JPH1188155A - 高速小振幅データストリーム用のクロック復元システム - Google Patents

高速小振幅データストリーム用のクロック復元システム

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JPH1188155A
JPH1188155A JP12737498A JP12737498A JPH1188155A JP H1188155 A JPH1188155 A JP H1188155A JP 12737498 A JP12737498 A JP 12737498A JP 12737498 A JP12737498 A JP 12737498A JP H1188155 A JPH1188155 A JP H1188155A
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frequency
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signal
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Robert Drost
ロバート・ドロスト
Bosniak Robert
ロバート・ボスニアク
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Sun Microsystems Inc
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    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
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    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
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    • H03L7/24Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal directly applied to the generator
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小振幅となる可能性のある高速のデータスト
リームからクロック信号を復元できるようにするクロッ
ク復元システム。 【解決手段】 クロック復元システム10には、エッジ
検出器12と、発振器20と、制御回路40,42,4
6,50とを備える。エッジ検出器12は、入力データ
ストリームを処理して、入力データストリーム内のデー
タ遷移に基づいて第1の制御信号として電流信号Is
発生する。第1制御信号は、発振器20に対し“ノイズ
信号"となる。制御回路は、発振器20からフィードバ
ックされた出力と、入力データストリームの周波数に対
し所定の許容差範囲内で一致した基準周波数のローカル
クロックとの間の差に基づいて、発振器20に対し第2
信号として電圧制御信号Vctlを出力する。第2制御信
号は、発振器を制御することにより、発振器出力の周波
数が入力データストリームのものと実質上等しくなるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック復元シス
テムに関し、特に高速小振幅データストリームからクロ
ック信号を復元するための開ループ位相ロック型クロッ
ク復元発振器回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高速で低電力のクロック復元回路は、高
性能の通信システムにおいて幅広い用途が見出されてい
る。例えば、クロック復元回路は、ファイバ光学受信器
のフロントエンドにおいて使用されている。クロック復
元回路は、小振幅となる可能性のあるデータストリーム
からクロック信号を復元することにより、そのデータス
トリームを元の周波数で再生できるようにする。位相検
出器は、代表的には、NRZ(non-return-to-zero)の
データストリームからのクロック復元に対し使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データストリ
ームの速度が技術の限界点にくると、位相差測定に頼る
在来の位相検出器を使用することは不可能となる。極め
て高い速度においては、復元回路は、遅いまたは早いデ
ジタル位相サンプルを判定するのに、データ遷移の瞬間
におけるデータしかサンプルできない。このことは、C
MOS(コンプリメンタリ・メタル・オキサイド・セミ
コンダクタ)において例えば2ギガビット/秒のデータ
レートに対してクロック復元を実行するときには、特に
当てはまる。さらに、在来のアナログ技術では、制御電
圧を蓄積するのにローパスフィルタを必要とし、これ
は、集積形態においては大量の面積をとり、したがって
ノイズカップリングに敏感となってしまう。また、クロ
ック復元を行う在来のアナログ技術は、不安定化する位
相シフトを作り出すループ遅延の結果としての安定性問
題のため、データレートの1/50以下程度の復元帯域
幅しか実現できない。
【0004】連続時間処理形のクロック復元回路、例え
ばLC同調形フィルタあるいは四相相関器(quadricorr
elator)を調査した結果、これはより低いパワーを約束
しているが、その理由は、データ遷移の可能性のある間
のデータをサンプルするためにのみ使用する超高速クロ
ックおよび回路を回避するからである。しかし、この方
法を主流のデジタルCMOSにおいて実現するのは、極
めて困難である。
【0005】非線形の連続時間処理形クロック復元回路
の1つの形態は、B. Razaviにより、“A 2.5-Gb/s 15m-m
W Clock Recovery Circuit," IEEE J. Solid-State Cir
cuits, vol.31, pp 472-480, April 1996において提案
されている。この論文は、20GHz 1-μm BiCMOS技術で製
造した高速クロック復元回路の設計について記述してい
る。しかし、この設計は、バイポーラシステムを使って
おり、これはCMOS技術には適していない。また、そ
の制御ループは、安定性の問題を呈する可能性がある。
【0006】したがって、本発明の目的は、小振幅とな
る可能性のある高速のデータストリームからのクロック
信号の復元を可能にする安定なクロック復元システムを
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、非線形発振器
の通常は回避する特性をクロック復元システムにおいて
使用して、その発振器を入来信号に対し位相をロックさ
せるようにする。その特性は、発振器がその固有の周波
数の近くのノイズを増幅するという事に関係している。
【0008】本発明の1つの形態によれば、クロック復
元システムは、入力データストリームを処理して、所定
の範囲内の周波数で第1の制御信号を発生する処理回路
を備える。好ましい実施例においては、該処理回路は、
エッジ検出器と電圧制御式電流源を備える。前記入力デ
ータストリームは、前記エッジ検出器に与え、そして前
記エッジ検出器は、前記入力データストリームを微分し
整流して、前記入力データストリーム内の1つのデータ
遷移に各パルスが対応した一連のパルスを発生する。
【0009】本発明の別の形態によれば、前記クロック
復元システムは、第1入力と、第2入力と、出力とを有
する発振器を備える。前記第1制御信号は、前記発振器
を制御するため前記発振器の前記第1入力に結合する。
好ましい実施例においては、前記発振器は、3段リング
の電圧制御発振器(VCO)で構成し、したがって前記
第1制御信号は、前記発振器の固有の周波数に実質上等
しい周波数を有する。前記第1制御信号は、前記発振器
に対し“ノイズ信号"となる。
【0010】本発明のさらに別の形態によれば、前記ク
ロック復元システムは、前記発振器出力と基準周波数信
号との間の差に基づいて第2制御信号を出力する制御回
路を備える。前記第2制御信号は、前記発振器を制御す
るため前記発振器の前記第2入力に結合し、これによ
り、前記発振器出力の前記周波数が前記入力データスト
リームのものと実質上等しくなるようにする。好ましい
実施例においては、前記制御回路は、周波数検出器とロ
ーパスフィルタを備える。前記周波数検出器は、前記発
振器の前記出力を前記基準周波数信号と比較してその比
較結果を出力する。前記ローパスフィルタは、前記周波
数検出器に結合していて、前記比較結果のローパスフィ
ルタ処理を実行することにより前記第2制御信号を生成
する。
【0011】したがって、前記発振器は、前記第1制御
信号で制御することにより、前記発振器出力を前記入力
データストリームに対し位相ロックしたがって周波数ロ
ックさせる。前記発振器出力は、前記入力データストリ
ームの復元したクロック信号として提供する。
【0012】その他の目的および達成事項は、本発明の
より十分な理解と共に、添付の図面と一緒に以下の説明
および特許請求の範囲の記載を参照することにより明ら
かとなりまた理解することができる。
【0013】
【実施の形態】図1は、本発明の好ましい実施例によ
る、高速入力シリアルデータからクロック信号を復元す
るクロック復元システム10のブロック図を示してい
る。クロック復元システム10は、エッジ検出器12
と、電圧制御式電流源16と、電圧制御発振器(VC
O)20と、分周器回路42と、周波数検出器46と、
ローパスフィルタ50と、遅延回路54と、そしてデー
タ復元回路56とから成っている。1.25Gbps
(ギガビット/秒)の高速の入力シリアルデータは、エ
ッジ検出器12に供給し、そしてこの検出器は、その入
力シリアルデータに対し非線形の処理を行う。エッジ検
出器12は、先ず、入力データを微分して導関数(deri
vative)を生成し、そしてこの導関数の整流を行う。
【0014】図2には、入力データ、入力データの導関
数、およびエッジ検出器12の出力の1例を図示してい
る。図2に示したように、入力データの導関数は、1つ
のシーケンスのパルスであり、その各パルスは、入力デ
ータの0から1あるいは1から0への遷移を表してい
る。導関数信号は、その整流を行うことにより、それら
パルス全てを1つの方向に整流し、そしてこの整流した
パルスを、エッジ検出器12が出力する。
【0015】エッジ検出器12の出力は、一連の電圧パ
ルスであり、これは、図1に示した電圧制御式電流源1
6に供給する。この好ましい実施例においては、電流源
16は、p型MOSトランジスタから成っている。この
電流源16は、エッジ検出器12が出力した電圧に応答
して電流信号IsをVCO20に与える。したがって、
電流源16は、入力シリアルデータが1つのデータ遷移
をもつ度に、1つの電流パルスをVCO20内に提供す
る。電流信号Isは、VCO20の固有の周波数に極め
て近い周波数にあり、そのVCO20の固有の周波数
は、周波数同期ループエレメント42、46、および5
0がつくるVctlにより設定される。このようにして、
VCO20の出力は、後述のように、入力シリアルデー
タの周波数に位相ロックさせる。
【0016】好ましい実施例では、VCO20は、3段
リング発振器であるが、その他のタイプのリング発振器
も使用できる。VCO20の各段は、n型MOSトラン
ジスタ32に結合した電圧制御式電流源24を含んでい
る。電流源24もまた、好ましくは、p型MOSトラン
ジスタで構成する。VCO20は、電圧信号Vctlと電
流信号Isとにより制御する。VCO20の出力は、入
力シリアルデータの復元したクロック信号Vrとして、
バッファ回路38を介してデータ復元回路56に供給す
る。また、VCO20の出力は、電圧制御信号Vctl
生成のため、バッファ回路40を介して分周器回路42
にフィードバックする。復元したクロック信号Vrは、
2つの成分ViとVsとを含んでいる。Viは、Vctlのみ
を印加したときのVCO20の出力であり、そしてVs
は、Isを印加したときのVCOの出力であって、十分
な振幅でしかもViに周波数が十分近い。
【0017】VCO20は、電圧信号Vctlで制御する
ことにより、VCO20の固有の周波数(すなわち、V
ctlのみを印加したとき)が、入力シリアルデータの周
波数に非常に近くなるようにする。これは、VCO20
をローカルクロック信号に対しロックすることにより行
うが、そのローカルクロック信号の周波数は、入力シリ
アルデータのレートに対し例えば、1,000 ppm(parts p
er million)内で合致するように設定する。このローカ
ルクロック信号は、一般に、本発明を実装するシステム
においては利用可能である。また、このローカルクロッ
ク信号は、別個に生成することもできる。ローカルクロ
ック信号と分周器42の出力とは、以下でさらに説明す
るように、周波数検出器46に供給する。
【0018】図3は、VCO20の周波数動作領域を示
している。電圧制御信号Vctlが減少して2.4Vにな
ると、Vctlを印加する電流源24のp−MOSトラン
ジスタは、ターンオンする。したがって、バイアス電流
bがその電流源において生成されて、VCO20は動
作を開始する。Vctlがさらに減少するにつれ、バイア
ス電流IbとそしてVCO20の周波数とは上昇する。
【0019】図4は、周波数検出器46とローパスフィ
ルタ50の等価回路表現と、本発明の好ましい実施例に
おけるそれらの動作を示している。周波数検出器46
は、本質的には、周波数−電流変換器である。入力電圧
信号V1およびV2は、周波数検出器46に対し入力し
て、電流信号I1およびI2へそれぞれ変換する。出力電
流Ioutの平均値は、以下に示すように、それら入力信
号間の周波数差に比例している。
【数1】Iout(平均)=kF(F1−F2) ただし、kFは比例定数であり、F1はV1の周波数であ
り、そしてF2はV2の周波数である。
【0020】ローパスフィルタ50は、一端をグランド
に接続したキャパシタを含んでいる。このローパスフィ
ルタ50は、周波数検出器46からの電流出力Iout
積分して、さらに後述するように、電圧制御信号Vctl
を生成する。
【0021】図5は、図3の回路の種々の入力信号およ
び出力信号のタイミング図を示している。図5に示した
ように、V1が低レベルから高レベルへ遷移したときは
つねに、1つのパルスが電流信号I1内で生成される。
同様に、V2が低レベルから高レベルへ遷移したときは
つねに、1つのパルスが電流信号I2内で生成される。
1およびI2内のそれらパルスは、向きが異なってい
る。これら2つの電流信号I1およびI2は、互いに加え
て電流出力Ioutを生成し、そしてこの出力は、ローパ
スフィルタ50で積分することにより電圧制御信号V
ctlを発生する。
【0022】周波数検出器46は、VCO20のフィー
ドバック出力信号をローカルクロック周波数と比較する
のを可能にする。その比較を行った結果を使うことによ
り制御電圧Vctlを生成し調節してVCO20を制御
し、それによって、VCO20をローカルクロック信号
に対しロックする。このようにして、VCO20の固有
の周波数は、入力シリアルデータの周波数に非常に近い
ものとなるように制御する。
【0023】上記のように、VCO20は、制御電圧V
ctlと電流信号Isの両方によって制御を行う。VCO2
0の線形解析では、VCO20からの出力信号に2つの
成分があり得ることを示している。これら2つの成分
は、VCO20に制御電圧Vct lを印加した結果として
のVCO20の固有の周波数にある信号Viと、IsをV
CO20に印加した結果としての電流信号Isの周波数
にある信号Vsとである。VctlおよびIsをVCO20
に印加すると、VCO20の出力は、復元したクロック
r、すなわちViとVsの和となる。電流信号lsの振幅
を十分に大きく設定することにより(例えば、0.6μ
m CMOS技術では、5−100μAが代表的な範
囲)、VCO20の出力は、その周波数が完全にシフト
して周波数Is内へとロックする。しかし、実際には、
sの振幅は、あまり大きくする必要はないが、その理
由は、Isの周波数がVCOの固有の周波数に非常に近
いときにはループがかなりのゲインを提供するからであ
る。
【0024】VCO20の出力を電流信号Isの周波数
に位相ロックさせるメカニズムについては、以下により
詳しく説明する。
【0025】図6は、伝達関数Vs/Isと、周波数差W
i−WsすなわちVCO20の固有周波数WiとIsのWs
の周波数との間の差と、の間の関係を示している。図示
のように、伝達関数Vs/Isのゲインは、WsがWiに近
づくにつれ、すなわちWi−Wsが減少するにつれ、増加
する。図6はまた、Vsの振幅がViに匹敵するようにな
ると、VCO20は新たな発振モードに入ることを示し
ており、そしてここでは、周波数Wiの信号Viは抑制さ
れるが、それは、VCO20が、信号Vsを周波数Ws
の復元クロックVrとして出力するだけであるからであ
る。Vsの振幅は、飽和によるVCOの非線形により制
限されることになり、したがって伝達関数Vs/Isは、
この領域では平坦となる。言い換えれば、エッジ検出器
12が十分な電流信号IsをVCO20に提供すると、
sの振幅は、その最大値に達し、したがってIsが増加
してもそれ以上大きくはならない。しかし、上記のよう
に、実際にはIsの振幅は、あまり大きくする必要はな
いが、その理由は、Isの周波数Wsが固有の周波数Wi
に非常に近いときには、ループがかなりのゲインを提供
するからである。これは、自動的に行われるが、それ
は、データレートとローカルクロックとがある最大のp
pm偏移(maximum ppm deviation)を有するからであ
る。
【0026】図7は、異なった振幅の電流信号Is1およ
びIs2をVCO20に印加したときの、伝達関数Vs
sとIsの周波数Wsとの間の関係を示している。この
図7では、Vs1とVs2は、Is1とIs2(Is1はIs2より
も大きい)をVCO20に印加することによりVCO2
0が発生する。Vs/Isの平坦となった領域は、VCO
20が周波数Wsに位相ロックしている範囲を示す。こ
の平坦領域の幅、したがってVCOのロックレンジは、
電流信号Isの振幅に依存して変化する。図7の曲線
は、より大きな振幅をもつ電流信号Is1をVCO20に
印加した場合についての、Vs1に関連した広くなったロ
ックレンジすなわちロックレンジ2を示している。ま
た、図7は、より大きな電流信号Is1が周波数ロックを
より早くすることも示している。しかし、周波数差Wi
−Wsはこのクロック復元システムでは小さいため(す
なわち、最大で、1.25GHzに対し1.25MH
z)、ロックレンジが全ての関心のある入力データ周波
数を含むようにするのに十分な振幅で電流Isを供給す
ることは、困難である。
【0027】時々、パッケージ内のオンチップ、PCボ
ード、またはケーブル内において、デジタルまたはアナ
ログの信号のカップリングノイズにより、入力シリアル
データに位相シフトがあることがある。その結果とし
て、そのデータ位相シフトは、データ遷移を新たな位置
において生じさせる。図8は、この現象を図示してお
り、そしてどのようにして本発明がその位相誤差を補正
するかを示している。図8に示したように、予期したデ
ータ遷移の位置は、aからfである。位置aから位置c
では、入力シリアルデータに位相シフトはないため、予
期データ遷移の位置と実際のデータ遷移の位置との間の
データ位相差ΔΦdは、ゼロである。同様に、位置aか
ら位置cでは、予期クロック遷移の位置と実際のクロッ
ク遷移の位置との間の復元クロック位相差ΔΦclkは、
ゼロである。このため、位置aから位置cでは、データ
位相差ΔΦdと復元クロック位相差ΔΦclkとの間の位相
誤差Φeはゼロとなる。したがって、実際の復元クロッ
ク信号Vrは、入力シリアルデータの周波数にロックし
ている。
【0028】しかし、その後において、入力シリアルデ
ータにおける位相シフトのため、データ遷移が、位置
d、eおよびfではなく、位置d'、e'およびf'でそ
れぞれ起きる。この例においては、位置d'では、−1
60ps(ピコ秒)のデータ位相シフトがあると仮定す
る。さらに、エッジ検出器12(図1)のレシオファク
タRは0.5と仮定する。エッジ検出器12は、入力シ
リアルデータに位相シフトΔΦdがあるときに、エッジ
検出器12が電流信号Isを生成することによって、第
1の新たなデータ遷移の生起時にΔΦclkにΔΦdRの位
相シフトを生じさせ、第2の新たなデータ遷移の生起時
にΔΦd2の位相シフトを生じさせ、第3の新たなデー
タ遷移の生起時にΔΦd3の位相シフトを生じさせる等
を行うように、動作する。この例では、クロック信号Δ
Φclkは、図8に示したように、位置d'、e'およびf'
においてそれぞれ−80ps、−40ps、および−2
0psの位相シフトを有する。図8においては、点線の
曲線Vrは、位相補正電流パルスIsを印加しなかったと
きに現れる復元クロック信号を示し、そして実線は、実
際の復元クロック信号を表している。
【0029】上記の位相誤差は、以下のように表せる。
【数2】−Φe=ΔΦd−ΔΦclk 図8に示したように、シリアルデータがエッジ検出器に
入力されて新たなデータ遷移が位置d'、e'およびf'
で生起するとき、ΔΦclkは、指数関数的に変化して、
それらの位置において−80ps、−120psおよび
−140psとなっている。したがって、ΔΦclkは、
ΔΦdに近くなるようにIsにより補正している。結局
は、ΔΦclkはΔΦdに等しくなり、そしてこの時点で、
実際の復元クロック信号は、入力シリアルデータの周波
数に再びロックする。この位相ロックは、電流信号Is
のパルス中心が復元クロック信号Vrの最大振幅と整列
したときに生ずる。
【0030】図9のAは、実際の復元クロック信号Vr
の位相シフトに対する、電流信号Isの種々の位相シフ
トの影響を示している。図9のBは、電流信号Isの位
相と実際の復元クロック信号Vrの位相との間の位相差
を示している。図9のAおよびBから分かるように、電
流パルスの中心が −180°と+180°とにおける
復元クロック信号の最大振幅と整列したとき、位相補正
θは0となる。図9Aの点線は、復元クロック信号のそ
の結果のシフトを表している。
【0031】以上、本発明について詳細な実施例で説明
したが、明らかなように、多くの代替、変更および変形
が上記の説明に照らして当業者には明らかである。した
がって、添付の特許請求の範囲の記載の精神および範囲
並びにその均等物の範囲内に入るそのような全ての代
替、変更および変形を包含することを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるクロック復元シ
ステムのブロック図。
【図2】図1の実施例によるエッジ検出器の動作を示
す。
【図3】図1の実施例による電圧制御発振器の周波数動
作領域を示す。
【図4】本発明の好ましい実施例による周波数検出器と
ローパスフィルタの等価回路を表す。
【図5】図4の回路の動作を示す種々のタイミング図を
示す。
【図6】伝達関数Vs/Isと周波数差Wi−Wsとの間の
関係を示す。
【図7】Vsの異なった振幅における伝達関数Vs/Is
と周波数Wsとの間の関係を示す。
【図8】入力データストリーム内の位相シフトと復元し
たクロック信号内の位相シフトとの間の位相誤差を、い
かにして本発明により補正するかを示す。
【図9】AとBは、実際に復元したクロック信号Vr
対する電流信号1s内の種々の位相シフトの影響を示
す。
【符号の説明】
10 クロック復元システム 12 エッジ検出器 16 電圧制御式電流源 20 電圧制御発振器(VCO) 42 分周器回路 46 周波数検出器 50 ローパスフィルタ 54 遅延回路 56 データ復元回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597004720 2550 Garcia Avenue,MS PAL1−521,Mountain V iew,California 94043− 1100,United States of America (72)発明者 ロバート・ボスニアク アメリカ合衆国カリフォルニア州95124, サン・ホセ,ハステド・アベニュー 1702

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック復元システムであって、 入力データストリームを処理して、所定の範囲内の周波
    数で第1の制御信号を発生する処理回路と、 第1入力と、第2入力と、出力とを有する発振器であっ
    て、前記発振器を制御するため前記発振器の前記第1入
    力に前記第1制御信号を結合した、前記の発振器と、お
    よび前記発振器の出力と基準周波数信号との間の差に基
    づいて第2の制御信号を出力する制御回路であって、前
    記発振器を制御するため前記発振器の前記第2入力に前
    記第2制御信号を結合することにより、前記発振器出力
    の前記周波数が前記入力データストリームのものと実質
    上等しくなるようにする、前記の制御回路と、を備え、
    前記発振器を前記第1制御信号により制御して、前記発
    振器出力を、前記入力データストリームの前記周波数に
    位相ロックさせて、前記入力データストリームの復元し
    たクロック信号として提供すること、を特徴とするクロ
    ック復元システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記第1制御信号は、前記発振器が前記入力デー
    タストリームに位相ロックした前記復元クロック信号を
    出力するようにさせるため、所定の値よりも小さくない
    振幅を有すること、を特徴とするクロック復元システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記第1制御信号の前記周波数は、前記第2制御
    信号のみを前記発振器に入力したときには、前記発振器
    の固有の周波数に実質上等しいこと、を特徴とするクロ
    ック復元システム.
  4. 【請求項4】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記処理回路は、 前記入力データストリームを微分して導関数信号を生成
    しそして該導関数信号を整流して、前記入力データスト
    リーム内の1つのデータ遷移に各パルスが対応した一連
    のパルスを発生するエッジ検出器と、および該エッジ検
    出器に結合しており、前記エッジ検出器が発生する前記
    一連のパルスに応答して、前記第1制御信号として電流
    信号を出力する電圧制御式電流源と、を含むこと、を特
    徴とするクロック復元システム。
  5. 【請求項5】請求項4記載のクロック復元システムであ
    って、前記第1制御信号は、前記発振器が前記入力デー
    タストリームに位相ロックした前記復元したクロック信
    号を出力するようにさせるため、所定の値より小さくな
    い振幅を有すること、を特徴とするクロック復元システ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項4記載のクロック復元システムであ
    って、前記第1制御信号の前記周波数は、前記第2制御
    信号のみを前記発振器に入力したとき、前記発振器の固
    有の周波数に実質上等しいこと、を特徴とするクロック
    復元システム。
  7. 【請求項7】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記発振器は、電圧制御式の3段リング発振器か
    ら成ること、を特徴とするクロック復元システム。
  8. 【請求項8】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記制御回路は、 前記発振器の前記出力を前記基準周波数信号と比較しそ
    してその比較結果を出力する周波数検出器と、および前
    記周波数検出器に結合しており、前記比較結果のローパ
    スフィルタ処理を実行して前記第2制御信号を生成する
    ローパスフィルタと、を含むこと、を特徴とするクロッ
    ク復元システム。
  9. 【請求項9】請求項1記載のクロック復元システムであ
    って、前記基準周波数信号は、前記入力データストリー
    ムの前記周波数と所定の許容差範囲内で一致するローカ
    ルクロック信号であること、を特徴とするクロック復元
    システム。
  10. 【請求項10】請求項1記載のクロック復元システムで
    あって、前記入力データストリームに位相シフトがある
    とき、前記処理回路は、それに対応する位相シフトを所
    定のレシオファクタで前記第1制御信号に生じさせ、こ
    れによって、前記入力データストリーム内の前記位相シ
    フトと前記復元クロック信号との間の位相誤差を徐々に
    補正するようにし、そして前記復元クロック信号が、前
    記入力データストリームの前記周波数に対し結局におい
    て位相ロックするようにすること、を特徴とするクロッ
    ク復元システム。
  11. 【請求項11】高速入力データストリームからクロック
    信号を復元するクロック復元システムであって、 前記入力データストリームを微分して導関数信号を生成
    しそして前記導関数信号を整流して、前記入力データス
    トリーム内の1つのデータ遷移に各パルスが対応した一
    連のパルスを発生するエッジ検出器と、 該エッジ検出器に結合しており、かつ前記エッジ検出器
    が発生する前記一連のパルスに応答して、電流信号を第
    1制御信号として出力する電圧制御式電流源と、 第1入力と、第2入力と出力とを有する電圧制御発振器
    であって、前記発振器を制御するため前記発振器の前記
    第1入力に前記第1制御信号を結合し、また前記第1制
    御信号は、前記発振器の固有の周波数に実質上等しい周
    波数を有する、前記の電圧制御発振器と、 前記発振器の前記出力を基準周波数信号と比較してその
    比較結果を出力する周波数検出器であって、前記基準周
    波数信号は、前記入力データストリームの前記周波数と
    所定の許容差範囲内で一致する、前記の周波数検出器
    と、および該周波数検出器に結合しており、前記比較結
    果のローパスフィルタ処理を実行して第2制御信号を生
    成するローパスフィルタであって、前記第2制御信号
    は、前記発振器を制御することにより、前記発振器出力
    の前記周波数が前記入力データストリームのものと実質
    上等しくなるようにする、前記のローパスフィルタと、
    を含み、前記発振器を前記第1制御信号で制御すること
    により、前記発振器出力を前記入力データストリームの
    前記周波数に位相ロックさせそして前記入力データスト
    リームの復元したクロック信号として提供すること、を
    特徴とするクロック復元システム。
  12. 【請求項12】請求項11記載のクロック復元システム
    であって、前記入力データストリームに位相シフトがあ
    るとき、前記処理回路は、それに対応する位相シフトを
    所定のレシオファクタで前記第1制御信号に生じさせ、
    これにより、前記入力データストリーム内の前記位相シ
    フトと前記復元クロック信号との間の位相誤差を徐々に
    補正するようにし、そして前記復元クロック信号が、前
    記入力データストリームの前記周波数に対し結局におい
    て位相ロックするようにすること、を特徴とするクロッ
    ク復元システム。
  13. 【請求項13】高速入力データストリームからクロック
    信号を復元するクロック復元システムであって、 前記入力データストリームを微分して導関数信号を生成
    しそして前記導関数信号を整流して、前記入力データス
    トリーム内の1つのデータ遷移に各パルスが対応した一
    連のパルスを発生するエッジ検出器と、 該エッジ検出器に結合しており、かつ前記エッジ検出器
    が発生する前記一連のパルスに応答して、電流信号を第
    1制御信号として出力する電圧制御式電流源と、 第1入力と、第2入力と出力とを有する電圧制御発振器
    であって、前記発振器を制御するため前記発振器の前記
    第1入力に前記第1制御信号を結合し、また前記第1制
    御信号は、前記発振器の固有の周波数に実質上等しい周
    波数を有する、前記の電圧制御発振器と、 前記発振器の前記出力を基準周波数信号と比較してその
    比較結果を出力する周波数検出器であって、前記基準周
    波数信号は、前記入力データストリームの前記周波数と
    所定の許容差範囲内で一致する、前記の周波数検出器
    と、および該周波数検出器に結合しており、前記比較結
    果のローパスフィルタ処理を実行して第2制御信号を生
    成するローパスフィルタであって、前記第2制御信号
    は、前記発振器を制御することにより、前記発振器出力
    の前記周波数が前記入力データストリームのものと実質
    上等しくなるようにする、前記のローパスフィルタと、
    を含み、前記発振器を前記第2制御信号で制御すること
    により、前記発振器を前記入力データストリームの前記
    周波数に位相ロックさせそして前記出力を前記入力デー
    タストリームの復元したクロック信号として発生するこ
    と、を特徴とするクロック復元システム。
  14. 【請求項14】請求項13記載のクロック復元システム
    であって、さらに、 前記入力データストリームを受けて前記入力データスト
    リームの遅延させたコピーを発生するように結合した遅
    延回路と、および該遅延回路と前記発振器の前記出力に
    結合したデータ復元回路であって、前記復元クロック信
    号にしたがって前記入力データストリームに対応する復
    元データストリームを出力する、前記のデータ復元回路
    と、を含むこと、を特徴とするクロック復元システム。
  15. 【請求項15】請求項14記載のクロック復元システム
    であって、前記データ復元回路は、D型フリップフロッ
    プから成ること、を特徴とするクロック復元システム。
  16. 【請求項16】入力データストリームからクロック信号
    を復元する方法であって、 入力データストリームを処理して、所定の範囲内の周波
    数で第1制御信号を発生するステップと、 前記第1制御信号を使用して発振器を制御するステップ
    と、 前記発振器出力と基準周波数信号との間の差に基づいて
    第2制御信号を発生するステップと、 前記第2制御信号を使用して前記発振器を制御すること
    により、前記発振器の出力の前記周波数が前記入力デー
    タストリームのものに実質上等しくなるようにするステ
    ップと、を含み、前記発振器を前記第2制御信号で制御
    することにより、前記発振器を前記入力データストリー
    ムの前記周波数に位相ロックさせそして前記出力を前記
    入力データストリームの復元したクロック信号として発
    生すること、を特徴とする復元方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の方法であって、前記第
    1制御信号は、前記発振器が前記入力データストリーム
    に位相ロックした前記復元したクロック信号を出力する
    ように、所定の値よりも小さくない振幅を有すること、
    を特徴とする復元方法。
  18. 【請求項18】請求項16記載の方法であって、前記第
    1制御信号の前記周波数は、前記第2制御信号のみを前
    記発振器に入力したときには、前記発振器の固有の周波
    数に実質上等しいこと、を特徴とする復元方法。
JP12737498A 1997-05-09 1998-05-11 高速小振幅データストリーム用のクロック復元システム Pending JPH1188155A (ja)

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