JPH1187537A - 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置の製造方法Info
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- JPH1187537A JPH1187537A JP9237035A JP23703597A JPH1187537A JP H1187537 A JPH1187537 A JP H1187537A JP 9237035 A JP9237035 A JP 9237035A JP 23703597 A JP23703597 A JP 23703597A JP H1187537 A JPH1187537 A JP H1187537A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】デバイス動作の高速化や駆動電圧の低電圧化な
ど所望のデバイス動作基準を満足でき、かつリーク電流
の少ないゲート絶縁膜を形成して信頼性を一層向上させ
ることができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提
供する。 【解決手段】p形シリコン基板1にゲート絶縁膜を介し
浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性半
導体記憶装置の製造方法であって、前記p形シリコン基
板1に不純物イオン32を注入する工程と、前記p形シ
リコン基板1に前記ゲート絶縁膜を形成する工程とを具
備し、前記不純物イオン32を注入する工程と前記ゲー
ト絶縁膜を形成する工程との間に、前記p形シリコン基
板1を950℃以上に加熱する工程を有する。
ど所望のデバイス動作基準を満足でき、かつリーク電流
の少ないゲート絶縁膜を形成して信頼性を一層向上させ
ることができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提
供する。 【解決手段】p形シリコン基板1にゲート絶縁膜を介し
浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性半
導体記憶装置の製造方法であって、前記p形シリコン基
板1に不純物イオン32を注入する工程と、前記p形シ
リコン基板1に前記ゲート絶縁膜を形成する工程とを具
備し、前記不純物イオン32を注入する工程と前記ゲー
ト絶縁膜を形成する工程との間に、前記p形シリコン基
板1を950℃以上に加熱する工程を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イオン注入技術に
より半導体基板に不純物の打ち込みを行い、その後この
半導体基板上にトンネル絶縁膜を形成する工程を有する
不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関するものであ
る。
より半導体基板に不純物の打ち込みを行い、その後この
半導体基板上にトンネル絶縁膜を形成する工程を有する
不揮発性半導体記憶装置の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】以前より、イオン注入技術は、例えばM
OSトランジスタのしきい値電圧調整、ソース及びドレ
インの形成、アイソレーションの形成など、LSIの製
造にとって不可欠の技術となっている。これは、イオン
注入技術によれば、不純物イオンを高電界によって加速
して任意の場所に打ち込むことにより、デバイスの設計
どおりの不純物プロファイルを正確に実現できることに
よる。
OSトランジスタのしきい値電圧調整、ソース及びドレ
インの形成、アイソレーションの形成など、LSIの製
造にとって不可欠の技術となっている。これは、イオン
注入技術によれば、不純物イオンを高電界によって加速
して任意の場所に打ち込むことにより、デバイスの設計
どおりの不純物プロファイルを正確に実現できることに
よる。
【0003】不揮発性半導体記憶装置においては、セル
部となる半導体基板内に燐(P)、砒素(As)等の原
子をイオン化し高電界によって加速して注入する前記イ
オン注入技術は、基板内の不純物原子濃度や基板表面か
らの深度方向の不純物分布を容易に制御することができ
るため、デバイス動作にとって重要なトランジスタのし
きい値制御に関してきわめて重要な技術となっている。
部となる半導体基板内に燐(P)、砒素(As)等の原
子をイオン化し高電界によって加速して注入する前記イ
オン注入技術は、基板内の不純物原子濃度や基板表面か
らの深度方向の不純物分布を容易に制御することができ
るため、デバイス動作にとって重要なトランジスタのし
きい値制御に関してきわめて重要な技術となっている。
【0004】しかし一方で、このイオン注入技術は、高
エネルギーイオンを半導体基板内に注入するため、結晶
欠陥の発生や、金属原子による汚染等の誘因となってい
る。現状の不揮発性半導体記憶装置における製造プロセ
スでは、トンネル酸化膜を形成する領域上にAs等のイ
オン注入を行い、セル部のトランジスタ(セルトランジ
スタ)のしきい値を調整し、デバイスを動作させてい
る。よって、不揮発性半導体記憶装置の製造プロセスの
中で最も重要なトンネル酸化膜の形成の際に、トンネル
酸化膜が形成される領域に対してイオン注入がなされ、
この領域には結晶欠陥や汚染が発生しているのが現状で
ある。
エネルギーイオンを半導体基板内に注入するため、結晶
欠陥の発生や、金属原子による汚染等の誘因となってい
る。現状の不揮発性半導体記憶装置における製造プロセ
スでは、トンネル酸化膜を形成する領域上にAs等のイ
オン注入を行い、セル部のトランジスタ(セルトランジ
スタ)のしきい値を調整し、デバイスを動作させてい
る。よって、不揮発性半導体記憶装置の製造プロセスの
中で最も重要なトンネル酸化膜の形成の際に、トンネル
酸化膜が形成される領域に対してイオン注入がなされ、
この領域には結晶欠陥や汚染が発生しているのが現状で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
て半導体基板にもたらされた結晶欠陥や汚染は、特に今
後プロセスの低温化が進行すると、そのままトンネル酸
化膜中にも取り込まれてしまう傾向がある。
て半導体基板にもたらされた結晶欠陥や汚染は、特に今
後プロセスの低温化が進行すると、そのままトンネル酸
化膜中にも取り込まれてしまう傾向がある。
【0006】トンネル酸化膜中に取り込まれた結晶欠陥
や汚染はシリコン酸化膜(SiO2)のネットワークを
損なうため、このようなゲート絶縁膜に書き込みや消去
の動作ストレスが加わるとゲート絶縁膜のリーク電流、
特に低電界でのリーク電流が増加する。これは、不揮発
性半導体記憶装置にとっては致命的な問題である。
や汚染はシリコン酸化膜(SiO2)のネットワークを
損なうため、このようなゲート絶縁膜に書き込みや消去
の動作ストレスが加わるとゲート絶縁膜のリーク電流、
特に低電界でのリーク電流が増加する。これは、不揮発
性半導体記憶装置にとっては致命的な問題である。
【0007】一方、トンネル酸化膜の形成領域(セル領
域)に燐または砒素などのイオン注入を行わないと、セ
ルトランジスタのしきい値が上昇するため、書き込み電
圧の上昇によってプログラム時間が増大し、デバイス動
作の高速化という面からは極めて大きなマイナス要因と
なる。
域)に燐または砒素などのイオン注入を行わないと、セ
ルトランジスタのしきい値が上昇するため、書き込み電
圧の上昇によってプログラム時間が増大し、デバイス動
作の高速化という面からは極めて大きなマイナス要因と
なる。
【0008】それゆえ、トンネル酸化膜の形成領域にイ
オン注入を行い、所望のデバイス動作基準を満足させな
がらも、リーク電流の少ないゲート酸化膜を形成するこ
とは極めて重要である。
オン注入を行い、所望のデバイス動作基準を満足させな
がらも、リーク電流の少ないゲート酸化膜を形成するこ
とは極めて重要である。
【0009】そこで本発明は、上記課題に鑑みてなされ
たものであり、デバイス動作の高速化や駆動電圧の低電
圧化など所望のデバイス動作基準を満足させることがで
き、かつリーク電流の少ないゲート絶縁膜を形成して信
頼性を一層向上させることができる不揮発性半導体記憶
装置の製造方法を提供することを目的とする。
たものであり、デバイス動作の高速化や駆動電圧の低電
圧化など所望のデバイス動作基準を満足させることがで
き、かつリーク電流の少ないゲート絶縁膜を形成して信
頼性を一層向上させることができる不揮発性半導体記憶
装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介し浮遊ゲートが
形成されたメモリセルからなる不揮発性半導体記憶装置
の製造方法であって、前記半導体基板の前記トンネル絶
縁膜形成領域に不純物を注入する工程と、前記不純物が
注入された半導体基板に前記トンネル絶縁膜を形成する
工程とを具備し、前記不純物を注入する工程と前記トン
ネル絶縁膜を形成する工程との間に、前記半導体基板を
950℃以上に加熱する工程を有することを特徴とす
る。
に、請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方
法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介し浮遊ゲートが
形成されたメモリセルからなる不揮発性半導体記憶装置
の製造方法であって、前記半導体基板の前記トンネル絶
縁膜形成領域に不純物を注入する工程と、前記不純物が
注入された半導体基板に前記トンネル絶縁膜を形成する
工程とを具備し、前記不純物を注入する工程と前記トン
ネル絶縁膜を形成する工程との間に、前記半導体基板を
950℃以上に加熱する工程を有することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項2に記載の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介
し浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性
半導体記憶装置の製造方法であって、前記半導体基板の
前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物を注入する工程
と、前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル
絶縁膜を形成する工程とを具備し、前記不純物を注入す
る工程と前記トンネル絶縁膜を形成する工程との間に、
前記半導体基板を950℃以上の温度で熱酸化する工程
を有することを特徴とする。
憶装置の製造方法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介
し浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性
半導体記憶装置の製造方法であって、前記半導体基板の
前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物を注入する工程
と、前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル
絶縁膜を形成する工程とを具備し、前記不純物を注入す
る工程と前記トンネル絶縁膜を形成する工程との間に、
前記半導体基板を950℃以上の温度で熱酸化する工程
を有することを特徴とする。
【0012】また、請求項3に記載の不揮発性半導体記
憶装置の製造方法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介
し浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性
半導体記憶装置の製造方法であって、前記半導体基板の
前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物を注入する工程
と、前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル
絶縁膜とは異なるゲート絶縁膜を形成する工程と、前記
不純物が注入された半導体基板に前記メモリセルのトン
ネル絶縁膜を形成する工程とを具備し、前記ゲート絶縁
膜を形成する工程の後、前記メモリセルのトンネル絶縁
膜を形成する工程の前に、前記半導体基板を950℃以
上に加熱する工程を有することを特徴とする。
憶装置の製造方法は、半導体基板にトンネル絶縁膜を介
し浮遊ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性
半導体記憶装置の製造方法であって、前記半導体基板の
前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物を注入する工程
と、前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル
絶縁膜とは異なるゲート絶縁膜を形成する工程と、前記
不純物が注入された半導体基板に前記メモリセルのトン
ネル絶縁膜を形成する工程とを具備し、前記ゲート絶縁
膜を形成する工程の後、前記メモリセルのトンネル絶縁
膜を形成する工程の前に、前記半導体基板を950℃以
上に加熱する工程を有することを特徴とする。
【0013】また、さらに請求項4に記載の不揮発性半
導体記憶装置の製造方法は、請求項1乃至請求項3のい
ずれか1項に記載の構成において、前記不純物を注入す
る工程は、前記不純物の注入直後の前記半導体基板表面
における結晶欠陥密度が1.4×1020/cm3 以上と
なる条件に設定されていることを特徴とする。
導体記憶装置の製造方法は、請求項1乃至請求項3のい
ずれか1項に記載の構成において、前記不純物を注入す
る工程は、前記不純物の注入直後の前記半導体基板表面
における結晶欠陥密度が1.4×1020/cm3 以上と
なる条件に設定されていることを特徴とする。
【0014】また、さらに請求項5に記載の不揮発性半
導体記憶装置の製造方法は、請求項1乃至請求項4のい
ずれか1項に記載の構成において、前記不純物を注入す
る工程は、前記不純物が砒素の場合、そのドーズ量が
1.2×1012/cm2 以上、前記不純物が硼素または
燐の場合、そのドーズ量が2×1013/cm2 以上に設
定されていることを特徴とする。
導体記憶装置の製造方法は、請求項1乃至請求項4のい
ずれか1項に記載の構成において、前記不純物を注入す
る工程は、前記不純物が砒素の場合、そのドーズ量が
1.2×1012/cm2 以上、前記不純物が硼素または
燐の場合、そのドーズ量が2×1013/cm2 以上に設
定されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の製造方法につい
て説明する。なお、以下の実施の形態では、不揮発性半
導体記憶装置のうちのNAND型EEPROMを例とし
て説明する。
実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の製造方法につい
て説明する。なお、以下の実施の形態では、不揮発性半
導体記憶装置のうちのNAND型EEPROMを例とし
て説明する。
【0016】図1は、後述する第1〜第4の実施の形態
の製造方法によって形成されるNAND型EEPROM
の断面構造を示す図である。図1に示すように、p形シ
リコン基板1上の図示しない素子分離領域で囲まれた領
域に複数個のメモリセル用のトランジスタ(以下メモリ
セルトランジスタ)2と、それを挟む2個のメモリセル
選択用のトランジスタ(以下選択トランジスタ)3から
なるNANDセルが以下のように形成されている。
の製造方法によって形成されるNAND型EEPROM
の断面構造を示す図である。図1に示すように、p形シ
リコン基板1上の図示しない素子分離領域で囲まれた領
域に複数個のメモリセル用のトランジスタ(以下メモリ
セルトランジスタ)2と、それを挟む2個のメモリセル
選択用のトランジスタ(以下選択トランジスタ)3から
なるNANDセルが以下のように形成されている。
【0017】p形シリコン基板1上には、トンネル絶縁
膜となる第1のゲート絶縁膜4を介して第1の多結晶シ
リコン膜からなる浮遊ゲート6が形成されている。この
浮遊ゲート6上には、第2のゲート絶縁膜8を介して第
2の多結晶シリコン膜からなる制御ゲート10が形成さ
れている。さらに、前記メモリセルトランジスタ2と選
択トランジスタ3のドレイン部とソース部には、N+ 層
12が形成されている。
膜となる第1のゲート絶縁膜4を介して第1の多結晶シ
リコン膜からなる浮遊ゲート6が形成されている。この
浮遊ゲート6上には、第2のゲート絶縁膜8を介して第
2の多結晶シリコン膜からなる制御ゲート10が形成さ
れている。さらに、前記メモリセルトランジスタ2と選
択トランジスタ3のドレイン部とソース部には、N+ 層
12が形成されている。
【0018】また、p形シリコン基板1の全面には絶縁
膜14が形成されており、この絶縁膜14には前記NA
NDセルの端部のソース部へ通じるコンタクト孔が設け
られている。そして、前記絶縁膜14上には、このコン
タクト孔を介して前記ドレイン部又はソース部に接続さ
れたアルミニウム(Al)等からなる配線16が配設さ
れている。なお、この実施の形態では、p形シリコン基
板を用いたが、これに限るわけではなくn形シリコン基
板にp形ウェルを形成したものでもよい。
膜14が形成されており、この絶縁膜14には前記NA
NDセルの端部のソース部へ通じるコンタクト孔が設け
られている。そして、前記絶縁膜14上には、このコン
タクト孔を介して前記ドレイン部又はソース部に接続さ
れたアルミニウム(Al)等からなる配線16が配設さ
れている。なお、この実施の形態では、p形シリコン基
板を用いたが、これに限るわけではなくn形シリコン基
板にp形ウェルを形成したものでもよい。
【0019】次に、このようなNAND型EEPROM
におけるメモリセルトランジスタ2の一般的な製造方法
について説明する。図2(a)、(b)〜図4(a)、
(b)は、前記NAND型EEPROMのメモリセルト
ランジスタ2の製造工程を示す図である。
におけるメモリセルトランジスタ2の一般的な製造方法
について説明する。図2(a)、(b)〜図4(a)、
(b)は、前記NAND型EEPROMのメモリセルト
ランジスタ2の製造工程を示す図である。
【0020】図2(a)に示すように、p形シリコン基
板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェル)
表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領域
に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度の
ダミー絶縁膜20を形成する。そして、イオン注入法に
より、前記ダミー絶縁膜20を介してp形シリコン基板
1に所望の導電型の不純物イオン22(例えば砒素イオ
ン)を、所定の加速電圧、例えば120keVで、所定
のドーズ量、例えば1.2×1012atoms /cm2 以下
だけ注入する。
板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェル)
表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領域
に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度の
ダミー絶縁膜20を形成する。そして、イオン注入法に
より、前記ダミー絶縁膜20を介してp形シリコン基板
1に所望の導電型の不純物イオン22(例えば砒素イオ
ン)を、所定の加速電圧、例えば120keVで、所定
のドーズ量、例えば1.2×1012atoms /cm2 以下
だけ注入する。
【0021】その後、図2(b)に示すように、前記ダ
ミー絶縁膜20を剥離する。そして、図3(a)に示す
ように、熱酸化法により10nm程度の第1のゲート絶
縁膜4を形成する。このとき、前述の工程にて注入され
た不純物イオン22は、前記第1のゲート絶縁膜4を形
成するための熱工程により、p形シリコン基板1表面に
おいて活性化され活性化不純物層24を形成する。
ミー絶縁膜20を剥離する。そして、図3(a)に示す
ように、熱酸化法により10nm程度の第1のゲート絶
縁膜4を形成する。このとき、前述の工程にて注入され
た不純物イオン22は、前記第1のゲート絶縁膜4を形
成するための熱工程により、p形シリコン基板1表面に
おいて活性化され活性化不純物層24を形成する。
【0022】さらに、図3(b)に示すように、前記第
1のゲート絶縁膜4上に第1の多結晶シリコン膜6を形
成し、この第1の多結晶シリコン膜6上にシリコン酸化
膜換算で25nm程度の第2のゲート絶縁膜8を形成す
る。なおここでは、特に図示していないが、第1の多結
晶シリコン膜6には堆積後に素子分離領域上に対応して
スリット状の開孔部が設けられている。
1のゲート絶縁膜4上に第1の多結晶シリコン膜6を形
成し、この第1の多結晶シリコン膜6上にシリコン酸化
膜換算で25nm程度の第2のゲート絶縁膜8を形成す
る。なおここでは、特に図示していないが、第1の多結
晶シリコン膜6には堆積後に素子分離領域上に対応して
スリット状の開孔部が設けられている。
【0023】さらに、前記第2のゲート絶縁膜8上に、
第2の多結晶シリコン膜10を形成する。この第2の多
結晶シリコン膜10上に、フォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
第2の多結晶シリコン膜10を形成する。この第2の多
結晶シリコン膜10上に、フォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
【0024】続いて、図4(a)に示すように、前記レ
ジストパターン26をエッチングマスクとして用いて、
反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多結晶
シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1の多
結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート10及
び浮遊ゲート6を形成する。
ジストパターン26をエッチングマスクとして用いて、
反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多結晶
シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1の多
結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート10及
び浮遊ゲート6を形成する。
【0025】その後、図4(b)に示すように、レジス
トパターン26を除去した後、イオン注入法によりドレ
イン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は通
常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を行
う。以上により、この第1の実施の形態のNAND型E
EPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
トパターン26を除去した後、イオン注入法によりドレ
イン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は通
常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を行
う。以上により、この第1の実施の形態のNAND型E
EPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
【0026】ここで、このような製造方法で得られる不
揮発性半導体記憶装置における電荷保持不良ビット数
( Fail bit number)とチャネル部形成領域へのイオン
注入時の注入ドーズ量(Dose量)との関係を図5に示
す。この図5により、不純物イオンが砒素である場合、
その注入ドーズ量を1.2×1012atoms /cm2 以下
に抑制すると、不良となるメモリセルの数が急速に減少
することがわかる。
揮発性半導体記憶装置における電荷保持不良ビット数
( Fail bit number)とチャネル部形成領域へのイオン
注入時の注入ドーズ量(Dose量)との関係を図5に示
す。この図5により、不純物イオンが砒素である場合、
その注入ドーズ量を1.2×1012atoms /cm2 以下
に抑制すると、不良となるメモリセルの数が急速に減少
することがわかる。
【0027】これより、不純物イオン(砒素イオン)2
2の注入ドーズ量を所定量1.2×1012atoms /cm
2 以下にすることによって、リーク電流を抑制してデー
タ保持特性を向上させることが可能であると言える。前
記ドーズ量の所定量は、ダミー絶縁膜20の剥離後のp
形シリコン基板1の表面において結晶欠陥密度が1.4
×1020/cm3 、または不純物原子密度が1.3×1
016atoms /cm3 となる量である。すなわち、前記ダ
ミー絶縁膜20を膜厚が25nmのシリコン酸化膜、不
純物イオン22の加速エネルギーを120keV、不純
物イオン22を砒素とした場合、前記注入ドーズ量を
1.2×1012atoms /cm2 以下に設定することによ
り、リーク電流を抑制してデータ保持特性を向上させる
ことができる。
2の注入ドーズ量を所定量1.2×1012atoms /cm
2 以下にすることによって、リーク電流を抑制してデー
タ保持特性を向上させることが可能であると言える。前
記ドーズ量の所定量は、ダミー絶縁膜20の剥離後のp
形シリコン基板1の表面において結晶欠陥密度が1.4
×1020/cm3 、または不純物原子密度が1.3×1
016atoms /cm3 となる量である。すなわち、前記ダ
ミー絶縁膜20を膜厚が25nmのシリコン酸化膜、不
純物イオン22の加速エネルギーを120keV、不純
物イオン22を砒素とした場合、前記注入ドーズ量を
1.2×1012atoms /cm2 以下に設定することによ
り、リーク電流を抑制してデータ保持特性を向上させる
ことができる。
【0028】また、不純物イオンを硼素または燐とした
以外は同様の条件では、注入ドーズ量を2×1013atom
s /cm2 以下とすることにより、リーク電流を抑制し
てデータ保持特性を向上させることが可能となる。
以外は同様の条件では、注入ドーズ量を2×1013atom
s /cm2 以下とすることにより、リーク電流を抑制し
てデータ保持特性を向上させることが可能となる。
【0029】またここで、前記ダミー絶縁膜20を膜厚
が25nmのシリコン酸化膜、注入ドーズ量を1.2×
1012atoms /cm2 、不純物イオン22を砒素とした
場合、前記不純物イオン22の加速エネルギーとp形シ
リコン基板1の表面に発生する結晶欠陥密度との関係を
図6に示す。この図6により、加速エネルギーを増大さ
せると、p形シリコン基板1の表面に発生する結晶欠陥
密度が単調に減少することがわかる。
が25nmのシリコン酸化膜、注入ドーズ量を1.2×
1012atoms /cm2 、不純物イオン22を砒素とした
場合、前記不純物イオン22の加速エネルギーとp形シ
リコン基板1の表面に発生する結晶欠陥密度との関係を
図6に示す。この図6により、加速エネルギーを増大さ
せると、p形シリコン基板1の表面に発生する結晶欠陥
密度が単調に減少することがわかる。
【0030】これより、不純物イオン22の加速エネル
ギーを所定値以上に設定することによって、リーク電流
を抑制してデータ保持特性を向上させることが可能であ
ると言える。前記加速エネルギーの所定値は、ダミー絶
縁膜20の剥離後のp形シリコン基板1の表面において
結晶欠陥密度が1.4×1020/cm3 、または不純物
原子密度が1.3×1016atoms /cm3 となる値であ
る。すなわち、前記ダミー絶縁膜20を膜厚が25nm
のシリコン酸化膜、注入ドーズ量を1.2×1012atom
s /cm2 、不純物イオン22を砒素とした場合、前記
不純物イオン22の加速エネルギーを120keV以上
に設定することにより、リーク電流を抑制してデータ保
持特性を向上させることができる。
ギーを所定値以上に設定することによって、リーク電流
を抑制してデータ保持特性を向上させることが可能であ
ると言える。前記加速エネルギーの所定値は、ダミー絶
縁膜20の剥離後のp形シリコン基板1の表面において
結晶欠陥密度が1.4×1020/cm3 、または不純物
原子密度が1.3×1016atoms /cm3 となる値であ
る。すなわち、前記ダミー絶縁膜20を膜厚が25nm
のシリコン酸化膜、注入ドーズ量を1.2×1012atom
s /cm2 、不純物イオン22を砒素とした場合、前記
不純物イオン22の加速エネルギーを120keV以上
に設定することにより、リーク電流を抑制してデータ保
持特性を向上させることができる。
【0031】またここで、前記不純物イオン22の加速
エネルギーを120keV、注入ドーズ量を1.2×1
012atoms /cm2 、不純物イオン22を砒素イオンと
した場合、シリコン酸化膜からなるダミー絶縁膜20の
膜厚とp形シリコン基板1の表面に発生する結晶欠陥密
度との関係を図7に示す。この図7により、ダミー絶縁
膜20の膜厚を薄くすると、p形シリコン基板1の表面
に発生する結晶欠陥密度が単調に減少することがわか
る。
エネルギーを120keV、注入ドーズ量を1.2×1
012atoms /cm2 、不純物イオン22を砒素イオンと
した場合、シリコン酸化膜からなるダミー絶縁膜20の
膜厚とp形シリコン基板1の表面に発生する結晶欠陥密
度との関係を図7に示す。この図7により、ダミー絶縁
膜20の膜厚を薄くすると、p形シリコン基板1の表面
に発生する結晶欠陥密度が単調に減少することがわか
る。
【0032】これより、ダミー絶縁膜20の膜厚を所定
値以下に設定することによって、リーク電流を抑制して
データ保持特性を向上させることが可能であると言え
る。前記膜厚の所定値は、ダミー絶縁膜20の剥離後の
p形シリコン基板1の表面において結晶欠陥密度が1.
4×1020/cm3 、または不純物原子密度が1.3×
1016atoms /cm3 となる値である。すなわち、不純
物イオン22を砒素とし、前記不純物イオン22の加速
エネルギーを120keV、注入ドーズ量を1.2×1
012atoms /cm2 とした場合、前記ダミー絶縁膜20
の膜厚を25nm以下に設定することにより、リーク電
流を抑制してデータ保持特性を向上させることができ
る。
値以下に設定することによって、リーク電流を抑制して
データ保持特性を向上させることが可能であると言え
る。前記膜厚の所定値は、ダミー絶縁膜20の剥離後の
p形シリコン基板1の表面において結晶欠陥密度が1.
4×1020/cm3 、または不純物原子密度が1.3×
1016atoms /cm3 となる値である。すなわち、不純
物イオン22を砒素とし、前記不純物イオン22の加速
エネルギーを120keV、注入ドーズ量を1.2×1
012atoms /cm2 とした場合、前記ダミー絶縁膜20
の膜厚を25nm以下に設定することにより、リーク電
流を抑制してデータ保持特性を向上させることができ
る。
【0033】ところで、例えばメモりセルトランジスタ
のしきい値を調整するために要求される製造プロセス上
の制約などから、チャネル部形成領域へのイオン注入条
件が以上で説明した所望の範囲から外れ、イオン注入直
後の結晶欠陥密度を1.4×1020/cm3 以下にでき
ないことがある。そこで本発明ではこのような場合、次
の第1〜4の実施の形態にて説明する製造方法により、
半導体記憶装置の製造を行う。
のしきい値を調整するために要求される製造プロセス上
の制約などから、チャネル部形成領域へのイオン注入条
件が以上で説明した所望の範囲から外れ、イオン注入直
後の結晶欠陥密度を1.4×1020/cm3 以下にでき
ないことがある。そこで本発明ではこのような場合、次
の第1〜4の実施の形態にて説明する製造方法により、
半導体記憶装置の製造を行う。
【0034】まず、第1の実施の形態のNAND型EE
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図8(a)、(b)〜図10
(a)、(b)は、前記NAND型EEPROM のメ
モリセルトランジスタ2の製造工程を示す図である。
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図8(a)、(b)〜図10
(a)、(b)は、前記NAND型EEPROM のメ
モリセルトランジスタ2の製造工程を示す図である。
【0035】図8(a)に示すように、p形シリコン基
板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェル)
表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領域
に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度の
ダミー絶縁膜30を形成する。そして、イオン注入法に
より、高エネルギーに加速した不純物イオン32(例え
ば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜30を介してp形
シリコン基板1に注入する。
板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェル)
表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領域
に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度の
ダミー絶縁膜30を形成する。そして、イオン注入法に
より、高エネルギーに加速した不純物イオン32(例え
ば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜30を介してp形
シリコン基板1に注入する。
【0036】ここで、前記不純物イオン32の注入は、
メモリセルトランジスタ2のしきい値電圧を所望の値に
設定することを目的とし、前記イオン注入法における注
入ドーズ量は不純物イオン32が砒素である場合は1×
1010atoms /cm2 〜5×1013atoms /cm2 の範
囲で行う。また、不純物イオン32が硼素あるいは燐で
ある場合は1×1010atoms /cm2 〜1×1014atom
s /cm2 の範囲で行う。
メモリセルトランジスタ2のしきい値電圧を所望の値に
設定することを目的とし、前記イオン注入法における注
入ドーズ量は不純物イオン32が砒素である場合は1×
1010atoms /cm2 〜5×1013atoms /cm2 の範
囲で行う。また、不純物イオン32が硼素あるいは燐で
ある場合は1×1010atoms /cm2 〜1×1014atom
s /cm2 の範囲で行う。
【0037】続いて、図8(b)に示すように、前記ダ
ミー絶縁膜30を剥離した後、窒素ガスなどの非酸化雰
囲気中で所定の温度、例えば950℃にてアニールを行
う。このアニール温度は、950℃以上であることが望
ましい。このとき、前述の工程にて注入された不純物イ
オン32は、このアニールによりp形シリコン基板1表
面において活性化され活性化不純物層34を形成する。
ミー絶縁膜30を剥離した後、窒素ガスなどの非酸化雰
囲気中で所定の温度、例えば950℃にてアニールを行
う。このアニール温度は、950℃以上であることが望
ましい。このとき、前述の工程にて注入された不純物イ
オン32は、このアニールによりp形シリコン基板1表
面において活性化され活性化不純物層34を形成する。
【0038】その後、図9(a)に示すように、熱酸化
法により膜厚10nm程度の第1のゲート絶縁膜4を形
成する。さらに、図9(b)に示すように、前記第1の
ゲート絶縁膜4上に第1の多結晶シリコン膜6を形成
し、この第1の多結晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜
換算で25nm程度の第2のゲート絶縁膜8を形成す
る。なおここでは、特に図示していないが、第1の多結
晶シリコン膜6には堆積後に素子分離領域上に対応して
スリット状の開孔部が設けられている。
法により膜厚10nm程度の第1のゲート絶縁膜4を形
成する。さらに、図9(b)に示すように、前記第1の
ゲート絶縁膜4上に第1の多結晶シリコン膜6を形成
し、この第1の多結晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜
換算で25nm程度の第2のゲート絶縁膜8を形成す
る。なおここでは、特に図示していないが、第1の多結
晶シリコン膜6には堆積後に素子分離領域上に対応して
スリット状の開孔部が設けられている。
【0039】続いて、前記第2のゲート絶縁膜8上に第
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
【0040】続いて、図10(a)に示すように、前記
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
【0041】その後、図10(b)に示すように、レジ
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第1の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第1の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
【0042】以上説明したようにこの第1の実施の形態
では、不純物イオン32を注入した後に950℃以上の
温度でアニールを行うことにより、不純物イオン32の
注入によってp形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥
は回復し、結晶欠陥密度が減少する。これにより、リー
ク電流の発生を抑制してデータ保持特性を向上させるこ
とができる。
では、不純物イオン32を注入した後に950℃以上の
温度でアニールを行うことにより、不純物イオン32の
注入によってp形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥
は回復し、結晶欠陥密度が減少する。これにより、リー
ク電流の発生を抑制してデータ保持特性を向上させるこ
とができる。
【0043】次に、第2の実施の形態のNAND型EE
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図11(a)、(b)、図12
(a)、(b)、(c)、図13(a)、(b)は、前
記NAND型EEPROMのメモリセルトランジスタ2
の製造工程を示す図である。
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図11(a)、(b)、図12
(a)、(b)、(c)、図13(a)、(b)は、前
記NAND型EEPROMのメモリセルトランジスタ2
の製造工程を示す図である。
【0044】図11(a)に示すように、p形シリコン
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜40を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン42(例
えば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜40を介してp
形シリコン基板1に注入する。
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜40を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン42(例
えば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜40を介してp
形シリコン基板1に注入する。
【0045】さらに、図11(b)に示すように、前記
ダミー絶縁膜40を剥離した後、所定の温度、例えば9
50℃による熱酸化法により、膜厚が数10nm程度の
絶縁膜44を形成する。この絶縁膜44の形成時の温度
は、950℃以上であることが望ましい。前記絶縁膜4
4は、周辺回路においてゲート絶縁膜として機能する膜
であってもよいし、単に基板表面の汚れを取るための膜
であってもよい。このとき、前述の工程にて注入された
不純物イオン42は、この熱酸化における高温の酸化雰
囲気により、p形シリコン基板1表面において活性化さ
れ活性化不純物層46を形成する。
ダミー絶縁膜40を剥離した後、所定の温度、例えば9
50℃による熱酸化法により、膜厚が数10nm程度の
絶縁膜44を形成する。この絶縁膜44の形成時の温度
は、950℃以上であることが望ましい。前記絶縁膜4
4は、周辺回路においてゲート絶縁膜として機能する膜
であってもよいし、単に基板表面の汚れを取るための膜
であってもよい。このとき、前述の工程にて注入された
不純物イオン42は、この熱酸化における高温の酸化雰
囲気により、p形シリコン基板1表面において活性化さ
れ活性化不純物層46を形成する。
【0046】その後、図12(a)に示すように、メモ
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜44を剥離し、
図12(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
12(c)に示すように、前記第1のゲート絶縁膜4上
に第1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結
晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度
の第2のゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特
に図示していないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆
積後に素子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が
設けられている。
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜44を剥離し、
図12(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
12(c)に示すように、前記第1のゲート絶縁膜4上
に第1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結
晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度
の第2のゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特
に図示していないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆
積後に素子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が
設けられている。
【0047】続いて、前記第2のゲート絶縁膜8上に第
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
【0048】続いて、図13(a)に示すように、前記
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
【0049】その後、図13(b)に示すように、レジ
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第2の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第2の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
【0050】以上説明したようにこの第2の実施の形態
では、不純物イオン42を注入した後に、周辺回路用の
ゲート絶縁膜形成などのために950℃以上の熱酸化
(高温酸化雰囲気中に保持)を行うことにより、不純物
イオン42の注入によってp形シリコン基板1内に発生
した結晶欠陥は回復し、結晶欠陥密度が減少する。これ
により、リーク電流の発生を抑制してデータ保持特性を
向上させることができる。
では、不純物イオン42を注入した後に、周辺回路用の
ゲート絶縁膜形成などのために950℃以上の熱酸化
(高温酸化雰囲気中に保持)を行うことにより、不純物
イオン42の注入によってp形シリコン基板1内に発生
した結晶欠陥は回復し、結晶欠陥密度が減少する。これ
により、リーク電流の発生を抑制してデータ保持特性を
向上させることができる。
【0051】次に、第3の実施の形態のNAND型EE
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図11(a)、(b)、図12
(a)、(b)、(c)、図13(a)、(b)は、前
記NAND型EEPROMのメモリセルトランジスタ2
の製造工程を示す図である。
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2の製造方法
について説明する。図11(a)、(b)、図12
(a)、(b)、(c)、図13(a)、(b)は、前
記NAND型EEPROMのメモリセルトランジスタ2
の製造工程を示す図である。
【0052】図11(a)に示すように、p形シリコン
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜40を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン42(例
えば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜40を介してp
形シリコン基板1に注入する。
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜40を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン42(例
えば砒素イオン)を、前記ダミー絶縁膜40を介してp
形シリコン基板1に注入する。
【0053】さらに、図11(b)に示すように、前記
ダミー絶縁膜40を剥離した後、基板表面の汚れの除去
などを考慮して前記p形シリコン基板1を750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で加熱し、膜厚が数10nm程度
の絶縁膜44を形成する。その後、窒素ガスなどの非酸
化雰囲気中で所定の温度、例えば950℃でアニールを
行う。このアニール温度は、950℃以上であることが
望ましい。このとき、前述の工程にて注入された不純物
イオン42は、このアニールによりp形シリコン基板1
表面において活性化され活性化不純物層46を形成す
る。
ダミー絶縁膜40を剥離した後、基板表面の汚れの除去
などを考慮して前記p形シリコン基板1を750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で加熱し、膜厚が数10nm程度
の絶縁膜44を形成する。その後、窒素ガスなどの非酸
化雰囲気中で所定の温度、例えば950℃でアニールを
行う。このアニール温度は、950℃以上であることが
望ましい。このとき、前述の工程にて注入された不純物
イオン42は、このアニールによりp形シリコン基板1
表面において活性化され活性化不純物層46を形成す
る。
【0054】その後、図12(a)に示すように、メモ
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜44を剥離し、
図12(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
12(c)に示すように、前記第1のゲート絶縁膜4上
に第1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結
晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度
の第2のゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特
に図示していないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆
積後に素子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が
設けられている。
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜44を剥離し、
図12(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
12(c)に示すように、前記第1のゲート絶縁膜4上
に第1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結
晶シリコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度
の第2のゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特
に図示していないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆
積後に素子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が
設けられている。
【0055】続いて、前記第2のゲート絶縁膜8上に第
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
【0056】続いて、図13(a)に示すように、前記
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
【0057】その後、図13(b)に示すように、レジ
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第3の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。以降は
通常の工程に従って、絶縁膜14、配線16等の形成を
行う。以上により、この第3の実施の形態のNAND型
EEPROMのメモリセルトランジスタが完成する。
【0058】以上説明したようにこの第3の実施の形態
では、不純物イオン42を注入した後に、750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で熱酸化を行い、さらに窒素ガス
などの非酸化雰囲気中にて950℃以上の温度でアニー
ルを行うことにより、不純物イオン42の注入によって
p形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥は回復し、結
晶欠陥密度が減少する。これにより、リーク電流の発生
を抑制してデータ保持特性を向上させることができる。
では、不純物イオン42を注入した後に、750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で熱酸化を行い、さらに窒素ガス
などの非酸化雰囲気中にて950℃以上の温度でアニー
ルを行うことにより、不純物イオン42の注入によって
p形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥は回復し、結
晶欠陥密度が減少する。これにより、リーク電流の発生
を抑制してデータ保持特性を向上させることができる。
【0059】次に、第4の実施の形態のNAND型EE
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2及び選択ト
ランジスタ3の製造方法について説明する。図14
(a)、(b)、図15(a)、(b)、(c)、図1
6(a)、(b)は、前記NAND型EEPROMのメ
モリセルトランジスタ2及び選択トランジスタ3の製造
工程を示す図である。なお、図中の左側がメモリセルト
ランジスタ2を示し、右側が選択トランジスタ3を示し
ている。
PROMにおけるメモリセルトランジスタ2及び選択ト
ランジスタ3の製造方法について説明する。図14
(a)、(b)、図15(a)、(b)、(c)、図1
6(a)、(b)は、前記NAND型EEPROMのメ
モリセルトランジスタ2及び選択トランジスタ3の製造
工程を示す図である。なお、図中の左側がメモリセルト
ランジスタ2を示し、右側が選択トランジスタ3を示し
ている。
【0060】図14(a)に示すように、p形シリコン
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜50を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン52(例
えば砒素イオン)を前記ダミー絶縁膜50を介して、p
形シリコン基板1に注入する。
基板1(またはn形シリコン基板に形成したp形ウェ
ル)表面のメモリセルトランジスタのチャネル部形成領
域に、熱酸化法により所定の膜厚10〜数10nm程度
のダミー絶縁膜50を形成する。そして、イオン注入法
により、高エネルギーに加速した不純物イオン52(例
えば砒素イオン)を前記ダミー絶縁膜50を介して、p
形シリコン基板1に注入する。
【0061】さらに、図14(b)に示すように、前記
ダミー絶縁膜50を剥離した後、選択トランジスタのゲ
ート絶縁膜(選択ゲート絶縁膜)を形成するために、7
50℃〜850℃での熱酸化法やその他の方法により、
膜厚が数10nm程度の絶縁膜54を形成する。その
後、窒素ガスなどの非酸化雰囲気中で所定の温度、例え
ば950℃でアニールを行う。このアニール温度は、9
50℃以上であることが望ましい。このとき、前述の工
程にて注入された不純物イオン52は、このアニールに
よりp形シリコン基板1表面において活性化され活性化
不純物層56を形成する。
ダミー絶縁膜50を剥離した後、選択トランジスタのゲ
ート絶縁膜(選択ゲート絶縁膜)を形成するために、7
50℃〜850℃での熱酸化法やその他の方法により、
膜厚が数10nm程度の絶縁膜54を形成する。その
後、窒素ガスなどの非酸化雰囲気中で所定の温度、例え
ば950℃でアニールを行う。このアニール温度は、9
50℃以上であることが望ましい。このとき、前述の工
程にて注入された不純物イオン52は、このアニールに
よりp形シリコン基板1表面において活性化され活性化
不純物層56を形成する。
【0062】その後、図15(a)に示すように、メモ
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜54を剥離し、
図15(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
15(c)に示すように、左側のメモリセルトランジス
タ2の部分では、前記第1のゲート絶縁膜4上に第1の
多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結晶シリコ
ン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度の第2の
ゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特に図示し
ていないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆積後に素
子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が設けられ
ている。
リセルトランジスタ2の部分のみ絶縁膜54を剥離し、
図15(b)に示すように、熱酸化法により膜厚10n
m程度の第1のゲート絶縁膜4を形成する。さらに、図
15(c)に示すように、左側のメモリセルトランジス
タ2の部分では、前記第1のゲート絶縁膜4上に第1の
多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結晶シリコ
ン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度の第2の
ゲート絶縁膜8を形成する。なおここでは、特に図示し
ていないが、第1の多結晶シリコン膜6には堆積後に素
子分離領域上に対応してスリット状の開孔部が設けられ
ている。
【0063】続いて、前記第2のゲート絶縁膜8上に第
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
2の多結晶シリコン膜10を形成し、さらにこの第2の
多結晶シリコン膜10上にフォトレジストを塗布し、こ
れを露光描画してレジストパターン26を形成する。
【0064】一方、右側の選択トランジスタ3の部分で
は、図15(c)に示すように、前記絶縁膜54上に第
1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結晶シ
リコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度の第
2のゲート絶縁膜8を形成する。続いて、前記第2のゲ
ート絶縁膜8上に第2の多結晶シリコン膜10を形成
し、さらにこの第2の多結晶シリコン膜10上にフォト
レジストを塗布し、これを露光描画してレジストパター
ン26を形成する。
は、図15(c)に示すように、前記絶縁膜54上に第
1の多結晶シリコン膜6を形成し、この第1の多結晶シ
リコン膜6上にシリコン酸化膜換算で25nm程度の第
2のゲート絶縁膜8を形成する。続いて、前記第2のゲ
ート絶縁膜8上に第2の多結晶シリコン膜10を形成
し、さらにこの第2の多結晶シリコン膜10上にフォト
レジストを塗布し、これを露光描画してレジストパター
ン26を形成する。
【0065】続いて、図16(a)に示すように、前記
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
レジストパターン26をエッチングマスクとして用い
て、反応性イオンエッチング(RIE)により第2の多
結晶シリコン膜10、第2のゲート絶縁膜8、及び第1
の多結晶シリコン6を順次エッチングし、制御ゲート1
0及び浮遊ゲート6を形成する。
【0066】その後、図16(b)に示すように、レジ
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。図17
は、前記図14〜図16に示した断面方向に直交する方
向からの断面図であり、すなわち図18中のA−Aに沿
った断面図である。なお、前記図14〜図16は、図1
6中のB−Bに沿った断面図である。
ストパターン26を除去した後、イオン注入法によりド
レイン、ソース領域(N+ 層)12を形成する。図17
は、前記図14〜図16に示した断面方向に直交する方
向からの断面図であり、すなわち図18中のA−Aに沿
った断面図である。なお、前記図14〜図16は、図1
6中のB−Bに沿った断面図である。
【0067】この図17に示すように、図16(b)に
示す製造工程の後、p形シリコン基板1の全面に絶縁膜
14を形成し、図16(b)に示す右側の選択トランジ
スタ3の部分で、この絶縁膜14に浮遊ゲート(第1の
多結晶シリコン膜)6と制御ゲート(第2の多結晶シリ
コン膜)10とを接続するためのコンタクト孔を開孔す
る。そして、前記絶縁膜14上にアルミニウム(Al)
等からなる配線16を配設し、浮遊ゲート6と制御ゲー
ト10とを前記配線16により同電位に接続して、素子
分離領域58間に選択トランジスタ3を形成する。以降
は通常の工程に従って製造を行う。以上により、この第
4の実施の形態のNAND型EEPROMが完成する。
示す製造工程の後、p形シリコン基板1の全面に絶縁膜
14を形成し、図16(b)に示す右側の選択トランジ
スタ3の部分で、この絶縁膜14に浮遊ゲート(第1の
多結晶シリコン膜)6と制御ゲート(第2の多結晶シリ
コン膜)10とを接続するためのコンタクト孔を開孔す
る。そして、前記絶縁膜14上にアルミニウム(Al)
等からなる配線16を配設し、浮遊ゲート6と制御ゲー
ト10とを前記配線16により同電位に接続して、素子
分離領域58間に選択トランジスタ3を形成する。以降
は通常の工程に従って製造を行う。以上により、この第
4の実施の形態のNAND型EEPROMが完成する。
【0068】以上説明したようにこの第4の実施の形態
では、不純物イオン52を注入した後に、750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で熱酸化を行い、さらに窒素ガス
などの非酸化雰囲気中にて950℃以上の温度でアニー
ルを行うことにより、不純物イオン52の注入によって
p形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥は回復し、結
晶欠陥密度が減少する。これにより、リーク電流の発生
を抑制してデータ保持特性を向上させることができる。
では、不純物イオン52を注入した後に、750℃〜8
50℃の酸化雰囲気中で熱酸化を行い、さらに窒素ガス
などの非酸化雰囲気中にて950℃以上の温度でアニー
ルを行うことにより、不純物イオン52の注入によって
p形シリコン基板1内に発生した結晶欠陥は回復し、結
晶欠陥密度が減少する。これにより、リーク電流の発生
を抑制してデータ保持特性を向上させることができる。
【0069】前記実施の形態によれば、メモリセルの駆
動電流や書き込み速度を犠牲にすることなく、メモリセ
ルのゲート絶縁膜の低電界でのリーク電流を減少させる
ことができる不揮発性半導体記憶装置を実現できる。
動電流や書き込み速度を犠牲にすることなく、メモリセ
ルのゲート絶縁膜の低電界でのリーク電流を減少させる
ことができる不揮発性半導体記憶装置を実現できる。
【0070】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、デバ
イス動作の高速化や駆動電圧の低電圧化など所望のデバ
イス動作基準を満足させることができ、かつリーク電流
の少ないゲート絶縁膜を形成して信頼性を一層向上させ
ることができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提
供することが可能である。
イス動作の高速化や駆動電圧の低電圧化など所望のデバ
イス動作基準を満足させることができ、かつリーク電流
の少ないゲート絶縁膜を形成して信頼性を一層向上させ
ることができる不揮発性半導体記憶装置の製造方法を提
供することが可能である。
【図1】本発明の第1〜第4の実施の形態の製造方法に
よって形成されるNAND型EEPROMの断面構造を
示す図である。
よって形成されるNAND型EEPROMの断面構造を
示す図である。
【図2】NAND型EEPROMのメモリセルトランジ
スタの製造工程を示す図である。
スタの製造工程を示す図である。
【図3】NAND型EEPROMのメモリセルトランジ
スタの製造工程を示す図である。
スタの製造工程を示す図である。
【図4】NAND型EEPROMのメモリセルトランジ
スタの製造工程を示す図である。
スタの製造工程を示す図である。
【図5】図2〜図4に示した製造方法で得られる不揮発
性半導体記憶装置における電荷保持不良ビット数( Fai
l bit number)と注入ドーズ量(Dose量)との関係を示
す図である。
性半導体記憶装置における電荷保持不良ビット数( Fai
l bit number)と注入ドーズ量(Dose量)との関係を示
す図である。
【図6】前記不揮発性半導体記憶装置における不純物イ
オンの加速エネルギーとp形シリコン基板の表面に発生
する結晶欠陥密度との関係を示す図である。
オンの加速エネルギーとp形シリコン基板の表面に発生
する結晶欠陥密度との関係を示す図である。
【図7】前記不揮発性半導体記憶装置におけるシリコン
酸化膜からなるダミー絶縁膜の膜厚とp形シリコン基板
の表面に発生する結晶欠陥密度との関係を示す図であ
る。
酸化膜からなるダミー絶縁膜の膜厚とp形シリコン基板
の表面に発生する結晶欠陥密度との関係を示す図であ
る。
【図8】第1の実施の形態のNAND型EEPROMの
メモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
メモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
【図9】第1の実施の形態のNAND型EEPROMの
メモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
メモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
【図10】第1の実施の形態のNAND型EEPROM
のメモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
のメモリセルトランジスタの製造工程を示す図である。
【図11】第2、第3の実施の形態のNAND型EEP
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
【図12】第2、第3の実施の形態のNAND型EEP
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
【図13】第2、第3の実施の形態のNAND型EEP
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
ROMのメモリセルトランジスタの製造工程を示す図で
ある。
【図14】第4の実施の形態のNAND型EEPROM
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
【図15】第4の実施の形態のNAND型EEPROM
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
【図16】第4の実施の形態のNAND型EEPROM
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
のメモリセルトランジスタ及び選択トランジスタの製造
工程を示す図である。
【図17】第4の実施の形態のNAND型EEPROM
の選択トランジスタの製造工程を示す図で、前記図14
〜図16に示した断面方向に直交する方向からの断面図
である。
の選択トランジスタの製造工程を示す図で、前記図14
〜図16に示した断面方向に直交する方向からの断面図
である。
【図18】前記図17の断面部分を示すための図であ
る。
る。
1…p形シリコン基板 2…メモリセル用のトランジスタ(以下メモリセルトラ
ンジスタ) 3…メモリセル選択用のトランジスタ(以下選択トラン
ジスタ) 4…第1のゲート絶縁膜 6…浮遊ゲート(第1の多結晶シリコン膜) 8…第2のゲート絶縁膜 10…制御ゲート(第2の多結晶シリコン膜) 12…N+ 層 14…絶縁膜 16…配線 20…ダミー絶縁膜 22…不純物イオン 24…活性化不純物層 26…レジストパターン 30…ダミー絶縁膜 32…不純物イオン 34…活性化不純物層 40…ダミー絶縁膜 42…不純物イオン 44…絶縁膜 46…活性化不純物層 50…ダミー絶縁膜 52…不純物イオン 54…絶縁膜 56…活性化不純物層 58…素子分離領域
ンジスタ) 3…メモリセル選択用のトランジスタ(以下選択トラン
ジスタ) 4…第1のゲート絶縁膜 6…浮遊ゲート(第1の多結晶シリコン膜) 8…第2のゲート絶縁膜 10…制御ゲート(第2の多結晶シリコン膜) 12…N+ 層 14…絶縁膜 16…配線 20…ダミー絶縁膜 22…不純物イオン 24…活性化不純物層 26…レジストパターン 30…ダミー絶縁膜 32…不純物イオン 34…活性化不純物層 40…ダミー絶縁膜 42…不純物イオン 44…絶縁膜 46…活性化不純物層 50…ダミー絶縁膜 52…不純物イオン 54…絶縁膜 56…活性化不純物層 58…素子分離領域
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板にトンネル絶縁膜を介し浮遊
ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性半導体
記憶装置の製造方法において、 前記半導体基板の前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物
を注入する工程と、 前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル絶縁
膜を形成する工程とを具備し、 前記不純物を注入する工程と前記トンネル絶縁膜を形成
する工程との間に、前記半導体基板を950℃以上に加
熱する工程を有することを特徴とする不揮発性半導体記
憶装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板にトンネル絶縁膜を介し浮遊
ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性半導体
記憶装置の製造方法において、 前記半導体基板の前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物
を注入する工程と、 前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル絶縁
膜を形成する工程とを具備し、 前記不純物を注入する工程と前記トンネル絶縁膜を形成
する工程との間に、前記半導体基板を950℃以上の温
度で熱酸化する工程を有することを特徴とする不揮発性
半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項3】 半導体基板にトンネル絶縁膜を介し浮遊
ゲートが形成されたメモリセルからなる不揮発性半導体
記憶装置の製造方法において、 前記半導体基板の前記トンネル絶縁膜形成領域に不純物
を注入する工程と、 前記不純物が注入された半導体基板に前記トンネル絶縁
膜とは異なるゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記不純物が注入された半導体基板に前記メモリセルの
トンネル絶縁膜を形成する工程とを具備し、 前記ゲート絶縁膜を形成する工程の後、前記メモリセル
のトンネル絶縁膜を形成する工程の前に、前記半導体基
板を950℃以上に加熱する工程を有することを特徴と
する不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記不純物を注入する工程は、前記不純
物の注入直後の前記半導体基板表面における結晶欠陥密
度が1.4×1020/cm3 以上となる条件に設定され
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
か1項に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記不純物を注入する工程は、前記不純
物が砒素の場合、そのドーズ量が1.2×1012/cm
2 以上、前記不純物が硼素または燐の場合、そのドーズ
量が2×1013/cm2 以上に設定されていることを特
徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の
不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237035A JPH1187537A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9237035A JPH1187537A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1187537A true JPH1187537A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17009442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9237035A Pending JPH1187537A (ja) | 1997-09-02 | 1997-09-02 | 不揮発性半導体記憶装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1187537A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003142656A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-05-16 | Samsung Electronics Co Ltd | 浮遊トラップ型セルを有する不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-09-02 JP JP9237035A patent/JPH1187537A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003142656A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-05-16 | Samsung Electronics Co Ltd | 浮遊トラップ型セルを有する不揮発性半導体メモリ装置及びその製造方法 |
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