JPH1188406A - 集合住宅配線システム、蓄積装置、通信装置、ルータ装置及びラベルスイッチングパスの設定方法 - Google Patents

集合住宅配線システム、蓄積装置、通信装置、ルータ装置及びラベルスイッチングパスの設定方法

Info

Publication number
JPH1188406A
JPH1188406A JP10195671A JP19567198A JPH1188406A JP H1188406 A JPH1188406 A JP H1188406A JP 10195671 A JP10195671 A JP 10195671A JP 19567198 A JP19567198 A JP 19567198A JP H1188406 A JPH1188406 A JP H1188406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
network
packet
label switching
label
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10195671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3677153B2 (ja
Inventor
Takeshi Saito
健 斉藤
Yasuhiro Katsube
泰弘 勝部
Yoshiaki Takahata
由彰 高畠
Mikio Hashimoto
幹生 橋本
Hisako Tanaka
久子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP19567198A priority Critical patent/JP3677153B2/ja
Publication of JPH1188406A publication Critical patent/JPH1188406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3677153B2 publication Critical patent/JP3677153B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集合住宅内の広帯域網を効果的に構築可能な
集合住宅配線システムを提供すること。 【解決手段】 集合住宅内にバックボーン網として設け
られた第1の網と、前記集合住宅内の所望の住宅内に住
宅内バックボーン網としてそれぞれ設けられた第2の網
と、前記所望の住宅夫々に設けられた、前記第1の網と
の通信インタフェースおよび前記第2の網との通信イン
タフェースを有するホームルータとを備え、前記ホーム
ルータは、前記第1の網と前記第2の網との間でデータ
リンクレイヤ識別子のみを参照してデータフォワーディ
ングを行うスイッチ手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅内の高帯
域網を構築するための集合住宅配線システム、蓄積装置
及び通信装置に関し、また、本発明は、ラベルスイッチ
ングパスの設定可否を制御するルータ装置及びラベルス
イッチングパスの設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアという言葉に代表
されるように、電子機器のデジタル化が急速に進行して
いる。この傾向は、まずオフィス環境で始まっている。
具体的に言うと、まずハードウエアとしては、パソコン
の導入、OA機器のデジタル化およびそれらのネットワ
ーク化という形で進行している。また、ソフトウエアと
して、ホストによる(あるいはライトサイジングされて
パソコン等に移行されつつある)基幹業務や、ワープ
ロ、表計算などのソフトウエアあるいはWWW等のイン
ターネットアプリケーション等、その発展はとどまると
ころを知らない。
【0003】この動きは、家庭においても見られる。す
なわち、家庭においても、AV機器のデジタル化(DV
D、デジタルVTR、デジタルビデオカメラ等)や、放
送のデジタル化あるいはOCN等のインターネットアク
セス等の形で、デジタル化の進行は着実に進んでいる。
【0004】オフィス環境と同様に、これらの波はネッ
トワーク化へと今後向かっていくことが考えられる。す
なわち、情報・通信・放送といった種々の分野の技術が
デジタル化によって束ねられ、ネットワーク化によって
相互乗り入れを始めていくと言われている。
【0005】このためのネットワーク技術としては、種
々の候補が有る。例えば、イーサネットは、オフィス環
境にて圧倒的な実績を持っており、家庭でのパソコンネ
ットワークにおいても、その有力候補であろう。また、
ATMも有力な候補である。これは、インフラの構築側
(電話会社やCATV等)が、高速、リアルタイム、広
帯域といったATMの特徴に注目し、この技術を使って
インフラを構築していこうというのが一般的な動きだか
らである。
【0006】これらの候補に加えて、最近、IEEE1
394なるネットワーク技術(バス技術)が注目を集め
ている。これは、高速、リアルタイム(QOS保証)、
プラグアンドプレイ等の数々の注目すべき特徴を持って
おり、特にデジタルAV機器同士の接続方式の最有力候
補としてAV機器業界等から大変な注目を集めている。
これにひきづられるように、パソコンなどのコンピュー
タ業界も、この技術への注目が集まりはじめた。
【0007】当初は、家庭向けのデジタル機器の普及に
伴い、それらの機器の相互接続が、ユーザの好み・要望
により、これらの数々のネットワーク技術により実現さ
れていくと考えられる。このようにして、徐々に家庭内
にデジタルネットワークの雛形が誕生していく。
【0008】ある程度の家庭内ネットワーク、それも広
帯域の家庭内ネットワークが存在することが前提と考え
られれば、家庭と家庭を結ぶ公衆網についても、広帯域
のものが出現すると期待される。しかしながら、この部
分については、莫大な投資がかかり、かつ、その公衆網
上で展開されるサービスが不透明なため、簡単にそのよ
うなインフラが構築されるとは考えにくい。
【0009】また、デジタル放送など、映像分配のイン
フラが急速に普及しようとしている。例えばデジタル衛
星放送では既に100チャンネル近くの映像サービスを
既に開始している。このようなデジタル放送インフラの
急速な普及を考えると、広帯域通信インフラの主な用途
は映像サービスであると単純に考えられるため、広帯域
の通信インフラが整備がさらに遅れる可能性は否定でき
ない。
【0010】しかしながら、広帯域通信の需要は存在す
る。テレビ電話や、ビデオのネットワークを介したダビ
ング等はその典型的なアプリケーションである。
【0011】そのための解決策の一つとして、マンショ
ンやアパート等の集合住宅内に広帯域のネットワークを
敷設する方法が考えられる。この方法では、公衆網の整
備と異なり、公道上での架空/地中回線の設置などのコ
ストがかからないことや、集合住宅のオーナが集合住宅
の付加価値を高めるためにそういった設備の導入を積極
的に図ることが出来ると考えられることから、公衆網と
は別に、集合住宅内のみとはいえ、家庭間通信のインフ
ラの候補としてあげることができよう。
【0012】しかしながら、集合住宅内の広帯域網を構
築するにあたり、ビデオ伝送等を有効に利用する方法、
各家庭でのセキュリティを確保する方法、機器等の資源
を低コスト化する方法などが提供されていなかった。
【0013】ところで、キャンパス網や企業網のバック
ボーン、ネットワークキャリアやインターネットサービ
スプロバイダー(ISP)のネットワークでは、IP
(Internet Protocol)などのレイヤ
3パケット通信を行うルータ等のノード装置において、
ノード間で特定のパケットストリームに特定のチャネル
識別子(ラベル)を割り当てるための制御情報を交換
し、各ノードでは個々のストリームに対して割り当てた
入力側のラベル(および入力インタフェース)と出力側
のラベル(および出力インタフェース)とを記憶し、記
憶したラベル値の対応関係をもとに実際のパケット転送
処理(スイッチング処理)を行うことが可能であり、ラ
ベルスイッチングと呼ばれている。ラベルは一般に固定
長であり、ラベルスイッチングによるパケット転送は、
従来の可変長のパケットヘッダ情報(宛先IPアドレス
プレフィクスなど)を解析してパケット転送する場合に
比べて高速な処理が可能であるとともに、より柔軟な経
路制御が可能になる。ラベルスイッチングの具体的適用
方法には、ATMやフレームリレーなどの既存のスイッ
チングネットワークに適用する方法と、新たにラベルス
イッチのためのラベルヘッダを定義してPPP ove
r SONETリンクやIEEE802.3/イーサネ
ットなどのLAN上にスイッチを接続する方法とが考え
られる。
【0014】このラベルスイッチングによりパケット転
送されるパスをラベルスイッチングパス(LSP)と呼
ぶ。LSPの始点となるノード(ルータあるいはホス
ト)では送信するパケットのヘッダ情報から定義される
パケットストリーム毎に同一のラベル値を付与して送信
し、中継点となるルータでは受信したパケットのラベル
値を参照して送出すべきインタフェースおよびラベル値
を決定、付与して送信し、終点となるノードでは受信し
たパケットのラベルを削除しヘッダを参照して送出すべ
きインタフェースを決定、送信する。
【0015】LSPを利用してパケットを転送すること
により、LSPの中継点のルータでは、レイヤ3および
上位層のヘッダを参照することなしにパケット転送を行
うことが可能になり、転送性能の向上や経路制御の柔軟
性などのメリットが得られる。しかしその反面、以下の
ような問題点が存在する。
【0016】まず、従来パケット毎に行っていたフィル
タリング処理(レイヤ3および上位層のヘッダ情報に基
づき、受信パケットをさらに転送するか否かを判断する
処理)がLSPの中継ルータにおいて行えなくなる。こ
のフィルタリング処理は、あるセグメント(以下では、
特定のキャンパス網、企業網、ISP網などのような、
同一の管理ポリシーにより運営される物理的あるいは論
理的ネットワークの単位をセグメント(ネットワークセ
グメント)と呼ぶことにする)へのパケットの流入やあ
るセグメントからのパケットの流出を、セキュリティ上
の理由により特定の送信元や宛先のもの、特定の上位層
プロトコルのものに制限するために行うことが主な目的
であるが、LSPの中継点がセグメントの境界であった
場合にパケットヘッダが参照できないため、これが行え
なくなってしまう。
【0017】また、従来隣接するセグメント同士がお互
いからのパケットの中継を行うか否かのポリシーを互い
の契約等により決定し、その結果に基づきルーティング
プロトコルを通してパケット転送可否の制限(ピアリン
グの制御)を行っている(特定の隣接セグメントに対し
てルーティング情報を与えない、あるいはルーティング
情報とともに自分のセグメント通過に対する希望(プレ
ファレンス)を伝えることなどにより)。セグメントに
またがるLSP設定に関しても、そうしたルーティング
プロトコルを通した制限を行うことは可能である。しか
しながら、ルーティングプロトコルとは別な条件によ
り、隣接セグメントに対してLSPの設定を制限するこ
とが現状では行うことができない。例えば、ラベルスイ
ッチングのためのラベルリソースは有限であるため、あ
る隣接セグメントに対して、通常のルータが行うホップ
バイホップによるパケットの中継転送は行うが、LSP
によるパケット転送(セグメントにまたがるLSPの設
定)は制限したいというようなポリシー制御を実行した
いケースが考えられるが、こうしたLSP設定に関する
ポリシーを現在のルーティングプロトコルにより実現す
ることはできない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来、集合住宅内の広帯域網を構築するにあたり、ビデ
オ伝送等を有効に利用する方法、各家庭でのセキュリテ
ィを確保する方法、機器等の資源を低コスト化する方法
などが提供されていなかった。
【0019】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、集合住宅内に、サービス、セキュリティあるいは
低コストなどの面で優れた広帯域網を構築可能な集合住
宅配線システム、蓄積装置及び通信装置を提供すること
を目的とする。
【0020】また、前述したように、ラベルスイッチン
グを利用する場合、従来パケット毎に行っていたフィル
タリング処理(レイヤ3および上位層のヘッダ情報に基
づき、受信パケットをさらに転送するか否かを判断する
処理)がLSPの中継ルータにおいて行えなくなるとい
う問題点があった。また、ルーティングプロトコルとは
別な条件により、隣接セグメントに対してLSPの設定
を制限することができないという問題点があった。
【0021】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、ラベルスイッチングを利用した場合でも、「LS
Pの設定」や「LSPにより転送されるパケットストリ
ーム(送信元/宛先などのアドレス情報、上位層に関す
る情報などにより識別される)」を制限することで、従
来のルータがパケット毎に行っていたようなフィルタリ
ング機能と同等のセキュリティ機能を維持することを可
能にするルータ装置及びラベルスイッチングパスの設定
方法を提供することを目的とする。
【0022】また、本発明は、ラベルスイッチングを利
用した場合にも、従来行っていた隣接セグメントに対す
るパケット転送に関する制限を可能にするとともに、
「隣接セグメントに対するLSP設定可否」や「LSP
上を流れるパケットストリームの受付け可否」に関する
制限を可能にするルータ装置及びラベルスイッチングパ
スの設定方法を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)に係
る集合住宅配線システムは、集合住宅内にバックボーン
網として設けられた第1の網と、前記集合住宅内の所望
の住宅内に住宅内バックボーン網としてそれぞれ設けら
れた第2の網と、前記所望の住宅夫々に設けられた、前
記第1の網との通信インタフェースおよび前記第2の網
との通信インタフェースを有するホームルータとを備
え、前記ホームルータは、前記第1の網と前記第2の網
との間でデータリンクレイヤ識別子のみを参照してデー
タフォワーディングを行うスイッチ手段を有することを
特徴とする。
【0024】本発明によれば、住宅(家庭)間通信や公
衆網との通信を行うための第1の網と、住宅(家庭)内
ネットワークである第2の網とを、論理ネットワーク的
に分離することが可能になる。企業網において一般に知
られているように、企業網側のセキュリティの確保のた
め、ファイアウオールを公衆網・企業網間のルータに設
ける方式をとるのが一般的となっている。集合住宅にお
ける通信インフラ環境にも、本発明のような構成を採用
することにより、この方式を適用することが極めて容易
になる。ここで、集合住宅における重要なネットワーク
アプリケーションとして、映像通信がある。ビデオ・オ
ン・デマンドや家庭間のビデオのダビングもこれに含ま
れる。これは、企業通信とは大きなアプリケーションの
違いである。ホームルータに、スイッチ手段を設けるこ
とにより、一般にデータフォワーディングを行うのに多
大な処理コストおよび処理時間のかかるルータ処理、セ
キュリティ処理をバイパスすることが可能となり、上記
セキュリティと映像通信の2つの要求を同時に満たすこ
とのできる集合住宅配線システムを得ることができる。
【0025】本発明(請求項2)に係る蓄積装置は、放
送を受信する第1のインタフェースと、ネットワークと
接続する第2のインタフェースと、前記第2のインタフ
ェースを介して受信したインターネットパケットを処理
する処理手段と、前記第1のインタフェースを介して受
信した放送のうち蓄積すべき部分を選択する第1の選択
手段と、少なくとも前記第1の選択手段により選択され
た放送を蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積され
たデータのうち前記第2のインタフェースから送出する
べきデータを選択する第2の選択手段とを備え、前記第
1の選択手段および第2の選択手段における選択対象の
選択は、前記処理手段による前記インターネットパケッ
トの処理結果に基づいて制御されることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、放送波より受信した映像
を、ネットワークの種別に関わらずあるいはネットワー
クが異種ネットワークの相互接続である場合においてす
ら、選択蓄積、選択送信ができる環境を提供することが
可能となる。これは、選択蓄積、選択送信を行うプロト
コルとして、ネットワーク種別を問わないインターネッ
トを採用していることにより達成されるものである。
【0027】本発明(請求項3)は、請求項2に記載の
蓄積装置において、前記第2のインタフェースから前記
蓄積されたデータを送信するのに先だって、該第2のイ
ンタフェースから該データの受信ノードまでの通信資源
の確保を行う通信資源確保手段をさらに備えたことを特
徴とする。
【0028】本発明によれば、映像通信に一般に不可欠
と考えられる通信路の通信資源の確保を、該蓄積装置か
ら受信ノードまでの経路において行うことが可能とな
り、さらにこれをインターネットプロトコルにおいて行
うこととすれば、通過するネットワーク種別を問わず、
上記通信資源確保を行うことができるようになる。
【0029】本発明(請求項4)は、請求項2に記載の
蓄積装置において、データの送信先またはデータ送信の
依頼者となるユーザまたは端末毎に、前記第2のインタ
フェースを介して前記蓄積されたデータを送信する際に
同時に使用可能な通信資源量と現在そのユーザまたは端
末について使用している通信資源量とを記した管理テー
ブルをさらに備えたことを特徴とする。
【0030】本発明によれば、蓄積装置は、あるユーザ
(例えば集合住宅の各住宅の代表者)または端末につい
て、使用することが許可された通信資源量と、実際に使
用している通信資源量とを、逐次把握することができる
ようになると同時に、このテーブルの値を適宜比較、使
用することにより、そのユーザについての通信資源使用
要求の使用許可制御に用いることも可能となる。
【0031】本発明(請求項5)は、請求項4に記載の
蓄積装置において、記データ送信要求があった場合に、
その送信要求に応じたデータ送信を行うと、要求元のユ
ーザまたは端末について消費する通信資源量が、該ユー
ザまたは端末について定められている同時に使用可能な
通信資源量を超えることになるときは、該送信要求を拒
否する要求拒否手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0032】本発明によれば、あるユーザ(例えば集合
住宅の各住宅の代表者)または端末が無尽蔵に蓄積装置
あるいは蓄積装置に接続されたネットワークの通信資源
を確保してしまうのを、未然に防ぐことができるように
なる。
【0033】本発明(請求項6)に係る通信装置は、第
1の網に接続された第1の通信インタフェースと、第2
の網に接続された第2の通信インタフェースと、前記第
1の網側に存在する装置/サービスに関する構成情報を
前記第2の網側に通知する通知手段と、前記第1の網側
の構成情報のうちいずれの装置/サービスに関するもの
を前記通知手段により通知するかを判断する判断手段と
を備えたことを特徴とする。
【0034】本発明によれば、第2の網側のユーザに対
して、第1の網側のサービスおよび/または装置を選択
的に紹介、通知し、遠隔制御や情報の収納や取り出しな
どの対象とすることが可能となる。
【0035】本発明(請求項7)は、請求項6に記載の
通信装置において、インターネットパケットの送受信処
理を行うIP処理部と、前記第1の網および第2の網の
一方の網から受信したデータについて、該一方の網のデ
ータリンクレイヤ識別子を参照して、あらかじめ定めら
れた他方の網のデータリンクレイヤ識別子を付与した上
で、該他方の網に送出するスイッチ手段とをさらに備え
たことを特徴とする。
【0036】本発明によれば、前記判断手段において判
断されたサービスが高速通信を必要とする場合あるいは
装置が高速通信を必要とする場合において、スイッチ手
段においてルータ処理などの一般に大きな処理負荷のか
かる処理をすることなしに、データリンクレイヤのスイ
ッチングのみで、データフォワーディングを行うことが
可能になり、映像など広帯域のデータフォワーディング
を行うような、住宅(家庭)間などのネットワークを跨
る遠隔制御を行うことが可能となる。
【0037】本発明(請求項8)に係る通信装置は、第
1の網に接続された第1の通信インタフェースと、第2
の網に接続された第2の通信インタフェースと、インタ
ーネットパケットの送受信処理を行うIP処理部と、前
記第1の網および第2の網の一方の網から受信したデー
タについて、該一方の網のデータリンクレイヤ識別子を
参照して、あらかじめ定められた他方の網のデータリン
クレイヤ識別子を付与した上で、該他方の網に送出する
スイッチ手段と、前記スイッチ手段の使用が許可されて
いる主体(例えば、ユーザ、端末もしくはホームルー
タ、またはこれらの組み合わせ)を登録するテーブル手
段と、前記スイッチ手段の使用の申請があった場合、前
記テーブル手段を参照して、該申請に対し許可を与える
か否かを決定する決定手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0038】スイッチ手段においてはパケット毎のフィ
ルタリングなど、パケット毎のファイアウオール処理を
行うことができないが、本発明によれば、データを流す
際にスイッチ手段を用いることになる相手側ノード(デ
ータの送信ノード)が、信頼できるノードであるか否か
を事前に判断することが可能となり、本通信装置におけ
るセキュリティ対策の大幅な向上となる。
【0039】本発明(請求項9)に係る通信装置は、I
EEE1394インタフェースによる第1の通信インタ
フェースと、第2の通信インタフェースと、前記第1の
通信インタフェースから入力/出力される非同期パケッ
トの特定のレジスタの値と、前記第2の通信インタフェ
ースから出力/入力されるパケットのデータリンク識別
子との対応を記憶した対応テーブルと、前記第1の通信
インタフェースから非同期パケットの形で特定のレジス
タ宛に送られてきたパケットを、これに前記対応テーブ
ルで定められた識別子を付与して前記第2の通信インタ
フェースから送出するスイッチ手段とを備えたことを特
徴とする。
【0040】本発明によれば、IEEE1394の非同
期パケット転送のフェーズにおいても、その転送される
非同期パケットのヘッダにある宛先レジスタ(オフセッ
ト)の値から、暗示的にそのパケットの出力ポートおよ
び出力データリンクレイヤヘッダ値を登録しておくこと
により、上位レイヤの処理(例えばIPレイヤ)なし
に、データフォワーディングおよびフォーマット変換や
ヘッダの書き換えを行うことが可能となる。
【0041】本発明(請求項10)に係る通信装置は、
通信インタフェースとして用いるIEEE1394イン
タフェースと、前記IEEE1394インタフェースか
ら入力/出力される非同期パケットの特定のレジスタの
値と、その値のレジスタに向かって送出する非同期パケ
ットの属性情報とを、情報前記非同期パケットの受信ノ
ードに対して通知する通知手段とを備えたことを特徴と
する。
【0042】本発明によれば、1394インタフェース
に接続されたパケット処理を行う次段のノードに対し
て、以降、「該特定のレジスタの値の領域に対して、ど
のようなパケットを送信するのか」、例えば「どの宛先
アドレスのIPパケットを送信するのか」あるいは「ど
のアプリケーションパケットを伝送しようとしているの
か」、といったような属性情報を通知することができ
る。また、このような属性情報は、該次段のノードが、
該特定のレジスタの値を使った、データリンクレイヤス
イッチングを行う場合の指標となり、これに使うことも
可能となる。
【0043】本発明(請求項11)に係る通信装置は、
通信インタフェースとして用いるIEEE1394イン
タフェースと、前記IEEE1394インタフェースか
ら入力/出力される非同期パケットの受信ノードが指定
する特定の値のレジスタに向かって送出する非同期パケ
ットの属性情報を、該受信ノードに対して通知する通知
手段を備えたことを特徴とする。
【0044】本発明は、請求項10の発明のように上流
側の通信装置が特定のレジスタの値を定めて下流側に送
信する場合に、その送信パケットに付与する特定のレジ
スタの値については下流側の通信装置が定めるようにし
たものである。
【0045】本発明(請求項12)に係るルータ装置
は、パケットストリームが入力されるチャネルを識別す
るための入力側ラベルと、該パケットストリームが出力
されるチャネルを識別するための出力側ラベルとの対応
関係を参照して、入力されたパケットをラベルスイッチ
ングするスイッチ手段と、前記ラベルスイッチングによ
るパケット転送を許可するか否かの判断材料となる、ラ
ベルスイッチングパスの始点に関する情報を記憶する記
憶手段と、ラベルスイッチングパスの始点となるノード
もしくはネットワークの情報と、該ラベルスイッチング
パスを使用して転送されるべきパケットストリームの情
報とを含む、制御メッセージを受信する受信手段と、こ
の受信した制御メッセージに含まれる始点ノード/ネッ
トワークの情報と、前記記憶手段に記憶された情報とに
基づいて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関
係の記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に基
づいて、前記制御メッセージに示されるパケットストリ
ーム用に、自装置を通過するラベルスイッチングパスの
設定を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
【0046】これにより、どのようなノードが始点とな
ってラベルスイッチングパスを張ろうとしているかで、
その許否を制御することができる。
【0047】好ましくは、前記制御手段は、前記始点ノ
ード/ネットワークからのいずれのパケットストリーム
も前記ラベルスイッチングにより転送して良いと判断さ
れる場合に、許可すると判断するようにしてもよい。
【0048】これにより、例えば始点が宣言した通りの
ストリームをラベルスイッチングパスに流すかどうかを
信用しない場合に、宣言外のストリームがラベルスイッ
チングパスに流されても支障が生じない範囲で、ラベル
スイッチングパスの設定を許可することができる。
【0049】好ましくは、前記制御手段は、前記制御メ
ッセージが真に前記始点ノード/ネットワークから送信
されたものであるか否かを認証し、この認証結果が真で
あることを示す場合に、許可すると判断するようにして
もよい。
【0050】これにより、始点ノードとして正当ではな
いノードにより送信された制御メッセージによってラベ
ルスイッチングパスを設定することを回避することがで
きる。
【0051】また、好ましくは、前記制御手段は、前記
制御メッセージに含まれるパケットストリームの情報を
加味して、許可するか否かを判断するようにしてもよ
い。
【0052】これにより、始点が正当であれば宣言した
通りのストリームをラベルスイッチングパスに流すと信
用して、そのラベルスイッチを利用するのがどこから/
どこへのストリームであるのかによっても許否を制御す
ることができる。また、パケットストリームの情報を加
味して許否の判断を行うのを、始点ノード/ネットワー
クの認証結果が真であった場合とすれば、始点が正当で
あれば宣言した通りのストリームをラベルスイッチング
パスに流すと信用して、ストリーム毎の許否制御を行う
ことができる。
【0053】好ましくは、前記制御手段が前記ラベルス
イッチングパスの設定を行わなかった場合に、前記パケ
ットストリームに属するパケットを受信したら廃棄する
手段を更に備えるようにしてもよい。
【0054】あるいは、前記制御手段が前記ラベルスイ
ッチングパスの設定を行わなかった場合に、前記パケッ
トストリームに属するパケットを受信したらネットワー
ク層処理を施してホップバイホップ転送用のパスもしく
は自装置を始点とする該パケットストリーム用のラベル
スイッチングパスへ出力する手段を更に備えるようにし
てもよい。
【0055】好ましくは、前記記憶手段は、前記ラベル
スイッチングパスによるパケット転送を許可する場合に
提供する通信品質に関する情報を、各始点毎に、記憶す
るものであり、前記制御手段は、受信した前記制御メッ
セージに含まれる要求通信品質の情報と、前記記憶手段
に記憶された情報とにも基づいて、前記許否の判断を行
うようにしてもよい。
【0056】これにより、要求品質によっても許否を判
断することができる。
【0057】またこの場合に、前記制御手段が許可しな
いと判断したならば、前記パケットストリームに属する
パケットを受信したら該パケットストリーム用の別の、
前記ラベルスイッチングパスに対して要求されていた通
信品質よりも低品質の、ラベルスイッチングパス(自装
置を通過するものかもしれないし、自装置を始点とする
ものかもしれない)へ出力する手段を更に備えるように
してもよい。
【0058】これによって、例えば要求品質が条件を満
足しないために許可されなかった場合に、当該パケット
を別の低品質のパスで転送することができる。
【0059】好ましくは、前記ルータ装置は、ネットワ
ークセグメントの境界(例えば入口)に位置するもので
あり、前記制御手段が前記ラベルスイッチングを可能と
する対応関係の記憶を許可すると判断した場合には、前
記ネットワークセグメントの内部のルータは該許否の判
断を行わずに該ルータを通過するラベルスイッチングパ
スの設定を行えるように、許可を示す情報を含めた制御
メッセージを送信する手段を更に備えるようにしてもよ
い。
【0060】これにより、例えばインターネットサービ
スプロバイダー(ISP)の入口で許否判断したならば
そのISP内部では判断を省略することができる。
【0061】好ましくは、前記制御メッセージは、前記
ラベルスイッチングパス上の自装置に隣接するノードも
しくはネットワークの情報をも含むものであり、前記記
憶手段は、前記ラベルスイッチングによるパケット転送
を許可するか否かの判断材料となる、自装置の隣接ノー
ド/ネットワークに関する情報をも記憶するものであ
り、前記制御手段は、受信した前記メッセージに含まれ
る隣接ノード/ネットワークの情報と、前記記憶手段に
記憶された情報とにも基づいて、前記許否の判断を行う
ようにしてもよい。
【0062】これにより、始点情報だけでなく隣接情報
も判断材料に使って許否判断を行うことができる。
【0063】またこの場合に、好ましくは、前記制御手
段は、前記制御メッセージが真に前記始点ノード/ネッ
トワークから送信されたものであるか否かを認証し、前
記制御メッセージが真に前記隣接ノード/ネットワーク
から送信されたものであるか否かを認証し、いずれの認
証結果も真であることを示す場合に、許可すると判断す
るようにしてもよい。
【0064】これにより、始点ノードとして正当でない
ノードにより送信された制御メッセージによってラベル
スイッチングパスを設定することを回避することができ
るだけでなく、隣接ノードとして正当でないノードによ
り送信された制御メッセージによってラベルスイッチン
グパスを設定することも回避することができる。
【0065】好ましくは、前記記憶手段は、前記ラベル
スイッチングによるパケット転送を許可するか否かの判
断材料となる、ラベルスイッチングパスの終点に関する
情報をも記憶するものであり、前記制御手段は、受信し
た前記制御メッセージに含まれる、もしくは、該制御メ
ッセージ中のパケットストリームの情報から求められ
る、前記ラベルスイッチングパスの終点となるノードも
しくはネットワークの情報と、前記記憶手段に記憶され
た情報とにも基づいて、前記許否の判断を行うようにし
てもよい。
【0066】これにより、始点情報だけでなく終点情報
も判断材料に使って許否判断を行うことができる。
【0067】また、本発明において、前記制御メッセー
ジに含まれる、ラベルスイッチングパスを使用して転送
されるべきパケットストリームの情報(送信元/宛先)
が、該ラベルスイッチングパスの始点となるノード/ネ
ットワーク、および/または、終点となるノード/ネッ
トワークの情報を内包しているようにすることも、可能
である。
【0068】本発明(請求項24)に係るルータ装置
は、パケットストリームが入力されるチャネルを識別す
るための入力側ラベルと、該パケットストリームが出力
されるチャネルを識別するための出力側ラベルとの対応
関係を参照して、入力されたパケットをラベルスイッチ
ングするスイッチ手段と、前記ラベルスイッチングによ
るパケット転送を許可するか否かの判断材料となる、自
装置の隣接ノード/ネットワークに関する情報を記憶す
る記憶手段と、ラベルスイッチングパス上の自装置に隣
接するノードもしくはネットワークの情報と、該ラベル
スイッチングパスを使用して転送されるべきパケットス
トリームの情報とを含む、制御メッセージを受信する受
信手段と、この受信した制御メッセージに含まれる隣接
ノード/ネットワークの情報と、前記記憶手段に記憶さ
れた情報とに基づいて、前記ラベルスイッチングを可能
とする対応関係の記憶を許可するか否かを判断し、この
判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示されるパ
ケットストリーム用に、自装置を通過するラベルスイッ
チングパスの設定を行う制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0069】これにより、どのようなノードが自装置に
隣接してパスを張ろうとしているかで(始点については
これを併せて調べる構成と調べない構成とがある)、そ
の許否を制御することができる。
【0070】好ましくは、前記制御手段は、前記制御メ
ッセージが真に前記隣接ノード/ネットワークから送信
されたものであるか否かを認証し、この認証結果が真で
あることを示す場合に、許可すると判断するようにして
もよい。
【0071】これにより、隣接ノードとして正当ではな
いノードにより送信された制御メッセージによってラベ
ルスイッチングパスを設定することを回避することがで
きる。
【0072】好ましくは、前記制御手段は、前記制御メ
ッセージに含まれるパケットストリームの情報を加味し
て、許可するか否かを判断するようにしてもよい。
【0073】好ましくは、前記制御手段が前記ラベルス
イッチングパスの設定を行わなかった場合に、前記パケ
ットストリームに属するパケットを受信したら廃棄する
手段を更に備えるようにしてもよい。
【0074】あるいは、前記制御手段が前記ラベルスイ
ッチングパスの設定を行わなかった場合に、前記パケッ
トストリームに属するパケットを受信したらネットワー
ク層処理を施してホップバイホップ転送用のパスもしく
は自装置を始点とする該パケットストリーム用のラベル
スイッチングパスへ出力する手段を更に備えるようにし
てもよい。
【0075】好ましくは、前記記憶手段は、前記ラベル
スイッチングパスによるパケット転送を許可する場合に
提供する通信品質に関する情報を、各隣接毎に、記憶す
るものであり、前記制御手段は、受信した前記制御メッ
セージに含まれる要求通信品質の情報と、前記記憶手段
に記憶された情報とにも基づいて、前記許否の判断を行
うようにしてもよい。
【0076】これにより、要求品質によっても許否を判
断することができる。
【0077】またこの場合に、前記制御手段が許可しな
いと判断したならば、前記パケットストリームに属する
パケットを受信したら該パケットストリーム用の別の、
前記ラベルスイッチングパスに対して要求されていた通
信品質よりも低品質の、ラベルスイッチングパス(自装
置を通過するものかもしれないし、自装置を始点とする
ものかもしれない)へ出力する手段を更に備えるように
してもよい。
【0078】これによって、例えば要求品質が条件を満
足しないために許可されなかった場合に、当該パケット
を別の低品質のパスで転送することができる。
【0079】好ましくは、前記ルータ装置は、ネットワ
ークセグメントの境界(例えば入口)に位置するもので
あり、前記制御手段が前記ラベルスイッチングを可能と
する対応関係の記憶を許可すると判断した場合には、前
記ネットワークセグメントの内部のルータは該許否の判
断を行わずに該ルータを通過するラベルスイッチングパ
スの設定を行えるように、許可を示す情報を含めた制御
メッセージを送信する手段を更に備えるようにしてもよ
い。
【0080】これにより、例えばインターネットサービ
スプロバイダー(ISP)の入口で許否判断したならば
そのISP内部では判断を省略することができる。
【0081】好ましくは、前記制御手段は、前記制御メ
ッセージを送信した隣接ノードが、自装置が属するネッ
トワークセグメント内のノードであると判断できる場合
には、前記許可するか否かの判断を省略するようにして
もよい。
【0082】これにより、隣接が自セグメント内とわか
れば判断を省略することができる。
【0083】本発明(請求項26)に係るルータ装置
は、パケットストリームが入力されるチャネルを識別す
るための入力側ラベルと、該パケットストリームが出力
されるチャネルを識別するための出力側ラベルとの対応
関係を参照して、入力されたパケットをラベルスイッチ
ングするスイッチ手段と、前記ラベルスイッチングによ
るパケット転送を許可するか否かの判断材料となる、パ
ケットストリームに関する情報を記憶する記憶手段と、
ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
ットストリームの情報を含む、制御メッセージを受信す
る受信手段と、この受信した制御メッセージに含まれる
パケットストリームの情報と、前記記憶手段に記憶され
た情報とに基づいて、前記ラベルスイッチングを可能と
する対応関係の記憶を許可するか否かを判断し、この判
断結果に基づいて、前記制御メッセージに示されるパケ
ットストリーム用に、自装置を通過するラベルスイッチ
ングパスの設定を行う制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0084】これにより、どのようなパケットストリー
ムについてラベルスイッチングが要求されているかで
(始点および/または隣接についても併せて調べる構成
と調べない構成とがある)、その許否を制御することが
できる。
【0085】好ましくは、前記記憶手段は、前記ラベル
スイッチングパスによるパケット転送を許可する場合に
提供する通信品質に関する情報を、各ストリーム毎に、
記憶するものであり、前記制御手段は、受信した前記制
御メッセージに含まれる要求通信品質の情報と、前記記
憶手段に記憶された情報とにも基づいて、前記許否の判
断を行うようにしてもよい。
【0086】これにより、要求品質によっても許否を判
断することができる。
【0087】またこの場合に、前記制御手段が許可しな
いと判断したならば、前記パケットストリームに属する
パケットを受信したら該パケットストリーム用の別の、
前記ラベルスイッチングパスに対して要求されていた通
信品質よりも低品質の、ラベルスイッチングパス(自装
置を通過するものかもしれないし、自装置を始点とする
ものかもしれない)へ出力する手段を更に備えるように
してもよい。
【0088】これによって、例えば要求品質が条件を満
足しないために許可されなかった場合に、当該パケット
を別の低品質のパスで転送することができる。
【0089】好ましくは、前記ルータ装置は、ネットワ
ークセグメントの境界(例えば入口)に位置するもので
あり、前記制御手段が前記ラベルスイッチングを可能と
する対応関係の記憶を許可すると判断した場合には、前
記ネットワークセグメントの内部のルータは該許否の判
断を行わずに該ルータを通過するラベルスイッチングパ
スの設定を行えるように、許可を示す情報を含めた制御
メッセージを送信する手段を更に備えるようにしてもよ
い。
【0090】これにより、例えばインターネットサービ
スプロバイダー(ISP)の入口で許否判断したならば
そのISP内部では判断を省略することができる。
【0091】本発明(請求項27)に係るルータ装置
は、パケットストリームが入力されるチャネルを識別す
るための入力側ラベルと、該パケットストリームが出力
されるチャネルを識別するための出力側ラベルとの対応
関係を参照して、入力されたパケットをラベルスイッチ
ングするスイッチ手段と、前記ラベルスイッチングによ
るパケット転送を許可するか否かの判断材料となる、ラ
ベルスイッチングパスの終点に関する情報を記憶する記
憶手段と、ラベルスイッチングパスを使用して転送され
るべきパケットストリームの情報を含む、制御メッセー
ジを受信する受信手段と、この受信した制御メッセージ
に含まれる、もしくは、該制御メッセージ中のパケット
ストリームの情報から求められる、前記ラベルスイッチ
ングパスの終点となるノードもしくはネットワークの情
報と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前
記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の記憶を許
可するか否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記
制御メッセージに示されるパケットストリーム用に、自
装置を通過するラベルスイッチングパスの設定を行う制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0092】これにより、どのようなノードを終点とす
るラベルスイッチングパスを張ろうとしているかで、そ
の許否を制御することができる。
【0093】本発明(請求項28)に係るラベルスイッ
チングパスの設定方法は、パケットストリームが入力さ
れるチャネルを識別するための入力側ラベルと、該パケ
ットストリームが出力されるチャネルを識別するための
出力側ラベルとの対応関係を参照して、入力されたパケ
ットをラベルスイッチングすることを許可するか否かの
判断材料となる、ラベルスイッチングパスの始点に関す
る情報を記憶し、ラベルスイッチングパスの始点となる
ノードもしくはネットワークの情報と、該ラベルスイッ
チングパスを使用して転送されるべきパケットストリー
ムの情報とを含む、制御メッセージを受信する受信し、
この受信した制御メッセージに含まれる始点ノード/ネ
ットワークの情報と、前記記憶された情報とに基づい
て、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の記
憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に基づい
て、前記制御メッセージに示されるパケットストリーム
用に、自装置を通過するラベルスイッチングパスの設定
を行うことを特徴とする。
【0094】本発明(請求項29)に係るラベルスイッ
チングパスの設定方法は、パケットストリームが入力さ
れるチャネルを識別するための入力側ラベルと、該パケ
ットストリームが出力されるチャネルを識別するための
出力側ラベルとの対応関係を参照して、入力されたパケ
ットをラベルスイッチングすることを許可するか否かの
判断材料となる、自装置の隣接ノード/ネットワークに
関する情報を記憶し、ラベルスイッチングパス上の自装
置に隣接するノードもしくはネットワークの情報と、該
ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
ットストリームの情報とを含む、制御メッセージを受信
し、この受信した制御メッセージに含まれる隣接ノード
/ネットワークの情報と、前記記憶された情報とに基づ
いて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の
記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に基づい
て、前記制御メッセージに示されるパケットストリーム
用に、自装置を通過するラベルスイッチングパスの設定
を行うことを特徴とする。
【0095】本発明(請求項30)に係るラベルスイッ
チングパスの設定方法は、パケットストリームが入力さ
れるチャネルを識別するための入力側ラベルと、該パケ
ットストリームが出力されるチャネルを識別するための
出力側ラベルとの対応関係を参照して、入力されたパケ
ットをラベルスイッチングすることを許可するか否かの
判断材料となる、パケットストリームに関する情報を記
憶し、ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべ
きパケットストリームの情報を含む、制御メッセージを
受信し、この受信した制御メッセージに含まれるパケッ
トストリームの情報と、前記記憶手段に記憶された情報
とに基づいて、前記ラベルスイッチングを可能とする対
応関係の記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果
に基づいて、前記制御メッセージに示されるパケットス
トリーム用に、自装置を通過するラベルスイッチングパ
スの設定を行うことを特徴とする。
【0096】本発明(請求項31)に係るラベルスイッ
チングパスの設定方法は、パケットストリームが入力さ
れるチャネルを識別するための入力側ラベルと、該パケ
ットストリームが出力されるチャネルを識別するための
出力側ラベルとの対応関係を参照して、入力されたパケ
ットをラベルスイッチングすることを許可するか否かの
判断材料となる、ラベルスイッチングパスの終点に関す
る情報を記憶し、ラベルスイッチングパスを使用して転
送されるべきパケットストリームの情報を含む、制御メ
ッセージを受信し、この受信した制御メッセージに含ま
れる、もしくは、該制御メッセージ中のパケットストリ
ームの情報から求められる、前記ラベルスイッチングパ
スの終点となるノードもしくはネットワークの情報と、
前記記憶手段に記憶された情報とに基づいて、前記ラベ
ルスイッチングを可能とする対応関係の記憶を許可する
か否かを判断し、この判断結果に基づいて、前記制御メ
ッセージに示されるパケットストリーム用に、自装置を
通過するラベルスイッチングパスの設定を行う制御手段
とを備えることを特徴とする。
【0097】本発明によれば、特定の隣接ノードに限定
したLSP提供、特定のパケットストリームに限定した
LSP提供、さらに特定の始点ノードを持つ場合に限定
したLSP提供等を行うことが可能になり、セキュリテ
ィ面あるいは網リソースの使用(ポリシー制御)面にお
いて、ラベルスイッチを用いない場合と同様に問題を生
じることなく、ラベルスイッチを利用することが可能に
なる。
【0098】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0099】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0100】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0101】本発明は、マンション、アパート、寮等の
ように複数の住宅またはこれに相当するものが1つの建
物に集合されている集合住宅(ホテル等の集合住宅的な
宿泊施設も集合住宅と呼ぶものとする)ならばどのよう
な形態のものにもまたいくつの住宅(あるいは客室など
これに相当するもの;以下、住宅や客室などを含めて住
宅等と言う)を収容するものであっても適用可能であ
り、またその集合住宅に収容されるすべての住宅等を対
象とするのも一部の住宅等を対象とするのも任意であ
る。本実施形態では説明を簡単にするために4戸分の住
宅を収容するマンションを例にとって説明する。
【0102】図1に、本発明の一実施形態に係るシステ
ムのうち集合住宅のバックボーン網の部分の一構成例を
示す。
【0103】このマンションには、4戸分の住宅が収容
されているとともに、それらの住宅(以下、家庭と言
う)とは別に管理室が設けられている。また、4戸分の
住宅すべてにシステムを導入するものとする。
【0104】このマンションには、デジタル衛星放送受
信用の共同アンテナ101が設けられており、共同アン
テナ101により受信された放送信号は、同軸ケーブル
を通り、例えば管理室内に設けられた分配器102を介
して、同軸ケーブル経由で各家庭1〜4に分配される。
各家庭1〜4に入り込んだ同軸ケーブルはそれぞれ分配
器103〜106で終端される。各分配器103〜10
6からは、各家庭のテレビやセットトップボックスある
いはVTR等に接続される。なお、本発明はデジタル衛
星放送への適用に限定されるものではなく、デジタル地
上波放送、デジタルCATV放送などを受信する場合に
ももちろん適用可能である。
【0105】分配器102からは、上記の他に、管理室
内のデジタル放送蓄積サーバ107にも同軸ケーブルが
分岐される。
【0106】次に、図1に示されるように、このマンシ
ョンには「マンションバックボーンネットワーク」とし
てIEEE1394バスが敷設されている。すなわち、
IEEE1394バスを、管理室内のデジタル放送蓄積
サーバ107およびインターネットサーバ108ならび
に各家庭に配置されたホームルータ109〜112を1
394ノードとする、ネットワークとみなすことができ
る。
【0107】詳細は後述するが、放送蓄積サーバ107
は、受信した放送のうち所定の番組等を蓄積し、各家庭
内の端末からの要求に応じて該当するデータを配送す
る。ホームルータ109〜112は、マンションバック
ボーンネットワークと家庭内ネットワークを接続する。
インターネットサーバ108は、インターネットにアク
セスする際の代理サーバとNAT(Network A
ddress Translation)の働きをす
る。なお、インターネットへのアクセスを考えない場
合、インターネットサーバ108を省いてもかまわな
い。この場合、例えば、デジタル放送蓄積サーバ107
とホームルータ109を接続する。
【0108】図1には示していないが、上記の設備の他
に電話もしくはISDNの配線が、ネットワークの配線
として各家庭まで敷設されていてる場合もある(通常、
このような場合が多いと考えられる)。
【0109】なお、本実施形態では、4つのホームルー
タ109〜112が接続されているが、もちろん、3台
以下であってもよいし、より規模の大きい集合住宅等に
おいてより多数のホームルータを接続してもよい。
【0110】次に、本実施形態に係るシステムのうち家
庭内システムについて説明する。家庭内システムは、本
システムを導入する各家庭ごとに設けられ、バックボー
ン網を通じて管理室システムおよび他の家庭内システム
と相互に通信可能となる。
【0111】図2に、本家庭内システムのうち配線シス
テムの一構成例を示す。なお、図2は、家庭1を例にと
ってその様子を示しているが、他の家庭2〜4もその間
取り等に応じて具体的な構成が変わり得る以外は同じよ
うな考え方で構成される。
【0112】図2に示されるように、家庭1は、その内
部が、応接間、子供部屋、居間、台所等に区切られてい
る。管理室内の分配器102から同軸ケーブルを使って
分配されてきたデジタル放送波は、家庭1の分配器10
3を介して、各部屋すなわち応接間、子供部屋、居間、
台所の各情報コンセント201〜204に分配されるも
のとする。他の家庭2〜4についても、デジタル放送波
は、管理室内の分配器102から同軸ケーブル、そして
分配器を介して、各部屋に分配される。
【0113】ここで、情報コンセント201〜204に
ついて簡単に説明する。図3に、本実施形態の情報コン
セントの概観図の一例を示す。本情報コンセントには、
放送波受信のための同軸ケーブルのコネクタ211と、
家庭内バックボーンネットワークであるIEEE139
4のコネクタ(例えば電気コネクタもしくは光コネク
タ)212との少なくとも2つのコネクタが設けられて
いる。なお、この情報コンセントは、放送波受信のため
のコネクタとして複数個のコネクタ(例えば、通信衛星
用と衛星放送用と地上波用の各コネクタ等)を備えてい
るものであってもよいし、1または複数の放送波受信の
ためのコネクタとIEEE1394のコネクタに加えて
電話用のコネクタおよび/またはイーサネットのコネク
タを備えているものであってもよいし、その他にも種々
の形態が考えられる。
【0114】上記のように本情報コンセントは少なくと
もIEEE1394のコネクタを有しており、これらI
EEE1394のコネクタが相互に接続されて、家庭内
バックボーン(IEEE1394バックボーン)を構成
している。図2の家庭1の例の場合、ホームルータ10
9から、居間の情報コンセント203、台所の情報コン
セント204、子供部屋の情報コンセント202、応接
間の情報コンセント201が、相互にIEEE1394
ケーブルで相互接続されており、ホームルータ109お
よび情報コンセント201〜204のそれぞれがIEE
E1394ノードとして稼動している。他の家庭2〜4
でも同様にホームルータおよび情報コンセントのそれぞ
れがIEEE1394ノードとして稼動している。
【0115】なお、これらのIEEE1394ケーブル
および同軸ケーブルは、各家庭の壁の裏側等に配線され
ていることが望ましい。
【0116】さて、各家庭では、各部屋に家庭内システ
ムを構成する各種装置が配置され、分配器および/また
は情報コンセントに接続されている。以下では、家庭1
を例にとって各部屋に配置されている各装置について説
明する。図4に、家庭1の各部屋に配置されている各装
置の例を示す。
【0117】図4に示されるように、放送系の配線につ
ながる形として、応接間の情報コンセント201の同軸
ケーブルコネクタにSTB(セットトップボックス)内
蔵テレビ401が、子供部屋の情報コンセント202の
同軸ケーブルコネクタにセットトップボックス404
が、居間の情報コンセント203の同軸ケーブルコネク
タにセットトップボックス407が、それぞれ接続され
ている。接続ケーブルは同軸ケーブルである。
【0118】一方、1394系の配線につながる形とし
て、子供部屋の情報コンセント202の1394コネク
タにセットトップボックス404、デジタルVTR40
3、PC402がそれぞれディージチェーン状に接続さ
れている。また、居間の情報コンセント203の139
4コネクタにDVD406、セットトップボックス40
7が、それぞれディージチェーンで接続されている。接
続ケーブルは1394ケーブル(例えば電気ケーブルも
しくは光ケーブル)である。
【0119】また、各セットトップボックス404,4
07は、AVコネクタ(アナログコネクタ;映像端子と
音声端子)も有しており、それぞれAVコネクタを通し
てテレビ405,408とも接続されている。
【0120】以上から、本実施形態におけるセットトッ
プボックス404,407は、それぞれ、同軸ケーブル
コネクタ、1394コネクタ、AVコネクタの少なくと
も3種のインタフェースを持つことになる。もちろん、
これ以外のコネクタ、例えば電話/ISDNへの接続の
ためのコネクタなどを有しても構わない。
【0121】次に、上記のような家庭1内の接続状況
を、放送系のみに着目してまとめたものが図5である。
分配器103から分岐した放送波が、STB内蔵テレビ
401、セットトップボックス404,407に分岐し
ていることになる。
【0122】また、家庭1内の接続状況を、1394系
のみに着目してまとめたものが図6である。家庭内バッ
クボーンを通して、ホームルータ109、各情報コンセ
ント201〜204が相互接続され、さらに、各部屋の
1394機器402〜404,406,407が情報コ
ンセントに接続される形態となる。
【0123】なお、上記の家庭内システムの構成は一例
であり、情報コンセント数が3以下でも5以上でもよい
し、各部屋の装置の配置状況が相違するものであっても
よいし、機器台数や種類が増減したものであってもよ
い。
【0124】ところで、ホームルータ109〜112
は、前述のようにマンションバックボーン網にも接続さ
れている。この様子を示したものが図7である。図7の
ように、マンションバックボーン網は、デジタル放送蓄
積サーバ107、インターネットサーバ108、ホーム
ルータ109〜112を1394ノードとして構成され
ていることになる。
【0125】これらのことから分かるように、マンショ
ン1394バックボーン網と、各家庭内の1394バッ
クボーン網とは、ホームルータを介してルータ接続され
ていて、インターネット的に見ると別個のサブネットと
見ることができる。すなわち、マンションバックボーン
網と、各家庭のバックボーン網は、どちらもIEEE1
394により構成されているが、IPサブネットアドレ
スとしては、別個のものが与えられており、それぞれ異
なるIPサブネットとして、ルーティング処理などが行
われる。なお、後述するように、ビデオ転送などを行う
場合は、IPレイヤ処理を行うことなく、両バックボー
ン間で、データのやり取りを行うことができるようにし
ている。
【0126】以下では、上記にて説明したような環境下
での本実施形態のデジタル放送蓄積サーバ107、ホー
ムルータ109〜112、マンションバックボーン網、
家庭内バックボーン網、インターネットサーバ108の
構成、動作、典型的な使い方などについて説明する。
【0127】最初に、家庭内の端末、例えば図4に示す
子供部屋のPC402が、図1に示す管理室内のデジタ
ル放送蓄積サーバ107から、任意のテレビ番組を取り
出して、それをPC402に映し出しつつ、同じ子供部
屋のデジタルVTR403でデジタル録画する手順につ
いて説明する。
【0128】まず、PC402とデジタル放送蓄積サー
バ107は、インターネットプロトコル(IP)にて通
信を行う。これは、主に、システムの家庭の入り口に相
当する部分にセキュリティ等の理由によりファイアウオ
ールを配置するため、家庭内バックボーン網とマンショ
ンバックボーン網を直接IEEE1394でブリッジ接
続するのは難しく、ルータ接続とするのが適当と判断さ
れることによる。
【0129】デジタル放送蓄積サーバ107は、例えば
ホームページ等を通して、提供しているサービスを紹介
するものとする。
【0130】PC402は、デジタル放送蓄積サーバ1
07が提供しているサービスを紹介しているホームペー
ジ等を通して、録画する番組を申告したり、見たい番組
を要求したりすることができる。このときに使用するプ
ロトコルとしては、例えばHTTP(Hyper Te
xt Transfer Protocol)やRTS
P(Real Time Streaming Pro
tocol)がある。つまり、録画番組の申告をデジタ
ル放送蓄積サーバ107のホームページを参照して行な
ったり(この場合、両者の間のプロトコルはHTT
P)、RTSPを介して番組案内とその要求やサーバの
遠隔制御を行うことを基本として考える。なお、HTT
Pの詳細に関してはRFC2068に、RTSPの詳細
に関してはインターネットドラフトdraft−iet
f−mmusic−rtsp−02.psや特願平9−
115685等にそれぞれ開示されている。
【0131】このようにホームページ等を通して、イン
ターネットパケットがデジタル放送蓄積サーバ107に
到達する。パケットが到達するにあたっては、パケット
は家庭内のIEEE1394バス、ホームルータ10
9、そしてマンションバックボーン網のIEEE139
4バスを順に通ってくることになる。この場合のIEE
E1394バス上のインターネットパケットの伝送は、
例えばIETFにより標準化されるIPover139
4の方式に従うものとする。なお、ホームルータでのI
Pパケットの取り扱いについては後述する。
【0132】デジタル放送蓄積サーバ107には、大き
く分けて2つの機能がある。1つは、衛星放送から受信
した放送波のうち、適当なものを取り出して、内部に蓄
積する機能である。もう一つは、ユーザ(各家庭のユー
ザ)からの要求に従って、上記の蓄積したデータ(番組
など)から適当なものを取り出して、各家庭に配送する
機能である。
【0133】図8に、デジタル放送蓄積サーバ107の
内部構造の一例を示す。
【0134】図1の衛星放送アンテナ101から分配器
102および同軸ケーブルを通してやってきたデジタル
放送データは、例えば数百チャンネルの映像チャンネル
等が多重化(周波数多重、MPEG多重等)されてい
る。そこで、ユーザ蓄積要求解析部806からの要求に
従い、適当な周波数に変調された放送波データを、周波
数フィルタ801で取り出し、これを復調器802にて
復調し、例えばMPEGフレームとした上で、データ蓄
積部803にて蓄積する。もちろん、データ蓄積部80
3での蓄積の際に、MPEG多重されたデータのうちか
ら必要なもののみを取り出して蓄積する、いわゆるMP
EGフィルタリングを加えてもよい。
【0135】「どのチャンネル(どのMPEGフレーム
/データ)を蓄積すべきか」を判断して、それを周波数
フィルタ801に司令するのは、ユーザ蓄積要求解析部
806である。
【0136】この判断のためにユーザ蓄積要求解析部8
06に与えられるユーザからの蓄積チャンネルの指定要
求は、インターネットパケットを通じて、ユーザ宅の端
末から、このデジタル放送蓄積サーバ107に対して送
られてくる。具体的には、ユーザ宅の任意のインターネ
ット端末から、例えばWWWブラウザ経由で、「このチ
ャンネルとこのチャンネルを常時録画しておいてくださ
い」あるいは「このチャンネルの何曜日の何時から何時
までを録画しておいてください」等といった制御をユー
ザが行う。このような要求を、デジタル放送蓄積サーバ
107が、CGI等を経由して解釈し、要求された番組
/データをデータ蓄積部803に蓄積していく。なお、
このユーザによる設定情報等の制御情報も、このユーザ
蓄積要求解析部806にて蓄積しておいてもよい。
【0137】本実施形態においては、このユーザからの
要求は、IPパケットを介して送られてくる。すなわ
ち、家庭内の任意のインターネット端末から、その家庭
のホームルータ、マンションバックボーン網を介して、
デジタル放送蓄積サーバ107にIPパケットが到着す
る。このパケットは、IEEE1394インタフェース
810にて受信され、IP処理部809を経由してユー
ザ蓄積要求解析部806に渡される。ユーザ蓄積要求解
析部806は、ユーザがどのチャンネルあるいはデータ
の蓄積を望んでいるかを解析して、それを周波数フィル
タ801や、データ蓄積部803でのフィルタリング動
作に反映させる。
【0138】なお、周波数フィルタ801やデータ蓄積
部803では、ユーザから要求の有無にかかわらず、予
め定められたチャンネルやデータを常時(あるいはスポ
ット的に)録画・蓄積するようにしてもよい。この場
合、ユーザから要求の有無にかかわらず録画・蓄積すべ
きチャンネルやデータの指定は、例えば、マンションの
管理者等が適宜行なうものとする。
【0139】もちろん、蓄積するチャンネル等は必ずし
も1つとは限らない。
【0140】一方、ユーザからの「この番組が見たい」
という知らせ(データ取り出し要求)をデジタル放送蓄
積サーバ107が受信すると、この番組/データを取り
出して、これをユーザに向けて伝送する。具体的な伝送
の手順は後述するが、このデータ取り出し要求もIPパ
ケットを介して送られてくる。すなわち、家庭内の任意
のインターネット端末から、その家庭のホームルータ、
マンションバックボーン網を介して、デジタル放送蓄積
サーバ107にIPパケットが到着する。このパケット
は、IEEE1394インタフェース810にて受信さ
れ、IP処理部809を経由してユーザ取り出し要求解
析部807に渡される。ここで、ユーザがどのチャンネ
ルあるいはデータの取り出し、伝送を望んでいるかを解
析して、その番組の送信をユーザ取り出し要求解析部8
07が、データ選択取り出し部804に通知する。その
際の番組の選択やその制御プロトコルとしては、例えば
RTSP(Real Time Streaming
Protocol)等を用いる。
【0141】上記の要求を受けたデータ選択取り出し要
求解析部807は、まずユーザ毎使用帯域監視部808
に問い合わせを行う。マンションバックボーン網におけ
る帯域には上限があるため、ユーザ毎使用帯域監視部8
08では、デジタル放送蓄積サーバ107から各家庭へ
の同時映像/データ配信を、例えば数Mbpsあるいは
数チャンネルなどに抑えている。この各家庭への同時映
像/データ配信の上限値は、マンションの管理者と、各
家庭との契約に基づくものとしてもよい。
【0142】なお、同時映像/データ配信の制限の設定
は、ユーザごとではなく、他の単位、例えば各家庭の各
端末ごとに行なってもよい。
【0143】図9に、データ取り出し要求の到着から該
当するデータの送出までの手順の一例を示す。
【0144】まず、家庭ユーザからのデータ取り出し要
求が到着する(ステップS10)。この要求はIPパケ
ットの形で到着し、IP処理部809は、アドレスとポ
ート番号の組み合わせ等から、そのパケットがどのユー
ザからのデータ取り出し要求であるかを認識し、このパ
ケットをユーザ取り出し要求解析部807に送出する。
なお、データ取り出し要求を解析するプログラムに対し
て、特定のポート番号があらかじめ割り当てられるもの
とする。
【0145】ユーザ取り出し要求解析部807では、あ
らかじめ本蓄積サーバ107の使用を許可されたユーザ
であるかどうかの認証を行う(ステップS11)。認証
が通らない場合は、認証失敗通知をユーザに対して送り
返す(ステップS12)。認証が通った場合は、要求さ
れたサービスを開始するための準備に入る。
【0146】ここで、本実施形態のデジタル放送蓄積サ
ーバ107でのポリシーの一例を示す。本実施形態のデ
ジタル放送蓄積サーバ107では、マンションバックボ
ーン網の帯域や同期チャネル番号数に上限があるため、
契約家庭毎に、使用できる帯域あるいはチャネル番号数
に上限が設けられている。つまり、「家庭1は同じ視聴
チャンネル数3まで、合計配信帯域18Mbpsまで」
等といった制限を各家庭毎に記した図10のような表を
有し、「要求されたサービスを提供したときに、その家
庭により消費されるマンションバックボーン網等の資源
量が、このテーブルで定められた値以下にあるような場
合に、そのサービスを行う」という方法である。
【0147】データ選択取り出し要求解析部807は、
ユーザ毎使用帯域監視部808を通じて要求したユーザ
に割り当てられた帯域あるいはチャネル数を調べ(ステ
ップS13)、要求されたサービスの提供の可否を判断
し(ステップS14)、サービスが不可能である場合
は、ユーザに対してサービス不可能通知を行う(ステッ
プS15)。なお、サービス不可能通知には、その理由
(例えば規定チャンネル数を越えたことなど)を示す情
報を付加するようにしてもよいし、さらに上限値を確認
させるための情報を付加するようにしてもよい。
【0148】このようなサービスを迅速に実現するた
め、このデジタル放送蓄積サーバ107が、常に139
4バスの同期リソースマネージャになっていてもよい。
そのためには、同期リソースマネージャのprefer
enceの値を大きな値として持っておく等の方法が考
えられる。この場合は、自らが持っている同期リソース
マネージャのリソーステーブル(残余帯域と、残余同期
チャネル番号についてのテーブル)を参照できるので、
迅速な処理が可能になる。
【0149】ステップS14にて、上記のサービスを行
うことが可能であると判断された場合には、デジタル放
送蓄積サーバ107から、マンションバックボーン網を
通して、ユーザの端末に対して、データを送信するため
の通信資源を確保すべく、IEC1883等のプロトコ
ルを用いて、マンションバックボーン網の通信資源(帯
域、同期チャネル番号)を確保する(ステップS1
6)。その後、該サービスの要求端末(方向)に対し
て、FANP(Flow Attribute Not
ification Protocol)メッセージを
送出する(ステップS16)。FANPは、今後送信す
るデータの宛先(IPアドレス)と、リンクレイヤの識
別子情報(ここでは、同期チャネル番号)を隣接するノ
ードに対して通知するプロトコルである。このFANP
を用いて、デジタル放送蓄積装置107から、受信端末
までの通信資源の確保を行っていく。なお、FANPの
詳細は、電子情報通信学会交換システム研究会予稿SS
E97−19や特願平8−264496等に詳しく開示
されている。
【0150】このFANPメッセージには、宛先アドレ
スとして、データ配信を要求してきたノードのIPアド
レス、デジタル放送蓄積サーバ107がデータを配信す
る際に使用するマンションバックボーン網の同期チャネ
ル番号、伝送するデータの属性(例えば、MPEG映像
等)等の情報が入る。使用する帯域などについての情報
や、送信ノードのアドレス、エンド−エンドのACKメ
ッセージの要求の有無についての情報などが入ってもよ
い。
【0151】ここで、FANPの代わりにRSVP(R
esource Reservation Setup
Protocol)を用いて、通信資源の確保を行な
ってもよい。RSVPはIPレベルのシグナリングプロ
トコルであり、詳細はインターネットドラフト“dra
ft−ietf−rsvp−spec−15”や特願平
9−52125などに開示されている。
【0152】また、FANPとRSVPを併用しても、
もちろん構わない。この場合、RSVPにてデジタル放
送蓄積装置107から、受信端末までの通信資源の確保
を行なっていく。FANPは使用するデータリンク識別
子の隣接ノードへの通知に用いる。
【0153】次に、必要な通信資源が確保され、相手端
末への映像データなどのデータ転送の準備が整ったなら
ば、データ蓄積部803に蓄積されていたデータの伝送
が開始される。すなわち、ユーザ取り出し要求解析部8
07は、データ選択取り出し部804を介して、データ
蓄積部803から必要な(要求された)データを取り出
し(ステップS17)、CIPヘッダ付加部805に
て、1394上でのデータ転送に必要なフォーマットに
変換した上で、1394インタフェース(I/F)81
0を通して、データを送出する(ステップS18)。
【0154】次に、ホームルータ109の内部構造とそ
の働きについて一連のシーケンス図を参照しながら説明
する。
【0155】図11に、ホームルータ109の内部構造
の一例を示す。
【0156】本ホームルータ109は、マンションバッ
クボーン網側にIEEE1394インタフェース110
1を、家庭内バックボーン網側に第2のIEEE139
4インタフェース1105をそれぞれ持っている。
【0157】また、ホームルータ109は、その家庭内
のIPノードのIPアドレスを決定するためのDHCP
(Dynamic Host Configurati
onProtocol)サーバ処理部1112を持つ。
どのようなIPアドレスを与えるべきかについては、あ
らかじめマンションの管理者が決定しておくものとす
る。なお、マンション全体のアドレス管理を行っている
ノードが管理室内にあり、このノードが該DHCPサー
バ処理部1112に対して、与えるべきIPアドレスを
通知する方式を取ってもよい。なお、DHCPについて
はRFC1541や特願平8−316552等に詳しく
開示されている。
【0158】ここで、前述のようなPC402からホー
ムルータ109を介して、デジタル放送蓄積サーバ10
7にアクセスする場合を例として、図12にそのシーケ
ンス図を示す。以下、図12を参照しながら、ホームル
ータ109の動作を説明する。
【0159】まず、PC402は、デジタル放送蓄積サ
ーバ107にアクセスすべく、デジタル放送蓄積サーバ
107が立ち上げているホームページにアクセスする。
始めは、ユーザがデジタル放送蓄積サーバ107に対し
て、「このチャンネルを常時録画しておいてほしい」と
いう登録をするための、録画チャンネルの設定を行う場
合を考える。ここでは、デジタル放送蓄積サーバ107
のホームページに適当な書き込みや設定を行うことによ
り登録できるようになっているものとする。このため、
図8のデジタル放送蓄積サーバ107のIP処理部80
9では、WWWサーバのデーモンが走っている。PC4
02は、HTTPでデジタル放送蓄積サーバ107と情
報のやりとりを行うために、デジタル放送蓄積サーバ1
07宛てにIPパケットを送出する。
【0160】このパケットは、ホームルータ109で
は、単純なパケットフォワーディングとして扱われる。
前述の例のように、単純なIPパケットのフォワーディ
ングの際には、このIPパケットはIEEE1394の
非同期パケットとして、ARP(Address Re
solution Protocol)を通して認識さ
れたそのノードのしかるべきレジスタ宛に転送されてく
るので、例えばPC402からデジタル放送蓄積サーバ
107へのIPパケット転送の際には、IPパケット
は、次の順、すなわち1394インタフェース110
5、レジスタ処理部1108、IPルーチング処理を行
うIP処理部1109、レジスタ処理部1106、マン
ションバックボーン網側の1394インタフェース11
01という順で転送される。なお、レジスタ処理部11
06,1108は、それぞれ、転送されてくる1394
パケットのレジスタ値(オフセットアドレス値)を参照
してしかるべき処理部への振り分けやフィルタリングを
行うものである。この場合は、処理されるIPパケット
は単にホームルータにおいてルーチング処理をなされる
のみでよい。
【0161】なお、転送されてきたIPパケットがDH
CPパケット等の場合は、IP処理部1109において
パケットの宛先(自分宛のパケットであるか否か)やポ
ート番号などを解析し、しかるべき処理部にそのパケッ
トを転送する処理を行うことになる(例えばDHCPパ
ケットであることが判明したならば、DHCPサーバ処
理部1112に転送する等)。
【0162】また、マンションバックボーン側からみ
て、ホームルータにはなんらセキュリティ機能が備わっ
ていないとすると、その家庭へは電子的に入り放題とい
う形になってしまい、家庭網のプライバシやクラッカー
の脅威に対して、大変な問題がある。そこで、本ホーム
ルータにおいては、マンションバックボーン網側にファ
イアウオール/認証処理部1110を設けており、該フ
ァイアウオール/認証処理部1110が、その家庭にマ
ンションバックボーン網側から入ってくる全IPパケッ
ト(ただし、後述する同期チャネルを通じて入ってくる
IPパケットを除く)について、認証処理あるいはファ
イアウオール処理を行い、セキュリティを確保してい
る。
【0163】1394代理サービス処理部1111につ
いては後述する。
【0164】さて、デジタル放送蓄積サーバ107に到
達したHTTPのパケット(録画チャンネル設定パケッ
ト)は、前述のようにデジタル放送蓄積サーバ107内
にて処理を施され、この結果、ユーザの要求するデジタ
ル放送チャンネルの録画が自動的に行われる。
【0165】次に、ユーザは、その録画した番組を見る
ために、PC402を通してデジタル放送蓄積サーバ1
07のホームページにアクセスする。ユーザは、このホ
ームページの表示の「どこのチャンネルか」あるいは
「どの番組か」などについて設定を行い、RTSP等を
通して、見たい番組の設定を行う。このパケット(IP
パケット)のPC402とデジタル放送蓄積サーバ10
7との間のやり取りは、HTTPの場合と同様である
(RTSPはHTTPをベースとしている)。
【0166】なお、PC402は、RTSPパケットに
ユーザ情報としてある識別番号(P)を含ませてもよ
い。この識別番号の値によって、ユーザ側は、どのRT
SPパケットによる要求に対する設定であるかを、後に
照合することができるようになる。
【0167】データ取り出し要求により番組送信を要求
されたデジタル放送蓄積サーバ107は、前述のように
ユーザ認証やマンションバックボーン網の通信資源(帯
域、同期チャネル番号)の確保などをIEC1883等
を通して行った後、前述のFANPメッセージをホーム
ルータ109に向かって送出する。この場合、確保され
た同期チャネルを#xとする。このFANPメッセージ
には、ターゲット端末がPC402であること(PC4
02のIPアドレスが記載されている)、転送するデー
タがMPEG映像であること(IPパケットではない;
よってIEC1883で定められたMPEGover1
394の伝送フォーマットにて伝送されることを意味す
る)、その要求帯域が6Mbpsであること、ホームル
ータ109まではデジタル放送蓄積サーバ107が先に
確保した同期チャネル番号#xの同期チャネルを使って
伝送すること等が記されている。なお、FANPメッセ
ージには、必要な認証情報などが入っていてもよい。ま
た、ターゲット端末(この場合、PC402)におい
て、このFANPパケットが、前述のRTSPによる制
御に対応するものであることを認識することができるよ
うにするために、前述の識別番号(P)を、FANPパ
ケットに含んで送信してもよい。この値は、ターゲット
端末まで、書き換えられることなく伝送されるものとす
る。
【0168】このFANPパケットは、1394インタ
フェース1101、レジスタ処理部1106、IP処理
部1109を経由して、FANP処理部1107に到達
する。
【0169】FANP処理部1107では、まずターゲ
ットがPC402であることを認識し、該PC402と
つながるネットワークが家庭内バックボーン網であるこ
とを認識する。次に、MPEG映像を伝送するのに必要
な、家庭内バックボーン網であるIEEE1394バス
の通信資源(帯域、同期チャネル番号)#yを確保す
る。次に、IEC1883を使って、PC402のPC
R(プラグコントロールレジスタ)を設定し、PC40
2が同期チャネル#yからの情報を受信できるようにす
る。次に、PC402に向けて、FANPメッセージを
送出する。
【0170】このFANPメッセージには、ターゲット
端末がPC402であること(PC402のIPアドレ
スが記載されている)、転送するデータがMPEG映像
であること(IPパケットではない;よってIEC18
83で定められたMPEGover1394の伝送フォ
ーマットにて伝送されることを意味する)、その要求帯
域が6Mbpsであること、PC402までホームサー
バ109が先に確保した同期チャネル番号#yの同期チ
ャネルを使って伝送すること等が記されている。なお、
FANPメッセージには、必要な認証情報などが入って
いてもよい。また、前述のように、ターゲット端末(こ
の場合、PC402)において、このFANPパケット
が、前述のRTSPによる制御に対応するものであるこ
とを認識することができるようにするために、前述の識
別番号(P)を、FANPパケットに含んで送信しても
よい。
【0171】それと同時に、FANP処理部1107
は、1394スイッチ1103に、「マンションバック
ボーン網側から入力された同期チャネル番号#xから入
力された同期チャネルの信号は、家庭内バックボーン網
側の同期チャネル番号#yに転送する。転送データはM
PEGover1394である。」といったことを設定
する。そのために、1394スイッチ1103には、図
13のような設定テーブルを持っている。このようにし
て、1394スイッチ1103の設定がなされる。
【0172】その後、デジタル放送蓄積サーバ107
が、マンションバックボーン網の同期チャネル番号#x
の同期チャネルに対して、MPEG映像のデータ送出を
開始すると、これは1394インタフェース1101、
チャネル番号処理部1102、1394スイッチ110
3、チャネル番号処理部1104、1394インタフェ
ース1105を経由して、家庭内バックボーン網に転送
される。
【0173】ここで、入り側のチャネル番号処理部11
02は、1394スイッチ1103内の設定テーブル
(図13参照)にて設定された入力同期チャネル番号に
ついて、これをフィルタリングして取り出し、該同期チ
ャネル番号を持って入力されてきた同期パケットを、1
394スイッチ1103にフォワードする機能を持つ。
【0174】また、出側のチャネル番号処理部1104
は、1394スイッチ1103内の設定テーブル(図1
3参照)にて設定された出力同期チャネル番号を付与
し、これを同期パケットとして、1394I/F110
5を介して送出する機能を持つ。
【0175】さて、このMPEG映像データは、PC4
02に到達して、PC402上でPC内のMPEGデコ
ード処理と、画像表示機能を用いて、閲覧することが可
能である。
【0176】さらに、PC402からの制御により、デ
ジタル放送蓄積サーバ107から送られてきているMP
EG映像をデジタルVTR403にて録画することも可
能である。この手順について図12を参照しながら簡単
に説明すると、PC402はIEC1883を使ってデ
ジタルVTR403のPCR(プラグコントロールレジ
スタ)にアクセスし、同期チャネル番号#yからの信号
を受信するように設定し、さらにIEEE1394AV
/C(AV制御)プロトコルを用いて、録画モードにす
る。このようにすることにより、デジタルVTR403
には、PC402が要求したデジタル放送蓄積サーバ1
07からのMPEG映像が同期チャネル#yを通じて到
達し、それを録画することが可能となる(なお、このよ
うな手順については特願平9−115685に詳し
い)。
【0177】なお、図12においては、家庭内バックボ
ーン網の帯域予約はホームルータ109により行われて
いたが、この帯域予約を図14のように、PC402に
より行うことも可能である。この場合、ホームルータ1
09に対して、データリンクスイッチを行って、「映像
データを転送すべきは家庭内バックボーン網の同期チャ
ネル#yであること」を認識させる必要がある。このた
め、データ取り出し要求のメッセージにあるID番号
(p)を搭載し、「そのID番号を含むFANPメッセ
ージが到達したならば、そのFANPで通知された同期
チャネル(本実施形態の場合、#x)を家庭内バックボ
ーンの同期チャネル(#y)にデータリンクスイッチン
グすべきこと」を通知するメッセージが、PC402か
らホームルータ109に対して送られることになる。こ
れらのメッセージを元に、ホームルータ109は、内部
のテーブルを設定し、データリンクスイッチを実現す
る。
【0178】さて、上記では、高速通信あるいはリアル
タイム通信の1つの方法として、デジタル放送蓄積サー
バ107からの映像の伝送に、マンションバックボーン
網および家庭1の家庭内バックボーン網の同期チャネル
を使い、ホームルータにおける同期チャネル番号を参照
した1394スイッチ部による、データリンクスイッチ
によるスイッチングの例を示した。
【0179】以下では、高速通信あるいはリアルタイム
通信の他の方法として、同期チャネルの代わりに、IE
EE1394の非同期チャネルを用い、かつ、ホームル
ータにおいては、やはりデータリンク識別子のみを参照
した、データリンクスイッチの例を説明する。
【0180】この場合、ホームルータ109〜112の
構成において、2つのチャネル番号処理部(1102,
1104)夫々を、チャネル番号のみならず、非同期パ
ケットのレジスタオフセットの値を使ったフィルタリン
グ処理をも行うチャネル番号・レジスタオフセット処理
部にする修正を加えるだけである。以下、チャネル番号
・レジスタオフセット処理部に1102−2,1104
−2の符号を付して説明する。
【0181】ここでも、前述の場合と同様に、図4の家
庭1の子供部屋のPC402が、図1のデジタル放送蓄
積サーバ107から任意のテレビ番組を取り出して、そ
れをPC402に映し出しつつ、同じ子供部屋のデジタ
ルVTR403でデジタル録画する場合を考える。前述
の例との相違点は、実際のMPEG映像の伝送の際に、
同期チャネルではなく、非同期チャネル(非同期パケッ
ト)を用いる点である。図15にこの場合のシーケンス
図の一例を示す。
【0182】デジタル放送蓄積サーバ107が、映像デ
ータを出力する場合、図15のように、中継装置である
ホームルータ109に「どのレジスタオフセットを用い
て、映像データを送信して良いか」についての問い合わ
せを発行する。この問い合わせは、「ホームルータ10
9のマンションバックボーン網側のインタフェースにお
いて、空いているレジスタオフセットの値を使うことが
できるか」について伺いを立てるものと位置づけること
ができる。この問い合わせのパケットには、今後、この
レジスタオフセットを用いて、どのような通信をしよう
としているのか(例えば通信帯域や上位アプリケーショ
ンなど)に関する情報を搭載してもよい。
【0183】このオフセットアドレス問い合わせ/応答
のメッセージについては、アドレスレゾリューションパ
ケット(ARPパケット)を流用することも可能であ
る。すなわち、ARP要求として、上記の「どのレジス
タオフセットを用いて、映像データを送信して良いか」
についての問い合わせを発行し、ARPの解決アドレス
として、ARP応答メッセージとして、上記レジスタオ
フセットの値を通知してもらう方法である。
【0184】上記の問い合わせに対し、ホームルータ1
09は、現在空いている適当なレジスタオフセットの値
をデジタル放送蓄積サーバ107に送り返す。ここで
は、送り返されたレジスタオフセットの値が、#xであ
るとする。つまり、非同期パケットの宛先として、ホー
ムルータ109のノードIDと、#xを付与して出すこ
とを示している。
【0185】レジスタオフセットの値の返送を受けたデ
ジタル放送蓄積サーバ107は、前述の同期チャネルを
使う場合と同様に、隣接ノード(この場合、ホームルー
タ109)に対してデータリンクレイヤにおけるスイッ
チングを促すため、FANP(Flow Attrib
ute Notification Protoco
l)メッセージを送出する。このFANPメッセージに
は、宛先アドレスとして、データ配信を要求してきたノ
ードのIPアドレス(この場合、PC402)、デジタ
ル放送蓄積サーバ107がデータを配信する際に使用す
るレジスタオフセット値(#x)、伝送するデータの属
性(例えば、MPEG映像等)等の情報が入る。使用す
る帯域などについての情報や、送信ノードのアドレス、
エンドエンドのACKメッセージの要求の有無について
の情報などが入ってもよい。
【0186】次に、必要な手続きが終了し、相手端末へ
の映像データなどのデータ転送の準備が整ったならば、
データ蓄積部803に蓄積されていた、データの伝送が
開始される。すなわち、ユーザ取り出し要求解析部80
7は、データ選択取り出し部804を介して、データ蓄
積部803から必要な(要求された)データを取り出
し、CIPヘッダ付加部805にて、1394上の非同
期転送モードにおいて転送に必要なフォーマットに変換
した上で、1394インタフェース(I/F)810を
通して、データを送出する。その非同期パケットの宛先
は、前述のように、「ホームルータ109のノードI
D、レジスタオフセット#x」である。
【0187】次に、ホームルータ109の動作につい
て、一連のシーケンス図を見ながら説明する。
【0188】前述のデジタル放送蓄積サーバ107から
ホームルータ109に向かって送出されたFANPパケ
ットは、1394インタフェース1101、レジスタ処
理部1106、IP処理部1109を経由して、FAN
P処理部1107に到達する。ここでは、まずターゲッ
トがPC402であることを認識し、該PC402とつ
ながるネットワークが家庭内バックボーン網であること
を認識する。次に、デジタル放送蓄積装置107がホー
ムルータ109に対して行ったのと同様の、レジスタオ
フセット値の獲得手続きを家庭1の家庭内バックボーン
網について、PC402に対して行う。獲得できたレジ
スタオフセット値が#yであるとする。次に、PC40
2に向けて、FANPメッセージを送出する(PC40
2は、この段のネットワーク上に存在しているので、送
出しなくてもよい。)これと同時に、FANP処理部1
107は、1394スイッチ1103に、「マンション
バックボーン網側から入力されたレジスタオフセット#
x宛てのパケットは、家庭1の家庭内バックボーン網側
に、PC402(のノードID)のレジスタオフセット
#y宛ての非同期パケットに書き直した上で、家庭1の
家庭内バックボーン網に送出する」といった設定を行
う。その際の設定テーブルの内容は図16のようにな
る。このようにして、1394スイッチ1103の設定
がなされる。
【0189】その後、デジタル放送蓄積サーバ107
が、マンションバックボーン網に、ホームルータ109
のレジスタオフセット#x宛てに、非同期パケットでM
PEG映像のデータ送出を開始すると、送出されたデー
タは、1394インタフェース1101、チャネル番号
・レジスタオフセット処理部1102−2、1394ス
イッチ1103、チャネル番号・レジスタオフセット処
理部1104−2、1394インタフェース1105を
経由して、家庭内バックボーン網に転送される。この
間、図16のテーブルを参照することにより、IP処理
は行われず、データリンクレイヤヘッダのみを参照した
スイッチングが行われている。
【0190】ここで、入り側のチャネル番号・レジスタ
オフセット処理部1102−2は、1394スイッチ1
103内の設定テーブル(図16参照)にて設定された
入力レジスタオフセット値について、これをフィルタリ
ングして取り出し、該レジスタオフセット値を持って入
力されてきた非同期パケットを、1394スイッチ11
03にフォワードする機能を持つ。
【0191】また、出側のチャネル番号・レジスタオフ
セット処理部1104−2は、1394スイッチ110
3内の設定テーブル(図16参照)にて設定された宛先
ノードID(この場合、PC402のノードID)とし
てレジスタオフセット値を付与し、これを非同期パケッ
トとして、1394I/F1105を介して送出する機
能を持つ。
【0192】このMPEG映像データは、PC402に
到達して、PC402上でPC内のMPEGデコード処
理と、画像表示機能を用いて、閲覧することが可能であ
る。
【0193】なお、この場合は、MPEG映像の伝送を
非同期パケット、すなわちベストエフォートにて行って
いるため、通信品質の保証は必ずしもなわれておらず、
高品質の映像をユーザが求めている場合には、アプリケ
ーションレイヤでの対応が必要になる。また、非同期転
送モードの際には、バスリセットの前後にノードIDが
変化する可能性があるので、このような場合は、オフセ
ットアドレス問い合わせ/応答メッセージなどのやり取
りを再度行う必要がある。
【0194】次に、マンションの家庭間で行なわれる家
間通信を行う場合について説明する。家間通信の例とし
て、図1の家庭1と家庭2との間での通信を想定する。
まず、家庭1のユーザが、家庭2のVTR(図4のVT
R403に相当;以下、403−2と付す)にアクセス
して、該VTR(403−2)に録画してあるMPEG
映像データを家庭1の家庭内バックボーン網、マンショ
ンバックボーン網、家庭2の家庭内バックボーン網を経
て、家庭1のPC402に映し出すプロセスを例として
説明する。なお、説明の簡略化のため、家庭2の中の装
置構成も図4と同様の構成になっているものとする。ま
た、以下、VTR(403−2)と同様に参照符号に−
2を付してあるものは、家庭2の機器(図4の各機器
(−2を除いた参照符号を持つもの)に相当するもの)
であることを示すものとする(図17、図18、図21
も同様)。
【0195】まず、家庭2のホームルータ110は、他
の家庭(本例では家庭1)に対して、家庭2の中にどの
ような装置および/またはサービスが提供されているか
を紹介する。このサービスをディレクトリサービスと呼
ぶものとする。
【0196】ところで、各家庭のユーザは、自分の家庭
の中の装置構成やサービス、ましてそのコンテンツなど
を他の家庭に公開することには、一般にプライバシの問
題もあり、大きな抵抗があることが考えられる。そこ
で、本実施形態では、家庭の中の装置構成やサービスの
うち、どれを外部に公開するかを選択的に設定できる機
構を提供する。この設定は、家庭の内部からでも、家庭
の外部からでも、どちらからでも行うことができる。
【0197】まず、家庭内部から公開する装置および/
またはサービスを設定する方法について説明する。ま
ず、ホームルータ110は、家庭2内の装置、サービス
についての情報を収集する。なお、この手順の詳細はイ
ンターネットのサービスロケーションプロトコル(イン
ターネットドラフトのdraft−ietf−svrl
oc−rotocol−15.txt)、IEEE13
94スペック(IEEE1394−1995 spec
ification)、特願平9−115685等に詳
しく開示されている。
【0198】この手順の一例を図17に示す。図17の
ように、ホームルータ110は、サービスロケーション
プロトコルのディレクトリエージェント(DA)となっ
ている。最初に、家庭内のサービスロケーションプロト
コルが実装されたノードからの、サービスリクエスト
(predicate=DA,宛先IPアドレス=ディ
レクトリエージェントディスカバリ用マルチキャストア
ドレス)をホームルータ110は受信する。このメッセ
ージは、「ディレクトリサーバはどこにあるのか」をネ
ットワークに尋ねる意味がある。このサービスリクエス
トに対し、ホームルータ110は、自身がディレクトリ
サーバであることを示すDAアドバタイズメントを送り
返す。このDAアドバタイズメントを受けたノードは、
自分がどのようなサービスを行っているかについての情
報を登録するサービス登録メッセージを、ホームルータ
110に対して送出する。ホームルータ110がサービ
スACKを送り返すことで、サービスの登録は終了す
る。
【0199】また、上記の手順とは別に、図18のよう
に、ホームルータ110が、家庭2の家庭内ネットワー
クに接続された1394ノードのコンフィグレーション
メモリの読み込みを順次行っていくことにより、各13
94ノードのレジスタから、その接続された機器につい
ての情報を収集する。通常は、機種名やメーカ名などを
入手できる。
【0200】さらに、手設定による情報入力などを行う
ようにしてもよい。
【0201】これらの方法を通して、ホームルータ11
0は、家庭2内に存在する、ネットワークに接続された
サービスあるいは機器についての情報を収集する。
【0202】これら収集したサービスあるいは機器につ
いての情報のうち、家庭2のユーザが外部に見せてもよ
いと考えるサービス/機器もあれば、外部には見せたく
ないと考えるサービス/機器もあろう。そのため、ホー
ムルータ110には、家庭2内に存在すると認識したサ
ービス/機器のうち、どれを外部に見せてもよいかをユ
ーザ側に選択させる手順を持つ。
【0203】例えば、ホームルータ110の何らかの画
面上に、認識されたサービス/機器の一覧を表示し、ユ
ーザに対して「どのサービス/機器を外に見せてもよい
ですか?」といった聞き方で、ユーザに選択をさせる、
といった方法が考えられる。この場合は、ホームルータ
110自身がWWWサーバとなって、ホームページを持
ち、このホームページ上でどのサービスあるいは機器を
外に見せるか(家庭外からの制御を可能にするか)を選
択できるようにしておけば、このホームページをアクセ
スすることによって、家庭の内外からの「どの機器/サ
ービスを、見せる/見せない」に関する制御を可能にす
ることができる。
【0204】なお、選択された公開する端末/サービス
は、サービス表示テーブル1114に登録される。
【0205】上記の方法であれば、家庭外からの設定も
可能である。ただし、家庭外から、このホームページを
通した設定を行うためには、その設定の前に、その設定
を行う者について、許されたその家庭2のユーザである
か否かを認証するステップを設けるのが望ましい。この
場合の手順の一例を図19に示す。
【0206】また、例えばMicrosoft社のウイ
ンドウズ95等のように「共有」の機能を提供するOS
を搭載した機器については、このウインドウズOS等に
含まれる「共有」の機能を用いても、これを実現するこ
とができる。すなわち、共有において、同じワークグル
ープに属している場合について、その機器を外に見せ
る、といった方法である。
【0207】このようにして、家庭外に見せてもよいサ
ービス、機器が設定される。ここでは、家庭2のデジタ
ルVTR(402−3)とPC(402−2)を外部に
見せてもよいサービス/装置として登録したものとす
る。
【0208】さて、ホームルータ110は、マンション
バックボーン側(あるいは、電話/ISDN端子側)に
対して、サービスロケーションプロトコルを稼動する場
合に、サービス要求(サービスロケーションプロトコル
におけるサービスタイプリクエスト、サービスリクエス
ト、属性リクエストの各メッセージ)に対して、ホーム
ルータ110以外の家庭2外のノードには、デジタルV
TR(403−2)とPC(402−2)あるいはPC
(402−2)上で稼動しているしかるべきサービスの
みを外部に見せる。
【0209】例えば、図20のシーケンスのようにし
て、サービスタイプとして、デジタルVTR(403−
2)と、ホームルータ110にて稼動しているWWW
(HTTP)サーバ、PC(402−2)にて稼動して
いるファイルサーバのサービスのみを外部に見せるよう
に設定したとすると、それらのサービスのロケーション
がサービスタイプリプライメッセージ等に含められて、
外部に紹介される。
【0210】その際、IPのサービスロケーションプロ
トコルによって登録されたサービス(例えば、IP端末
であるPC(402−2)で提供されるサービスや、ホ
ームルータ110で提供されるサービス)については、
そのまま、その装置のIPアドレス(あるいはドメイン
ネームなど)を使って、サービスの広告が行われる。ま
た、1394端末であるデジタルVTR(403−2)
については、ホームルータ110が代理サーバとして、
自分のアドレスと、デジタルVTRを特定できるポート
番号と共に、これを外部に広告する。以降、そのアドレ
スに対して、RTSP等を用いて、その制御要求がきた
場合は、これを1394コマンドに翻訳して、デジタル
VTR(403−2)に通知したり、必要な通信資源を
確保するなりの動作を行うことになる。これらは、13
94代理サービス処理部1111の役割である。選択さ
れた端末/サービスは、サービス表示テーブル1114
に登録される(なお、以上の手順は特願平9−1156
85に詳しく開示されている)。
【0211】次に、上記のようにして家庭2のホームル
ータ110に登録されたサービス/装置情報をもとに、
家庭1のPC402から、家庭2のデジタルVTR(4
03−2)を制御して、該家庭2のデジタルVTR(4
03−2)内に録画された映像データを、家庭1のPC
402上で見る場合の手続きについて図21を参照しな
がら詳述する。
【0212】まず、家庭1のPC402は、家庭2のホ
ームルータ110にアクセスし、サービスタイプリクエ
ストを送出する。PC402上のGUI(Graphi
cal User Interface)は、Webの
ホームページなどでよい。家庭2のホームルータ110
は、自身のWWWサーバ、PC(402−2)のファイ
ルサーバ、それにデジタルVTR(403−2)につい
てサービスタイプリプライを行う。続いて、サービスタ
イプリクエストや属性リクエストを行って、そのサービ
スや機器についてのアドレス情報やその属性情報を入手
する。家庭1のPC402上に表示されるGUIの例を
図22に示す。
【0213】次に、家庭1のPC402は、例えば図2
2のGUI上で家庭2のデジタルVTR(403−2)
を選択し、その端末もしくはサービスに対して遠隔制御
コマンドを発行する。具体的には、RTSPを使って、
ある特定の番組の再生コマンドを発行する。実際には、
このコマンドは、代理サーバである家庭2のホームサー
バ110のあらかじめ定められたポートに到達する。
【0214】すると、家庭2のホームルータ110は、
これが家庭2のデジタルVTR(403−2)への遠隔
操作要求であることを認知し、家庭2のデジタルVTR
(403−2)の遠隔操作をすべく必要な処理を行う。
まず映像伝送に必要な通信資源を確保すべく、家庭2の
家庭内バックボーン網の通信資源(帯域、同期チャネル
番号#x)を獲得する。次に、その同期チャネルについ
て、データ送信を促すIEC1883と、デジタルVT
R用に定められた1394AV/Cプロトコルを用い
て、家庭2のデジタルVTR(403−2)に対して、
データ送出を働きかける。
【0215】これと前後して、家庭2のホームルータ1
10は、マンションバックボーン網上に、映像伝送に必
要な通信資源(帯域、同期チャネル番号#y)を獲得
し、IEC1883にて、家庭1のホームルータ109
に、データ受信を促す。
【0216】この時点で、家庭2のホームルータ110
は、家庭2のバックボーン網側の同期チャネル#xと、
マンションバックボーン網側の同期チャネル#yとが互
いに対応することを認識し、図12や図14を参照しな
がら先に説明したように、内部の1394スイッチ11
03のテーブルの設定を行う。
【0217】その後、前述したFANPメッセージをホ
ームルータ109に対して送出する。このFANPメッ
セージには、ターゲット端末が家庭1のPC402であ
ること(PC402のIPアドレスが記載されてい
る)、転送するデータがMPEG映像であること(IP
パケットではない。よって、IEC1883で定められ
たMPEGove1394の伝送フォーマットにて伝送
されることを意味する)、その要求帯域が6Mbpsで
あること、家庭1のホームルータ109まで家庭2のホ
ームサーバ110が先に確保した同期チャネル番号#y
の同期チャネルを使って伝送すること等が記されてい
る。なお、FANPメッセージには、必要な認証情報な
どが入っていてもよい。この認証情報には、そのFAN
Pパケットの送出元が家庭2のホームルータ(あるいは
家庭2のユーザ)である旨の情報や、そのFANPパケ
ットが改ざんされていないことを証明する認証情報等が
含まれていてもよい。
【0218】FANPメッセージを受信した家庭1のホ
ームルータ109の動作は、図12等を参照しながら説
明した場合とほぼ同様である。すなわち、家庭1のホー
ムルータ109内のスイッチ使用許可テーブル1113
を参照して、家庭2のユーザが家庭1のホームルータに
おいて、1394スイッチ1103を介してデータリン
クレイヤの識別子のみの参照により、パケット(フレー
ム)のフォワーディングを行なってもよいかどうかにつ
いてチェックを行ない、これが許可されている場合に
は、その導通を許可する。
【0219】ここで、スイッチ使用許可テーブル111
3への設定については、例えば図23のように、導通が
許可されるユーザあるいは端末、ホームルータの一覧表
が用意されており、このテーブルへの設定という形で、
該設定が行なわれる。
【0220】さて、家庭1内のホームルータは、導通が
許可されると、家庭1内の家庭内ネットワークにおい
て、同期チャネル#zを確保し、家庭1のホームルータ
109は、マンションバックボーン網側の同期チャネル
#yと、家庭1の家庭内バックボーン網側の同期チャネ
ル#zとが互いに対応することを認識し、図12等を参
照しながら説明した場合と同様に、内部の1394スイ
ッチ1103のテーブルの設定を行う。
【0221】結局、実際の家庭2のデジタルVTR40
3から、家庭1のPC402への映像データは、家庭2
の家庭内バックボーン網、家庭2のホームルータ110
の1394スイッチ、マンションバックボーン網、ホー
ムルータ109の1394スイッチ、家庭1の家庭内バ
ックボーン網を通して、PC402に到達する。よっ
て、家庭1のPC402上で家庭2のデジタルVTR4
03−2からの映像を見ることができるようになる。
【0222】この場合、転送されるデータは必ずしもI
Pパケットではないこと、1394スイッチの使用のた
めの認証のステップがFANP内の領域として確保して
もろいこと等から、この同期チャネルおよびデータリン
クスイッチングの場合は、ホームルータ内でのIPパケ
ット毎のパケットフィルタリング/ファイアウオール処
理を省略することができる。これは、一般にパケットフ
ィルタリングは処理負荷のかかるため、映像通信などの
広帯域通信を行う場合には、極めて有益である。しかし
ながら、パケットフィルタリング無しでのパケット透過
ができてしまうことから、認証等の運用は慎重に行うべ
きであることは言うまでもない。
【0223】インターネットサーバ108は、インター
ネットにアクセスする際の代理サーバとNAT(Net
work Address Translation)
の働きをする。端末(例えば、PC402)は、インタ
ーネットサーバ108にまずアクセスする。インターネ
ットサーバ108は、いわゆるプロキシサーバや、NA
Tの機能を使うことにより、マンション内部のアドレス
構造が外部に見えないようにしている。よって、マンシ
ョン内部ではプライベートIPアドレスでの運用が可能
である。
【0224】さて、上記ではネットワークレイヤのパケ
ットをそれより下位のレイヤの処理によってスイッチン
グする際のセキュリティーに関してホームルータとIE
EE1394に適用した場合について説明しているが、
以下では、これを一般的なラベルスイッチングに適用し
た例を示す。
【0225】ここで、以下の説明で使用される語句と、
これまでの実施形態において使用された語句との対応に
ついて示しておく。なお、基本的に、以下の説明で使用
される語句は、これまでの実施形態において使用された
語句を包含するより一般的な概念である。 ・「パケットストリーム」は、「データ(例えば映像デ
ータ)」と対応する。 ・「チャネル識別子(ラベル)」は、「リンクレイヤの
識別子(例えば同期チャネル番号)」と対応する。 ・「ラベルスイッチングによるパケット転送」は、「同
期チャネル#x:#yの対応関係が設定テーブルに記憶
された1394スイッチによるデータ転送」/「139
4スイッチによる、データリンクレイヤ識別子のみの参
照で行われるパケット(フレーム)のフォワーディン
グ」/「導通」/「データリンクスイッチング」と対応
する。 ・「LSPの中継点のルータ」は、「マンションバック
ボーン網と家庭内網との境界にあるホームルータ」と対
応する。 ・「LSP設定要求メッセージ」は、「FANPメッセ
ージ」と対応する。 ・「LSP設定要求メッセージの送信元を示す情報(L
SPを設定してあげるべき隣接ルータ(登録された)と
の比較対象となるもの)」は、「FANPパケットの送
出元が家庭2のホームルータである旨の情報(導通が許
可される主体(登録された)との比較対象となるも
の)」と対応する。 ・「LSPに流したいストリームに関する情報(宛
先)」は、「ターゲット端末のIPアドレス」と対応す
る。 ・「ポリシーテーブル」は、「スイッチ使用許可テーブ
ル」と対応する。 なお、「LSPの始点となるノード」と、「(この)L
SPに流したいストリームの送信元」とを、以下では区
別して説明するが、これまでの実施形態においてはそれ
らが同じもの(家庭2のユーザあるいは端末)である例
を示した。これまでの実施形態でも、家庭2のユーザあ
るいは端末が、導通が許可される主体(登録された)と
の比較対象となり得ることは示されている。
【0226】以下では、キャンパス/企業網、インター
ネットサービスプロバイダー(ISP)網などから構成
される広域IPネットワークにおいて、ラベルスイッチ
ングパス(LSP)を設定する範囲の限定、およびLS
Pを利用できるパケットストリームの限定を行う実施形
態について説明する。これら範囲や対象の限定は、後述
するLSP設定制御手順によって行われる。
【0227】本発明では、例えば、あるセグメントにと
って、すべての外部セグメントから/へのパケットスト
リームの送受信はしないか、あるいは特定のパケットス
トリーム(送受信アドレスやアプリケーション等により
指定される)に限定して外部セグメントとのパケット送
受信をしたいような場合、セグメント外部のノードを始
点/終点とするLSPの設定はしないか、あるいは特定
のストリームしか送受信されないことが確実な場合に限
りセグメント外部を始点/終点とするLSP設定を行え
ることが望ましい。
【0228】また、例えば、あるセグメントにとって、
特定のセグメントとの間でのみLSPによるパケットス
トリームの送受信を行って、その他のセグメントから/
へのパケットストリームの送受信はしないか、あるいは
パケット毎のフィルタリングを行いたいような場合、そ
の特定のセグメント内のノードを始点/終点とするLS
Pのみを設定できることが望ましい。さらに特定のセグ
メントとの間で特定のパケットストリームに限定して送
受信したいような場合、そのセグメントとの間で特定の
ストリームしか送受信されないことが確実な場合に限り
そのセグメントとのLSP設定を行えることが望まし
い。
【0229】また、例えば、あるセグメントにとって、
他のセグメントにまたがるLSPの設定を、LSPの始
点や終点による制限ではなく、隣接するセグメントによ
る制限として、1)あらかじめ契約等により定めた特定
の隣接セグメントの特定の隣接ルータにまたがるLSP
設定に制限したい場合、2)あらかじめ契約等により定
めた特定の隣接セグメントにまたがる特定のストリーム
を運ぶLSPに制限したい場合、3)上記の1)と2)
の両方の制限をしたい場合、などが考えられる。
【0230】以上のように、ラベルスイッチングを利用
した場合でも特定のセグメントに/から流入/流出する
パケットストリームを制限することで従来と同様のセキ
ュリティ機能を維持できること、また特定のセグメント
との間や特定のセグメントの特定の隣接ルータとの間で
のLSP設定に限定することで通信帯域やラベル値など
の網リソースの消費を制限できることが望ましい。
【0231】なお、隣接ルータとは、物理リンクで直接
接続された隣接ルータだけでなく、なんらかの論理リン
ク(データリンク層の仮想コネクションあるいはLSP
で作られたトンネルなど)によって接続されたルータも
含むものとする。
【0232】図24に、広域IPネットワークの一例を
示す。図24に示されるように、この広域IPネットワ
ークは、3つのネットワークセグメント、すなわち、境
界ルータ2011,2012,2013,2014およ
び内部ルータ2015,2016より構成されるネット
ワークセグメント2010、境界ルータ2021,20
22,2023,2024および内部ルータ2025よ
り構成されるネットワークセグメント2020、境界ル
ータ2031,2032,2033および内部ルータ2
034より構成されるネットワークセグメント2030
を含んでいる。本ネットワークでは、ネットワークセグ
メント2010とネットワークセグメント2020と
は、2個所(すなわち、境界ルータ2012−2021
間と境界ルータ2013−2024間)で相互接続され
ているものとする。なお、各ネットワークセグメント
は、図示したルータ以外に他のルータを含んでいても良
い。
【0233】図25に、本実施形態に係るラベルスイッ
チルータの構成例を示す。本実施形態に係るLSP設定
制御手順は、このラベルスイッチルータによって行われ
る。
【0234】図25に示されるように、このラベルスイ
ッチルータは、ATMセル、フレームリレーフレーム、
あるいは他の形式のラベルヘッダの付与されたフレーム
の送受信を行う、k(kは任意数)個の送受信インタフ
ェース部4001−1〜4001−k、いずれかの送受
信インタフェース部(4001−1〜4001−k)で
受信したフレームの受信ラベル値をもとに決定された他
のいずれかの送受信インタフェース部(4001−1〜
4001−k)へフレームを転送するスイッチ部400
3、コントローラ部4000を備えている。
【0235】コントローラ部4000は、ラベル付きフ
レームからレイヤ3パケットを抽出し(フレームをパケ
ットに変換し)およびその逆変換(パケットからフレー
ムへの変換)を行うフレーム・パケット変換部400
4、レイヤ3パケットの転送処理(データパケットであ
れば経路表4011に従い所定の次段ノードへの転送処
理、制御パケットであれば制御メッセージ処理部400
6へ転送)を行うパケット転送部4005、LSP制御
(設定・解放、隣接認識など)に関わるメッセージの送
受信処理を行いLSP制御部4007への通知を行う制
御メッセージ処理部4006、LSPの状態管理や設定
・解放制御に関わる処理を行うLSP制御部4007、
LSP設定・解放に伴うスイッチ部4003の設定変更
等の制御を行うスイッチ制御部4008、後述するLS
P設定可否の判断に関するポリシー的なルールを記憶す
るポリシー管理部4009、ラベル値や通信帯域などの
網リソースの観点からLSP設定が可能か否かを判断す
るためのリソース使用状況を記憶するリソース管理部4
010、レイヤ3ルーティングプロトコルに基づき管理
する経路情報を記憶する経路表4011、などから構成
される。
【0236】なお、パケット転送部4005として説明
した、データパケットを経路表4011に従い所定の次
段ノードへ転送する機能は、持たないように本装置を構
成することも可能である。
【0237】以下では、図24の広域IPネットワーク
と図25のラベルスイッチルータを用いて、設定可否の
制御のバリエーションに関して4つのLSP設定制御の
例について順番に説明する。なお、以下では、ネットワ
ークセグメントを略してセグメントと呼ぶものとする。
【0238】<隣接セグメント(隣接ルータ)により設
定可否を制御する例(第1の例)>まず、第1の例とし
て、ラベルスイッチを行うルータが、隣接ルータ毎にL
SP提供を許容するか否かのポリシーを記憶し、その記
憶内容に基づきLSP設定可否を制御する例について説
明する。
【0239】図24において、例えば、セグメント20
10とセグメント2020の2個所の接続点のうち、セ
グメント2010の一方の境界ルータ2012において
セグメント2020(境界ルータ2021)に対するL
SP提供サービスを行い、他方の境界ルータ2013に
おいてはセグメント2020(境界ルータ2024)に
対するLSP提供サービスを行わないものとする。
【0240】まず、セグメント2010の境界ルータ2
012とセグメント2020の境界ルータ2021との
間では、LSP制御を行うための隣接ノードとしての隣
接認識手順を実行している。これは例えば、自ノードの
アドレス等の識別子を含んだHELLOメッセージとそ
れへの応答メッセージの相互のやり取り、およびKEE
PALIVEメッセージによる継続的な隣接認識の確認
等により実現される。なお、この隣接認識手順で交換さ
れるメッセージには、お互いが契約している隣接ルータ
かどうかを認識するための認証情報(パスワードあるい
は情報内容を特定の鍵で暗号化したビット列など)を含
ませるようにしてもよい(このようにすれば、より安全
性を向上させることができる)。
【0241】上記のような隣接認識手順の後、境界ルー
タ2012と境界ルータ2021との間での実際のLS
P設定、解放、経路変更などの各種制御メッセージのや
り取りのためのセッションが確立され、以後そのセッシ
ョン上で各種制御メッセージをやり取りすることが可能
になる。
【0242】次に実際に、セグメント2020からセグ
メント2010の方向へ向けて転送する特定のパケット
ストリームのために、セグメント2020の境界ルータ
2021がセグメント2010の境界ルータ2012に
対してLSP設定要求メッセージを送信する場合の動作
について説明する。
【0243】図26に、LSP設定要求メッセージ受信
時における判断処理の手順の一例を示す。
【0244】ここで、図27に、LSP設定要求メッセ
ージのメッセージ形式の2つの例を示す。図27に示す
ように、LSP設定要求メッセージに含まれる情報に
は、LSPに流したいストリームに関する情報、実現し
たいCoS(クラスオブサービス)に関する情報、メッ
セージの送信元を示す情報(メッセージ送信元情報)な
どが含まれる。さらに、後述する例のように、LSPの
始点を表す情報を含めるようにしてもよい(本例では、
含めなくても構わない)。
【0245】図27の(a)の例では、メッセージ送信
元情報は、LSP設定要求メッセージのヘッダ内に記載
された送信元レイヤ3アドレスから抽出する。図27の
(b)の例では、メッセージ送信元情報は、LSP設定
要求メッセージの情報フィールドに記載される。
【0246】また、図28に、ポリシーテーブルの一例
を示す。
【0247】ポリシーテーブルには、LSPの設定(中
継)を行うべき隣接ルータの識別する情報(レイヤ3ア
ドレスなど)の一覧が記載さいている。後述するよう
な、さらにそのLSPを利用するストリームまで制限す
るような場合には、その許容するストリーム情報が記載
される(ストリーム情報を限定しない場合には、その欄
もしくは記載は不要である)。なお、そのLSPに提供
すべきCoS値を限定するような場合には、そのCoS
値も記載される(CoS値を限定しない場合には、その
欄もしくは記載は不要である)。
【0248】さて、境界ルータは、LSP設定要求メッ
セージを受信すると、ステップS201にて、このメッ
セージの送信元ルータが登録されているものであるか否
かを判断する。
【0249】具体的には、LSP設定要求メッセージを
受信した境界ルータ2012のLSP制御部4007で
は、まず、メッセージの送信元情報(および必要な場合
にCoS情報)を抽出し、LSPの中継をすべきノード
からのメッセージか否かをポリシー管理部4009に問
い合わせる(なお、本例では、ストリーム情報はポリシ
ー管理部4009での判定には用いない)。
【0250】ポリシー管理部4009では、図28に例
示したようなポリシーテーブルを参照し、メッセージ送
信元情報に示されたノードがポリシーテーブルに登録さ
れているか否かをチェックする。
【0251】このポリシーテーブルの参照の結果、LS
P設定要求元があらかじめ契約等によりLSPを提供す
べきセグメント2020の境界ルータ2021であるか
否かを判断する(なお、前述の認証情報による認証を採
用する場合には認証情報のチェックも併せて行う)。さ
らにLSP設定要求メッセージに要求CoSが含まれて
いる場合には、要求CoS値とポリシーテーブル内の許
容CoS値とを比較し、受付け可否を判断する。
【0252】設定要求メッセージの送信元が契約してい
るセグメントの登録されたルータ以外である場合(また
はメッセージ内の要求CoS値がポリシーテーブル内の
許容値により条件を満足しない場合)には、LSP制御
部4007は、設定要求を拒絶することになる。
【0253】このとき、拒絶を通知するメッセージ(こ
のメッセージ内に拒絶の理由を記述するようにしてもよ
い)を制御メッセージ処理部4006から返送するよう
に取り決めてもよいし、あるいは特にメッセージは返送
しないように取り決めてもよい(後者の場合、送信元ノ
ードが、例えば、応答メッセージが返ってこないことか
ら直ちに、あるいは規定回数だけ要求メッセージを再送
しても応答メッセージが返ってこないことから、拒絶さ
れたものと判断する)。なお、この点は、後述する第2
〜第4の例の場合も同様である。
【0254】なお、設定要求メッセージには、メッセー
ジ送信元が確かに正しい送信元であることをメッセージ
の受信側が確認するための認証情報が含まれていること
があるが、この場合にはメッセージ送信元情報とともに
認証情報をLSP制御部4007において確認した上
で、受信メッセージを受け付ける否かを判断する。
【0255】さて、受信メッセージ内のメッセージ送信
元情報(および必要な場合にCoS値)とポリシーテー
ブルの比較チェックにより、受信したLSP設定要求メ
ッセージを処理しても良いと判断した境界ルータ201
2は、次に、ステップS202にて、ラベル(あるいは
必要なら帯域)などの網リソースが確保できるか否かな
どをリソース管理部4010に問い合わせ、ここでLS
P設定要求を受け付け可能であるか否かの判断が行われ
る。
【0256】受け付け可能であると判断した場合には、
例えば、境界ルータ2021に対してLSP設定要求の
受け付けを示すメッセージ(要求ストリームに割り当て
られるラベル情報などが含まれる)を返送するととも
に、要求ストリームに関する次段(下流)ルータ(図2
4では例えばルータ2015)に対して同様のLSP設
定要求メッセージを制御メッセージ処理部4006から
送信する。なお、応答メッセージのバリエーションにつ
いては後に言及する。
【0257】以下、ルータ2015,2016などの下
流のルータでは、上流隣接ルータから受け取ったLSP
設定要求に対して、境界ルータ2012が行ったのと同
様にメッセージ送信元情報等のポリシー情報のチェック
および必要な場合に網リソースチェックを行い、また必
要に応じて所定のメッセージを送信する。
【0258】これによって、例えばルータ2021→ル
ータ2012→ルータ2015→…といったラベルスイ
ッチングパスが設定される。
【0259】上記では、ルータ2015,2016など
の下流のルータが境界ルータ2021と同様の判断を行
うとして説明したが、同一のセグメント内の隣接ルータ
から受信したメッセージであることが保証されるような
場合に関しては、メッセージ送信元情報のチェックを省
略するようにしてもよい。例えば、ルータ2015がメ
ッセージを受信したインタフェース(図24では400
1−1〜4001−k)には、ポイント−ポイント接続
により同一セグメントのルータ2012が接続されてい
る場合には、セグメント外部の他のルータが偽ってルー
タ2012から送信したように見せかけてルータ201
5にメッセージを送ることはほぼ不可能であるため、ル
ータ2015におけるメッセージ送信元情報の認証を不
要とすることができる。一方、例えば、ルータ2015
とルータ2012がスイッチ等により接続されていて、
かつそのスイッチ経由でルータ2015とセグメント外
のルータとが直接接続可能であるような場合には、セグ
メント外部のルータが偽ってルータ2012から送信し
たように見せかけてルータ2015にメッセージを送出
できる可能性があるため、ルータ2015においても境
界ルータ2012と同様にメッセージ送信元情報のチェ
ックを行う方が好ましい。
【0260】なお、契約しているセグメントの登録され
たルータ以外の隣接ルータに対しては、(1)ラベルス
イッチの隣接ルータとしての隣接認識手順は登録されて
いるルータの場合と同様に実行するが、個々のLSP設
定要求時に送信元をチェックし拒絶する、(2)隣接認
識手順は実行するが、その認識手順においてLSP設定
要求は拒絶する旨を明示する、(3)隣接認識手順自体
あるいはそれに続く制御メッセージ用セッションの確立
自体を拒絶する、などのいずれかによりLSPの提供を
拒絶することになる。
【0261】ところで、上記では、LSP設定要求メッ
セージを受信したルータが、これを受け付け可能である
と判断した場合に、上流ノードに受け付けを示すメッセ
ージを返送するとともに、下流ノードにLSP設定要求
メッセージを送信する例で説明したが、応答メッセージ
のやり取りに関しては一般的なラベルスイッチングプロ
トコルにおいて種々のバリエーションがあり、本発明は
そのいずれにも適用可能である。例えば、受け付け可能
であると判断した場合に上流ノードに受け付けを示すメ
ッセージをすぐには送信せずに下流ノードにLSP設定
要求メッセージを送信することを、各ノードが次々と行
った後に、設定されるラベルスイッチングパスの最下流
側のノードから上流側に次々と受け付けを示すメッセー
ジを伝える(すなわち、下流ノードから受け付けを示す
メッセージを受信したら、上流ノードに受け付けを示す
メッセージを送信する)ようにしてもよい。また、自ノ
ードの下流ノードで拒絶の判断がされた場合に、上流ノ
ードに受け付けを示すメッセージを出すことで、可能な
範囲でパスを設定するようにしてもよいし、あるいは自
ノードの下流ノードで拒絶の判断がされた場合に、上流
ノードに拒絶を通知するメッセージを出してこの場合に
はパスは一切設定しないようにしてもよい(この場合、
他のノードは下流ノードから拒絶を通知するメッセージ
を受信したら、自装置で受け付けの判断がされていても
上流ノードに拒絶を通知するメッセージを送信する)。
また、その他にも種々のバリエーションが存在する。な
お、この点は、後述する第2〜第4の例の場合も同様で
ある。
【0262】さて、図28に例示したポリシーテーブル
の登録内容には、LSPを提供するか否かという情報に
加えて、通信品質を問わないベストエフォット(低い通
信クラス)のLSPのみに限定した提供なのか、所定の
通信品質クラスあるいは具体的な通信品質値を実現する
LSPも提供するのか等の情報も含むことが可能である
が、そのようにした場合には、上述した隣接認識手順あ
るいはその後に行われる制御メッセージ用セッション確
立手順においてその通信品質等の付随情報を交換、交渉
するようにしてもよい。なお、図28のポリシーテーブ
ルにはLSPを提供可能なパケットストリームに関する
情報も含むことが可能であるが、これを利用する例につ
いては、次の第2の例で述べる。この第1の例では、こ
のLSPを利用するストリーム情報は問わない(ワイル
ドカード)で隣接ルータ情報(および必要な場合に通信
品質情報)からLSP設定可否を判断する場合に関して
説明した(もちろん、この第1の例では、図28の内容
からストリーム情報の欄を省いた構成のポリシーテーブ
ルを用いてもよい)。
【0263】あるパケットストリームのためのLSP設
定要求をいずれかの理由により拒絶した境界ルータ20
12が、そのLSP設定を拒絶した相手の境界ルータか
らのパケット(ラベルの付与されていないもの)を受信
した場合には、パケット転送処理部4005もしくはス
イッチ部4003が、以下のような動作を行う。すなわ
ち、受信したパケットを廃棄する(パケットの受信すら
拒絶する)、あるいは従来のネットワーク層のヘッダ処
理を行って次段のルータ2015を選択し、選択した次
段ルータ2015へ向けてパケットを転送する(ホップ
バイポップ転送処理を行う)、あるいは自ノードが始点
となって設定されているLSPにそのパケットを転送す
る、などの対処が考えられる。登録されていない通信品
質クラスを要求したためにLSP設定を拒絶されたパケ
ットストリームに属するパケットを境界ルータ2012
が受信した場合には、境界ルータ2012を始点とし
て、あるいは境界ルータ2021から境界ルータ201
2を中継点として設定されている別の(低品質の)LS
Pのうちで、パケットストリームの定義を満たすものが
存在する場合には、受信パケットにネットワーク層処理
を行って、そのLSPへパケットを転送することも可能
である。あるいは、登録されていない通信品質クラスを
要求された場合に、境界ルータ2012が上流側のラベ
ルと下流側の低品質のラベルとを対応付け、受信パケッ
トにネットワーク層処理を行わずに、境界ルータ201
2を中継点とする、設定が要求されたLSPとは別のL
SPでパケットストリームの定義を満たすものの上へパ
ケットを転送することもできる。
【0264】<隣接セグメント(隣接ルータ)およびス
トリーム情報により設定可否を制御する例(第2の例)
>次に、第2の例として、ラベルスイッチルータが、隣
接ルータ毎にLSP提供(中継)を許容するか否か、お
よびどのようなパケットストリームに対してLSP提供
を許容するかに関するポリシーを記憶し、その記憶内容
に基づきLSP設定を制御する例について説明する。
【0265】ここでは、図24において、セグメント2
010とセグメント2020の2個所の接続点のうち、
セグメント2010の一方の境界ルータ2012におい
てはセグメント2020からのトラヒックに対するLS
P提供をある特定のパケットストリームに限定し、他方
の境界ルータ2013においてはセグメント2020か
らのトラヒックに対するLSP提供を別の特定のパケッ
トストリームに限定した場合を例にとって考える。
【0266】ここで、パケットストリームの定義として
は、例えば、データパケットの送信元に関する情報(例
えば、送信元ホストアドレス、あるいは送信元ネットワ
ークアドレス、あるいは送信元ホストアドレスとプロト
コルとポート番号の組など)と、データパケットの宛先
に関する情報(例えば、宛先ホストアドレス、あるいは
宛先ネットワークアドレス、あるいは宛先ホストアドレ
スとプロトコルとポート番号の組、あるいはルーティン
グドメインの出口ルータなど)とのいずれか一方、ある
いは両方の組み合わせが考えられる。
【0267】この例でも、LSP設定、解放等の制御を
行うための隣接ノードとしての隣接認識手順が、セグメ
ント2010の境界ルータ2012とセグメント202
0の境界ルータ2021との間、および境界ルータ20
13と境界ルータ2024との間でそれぞれ実行されて
いる。この隣接認識手順で交換される制御メッセージに
は、第1の例と同様に、お互いのルータのアドレス等の
識別子や必要であればお互いの正当性を確認するための
認識情報(パスワードあるいは情報内容を特定の鍵で暗
号化したビット列など)が含まれる。どのようなパケッ
トストリームに対してLSP提供を要求するか(あるい
は提供を許容するか)に関しては、オフラインの契約等
により決定され、決定した内容を境界ルータ2012お
よび境界ルータ2013(および必要なら他の内部ルー
タ1015,1016等も)の各々のポリシー管理部4
009が参照する図28に例示するようなポリシーテー
ブルに登録しておく。この登録内容は、個々のルータに
マニュアルにより設定しても構わないし、特定のノード
から何らかの手順(隣接認識手順、制御メッセージ用セ
ッション確立手順、あるいは他の何らかの情報配布(マ
ルチキャスト)のための手順)により配布しても構わな
い。
【0268】例えば、セグメント2020の境界ルータ
2022の下につながるネットワークアドレスを持つ送
信元から送信されるパケットストリームは、境界ルータ
2021→境界ルータ2012の経路で転送し、境界ル
ータ2023の下につながるネットワークアドレスを持
つ送信元から送信されるパケットストリームは境界ルー
タ2024→境界ルータ2013の経路で転送するよう
なトラヒック分散を図る場合には、その内容をオフライ
ンの契約あるいは隣接認識手順等によって決定し、境界
ルータ2012,2013のポリシーテーブルに記憶さ
せる。なお、LSPの経路が通常のルーティングプロト
コルによって決定される経路と異なる場合には、各々の
ストリーム用のLSPが指定したい経路上に設定される
ように、LSP設定要求メッセージの中に経路情報(例
えば、境界ルータを2022→2025→2021→2
021のように経由するという指定)を陽に含ませるよ
うにしてもよい。
【0269】次に実際に、セグメント2020の境界ル
ータ2021がセグメント2010方向へ向けて転送す
る特定のパケットストリームのために、セグメント20
20の境界ルータ2021がセグメント2010の境界
ルータ2012に対してLSP設定要求メッセージを送
信する場合の動作について説明する。
【0270】図29に、LSP設定要求メッセージ受信
時における判断処理の手順の一例を示す。
【0271】ポリシーテーブルは先に図28に例示した
ものを用いるものとする。なお、図28中の「*」は、
その項目については制限しない(その項目についてはど
のようなものであっても許可する)ことを意味してい
る。例えば、ストリーム情報に関して、第1番目のエン
トリでは隣接ルータアドレスが133.199.19.
0ならばストリーム情報はどのような値でも許し、第2
番目のエントリでは隣接ルータアドレスが133.19
9.98.0で、かつ、パケットストリームのソースア
ドレスの上位16桁が133.196または133.1
95ならば許す(ソースアドレスの残りの下位16桁と
ディスティネーションアドレスの全桁はどのような値で
もよい)ことを示している。
【0272】さて、LSP設定要求メッセージを受信し
た境界ルータ2012では、まず、第1の例と同様に、
ポリシー管理部4009において要求メッセージの送信
元をチェックし(ステップS211)、それがあらかじ
めポリシーテーブルに隣接ルータとして登録されている
ことを確認した時点で、その設定要求を処理するための
手順を実行する。そうでない場合は設定要求を拒絶す
る。その際、第1の例と同様に、LSP設定要求メッセ
ージには認証情報を含ませ、この情報に関して境界ルー
タ2012でチェックするようにしてもよい。
【0273】メッセージの送信元のチェックにより、ポ
リシー管理部4009において受信したLSP設定要求
メッセージを処理しても良いと判断した境界ルータ20
12は、次に、LSP設定要求メッセージ内のパケット
ストリーム情報を解析し、LSP利用の対象として登録
されているストリームに含まれるものであるか否かをポ
リシーテーブルによりチェックする(ステップS21
2)。
【0274】なお、ステップS211の判断とステップ
S212の判断は1回のポリシーテーブル検索にて併せ
て行うようにしてもよい。
【0275】要求されたストリームがポリシーテーブル
に登録されているストリームに含まれていない場合に
は、その時点で要求を拒絶することになるが、登録され
ているストリームに含まれている場合には、次に、その
LSPのためにラベル(あるいは必要なら帯域)などの
網リソースが確保できるか否かなどをリソース管理部4
010により判断して最終的にLSP設定要求を受け付
け可能であるかを判定する(ステップS213)。
【0276】受け付け可能であると判断した場合の手順
は第1の例と同様である。
【0277】以下、ルータ2015,2016などの下
流のルータでも、受け取ったLSP設定要求に対して、
境界ルータ2012が行ったのと同様にメッセージの送
信元情報のチェック(および認証等)、要求ストリーム
の登録有無チェックおよび網リソースチェックのすべて
を行う。あるいは、第1の例で説明したものと同様に、
同一のセグメント内の隣接ルータから受信したメッセー
ジであることが保証されるような場合に関してはメッセ
ージ送信元情報のチェックを省略するようにしてもよ
い。また、同一のセグメント内のルータから受信したメ
ッセージであることが確実で、すでに上流でポリシーチ
ェックが行われていると思われる場合(LSP設定要求
メッセージに、同一の網セグメント内の上流にあるいず
れかのルータがストリームについてのポリシーチェック
を行って受付可能と判断したということが示されている
場合など)には登録ストリームか否かのチェックを省略
してもよい。
【0278】あるパケットストリームのためのLSP設
定要求をいずれかの理由により拒絶した境界ルータ20
12が、そのLSP設定を拒絶した境界ルータから拒絶
したストリームに属するパケット(ラベルの付与されて
いないもの)を受信した場合には、受信したパケットを
廃棄する(パケットの受信すら拒絶する)、あるいは従
来のネットワーク層のヘッダ処理を行って次段のルータ
2015を選択し、選択した次段ルータ2015へ向け
てパケットを転送する(ホップバイポップ転送処理を行
う)、あるいは自ノードが始点となって設定されている
LSPにそのパケットを転送する、などの対処が考えら
れる。登録されていない通信品質クラスを要求したため
にLSP設定を拒絶されたパケットストリームに属する
パケットを境界ルータ2012が受信した場合には、境
界ルータ2012を始点として、あるいは境界ルータ2
021から境界ルータ2012を中継点として設定され
ている別の(低品質の)LSPのうちで、パケットスト
リームの定義を満たすものが存在する場合には、受信パ
ケットにネットワーク層処理を行って、そのLSPへパ
ケットを転送することも可能である。あるいは、登録さ
れていない通信品質クラスを要求された場合に、境界ル
ータ2012が上流側のラベルと下流側の低品質のラベ
ルとを対応付け、受信パケットにネットワーク層処理を
行わずに、境界ルータ2012を中継点とする、設定が
要求されたLSPとは別のLSPでパケットストリーム
の定義を満たすものの上へパケットを転送することもで
きる。
【0279】以上説明した手順と同様の手順がもう一方
の境界ルータ2013,2024間においても実行され
る。
【0280】なお、図28のテーブルでは、パケットス
トリームがどこから来るか(送信元)でそれ用のLSP
の設定可否を判断する例を示したが、どこへ行くパケッ
トストリームなのか(宛先)で設定可否を判断する、あ
るいは組合せでどこからどこへのストリームなのかで可
否を判断することも、勿論可能である。
【0281】<ストリーム情報により設定可否を制御す
る(第3の例)>次に、第3の例として、第2の例と同
様にセグメント2010がセグメント2020からの特
定のパケットストリームに限定してLSPによる転送サ
ービスを提供するが、セグメント2010とセグメント
2020の間の2つの接続点のうちのどちらを通過する
かを特に限定しない場合のLSP接続動作について説明
する。
【0282】パケットストリームの定義としては、第2
の例と同様、例えば、データパケットの送信元に関する
情報(例えば、送信元ホストアドレス、あるいは送信元
ネットワークアドレス、あるいは送信元ホストアドレス
とプロトコルとポート番号の組など)と、データパケッ
トの宛先に関する情報(例えば、宛先ホストアドレス、
あるいは宛先ネットワークアドレス、あるいは宛先ホス
トアドレスとプロトコルとポート番号の組、あるいはル
ーティングドメインの出口ルータなど)とのいずれか一
方、あるいは両方の組み合わせが考えられる。
【0283】この例でも、第1、第2の例と同様、LS
P設定、解放等の制御を行うための隣接ノードとしての
隣接認識手順が、セグメント2010の境界ルータ20
12とセグメント2020の境界ルータ2021との
間、および境界ルータ2013と境界ルータ2024と
の間で実行されている。また、第2の例と同様、どのよ
うなパケットストリームに対してLSP提供を要求する
か(あるいは提供を許容するか)に関しては、オフライ
ンの契約により決定され、決定した内容を少なくとも境
界ルータ2012および境界ルータ2013の各々のポ
リシーテーブルに設定しておく。第2の例とは異なり、
特に境界ルータによって意識的にストリームの分散を行
わない場合、許容するパケットストリームの情報に関し
ては、両方の境界ルータに同じ設定をしておけばよい
(この第3の例では、ポリシーテーブルがストリーム情
報の欄のみからなっていても構わない)。
【0284】次に実際に、セグメント2020の境界ル
ータ2021がセグメント2010方向へ向けて転送す
る特定のパケットストリームのために、セグメント20
20の境界ルータ2021がセグメント2010の境界
ルータ2012に対してLSP設定要求メッセージを送
信する場合の動作について説明する。LSP設定要求メ
ッセージ受信時における判断処理の手順は先に図29に
例示したものからステップS211の判断を省いたもの
を用いるものとする。ポリシーテーブルは先に図28に
例示したものを用いるものとする。
【0285】まず、LSP設定要求メッセージを受信し
た境界ルータ2012では、第1や第2の例で行ってい
た(ステップS201やステップS211での)隣接ル
ータのチェックは行わずに、LSP設定要求メッセージ
内のパケットストリーム情報をポリシー管理部4009
にて解析し、あらかじめ契約あるいは隣接認識手順によ
りポリシーテーブルに登録されているストリームに含ま
れるものであるか否かをチェックする(ステップS21
2)。
【0286】登録されているストリームである場合に
は、次に、ラベル(あるいは必要なら帯域)などの網リ
ソースが確保できるか否かなどを考慮してLSP設定要
求を受け付け可能であるか否かをリソース管理部401
0にて判定する(ステップS213)。
【0287】受け付け可能であると判断した場合の手順
は第1および第2の例と同様である。
【0288】以下、ルータ2015,2016などの下
流のルータでも、受け取ったLSP設定要求に対して、
境界ルータ2012が行ったのと同様に、登録ストリー
ムのチェックおよび網リソースチェックのすべてを行う
ようにしてもよいし、あるいは第1、第2の例と同様
に、同一のセグメント内のルータから受信したメッセー
ジであることが確実で、すでに上流でポリシーチェック
が行われていると思われる場合(LSP設定要求メッセ
ージに、同一の網セグメント内の上流にあるいずれかの
ルータがストリームについてのポリシーチェックを行っ
て受付可能と判断したということが示されている場合な
ど)には登録ストリームか否かのチェックを省略しても
よい。
【0289】LSPを提供するストリーム情報に関する
契約、登録に際しては、付加情報として、ストリーム毎
にベストエフォットのLSPのみに限定するのか、所定
の通信品質クラスあるいは具体的な通信品質値を実現す
るLSPも提供するのか等の情報も付随して登録するこ
とも可能である。その場合には、上述した隣接認識手順
や制御用セッション確立手順等においてそうしたストリ
ーム情報毎に通信品質クラス等の付随情報を交換、交渉
するようにしてもよい。また、LSP要求設定時の受け
付け可否判定においても、登録ストリームか否かのチェ
ックの際に、通信品質クラスに関しても登録されている
ものに反していないかのチェックをポリシーテーブルに
より行い、それが許容された場合に実際の網リソースの
チェックを行うことになる。
【0290】あるパケットストリームのためのLSP設
定要求をいずれかの理由により拒絶した境界ルータ20
12が、そのLSP設定を拒絶した境界ルータから拒絶
したストリームに属するパケットを受信した場合の処理
については、第2の例と同様である。
【0291】以上説明した手順と同様の手順がもう一方
の境界ルータ2013,2024間においても実行され
る。
【0292】以上説明した、第1〜第3の例では、スト
リームの上流方向から下流方向へ向けてLSP設定の要
求を行い、下流側から上流側へそれに対する可否の応答
を返すという方法を例にして説明したが、ストリームの
下流側から上流側へ向けてLSP設定要求を行い、上流
から下流へ向けてその可否の応答を返す方法の場合でも
同様のメカニズムを適用することができる。
【0293】<始点情報により設定可否を制御する(第
4の例)>次に、第4の例として、LSP設定要求を起
動する始点ノード(ルータもしくはホスト)の情報がL
SP設定要求メッセージに含まれ、その始点情報をもと
にLSP設定要求の受け付け可否を判断する例について
説明する。
【0294】始点ノードの情報は、LSP設定要求メッ
セージ内に明示的に記載されている場合には、それを用
いればよいし、LSP設定要求メッセージ内のパケット
ストリームの情報(例えば送信元ネットワークアドレス
等)から始点ノードを求めることができる場合には、そ
のようにして求めたものを用いてもよい。
【0295】ここでは、例えば、セグメント2030に
おいて、外部セグメントからのLSPについては、セグ
メント2020内の境界ルータ2021を始点とするL
SPのみ設定を許容し、それ以外の場合には外部セグメ
ントからのLSP設定を受け付けない場合について考え
る。さらに、そのLSPにて運ばれるストリームの限定
については、1)データパケットの送信元アドレスとし
て特定のホストアドレスあるいは特定のネットワークア
ドレスを持つパケット、2)データパケットの送信元ア
ドレスは限定しないが、特定のアプリケーションのパケ
ット(プロトコル番号やポート番号で指定される)、
3)データパケットの送信元アドレスとして特定のホス
トアドレスあるいは特定のネットワークアドレスを持
ち、かつ、特定のアプリケーションのパケット(すなわ
ち、上記の1)と2)を組み合わせたもの)、4)特に
ストリームは限定しない、などが考えられる。LSPが
設定されると始点ノードが実際にデータパケットをその
ストリーム用のLSPへ送出する動作を行うため、始点
ノードが信用できる(登録された始点ノードであって認
証が成功した)場合には、LSP設定要求メッセージに
記載された通りのストリームが実際にそのLSPを通っ
て流れてくると仮定してシステムを運用することが可能
である。
【0296】図30に、LSP設定要求メッセージ受信
時における判断処理の手順の一例を示す。
【0297】まず、要求されているLSPで運ばれるス
トリームを限定しない場合について説明する。この場
合、図30のステップS222の判断は省かれる。
【0298】図31に、始点情報を利用してLSP設定
可否判断を行うセグメント2030の境界ルータ203
1内のポリシーテーブルの一例を示す。このポリシーテ
ーブルの内容は、LSP設定を受け付ける始点ルータと
してルータ2021が登録されているが、その中に流す
ストリームに関する情報やさらにそのLSPが要求する
CoS等の付加情報に関しては特に制限がない場合を示
している。
【0299】LSP設定要求メッセージをルータ201
4から受信したセグメント2030の境界ルータ203
1では、メッセージ内のLSP始点ノード情報がポリシ
ーテーブルに登録されていることを認識すると(ステッ
プS221)、メッセージ内のストリーム情報にかかわ
らずLSP設定をポリシー的に(セキュリティ的に)許
容できると判断する。なお、ここで、LSPの始点ノー
ド情報には、それが信頼できる情報か否かを判断するた
めの認証情報が一緒に含れていて、認証に失敗したLS
P設定を拒絶するようにしてもよい。また、ストリーム
情報も受付け可否の判断に用いる場合は、認証結果が真
であったときに限り「LSP設定要求メッセージ中のス
トリームに関する情報がポリシーテーブルに登録されて
いれば設定を許可する」という動作を行うようにしても
よい。
【0300】ポリシー的に受け付けられたLSP設定要
求は、さらに実際のラベル(および必要ならば帯域)な
どの網リソースが割り当てられるか否かも判断し、最終
的に設定要求を受け付けるか否かを決定する(ステップ
S223)。
【0301】境界ルータ2031において設定要求を受
け付けられると判断されたならば、LSPがこの境界ル
ータ1031で終端される場合にはそこから応答を表す
メッセージがセグメント2010の境界ルータ2014
へ返されるが、さらに先のノードまでLSPが伸びる場
合にはLSP設定要求メッセージを次段ルータ2034
に送信する。
【0302】後者の場合にLSP設定要求メッセージを
受信したルータ2034では、ルータ2031で行った
のと同様のポリシーチェックを行ってもよいし、第1〜
第3の例と同様に、同一セグメントの境界ルータ203
1から受信したLSP設定要求にはポリシーチェックを
行う必要はないと判断してそれを行わないようにしても
よい。なお、境界ルータ2031において、ポリシーチ
ェックを行った旨をLSP設定要求メッセージ内に明示
的に示すようにしてもよい。
【0303】次に、要求されているLSPで運ばれるス
トリームに限定を設ける場合について説明する。
【0304】次に、図32に、始点情報を利用してLS
P設定可否判断を行うセグメント2030の境界ルータ
2031内のポリシーテーブルの他の例を示す。このポ
リシーテーブルの内容は、LSP設定を受け付ける始点
ルータとしてルータ2021が登録されており、さらに
その中に流すストリームに関する情報としてパケット送
信元ネットワークアドレスが指定されている場合を示し
ている(CoSに関する指定はここでもないものとす
る)。
【0305】LSP設定要求メッセージをルータ201
4から受信したセグメント2030の境界ルータ203
1では、メッセージ内のLSP始点ノード情報およびス
トリーム情報(パケット送信元ネットワークアドレス)
がポリシーテーブルに登録されていることを認識すると
(ステップS221,S222)、LSP設定をポリシ
ー的に(セキュリティ的に)許容できると判断する。な
お、前述と同様に、LSPの始点ノード情報には、それ
が信頼できる情報か否かを判断するための認証情報が一
緒に含れていて、認証に失敗したLSP設定を拒絶する
ようにしてもよい。
【0306】ポリシー的に受け付けられたLSP設定要
求は、さらに実際のラベル(および必要ならば帯域)な
どの網リソースが割り当てられるか否かも判断し、最終
的に設定要求を受け付けるか否かを決定する(ステップ
S223)。
【0307】以降は前述と同様で、境界ルータ2031
において設定要求を受け付けられると判断されたなら
ば、LSPがこの境界ルータ1031で終端される場合
にはそこから応答を表すメッセージがセグメント201
0の境界ルータ2014へ返されるが、さらに先のノー
ドまでLSPが伸びる場合にはLSP設定要求メッセー
ジを次段ルータ2034に送信する。
【0308】また同様に、後者の場合にLSP設定要求
メッセージを受信したルータ2034では、ルータ20
31で行ったのと同様のポリシーチェックを行ってもよ
いし、同一セグメントの境界ルータ2031から受信し
たLSP設定要求にはポリシーチェックを行う必要はな
いと判断してそれを行わないようにしてもよい。なお、
境界ルータ2031において、ポリシーチェックを行っ
た旨をLSP設定要求メッセージ内に明示的に示され、
これを受けたルータ2034等は自分の属するセグメン
トの境界ルータが既にポリシーチェックを済ませたこと
をLSP設定要求メッセージを解釈して知った場合には
ポリシーチェックを省略するようにしてもよい。
【0309】他にもストリーム情報として、アプリケー
ションに相当するポート番号等をポリシーテーブルに登
録したり、送信元アドレスとポート番号の両方をポリシ
ーテーブルに登録してもよい。また、LSPにより提供
可能なCoS情報についてもポリシーテーブルに登録し
てもよい。これらの場合にも、境界ルータ2031にお
いて、ルータ2014から受信したLSP設定要求メッ
セージ内のストリーム情報(および要求CoS情報)と
ポリシーテーブル内の情報とを比較して、ポリシー的な
受け付け可否判断を行う。ここでは、例えば境界ルータ
2031がセグメント2030へ外部から流入するスト
リームからセグメント2030内のノードを守る場合を
想定して、ストリームの送信元に関する情報に基づいて
受付け可否を判断する例を説明したが、例えばルータ2
033がセグメント2030から外部へ流出するストリ
ームに対して制御をかけるために、ストリームの宛先に
関する情報に基づいて受付け可否を判断するようなこと
も可能である。勿論、ストリームの送信元と宛先の情報
を組合せて受付け可否を判断する実施形態もあり得る。
【0310】このLSP設定要求メッセージ内の始点ノ
ード情報には、それに付随した認証情報を含ませると好
ましい点についてはすでに説明したが、始点情報に認証
情報が付随していない場合に、LSP設定要求メッセー
ジを受信したルータがメッセージ内の始点情報およびス
トリーム等の付随情報を信用するか否かは、そのルータ
あるいはセグメントにより異なるようにしてもよい。も
し、認証情報が付随していない場合には、1)たとえ登
録してある始点ノードがメッセージ内に記述されていて
もLSP設定要求を拒否する、2)登録してある始点ノ
ードがメッセージ内に記載されていて、LSP設定要求
メッセージ内に記述されたストリーム以外のストリーム
が実際にはそのLSPから送信されてきたとしても構わ
ない場合に限りLSP設定要求を受け付ける、などのバ
リエーションが可能である。
【0311】あるパケットストリームのためのLSP設
定要求をいずれかの理由により拒絶した境界ルータ20
12が、そのLSP設定を拒絶した相手の境界ルータか
らのパケット(ラベルの付与されていないもの)を受信
した場合には、パケット転送処理部4005もしくはス
イッチ部4003が、以下のような動作を行う。すなわ
ち、受信したパケットを廃棄する(パケットの受信すら
拒絶する)、あるいは従来のネットワーク層のヘッダ処
理を行って次段のルータ2015を選択し、選択した次
段ルータ2015へ向けてパケットを転送する(ホップ
バイポップ転送処理を行う)、あるいは自ノードが始点
となって設定されているLSPにそのパケットを転送す
る、などの対処が考えられる。登録されていない通信品
質クラスを要求したためにLSP設定を拒絶されたパケ
ットストリームに属するパケットを境界ルータ2012
が受信した場合には、境界ルータ2012を始点とし
て、あるいは境界ルータ2021から境界ルータ201
2を中継点として設定されている別の(低品質の)LS
Pのうちで、パケットストリームの定義を満たすものが
存在する場合には、受信パケットにネットワーク層処理
を行って、そのLSPへパケットを転送することも可能
である。あるいは、登録されていない通信品質クラスを
要求された場合に、境界ルータ2012が上流側のラベ
ルと下流側の低品質のラベルとを対応付け、受信パケッ
トにネットワーク層処理を行わずに、境界ルータ201
2を中継点とする、設定が要求されたLSPとは別のL
SPでパケットストリームの定義を満たすものの上へパ
ケットを転送することもできる。
【0312】なお、この第4の例は第1〜第3の例に述
べた隣接ノードおよび/またはストリーム情報による可
否判定等と組合せて使用する場合も考えられるし、次の
第5の例に述べる終点ノード情報による可否判定等と組
合せて使用する場合も考えられるし、ここに述べる始点
情報のみで可否判定する場合も考えられる。
【0313】<終点情報により設定可否を制御する(第
5の例)>次に、第5の例として、LSPの終点となる
ノード(ルータもしくはホスト)の情報がLSP設定要
求メッセージに含まれ、その終点情報をもとにLSP設
定要求可否を判断する場合について説明する。例えば、
セグメント2030の境界ルータ2031では、外部セ
グメント2010からのLSP設定要求について、自分
自身が終点となるLSPのみ許容するが、セグメント2
030内のさらに先のノード2034、2032、20
33までLSPを設定することは許容しない場合を考え
る(例えば境界ルータ2031にてすべてのパケットの
ヘッダチェックを従来通り行いたいような場合)。その
場合には、境界ルータ1031は、セグメント2010
の境界ルータ2024から受信したLSP設定要求メッ
セージ内に含まれるLSP終点ノードに関する情報を参
照し、終点ノードが自分自身であればLSP設定要求を
許容するための処理を行うが、自分と同じセグメント内
でかつ自分よりもさらに経路的に先のノードが終点とし
て指定されている場合には、LSP設定要求を拒絶する
旨を示すメッセージを境界ルータ2024に返すか、あ
るいは自分自身でLSPを終端させて設定許可を示すメ
ッセージを境界ルータ2024に返す。
【0314】終点ノードの情報は、LSP設定要求メッ
セージ内に明示的に記載されている場合には、それを用
いればよいし、LSP設定要求メッセージ内のパケット
ストリームの情報(例えば宛先ネットワークアドレス
等)から終点ノードを求めることができる場合には、そ
のようにして求めたものを用いてもよい。
【0315】この終点ノード情報に基づいてLSP設定
可否を判断する他の例としては、例えば、境界ルータ2
031が自分自身のセグメント2030内で終端するL
SPなら許容するが、LSPの終点がセグメント203
0の外であるような設定要求(セグメント2030を中
継点として他のセグメントへ出て行くようなLSPの設
定要求)は受け付けたくないような場合がある。この場
合には、ポリシーテーブルとして、LSPの設定を許容
する終点ノード情報の一覧を境界ルータ2031が保持
し、LSP設定要求メッセージを受けたルータ2031
が、そのLSPの終点がここに登録された終点ノードで
あれば、LSP設定要求を許容するための処理を行うよ
うにすればよい。
【0316】なお、第5の例は第1〜第4の例に述べた
隣接ノード情報、パケットストリーム情報、および/ま
たは始点ノード情報による可否判定と組合せて使用する
ことも可能である。
【0317】なお、上記の各例では隣接、始点、終点等
によるLSP設定可否の制御を各ノードの情報(例えば
IPアドレス)に基づいて行う例を説明したが、各ノー
ドが属するネットワークもしくはセグメント(例えばI
Pアドレスプレフィクスや、各ノードとセグメントの対
応情報などを用いる)に基づいて行うことも可能であ
る。
【0318】以上、ラベルスイッチングパスの設定にお
けるセキュリティーに関していくつかの例を示してきた
が、本実施形態によれば、特定の隣接ノードに限定した
LSP提供、特定のパケットストリームに限定したLS
P提供、さらに特定の始点ノードを持つ場合に限定した
LSP提供等を行うことが可能になり、セキュリティ面
あるいは網リソースの使用(ポリシー制御)面におい
て、ラベルスイッチを用いない場合と同様に問題を生じ
ることなく、ラベルスイッチを利用することが可能にな
る。
【0319】本実施形態にて説明した各機能は、ハード
ウェアとしてもソフトウェアとしても実現可能である。
また、ソフトウェアとしても実現する場合、コンピュー
タに所定の手順を実行させるための(あるいはコンピュ
ータを所定の手段として機能させるための、あるいはコ
ンピュータに所定の機能を実現させるための)プログラ
ムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体として
実施することもできる。
【0320】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0321】
【発明の効果】本発明によれば、集合住宅のバックボー
ン網である第1の網と、個別の住宅内のバックボーン網
である第2の網とを、論理ネットワーク的に分離するこ
とが可能になるので、効果的にセキュリティの確保を図
ることができる。
【0322】また、本発明によれば、IP処理せずにデ
ータリンクレイヤ処理にてデータフォワーディングを行
なうスイッチ手段を設けることにより、ルータを介して
網間にて行なわれる映像等のデータ通信を高速化するこ
とができる。
【0323】また、本発明によれば、放送された映像等
のデータを、選択的に蓄積し、要求に応じて配送できる
環境を提供することが可能となる。
【0324】また、本発明によれば、ある網側のサービ
スおよび/または装置を選択的に他の網側に紹介し、遠
隔制御や情報の収納や取り出しなどの対象とすることが
可能となる。
【0325】また、本発明によれば、特定の隣接ノード
に限定したLSP提供、特定のパケットストリームに限
定したLSP提供、さらに特定の始点ノードを持つ場合
に限定したLSP提供等を行うことが可能になり、セキ
ュリティ面あるいは網リソースの使用(ポリシー制御)
面において、ラベルスイッチを用いない場合と同様に問
題を生じることなく、ラベルスイッチを利用することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る集合住宅内のバック
ボーン網の構成例を示す図
【図2】同実施形態に係る集合住宅の家庭内の配線シス
テムの構成例を示す図
【図3】同実施形態に係る情報コンセントの概観図の一
例を示す図
【図4】同実施形態に係る家庭内に配置された各装置の
例を示す図
【図5】図4における放送系の接続状況を示す図
【図6】図4における1394系の接続状況を示す図
【図7】図1のマンションバックボーン網における接続
状況を示す図
【図8】同実施形態に係るデジタル放送蓄積サーバの内
部構造の一例を示す図
【図9】データ取り出し要求の到着から該当するデータ
の送出までの手順の一例を示すフローチャート
【図10】各家庭と使用中の通信資源と規定された同時
使用可能な通信資源との対応を記憶したテーブルの一例
を示す図
【図11】同実施形態に係るホームルータの内部構造の
一例を示す図
【図12】家庭内の計算機からホームルータを介してデ
ジタル放送蓄積サーバにアクセスし映像の配送を受ける
際のシーケンスの一例を示す図
【図13】入力同期チャネル番号と出力同期チャネル番
号との対応を設定したテーブルの一例を示す図
【図14】家庭内の計算機からホームルータを介してデ
ジタル放送蓄積サーバにアクセスし映像の配送を受ける
際のシーケンスの他の例を示す図
【図15】家庭内の計算機からホームルータを介してデ
ジタル放送蓄積サーバにアクセスし映像の配送を受ける
際のシーケンスのさらに他の例を示す図
【図16】入力されたレジスタオフセットと出力すべき
宛先ノードIDおよびレジスタオフセットとの対応を設
定したテーブルの一例を示す図
【図17】ホームルータにその家庭内の装置および/ま
たはサービスについての情報を登録する手順の一例を示
す図
【図18】ホームルータがその家庭内の装置および/ま
たはサービスについての情報を収集する手順の一例を示
す図
【図19】公開する端末および/またはサービスを選択
・設定するための手順の一例を示す図
【図20】ホームルータがその家庭内の装置および/ま
たはサービスの情報をその家庭外部に紹介するシーケン
スの一例を示す図
【図21】ある家庭の計算機から他の家庭のサービスを
利用する際のシーケンスの一例を示す図
【図22】ある家庭内の装置および/またはサービスの
情報を紹介するためのGUIの一例を示す図
【図23】データリンクスイッチングの使用を許可する
ホームルータのアドレスを設定したテーブルの一例を示
す図
【図24】本発明の他の実施形態に係るネットワーク構
成例を説明するための図
【図25】本発明の他の実施形態に係るラベルスイッチ
機能を有するルータの構成例を示す図
【図26】LSP設定要求メッセージ受信時における判
断処理の手順の一例を示すフローチャート
【図27】LSP設定要求メッセージのメッセージ形式
の例を示す図
【図28】ポリシーテーブルの一構成例を示す図
【図29】LSP設定要求メッセージ受信時における判
断処理の手順の他の例を示すフローチャート
【図30】LSP設定要求メッセージ受信時における判
断処理の手順のさらに他の例を示すフローチャート
【図31】ポリシーテーブルの構成例を示す図
【図32】ポリシーテーブルの構成例を示す図
【符号の説明】
101…共同アンテナ 102〜106…分配器 サーバ107…デジタル放送蓄積 108…インターネットサーバ 109〜112…ホームルータ 201〜204…情報コンセント 401…セットトップボックス内蔵テレビ 402…PC 403…デジタルVTR 404,407…セットトップボックス 405,408…テレビ 406…DVD 801…周波数フィルタ 802…復調器 803…データ蓄積部 804…データ選択取り出し部 805…CIPヘッダ付加部 806…ユーザ蓄積要求解析部 807…ユーザ取り出し要求解析部 808…ユーザ毎使用帯域監視部 809…IP処理部 810…1394インタフェース 1101,1105…1394インタフェース 1102…チャネル番号処理部 1103…1394スイッチ 1104…チャネル番号処理部 1106…レジスタ処理部 1107…FANP処理部 1108…レジスタ処理部 1109…IP処理部 1110…ファイアウオール/認証処理部 1111…1394代理サービス処理部 1112…DHCPサーバ処理部 1113…スイッチ使用許可テーブル 1114…サービス表示テーブル 2010,2020,2030…ネットワークセグメン
ト 2011〜2014,2021〜2024,2031〜
2033…境界ルータ 2015,2016,2025,2034…内部ルータ 4000…コントローラ部 4001−1,4001−k…送受信インタフェース部 4003…スイッチ部 4004…フレーム・パケット変換部 4005…パケット転送部 4006…制御メッセージ処理部 4007…LSP制御部 4008…スイッチ制御部 4009…ポリシー管理部 4010…リソース管理部 4011…経路表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 幹生 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 田中 久子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集合住宅内にバックボーン網として設けら
    れた第1の網と、 前記集合住宅内の所望の住宅内に住宅内バックボーン網
    としてそれぞれ設けられた第2の網と、 前記所望の住宅夫々に設けられた、前記第1の網との通
    信インタフェースおよび前記第2の網との通信インタフ
    ェースを有するホームルータとを備え、 前記ホームルータは、前記第1の網と前記第2の網との
    間でデータリンクレイヤ識別子のみを参照してデータフ
    ォワーディングを行うスイッチ手段を有することを特徴
    とする集合住宅配線システム。
  2. 【請求項2】放送を受信する第1のインタフェースと、 ネットワークと接続する第2のインタフェースと、 前記第2のインタフェースを介して受信したインターネ
    ットパケットを処理する処理手段と、 前記第1のインタフェースを介して受信した放送のうち
    蓄積すべき部分を選択する第1の選択手段と、 少なくとも前記第1の選択手段により選択された放送を
    蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積されたデータのうち前記第2のイン
    タフェースから送出するべきデータを選択する第2の選
    択手段とを備え、 前記第1の選択手段および第2の選択手段における選択
    対象の選択は、前記処理手段による前記インターネット
    パケットの処理結果に基づいて制御されることを特徴と
    する蓄積装置。
  3. 【請求項3】前記第2のインタフェースから前記蓄積さ
    れたデータを送信するのに先だって、該第2のインタフ
    ェースから該データの受信ノードまでの通信資源の確保
    を行う通信資源確保手段をさらに備えたことを特徴とす
    る請求項2に記載の蓄積装置。
  4. 【請求項4】データの送信先またはデータ送信の依頼者
    となるユーザまたは端末毎に、前記第2のインタフェー
    スを介して前記蓄積されたデータを送信する際に同時に
    使用可能な通信資源量と現在そのユーザまたは端末につ
    いて使用している通信資源量とを記した管理テーブルを
    さらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の蓄積装
    置。
  5. 【請求項5】前記データ送信要求があった場合に、その
    送信要求に応じたデータ送信を行うと、要求元のユーザ
    または端末について消費する通信資源量が、該ユーザま
    たは端末について定められている同時に使用可能な通信
    資源量を超えることになるときは、該送信要求を拒否す
    る要求拒否手段をさらに備えたことを特徴とする請求項
    4に記載の蓄積装置。
  6. 【請求項6】第1の網に接続された第1の通信インタフ
    ェースと、 第2の網に接続された第2の通信インタフェースと、 前記第1の網側に存在する装置/サービスに関する構成
    情報を前記第2の網側に通知する通知手段と、 前記第1の網側の構成情報のうちいずれの装置/サービ
    スに関するものを前記通知手段により通知するかを判断
    する判断手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  7. 【請求項7】インターネットパケットの送受信処理を行
    うIP処理部と、 前記第1の網および第2の網の一方の網から受信したデ
    ータについて、該一方の網のデータリンクレイヤ識別子
    を参照して、あらかじめ定められた他方の網のデータリ
    ンクレイヤ識別子を付与した上で、該他方の網に送出す
    るスイッチ手段とをさらに備えたことを特徴とする請求
    項6に記載の通信装置。
  8. 【請求項8】第1の網に接続された第1の通信インタフ
    ェースと、 第2の網に接続された第2の通信インタフェースと、 インターネットパケットの送受信処理を行うIP処理部
    と、 前記第1の網および第2の網の一方の網から受信したデ
    ータについて、該一方の網のデータリンクレイヤ識別子
    を参照して、あらかじめ定められた他方の網のデータリ
    ンクレイヤ識別子を付与した上で、該他方の網に送出す
    るスイッチ手段と、 前記スイッチ手段の使用が許可されている主体を登録す
    るテーブル手段と、 前記スイッチ手段の使用の申請があった場合、前記テー
    ブル手段を参照して、該申請に対し許可を与えるか否か
    を決定する決定手段とを備えたことを特徴とする通信装
    置。
  9. 【請求項9】IEEE1394インタフェースによる第
    1の通信インタフェースと、 第2の通信インタフェースと、 前記第1の通信インタフェースから入力/出力される非
    同期パケットの特定のレジスタの値と、前記第2の通信
    インタフェースから出力/入力されるパケットのデータ
    リンク識別子との対応を記憶した対応テーブルと、 前記第1の通信インタフェースから非同期パケットの形
    で特定のレジスタ宛に送られてきたパケットを、これに
    前記対応テーブルで定められた識別子を付与して前記第
    2の通信インタフェースから送出するスイッチ手段とを
    備えたことを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】通信インタフェースとして用いるIEE
    E1394インタフェースと、 前記IEEE1394インタフェースから入力/出力さ
    れる非同期パケットの特定のレジスタの値と、その値の
    レジスタに向かって送出する非同期パケットの属性情報
    とを、前記非同期パケットの受信ノードに対して通知す
    る通知手段とを備えたことを特徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】通信インタフェースとして用いるIEE
    E1394インタフェースと、 前記IEEE1394インタフェースから入力/出力さ
    れる非同期パケットの受信ノードが指定する特定の値の
    レジスタに向かって送出する非同期パケットの属性情報
    を、該受信ノードに対して通知する通知手段を備えたこ
    とを特徴とする通信装置。
  12. 【請求項12】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングするスイッチ手段と、 前記ラベルスイッチングによるパケット転送を許可する
    か否かの判断材料となる、ラベルスイッチングパスの始
    点に関する情報を記憶する記憶手段と、 ラベルスイッチングパスの始点となるノードもしくはネ
    ットワークの情報と、該ラベルスイッチングパスを使用
    して転送されるべきパケットストリームの情報とを含
    む、制御メッセージを受信する受信手段と、 この受信した制御メッセージに含まれる始点ノード/ネ
    ットワークの情報と、前記記憶手段に記憶された情報と
    に基づいて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応
    関係の記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に
    基づいて、前記制御メッセージに示されるパケットスト
    リーム用に、自装置を通過するラベルスイッチングパス
    の設定を行う制御手段とを備えることを特徴とするルー
    タ装置。
  13. 【請求項13】前記制御手段は、前記始点ノード/ネッ
    トワークからのいずれのパケットストリームも前記ラベ
    ルスイッチングにより転送して良いと判断される場合
    に、許可すると判断することを特徴とする請求項12に
    記載のルータ装置。
  14. 【請求項14】前記制御手段は、前記制御メッセージが
    真に前記始点ノード/ネットワークから送信されたもの
    であるか否かを認証し、この認証結果が真であることを
    示す場合に、許可すると判断することを特徴とする請求
    項12に記載のルータ装置。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、前記制御メッセージに
    含まれるパケットストリームの情報を加味して、許可す
    るか否かを判断することを特徴とする請求項12または
    14に記載のルータ装置。
  16. 【請求項16】前記制御手段が前記ラベルスイッチング
    パスの設定を行わなかった場合に、前記パケットストリ
    ームに属するパケットを受信したら廃棄する手段を更に
    備えることを特徴とする請求項12に記載のルータ装
    置。
  17. 【請求項17】前記制御手段が前記ラベルスイッチング
    パスの設定を行わなかった場合に、前記パケットストリ
    ームに属するパケットを受信したらネットワーク層処理
    を施してホップバイホップ転送用のパスもしくは自装置
    を始点とする該パケットストリーム用のラベルスイッチ
    ングパスへ出力する手段を更に備えることを特徴とする
    請求項12に記載のルータ装置。
  18. 【請求項18】前記記憶手段は、前記ラベルスイッチン
    グパスによるパケット転送を許可する場合に提供する通
    信品質に関する情報を、各始点毎に、記憶するものであ
    り、 前記制御手段は、受信した前記制御メッセージに含まれ
    る要求通信品質の情報と、前記記憶手段に記憶された情
    報とにも基づいて、前記許否の判断を行うことを特徴と
    する請求項12に記載のルータ装置。
  19. 【請求項19】前記制御手段が許可しないと判断した場
    合に、前記パケットストリームに属するパケットを受信
    したら該パケットストリーム用の別の、前記ラベルスイ
    ッチングパスに対して要求されていた通信品質よりも低
    品質の、ラベルスイッチングパスへ出力する手段を更に
    備えることを特徴とする請求項18に記載のルータ装
    置。
  20. 【請求項20】前記ルータ装置は、ネットワークセグメ
    ントの境界に位置するものであり、 前記制御手段が前記ラベルスイッチングを可能とする対
    応関係の記憶を許可すると判断した場合には、前記ネッ
    トワークセグメントの内部のルータは該許否の判断を行
    わずに該ルータを通過するラベルスイッチングパスの設
    定を行えるように、許可を示す情報を含めた制御メッセ
    ージを送信する手段を更に備えることを特徴とする請求
    項12に記載のルータ装置。
  21. 【請求項21】前記制御メッセージは、前記ラベルスイ
    ッチングパス上の自装置に隣接するノードもしくはネッ
    トワークの情報をも含むものであり、 前記記憶手段は、前記ラベルスイッチングによるパケッ
    ト転送を許可するか否かの判断材料となる、自装置の隣
    接ノード/ネットワークに関する情報をも記憶するもの
    であり、 前記制御手段は、受信した前記メッセージに含まれる隣
    接ノード/ネットワークの情報と、前記記憶手段に記憶
    された情報とにも基づいて、前記許否の判断を行うこと
    を特徴とする請求項12に記載のルータ装置。
  22. 【請求項22】前記制御手段は、前記制御メッセージが
    真に前記始点ノード/ネットワークから送信されたもの
    であるか否かを認証し、前記制御メッセージが真に前記
    隣接ノード/ネットワークから送信されたものであるか
    否かを認証し、いずれの認証結果も真であることを示す
    場合に、許可すると判断することを特徴とする請求項2
    1に記載のルータ装置。
  23. 【請求項23】前記記憶手段は、前記ラベルスイッチン
    グによるパケット転送を許可するか否かの判断材料とな
    る、ラベルスイッチングパスの終点に関する情報をも記
    憶するものであり、 前記制御手段は、受信した前記制御メッセージに含まれ
    る、もしくは、該制御メッセージ中のパケットストリー
    ムの情報から求められる、前記ラベルスイッチングパス
    の終点となるノードもしくはネットワークの情報と、前
    記記憶手段に記憶された情報とにも基づいて、前記許否
    の判断を行うことを特徴とする請求項12に記載のノー
    ド装置。
  24. 【請求項24】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングするスイッチ手段と、 前記ラベルスイッチングによるパケット転送を許可する
    か否かの判断材料となる、自装置の隣接ノード/ネット
    ワークに関する情報を記憶する記憶手段と、 ラベルスイッチングパス上の自装置に隣接するノードも
    しくはネットワークの情報と、該ラベルスイッチングパ
    スを使用して転送されるべきパケットストリームの情報
    とを含む、制御メッセージを受信する受信手段と、 この受信した制御メッセージに含まれる隣接ノード/ネ
    ットワークの情報と、前記記憶手段に記憶された情報と
    に基づいて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応
    関係の記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に
    基づいて、前記制御メッセージに示されるパケットスト
    リーム用に、自装置を通過するラベルスイッチングパス
    の設定を行う制御手段とを備えることを特徴とするルー
    タ装置。
  25. 【請求項25】前記制御手段は、前記制御メッセージを
    送信した隣接ノードが、自装置が属するネットワークセ
    グメント内のノードであると判断できる場合には、前記
    許可するか否かの判断を省略することを特徴とする請求
    項24に記載のルータ装置。
  26. 【請求項26】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングするスイッチ手段と、 前記ラベルスイッチングによるパケット転送を許可する
    か否かの判断材料となる、パケットストリームに関する
    情報を記憶する記憶手段と、 ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
    ットストリームの情報を含む、制御メッセージを受信す
    る受信手段と、 この受信した制御メッセージに含まれるパケットストリ
    ームの情報と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づ
    いて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の
    記憶を許可するか否かを判断し、この判断結果に基づい
    て、前記制御メッセージに示されるパケットストリーム
    用に、自装置を通過するラベルスイッチングパスの設定
    を行う制御手段とを備えることを特徴とするルータ装
    置。
  27. 【請求項27】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングするスイッチ手段と、 前記ラベルスイッチングによるパケット転送を許可する
    か否かの判断材料となる、ラベルスイッチングパスの終
    点に関する情報を記憶する記憶手段と、 ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
    ットストリームの情報を含む、制御メッセージを受信す
    る受信手段と、 この受信した制御メッセージに含まれる、もしくは、該
    制御メッセージ中のパケットストリームの情報から求め
    られる、前記ラベルスイッチングパスの終点となるノー
    ドもしくはネットワークの情報と、前記記憶手段に記憶
    された情報とに基づいて、前記ラベルスイッチングを可
    能とする対応関係の記憶を許可するか否かを判断し、こ
    の判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示される
    パケットストリーム用に、自装置を通過するラベルスイ
    ッチングパスの設定を行う制御手段とを備えることを特
    徴とするルータ装置。
  28. 【請求項28】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングすることを許可するか否かの判断材料と
    なる、ラベルスイッチングパスの始点に関する情報を記
    憶し、 ラベルスイッチングパスの始点となるノードもしくはネ
    ットワークの情報と、該ラベルスイッチングパスを使用
    して転送されるべきパケットストリームの情報とを含
    む、制御メッセージを受信し、 この受信した制御メッセージに含まれる始点ノード/ネ
    ットワークの情報と、前記記憶された情報とに基づい
    て、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の記
    憶を許可するか否かを判断し、 この判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示され
    るパケットストリーム用に、自装置を通過するラベルス
    イッチングパスの設定を行うことを特徴とするラベルス
    イッチングパスの設定方法。
  29. 【請求項29】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングすることを許可するか否かの判断材料と
    なる、自装置の隣接ノード/ネットワークに関する情報
    を記憶し、 ラベルスイッチングパス上の自装置に隣接するノードも
    しくはネットワークの情報と、該ラベルスイッチングパ
    スを使用して転送されるべきパケットストリームの情報
    とを含む、制御メッセージを受信し、 この受信した制御メッセージに含まれる隣接ノード/ネ
    ットワークの情報と、前記記憶された情報とに基づい
    て、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の記
    憶を許可するか否かを判断し、 この判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示され
    るパケットストリーム用に、自装置を通過するラベルス
    イッチングパスの設定を行うことを特徴とするラベルス
    イッチングパスの設定方法。
  30. 【請求項30】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングすることを許可するか否かの判断材料と
    なる、パケットストリームに関する情報を記憶し、 ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
    ットストリームの情報を含む、制御メッセージを受信
    し、 この受信した制御メッセージに含まれるパケットストリ
    ームの情報と、前記記憶手段に記憶された情報とに基づ
    いて、前記ラベルスイッチングを可能とする対応関係の
    記憶を許可するか否かを判断し、 この判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示され
    るパケットストリーム用に、自装置を通過するラベルス
    イッチングパスの設定を行うことを特徴とするラベルス
    イッチングパスの設定方法。
  31. 【請求項31】パケットストリームが入力されるチャネ
    ルを識別するための入力側ラベルと、該パケットストリ
    ームが出力されるチャネルを識別するための出力側ラベ
    ルとの対応関係を参照して、入力されたパケットをラベ
    ルスイッチングすることを許可するか否かの判断材料と
    なる、ラベルスイッチングパスの終点に関する情報を記
    憶し、 ラベルスイッチングパスを使用して転送されるべきパケ
    ットストリームの情報を含む、制御メッセージを受信
    し、 この受信した制御メッセージに含まれる、もしくは、該
    制御メッセージ中のパケットストリームの情報から求め
    られる、前記ラベルスイッチングパスの終点となるノー
    ドもしくはネットワークの情報と、前記記憶手段に記憶
    された情報とに基づいて、前記ラベルスイッチングを可
    能とする対応関係の記憶を許可するか否かを判断し、 この判断結果に基づいて、前記制御メッセージに示され
    るパケットストリーム用に、自装置を通過するラベルス
    イッチングパスの設定を行う制御手段とを備えることを
    特徴とするラベルスイッチングパスの設定方法。
JP19567198A 1997-07-11 1998-07-10 蓄積装置 Expired - Lifetime JP3677153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19567198A JP3677153B2 (ja) 1997-07-11 1998-07-10 蓄積装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-186811 1997-07-11
JP18681197 1997-07-11
JP19567198A JP3677153B2 (ja) 1997-07-11 1998-07-10 蓄積装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004146965A Division JP3848338B2 (ja) 1997-07-11 2004-05-17 ルータ装置及びラベルスイッチングパスの設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1188406A true JPH1188406A (ja) 1999-03-30
JP3677153B2 JP3677153B2 (ja) 2005-07-27

Family

ID=26503994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19567198A Expired - Lifetime JP3677153B2 (ja) 1997-07-11 1998-07-10 蓄積装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3677153B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001008151A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd Home network device information architecture
WO2001008150A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device customized home network top-level information architecture
WO2001008152A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and configuration in a home network
WO2001008153A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and control in a bridged home network
WO2001013374A1 (en) * 1999-08-17 2001-02-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Device communication and control in a home network connected to an external network
JP2001290693A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Sony Corp 情報蓄積装置、小型記憶装置、情報提供装置、およびネットワークシステム
WO2002027503A1 (en) * 2000-09-27 2002-04-04 Sony Corporation Home network system
JP2002271767A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 映像配信方法及び映像配信システム
US6466971B1 (en) 1998-05-07 2002-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for device to device command and control in a network
WO2002082282A1 (fr) * 2001-04-03 2002-10-17 Sony Corporation Procede de transmission et emetteur
JP2005352948A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Canon Inc 制御装置およびネットワークコントローラおよび情報処理システムおよび通信処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2006039982A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Canon Inc 情報処理装置の制御方法、情報処理装置、および情報処理装置の制御プログラム
US7043532B1 (en) 1998-05-07 2006-05-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for universally accessible command and control information in a network
KR100635542B1 (ko) 2004-12-15 2006-10-18 한국전자통신연구원 홈 네트워크의 보안 부하 감소 장치 및 그 방법
US7337217B2 (en) 2000-07-21 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Architecture for home network on world wide web
JP2008172387A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Kddi Corp 同軸線通信装置の自動設定方法、ゲートウェイ、マスタ同軸線通信装置及びプログラム
US7490293B1 (en) 1999-07-27 2009-02-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and control in a bridged home network
JP2010109999A (ja) * 2009-12-17 2010-05-13 Panasonic Electric Works Co Ltd サービス網、機器制御監視装置
JP2013008394A (ja) * 1999-06-02 2013-01-10 Thomson Licensing 外部通信ネットワークからホームネットワークを制御する方法及び装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11405405B2 (en) * 2019-03-22 2022-08-02 Xiber, Llc Aggregation of network access to tenant spaces of multi-tenant structures

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257029A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fujitsu General Ltd ホームバスシステム
JPH02218236A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔通信制御装置及び共同住宅用ホームバスシステム
JPH0750689A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 中継装置
JPH08125692A (ja) * 1994-08-31 1996-05-17 Toshiba Corp ネットワーク接続装置、端末装置及びパケット転送方法
JPH09163344A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デマンドアクセス情報提供システム、およびこれに用いる情報配信装置、中継配信装置、並びに利用者端末装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0257029A (ja) * 1988-08-23 1990-02-26 Fujitsu General Ltd ホームバスシステム
JPH02218236A (ja) * 1989-02-20 1990-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 遠隔通信制御装置及び共同住宅用ホームバスシステム
JPH0750689A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 中継装置
JPH08125692A (ja) * 1994-08-31 1996-05-17 Toshiba Corp ネットワーク接続装置、端末装置及びパケット転送方法
JPH09163344A (ja) * 1995-12-08 1997-06-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> デマンドアクセス情報提供システム、およびこれに用いる情報配信装置、中継配信装置、並びに利用者端末装置

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6466971B1 (en) 1998-05-07 2002-10-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for device to device command and control in a network
US7043532B1 (en) 1998-05-07 2006-05-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for universally accessible command and control information in a network
JP2013008394A (ja) * 1999-06-02 2013-01-10 Thomson Licensing 外部通信ネットワークからホームネットワークを制御する方法及び装置
WO2001008151A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd Home network device information architecture
WO2001008150A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device customized home network top-level information architecture
WO2001008152A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and configuration in a home network
WO2001008153A1 (en) * 1999-07-27 2001-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and control in a bridged home network
US7490293B1 (en) 1999-07-27 2009-02-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and control in a bridged home network
US8032833B1 (en) 1999-07-27 2011-10-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Home network device information architecture
US9137034B2 (en) 1999-07-27 2015-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Device customized home network top-level information architecture
US6801507B1 (en) 1999-07-27 2004-10-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Device discovery and configuration in a home network
US7200683B1 (en) 1999-08-17 2007-04-03 Samsung Electronics, Co., Ltd. Device communication and control in a home network connected to an external network
WO2001013374A1 (en) * 1999-08-17 2001-02-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Device communication and control in a home network connected to an external network
JP2001290693A (ja) * 2000-04-07 2001-10-19 Sony Corp 情報蓄積装置、小型記憶装置、情報提供装置、およびネットワークシステム
US7337217B2 (en) 2000-07-21 2008-02-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Architecture for home network on world wide web
US7349967B2 (en) 2000-07-21 2008-03-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Architecture for home network on world wide web with private-public IP address/URL mapping
WO2002027503A1 (en) * 2000-09-27 2002-04-04 Sony Corporation Home network system
JP2002271767A (ja) * 2001-03-13 2002-09-20 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 映像配信方法及び映像配信システム
WO2002082282A1 (fr) * 2001-04-03 2002-10-17 Sony Corporation Procede de transmission et emetteur
US8321897B2 (en) 2001-04-03 2012-11-27 Sony Corporation Transmission method and transmitter
JP2005352948A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Canon Inc 制御装置およびネットワークコントローラおよび情報処理システムおよび通信処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2006039982A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Canon Inc 情報処理装置の制御方法、情報処理装置、および情報処理装置の制御プログラム
KR100635542B1 (ko) 2004-12-15 2006-10-18 한국전자통신연구원 홈 네트워크의 보안 부하 감소 장치 및 그 방법
JP2008172387A (ja) * 2007-01-10 2008-07-24 Kddi Corp 同軸線通信装置の自動設定方法、ゲートウェイ、マスタ同軸線通信装置及びプログラム
JP2010109999A (ja) * 2009-12-17 2010-05-13 Panasonic Electric Works Co Ltd サービス網、機器制御監視装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3677153B2 (ja) 2005-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6341127B1 (en) Node device and method for controlling label switching path set up in inter-connected networks
JP3677153B2 (ja) 蓄積装置
JP3660443B2 (ja) データ転送制御システム及び中継装置
US6523696B1 (en) Communication control device for realizing uniform service providing environment
JP3719789B2 (ja) 通信端末装置及び中継装置
US6934754B2 (en) Methods and apparatus for processing network data transmissions
JP4023240B2 (ja) ユーザ認証システム
JP3964871B2 (ja) マルチメディア通信のためのシステム、方法及びデータ構造
US20030108030A1 (en) System, method, and data structure for multimedia communications
US20130201987A1 (en) Service communication method and system for access network apparatus
JP3571912B2 (ja) 通信装置およびサービス提供方法
US8094663B2 (en) System and method for authentication of SP ethernet aggregation networks
JP2000022759A (ja) 構成された帰還経路を通じてリソースサーバーと通信する代理人を使用する一方向アダプタのダイナミックなネットワーク構成
WO2016180020A1 (zh) 一种报文处理方法、设备和系统
WO2007141840A1 (ja) 中継ネットワークシステム及び端末アダプタ装置
US20050002388A1 (en) Data structure method, and system for multimedia communications
JPH10308758A (ja) 通信装置
JP2004304574A (ja) 通信装置
KR20060059877A (ko) 이더넷 접근 시스템에 관한 장치 및 방법
CN114338784A (zh) 一种业务处理方法、装置和存储介质
CN104054303A (zh) 适于vod的网关
JP3848338B2 (ja) ルータ装置及びラベルスイッチングパスの設定方法
EP1981217A1 (en) Method for forwarding data packets in an access network and device
JP2002185521A (ja) ルーティング装置および記録媒体
JPWO2003043276A1 (ja) プロバイダ接続システム及びそのパケット交換装置並びにパケット交換方法及びそのコンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050506

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term