JPH1188613A - 画像情報読取装置および画像情報読取方法 - Google Patents

画像情報読取装置および画像情報読取方法

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JPH1188613A
JPH1188613A JP9239244A JP23924497A JPH1188613A JP H1188613 A JPH1188613 A JP H1188613A JP 9239244 A JP9239244 A JP 9239244A JP 23924497 A JP23924497 A JP 23924497A JP H1188613 A JPH1188613 A JP H1188613A
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JP9239244A
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Hideki Ito
秀樹 伊藤
Masaki Takahashi
正樹 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機械的に光学系への振動を抑制する対策を施す
ことなく、高画質、高速に画像情報の読み取りが可能と
なる画像情報読取装置を提供する。 【解決手段】原稿台2のラインセンサ11と垂直方向
(副走査方向)に原稿3の載置位置と特定の距離におい
て基準パターン30a,30bを原稿の両側で読み取
る。そして、この読み取った基準パターンを含む画像情
報から、基準パターンの位置(画素)をそれぞれ検出
し、この検出した値から画像情報に生じた変動量を変動
量検出回路50a,50bにより検出し、また変動方向
を変動方向比較回路51により検出し、これらの検出結
果に基づき補正方法を判別し、読み取った原稿の画像情
報全体を補正処理することにより、高画質化が可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、原稿面
と光学系とを相対的に移動させて原稿を光走査し、原稿
からの反射光をラインセンサに結像させて電気信号に変
換することにより、原稿の画像情報を読み取る画像情報
読取装置および画像情報読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の画像情報読取装置は、
固定された原稿台に沿って往復動するキャリッジに、光
源およびミラーなどからなる光学系を搭載し、キャリッ
ジとともに光学系を移動させることにより、原稿台上に
載置された原稿を光走査し、原稿からの反射光を上記ミ
ラーなどを介して、固定されたラインセンサの受光面に
結像させ、ラインセンサによって電気信号に変換するよ
うになっている。
【0003】このような画像情報読取装置は、最近、フ
ァクシミリ装置、複写機、画像情報認識装置、光ファイ
リング装置などに広く用いられている。そして、これら
の装置では、高精度、高画質化の要求が急速に高まって
きているため、画像情報を正確に読み取ることの重要性
が増している。また、拡大、縮小率が益々広がる傾向に
あり、特に拡大画像情報の読み取りでは、光学系の駆動
の低速時の振動が、主走査方向の画像処理により画像情
報の変動となって強調されてしまうという問題があっ
た。
【0004】そこで、従来、光学系への振動を抑制する
方法がいろいろと行われてきた。しかし、いずれも、機
械的に光学系への振動を低減する方法が主に行われてい
た。たとえば、光学系を搭載したキャリッジを駆動する
モータの駆動軸にダンパ(フライホイールなどの慣性負
荷)を装着して、モータの速度変動を低減することによ
り、光学系への振動を抑制するものである。
【0005】このような、機械的な振動が原因で画像情
報に生じた変動を補正する手段として、たとえば、特開
平5−207231号公報のような提案がなされてい
る。これは、光電変換手段の光電変換可能な範囲で、か
つ、原稿位置範囲外に前記移動方向に沿って設けられた
1つの基準パターンを同時に読み取り、基準パターンを
含む画像情報より基準線の位置を検出し、この検出した
値から原稿の画像情報に生じた変動量を検出し、この変
動量に基づき画像データをシフトすることにより画像情
報の補正をするものである。
【0006】しかし、この方法では正確な画像情報の補
正は行えない。なぜならば、光学系の振動する場所によ
って画像情報の変動の生じ方が異なるからである。たと
えば、光学系を搭載したキャリッジが原稿に対して相対
的に移動しながら画像情報を読み取っている間に、移動
方向(副走査方向)に対してキャリッジの両端が交互に
振動するような場合、光電変換された画像情報は光電変
換する方向(主走査方向)に対してシフトした画像にな
る。
【0007】一方、キャリッジに搭載した反射ミラーが
その長尺方向の中央を最大たわみ量とする一次の振動モ
ードでたわみ振動を生じた場合、光電変換する方向に対
して、光電変換手段の中央を中心として画像情報が拡
大、または、縮小した画像になる。この場合に前記に示
した画像情報をシフトする補正方法では、逆に画像を悪
化させるというデメリットを有していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
問題点を解決するために成されたもので、機械的に光学
系への振動を抑制する対策を施すことなく、高速、高画
質で画像情報の読み取りが可能となる画像情報読取装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像情報読取装
置は、原稿面に対し相対的に移動する光学系によって前
記原稿を光走査し、前記原稿からの光を光電変換手段に
結像させて電気信号に変換することにより、前記原稿の
画像情報を読み取る画像情報読取装置において、前記電
気光電変換手段の光電変換可能範囲内で、かつ、前記原
稿位置の範囲外の両側に前記移動方向に沿って設けら
れ、前記原稿の画像情報とともに光電変換される線状の
基準パターンと、前記光電変換手段から得られる前記基
準パターンを含む画像情報により前記両側の基準パター
ンの位置を検出し、前記光電変換手段の両側で検出した
前記基準パターンの位置から前記原稿の画像情報に生じ
た変動量を検出する変動量検出手段と、前記光電変換手
段の両側で前記変動量検出手段により検出された基準パ
ターンの変動量の方向を比較する変動方向比較手段と、
前記変動量検出手段で検出された変動量と、前記変動方
向比較手段で比較した結果に基づき、前記光電変換手段
から得られる前記原稿の画像情報を補正する補正処理手
段とを具備している。
【0010】また、前記画像情報読取装置において、前
記補正処理手段は、前記変動方向比較手段で比較した結
果が同じ方向に変動していた場合に、前記光電変換手段
から得られる前記原稿の画像情報をシフトすることによ
り前記原稿の画像情報を補正処理する。
【0011】また、前記画像情報読取装置において、前
記補正処理手段は、前記変動方向比較手段で比較した結
果が相異なる方向に変動していた場合に、前記光電変換
手段から得られる前記原稿の画像情報を拡大、または、
縮小することにより前記原稿の画像情報を補正処理す
る。
【0012】また前記補正処理手段は、前記変動量検出
手段により検出された前記基準パターンのそれぞれの変
動量が異なる場合には、前記光電変換手段から得られる
前記原稿の画像情報を前記変動方向に基づいてシフトす
ると共に、前記画像情報を拡大、または、縮小すること
により前記原稿の画像情報を補正する。
【0013】また、原稿に対し相対的に移動する光学系
と、この光学系により前記原稿を光走査し、前記原稿か
らの光を結像させて電気信号に変換する光電変換手段
と、この光電変換手段の光電変換可能範囲内で、かつ原
稿位置の範囲外の両側に前記光学系の移動方向に沿って
それぞれ設けられ、前記原稿の画像情報とともに光電変
換される線状の基準パターンとを備えた画像情報読取り
装置により前記原稿の画像情報を読み取る画像情報読取
方法において、前記光電変換手段から得られる前記基準
パターンを含む画像情報から前記基準パターンの位置を
検出し、この検出した値に基づいて前記基準パターンの
読取り時に生じた変動量を変動量検出手段により検出
し、前記光電変換手段の両側で前記変動量検出手段によ
り検出された前記基準パターン同士の変動方向を変動方
向比較手段により比較し、前記変動量検出手段で検出さ
れた変動量と前記変動方向比較手段で比較した変動方向
との結果に基づき、前記光電変換手段から得られる前記
原稿の画像情報を補正することを特徴としている。
【0014】(作用)請求項1記載の画像情報読取装置
および請求項5記載の画像情報読取方法によれば、従来
技術のように光学系を移動させて画像情報を読み取る際
に、光学系の振動を抑制するための対策、たとえば、反
射ミラーが振動するのを抑制するための防振装置や、光
学系が移動方向に対して左右に回転振動するのを抑制す
る機構を設けることなく、高画質化が可能となる。
【0015】また、請求項2記載の画像情報読取装置に
よれば、前記の光学系の振動によって、1ラインごとに
シフトした画像情報を、前記光電変換手段の両側に設け
た2つの基準パターンの変動量と変動方向により判別
し、画像情報を1ラインごとに補正することにより、簡
単に高画質化が可能となる。
【0016】請求項3記載の画像情報読取装置によれ
ば、前記光学系の振動によって、1ラインごとに拡大、
または、縮小された画像情報を、前記光電変換手段の両
側に設けた2つの基準パターンの変動量と変動方向によ
り判別し、画像情報を1ラインごとに縮小、または、拡
大処理し補正することにより、簡単に高画質化が可能と
なる。
【0017】請求項4記載の画像情報読取装置によれ
ば、基準パターンの変動量がそれぞれ異なる場合にもシ
フト方式と拡大・縮小方式とを組合わせて簡単に高画質
化が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形
態に係わる画像情報読取装置を概略的に示すものであ
る。
【0019】図において、装置本体1の上面には、透明
ガラスによって構成された原稿台2が固定されており、
この原稿台2上に読み取ろうとする原稿3が載置される
ようになっている。そして、装置本体1内の原稿台2と
対応する部位には、原稿台2上の原稿3を光学的に走査
する原稿走査部4が設けられている。
【0020】原稿走査部4は、原稿3に光を照射する照
明用の棒状の光源5を搭載した第1キャリッジ6、光路
を折り曲げるミラー7,8を搭載した第2キャリッジ
9、集光用のレンズブロック10、これらの各光路を経
て導かれる原稿3からの反射光を受光して電気信号に変
換する光電変換手段としてのCCD型ラインセンサ11
を備えた固定光学系12を有する。
【0021】原稿台2には、原稿位置規制版13が原稿
3の位置を規制できるように調整可能に設置されてい
る。また、原稿位置規制版13には、光源5からの光を
反射する位置にシェーディング補正(シェーディング補
正の詳細については後述する)を行うための白基準板1
4が設置されているとともに、この白基準板14と一定
距離離れた位置に遮光版15が設置されている。
【0022】第1キャリッジ6は、光源5のほか、この
光源5からの光を原稿3上に集める反射鏡としてのリフ
レクタ16、原稿3からの反射光の光量を均一化するた
めの光量分布改善板17、原稿3からの反射光を第2キ
ャリッジ9側へ導くミラー18、第1キャリッジ6のホ
ームポジションを(基準位置)を検知するホームポジシ
ョンセンサ19、および、これらを搭載するフレーム2
0を有している。
【0023】ホームポジションセンサ19は、原稿位置
規制板13に設けられた遮光板15を検知することによ
り、第1キャリッジ6のホームポジションを検知するよ
うになっており、たとえば光学式センサを用いている。
第2キャリッジ9は、ミラー7,8を搭載するフレーム
21を有している。
【0024】第1キャリッジ6および、第2キャリッジ
9は、互いにワイヤ(図示しない)で連結されており、
原稿台2の下方で装置本体1に支持された案内レール2
2上を、それぞれ摺動部材23を介して、図示しないモ
ータによって図示矢印方向に往復動されるようになって
いる。この場合、第2キャリッジ9は、第1キャリッジ
6の1/2の速度で同じ方向へ移動するもので、これに
より、レンズブロック10までの光路長が常に一定にな
るように光走査できるようになっている。
【0025】固定光学系12には、レンズブロック10
およびラインセンサ11のほか、原稿3からの反射光以
外の光がラインセンサ11に入射しない様に、レンズカ
バー24が光学系ベース25に装着されている。なお、
レンズブロック10の最適な焦点位置にラインセンサ1
1の受光面を合致させるように、レンズブロック10お
よびラインセンサ11は、その相対位置を調整可能な機
構(図示省略)が光学系ベース25に装着されている。
【0026】図2は、ラインセンサ11と原稿台2との
関係を示したものである。原稿台2は透明ガラスによっ
て構成されている。原稿台2の原稿載置位置の外側部分
の両側の裏面中央部に、副走査方向(キャリッジ6,9
の移動方向)と平行に線状の基準パターン(たとえば直
線状)30a、および、30bが設けられている。基準
パターンの背景は光が透過しないよう、白色、または、
高反射率の表面になっている。
【0027】ラインセンサ11の画素サイズは、たとえ
ば1ライン7500画素で構成されているものとする。
原稿3の画素サイズは、最大で7016画素に相当す
る。このため、ラインセンサ11の画素サイズと原稿3
の画素サイズとの間には484画素の余りが生じる。こ
の484画素のうち、242画素ずつが両側に存在する
基準パターン30を読み取るための基準パターン読み取
り領域A,および基準パターン読み取り領域Bとして機
能し、その間の7016画素が原稿読み取り領域とな
る。
【0028】この原稿台2の両側に設けた基準パターン
読み取り領域A、および、基準パタン読み取り領域B
に、基準パターン30a、および、基準パターン30b
を原稿を載置する面と反対側の面、すなわち原稿走査部
4側の面にそれぞれ設ける。ここでは、基準パターンと
して、光学系の移動方向(副走査方向)と平行な黒色の
直線を示した。
【0029】図3は、基準パターン30a、および30
bを含めて読み取った画像情報の概略を示したものであ
る。基準パターン30a、および、30bを読み取った
画像情報は、光学系に生じた振動のために揺れが発生し
ている。また、原稿3の画像情報も揺れが発生してい
る。これらの画像情報の基準パターン30a、および、
30bの画像情報から変動の度合いを検出し、原稿3の
画像情報全体を補正する。
【0030】補正の方法は、まず、読み取り動作を開始
する前に、基準パターン30a、および、30bが読み
取れる位置に第1キャリッジ6を移動し、キャリッジを
停止した状態で画像情報を記録する。画像読み取り領域
Aにおいて、その画像情報の左側から順に位置検出を行
い、基準レベルを設けて、基準レベル以下を黒、それ以
上を白として処理する。黒レベルが数画素連続して現れ
てきたところの先頭位置を基準パターン30aのライン
センサ11上での基準位置として記憶する。読み取り領
域Bにおいては、その画像領域の右側から順に位置検出
を行い、同様に基準パターン30bのラインセンサ上で
の基準位置を記憶する。
【0031】次に、第1キャリッジ6をホームポジショ
ン19の位置に戻した後、原稿の読み取りを開始する。
1ライン画像情報を取り込み、その1画素目から順に基
準パターン30a、および、30bのラインセンサ上で
の位置検出を行い、変動量検出手段により、先に求めた
基準位置との差を検出する。次に、基準パターン30
a、および30bそれぞれの基準位置からの差が正方向
か、負方向かを変動方向比較手段により比較し、それぞ
れの変動方向の組み合わせパターンにしたがって、画像
補正方法を決定する。
【0032】たとえば、基準パターン読み取り領域Aと
基準パターン読み取り領域Bでの変動量の方向とその大
きさにより、画像補正方法は以下の表1のように分類さ
れる。
【0033】領域Aの基準パターンの変動量d1 と領域
Bの基準パターンの変動量d2 の絶対値が同じ場合、す
なわち、|d1 |=|d2 |のとき、d1 とd2 が異符
号ならシフト方式、同符号なら拡大、または縮小方式の
画像補正を行う。
【0034】
【表1】
【0035】領域Aの基準パターンの変動量d1 と領域
Bの基準パターンの変動量d2 の絶対値が異なる場合、
すなわち、|d1 |≠|d2 |のとき、シフト方式と拡
大・縮小方式で組み合わせて画像補正を行う。その場合
のシフト補正と拡大・縮小補正は次の表2の通りであ
る。
【0036】
【表2】
【0037】以上の規則に基づいて、原稿3を読み取っ
た画像情報を1ラインごとに補正を行う。このような補
正を行うことにより、機械的な振動抑制を行うことな
く、光学系に生じる振動に対する画像情報への影響を最
小限に押さえることが可能となる。したがって、従来の
ような機械的に光学系への振動を抑制する対策を施すこ
となく、高画質、高速に画像情報の読み取りが可能とな
る。また、原稿の両側に設けた基準パターンを用いるこ
とにより、従来よりも正確な画像補正方法が可能にな
る。
【0038】次に図3に示したような同方向にシフトし
た場合の画像情報補正方法を以下に説明する。基準パタ
ーン読み取り領域A、および、基準パターン読み取り領
域Bにおける変動量がそれぞれ同じ正方向である場合、
1ライン毎の画像情報を基準位置からの変動量をなくす
方向にそれぞれシフトすることにより、原稿領域の画像
情報を補正する。
【0039】図3の補正前の画像情報において、基準パ
ターンの基準位置からの変動量は、1ライン目から、基
準パターン読み取り領域Aでは、それぞれ順に+1、
0、0、−1、0、−1、−2、−1、0、+2であ
り、基準パターン読み取り領域Bでは、それぞれ順に−
1、0、0、+1、0、+1、+2、+1、0、−2と
なる。変動量の絶対値が同じで変動量の符号が異なるこ
とから、各ラインにおいて、基準パターン読み取り領域
Aの左端を基準に1ライン目から−1、0、0、+1、
0、+1、+2、+1、0、−2の画像情報のシフト処
理を行う。1ラインの画像情報の読み取りを行い、以上
の補正処理を順次行うことにより、画像情報の補正を行
う。
【0040】次に、図4に示すような異なる方向にシフ
トした場合の画像情報補正方法について説明する。基準
パターン読み取り領域A、および、基準パターン読み取
り領域Bにおける変動量が大きさが同じでそれぞれ相異
なる方向である場合、たとえば図4において領域Aでは
正方向、領域Bでも正方向の場合、その1ラインのデー
タはキャリッジに搭載されているミラーのたわみ振動な
どが原因で、画像情報の中央を中心として両側に画像が
拡大された画像情報になっている。
【0041】そこで、ラインセンサの中央を画像情報を
拡大・縮小処理する中心とし、基準位置からの変動量か
ら求められる各ラインごとの倍率にしたがって画像情報
を拡大、または、縮小し画像情報を補正する。
【0042】図4の補正前の画像情報において、基準パ
ターンの基準位置からの変動量は、1ライン目から、基
準パターン読み取り領域Aでは、それぞれ+1、0、+
3、+2、+1、0、−1、−2、0、+1であり、基
準パターン読み取り領域Bでも同じく、それぞれ+1、
0、+3、+2、+1、0、−1、−2、0、+1とな
る。
【0043】各ラインにおいて、変動量の絶対値が同じ
で変動量の符号もそれぞれ同じことから、たとえば、1
ライン目において、領域Aでは+1、領域Bでは+1な
ので、ラインセンサ中央を中心に拡大された画像情報に
なっていることがわかる。この場合、ラインセンサ中央
から基準位置までの画素数と変動量から画像情報の縮小
を行う。ラインセンサ中央から基準位置までの画素数を
L、基準位置からの変動量をdとすると、補正倍率Zは
次式になる。
【0044】
【数1】Z=L/(L+d1 +d2 ) 以上の補正倍率により1ライン毎に補正処理を順次行う
ことにより、画像情報の補正を行う。
【0045】次に図5に示すような変動量が異なる場合
の画像情報補正方法について説明する。基準パターン読
み取り領域A、および、基準パターン読み取り領域Bに
おける変動量の大きさが異なる場合、まず、1ライン毎
の画像情報を領域A、および領域Bにおける基準位置か
らの基準パターンの変動量から、基準パターン読み取り
領域A の左端を基準として−((d1 −d2 )/2)だ
けシフトを行い、更に、画像の中央を中心としてライン
方向にL/(L+d1 +d2 )の拡大・縮小補正を行う
ことにより原稿領域の画像情報を補正する。
【0046】例えば図5の補正前の画像情報において、
領域Aの基準位置からの基準パターンの変動量は、1ラ
イン目から、基準パターン読み取り領域Aでは、それぞ
れ+1、−1、+3、+2、+2、0、0、―1、0、
0であり、基準パターン読み取り領域Bでは、それぞれ
+1、+1、+3、+2、0、0、−2、−3、0、+
2となる。それぞれの領域での基準パターンの変動量の
大きさが異なることから、まず、1ラインごとに基準パ
ターンの変動量から補正量−((d1 −d2 )/2)を
算出し、シフト補正を行う。
【0047】図5の補正前の図において1ライン目から
0、+1、0、0、−1、0、−1、−1、0、+1の
画像情報のシフト処理を行う。つぎに、各ラインごと
に、それぞれの領域での基準パターンの変動量と各領域
の基準パターンの距離Lから、1ラインごとの拡大・縮
小倍率を算出し、1ラインごとに拡大縮小補正を行う。
【0048】図5のシフト補正後の図において、各ライ
ンにおける拡大・縮小補正倍率は、それぞれL/(L+
2)、1、L/(L+6)、L/(L+4)、L/(L
+2)、1、L/(L−2)、L/(L−4)、1、L
/(L+2)となる。各ラインごとの補正倍率に従い、
各ラインの中央を中心に拡大、または縮小補正をするこ
とにより画像補正を行う。
【0049】本実施の形態ではシフト補正を拡大・縮小
補正よりも先に行ったが、拡大・縮小補正を先に行い、
シフト補正を行っても同様の効果が得られるのは明らか
である。
【0050】図6は、上記のように構成された画像情報
読取装置の電気回路を概略的に示す構成図である。図6
において、ラインセンサ40の出力信号は、アナログ処
理回路41に送られ、ここでクランプおよびサンプルホ
ールドなどのアナログ処理を行った後、A/D変換回路
42に送られ、A/D変換される。A/D変換回路後の
デジタル信号は、正規化するためにシェーディング補正
回路43に送られ、ここでシェーディング補正される。
なお、シェーディング補正とは、ラインセンサ40の感
度ばらつき、光源5の照度ばらつき、光学系に起因する
光量の中央部と両端部との違い、光源5の劣化などを補
正するものである。
【0051】シェーディング補正後の画像情報は、本発
明による画像変動補正回路44に送られる。画像変動補
正後、拡大/縮小回路45に送られ、ここで主走査方向
の拡大あるいは縮小処理が行われる。その後、画像処理
回路46に送られ、ガンマ補正、マトリクス補正などの
各種画像処理を行い、外部装置へ出力する。
【0052】図7は、本発明に係る画像変動補正回路4
4を示すものである。シェーディング補正された画像情
報は、領域A変動量検出回路50aと領域B変動量検出
回路50bに入力される。変動量検出回路50a、50
bは、あらかじめキャリッジが停止してる状態で検出し
ておいた画像情報上での基準パターンの位置(基準位
置)から、原稿2の画像情報を取り込んでいる場合の基
準パターン30a、および30bの画像情報での位置と
の差をそれぞれ出力する。変動方向比較回路51は、領
域A変動量検出回路50aと、領域B変動量検出回路5
0bの変動する方向を比較し、領域Aと領域Bの変動方
向が、正方向と正方向、正方向と負方向、負方向と正方
向、負方向と負方向、のいずれであるかを出力する。
【0053】この変動方向比較回路51の出力結果と変
動量検出回路50a、および、50bの変動量の出力結
果から変動補正回路52において、上述してきた通りの
変動量補正方法を決定し補正処理を行う。
【0054】以上説明したように、原稿台のラインセン
サと垂直方向(副走査方向)に原稿の載置位置と特定の
距離をおいて基準パターン(直線)を原稿台両側に設
け、原稿の画像情報とともに上記基準パターンを読み取
り、この読み取った画像情報から、ラインセンサ両側に
ある基準パターンの位置(画素)をそれぞれ検出し、こ
の検出した値から画像情報に生じた変動量を検出し、こ
のラインセンサ両側で検出した変動量の変動する方向を
比較し、その比較結果と変動量に基づき画像情報を補正
処理する。
【0055】この補正処理は、ラインセンサの両側の変
動量の大きさが同じ場合、変動方向が同じ方向であれ
ば、読み取った原稿の画像情報を各ラインごとに上記検
出した変動量にしたがって左右にシフトすることで行
い、変動方向が相異なる方向であれば、読み取った原稿
の画像情報を各ラインごとに上記の検出した変動量にし
たがって拡大、または、縮小することで行う。また、ラ
インセンサ両側の変動量の大きさが異なる場合、読み取
った原稿の画像情報を各ラインごとに上記検出した変動
量にしたがって左右にシフトし、かつ、拡大または縮小
することで行う。
【0056】このように補正を行うことにより、機械的
な振動抑制を行うことなく、光学系に生じる振動に対す
る画像情報への影響を最小限に抑えることが可能とな
る。したがって、従来のような機械的に光学系への振動
を抑制する対策を施すことなく、高画質、高速に画像情
報の読み取りが可能となる。
【0057】なお、上記実施の形態の例では、基準パタ
ーンとして、直線を用いたが、必ずしも直線である必要
はなく、たとえば緩やかな曲線等の他の線状パターンで
あっても同様な目的を達成することができる。また、上
記実施の形態の例では、基準パターンとして、黒色の線
を用いたが、必ずしも黒色である必要はなく、たとえ
ば、カラー画像の読み取りを行う場合には、各カラーフ
ィルタの感度に合わせて色を選ぶことで、同様な目的を
達成することができる。
【0058】また、上記実施の形態の例では、変動量の
補正処理を1ライン取り込む毎に行っていたが、必ずし
も1ライン取り込む毎に行う必要はなく、全原稿の画像
情報を読み取り終えた後、変動量補正処理を行っても良
いことは明らかであり、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施することができる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像情報読
取装置によれば、機械的に光学系への振動を抑制する対
策を施すことなく、高画質、高速に画像情報の読み取り
が可能な画像情報読取装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像情報読取装置の構成を示す縦断面図。
【図2】 ラインセンサと原稿台との概略を示す図。
【図3】 読み取った画像情報の補正前とシフト補正後
の画像情報を示す図。
【図4】 読み取った画像情報の補正前と拡大、また
は、縮小補正後の画像情報を示す図。
【図5】 読取った画像情報の補正前とシフト補正、お
よび拡大・縮小補正を組合わせて画像補正を行った後の
画像情報を示す図。
【図6】 画像情報読取装置の電気回路を概略的に示す
ブロック図。
【図7】 画像変動補正回路における変動補正処理を示
すブロック図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 原稿台 3 原稿 4 原稿走査部 5 光源 6 第1キャリッジ 7、8 ミラー 9 第2キャリッジ 10 レンズブロック 11 ラインセンサ(光電変換手段) 13 原稿位置規制板 18 ミラー 22 レール 30a,30b 基準パターン 41 アナログ回路 42 A/D変換回路 43 シェーディング補正回路 44 画像変動補正回路 45 拡大/縮小回路 46 画像処理回路 50a,50b 変動量検出回路(変動量検出手段) 51 変動方向比較回路(変動方向比較手段) 52 変動補正回路(補正処理手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿と光学系とを相対的に移動させて前記
    原稿を光走査し、前記原稿からの光を光電変換手段に結
    像させて電気信号に変換することにより、前記原稿の画
    像情報を読み取る画像情報読取装置において、 前記光電変換手段の光電変換可能範囲内で、かつ、前記
    原稿位置の範囲外の両側に前記移動方向に沿ってそれぞ
    れ設けられ、前記原稿の画像情報とともに光電変換され
    る線状の基準パターンと、 前記光電変換手段から得られる前記基準パターンを含む
    画像情報から前記基準パターンの位置を検出し、この検
    出した値に基づいて前記基準パターンに生じた読取り時
    の変動量を検出する変動量検出手段と、 前記光電変換手段の両側で前記変動量検出手段により検
    出された前記基準パターン同士の変動方向を比較する変
    動方向比較手段と、 前記変動量検出手段で検出された変動量と前記変動方向
    比較手段で比較した変動方向との結果に基づき、前記光
    電変換手段から得られる前記原稿の画像情報を補正する
    補正処理手段とを具備したことを特徴とする画像情報読
    取装置。
  2. 【請求項2】前記補正処理手段は、前記変動方向比較手
    段で比較した変動方向の結果が同じ方向に変動していた
    場合に、前記光電変換手段から得られる前記原稿の画像
    情報を前記変動方向に基づいてシフトすることにより前
    記原稿の画像情報を補正処理することを特徴とする請求
    項1記載の画像情報読取装置。
  3. 【請求項3】前記補正処理手段は、前記変動方向比較手
    段で比較した変動方向の結果が相異なる方向に変動して
    いた場合に、前記光電変換手段から得られる前記原稿の
    画像情報を拡大、または、縮小することにより前記原稿
    の画像情報を補正することを特徴とする請求項1記載の
    画像情報読取装置。
  4. 【請求項4】前記補正処理手段は、前記変動量検出手段
    により検出された前記基準パターンのそれぞれの変動量
    が異なる場合には、前記光電変換手段から得られる前記
    原稿の画像情報を前記変動方向に基づいてシフトすると
    共に、前記画像情報を拡大、または、縮小することによ
    り前記原稿の画像情報を補正することを特徴とする請求
    項1記載の画像情報読取装置。
  5. 【請求項5】原稿に対し相対的に移動する光学系と、こ
    の光学系により前記原稿を光走査し、前記原稿からの光
    を結像させて電気信号に変換する光電変換手段と、この
    光電変換手段の光電変換可能範囲内で、かつ原稿位置の
    範囲外の両側に前記光学系の移動方向に沿ってそれぞれ
    設けられ、前記原稿の画像情報とともに光電変換される
    線状の基準パターンとを備えた画像情報読取り装置によ
    り前記原稿の画像情報を読み取る画像情報読取方法にお
    いて、 前記光電変換手段から得られる前記基準パターンを含む
    画像情報から前記基準パターンの位置を検出し、この検
    出した値に基づいて前記基準パターンの読取り時に生じ
    た変動量を変動量検出手段により検出し、 前記光電変換手段の両側で前記変動量検出手段により検
    出された前記基準パターン同士の変動方向を変動方向比
    較手段により比較し、 前記変動量検出手段で検出された変動量と前記変動方向
    比較手段で比較した変動方向との結果に基づき、前記光
    電変換手段から得られる前記原稿の画像情報を補正する
    ことを特徴とする画像情報読取方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7924476B2 (en) 2006-04-06 2011-04-12 Sharp Kabushiki Kaisha Document reading apparatus and image processing method
JP2020022076A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 富士ゼロックス株式会社 画像読取装置

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