JPH1188709A - 色変換テーブル構成変換方法並びに色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
色変換テーブル構成変換方法並びに色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JPH1188709A JPH1188709A JP9241491A JP24149197A JPH1188709A JP H1188709 A JPH1188709 A JP H1188709A JP 9241491 A JP9241491 A JP 9241491A JP 24149197 A JP24149197 A JP 24149197A JP H1188709 A JPH1188709 A JP H1188709A
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- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異なる色空間の間における色の対応関係を、
元からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて補
間により色データを増やして、必要な色データを選択す
ることにより、元からある色変換テーブルの構成を最低
限必要な色データを均等な分布で有する(つまり、色変
換を容易にできる)構成に、高速、且つ、効率的に変換
できるようにする。 【解決手段】 第1の色空間及び第2の色空間のいずれ
か一方におけるデータ分散に基づいて第1の色空間にお
けるデータ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定過程
(ステップS1)と、得られたデータ作成間隔で、色の
対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成過程(ステ
ップS2)と、元から色変換テーブルを構成していたデ
ータと、増やしたデータとのうちのいずれか又は両方か
ら一部のデータを選択するデータ選択過程(ステップS
3)とをそなえるように構成する。
元からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて補
間により色データを増やして、必要な色データを選択す
ることにより、元からある色変換テーブルの構成を最低
限必要な色データを均等な分布で有する(つまり、色変
換を容易にできる)構成に、高速、且つ、効率的に変換
できるようにする。 【解決手段】 第1の色空間及び第2の色空間のいずれ
か一方におけるデータ分散に基づいて第1の色空間にお
けるデータ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定過程
(ステップS1)と、得られたデータ作成間隔で、色の
対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成過程(ステ
ップS2)と、元から色変換テーブルを構成していたデ
ータと、増やしたデータとのうちのいずれか又は両方か
ら一部のデータを選択するデータ選択過程(ステップS
3)とをそなえるように構成する。
Description
【0001】(目次) 発明の属する技術分野 従来の技術(図25) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1,図2) 発明の実施の形態 (a)色変換テーブルの説明(図3) (b)第1実施形態の説明(図4〜図12) (c)第2実施形態の説明(図13〜図20) (d)第3実施形態の説明(図21〜図24) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、色を異なる色空間
の間で変換するための色変換テーブルの構成を変換する
方法、並びに、その色変換テーブルの構成を変換するプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
の間で変換するための色変換テーブルの構成を変換する
方法、並びに、その色変換テーブルの構成を変換するプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に、色空間とは色を表現する座標系
を表すもので、この色空間にはさまざまなものがある。
プリンタやスキャナなどのデバイスでは、“YMC(Ye
llow Magenta Cyan )”や“RGB(Red Green Blu
e)”といったデバイスに依存した色空間を有してい
る。例えば、色出力時の出力信号値の最小値が0で、最
大値が255であるようなプリンタでは、0から255
の範囲のYMC値により出力する色を表現(指定)する
が、異なるメーカのプリンタであれば、同じYMC値を
指定しても同じ色が出力されるとは限らない。
を表すもので、この色空間にはさまざまなものがある。
プリンタやスキャナなどのデバイスでは、“YMC(Ye
llow Magenta Cyan )”や“RGB(Red Green Blu
e)”といったデバイスに依存した色空間を有してい
る。例えば、色出力時の出力信号値の最小値が0で、最
大値が255であるようなプリンタでは、0から255
の範囲のYMC値により出力する色を表現(指定)する
が、異なるメーカのプリンタであれば、同じYMC値を
指定しても同じ色が出力されるとは限らない。
【0004】一方、上述のようなデバイスに依存した色
空間のほか、デバイスに依存しない色空間“L* a* b
* ”や“XYZ”なども広く用いられている。このデバ
イスに依存しない色空間は、絶対的な色の表現ができる
ので、異なるデバイスの色空間の間において色変換を行
なう場合の中間的な色空間としてよく用いられている。
空間のほか、デバイスに依存しない色空間“L* a* b
* ”や“XYZ”なども広く用いられている。このデバ
イスに依存しない色空間は、絶対的な色の表現ができる
ので、異なるデバイスの色空間の間において色変換を行
なう場合の中間的な色空間としてよく用いられている。
【0005】例えば、スキャナで読み込んだ“RGB”
形式で表現された画像(データ)をYMC形式で表現し
たデータに変換する場合には、この“RGB”形式で表
現されたデータを、一旦、L* a* b* 形式で表現した
データに変換し、このL* a * b* 形式のデータをYM
Cデータに変換することが行なわれる。ここで、このよ
うに、異なる色空間の間で色変換を行なう場合には、そ
れぞれの色空間の色の対応関係を示した色変換テーブル
を用いる方法が広く用いられている。この色変換テーブ
ルを用いた変換方法では、通常、色変換テーブルに登録
されている色を変換する場合には、その登録されている
対応関係を用いて変換し、登録されていない色を変換す
る場合には、登録されているデータから補間して色の変
換を行なうようになっている。
形式で表現された画像(データ)をYMC形式で表現し
たデータに変換する場合には、この“RGB”形式で表
現されたデータを、一旦、L* a* b* 形式で表現した
データに変換し、このL* a * b* 形式のデータをYM
Cデータに変換することが行なわれる。ここで、このよ
うに、異なる色空間の間で色変換を行なう場合には、そ
れぞれの色空間の色の対応関係を示した色変換テーブル
を用いる方法が広く用いられている。この色変換テーブ
ルを用いた変換方法では、通常、色変換テーブルに登録
されている色を変換する場合には、その登録されている
対応関係を用いて変換し、登録されていない色を変換す
る場合には、登録されているデータから補間して色の変
換を行なうようになっている。
【0006】例えば、プリンタなどの出力デバイスを扱
う場合、一般的な色票測色機で得られた色空間の色から
構成される色変換テーブルは、出力デバイスの色空間で
は格子形状にすることができるが、デバイスに依存しな
い色空間では、格子形状にすることは困難であるため、
通常、デバイスに依存しない色空間で表現された画像の
色を変換するために、デバイスに依存しない色空間での
色からデバイスに依存する色空間での色を求める変換が
重要になる。
う場合、一般的な色票測色機で得られた色空間の色から
構成される色変換テーブルは、出力デバイスの色空間で
は格子形状にすることができるが、デバイスに依存しな
い色空間では、格子形状にすることは困難であるため、
通常、デバイスに依存しない色空間で表現された画像の
色を変換するために、デバイスに依存しない色空間での
色からデバイスに依存する色空間での色を求める変換が
重要になる。
【0007】ところが、周知のように、格子状に分布す
る色空間〔図25(a)参照〕から構成される色変換テ
ーブルを用いて、別の色空間〔図25(b)参照〕の色
を補間により求める場合は、単純な補間演算によって高
速に求めることができるが、逆に、格子状に分布しない
色空間の色から構成される色変換テーブルを用いて別の
色空間の色を補間により求める場合は、高速に補間する
ことは非常に難しい。
る色空間〔図25(a)参照〕から構成される色変換テ
ーブルを用いて、別の色空間〔図25(b)参照〕の色
を補間により求める場合は、単純な補間演算によって高
速に求めることができるが、逆に、格子状に分布しない
色空間の色から構成される色変換テーブルを用いて別の
色空間の色を補間により求める場合は、高速に補間する
ことは非常に難しい。
【0008】そこで、このような課題を解決すべく、特
開平7−95431号公報に示されるような技術が提案
されている。この技術では、凸補間という手法により、
異なる色空間でそれぞれ格子点の上に存在しないデータ
どうしでも補間を行えるようにするとともに、凸補間に
よってデバイスに依存しない空間での格子点の色のデバ
イスに依存する空間での色を求めておき、この対応関係
を逆色変換テーブル(デバイスに依存しない空間で格子
形状)として登録し、以後の色変換処理をこの逆色変換
テーブルを用いて行なうことによって、単純な格子状の
色の補間で高速な色変換を行なえるようにしている。
開平7−95431号公報に示されるような技術が提案
されている。この技術では、凸補間という手法により、
異なる色空間でそれぞれ格子点の上に存在しないデータ
どうしでも補間を行えるようにするとともに、凸補間に
よってデバイスに依存しない空間での格子点の色のデバ
イスに依存する空間での色を求めておき、この対応関係
を逆色変換テーブル(デバイスに依存しない空間で格子
形状)として登録し、以後の色変換処理をこの逆色変換
テーブルを用いて行なうことによって、単純な格子状の
色の補間で高速な色変換を行なえるようにしている。
【0009】また、上述の課題を解決すべく、他の方法
として、(社)電子情報通信学会発行の刊行物(信学技
法IE92−121)に記載された「異なったデバイス
間の色情報の変換とその評価」に示されるような技術も
提案されている。この技術では、YMC空間で格子状に
分布している色同士の間で補間演算を行ない、その演算
結果からL* a* b* 空間で格子状に分布する色を選択
するようにして、L*a* b* 色空間で格子状の色変換
テーブルを作成するようにしている。
として、(社)電子情報通信学会発行の刊行物(信学技
法IE92−121)に記載された「異なったデバイス
間の色情報の変換とその評価」に示されるような技術も
提案されている。この技術では、YMC空間で格子状に
分布している色同士の間で補間演算を行ない、その演算
結果からL* a* b* 空間で格子状に分布する色を選択
するようにして、L*a* b* 色空間で格子状の色変換
テーブルを作成するようにしている。
【0010】さらに、上述したように、非格子形状の色
空間で補間を行なう場合、距離の4乗に反比例した重み
で補間を行なう手法が提案されていたが、この手法で
は、スカラッピングと呼ばれる補間処理に対する影響が
生じる。そこで、このような課題を解決すべく、特開平
7−307872号公報に示されるような技術が提案さ
れている。この技術では、色変換テーブルを構成するデ
ータ数を線形補間によって増やし、増やしたデータを登
録して、構成数の多い(間隔の短い)色変換テーブルを
作成することにより、実際の測定数よりも多い数のデー
タを有する色変換テーブルを作成して、変換テーブル作
成の手間を削減するとともに、精度良く色変換を行なえ
るようにしている。
空間で補間を行なう場合、距離の4乗に反比例した重み
で補間を行なう手法が提案されていたが、この手法で
は、スカラッピングと呼ばれる補間処理に対する影響が
生じる。そこで、このような課題を解決すべく、特開平
7−307872号公報に示されるような技術が提案さ
れている。この技術では、色変換テーブルを構成するデ
ータ数を線形補間によって増やし、増やしたデータを登
録して、構成数の多い(間隔の短い)色変換テーブルを
作成することにより、実際の測定数よりも多い数のデー
タを有する色変換テーブルを作成して、変換テーブル作
成の手間を削減するとともに、精度良く色変換を行なえ
るようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような各技術では、それぞれ、以下に示すような課題
がある。まず、特開平7−95431号公報に示される
技術においては、凸補間によりデバイスに依存しない色
空間での格子点の色に対応するデバイスに依存する色空
間での色を求めて逆色変換テーブルを作成するため、逆
色変換テーブルを作成するのに膨大な演算が必要にな
り、非常に時間がかかってしまうという課題がある。
たような各技術では、それぞれ、以下に示すような課題
がある。まず、特開平7−95431号公報に示される
技術においては、凸補間によりデバイスに依存しない色
空間での格子点の色に対応するデバイスに依存する色空
間での色を求めて逆色変換テーブルを作成するため、逆
色変換テーブルを作成するのに膨大な演算が必要にな
り、非常に時間がかかってしまうという課題がある。
【0012】例えば、出力デバイス依存のYMC空間で
格子状の分布をもち、デバイスに依存しないL* a* b
* 空間で非格子状の分布をもつ色変換テーブルを、L*
a*b* 空間で格子状の分布をもつ色変換テーブルに変
換する場合を考える。但し、色変換テーブルのデータ数
は、通常、数百程度であることから、YMC空間各9階
調で729色を有するものとし、新たに作成されるL*
a* b* 空間で格子状の分布をもつ色変換テーブルも7
29色を有するものとする。
格子状の分布をもち、デバイスに依存しないL* a* b
* 空間で非格子状の分布をもつ色変換テーブルを、L*
a*b* 空間で格子状の分布をもつ色変換テーブルに変
換する場合を考える。但し、色変換テーブルのデータ数
は、通常、数百程度であることから、YMC空間各9階
調で729色を有するものとし、新たに作成されるL*
a* b* 空間で格子状の分布をもつ色変換テーブルも7
29色を有するものとする。
【0013】この場合、上記の技術では、補間を行なう
各点について距離が最も近い複数の点(最低4つ)を計
算して導出するために補間で作成するL* a* b* 格子
点各色(729色)について、元から存在するL* a*
b* 空間で非格子状の分布をもつ各色(729色)から
選び出す必要がある。従って、この技術では、基本的
に、距離の計算を729×729×4回実行しなければ
ならず、複雑な凸包の判定も729回行なう必要があ
る。
各点について距離が最も近い複数の点(最低4つ)を計
算して導出するために補間で作成するL* a* b* 格子
点各色(729色)について、元から存在するL* a*
b* 空間で非格子状の分布をもつ各色(729色)から
選び出す必要がある。従って、この技術では、基本的
に、距離の計算を729×729×4回実行しなければ
ならず、複雑な凸包の判定も729回行なう必要があ
る。
【0014】また、上述の(社)電子情報通信学会発行
の刊行物(信学技法IE92−121)に記載の技術で
は、格子点に最も近い点を高速に算出するCBS(Cubi
c Binary Search )方法が、入力機器(撮像系)では変
換系の入力側,出力側どちらの座標(格子)でも色デー
タ(サンプル)がランダムに分布しているために適用で
きないので、色変換するための処理に時間がかかってし
まうという課題がある。
の刊行物(信学技法IE92−121)に記載の技術で
は、格子点に最も近い点を高速に算出するCBS(Cubi
c Binary Search )方法が、入力機器(撮像系)では変
換系の入力側,出力側どちらの座標(格子)でも色デー
タ(サンプル)がランダムに分布しているために適用で
きないので、色変換するための処理に時間がかかってし
まうという課題がある。
【0015】さらに、上記のような撮像系以外の場合に
おいても、補間演算で生成する色の数を、人間の色の見
え(L* a* b* 空間での色の差など)を考慮せずに決
めているため、きわめて近接した色を多数作成してしま
う場合があり、充分な処理速度が得られないという課題
がある。一方、特開平7−307872号公報に示され
る技術においては、上述のごとく色変換テーブルを構成
する色データ数を増やすことにより、スカラッピングの
影響を低減して、デバイス依存の空間で色データを規則
的に分布させる(比色信号の規則的間隔分散を生成す
る)ことは可能であるが、デバイスに依存しない空間に
おいて同じように規則的に分布させることは非常に困難
である。このため、格子状の色変換テーブルに関して導
入可能な三線補間(8点立方体補間)などの容易な補間
方法をデバイスに依存しない空間では使用できないとい
う課題がある。
おいても、補間演算で生成する色の数を、人間の色の見
え(L* a* b* 空間での色の差など)を考慮せずに決
めているため、きわめて近接した色を多数作成してしま
う場合があり、充分な処理速度が得られないという課題
がある。一方、特開平7−307872号公報に示され
る技術においては、上述のごとく色変換テーブルを構成
する色データ数を増やすことにより、スカラッピングの
影響を低減して、デバイス依存の空間で色データを規則
的に分布させる(比色信号の規則的間隔分散を生成す
る)ことは可能であるが、デバイスに依存しない空間に
おいて同じように規則的に分布させることは非常に困難
である。このため、格子状の色変換テーブルに関して導
入可能な三線補間(8点立方体補間)などの容易な補間
方法をデバイスに依存しない空間では使用できないとい
う課題がある。
【0016】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、異なる色空間の間における色の対応関係を、
元からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて補
間により色データを増やして、必要な色データを選択す
ることにより、元からある色変換テーブルの構成を最低
限必要な色データを均等な分布で有する(つまり、色変
換を容易にできる)構成に、高速、且つ、効率的に変換
できるようにした、色変換テーブルの構成変換方法並び
に色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
する。
たもので、異なる色空間の間における色の対応関係を、
元からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて補
間により色データを増やして、必要な色データを選択す
ることにより、元からある色変換テーブルの構成を最低
限必要な色データを均等な分布で有する(つまり、色変
換を容易にできる)構成に、高速、且つ、効率的に変換
できるようにした、色変換テーブルの構成変換方法並び
に色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、この図1に示すように、本発明の色変換テー
ブル構成変換方法では、第1の色空間と第2の色空間と
の間の色の対応関係を示す色変換テーブルの構成を変換
する方法において、以下に示す過程が行なわれる。
図であり、この図1に示すように、本発明の色変換テー
ブル構成変換方法では、第1の色空間と第2の色空間と
の間の色の対応関係を示す色変換テーブルの構成を変換
する方法において、以下に示す過程が行なわれる。
【0018】即ち、データ作成間隔設定過程(ステップ
S1)において、第1の色空間及び第2の色空間のいず
れか一方におけるデータ分散に基づいて第1の色空間に
おけるデータ作成間隔を設定し、データ作成過程(ステ
ップS2)において、上記データ作成間隔設定過程(ス
テップS1)で得られたデータ作成間隔で、色の対応関
係を示すデータ数を増やす。
S1)において、第1の色空間及び第2の色空間のいず
れか一方におけるデータ分散に基づいて第1の色空間に
おけるデータ作成間隔を設定し、データ作成過程(ステ
ップS2)において、上記データ作成間隔設定過程(ス
テップS1)で得られたデータ作成間隔で、色の対応関
係を示すデータ数を増やす。
【0019】そして、データ選択過程(ステップS3)
において、元から色変換テーブルを構成していたデータ
と、上記データ作成過程(ステップS2)で増やしたデ
ータとのうちのいずれか又は両方から一部のデータを選
択する(請求項1)。なお、上述のデータ作成間隔設定
過程(ステップS1)では、第1の色空間におけるデー
タ間隔に対応する第2の色空間におけるデータ間隔に基
づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔を設定する
こともできる(請求項3)。
において、元から色変換テーブルを構成していたデータ
と、上記データ作成過程(ステップS2)で増やしたデ
ータとのうちのいずれか又は両方から一部のデータを選
択する(請求項1)。なお、上述のデータ作成間隔設定
過程(ステップS1)では、第1の色空間におけるデー
タ間隔に対応する第2の色空間におけるデータ間隔に基
づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔を設定する
こともできる(請求項3)。
【0020】また、上述のデータ作成間隔設定過程(ス
テップS1)は、第1の色空間におけるデータ間隔に基
づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔を設定する
こともできる(請求項4)。さらに、図2も本発明の原
理説明図であり、この図2に示す本発明の色変換テーブ
ルの構成変換方法では、以下に示す過程が行なわれる。
テップS1)は、第1の色空間におけるデータ間隔に基
づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔を設定する
こともできる(請求項4)。さらに、図2も本発明の原
理説明図であり、この図2に示す本発明の色変換テーブ
ルの構成変換方法では、以下に示す過程が行なわれる。
【0021】即ち、データ作成過程(ステップS10)
において、第2の色空間での色と、この第2の色空間で
の色に対応する第1の色空間での色作成演算に必要な係
数との対応関係を作成することにより、上記の色の対応
関係を示すデータ数を増やし、データ選択過程(ステッ
プS11)において、元から色変換テーブルを構成して
いたデータと、上記データ作成過程(ステップS10)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択する。
において、第2の色空間での色と、この第2の色空間で
の色に対応する第1の色空間での色作成演算に必要な係
数との対応関係を作成することにより、上記の色の対応
関係を示すデータ数を増やし、データ選択過程(ステッ
プS11)において、元から色変換テーブルを構成して
いたデータと、上記データ作成過程(ステップS10)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択する。
【0022】そして、色算出過程(ステップS12)に
おいて、上記データ選択過程(ステップS11)で選択
されたデータについて、上記データ作成過程(ステップ
S10)で作成した第1の色空間での色作成演算に必要
な係数から第1の色空間での色を算出する(請求項
2)。なお、上記の第1の色空間は、色情報入力デバイ
スの色空間としてもよい(請求項5)。また、上述のデ
ータ選択過程(ステップS3,S11)では、第2の色
空間において規則的な位置に存在または近接するデータ
を選択してもよい(請求項6)。
おいて、上記データ選択過程(ステップS11)で選択
されたデータについて、上記データ作成過程(ステップ
S10)で作成した第1の色空間での色作成演算に必要
な係数から第1の色空間での色を算出する(請求項
2)。なお、上記の第1の色空間は、色情報入力デバイ
スの色空間としてもよい(請求項5)。また、上述のデ
ータ選択過程(ステップS3,S11)では、第2の色
空間において規則的な位置に存在または近接するデータ
を選択してもよい(請求項6)。
【0023】さらに、上述のデータ作成過程(ステップ
S2,S10)は、第1のデータ作成間隔で、色の対応
関係を示すデータ数を増やす第1のデータ作成過程と、
この第1のデータ作成間隔より小さい第2のデータ作成
間隔で、色の対応関係を示すデータ数を増やす第2のデ
ータ作成過程とを有するようにしてもよい(請求項
7)。
S2,S10)は、第1のデータ作成間隔で、色の対応
関係を示すデータ数を増やす第1のデータ作成過程と、
この第1のデータ作成間隔より小さい第2のデータ作成
間隔で、色の対応関係を示すデータ数を増やす第2のデ
ータ作成過程とを有するようにしてもよい(請求項
7)。
【0024】また、上述のデータ作成過程(ステップS
2,S10)では、2つ以上のデータの荷重平均演算で
データを増やすようにしてもよい(請求項8)。さら
に、上述した本発明の色変換テーブル構成変換方法は、
元から色変換テーブルを構成していたデータと、上記デ
ータ作成過程(ステップS2,S10)で増やしたデー
タとに対応する第2の色空間における色について、予め
定められた色の中で最も近接した色を検出する近接色検
出過程と、この近接色検出過程で得られた近接色の近接
度を算出する近接度算出過程と、既に近接度算出済みの
他のデータの近接度と、上記近接度算出過程で得られた
近接度とを比較する比較過程とを有し、且つ、上記デー
タ選択過程(ステップS3,S11)が、比較過程での
比較結果に基づき近接度の大きいデータを選択するよう
にしてもよい(請求項9)。
2,S10)では、2つ以上のデータの荷重平均演算で
データを増やすようにしてもよい(請求項8)。さら
に、上述した本発明の色変換テーブル構成変換方法は、
元から色変換テーブルを構成していたデータと、上記デ
ータ作成過程(ステップS2,S10)で増やしたデー
タとに対応する第2の色空間における色について、予め
定められた色の中で最も近接した色を検出する近接色検
出過程と、この近接色検出過程で得られた近接色の近接
度を算出する近接度算出過程と、既に近接度算出済みの
他のデータの近接度と、上記近接度算出過程で得られた
近接度とを比較する比較過程とを有し、且つ、上記デー
タ選択過程(ステップS3,S11)が、比較過程での
比較結果に基づき近接度の大きいデータを選択するよう
にしてもよい(請求項9)。
【0025】この場合、上記の変換方法は、さらに、上
述の近接度算出過程で得られた近接度と参照値とを比較
する参照値比較過程を有し、且つ、上述のデータ選択過
程(ステップS3,S11)は、上記参照値比較過程で
参照値よりも小さい近接度の中から、近接度の大きいデ
ータを選択するようにしてもよい(請求項10)。ま
た、本発明の変換方法は、上述のデータ作成過程(ステ
ップS2,S10)におけるデータ作成間隔を規定する
データをユーザが指定する間隔指定過程を有するように
してもよい(請求項11)。
述の近接度算出過程で得られた近接度と参照値とを比較
する参照値比較過程を有し、且つ、上述のデータ選択過
程(ステップS3,S11)は、上記参照値比較過程で
参照値よりも小さい近接度の中から、近接度の大きいデ
ータを選択するようにしてもよい(請求項10)。ま
た、本発明の変換方法は、上述のデータ作成過程(ステ
ップS2,S10)におけるデータ作成間隔を規定する
データをユーザが指定する間隔指定過程を有するように
してもよい(請求項11)。
【0026】一方、本発明の色変換テーブル構成変換プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、第1の色空間と第2の色空間との色の対応関係を
示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コンピュータ
に、上記第1の色空間及び第2の色空間のいずれか一方
におけるデータ分散に基づいて第1の色空間におけるデ
ータ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定手順(上記
のステップS1参照)と、このデータ作成間隔設定手順
(ステップS1)で得られたデータ作成間隔で、色の対
応関係を示すデータ数を増やすデータ作成手順(上記の
ステップS2参照)と、元から色変換テーブルを構成し
ていたデータと、上記データ作成手順(ステップS2)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択するデータ選択手順(上記のステップS
3参照)とを実行させるための色変換テーブル構成変換
プログラムが記録されている(請求項12)。
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、第1の色空間と第2の色空間との色の対応関係を
示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コンピュータ
に、上記第1の色空間及び第2の色空間のいずれか一方
におけるデータ分散に基づいて第1の色空間におけるデ
ータ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定手順(上記
のステップS1参照)と、このデータ作成間隔設定手順
(ステップS1)で得られたデータ作成間隔で、色の対
応関係を示すデータ数を増やすデータ作成手順(上記の
ステップS2参照)と、元から色変換テーブルを構成し
ていたデータと、上記データ作成手順(ステップS2)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択するデータ選択手順(上記のステップS
3参照)とを実行させるための色変換テーブル構成変換
プログラムが記録されている(請求項12)。
【0027】また、本発明の色変換テーブル構成変換プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、第1の色空間と第2の色空間との色の対応関係を
示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コンピュータ
に、上記第2の色空間での色と、この第2の色空間での
色に対応する第1の色空間での色作成演算に必要な係数
との対応関係を作成することにより、上記の色の対応関
係を示すデータ数を増やすデータ作成手順(上記のステ
ップS10参照)と、元から色変換テーブルを構成して
いたデータと、上記データ作成手順(ステップS10)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択するデータ選択手順(上記のステップS
11参照)と、上記データ選択手順(ステップS11)
で選択されたデータについて、上記データ作成手順(ス
テップS10)で作成した第1の色空間での色作成演算
に必要な係数から第1の色空間での色を算出する色算出
手順(上記のステップS12参照)とを実行させるため
の色変換テーブル構成変換プログラムが記録されている
(請求項13)。
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、第1の色空間と第2の色空間との色の対応関係を
示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コンピュータ
に、上記第2の色空間での色と、この第2の色空間での
色に対応する第1の色空間での色作成演算に必要な係数
との対応関係を作成することにより、上記の色の対応関
係を示すデータ数を増やすデータ作成手順(上記のステ
ップS10参照)と、元から色変換テーブルを構成して
いたデータと、上記データ作成手順(ステップS10)
で増やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部
のデータを選択するデータ選択手順(上記のステップS
11参照)と、上記データ選択手順(ステップS11)
で選択されたデータについて、上記データ作成手順(ス
テップS10)で作成した第1の色空間での色作成演算
に必要な係数から第1の色空間での色を算出する色算出
手順(上記のステップS12参照)とを実行させるため
の色変換テーブル構成変換プログラムが記録されている
(請求項13)。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (a)色変換テーブルの説明 まず、ここでは、本発明の実施形態にかかる色空間変換
装置で用いられる色空間の色変換テーブルについて詳述
する。
施の形態を説明する。 (a)色変換テーブルの説明 まず、ここでは、本発明の実施形態にかかる色空間変換
装置で用いられる色空間の色変換テーブルについて詳述
する。
【0029】図3は2つの異なる色空間における色の対
応関係を説明するための図で、ここでは、図3(a)を
YMC空間(第1の色空間)、図3(b)をL* a* b
* 空間(第2の色空間)とし、それぞれの関係を二次元
で概念的に示している。通常、このような2つの異なる
色空間では、数百程度の色の対応関係を有している。図
3において、2つの色空間中における実線の交点(格子
点)は、元からある色の対応関係を示すものであり、そ
れ以外の位置に存在するデータ(“○”または“●”)
は補間して増やした新たな色である。本実施形態では、
代表値(ここでは格子点上の色データ)の対応関係を示
すテーブルを用い、後述するように、この元からある色
データのL* a* b* 空間中における分布の間隔に基づ
いて、補間により色データを増やしたり、L* a* b*
空間での色とこのL* a* b*空間での色に対応する他
の色空間(例えば、RGB空間)での色作成演算に必要
な係数との対応関係を作成したりすることによって、2
つの色空間の対応関係を高速、高精度、且つ、効率良く
作成することができるようになっている。
応関係を説明するための図で、ここでは、図3(a)を
YMC空間(第1の色空間)、図3(b)をL* a* b
* 空間(第2の色空間)とし、それぞれの関係を二次元
で概念的に示している。通常、このような2つの異なる
色空間では、数百程度の色の対応関係を有している。図
3において、2つの色空間中における実線の交点(格子
点)は、元からある色の対応関係を示すものであり、そ
れ以外の位置に存在するデータ(“○”または“●”)
は補間して増やした新たな色である。本実施形態では、
代表値(ここでは格子点上の色データ)の対応関係を示
すテーブルを用い、後述するように、この元からある色
データのL* a* b* 空間中における分布の間隔に基づ
いて、補間により色データを増やしたり、L* a* b*
空間での色とこのL* a* b*空間での色に対応する他
の色空間(例えば、RGB空間)での色作成演算に必要
な係数との対応関係を作成したりすることによって、2
つの色空間の対応関係を高速、高精度、且つ、効率良く
作成することができるようになっている。
【0030】(b)第1実施形態の説明 図4は本発明の第1実施形態にかかる色変換テーブルの
構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示す
ブロック図で、この図4に示すように、本実施形態の色
空間変換装置10は、計算機(PC:Personal Compute
r )1,プリンタ2,測色機3及び記憶装置4をそなえ
て構成されている。
構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示す
ブロック図で、この図4に示すように、本実施形態の色
空間変換装置10は、計算機(PC:Personal Compute
r )1,プリンタ2,測色機3及び記憶装置4をそなえ
て構成されている。
【0031】ここで、プリンタ2は色票を印刷(パッチ
印刷)するもので、具体的には、計算機1から出力され
るYMC空間(第1の色空間)におけるYMCデータ
(YMC番号)に応じた色データ(ここでは、例えば、
256階調のデータ)を出力できるようになっており、
この場合は、0〜255のYMC番号が複数指定される
ことにより、各YMC番号に対応する色で色票が印字さ
れるようになっている。
印刷)するもので、具体的には、計算機1から出力され
るYMC空間(第1の色空間)におけるYMCデータ
(YMC番号)に応じた色データ(ここでは、例えば、
256階調のデータ)を出力できるようになっており、
この場合は、0〜255のYMC番号が複数指定される
ことにより、各YMC番号に対応する色で色票が印字さ
れるようになっている。
【0032】さらに、測色機3はプリンタ2により印刷
された色票の色を測定するもので、これにより、デバイ
スに依存しない色空間(第2の色空間)の色データ(本
実施形態では、L* a* b* 値)が得られ計算機1へ出
力されるようになっている。また、記憶装置(格納装
置)4は、計算機1によって制御される2つの異なる色
空間における色変換情報を保持するもので、例えば、第
1色変換テーブル41,第2色変換テーブル42及び色
変換プログラム43を保持するようになっている。
された色票の色を測定するもので、これにより、デバイ
スに依存しない色空間(第2の色空間)の色データ(本
実施形態では、L* a* b* 値)が得られ計算機1へ出
力されるようになっている。また、記憶装置(格納装
置)4は、計算機1によって制御される2つの異なる色
空間における色変換情報を保持するもので、例えば、第
1色変換テーブル41,第2色変換テーブル42及び色
変換プログラム43を保持するようになっている。
【0033】ここで、第1色変換テーブル41は、プリ
ンタ2に入力されたYMC番号とそのYMC番号により
印字された実際の色を測色機3で測定して得られたL*
a*b* 値とを対応付けて保持するもので、例えば、図
9に示すように、YMC番号を引数としてL* a* b*
値が順次格納されるようになっている。なお、この第1
色変換テーブル41は、色変換する前の元の色変換テー
ブルである。
ンタ2に入力されたYMC番号とそのYMC番号により
印字された実際の色を測色機3で測定して得られたL*
a*b* 値とを対応付けて保持するもので、例えば、図
9に示すように、YMC番号を引数としてL* a* b*
値が順次格納されるようになっている。なお、この第1
色変換テーブル41は、色変換する前の元の色変換テー
ブルである。
【0034】ところで、この第1実施形態では、例え
ば、図5に模式的に示すようなY値,M値,C値がそれ
ぞれ9段階の値を有するYMC空間(9×9×9個の格
子点からなる空間)において、格子状の色変換テーブル
41が形成されている。具体的に、このテーブル41
は、YMC値がそれぞれ0から8までの番号(YMC番
号)でラベリングされたL* a* b* 値として構成され
たものである。
ば、図5に模式的に示すようなY値,M値,C値がそれ
ぞれ9段階の値を有するYMC空間(9×9×9個の格
子点からなる空間)において、格子状の色変換テーブル
41が形成されている。具体的に、このテーブル41
は、YMC値がそれぞれ0から8までの番号(YMC番
号)でラベリングされたL* a* b* 値として構成され
たものである。
【0035】また、このYMC空間に形成された格子状
の色変換テーブル41では、格子状に分布する色とその
色から得られるL* a* b* で表現した色との対応関
係、即ち、YMC値とその値で出力した色票のL* a*
b* 測色値との対応関係を表現することができるように
なっている。具体的には、上述のYMC番号とYMC値
との関係は、次式(1)によって定められている。した
がって、番号によるラベリングが可能となる。なお、次
式(1)において、“int”は小数点以下切り捨てを
意味する。
の色変換テーブル41では、格子状に分布する色とその
色から得られるL* a* b* で表現した色との対応関
係、即ち、YMC値とその値で出力した色票のL* a*
b* 測色値との対応関係を表現することができるように
なっている。具体的には、上述のYMC番号とYMC値
との関係は、次式(1)によって定められている。した
がって、番号によるラベリングが可能となる。なお、次
式(1)において、“int”は小数点以下切り捨てを
意味する。
【0036】 YMC値=(int)(255.0×YMC番号/8.0+0.5) ・・・(1) つまり、上述のプリンタ2では、上述のYMC番号に基
づいて、上述の式(1)からYMC値を算出(印刷)す
るようになっているのである。また、第2色変換テーブ
ル42は、この第1色変換テーブル41に登録された変
換前の元の色データに基づいて後述する補間処理によっ
て新たに作成された色データを保持することにより、新
規の色変換テーブルとして構成されるもので、後述する
色変換プログラム43に基づいて新規の色変換データの
登録処理が行なわれることによって作成されるようにな
っている。
づいて、上述の式(1)からYMC値を算出(印刷)す
るようになっているのである。また、第2色変換テーブ
ル42は、この第1色変換テーブル41に登録された変
換前の元の色データに基づいて後述する補間処理によっ
て新たに作成された色データを保持することにより、新
規の色変換テーブルとして構成されるもので、後述する
色変換プログラム43に基づいて新規の色変換データの
登録処理が行なわれることによって作成されるようにな
っている。
【0037】なお、上記のYMC値は、図6(a)に模
式的に示すように、YMC空間(便宜上、2次元で示
す)においては格子状に分布するが、YMC空間とL*
a* b * 空間との間に線形な関係がないため、図6
(b)に模式的に示すように、L*a* b* 空間におい
ては歪んだ分布となる。例えば、YMC値が、YMC空
間において図7(a)に示すように分布しているとする
と、L* a* b* 空間において、YMC値は、図7
(b)のように分布することになる。なお、上述の図3
と同様に、実線の交点が元からあるデータを示し、それ
以外の点は後述するように新たに作成されるデータを示
している。
式的に示すように、YMC空間(便宜上、2次元で示
す)においては格子状に分布するが、YMC空間とL*
a* b * 空間との間に線形な関係がないため、図6
(b)に模式的に示すように、L*a* b* 空間におい
ては歪んだ分布となる。例えば、YMC値が、YMC空
間において図7(a)に示すように分布しているとする
と、L* a* b* 空間において、YMC値は、図7
(b)のように分布することになる。なお、上述の図3
と同様に、実線の交点が元からあるデータを示し、それ
以外の点は後述するように新たに作成されるデータを示
している。
【0038】但し、図7(a)に示すYMC空間は、実
際は上述したように(図5参照)、9×9×9個の格子
点からなる空間であるが、ここでは、省略して4×4×
4個の格子点からなる空間を2次元的に表現している。
また、図7(b)における点線は、L* a* b* 空間で
の格子を表しており、このL* a* b* 空間における格
子点に相当する色データを元の色変換テーブル41に基
づき、後述するような補間演算を行なうことによって算
出し、記憶装置4に記録(登録)することが、第2色変
換テーブル42を作成することに相当する。
際は上述したように(図5参照)、9×9×9個の格子
点からなる空間であるが、ここでは、省略して4×4×
4個の格子点からなる空間を2次元的に表現している。
また、図7(b)における点線は、L* a* b* 空間で
の格子を表しており、このL* a* b* 空間における格
子点に相当する色データを元の色変換テーブル41に基
づき、後述するような補間演算を行なうことによって算
出し、記憶装置4に記録(登録)することが、第2色変
換テーブル42を作成することに相当する。
【0039】つまり、ここでは、格子状のYMC空間に
おける9×9×9個の格子点の色データから構成される
色変換テーブル41を、L* a* b* 空間において10
間隔の格子点の色データから構成される色変換テーブル
42に変換するようになっているのである。但し、ここ
では、L* a* b* の値の範囲は、プリンタ2における
色再現範囲を考慮して、例えば、0≦L* ≦100,−
100≦a* ≦100,−100≦b* ≦100とす
る。
おける9×9×9個の格子点の色データから構成される
色変換テーブル41を、L* a* b* 空間において10
間隔の格子点の色データから構成される色変換テーブル
42に変換するようになっているのである。但し、ここ
では、L* a* b* の値の範囲は、プリンタ2における
色再現範囲を考慮して、例えば、0≦L* ≦100,−
100≦a* ≦100,−100≦b* ≦100とす
る。
【0040】以下、上述の色変換テーブル41の構成を
変換する処理について、図8〜図12を用いて詳述す
る。まず、色空間変換装置10では、図8に示すよう
に、計算機1が、第1色変換テーブル41を作成するた
めに、上記のYMC番号(9×9×9個の格子点番号)
を基に(ステップa1)、上述の式(1)により、YM
C値を算出して各YMC値(Y=0〜8,M=0〜8,
C=0〜8)をプリンタ2へ出力する(ステップa
2)。すると、プリンタ2は、入力されたYMC値に対
応する色を出力することにより、色票を印刷する(ステ
ップa3)。そして、この色票は、測色機3により測定
(測色)され、実際に印字された色のL* a* b* 値が
測定される。得られたL* a* b* 値は計算機1へ出力
され、計算機1では、上記のYMC番号と測色機3から
のL* a* b* 値とを対応付けて記憶装置4に記録する
ことにより、第1色変換テーブル41を作成する(ステ
ップa4)。
変換する処理について、図8〜図12を用いて詳述す
る。まず、色空間変換装置10では、図8に示すよう
に、計算機1が、第1色変換テーブル41を作成するた
めに、上記のYMC番号(9×9×9個の格子点番号)
を基に(ステップa1)、上述の式(1)により、YM
C値を算出して各YMC値(Y=0〜8,M=0〜8,
C=0〜8)をプリンタ2へ出力する(ステップa
2)。すると、プリンタ2は、入力されたYMC値に対
応する色を出力することにより、色票を印刷する(ステ
ップa3)。そして、この色票は、測色機3により測定
(測色)され、実際に印字された色のL* a* b* 値が
測定される。得られたL* a* b* 値は計算機1へ出力
され、計算機1では、上記のYMC番号と測色機3から
のL* a* b* 値とを対応付けて記憶装置4に記録する
ことにより、第1色変換テーブル41を作成する(ステ
ップa4)。
【0041】具体的に、この第1色変換テーブル41
は、例えば、図9に示すように、YMC空間を0から8
までの番号でラベリングしたYMC番号〔(0,0,
0),...,(8,8,8)〕と、このYMC番号を
引数とする最大9×9×9=729組のL* a* b* 値
〔(L0 ,a0 ,b0 ),...,(L728 ,a728 ,
b 728 )〕とがそれぞれ3次元配列の形で対応付けて作
成される。
は、例えば、図9に示すように、YMC空間を0から8
までの番号でラベリングしたYMC番号〔(0,0,
0),...,(8,8,8)〕と、このYMC番号を
引数とする最大9×9×9=729組のL* a* b* 値
〔(L0 ,a0 ,b0 ),...,(L728 ,a728 ,
b 728 )〕とがそれぞれ3次元配列の形で対応付けて作
成される。
【0042】続いて、計算機1では、この第1色変換テ
ーブル41に登録されている色データ(YMC番号,L
* a* b* 値)に基づいて、補間演算処理が行なわれる
が(ステップa5)、この補間演算処理を行なうための
前処理が以下に示すように施される。まず、図11に示
すように、計算機1は色空間の変換に先立ち、第2色変
換テーブル42を初期化する(y=0,m=0,c=
0;ステップb1)。即ち、YMC値を“0”、近接度
(D)を“−1”に設定する。なお、ここでは、処理対
象のYMC番号をそれぞれ、y,m,cとする。また、
近接度は“0”以上の値であるため、近接度が一度登録
されると−1以外の値となり、近接度の登録の有無を判
断するフラグとして利用することもできる。
ーブル41に登録されている色データ(YMC番号,L
* a* b* 値)に基づいて、補間演算処理が行なわれる
が(ステップa5)、この補間演算処理を行なうための
前処理が以下に示すように施される。まず、図11に示
すように、計算機1は色空間の変換に先立ち、第2色変
換テーブル42を初期化する(y=0,m=0,c=
0;ステップb1)。即ち、YMC値を“0”、近接度
(D)を“−1”に設定する。なお、ここでは、処理対
象のYMC番号をそれぞれ、y,m,cとする。また、
近接度は“0”以上の値であるため、近接度が一度登録
されると−1以外の値となり、近接度の登録の有無を判
断するフラグとして利用することもできる。
【0043】そして、計算機1は、第1色変換テーブル
41に登録されたデータからYMC空間の8色のデータ
の組を選択する(ステップb2)。これは、図5にて上
述した各格子点の色(8色)を有する立方体を1つ選択
することに相当する。なお、ここで選択される8色の色
データは、以下の式(2)のように表し、それぞれ、上
記の立方体の頂点に相当する。
41に登録されたデータからYMC空間の8色のデータ
の組を選択する(ステップb2)。これは、図5にて上
述した各格子点の色(8色)を有する立方体を1つ選択
することに相当する。なお、ここで選択される8色の色
データは、以下の式(2)のように表し、それぞれ、上
記の立方体の頂点に相当する。
【0044】 P0 =P(y,m,c),P1 =P(y+1,m,c) P2 =P(y,m+1,c),P3 =P(y,m,c+1) P4 =P(y+1,m+1,c),P5 =P(y,m+1,c+1) P6 =P(y+1,m,c+1),P7 =P(y+1,m+1,c+1) ・・・(2) 但し、PX (x=0〜7)はラベリング番号を表す。
【0045】その後、計算機1は、YMC空間及びL*
a* b* 空間のいずれか一方におけるデータ分散に基づ
いてYMC空間におけるデータ作成間隔を設定する(デ
ータ作成間隔設定過程)。但し、本第1実施形態では、
YMC空間におけるデータ間隔に対応するL* a* b*
空間におけるデータ間隔に基づいて、YMC空間におけ
るデータ作成間隔を設定する(ステップb3)。
a* b* 空間のいずれか一方におけるデータ分散に基づ
いてYMC空間におけるデータ作成間隔を設定する(デ
ータ作成間隔設定過程)。但し、本第1実施形態では、
YMC空間におけるデータ間隔に対応するL* a* b*
空間におけるデータ間隔に基づいて、YMC空間におけ
るデータ作成間隔を設定する(ステップb3)。
【0046】換言すると、計算機1は、図7(b)に示
すL* a* b* 空間に形成されたL * a* b* 値の実線
の交点間の距離に基づいて、図7(a)に示すYMC空
間における実線の交点間の距離(データ作成の間隔)を
設定するのである。例えば、L* a* b* 空間において
は、実線の交点の分布間隔に偏りがある、即ち、図7
(b)においては右側の方の間隔が広くなっているた
め、左側に比べて右側の方がL* a* b* 値の点線で示
す格子への一致度が低くなる。
すL* a* b* 空間に形成されたL * a* b* 値の実線
の交点間の距離に基づいて、図7(a)に示すYMC空
間における実線の交点間の距離(データ作成の間隔)を
設定するのである。例えば、L* a* b* 空間において
は、実線の交点の分布間隔に偏りがある、即ち、図7
(b)においては右側の方の間隔が広くなっているた
め、左側に比べて右側の方がL* a* b* 値の点線で示
す格子への一致度が低くなる。
【0047】このため、本実施形態では、上記のデータ
作成間隔設定により、図7(a)に示すように、右側の
実線の交点間の距離を分割する割合を大きくして、L*
a*b* 空間におけるL* a* b* 値の各点の分布の間
隔が均一になるようにしている。つまり、YMC空間中
の立方体〔図7(a)の矢印A,B,C参照〕を分割す
る割合(立方体の各辺の分割数n)をL* a* b* 空間
におけるL* a* b*値の分布の間隔に応じて変更する
のである。
作成間隔設定により、図7(a)に示すように、右側の
実線の交点間の距離を分割する割合を大きくして、L*
a*b* 空間におけるL* a* b* 値の各点の分布の間
隔が均一になるようにしている。つまり、YMC空間中
の立方体〔図7(a)の矢印A,B,C参照〕を分割す
る割合(立方体の各辺の分割数n)をL* a* b* 空間
におけるL* a* b*値の分布の間隔に応じて変更する
のである。
【0048】例えば、立方体Aにおいてはn=2、立方
体Bにおいてはn=3、立方体Cにおいてはn=4とす
れば、L* a* b* 空間では、L* a* b* 値がほぼ均
等に分布することになる〔図7(b)の矢印A′,
B′,C′参照)。なお、nを大きくした場合、計算数
が増大するため、それに伴い処理時間も増大するが、ユ
ーザの使用する条件に応じて、処理時間又は一致度のう
ち、優先させる何れか一方を自由に選択して補間生成色
の数を指定させることができる。換言すると、データ作
成間隔を規定するデータをユーザが指定することができ
るのである(間隔指定過程)。これにより、ユーザ側で
は構成変換の所要時間や精度を自由に指定できる。
体Bにおいてはn=3、立方体Cにおいてはn=4とす
れば、L* a* b* 空間では、L* a* b* 値がほぼ均
等に分布することになる〔図7(b)の矢印A′,
B′,C′参照)。なお、nを大きくした場合、計算数
が増大するため、それに伴い処理時間も増大するが、ユ
ーザの使用する条件に応じて、処理時間又は一致度のう
ち、優先させる何れか一方を自由に選択して補間生成色
の数を指定させることができる。換言すると、データ作
成間隔を規定するデータをユーザが指定することができ
るのである(間隔指定過程)。これにより、ユーザ側で
は構成変換の所要時間や精度を自由に指定できる。
【0049】次に、上記nの値を決定する方法について
詳述する。具体的には、図11のステップb2において
選択データを決定したのち、以下、式(3)に示すよう
な演算処理によって、nの値が決定される。具体的に
は、P0 とP7 ,P1 とP5 ,P2 とP6 ,P3 とP4
のL* a* b* 空間における距離(立方体の各対角線の
距離に相当する)の2乗(diff0 〜 diff3)の最大値
(diff)の平方根(但し、少数点以下は切り捨て)をn
としている。
詳述する。具体的には、図11のステップb2において
選択データを決定したのち、以下、式(3)に示すよう
な演算処理によって、nの値が決定される。具体的に
は、P0 とP7 ,P1 とP5 ,P2 とP6 ,P3 とP4
のL* a* b* 空間における距離(立方体の各対角線の
距離に相当する)の2乗(diff0 〜 diff3)の最大値
(diff)の平方根(但し、少数点以下は切り捨て)をn
としている。
【0050】 diff0=(P0(L* )-P7(L* ))2+(P0( a* )-P7( a * ))2+(P0( b* )-P7( b * ))2 diff1=(P1(L* )-P5(L* ))2+(P1( a* )-P5( a * ))2+(P1( b* )-P5( b * ))2 diff2=(P2(L* )-P6(L* ))2+(P2( a* )-P6( a * ))2+(P2( b* )-P6( b * ))2 diff3=(P3(L* )-P4(L* ))2+(P3( a* )-P4( a * ))2+(P3( b* )-P4( b * ))2 diff=diff0,diff1,diff2,diff3 の最大値 n=sqrt(diff) ...(3) なお、この式(3)において、Px (L* )は立方体の
各頂点のL* 値、Px(a* )は各頂点のa* 値、Px
(b* )は各頂点のb* 値を表している(但し、x=0
〜7)。つまり、計算機1は、このように上述の式
(3)により求められるP0 〜P 7の立方体の対角上の
頂点(格子点)の距離が離れている程、立方体の分割数
nを大きくして、L* a* b* 空間で作成されるデータ
に偏りを生じることなく、均一に分布するようにしてい
る。
各頂点のL* 値、Px(a* )は各頂点のa* 値、Px
(b* )は各頂点のb* 値を表している(但し、x=0
〜7)。つまり、計算機1は、このように上述の式
(3)により求められるP0 〜P 7の立方体の対角上の
頂点(格子点)の距離が離れている程、立方体の分割数
nを大きくして、L* a* b* 空間で作成されるデータ
に偏りを生じることなく、均一に分布するようにしてい
る。
【0051】その後、上述のごとく選択された立方体に
対応するデータ作成間隔(分割数n)が設定されると、
計算機1は、後述するような補間演算処理を施すことに
より(図8のステップa5,図11のステップb4)、
上述のデータ作成間隔設定過程で得られたデータ作成間
隔で、色の対応関係を示すデータ数を増やす(データ作
成過程)。
対応するデータ作成間隔(分割数n)が設定されると、
計算機1は、後述するような補間演算処理を施すことに
より(図8のステップa5,図11のステップb4)、
上述のデータ作成間隔設定過程で得られたデータ作成間
隔で、色の対応関係を示すデータ数を増やす(データ作
成過程)。
【0052】ここで、上述の補間演算処理(図11のス
テップb4)について図8,図12を用いて以下に説明
する。この処理では、YMCの格子点の色8色によって
構成されるYMC空間の1つの立方体をさらにn×n×
n個に分割し分割した各立方体の各頂点に相当する色デ
ータを補間・生成する。なお、図12において、
“i”,“j”,“k”は補間処理の際に用いられる3
次元空間を示す係数であり、これらの係数が全て0の場
合、元から存在する色データを表していることになる。
テップb4)について図8,図12を用いて以下に説明
する。この処理では、YMCの格子点の色8色によって
構成されるYMC空間の1つの立方体をさらにn×n×
n個に分割し分割した各立方体の各頂点に相当する色デ
ータを補間・生成する。なお、図12において、
“i”,“j”,“k”は補間処理の際に用いられる3
次元空間を示す係数であり、これらの係数が全て0の場
合、元から存在する色データを表していることになる。
【0053】まず、計算機1は、図12に示すように、
上記の各係数“i”,“j”,“k”を初期化したのち
(ステップc1)、以下に示す式(4)に基づいて、新
たな色データ〔L* a* b* 値(式(5)参照)及びY
MC値(式(6)参照)〕を算出する(ステップc
2)。なお、ここで得られる色データは、上述の図7に
示す格子点以外の“○”や“●”に相当する。つまり、
L* a* b* 値は図7(b)に示す空間の値、YMC値
は図7(a)に示す空間の値である。
上記の各係数“i”,“j”,“k”を初期化したのち
(ステップc1)、以下に示す式(4)に基づいて、新
たな色データ〔L* a* b* 値(式(5)参照)及びY
MC値(式(6)参照)〕を算出する(ステップc
2)。なお、ここで得られる色データは、上述の図7に
示す格子点以外の“○”や“●”に相当する。つまり、
L* a* b* 値は図7(b)に示す空間の値、YMC値
は図7(a)に示す空間の値である。
【0054】 W0 =(n−i)×(n−j)×(n−k) W1 =i×(n−j)×(n−k),W2 =(n−i)×j×(n−k) W3 =(n−i)×(n−j)×k,W4 =i×j×(n−k) W5 =(n−i)×j×k,W6 =i×(n−j)×k,W7 =i×j×k ・・・(4) L* =Σ(PX (L* )×WX )/n3 a* =Σ(PX (a* )×WX )/n3 b* =Σ(PX (b* )×WX )/n3 ・・・(5) 但し、上記のΣは0≦x≦7についての加算(総和)を
表す。 Y=255.0×(y+i/n)8.0 M=255.0×(m+i/n)8.0 C=255.0×(c+i/n)8.0 ・・・(6) その後、計算機1は、元から色変換テーブル41を構成
していたデータと、上述のデータ作成過程で増やしたデ
ータとのうちのいずれか又は両方から一部のデータを選
択する(データ選択過程)。例えば、ここでは、L* a
* b* 空間において規則的な位置に存在または近接する
データを選択する。具体的には、上述のデータ選択過程
は、以下に示す手順を経て実行される。
表す。 Y=255.0×(y+i/n)8.0 M=255.0×(m+i/n)8.0 C=255.0×(c+i/n)8.0 ・・・(6) その後、計算機1は、元から色変換テーブル41を構成
していたデータと、上述のデータ作成過程で増やしたデ
ータとのうちのいずれか又は両方から一部のデータを選
択する(データ選択過程)。例えば、ここでは、L* a
* b* 空間において規則的な位置に存在または近接する
データを選択する。具体的には、上述のデータ選択過程
は、以下に示す手順を経て実行される。
【0055】まず、図8に示すように、元から色変換テ
ーブル41を構成していた色データと、上述のデータ作
成過程で増やした色データとに対応するL* a* b* 空
間における色について、予め定められた色の中で最も近
接した色が検出される(ステップa7;近接色検出過
程)。換言すると、計算機1は、図12に示すように、
得られたL* a* b* 値からL* a* b* 空間の点線
〔図7(b)参照〕の交点に近接した色(近接色;
“●”)を検出し、この近接色から次式(7)によりL
* a* b* 空間上の格子点(L* a* b* 番号)を算出
する(ステップc3)。
ーブル41を構成していた色データと、上述のデータ作
成過程で増やした色データとに対応するL* a* b* 空
間における色について、予め定められた色の中で最も近
接した色が検出される(ステップa7;近接色検出過
程)。換言すると、計算機1は、図12に示すように、
得られたL* a* b* 値からL* a* b* 空間の点線
〔図7(b)参照〕の交点に近接した色(近接色;
“●”)を検出し、この近接色から次式(7)によりL
* a* b* 空間上の格子点(L* a* b* 番号)を算出
する(ステップc3)。
【0056】 L* 番号=(int)〔(L* +5)/10〕 a* 番号=(int)〔(a* +105)/10〕 b* 番号=(int)〔(b* +105)/10〕 ・・・(7) つまり、このデータ選択過程では、上述の図7(b)に
示すL* a* b* 空間において、図7(a)に示す元の
YMC空間との対応関係を示す色データ(実線の交点上
の点)と、補間して得られた新たなデータ(実線の交点
以外の点)とのうち、点線で示す格子状のL* a* b*
空間の格子点に最も近い色を検出しているのである。
示すL* a* b* 空間において、図7(a)に示す元の
YMC空間との対応関係を示す色データ(実線の交点上
の点)と、補間して得られた新たなデータ(実線の交点
以外の点)とのうち、点線で示す格子状のL* a* b*
空間の格子点に最も近い色を検出しているのである。
【0057】これにより、第2色変換テーブル42に登
録するデータを規則的な配列にすることができ、画像の
色変換を容易に行なうことができる。次に、計算機1
は、図8に示すように得られた近接色からその近接度
(D)を検出する(ステップa8;近接度算出過程)。
具体的には、この近接度(D)は、次式(8)に示すよ
うに、補間演算で作成した色データと、その色データに
最も近接する格子点の色データとの間の距離を2乗する
ことによって求められる(図12のステップc4)。な
お、ここで算出される値は小さいほど近接度は高い。
録するデータを規則的な配列にすることができ、画像の
色変換を容易に行なうことができる。次に、計算機1
は、図8に示すように得られた近接色からその近接度
(D)を検出する(ステップa8;近接度算出過程)。
具体的には、この近接度(D)は、次式(8)に示すよ
うに、補間演算で作成した色データと、その色データに
最も近接する格子点の色データとの間の距離を2乗する
ことによって求められる(図12のステップc4)。な
お、ここで算出される値は小さいほど近接度は高い。
【0058】 D=(L* 番号×10−L* )2 +(a* 番号×10−100−a* )2 +(b* 番号×10−100−b* )2 ・・・(8) 次いで、計算機1は、上述で得られたL* a* b* 番号
(図12のステップc3)に対応するYMC空間中のY
MC値が第2色変換テーブル42に未登録であるか否か
を判断し(ステップc5)、L* a* b* 番号に対応す
る上記YMC値が登録されていなければ、上述の補間演
算で得られたYMC値(図8のステップa6,図12の
ステップc2参照)を第2色変換テーブル42に登録す
る(ステップc5のYESルートからステップc6,図
8のステップa10,a11)。
(図12のステップc3)に対応するYMC空間中のY
MC値が第2色変換テーブル42に未登録であるか否か
を判断し(ステップc5)、L* a* b* 番号に対応す
る上記YMC値が登録されていなければ、上述の補間演
算で得られたYMC値(図8のステップa6,図12の
ステップc2参照)を第2色変換テーブル42に登録す
る(ステップc5のYESルートからステップc6,図
8のステップa10,a11)。
【0059】一方、L* a* b* 番号に対応するYMC
値が既に第2色変換テーブル42に登録されている場合
(図12のステップc5でNOと判定された場合)、計
算機1は、このYMC値を第2色変換テーブル42に登
録せず、次のステップへ進む。そして、計算機1は、既
に近接度算出済みの(第2色変換テーブル42に登録さ
れている)対応する色データの近接度と、上記の近接度
算出過程で得られた近接度とを比較し(図12のステッ
プc5,図8のステップa9;比較過程)、この比較結
果に基づき、近接度の大きいデータ(より近接している
データ)を選択する(データ選択過程)。
値が既に第2色変換テーブル42に登録されている場合
(図12のステップc5でNOと判定された場合)、計
算機1は、このYMC値を第2色変換テーブル42に登
録せず、次のステップへ進む。そして、計算機1は、既
に近接度算出済みの(第2色変換テーブル42に登録さ
れている)対応する色データの近接度と、上記の近接度
算出過程で得られた近接度とを比較し(図12のステッ
プc5,図8のステップa9;比較過程)、この比較結
果に基づき、近接度の大きいデータ(より近接している
データ)を選択する(データ選択過程)。
【0060】即ち、第2色変換テーブル42に登録され
ている近接度の方が新たに求められた近接度より小さい
場合は、新たな近接度の方が選択されて第2色変換テー
ブル42の該当領域に上書きされて登録されるのである
(図12のステップc5のYESルートからステップc
6,図8のステップa10,a11)。なお、新たに求
められた近接度の方が既に登録されている近接度より小
さい場合(図12のステップc5でNOと判定された場
合)は、この近接度の更新は行なわれず、次のステップ
へ進む。
ている近接度の方が新たに求められた近接度より小さい
場合は、新たな近接度の方が選択されて第2色変換テー
ブル42の該当領域に上書きされて登録されるのである
(図12のステップc5のYESルートからステップc
6,図8のステップa10,a11)。なお、新たに求
められた近接度の方が既に登録されている近接度より小
さい場合(図12のステップc5でNOと判定された場
合)は、この近接度の更新は行なわれず、次のステップ
へ進む。
【0061】これにより、補間演算を進行しながら、最
低限必要なデータだけ選択することができる。以降、図
12に示すように、上述の図11のステップb3によっ
て求められたデータ間隔(n)に基づいて、選択された
立方体の3次元方向(i,j,k)について、係数
“i”,“j”,“k”がそれぞれインクリメントされ
ながら補間演算処理(データ作成処理)が行なわれる。
低限必要なデータだけ選択することができる。以降、図
12に示すように、上述の図11のステップb3によっ
て求められたデータ間隔(n)に基づいて、選択された
立方体の3次元方向(i,j,k)について、係数
“i”,“j”,“k”がそれぞれインクリメントされ
ながら補間演算処理(データ作成処理)が行なわれる。
【0062】即ち、計算機1は、まず、iを1つインク
リメントし(図12のステップc7;i=i+1)、こ
のiの値とnとを比較する(ステップc8)。その結
果、iの方が小さい(iがnに達していない)場合(ス
テップc8でYESの場合)、計算機1は、再び、上述
した補間演算,近接色の検出,近接度(D)の算出,Y
MC値及び近接度(D)の登録などの処理を行なう。
リメントし(図12のステップc7;i=i+1)、こ
のiの値とnとを比較する(ステップc8)。その結
果、iの方が小さい(iがnに達していない)場合(ス
テップc8でYESの場合)、計算機1は、再び、上述
した補間演算,近接色の検出,近接度(D)の算出,Y
MC値及び近接度(D)の登録などの処理を行なう。
【0063】そして、計算機1は、iをインクリメント
させながらiがnに達するまで上述の処理を繰り返し行
なったのち、このiがn以上になると(ステップc8で
NOと判定されると)、iを“0”にリセットするとと
もに、jを1つインクリメントする(ステップc9;i
=0,j=j+1)。さらに、計算機1は、このjの値
とnを比較し(ステップc10)、jの方が小さい場合
(ステップc10でYESの場合)は、再び、そのとき
のi,j,kに基づき上述した各処理を行なう。そし
て、計算機1は、jを固定にした状態で、再び、iがn
に達するまでiをインクリメントしながら上記の各処理
を繰り返し行なう。
させながらiがnに達するまで上述の処理を繰り返し行
なったのち、このiがn以上になると(ステップc8で
NOと判定されると)、iを“0”にリセットするとと
もに、jを1つインクリメントする(ステップc9;i
=0,j=j+1)。さらに、計算機1は、このjの値
とnを比較し(ステップc10)、jの方が小さい場合
(ステップc10でYESの場合)は、再び、そのとき
のi,j,kに基づき上述した各処理を行なう。そし
て、計算機1は、jを固定にした状態で、再び、iがn
に達するまでiをインクリメントしながら上記の各処理
を繰り返し行なう。
【0064】その後、計算機1は、順次、i及びjをイ
ンクリメントさせながら上述の処理を繰り返し行ない、
jがn以上になると(ステップc10でNOと判定され
ると)、jを“0”にリセットするとともに、kを1つ
インクリメントする(ステップc11;j=0,k=k
+1)。そして、計算機1は、このkとnとを比較し
(ステップc12)、kの方が小さい場合(ステップc
12でYESの場合)は、kがnに達するまで、i及び
jを上記と同様の手順で順次インクリメントしながら上
記の各処理を繰り返し行なう。
ンクリメントさせながら上述の処理を繰り返し行ない、
jがn以上になると(ステップc10でNOと判定され
ると)、jを“0”にリセットするとともに、kを1つ
インクリメントする(ステップc11;j=0,k=k
+1)。そして、計算機1は、このkとnとを比較し
(ステップc12)、kの方が小さい場合(ステップc
12でYESの場合)は、kがnに達するまで、i及び
jを上記と同様の手順で順次インクリメントしながら上
記の各処理を繰り返し行なう。
【0065】その後、このkがnになると(ステップc
12でNOと判定されると)、3次元配列の全てのL*
a* b* 番号のデータが作成され、1つの立方体につい
ての補間演算処理が終了する。なお、処理速度をより速
めたい場合には、この3次元空間を示す係数(i,j,
j)が全て“0”であるときに、上述の図12に示す処
理を全て行なわず、スキップすればよい。
12でNOと判定されると)、3次元配列の全てのL*
a* b* 番号のデータが作成され、1つの立方体につい
ての補間演算処理が終了する。なお、処理速度をより速
めたい場合には、この3次元空間を示す係数(i,j,
j)が全て“0”であるときに、上述の図12に示す処
理を全て行なわず、スキップすればよい。
【0066】次に、上述に示したように1つの立方体に
対応する補間演算処理が行なわれると、計算機1は、Y
MCの各方向について、順次、YMC空間における立方
体を1つずつ選択しながらYMC空間中の全ての立方体
について図12により上述した補間演算,近接色の検
出,近接度の算出などの各処理を行なう。即ち、計算機
1は、図11に示すように、まず、Y値(y)を1つイ
ンクリメントしたのち(ステップb5)、yが“8”よ
り小さいか否かを判断し(ステップb6)、“8”より
小さければ(ステップb6でYESと判定されれば)、
yが“8”以上になるまでyを順次インクリメントしな
がら、そのときのy値に対応する立方体(立方体の各頂
点)を選択し(ステップb2)、以降、選択した立方体
について、順次、上述と同様の処理(補間演算など)を
施す。これは、例えば、図5に示すYMC空間におい
て、Y軸上に接する8つの立方体を選択することに相当
する。
対応する補間演算処理が行なわれると、計算機1は、Y
MCの各方向について、順次、YMC空間における立方
体を1つずつ選択しながらYMC空間中の全ての立方体
について図12により上述した補間演算,近接色の検
出,近接度の算出などの各処理を行なう。即ち、計算機
1は、図11に示すように、まず、Y値(y)を1つイ
ンクリメントしたのち(ステップb5)、yが“8”よ
り小さいか否かを判断し(ステップb6)、“8”より
小さければ(ステップb6でYESと判定されれば)、
yが“8”以上になるまでyを順次インクリメントしな
がら、そのときのy値に対応する立方体(立方体の各頂
点)を選択し(ステップb2)、以降、選択した立方体
について、順次、上述と同様の処理(補間演算など)を
施す。これは、例えば、図5に示すYMC空間におい
て、Y軸上に接する8つの立方体を選択することに相当
する。
【0067】その後、Y値が“8”以上になると(ステ
ップb6でNOと判定されると)、計算機1は、yを
“0”にリセットするとともに、M値(m)を1つイン
クリメントし(ステップb7;y=0,m=m+1)、
このmが“8”より小さいか否かを判断し(ステップb
8)、“8”より小さければ(ステップb8でYESと
判定されれば)、このmに対応するYMC空間における
立方体(立方体の各頂点)が選択される。
ップb6でNOと判定されると)、計算機1は、yを
“0”にリセットするとともに、M値(m)を1つイン
クリメントし(ステップb7;y=0,m=m+1)、
このmが“8”より小さいか否かを判断し(ステップb
8)、“8”より小さければ(ステップb8でYESと
判定されれば)、このmに対応するYMC空間における
立方体(立方体の各頂点)が選択される。
【0068】そして、計算機1は、このmを固定した状
態で、リセットしたyを順次インクリメントしながら上
記と同様に、そのときのm及びyに対応する立方体を選
択してゆき、再度、yが“8”以上になると、mをイン
クリメントして同様の処理を繰り返し行なう。ここまで
の処理で、図5に示すYMC空間の立方体のうち、Y−
M平面に接する64個の立方体が選択されることにな
る。
態で、リセットしたyを順次インクリメントしながら上
記と同様に、そのときのm及びyに対応する立方体を選
択してゆき、再度、yが“8”以上になると、mをイン
クリメントして同様の処理を繰り返し行なう。ここまで
の処理で、図5に示すYMC空間の立方体のうち、Y−
M平面に接する64個の立方体が選択されることにな
る。
【0069】そして、M値が“8”以上になると(ステ
ップb8でNOと判定されると)、計算機1は、mを
“0”にリセットするとともに、C値(c)を1つイン
クリントし(ステップb9;m=0,c=c+1)、こ
のcが“8”より小さいか否かを判断する(ステップb
10)。この結果、cが“8”より小さければ(ステッ
プb10でYESと判定されれば)、そのときのy,
m,cに対応する立方体を選択する。
ップb8でNOと判定されると)、計算機1は、mを
“0”にリセットするとともに、C値(c)を1つイン
クリントし(ステップb9;m=0,c=c+1)、こ
のcが“8”より小さいか否かを判断する(ステップb
10)。この結果、cが“8”より小さければ(ステッ
プb10でYESと判定されれば)、そのときのy,
m,cに対応する立方体を選択する。
【0070】そして、計算機1は、このcを固定した状
態で、上記と同様にリセットしたy及びmを順次インク
リメントしながら立方体の選択処理を行ない、mが
“8”以上になる毎にcをインクリメントして同様の処
理を繰り返し行なう。その後、cが“8”以上になると
(ステップb10でNOと判定されると)、全ての処理
が終了する。つまり、上述の処理は、図5に示すYMC
空間において、まず、yのみをインクリメントすること
によりC軸上に接する8つの立方体を選択し、次に、y
及びmを順次インクリメントすることにより、C−Y平
面に接する64個の立方体を選択し、さらに、y,m,
c全てを順次インクリメントすることにより、C−Y平
面からM方向に位置する立方体を選択して、YMC空間
における全ての立方体(合計512個)を選択するので
ある。
態で、上記と同様にリセットしたy及びmを順次インク
リメントしながら立方体の選択処理を行ない、mが
“8”以上になる毎にcをインクリメントして同様の処
理を繰り返し行なう。その後、cが“8”以上になると
(ステップb10でNOと判定されると)、全ての処理
が終了する。つまり、上述の処理は、図5に示すYMC
空間において、まず、yのみをインクリメントすること
によりC軸上に接する8つの立方体を選択し、次に、y
及びmを順次インクリメントすることにより、C−Y平
面に接する64個の立方体を選択し、さらに、y,m,
c全てを順次インクリメントすることにより、C−Y平
面からM方向に位置する立方体を選択して、YMC空間
における全ての立方体(合計512個)を選択するので
ある。
【0071】このように、YMC空間の色データ(立方
体)を、適宜、選択しながら、各色データに対する、補
間演算,近接色の検出などの各処理を行なうことによっ
て、元の色データと新たに作成した色データの中で、L
* a* b* 空間で格子点に近接した色データ(図7の
“●”参照)が選択され、L* a* b* 空間の中で格子
点に近い色データのみが存在する形でL* a* b* 空間
での色の値とその値のYMC空間での値との対応関係
(第2色変換テーブル42)を作成することができる。
体)を、適宜、選択しながら、各色データに対する、補
間演算,近接色の検出などの各処理を行なうことによっ
て、元の色データと新たに作成した色データの中で、L
* a* b* 空間で格子点に近接した色データ(図7の
“●”参照)が選択され、L* a* b* 空間の中で格子
点に近い色データのみが存在する形でL* a* b* 空間
での色の値とその値のYMC空間での値との対応関係
(第2色変換テーブル42)を作成することができる。
【0072】例えば、上述のL* a* b* 番号のとりう
る範囲は、既に述べたL* a* b*値の範囲(0≦L*
≦100,−100≦a* ≦100,−100≦b* ≦
100)と格子間隔(10)とから、0≦L* 番号≦1
0,0≦a* 番号≦20,0≦b* 番号≦20となるの
で、この第2色変換テーブル42には、図10に示すよ
うに、上述の処理により作成される最大11×21×2
1=4851組のYMC値〔(Y0 ,M0 ,
C0 ),...,(Y4850,M4850,C4850)〕と近接
度(D0 ,...,D4850)とが、それぞれL* a* b
* 番号〔(0,0,0),...,(10,20,2
0)〕を引数として3次元配列の形で格納される。
る範囲は、既に述べたL* a* b*値の範囲(0≦L*
≦100,−100≦a* ≦100,−100≦b* ≦
100)と格子間隔(10)とから、0≦L* 番号≦1
0,0≦a* 番号≦20,0≦b* 番号≦20となるの
で、この第2色変換テーブル42には、図10に示すよ
うに、上述の処理により作成される最大11×21×2
1=4851組のYMC値〔(Y0 ,M0 ,
C0 ),...,(Y4850,M4850,C4850)〕と近接
度(D0 ,...,D4850)とが、それぞれL* a* b
* 番号〔(0,0,0),...,(10,20,2
0)〕を引数として3次元配列の形で格納される。
【0073】なお、L* a* b* 番号とL* a* b* 値
との関係は、次式(9)によって表される。 L* 値=L* 番号×10 a* 値=a* 番号×10−100 b* 値=b* 番号×10−100 ・・・(9) つまり、第2色変換テーブル42には、格子点に近いデ
ータのみが存在するため、実際の画像の色変換において
三線補間(8点立方体補間)などの簡易な補間方法を用
いることができる。また、画像の色変換において誤差の
生じにくい構成のテーブルや画像の色変換において利用
しやすいテーブルを少ないデータ量で構成することがで
きるので、例えば、密度の高い部分の一部の色データを
破棄し残りを選択するようにして、色データの均一性の
高い色変換テーブルを作成することもできる。
との関係は、次式(9)によって表される。 L* 値=L* 番号×10 a* 値=a* 番号×10−100 b* 値=b* 番号×10−100 ・・・(9) つまり、第2色変換テーブル42には、格子点に近いデ
ータのみが存在するため、実際の画像の色変換において
三線補間(8点立方体補間)などの簡易な補間方法を用
いることができる。また、画像の色変換において誤差の
生じにくい構成のテーブルや画像の色変換において利用
しやすいテーブルを少ないデータ量で構成することがで
きるので、例えば、密度の高い部分の一部の色データを
破棄し残りを選択するようにして、色データの均一性の
高い色変換テーブルを作成することもできる。
【0074】ところで、このような上述の新規の色変換
テーブル(第2色変換テーブル42)の作成処理は、計
算機1(図4参照)内のCPU(図示省略)が記憶装置
4内の色変換プログラム43を読み出し、そのプログラ
ムに従って動作することによって実行されている。そし
て、この色変換プログラム43は、色変換プログラム4
3を記録したフロッピィディスク等の記録媒体を記憶装
置4にインストールすることにより、計算機1を通じて
記憶装置4に格納される。
テーブル(第2色変換テーブル42)の作成処理は、計
算機1(図4参照)内のCPU(図示省略)が記憶装置
4内の色変換プログラム43を読み出し、そのプログラ
ムに従って動作することによって実行されている。そし
て、この色変換プログラム43は、色変換プログラム4
3を記録したフロッピィディスク等の記録媒体を記憶装
置4にインストールすることにより、計算機1を通じて
記憶装置4に格納される。
【0075】このように、上述の色空間変換装置10に
よれば、異なる色空間の間における色の対応関係を、元
からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて、補
間により色データを増やしたのち、増やしたデータと元
からあるデータとのうち必要なものだけを選択するの
で、色データが均等に分布し、より精度の高い色変換を
実現するための新規の色変換テーブルを必要最小限のデ
ータから高速に、且つ、効率的に作成することができ
る。
よれば、異なる色空間の間における色の対応関係を、元
からある色データの分散(分布の間隔)に基づいて、補
間により色データを増やしたのち、増やしたデータと元
からあるデータとのうち必要なものだけを選択するの
で、色データが均等に分布し、より精度の高い色変換を
実現するための新規の色変換テーブルを必要最小限のデ
ータから高速に、且つ、効率的に作成することができ
る。
【0076】なお、上述のデータ作成処理では、データ
作成間隔の設定に関連して、以下に示すように処理する
こともできる。つまり、あるデータの作成間隔(第1の
データ作成間隔)で、色の対応関係を示すデータ数を増
やすデータ作成処理(第1のデータ作成処理)を行なっ
たのち、このデータ作成処理より小さいデータ作成間隔
(第2のデータ作成間隔)で、色の対応関係を示すデー
タ数を増やすデータ作成処理(第2のデータ作成処理)
を行なうことができる。
作成間隔の設定に関連して、以下に示すように処理する
こともできる。つまり、あるデータの作成間隔(第1の
データ作成間隔)で、色の対応関係を示すデータ数を増
やすデータ作成処理(第1のデータ作成処理)を行なっ
たのち、このデータ作成処理より小さいデータ作成間隔
(第2のデータ作成間隔)で、色の対応関係を示すデー
タ数を増やすデータ作成処理(第2のデータ作成処理)
を行なうことができる。
【0077】即ち、最初にデータの間隔を大きくして処
理を行ない(小さいnで処理する)、特定の色(例え
ば、間隔を大きくした場合の処理で実際にデータが登録
された色)の近辺に限定したのち、間隔を小さくして
(nを大きくして)、再度、補間演算及び第2色変換テ
ーブル42へのデータ登録処理を行なうことができるの
である。
理を行ない(小さいnで処理する)、特定の色(例え
ば、間隔を大きくした場合の処理で実際にデータが登録
された色)の近辺に限定したのち、間隔を小さくして
(nを大きくして)、再度、補間演算及び第2色変換テ
ーブル42へのデータ登録処理を行なうことができるの
である。
【0078】このように、一致度の高くない新規の色変
換テーブルを作り、このテーブルに登録された色の近辺
に限定して再度処理を行なうので、補間処理において選
択されない不要なデータの作成を防ぐことができる。な
お、特定の色の近辺について処理する場合は、YMC値
の範囲を限定することができる(0≦y,m,c<8及
び0≦i,j,k<nに限らない)。また、nの値を大
きくしながら繰り返し処理するようにしてもよい。
換テーブルを作り、このテーブルに登録された色の近辺
に限定して再度処理を行なうので、補間処理において選
択されない不要なデータの作成を防ぐことができる。な
お、特定の色の近辺について処理する場合は、YMC値
の範囲を限定することができる(0≦y,m,c<8及
び0≦i,j,k<nに限らない)。また、nの値を大
きくしながら繰り返し処理するようにしてもよい。
【0079】また、上述に示す計算機1では、比較処理
(図12のステップc5)における近接度の選択方法と
して、得られた近接度と所定の参照値とを比較し(参照
値比較過程)、この参照値よりも小さい近接度の中か
ら、近接度の大きいデータを選択するようにしてもよい
(データ選択過程)。さらに、計算機1は、2つ以上の
データの荷重平均演算でデータを増やすことによる補間
演算処理もできる。つまり、複数のデータ点の影響を考
慮し、重みを付けて他のデータを求める。この場合は、
より高速で、且つ簡素な補間演算処理を行なうことがで
きる。
(図12のステップc5)における近接度の選択方法と
して、得られた近接度と所定の参照値とを比較し(参照
値比較過程)、この参照値よりも小さい近接度の中か
ら、近接度の大きいデータを選択するようにしてもよい
(データ選択過程)。さらに、計算機1は、2つ以上の
データの荷重平均演算でデータを増やすことによる補間
演算処理もできる。つまり、複数のデータ点の影響を考
慮し、重みを付けて他のデータを求める。この場合は、
より高速で、且つ簡素な補間演算処理を行なうことがで
きる。
【0080】また、近接度の算出方法は、上述したもの
に限らず、距離によって定義するようにしてもよく、ま
た、各座標系に対して差の絶対値の和をとるようにして
もよい。但し、この場合、上述したような距離を2乗し
て得られる算出方法に比べて多少精度が低くなるが、測
定条件等に応じていずれの方法も適用することは可能で
ある。
に限らず、距離によって定義するようにしてもよく、ま
た、各座標系に対して差の絶対値の和をとるようにして
もよい。但し、この場合、上述したような距離を2乗し
て得られる算出方法に比べて多少精度が低くなるが、測
定条件等に応じていずれの方法も適用することは可能で
ある。
【0081】さらに、本実施形態では、9×9×9個の
格子点からなるYMC空間を10間隔のL* a* b* 空
間に変換するようになっているが、10間隔に限らず、
格子状であれば自由に設定できる。 (c)第2実施形態の説明 上述の第1実施形態では、第1の色空間としてYMC空
間を用い、第2の色空間としてL* a* b* 空間を用い
て対応関係を示す色変換テーブルを作成しているが、こ
の第2実施形態では、第1の色空間をRGB空間として
対応関係を示す色変換テーブルを作成する。
格子点からなるYMC空間を10間隔のL* a* b* 空
間に変換するようになっているが、10間隔に限らず、
格子状であれば自由に設定できる。 (c)第2実施形態の説明 上述の第1実施形態では、第1の色空間としてYMC空
間を用い、第2の色空間としてL* a* b* 空間を用い
て対応関係を示す色変換テーブルを作成しているが、こ
の第2実施形態では、第1の色空間をRGB空間として
対応関係を示す色変換テーブルを作成する。
【0082】つまり、ここでは、対応関係を示した色変
換テーブルを、L* a* b* 空間で格子状の分布の色変
換テーブルに変換するのではなく、RGB空間で格子状
の分布の色変換テーブルに変換する。但し、本実施形態
では、このRGB空間を色情報入力デバイスの色空間と
している。図13は本発明の第2実施形態にかかる色変
換テーブルの構成変換方法が適用される色空間変換装置
の構成を示すブロック図で、この図13に示すように、
色空間変換装置10Aは、計算機(PC:Personal Com
puter )1A,プリンタ2A,測色機3A,記憶装置4
A及びスキャナ5Aをそなえて構成されている。
換テーブルを、L* a* b* 空間で格子状の分布の色変
換テーブルに変換するのではなく、RGB空間で格子状
の分布の色変換テーブルに変換する。但し、本実施形態
では、このRGB空間を色情報入力デバイスの色空間と
している。図13は本発明の第2実施形態にかかる色変
換テーブルの構成変換方法が適用される色空間変換装置
の構成を示すブロック図で、この図13に示すように、
色空間変換装置10Aは、計算機(PC:Personal Com
puter )1A,プリンタ2A,測色機3A,記憶装置4
A及びスキャナ5Aをそなえて構成されている。
【0083】ここで、プリンタ2Aは、スキャナ5Aか
ら入力される色票を印刷(パッチ印刷)するためのもの
で、色構成を安定化させるため、例えば、銀塩写真方式
など色再現範囲が広いものが用いられており、ここで
は、256階調のRGBデータを入力できるようになっ
ている。なお、この機能は一般的なポストクリプト対応
のプリンタでは備わっている。
ら入力される色票を印刷(パッチ印刷)するためのもの
で、色構成を安定化させるため、例えば、銀塩写真方式
など色再現範囲が広いものが用いられており、ここで
は、256階調のRGBデータを入力できるようになっ
ている。なお、この機能は一般的なポストクリプト対応
のプリンタでは備わっている。
【0084】また、測色機3Aは、プリンタ2Aから出
力された色票の色を測定するもので、これにより、デバ
イスに依存しない色空間(第2の色空間)のデータ(L
* a * b* 値)が得られ計算機1へ出力されるようにな
っている。さらに、スキャナ5Aは、プリンタ2Aによ
って印刷された色票を走査して得られるRGB値を計算
機1Aに出力するものである。
力された色票の色を測定するもので、これにより、デバ
イスに依存しない色空間(第2の色空間)のデータ(L
* a * b* 値)が得られ計算機1へ出力されるようにな
っている。さらに、スキャナ5Aは、プリンタ2Aによ
って印刷された色票を走査して得られるRGB値を計算
機1Aに出力するものである。
【0085】このように、第2実施形態では、RGB各
9段階の値を有する色票をプリンタ2Aで印刷し、これ
を、スキャナ5Aに入力し、スキャナ5Aで読み取った
それぞれの色に対応するRGB値を得るようになってい
る。なお、ここで用いられるRGB値は、第1実施形態
におけるYMC値と同様に次式(10)により算出され
る。但し、この場合もRGB番号は0から8の間の整数
値をとる。
9段階の値を有する色票をプリンタ2Aで印刷し、これ
を、スキャナ5Aに入力し、スキャナ5Aで読み取った
それぞれの色に対応するRGB値を得るようになってい
る。なお、ここで用いられるRGB値は、第1実施形態
におけるYMC値と同様に次式(10)により算出され
る。但し、この場合もRGB番号は0から8の間の整数
値をとる。
【0086】 RGB値=(int)(255.0×RGB番号/8.0+0.5) (intは少数点以下切捨て)...(10) また、記憶装置4Aは、計算機1Aによって制御される
2つの異なる色空間のにおける色変換情報を保持するも
ので、例えば、第1色変換テーブル44,第2色変換テ
ーブル45,第3色変換テーブル46及び色変換プログ
ラム47をそなえて構成されている。
2つの異なる色空間のにおける色変換情報を保持するも
ので、例えば、第1色変換テーブル44,第2色変換テ
ーブル45,第3色変換テーブル46及び色変換プログ
ラム47をそなえて構成されている。
【0087】ここで、第1色変換テーブル44は、プリ
ンタ2Aにより印刷された色票をスキャナ5Aで読み込
んで得られるRGB値と測色機4Aで測定されたL* a
* b * 値とを対応付けて保持するもので、色変換する前
の元の色変換テーブルとして構成されている。また、プ
リンタ2Aに入力するRGB値は格子状の分布になって
いるが、プリンタ2Aによって印刷されるRGB値とそ
の印字結果である色票をスキャナ5Aによって入力した
RGB値とは異なっている。つまり、装置(例えば、ス
キャナ5A)には、同じ色空間を表現する場合において
も、その装置の特性によってRGB値が異なるため、表
現される色空間も異なるのである。
ンタ2Aにより印刷された色票をスキャナ5Aで読み込
んで得られるRGB値と測色機4Aで測定されたL* a
* b * 値とを対応付けて保持するもので、色変換する前
の元の色変換テーブルとして構成されている。また、プ
リンタ2Aに入力するRGB値は格子状の分布になって
いるが、プリンタ2Aによって印刷されるRGB値とそ
の印字結果である色票をスキャナ5Aによって入力した
RGB値とは異なっている。つまり、装置(例えば、ス
キャナ5A)には、同じ色空間を表現する場合において
も、その装置の特性によってRGB値が異なるため、表
現される色空間も異なるのである。
【0088】そのため、スキャナ5Aで読み取ったRG
B値は、完全な格子状の分布とはならない。即ち、上述
の式10のように、RGB番号からRGB値を計算で単
純に求めることが困難となる。また、図13に示す測色
機4Aで測定されたL* a*b* 値についても、第1実
施形態にて上述したように、L* a* b* 空間がデバイ
スに依存しない空間であるため、格子状の分布とはなら
ない。なお、これらの色空間については、図14にて後
述することにする。
B値は、完全な格子状の分布とはならない。即ち、上述
の式10のように、RGB番号からRGB値を計算で単
純に求めることが困難となる。また、図13に示す測色
機4Aで測定されたL* a*b* 値についても、第1実
施形態にて上述したように、L* a* b* 空間がデバイ
スに依存しない空間であるため、格子状の分布とはなら
ない。なお、これらの色空間については、図14にて後
述することにする。
【0089】さらに、第2色変換テーブル45は、RG
B空間での色に対応するL* a* b * 空間での色作成演
算に必要な係数との対応関係を示すデータを保持するも
ので、中間の色変換テーブルとして構成されている。ま
た、第3色変換テーブル46は、第2の色変換テーブル
45に登録されているデータからL* a* b* 空間での
色として算出された色データ(L* a* b*値)を保持
するもので、新規の色変換テーブルとして構成されてい
る。なお、これらの第2色変換テーブル45及び第3色
変換テーブル46は、何れも後述する色変換プログラム
47に基づいて色変換データの登録処理が行なわれるよ
うになっている。
B空間での色に対応するL* a* b * 空間での色作成演
算に必要な係数との対応関係を示すデータを保持するも
ので、中間の色変換テーブルとして構成されている。ま
た、第3色変換テーブル46は、第2の色変換テーブル
45に登録されているデータからL* a* b* 空間での
色として算出された色データ(L* a* b*値)を保持
するもので、新規の色変換テーブルとして構成されてい
る。なお、これらの第2色変換テーブル45及び第3色
変換テーブル46は、何れも後述する色変換プログラム
47に基づいて色変換データの登録処理が行なわれるよ
うになっている。
【0090】つまり、この第2実施形態では、中間の色
変換テーブル(第2色変換テーブル45)を作成し、こ
のテーブルにL* a* b* 値を直接登録するのではな
く、L * a* b* 値を算出するための必要な係数との対
応関係を示すデータを登録し、第3色変換テーブル46
において、選択された最低限のデータ(L* a* b
* 値)のみを保持するようになっている。
変換テーブル(第2色変換テーブル45)を作成し、こ
のテーブルにL* a* b* 値を直接登録するのではな
く、L * a* b* 値を算出するための必要な係数との対
応関係を示すデータを登録し、第3色変換テーブル46
において、選択された最低限のデータ(L* a* b
* 値)のみを保持するようになっている。
【0091】ところで、上述のRGB空間とL* a* b
* 空間との関係においては、スキャナ5Aによって入力
されたRGB値及び測色機4AからのL* a* b* 値に
よって、例えば、図14(a),(b)のように表現さ
れる。なお、これらの図14(a),(b)に示す実線
の交点は、上述の図3,図7と同様に、元からあるデー
タを示し、それ以外の点が新たに作成されるデータを示
している。
* 空間との関係においては、スキャナ5Aによって入力
されたRGB値及び測色機4AからのL* a* b* 値に
よって、例えば、図14(a),(b)のように表現さ
れる。なお、これらの図14(a),(b)に示す実線
の交点は、上述の図3,図7と同様に、元からあるデー
タを示し、それ以外の点が新たに作成されるデータを示
している。
【0092】また、ここでは、RGB空間において9×
9×9個の格子点から構成される色変換テーブルを15
間隔の格子状の色変換テーブルに変換するようになって
いる。なお、この場合も、上述の第1実施形態と同様
に、実際は、9×9×9個の格子点からなる空間である
が、省略して4×4×4個の格子点からなる空間を2次
元的に表現している。
9×9個の格子点から構成される色変換テーブルを15
間隔の格子状の色変換テーブルに変換するようになって
いる。なお、この場合も、上述の第1実施形態と同様
に、実際は、9×9×9個の格子点からなる空間である
が、省略して4×4×4個の格子点からなる空間を2次
元的に表現している。
【0093】さらに、図14(a)における点線は、R
GB空間での格子を表しており、このRGB空間におけ
る格子点に相当する色データを算出するための必要な係
数を、元の色変換テーブル44に基づき後述するような
補間演算を行なうことによって算出し、記憶装置4Aに
記憶することが第2色変換テーブル45を作成すること
に相当する。
GB空間での格子を表しており、このRGB空間におけ
る格子点に相当する色データを算出するための必要な係
数を、元の色変換テーブル44に基づき後述するような
補間演算を行なうことによって算出し、記憶装置4Aに
記憶することが第2色変換テーブル45を作成すること
に相当する。
【0094】これにより、上述の第1色変換テーブル4
4(図13参照)には、プリンタ2Aで印字された色票
(RGB値)をラベリングした番号(RGB番号)と、
スキャナ5Aで読み取ったRGB値〔図14(a)中の
実線の交点(格子点)〕と、このRGB値に対応するL
* a* b* 空間〔図14(b)〕中の実線の交点(L *
a* b* 値)とが登録される。
4(図13参照)には、プリンタ2Aで印字された色票
(RGB値)をラベリングした番号(RGB番号)と、
スキャナ5Aで読み取ったRGB値〔図14(a)中の
実線の交点(格子点)〕と、このRGB値に対応するL
* a* b* 空間〔図14(b)〕中の実線の交点(L *
a* b* 値)とが登録される。
【0095】また、上述の第2色変換テーブル45に
は、図14(a)に示すRGB空間における点線の交点
(これを新RGB番号という;格子状の分布)と、L*
a* b * 値を算出するためのデータ(必要な係数;これ
をL* a* b* 色作成データという)と、後述する補間
処理によって得られる値のうちRGB空間の点線の交点
に近接した色(“●”)とこの点線の交点との間の距離
(近接度)とが、登録される。
は、図14(a)に示すRGB空間における点線の交点
(これを新RGB番号という;格子状の分布)と、L*
a* b * 値を算出するためのデータ(必要な係数;これ
をL* a* b* 色作成データという)と、後述する補間
処理によって得られる値のうちRGB空間の点線の交点
に近接した色(“●”)とこの点線の交点との間の距離
(近接度)とが、登録される。
【0096】さらに、上述の第3色変換テーブル46に
は、上記の第2色変換テーブル45に登録されている新
RGB番号と、L* a* b* 近接度のほかに、L* a*
b*色作成データから得られるL* a* b* 値が登録さ
れる。以下、上述の色変換テーブル44の構成を変換す
る処理について、図15〜図20を用いて詳述する。
は、上記の第2色変換テーブル45に登録されている新
RGB番号と、L* a* b* 近接度のほかに、L* a*
b*色作成データから得られるL* a* b* 値が登録さ
れる。以下、上述の色変換テーブル44の構成を変換す
る処理について、図15〜図20を用いて詳述する。
【0097】まず、色空間変換装置10Aでは、図15
に示すように、計算機1AがRGB番号に基づいて(ス
テップd1)、上述の式1を用いてRGB値(印刷用の
RGB値)を算出する(ステップd2)。すると、プリ
ンタ2Aは、入力されたRGB値に対応する色を出力す
ることにより、色票を印刷する(ステップd3)。そし
て、この色票は、測色機3Aにより測定され、実際に印
字された色のL* a*b* 値が測定され、得られたL*
a* b* 値は計算機1Aへ出力される(ステップd
4)。同時に、プリンタ2Aで印刷された色票をスキャ
ナ5Aで読み取り、このスキャナ5Aで読み取られたデ
ータ(RGB値)も計算機1Aへ出力される(ステップ
d5)。
に示すように、計算機1AがRGB番号に基づいて(ス
テップd1)、上述の式1を用いてRGB値(印刷用の
RGB値)を算出する(ステップd2)。すると、プリ
ンタ2Aは、入力されたRGB値に対応する色を出力す
ることにより、色票を印刷する(ステップd3)。そし
て、この色票は、測色機3Aにより測定され、実際に印
字された色のL* a*b* 値が測定され、得られたL*
a* b* 値は計算機1Aへ出力される(ステップd
4)。同時に、プリンタ2Aで印刷された色票をスキャ
ナ5Aで読み取り、このスキャナ5Aで読み取られたデ
ータ(RGB値)も計算機1Aへ出力される(ステップ
d5)。
【0098】そして、計算機1Aでは、上記のRGB番
号と測色機3AからのL* a* b*値とスキャナ5Aか
らのRGB値とを対応付けて記憶装置4Aに記録するこ
とにより、第1色変換テーブル44を作成する。具体的
に、この第1色変換テーブル44は、例えば、図16に
示すように、RGB空間において0から8までの番号で
ラベリングしたRGB番号〔(0,0,0),...,
(8,8,8)〕と、このRGB番号を引数とするRG
B値〔(R0 , G0 ,B0 ),...,(R728 ,G
728 ,B728 )〕と、L* a* b * 値〔(L0 ,a0 ,
b0 ),...,(L728 ,a728 ,b728 )〕とがそ
れぞれ3次元配列の形で対応付けて作成される。
号と測色機3AからのL* a* b*値とスキャナ5Aか
らのRGB値とを対応付けて記憶装置4Aに記録するこ
とにより、第1色変換テーブル44を作成する。具体的
に、この第1色変換テーブル44は、例えば、図16に
示すように、RGB空間において0から8までの番号で
ラベリングしたRGB番号〔(0,0,0),...,
(8,8,8)〕と、このRGB番号を引数とするRG
B値〔(R0 , G0 ,B0 ),...,(R728 ,G
728 ,B728 )〕と、L* a* b * 値〔(L0 ,a0 ,
b0 ),...,(L728 ,a728 ,b728 )〕とがそ
れぞれ3次元配列の形で対応付けて作成される。
【0099】続いて、計算機1Aでは、この第1色変換
テーブル44に登録されている色データに基づいて、補
間演算処理が行なわれるが(ステップd6)、この補間
演算処理を行なうための前処理が以下に示すように施さ
れる。まず、図19に示すように、計算機1Aは、色空
間の変換に先立ち、第2色変換テーブル42を初期化す
る(r=0,g=0,b=0;ステップe1)。即ち、
RGB値を“0”、近接度(D)を“−1”に設定す
る。なお、ここでは、処理対象のRGB番号をそれぞ
れ、r,g,bとする。近接度の設定については、第1
実施形態と同様に、近接度の登録の有無を判断するフラ
グとして利用することもできる。
テーブル44に登録されている色データに基づいて、補
間演算処理が行なわれるが(ステップd6)、この補間
演算処理を行なうための前処理が以下に示すように施さ
れる。まず、図19に示すように、計算機1Aは、色空
間の変換に先立ち、第2色変換テーブル42を初期化す
る(r=0,g=0,b=0;ステップe1)。即ち、
RGB値を“0”、近接度(D)を“−1”に設定す
る。なお、ここでは、処理対象のRGB番号をそれぞ
れ、r,g,bとする。近接度の設定については、第1
実施形態と同様に、近接度の登録の有無を判断するフラ
グとして利用することもできる。
【0100】次に、計算機1Aは、図19に示すよう
に、RGB空間の8色のデータの組を選択する(ステッ
プe2)。ここで、選択される8色のデータは次式(1
1)のように表される。 P0 =P(r,g,b),P1 =P(r+1,g,b) P2 =P(r,g+1,b),P3 =P(r,g,b+1) P4 =P(r+1,g+1,b),P5 =P(r,g+1,b+1) P6 =P(r+1,g,b+1),P7 =P(r+1,g+1,b+1) ・・・(11) 但し、PX (xは0〜7の整数)はRGB空間のラベリ
ング番号を表す。
に、RGB空間の8色のデータの組を選択する(ステッ
プe2)。ここで、選択される8色のデータは次式(1
1)のように表される。 P0 =P(r,g,b),P1 =P(r+1,g,b) P2 =P(r,g+1,b),P3 =P(r,g,b+1) P4 =P(r+1,g+1,b),P5 =P(r,g+1,b+1) P6 =P(r+1,g,b+1),P7 =P(r+1,g+1,b+1) ・・・(11) 但し、PX (xは0〜7の整数)はRGB空間のラベリ
ング番号を表す。
【0101】なお、選択される8色のデータは、プリン
タ2Aで出力されたRGB番号に基づいているので、R
GB空間の8色のデータでは、完全な立方体にはならな
い(以下、6面体という)。しかし、プリンタ2AのR
GB値とスキャナ5AのRGB値では値が異なるが、色
の順序が異なるような大差はないため、プリンタ2Aで
色票を出力するときに用いたRGB番号でラベリングし
た順序で6面体を選択すれば、立方体に近い形状とな
り、上述の第1実施形態とほぼ同様の手順で補間演算処
理を行なうことができる。
タ2Aで出力されたRGB番号に基づいているので、R
GB空間の8色のデータでは、完全な立方体にはならな
い(以下、6面体という)。しかし、プリンタ2AのR
GB値とスキャナ5AのRGB値では値が異なるが、色
の順序が異なるような大差はないため、プリンタ2Aで
色票を出力するときに用いたRGB番号でラベリングし
た順序で6面体を選択すれば、立方体に近い形状とな
り、上述の第1実施形態とほぼ同様の手順で補間演算処
理を行なうことができる。
【0102】また、第2実施形態では、RGBの8色で
生成される6面体を4×4×4に分割する各色を補間に
よって生成する。つまり、上述の第1実施形態では、n
分割をして補間処理を行なったが、この第2実施形態で
は、4分割(固定値)にして補間処理を行なう。そし
て、計算機1Aは、図19に示すように、上述の式(1
1)により選択されたデータに基づいて、補間演算処理
を施す(ステップe3)。つまり、RGB空間での色
と、このRGB空間での色に対応するL* a* b* 空間
での色作成演算に必要な係数との関係を作成することに
より、上記の色の対応関係を示すデータ数を増やす(デ
ータ作成過程)。
生成される6面体を4×4×4に分割する各色を補間に
よって生成する。つまり、上述の第1実施形態では、n
分割をして補間処理を行なったが、この第2実施形態で
は、4分割(固定値)にして補間処理を行なう。そし
て、計算機1Aは、図19に示すように、上述の式(1
1)により選択されたデータに基づいて、補間演算処理
を施す(ステップe3)。つまり、RGB空間での色
と、このRGB空間での色に対応するL* a* b* 空間
での色作成演算に必要な係数との関係を作成することに
より、上記の色の対応関係を示すデータ数を増やす(デ
ータ作成過程)。
【0103】以下、この補間演算処理の具体的な手順に
ついて図15,図20を用いて詳述する。この処理で
は、RGB空間の格子点の色8色によって生成されるR
GB空間の6面体をさらに4×4×4に分割した場合の
分割された各色を補間して生成する。図20おいて、ま
ず、計算機1Aは、各係数を初期化したのち(ステップ
f1;i=0,j=0,k=0,n=4)、上述の式
(4)に基づいて、次式(12)により、新たな色デー
タ〔RGB値(式(12)参照)〕を算出する(ステッ
プf2)。なお、このRGB値は、上述の図14(a)
に示す格子点以外の“○”や“●”に相当する。
ついて図15,図20を用いて詳述する。この処理で
は、RGB空間の格子点の色8色によって生成されるR
GB空間の6面体をさらに4×4×4に分割した場合の
分割された各色を補間して生成する。図20おいて、ま
ず、計算機1Aは、各係数を初期化したのち(ステップ
f1;i=0,j=0,k=0,n=4)、上述の式
(4)に基づいて、次式(12)により、新たな色デー
タ〔RGB値(式(12)参照)〕を算出する(ステッ
プf2)。なお、このRGB値は、上述の図14(a)
に示す格子点以外の“○”や“●”に相当する。
【0104】 R=Σ(PX (R)×WX )/n3 G=Σ(PX (G)×WX )/n3 B=Σ(PX (B)×WX )/n3 ・・・(12) 但し、上記のΣは0≦x≦7についての加算(総和)を
表す。そして、計算機1Aは、元から色変換テーブル4
4を構成していたデータと、上述のデータ作成過程で増
やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部のデ
ータを選択する(データ選択過程)。例えば、ここで
は、RGB空間において規則的な位置に存在または近接
するデータを選択する。具体的には、上述のデータ選択
過程は、以下に示す手順を経て実行される。
表す。そして、計算機1Aは、元から色変換テーブル4
4を構成していたデータと、上述のデータ作成過程で増
やしたデータとのうちのいずれか又は両方から一部のデ
ータを選択する(データ選択過程)。例えば、ここで
は、RGB空間において規則的な位置に存在または近接
するデータを選択する。具体的には、上述のデータ選択
過程は、以下に示す手順を経て実行される。
【0105】まず、計算機1Aは、図15に示すよう
に、元から色変換テーブル44を構成していた色データ
と、上述のデータ作成過程で増やした色データとに対応
するRGB空間における色について、予め定められた色
の中で最も近接した色を検出する(ステップd8;近接
色検出過程)。換言すると、計算機1Aは、図14に示
すように、得られたRGB値からRGB空間の点線の交
点に近接した色(近接色;“●”)を検出し、この近接
色から次式(13)により、格子状のRGB空間上の格
子点(新RGB番号)を算出する(図20のステップf
3)。なお、この新RGB番号は、0から255のRG
B空間に15間隔で格子を設定する(つまり、RGB方
向にそれぞれ255÷15=17個の格子を設定する)
として、それぞれ、0≦R≦17,0≦G≦17,0≦
B≦17とする。
に、元から色変換テーブル44を構成していた色データ
と、上述のデータ作成過程で増やした色データとに対応
するRGB空間における色について、予め定められた色
の中で最も近接した色を検出する(ステップd8;近接
色検出過程)。換言すると、計算機1Aは、図14に示
すように、得られたRGB値からRGB空間の点線の交
点に近接した色(近接色;“●”)を検出し、この近接
色から次式(13)により、格子状のRGB空間上の格
子点(新RGB番号)を算出する(図20のステップf
3)。なお、この新RGB番号は、0から255のRG
B空間に15間隔で格子を設定する(つまり、RGB方
向にそれぞれ255÷15=17個の格子を設定する)
として、それぞれ、0≦R≦17,0≦G≦17,0≦
B≦17とする。
【0106】 新R番号=(int)〔(R+7.5)/15〕 新G番号=(int)〔(G+7.5)/15〕 新B番号=(int)〔(B+7.5)/15〕 ・・・(13) つまり、上述の図7(a)に示すRGB空間において、
元のRGB空間との対応関係を示す色データ(格子点)
と、補間して得られた新たなデータ(格子点以外の点)
とのうち、格子状のRGB空間の格子点に最も近い色を
検出しているのである。
元のRGB空間との対応関係を示す色データ(格子点)
と、補間して得られた新たなデータ(格子点以外の点)
とのうち、格子状のRGB空間の格子点に最も近い色を
検出しているのである。
【0107】これにより、第2色変換テーブル45に登
録するデータを規則的な配列にすることができ、画像の
色変換を容易に行なうことができる。その後、計算機1
Aは、図15に示すように、得られた近接色からその近
接度(D)を検出する(図15のステップd9;近接度
算出過程)。具体的に、この近接度(D)は、次式(1
4)に示すように、補間演算で作成した色データと、そ
の色データに最も近接する格子点の色データとの間の距
離を2乗することによって求められる(ステップf
4)。なお、ここで算出される値は小さいほど近接度は
高い。
録するデータを規則的な配列にすることができ、画像の
色変換を容易に行なうことができる。その後、計算機1
Aは、図15に示すように、得られた近接色からその近
接度(D)を検出する(図15のステップd9;近接度
算出過程)。具体的に、この近接度(D)は、次式(1
4)に示すように、補間演算で作成した色データと、そ
の色データに最も近接する格子点の色データとの間の距
離を2乗することによって求められる(ステップf
4)。なお、ここで算出される値は小さいほど近接度は
高い。
【0108】 D=(新R番号×15−R)2 +(新G番号×15−G)2 +(新B番号×15−B)2 ・・・(14) 次いで、計算機1Aは、上述のように得られた新RGB
番号に対応する係数(r,g,b,i,j,k)が第2
色変換テーブル45に未登録であるか否かを判断し(ス
テップf5)、この新RGB番号に対応する上記係数が
登録されていなければ、この対応する係数を第2色変換
テーブル45に登録する(図20のステップf5のYE
Sルートからステップf6,図15のステップd7,d
11,d12参照)。
番号に対応する係数(r,g,b,i,j,k)が第2
色変換テーブル45に未登録であるか否かを判断し(ス
テップf5)、この新RGB番号に対応する上記係数が
登録されていなければ、この対応する係数を第2色変換
テーブル45に登録する(図20のステップf5のYE
Sルートからステップf6,図15のステップd7,d
11,d12参照)。
【0109】一方、新RGB番号に対応する係数が既に
第2色変換テーブル45に登録されている場合(図20
のステップf5でNOと判定された場合)、計算機1A
は、そのときの新RGB番号に対応する係数を第2色変
換テーブル45には登録しない。さらに、計算機1A
は、既に近接度算出済みの対応する色データの近接度
と、上記の近接度算出過程で得られた近接度とを比較し
(図20のステップf5,図15のステップd10;比
較過程)、この比較結果に基づき、近接度の大きい色デ
ータ(格子点により近接している色データ)を選択する
(データ選択過程)。
第2色変換テーブル45に登録されている場合(図20
のステップf5でNOと判定された場合)、計算機1A
は、そのときの新RGB番号に対応する係数を第2色変
換テーブル45には登録しない。さらに、計算機1A
は、既に近接度算出済みの対応する色データの近接度
と、上記の近接度算出過程で得られた近接度とを比較し
(図20のステップf5,図15のステップd10;比
較過程)、この比較結果に基づき、近接度の大きい色デ
ータ(格子点により近接している色データ)を選択する
(データ選択過程)。
【0110】即ち、第2色変換テーブル45に既に登録
されている近接度の方が新たに求められた近接度より小
さい場合(図20のステップf5でYESと判定された
場合)は、新たな近接度の方が選択されて第2色変換テ
ーブル45の該当領域に上書きされて登録される(図2
0のステップf6,図15のステップd11,d1
2)。
されている近接度の方が新たに求められた近接度より小
さい場合(図20のステップf5でYESと判定された
場合)は、新たな近接度の方が選択されて第2色変換テ
ーブル45の該当領域に上書きされて登録される(図2
0のステップf6,図15のステップd11,d1
2)。
【0111】なお、新たに求められた近接度の方が第2
色変換テーブル45に登録されている近接度より小さい
場合(図20のステップf5でNOと判定された場合)
は、この近接度の更新は行なわれない。これにより、第
1実施形態と同様に、補間演算を進行しながら、最低限
必要なデータだけ選択することができるのである。以上
の処理が行なわれると、3次元方向(i,j,k)につ
いて、それぞれ、6面体を作成する補間演算処理(デー
タ作成処理;図20のステップf7〜f12)が行なわ
れる。なお、この処理は、第1実施形態で上述した図1
2のステップc7〜c12とほぼ同様であるため、詳細
な説明は省略する。
色変換テーブル45に登録されている近接度より小さい
場合(図20のステップf5でNOと判定された場合)
は、この近接度の更新は行なわれない。これにより、第
1実施形態と同様に、補間演算を進行しながら、最低限
必要なデータだけ選択することができるのである。以上
の処理が行なわれると、3次元方向(i,j,k)につ
いて、それぞれ、6面体を作成する補間演算処理(デー
タ作成処理;図20のステップf7〜f12)が行なわ
れる。なお、この処理は、第1実施形態で上述した図1
2のステップc7〜c12とほぼ同様であるため、詳細
な説明は省略する。
【0112】次に、上述に示したような1つの6面体の
補間演算処理が行なわれると、計算機1Aは、RGB空
間の各方向について、順次、6面体を1つずつ選択しな
がらRGB空間中の全ての6面体について、同様に、補
間演算処理を行なう。即ち、計算機1Aは、図19に示
すように、まず、R値(r)を1つインクリメントした
のち(ステップe4;r=r+1)、このR値が“8”
より小さいか否かを判断し(ステップe5)、“8”よ
り小さければ(ステップe5でYESと判定されれ
ば)、このR値に対応する6面体の頂点を選択し(ステ
ップe2)、以下、上述と同様の処理をR値が“8”に
達するまでR値をインクリメントさせながら繰り返し行
なう。
補間演算処理が行なわれると、計算機1Aは、RGB空
間の各方向について、順次、6面体を1つずつ選択しな
がらRGB空間中の全ての6面体について、同様に、補
間演算処理を行なう。即ち、計算機1Aは、図19に示
すように、まず、R値(r)を1つインクリメントした
のち(ステップe4;r=r+1)、このR値が“8”
より小さいか否かを判断し(ステップe5)、“8”よ
り小さければ(ステップe5でYESと判定されれ
ば)、このR値に対応する6面体の頂点を選択し(ステ
ップe2)、以下、上述と同様の処理をR値が“8”に
達するまでR値をインクリメントさせながら繰り返し行
なう。
【0113】その後、R値が“8”以上になると(ステ
ップe5でNOと判定されると)、計算機1Aは、R値
を“0”にリセットするとともに、G値(g)を1つイ
ンクリメントし(ステップe6;r=0,g=g+
1)、このG値が“8”より小さいか否かを判断する
(ステップe7)、この結果、G値が“8”より小さけ
れば(ステップe7でYESと判定されれば)、計算機
1Aは、このG値に対応する6面体の頂点を選択し、こ
のG値を固定した状態で、R値を順次“8”に達するま
でインクリメントしながら、上記の6面体の選択処理を
繰り返し行なう。
ップe5でNOと判定されると)、計算機1Aは、R値
を“0”にリセットするとともに、G値(g)を1つイ
ンクリメントし(ステップe6;r=0,g=g+
1)、このG値が“8”より小さいか否かを判断する
(ステップe7)、この結果、G値が“8”より小さけ
れば(ステップe7でYESと判定されれば)、計算機
1Aは、このG値に対応する6面体の頂点を選択し、こ
のG値を固定した状態で、R値を順次“8”に達するま
でインクリメントしながら、上記の6面体の選択処理を
繰り返し行なう。
【0114】そして、計算機1Aは、R値が“8”に達
する毎にG値を1つずつインクリメントしながら、上述
と同様の処理を繰り返し行ない、G値が“8”以上にな
ると(ステップe7でNOと判定されると)、G値を
“0”にリセットするとともに、B値(b)を1つイン
クリメントする(ステップe8;g=0,b=b+
1)。
する毎にG値を1つずつインクリメントしながら、上述
と同様の処理を繰り返し行ない、G値が“8”以上にな
ると(ステップe7でNOと判定されると)、G値を
“0”にリセットするとともに、B値(b)を1つイン
クリメントする(ステップe8;g=0,b=b+
1)。
【0115】そして、計算機1Aは、このB値が“8”
より小さいか否かを判断し(ステップe9)、“8”よ
り小さければ(ステップe9でYESと判定されれ
ば)、このB値に対応する6面体の頂点を選択する。そ
して、B値をインクリメントさせながら、この場合も、
上述と同様の処理が繰り返し行なわれ、このB値が
“8”以上になると(ステップe9でNOと判定される
と)、全ての6面体の選択処理が終了する。
より小さいか否かを判断し(ステップe9)、“8”よ
り小さければ(ステップe9でYESと判定されれ
ば)、このB値に対応する6面体の頂点を選択する。そ
して、B値をインクリメントさせながら、この場合も、
上述と同様の処理が繰り返し行なわれ、このB値が
“8”以上になると(ステップe9でNOと判定される
と)、全ての6面体の選択処理が終了する。
【0116】このように、RGB空間の色データ(6面
体)を、適宜、選択しながら、各色データに対する、補
間演算,近接色の検出などの各処理を行なうことによっ
て、元の色データと新たに作成した色データの中で、R
GB空間で格子点に近接した色データ(図14の“●”
参照)が選択され、RGB空間の中で格子点に近い色デ
ータのみが存在する形で、RGB空間での色の値とその
値のL* a* b* 空間での色作成データとの対応関係
(第2色変換テーブル45)を作成することができる。
体)を、適宜、選択しながら、各色データに対する、補
間演算,近接色の検出などの各処理を行なうことによっ
て、元の色データと新たに作成した色データの中で、R
GB空間で格子点に近接した色データ(図14の“●”
参照)が選択され、RGB空間の中で格子点に近い色デ
ータのみが存在する形で、RGB空間での色の値とその
値のL* a* b* 空間での色作成データとの対応関係
(第2色変換テーブル45)を作成することができる。
【0117】また、この第2実施形態では、6面体をさ
らに4分割しているので、距離の算出回数を既存の算出
方法に比べて大幅に削減することができ〔9×9×9×
4×4×4(=729×64)〕、処理の高速化を実現
できる。具体的には、この第2色変換テーブル45に
は、図17に示すように、上述の処理により作成される
最大18×18×18=5832組のRGB番号〔(r
0,g0 ,b0 ,...,r5831,g5831,b5831)〕
とRGB補間係数〔(i0,j0 ,k0 )(i5831,j
5831,k5831)〕と近接度(D0 ,...,D5831)と
が、それぞれ、新RGB番号〔(0,0,
0),...,(17,17,17)〕を引数として3
次元配列の形で格納される。なお、第1色変換テーブル
44のRGB値は、新RGB番号を単純に15倍するこ
とにより、求めることができる。
らに4分割しているので、距離の算出回数を既存の算出
方法に比べて大幅に削減することができ〔9×9×9×
4×4×4(=729×64)〕、処理の高速化を実現
できる。具体的には、この第2色変換テーブル45に
は、図17に示すように、上述の処理により作成される
最大18×18×18=5832組のRGB番号〔(r
0,g0 ,b0 ,...,r5831,g5831,b5831)〕
とRGB補間係数〔(i0,j0 ,k0 )(i5831,j
5831,k5831)〕と近接度(D0 ,...,D5831)と
が、それぞれ、新RGB番号〔(0,0,
0),...,(17,17,17)〕を引数として3
次元配列の形で格納される。なお、第1色変換テーブル
44のRGB値は、新RGB番号を単純に15倍するこ
とにより、求めることができる。
【0118】そして、この第2色変換テーブル45は、
スキャナ5Aの色空間で格子状の分布(RGBの格子
点)のテーブルである。つまり、第1の実施形態では、
補間により作成されたYMC値を、L* a* b* 番号を
配列の引数としているのに対し、この第2実施形態で
は、補間により作成されたL* a* b* 値を、新RGB
番号を配列の引数としている点が異なる。
スキャナ5Aの色空間で格子状の分布(RGBの格子
点)のテーブルである。つまり、第1の実施形態では、
補間により作成されたYMC値を、L* a* b* 番号を
配列の引数としているのに対し、この第2実施形態で
は、補間により作成されたL* a* b* 値を、新RGB
番号を配列の引数としている点が異なる。
【0119】このように、画像の色変換での誤差が生じ
にくい構成のテーブルやあるいは画像の色変換で利用し
やすいテーブルを少ないデータ量で構成することができ
るのである。その後、計算機1Aは、このように第2色
変換テーブル45を作成すると、図15に示すように、
上述のデータ選択過程で選択された色データについて、
データ作成過程で作成したL* a* b* 空間での色作成
演算に必要な係数からL* a * b* 空間での色を算出す
る(ステップd13;色算出過程)。具体的には、上述
の式(5)にしたがってL* a* b* 値が算出され、第
3色変換テーブル46が作成される。
にくい構成のテーブルやあるいは画像の色変換で利用し
やすいテーブルを少ないデータ量で構成することができ
るのである。その後、計算機1Aは、このように第2色
変換テーブル45を作成すると、図15に示すように、
上述のデータ選択過程で選択された色データについて、
データ作成過程で作成したL* a* b* 空間での色作成
演算に必要な係数からL* a * b* 空間での色を算出す
る(ステップd13;色算出過程)。具体的には、上述
の式(5)にしたがってL* a* b* 値が算出され、第
3色変換テーブル46が作成される。
【0120】この第3色変換テーブル46は、例えば、
図18に示すように、最大で5832組のL* a* b*
値〔(L0 ,a0 ,b0 ),...,(L5831,
a5831,b 5831)〕が新RGB番号を引数として3次元
配列の形で格納されている。なお、この第3色変換テー
ブル46に登録されている新RGB番号及びRGB近接
度については、上述の第2色変換テーブル45に登録さ
れているものとそれぞれ同様のものである。
図18に示すように、最大で5832組のL* a* b*
値〔(L0 ,a0 ,b0 ),...,(L5831,
a5831,b 5831)〕が新RGB番号を引数として3次元
配列の形で格納されている。なお、この第3色変換テー
ブル46に登録されている新RGB番号及びRGB近接
度については、上述の第2色変換テーブル45に登録さ
れているものとそれぞれ同様のものである。
【0121】このように、上記L* a* b* 値の算出式
は、YMC値の算出式(上記の式1参照)に比べて複雑
である。第2実施形態では、元の色変換テーブルとして
の第1色変換テーブル44のL* a* b* 値の分布が格
子状でないため、即ち、スキャナ5Aやディジタルカメ
ラなどの入力デバイスの色空間は、測色機3Aによって
測定される色変換テーブル(第1色変換テーブル44)
では、RGB値やL*a* b* 値が規則的な格子状とな
るような色票を作ることは困難である。
は、YMC値の算出式(上記の式1参照)に比べて複雑
である。第2実施形態では、元の色変換テーブルとして
の第1色変換テーブル44のL* a* b* 値の分布が格
子状でないため、即ち、スキャナ5Aやディジタルカメ
ラなどの入力デバイスの色空間は、測色機3Aによって
測定される色変換テーブル(第1色変換テーブル44)
では、RGB値やL*a* b* 値が規則的な格子状とな
るような色票を作ることは困難である。
【0122】そのため、この第2実施形態のように、L
* a* b* 値の算出を選択されたデータのみについて補
間処理を行なうことによって、L* a* b* 空間での色
作成演算回数が削減することができ、補間演算に要する
処理時間を大きく短縮することができる。つまり、上述
の第1実施形態においては、補間演算(色作成演算)で
L* a*b* 値とYMC値の両方を算出していたが、こ
の第2実施形態では、新規の色変換テーブルを作成する
前に中間的な色変換テーブルを作成し、色作成処理をR
GB値のみとし、L* a* b* 値の算出(L* a* b*
空間へのマッピング)は行なわない。
* a* b* 値の算出を選択されたデータのみについて補
間処理を行なうことによって、L* a* b* 空間での色
作成演算回数が削減することができ、補間演算に要する
処理時間を大きく短縮することができる。つまり、上述
の第1実施形態においては、補間演算(色作成演算)で
L* a*b* 値とYMC値の両方を算出していたが、こ
の第2実施形態では、新規の色変換テーブルを作成する
前に中間的な色変換テーブルを作成し、色作成処理をR
GB値のみとし、L* a* b* 値の算出(L* a* b*
空間へのマッピング)は行なわない。
【0123】そのため、プリンタ2Aより算出されるR
GB番号(r,g,b)と補間係数(i,j,k)を中
間的な色変換テーブル(第2色変換テーブル45)に登
録し、このような係数からL* a* b* 値を算出し、新
規の色変換テーブル(第3色変換テーブル46)を作成
しているのである。つまり、上述の第1実施形態のよう
に、YMC値(第2実施形態においては、L* a* b*
値に相当する)の計算を毎回行なう必要がないのであ
る。
GB番号(r,g,b)と補間係数(i,j,k)を中
間的な色変換テーブル(第2色変換テーブル45)に登
録し、このような係数からL* a* b* 値を算出し、新
規の色変換テーブル(第3色変換テーブル46)を作成
しているのである。つまり、上述の第1実施形態のよう
に、YMC値(第2実施形態においては、L* a* b*
値に相当する)の計算を毎回行なう必要がないのであ
る。
【0124】なお、ここでは、第2色変換テーブル45
と第3色変換テーブル46を別個な構成としたが、第2
色変換テーブル45のRGB番号の格納領域や補間係数
(i,j,k)の格納領域に、L* a* b* 値をオーバ
ーライトするようにしてもよい。これにより、第3色変
換テーブル46のような別個の格納領域を確保する必要
はない。
と第3色変換テーブル46を別個な構成としたが、第2
色変換テーブル45のRGB番号の格納領域や補間係数
(i,j,k)の格納領域に、L* a* b* 値をオーバ
ーライトするようにしてもよい。これにより、第3色変
換テーブル46のような別個の格納領域を確保する必要
はない。
【0125】ところで、このような上述の色変換テーブ
ル(第2色変換テーブル45及び第3色変換テーブル4
6)の作成処理は、計算機1A(図13参照)内のCP
U(図示省略)が記憶装置4A内の色変換プログラム4
7を読み出し、そのプログラム47に従って動作するこ
とによって実行されている。そして、この色変換プログ
ラム47の格納は、色変換プログラム47を記録したフ
ロッピィディスク等の記録媒体を計算機1Aにインスト
ールすることにより、計算機1Aを通じて記憶装置4に
格納される。
ル(第2色変換テーブル45及び第3色変換テーブル4
6)の作成処理は、計算機1A(図13参照)内のCP
U(図示省略)が記憶装置4A内の色変換プログラム4
7を読み出し、そのプログラム47に従って動作するこ
とによって実行されている。そして、この色変換プログ
ラム47の格納は、色変換プログラム47を記録したフ
ロッピィディスク等の記録媒体を計算機1Aにインスト
ールすることにより、計算機1Aを通じて記憶装置4に
格納される。
【0126】このように、上述の色空間変換装置10A
によれば、L* a* b* 空間での色とこのL* a* b*
空間での色に対応するRGB空間での色作成演算に必要
な係数との対応関係を作成して上記の色の対応関係を示
すデータ数を増やし、補間する必要な色データだけ色作
成演算処理(L* a* b* 値の算出)を行なうことがで
きるので、データ算出処理の迅速化を図ることができ
る。
によれば、L* a* b* 空間での色とこのL* a* b*
空間での色に対応するRGB空間での色作成演算に必要
な係数との対応関係を作成して上記の色の対応関係を示
すデータ数を増やし、補間する必要な色データだけ色作
成演算処理(L* a* b* 値の算出)を行なうことがで
きるので、データ算出処理の迅速化を図ることができ
る。
【0127】なお、上述の計算機1Aでは、比較処理
(図20のステップf5)における近接度の選択方法と
しては、第1実施形態と同様に、得られた近接度と参照
値とを比較するようにしてもよく(参照値比較過程)、
この場合、この参照値よりも小さい近接度の中から、近
接度の大きいデータを選択することができる(データ選
択過程)。
(図20のステップf5)における近接度の選択方法と
しては、第1実施形態と同様に、得られた近接度と参照
値とを比較するようにしてもよく(参照値比較過程)、
この場合、この参照値よりも小さい近接度の中から、近
接度の大きいデータを選択することができる(データ選
択過程)。
【0128】さらに、計算機1Aは、2つ以上のデータ
の荷重平均演算でデータを増やすことによる補間演算処
理もできる。つまり、複数のデータ点の影響を考慮し、
重みを付けて他のデータを求める、これにより、高速
で、且つ簡素な補間演算処理を行なうことができるので
ある。また、近接度の算出方法は、第1実施形態におい
ても上述したように、これに限らない。
の荷重平均演算でデータを増やすことによる補間演算処
理もできる。つまり、複数のデータ点の影響を考慮し、
重みを付けて他のデータを求める、これにより、高速
で、且つ簡素な補間演算処理を行なうことができるので
ある。また、近接度の算出方法は、第1実施形態におい
ても上述したように、これに限らない。
【0129】また、ここでは、データ作成間隔を“4”
に固定したが、第1実施形態で上述したように、あるデ
ータの作成間隔(第1のデータ作成間隔)で、色の対応
関係を示すデータ数を増やすデータ作成処理(第1のデ
ータ作成処理)を行なったのち、このデータ作成処理よ
り小さいデータ作成間隔(第2のデータ作成間隔)で、
色の対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成処理
(第2のデータ作成処理)を行なうこともできる。さら
に、このデータ作成間隔(分割数)は固定値であれば4
分割に限らず、条件に応じて変更してもよい。
に固定したが、第1実施形態で上述したように、あるデ
ータの作成間隔(第1のデータ作成間隔)で、色の対応
関係を示すデータ数を増やすデータ作成処理(第1のデ
ータ作成処理)を行なったのち、このデータ作成処理よ
り小さいデータ作成間隔(第2のデータ作成間隔)で、
色の対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成処理
(第2のデータ作成処理)を行なうこともできる。さら
に、このデータ作成間隔(分割数)は固定値であれば4
分割に限らず、条件に応じて変更してもよい。
【0130】また、ここでは、9×9×9個の格子点か
らなるRGB空間を15間隔のRGB空間に変換するよ
うになっているが、15間隔に限らず、格子状であれば
自由に設定することができる。 (d)第3実施形態の説明 上述の第2実施形態では、第1の色空間をRGB空間と
し、第2の色空間をL * a* b* 空間として、RGB空
間におけるL* a* b* 値を求めており、特に、中間の
色変換テーブル(図13参照)を作成することにより、
選択されたデータについてのみL* a* b* 値を算出し
ているが、第3実施形態では、第2実施形態と同様の2
つの異なる色空間において、上述の第1実施形態と同様
に、中間の色変換テーブルを作成することなく、補間演
算処理を行なう。
らなるRGB空間を15間隔のRGB空間に変換するよ
うになっているが、15間隔に限らず、格子状であれば
自由に設定することができる。 (d)第3実施形態の説明 上述の第2実施形態では、第1の色空間をRGB空間と
し、第2の色空間をL * a* b* 空間として、RGB空
間におけるL* a* b* 値を求めており、特に、中間の
色変換テーブル(図13参照)を作成することにより、
選択されたデータについてのみL* a* b* 値を算出し
ているが、第3実施形態では、第2実施形態と同様の2
つの異なる色空間において、上述の第1実施形態と同様
に、中間の色変換テーブルを作成することなく、補間演
算処理を行なう。
【0131】図21は本発明の第3実施形態にかかる色
変換テーブルの構成変換方法が適用される色空間変換装
置の構成を示すブロック図で、この図21に示すよう
に、色空間変換装置10Bは、計算機(PC:Personal
Computer )1B,プリンタ2B,測色機3B,記憶装
置4B及びスキャナ5Bをそなえて構成されている。な
お、この図21に示す計算機1B,プリンタ2B,測色
機3B及びスキャナ5Bについては、上述の第2実施形
態に示す計算機1A,プリンタ2A,測色機3A及びス
キャナ5A(図13参照)とそれぞれ同様のものであ
る。
変換テーブルの構成変換方法が適用される色空間変換装
置の構成を示すブロック図で、この図21に示すよう
に、色空間変換装置10Bは、計算機(PC:Personal
Computer )1B,プリンタ2B,測色機3B,記憶装
置4B及びスキャナ5Bをそなえて構成されている。な
お、この図21に示す計算機1B,プリンタ2B,測色
機3B及びスキャナ5Bについては、上述の第2実施形
態に示す計算機1A,プリンタ2A,測色機3A及びス
キャナ5A(図13参照)とそれぞれ同様のものであ
る。
【0132】ここで、記憶装置4Bは、計算機1Bによ
って制御される2つの異なる色空間における色変換情報
を保持するもので、例えば、第1色変換テーブル48,
第2色変換テーブル49及び色変換プログラム50をそ
なえて構成されている。なお、この第1色変換テーブル
48は、第2実施形態に示す第1色変換テーブル44と
同様のもので、RGB番号,RGB値,L* a* b* 値
を保持している。
って制御される2つの異なる色空間における色変換情報
を保持するもので、例えば、第1色変換テーブル48,
第2色変換テーブル49及び色変換プログラム50をそ
なえて構成されている。なお、この第1色変換テーブル
48は、第2実施形態に示す第1色変換テーブル44と
同様のもので、RGB番号,RGB値,L* a* b* 値
を保持している。
【0133】また、第2色変換テーブル49は、第2実
施形態の第3色変換テーブル46とほぼ同様のものであ
るが、上述の第3色変換テーブル46とは、その作成手
順が異なる。以下、この第3色変換テーブル49の作成
手順について、図22〜図24を用いて説明する。な
お、図22に示すステップg1〜g5における処理と、
図23に示すステップh1,h2については、上述の図
15に示すステップd1〜d5と、図19に示すステッ
プe1,e2と同様であるため、その説明は省略する。
施形態の第3色変換テーブル46とほぼ同様のものであ
るが、上述の第3色変換テーブル46とは、その作成手
順が異なる。以下、この第3色変換テーブル49の作成
手順について、図22〜図24を用いて説明する。な
お、図22に示すステップg1〜g5における処理と、
図23に示すステップh1,h2については、上述の図
15に示すステップd1〜d5と、図19に示すステッ
プe1,e2と同様であるため、その説明は省略する。
【0134】まず、図23のステップh2において1つ
の6面体(第2実施形態と同様に立方体ではない)が選
択されると、計算機1Bは、L* a* b* 空間及びRG
B空間のいずれか一方におけるデータ分散に基づいてL
* a* b* 空間におけるデータ作成間隔を設定する(デ
ータ作成間隔設定過程)。具体的に、この第3実施形態
では、図23に示すように、RGB空間における色デー
タの間隔に対応するL* a* b* 空間における色データ
の間隔に基づいて、第1実施形態における式(3)によ
りRGB空間におけるデータ作成間隔が設定される(図
23のステップh3)。
の6面体(第2実施形態と同様に立方体ではない)が選
択されると、計算機1Bは、L* a* b* 空間及びRG
B空間のいずれか一方におけるデータ分散に基づいてL
* a* b* 空間におけるデータ作成間隔を設定する(デ
ータ作成間隔設定過程)。具体的に、この第3実施形態
では、図23に示すように、RGB空間における色デー
タの間隔に対応するL* a* b* 空間における色データ
の間隔に基づいて、第1実施形態における式(3)によ
りRGB空間におけるデータ作成間隔が設定される(図
23のステップh3)。
【0135】例えば、図14(b)に示すようなL* a
* b* 空間に形成されたRGB値の格子点間の距離に基
づいて、図14(a)に示すようなRGB空間における
格子点間の距離(データ作成の間隔)を設定する。つま
り、L* a* b* 空間においては、実線の交点の分布間
隔に偏りがある、即ち、図14(b)においては上側の
方の間隔が広くなっているため、下側に比べて上側の方
がRGB値の点線の交点への一致度が低くなる。
* b* 空間に形成されたRGB値の格子点間の距離に基
づいて、図14(a)に示すようなRGB空間における
格子点間の距離(データ作成の間隔)を設定する。つま
り、L* a* b* 空間においては、実線の交点の分布間
隔に偏りがある、即ち、図14(b)においては上側の
方の間隔が広くなっているため、下側に比べて上側の方
がRGB値の点線の交点への一致度が低くなる。
【0136】このため、本実施形態では、上記のデータ
作成間隔設定により、上側の実線の交点間の距離を分割
する割合を大きくして、L* a* b* 空間におけるL*
a*b* 値の各点の分布の間隔が均一になるようにして
いる。つまり、RGB空間中の6面体を分割する割合
(立方体の各辺の分割数n)をL* a* b* 空間におけ
るL* a* b* 値の分布の間隔に応じて変更するのであ
る。
作成間隔設定により、上側の実線の交点間の距離を分割
する割合を大きくして、L* a* b* 空間におけるL*
a*b* 値の各点の分布の間隔が均一になるようにして
いる。つまり、RGB空間中の6面体を分割する割合
(立方体の各辺の分割数n)をL* a* b* 空間におけ
るL* a* b* 値の分布の間隔に応じて変更するのであ
る。
【0137】なお、この第3実施形態では、RGB空間
におけるデータ間隔に基づいて、RGB空間におけるデ
ータ作成間隔を設定することもできる。つまり、本実施
形態における2つの色空間は、図14に示すように、そ
れぞれ格子状に分布する色空間ではないため、RGB空
間は自身のデータ間隔からデータ作成間隔を設定するこ
とができるのである。
におけるデータ間隔に基づいて、RGB空間におけるデ
ータ作成間隔を設定することもできる。つまり、本実施
形態における2つの色空間は、図14に示すように、そ
れぞれ格子状に分布する色空間ではないため、RGB空
間は自身のデータ間隔からデータ作成間隔を設定するこ
とができるのである。
【0138】この場合、上述の式(3)に示すPx (L
* ),Px (a* ),Px (b* )(立方体の各頂点の
値)をそれぞれ、Px (R),Px (G),Px (B)
(6面体の各頂点の値)に置き換えて求めることができ
る。したがって、第1実施形態と同様に、データ作成間
隔を設定することができるので、RGB空間で作成され
るデータに偏りを生じることなく、均一に分布すること
ができる。
* ),Px (a* ),Px (b* )(立方体の各頂点の
値)をそれぞれ、Px (R),Px (G),Px (B)
(6面体の各頂点の値)に置き換えて求めることができ
る。したがって、第1実施形態と同様に、データ作成間
隔を設定することができるので、RGB空間で作成され
るデータに偏りを生じることなく、均一に分布すること
ができる。
【0139】また、この選択された立方体に対応するデ
ータ作成間隔(n)が設定されると、計算機1Bは、上
述したように、補間演算処理を施す(図22のステップ
g6,図23のステップh4)。つまり、ここでは、第
1色変換テーブル48に登録されたデータに補間演算処
理を施すことにより、L* a* b* 空間とRGB空間と
の色の対応関係を増やす(データ作成過程)。
ータ作成間隔(n)が設定されると、計算機1Bは、上
述したように、補間演算処理を施す(図22のステップ
g6,図23のステップh4)。つまり、ここでは、第
1色変換テーブル48に登録されたデータに補間演算処
理を施すことにより、L* a* b* 空間とRGB空間と
の色の対応関係を増やす(データ作成過程)。
【0140】なお、このデータ作成過程についても、上
述の第1実施形態及び第2実施形態と同様に、最初にデ
ータ設定の間隔を大きくして処理を行ない(小さいnで
処理する)、特定の色(例えば、間隔を大きくした場合
の処理で実際にデータが登録された色)の近辺に限定し
たのち、間隔を小さくして(nを大きくして)、再度、
補間演算及び第2色変換テーブル49へのデータ登録処
理を行なってもよいし、2つ以上のデータの荷重平均演
算でデータを増やしてもよい。
述の第1実施形態及び第2実施形態と同様に、最初にデ
ータ設定の間隔を大きくして処理を行ない(小さいnで
処理する)、特定の色(例えば、間隔を大きくした場合
の処理で実際にデータが登録された色)の近辺に限定し
たのち、間隔を小さくして(nを大きくして)、再度、
補間演算及び第2色変換テーブル49へのデータ登録処
理を行なってもよいし、2つ以上のデータの荷重平均演
算でデータを増やしてもよい。
【0141】その後、計算機1Bは、このように補間演
算処理によって、RGB空間とL*a* b* 空間とにお
ける対応関係を示すデータを増やしたのち(データ作成
過程)、第1色変換テーブル48を構成していたデータ
と、このデータ作成過程で増やしたデータとのうちのい
ずれか又は両方から一部のデータを選択する(データ選
択過程)。
算処理によって、RGB空間とL*a* b* 空間とにお
ける対応関係を示すデータを増やしたのち(データ作成
過程)、第1色変換テーブル48を構成していたデータ
と、このデータ作成過程で増やしたデータとのうちのい
ずれか又は両方から一部のデータを選択する(データ選
択過程)。
【0142】つまり、第2実施形態のように、L* a*
b* 空間での色作成演算に必要な係数との対応関係を増
やす処理は行なわず、L* a* b* 空間での色の値とR
GB空間での色の値の対応関係を増やす。なお、データ
選択方法(図22に示すステップg7〜g12)は、第
2実施形態(図15に示すステップd7〜d12)とほ
ぼ同様で、第2実施形態では、第2色変換テーブル45
にL* a* b* 色作成データを登録しているのに対し、
第3実施形態では、第2色変換テーブル49には、直接
L* a* b* 値を登録している点が異なる。
b* 空間での色作成演算に必要な係数との対応関係を増
やす処理は行なわず、L* a* b* 空間での色の値とR
GB空間での色の値の対応関係を増やす。なお、データ
選択方法(図22に示すステップg7〜g12)は、第
2実施形態(図15に示すステップd7〜d12)とほ
ぼ同様で、第2実施形態では、第2色変換テーブル45
にL* a* b* 色作成データを登録しているのに対し、
第3実施形態では、第2色変換テーブル49には、直接
L* a* b* 値を登録している点が異なる。
【0143】また、図24のステップi1〜i12にお
いても、図20のステップf1〜f12とほぼ同様で、
図24のステップi2においてL* a* b* 値を求めて
第2色変換テーブル49にL* a* b* 値を登録してい
る点(図24のステップi6;L* a* b* 値,D登
録)が異なる。さらに、図23のステップh5〜h10
に示すRGB空間の各方向における処理についても、上
述の図19のe4〜e9と同様である。
いても、図20のステップf1〜f12とほぼ同様で、
図24のステップi2においてL* a* b* 値を求めて
第2色変換テーブル49にL* a* b* 値を登録してい
る点(図24のステップi6;L* a* b* 値,D登
録)が異なる。さらに、図23のステップh5〜h10
に示すRGB空間の各方向における処理についても、上
述の図19のe4〜e9と同様である。
【0144】そして、上述の新規のテーブル(第2色変
換テーブル49)の作成処理は、計算機1B(図21参
照)内のCPU(図示省略)が記憶装置4B内の色変換
プログラム50を読み出し、そのプログラムに従って動
作することによって、実行されている。また、この色変
換プログラム50は、色変換プログラム50を記録した
フロッピィディスク等の記録媒体を計算機1Bにインス
トールすることにより、計算機1Bを通じて記憶装置4
Bに格納される。
換テーブル49)の作成処理は、計算機1B(図21参
照)内のCPU(図示省略)が記憶装置4B内の色変換
プログラム50を読み出し、そのプログラムに従って動
作することによって、実行されている。また、この色変
換プログラム50は、色変換プログラム50を記録した
フロッピィディスク等の記録媒体を計算機1Bにインス
トールすることにより、計算機1Bを通じて記憶装置4
Bに格納される。
【0145】このように、上述の色空間変換装置10B
によれば、上述の第2実施形態のように係数を保持して
求める方法に限らず、色変化テーブルを作成することが
できるので、変換装置10Bの性能向上に大いに寄与し
うる。 (e)その他 なお、上述の第1実施形態のようなプリンタ2の色変換
テーブルの処理においても、補間処理(色作成処理)で
は、第2実施形態のように、まず、YMC番号とYMC
補間係数のみを登録し、YMC値の算出(YMC空間へ
のマッピング)は行なわずに、YMC値を最後にまとめ
て算出してもよい。なお、この場合の変換式は、次式
(15)で表される。
によれば、上述の第2実施形態のように係数を保持して
求める方法に限らず、色変化テーブルを作成することが
できるので、変換装置10Bの性能向上に大いに寄与し
うる。 (e)その他 なお、上述の第1実施形態のようなプリンタ2の色変換
テーブルの処理においても、補間処理(色作成処理)で
は、第2実施形態のように、まず、YMC番号とYMC
補間係数のみを登録し、YMC値の算出(YMC空間へ
のマッピング)は行なわずに、YMC値を最後にまとめ
て算出してもよい。なお、この場合の変換式は、次式
(15)で表される。
【0146】 Y=255.0×(y+i/n)/8.0 M=255.0×(m+j/n)/8.0 C=255.0×(c+k/n)/8.0 ・・・(15) これにより、第1の実施形態に比べて処理時間を短縮す
ることができる。また、本発明は、上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することができる。
ることができる。また、本発明は、上述の実施形態に限
定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することができる。
【0147】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
異なる色空間の間における色の対応関係を、元からある
色データの分散(分布の間隔)に基づいて、補間により
色データを増やしたのち、増やしたデータと元からある
データとのうち必要なものだけを選択するので、色デー
タが均等に分布し、より精度の高い色変換を実現するた
めの新規の色変換テーブルを必要最小限のデータから高
速に、且つ、効率的に作成することができる(請求項
1)。
異なる色空間の間における色の対応関係を、元からある
色データの分散(分布の間隔)に基づいて、補間により
色データを増やしたのち、増やしたデータと元からある
データとのうち必要なものだけを選択するので、色デー
タが均等に分布し、より精度の高い色変換を実現するた
めの新規の色変換テーブルを必要最小限のデータから高
速に、且つ、効率的に作成することができる(請求項
1)。
【0148】また、本発明によれば、第2の色空間での
色とこの第2の色空間での色に対応する第2の色空間で
の色作成演算に必要な係数との対応関係を作成して上記
の色の対応関係を示すデータ数を増やし、補間する必要
な色データだけ色作成演算処理を行なうことができるの
で、データ算出処理の迅速化を図ることができる(請求
項2)。
色とこの第2の色空間での色に対応する第2の色空間で
の色作成演算に必要な係数との対応関係を作成して上記
の色の対応関係を示すデータ数を増やし、補間する必要
な色データだけ色作成演算処理を行なうことができるの
で、データ算出処理の迅速化を図ることができる(請求
項2)。
【0149】さらに、本発明によれば、第1の色空間に
おけるデータ間隔に対応する第2の色空間におけるデー
タ間隔に基づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔
を設定するので、第1の色空間におけるデータに偏りを
生じることなく、データを増やして均一に分布させるこ
とができ、第1の色空間における格子状のデータへの一
致度を高くすることができるので、補間処理を容易に行
なうことができる(請求項3)。
おけるデータ間隔に対応する第2の色空間におけるデー
タ間隔に基づいて第1の色空間におけるデータ作成間隔
を設定するので、第1の色空間におけるデータに偏りを
生じることなく、データを増やして均一に分布させるこ
とができ、第1の色空間における格子状のデータへの一
致度を高くすることができるので、補間処理を容易に行
なうことができる(請求項3)。
【0150】また、本発明によれば、第1の色空間にお
けるデータ間隔に基づいて第1の色空間におけるデータ
作成間隔を設定するので、他の空間ばかりでなく、自身
の空間のみでデータ作成間隔を設定することができ、補
間処理の柔軟性に寄与しうる(請求項4)。さらに、本
発明によれば、第1の色空間を色情報入力デバイスの色
空間とすれば、どのような色空間特性を有する色情報入
力デバイスについても所望の色変換テーブルを迅速に作
成することができる(請求項5)。
けるデータ間隔に基づいて第1の色空間におけるデータ
作成間隔を設定するので、他の空間ばかりでなく、自身
の空間のみでデータ作成間隔を設定することができ、補
間処理の柔軟性に寄与しうる(請求項4)。さらに、本
発明によれば、第1の色空間を色情報入力デバイスの色
空間とすれば、どのような色空間特性を有する色情報入
力デバイスについても所望の色変換テーブルを迅速に作
成することができる(請求項5)。
【0151】また、本発明によれば、第2の色空間にお
いて規則的な位置に存在または近接するデータを選択す
るので、新規の色変換テーブルのデータを規則的に配列
することができ、画像の色変換を行なう際に容易に用い
ることができる(請求項6)。さらに、本発明によれ
ば、第1のデータ作成間隔で、色の対応関係を示すデー
タ数を増やしたのち、第1のデータ作成間隔より小さい
第2のデータ作成間隔で、色の対応関係を示すデータ数
を増やすことができるので、補間処理において選択され
ない不要なデータの作成を防ぐことができ、効率良く色
変換テーブルを作成することができる(請求項7)。
いて規則的な位置に存在または近接するデータを選択す
るので、新規の色変換テーブルのデータを規則的に配列
することができ、画像の色変換を行なう際に容易に用い
ることができる(請求項6)。さらに、本発明によれ
ば、第1のデータ作成間隔で、色の対応関係を示すデー
タ数を増やしたのち、第1のデータ作成間隔より小さい
第2のデータ作成間隔で、色の対応関係を示すデータ数
を増やすことができるので、補間処理において選択され
ない不要なデータの作成を防ぐことができ、効率良く色
変換テーブルを作成することができる(請求項7)。
【0152】また、本発明によれば、2つ以上のデータ
の荷重平均演算でデータを増やすこともできるので、高
速、且つ、簡素な補間演算処理を行なうことができる
(請求項8)。さらに、本発明によれば、元から色変換
テーブルを構成していたデータと、データ作成過程で増
やしたデータとに対応する第2の色空間における色につ
いて、最も近接した色を選択することができるので、補
間演算を進行しながら、最低限必要なデータだけ選択す
ることができ、高精度の色変換テーブルを作成すること
ができる(請求項9,10)。
の荷重平均演算でデータを増やすこともできるので、高
速、且つ、簡素な補間演算処理を行なうことができる
(請求項8)。さらに、本発明によれば、元から色変換
テーブルを構成していたデータと、データ作成過程で増
やしたデータとに対応する第2の色空間における色につ
いて、最も近接した色を選択することができるので、補
間演算を進行しながら、最低限必要なデータだけ選択す
ることができ、高精度の色変換テーブルを作成すること
ができる(請求項9,10)。
【0153】また、本発明によれば、データ作成間隔を
規定するデータをユーザが指定することができるので、
ユーザ側では構成変換の所要時間や精度を自由に指定で
きる(請求項11)。さらに、本発明によれば、色変換
テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を保持し、この記録媒体を用いて
色変換処理を行なうことができるので、本発明の変換方
法の普及が大いに期待できる(請求項12,13)。
規定するデータをユーザが指定することができるので、
ユーザ側では構成変換の所要時間や精度を自由に指定で
きる(請求項11)。さらに、本発明によれば、色変換
テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体を保持し、この記録媒体を用いて
色変換処理を行なうことができるので、本発明の変換方
法の普及が大いに期待できる(請求項12,13)。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の原理説明図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる2つの異なる色空間
を説明するための図で、(a)はYMC空間、(b)は
L* a* b* 空間を示す図である。
を説明するための図で、(a)はYMC空間、(b)は
L* a* b* 空間を示す図である。
【図4】本発明の第1実施形態にかかる色変換テーブル
構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示す
ブロック図である。
構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかるYMC空間にお
ける格子点の配列を模式的に示す図である。
ける格子点の配列を模式的に示す図である。
【図6】本発明の第1実施形態にかかる2つの異なる色
空間における色の対応関係を2次元で模式的に示す図
で、(a)はYMC空間、(b)はL* a* b* 空間を
示す図である。
空間における色の対応関係を2次元で模式的に示す図
で、(a)はYMC空間、(b)はL* a* b* 空間を
示す図である。
【図7】(a),(b)はそれぞれ本発明の第1実施形
態にかかるYMC空間とL* a * b* 空間との間の色の
対応関係を説明するための図である。
態にかかるYMC空間とL* a * b* 空間との間の色の
対応関係を説明するための図である。
【図8】本発明の第1実施形態にかかる色変換テーブル
構成変換方法を説明するための図である。
構成変換方法を説明するための図である。
【図9】本発明の第1実施形態にかかる第1色変換テー
ブルの一例を示す図である。
ブルの一例を示す図である。
【図10】本発明の第1実施形態にかかる第2色変換テ
ーブルの一例を示す図である。
ーブルの一例を示す図である。
【図11】本発明の第1実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図12】本発明の第1実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第2実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示
すブロック図である。
ル構成変換方法が適用される色空間変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図14】本発明の第2実施形態にかかる2つの異なる
色空間における色の対応関係を説明するための図で、
(a)はRGB空間、(b)はL* a* b* 空間を示す
図である。
色空間における色の対応関係を説明するための図で、
(a)はRGB空間、(b)はL* a* b* 空間を示す
図である。
【図15】本発明の第2実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するための図である。
ル構成変換方法を説明するための図である。
【図16】本発明の第2実施形態にかかる第1色変換テ
ーブルの一例を示す図である。
ーブルの一例を示す図である。
【図17】本発明の第2実施形態にかかる第2色変換テ
ーブルの一例を示す図である。
ーブルの一例を示す図である。
【図18】本発明の第2実施形態にかかる第3色変換テ
ーブルの一例を示す図である。
ーブルの一例を示す図である。
【図19】本発明の第2実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図20】本発明の第2実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図21】本発明の第3実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法が適用された色空間変換装置の構成を示
すブロック図である。
ル構成変換方法が適用された色空間変換装置の構成を示
すブロック図である。
【図22】本発明の第3実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するための図である。
ル構成変換方法を説明するための図である。
【図23】本発明の第3実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図24】本発明の第3実施形態にかかる色変換テーブ
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
ル構成変換方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図25】2つの異なる色空間の間の色の対応関係を説
明するための図で、(a)は格子状の色空間、(b)は
非格子状の色空間を示す図である。
明するための図で、(a)は格子状の色空間、(b)は
非格子状の色空間を示す図である。
1,1A,1B 計算機(PC:Personal Computer ) 2,2A,2B プリンタ 3,3A,3B 測色機 4A,4B 記憶装置(格納装置) 5A,5B スキャナ 10,10A,10B 色空間変換装置 41,44,48 第1色変換テーブル 42,45,49 第2色変換テーブル 43,47,50 色変換プログラム 46 第3色変換テーブル
Claims (13)
- 【請求項1】 第1の色空間と第2の色空間との色の対
応関係を示す色変換テーブルの構成を変換する方法であ
って、 該第1の色空間及び該第2の色空間のいずれか一方にお
けるデータ分散に基づいて該第1の色空間におけるデー
タ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定過程と、 該データ作成間隔設定過程で得られたデータ作成間隔
で、該色の対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成
過程と、 元から色変換テーブルを構成していたデータと、該デー
タ作成過程で増やしたデータとのうちのいずれか又は両
方から一部のデータを選択するデータ選択過程とをそな
えて構成されたことを特徴とする、色変換テーブル構成
変換方法。 - 【請求項2】 第1の色空間と第2の色空間との色の対
応関係を示す色変換テーブルの構成を変換する方法であ
って、 該第2の色空間での色と、該第2の色空間での色に対応
する該第1の色空間での色作成演算に必要な係数との対
応関係を作成することにより、上記の色の対応関係を示
すデータ数を増やすデータ作成過程と、 元から色変換テーブルを構成していたデータと、該デー
タ作成過程で増やしたデータとのうちのいずれか又は両
方から一部のデータを選択するデータ選択過程と、 該データ選択過程で選択されたデータについて、該デー
タ作成過程で作成した該第1の色空間での色作成演算に
必要な係数から該第1の色空間での色を算出する色算出
過程とをそなえて構成されたことを特徴とする、色変換
テーブル構成変換方法。 - 【請求項3】 該データ作成間隔設定過程が、該第1の
色空間におけるデータ間隔に対応する該第2の色空間に
おけるデータ間隔に基づいて該第1の色空間におけるデ
ータ作成間隔を設定する過程であることを特徴とする、
請求項1記載の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項4】 該データ作成間隔設定過程が、該第1の
色空間におけるデータ間隔に基づいて該第1の色空間に
おけるデータ作成間隔を設定する過程であることを特徴
とする、請求項1記載の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項5】 該第1の色空間が、色情報入力デバイス
の色空間であることを特徴とする、請求項2記載の色変
換テーブル構成変換方法。 - 【請求項6】 該データ選択過程が、該第2の色空間に
おいて規則的な位置に存在または近接するデータを選択
する過程であること特徴とする、請求項1又は請求項2
に記載の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項7】 該データ作成過程が、 第1のデータ作成間隔で、該色の対応関係を示すデータ
数を増やす第1のデータ作成過程と、 該第1のデータ作成間隔より小さい第2のデータ作成間
隔で、該色の対応関係を示すデータ数を増やす第2のデ
ータ作成過程とを有することを特徴とする、請求項1又
は請求項2に記載の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項8】 該データ作成過程が、2つ以上のデータ
の荷重平均演算でデータを増やす過程であることを特徴
とする、請求項1又は請求項2に記載の色変換テーブル
構成変換方法。 - 【請求項9】 元から色変換テーブルを構成していたデ
ータと、該データ作成過程で増やしたデータとに対応す
る該第2の色空間における色について、予め定められた
色の中で最も近接した色を検出する近接色検出過程と、 該近接色検出過程で得られた近接色の近接度を算出する
近接度算出過程と、 既に近接度算出済みの他のデータの近接度と、該近接度
算出過程で得られた近接度とを比較する比較過程とを有
し、 且つ、該データ選択過程が、該比較過程での比較結果に
基づき近接度の大きいデータを選択する過程であること
を特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の色変換テ
ーブル構成変換方法。 - 【請求項10】 該近接度算出過程で得られた近接度と
参照値とを比較する参照値比較過程を有し、 且つ、該データ選択過程が、該参照値比較過程で該参照
値よりも小さい近接度の中から、近接度の大きいデータ
を選択する過程であることを特徴とする、請求項9記載
の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項11】 該データ作成過程におけるデータ作成
間隔を規定するデータをユーザが指定する間隔指定過程
を有することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記
載の色変換テーブル構成変換方法。 - 【請求項12】 第1の色空間と第2の色空間との色の
対応関係を示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コ
ンピュータに、 該第1の色空間及び該第2の色空間のいずれか一方にお
けるデータ分散に基づいて該第1の色空間におけるデー
タ作成間隔を設定するデータ作成間隔設定手順と、 該データ作成間隔設定手順で得られたデータ作成間隔
で、該色の対応関係を示すデータ数を増やすデータ作成
手順と、 元から色変換テーブルを構成していたデータと、該デー
タ作成手順で増やしたデータとのうちのいずれか又は両
方から一部のデータを選択するデータ選択手順とを実行
させるための色変換テーブル構成変換プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項13】 第1の色空間と第2の色空間との色の
対応関係を示す色変換テーブルの構成を変換すべく、コ
ンピュータに、 該第2の色空間での色と、該第2の色空間での色に対応
する該第1の色空間での色作成演算に必要な係数との対
応関係を作成することにより、上記の色の対応関係を示
すデータ数を増やすデータ作成手順と、 元から色変換テーブルを構成していたデータと、該デー
タ作成手順で増やしたデータとのうちのいずれか又は両
方から一部のデータを選択するデータ選択手順と、 該データ選択手順で選択されたデータについて、該デー
タ作成手順で作成した該第1の色空間での色作成演算に
必要な係数から該第1の色空間での色を算出する色算出
手順とを実行させるための色変換テーブル構成変換プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241491A JPH1188709A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 色変換テーブル構成変換方法並びに色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
| US09/022,484 US6275607B1 (en) | 1997-05-09 | 1998-02-12 | Color conversion table construction conversion method and computer-readable recording medium having color conversion table construction conversion program recorded thereon |
| DE69839002T DE69839002T2 (de) | 1997-09-05 | 1998-02-23 | Verfahren und Vorrichtung zum Erzeugen einer Farbumwandlungstabelle mit Interpolation |
| EP98301294A EP0901278B1 (en) | 1997-09-05 | 1998-02-23 | Method and apparatus for generating a color table with interpolation |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241491A JPH1188709A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 色変換テーブル構成変換方法並びに色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1188709A true JPH1188709A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17075122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9241491A Pending JPH1188709A (ja) | 1997-05-09 | 1997-09-05 | 色変換テーブル構成変換方法並びに色変換テーブル構成変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6275607B1 (ja) |
| EP (1) | EP0901278B1 (ja) |
| JP (1) | JPH1188709A (ja) |
| DE (1) | DE69839002T2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6650438B1 (en) * | 1999-12-01 | 2003-11-18 | Sharp Laboratories Of America, Inc, | Construction of a color transform to reduce effects of scanner metamerism |
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| FR2870072A1 (fr) * | 2004-05-07 | 2005-11-11 | Sagem | Procede, circuit et systeme de conversion d'espace de couleu r par interpolation tridimensionnelle |
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| DE102018202522A1 (de) | 2017-03-22 | 2018-09-27 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Verfahren zur optimierten Farbsteuerung in einer Druckmaschine |
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1997
- 1997-09-05 JP JP9241491A patent/JPH1188709A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-12 US US09/022,484 patent/US6275607B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-23 DE DE69839002T patent/DE69839002T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1998-02-23 EP EP98301294A patent/EP0901278B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0901278B1 (en) | 2008-01-16 |
| DE69839002D1 (de) | 2008-03-06 |
| US6275607B1 (en) | 2001-08-14 |
| EP0901278A1 (en) | 1999-03-10 |
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| A521 | Written amendment |
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|
| A02 | Decision of refusal |
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