JPH1187662A - 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 - Google Patents
不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法Info
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- JPH1187662A JPH1187662A JP24318797A JP24318797A JPH1187662A JP H1187662 A JPH1187662 A JP H1187662A JP 24318797 A JP24318797 A JP 24318797A JP 24318797 A JP24318797 A JP 24318797A JP H1187662 A JPH1187662 A JP H1187662A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】セルフブースト動作による誤書き込み禁止電圧
設定を行うNAND型不揮発性半導体記憶装置の書き込
み時印加電圧をプログラム電圧のみとして、高電圧発生
回路の回路的な負担軽減を図り、省スペースとする。 【解決手段】書き込みが行われる選択メモリトランジス
タM1a8が接続された選択ワード線WL18に高電圧
Vpgmを印加し、全ての非選択ワード線WL11〜W
L17に0Vまたは負の低い電圧を印加することによっ
て、非選択トランジスタ列のチャネル部電位を上昇させ
て当該チャネル部(とくに、非選択トランジスタM1b
8のチャネル部)に書き込み禁止電圧を設定する。ま
た、非選択ワード線については、選択ワード線WL18
に隣り合う少なくとも一方の非選択ワード線WL17に
0Vまたは負の低い電圧を印加し、他の非選択ワード線
WL11〜WL16に電源電圧VCCを印加してもよい。
設定を行うNAND型不揮発性半導体記憶装置の書き込
み時印加電圧をプログラム電圧のみとして、高電圧発生
回路の回路的な負担軽減を図り、省スペースとする。 【解決手段】書き込みが行われる選択メモリトランジス
タM1a8が接続された選択ワード線WL18に高電圧
Vpgmを印加し、全ての非選択ワード線WL11〜W
L17に0Vまたは負の低い電圧を印加することによっ
て、非選択トランジスタ列のチャネル部電位を上昇させ
て当該チャネル部(とくに、非選択トランジスタM1b
8のチャネル部)に書き込み禁止電圧を設定する。ま
た、非選択ワード線については、選択ワード線WL18
に隣り合う少なくとも一方の非選択ワード線WL17に
0Vまたは負の低い電圧を印加し、他の非選択ワード線
WL11〜WL16に電源電圧VCCを印加してもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的にデータの
書き込み/消去が可能なNAND型フラッシュメモリ等
の不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法に関す
る。特定的に、本発明は、高電圧を余り必要としない、
書き込み禁止とすべきトランジスタ列(ストリング)の
バイアス設定手法に関する。
書き込み/消去が可能なNAND型フラッシュメモリ等
の不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法に関す
る。特定的に、本発明は、高電圧を余り必要としない、
書き込み禁止とすべきトランジスタ列(ストリング)の
バイアス設定手法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータやマイクロプロセッ
サで制御される各種装置向けに、データのプログラムお
よび消去を電気的に行え、且つ高密度な(大容量の)不
揮発性半導体記憶装置(不揮発性メモリ)の開発要求が
益々高まっている。このような要求に応え高密度な不揮
発性メモリを実現するためには、メモリセルおよび周辺
回路の占有面積を縮小することが重要であり、ビットあ
たりの面積が最も小さいセル方式としてNAND型不揮
発性メモリがある。
サで制御される各種装置向けに、データのプログラムお
よび消去を電気的に行え、且つ高密度な(大容量の)不
揮発性半導体記憶装置(不揮発性メモリ)の開発要求が
益々高まっている。このような要求に応え高密度な不揮
発性メモリを実現するためには、メモリセルおよび周辺
回路の占有面積を縮小することが重要であり、ビットあ
たりの面積が最も小さいセル方式としてNAND型不揮
発性メモリがある。
【0003】NAND型不揮発性メモリは、2つの選択
トランジスタと複数のメモリトランジスタを直列接続し
てトランジスタ列を構成し、2つのトランジスタ列で1
個のビットコンタクトおよびソース線を共有することが
できることから、高集積化が実現しやすい利点がある。
トランジスタと複数のメモリトランジスタを直列接続し
てトランジスタ列を構成し、2つのトランジスタ列で1
個のビットコンタクトおよびソース線を共有することが
できることから、高集積化が実現しやすい利点がある。
【0004】図7は、従来のNAND型不揮発性メモリ
のメモリアレイを中心とした概略構成を示す図である。
図8は、図7のメモリアレイの一部を拡大して示す図で
ある。図7中、符号10はメモリアレイ、20はローデ
コーダ、30データラッチ回路群、40はカラム選択
部、50は昇圧回路を示す。また、NAND1a〜NA
NDnbはストリングと称されるトランジスタ列を示し
ている。各トランジスタ列は、例えば図8の左側のトラ
ンジスタ列で説明すると、ドレインがビット線BLaに
接続されたドレイン選択トランジスタST1aと、ソー
スが共通ソース線に接続されたソース選択トランジスタ
ST2aと、両選択トランジスタ間に直列接続された例
えば8個〜16個(図8では4個のみ示す)程度のメモ
リトランジスタMT1a〜MT4aとから構成されてい
る。ドレイン選択トランジスタST1aはドレイン選択
線SL1により制御され、ソース選択トランジスタST
2aはソース選択線SL2により制御される。各メモリ
トランジスタMT1a〜MT4aは、行方向のトランジ
スタ列間で共通に接続されたワード線WL1〜WL4に
より制御される。これらドレイン選択線SL1,ソース
選択線SL2およびワード線WL1〜WL4は、ローデ
コーダ20により選択され、所定電圧が印加可能となっ
ている。
のメモリアレイを中心とした概略構成を示す図である。
図8は、図7のメモリアレイの一部を拡大して示す図で
ある。図7中、符号10はメモリアレイ、20はローデ
コーダ、30データラッチ回路群、40はカラム選択
部、50は昇圧回路を示す。また、NAND1a〜NA
NDnbはストリングと称されるトランジスタ列を示し
ている。各トランジスタ列は、例えば図8の左側のトラ
ンジスタ列で説明すると、ドレインがビット線BLaに
接続されたドレイン選択トランジスタST1aと、ソー
スが共通ソース線に接続されたソース選択トランジスタ
ST2aと、両選択トランジスタ間に直列接続された例
えば8個〜16個(図8では4個のみ示す)程度のメモ
リトランジスタMT1a〜MT4aとから構成されてい
る。ドレイン選択トランジスタST1aはドレイン選択
線SL1により制御され、ソース選択トランジスタST
2aはソース選択線SL2により制御される。各メモリ
トランジスタMT1a〜MT4aは、行方向のトランジ
スタ列間で共通に接続されたワード線WL1〜WL4に
より制御される。これらドレイン選択線SL1,ソース
選択線SL2およびワード線WL1〜WL4は、ローデ
コーダ20により選択され、所定電圧が印加可能となっ
ている。
【0005】各メモリトランジスタMT1a〜MT4a
のゲート電極は、特に図示しないが、半導体基板のウェ
ル内に形成されたソース・ドレイン領域の離間部分(チ
ャネル形成領域)上にトンネル酸化膜を介して形成され
たフローティングゲートと、フローティングゲート上に
ゲート間絶縁膜を介して積層されたコントロールゲート
とからなり、通常、コントロールゲートはワード線を兼
用している。
のゲート電極は、特に図示しないが、半導体基板のウェ
ル内に形成されたソース・ドレイン領域の離間部分(チ
ャネル形成領域)上にトンネル酸化膜を介して形成され
たフローティングゲートと、フローティングゲート上に
ゲート間絶縁膜を介して積層されたコントロールゲート
とからなり、通常、コントロールゲートはワード線を兼
用している。
【0006】この一般的なNAND型フラッシュメモリ
において、消去動作は、例えばワード線が共通接続され
た複数のトランジスタ列(消去ブロック)で一括に行わ
れ、ローデコーダ20により選択消去ブロックの全ワー
ド線に0V、非選択消去ブロックの全ワード線およびメ
モリアレイの基板内ウェルに高電圧(たとえば20V)
を印加する。その結果、選択消去ブロックのメモリトラ
ンジスタのみ、フローティングゲートから基板側に電子
が引き抜かれて、メモリトランジスタのしきい値電圧は
負方向にシフトして、たとえば−3V程度になる。
において、消去動作は、例えばワード線が共通接続され
た複数のトランジスタ列(消去ブロック)で一括に行わ
れ、ローデコーダ20により選択消去ブロックの全ワー
ド線に0V、非選択消去ブロックの全ワード線およびメ
モリアレイの基板内ウェルに高電圧(たとえば20V)
を印加する。その結果、選択消去ブロックのメモリトラ
ンジスタのみ、フローティングゲートから基板側に電子
が引き抜かれて、メモリトランジスタのしきい値電圧は
負方向にシフトして、たとえば−3V程度になる。
【0007】一方、データのプログラム動作は、選択す
るワード線に接続されたメモリトランジスタ一括に、い
わゆるページ単位で行われ、選択するワード線に高電圧
(たとえば18V)を、プログラムすべき(1データ
の)メモリトランジスタが接続されたビット線に0V、
プログラムを禁止すべき(0データの)メモリトランジ
スタが接続されたビット線に中間電圧(たとえば9V)
を印加する。その結果、プログラムすべき選択メモリト
ランジスタのみ、フローティングゲート中に電子が注入
されて、選択メモリトランジスタのしきい値電圧は正方
向にシフトして、たとえば2V程度になる。
るワード線に接続されたメモリトランジスタ一括に、い
わゆるページ単位で行われ、選択するワード線に高電圧
(たとえば18V)を、プログラムすべき(1データ
の)メモリトランジスタが接続されたビット線に0V、
プログラムを禁止すべき(0データの)メモリトランジ
スタが接続されたビット線に中間電圧(たとえば9V)
を印加する。その結果、プログラムすべき選択メモリト
ランジスタのみ、フローティングゲート中に電子が注入
されて、選択メモリトランジスタのしきい値電圧は正方
向にシフトして、たとえば2V程度になる。
【0008】かかるNAND型フラッシュメモリにおい
ては、データのプログラムおよび消去ともFN(Fowler
Nordheim) トンネル電流により行うため、動作電流をチ
ップ内昇圧回路から供給することが比較的容易であり、
単一電源で動作させ易いという利点がある。さらに、ペ
ージ単位で、つまり選択するワード線に接続されたメモ
リトランジスタ一括にデータプログラムが行われるた
め、当然の結果として、プログラム速度の点で優位であ
る。
ては、データのプログラムおよび消去ともFN(Fowler
Nordheim) トンネル電流により行うため、動作電流をチ
ップ内昇圧回路から供給することが比較的容易であり、
単一電源で動作させ易いという利点がある。さらに、ペ
ージ単位で、つまり選択するワード線に接続されたメモ
リトランジスタ一括にデータプログラムが行われるた
め、当然の結果として、プログラム速度の点で優位であ
る。
【0009】ところが、上述したNAND型フラッシュ
メモリは、以下の不利益を有する。すなわち、NAND
型フラッシュメモリのデータプログラム動作は、ページ
単位で行われるため、プログラムを禁止すべきメモリト
ランジスタが接続されたすべてのビット線に対しては中
間電圧(たとえば9V)を印加する必要がある。ページ
単位を512バイトとすれば、ビット線本数はおよそ4
000本にもなるため、上記中間電圧を発生する昇圧回
路の負荷が大きい。また上記データプログラム動作は、
選択メモリトランジスタのしきい値電圧を制御する必要
から、複数回のプログラム/ベリファイ動作を繰り返し
行うため、各プログラム毎に、上記プログラム禁止ビッ
ト線を中間電圧に充電する必要がある。
メモリは、以下の不利益を有する。すなわち、NAND
型フラッシュメモリのデータプログラム動作は、ページ
単位で行われるため、プログラムを禁止すべきメモリト
ランジスタが接続されたすべてのビット線に対しては中
間電圧(たとえば9V)を印加する必要がある。ページ
単位を512バイトとすれば、ビット線本数はおよそ4
000本にもなるため、上記中間電圧を発生する昇圧回
路の負荷が大きい。また上記データプログラム動作は、
選択メモリトランジスタのしきい値電圧を制御する必要
から、複数回のプログラム/ベリファイ動作を繰り返し
行うため、各プログラム毎に、上記プログラム禁止ビッ
ト線を中間電圧に充電する必要がある。
【0010】このため、プログラム/ベリファイ回数が
多く、実質的なプログラム時間より、むしろプログラム
/ベリファイ動作におけるビット線電圧の切り替えに要
する時間が支配的となり、この切り替え時間にプログラ
ム速度が律速され、高速プログラムが困難となる。さら
には、各ビット線毎に設けられページデータをラッチす
るためのデータラッチ回路は、中間電圧を扱うため高耐
圧仕様とする必要があり、必然的にサイズが大きくな
り、したがって、図7に示す各ビット線毎のデータラッ
チ回路(30a,30b等)をレイアウトすることが困
難となる。
多く、実質的なプログラム時間より、むしろプログラム
/ベリファイ動作におけるビット線電圧の切り替えに要
する時間が支配的となり、この切り替え時間にプログラ
ム速度が律速され、高速プログラムが困難となる。さら
には、各ビット線毎に設けられページデータをラッチす
るためのデータラッチ回路は、中間電圧を扱うため高耐
圧仕様とする必要があり、必然的にサイズが大きくな
り、したがって、図7に示す各ビット線毎のデータラッ
チ回路(30a,30b等)をレイアウトすることが困
難となる。
【0011】上述した問題点を解決して、低電圧での単
一電源動作に適し、高速プログラムが可能で、しかも各
ビット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが容易なN
AND型フラッシュメモリの新しいプログラム方式が、
以下の文献に開示されている。 文献:IEEE JOURNAL OF SOLID-
STATE CIRCUITS,VOL.30,NO.
11,NOVEMBER 1995 p1152〜p1
153における記述、およびFig5〜Fig6。
一電源動作に適し、高速プログラムが可能で、しかも各
ビット線毎のデータラッチ回路のレイアウトが容易なN
AND型フラッシュメモリの新しいプログラム方式が、
以下の文献に開示されている。 文献:IEEE JOURNAL OF SOLID-
STATE CIRCUITS,VOL.30,NO.
11,NOVEMBER 1995 p1152〜p1
153における記述、およびFig5〜Fig6。
【0012】上述した文献に開示されたデータプログラ
ム動作は、プログラムを禁止すべきメモリトランジスタ
が接続されたトランジスタ列をフローティング状態とし
て、当該トランジスタ列のチャンネル部電圧を、主とし
て非選択ワード線に印加されるパス電圧(たとえば10
V)との容量カップリングにより、自動的に昇圧する。
この自動昇圧動作は、セルフブースト動作と呼ばれる。
ム動作は、プログラムを禁止すべきメモリトランジスタ
が接続されたトランジスタ列をフローティング状態とし
て、当該トランジスタ列のチャンネル部電圧を、主とし
て非選択ワード線に印加されるパス電圧(たとえば10
V)との容量カップリングにより、自動的に昇圧する。
この自動昇圧動作は、セルフブースト動作と呼ばれる。
【0013】このセルフブーストによる書き込み禁止電
圧の設定をともなうデータ書き込み動作では、図8のメ
モリトランジスタMT2aを選択するとすれば、まず、
ドレイン選択線SL1に電源電圧VCC(3.3V)、ソ
ース選択線SL2に接地電圧GND(0V)が印加され
る。また、ビット線BLaに接地電圧GND(0V)、
プログラムを禁止すべきメモリトランジスタが接続され
たビット線BLbに電源電圧VCC(3.3V)が印加さ
れる。次に、選択ワード線WL2にプログラム電圧Vp
gm(たとえば18V)が、非選択ワード線WL1,W
L3およびWL4にパス電圧Vpass(たとえば10
V)が印加される。
圧の設定をともなうデータ書き込み動作では、図8のメ
モリトランジスタMT2aを選択するとすれば、まず、
ドレイン選択線SL1に電源電圧VCC(3.3V)、ソ
ース選択線SL2に接地電圧GND(0V)が印加され
る。また、ビット線BLaに接地電圧GND(0V)、
プログラムを禁止すべきメモリトランジスタが接続され
たビット線BLbに電源電圧VCC(3.3V)が印加さ
れる。次に、選択ワード線WL2にプログラム電圧Vp
gm(たとえば18V)が、非選択ワード線WL1,W
L3およびWL4にパス電圧Vpass(たとえば10
V)が印加される。
【0014】非選択ビット線BLbに接続にされた図8
の右側のトランジスタ列において、上記バイアス設定条
件下、ソース選択線SL2の電圧(ゲート印加電圧)は
0Vなのでソース選択トランジスタST2bはカットオ
フし、ドレイン選択トランジスタST1bは、ドレイン
選択線SL1の電圧が電源電圧VCCであるから導通状態
となる。導通状態のドレイン選択トランジスタST1b
にビット線電圧が伝わり始め、そのチャネル部が電源電
圧VCCから当該ドレイン選択トランジスタST1bのし
きい値電圧Vthst1 を差し引いた電圧値(VCC−Vthst
1 )まで充電されると、ドレイン選択トランジスタST
1bがカットオフする。したがって、メモリトランジス
タ列のチャネル部がビット線BLbから切り離されてフ
ローティング状態になり、以後は、当該チャネル部電位
がゲート印加電圧との容量カップリングにより自動的に
昇圧(セルフブースト)される。この容量カップリング
により上昇した最終的なチャネル部電位(書き込み禁止
電位)は、プログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpa
ssの値、コントロールゲート(ワード線)とフローテ
ィングゲート、フローティングゲートとチャネルおよび
フローティングゲートとソース領域及びドレイン領域と
のカップリング容量を総合して決まる値に設定され、従
来では最大で8V程度である。この結果、トンネル酸化
膜には数Vの電圧しかかからないため、プログラム電圧
Vpgmが印加された非選択メモリトランジスタMT2
bについて書き込みが禁止される。
の右側のトランジスタ列において、上記バイアス設定条
件下、ソース選択線SL2の電圧(ゲート印加電圧)は
0Vなのでソース選択トランジスタST2bはカットオ
フし、ドレイン選択トランジスタST1bは、ドレイン
選択線SL1の電圧が電源電圧VCCであるから導通状態
となる。導通状態のドレイン選択トランジスタST1b
にビット線電圧が伝わり始め、そのチャネル部が電源電
圧VCCから当該ドレイン選択トランジスタST1bのし
きい値電圧Vthst1 を差し引いた電圧値(VCC−Vthst
1 )まで充電されると、ドレイン選択トランジスタST
1bがカットオフする。したがって、メモリトランジス
タ列のチャネル部がビット線BLbから切り離されてフ
ローティング状態になり、以後は、当該チャネル部電位
がゲート印加電圧との容量カップリングにより自動的に
昇圧(セルフブースト)される。この容量カップリング
により上昇した最終的なチャネル部電位(書き込み禁止
電位)は、プログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpa
ssの値、コントロールゲート(ワード線)とフローテ
ィングゲート、フローティングゲートとチャネルおよび
フローティングゲートとソース領域及びドレイン領域と
のカップリング容量を総合して決まる値に設定され、従
来では最大で8V程度である。この結果、トンネル酸化
膜には数Vの電圧しかかからないため、プログラム電圧
Vpgmが印加された非選択メモリトランジスタMT2
bについて書き込みが禁止される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のセルフブーストによる書き込み禁止のオペレーショ
ンでは、パス電圧Vpassとして10Vの電圧を必要
とするため、図7に示す昇圧回路50は、プログラム電
圧Vpgmとは異なる値の高電圧VMを生成する必要が
ある。昇圧回路としてはチャージポンピング式が一般的
であるが、この方式では出力電圧値の変更は可能である
ものの、異なる値の高電圧を同時に生成することはでき
ない。したがって、この場合の昇圧回路50はチャージ
ポンピング式の昇圧部を2系統内蔵する必要があり、昇
圧回路50全体の占有面積はかなり大きく、これが不揮
発性メモリのチップ面積縮小化を阻害する要因の一つと
なっていた。
来のセルフブーストによる書き込み禁止のオペレーショ
ンでは、パス電圧Vpassとして10Vの電圧を必要
とするため、図7に示す昇圧回路50は、プログラム電
圧Vpgmとは異なる値の高電圧VMを生成する必要が
ある。昇圧回路としてはチャージポンピング式が一般的
であるが、この方式では出力電圧値の変更は可能である
ものの、異なる値の高電圧を同時に生成することはでき
ない。したがって、この場合の昇圧回路50はチャージ
ポンピング式の昇圧部を2系統内蔵する必要があり、昇
圧回路50全体の占有面積はかなり大きく、これが不揮
発性メモリのチップ面積縮小化を阻害する要因の一つと
なっていた。
【0016】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、セルフブースト動作による誤書き込み禁止電圧設定
を行うタイプのNAND型不揮発性半導体記憶装置にお
いて、その書き込み時の印加電圧として極力高電圧の使
用を回避できる書き込み方法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、その書き込み方法の実施に好適な
不揮発性半導体記憶装置を提供することを他の目的とす
る。
れ、セルフブースト動作による誤書き込み禁止電圧設定
を行うタイプのNAND型不揮発性半導体記憶装置にお
いて、その書き込み時の印加電圧として極力高電圧の使
用を回避できる書き込み方法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、その書き込み方法の実施に好適な
不揮発性半導体記憶装置を提供することを他の目的とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビット線とソ
ース線の何れか一方と他方に接続された2つの選択トラ
ンジスタと、両選択トランジスタ間に列方向に直列接続
された複数のメモリトランジスタとからなるトランジス
タ列を行列状に複数配置させてメモリアレイが構成さ
れ、複数のメモリトランジスタのゲート電極を行方向の
トランジスタ列間で共通に接続した複数のワード線のう
ち、書き込みが行われる選択メモリトランジスタが接続
された選択ワード線に正の高い電圧を印加することによ
ってメモリトランジスタへの電気的なデータ書き込みを
行う不揮発性半導体記憶装置についてものもである。
ース線の何れか一方と他方に接続された2つの選択トラ
ンジスタと、両選択トランジスタ間に列方向に直列接続
された複数のメモリトランジスタとからなるトランジス
タ列を行列状に複数配置させてメモリアレイが構成さ
れ、複数のメモリトランジスタのゲート電極を行方向の
トランジスタ列間で共通に接続した複数のワード線のう
ち、書き込みが行われる選択メモリトランジスタが接続
された選択ワード線に正の高い電圧を印加することによ
ってメモリトランジスタへの電気的なデータ書き込みを
行う不揮発性半導体記憶装置についてものもである。
【0018】上述した従来技術の問題点を解決し、上記
目的を達成するために、本発明の不揮発性半導体記憶装
置の第1の書き込み方法では、データ書き込みの際、前
記正の高い電圧印加と、前記選択ワード線以外の全ての
非選択ワード線への0Vまたは負の低い電圧の印加とに
よって、前記選択メモリトランジスタが接続されていな
いトランジスタ列のチャネル部電位を上昇させて当該チ
ャネル部に書き込み禁止電圧を設定する。
目的を達成するために、本発明の不揮発性半導体記憶装
置の第1の書き込み方法では、データ書き込みの際、前
記正の高い電圧印加と、前記選択ワード線以外の全ての
非選択ワード線への0Vまたは負の低い電圧の印加とに
よって、前記選択メモリトランジスタが接続されていな
いトランジスタ列のチャネル部電位を上昇させて当該チ
ャネル部に書き込み禁止電圧を設定する。
【0019】また、本発明の不揮発性半導体記憶装置の
第2の書き込み方法では、データ書き込みの際、前記正
の高い電圧印加と、前記選択ワード線に隣り合う少なく
とも一方の非選択ワード線への0Vまたは負の低い電圧
の印加と、他の非選択ワード線への電源電圧の印加とに
よって、前記選択メモリトランジスタが接続されていな
いトランジスタ列のチャネル部電位を上昇させて当該チ
ャネル部に書き込み禁止電圧を設定する。
第2の書き込み方法では、データ書き込みの際、前記正
の高い電圧印加と、前記選択ワード線に隣り合う少なく
とも一方の非選択ワード線への0Vまたは負の低い電圧
の印加と、他の非選択ワード線への電源電圧の印加とに
よって、前記選択メモリトランジスタが接続されていな
いトランジスタ列のチャネル部電位を上昇させて当該チ
ャネル部に書き込み禁止電圧を設定する。
【0020】これらの何れの方法においても、データ書
き込み時に、前記選択メモリトランジスタが接続された
選択ビット線を0Vで保持し、選択メモリトランジスタ
が接続されていない非選択ビット線に例えば電源電圧を
印加する。この場合、前記チャネル部への書き込み禁止
電圧の設定は、前記2つの選択トランジスタを除くトラ
ンジスタ列のチャネル部に対する低い禁止電圧設定と、
前記選択ワード線に接続された非選択メモリトランジス
タのチャネル部に対する高い禁止電圧設定との2段階で
行われる。
き込み時に、前記選択メモリトランジスタが接続された
選択ビット線を0Vで保持し、選択メモリトランジスタ
が接続されていない非選択ビット線に例えば電源電圧を
印加する。この場合、前記チャネル部への書き込み禁止
電圧の設定は、前記2つの選択トランジスタを除くトラ
ンジスタ列のチャネル部に対する低い禁止電圧設定と、
前記選択ワード線に接続された非選択メモリトランジス
タのチャネル部に対する高い禁止電圧設定との2段階で
行われる。
【0021】すなわち、上述したバイアス設定条件下、
選択メモリトランジスタが接続されていないトランジス
タ列においては、ビット線側の選択トランジスタのゲー
トに例えば電源電圧を印加することによって、このビッ
ト線側の選択トランジスタが導通状態になっているの
で、非選択トランジスタ列のチャネル部がビット線印加
電圧により昇圧され、電源電圧からビット線側の選択ト
ランジスタのしきい値電圧を引いた値にまで初期充電さ
れる。当該チャネル部が電源電圧からビット線側の選択
トランジスタのしきい値電圧を引いた値を超えるとビッ
ト線側の選択トランジスタはカットオフし、メモリトラ
ンジスタ列のチャネル部が電気的なフローティング状態
となる。その後、メモリトランジスタ列のチャネル部電
位は、選択ワード線に印加されたプログラム電圧(及
び、非選択ワード線に電源電圧が印加される場合の電源
電圧)との容量カップリングにより、第1段階のセルフ
ブーストが行われ次第に上昇する。この第1段階のセル
フブーストでは、選択ワード線の印加電圧の貢献が大き
いため、チャネル電位は、選択ワード線に接続された非
選択メモリトランジスタ部分で一番高く、その隣の非選
択メモリトランジスタ部分が次に高いこととなる。した
がって、選択ワード線に接続された非選択メモリトラン
ジスタの隣の非選択メモリトランジスタのしきい値電圧
をパス電圧から引いた電位までチャネル部電位が上昇す
ると、この隣の非選択メモリトランジスタがカットオフ
する。したがって、以後は、選択ワード線に接続された
非選択メモリトランジスタについてのみ第2段階のセル
フブーストが行われ、当該非選択メモリトランジスタの
チャネル電位が、プログラム電圧とカップリング容量値
で決まる所定の電圧値まで上昇し、当該非選択メモリト
ランジスタについて書き込み禁止電圧が設定される。な
お、他の非選択メモリトランジスタは第1段階のセルフ
ブーストを受けるのみであるが、ワード線印加電圧が低
いことから充分に、書込禁止状態となっている。
選択メモリトランジスタが接続されていないトランジス
タ列においては、ビット線側の選択トランジスタのゲー
トに例えば電源電圧を印加することによって、このビッ
ト線側の選択トランジスタが導通状態になっているの
で、非選択トランジスタ列のチャネル部がビット線印加
電圧により昇圧され、電源電圧からビット線側の選択ト
ランジスタのしきい値電圧を引いた値にまで初期充電さ
れる。当該チャネル部が電源電圧からビット線側の選択
トランジスタのしきい値電圧を引いた値を超えるとビッ
ト線側の選択トランジスタはカットオフし、メモリトラ
ンジスタ列のチャネル部が電気的なフローティング状態
となる。その後、メモリトランジスタ列のチャネル部電
位は、選択ワード線に印加されたプログラム電圧(及
び、非選択ワード線に電源電圧が印加される場合の電源
電圧)との容量カップリングにより、第1段階のセルフ
ブーストが行われ次第に上昇する。この第1段階のセル
フブーストでは、選択ワード線の印加電圧の貢献が大き
いため、チャネル電位は、選択ワード線に接続された非
選択メモリトランジスタ部分で一番高く、その隣の非選
択メモリトランジスタ部分が次に高いこととなる。した
がって、選択ワード線に接続された非選択メモリトラン
ジスタの隣の非選択メモリトランジスタのしきい値電圧
をパス電圧から引いた電位までチャネル部電位が上昇す
ると、この隣の非選択メモリトランジスタがカットオフ
する。したがって、以後は、選択ワード線に接続された
非選択メモリトランジスタについてのみ第2段階のセル
フブーストが行われ、当該非選択メモリトランジスタの
チャネル電位が、プログラム電圧とカップリング容量値
で決まる所定の電圧値まで上昇し、当該非選択メモリト
ランジスタについて書き込み禁止電圧が設定される。な
お、他の非選択メモリトランジスタは第1段階のセルフ
ブーストを受けるのみであるが、ワード線印加電圧が低
いことから充分に、書込禁止状態となっている。
【0022】上記のように動作する本発明の第1および
第2の書き込み方法では、パス電圧が最低では負電圧、
最大でも電源電圧と低く従来のような高電圧を必要とし
ないが、この電圧値は、消去状態のメモリトランジスタ
のしきい値電圧より高いことが望ましい。この非選択ワ
ード線に印加される低い電圧は、消去状態のメモリトラ
ンジスタのしきい値電圧より高くないと選択ワード線の
隣の非選択メモリトランジスタをカットオフできない一
方で、高すぎるとカットオフタイミングが遅くなり高速
プログラミングを阻害することから、最適な範囲が存在
する。
第2の書き込み方法では、パス電圧が最低では負電圧、
最大でも電源電圧と低く従来のような高電圧を必要とし
ないが、この電圧値は、消去状態のメモリトランジスタ
のしきい値電圧より高いことが望ましい。この非選択ワ
ード線に印加される低い電圧は、消去状態のメモリトラ
ンジスタのしきい値電圧より高くないと選択ワード線の
隣の非選択メモリトランジスタをカットオフできない一
方で、高すぎるとカットオフタイミングが遅くなり高速
プログラミングを阻害することから、最適な範囲が存在
する。
【0023】一方、本発明に係る不揮発性半導体記憶装
置では、ビット線とソース線の何れか一方と他方に接続
された2つの選択トランジスタと、両選択トランジスタ
間に列方向に直列接続された複数のメモリトランジスタ
とからなるトランジスタ列を行列状に複数配置して構成
されたメモリアレイと、複数のメモリトランジスタのゲ
ート電極を行方向のトランジスタ列間で共通に接続した
複数のワード線のうち、書き込みが行われる選択メモリ
トランジスタが接続された選択ワード線に印加されるプ
ログラム電圧を電源電圧から生成する高電圧発生回路
と、前記メモリアレイの各ワード線に接続され、入力さ
れる行デコード信号に応じて、前記高電圧発生回路から
の前記プログラム電圧、前記選択ワード線以外の非選択
ワード線に印加する書き込み禁止用の電源電圧または接
地電圧の何れかを各ワード線に選択的に印加する列デコ
ード回路とを有する。
置では、ビット線とソース線の何れか一方と他方に接続
された2つの選択トランジスタと、両選択トランジスタ
間に列方向に直列接続された複数のメモリトランジスタ
とからなるトランジスタ列を行列状に複数配置して構成
されたメモリアレイと、複数のメモリトランジスタのゲ
ート電極を行方向のトランジスタ列間で共通に接続した
複数のワード線のうち、書き込みが行われる選択メモリ
トランジスタが接続された選択ワード線に印加されるプ
ログラム電圧を電源電圧から生成する高電圧発生回路
と、前記メモリアレイの各ワード線に接続され、入力さ
れる行デコード信号に応じて、前記高電圧発生回路から
の前記プログラム電圧、前記選択ワード線以外の非選択
ワード線に印加する書き込み禁止用の電源電圧または接
地電圧の何れかを各ワード線に選択的に印加する列デコ
ード回路とを有する。
【0024】このような構成の不揮発性半導体記憶装置
では、列デコード回路によってワード線に印加される高
電圧はプログラム電圧のみであり、これに高電圧を供給
する高電圧発生回路の負担が小さくて済む。
では、列デコード回路によってワード線に印加される高
電圧はプログラム電圧のみであり、これに高電圧を供給
する高電圧発生回路の負担が小さくて済む。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る不揮発性半導
体記憶装置(不揮発性メモリ)及びその書き込み方法
を、図面を参照しながら詳細に説明する。
体記憶装置(不揮発性メモリ)及びその書き込み方法
を、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】図1は、本実施形態に係るNAND型不揮
発性メモリのメモリアレイを中心とした概略構成を示す
図である。図2は、図1のメモリアレイの一部を拡大し
て示す回路図である。図1のNAND型不揮発性メモリ
は、メモリアレイ10、ローデコーダ20、データラッ
チ回路群30、カラム選択部40および高電圧発生回路
(昇圧回路60)を有している。
発性メモリのメモリアレイを中心とした概略構成を示す
図である。図2は、図1のメモリアレイの一部を拡大し
て示す回路図である。図1のNAND型不揮発性メモリ
は、メモリアレイ10、ローデコーダ20、データラッ
チ回路群30、カラム選択部40および高電圧発生回路
(昇圧回路60)を有している。
【0027】図1のNAND型不揮発性メモリのメモリ
アレイ10は、2つの選択トランジスタと所定数(例え
ば、8個〜16個)のメモリトランジスタを直列接続さ
せたトランジスタ列を行列状に複数配置させて構成され
ている。図1では、4つのトランジスタ列、即ちNAN
D1a,NAND1b,NANDnaおよびNANDn
bを示している。図1および図2中、BLa,BLbは
ビット線、SL11,SLn1はドレイン選択線、SL
12,SLn2はソース選択線、CSL1,CSLnは
共通ソース線を示す。
アレイ10は、2つの選択トランジスタと所定数(例え
ば、8個〜16個)のメモリトランジスタを直列接続さ
せたトランジスタ列を行列状に複数配置させて構成され
ている。図1では、4つのトランジスタ列、即ちNAN
D1a,NAND1b,NANDnaおよびNANDn
bを示している。図1および図2中、BLa,BLbは
ビット線、SL11,SLn1はドレイン選択線、SL
12,SLn2はソース選択線、CSL1,CSLnは
共通ソース線を示す。
【0028】トランジスタ列NAND1a,NANDn
aでは、そのメモリトランジスタ列の一方端がそれぞれ
ドレイン選択トランジスタDST1a,DSTnaを介
してビット線BLaに接続されている。同様に、トラン
ジスタ列NAND1b,NANDnbでは、そのメモリ
トランジスタ列の一方端がそれぞれドレイン選択トラン
ジスタDST1b,DSTnbを介してビット線BLb
に接続されている。これに対し、NAND1a,NAN
D1bにおけるメモリトランジスタ列の他方端は、それ
ぞれソース選択トランジスタSST2a,SST2bを
介して共通ソース線CSL1に接続されている。同様
に、NANDna,NANDnbにおけるメモリトラン
ジスタ列の他方端は、それぞれソース選択トランジスタ
SSTna,SSTnbを介して共通ソース線CSLn
に接続されている。ドレイン選択トランジスタDST1
a,DST1bのゲートはドレイン選択線SL11に接
続され、ソース選択トランジスタSST2a,SST2
bのゲートはソース選択線SL12に接続されている。
同様に、ドレイン選択トランジスタDSTna,DST
nbのゲートはドレイン選択線SLn1に接続され、ソ
ース選択トランジスタSSTna,SSTnbのゲート
はソース選択線SLn2に接続されている。これらドレ
イン選択トランジスタDST1a,DST1b,DST
na,DSTnbそれぞれは接続されたドレイン選択線
SL11またはSLn1の何れかにより制御され、ま
た、ソース選択トランジスタSST1a,SST1b,
SSTna,SSTnbのそれぞれは接続されたソース
選択線SL12またはSLn2の何れかにより制御され
る。
aでは、そのメモリトランジスタ列の一方端がそれぞれ
ドレイン選択トランジスタDST1a,DSTnaを介
してビット線BLaに接続されている。同様に、トラン
ジスタ列NAND1b,NANDnbでは、そのメモリ
トランジスタ列の一方端がそれぞれドレイン選択トラン
ジスタDST1b,DSTnbを介してビット線BLb
に接続されている。これに対し、NAND1a,NAN
D1bにおけるメモリトランジスタ列の他方端は、それ
ぞれソース選択トランジスタSST2a,SST2bを
介して共通ソース線CSL1に接続されている。同様
に、NANDna,NANDnbにおけるメモリトラン
ジスタ列の他方端は、それぞれソース選択トランジスタ
SSTna,SSTnbを介して共通ソース線CSLn
に接続されている。ドレイン選択トランジスタDST1
a,DST1bのゲートはドレイン選択線SL11に接
続され、ソース選択トランジスタSST2a,SST2
bのゲートはソース選択線SL12に接続されている。
同様に、ドレイン選択トランジスタDSTna,DST
nbのゲートはドレイン選択線SLn1に接続され、ソ
ース選択トランジスタSSTna,SSTnbのゲート
はソース選択線SLn2に接続されている。これらドレ
イン選択トランジスタDST1a,DST1b,DST
na,DSTnbそれぞれは接続されたドレイン選択線
SL11またはSLn1の何れかにより制御され、ま
た、ソース選択トランジスタSST1a,SST1b,
SSTna,SSTnbのそれぞれは接続されたソース
選択線SL12またはSLn2の何れかにより制御され
る。
【0029】本例における各メモリトランジスタ列は、
8個のメモリトランジスタを直列接続されてなり、それ
ぞれドレイン選択線、及びワード線により制御される。
すなわち、図2に示すトランジスタ列NAND1aにお
いて、ドレイン選択トランジスタDST1aを制御する
ドレイン選択線SL11によってメモリトランジスタ列
のチャネル部(電流チャネルとなる素子形成領域の表面
部分)のビット線BLaとの接続が制御され、またメモ
リトランジスタM1a1〜M1a8はそれぞれワード線
WL11〜WL18により制御される。同様に、トラン
ジスタ列NAND1bにおいて、ドレイン選択トランジ
スタDST1bを制御するドレイン選択線SL11によ
ってメモリトランジスタ列のチャネル部のビット線BL
bとの接続が制御され、またメモリトランジスタM1b
1〜M1b8はそれぞれワード線WL11〜WL18に
より制御される。
8個のメモリトランジスタを直列接続されてなり、それ
ぞれドレイン選択線、及びワード線により制御される。
すなわち、図2に示すトランジスタ列NAND1aにお
いて、ドレイン選択トランジスタDST1aを制御する
ドレイン選択線SL11によってメモリトランジスタ列
のチャネル部(電流チャネルとなる素子形成領域の表面
部分)のビット線BLaとの接続が制御され、またメモ
リトランジスタM1a1〜M1a8はそれぞれワード線
WL11〜WL18により制御される。同様に、トラン
ジスタ列NAND1bにおいて、ドレイン選択トランジ
スタDST1bを制御するドレイン選択線SL11によ
ってメモリトランジスタ列のチャネル部のビット線BL
bとの接続が制御され、またメモリトランジスタM1b
1〜M1b8はそれぞれワード線WL11〜WL18に
より制御される。
【0030】ビット線BLaはデータラッチ回路SAa
に接続され、ビット線BLbはデータラッチ回路SAb
に接続されている。本発明における昇圧回路50は、デ
ータプログラム動作時に高電圧VPPを発生し、ローデ
コーダ20にプログラム電圧Vpgm(VPP)を供給
する。
に接続され、ビット線BLbはデータラッチ回路SAb
に接続されている。本発明における昇圧回路50は、デ
ータプログラム動作時に高電圧VPPを発生し、ローデ
コーダ20にプログラム電圧Vpgm(VPP)を供給
する。
【0031】図3は、図2のメモリアレイ部分の平面
図、図4は図3のII−II線に沿った断面図、図5は図3
のIII −III 線に沿った断面図である。図3〜図5中、
符号FGはメモリトランジスタのフローティングゲー
ト、CGはワード線を兼用するメモリトランジスタのコ
ントロールゲート、BCa,BCbはビットコンタクト
を示す。また、符号1はp型シリコンウェーハ等の半導
体基板、1aはn型不純物が導入された深いnウェル、
1bはp型不純物が導入されたpウェル、2は素子分離
領域、4は素子分離領域の周囲に形成されるpウェルの
表面領域から構成された当該トランジスタ列のチャネル
部、6はトンネル絶縁膜、8はゲート間絶縁膜、10は
層間絶縁層である。本例における深いnウェル1aは、
半導体基板1がp型であることから、これとpウェル1
bを電気的に分離する目的で設けられたものであり、C
MOS周辺回路におけるnウェルと同時形成される。半
導体基板をn型とした場合は、深いnウェル1aを省略
することができる。トランジスタ列のチャネル部4は、
主として、ドレイン選択トランジスタDST1a,DS
T1bのドレイン領域4a、メモリトランジスタM1a
1〜M1a8及びM1b1〜M1b8のソース・ドレイ
ン領域4b、ソース選択トランジスタSST2a,SS
T2bのソース領域4c(共通ソース線CSL1と兼
用)から構成されている。
図、図4は図3のII−II線に沿った断面図、図5は図3
のIII −III 線に沿った断面図である。図3〜図5中、
符号FGはメモリトランジスタのフローティングゲー
ト、CGはワード線を兼用するメモリトランジスタのコ
ントロールゲート、BCa,BCbはビットコンタクト
を示す。また、符号1はp型シリコンウェーハ等の半導
体基板、1aはn型不純物が導入された深いnウェル、
1bはp型不純物が導入されたpウェル、2は素子分離
領域、4は素子分離領域の周囲に形成されるpウェルの
表面領域から構成された当該トランジスタ列のチャネル
部、6はトンネル絶縁膜、8はゲート間絶縁膜、10は
層間絶縁層である。本例における深いnウェル1aは、
半導体基板1がp型であることから、これとpウェル1
bを電気的に分離する目的で設けられたものであり、C
MOS周辺回路におけるnウェルと同時形成される。半
導体基板をn型とした場合は、深いnウェル1aを省略
することができる。トランジスタ列のチャネル部4は、
主として、ドレイン選択トランジスタDST1a,DS
T1bのドレイン領域4a、メモリトランジスタM1a
1〜M1a8及びM1b1〜M1b8のソース・ドレイ
ン領域4b、ソース選択トランジスタSST2a,SS
T2bのソース領域4c(共通ソース線CSL1と兼
用)から構成されている。
【0032】図3の平面図に示すように、このNAND
型フラッシュメモリのメモリアレイにおいて、各トラン
ジスタ列間は、例えばトレンチ又はLOCOS(Local O
xideof Silicon)等の素子分離領域2により電気的に絶
縁分離され、これにより各トランジスタ列のチャネル部
4が形成されている。チャネル部4の一方側には、列方
向に隣接するトランジスタ列と共有するビットコンタク
トBCa又はBCbが設けられ、他方側は共通ソース線
CSL1に連続している。
型フラッシュメモリのメモリアレイにおいて、各トラン
ジスタ列間は、例えばトレンチ又はLOCOS(Local O
xideof Silicon)等の素子分離領域2により電気的に絶
縁分離され、これにより各トランジスタ列のチャネル部
4が形成されている。チャネル部4の一方側には、列方
向に隣接するトランジスタ列と共有するビットコンタク
トBCa又はBCbが設けられ、他方側は共通ソース線
CSL1に連続している。
【0033】メモリトランジスタは、図4及び図5の断
面図に示すように、そのチャネル形成領域(ソース・ド
レイン領域4b同士に挟まれた基板表面領域)上に、ト
ンネル絶縁膜6、フローティングゲートFG、ゲート間
絶縁膜8、コントロールゲートCGが積層されて構成さ
れている。これらの各層の材料および膜厚に限定はない
が、一例を挙げるならば、以下の如くである。すなわ
ち、トンネル絶縁膜6は、熱酸化シリコン膜または熱酸
化シリコンと酸化窒化シリコンとの積層膜からなり、そ
の膜厚は10nm弱である。フローティングゲートFG
は、不純物が導入されて導電化されたポリシリコン(dop
ed poly-Si) からなり、膜厚は数10nm〜100nm
程度である。中間絶縁膜8は、ONO膜が一般的で、膜
厚は数10nm程度である。コントロールゲートCGは
配線層(ワード線WL)を兼ねるので低抵抗化のため、
数10nm〜100nm程度のdoped poly-Si と、例え
ばWSix 等の高融点金属シリサイド(100nm〜1
50nm程度)との積層膜とするのが一般的である。
面図に示すように、そのチャネル形成領域(ソース・ド
レイン領域4b同士に挟まれた基板表面領域)上に、ト
ンネル絶縁膜6、フローティングゲートFG、ゲート間
絶縁膜8、コントロールゲートCGが積層されて構成さ
れている。これらの各層の材料および膜厚に限定はない
が、一例を挙げるならば、以下の如くである。すなわ
ち、トンネル絶縁膜6は、熱酸化シリコン膜または熱酸
化シリコンと酸化窒化シリコンとの積層膜からなり、そ
の膜厚は10nm弱である。フローティングゲートFG
は、不純物が導入されて導電化されたポリシリコン(dop
ed poly-Si) からなり、膜厚は数10nm〜100nm
程度である。中間絶縁膜8は、ONO膜が一般的で、膜
厚は数10nm程度である。コントロールゲートCGは
配線層(ワード線WL)を兼ねるので低抵抗化のため、
数10nm〜100nm程度のdoped poly-Si と、例え
ばWSix 等の高融点金属シリサイド(100nm〜1
50nm程度)との積層膜とするのが一般的である。
【0034】選択トランジスタDST1a,DST1b
及びSST2a,SST2bは、チャネル形成領域上に
ゲート間絶縁膜8を介して選択線SL11又はSL12
となる単層のゲート電極が積層された通常のMOS電極
構造を有している。ビットコンタクトBCa,BCb
は、層間絶縁層10に開孔されたコンタクト孔内を、図
示のようにビット線を構成する金属膜材(例えば、A
l)を埋め込むか、例えばTi/TiN等の密着層を介
在させてW等の金属プラグで埋め込むことにより形成さ
れている。ビット線BLa,BLbは、図示のようにA
lの単層膜とするか、Al等の主配線層の上下を反射防
止層(又は保護層)とバリアメタルで挟んだ3層構造を
有している。
及びSST2a,SST2bは、チャネル形成領域上に
ゲート間絶縁膜8を介して選択線SL11又はSL12
となる単層のゲート電極が積層された通常のMOS電極
構造を有している。ビットコンタクトBCa,BCb
は、層間絶縁層10に開孔されたコンタクト孔内を、図
示のようにビット線を構成する金属膜材(例えば、A
l)を埋め込むか、例えばTi/TiN等の密着層を介
在させてW等の金属プラグで埋め込むことにより形成さ
れている。ビット線BLa,BLbは、図示のようにA
lの単層膜とするか、Al等の主配線層の上下を反射防
止層(又は保護層)とバリアメタルで挟んだ3層構造を
有している。
【0035】つぎに、本発明の書き込み方法を、上述し
た不揮発性メモリに適用した場合を例として説明する。
なお、ここでの書き込みは、図2のワード線WL18に
接続されたメモリトランジスタM1a8にデータを書き
込み、同じワード線に接続されたメモリトランジスタM
1b8の書き込み禁止電圧をセルフブーストにより設定
する場合とする。
た不揮発性メモリに適用した場合を例として説明する。
なお、ここでの書き込みは、図2のワード線WL18に
接続されたメモリトランジスタM1a8にデータを書き
込み、同じワード線に接続されたメモリトランジスタM
1b8の書き込み禁止電圧をセルフブーストにより設定
する場合とする。
【0036】この書き込みに先立って、メモリトランジ
スタはデータ消去がされている。NAND型不揮発性メ
モリの消去動作は、全てのワード線を接地電位0Vと
し、半導体基板内に形成されたp型ウェル1b(及び深
いnウェル1a)に例えば20Vの高電圧を印加するこ
とによって行われる。これにより、20Vの高電圧が印
加された全てのメモリトランジスタのフローティングゲ
ートFGから、FN(Fowler Nordheim) トンネルリング
によってトンネル絶縁膜6を通して電荷(電子)が基板
側に引き抜かれる。その結果、各メモリトランジスタ
は、そのしきい値電圧は−3V〜−4V程度になり、デ
ィプレッション型となる。
スタはデータ消去がされている。NAND型不揮発性メ
モリの消去動作は、全てのワード線を接地電位0Vと
し、半導体基板内に形成されたp型ウェル1b(及び深
いnウェル1a)に例えば20Vの高電圧を印加するこ
とによって行われる。これにより、20Vの高電圧が印
加された全てのメモリトランジスタのフローティングゲ
ートFGから、FN(Fowler Nordheim) トンネルリング
によってトンネル絶縁膜6を通して電荷(電子)が基板
側に引き抜かれる。その結果、各メモリトランジスタ
は、そのしきい値電圧は−3V〜−4V程度になり、デ
ィプレッション型となる。
【0037】この状態で、デコード信号を受けたローデ
コーダ20および図示せぬカラムデコーダが、データを
書き込むべきメモリトランジスタM1a8を選択し、ビ
ット線およびワード線等の電圧設定を行う。具体的に
は、カラムデコーダに制御されたカラム選択部40が、
選択メモリトランジスタM1a8が接続された選択ビッ
ト線BLaに共通電圧(例えば、0V)、非選択ビット
線BLbに電源電圧VCC(例えば、3.3V)を印加
し、ローデコーダ20が、ドレイン選択線SL11に電
源電圧VCC、ソース選択線SL12に共通電圧をそれぞ
れ印加する。この状態で、ローデコーダ20が、選択メ
モリトランジスタM1a8が接続された選択ワード線W
L18にプログラム電圧Vpgm(例えば、18V)、
非選択ワード線WL11〜WL17にパス電圧Vpas
sとして0V又は負の電圧(本例では0V)を印加す
る。プログラム電圧Vpgmは、図1の昇圧回路60で
生成され、ローデコーダ20に供給されたものである。
コーダ20および図示せぬカラムデコーダが、データを
書き込むべきメモリトランジスタM1a8を選択し、ビ
ット線およびワード線等の電圧設定を行う。具体的に
は、カラムデコーダに制御されたカラム選択部40が、
選択メモリトランジスタM1a8が接続された選択ビッ
ト線BLaに共通電圧(例えば、0V)、非選択ビット
線BLbに電源電圧VCC(例えば、3.3V)を印加
し、ローデコーダ20が、ドレイン選択線SL11に電
源電圧VCC、ソース選択線SL12に共通電圧をそれぞ
れ印加する。この状態で、ローデコーダ20が、選択メ
モリトランジスタM1a8が接続された選択ワード線W
L18にプログラム電圧Vpgm(例えば、18V)、
非選択ワード線WL11〜WL17にパス電圧Vpas
sとして0V又は負の電圧(本例では0V)を印加す
る。プログラム電圧Vpgmは、図1の昇圧回路60で
生成され、ローデコーダ20に供給されたものである。
【0038】その結果、選択ビット線BLaに接続され
たトランジスタ列NAND1aにおいては、プログラム
電圧Vpgmが印加された選択メモリトランジスタM1
a8のみ、フローティングゲートFG中に電子が基板側
から注入されて、選択メモリトランジスタM1a8のし
きい値電圧は正方向にシフトして、例えば1V〜2V程
度になる。また、ゲートに0Vが印加された非選択メモ
リトランジスタM1a1〜M1a7では、pウェル1b
に対する印加電圧差がないので電子注入は起こらず、プ
ログラムされない。
たトランジスタ列NAND1aにおいては、プログラム
電圧Vpgmが印加された選択メモリトランジスタM1
a8のみ、フローティングゲートFG中に電子が基板側
から注入されて、選択メモリトランジスタM1a8のし
きい値電圧は正方向にシフトして、例えば1V〜2V程
度になる。また、ゲートに0Vが印加された非選択メモ
リトランジスタM1a1〜M1a7では、pウェル1b
に対する印加電圧差がないので電子注入は起こらず、プ
ログラムされない。
【0039】一方、非選択ビット線BLbに接続された
トランジスタ列NAND1bにおいて、ソース選択線S
L12の電圧(ゲート印加電圧)は0Vなのでソース選
択トランジスタSST2bはカットオフし、ドレイン選
択トランジスタDST1bは、ドレイン選択線SL11
の印加電圧が電源電圧VCCであるから導通状態となる。
導通状態のドレイン選択トランジスタDST1bにビッ
ト線電圧が伝わり始め、そのチャネル部が電源電圧VCC
から当該ドレイン選択トランジスタDST1bのしきい
値電圧Vthst1 を差し引いた電圧値(VCC−Vthst1 )
まで充電されると、ドレイン選択トランジスタDST1
bがカットオフする。したがって、メモリトランジスタ
列のチャネル部がビット線BLbから切り離されてフロ
ーティング状態になり、以後は、当該チャネル部電位が
ゲート印加電圧との容量カップリングにより自動的に昇
圧(セルフブースト)される。この第1段階のセルフブ
ーストは、非選択ワード線に印加したパス電圧Vpas
sが0V以下と低いため、選択ワード線WL18の印加
電圧であるプログラム電圧Vpgmのみで行われる。メ
モリトランジスタ列のチャネル部は、コントロールゲー
トCG(選択ワード線)とフローティングゲートFGの
結合容量値、フローティングゲートFGとpウェル1b
又はソース・ドレイン領域4bとの結合容量値の合成容
量でプログラム電圧Vpgmと容量カップリングしてお
り、このため徐々に電位上昇する。この電位上昇したチ
ャネル部の電位分布は、プログラム電圧Vpgmが印加
された非選択メモリトランジスタM1b8部分で最も電
位が高く、次に高いのが隣の非選択メモリトランジスタ
M1b7のチャネル部分である。したがって、非選択メ
モリトランジスタM1b7の消去状態のしきい値電圧を
Vthe とすると、チャネル部電位が(Vpass(0
V)−Vthe )を超えたところで、次に非選択メモリト
ランジスタM1b7がカットオフする。このため、以後
は、プログラム電圧Vpgmにより昇圧されるのは非選
択メモリトランジスタM1b8のみとなり、第2段階の
セルフブーストが始まる。この第2段階のセルフブース
トでは、非選択メモリトランジスタM1b8の結合容量
のみでチャネル電位の昇圧が行われるので、更に高い電
位まで急速にチャネル電位が上昇した後に飽和する。こ
の結果、プログラム電圧Vpgmが印加された非選択メ
モリトランジスタM1b8について書き込みが禁止され
る。なお、他の非選択メモリトランジスタM1b1〜M
1b7は、第1段階でチャネル部電位の上昇は終了する
が、ワード線電圧(Vpass)が低いことから充分な
書き込み禁止状態となっている。
トランジスタ列NAND1bにおいて、ソース選択線S
L12の電圧(ゲート印加電圧)は0Vなのでソース選
択トランジスタSST2bはカットオフし、ドレイン選
択トランジスタDST1bは、ドレイン選択線SL11
の印加電圧が電源電圧VCCであるから導通状態となる。
導通状態のドレイン選択トランジスタDST1bにビッ
ト線電圧が伝わり始め、そのチャネル部が電源電圧VCC
から当該ドレイン選択トランジスタDST1bのしきい
値電圧Vthst1 を差し引いた電圧値(VCC−Vthst1 )
まで充電されると、ドレイン選択トランジスタDST1
bがカットオフする。したがって、メモリトランジスタ
列のチャネル部がビット線BLbから切り離されてフロ
ーティング状態になり、以後は、当該チャネル部電位が
ゲート印加電圧との容量カップリングにより自動的に昇
圧(セルフブースト)される。この第1段階のセルフブ
ーストは、非選択ワード線に印加したパス電圧Vpas
sが0V以下と低いため、選択ワード線WL18の印加
電圧であるプログラム電圧Vpgmのみで行われる。メ
モリトランジスタ列のチャネル部は、コントロールゲー
トCG(選択ワード線)とフローティングゲートFGの
結合容量値、フローティングゲートFGとpウェル1b
又はソース・ドレイン領域4bとの結合容量値の合成容
量でプログラム電圧Vpgmと容量カップリングしてお
り、このため徐々に電位上昇する。この電位上昇したチ
ャネル部の電位分布は、プログラム電圧Vpgmが印加
された非選択メモリトランジスタM1b8部分で最も電
位が高く、次に高いのが隣の非選択メモリトランジスタ
M1b7のチャネル部分である。したがって、非選択メ
モリトランジスタM1b7の消去状態のしきい値電圧を
Vthe とすると、チャネル部電位が(Vpass(0
V)−Vthe )を超えたところで、次に非選択メモリト
ランジスタM1b7がカットオフする。このため、以後
は、プログラム電圧Vpgmにより昇圧されるのは非選
択メモリトランジスタM1b8のみとなり、第2段階の
セルフブーストが始まる。この第2段階のセルフブース
トでは、非選択メモリトランジスタM1b8の結合容量
のみでチャネル電位の昇圧が行われるので、更に高い電
位まで急速にチャネル電位が上昇した後に飽和する。こ
の結果、プログラム電圧Vpgmが印加された非選択メ
モリトランジスタM1b8について書き込みが禁止され
る。なお、他の非選択メモリトランジスタM1b1〜M
1b7は、第1段階でチャネル部電位の上昇は終了する
が、ワード線電圧(Vpass)が低いことから充分な
書き込み禁止状態となっている。
【0040】上述した印加電圧と各段階におけるチャネ
ル部電位の関係は、ドレイン選択トランジスタのチャネ
ル電位をVch1、第1段階のセルフブーストによる最
終的なチャネル電位をVch2、第2段階のセルフブー
ストによる最終的なチャネル電位、即ち非選択メモリト
ランジスタM1b8の書き込み禁止電位をVch3とす
ると、次式のように表すことができる。なお、この場合
のパス電圧Vpassは0Vである。
ル部電位の関係は、ドレイン選択トランジスタのチャネ
ル電位をVch1、第1段階のセルフブーストによる最
終的なチャネル電位をVch2、第2段階のセルフブー
ストによる最終的なチャネル電位、即ち非選択メモリト
ランジスタM1b8の書き込み禁止電位をVch3とす
ると、次式のように表すことができる。なお、この場合
のパス電圧Vpassは0Vである。
【0041】
【数1】 Vch1≦(VCC−Vthst1 )<Vch2、 Vch2≦ (Vpass−Vthe)<Vch3 ・・・(1)
【0042】上記(1)式を満たすように各印加電圧及
びしきい値電圧の設定を行うと、プログラム電圧Vpg
mのみによるセルフブースト動作が可能となる。この結
果、選択ワード線WL18に接続された非選択メモリト
ランジスタM1b8について書き込み電圧が設定され、
書き込みが禁止される。なお、パス電圧Vpassとし
て従来は高電圧(10V)を印加したが、本例では0V
又は負の低い電圧で済む。このため、昇圧回路60はプ
ログラム電圧Vpgm専用にでき、その回路的な負担が
小さく、占有面積も小さいといった利点がある。
びしきい値電圧の設定を行うと、プログラム電圧Vpg
mのみによるセルフブースト動作が可能となる。この結
果、選択ワード線WL18に接続された非選択メモリト
ランジスタM1b8について書き込み電圧が設定され、
書き込みが禁止される。なお、パス電圧Vpassとし
て従来は高電圧(10V)を印加したが、本例では0V
又は負の低い電圧で済む。このため、昇圧回路60はプ
ログラム電圧Vpgm専用にでき、その回路的な負担が
小さく、占有面積も小さいといった利点がある。
【0043】以上は非選択ワード線の印加電圧(Vpa
ss)を基準電圧0Vとした場合であるが、本発明では
必ずしも全ての非選択ワード線に0V又は負電圧を印加
する必要がない。以下、非選択ワード線の印加電圧を変
えた場合について説明する。
ss)を基準電圧0Vとした場合であるが、本発明では
必ずしも全ての非選択ワード線に0V又は負電圧を印加
する必要がない。以下、非選択ワード線の印加電圧を変
えた場合について説明する。
【0044】非選択ワード線印加電圧の変更例 図6は、図2に対応した回路図から非選択ワード線の印
加電圧を変更した図である。なお、ここでは、メモリト
ランジスタM1a3にデータを書き込み、メモリトラン
ジスタM1b3に書き込み禁止電圧を設定する場合につ
いて説明する。
加電圧を変更した図である。なお、ここでは、メモリト
ランジスタM1a3にデータを書き込み、メモリトラン
ジスタM1b3に書き込み禁止電圧を設定する場合につ
いて説明する。
【0045】この書き込みに先立って、メモリトランジ
スタはデータ消去がされ、そのしきい値電圧は−3V〜
−4V程度になりディプレッション型となっているの
は、先の図2の場合と同様である。
スタはデータ消去がされ、そのしきい値電圧は−3V〜
−4V程度になりディプレッション型となっているの
は、先の図2の場合と同様である。
【0046】この状態で、データを書き込むべきメモリ
トランジスタM1a3が選択され、先の場合と同様、選
択ビット線BLaに接地電圧(0V)、非選択ビット線
BLbに電源電圧VCC(例えば、3.3V)が印加さ
れ、ドレイン選択線SL11に電源電圧VCC、ソース選
択線SL12に0Vが印加される。この状態で、ローデ
コーダ20が選択ワード線WL13にプログラム電圧V
pgm(例えば、18V)を印加する。また、選択ワー
ド線WL13に隣接する非選択ワード線の少なくとも一
方に0V又は負の電圧が印加される。本例では、図6に
示すように、非選択ワード線WL12とWL14の双方
に0Vが印加された場合を例示している。書き込み動作
は、先の図2の場合と同様である。
トランジスタM1a3が選択され、先の場合と同様、選
択ビット線BLaに接地電圧(0V)、非選択ビット線
BLbに電源電圧VCC(例えば、3.3V)が印加さ
れ、ドレイン選択線SL11に電源電圧VCC、ソース選
択線SL12に0Vが印加される。この状態で、ローデ
コーダ20が選択ワード線WL13にプログラム電圧V
pgm(例えば、18V)を印加する。また、選択ワー
ド線WL13に隣接する非選択ワード線の少なくとも一
方に0V又は負の電圧が印加される。本例では、図6に
示すように、非選択ワード線WL12とWL14の双方
に0Vが印加された場合を例示している。書き込み動作
は、先の図2の場合と同様である。
【0047】一方、書き込み禁止電圧設定に関し、本発
明における0V又は負の電圧の印加は、最低でも、選択
ワード線のビット線側に隣接する非選択ワード線のみで
よく、これにより前記(1)式が満たされることを条件
に上述した2段階のセルフブースト動作が達成可能とな
る。なお、図6のように共通ソース線側の非選択ワード
線WL14に低い電圧を印加すると、第2段階のセルフ
ブースト動作時に、非選択メモリトランジスタM1b5
〜M1b8を切り離すことにより、先の図2の場合と同
様に書き込みを禁止したい非選択メモリトランジスタM
1b3のみセルフブーストができ、ブースト効率が高く
なる意味で好ましい。また、本例のように、その他の非
選択メモリトランジスタM1b1及びM1b5〜M1b
8にパス電圧Vpassとして電源電圧VCCを印加して
おくと、第1段階のセルフブースト効率が高くなる意味
で好ましい。一方、前記(1)式の(Vpass−Vt
h)の項におけるVpassは本例では0Vまたは負電
圧であることから、第1段階から第2段階のセルフブー
ストに切り替わる電圧は先の例と同じである。したがっ
て、他のVpassをVccと高くしたことにより、そ
れだけ全体のブースト効率も向上する。
明における0V又は負の電圧の印加は、最低でも、選択
ワード線のビット線側に隣接する非選択ワード線のみで
よく、これにより前記(1)式が満たされることを条件
に上述した2段階のセルフブースト動作が達成可能とな
る。なお、図6のように共通ソース線側の非選択ワード
線WL14に低い電圧を印加すると、第2段階のセルフ
ブースト動作時に、非選択メモリトランジスタM1b5
〜M1b8を切り離すことにより、先の図2の場合と同
様に書き込みを禁止したい非選択メモリトランジスタM
1b3のみセルフブーストができ、ブースト効率が高く
なる意味で好ましい。また、本例のように、その他の非
選択メモリトランジスタM1b1及びM1b5〜M1b
8にパス電圧Vpassとして電源電圧VCCを印加して
おくと、第1段階のセルフブースト効率が高くなる意味
で好ましい。一方、前記(1)式の(Vpass−Vt
h)の項におけるVpassは本例では0Vまたは負電
圧であることから、第1段階から第2段階のセルフブー
ストに切り替わる電圧は先の例と同じである。したがっ
て、他のVpassをVccと高くしたことにより、そ
れだけ全体のブースト効率も向上する。
【0048】この結果、選択ワード線WL13に接続さ
れた非選択メモリトランジスタM1b3について書き込
み電圧が設定され、書き込みが禁止される。なお、本例
におけるパス電圧Vpassとしては、従来の高電圧に
代えて例えば3.3V程度の電源電圧で済むので、昇圧
回路60の負担が小さくてすみ占有面積も小さいといっ
た効果は先の例と同様である。
れた非選択メモリトランジスタM1b3について書き込
み電圧が設定され、書き込みが禁止される。なお、本例
におけるパス電圧Vpassとしては、従来の高電圧に
代えて例えば3.3V程度の電源電圧で済むので、昇圧
回路60の負担が小さくてすみ占有面積も小さいといっ
た効果は先の例と同様である。
【0049】なお、上述した2段階のセルフブースト動
作では、後段ほどブースト対象となるトランジスタ数を
限定することから、一般に、(Vpass−Vthe)の項
をできるだけ低くする必要がある。(Vpass−Vth
e)を低くするには、書き込みを禁止するメモリトランジ
スタの隣に印加するパス電圧Vpassを低くするか、
消去時のしきい値電圧Vthe を高くするとよい。このう
ち、消去時のしきい値電圧Vthe を高くすると、書き込
み状態と消去状態とのしきい値電圧幅(ウィンドウ幅)
を減少させ問題も多い。したがって、パス電圧Vpas
sを出来るだけ低く設定することが全体のブースト効率
向上に寄与し、本発明におけるパス電圧Vpassに0
Vのほか負電圧も含ませている理由がここにある。ただ
し、パス電圧Vpassが小さすぎて消去時のしきい値
電圧Vthe 以下となると、選択ワード線に隣接した非選
択トランジスタ(図2ではM1b7,図6ではM1b
2)がカットオフできなくなる。つまり、パス電圧Vp
assは、0V以下で消去時のしきい値電圧Vthe より
大きい範囲内に設定することが望ましい。
作では、後段ほどブースト対象となるトランジスタ数を
限定することから、一般に、(Vpass−Vthe)の項
をできるだけ低くする必要がある。(Vpass−Vth
e)を低くするには、書き込みを禁止するメモリトランジ
スタの隣に印加するパス電圧Vpassを低くするか、
消去時のしきい値電圧Vthe を高くするとよい。このう
ち、消去時のしきい値電圧Vthe を高くすると、書き込
み状態と消去状態とのしきい値電圧幅(ウィンドウ幅)
を減少させ問題も多い。したがって、パス電圧Vpas
sを出来るだけ低く設定することが全体のブースト効率
向上に寄与し、本発明におけるパス電圧Vpassに0
Vのほか負電圧も含ませている理由がここにある。ただ
し、パス電圧Vpassが小さすぎて消去時のしきい値
電圧Vthe 以下となると、選択ワード線に隣接した非選
択トランジスタ(図2ではM1b7,図6ではM1b
2)がカットオフできなくなる。つまり、パス電圧Vp
assは、0V以下で消去時のしきい値電圧Vthe より
大きい範囲内に設定することが望ましい。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明に係る
不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法によれ
ば、セルフブースト動作による書き込み禁止電圧の設定
を行う際の非選択ワード線のうち、少なくとも選択ワー
ド線に隣接する非選択ワード線の何れか一方(nチャネ
ル型ではビット線側の非選択ワード線、pチャネル型で
は逆側)の印加電圧を0V又は負の低い(また、望まし
くは消去時のメモリトランジスタのしきい値電圧より大
きい)電圧を印加し、他の非選択ワード線には0V又は
電源電圧を印加することから、書き込み時に必要な高電
圧は選択ワード線に印加するプログラム電圧のみであ
る。したがって、高電圧発生回路の回路的な負担が小さ
く、その占有面積を従来より縮小できる。この結果とし
て、チップの面積縮小化および低コスト化が図れ、大容
量な不揮発性半導体記憶装置の実現に本発明が寄与す
る。
不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法によれ
ば、セルフブースト動作による書き込み禁止電圧の設定
を行う際の非選択ワード線のうち、少なくとも選択ワー
ド線に隣接する非選択ワード線の何れか一方(nチャネ
ル型ではビット線側の非選択ワード線、pチャネル型で
は逆側)の印加電圧を0V又は負の低い(また、望まし
くは消去時のメモリトランジスタのしきい値電圧より大
きい)電圧を印加し、他の非選択ワード線には0V又は
電源電圧を印加することから、書き込み時に必要な高電
圧は選択ワード線に印加するプログラム電圧のみであ
る。したがって、高電圧発生回路の回路的な負担が小さ
く、その占有面積を従来より縮小できる。この結果とし
て、チップの面積縮小化および低コスト化が図れ、大容
量な不揮発性半導体記憶装置の実現に本発明が寄与す
る。
【図1】本発明の実施形態に係るNAND型不揮発性メ
モリのメモリアレイを中心とした概略構成を示す図であ
る。
モリのメモリアレイを中心とした概略構成を示す図であ
る。
【図2】図1のメモリアレイの一部を拡大して示す回路
図である。
図である。
【図3】図2と同じ図1のメモリアレイ部分の平面図で
ある。
ある。
【図4】図3のII−II線に沿った断面図である。
【図5】図3のIII −III 線に沿った断面図である。
【図6】ワード線印加電圧の変更例を示す図2と同じ回
路図である。
路図である。
【図7】従来のNAND型不揮発性メモリのメモリアレ
イを中心とした概略構成を示す図である。
イを中心とした概略構成を示す図である。
【図8】図6の従来のNAND型不揮発性メモリにおい
て、セルフブースト動作による書き込み禁止電圧設定を
行う場合のバイアス設定を示すメモリアレイの一部拡大
図である。
て、セルフブースト動作による書き込み禁止電圧設定を
行う場合のバイアス設定を示すメモリアレイの一部拡大
図である。
1…半導体基板、1a…深いnウェル、1b…pウェ
ル、2…素子分離領域、4…トランジスタ列のチャネル
部、4a…ドレイン領域、4b…ソース・ドレイン領
域、4c…ソース領域、6…トンネル絶縁膜、8…ゲー
ト間絶縁膜、9…層間絶縁層、10…メモリアレイ、2
0…ローデコーダ、30…センスアンプ群、40…カラ
ム選択部、60…昇圧回路、BL…ビット線、WL…ワ
ード線、SL…選択線、CSL…共通ソース線、DST
…ドレイン選択トランジスタ、SST…ソース選択トラ
ンジスタ、M…メモリトランジスタ、NAND…トラン
ジスタ列、FG…フローティングゲート、CG…コント
ロールゲート、Vpgm…プログラム電圧、Vpass
…パス電圧、VC…コントロールゲート電位、VF…フ
ローティングゲート電位、Vch1…ドレイン選択トラ
ンジスタのカットオフ直前のチャネル部電位、Vch2
…第1段階のセルフブーストにより昇圧した最終のチャ
ネル電位、Vch3…第2段階のセルフブーストにより
昇圧した最終のチャネル電位(書き込み禁止設定電
位)、Vthst1 …ドレイン選択トランジスタのしきい値
電圧、Vthe …メモリトランジスタの消去状態のしきい
値電圧、VCC…電源電圧、GND…接地電位(基準電
位)。
ル、2…素子分離領域、4…トランジスタ列のチャネル
部、4a…ドレイン領域、4b…ソース・ドレイン領
域、4c…ソース領域、6…トンネル絶縁膜、8…ゲー
ト間絶縁膜、9…層間絶縁層、10…メモリアレイ、2
0…ローデコーダ、30…センスアンプ群、40…カラ
ム選択部、60…昇圧回路、BL…ビット線、WL…ワ
ード線、SL…選択線、CSL…共通ソース線、DST
…ドレイン選択トランジスタ、SST…ソース選択トラ
ンジスタ、M…メモリトランジスタ、NAND…トラン
ジスタ列、FG…フローティングゲート、CG…コント
ロールゲート、Vpgm…プログラム電圧、Vpass
…パス電圧、VC…コントロールゲート電位、VF…フ
ローティングゲート電位、Vch1…ドレイン選択トラ
ンジスタのカットオフ直前のチャネル部電位、Vch2
…第1段階のセルフブーストにより昇圧した最終のチャ
ネル電位、Vch3…第2段階のセルフブーストにより
昇圧した最終のチャネル電位(書き込み禁止設定電
位)、Vthst1 …ドレイン選択トランジスタのしきい値
電圧、Vthe …メモリトランジスタの消去状態のしきい
値電圧、VCC…電源電圧、GND…接地電位(基準電
位)。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/792
Claims (9)
- 【請求項1】ビット線とソース線の何れか一方と他方に
接続された2つの選択トランジスタと、両選択トランジ
スタ間に列方向に直列接続された複数のメモリトランジ
スタとからなるトランジスタ列を行列状に複数配置させ
てメモリアレイが構成され、複数のメモリトランジスタ
のゲート電極を行方向のトランジスタ列間で共通に接続
した複数のワード線のうち、書き込みが行われる選択メ
モリトランジスタが接続された選択ワード線に正の高い
電圧を印加することによってメモリトランジスタへの電
気的なデータ書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置の
書き込み方法であって、 前記データ書き込みの際、前記正の高い電圧印加と、前
記選択ワード線以外の全ての非選択ワード線への0Vま
たは負の低い電圧の印加とによって、前記選択メモリト
ランジスタが接続されていないトランジスタ列のチャネ
ル部電位を上昇させて当該チャネル部に書き込み禁止電
圧を設定する不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項2】前記データ書き込み時に、前記選択メモリ
トランジスタが接続された選択ビット線は0Vで保持
し、 選択メモリトランジスタが接続されていない非選択ビッ
ト線に電源電圧を印加する請求項1に記載の不揮発性半
導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項3】前記0Vまたは負の低い電圧は、消去状態
のメモリトランジスタのしきい値電圧より高い請求項1
に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項4】前記チャネル部への書き込み禁止電圧の設
定は、前記2つの選択トランジスタを除くトランジスタ
列のチャネル部に対する低い禁止電圧設定と、前記選択
ワード線に接続された非選択メモリトランジスタのチャ
ネル部に対する高い禁止電圧設定との2段階で行われる
請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項5】ビット線とソース線の何れか一方と他方に
接続された2つの選択トランジスタと、両選択トランジ
スタ間に列方向に直列接続された複数のメモリトランジ
スタとからなるトランジスタ列を行列状に複数配置させ
てメモリアレイが構成され、複数のメモリトランジスタ
のゲート電極を行方向のトランジスタ列間で共通に接続
した複数のワード線のうち、書き込みが行われる選択メ
モリトランジスタが接続された選択ワード線に正の高い
電圧を印加することによってメモリトランジスタへの電
気的なデータ書き込みを行う不揮発性半導体記憶装置の
書き込み方法であって、 前記データ書き込みの際、前記正の高い電圧印加と、前
記選択ワード線に隣り合う少なくとも一方の非選択ワー
ド線への0Vまたは負の低い電圧の印加と、他の非選択
ワード線への電源電圧の印加とによって、前記選択メモ
リトランジスタが接続されていないトランジスタ列のチ
ャネル部電位を上昇させて当該チャネル部に書き込み禁
止電圧を設定する不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項6】前記データ書き込み時に、前記選択メモリ
トランジスタが接続された選択ビット線は0Vで保持
し、 選択メモリトランジスタが接続されていない非選択ビッ
ト線に電源電圧を印加する請求項5に記載の不揮発性半
導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項7】前記0Vまたは負の低い電圧は、消去状態
のメモリトランジスタのしきい値電圧より高い請求項5
に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方法。 - 【請求項8】前記チャネル部への書き込み禁止電圧の設
定は、前記2つの選択トランジスタを除くトランジスタ
列のチャネル部に対する低い禁止電圧設定と、前記選択
ワード線に接続された非選択メモリトランジスタのチャ
ネル部に対する高い禁止電圧設定との2段階で行われる
請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置の書き込み方
法。 - 【請求項9】ビット線とソース線の何れか一方と他方に
接続された2つの選択トランジスタと、両選択トランジ
スタ間に列方向に直列接続された複数のメモリトランジ
スタとからなるトランジスタ列を行列状に複数配置して
構成されたメモリアレイと、 複数のメモリトランジスタのゲート電極を行方向のトラ
ンジスタ列間で共通に接続した複数のワード線のうち、
書き込みが行われる選択メモリトランジスタが接続され
た選択ワード線に印加されるプログラム電圧を電源電圧
から生成する高電圧発生回路と、 前記メモリアレイの各ワード線に接続され、入力される
行デコード信号に応じて、前記高電圧発生回路からの前
記プログラム電圧、前記選択ワード線以外の非選択ワー
ド線に印加する書き込み禁止用の電源電圧または接地電
圧の何れかを各ワード線に選択的に印加する列デコード
回路とを有する不揮発性半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24318797A JPH1187662A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24318797A JPH1187662A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1187662A true JPH1187662A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17100128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24318797A Pending JPH1187662A (ja) | 1997-09-08 | 1997-09-08 | 不揮発性半導体記憶装置及びその書き込み方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1187662A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004039225A (ja) * | 2002-07-08 | 2004-02-05 | Hynix Semiconductor Inc | フラッシュメモリ素子におけるトリムビット信号生成回路 |
| KR100474201B1 (ko) * | 2002-05-17 | 2005-03-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 낸드형 플래시 메모리의 워드 라인 디코더 |
| JP2006294207A (ja) | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Hynix Semiconductor Inc | Nand型フラッシュメモリ素子のリカバリ方法 |
| KR100642187B1 (ko) | 2003-09-08 | 2006-11-10 | 가부시끼가이샤 도시바 | 불휘발성 반도체 기억 장치, 전자 카드 및 전자 장치 |
| KR100699370B1 (ko) | 2004-04-23 | 2007-03-27 | 가부시끼가이샤 도시바 | 부유 게이트 및 제어 게이트를 각각 구비하는 복수의mos 트랜지스터를 갖는 반도체 기억 장치, 및 그 반도체기억 장치를 포함하는 메모리 카드 |
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-
1997
- 1997-09-08 JP JP24318797A patent/JPH1187662A/ja active Pending
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| KR100474201B1 (ko) * | 2002-05-17 | 2005-03-08 | 주식회사 하이닉스반도체 | 낸드형 플래시 메모리의 워드 라인 디코더 |
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