜が除去され
て、ゲート酸化膜807が露出した状態となっている。
ローブ光403がゲート酸化膜807を通って第2半導
体領域801に照射される。ただし、励起光402は間
欠的に照射される。そして、上述のように、励起光40
2が照射されているときと照射されていないときのプロ
ーブ光403の反射強度の差ΔRを励起光402の照射
がないときの反射強度Rで割った値(ΔR/R)が反射
強度の変化割合として図4に示す反射強度観測システム
220で検知される。以上の構成により、反射強度の変
化割合の変動がモニターされる。
酸化膜807のパターニングが完了して、ゲート電極8
06aの直下にゲート酸化膜807aが残される状態に
なる。ここで、本実施形態では、このようにエッチング
が完了した時点では、第2の半導体領域801における
プローブ光の反射率の変化割合(ΔR/R)が図30
(b)に示すときの値よりも大きく変化している点に着
目する。
ときのプローブ光の反射率の変化割合(ΔR/R)を示
すスペクトル線図である。図30(b)のようにゲート
酸化膜が存在しているときには、ゲート酸化膜中のトラ
ップ電子の存在によってピーク値の絶対値が大きいスペ
クトル線となるが、ゲート酸化膜が除去されるにつれて
ピーク値の絶対値が小さいスペクトル線(例えば図31
に示すスペクトル線Slow )を示すように変化する。さ
らにゲート酸化膜の除去が進むと、トラップ電子数が極
めてわずかになり、しかもシリコン基板にはダメージ層
もほとんどないことから、ピーク値の絶対値が増大する
ように転ずる。そして、図30(c)に示すゲート酸化
膜の除去が完了した時点では、ピーク値が大きいスペク
トル線Shighを示す。したがって、プローブ光の反射率
の変化割合(ΔR/R)をモニターし続けることによ
り、基板内にほとんどダメージが入らずしかもゲート酸
化膜の除去が完了した時点を検知することができる。す
なわち、ゲート酸化膜の除去が完了して時点でエッチン
グを停止するようにドライエッチング工程を制御するこ
とができ、シリコン基板へのダメージをできるだけ小さ
くすることができる。
御方法は、ゲート酸化膜の除去だけでなく、測定感度が
有効に得られない程度に厚い絶縁膜でさえなければ、他
の絶縁膜の除去のためのエッチングにも適用することが
できる。
形態について説明する。本実施形態では、ウエハの図示
は省略するが、例えば上記第9の実施形態の図30
(c)に示す状態で、第1の半導体領域800にソース
・ドレイン領域を形成するための不純物導入を行う工程
に適用できるものである。
圧力10mTorrで、プラズマドーピングを行って半
導体領域内に不純物を導入していく過程において、プロ
ーブ光の反射率の変化割合(ΔR/R)をモニターした
結果を示す図である。同図において、横軸は処理時間
を、縦軸は極小ピーク値の信号強度(相対値)の絶対値
を示す。同図に示されるように、不純物の導入につれて
信号強度が低下してきており、不純物の導入によって半
導体領域内に欠陥が生じていることがわかる。したがっ
て、プローブ光の反射率の変化割合(ΔR/R)が初期
値から所定値または所定割合だけ小さくなったときに不
純物の導入を停止させたり、予め実験を行って所望の不
純物濃度に対応する信号強度を求めこの信号強度に達し
たときに不純物の導入を停止するなどの制御を行うこと
により、所望の濃度の不純物を導入することができる。
注入などによる不純物の導入後に熱処理を行い、熱処理
後に光変調反射率測定を行って測定光の反射率の変化割
合(ΔR/R)を評価すれば、熱処理後の不純物の濃度
がわかる。したがって、予め予備実験を行って適正な不
純物濃度を実現するための不純物導入条件(例えばイオ
ン注入量,イオン注入エネルギーやプラズマドーピング
時の高周波電力など)を決定しておくことができる。特
に、不純物導入前における半導体領域についてインライ
ンでの光変調反射率測定を行って、その工程での半導体
領域の不純物の濃度を把握しておけば、より精度のよい
不純物導入を行うことができる。
子が形成される領域とは別の領域に光学的評価用のモニ
ター領域を設けておくことができる。
態における光学的モニターシステムのうちXeランプ,
偏光子,検出器等は、現在酸化膜の膜厚の測定のために
使用されているエリプソメトリ分光器の部材をそのまま
利用することができる。その場合、Arイオンレーザ,
チョッパー及び制御システムを新たに設けるだけで、本
発明の光学的評価を行うことができる。
ジスタを形成する場合を例にとって説明したが、バイポ
ーラトランジスタや、化合物半導体基板に形成されるM
ESFETなどのデバイスを形成する場合にも適用する
ことができる。
で半導体領域を有する基板に処理を施す際に使用される
光学的評価装置として、光変調反射率測定により半導体
領域からの測定光の反射率の変化割合を演算する構成と
したので、半導体領域の結晶状態などを反映した反射率
の変化割合によって得られる情報を利用して、チャンバ
ー内で行われる加工処理の条件を制御する際のインライ
ンでの評価を行うことができる。
の絶縁膜の電気的特性を評価するための光学的評価装置
として、光変調反射率測定により半導体領域からの測定
光の反射率の変化割合を演算して、この反射率の変化割
合の大小に基づき上記絶縁膜の電気的特性を評価する構
成としたので、ゲート酸化膜等の絶縁膜中の電気的な欠
陥についての情報が得られ、迅速かつ確実な絶縁膜の電
気的特性の管理に供することができる。
で半導体領域の加工処理を行う半導体装置の製造装置に
おいて、上述のような光学的評価装置の機能を付設する
構成とし、反射率の変化割合に基づき加工処理条件を制
御するようにしたので、チャンバー内で行われる加工処
理の条件をインラインでの評価に基づいて制御すること
ができ、よって、所望の特性を有する半導体装置を再現
性よく形成することができる。
で加工処理を施す際に加工処理の状態を評価するための
光学的評価方法として、光変調反射率測定により半導体
領域からの測定光の反射率の変化割合を演算するように
したので、半導体領域の結晶状態などを反映した測定光
の反射率の変化割合を利用して、加工処理の条件を制御
するためのインラインでの光学的評価方法の提供を図る
ことができる。
製造方法として、半導体領域の光学的特性を評価し、評
価された半導体領域の光学的特性に基づいてエッチング
加工の条件を制御するようにしたので、光が半導体基板
内に入り込む深さが浅いことを利用して、エッチングに
よって半導体領域に生じるダメージ層の深さやダメージ
の度合いなどを検知することができ、よって、半導体装
置の特性を正確にかつ小さなばらつきで所望の値に制御
することができる。
製造方法として、構造の乱れが生じた半導体領域の光学
的特性を評価し、評価された半導体領域の光学的特性に
基づいて条件を制御しながら半導体領域の構造の乱れを
回復させるための熱処理を行うようにしたので、光が半
導体基板内に入り込む深さが浅いことを利用して、半導
体領域の表面付近における構造の乱れに関する情報を得
ることができ、よって、適正な処理条件で半導体領域の
正常な特性を回復させることができる。
製造方法として、半導体領域の光学的特性を評価し、評
価された上記半導体領域の光学的特性に基づいて条件を
制御しながら半導体領域に不純物を導入するようにした
ので、光が半導体基板内に入り込む深さが浅いことを利
用して、所望の特性を得るための適正な不純物濃度を実
現することができる。
の製造方法として、半導体領域の光学的特性を評価し、
評価された上記半導体領域の光学的特性に基づいて半導
体領域上への絶縁膜の形成条件を制御するようにしたの
で、光が半導体基板内に入り込む深さが浅いことを利用
して、絶縁膜形成工程における絶縁膜の特性の良否を正
確に把握しながら、適正条件で絶縁膜の形成を行うこと
ができる。
置の製造方法として、表面上に絶縁膜が形成された半導
体領域の光学的特性を評価し、評価された上記半導体領
域の光学的特性に基づいて絶縁膜のエッチング条件を制
御するようにしたので、光が半導体基板内に入り込む深
さが浅いことを利用して、半導体領域に大きなダメージ
を与えないようにエッチング条件を定めることができ
る。
ー内で上述のような光変調反射率測定を行う半導体装置
の製造装置の管理方法として、チャンバー内で上記基板
に加工処理を施しながら、測定光の反射率の変化割合が
所定値に達するまでの所定時間を監視して、所定時間が
限界値を超えると装置のメンテナンスを行うようにした
ので、チャンバー内の構成部材の劣化を検知して適正な
タイミングでメンテナンスを行うことができ、よって、
加工処理時間の過大に起因する半導体領域の不良の発生
を回避することができる。請求項141〜145によれ
ば、半導体装置の構造として、半導体素子の一部となる
第1の半導体領域と、第1の半導体領域における加工を
光学的にモニターするための第2の半導体領域とを同じ
半導体ウエハ上に設けたので、第2の半導体領域におけ
る光学的特性を利用して第1の半導体領域における加工
の強弱や時間等の加工条件を適正に判断しうる構成を有
する半導体装置を提供することができる。
ローチャート図である。
エハの断面図である。
ラズマ処理装置の断面図である。
の反射強度の変化割合との関係を示す特性図である。
抵抗との関係を示す特性図である。
トエッチング方法とをそれぞれ用いて形成された半導体
装置のコンタクト抵抗値のバラツキの相違を示す図であ
る。
ターシステムを概略的に示す斜視図である。
示すウエハの断面図である。
プルとプラズマ処理を行っていないサンプルとについ
て、励起光の強度−プローブ光の反射率変化特性の相違
を示すデータである。
ニターシステムを概略的に示す斜視図である。
ニターシステムを概略的に示す斜視図である。
利用して、20秒間ライトエッチングを行ったときのプ
ローブ光の反射強度の変化割合をRFパワーを変化させ
てプロットした図である。
ニターシステムを概略的に示す斜視図である。
利用して、20秒間ライトエッチングを行ったときのプ
ローブ光の反射強度の変化割合をRFパワーを変化させ
てプロットした図である。
ローブ光の反射強度の変化割合との関係を示す特性図で
ある。
テムをプラズマ加工装置に取り付けた状態を概略的に示
す断面図である。
構成を概略的に示す断面図である。
よる反射率の変化割合のスペクトル形状の変化を示すス
ペクトル線図である。
対する極小ピーク値の変化を示す図である。
ズ量と極小ピーク値との関係を示す図である。
入され熱処理が施された後の反射率の変化割合のスペク
トル線図である。
ク値が所定値に達するまでの所要時間のウエハ処理枚数
に対する変化を示す図である。
を部分的に斜視図で示すブロック図である。
用した被測定物の構造を示す断面図である。
領域からの反射強度の変化割合に関する信号のスペクト
ル図である。
n型半導体領域におけるエネルギーバンド図と、励起光
が照射されないときのシリコン酸化膜及びn型半導体領
域におけるエネルギーバンド図である。
ル中のピーク強度と酸化膜中のトラップ電子の密度との
関係を示す図である。
品の酸化工程の管理に使用した場合におけるウエハ処理
枚数と3.35eV付近の反射強度の変化割合との関係
を示す図である。
を示すウエハの断面図である。
化割合の変化を示すスペクトル線図である。
グの処理時間と測定光の反射率の変化割合のピーク強度
との関係を示す図である。
Claims (145)
- 【請求項1】 チャンバー内で半導体領域を有する基板
に処理を施す際に使用される光学的評価装置であって、 励起光を生成する第1の光源と、 測定光を生成する第2の光源と、 上記第1の光源で生成された励起光を、上記チャンバー
内の半導体基板の半導体領域に間欠的に照射させるため
の第1の光案内部材と、 上記第2の光源で生成された測定光を上記半導体領域に
照射させるための第2の光案内部材と、 上記半導体領域に照射された測定光の反射率を検出する
ための反射率検出手段と、 上記半導体領域から反射された測定光を上記反射率検出
手段に入射させるための第3の光案内部材と、 上記反射率検出手段の出力を受け、上記半導体領域に励
起光が照射されているときと励起光が照射されていない
ときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射されて
いないときの測定光の反射率で除した値を測定光の反射
率の変化割合として演算する変化演算手段と、を備えて
いる光学的評価装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の光学的評価装置におい
て、 上記第2の光案内部材は、上記測定光を上記基板の表面
にほぼ垂直な方向から入射させるように構成されている
ことを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の光学的評価装置におい
て、 上記第1の光案内部材は、上記励起光を上記基板の表面
にほぼ垂直な方向から入射させるように構成されている
ことを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の光学的評価装置におい
て、 上記励起光と上記測定光とを同一の光軸上に誘導して上
記半導体領域に送るように構成された光軸調整手段をさ
らに備え、 上記第2の光案内部材は、上記光軸調整手段で同一の光
軸上に誘導された測定光及び励起光を上記基板の表面に
ほぼ垂直な方向から照射し、かつ上記半導体領域から反
射される測定光と励起光とを上方に透過させるミラーに
より構成されていることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
の光学的評価装置において、 上記半導体領域から反射される測定光を受けて、上記測
定光を分光した後上記反射率検出手段に送る分光手段を
さらに備えていることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項6】 請求項1〜3のうちいずれか1つに記載
の光学的評価装置において、 上記第1の光源と第2の光源とは、上記励起光の波長と
測定光との波長を含む波長の広スペクトル光を生成する
単一の共通光源により構成されており、 上記共通光源で生成された広スペクトル光を励起光と測
定光とに分離するビームスプリッターと、 上記半導体領域から反射される測定光を受けて、上記測
定光を分光した後上記反射率検出手段に送る分光手段を
さらに備え、 上記第1及び第2の光案内部材は、上記スプリッターか
らの光を受ける位置に配置されていることを特徴とする
光学的評価装置。 - 【請求項7】 請求項1記載の光学的評価装置におい
て、 上記変化演算手段は、上記測定光の反射率の変化割合の
スペクトルにおいてほぼ極値を与える測定光の特定エネ
ルギー値における測定光の反射率の変化割合のみ演算す
ることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項8】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
の光学的評価装置において、 上記半導体領域から反射される測定光を受けて、そのう
ちの特定の波長範囲のみを透過させて上記反射率検出手
段に送るためのフィルターをさらに備えていることを特
徴とする光学的評価装置。 - 【請求項9】 請求項7または8記載の光学的評価装置
において、 上記測定光の特定のエネルギー値は、3.2〜3.6e
Vの範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とす
る光学的評価装置。 - 【請求項10】 請求項1記載の光学的評価装置におい
て、 上記反射率検出手段は、600nm以下の波長範囲の光
の反射率を検出することを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項11】 請求項10記載の光学的評価装置にお
いて、 上記反射率検出手段は、300〜600nmの波長範囲
の光の反射率を検出することを特徴とする光学的評価装
置。 - 【請求項12】 請求項1〜11のうちいずれか1つに
記載の光学的評価装置において、 上記第1の光案内部材は、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射するように構成されていることを
特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項13】 請求項1〜12のうちいずれか1つに
記載の光学的評価装置において、 エリプソメトリ分光器を利用して構成されていることを
特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項14】 基板の半導体領域上に形成された絶縁
膜の電気的特性を評価するための光学的評価装置であっ
て、 励起光を生成する第1の光源と、 測定光を生成する第2の光源と、 上記第1の光源で生成された励起光を、上記絶縁膜を通
過させてその直下の半導体領域に間欠的に照射させるた
めの第1の光案内部材と、 上記第2の光源で生成された測定光を、上記絶縁膜を通
過させて上記励起光が間欠的に照射されている半導体領
域に照射させるための第2の光案内部材と、 上記半導体領域に照射された測定光の反射率を検出する
反射率検出手段と、 上記半導体領域から反射された測定光を上記反射率検出
手段に入射させるための第3の光案内部材と、 上記反射率検出手段の出力を受け、上記半導体領域に励
起光が照射されているときと励起光が照射されていない
ときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射されて
いないときの測定光の反射率で除することにより、測定
光の反射率の変化割合を演算する変化演算手段と、 上記測定光の反射率の変化割合の大小に基づき上記絶縁
膜の電気的特性を評価する評価手段とを備えている光学
的評価装置。 - 【請求項15】 請求項14記載の光学的評価装置にお
いて、 上記評価手段は、上記測定光の反射率の変化割合のスペ
クトルにおいてほぼ極値を与える測定光の特定エネルギ
ー値における測定光の反射率の変化割合が、絶縁膜の適
正な容量値に対応する値のときのみ良品と判定すること
を特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の光学的評価装置にお
いて、 上記測定光の特定のエネルギー値は、3.2〜3.6e
Vの範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とす
る光学的評価装置。 - 【請求項17】 請求項14〜16のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価装置において、 上記半導体領域から反射される測定光を受けて、上記測
定光を分光した後上記反射率検出手段に送る分光手段を
さらに備えていることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項18】 請求項14〜16のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価装置において、 上記半導体領域から反射される測定光を受けて、上記測
定光の特定のエネルギー値に相当する波長範囲の測定光
のみを透過させて上記反射率検出手段に送るためのフィ
ルターをさらに備えていることを特徴とする光学的評価
装置。 - 【請求項19】 請求項14記載の光学的評価装置にお
いて、 上記反射率検出手段は、600nm以下の波長範囲の測
定光の反射率を検出することを特徴とする光学的評価装
置。 - 【請求項20】 請求項19記載の光学的評価装置にお
いて、 上記反射率検出手段は、300〜600nmの波長範囲
の測定光の反射率を検出することを特徴とする光学的評
価装置。 - 【請求項21】 請求項14〜20のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価装置において、 エリプソメトリ分光器を利用して構成されていることを
特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項22】 請求項14〜21のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価装置において、 半導体装置の酸化膜の形成に使用されるチャンバに取り
付けられていることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項23】) 請求項14記載の光学的評価装置に
おいて、 上記第2の光源はXeランプであることを特徴とする光
学的評価装置。 - 【請求項24】 請求項14記載の光学的評価装置にお
いて、 上記第1の光源はArイオンレーザあるいはHe−Ne
レーザであることを特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項25】 請求項14〜24のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価装置において、 上記第1の光案内部材は、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射するように構成されていることを
特徴とする光学的評価装置。 - 【請求項26】 半導体領域を有する基板を収納するた
めのチャンバーと、 上記チャンバー内で上記基板に加工処理を施すための加
工処理手段と、 上記チャンバー内に設置された上記基板の半導体領域に
間欠的に励起光を照射するための第1の光供給手段と、 上記半導体領域に測定光を照射するための第2の光供給
手段と、 上記半導体領域に照射された測定光の反射率を検出する
反射率検出手段と、 上記反射率検出手段の出力を受け、上記半導体領域に励
起光が照射されているときと励起光が照射されていない
ときとの測定光の反射率の差を上記励起光が照射されて
いないときの測定光の反射率で除した値を測定光の反射
率の変化割合として演算する変化演算手段と、 上記加工処理手段による加工処理の進行中に、上記変化
演算手段の出力を受け、上記反射率の変化割合に基づき
上記加工処理条件を制御する加工処理制御手段とを備え
ている半導体装置の製造装置。 - 【請求項27】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記加工処理手段は、上記チャンバー内にプラズマを発
生させて上記半導体領域のエッチングを行うことを特徴
とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項28】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記加工処理手段は、上記チャンバー内にプラズマを発
生させて上記半導体領域のエッチングにより生じたダメ
ージ層を除去するためのライトドライエッチングを行う
ことを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項29】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域に不純物を導入す
ることを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項30】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域に不純物イオンの
注入を行った後のアニールを行うことを特徴とする半導
体装置の製造装置。 - 【請求項31】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域の上に薄い絶縁膜
を形成することを特徴とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項32】 請求項26記載の半導体装置の製造装
置において、 上記半導体領域の上には薄い絶縁膜が形成されており、 上記加工処理手段は、上記半導体領域上の上記絶縁膜を
除去するためのドライエッチングを行うことを特徴とす
る半導体装置の製造装置。 - 【請求項33】 請求項26〜32のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造装置において、 上記第1及び第2の光供給手段は、上記基板の表面と上
記測定光との間の角が、上記基板の表面と上記励起光と
の間の角よりも大きいように構成されていることを特徴
とする半導体装置の製造装置。 - 【請求項34】 請求項26〜32のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造装置において、 上記第2の光供給手段は、上記基板の表面にほぼ垂直な
方向から測定光を照射することを特徴とする半導体装置
の製造装置。 - 【請求項35】 請求項34記載の半導体装置の製造装
置において、 上記第1の光供給手段は、上記基板の表面にほぼ垂直な
方向から励起光を照射することを特徴とする半導体装置
の製造装置。 - 【請求項36】 請求項27〜35のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造装置において、 上記第1の光供給手段は、上記励起光を1kHz以下の
周波数で間欠的に照射することを特徴とする半導体装置
の製造装置。 - 【請求項37】 請求項26〜36のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造装置において、 上記第2の光供給手段及び反射率検出手段は、エリプソ
メトリ分光器を利用して構成されていることを特徴とす
る半導体装置の製造装置。 - 【請求項38】 チャンバー内で半導体領域を有する基
板に加工処理を施す際に加工処理の状態を評価するため
の光学的評価方法であって、 上記チャンバー内の上記基板の半導体領域に測定光を照
射するステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を反射率の変化割合として演算するステップとを備
えている光学的評価方法。 - 【請求項39】 請求項38記載の光学的評価方法にお
いて、 上記測定光を照射するステップでは、上記測定光を上記
基板の表面にほぼ垂直な方向から照射することを特徴と
する光学的評価方法。 - 【請求項40】 請求項39記載の光学的評価方法にお
いて、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を上記
基板の表面にほぼ垂直な方向から照射することを特徴と
する光学的評価方法。 - 【請求項41】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域のプラズマエッチング
加工であることを特徴とする光学的評価方法。 - 【請求項42】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域のプラズマエッチング
により生じたダメージ層を除去するためのライトドライ
エッチングであることを特徴とする光学的評価方法。 - 【請求項43】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域に不純物を導入する処
理であることを特徴とする光学的評価方法。 - 【請求項44】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域に不純物イオンを注入
した後のアニールであることを特徴とする光学的評価方
法。 - 【請求項45】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域の上における絶縁膜の
形成であることを特徴とする光学的評価方法。 - 【請求項46】 請求項38〜40のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記加工処理は、上記半導体領域上の絶縁膜の除去する
ためのドライエッチングであることを特徴とする光学的
評価方法。 - 【請求項47】 請求項38〜46のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記半導体領域は、n型シリコンにより構成されている
ことを特徴とする光学的評価方法。 - 【請求項48】 請求項38〜47のうちいずれか1つ
に記載の光学的評価方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
光学的評価方法。 - 【請求項49】 半導体領域を有する基板を形成する第
1のステップと、 上記半導体領域の光学的特性を評価する第2のステップ
と、 上記半導体領域をエッチング加工する第3のステップ
と、 上記第2のステップで評価された上記半導体領域の光学
的特性に基づいて上記エッチング加工の条件を制御する
第4のステップとを備えていることを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項50】 請求項49記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第2のステップは、 上記半導体領域に測定光を照射するステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算するステッ
プとを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項51】 請求項50記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、600
nm以下の波長範囲の測定光の反射率の変化割合を演算
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項52】 請求項51記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、300
〜600nmの波長範囲の測定光の反射率の変化割合を
演算することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項53】 請求項50記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項54】 請求項53記載の半導体装置の製造方
法において、 上記測定光の特定エネルギー値は、3.2〜3.6eV
の範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項55】 請求項50〜54のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項56】 請求項49〜55のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第3のステップでは、プラズマを用いたドライエッ
チングを行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項57】 請求項56に記載の半導体装置の製造
方法において、 上記第2のステップの前に、 上記基板の上記半導体領域の上に層間絶縁膜を堆積する
ステップと、 上記層間絶縁膜をプラズマエッチングにより選択的に除
去して、上記半導体領域に到達する開口を形成するステ
ップとをさらに備え、 上記第2のステップでは、上記開口の底面に露出してい
る半導体領域における光学的特性を評価し、 上記第3のステップでは、上記開口の底面に露出してい
る半導体領域に上記プラズマエッチングによって生じた
ダメージ層を除去するためのライトドライエッチングを
行い、 上記第4のステップでは、上記半導体領域における光学
的特性の評価結果に基づいて、エッチング加工の条件を
制御することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項58】 請求項57記載の半導体装置の製造方
法において、 上記半導体領域のうち素子が形成される領域はFETの
ソース・ドレイン領域であり、 上記開口は、上記ソース・ドレインに到達するコンタク
トホールであることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項59】 請求項58記載の半導体装置の製造方
法において、 予め半導体領域の光学的特性とダメージ層の深さとの関
係を実験により求めておき、 上記第4のステップでは、上記第2のステップで評価さ
れた半導体領域の光学的特性からダメージ層の深さを求
め、この深さ分の半導体領域を除去するようにライトド
ライエッチングを行うことを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項60】 請求項57記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第4のステップでは、ライトドライエッチングの進
行に応じて変化する上記半導体領域の光学的特性を再評
価して、この再評価結果と上記第2のステップにおける
評価結果とを比較して、エッチング加工の条件を制御す
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項61】 請求項60記載の半導体装置の製造方
法において、 上記半導体領域のうち素子が形成される領域はFETの
ソース・ドレイン領域であり、 上記開口は、上記ソース・ドレイン領域に到達するコン
タクトホールであることを特徴とする半導体装置の製造
方法。 - 【請求項62】 請求項50〜55のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップの前に、 上記基板の上記半導体領域に高濃度の不純物を導入した
後半導体領域の上に層間絶縁膜を堆積するステップと、 上記層間絶縁膜をプラズマエッチングにより選択的に除
去して、上記半導体領域に到達する開口を形成するステ
ップとをさらに備え、 上記第3のステップでは、上記開口の底面に露出してい
る半導体領域に上記プラズマエッチングによって生じた
ダメージ層を除去するためのライトドライエッチングを
行い、 半導体領域の電気的特性が適正となるときの上記測定光
の反射率の変化割合の適正範囲を予め求めておき、 上記第4のステップでは、上記反射率の変化割合が上記
適正範囲に入るように上記ライトドライエッチングを行
うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項63】 請求項49〜62のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域として、半導
体素子の一部となる第1の半導体領域と光学的評価を行
うための第2の半導体領域とを形成し、 上記第2のステップでは、上記第2の半導体領域の光学
的特性を評価し、 上記第3のステップでは、上記第1及び第2の半導体領
域を同時にエッチング加工し、 上記第4のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る光学的特性の評価結果に基づいて上記エッチング加工
の条件を制御することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項64】 請求項63記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第1のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る不純物の濃度を上記第1の半導体領域における不純物
の濃度よりも高くすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項65】 請求項63記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第2のステップの前に、 上記基板の上記第2の半導体領域に高濃度の不純物を導
入した後、上記第1及び第2の半導体領域の上にゲート
絶縁膜及びゲート電極用導体膜を堆積するステップをさ
らに備え、 上記第3のステップでは、上記ゲート電極用導体膜及び
ゲート絶縁膜をプラズマエッチングによりパターニング
するとともに、 半導体領域の電気的特性が適正となるときの上記測定光
の反射率の変化割合の適正範囲を予め求めておき、 上記第4のステップでは、上記反射率の変化割合が上記
適正範囲に入るように上記ライトドライエッチングを行
うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項66】 請求項65記載の半導体装置の製造方
法において、 上記ゲート絶縁膜としてシリコン酸化膜を形成すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項67】 請求項49〜66のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域のうち光学的
評価を行うための部分をn型シリコンにより構成するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項68】 請求項50〜55のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用
して測定光の反射率の変化割合を評価することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項69】 構造の乱れが生じた半導体領域を有す
る半導体装置の製造方法であって、 上記半導体領域の光学的特性を評価するステップと、 上記ステップで評価された上記半導体領域の光学的特性
に基づいて条件を制御しながら上記半導体領域の構造の
乱れを回復させるための熱処理を行うステップとを備え
ている半導体装置の製造方法。 - 【請求項70】 請求項69記載の半導体装置の製造方
法において、 上記光学特性を評価するステップは、 上記半導体領域に測定光を照射するステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算するステッ
プとを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項71】 請求項70記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、600
nm以下の波長範囲の測定光の反射率の変化割合を演算
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項72】 請求項71記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、300
〜600nmの波長範囲の測定光の反射率の変化割合を
演算することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項73】 請求項70記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項74】 請求項71記載の半導体装置の製造方
法において、 上記測定光の特定エネルギー値は、3.2〜3.6eV
の範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項75】 請求項70〜74のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項76】 請求項70〜75のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 半導体領域の電気的特性が適正となるときの上記測定光
の反射率の変化割合の適正範囲を予め求めておき、 上記半導体領域の熱処理を行うステップでは、上記測定
光の反射率の変化割合が上記適正範囲に入るように上記
熱処理を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項77】 請求項70〜75のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域における測定光の反射率の変化割合と上
記半導体領域中の不純物濃度との関係を予め求めてお
き、 上記熱処理を行うステップでは、上記半導体領域におけ
る測定光の反射率の変化割合が所望の不純物濃度に相当
する変化割合になるまで上記半導体装置の熱処理を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項78】 請求項69〜77のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域として、予め半導体素子の一部となる第
1の半導体領域と光学的評価を行うための第2の半導体
領域とを形成しておき、 上記光学的特性を評価するステップでは、上記第2の半
導体領域の光学的特性を評価し、 上記熱処理を行うステップでは、上記第1及び第2の半
導体領域を同時に熱処理しながら、上記第2の半導体領
域における光学的特性の評価結果に基づいて上記熱処理
の条件を制御することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項79】 請求項78記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第1のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る不純物の濃度を上記第1の半導体領域における不純物
の濃度よりも高くすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項80】 請求項69〜79のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域のうち光学的評価を行うための部分をn
型シリコンにより構成することを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項81】 請求項69〜80のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域のうち半導体素子を形成する領域は、ソ
ース・ドレイン領域であることを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項82】 請求項70〜77のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用
して測定光の反射率の変化割合を評価することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項83】 半導体領域を有する半導体装置の製造
方法であって、 上記半導体領域の光学的特性を評価するステップと、 上記ステップで評価された上記半導体領域の光学的特性
に基づいて条件を制御しながら上記半導体領域に不純物
を導入するステップとを備えている半導体装置の製造方
法。 - 【請求項84】 請求項83記載の半導体装置の製造方
法において、 上記光学特性を評価するステップは、 上記半導体領域に測定光を照射するステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算するステッ
プとを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項85】 請求項84記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、600
nm以下の波長範囲の測定光の反射率の変化割合を演算
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項86】 請求項85記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、300
〜600nmの波長範囲の測定光の反射率の変化割合を
演算することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項87】 請求項84記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項88】 請求項87記載の半導体装置の製造方
法において、 上記測定光の特定エネルギー値は、3.2〜3.6eV
の範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項89】 請求項84〜88のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項90】 請求項84〜89のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 予め実験により不純物の導入量と上記測定光の反射率の
変化割合との関係を求めておき、 上記半導体領域の不純物の導入を行うステップでは、上
記測定光の反射率の変化割合が所望の不純物の導入量に
相当する値になるように上記不純物の導入を行うことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項91】 請求項83〜90のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域として、予め半導体素子の一部となる第
1の半導体領域と光学的評価を行うための第2の半導体
領域とを形成しておき、 上記光学的特性を評価するステップでは、上記第2の半
導体領域の光学的特性を評価し、 上記不純物の導入を行うステップでは、上記第1及び第
2の半導体領域に同時に不純物を導入しながら、上記第
2の半導体領域における光学的特性の評価結果に基づい
て上記不純物の導入の条件を制御することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項92】 請求項83〜91のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第3のステップでは、上記不純物の導入をプラズマ
ドーピングにより行うことを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項93】 請求項83〜92のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記不純物はn型不純物であることを特徴とする半導体
装置の製造方法。 - 【請求項94】 請求項83〜93のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記半導体領域のうち半導体素子を形成する領域は、ソ
ース・ドレイン領域であることを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項95】 請求項84〜90のうちいずれか1つ
に記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用
して測定光の反射率の変化割合を評価することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項96】 半導体領域を有する基板を形成する第
1のステップと、 上記半導体領域の光学的特性を評価する第2のステップ
と、 上記半導体領域の上に薄い絶縁膜を形成する第3のステ
ップと、 上記第2のステップで評価された上記半導体領域の光学
的特性に基づいて上記絶縁膜の形成条件を制御する第4
のステップとを備えていることを特徴とする半導体装置
の製造方法。 - 【請求項97】 請求項96記載の半導体装置の製造方
法において、 上記第2のステップは、 上記半導体領域に測定光を照射するステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射するステップ
と、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算するステッ
プとを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項98】 請求項97記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、600
nm以下の波長範囲の測定光の反射率の変化割合を演算
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項99】 請求項98記載の半導体装置の製造方
法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、300
nm〜600nmの波長範囲の測定光の反射率の変化割
合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項100】 請求項97記載の半導体装置の製造
方法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項101】 請求項100記載の半導体装置の製
造方法において、 上記測定光の特定エネルギー値は、3.2〜3.6eV
の範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項102】 請求項97〜101のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項103】 請求項97〜102のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 予め実験により絶縁膜の電気的特性の適正範囲に相当す
る測定光の反射率の変化割合の適正範囲を求めておき、 上記第4のステップでは、上記第2のステップで評価さ
れた測定光の反射率の変化割合が上記適正範囲に入るよ
うに絶縁膜の形成を行うことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項104】 請求項97〜103のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、上記絶縁膜が形成される前の
半導体領域における測定光の反射率の変化割合を評価し
ておき、 上記第4のステップでは、絶縁膜形成の進行に応じて変
化する上記半導体領域における測定光の反射率の変化割
合を再評価して、この再評価結果と上記第2のステップ
における評価結果とを比較して、絶縁膜の形成条件を制
御することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項105】 請求項96〜104のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域として、半導
体素子の一部となる第1の半導体領域と光学的評価を行
うための第2の半導体領域とを形成し、 上記第2のステップでは、上記第2の半導体領域の光学
的特性を評価し、 上記第3のステップでは、上記第1及び第2の半導体領
域の上に同時に絶縁膜を形成し、上記第4のステップで
は、上記第2の半導体領域における光学的特性の評価結 果に基づいて上記絶縁膜の形成条件を制御することを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項106】 請求項105記載の半導体装置の製
造方法において、 上記第1のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る不純物の濃度を上記第1の半導体領域における不純物
の濃度よりも高くすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項107】 請求項96〜106のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域のうち光学的
評価を行うための部分をn型シリコンにより構成するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項108】 請求項97〜104のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第4のステップの後に、予め実験により求めた上記
測定光の反射率の変化割合と絶縁膜の電気的特性との関
係に基づき、形成された絶縁膜の良否を判定するステッ
プをさらに備えていることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項109】 請求項96〜108のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第3のステップでは、上記絶縁膜としてシリコン酸
化膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項110】 請求項96〜109のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第3のステップでは、上記絶縁膜としてゲート絶縁
膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項111】 請求項97〜104のうちいずれか
1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用
して測定光の反射率の変化割合を評価することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項112】 半導体領域とその上の薄い絶縁膜と
を有する基板を形成する第1のステップと、 上記半導体領域の光学的特性を評価する第2のステップ
と、 上記絶縁膜をドライエッチングにより除去する第3のス
テップと、 上記第2のステップで評価された上記半導体領域の光学
的特性に基づいて上記絶縁膜の除去条件を制御する第4
のステップとを備えている半導体装置の製造方法。 - 【請求項113】 請求項112記載の半導体装置の製
造方法において、 上記第2のステップは、 上記半導体領域に上記絶縁膜を通過させた測定光を照射
するステップと、 上記半導体領域に上記絶縁膜を通過させた励起光を間欠
的に照射するステップと、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算するステッ
プとを備えていることを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項114】 請求項113記載の半導体装置の製
造方法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、600
nm以下の波長範囲の測定光の反射率の変化割合を演算
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項115】 請求項114記載の半導体装置の製
造方法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、300
〜600nmの波長範囲の測定光の反射率の変化割合を
演算することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項116】 請求項113に記載の半導体装置の
製造方法において、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項117】 請求項116記載の半導体装置の製
造方法において、 上記測定光の特定エネルギー値は、3.2〜3.6eV
の範囲に含まれるいずれかの値であることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項118】 請求項113〜117のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項119】 請求項113〜118のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 予め上記絶縁膜の除去が適正に完了したときの測定光の
反射率の変化割合の適正範囲を求めておき、 上記第4のステップでは、上記第2のステップで評価さ
れた測定光の反射率の変化割合が上記適正範囲に入るよ
うに絶縁膜のドライエッチングを行うことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項120】 請求項113〜118のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、上記絶縁膜が形成されたとき
の半導体領域における測定光の反射率の変化割合を評価
しておき、 上記第4のステップでは、絶縁膜の除去の進行に応じて
変化する上記半導体領域における測定光の反射率の変化
割合を再評価して、この再評価結果と上記第2のステッ
プにおける評価結果とを比較して、絶縁膜の除去条件を
制御することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項121】 請求項112〜120のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域として、半導
体素子の一部となる第1の半導体領域と光学的評価を行
うための第2の半導体領域とを形成し、 上記第2のステップでは、上記第2の半導体領域の光学
的特性を評価し、 上記第3のステップでは、上記第1及び第2の半導体領
域を同時にエッチング加工し、 上記第4のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る光学的特性の評価結果に基づいて上記エッチング加工
の条件を制御することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項122】 請求項121記載の半導体装置の製
造方法において、 上記第1のステップでは、上記第2の半導体領域におけ
る不純物の濃度を上記第1の半導体領域における不純物
の濃度よりも高くすることを特徴とする半導体装置の製
造方法。 - 【請求項123】 請求項112〜122のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記半導体領域のうち光学的
評価を行うための部分をn型シリコンにより構成するこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項124】 請求項112〜123のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記絶縁膜としてシリコン酸
化膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項125】 請求項112〜124のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第1のステップでは、上記絶縁膜としてゲート絶縁
膜を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項126】 請求項125記載の半導体装置の製
造方法において、 上記第1のステップでは、上記ゲート絶縁膜の上にゲー
ト電極用導体膜を形成し、 上記第3のステップでは、上記ゲート電極用導体膜をパ
ターニングし、続いて上記ゲート絶縁膜をパターニング
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項127】 請求項113〜120のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造方法において、 上記第2のステップでは、エリプソメトリ分光器を利用
して測定光の反射率の変化割合を評価することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項128】 半導体領域を有する基板を収納する
ためのチャンバーと、上記チャンバー内で上記基板に加
工処理を施すための加工処理手段と、上記チャンバー内
に設置された上記基板の半導体領域に間欠的に励起光を
照射するための第1の光供給手段と、上記半導体領域に
測定光を照射するための第2の光供給手段と、上記半導
体領域に照射された測定光の反射率を検出する反射率検
出手段とを備えた半導体装置の製造装置の管理方法であ
って、 上記半導体領域に測定光を照射する第1のステップと、 上記半導体領域に励起光を間欠的に照射する第2のステ
ップと、 上記半導体領域に励起光が照射されているときと励起光
が照射されていないときとの測定光の反射率の差を上記
励起光が照射されていないときの測定光の反射率で除し
た値を測定光の反射率の変化割合として演算する第3の
ステップと、 上記第3のステップで演算された反射率の変化割合が所
定値に達するまでの所定時間の間上記加工処理手段を作
動させるように制御する第4のステップと、 上記第4のステップにおける上記所定時間を監視して、
上記所定時間が限界値を超えると上記半導体装置の製造
装置のメンテナンスを行うための信号を出力する第5の
ステップとを備えていること特徴とする半導体装置の製
造装置の管理方法。 - 【請求項129】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記加工処理手段は、上記チャンバー内にプラズマを発
生させて上記半導体領域のエッチングを行うことを特徴
とする半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項130】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記加工処理手段は、上記チャンバー内にプラズマを発
生させて上記半導体領域のエッチングにより生じたダメ
ージ層を除去するためのドライエッチングを行うことを
特徴とする半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項131】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域に不純物を導入す
ることを特徴とする半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項132】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域にイオン注入を行
った後のアニールを行うことを特徴とする半導体装置の
製造装置の管理方法。 - 【請求項133】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記加工処理手段は、上記半導体領域の上に薄い絶縁膜
を形成することを特徴とする半導体装置の製造装置の管
理方法。 - 【請求項134】 請求項128記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記半導体領域上には薄い絶縁膜が形成されており、 上記加工処理手段は、上記半導体領域上の薄い絶縁膜を
除去するためのドライエッチングを行うことを特徴とす
る半導体装置の半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項135】 請求項128〜134のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造装置の管理方法におい
て、 上記反射率検出手段は、600nm以下の波長範囲の測
定光の反射率を検出することを特徴とする半導体装置の
製造装置の管理方法。 - 【請求項136】 請求項135記載の半導体装置の製
造装置の管理方法において、 上記反射率検出手段は、300〜600nmの波長範囲
の測定光の反射率を検出することを特徴とする半導体装
置の製造装置の管理方法。 - 【請求項137】 請求項128〜136のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造装置の管理方法におい
て、 上記反射率の変化割合を演算するステップでは、測定光
の反射率の変化割合のスペクトルのほぼ極値を与える測
定光の特定エネルギー値における測定光の反射率の変化
割合を演算することを特徴とする半導体装置の製造装置
の管理方法。 - 【請求項138】 請求項128〜137のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造装置の管理方法におい
て、 上記反射率検出手段は、光フィルターを用いて特定の波
長の反射光の反射率を検出するように構成されているこ
とを特徴とする半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項139】 請求項128〜138のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造装置の管理方法におい
て、 上記半導体領域は、n型シリコンにより構成されている
ことを特徴とする半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項140】 請求項128〜139のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置の製造装置の管理方法におい
て、 上記励起光を照射するステップでは、上記励起光を1k
Hz以下の周波数で間欠的に照射することを特徴とする
半導体装置の製造装置の管理方法。 - 【請求項141】 基板と、 上記基板上に設けられ、基板に形成される半導体素子の
一部となる第1の半導体領域と、 上記第1の半導体領域における加工途中における光学的
特性をモニターするための第2の半導体領域とを備えて
いることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項142】 請求項141記載の半導体装置にお
いて、 上記第2の半導体領域は、上記半導体素子を含む半導体
チップが形成される領域とは異なる領域に設けられてい
ることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項143】 請求項142記載の半導体装置にお
いて、 上記第2の半導体領域は、上記半導体素子を含む半導体
チップが形成される領域内に設けられていることを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項144】 請求項141〜143のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置において、 上記第2の半導体領域は、半導体材料で構成され光変調
反射率分光法によるモニターのための領域であることを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項145】 請求項141〜144のうちいずれ
か1つに記載の半導体装置において、 上記第2の半導体領域は、n型シリコンで構成されてい
ることを特徴とする半導体装置。
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