JPH1187708A - シリコン−ゲルマニウムゲートを持つトランジスタを得るための方法 - Google Patents
シリコン−ゲルマニウムゲートを持つトランジスタを得るための方法Info
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Abstract
程を持つシリコン−ゲルマニウムゲートを持つトランジ
スタを得るための方法を提供する。 【解決手段】この方法は、単一のウェハのリアクタにお
いてゲート酸化物層(1)上にSi/Si1-X GeX /
Si層(2、3、4)のスタックの堆積、およびその後
無機マスク(5)を用いたゲート()のエッチングを含
む。次に、ゲート(GR)は、隔離するスペーサが形成
される前に、ゲルマニウムに関して非酸化性である材料
中にカプセル化される。
Description
ニウムの隔離されたゲートの電界効果トランジスタ、す
なわちシリコン−ゲルマニウム、もしくは必要に応じて
純粋ゲルマニウム(Si1-x Gex 、ここに、0<x≦
1)の層、および、特に50〜100%のゲルマニウム
濃度(0.5≦x≦1)を有する層を有するシリコン−
ゲルマニウムの隔離ゲートを持つ電界効果トランジスタ
に関する。
μm以上のゲート幅を持つCMOS技術において、電界
効果トランジスタのゲートは、多結晶もしくは非結晶の
シリコンから作られる。
CMOS技術において、有利な代替物であることが示さ
れてきている。
ーピングに対して多結晶シリコンよりも低い抵抗を持つ
ということに加えて、多結晶Si1-x Gex 層のゲルマ
ニウム含有量に依存して、得られるPMOSデバイスの
閾値電圧をシフトさせる可能性を提供するからである。
従って、それは、通常のp+ /n+ 構造の代わりに、p
+ ゲート構造において、すなわち、実施例の場合には、
p+ 電気伝導性の多結晶Si1-x Gex 層を含む単一ゲ
ートを持ったnおよびpチャネルを有するトランジスタ
の場合において、中間ギャップ材料として用いられても
良い。
5%以上)を有するゲートもしくは純粋なゲルマニウム
からなるゲートは、さらに、2つの型(nおよびp)の
トランジスタの双方と互換し得る利点を有し、それ故
に、それは、技術工程の節約(少なくとも2つのフォト
リソグラフィー工程、およびその層が本来の場所にドー
ピングされる場合には2つの(イオン)注入工程の除
去)につながる。
ける低圧化学蒸着(LPCVD)によりシリコン酸化物
層上にすでに堆積されている。このプロセスは、その上
に多結晶Si1-x Gex 層が堆積される純粋なシリコン
のプライマー層の前堆積を必要とする。このプライマー
層は、堆積の期間および温度に依存して核生成の阻害に
対して粒成長が加速される結果となる、シリコン酸化物
層上に直接Si1-x Gex を堆積する場合におけるよう
な、ゲルマニウムを球状化する傾向を妨げるので、Si
1-x Gex 層において受容可能な粒径を得ることを可能
にするものである。
の使用は、ニール キスラー(NealKISTLER)およびジ
ェイソン ウォー(Jason WOO )による論文「p+ 多結
晶シリコン−ゲルマニウム(Si−Ge)ゲート電極を
用いる絶縁体上の完全に空乏化されたシリコンにおける
対称CMOS」IEDM93、第727〜730頁、お
よびティー キング(T.KING)等による論文「多結晶S
i1-x Gex ゲートCMOS技術」IEDM90、第2
53〜256頁に記載されている。
ロセスは幾つかの欠点を有する。「バッチ」マルチウェ
ハ技術の使用は、リアクタが必要とする、ウェハ、例え
ば200mmウェハのバッチの熱質量、パージ時間およ
び温度安定化時間、ならびに低作動圧力が考慮されなけ
ればならないので、極めて実用的でないことが分かる。
熱慣性は、必要とされる大きい温度変動を創成すること
を困難にするが、プライマー層、Si1-x Gex 層、お
よび恐らく保護シリコン層の最適な堆積を許容しない。
さらに、トランジスタの完全な製造に導くすべての工程
が一緒に結合されるのを可能とするプロセスは、特に、
トランジスタのゲートをエッチングすることの困難性の
ために、現時点では知られていない。
の問題点を解消し、従来より少ない、全てが一緒に結合
されうる工程を持つシリコン−ゲルマニウムゲートを持
つトランジスタを得るための方法を提供することにあ
る。
ト酸化層が載っている、いわゆる活性領域を含む半導体
基板からSi1-x Gex (ここで、0<x≦1)の隔離
されたゲートの電界効果トランジスタを得るための方法
であって、前記ゲート酸化層の上に、580℃以下の温
度における化学蒸着(CVD)を使って、2nm以下の
厚さを持つシリコンプライマー層を堆積する工程、およ
びこのプライマー層の上に、Si1-x Gex から形成さ
れ、550℃以下の温度での化学蒸着(CVD)によっ
て得られ、第2シリコン層が載っている第1連続層を含
むスタック(積層物)を堆積する工程を含む、単一のウ
ェハリアクタ内の処理の第1の段階と、前記スタックの
上に、無機材料からなるトップ層を堆積する工程、前記
スタックに載せる無機マスクを得るように前記トップ層
を第1にエッチングする工程、ゲート領域を形成するよ
うに、前記マスクを使って前記スタックを第2にエッチ
ングする工程、およびこのゲート領域の上に、ゲルマニ
ウムに関して非酸化性である材料から形成されるカプセ
ル化層を堆積する工程を含む前記トランジスタのゲート
を形成する段階と、さらに、このカプセル化されたゲー
トの側壁(サイドウォール)の上に、ゲルマニウムに関
して非酸化性である材料から形成される隔離するサイド
領域を形成する工程を含む第2処理段階とを有すること
を特徴とするシリコン−ゲルマニウムゲートを持つトラ
ンジスタを得るための方法を提供するものである。
ェハリアクタは、当技術分野では知られており、ウェハ
の装填するための中央装置を有し、この中央装置は、ウ
ェハ、例えば直径200mmのウェハを予め確立された
シーケンスで次々と一個ずつ、この中央装置のまわりに
配置されている処理室に導入する。このようなリアクタ
のタイプは、アプライドマテリアルズ(Applied Materi
als )社によって販売されているCentura HT
R (センチュラHT)モデル、またはA.S.M.社に
よって販売されているEpsilon oneR (エプ
シロン ワン)モデルである。
おおよそ100Paから大気圧までの圧力で作動するこ
とを可能にし、かつスタックの各層に最適な温度で堆積
の種々の工程を実行する、これを全て工業生産の要件に
合う時間内に実行するために、処理されたウェハの温度
を急速に変動させる。
で厚さおよび組成が均一である各層の成長を許容し、粒
成長の効果を制限し、それゆえ、粗さを制限することを
許容する。
の温度で堆積されるのが有利であり、一方、Si1-x G
ex から形成される第1連続層は、400〜500℃の
範囲の温度で堆積されるのが有利である。
ことが有利であり、かつ好ましくは約0.5nmの厚み
を持つことが有利である。その結果、堆積時間は、プラ
イマー層の厚みが所望の厚み(値)を持つことを確実に
するために、その他の堆積条件に依存して決定されるべ
きである。
マー層の形成は、電気的な特性に影響を与える(閾値電
圧においてシフトする)ことなく、100nmの堆積に
対して最も都合の悪い場合において約20nmの最小粒
サイズを持つSi1-x Gex層を堆積することを可能に
する。
2 )は、プライマー層を堆積するために使用されるのが
有利である。使用されるガス流量は、一般的に、シラン
の場合には標準状態(標準条件)下で400cm3 /m
inであり、好ましくは、水素の場合には標準状態下で
20〜30リットル/minである。全堆積圧力は大気
圧である。
に使用されるガス混合物は、一般的に、シラン、ゲルマ
ンおよび水素(SiH4 /GeH4 /H2 )の混合物か
ら形成される。
1-x Gex 層の所望のゲルマニウムおよびシリコンの含
有量に依存して変化し、Si1-x Gex 層の所望の組成
に依存して当業者によって容易に決定されてもよい。
好ましくは450℃で実施され、どんなXの値でも、
0.5〜1の範囲に入る。堆積圧力は、大気圧である。
合物中の種々のガスの割合、および多結晶Si1-x Ge
x 層の所望の厚みに依存する。一般的に、多結晶Si
1-x Gex 層の厚みは、50nm〜200nm、好まし
くは、100〜150nm、さらに良いのは、80〜1
50nmであろう。第2層の多結晶あるいは非結晶(ア
モルファス)シリコン(Si)の厚みは、約50nm〜
150nmである。
ックにドーピングする工程、および特に、例えば、硼素
または燐原子をSi1-x Gex 層にドーピングする工程
を含むことが有利である。このドーピング工程は、スタ
ックの種々の層が形成された後、注入によって実施され
てもよい。
は、本来の場所で実施されても良い。この場合には、ス
タックのドーピング工程は、ドープされていないSi
1-x Gex の下層(sublayer)が堆積された後に、Si
1-x Gex から形成される第1連続層を堆積するために
使用されるガス混合物中にドーパントを導入する工程を
含むことが有利である。
状化合物、例えばB2 H6 、PH3を堆積のために使用
されるガス混合物に付加してもよい。ガス混合物中のド
ーパントのガス状化合物の割合は、堆積される層中のド
ーパントの所望の含有量に依存するであろう。一般的に
は、ドーピングレベルは、1017cm-3以上であり、好
ましくは、約1020cm-3である。
前に、ドープされていないSi1-xGex 層を予め堆積
することは、ドーパントがSiO2 から形成される薄い
ゲート酸化層を通って拡散するのを防止するために、推
奨される。この予備堆積は、このゲート酸化物を保護す
るのに十分な厚さまで、Si1-x Gex 層の堆積に関し
て上述されたように実施される。
段階において、第1のエッチング工程は、Cl2 、N2
および/またはNH3 からなるガス混合物の高密度プラ
ズマによって実施されることが有利である。
達する前に、停止されることが有利であり、さらに、ゲ
ート酸化物に達する前の30〜40nm手前で停止され
ることが好ましいメインエッチング工程を含む。
グ工程後、Cl2 と、N2 またはNH3 のいずれかと、
もしくはN2 およびNH3 の混合物と、さらに必要に応
じてO2 とからなるガス混合物の高密度プラズマによっ
てオーバーエッチングする工程を含むのが好ましい。
段階において、カプセル化層は、無機マスクが少なくと
も部分的に載っているゲート領域の上に堆積されること
が有利であり、このカプセル化層も、無機マスクが完全
にないゲート領域上に、可能な所はどこでも堆積される
ことを可能にする。
ら形成され、必要に応じてSiON層が載っている。
SiON層は、CVDタイプのガスプラズマによって堆
積されることが有利である。このカプセル化層の厚み
は、5〜10nmの範囲であることが有利である。
ガスプラズマ(SiO2 堆積)を使って、またはSi3
N4 を使って、隔離するサイド領域を形成するために提
供されることが有利である。
施の形態の全く制限的でない方法の詳細な記載を調査す
ること、および添付図面から明らかになるであろう。
一般的に、半導体基板、例えばシリコン基板を示し、将
来のトランジスタの注入(インプランテーション)のた
めに活性領域ZAが作られており、この活性領域は、浅
いトレンチ内に作られた酸化物領域B1およびB2を分
離することにより(BOXプロセス)、この例では両サ
イド(側辺)において分離(絶縁)されている。もちろ
ん、側辺の分離の他の方法も可能であり、特に、当業者
に良く知られたLOCOS型の側辺分離領域が可能であ
る。
しくは保護的な化学的酸化物で覆われたシリコン表面を
有する。次に、ゲート酸化物層として働き、代表的には
5nm以下の厚さを有するシリコン酸化物(二酸化シリ
コン)SiO2 の層1が生成される。
に、Si1-x Gex 層を堆積するためにウェハを単一の
ウェハリアクタに導入する前に、在来の乾式もしくは湿
式の酸化リアクタにおいて生成することができる。
化のために、今からは、基板の活性領域ZAだけを示
す。
工程(図2参照)は、シリコン酸化物層1上に、単一の
ウェハのリアクタにおいて、580℃未満の温度のガス
混合物を用いて、1nm以下、好ましくは約0.5nm
以下の厚さを持つシリコンプライマー層2を堆積するこ
とにある。CVD堆積のために用いられ得るガス混合物
に関して、シランおよび水素の混合物(SiH4 /
H2 )がここでは用いられる。用いられるガス流量は、
シランの場合には標準状態下で30秒間に対して400
cm3 /minであるのが好ましく、水素の場合には標
準状態下で20〜30リットル/min(分)であるの
が好ましい。
580℃、好ましくは550℃との間の温度である。
の一つの重要な特徴は、最終プライマー層の厚さが2n
m以下、好ましくは約0.5nm以下であるということ
である。それゆえに、この堆積工程の持続期間は、プラ
イマー層の厚さが2nm以下であることを確実にするた
めに、他の堆積条件に依存して決定されなければならな
い。
層を製造することは、電気的特性(閾値電圧Vt におけ
るシフト)に影響を与えることなく、純粋なGeの10
0nmの層の最も好ましくない場合において、約20n
mの最小の粒径を有する多結晶Si1-x Gex 層を堆積
することを可能にする。
は、Si1-x Gex の層3の堆積であり、ここに、0<
x≦1である。好ましくは、xは0.05と1の間であ
り、または、好ましくは、0.25と1の間であり、一
層好ましいのは、0.50と1の間である。CVD堆積
のために一般に用いられるガス混合物は、シラン、ゲル
マンおよび水素の混合物(SiH4 /GeH4 /H2 )
である。
Gex 層のゲルマニウムおよびシリコンの所望の含有量
に依存して変わり、そしてSi1-x Gex 層の所望の組
成に依存して当業者により容易に決定され得る。
度、好ましくは450℃と550℃との間の温度で行わ
れる。ガス混合物中のゲルマニウム含有量が高ければ高
い程、堆積温度は低くなければならない。このように、
純粋ゲルマニウムの層を堆積するためには、堆積温度
は、400℃と450℃の間にあるであろう。
し、ガス混合物中の種々のガスの割合に依存し、そして
多結晶Si1-x Gex 層の所望の厚みに依存する。一般
に、多結晶Si1-x Gex 層の厚さは、50nmと20
0nmの間であり、好ましくは100nmと150nm
の間であり、一層好ましくは、80nmと150nmの
間であろう。
ル化層)が、ガス混合物、例えばシランおよび水素の混
合物を用いて、シリコン−ゲルマニウム層3の上に堆積
される。この層は、一般的に50〜200nmの厚さ、
好ましくは50〜100nmの厚さを有する。
場合のSi1-x Gex 層が、単一のウェハのリアクタに
おいて、0.18μm以下のチャンネルをもったCMO
S技術の場合におけるウェハのシリコン酸化物層上に、
以下に示される条件下で堆積された。
り推定される) SiH4 /H2 ガス混合物による0.5nm未満の厚さ
を有するシリコン層の堆積 SiH4 : 400scm3 /分 H2 : 20sl/分 温度: 550℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 30秒
Gex 層(x=0.55)の堆積。 ・ 450℃における温度の安定化。 ・ SiH4 /GeH4 /H2 ガスプラズマによるSi
1-x Gex 層の堆積 SiH4 : 70scm3 /分 GeH4 (H2 中に10%): 300scm3 /分 H2 : 30sl/分 温度: 450℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 70秒
セル化層の堆積。 ・ 600℃における温度の安定化。 ・ ガスプラズマによるシリコン層の堆積 SiH4 : 300scm3 /分 H2 : 30sl/分 温度: 600℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 270秒
1-x Gex の層(純粋Ge)も、実施例として、単一の
ウェハのリアクタにおいて、0.18μm以下のチャン
ネルをもったCMOS技術の場合におけるウェハのシリ
コン酸化物層上に、以下に示される条件下で堆積され
た。
り推定される) SiH4 /H2 ガス混合物による0.5nm未満の厚さ
を有するシリコン層の堆積 SiH4 : 400scm3 /分 H2 : 20sl/分 温度: 550℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 30秒
Gex 層(x=1)の堆積。 ・ 450℃における温度の安定化。 ・ GeH4 /H2 ガスプラズマによるGe層の堆積 GeH4 (H2 中に10%): 300scm3 /分 H2 : 30sl/分 温度: 450℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 45秒
セル化層の堆積。 ・ 600℃における温度の安定化。 ・ ガスプラズマによるシリコン層の堆積 SiH4 : 300scm3 /分 H2 : 30sl/分 温度: 600℃ 圧力: 大気圧 堆積時間: 270秒
およびSiスタックの形成を含む第1の処理段階は、ゲ
ート酸化物上のSiGeの核生成を完全に制御し、ウェ
ハ上の厚さの均一性およびゲルマニウムの濃度の均一性
をチェックし、2層間でウェハを空気に露出させること
なく、多結晶SiGe/Siの2層系を形成することを
可能とする。
き起こすこととなる、特に、非常に長い堆積時間のため
に、マルチウェハ炉では見いだされないものであり、そ
のゲルマニウムの粒子も、粗さにおける増加ならびに連
続的でないかつ均一でない堆積層の可能性の増加という
少なくとも2つの否定的な影響でもって、粗くなるであ
ろう。さらに、マルチウェハ炉においては、デプレッシ
ョン効果のために(特に50%より大きいゲルマニウム
濃度において)、組成に関して均一である堆積された層
を得ることは困難である。
でのゲルマニウム濃度を制御することが可能であり、特
に、濃度が50%よりも大きい特に有用な層が堆積され
るのを許容する。
コン層によって覆われた(カプセル化された)2層系の
形成は、科学技術の工程の残りにおいて、通常の統合プ
ロセス、すなわち「オールシリコン」プロセスに接近す
ることを可能とする。
の場合においては、ゲートは両立し得るCMOSでなけ
ればならない、すなわち、それは、生成されるべきトラ
ンジスタの型に依存して、局所的にn−またはp−注入
されなければならないからである。これらの局所的な注
入は有機樹脂マスクを介して実行され、引き続きこの樹
脂を除去することを伴う。それは、樹脂除去中にシリコ
ン−ゲルマニウム層を変更もしくは除去することすらな
いように、シリコン−ゲルマニウムゲートがシリコン層
の下にカプセル化されることを必要とする、正確にこの
樹脂を除去し、かつ適切な表面洗浄をすることである。
マニウム層)およびカプセル化シリコン層の厚さは、ゲ
ルマニウムもしくはシリコン/ゲルマニウム粒子の成長
(不均質な核生成を避けるように)と、これらの粒子上
に生じる多結晶カプセル化シリコンの成長との間の妥協
の結果となる。さらに、電気的応力の場合には、シリコ
ン−ゲルマニウム層は、可能な限り連続的でなければな
らない、すなわち、最も低い可能な粗さを持たなければ
ならない。従って、このシリコン−ゲルマニウム層は、
充分に厚くなければならず、しかし厚すぎてはならな
い。このように形成されたゲートの合計厚さは、0.1
8μm技術の場合、例えば200nmである。それは、
0.18μm未満の技術の場合には、一層小さく、代表
的には、約100〜150nmであろう。現在の妥協
は、0.18μm技術の場合、120nmの厚さを持っ
たSiGe層および80nmの厚さを持ったシリコンカ
プセル化層である。
は、図2において形成されるスタックをドーピングする
ことにある。ここでは、純粋ゲルマニウムからなる、も
しくは75%超のゲルマニウム濃度を有するゲートの場
合、トランジスタの型が何であっても、ゲートはp−型
ドーピングされ、これは理論上の理由のためにそうであ
るということを留意すべきである。一般に、ゲートのド
ーピングは、全ウェハイオン注入、すなわちガス混合物
を用いて単一のウェハのリアクタにおけるスタックの現
実の堆積中の本来の場所への注入によって実行される。
ピングされた多結晶Si1-x Gex層を、堆積のために
用いられたガス混合物に、例えばB2 H6 またはPH3
のような所望のドーパントのガス状化合物を加えること
により、直接堆積することができる。ガス混合物中のド
ーパントのガス状化合物の割合は、堆積される層におけ
る所望のドーパント含有量に依存するであろう。一般的
に、ドーピングレベルは、1017cm-3以上であり、好
ましくは、約1020cm-3以上である。
堆積の場合、SiO2 (ゲート酸化物)の薄い層におけ
るドーパントの拡散を避けるために、ドーピングされた
Si 1-x Gex 層を堆積する前に、ドーピングされない
Si1-x Gex 層を前堆積することが推奨される。下層
のゲート酸化物を保護するために充分な厚さへのこの前
堆積は、Si1-x Gex 層の堆積の場合に前述したよう
に行われる。一旦、前堆積が行われてしまうと、ドーパ
ントのガス状化合物が、前述したように、ドーピングさ
れたSi1-x Gex 層を堆積するために、ガス混合物に
加えられる。
得るが、このシリコンカプセル化層4は、在来の(慣例
的な)条件下で、B2 H6 またはPH3 のようなドーパ
ントのガス状化合物を必要に応じて含む、例えばシラン
および水素の混合物のような在来のガス混合物を用いて
単一のウェハのリアクタにおいて堆積されるのが好まし
い。
在来の有機樹脂のフォトリソグラフィーのステップの後
にエッチングされる。
めに慣例的に用いられる高密度プラズマエッチングプロ
セスは、特に、多結晶Si1-x Gex 層のゲルマニウム
含有量が50%(x≧0.5)より大きい時、Si1-x
Gex 層もしくはSi1-x Gex /Siスタックをエッ
チングすることに対して適切ではない。これは、在来の
プラズマエッチングプロセスが、エッチングされた姿形
*の輪郭(プロファイル)、特に後者の側壁を変形させ
るからである。
なるマスク5の形成(図3参照)によって始まり、低圧
化学蒸着のような在来のプロセスを用いて、無機材料、
例えばSiO2 層またはSiO2 /SiON二重層の堆
積を有する。
グラフィーによって、無機材料のこの層5上に形成され
た後(図4参照)、無機材料のマスク5は、好ましくは
高密度プラズマエッチングにより、一層好ましくは塩素
と、窒素および/またはアンモニアとのガス混合物を用
いることにより、エッチングされる(図5参照)。
6参照)の本質的特徴は、塩素が誘導される自発的な側
面エッチ率を減じるように、塩素原子で相互吸着させる
ことによりエッチングする側壁上にパッシベーション
(不動態化保護)層を形成するために、酸素もしくはH
Brを含まずそしてN2 またはNH3 もしくはそれらの
混合物を含む塩素が基礎とされた高密度ガスプラズマを
用いたメイン(主)、異方性、エッチング工程からな
る。この、N2 またはNH3 、もしくはこれらの化合物
の混合物の付加は、エッチング残留物を残さない、もし
くはほとんど残さないし、Si1-x Gex 層もしくはそ
の下にあるゲート酸化物の側面(横方向)の腐食または
損傷を生じさせない。さらに、そのようなガス混合物の
使用は、エッチングプロセスを実施する工業的な方法と
矛盾しない。
よび/またはNH3 の割合は、従来のように、実験的に
決定してもよいが、垂直方向のエッチングの原因である
イオン衝撃によって引き起こされる反応の動力学を同様
に妨げることなく、イオン衝撃に曝されないエッチング
された姿形(features)のサイドウォール(側壁)の側
面(横方向)のエッチングの原因である自発的な化学反
応の動力学を妨げるのに充分でなければならない。
チング工程の後には、プラズマ内のイオンのエネルギが
メインエッチング工程より低いオーバーエッチング工程
が続く。このオーバーエッチング工程中には、メインエ
ッチング工程におけるのと同じガス混合物を使用するこ
とが可能であるが、酸素またはHBr(臭化水素)を含
んでいないガス混合物を使って、メインエッチング工程
中にエッチングされた姿形の側壁上に形成されたパッシ
ベーション層が、このオーバーエッチング工程中に酸素
原子によって自発的にエッチングされることからエッチ
ングされた姿形の側壁を保護するので、酸素を含むガス
混合物を使うことも可能である。
的な側面のエッチングの原因となることなく、Si1-x
Gex /ゲート酸化物選択性を増加させるために、実験
的に決定することができる。
は、シリコン酸化物よりなる下層1に、好ましくはシリ
コン酸化物1から30nmと40nmとの間の距離に達
する前に、停止される。こうして、メインエッチング工
程中にゲート酸化物を傷つける、どんな危険も避けられ
る。
こでは、多結晶Si0.45Ge0.55第1層3(厚み120
nm)のスタック、および多結晶シリコン第2層4(厚
み80nm)のスタックは、基板のシリコン酸化物層1
の上に、かつプライマー層2の上に形成される。無機材
料からなるマスキング層5、例えばシリコン酸化物層
は、多結晶シリコン第2層4の上に堆積される。
ング層の上に形成された後、マスキング層およびスタッ
クは、以下の表1に示される条件下でエッチングされ
る。
姿形のエッチングプロファイル(輪郭)の重大な変形が
観察された。エッチングされた姿形の側壁をパッシべー
ト(表面を不動態化して保護)する酸化物層の厚みのX
線フォトエレクトロンスペクトロスコピー(光電子分光
学)による分析は、この層が多結晶シリコン層の側壁上
の3nmの厚みと比較して多結晶Si0.45Ge0.55層の
側壁上の1nmの厚みを持つことを示す。
i0.45Ge0.55の側壁上のパッシベーション(不動態化
保護)層は、高度に塩素化された亜化学量論的シリコン
酸化物である。それゆえに、パッシベーション層は、シ
リコンエッチング反応生成物からのみ形成され、そし
て、そのことは、エッチングされた姿形の側壁上のその
(パッシベーション層)厚みが、Si0.45Ge0.55層の
場合において減少した理由を説明している。
するこの段階の後、エッチング残留物、および必要に応
じて、可能な所では、ハードマスク5は、取り除かれ
る。この工程は、低濃度(1%以下)のHF浴における
還元工程にある。典型的には、この工程は、ウェハ全体
にわたる熱酸化物の10Åのエッチングに相当する。そ
れは、主として、ゲートのエッチングの間に生成された
かもしれない全てのポリマー残留物を溶解(消失)させ
るように働く。
によって構成されるハードマスクの場合には、SiON
層は、現実のゲートエッチング工程の間に消費される。
この場合には、形態は、SiO2 のみから構成されるハ
ードマスクの場合と同じである。
れる技術と矛盾しないならば、全てのハードマスク5を
除去することは、可能であるが、必須ではない。これ
は、特に、0.18μm技術におけるSiO2 の60n
mのハードマスクを持つ場合である。これは、希フッ化
水素浴においてハードマスクを取り除くための時間が6
0Åの熱酸化物をエッチングする時間に典型的に等しい
からである。
は、特に、図7に示されているように、ハードマスク5
は完全には除去されないことが推測される。次の工程
(図7)は、ゲルマニウムに関して非酸化性である材料
7、典型的にはシリコン酸化物SiO2 またはSiON
の層内にゲートGRをカプセル化することにある。ゲー
トをカプセル化するこの工程は、特に、有機樹脂を除去
する必要性のために、シリコン/ゲルマニウム層を傷つ
けるフォトリソグラフィー工程を必要とする、ドレイン
およびソース領域の注入を実行することにある後続の科
学技術の工程の間に、ゲートの側壁を保護するために必
須である。
プラズマを用いるCVDタイプの堆積によって形成され
る。このカプセル化のためのプラズマ酸化物の選択は、
ゲルマニウムが酸素と極めて強く反応するという事実に
よって正当化される。それゆえに、酸素原子が気相にお
いて極めて短い寿命しか持たない方法を用いる必要があ
り、そしてそれは、低温プラズマ強化化学蒸着(PEC
VD)によって形成された酸化物の場合である。
nmと10nmとの間である。この小さな厚みは、2.
5nmと5nmとの間で変動する厚みを持つ熱酸化物を
使う従来のシリコン技術からはるかに遠く離れている訳
ではないために、正当化される。さらに、この小さな厚
みは、種々の注入深さをトランジスタの固有の電気特性
を損なうことなく制御させる。
むこのトランジスタには、サイドゲート隔離領域(スペ
ーサ8、図8参照)を形成するために、フォトリソグラ
フィーならびにソースおよびドレイン領域の注入(例え
ば、LDD注入)の従来の工程(簡単化のために図示さ
れていない)を行うことができる。材料の選択は、使用
される技術の可能な熱バランスに依存する。これは、ゲ
ートGRの側壁を保護するカプセル化酸化物が、酸素に
対して浸透性があるという事実のために、高温での酸素
を含むどの様な堆積も、特に、温度強化シリコン酸化物
(TEOS堆積)は、排除されなければならない。他
方、スペーサのための材料は、低温で得られるプラズマ
酸化物(SiO2 )またはシリコン窒化物Si3 N4 の
いずれかであってもよい。堆積された層の典型的な厚み
は、使用される技術の束縛に依存して最適化される。典
型的には、エッチング後、0.1〜0.13μmのゲー
トのベースでの幅を持つスペーサに対して、250nm
厚さのSiO2 層または100nm厚さのSi3 N4 を
堆積することが可能である。
従来工程である。ここでは、もし、ゲートをエッチング
した後、ポリマー残留物を除去する工程の間に、ハード
マスク5を除去することができないならば、それを、今
やスペーサをドライエッチングする工程の間に、または
この工程の最後にスペーサに関して選択的である化学エ
ッチングによってのいずれかにおいて除去することがで
きることに留意すべきである。
ートを持つトランジスタを得るための方法について詳細
に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良およ
び変更を行ってもよいのはもちろんである。
よれば、従来より少ない、全てが一緒に結合されうる工
程を持つシリコン−ゲルマニウムゲートを持つトランジ
スタを得るための方法を提供することができるという効
果がある。
主要な工程の一つを極めて線図的に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
に示す図である。
Claims (18)
- 【請求項1】ゲート酸化層(1)が載置される、いわゆ
る活性領域(ZA)を含む半導体基板(SB)からSi
1-x Gex (ここで、0<x≦1)の隔離されたゲート
の電界効果トランジスタを得るための方法であって、 前記ゲート酸化層(1)の上に、580℃以下の温度に
おける化学蒸着(CVD)を使って、2nm以下の厚さ
を持つシリコンプライマー層(2)を堆積する工程、お
よびこのプライマー層の上に、Si1-x Gex から形成
され、550℃以下の温度での化学蒸着(CVD)によ
って得られ、第2シリコン層(4)が載置される第1連
続層(3)を含むスタックを堆積する工程を含む、単一
のウェハリアクタ内の処理の第1の段階と、 前記スタックの上に、無機材料からなるトップ層(5)
を堆積する工程、前記スタックに載せる無機マスク
(5)を得るように前記トップ層(5)を第1にエッチ
ングする工程、ゲート領域(GR)を形成するように、
前記マスクを使って前記スタックを第2にエッチングす
る工程、およびこのゲート領域の上に、ゲルマニウムに
関して非酸化性である材料から形成されるカプセル化層
(7)を堆積する工程を含む前記トランジスタのゲート
(GR)を形成する段階と、 さらに、このカプセル化されたゲートの側壁の上に、ゲ
ルマニウムに関して非酸化性である材料から形成される
隔離するサイド領域(8)を形成する工程を含む第2処
理段階とを有することを特徴とするシリコン−ゲルマニ
ウムゲートを持つトランジスタを得るための方法。 - 【請求項2】前記プライマー層(2)は、500〜58
0℃の範囲の温度で堆積され、Si 1-x Gex から形成
される前記第1連続層(3)は、400〜500℃の範
囲の温度で堆積されることを特徴とする請求項1に記載
の方法。 - 【請求項3】前記プライマー層(2)は、おおよそ2n
m以下の厚みを持つことを特徴とする請求項1または2
に記載の方法。 - 【請求項4】前記プライマー層(2)を堆積するための
ガス混合物は、シランおよび水素の混合物であり、Si
1-x Gex から形成される前記第1連続層(3)を堆積
するためのガス混合物は、シラン、ゲルマンおよび水素
の混合物であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項5】前記第1処理段階は、前記スタックをドー
ピングする工程を含むことを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載の方法。 - 【請求項6】前記スタックのドーピング工程は、ドープ
されていないSi1-x Gex の下層(sublayer)が堆積
された後に、Si1-x Gex から形成される前記第1連
続層(3)を堆積するために使用されるガス混合物中に
ドーパントを導入する工程を含むことを特徴とする請求
項5に記載の方法。 - 【請求項7】前記トランジスタのゲート(GR)を形成
する段階において、第1のエッチング工程は、Cl2 、
N2 および/またはNH3 からなるガス混合物の高密度
プラズマによって実施されることを特徴とする請求項1
〜6のいずれかに記載の方法。 - 【請求項8】前記トランジスタのゲートを形成する段階
において、第2のエッチング工程は、Cl2 と、N2 ま
たはNH3 のいずれかと、もしくはN2 およびNH3 の
混合物とからなるガス混合物の高密度プラズマによって
実施される異方性メインエッチング工程を有することを
特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】前記メインエッチング工程は、ゲート酸化
物(1)に達する前に、好ましくはゲート酸化物に達す
る前の30〜40nmで停止されることを特徴とする請
求項8に記載の方法。 - 【請求項10】前記第2のエッチング工程は、メインエ
ッチング工程後、Cl2 と、N2 またはNH3 のいずれ
かと、もしくはN2 およびNH3 の混合物と、さらに必
要に応じてO2 とからなるガス混合物の高密度プラズマ
によってオーバーエッチングする工程を含むことを特徴
とする請求項8または9に記載の方法。 - 【請求項11】前記カプセル化層(7)は、無機マスク
(5)が少なくとも部分的に載っているゲート領域の上
に堆積されることを特徴とする請求項1〜10のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項12】前記無機マスク(5)は、SiO2 層か
ら形成され、さらに必要に応じてSiON層が載置され
ていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記
載の方法。 - 【請求項13】前記カプセル化層(7)は、CVDタイ
プのガスプラズマによって堆積されたSiO2 層または
SiON層であることを特徴とする請求項1〜12のい
ずれかに記載の方法。 - 【請求項14】前記カプセル化層の厚みは、5〜10n
mの範囲であることを特徴とする請求項13に記載の方
法。 - 【請求項15】前記サイド隔離領域(8)は、低温ガス
プラズマによって堆積されたSiO2またはSi3 N4
から形成されることを特徴とする請求項1〜14のいず
れかに記載の方法。 - 【請求項16】前記ゲート酸化物層(1)は、単一ウェ
ハリアクタ内において堆積されることを特徴とする請求
項1〜15のいずれかに記載の方法。 - 【請求項17】前記Xは、0.5〜1の範囲であること
を特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の方法。 - 【請求項18】Si1-x Gex の前記第1連続層(3)
の厚みは、50〜200nmの範囲であり、前記第2シ
リコン層(4)の厚みは、50〜200nmの範囲であ
ることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の
方法。
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