JPH1189209A - リニアモータおよびこれを利用した装置 - Google Patents

リニアモータおよびこれを利用した装置

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JPH1189209A
JPH1189209A JP24261097A JP24261097A JPH1189209A JP H1189209 A JPH1189209 A JP H1189209A JP 24261097 A JP24261097 A JP 24261097A JP 24261097 A JP24261097 A JP 24261097A JP H1189209 A JPH1189209 A JP H1189209A
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英彦 杉本
Shozo Matsumura
正三 松村
Masatada Tanaka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的直列接続した2つのリニアモータ長さ
を短くするように接続する。 【解決手段】 電機子101 を構成する2つの鉄心111,11
2 を、直列に並べる。これらの鉄心111,112 に、U相、
V相およびW相巻線113,114,115 を、各鉄心111,112 に
おいて2つの極をそれぞれ形成するように直列配線す
る。U相、V相およびW相巻線113,114,115 において、
隣り合う鉄心111,112 の相対する端部を挟む最接近の両
極をそれぞれ形成する部分における巻線113,114,115 の
巻き方向を、同一方向とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータ、
例えば、フィードバー駆動装置に利用するのに適してい
るリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】トランファプレスのフィードバーをリニ
アモータによって駆動する場合、リニアモータの電機子
および界磁のいずれかをプレスの固定部分または可動部
分に取付けるかによって、つぎの3つのケースが考えら
れる。
【0003】図15(a) に示すように、電機子201 を固
定側とし、界磁202 を可動側とするケースにおいて、リ
ニアモータのストロークをLとし電機子201 の長さを
L' とすると、界磁202 の長さはL+L' となり、界磁
202 のモータがしめる長さは2L+L' となる。
【0004】図15(b) には、電機子203 を可動側と
し、界磁204 を固定側とするケースが示されている。こ
のケースでは電機子203 のモータがしめる長さはL+
L' で済む。(a) と(b) を比較すると、モータがしめる
長さの点では、(b) は(a) より短いので、有利である。
リニアモータをプレスに装備する場合、往々にして、リ
ニアモータはボックス状ハウジングに収納された状態
で、ハウジングがプレスフレームに片持状態で取付けら
れることが多い。このような場合、リニアモータのしめ
る長さが長いと、振動問題が発生する可能性が高くな
る。一方、このケースでは給電ケーブルをフレキシブル
なものとして可動させる必要があり、高速反転繰り返し
動作させる間に、給電ケーブルの振動が原因と考えられ
る誤動作をすることがある。
【0005】図15(c) には、2つの電機子205,206 を
直列に接続して、これを固定側とし、界磁207 を可動側
とするケースが示されている。このケースでは、界磁20
7 の長さをL' にすると、(a) および(b) と同じ推力が
得られ、そのモーターがしめる長さはL+L' で済み、
給電ケーブルを可動させる必要がないから、上記の2つ
のいずれのケースよりも有利である。
【0006】上記において、2つの電機子を機械的直列
に接続して用いる理由は、2つの電機子に相当する長さ
をもつ電機子を製造することが困難であるからである。
【0007】2つの電機子を接続した場合の結線状態の
1例が図16に示されている。2つの電機子は、同一の
もので、9スロット、2極タイプのものである。巻線の
巻き方は、いわゆる全節巻きと称されるもので、連続す
る4つのスロットにわたって1つのコイルを形成するよ
うに巻かれている。
【0008】右側の電機子を見ると、右から順に、U
相、逆V相、W相、逆U相、V相および逆W相巻線が形
成されている。本発明では、U相巻線と逆U相巻線は、
巻き方向が互いに逆であるものを指す。これらと同じよ
うに、各相巻線が左側の電機子にも形成されている。2
つの電機子の各相巻線において、U相巻線が外部結線21
1 により、V相巻線が外部結線212 により、W相巻線が
外部結線213 によりそれぞれ接続されている。
【0009】2つの電機子を上記の通り接続すると、界
磁のNSの極ピッチおよび電機子のU相巻線と逆U相巻
線、V相巻線と逆V相巻線、W相巻線と逆W相巻線の極
ピッチをPとし、モータとして推力を得るように、界磁
が作る極ピッチと2つの電機子が作る極ピッチを相対さ
せるためには、2つの電機子の相対する端部を挟む最接
近の両スロットの間隔が、4P/3となる。同両スロッ
トの間隔は2つの電機子の間隔に対応するものであり、
2つの電機子の間隔が大きくなると、リニアモータの全
長が長くなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、上
記事情に鑑み、全長を可及的に短くできるリニアモータ
およびこれを利用した搬送を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明によるリニアモ
ータは、電機子を構成する複数の鉄心が、直列に並べら
れ、これらの鉄心に、U相、V相およびW相巻線が、各
鉄心において複数の極をそれぞれ形成するように直列配
線され、U相、V相およびW相巻線のうち、少なくとも
1つの相を形成する巻線において、隣り合う鉄心の相対
する端部を挟む最接近の両極をそれぞれ形成する部分に
おける巻線の巻き方向が、同一方向となされているもの
である。
【0012】この発明によるリニアモータでは、隣り合
う鉄心の相対する端部を挟む最接近の両スロットのピッ
チが極ピッチの1/3の1/3、2/3、3/3にする
ことができる。
【0013】全節巻きの場合、U相、V相およびW相巻
線の全ての巻き方向を同一とすれば、同両スロットのピ
ッチを極ピッチの1/3にすることができる。又V相お
よびW相巻線の巻き方を同一とすれば、同両スロットの
ピッチを極ピッチの2/3にすることができる。さら
に、W相巻線の巻き方だけを同一とすれば、同両スロッ
トのピッチを極ピッチの3/3にすることができる。
【0014】歯巻きの場合(図11〜図13参照)、界
磁のNSの極ピッチをPとし、隣り合う鉄心の相対する
端部を挟む最接近の巻線をW相とV相とにすれば、隣り
合う鉄心の相対する端部を挟む最接近の両スロットの間
隔を6P/3にすることができる。また、隣り合う鉄心
の相対する端部を挟む最接近の巻線をW相とW相とにす
れば、同両スロットの間隔を4P/3にすることができ
る。さらに、隣り合う鉄心の相対する端部を挟む最接近
の巻線をW相とU相とにすれば、同両スロットの間隔を
2P/3にすることができる。
【0015】したがって、冒頭で説明した従来のものよ
り、全長の短いリニアモータを提供することができる。
【0016】さらに、各鉄心が、9つのスロットを有し
ており、巻線の巻き方が、全節巻きであり、隣り合う鉄
心の相対する端部を挟む最接近の両スロットのピッチ
が、極ピッチの1/3であってもよい。そうすると、最
も短いリニアモータが提供される。
【0017】また、最も短いリニアモータとするには、
各鉄心が、4つのスロットを有しており、巻線の巻き方
が、歯巻きであり、隣り合う鉄心の相対する端部を挟む
最接近の両スロットのピッチが、極ピッチの2/3であ
ってもよい。
【0018】上記のリニアモータをフィードバー駆動装
置のような搬送装置に利用する際は、リニアモータの全
長が短いことにより、リニアモータを搬送装置に組み込
み易い。
【0019】さらに、電機子が、プレスフレームに固定
され、界磁が、フィードバーに固定されていると、振動
によるトラブルを防止でき、可動部分が小さくて可動重
量が小さいので、稼働頻度が多い時電気消費量が少なく
て済む。
【0020】
【発明の実施の形態】この発明による実施の形態を図1
〜図14を参照してつぎに説明する。
【0021】まず、リニアモータを説明する前に、これ
を装備したトランスファプレスについて、図1〜図4を
参照しながら説明する。
【0022】以下の説明において、前後とは、図1を基
準として、図1の右側を前、これと反対側を後といい、
左右とは、後方より見て、その左右の側を左右というも
のとする。
【0023】トランスファプレスは、前後方向にのびた
左右一対のフィードバー11と、両フィードバー11の前後
両端近くの下方にそれぞれ配備されかつ両フィードバー
11をそれぞれ左右動および上下動させる左右一対ずつの
前および後クランプ・リフトユニット12と、両フィード
バー11がそれぞれの上下および左右方向の移動は自由と
するが、前後方向の移動は拘束されるように連結されて
いる左右一対のフィードキャリヤ13と、両フィードバー
11の後端とフィードキャリヤ13をそれぞれ連結している
左右一対のL字状連結部材14と、図示しないプレス本体
に後方突出状に設けられかつフィードキャリヤ13を前後
動自在に吊下げている左右一対のブラケット15と、フィ
ードキャリヤ13を前後動をさせる左右一対のフィードユ
ニット16とを備えている。
【0024】左右のフィードバー11、クランプ・リフト
ユニット12、フィードキャリヤ13、連結部材14、ブラケ
ット15およびフィードユニット16は、同一のものであ
る。
【0025】フィドバー11下面のクランプ・リフトユニ
ット配備箇所には、前後方向にのびた前後の水平フィー
ドガイドレール21が設けられている。フィードバー11の
後端面には、垂直ガイド溝付リフトガイド部材22が設け
られている。
【0026】クランプ・リフトユニット12は、頂壁に左
右方向にのびたスリット31を有する箱形ケーシング32
と、スリット31に通されてその上方に突出させられてい
る作動ロッド33とを備えている。ケーシング32内には図
示しない駆動機構が収められている。駆動機構は、ロー
タリモータによって駆動される周知のものである。駆動
機構により、作動ロッド33が左右動および上下動させら
れる。作動ロッド33の先端には、フィードガイドレール
21にはめ合わされた垂直ガイド溝付フィードガイド部材
34が取付けられている。作動ロッド33の左右動および上
下動により、フィードバー11がクランプ動作およびリフ
ト動作させられる。
【0027】フィードキャリヤ13の上面左右方向中央部
にはモータ取付用凸条41が設けられるとともに、その両
側に、互いに平行に前後方向にのびた一対のガイド溝付
モータガイド部材42が設けられている。フィードキャリ
ヤ13の下面には、互いに平行に左右方向にのびた前後一
対のクランプガイドレール43が設けられている。
【0028】連結部材14の後面には、リフトガイド部材
22にはめ入れられたリフトガイドレール51が設けられて
いる。連結部材14の上面には、クランプガイドレール43
をはめ入れたガイド溝付クランプガイド部材52が設けら
れている。
【0029】ブラケット15の下面には、モータ取付用凸
条41を左右方向に間隔をおいてはめ入れた前後方向にの
びた両端開放モータ収容凹所61が設けられるとともに、
その開口縁部に、モータガイド部材42にはめ入れられた
左右一対のモータガイドレール62が設けられている。
【0030】フィードユニット16は、フィード用同期式
リニアモータ71によって構成されている。リニアモータ
71は、固定部分である一対のコイル板72と、移動部分で
ある一対のマグネット板73とを有している。両コイル板
72は、モータ収容凹所61の相対する側面に垂直に固定さ
れている。両マグネット板73は、モータ取付用凸条41の
反対向きの側面に垂直に固定されている。
【0031】コイル板72に移動磁界が生じるように電流
を流すと、これに吸引・反発される力を受けてマグネッ
ト板73が移動する。マグネット板73とともにフィドキャ
リヤ13が移動させられ、これにより、フィードバー11が
フィード動作をさせられる。フィード動作中において、
クランプ・リフトユニット12によるフィードバー11のク
ランプ動作はクランプガイド部材43およびクランプガイ
ドレール52により、そのリフト動作はリフトガイド部材
22およびリフトガイドレール51によりそれぞれキャンセ
ルされる。
【0032】上記の例では、フィードバーのフィード動
作のためだけにリニアモータを利用しているが、フィー
ドバーのクランプ動作およびリフト動作を行うためにリ
ニアモータを利用してもよい。
【0033】つぎに、リニアモータを詳細に説明する。
【0034】コイル板72には、図5〜図7に示す電機子
101 が装備されている。電機子101は、左右方向に直列
に並べられた2つの右鉄心111 および左鉄心112 と、こ
れら鉄心111,112 にそれぞれ直列配線されたU相、V相
およびW相の巻線113,114,115 とよりなる。
【0035】両鉄心111,112 は、9つずつのスロット12
1,122 を有している。右側の鉄心111 の左端のスロット
121 と、左側の鉄心112 の右端のスロット122 との間隔
は、極ピッチPの1/3となっている。巻線113,114,11
5 は、連続する4つのスロット121,122 にわたってコイ
ル状に巻かれ、1つの極を形成する、いわゆる全節巻き
のものである。
【0036】図5に、U相の巻線113 が示されている。
右側の鉄心111 では、右から数えて、1番目のスロット
121 から4番目のスロット121 にかけて1つのコイル13
1 が形成され、4番目のスロット121 から7番目のスロ
ット121 にかけて1つのコイル132 が形成されている。
手前側から見て、右側のコイル131 の巻き方は時計方向
であり、左側のコイル132 の巻き方は反時計方向であ
る。右側のコイル131 と左側のコイル132 は、右内部結
線133 によって接続されている。左側の鉄心112では、
右側の鉄心111 と同様に、右から数えて、1番目のスロ
ット122 から4番目のスロット122 にかけて1つのコイ
ル134 が形成され、4番目から7番目のスロット122 に
かけて1つのコイル135 が形成されている。左側の鉄心
のコイル134,135 の巻き方は、右側の鉄心111 の場合と
は逆であり、手前側から見て、右側のコイル134 の巻き
方は反時計方向であり、左側のコイル135 の巻き方は時
計方向である。右側のコイル134 と左側のコイル135
は、左内部結線136 によって接続されている。右側の鉄
心111 の左側のコイル132 と左側の鉄心112 の右側のコ
イル134 は、両鉄心111,112 の連結端部をまたいだ外部
結線137 によって接続されている。
【0037】図6にはV相の巻線114 が示されている。
左右の鉄心111,112 において、巻線114 は2番目のスロ
ット121,122 から始まり、8番目のスロット121,122 で
終わっている。右側の鉄心111 の右側のコイル141 の巻
き方は反時計方向、左側のコイル142 の巻き方は時計方
向である。左側の鉄心112 では右側のコイル144 および
左側のコイル145 の巻き方向は、ともに右側の鉄心111
のものとは逆である。各コイル141,142,144,145 は、対
応するものどうし、内部結線143,146 および外部結線14
7 によって接続されている。
【0038】W相の巻線115 の巻き方が図7に示されて
いる。左右の鉄心111,112 ともに、巻線115 は3番目の
スロット121,122 から9番目のスロット121,122 にわた
っている。右側の鉄心111 のコイル151,152 の巻き方向
および左側の鉄心112 のコイル154,155 の巻き方向は、
U相の場合と同様である。同じく、各コイルには内部結
線153,156 および外部結線157 が施されている。
【0039】U相、V相およびW相の巻線113,114,115
をまとめたものが図8に模式的に示されている。なお、
図8には、外部結線137,147,157 があわせて示されてい
る。右側の鉄心111 には、右から順次、U相、逆V相、
W相、逆U相、V相および逆W相巻線が形成されてい
る。左側の鉄心112 には、右側の鉄心111 の相が逆転さ
れて、逆U相、V相、逆W相、U相、逆V相およびW相
巻線が形成されている。ここで、右側の鉄心111 の左3
つの相と、左側の鉄心112 の右3つの相に着目すると、
3つずつの相は、いずれも、逆U相、V相および逆W相
となっており、このことは、右側の鉄心111 の左3つの
相をそれぞれ形成するコイルの巻き方向と左側の鉄心11
2 の右3つの相をそれぞれ形成するコイルの巻き方向と
は、同一方向であることを意味している。
【0040】図9に、電機子の変形例を示す。この変形
例では、右側の鉄心111 の左端のスロットと、左側の鉄
心112 の右端のスロットとのピッチは、極ピッチPの2
/3となっている。右側の鉄心111 には、図8に示す場
合と同様に、右から順次、U相、逆V相、W相、逆U
相、V相および逆W相巻線が形成されている。左側の鉄
心112 には、右から順次、V相、逆W相、U相、逆V
相、W相および逆U相巻線が形成されている。図8の場
合と同様に、右側の鉄心111 の左3つの相と、左側の鉄
心112 の右3つの相に着目すると、V相およびW相は正
逆同一であるが、U相だけは正逆が逆になっている。こ
のことは、右および左の鉄心のV相およびW相巻線のコ
イルの巻き方向は、同一であるが、U相巻線のコイルの
巻き方向は逆であることを意味する。
【0041】図10に、電機子の他の変形例を示す。こ
の変形例では、右側の鉄心111 の左端のスロットと、左
側の鉄心112 の右端のスロットとのピッチは、極ピッチ
Pの3/3となっている。右側の鉄心111 には、上記2
つの場合と同様に、右から順次、U相、逆V相、W相、
逆U相、V相および逆W相巻線が形成されている。左側
の鉄心112 の相の順は、逆W相、U相、逆V相、W相、
逆U相およびV相である。右側の鉄心111 の左3つの逆
U相、V相および逆W相と同じなのは、左側の鉄心122
では逆W相だけである。右および左の鉄心111,112 のW
相巻線のコイルの巻き方向だけが同一であり、U相およ
びV相巻線のコイルの巻き方向は逆である。
【0042】以上は、全節巻きの場合について説明し
た。つぎに、歯巻きの場合を説明する。ここで、界磁の
NSの極ピッチをPとする。歯巻きでは隣り合う2つの
スロットに巻かれた巻線163 、164 、165 によって2つ
の極が形成される。1つの鉄心に2つの極を形成する場
合、必要なスロットの数は4となる。
【0043】図11、図12および図13は、右および
左の鉄心161 、162 の3つずつの相を見ると、各相の巻
線の方向は同一である。また、同両鉄心の巻線は、U相
の次はV相、V相の次はW相、W相の次はU相となるよ
うに、この順番を損ねることなく循環して繰り返し配置
される。
【0044】図11は、右側の鉄心161 の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162 の右側のスロットとの間隔が、2
P/3である例を示すものである。隣り合い鉄心161 と
162の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない1つ
の巻線が存在するものと仮定し、鉄心161 から鉄心162
まで連続し、U相、V相およびW相を循環して繰り返し
配置される。
【0045】図12は、右側の鉄心161 の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162 の右側のスロットとの間隔が、4
P/3である例を示すものである。隣り合う鉄心161 と
162の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない2つ
の巻線が存在するものと仮定し、鉄心161 から鉄心162
まで連続して、U相、V相およびW相を循環して繰り返
し配置される。
【0046】図13は、右側の鉄心161 の左端のスロッ
トと、左側の鉄心162 の右側のスロットとの間隔が、6
P/3である例を示すものである。隣り合い鉄心161 と
162の巻線は、同両鉄心の間に実際には存在しない3つ
の巻線が存在するものと仮定し、鉄心161 から鉄心162
まで連続して、U相、V相およびW相を循環して繰り返
し配置される。
【0047】図14は、マグネット板73を示すものであ
る。マグネット板73には3つのマグネット171,172,173
が一列に並んで装備されている。隣り合うマグネットの
ピッチは、極ピッチPに等しい。3つのマグネット171,
172,173 は、電機子と相対する上面側をN極、S極およ
びN極としている。
【0048】
【他の実施例】図5において、右側の鉄心111 の端子11
3aに流れ込む電流と左側の鉄心112 の端子113bに流れ込
む電流は同じであるので、別々の電源から電流を供給し
てもかまわない。
【0049】図6において、右側の鉄心111 の端子114a
に流れ込む電流と左側の鉄心112 の端子114bに流れ込む
電流は同じであるが、別々の電源から電流を供給しても
かまわない。
【0050】図7において、右側の鉄心111 の端子115a
に流れ込む電流と左側の鉄心112 の端子115bに流れ込む
電流は同じであるので、別々の電源から電流を供給して
もかまわない。
【0051】図8、図9および図10の右側の鉄心111
は9スロットであるが、9+3n(ここで、n=0、
1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0052】図8、図9および図10の左側の鉄心112
は9スロットであるが、9+3n(ここで、n=0、
1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0053】歯巻きの場合も、全節巻と同様に、右側の
鉄心161 と左側の鉄心162 に流れ込む電流は同じである
ので、別々の電源か電流を供給してもかまわない。
【0054】図11、図12および図13の右側の鉄心
161 は4スロットであるが、4+3n(ここで、n=
0、1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0055】図11、図12および図13の右側の鉄心
162 は4スロットであるが、4+3n(ここで、n=
0、1、2、・・・)スロットでもかまわない。
【0056】図14において、マグネット板73に装着さ
れているマグネットは171 、172 、173 の3個である
が、N極のマグネットとS極のマグネットが極ピッチP
で交互に配置されているならば、3+n(ここで、n=
0、1、2、・・・)個でもかまわない。
【0057】図5、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12および図13は、2つの鉄心を直列に並
べているが、複数の鉄心を直列に並べてもかまわない。
【0058】図5、図6、図7、図8、図9、図10、
図11、図12および図13の巻線は集中巻きである
が、分布巻きでもかまわない。
【0059】図5、図6、図7、図8、図9および図1
0の巻線は全節巻きであるが、短節巻きでもかまわな
い。
【0060】図5、図6、図7および図8の隣り合う鉄
心の相対する端部を挾む最接近の両スロットの間隔は、
それぞれ界磁のNSの極ピッチの1/3、2/3および
3/3であるが、n/3(ここで、n=4、5、6、・
・・)でもかまわない。
【0061】図11、図12および図13の隣り合う鉄
心の相対する端部を挾む最接近の両スロットの間隔は、
界磁のNSの極ピッチの2/3、4/3および6/3で
あるが、2n/3(ここで、n=4、5、6、・・・)
でもかまわない。
【0062】
【発明の効果】この発明によれば、振動に強くリニアモ
ータの全長を短くすることができる。しかも、全長の短
いリニアモータおよびこれを利用するフィードバー駆動
装置を安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるリニアモータを利用したフィー
ドバー駆動装置の平面図である。
【図2】同装置の側面図である。
【図3】図2のIII ーIII 線にそう垂直横断面図であ
る。
【図4】同装置の要部斜視図である。
【図5】同リニアモータの電機子のU相結線説明図であ
る。
【図6】同V相結線説明図である。
【図7】同W相結線説明図である。
【図8】図5〜図7に示した場合と対応する全節巻きの
場合の電機子の結線説明図である。
【図9】同電機子の変形例を示す結線説明図である。
【図10】同電機子の他の変形例を示す結線説明図であ
る。
【図11】同電機子の歯巻きの場合を示す結線説明図で
ある。
【図12】同電機子の歯巻きの場合の変形例を示す結線
説明図である。
【図13】同電機子の歯巻きの場合の他の変形例を示す
結線説明図である。
【図14】同リニアモータを構成するマグネット板の斜
視図である。
【図15】リニアモータの装備の仕方を示す説明図であ
る。
【図16】従来のリニアモータの結線説明図である。
【符号の説明】
11 フィードバー 72 コイル板 73 マグネット板 101 電機子 111 鉄心 112 鉄心 113 U相巻線 113a U相巻線端子 113b U相巻線端子 114 V相巻線 114a V相巻線端子 114b V相巻線端子 115 W相巻線 115a W相巻線端子 115b W相巻線端子 P 極ピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 允忠 福井県坂井郡金津町自由ヶ丘1丁目8番28 号 福井機械株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電機子を構成する複数の鉄心が、直列に
    並べられ、これらの鉄心に、U相、V相およびW相巻線
    が、各鉄心において複数の極をそれぞれ形成するように
    配線され、U相、V相およびW相巻線のうち、少なくと
    も1つの相を形成する巻線において、隣り合う鉄心の相
    対する端部を挟む最接近の両極をそれぞれ形成する部分
    における巻線の巻き方向が、同一方向となされているリ
    ニアモータ。
  2. 【請求項2】 各鉄心が、9+3n(ここで、n=0、
    1、2、・・・)このスロットを有し、隣り合う鉄心の
    相対する端部を挟む最接近の両スロットの間隔が、界磁
    のNSの極ピッチのn/3(ここで、n=1、2、3、
    ・・・)である請求項1記載のリニアモータ。
  3. 【請求項3】 各鉄心が4+3n(ここで、n=0、
    1、2、・・・)このスロットを有し、巻線の巻き方が
    歯巻きであり、隣り合う鉄心の相対する端部を挟む最接
    近の両スロットの間隔が、界磁のNSの極ピッチの2n
    /3(ここで、n=1、2、3、・・・)であるリニア
    モータ。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のリ
    ニアモータを利用した搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のリ
    ニアモータを利用したフィードバー駆動装置。
  6. 【請求項6】 電機子が、プレスフレームに固定され、
    界磁が、フィードバーに固定されている請求項5記載の
    フィードバー駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001080408A1 (en) * 2000-04-19 2001-10-25 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki Permanent magnet synchronous linear motor
US6608407B2 (en) 2000-03-29 2003-08-19 Sodick Co., Ltd. Linear motor armature
CN114900011A (zh) * 2022-05-24 2022-08-12 横川机器人(深圳)有限公司 动圈式直驱环线及其系统、控制方法
JP2024040829A (ja) * 2022-09-13 2024-03-26 株式会社プロテリアル 電機子及びリニアモータ

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