JPH1187996A5 - 作業機へのツール振り分け方法およびツール配置設定方法 - Google Patents

作業機へのツール振り分け方法およびツール配置設定方法

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機数を複数用いる場合の、作業機へのツール振り分け方法、作業機のツール配置設定方法とその装置に関するもので、例えば、多数の各種電子部品を取り扱い、それらを回路基板に装着ないしは実装し、電子回路基板を生産するような場合に利用される。
【0002】
【従来の技術】
電子部品を回路基板に装着ないしは実装する作業機が取り扱う電子部品は種々様々であり、その形状ないしは形態、大きさが種々に異なる。これらの電子部品をミスなく取り扱って高精度に装着ないしは実装するのに、電子部品を取り扱うツールは電子部品の種類に合った適正なものが必要となる。この種のツールには電子部品をまわりから掴んで保持するチャック、電子部品を真空吸着して保持する吸着ノズルなどがある。また、これらが取り扱う電子部品の大きさが大きく違えば、それに合わせるために、同じ種類のツールでも大きさの違うものが必要になる。
本発明の目的は、対象替えする次の作業に必要なツールの最適解に近い振り分けおよび配置をどんな場合も安定して効率よく設定することができる、作業機へのツール振り分け方法、作業機のツール配置設定方法およびその装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記のような目的を達成するために、本発明の作業機へのツール振り分け方法は、複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合の、作業機へのツール振り分け方法であって、生産品種に必要な部品を前記作業機へ振り分け、前記部品振り分けの後に、それら部品の振り分けに対応して前記ツールを前記作業機へ振り分けることを特徴とする。
また本発明の作業機のツール配置設定装置は、複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合の、作業機へのツール配置設定装置であって、生産品種に必要な部品を前記作業機へ振り分け、前記部品振り分けの後に、それら部品の振り分けに対応して前記ツールを前記作業機へ振り分け、各作業機のツール配置部における配置を決定するように構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の作業機のツール配置設定方法は、複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合に、対象替えする次の作業に必要な部品を、1つ前の作業時に各作業機に配置されている既配置ツールに対応するものについてはその既配置ツールのある作業機に優先して振り分け、各作業機に振り分けられた部品を取り扱うツールの配置は、優先して振り分けられた部品に対応する既配置ツールについては1つ前の作業時の配置をそのまま優先設定するとともに、各作業機の新たに振り分けられた部品に対応して新たに振り分けられるツールについては、既配置ツールないしは既に配置設定された既配置設定ツールとの、大きさおよび隣接位置関係などから、互いに干渉しない位置関係となる配置に設定することを特徴とする。
また本発明の作業機のツール配置決定装置は、各作業機での取り扱い部品の種類の情報と、その部品を取り扱うべく配置されているツールの種類および配置位置の情報とを入力する第1の入力手段と、これら入力された情報を記憶し、かつ新たな情報の入力があると記憶内容を更新する記憶手段と、次の作業で取り扱う部品の種類の情報およびそれを取り扱うツールの種類の情報を入力する第2の入力手段と、前記記憶手段に記憶された1つ前の作業時の取り扱い部品の種類の情報およびそれを取り扱ったツールの種類と配置の情報とを比較し、上記発明の方法の手順に従って、次の作業機に必要な部品の振り分けと、この振り分けられた部品を取り扱うツールの振り分けおよび配置を設定する演算手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、次の作業に必要な電子部品2の振り分けに際し、1つ前生産品種時の既配置ツール20に対応せず新たに振り分ける電子部品2は、各異形部品装着機C、Dでの所定の作業に必要な時間の相互の差が最小となるように各異形部品装着機C、Dに振り分けると、1つ前生産品種時の作業実績を踏襲しながら新たに必要となる少ない電子部品2およびツール20についてのそのような設定だけで、各異形部品装着機C、Dでの作業時間の差が最小となるように、作業時間の相互バランスを採ることができる。
【0048】
【発明の効果】
本発明の作業機のツール配置設定方法の特徴によれば、1つ前の作業時に各作業機に配置されている既配置ツールの作業替えのための必要交換数が最小となり、既配置ツールの作業替えのための配置替えが最小になるので、段取り時間が短くなり、各作業機の新たに振り分けられた部品に対応して新たに必要となるツールを配置設定するのに、ツールどうしが干渉し合うようなことが防止されるので、従来に比しより最適解に近い、部品の振り分けと、これに基づくツールの振り分けおよび配置が得られる。しかも、これらは、一定のルールに従って設定操作した結果のものであるので、従来のように人の経験に基づいたり、試行錯誤するようなものではなく、どんな場合も安定して所定の進捗性を持って効率よく最適解ないしはそれに近い設定ができる。
本発明の作業機のツール配置決定装置の特徴によれば、各手段の適時的な動作によって、入力された次の作業に必要な部品情報およびツール情報と、また1つ前の作業に関し記憶手段に記憶された、部品情報およびツール情報とから、前記のようなツールの配置設定の方法を、所定のルールに従った演算手段の働きによって自動的に、迅速かつ正確に達成することができる。

Claims (9)

  1. 複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合の、作業機へのツール振り分け方法であって、
    生産品種に必要な部品を前記作業機へ振り分け、
    前記部品振り分けの後に、それら部品の振り分けに対応して前記ツールを前記作業機へ振り分ける作業機へのツール振り分け方法。
  2. 作業機への部品の振り分けは、各作業機の作業時間が最も均等になるように部品を振り分ける請求項1に記載の作業機へのツール振り分け方法。
  3. 作業機への部品の振り分けは、1つ前生産品種時で扱った部品と同じ場合は、1つ前の生産品種時に振り分けられていた同一作業機に振り分ける請求項1に記載の作業機へのツール振り分け方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のツール振り分け方法により各作業機に振り分けられたツールについて、各作業機のツール配置部における配置を決定する作業機のツール配置設定方法。
  5. 1つ前生産品種で使用したツールは、同一の作業機の同一配置位置に配置決定する請求項4に記載の作業機のツール配置設定方法。
  6. ツールの配置について、既に配置位置が決定されたツールとの干渉しない位置関係となる配置位置に決定する請求項4に記載の作業機のツール配置設定方法。
  7. 複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合の、作業機のツール配置設定装置であって、
    生産品種に必要な部品を前記作業機へ振り分け、
    前記部品振り分けの後に、それら部品の振り分けに対応して前記ツールを前記作業機へ振り分け、各作業機のツール配置部における配置を決定する作業機のツール配置設定装置。
  8. 複数配置されたツールを、その都度作業対象となる部品の種類に応じ選択、使用して、対応する部品を取り扱い所定の作業をする作業機を複数用いる場合の、作業機のツール配置設定方法であって、
    対象替えする次の作業に必要な部品を、1つ前の作業時に各作業機に配置されている既配置ツールに対応するものについてはその既配置ツールのある作業機に優先して振り分け、各作業機に振り分けられた部品を取り扱うツールの配置は、優先して振り分けられた部品に対応する既配置ツールについては1つ前の作業時の配置をそのまま優先設定するとともに、各作業機の新たに振り分けられた部品に対応して新たに振り分けられるツールの配置は、既配置ツールないしは既に配置設定された既配置設定ツールとの、大きさおよび隣接位置関係などから、互いに干渉しない位置関係となる配置に設定することを特徴とする作業機のツール配置設定方法。
  9. 各作業機での取り扱い部品の種類の情報と、その部品を取り扱うべく配置されているツールの種類および配置位置の情報とを入力する第1の入力手段と、これら入力された情報を記憶し、かつ新たな情報の入力があると記憶内容を更新する記憶手段と、次の作業で取り扱う部品の種類の情報およびそれを取り扱うツールの種類の情報を入力する第2の入力手段と、前記記憶手段に記憶された1つ前の作業時の取り扱い部品の種類の情報およびそれを取り扱ったツールの種類と配置の情報とを比較し、請求項8に記載の方法の手順に従って、次の作業機に必要な部品の振り分けと、この振り分けられた部品を取り扱うツールの振り分けおよび配置を設定する演算手段とを備えたことを特徴とする作業機のツール配置決定装置。
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